JP2008516503A - 無線装置制御ノードと複数のリモートの無線装置ノードとの間の通信 - Google Patents

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Abstract

複数のアンテナキャリアを用いて無線インタフェースで情報を送受信する無線基地局における、無線装置制御(REC)ノードと第1および第2の無線装置(RE)ノードとの間の通信のためのインタフェース、装置、および方法について記述する。RECノードは、第1のREノードとは離れていて、第1の伝送リンクによって第1のREノードと結合しており、第2のREノードは、第2の伝送リンクによって第1のREと結合している。RECノードと第1のREノードとの間、および、RECと第2のREノードとの間の通信を目的とした制御情報とユーザ情報の両方が、第1の伝送リンクで伝達される。第1のREノードはまた、RECと第2のREノードとの間の情報を伝達する。多くの有利な特徴について記述する。

Description

本出願は、「共通一般無線インタフェースCommon Public Radio Interface(CPRI):インタフェース仕様(第2版)」と題され、2004年10月12日に出願された米国仮特許出願第60/617,084号からの優先権を主張するものであり、同出願の内容を参照により本願に援用する。本願はまた、「無線基地局における、無線装置制御ノードとリモートの無線装置ノードとの間の通信のためのインタフェース、装置、および方法」と題された、2004年9月29日に出願された、PCT出願シリアル番号PCT/IB2004/003170からの優先権を主張するものであり、同出願の一部継続出願であって、同出願の内容を参照により本願に援用する。
本発明は、RF処理工程が発生する1つ以上のリモートの無線ユニットに結合された1つのメインのベースバンド処理ユニットを1つの基地局が有しているような、分散型無線基地局を対象としており、特に、前記メインのベースバンド処理ユニットと前記1つ以上のリモートの無線ユニットとの間の無線インタフェースを対象としている。
典型的なセルラー方式無線システムにおいて、無線ユーザ装置ユニット(UE)は、無線アクセスネットワーク(RAN)を介して、1つ以上のコア・ネットワークと通信する。ユーザ装置ユニット(UE)は、携帯電話(「セルラー」電話)のような移動局であってもよいし、移動端末を備えたノート型パソコンであってもよく、従って、例えば、音声またはデータあるいはその両方を無線アクセスネットワークと通信するような、ポータブル型あるいはポケット型、手持ち型の、コンピュータに含まれた、または車載型の移動装置であってもよい。あるいは、無線ユーザ装置ユニットは、固定無線装置、例えば、無線市内ループの一部である固定セルラー装置/端末などであってもよい。
無線アクセスネットワーク(RAN)はある地理的エリアをカバーしており、その地理的エリアはセルエリアに分割されていて、各セルエリアは1つの無線基地局によってサービス提供されている。セルとは、1つの基地局サイトにある無線装置によって無線通信範囲が提供されるような地理的エリアのことである。各セルは、一意のIDによって識別され、その一意のIDはセルの中で同報通信される。無線基地局は、基地局の範囲内でエアインタフェースを使ってユーザ装置(UE)と通信する。無線アクセスネットワークでは、通常は複数の基地局が、基地局制御装置(BSC)または無線ネットワーク制御装置(RNC)として知られる1つの制御ノードに(例えば、地上の通信線またはマイクロ波中継装置によって)接続されている。制御ノードは、接続した複数の無線基地局の各種の動作を管理し、調整する。制御ノードは、通常は1つ以上のコアネットワークに接続する。
セルラー方式通信システムにおける従来型の無線基地局は一般に1つの位置に位置しており、ベースバンド回路機構と無線回路機構との距離は比較的短く、例えば1メートルのオーダである。分散型無線基地局は、無線装置制御機(REC)と無線装置(RE)とを有している。両方の装置は、物理的に分離されていてもよいし(すなわち、REはアンテナに接近していてもよいし、他方、RECは便利でアクセスが容易な場所に位置していてもよい)、両方が従来型の無線基地局設計の中の同じ位置に配置されてもよい。無線装置制御機(REC)は、ベースバンド信号処理を行い、各無線装置(RE)はベースバンドと無線周波数の変換を行い、1つ以上のアンテナを使って信号の送受信を行う。各REは、一定の地理的エリア、領域、またはセルにサービスを提供する。別個の専用光学式および電子リンクまたはその両方が、無線装置制御機(REC)を複数のリモートの無線装置(RE)の各々に接続する。しかし、本明細書でこれ以降使われるリンクという用語は、論理的リンクを言うのであって、何らかの特定の物理的な媒体に限定されない。各リンクは、下りリンクのデジタル情報をRECからREへと伝え、上りリンクのデジタル情報をREからRECへと伝える。
RECと1つ以上のREとの間では、標準化された共通インタフェースを有することが望ましいであろう。そのような標準化されたインタフェースによって、無線基地局の柔軟で効率的な製品差別化と、REおよびRECの独自の技術展開が可能になる。そのような標準は、できれば、ユーザプレーンのデータ、制御および管理(C&M)プレーンの伝達メカニズムおよび同期を含めて、伝達、接続性、および制御に必要な項目を定義することが望ましい。標準化は、ハードウェア適合をほとんど必要とせずにインタフェースの両面での技術展開を確実なものとするため、ハードウェア依存レイヤ、例えば物理レイヤには特に有益であろう。1つの利点は、機能性、管理、特性という点で製品差別化が限定されないことである。
そのようなインタフェースによってサポートされることが望ましいと思われるそれ以外の特徴には、以下が含まれる。
・帯域幅ができるだけ多数のアンテナ−キャリアをサポートするような、帯域幅の超高度利用。
・非常に小さな遅延(ケーブル遅延が含まれない)。
・時間と周波数の配分に関する高い性能。
・プラグ・アンド・プレイのスタートアップ。
・ラインビットレートの柔軟性。
・物理インタフェースの柔軟性。
これらの特徴やその他の特徴は、複数のアンテナ−キャリアを用いて無線インタフェースで情報を送受信する無線基地局における、無線装置制御機(REC)ノードと無線装置(RE)ノードとの間の通信のためのインタフェース、装置、および方法によって実現される。RECノードは、REノードとは離れていて、伝送リンクによってREノードと結合している。制御情報とユーザ情報の両方が生成され、RECノードとREノードとのうちいずれか1つから相手側ノードまで伝送リンクで伝送される。ユーザ情報は複数のデータフローを有する。各データフローは、1つの無線キャリア用の1つのアンテナに関連するデータに対応する。制御情報およびユーザ情報は、複数の時分割多重(TDM)フレームにフォーマットされる。基本的なTDMフレームはそれぞれ、制御情報用の制御タイムスロットと、ユーザ情報用の複数のデータタイムスロットとを有する。データタイムスロットはそれぞれ、アンテナキャリアのうちの1つのデータフローに対応する。フレームは、その後、伝送リンクで相手側ノードへ送信される。広帯域符号分割多元接続(CDMA)環境における一実施例において、フレームの時間枠は1CDMAチップの時間枠に対応する。
各アンテナキャリアは、各アンテナキャリアのデータサンプルがそのアンテナキャリアに対応するタイムスロットに挿入されるように、対応するタイムスロットをフレームの中に有している。フレームの中の対応するタイムスロット位置は、パックされていてもよいし、フレキシブルであってもよい。制御情報は、複数の異なる制御フローを有しており、それらの一部分が制御タイムスロットの中に含まれている。異なる制御フローは、例えば、4つの制御フロー、すなわち、無線インタフェースおよびタイミング同期情報、制御・管理(C&M)情報、レイヤ1(L1)制御情報、そして、拡張情報を有してもよい。制御・管理情報は、高速の制御・管理情報と低速の制御・管理情報との両方を有しており、L1信号は、両方のビットレートを示す。
制御タイムスロットは、64のサブチャネルで構成されてもよい。そのようなサブチャネルはそれぞれ、64個おきの制御タイムスロットに対応する。64個のサブチャネルは、その後、4つの制御フローを伝えるように割り当てられてもよい。複数の基本フレームが結合されて1つのハイパーフレームになり、複数のハイパーフレームが結合されて無線フレームとなってもよい。ハイパーフレームの1つ以上の境界を用いて、各制御タイムスロットをそれぞれの割り当てられたサブチャネルにマップしてもよい。ハイパーフレーム内の4つの制御語の各々が、制御フローの1つのサブフローを伝える。
制御情報は、RECとREとの間の同期をとるのに使用する既知のシンボルを有する。同期は、1つ以上のハイパーフレームの境界を検索するため、既知のシンボルを検出する工程を有する。既知の信号は周期的に提供され、既知の信号を検出する工程に応じてフィードバック信号が送信されることを必要とせず、同期が得られる。限定的でない実施形態の一例において、既知の信号は、K28.5シンボルである。
RECとREとの間のスタートアップ通信には、伝送リンクのための1つ以上の特性の交渉が含まれる。交渉は、RECがインタフェースで通信を発信する工程で始まり、その際、各伝送は複数の異なるラインビットレートのうちの1つを用いる。REはそのような各伝送のラインビットレートを検出しようと試みる。REがREC伝送のうちの1つを検出した場合、その後、REは同じラインビットレートを用いてRECに応答する。同様に、RECとREのうち一方あるいは両方が、1つ以上の制御・管理フローのためサポートしている最高のビットレートを送信する。最高の制御・管理ビットレートを備えたノードは、相手側ノードがサポートする最高のレートを採用する。あるいは、RECが、より低いC&Mビットレートを提案する。同様の、いったりきたりの交渉が、REC−RE間のインタフェース通信プロトコルのサポートされた最高バージョンに関して発生する。
別の特徴は、伝送リンク/内部インタフェースに関連する、送信時刻の遅延を較正することまたは補償することを含む。より具体的には、あるフレーム構造をRECから受信したときと、そのフレーム構造をRECに送信したときとの、REの時間差をREが取得する。同様に、あるフレーム構造をREから受信したときと、そのフレーム構造をREに送信したときとの、RECの時間差をRECが判断する。REの時間差とRECの時間差とを差し引きすることにより、往復の遅延が判断される。
これらの特徴は、RECとRECとの間の単一の「ホップ」接続用に実装できる。しかし、それらは、1つのRECを複数のRECと結合して構成する「マルチホップ」接続用にも実装できる。単一ホップ構成とマルチホップ構成との両方を理解しやすくするため、マスターポートおよびスレーブポートという用語を定義し、RECとREの間ではなくマスターポートとスレーブポートとの間でインタフェースが定義されるように使用する。従って、各リンクは、マスターとスレーブという非対称の機能と役割とを有する2つのノードポートを接続する。RECのポートがマスターポートである。REは、少なくとも1つのスレーブポートを有し、それが別のREに結合しているか否かによって、1つ以上のマスターポートを任意で有する。
単一ホップ構成と比べて、マルチホップ構成には、特に同期の分野において、さらなる課題がある。一定のシステム全体にわたる情報の取り扱いも重要である。ある情報が次のREノードに渡されるべきなのか、情報は次のREノードには渡されるべきでないのか。マルチホップ基地局構成を理解しやすくするため、複数の有利な特徴について記述する。
マルチホップ構成の無線基地局は、複数のアンテナキャリアを用いて無線インタフェースで情報を送受信するため、無線装置制御機(REC)ノードと第1および第2の無線装置(RE)ノード間でデータを交換する。RECノードは、第1のREノードとは分離し、第1の伝送リンクによって第1のREノードと結合している。第1のREノードは、第2のREノードとは離れていて、第2の伝送リンクによって第2のREと結合している。制御情報とユーザ情報が提供されて、第1の伝送リンクでRECノードから第1のREノードへ送信され、第2のREノードに向けたその情報が、第2の伝送リンクで第1のREノードから第2のREノードへと転送される。
制御情報はレイヤ1(L1)信号を有し、L1信号は、高位レイヤがデータ、同期、または制御および管理(C&M)に使用できるかどうかを示す、サービスアクセスポイント異常インジケータ(SDI)を有する。マルチホップ構成では、第1のRE#1がSDIを第1の伝送リンクで受信したとき、RE#1は第1の伝送リンクで受信したデータを無視し、SDIを第2の伝送リンクで第2のRE#2に転送する。あるいは、第1のRE#1がSDIを第1の伝送リンクで受信したとき、第1のREノードは冗長な第1の伝送リンクで受信したデータを第2の伝送リンクでRE#2に送信できる。また、RECによって送信された制御情報がリセットインジケータを有する場合、第1のRE#1は第1のRE#1のリセット動作を開始し、また、リセットインジケータを第2のRE#2に送信する。
マルチホップ構成の時間遅延の較正は、単一ホップについての較正より複雑である。一般に、第1の伝送リンクに関連する第1の送信時刻の遅延と、第2の伝送リンクに関連する第2の送信時刻の遅延とが、判断される。第1および第2の送信の遅延を用いて、RECノード、第1のRE#1、そして第2のRE#2に関連するループ遅延が判断される。
より詳細なマルチホップ用時間遅延補償スキームの一例は、各REがREの入力スレーブポートと出力スレーブポートとの間の時間オフセットをRECに提供する工程を含む。RECは、第1の時刻に第1のフレーム同期信号を第1のREに送信する。第1のREは、その入力スレーブポートで第1のフレーム同期信号を受信する工程に関連する下りリンク遅延をRECに提供し、第1のフレーム同期信号をその出力マスターポートで送信する。第1のREは、その入力マスターポートで第2のフレーム同期信号を受信する工程に関連する上りリンク遅延をRECに提供し、第3のフレーム同期信号をその出力スレーブポートで送信する。RECは、第2の時刻に第3のフレーム同期信号を受信し、第1の時刻と第2の時刻との時間差を判断する。最終的に、RECは、時間差と、下りリンク遅延と、上りリンク遅延と、そしてそれぞれの時間オフセットとに基づいて、第1の伝送リンクに関連する第1の送信時刻の遅延と、第2の伝送リンクに関連する第2の送信時刻の遅延とを判断する。
これらおよびその他の特徴および利点について、図と詳細説明との関連において、さらに記述する。
下記の記述は、具体的な詳細、例えば具体的な実施形態、手順、技法について述べるが、それは説明を目的としたものであって、限定のためではない。だが、これらの特定の詳細に加えて他の実施形態も採用してもよいことが当業者には理解されるであろう。例えば、下記の記述は、限定されない例を用いて理解しやすくしてあるが、本発明は、基地局が使用されるいかなるタイプの無線通信システムに対して使用されてもよい。時には、不要な詳細によって記述を分りにくくしないように、よく知られた方法やインタフェースや回路や信号の詳細説明が省略される。さらに、一部の図には個別のブロックが示される。当業者には、これらのブロックの機能は、適切にプログラムを組んだデジタル・マイクロプロセッサまたは汎用コンピュータとともに、個別のハードウェア回路を用いて、ソフトウェアプログラムおよびデータを用いて、特定用途向け集積回路(ASIC)を用いて、および/または、1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)を用いて、実装されてもよいことが、理解されるであろう。
第2世代セルラー方式通信システム、例えばGSMのデータ処理には一定の限界があることから、例えば高品質の画像や動画の送受信を可能にする高速サービスを提供するために、そして、高速のデータ通信速度でインターネット接続を提供するために、第3世代システムが開発された。これらの第3世代移動体通信システムは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)と呼ばれる。広帯域符号分割多元接続(WCDMA)は、無線/エアインタフェースでの通信に用いられる主要な第3世代アクセス技術である。UMTSシステムは、定義済の機能を各要素が有するような論理ネットワーク要素を含んでいる。図1は、UMTSシステムの一例を示す図である。ネットワーク要素は、UMTS地上RAN(UTRAN)と呼ばれることもある、すべての無線関連機能を処理するUMTS無線アクセスネットワーク(RAN)と、呼の交換と転送、および外部ネットワーク、例えばPSTN、ISDN、PLMN、インターネットなどへのデータ接続に責任を持つコアネットワーク(CN)とにグループ化される。UTRANは、いくつかのセルエリアに分割された1つの地理的エリアをカバーし、各セルエリアは1つの無線基地局によってサービス提供されている。セルとは、無線装置によって無線通信範囲が提供されるような1つの地理的エリアである。ユーザ装置(UE)は、ユーザと無線/エアインタフェースとのインタフェースを構築する。
下記の記述は、Iubインタフェースと無線/エアインタフェースUuとの間のデータフローを変換するノードBに焦点を当てている。RECを1つ以上のREに結合する無線基地局内の内部インタフェースを、本明細書では、図3に示すように、共通一般無線インタフェース(CPRI)と呼ぶ。一般インタフェースが想定されているけれども、CPRIインタフェースは専用インタフェースとして使用することもできよう。下記の記述はUMTSの用語に基づいているが、UMTSシステムに限定されるのではなく、その代わり、いかなる分散型無線基地局において使用されてもよい。
図2Aは、1つのRECと1つのREの間の2地点間CPRIリンクを示す。図2Bは、1つのRECとREの間の複数の2地点間CPRIリンクを図解し、図2Cは、1つのRECと複数のREの間の複数の2地点間CPRIリンク(「スター」トポロジと呼ばれることもある)を図解する。図2Dは、仲介する「ネットワーキング」REがRECとエンドREとを連結する、チェーンまたはカスケード・ネットワーク・トポロジを示す。図2Eは、ツリー・ネットワーク・トポロジを示し、図2Fは、リング・ネットワーク・トポロジを示す。その他のトポロジ、例えばリング・トポロジとツリー・トポロジの組み合わせを使うこともできよう。
無線装置制御(REC)ノードは、UMTS無線アクセスネットワークにおいてIubインタフェースを介して無線ネットワーク制御装置へのアクセスを提供し、他方、各無線装置(RE)ノードは、ユーザ装置へのエアインタフェース(UMTSネットワークでは、エアインタフェースはUuインタフェースと呼ばれる)として機能する。RECは、デジタル・ベースバンド領域の無線機能を実行し、他方、各REは、アナログ無線周波数(RF)機能を実行する。機能の分割によって、同相および直交の(IQ)複合データに基づく一般的なCPRIインタフェースの定義が可能になる。限定されないUMTSの例を続けるが、RECはIubトランスポート、無線基地局の制御および管理、そして、デジタル・ベースバンド処理に関与している。各REは、アナログおよび無線周波数機能、例えば、フィルタリング、変調、周波数変換、増幅などを提供する。UMTS FDD標準についてのRECと各REの機能分離の概要を表1に示す。
Figure 2008516503
ユーザプレーン・データ(IQデータ)に加えて、制御および管理(C&M)制御信号並びに同期制御信号が、RECと各REとの間で交換される。制御データとユーザデータの両方を含めて、すべての情報ストリーム、すなわち「プレーン」が、レイヤ1プロトコルとレイヤ2プロトコルとを用いて、デジタル・シリアル通信回線上に多重化される。図3を参照されたい。図4に示すように、別の情報フローが、適切なサービス・アクセス・ポイント(SAP)を介してレイヤ2にアクセスする。
物理レイヤ(レイヤ1)とデータ・リンク・レイヤ(レイヤ2)とのためのプロトコルが、CPRIによって定義される。レイヤ1は、電気特性と、光学特性と、各種のデータフローの時分割多重化と、そして、低レベル信号とを定義する。レイヤ2は、メディアアクセス制御と、フロー制御と、そして、制御・管理情報フローのデータ保護とを定義する。プロトコルプレーンすなわちフローは、複数存在する。制御プレーンは、呼の処理に使用される制御情報を有する。同期プレーンは、RECと各RE間の同期およびタイミング情報を転送する。管理プレーンは、CPRIインタフェースと各REの動作と、管理と、メンテナンスのための管理情報を有する。ユーザプレーンは、無線ネットワーク局からユーザ装置へ、およびその逆方向に転送されなければならないユーザデータを有する。
ユーザデータは、本明細書ではIQデータと呼ぶ、複合データの形式で転送されるが、ここで「I」は複合信号のうちの実数成分または同相成分に対応し、「Q」は複合信号のうちの虚数成分または直交成分に対応する。複数のIQデータフローが1つの物理CPRIリンクを介して送信されてもよく、各IQデータフローは、アンテナ−キャリア(A×C)と呼ばれる、1つのキャリア用の1つのアンテナのデータを反映する。1つのA×Cは、1つのキャリア、例えば1つの独立したアンテナ要素でのUTRA−FDDキャリアの受信または送信のためのデジタルユーザデータ量に関連する。別の言い方をすれば、A×Cとは、特定のアンテナで特定の周波数で送信されることになるデータである。本記述ではCDMA法が使用されているので、各A×Cは、複数のUEについての相互に重ねあわされた情報を有する。実施形態の一例において、A×C「コンテナ」すなわちタイムスロットは、1UMTSチップ周期について1A×Cのユーザデータ(例えばIQサンプル)を有する。
レイヤ2のサービスアクセスポイント(SAP)は、情報プレーンすなわちデータフローについて定義され、性能測定の参照点として利用される。図4に示すこれらのサービスアクセスポイントは、SAPCM、SAP、SAPIQ、と表示されている。図4の単一ホップ構成は、RECとREとの間の単一リンクを示す。下りリンク方向は、RECからREへ、であり、上りリンク方向はREからRECへ、である。RECはマスターポートを有し、REはスレーブポートを有する。
1つのネットワーク・トポロジには、少なくとも1つの仲介REノードが含まれる。図5は、ネットワーク・トポロジの特徴または態様を記述するのに役立つ、複数の定義された用語の例を示しているが、図では、最も単純なネットワーク・トポロジには、少なくとも2つのREと結合したRECが含まれ、REのうち少なくとも1つがRECと他方のREの間に接続している。図5は、RE#1がネットワーキングREである、単純なネットワーク・トポロジを示す。ネットワーク・トポロジの記述を理解しやすくするため、マスターポートとスレーブポートという用語を導入する。送信側ポートがマスターポートで、受信側ポートがスレーブポートである。RECのポートは、常にマスターポートである。REは少なくとも1つのスレーブポートを有し、スレーブにもマスターにもなれる他のポートを任意で有する。図5は、複数のマスターポートとスレーブポートの例を図解する。
「リンク」という用語は、方向毎に1つの伝送回線を用いて、RECとREとの間か2つのREの間かのいずれかの、2つの直接接続されたポートに挟まれた、双方向インタフェースを示すのに使われる。機能するリンクは、マスターポートと、双方向ケーブルと、スレーブポートとで構成される。通常の状態では、リンクは1つのマスターポートと1つのスレーブポートを有する。リンクについては、下りリンク方向は、マスターポートからスレーブポートへ、であり、上りリンク方向は一般に、スレーブポートからマスターポートへ、である。図5に示すような能動的なリンクは、同期と、C&Mデータと、IQデータとのための「論理接続」(下記で定義する)をサポートする。受動的なリンクは、いかなるC&Mチャネルもサポートせず、すなわち、IQデータと同期情報だけを伝え、容量の拡張や冗長の目的で使用されてもよい。
「ホップ」とは、2つのノードを直接接続するすべてのリンクの集合のことである。ホップは、RECとREの間で、または2つのREの間で定義される。「マルチホップ接続」は、RECから始まり、特定のREで終わり、その間にケーブルとネットワーキングREとを含む、連続的に接続された1組のホップで構成される。図5に一例を示す。
図5は、RECが複数のマスターポートを有してもよく、REが複数のスレーブおよび/またはマスターポートを有してもよいことを示す。REは、スレーブポートで受信した情報をどのマスターポートに転送して、その情報を次のノードに送信するかを決定する、そのアプリケーション・レイヤによって管理されるアドレステーブルを有する。主リンクの障害が検出された場合に使える冗長リンクをサポートするため、複数のポートを使用してもよい。
「論理接続」は、RECの1つのポートに属する特定のSAP(例えばSAPCM)と、1つの特定のREのポートに属する対応するピアSAP(例えばSAPCM)との間の相互接続を定義し、RECとその特定のREの間に単一ホップまたはマルチホップ接続を構築する。C&Mデータ(CM)と、ユーザ・プレーン・データ(IQ)と、同期(S)とは、図示するとおり、区別できる。論理接続は、アドレス・ルーティング・テーブルに基づいて転送できる。
図6は、図4と同様であり、単純な「チェーン」ネットワーク・トポロジのシステム・アーキテクチャを示す。RECと14aと名づけられた第1のRE#1との間に共通公衆無線インタフェースがあり、RECと14bと名づけられた第2のRE#2の間に共通公衆無線インタフェースがある。仲介REノードは、その無線Uuインタフェースで送受信される情報のための1組のSAPと、第2のRE#2との通信を処理するための別のSAPの組とを有している。
RECとRE#1の間、およびRE#1とRE#2の間の伝送リンク上の速度は、アプリケーションによって変わる。例えば、第1の伝送リンクでの伝送速度は、およそ614.3Mbit/s、1228.8Mbit/s、または2457.6Mbit/sのオーダである。RECとRE#1の間の第1の伝送リンクでの伝送速度は、RE#1とRE#2の間の第2の伝送リンクでの速度と同じであってもよいし、違っていてもよい。限定しない一例として、第1の伝送リンクでの伝送速度は、第2の伝送リンクでの伝送速度のおよそ2倍であってもよい。
各アンテナキャリアは、対応するタイムスロットをフレーム内に有しており、従って各アンテナキャリア用のデータサンプルがそのアンテナキャリアの対応するタイムスロットに挿入されるが、その場合、フレーム内の対応するタイムスロット位置は、第1のRE#1のスレーブポートの1つの位置から第1のRE#1のマスターポートの別の位置への変更が可能である。
図7は、物理レイヤ34(レイヤ1)およびデータリンク・レイヤ36(レイヤ2)のためのCPRIプロトコルの概要を図解する。レイヤ1は、例えば電気特性と、光学特性と、各種のデータフローの時分割多重化と、そして、低レベル信号とを定義する。レイヤ2は、メディアアクセス制御と、フロー制御と、そして、制御・管理情報フローのデータ保護とを定義する。制御プレーンは、ユーザ・プレーン制御に使用される制御データフローを含む。REは、別の呼が設定されたり解放されたりする工程については何も「知らない」。制御プレーンは通常、周波数とA×C毎の出力電力を設定して、A×C毎の測定値を読み取る。管理プレーンは、動作と、システム管理と、CPRIリンクおよび無線装置のメンテナンスとに関する管理情報を伝える。制御・管理データは、無線装置制御装置12と各無線装置14との中の制御および管理実体の間で交換され、高位プロトコルレイヤに提供される。制御・管理プレーンは、CPRIリンクで単一の制御フローにマップされる。
ユーザプレーンは、無線基地局からユーザ装置へ、およびその逆方向に送信されることになるデータを有する。上述の方法のように、ユーザプレーンのIQデータを、図7においてブロック40で表す。複数のIQデータフローを1つの物理CPRIリンクで送信してもよく、この場合もやはり、各IQデータフローは1アンテナ−キャリア(A×C)のデータに対応する。
同期プレーンは、無線装置制御装置12と各無線装置14との間で、同期情報とタイミング情報とを転送する。同期データは、図8に示すSERDES(シリアライザ/デシリアライザ)76および86において行われる符号化(例えば、8B/10B符号化)に使用される。同期データは、受信端にあるデシリアライザを送信端にあるシリアライザにそろえるのに必要である。同期データはまた、チップ、ハイパーフレーム、および無線フレーム境界、そして、下記のような関連するフレームの番号を検出するのにも用いられる。図7のブロック42で示すインバンド信号は、システムスタートアップ用の物理REC/REリンクとレイヤ1のリンク・メンテナンスとに関する情報、そして、レイヤ1のユーザデータに直接関係がある、時間が重視される情報を有する。ブロック44は、ベンダ固有情報のために保留された情報フローを表す。
異なるアンテナ−キャリアのIQデータは、時分割多重(TDM)スキームによって伝送リンク上に多重化される。制御および管理(C&M)データは、インバンド信号(時間が重視される信号データについては)として送信されるか、あるいは、適切なレイヤ2プロトコルの上位にあるレイヤ3プロトコルによって送信されるかのいずれかである。2つの異なるレイヤ2プロトコル、すなわち、High Data Level Link Control(HDLC)46およびイーサネット(登録商標)48が、CPRIによってサポートされる。制御および管理データと同期情報とは、IQデータと共に時分割される。
図8Aおよび8Bは、マルチホップ構成におけるRECおよびREノードをさらに詳しく図解する図である。図8Aは、単純なチェーン構成を示す。RECノード12は制御機70、例えばCPUによって管理される。フレーマ/デフレーマ・ユニット72は、制御機70と結合している。1つのキャリア用の1つのアンテナ、すなわち1アンテナ−キャリア(A×C)についてのデータに対応する各データフローがフレーマ72に提供され、フレーマ72が、すべてのデータフローすなわちA×Cと、制御・管理情報と、同期情報と、レイヤ1(L1)情報とを特定のフレーム構造へと多重化するのだが、それについては下記でもっと詳しく述べる。フレーム構造は、その後、シリアライザ/デシリアライザ・ユニット(SERDES)76に提供され、SERDES76は、ネットワーキングRE14aに対応する出力マスターポート上にシリアルストリームを生成する。同様に、RE14aと14bの各々からの情報は、マスターポートで受信され、SERDES76によって非シリアル化され(すなわち、パラレル形式にされ)、デフレーマ72に提供される。デフレーマ72は、データフローと、制御機管理情報と、そして、レイヤ1のタイミングおよびメンテナンス情報とを抽出して、適切なSAPに配信する。ローカル・タイミング・ユニット74は、REC72のために周波数と時間基準とを提供する。制御機70はまた、できれば、後述する時間遅延の判断を行うことが望ましい。
RE14aと14bは、同様の構造を有し、それぞれ制御機80aと80b、例えばCPUによって管理される。RE14aと14bは、CPRIフレーマ/デフレーマ82aと82bとを、それぞれ有する。フレーマ/デフレーマは、複数のアンテナ要素を有する、または複数のアンテナ要素に関連する、それぞれの無線部85aと85bに結合しており、その場合、各アンテナ要素は、対応するデータフローを受信する。フレーマ/デフレーマ82aは、ネットワーキングRE14aのシリアライザ/デシリアライザ86aを介してREC12から受信した、制御・管理データとレイヤ1メンテナンスデータとを抽出し、それを図示していない制御リンクで制御機80に提供する。フレーマ/デフレーマ82aは、ネットワーキングREのためのアンテナキャリア・ユーザデータを抽出して、それをその無線部85aに転送する。
上りリンク方向では、フレーマ/デフレーマ82aはまた、制御管理データと、レイヤ1データと、ローカル・タイミング・ユニット84aが提供するタイミングデータと、データフロー情報とを、フレーム構造内で結合する。無線部85aから受信した上りリンクのデータフロー情報は、基本フレーム構造の中に多重化される。上りリンクのフレームは、その後、第1の伝送リンクでシリアライザ/デシリアライザ86aを介してシリアル形式でREC12に伝送される。
フレーマ/デフレーマ82aは、そのマスターポートでSERDES88aを介して、次のRE14bのための情報を送信する。RE14bは、その情報を自分のスレーブポートでSERDES86bを介して受信し、その情報を自分のローカル・タイミング・ユニット84bへと、そして、自分のフレーマ/デフレーマ82bへと回し、ネットワーキングRE14aが自分のREのために受信した情報について実行するのと同じ動作を実行する。RE14bは、そのマスターポートに接続したREを有しないので、SERDES88bは使用されない。上りリンク方向では、RE14bは、自分の無線部85bからのアンテナキャリアデータと制御機80bからのC&M情報を含めて、ユーザおよび制御情報をフレーマ/デフレーマ82bに送信する。フレーマ/デフレーマ82bはその情報を多重化してフレーム構成し、それらのフレームを第2の通信リンクでSERDES86bを介して、ネットワーキングRE14aに転送する。ネットワーキングRE14aはこれらのフレームをマスターポート内でエンドRE14bから受信し、SERDES88aによって処理する。フレーマ/デフレーマ82aは、SERDES88aからのパラレル形式の情報を処理し、それを自分の上りリンクのフレームに含めて、SERDES86aと第1の伝送リンクを介してREC12に配信する。
図8Bは、別のマルチホップ構成の例を示す。この場合、ツリー構成は、ネットワーキングRE84aに結合された2つの「エンド」REを有する。エンドRE14cの構造および動作は、エンドRE14bのそれと同様である。ネットワーキングRE84aも同様の方法で動作するが、違うのは、それが情報を下りリンクの両方のエンドREに転送し、両方のエンドREからの上りリンク情報を自分自身の上りリンク情報と結合してREC12に送信しなければならない点である。
REC12は、各RE14が容易に検出して認識できるような、RECのローカル・タイミング・ユニット74が生成した「タイムマーク」を、定期的にCPRIリンクで送信する。発信用または着信用インタフェースポートにおいてタイムマークは、時刻をインタフェース上の一意のキャリア時刻に関連付けるのに使用される。実施例において、タイムマークは、REC12によって10ミリ秒毎に送信されるK28.5の10ビットのシンボルである。各REがタイムマークを受信すると、REのローカル・タイム・ユニット84が所定の値、例えばゼロに設定される。このようにして、各ローカルREのローカル・タイム・ユニット84は、それをRECのローカル・タイミング・ユニット74によって生成されるタイミングマークに「スレービング」させることによって、同期をとる。ネットワーク・トポロジにおいて、仲介REは、同じ同期化動作を行う次のREにタイミングマークを転送し、最後のREノードがRECのタイミングマークに同期するまでそれが続く。
TDMA情報は、CPRIインタフェースによってフレームの中で伝えられる。限定されない実施例において、図9で図解される基本フレームの長さは、1WCDMAチップ周期→Tchip=1/3.84MHz=260.416667nsである。基本フレームは、W=0...15のインデックスを持つ16語で構成される。インデックスW=0の語は制御語(CW)として用いられる。基本フレームの15/16である残りの語(W=1...15)は、図の中でIQデータブロックとして示すユーザプレーンIQデータ用に使われる。語長Tは、全体的なデータ速度に依存するが、そのデータ速度はCPRIラインビットレートと呼ばれる。異なる語長を有する3通りのデータ速度が利用でき、すなわち、図9および10に示す、614.4Mbit/s(語長T=8)、1228.8Mbit/s(語長T=16)、そして、図11に示す、2457.6Mbit/s(語長T=32)である。
各語は8ビットバイトに相当する。図9の1語の中の各ビットはインデックスBでアドレス指定することができ、ここで、B=0は最下位ビットであり、B=T−1は最上位ビットである。図10および図11の1つの語の中の各ビットは、インデックスYでアドレス指定することができ、ここで、B=0はY=0の最下位ビットであり、B=7はY=0の最上位ビットであり、B=8はY=1の最下位ビットであり、以下同様である。ビットの伝送シーケンスは、図9から11までの右側に示されており、丸がそれぞれ1ビットを表す。8B/10Bの符号化の後、10個の符号グループ(「ABCDEIFGHJ」が、「A」を最初にしたシリアルデータストリームとして伝送される。8B/10Bの符号化において、1つの符号化ビットが3つの最上位ビットに追加され、もう1つの符号化ビットが5つの最下位ビットに追加される。
A×Cコンテナは、基本フレーム内のIQデータブロックを伝える。A×Cコンテナは、同じA×CからのNのIQサンプルを有しており、ここでNは、オーバーサンプリング率である。IQサンプルは、基本フレーム内の「パックされた位置」か「フレキシブルな位置」かいずれかに従ってA×Cコンテナの中で送信される。両方を図12に図解する。パックされた位置において、基本フレーム内の各A×Cコンテナは、間に保留ビットがないように連続してA×C番号の降順に送信される。フレキシブルな位置については、高位レベルのアプリケーションが、A×Cコンテナの最初のデータビットはIQデータブロックの中のどのアドレスに位置するかを決定する。A×Cコンテナによって使用されないビットは、保留ビット「r」として扱われる。
図13は、基本フレームとUMTS無線フレームとの間に階層的に組み込まれたハイパーフレームの構造を図解する。「W」は、基本フレームの中の語の番号を表し、「Y」は各語の中のバイト番号を表す。ここでもまた、この実施例において、基本フレームはUMTSの1チップ周期に相当する。1つのハイパーフレームは256個の基本フレームを有し、ハイパーフレーム番号は変数Xによって表される。実施例において256個の基本フレームは66.67マイクロ秒に対応する。150個のハイパーフレームが1個のUMTS無線フレームにパックされ、この実施例では、UMTSフレームは10ミリ秒である。各ハイパーフレーム番号は変数「Z」によって表される。ハイパーフレームの構造は、異なる制御フロー(およびそのサブフロー)を制御タイムスロットに多重化するのに用いられる。(ビットレートに関して)仕様が定まっている最小の制御フローは、ハイパーフレームについて1制御タイムスロットである。最小の制御フローの一例は、同期アライメントフローのタイミングマーカ(例えばK28.5シンボル)である。256個の基本フレームを1つのハイパーフレームとして選択すると、異なる制御フローに帯域幅を割り当てる際の精度が高くなり、また実装が簡単になる。
データ制御情報は、基本フレームの中に一緒に多重化される。図14は、各々が複数のユーザデータ(IQ)サンプルU1、U2、...等を有する複数のアンテナキャリアA×C1...A×CNが、第1の多重化レベル1において一連の制御語(CW)でどのように多重化されるかを図解する。次に、各制御語は、第2の多重化レベル2において制御語ストリーム上に多重化された、各種の制御情報に対応する。制御情報は、タイミングと、レイヤ1(L1)情報と、C&M情報と、拡張情報とを有する。これは、図7に示す、異なる制御フローの論理多重化に対応する。さらにまた、第3のレベル3において、異なるタイミング情報と異なるレイヤ1信号が多重化されてもよい。これは、図7に示すSYNCとL1インバンド信号42の中の異なる情報の論理的多重化に対応する。C&Mプレーンへの異なるアプリケーションの多重化は、図14には示されていない。
図14においてマルチプレクサを明確に定義するため、制御語(CW)はできればサブチャネルの形で構成されていることが望ましい。レベル2のマルチプレクサはサブチャネルで動作し、4つの入力の各々は1つ以上のサブチャネルを割り当てる。実施例では、64のサブチャネルが定義されている。各サブチャネルは、64の間隔で制御語(CW)を有する。ハイパーフレーム内の最初のCWは、サブチャネル0に属する。各サブチャネルは、1つのハイパーフレーム内に4つのCW(CW0−CW3)を有する。サブチャネル0は、ハイパーフレーム内の基本フレーム番号0と、64と、128と、192とにCWを有する。サブチャネル63は、ハイパーフレーム内の基本フレーム番号63と、127と、191と、255とにCWを有する。
このハイパーフレームのCW構成を、図15に示す。サブチャネルのインデックスは0から63まである。サブチャネル内の制御語のインデックス(Xs)がとり得る値は、0と1と2と3の4つである。ハイパーフレーム内の制御語のインデックスは次の数式で与えられる。X=Ns+64*Xs ここでNsはハイパーフレーム内の語番号である。図14のレベル3マルチプレクサは、1つのサブチャネルに最大4つのサブフローまで、CWレベルの多重化に作用する。サブフローは、1つのハイパーフレームについて1つのCWの割合で割り当てることができる。また、レベル3のマルチプレクサは、受信側での逆多重化を単純化するために、ハイパーフレームのスタートに位置合わせをする。
サブチャネル内の制御語の構成を、図15および図16に図解する。図15において、図13でsyncバイトと呼んだ同期タイムマークはXs=0かつNs=0の時の最初の制御語/サブチャネルCW=0に対応することが明らかである。上述のとおり、RECとREの間の同期およびタイミングは、この制御語に含まれる同期タイムマークをREが検出する工程によって達成される。すべてのハイパーフレームの最初にあるタイムマークは、一意ではあるが既知のシンボル(下記に一例を説明する)であってもよい。サブチャネル1は、低速のC&Mリンクを有しており、その場合、低速のC&MリンクはHDLCに基づいており、1228.8ラインビットレートにおいて、0.24、0.48、または0.96Mbpsの帯域幅を有する。低速のC&Mリンクは、プロトコルレイヤL2+メッセージを伝えるHDLCフレームを有する。サブチャネル2は、インタフェースバージョンと、(もしあれば)低速C&Mリンクのビットレートと、L1制御(例えば、REのリセット、SAPの利用法など)と、L1ステータス(信号の存在と品質、エンドポイント障害など)とを含めて、レイヤ1インバンドプロトコル情報を有する。サブチャネル2の最後の制御語は、高速C&Mリンクのスタートのアドレス/インデックスを指示するポインタ「p」を有するが、それはこの場合、18と61の間の範囲のどこかにあるサブチャネル番号である。低速C&Mリンクは、L2+メッセージを伝えるイーサネット(登録商標)フレームを有する。イーサネット(登録商標)を用いる高速C&Mは、1.22.8ラインビットレートにおいて0.96mbpsNの帯域幅を有するが、この場合、Nは割り当てられたサブチャネルの番号である。サブチャネル3乃至15は、フレーム用またはそれ以外の用途のために保留されており、サブチャネル16から高速C&Mのポインタサブチャネルまでは、ベンダ固有情報を有する。ベンダ固有サブチャネルによって、製品の差別化を実現するためプロトコルに追加することが可能となる。syncバイトに加えてサブチャネル10も、ハイパーフレーム番号(CW1におけるHFN)とノードBフレーム番号(CW2およびCW3におけるBFN)とを伝える。BFNは、エアインタフェースで送信された無線信号の中の無線フレームを識別する。
図16は、1つのハイパーフレームの中の制御語とサブチャネルとを図解する図である。BFNは、150のハイパーフレーム/1つの無線フレームごとに変化する。無線BFNフレーム構造に迅速に同期するために、ハイパーフレーム番号(HFN)は無線Uuインタフェースで転送される。REは、1つのハイパーフレームを受信した後で、無線インタフェース(例えばUu)フレーム構造を判断することができる。現行のBFNは全部が転送され、受信ハイパーフレームのスタートにおける無線フレーム内のオフセットは、無線フレームの[HFN(受信)/150]である。
L1信号は、サービスアクセスポイント(SAP)の異常インジケータ(SDI)ビットまたはその種の他のものを転送する。SDIビット(設定されていないとき)は、より高位のプロトコルレイヤ(L3およびそれより上でアプリケーション・レイヤまで)が、C&M論理接続と、同期論理接続と、そしてIQデータ論理接続とで利用可能で使える状態であることを表示する。RECとREのいずれかにある伝送TDMフレーマが、論理接続のうち少なくとも1つが欠落している(障害シナリオ)ことを検出した場合、SDIビットが設定される。設定されたSDIビットを検出すると同時に、受信ノードは、C&M接続と、同期接続と、IQ接続とを解釈するのを停止し、「セーフ状態」に入る。
欠陥のあるリンクについて早く信号を送ることは重要であるが、それは、障害のあるIQ論理接続や同期論理接続は、規制要件に適合しない無線信号を送信する原因となることがあるからである。障害のあるC&M論理接続はさらに再構成を妨げることがあり、それもまた上記の規制要件に違反する可能性がある。もちろん、これらの機能の1つ以上を遂行するため、他のインジケータを送信してもよい。
例えば信号の損失(LOS)、フレームの損失(LOF)、リモート・アラーム表示(RAI)のような、L1信号の大半は、ホップ毎をベースにしており、インタフェースの障害を表している。これらのL1信号は各REにおいてそのアプリケーションによって読み取られ、アプリケーション・レイヤを介してRECに送信される。しかし、レイヤ1のSDI信号は例外であり、それは、インタフェースはまだ機能しているが、転送されたデータが一時的に無効だからである。CPRIスレーブポートを1つしか持たない仲介REの場合、SDIビットは次のREのスレーブポートへと転送される。SDIを受信すると、インタフェースはまだ機能しているけれども、転送されているデータが無効であって廃棄すべきである、と次のREは分かる。CPRIマスターポートで受信したSDIビットはREの中のアプリケーションによって読み取られ、アプリケーション・レイヤを介してRECに送信される。REは、IQやsyncやC&Mなど、いかなるCPRIサービスアクセスポイントについても、SDIが設定されている障害リンクを使用してはならない。できれば、REは、この障害のあるリンクからの無線インタフェースでのいかなる伝送をも防止すべきである。
リンクの障害については、冗長リンクが利用できよう。冗長性は、1つ以上のリンクを使用することによって単一ホップレベルで存在してもよい。冗長性はまた、ネットワークレベルで存在してもよい。REは、各論理接続がそれ自身のネットワークパスを有するような、1つ以上の論理接続を通してRECに接続されることも可能である。REとRECとがそれによって結合されうる冗長ポートが存在するならば、REは、そのリンクでの情報がそれ以上利用できないというように、設定されたSDIを解釈してもよい。冗長情報が存在するならば、代わりにそれが転送される。しかし、冗長情報が存在しないならば、SDIビットが次のREまたはRECに転送される。
ホップ毎ベースで処理されるのではない、もうひとつのL1信号として、リセット信号がある。リセット機能は重要であるが、障害のあるリセットのトリガは避けるべきだという意味で、リセット機能は頑強でなければならない。リセット通知はマスターポートからスレーブポートへと送信される。リセット確認応答は、スレーブポートからマスターポートへと送信される。マスターがスレーブをリセットしたい時、マスターは、誤ったリセットを最小化するため、少なくとも所定のハイパーフレーム数(例えば10)の間、リセット信号を送信する。有効なリセット通知を受信すると、スレーブは、同じリンクでリセット確認応答を少なくとも所定のハイパーフレーム数、例えば5、の間、送信する。有効なリセット通知をREがそのスレーブポートのいずれかで受信すると、REは自分自身をリセットし、また、少なくとも所定のハイパーフレーム数、例えば10、の間、そのマスターポートすべてにリセット通知を転送する。このようにして、ネットワーク内の各REをロバストにリセットする工程が保証される。
TDM構造では、送信側ノードREC/REとRE/REC受信側ノードの両方が、いつハイパーフレームがスタートするかを正確に知ることが必要である。結果として、受信側ノードは、ハイパーフレームの最初の基本フレームと、最初の基本フレームの最初のオクテットまたはバイトと、そして、最初のバイトの最初のビットとを検出できなければならない。3つの同期レベルはすべて、一意の既知のシンボルをハイパーフレームの中の最初の語として送信することによって達成される。一例として、全体で10ビットを有する8B/10BコードであるK28.5シンボルがある。これらのビットのうちの2は、誤り検出および/または訂正に使われる冗長ビットである。もちろん、他の既知のシンボルを使用してもよいであろう。複雑性を軽減するため、制御サブチャネル0の4分の1、すなわち、最初の制御語Xを用いてK28.5シンボルを転送してもよい。K28.5シンボルを用いて、REはクロックおよびデータ復旧を実現する。最初にK28.5シンボルを送信することによって、RECはハイパーフレーム内の語の境界を定義する。受信側ノードが動作中にデータ復旧を逃したら、追加のK28.5シンボルが転送される。結果として、CPRIインタフェースはREからのクロックおよびデータ復旧ステータスのフィードバックの必要なく、すべてのレベルで自己同期を行う。インタフェースの通常動作以外の、同期を回復するための特別な動作も必要ない。
CPRIインタフェースのスタートアップは、RECノードおよびREノードでのスタートアップ情報をあまり必要とせず、すなわち、スタートアップはプラグ・アンド・プレイである。これは、無線基地局が多数展開されているときに特に望ましい。スタートアップ手順では、L1同期ビットのアライメントとハイパーフレームのアライメントを行う必要がある。スタートアップ中は、RECとREは(あるいはREと別のREは)3つのインタフェース特性、すなわち、インタフェースのラインビットレートと、プロトコルの改定と、そしてC&Mリンク特性とについて交渉する。必須のラインビットレートやC&Mリンク特性はないのだから、RECおよびREは、スタートアップ手順の間、共通の適合が検出されるまで、さまざまな構成を試行する。共通の適合は、最適である必要はない。そうではなく、最初の共通の適合により、その次の通信で使用するための適切な構成の中から機能の置換ができる。
図17は、スタートアップ状態図を図解する図であり、多様なスタートアップ状態と遷移とを示す。RECとREの間のスタートアップという文脈で記述しているが、同じ手順を2つのRE間に適用してもよい。スタンバイ状態の間は、CPRIでの送信も受信も存在しない。運用オペレータが、ラインビットレート、C&Mリンク特性等を含めて、適切なスタートアップの構成を指示してもよい。RECおよびREは、以前の成功した構成についての知識を有していてもよい。「L1同期、レート交渉」と呼ばれる状態Bにおいて、RECもREもレイヤ1(L1)同期に達し、インタフェースのラインビットレートが判断される。RECは、最初にL1同期状態に入るとき、利用可能な最も高速のビットレートでCPRIで送信し始め、また、同じラインビットレートでREからCPRIで受信しようと試みる。もしRECが同期に達しない(すなわち、RECが(1)K28.5シンボルを、適切な反復率−ハイパーフレーム毎に1回−で、(2)HFNが増加する状態で、受信しない)ならば、RECは、ある時間的間隔T1の後に別のラインビットレートを選択し、その場合、時間的間隔T1は、例えば、0.9乃至1.1秒であってもよい。各T1間隔に続いて、それが利用可能であると仮定して、送受信用の新たなラインビットレートが選択される。ラインビットレートは、総当たり制によって、すなわち、最も高速、2番目に高速、...、最も低速、そして最高速のラインビットレートから再スタート、というように、利用可能な集合から選択されてもよい。
REは、最初にL1同期状態に入るとき、利用可能な最も高速のラインビットレートでCPRIで受信しようと試みる。もしREが、同期に達しない(すなわち、RECがK28.5シンボルを、適切な反復率−ハイパーフレーム毎に1回−で、HFNが増加する状態で、受信しない)ならば、REは、間隔T1’の後に別のラインビットレートを選択し、その場合、T1’は、例えば、3.9乃至4.1秒の間であってもよい。この場合もやはり、ラインビットレートは、総当たり制によって、利用可能な集合から選択されてもよい。REは、同期に達したとき、REが受信に成功したのと同じラインビットレートでCPRIインタフェースでRECに対して伝送を開始する。ここで、レイヤ1は、上りリンクと下りリンクの両方のハイパーフレーム構造が整列した状態で、同期がとれる。
L1同期とラインビットレートの交渉とがうまく完了すると、次のスタートアップ状態はプロトコルの設定である。この状態の間に、CPRIの共通プロトコルバージョンが判断される。RECとREのうちの1つまたは両方がCPRIインタフェースの複数の改定版を利用できる場合、伝えられたC&Mリンクを抽出しようとする前に、共通の改定版を見つけなければならない。そうでないと、レイヤ1信号(そして、それゆえ、可能性のあるC&Mリンクについての情報も)を解釈することができない。RECとREは以下のように、すなわち、各ノードは自分がサポートする最高のプロトコルの改定版を提案する形で交渉する。提案された最高の改定版を備えたノードは、(可能なら)相手側ノードと同じ改定版まで後退し、(可能なら)相手側ノードのものより低い、別の改定版を提案する。1つのノードが、相手側ノードがサポートする最低の改定版よりもさらに低い改定版を提案するならば、共通のプロトコルが利用できず、スタートアップは失敗する。両方のノードが同じ改定版を提案するならば、その提案されたプロトコルのバージョンを用いてスタートアップが進行する。
レイヤ1の同期とプロトコルバージョンの一致に続いて、スタートアップは、共通のC&Mリンクビットレートを判断するため、C&Mプレーン(L2+)状態の設定に移る。交渉は、高速C&Mリンクと低速C&Mリンクとについて並行して進行する。どちらのリンクについても、各ノードは、それがサポートするできるだけ高速のビットレート、すなわち、高速C&M用にサポートされた最も高速のビットレートと低速C&M用にサポートされた最も高速のビットレートとを提案する。最も高速のビットレート提案を有するユニットは、(可能なら)相手側ノードが提案するビットレートまで後退するか、または、(可能なら)相手側ノードが提案するビットレートより低速の、別のビットレートを提案する。もちろん、共通のC&M高速ビットレートおよび低速ビットレートが見つからないなら、スタートアップは失敗する。もし高速C&Mリンクも低速C&Mリンクも設定できないならば、CPRIインタフェースは「受動リンク」であり、受動リンクは、例えば、C&Mを伝えるインタフェースが転送する予定のすべてのA×Cのスペースを十分有していないときなど、C&Mリンクを備えた別のインタフェースと並行して使用できる。受動リンクの状態を、図17に示す。
高速および低速のC&Mリンク速度が一致すると、スタートアップはベンダ固有交渉状態へと進行する。この状態の間に、RECとREの中のより高いレベルのアプリケーションがCPRIの利用について交渉する。機能と機能の制限とに関するこの固有情報の交換によって、ベンダ固有要件に基づいた、CPRIの好適構成がもたらされる。ここで、スタートアップは完了し、通常の動作が始まる。
同期に関連して、CPRIインタフェースに関係する遅延の較正/補償の問題がある。CPRIは、RECとREとの間の遅延と、マルチホップ構成についての往復遅延とを較正するメカニズムを提供する。遅延の較正のための具体的な参照点と、REにおける入力信号と出力信号の間のタイミングの関係とを、図18に示すように定義する。RECとREの間のリンクについて、定義と要件を下記に述べるが、それはRECのマスターポートがREのマスターポートと置換された場合の2つのRE間のリンクに適用される。
ケーブル遅延校正のための参照点R1乃至R4は、図18乃至20で示すように、装置の入力点と出力点である。参照点R1乃至R4は、RECの出力点(R1)および入力点(R4)と、SAPIQ間の特定の論理接続の終端となるREの入力点(R2)および出力点(R3)とに対応する。参考のため、アンテナを「Ra」で示す。図20に示すネットワーキングREの一例における参照点RB1乃至4は、スレーブポートの入力点(RB2)および出力点(RB3)と、マスターポートの出力点(RB1)および入力点(RB4)とに対応する。図18および20に、RECからエンドREまでのループに対応する点線のループを示す。RECからエンドREまでのループに関連する遅延を判断することは、(1)各REについて無線/エアインタフェース通信を同期させるのに必要な、RECから各REへの下りリンクの遅延を判断するため、(2)各REからRECへのIQデータの上りリンク遅延を判断するため、という2つの理由で有益である。
各REは、HFN=0であるハイパーフレームのK28.5シンボルに対応する着信フレームsync(FS)をそのスレーブポートでその同期のソース(すなわち、図18および20で示す例において、それぞれスレーブポートRB2およびR2)として、そして、REのタイミングの参照として用いる。単一ホップの例を図18および19を用いて説明し、マルチホップの例を図20および21を用いて説明する。
図19は、下りリンクと上りリンクのフレームのタイミングの関係を示す図である。T12は、REC(R1)の出力点からREの入力点(R2)までの下りリンク信号の遅延である。T34は、REの出力点(R3)からRECの入力点(R4)までの上りリンク信号の遅延である。Toffsetは、R2のRE入力とR3のRE出力との間のフレームオフセットである。REはToffsetを判断する。Toffsetは、事前に知られているか、RECによってR1から送信されるFS#1を用いて測定されるかのどちらかである。Toffsetは、FS#1をR2で受信してから、FS#1をR3でR4へと返信するまでの時間である。この固定のオフセット(Toffset)は、0以上256未満の任意の値であり、このUMTSの例では66μ秒である。T14は、RECが測定したFS#1のR1からの送信とFS#1のR4での受信との間の、フレームのタイミングの差(REC−REループ遅延)である。遅延T12とT34は、同じであると想定され、従って、T12=(T14−Toffset)/2である。T12が分かると、RECから各REまでの下り遅延が与えられるが、それは各REの無線/エアインタフェース通信を同期させるのに必要である。T34が分かると、1つのREからRECまでのIQデータの上り遅延が与えられる。
ここでマルチホップ構成に関して図20を参照すると、ここでもやはり単一ホップの場合のように、各REは自分のToffsetを判断して、それをRECに送信する。この固定のオフセット(Toffset)は、0以上256未満の任意の値である。異なるREは、異なるToffset値を用いてもよい。F
上りリンク方向と下りリンク方向のCPRIインタフェース遅延が等しいと仮定すると、インタフェース遅延は、送信されるハイパーフレーム構造と受信されるハイパーフレーム構造との間の差、すなわちToffsetを測定する各ノードによって判断され得る。REは、その差であるToffsetをToffsetREとしてRECに報告する。往復遅延は以下のように計算され得る。すなわち、往復遅延=ToffsetREC−ToffsetRE。片道遅延は、往復遅延のおよそ半分である。長いケーブルの遅延測定を簡素化するため、(例えば、遅延>1ハイパーフレーム/2)、REは、受信したハイパーフレーム番号に基づいて、自分が送信したハイパーフレーム番号を生成する。従ってToffsetREは、0と1ハイパーフレーム長との間にある。
図21は、図20に示すマルチホップ構成の一例についての、下りリンクのフレームタイミングと上りのリンクフレームタイミングとの関係を示す。マルチホップ接続についてのエンド・ツー・エンドの遅延の定義(T12、T34、およびT14)とフレームのタイミングオフセット(Toffset)とは、単一ホップ接続のそれらと同じである。各ネットワーキングREとエンドREとは、時間オフセット(Toffset(1)とToffset(2))をRECに提供する。スレーブポートとマスターポートの両方を有する各ネットワーキングREは、下りリンク(例えば図20のRB2−RB1)のスレーブポートとマスターポートの間の遅延であるTBdelayDL(1)についても判断して報告する。このTBdelayDL(1)という遅延は、フレームsync#1(FS#1)がスレーブポートRB2で受信されたときと、それがマスターポートRB1で送信されたときとの時間差を求める工程によって判断される。本質的に、TBdelayDL(1)は、ネットワーキングREについての下りリンク転送工程の遅延である。
ネットワーキングREはまた、上りリンク(例えば、図20のRB4−RB3)におけるマスターポートとスレーブポートとの間の転送遅延であるTBdelayUL(1)についてもRECに報告する。しかし、下りリンク転送遅延であるTBdelayDL(1)は一定であるのに対して、上りリンク転送遅延であるTBdelayUL(1)はそうではないため、この上りリンクの転送遅延であるTBdelayUL(1)は、下りリンクの転送遅延であるTBdelayDL(1)とは違う方法で判断される。これは、下りリンクのフレームsyncFS#1は、ネットワーキングREによって厳密に定義され、単純に転送されるからである。しかし、上りリンクのフレーム構造はもっと大まかに定義され、ホップ毎に定義されるため、上りリンクの場合はそうではない。図20に示すとおり、エンドREとネットワークの間のホップはフレームsync#2を使用し、ネットワーキングREとRECの間のホップはフレームsync#3を使用する。この限定されない例において、各上りリンクのフレームsync間の差は、0乃至66μ秒の間のどこにでもある。言い換えれば、FS#2は、エンドREがFS#1を受信してから66μ秒以内に送信され、FS#3は、ネットワーキングREがFS#2を受信してから66μ秒以内に送信される。
RB4からRB3へのデータサンプルの再マッピングは「N」と表されるが、それは、RB3の基本フレーム#0からのデータサンプルを保持しているRB4の基本フレーム番号に対応する。これは、着信FSと発信FS間の関係と、ネットワーキングREの内部処理遅延との両方を含む。この遅延は、基本フレームの自然数として表される。RB4からRB3までのネットワーキングREを経た実際のFS遅延は、従って、次式によって決まる。
ULdelay(1)=(TBdelayUL(1)−Tc*N(1)
REC−REループ遅延は、その後、次の2つの数式によって判断される。
(1)T14=T12(1)+Toffset(1)+T34(1)(第1のREへ)
(2)T14=T12(1)+TBdelayDL(1)+T12(2)+ Toffset(2)+T34(2)+ULdelay(1)+T34(1)
ここで数式(1)は、REC−ネットワーキングREループ遅延であり、数式(2)は、REC−エンドREループ遅延である。T12(1)=T34(1)であり、かつ、T12(2)=T34(2)である(通常、ケーブル毎に2本のファイバを有する等しい長さのケーブルである)と仮定すると、
(3)T14=2*T12(1)+Toffset(1)
(4)T14=2*T12(1)+2*T12(2)+TBdelayDL(1)+TBdelayUL(1)+Tc*N(1)+Toffset(2)
数式(3)および(4)は、2つの未知数(T12(1)とT12(2))を有する2つの数式であり、従って、RE間のケーブル遅延がそれによって決まるようにそれらを解いてもよい。この情報を使って、各REのエアインタフェースを同期させるのに利用する、RECから各REまでの下りリンク遅延が判断されてもよい。同様に、IQデータが各REからRECまで経験する上りリンク遅延を判断するため、この情報が使われてもよい。
本発明は、広範な実装および実施形態において実施することが可能であり、上述のCPRIの例に限定されない。これらCPRIの具体的な実装例の詳細は、米国仮特許出願第60/617,084号に記載のCPRI仕様v.2.0において提供されており、その内容は参照により本願に援用する。
本明細書は各種の実施形態の例を含んでいるが、請求範囲はそれらに限定されるべきではないことを理解すべきである。逆に、請求範囲は各種の他の実施形態、実装、修正、そして同等の構成を対象とすることが意図されている。上記の記述のいずれも、何らかの特定の要素、工程、範囲、または機能が必要不可欠であるため請求範囲に含まれなければならないことを意味していると解釈されてはならない。特許化される主題の範囲は請求項によってのみ定義される。法的保護の程度は、認められた請求項およびそれらの同等物に列挙された言葉によって定義される。「のための手段(means for)」という言葉が用いられない限り、どの請求項もUSCセクション112の35のパラグラフ6を発動することを意図していない。
複数のノードB、すなわち無線基地局を有するUMTSシステムを図解する図である。 REC/REのトポロジの限定されない例を図解する図である。 REC/REのトポロジの限定されない例を図解する図である。 REC/REのトポロジの限定されない例を図解する図である。 REC/REのトポロジの限定されない例を図解する図である。 REC/REのトポロジの限定されない例を図解する図である。 REC/REのトポロジの限定されない例を図解する図である。 REC/REと各種の情報フローまたはプレーン間のCPRIを図解する図である。 図3と同様であり、サービスアクセスポイントを含む図である。 複数の定義した用語の図解を示す図である。 REC/RE#1間のCPRIと、RE#1/RE#2間のCPRI、および各種の情報フローすなわちプレーンを図解する図である。 CPRIプロトコルの概要を示す図である。 RECおよびネットワーク化されたREの中の一定の機能要素を示す機能ブロック図である。 RECおよびネットワーク化されたREの中の一定の機能要素を示す機能ブロック図である。 ある特定のCDMAチップ周期およびCPRIラインビットレートの一例の基本フレーム構造を示す図である。 ある特定のCDMAチップ周期および、より高速のCPRIラインビットレートの一例の基本フレーム構造を示す図である。 ある特定のCDMAチップ周期および、さらに高速のCPRIラインビットレートの一例の基本フレーム構造を示す図である。 フレーム構造用のパックされた多重伝送構成およびフレキシブルな多重伝送構成を示す図である。 限定されない実施形態の一例における、基本フレームと、ハイパーフレームと、UMTS無線フレームとの間の関係を示す図である。 RECおよびREノードにおいてフレーマ/デフレーマがユーザ情報と制御情報の両方をどのようにフレーム構造の中に多重化するかを概念的に示す図である。 限定されない実施形態の一例で使用される、制御情報サブチャネル構造の一例を図解する図である。 限定されない実施形態の一例における、1つのハイパーフレーム内の制御語とサブチャネルとを図解する図である。 RECとREとの間のスタートアップ手順の一例を図解する状態図である。 RECとREとの間の各種の時間遅延とオフセットとを識別する図である。 図16に示す各ポートでの入力および出力情報を時間軸で示す図である。 RECと2つのカスケード接続されたREとの間の各種の時間遅延とオフセットとを識別する図である。そして、 図20に示す各ポートでの入力および出力情報を時間軸で示す図である。

Claims (41)

  1. 複数のアンテナキャリアを用いて無線インタフェースで情報を送受信するために無線装置制御(REC)ノードと第1および第2の無線装置(RE)ノードとの間でデータを交換する無線基地局において使用される方法であって、前記RECノードは、前記第1のREノードとは分離し、第1の伝送リンクによって前記第1のREノードと結合しており、前記第1のREノードは、前記第2のREノードと分離し、第2の伝送リンクによって前記第2のREノードと結合しており、
    前記RECノードから前記第1のREノードまでの前記第1の伝送リンクと、前記第1のREノードから前記第2のREノードまでの前記第2の伝送リンクで送信するための制御情報とユーザ情報とを生成する工程であって、前記ユーザ情報が、各データフローが1つの無線キャリア用の1つのアンテナに関連するデータに対応するような複数のデータフローを有するような工程と、
    前記制御情報とユーザ情報とを複数の時分割多重(TDM)フレームにフォーマットする工程であって、各TDMフレームが、前記制御情報のための制御タイムスロットと前記ユーザ情報のための複数のデータタイムスロットとを有し、各データタイムスロットが前記アンテナキャリアのうちの1つのデータフローに対応する工程と、
    前記RECと前記第1のREノードとの間の前記第1の伝送リンクでフレームを送信する工程と
    前記第1のREノードと前記第2のREノードとの間の前記第2の伝送リンクでフレームを送信する工程と
    を備える方法。
  2. 符号分割多元接続(CDMA)を用いて前記無線インタフェースで送受信する工程をさらに備え、
    前記フレームの時間周期が1CDMAチップ時間周期に対応し、
    前記第1伝送リンクでの伝送速度が、およそ614.3Mbit/s、1228.8Mbit/s、または2457.6Mbit/s程度であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の伝送リンクでの伝送速度が前記第2の伝送リンクでの伝送速度のおよそ2倍であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 各アンテナキャリアは、各アンテナキャリア用のデータサンプルがそのアンテナキャリアの対応するタイムスロットに挿入されるように、対応するタイムスロットを前記フレームの中に有し、
    前記フレーム内の前記対応するタイムスロット位置が、前記第1のREノードのスレーブポートの1つの位置から前記第1のREノードのマスターポートの別の位置へと変更されうることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記制御情報がレイヤ1(L1)信号を有し、前記L1信号は、高位レイヤがデータ、同期、または制御および管理(C&M)に使用できるかどうかを示す、サービスアクセスポイント異常インジケータ(SDI)を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のREノードが前記SDIを前記第1の伝送リンクで受信するとき、前記第1のREノードは前記第1の伝送リンクで受信したデータを無視し、前記SDIを前記第2の伝送リンクで前記第2のREノードに転送することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のREノードが前記SDIを前記第1の伝送リンクで受信するとき、前記第1のREノードは冗長な第1の伝送リンクで受信したデータを前記第2の伝送リンクで送信することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 前記RECによって送信された前記制御情報がリセットインジケータを有する場合、前記第1のREノードは前記第1のREノードのリセット動作を開始し、また、前記リセットインジケータを前記第2のREノードに送信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1の伝送リンクに関連する第1の送信時間遅延を決定する工程と
    前記第2の伝送リンクに関連する第2の送信時間遅延を決定する工程と、
    前記RECノードと、前記第1のREノードと、前記第2のREノードとに関連するループ遅延を決定する際に前記第1および第2の送信時間遅延を用いる工程と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記第1の伝送リンクが前記RECノードのマスターポートを前記第1のREノードのスレーブポートに接続し、前記第2の伝送リンクが前記第1のREノードのマスターポートを前記第2のREノードのスレーブポートに接続することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. ノードのうちの1つが、複数のマスターポートまたは複数のスレーブポートを有し、かつ、一部のポートを通る伝送速度が異なることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 各REが、前記REの入力スレーブポートと出力スレーブポートとの間の時間オフセットを前記RECに提供する工程と、
    前記RECが、第1の時刻に第1のフレーム同期信号を前記第1のREに送信する工程と、
    前記第1のREが、その入力スレーブポートで第1のフレーム同期信号を受信する工程とその出力マスターポートで前記第1のフレーム同期信号を送信する工程とに関連する下りリンク遅延を前記RECに提供する工程と、
    前記第1のREが、その入力マスターポートで第2のフレーム同期信号を受信する工程とその出力スレーブポートで第3のフレーム同期信号を送信する工程とに関連する上りリンク遅延を前記RECに提供する工程と、
    前記RECが、第2の時刻に前記第3のフレーム同期信号を受信する工程と、
    前記第1の時刻と第2の時刻との間の時間差を判断する工程と、
    前記時間差と、前記下りリンク遅延と、前記上りリンク遅延と、そしてそれぞれの時間オフセットとに基づいて、前記第1の伝送リンクに関連する第1の送信時間遅延と、前記第2の伝送リンクに関連する第2の送信時間遅延とを決定する工程と
    をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  13. 下りリンクのフレーム同期信号が前記RECノードから送信されたときと、上りリンクのフレーム同期信号が前記RECノードに返信されたときの、フレームのタイミングの差を判断する工程をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 無線基地局であって、
    無線装置制御装置(REC)ノードと、
    1つ以上のアンテナ要素を有する第1の無線装置(RE)ノードと、
    1つ以上のアンテナ要素を有する第2の無線装置(RE)ノードと、
    前記RECと前記第1REとの間の通信を可能にする第1の通信リンクと、
    前記第1のREノードと前記第2のREノードとの間の通信を可能にする第2の通信リンクと、
    前記第1の通信リンクと第2の通信リンクのための通信プロトコルを定義する通信インタフェースとを備えており、
    前記RECが、
    前記第1の通信リンクで前記第1のREに送信するための制御情報と、複数のデータフローを有していて各データフローが1つのキャリア用の1つのアンテナに関連するデータに対応するようなユーザ情報とを提供するためのREC制御装置と、
    前記制御情報と前記ユーザ情報とを複数のフレームにフォーマットするためのRECフレーマであって、各フレームが前記制御情報用の制御タイムスロットと前記ユーザ情報用の複数のデータタイムスロットとを有し、各データタイムスロットが複数のアンテナキャリアのうちの1つのデータフローに対応するようなRECフレーマと、
    前記第1の通信リンクで前記第1のREにフレームを送信するためのRECトランスミッタと
    を有し、
    前記第1のREが前記第2のREのための前記制御情報とユーザ情報とを前記のRECから前記第1通信リンクで受信するように構成されており、前記ユーザ情報は複数のデータフローを有していて各データフローが1つのキャリア用の1つのアンテナに関連するデータに対応していて、前記第1のREは、
    無線回路機構と、
    制御情報とユーザ情報とを複数のフレームにフォーマットするための第1のREフレーマであって、各フレームが前記制御情報用の制御タイムスロットと前記ユーザ情報用の複数のデータタイムスロットとを有し、各データタイムスロットが複数のアンテナキャリアのうちの1つのデータフローに対応し、前記第1のREフレーマは、第1のREの制御情報とユーザ情報とを無線回路機構との間で往復させるようにルーティングし、第2のREの制御情報とユーザ情報とを第2のREとの間で往復させるように転送するように構成されている第1のREフレーマと、
    前記第1の通信リンクでフレームを送信するための第1のREトランスミッタと
    を備えることを特徴とする無線基地局。
  15. 各アンテナキャリアは、各アンテナキャリア用のデータサンプルがそのアンテナキャリアの対応するタイムスロットに挿入されるように、対応するタイムスロットをフレームの中に有し、
    前記フレーム内の前記対応するタイムスロット位置が下りリンク情報を受信する前記第1のREノードのスレーブポートの1つの位置から上りリンク情報を受信する前記第1のREノードのマスターポートの別の位置へと変更されうることを特徴とする請求項14に記載の無線基地局。
  16. 前記制御情報がレイヤ1(L1)信号を有し、前記L1信号は、高位レイヤがデータ、同期、または制御および管理(C&M)に使用できるかどうかを示すサービスアクセスポイント異常インジケータ(SDI)を有することを特徴とする請求項14に記載の無線基地局。
  17. 前記第1のREノードが前記SDIを前記第1の伝送リンクで受信するとき、前記第1のREノードは前記第1の伝送リンクで受信したデータを無視し、前記SDIを前記第2の伝送リンクで前記第2のREノードに転送するように構成されていることを特徴とする請求項16に記載の無線基地局。
  18. 前記第1のREノードが前記SDIを前記第1の伝送リンクで受信するとき、前記第1のREノードは冗長な第1の伝送リンクで受信したデータを前記第2の伝送リンクで送信するように構成されていることを特徴とする請求項16に記載の無線基地局。
  19. 前記RECによって送信された前記制御情報がリセットインジケータを有する場合、前記第1のREノードは前記第1のREノードのリセット動作を開始し、また、前記リセットインジケータを前記第2のREノードに送信するように構成されていることを特徴とする請求項16に記載の無線基地局。
  20. 前記第1の伝送リンクに関連する第1の送信時間遅延を決定するための手段と、
    前記第2の伝送リンクに関連する第2の送信時間遅延を決定するための手段と、
    前記RECノードと、前記第1のREノードと、前記第2のREノードとに関連するループ遅延を決定する際に前記第1および第2の送信時間遅延を用いるための手段とをさらに備えることを特徴とする請求項14に記載の無線基地局。
  21. 前記第1の伝送リンクが前記RECノードのマスターポートを前記第1のREノードのスレーブポートに接続し、前記第2の伝送リンクが前記第1のREノードのマスターポートを前記第2のREノードのスレーブポートに接続することを特徴とする請求項14に記載の無線基地局。
  22. 各REが、前記REの入力スレーブポートと出力スレーブポートとの間の時間オフセットを前記RECに提供するように構成されており、
    前記RECが、第1の時刻に第1のフレーム同期信号を前記第1のREに送信するように構成されており、
    前記第1のREが、前記第1のREの入力スレーブポートで第1のフレーム同期信号を受信する工程と前記第1のREの出力マスターポートで前記第1フレーム同期信号を送信する工程とに関連する下りリンク遅延を前記RECに提供するように構成されており、
    前記第1のREが、前記第1のREの入力マスターポートで第2のフレーム同期信号を受信する工程と前記第1のREの出力スレーブポートで第3のフレーム同期信号を送信する工程とに関連する上りリンク遅延を前記RECに提供するように構成されており、
    前記RECが、前記第1のREから第2の時刻に前記第3フレーム同期信号を受信し、前記第1の時刻と第2の時刻との間の時間差を決定し、前記時間差と、前記下りリンク遅延と、前記上りリンク遅延と、そしてそれぞれの時間オフセットとに基づいて、前記第1の伝送リンクに関連する第1の送信時間遅延と、前記第2の伝送リンクに関連する第2の送信時間遅延とを決定するように構成されていることを特徴とする請求項21に記載の無線基地局。
  23. 下りリンクのフレーム同期信号が前記RECノードから送信されたときと、上りリンクのフレーム同期信号が前記RECノードに返信されたときの、フレームのタイミングの差を判断するように構成された電子回路機構を備えることを特徴とする請求項14に記載の無線基地局。
  24. それぞれが1つ以上のアンテナ要素を有するような第1および第2の無線装置(RE)ユニットを有する無線基地局において用いられる無線装置制御装置(REC)であって、前記RECは、前記第1のREとは分離しており、第1の伝送リンクによって前記第1のREと結合しており、前記第1のREは、前記第2のREとは分離しており、第2の伝送リンクによって前記第2のREと結合しており、前記無線装置制御装置は、
    前記第1および第2の伝送リンクで前記第1および第2のREにそれぞれ送信するための制御情報とユーザ情報とを提供する制御部であって、前記ユーザ情報が複数のデータフローを有し、各データフローが1つのキャリア用の1つのアンテナに関連するデータに対応するような制御部と、
    前記制御情報とユーザ情報とを複数の時分割多重(TDM)フレームにフォーマットするためのフレーマであって、各TDMフレームが前記制御情報のための制御タイムスロットと、前記ユーザ情報のための複数のデータタイムスロットとを有し、各データタイムスロットが複数のアンテナキャリアのうちの1つのデータフローに対応することを特徴とするフレーマと、
    前記第1のREと前記第2のREとを対象とした前記第1の通信リンクでフレームを送信するためのトランスミッタであって、前記第2のREを対象としたフレームは、前記第1のREに送信され、前記第1のREによって前記第2の通信リンクで前記第2のREに送信されることを特徴とするトランスミッタと
    を備えていることを特徴とする無線装置制御装置。
  25. 前記第1伝送リンクでの伝送速度が、およそ614.3Mbit/s、1228.8Mbit/s、または2457.6Mbit/s程度であることを特徴とする請求項24に記載の無線装置制御装置。
  26. 各アンテナキャリアは、各アンテナキャリア用のデータサンプルがそのアンテナキャリアの対応するタイムスロットに挿入されるように、対応するタイムスロットを前記フレームの中に有し、前記フレーム内の前記対応するタイムスロット位置が、下りリンク情報を受信する前記第1のREノードのスレーブポートの1つの位置から上りリンク情報を受信する前記第1のREノードのマスターポートの別の位置へと変更されうることを特徴とする請求項24に記載の無線装置制御装置。
  27. 前記制御情報がレイヤ1(L1)信号を有し、前記L1信号は、高位レイヤがデータ、同期、または制御および管理(C&M)に使用できるかどうかを示すサービスアクセスポイント異常インジケータ(SDI)を有することを特徴とする請求項1に記載の無線装置制御装置。
  28. 前記第1伝送リンクに関連する第1の送信時間遅延を決定し、
    前記第2伝送リンクに関連する第2の送信時間遅延を決定し、
    前記RECと、前記第1のREと、前記第2のREとに関連するループ遅延を決定する際に前記第1および第2の送信時間遅延を用いるように構成された電子回路機構を有する請求項24に記載の無線装置制御装置。
  29. 前記第1の伝送リンクが前記無線装置制御装置ノードのマスターポートを前記第1のREノードのスレーブポートに接続し、前記第2の伝送リンクが前記第1のREノードのマスターポートを前記第2のREノードのスレーブポートに接続することを特徴とする請求項24に記載の無線装置制御装置。
  30. 無線装置制御装置が、
    各REが、前記REの入力スレーブポートと出力スレーブポートとの間の時間オフセットを前記RECに提供するとき、第1の時刻に第1のフレーム同期信号を前記第1のREに送信し、
    前記第1のREの入力スレーブポートで第1のフレーム同期信号を受信する工程と前記第1のREの出力マスターポートで前記第1フレーム同期信号を送信する工程とに関連する下りリンク遅延を、前記第1のREから受信し、
    前記第1のREの入力マスターポートで第2のフレーム同期信号を受信する工程と前記第1のREの出力スレーブポートで第3のフレーム同期信号を送信する工程とに関連する上りリンク遅延を、前記第1のREから受信し、
    前記第1のREから第2の時刻に前記第3のフレーム同期信号を受信し、
    前記第1の時刻と第2の時刻との間の時間差を決定し、
    前記時間差と、前記下りリンク遅延と、前記上りリンク遅延と、そしてそれぞれの時間オフセットとに基づいて、前記第1の伝送リンクに関連する第1の送信時間遅延と、前記第2の伝送リンクに関連する第2の送信時間遅延とを決定するように構成されていることを特徴とする請求項29に記載の無線装置制御装置。
  31. 下りリンクのフレーム同期信号が前記無線装置制御装置から送信されたときと、上りリンクのフレーム同期信号が前記無線装置制御装置に返信されたときの、フレームのタイミングの差を判断するように構成されていることを特徴とする請求項24に記載の無線装置制御装置。
  32. 別の無線装置(RE)と、第1の通信リンクによって前記REに結合し、かつ第2の通信リンクによって相手側REに結合する無線装置制御装置(REC)と、を有する無線基地局において使用される無線装置(RE)であって、無線装置が、
    制御情報とユーザ情報とを受信して前記第1の通信リンクで前記RECに送信するための1つ以上のアンテナ要素に結合している無線送受信回路機構であって、前記ユーザ情報が複数のデータフローを有し、各データフローが1つのキャリア用の1つのアンテナ要素に関連するデータに対応しているような無線送受信回路と、
    前記RECのための制御情報とユーザ情報とを有するフレームを前記第2の通信リンクで相手先REから受信するための第1のインタフェース回路であって、前記ユーザ情報が複数のデータフローを有し、各データフローが1つの無線キャリア用の1つのアンテナに関連するデータに対応し、そして各フレームが前記制御情報のための制御タイムスロットと前記ユーザ情報のための複数のデータタイムスロットとを有し、各データタイムスロットが複数のアンテナキャリアのうちの1つのデータフローに対応するような第1のインタフェース回路機構と、
    前記無線送受信回路からの前記制御情報とユーザ情報とを複数のフレームにフォーマットするための処理回路機構と、
    前記第1の通信リンクで前記RECにフレームを送信するように構成された第2のインタフェース回路機構であって、前記フレームが、無線送受信回路機構から受信した、および相手先REから受信した、制御情報とユーザ情報とを有することを特徴とする第2のインタフェース回路と
    を備えることを特徴とする無線装置。
  33. 前記第2のインタフェース回路機構が前記RECからフレームを受信するように構成され、
    前記処理回路機構が、受信された一部のフレームを前記無線インタフェースで送信するため前記無線送受信回路機構に転送し、受信されたそれ以外のフレームを前記第2の通信リンクで相手先無線装置に送信するため前記第1のインタフェース回路機構に転送するように構成されていることを特徴とする請求項32に記載の無線装置。
  34. 前記処理回路機構がフレーマ/デフレーマを有し、前記第1および第2のインタフェース回路機構がそれぞれシリアライザ/デシリアライザを有することを特徴とする請求項33に記載の無線装置。
  35. 各アンテナキャリアは、各アンテナキャリア用のデータサンプルがそのアンテナキャリアの対応するタイムスロットに挿入されるように、対応するタイムスロットを前記フレームの中に有し、前記フレーム内の前記対応するタイムスロット位置が、前記無線装置のスレーブポートの1つの位置から前記無線装置のマスターポートの別の位置へと変更されうることを特徴とする請求項32に記載の無線装置。
  36. 前記制御情報がレイヤ1(L1)信号を有し、前記L1信号は、高位レイヤがデータ、同期、または制御および管理(C&M)に使用できるかどうかを示す、サービスアクセスポイント異常インジケータ(SDI)を有することを請求項32に記載の特徴とする無線装置。
  37. 前記REが前記SDIを前記第1の伝送リンクで受信するとき、前記第1の無線装置は前記第1伝送リンクで受信したデータを無視し、前記SDIを前記第2の伝送リンクで相手先無線装置に送信するため第1インタフェース回路機構に転送するように構成されていることを特徴とする請求項36に記載の無線装置。
  38. 前記REが前記SDIを前記第1の伝送リンクで受信するとき、前記無線装置は冗長な第1の伝送リンクで受信したデータを無線インタフェースと前記第2の伝送リンクのうちの一方または両方で送信するように構成されていることを特徴とする請求項36に記載の無線装置。
  39. 前記RECによって送信された前記制御情報がリセットインジケータを有する場合、前記無線装置は前記無線装置のリセット動作を開始し、また、前記リセットインジケータを相手先REに送信するように構成されていることを特徴とする請求項32に記載の無線装置。
  40. 前記第1伝送リンクが前記RECのマスターポートを前記無線装置のスレーブポートに接続し、前記第2伝送リンクが前記無線装置のマスターポートを相手先無線装置のスレーブポートに接続することを特徴とする請求項32に記載の無線装置。
  41. 前記無線装置が前記無線装置の入力スレーブポートと出力スレーブポートとの間の時間オフセットを前記RECに提供するように構成されており、第1の時刻に前記無線装置に対して送信された第1のフレーム同期信号を受信する工程に応じて、前記無線装置の入力スレーブポートで第1のフレーム同期信号を受信する工程と前記無線装置の出力マスターポートで前記第1のフレーム同期信号を送信する工程とに関連する下りリンク遅延と、前記無線装置の入力マスターポートで第2のフレーム同期信号を受信する工程と前記無線装置の出力スレーブポートで第3のフレーム同期信号を送信する工程とに関連する上りリンク遅延とを、前記無線装置が前記RECに提供するように構成されていることを特徴とする請求項40に記載の無線装置。
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