JP2008510834A - ケラチン染色化合物、これらを含有するケラチン染色組成物、及びこれらの使用 - Google Patents

ケラチン染色化合物、これらを含有するケラチン染色組成物、及びこれらの使用 Download PDF

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Abstract

染色に適した媒質並びに少なくとも1つの、環接合窒素及びN−ヒドロキシ基又はN−アミノ基を有する二環式縮合5−5員アザ複素芳香族ケラチン染色化合物、並びにこれらの誘導体より成る、ケラチン繊維を酸化染色するための組成物。このような組成物を酸化剤の存在下で、所望の着色が顕色するのに十分な時間にわたって塗布することを含む、ケラチン繊維の酸化染色のための方法。

Description

本発明は、環接合窒素及びN−ヒドロキシ基又はN−アミノ基を有する二環式縮合5−5員アザ複素芳香族ケラチン染色化合物並びにこれらの誘導体、並びにそのような化合物を含むケラチン繊維(好ましくは毛髪)を酸化染色するための組成物、並びにこれらの使用に関する。
毛髪の着色に現在用いられる、最も広範に使用されている方法は、1つ以上の酸化毛髪着色剤を1つ以上の酸化剤と組み合わせて利用する酸化プロセスによるものである。
一般に、ペルオキシ酸化剤は、毛髪に拡散できる一般的に小さい分子である1つ以上の顕色剤又はカップラーと組み合わせて使用される。この処置において、過酸化水素のような過酸化物の物質で顕色剤を活性化させ、その結果、顕色剤がカップラーと反応して毛幹内でより大きなサイズの化合物を形成し、毛髪を様々な色調及び色に着色する。
このような酸化毛髪着色の系及び組成物において、広範多種の顕色剤及びカップラーが用いられてきた。しかし、着色の利益を安全に提供する顕色剤及びカップラーの両方として作用できるさらなるケラチン染色化合物がなおも必要とされている。
本発明は、次の式に従う、環接合窒素及びN−ヒドロキシ基又はN−アミノ基を有する二環式縮合5−5員アザ複素芳香族ケラチン染色化合物、並びにこれらの誘導体に関する。本発明は、更に染色に適した媒質並びに環接合窒素及びN−ヒドロキシ基又はN−アミノ基を有する二環式縮合5−5員アザ複素芳香族ケラチン染色化合物、並びにこれらの誘導体より成るケラチン繊維の酸化染色用組成物に関する。本発明は更に、このような組成物を酸化剤の存在下で、所望の着色が顕色するのに十分な期間にわたって塗布することを含む、ケラチン繊維の酸化染色のための方法に関する。本発明のケラチン染色化合物は、顕色剤及び/又はカップラーとして作用できる。
本発明の範囲内には、多数の潜在的に且つ実際に互換異性のある化合物が含まれることを理解すべきである。すなわち、例えば、2−メルカプトピリジン(I)は、既知の条件下で、ピリジン−2−チオン互変異性体形態(II)で存在する。
Figure 2008510834
本発明進展が特定の構造に言及するときには、妥当な追加の互変異性構造すべてが包含されることを理解すべきである。当該技術分野において、互換異性構造は、1つの単一構造によって表されることが多く、本発明もこの一般的な慣行に従う。
本明細書は、本発明を特に指摘し、明確に請求する請求項により結論とするが、本発明は、以下の説明からよりよく理解されると考えられる。
本発明は、環接合窒素及びN−ヒドロキシ基又はN−アミノ基を有する二環式縮合5−5員アザ複素芳香族ケラチン染色化合物並びにこれらの誘導体に関する。本発明の化合物は、着色の利益を安全に提供する顕色剤及び/又はカップラーとして作用できる。
本明細書では、「含む」とは、最終結果に影響を及ぼさない他の工程及び他の成分を加えることができることを意味する。この用語は、「から成る」および「から本質的に成る」という用語を含む。本発明の化合物/組成物、及び方法/プロセスは、本明細書に記載される本発明の必須要素及び制限事項、並びに本明細書に記載されるいかなる追加若しくは任意の成分、構成要素、工程、又は制限事項をも含み、これらから成り、またこれらから本質的に成ることができる。
百分率、部及び比率はすべて、特に指定されない限り、本発明の組成物の総重量に基づく。このようなすべての重量は、記載した成分に関する限り活性物質レベルに基づくものであり、そのため特に指定されない限り市販材料に包含される可能性のある溶媒もしくは副産物を包含しない。「重量百分率」という用語は、本明細書では「重量%」として表示されてもよい。
特に指定される場合を除き、部、百分率、及び割合を含む全ての量は、「約」という言葉により加減されるものと理解され、量は有効数字を示すことを意図しない。特に指定される場合を除き、冠詞「a」、「an」及び「the」は「1つ以上」を意味する。
本明細書で使用する時、「ケラチン」という用語は、表皮組織に見出され、角、毛髪、及び爪のような硬質構造に変化した硬タンパク質のことを指す。ゆえに、「ケラチン性繊維」は、毛髪、皮膚及び爪、並びにツノ、ヒヅメ及び羽毛のような動物の様々な体の部分に見られるものを指す。
本明細書で使用する時、「毛髪」という用語は、生体、例えばヒトの、又は非生体の、例えばかつら、ヘアピース、若しくは非生体ケラチン繊維のその他の集合体の、ケラチン繊維を指す。哺乳類、好ましくはヒトの毛髪が好ましい。特に、毛髪、羊毛、毛皮、及び他のケラチン繊維は、本明細書に記載される化合物及び組成物によって着色されるのに適した基材である。
本明細書で使用する時、用語「ケラチン染色化合物」は、ケラチン性組織に色を与えるために、顕色剤又はカップラー又はその両方の機能を果たすように組成物中で使用できる化合物を指す。
本明細書で使用する時、用語「ケラチン染色組成物」は、本明細書に記載の化合物を含めた1つ以上のケラチン染色化合物を含有する組成物を指す。
本明細書で使用する時、「美容的に受け入れ可能な」とは、その用語が説明する成分が、過度な毒性、不適応性、不安定性、刺激、アレルギー反応などを伴わずにヒト及び下等動物の皮膚又は毛髪と接触させて使用するのに適していることを意味する。
I.ケラチン染色化合物
本発明の化合物は、次の式に従う、環接合窒素及びN−ヒドロキシ又はN−アミノ基を有する二環式縮合5−5員アザ複素芳香族ケラチン染色化合物、並びにこれらの誘導体である。
Figure 2008510834
式中、B1、B2、B3、B4、及びB5は、CH及びNから成る群から選択され、
その際、BがNであるときには、式中、対応するR1、R2、R3、R4及びR5は、存在しない;
式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、及びR8は、同一又は異なり、次の:
(a)C結合一価の置換基であって、
(i)置換又は非置換で、直鎖又は分岐の、アルキル、モノ−又はポリ−不飽和アルキル、ヘテロアルキル、脂肪族、ヘテロ脂肪族、又はへテロオレフィンの系、
(ii)置換又は非置換の、単環式又は多環式脂肪族、アリール又は複素環式の系、及び
(iii)置換又は非置換の、モノ−、ポリ−、又はペル−フルオロアルキルの系:から成る群から選択されるC結合一価の置換基(ここで、(i)、(ii)及び(iii)の該系は、約1〜約10個の炭素原子と、O、S、N、P及びSiから成る群から選択される約0〜約5個のヘテロ原子とを含む);
ここで、C結合一価の置換基の置換された系の置換基は、アミノ、ヒドロキシル、アルキルアミノ(直鎖、分岐鎖、又は環状C1〜C5)、ジアルキルアミノ(直鎖、分岐鎖、又は環状C1〜C5)、ヒドロキシアルキルアミノ(直鎖、分岐鎖、又は環状C1〜C5)、ジヒドロキシアルキルアミノ(直鎖、分岐鎖、又は環状C1〜C5)、アリールアミノ又は置換アリールアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)、ヘテロアリールアミノ又は置換ヘテロアリールアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)、アリールメチルアミノ又は置換アリールメチルアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)、及びヘテロアリールメチルアミノ又は置換ヘテロアリールメチルアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)から成る群から選択される。
(b)SA1、SO21、SO31、SSA1、SOA1、SO2NA12、SNA12、及びSONA12から成る群から選択されるS結合一価の置換基;
(c)OA1及びONA12から成る群から選択されるO結合一価の置換基;
(d)NA12、(NA123+、NA1OA2、NA1SA2、NO2、N=NA1、N=NOA1、NA1CN、及びNA1NA23から成る群から選択されるN結合一価の置換基;
(e)COOA1、CONA1 2、CONA1COA2、C(=NA1)NA12、CN、及びXから成る群から選択される一価の置換基;及び
(f)約1〜約12個の炭素原子と約0〜約4個のヘテロ原子とを含むモノ−、ポリ−、及びペル−フルオロアルキルの系から成る群から選択されるフルオロアルキル一価の置換基;
(g)水素;
式中、A1、A2、及びA3は、一価であり、H;置換又は非置換で、直鎖又は分岐鎖の、アルキル、モノ−又はポリ−不飽和アルキル、ヘテロアルキル、脂肪族、ヘテロ脂肪族、又はヘテロオレフィンの系;置換又は非置換の、単環式又は多環式脂肪族、アリール、又は複素環式の系;及び置換又は非置換の、モノ−、ポリ−、又はペル−フルオロアルキルの系から成る群から独立して選択され、或いは、A1及びA2は、これらが結合する窒素原子と共に環を形成し;ここで、前記系は、約1〜約10個の炭素原子と、O、S、N、P、及びSiから成る群から選択される約0〜約5個のヘテロ原子とを含んでおり;
Xは、F、Cl、Br、及びIから成る群から選択されるハロゲンである、
から成る群から選択される。
好ましい一実施形態では、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、及びR8は、水素原子;塩素、臭素又はフッ素のようなハロゲン原子;アミノ置換基、ヒドロキシル置換基;シアノ置換基;C1〜C4アルキル置換基;トリフルオロメチル置換基、アルキルアミノ置換基(例えば、N,N−ジメチルアミノ、N,N−ジエチルアミノ、N−メチルアミノ、又はN−エチルアミノ);ヒドロキシアルキルアミノ置換基(例えば、N−(ヒドロキシエチル)アミノ、N−ヒドロキシメチルアミノ、N−ヒドロキシプロピルアミノ、N,N−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ、N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノ又はN,N−ビス(ヒドロキシプロピル)アミノ);アセチルアミド置換基;カルボキシル置換基又はそのエステル;アルコキシ置換基(例えば、メトキシ、エトキシ、プロピルオキシ、ベンジルオキシ、メトキシエトキシ、フェノキシエトキシ、2−シアノエトキシ、フェネチルオキシ、フェノキシエトキシ、p−クロロベンジルオキシ又はメトキシエチルカルバモイルメトキシ);アルコキシアルキル置換基(例えば、メトキシメチル、メトキシエチル、メトキシプロピル、エトキシメチル、エトキシエチル又はエトキシプロピル);カルバモイル置換基;アルキルカルバモイル置換基(例えば、メチルカルバモイル、エチルカルバモイル、ジメチルカルバモイル、又はジエチルカルバモイル);ヒドロキシアルキルカルバモイル置換基(例えば、2−ヒドロキシエチルカルバモイル、ビス(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル、ヒドロキシメチルカルバモイル、ビス(ヒドロキシメチル)カルバモイル);アミド置換基;アルキルアミド置換基(例えば、アセトアミド、プロピオンアミド、又はブチルアミド(butyramido));アルキルカルボニル置換基(例えば、アセチル、ブチリル、又はプロピオニル)、アルコキシカルボニル置換基(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、又はプロポキシカルボニル);アリールオキシ置換基(例えば、フェノキシ、4−メトキシフェノキシ、4−ニトロフェノキシ、4−シアノフェノキシ、4−メタンスルホンアミドフェノキシ、4−メタンスルホニルフェノキシ、3−メチルフェノキシ又は1−ナフチルオキシ);アシルオキシ置換基(例えば、アセトキシ、プロパノイルオキシ、ベンゾイルオキシ(benzolyloxy)、2,4−ジクロロベンゾイルオキシ(dichlorobenzolyloxy)、エトキシアルキルオキシ、ピルビロイルオキシ(pyruviloyloxy)、シンナモイルオキシ又はミリストイルオキシ);アルキルチオ置換基(例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、ブチルチオ、2−シアノエチルチオ、ベンジルチオ、フェネチルチオ、2−(ジエチルアミノ)エチルチオ、エトキシエチルチオ又はフェノキシエチルチオ);アリールチオ置換基(例えば、フェニルチオ、4−カルボキシフェニルチオ、2−エトキシ−5−第三ブチルフェニルチオ、2−カルボキシフェニルチオ又は4−メタンスルホニルフェニルチオ);ヘテロアリールチオ置換基(例えば、5−フェニル−2,3,4,5−テトラゾリルオキシ又は2−ベンゾチアゾリルオキシ);ヘテロアリールオキシ置換基(例えば、5−フェニル−2,3,4,5−テトラゾリルオキシ又は2−ベンゾチアゾリルオキシ);少なくとも1個の窒素、酸素又は硫黄原子を有する、そして任意で置換された3、4、5、6、又は7員複素環(例えば、ピリジル、キノリル、モルホリル、フリル、テトラヒドロフリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、イミダゾリル、チアジアゾリル、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、ピペラジン、インドリン、ヘキサヒドロアゼピン、アジリジン、及びアゼチジン);任意で置換されたアリール置換基(例えば、フェニル又はナフチル);スルホニル置換基;スルフィニル置換基;ホスホニル置換基;スルファモイル置換基;シロキシ置換基;アシルオキシ置換基;カルバモイルオキシ置換基;スルホンアミド置換基;イミド置換基;ウレイド置換基;スルファモイルアミノ置換基;アルコキシカルボニルアミノ置換基;アリールオキシカルボニルアミノ置換基;アリールオキシカルボニル置換基;及びベンゼンスルホンアミド置換基から成る群から選択される。
本発明の化合物が顕色剤として使用される場合、R3又はR5の少なくとも1つはアミノ基である。好ましくは、このような残りのR1、R2、R3、R4、及びR5置換基は、アミノ、ヒドロキシル、少なくとも1個の窒素、酸素又は硫黄原子を有する、任意で置換された、3、4、5、6、又は7員複素環(例えば、ピリジル、キノリル、モルホリル、フリル、テトラヒドロフリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、オキサゾリル、イミダゾリル、チアジアゾリル、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、ピペラジン、インドリン、ヘキサヒドロアゼピン、アジリジン、及びアゼチジン)、アルキルアミノ(直鎖、分岐鎖、又は環状C1〜C5)、ジアルキルアミノ(直鎖、分岐鎖、又は環状C1〜C5)、ヒドロキシアルキルアミノ(直鎖、分岐鎖、又は環状C1〜C5)、ジヒドロキシアルキルアミノ(直鎖、分岐鎖、又は環状C1〜C5)、アリールアミノ又は置換アリールアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)、ヘテロアリールアミノ又は置換ヘテロアリールアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)、アリールメチルアミノ又は置換アリールメチルアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)、及びヘテロアリールメチルアミノ又は置換ヘテロアリールメチルアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)から成る群から選択される。
本発明の化合物が、カップラーとして使用される場合、R1、R2、R3、R4、及びR5の少なくとも1つは、アミノ、ヒドロキシル、アルキルアミノ(直鎖、分岐鎖、又は環状C1〜C5)、ヒドロキシアルキルアミノ(直鎖、分岐鎖、又は環状C1〜C5)、アリールアミノ又は置換アリールアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)、ヘテロアリールアミノ又は置換ヘテロアリールアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)、アリールメチルアミノ又は置換アリールメチルアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)、及びヘテロアリールメチルアミノ又は置換ヘテロアリールメチルアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)から成る群から選択される置換基から選択される。
また、本発明の顕色剤及びカップラーは、水素、塩素、シアノ、アルコキシ、フェノキシ、メチルスルホニルオキシ、ピリドン及びピリダゾンから成る群から選択される求核性脱離基にも適応する。
好ましい実施形態では、本発明のカップラーは、組成物中で、次の部類:チオフェン、ピロール、フラン、ピラゾール、イミダゾール、チアゾール、オキサゾール、イソチアゾール、又はイソオキサゾールから選択される適した5員環顕色剤と共に使用される。より好ましい実施形態においては、本発明のカップラーは、ピラゾールと共に組成物中に使用される。さらにより好ましい実施形態においては、本発明のカップラーは、以下のピラゾールと共に組成物中に使用される:1−メチル−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン、2−(4,5−ジアミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール、1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン、1−(4−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン、1−(ベンジル)−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン、1−(4−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン及び1−ヒドロキシエチル−4,5−ジアミノピラゾール硫酸塩。さらにより好ましくは、本発明のカップラーは、1−メチル−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン、1−ヒドロキシエチル−4,5−ジアミノピラゾール硫酸塩、及び2−(4,5−ジアミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノールと共に組成物中に使用される。理論に束縛されるものではないが、このような組み合わせは、顕色剤とカップラーとの従来の組み合わせに比べて、望まれる、より浅色の色(例えば、黄色)を達成可能である。
好ましい顕色剤及びカップラーは、ピロロ[1,2−b]ピラゾール、1,6,6a−トリアザ−ペンタレン、イミダゾ[1,5−b]ピラゾール、イミダゾ[1,2−b]ピラゾール、ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール、ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール、イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール、イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール、及びイミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾールから成る群から選択される。好ましい顕色剤及びカップラーとしては、次の、環接合窒素及びN−ヒドロキシ基又はN−アミノ基を有する二環式縮合5−5員アザ複素芳香族ケラチン染色化合物、並びにこれらの誘導体が挙げられる。
I.ピロロ[1,2−b]ピラゾール
a.好ましい顕色剤
式Iの好ましい顕色剤は、次の式に従う、ピロロ[1,2−b]ピラゾールを含む。
Figure 2008510834
式中、R1、R2、R3、R4、及びR5は、各々、アミノ、ヒドロキシル、水素、塩素、臭素、フッ素、シアノ、メチル、エチル、イソプロピル、トリフルオロメチル、N,N−ジメチルアミノ、N,N−ジエチルアミノ、N−メチルアミノ、N−エチルアミノ、N−(ヒドロキシエチル)アミノ、N−ヒドロキシメチルアミノ、N−ヒドロキシプロピルアミノ、N,N−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ、N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノ、N,N−ビス(ヒドロキシプロピル)アミノ、カルボキシル、メトキシ、エトキシ、プロピルオキシ、ベンジルオキシ、メトキシメチル、メトキシエチル、メトキシプロピル、エトキシメチル、エトキシエチル、エトキシプロピル、アミド、アセトアミド、プロピオンアミド、ブチルアミド(butyramido)、アセチル、ブチリル、プロピオニル、フェノキシ、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、ブチルチオ、ピリジル、キノリル、モルホリル、フリル、テトラヒドロフリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、トリアゾリル、オキサゾリル、イミダゾリル、チアジアゾリル、フェニル、スルホニル、スルホンアミド、及びウレイドから成る群から独立して選択され;並びに
式中、R6、R7、及びR8は、各々、水素、メチル、エチル、プロピル、ヒドロキシエチル、ジヒドロキシプロピル、イソプロピル、トリフルオロメチル、ベンジル、フェニル、o−、m−、又はp−ヒドロキシフェニル、o−、m−、又はp−アミノフェニル、o−、m−、又はp−メトキシフェニル、メトキシエチル、アミノエチル、N,N−ジメチルアミノエチル、N,N−ジエチルアミノエチル、及びNR7R8、式中、R7及びR8は、環状4、5又は6員環、(例えば、アゼチジン、ピロリジン、ピロリジン、モルホリン)の一部であってよい、から成る群から独立して選択される。
式Ia、Ib、Ic及びIdに従う、特に好ましい本発明の顕色剤は、4−アミノ−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1−オール、1−メトキシ−1H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−4−イルアミン、1−エトキシ−1H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−4−イルアミン、2−(4−アミノ−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1−イルオキシ)−エタノール、ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1,4−ジアミン、N1−メチル−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1,4−ジアミン、N1,N1−ジエチル−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1,4−ジアミン、2−[(4−アミノ−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、4,6−ジアミノ−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1、1−メトキシ−1H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−4,6−ジアミン−オール、1−エトキシ−1H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−4,6−ジアミン、2−(4,6−ジアミノ−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1−イルオキシ)−エタノール、ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1,4,6−トリアミン、N1−メチル−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1,4,6−トリアミン、N1,N1−ジエチル−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1,4,6−トリアミン、2−[(4,6−ジアミノ−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、6−アミノ−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1−オール、1−メトキシ−1H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−6−イルアミン、1−エトキシ−1H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−6−イルアミン、2−(6−アミノ−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1−イルオキシ)−エタノール、ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1,6−ジアミン、N1−メチル−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1,6−ジアミン、N1,N1−ジエチル−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1,6−ジアミン、及び2−[(6−アミノ−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
b.好ましいカップラー
式Iの好ましいカップラーは、次の式に従う、ピロロ[1,2−b]ピラゾールを含む。
Figure 2008510834
式中、R1、R2、R3、R5、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式Ie及びIfに従う、特に好ましい本発明のカップラーは、5−アミノ−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1−オール、1−メトキシ−1H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−5−イルアミン、4−クロロ−1−エトキシ−1H−ピロロ[1,2−b]ピラゾール、2−(6−クロロ−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1−イルオキシ)−エタノール、ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1,5−ジアミン、N1−メチル−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1,5−ジアミン、(4−クロロ−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1−イル)−ジエチル−アミン、及び2−[(6−クロロ−ピロロ[1,2−b]ピラゾール−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
II.1,6,6a−トリアザ−ペンタレン
a.好ましい顕色剤
式IIの好ましい顕色剤は、次の式に従う、1,6,6a−トリアザ−ペンタレンを含む:
Figure 2008510834
式中、R1、R2、R4、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式IIa及びIIbに従う、特に好ましい本発明の顕色剤は、4−アミノ−1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−1−オール、6−メトキシ−6H−1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−3−イルアミン、6−エトキシ−6H−1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−3−イルアミン、2−(4−アミノ−1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−1−イルオキシ)−エタノール、1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−1,4−ジアミン、N1−メチル−1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−1,4−ジアミン、N1,N1−ジエチル−1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−1,4−ジアミン、及び2−[(4−アミノ−1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
b.好ましいカップラー
式IIの好ましいカップラーは、次の式に従う、1,6,6a−トリアザ−ペンタレンから成る群から選択される:
Figure 2008510834
式中、R1、R2、R3、R4、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式IIc及びIIdに従う、特に好ましい本発明のカップラーは、4−クロロ−1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−1−オール、1−メトキシ−1H−1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−2−イルアミン、1−エトキシ−1H−1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−2−イルアミン、2−(2−アミノ−4−クロロ−1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−1−イルオキシ)−エタノール、1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−1,2−ジアミン、N1−メチル−1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−1,2−ジアミン、N1,N1−ジエチル−1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−1,2−ジアミン、及び2−[(2−アミノ−4−クロロ−1,6,6a−トリアザ−ペンタレン−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
III.イミダゾ[1,5−b]ピラゾール
a.好ましい顕色剤
式IIIの好ましい顕色剤は、次の式に従う、イミダゾ[1,5−b]ピラゾールを含む。
Figure 2008510834
式中、R1、R2、R3、R5、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式IIIa、IIIb、IIIc及びIIIdに従う、特に好ましい本発明の顕色剤は、4−アミノ−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1−オール、1−メトキシ−1H−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−4−イルアミン、1−エトキシ−1H−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−4−イルアミン、2−(4−アミノ−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1,4−ジアミン、N1−メチル−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1,4−ジアミン、N1,N1−ジエチル−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1,4−ジアミン、2−[(4−アミノ−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、4,6−ジアミノ−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1−オール、1−メトキシ−1H−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−4,6−ジアミン、1−エトキシ−1H−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−4,6−ジアミン、2−(4,6−ジアミノ−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1,4,6−トリアミン、N1−メチル−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1,4,6−トリアミン、N1,N1−ジエチル−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1,4,6−トリアミン、2−[(4,6−ジアミノ−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、6−アミノ−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1−オール、1−メトキシ−1H−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−2,6−ジアミン、1−エトキシ−1H−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−2,6−ジアミン、2−(2,6−ジアミノ−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1,6−ジアミン、N1−メチル−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1,2,6−トリアミン、N1,N1−ジエチル−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1,2,6−トリアミン、及び2−[(2,6−ジアミノ−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
b.好ましいカップラー
式IIIの好ましいカップラーは、次の式に従う、イミダゾ[1,5−b]ピラゾールを含む。
Figure 2008510834
式中、R1、R2、R3、R5、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式IIId及びIIIeに従う、特に好ましい本発明のカップラーは、2−アミノ−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1−オール、1−メトキシ−1H−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−2−イルアミン、1−エトキシ−1H−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−2−イルアミン、2−(2−アミノ−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1,2−ジアミン、N1−メチル−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1,2−ジアミン、N1,N1−ジエチル−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1,2−ジアミン、及び2−[(2−アミノ−イミダゾ[1,5−b]ピラゾール−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
IV.イミダゾ[1,2−b]ピラゾール
a.好ましい顕色剤
式IVの好ましい顕色剤は、次の式に従う、イミダゾ[1,2−b]ピラゾールを含む。
Figure 2008510834
式中、R1、R2、R4、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式IVa及びIVbに従う、特に好ましい本発明の顕色剤は、3−アミノ−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5−オール、5−メトキシ−5H−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−3−イルアミン、5−エトキシ−5H−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−3−イルアミン、2−(3−アミノ−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−3,5−ジアミン、N5−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−3,5−ジアミン、N5,N5−ジエチル−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−3,5−ジアミン、2−[(3−アミノ−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、3,6−ジアミノ−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5−オール、5−メトキシ−5H−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−3,6−ジアミン、5−エトキシ−5H−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−3,6−ジアミン、2−(3,6−ジアミノ−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−3,5,6−トリアミン、N5−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−3,5,6−トリアミン、N5,N5−ジエチル−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−3,5,6−トリアミン、及び2−[(3,6−ジアミノ−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
b.好ましいカップラー
式IVの好ましいカップラーは、次の式に従う、イミダゾ[1,2−b]ピラゾールを含む。
Figure 2008510834
式中、R1、R2、R4、R5、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式IVc及びIVdに従う、特に好ましい本発明のカップラーは、イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5−オール、5−メトキシ−5H−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール、5−エトキシ−5H−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール、2−(イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5−イル−メチル−アミン、ジエチル−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5−イル−アミン、2−[(2−ヒドロキシ−エチル)−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5−イル−アミノ]−エタノール、6−アミノ−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5−オール、5−メトキシ−5H−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−6−イルアミン、5−エトキシ−5H−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−6−イルアミン、2−(6−アミノ−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5,6−ジアミン、N5−メチル−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5,6−ジアミン、N5,N5−ジエチル−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−3,5,6−トリアミン、及び2−[(6−アミノ−イミダゾ[1,2−b]ピラゾール−5−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
V.ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール
a.好ましい顕色剤
式Vの好ましい顕色剤は、次の式に従う、ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾールを含む:
Figure 2008510834
式中、R1、R2、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式Va及びVbに従う、特に好ましい本発明の顕色剤は、3−アミノ−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−5−オール、5−メトキシ−5H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−3−イルアミン、5−エトキシ−5H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−3−イルアミン、2−(3−アミノ−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−5−イルオキシ)−エタノール、ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−3,5−ジアミン、N5−メチル−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−3,5−ジアミン、N5,N5−ジエチル−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−3,5−ジアミン、2−[(3−アミノ−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−5−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、3,6−ジアミノ−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−5−オール、5−メトキシ−5H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−3,6−ジアミン、5−エトキシ−5H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−3,6−ジアミン、2−(3,6−ジアミノ−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−5−イルオキシ)−エタノール、ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−3,5,6−トリアミン、N5−メチル−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−3,5,6−トリアミン、N5,N5−ジエチル−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−3,5,6−トリアミン、及び2−[(3,6−ジアミノ−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−5−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
b.好ましいカップラー
式Vの好ましいカップラーは、次の式に従う、ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾールを含む:
Figure 2008510834
式中、R1、R2、R5、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式Vc及びVdに従う、特に好ましい本発明のカップラーは、ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−5−オール、3−クロロ−5−メトキシ−5H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール、5−エトキシ−5H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール、ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−5−イルアミン、(3−クロロ−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−5−イル)−メチル−アミン、ジエチル−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−5−イル−アミン、6−アミノ−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−5−オール、5−メトキシ−5H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−6−イルアミン、5−エトキシ−5H−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−6−イルアミン、ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−5,6−ジアミン、N5−メチル−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−5,6−ジアミン、及びN5,N5−ジエチル−ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール−5,6−ジアミンから成る群から選択される。
VI.ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール
a.好ましい顕色剤
式VIの好ましい顕色剤は、次の式に従う、ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾールを含む:
Figure 2008510834
式中、R1、R2、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式VIa及びVIbに従う、特に好ましい本発明の顕色剤は、3−アミノ−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−オール、6−メトキシ−6H−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−3−イルアミン、6−エトキシ−6H−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−3−イルアミン、2−(3−アミノ−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−イルオキシ)−エタノール、ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−3,6−ジアミン、N6−メチル−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−3,6−ジアミン、N6,N6−ジエチル−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−3,6−ジアミン、2−[(3−アミノ−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、3,5−ジアミノ−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−オール、6−メトキシ−6H−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−3,5−ジアミン、6−エトキシ−6H−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−3,5−ジアミン、2−(3,5−ジアミノ−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−イルオキシ)−エタノール、ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−3,5,6−トリアミン、N6−メチル−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−3,5,6−トリアミン、N6,N6−ジエチル−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−3,5,6−トリアミン、及び2−[(3,5−ジアミノ−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
b.好ましいカップラー
式VIの好ましいカップラーは、次の式に従う、ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾールを含む:
Figure 2008510834
式中、R1、R2、R3、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式VIc及びVIdに従う、特に好ましい本発明のカップラーは、ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−オール、6−エトキシ−6H−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール、2−(3−アミノ−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−イルオキシ)−エタノール、ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−イルアミン、ジエチル−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−イル−アミン、2−[(3−アミノ−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、5−アミノ−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−オール、6−エトキシ−6H−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−5−イルアミン、2−(3,5−ジアミノ−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−イルオキシ)−エタノール、ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−5,6−ジアミン、N6,N6−ジエチル−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−5,6−ジアミン、及び2−[(3,5−ジアミノ−ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
VII.イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール
a.好ましい顕色剤
式VIIの好ましい顕色剤は、次の式に従う、イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾールを含む。
Figure 2008510834
式中、R1、R4、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式VIIa及びVIIbに従う、特に好ましい本発明の顕色剤は、6−アミノ−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1−オール、1−メトキシ−1H−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−6−イルアミン、1−エトキシ−1H−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−6−イルアミン、2−(6−アミノ−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1,6−ジアミン、N1−メチル−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1,6−ジアミン、N1,N1−ジエチル−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1,6−ジアミン、2−[(6−アミノ−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、2,6−ジアミノ−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1−オール、1−メトキシ−1H−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−2,6−ジアミン、1−エトキシ−1H−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−2,6−ジアミン、2−(2,6−ジアミノ−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1,2,6−トリアミン、N1−メチル−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1,2,6−トリアミン、N1,N1−ジエチル−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1,2,6−トリアミン、及び2−[(2,6−ジアミノ−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
b.好ましいカップラー
式VIIの好ましいカップラーは、次の式に従う、イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾールを含む。
Figure 2008510834
式中、R1、R4、R5、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式VIIc及びVIIdに従う、特に好ましい本発明のカップラーは、イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1−オール、6−クロロ−1−エトキシ−1H−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール、2−(イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1−イルアミン、(6−クロロ−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1−イル)−ジエチル−アミン、2−[(2−ヒドロキシ−エチル)−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1−イル−アミノ]−エタノール、2−アミノ−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1−オール、1−エトキシ−1H−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−2−イルアミン、2−(2−アミノ−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1,2−ジアミン、N1,N1−ジエチル−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1,2−ジアミン、及び2−[(2−アミノ−イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
VIII.イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール
a.好ましい顕色剤
式VIIIの好ましい顕色剤は、次の式に従う、イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾールを含む。
Figure 2008510834
式中、R1、R3、R5、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式VIIIa、VIIIb、VIIIc及びVIIIdに従う、特に好ましい本発明の顕色剤は、7−アミノ−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3−オール、3−メトキシ−3H−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−7−イルアミン、3−エトキシ−3H−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−7−イルアミン、2−(7−アミノ−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3,7−ジアミン、N3−メチル−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3,7−ジアミン、N3,N3−ジエチル−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3,7−ジアミン、2−[(7−アミノ−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、5,7−ジアミノ−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3−オール、3−メトキシ−3H−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−5,7−ジアミン、3−エトキシ−3H−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−5,7−ジアミン、2−(5,7−ジアミノ−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3,5,7−トリアミン、N3−メチル−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3,5,7−トリアミン、N3,N3−ジエチル−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3,5,7−トリアミン、及び2−[(5,7−ジアミノ−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
b.好ましいカップラー
式VIIIの好ましいカップラーは、次の式に従う、イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾールを含む。
Figure 2008510834
式中、R1、R3、R5、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式VIIIe及びVIIIfに従う、特に好ましい本発明のカップラーは、イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3−オール、5−クロロ−3−エトキシ−3H−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール、2−(イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3−イルアミン、(5−クロロ−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3−イル)−ジエチル−アミン、2−[(2−ヒドロキシ−エチル)−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3−イル−アミノ]−エタノール、2−アミノ−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3−オール、3−エトキシ−3H−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−2−イルアミン、2−(2−アミノ−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−2,3−ジアミン、N3,N3−ジエチル−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−2,3−ジアミン、及び2−[(2−アミノ−イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール−3−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
IX.イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール
a.好ましい顕色剤
式Iの好ましい顕色剤は、次の式に従う、イミダゾ[1,5−c][1,2,3]ト
リアゾールを含む:
Figure 2008510834
式中、R2、R3、R5、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式Ia、Ib、Ic及びIdに従う、特に好ましい本発明の顕色剤は、4−ア
ミノ−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1−オール、1−メトキシ−1H−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−4−イルアミン、1−エトキシ−1H−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−4−イルアミン、2−(4−アミノ−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1,4−ジアミン、N1−メチル−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1,4−ジアミン、N1,N1−ジエチル−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1,4−ジアミン、2−[(4−アミノ−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、4,6−ジアミノ−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1−オール、1−メトキシ−1H−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−4,6−ジアミン、1−エトキシ−1H−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−4,6−ジアミン、2−(4,6−ジアミノ−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1,4,6−トリアミン、N1−メチル−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1,4,6−トリアミン、N1,N1−ジエチル−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1,4,6−トリアミン、2−[(4,6−ジアミノ−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、6−アミノ−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1−オール、1−メトキシ−1H−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−6−イルアミン、2−(6−アミノ−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1,6−ジアミン、N1−メチル−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1,6−ジアミン、N1,N1−ジエチル−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1,6−ジアミン、及び2−[(6−アミノ−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1−イル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
b.好ましいカップラー
式Iの好ましいカップラーは、次の式に従う、イミダゾ[1,5−c][1,2,3
]トリアゾールを含む:
Figure 2008510834
式中、R2、R3、R5、R6、R7、及びR8は、上記で定義した通りである。
式Ie及びIfに従う、特に好ましい本発明のカップラーは、イミダゾ[1,5−
c][1,2,3]トリアゾール−1−オール、6−クロロ−1−メトキシ−1H−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール、1−エトキシ−1H−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール、2−(イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1−イルオキシ)−エタノール、イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1−イルアミン、(4−クロロ−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1−イル)−メチル−アミン、ジエチル−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1−イル−アミン、及び2−[(2−ヒドロキシ−エチル)−イミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール−1−イル−アミノ]−エタノールから成る群から選択される。
II.ケラチン染色組成物の構成成分
ケラチン繊維を酸化染色するための本組成物は、毛髪染色化合物の項にて上述される毛髪染色化合物及び染色に適した媒質を含む。本発明の組成物はさらに、既知の、通常使用される、又はそうでなければ酸化染料組成物で使用されるのに有効な追加の構成成分を含んでいてもよく、これらには次のものが挙げられるが、これらに限定されない:顕色剤染料化合物;カップラー染料化合物;直接染料;酸化剤;増粘剤;キレート剤;pH調整剤及び緩衝剤;カーボネートイオン源及びラジカルスカベンジャーの系;アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性イオン性界面活性剤、又はこれらの混合物;アニオン性、カチオン性、非イオン性、両性又は双性イオン性ポリマー、又はこれらの混合物;芳香剤;緩衝剤;分散剤;過酸化物安定化剤;天然成分、例えば、タンパク質及びタンパク質誘導体、ならびに植物性材料(例えば、アロエ、カモミール及びヘンナ抽出物);シリコーン(揮発性又は非揮発性、変性又は非変性)、フィルム形成剤、セラミド、防腐剤;並びに乳白剤。
上記で言及したが以下で具体的に記載されないいくつかの適した補助剤については、国際化粧品成分辞典及びハンドブック(International Cosmetics Ingredient Dictionary and Handbook)第8版;化粧品・トイレタリー・香料協会(The Cosmetics,Toiletry,and Fragrance Association))に列記されている。特に、第2巻、3章(化学分類)及び4章(機能)は、特定の目的又は複数の目的を達成するための具体的な補助剤を識別するのに有用である。
A.染色に適した媒質
染色に適した媒質は、水、又は水と典型的には水に十分可溶ではない化合物を溶解するための少なくとも1つの有機溶媒との混合物から選択されてよい。本明細書で使用するのに適した有機溶媒としては、これらに限定されないが、C1〜C4低級アルカノール類(例えば、エタノール、プロパノール、イソプロパノール)、芳香族アルコール類(例えば、ベンジルアルコール及びフェノキシエタノール);ポリオール類及びポリオールエーテル類(例えば、カルビトール類、2−ブトキシエタノール、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、モノメチルエーテル、ヘキシレングリコール、グリセロール、エトキシグリコール)、並びにプロピレンカーボネートが挙げられる。存在する場合、有機溶媒は典型的には、組成物の1重量%〜30重量%の範囲の量で存在する。好ましい溶媒は、水、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、グリセロール、1,2−プロピレングリコール、ヘキシレングリコール、エトキシジグリコール、及びこれらの混合物である。染色に適した追加の媒質は、以下に記載されるような酸化剤を含むことができる。
B.補助顕色剤
本明細書に記載の組成物で使用するのに適した顕色剤としては、これらに限定するものではないが、p−フェニレンジアミン誘導体、例えば、ベンゼン−1,4−ジアミン(一般にp−フェニレンジアミンとして知られる)、2−メチル−ベンゼン−1,4−ジアミン、2−クロロ−ベンゼン−1,4−ジアミン、N−フェニル−ベンゼン−1,4−ジアミン、N−(2−エトキシエチル)ベンゼン−1,4−ジアミン、2−[(4−アミノ−フェニル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、(一般に、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミンとして知られている)、(2,5−ジアミノ−フェニル)−メタノール、1−(2’−ヒドロキシエチル)−2,5−ジアミノベンゼン、2−(2,5−ジアミノ−フェニル)−エタノール、N−(4−アミノフェニル)ベンゼン−1,4−ジアミン、2,6−ジメチル−ベンゼン−1,4−ジアミン、2−イソプロピル−ベンゼン−1,4−ジアミン、1−[(4−アミノフェニル)アミノ]−プロパン−2−オール、2−プロピル−ベンゼン−1,4−ジアミン、1,3−ビス[(4−アミノフェニル)(2−ヒドロキシエチル)アミノ]プロパン−2−オール、N4,N4,2−トリメチルベンゼン−1,4−ジアミン、2−メトキシ−ベンゼン−1,4−ジアミン、1−(2,5−ジアミノフェニル)エタン−1,2−ジオール、2,3−ジメチル−ベンゼン−1,4−ジアミン、N−(4−アミノ−3−ヒドロキシ−フェニル)−アセトアミド、2,6−ジエチルベンゼン−1,4−ジアミン、2,5−ジメチルベンゼン−1,4−ジアミン、2−チエン−2−イルベンゼン−1,4−ジアミン、2−チエン−3−イルベンゼン−1,4−ジアミン、2−ピリジン−3−イルベンゼン−1,4−ジアミン、1,1’−ビフェニル−2,5−ジアミン、2−(メトキシメチル)ベンゼン−1,4−ジアミン、2−(アミノメチル)ベンゼン−1,4−ジアミン、2−(2,5−ジアミノフェノキシ)エタノール、N−[2−(2,5−ジアミノフェノキシ)エチル]−アセトアミド、N,N−ジメチルベンゼン−1,4−ジアミン、N,N−ジエチルベンゼン−1,4−ジアミン、N,N−ジプロピルベンゼン−1,4−ジアミン、2−[(4−アミノフェニル)(エチル)アミノ]エタノール、2−[(4−アミノ−3−メチル−フェニル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、N−(2−メトキシエチル)−ベンゼン−1,4−ジアミン、3−[(4−アミノフェニル)アミノ]プロパン−1−オール、3−[(4−アミノフェニル)−アミノ]プロパン−1,2−ジオール、N−{4−[(4−アミノフェニル)アミノ]ブチル}ベンゼン−1,4−ジアミン、及び2−[2−(2−{2−[(2,5−ジアミノフェニル)−オキシ]エトキシ}エトキシ)エトキシ]ベンゼン−1,4−ジアミン、1,3−ビス(N(2−ヒドロキシエチル)−N−(4−アミノ−フェニル)アミノ)−2−プロパノール、2,2’−[1,2−エタンジイル−ビス−(オキシ−2,1−エタンジイルオキシ)]−ビス−ベンゼン−1,4−ジアミン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン(phenylinediamine)、p−アミノフェノール誘導体;例えば、4−アミノ−フェノール(一般に、p−アミノフェノールとして知られている)、4−メチルアミノ−フェノール、4−アミノ−3−メチル−フェノール、4−アミノ−2−ヒドロキシメチル−フェノール、4−アミノ−2−メチル−フェノール、4−アミノ−1−ヒドロキシ−2−(2’−ヒドロキシエチルアミノメチル)ベンゼン、4−アミノ−2−メトキシメチル−フェノール、5−アミノ−2−ヒドロキシ−安息香酸、1−(5−アミノ−2−ヒドロキシ−フェニル)−エタン−1,2−ジオール、4−アミノ−2−(2−ヒドロキシ−エチル)−フェノール、4−アミノ−3−(ヒドロキシメチル)フェノール、4−アミノ−3−フルオロ−フェノール、4−アミノ−2−(アミノメチル)−フェノール、4−アミノ−2−フルオロ−フェノール;1−ヒドロキシ−2,4−ジアミノベンゼン;1−(2’−ヒドロキシエチルオキシ)−2,4−ジアミノベンゼン;2,4−ジアミノ−5−メチルフェネトール;o−フェニレンジアミン誘導体、例えば、3,4−ジアミノ安息香酸及びこれらの塩;o−アミノフェノール誘導体、例えば、2−アミノ−フェノール(一般に、o−アミノフェノールとして知られている)、2,4−ジアミノフェノール、2−アミノ−5−メチル−フェノール、2−アミノ−6−メチル−フェノール、N−(4−アミノ−3−ヒドロキシ−フェニル)−アセトアミド、及び2−アミノ−4−メチル−フェノール、並びに複素環誘導体類、例えば、ピリミジン−2,4,5,6−テトラミン(一般に、2,4,5,6−テトラアミノピリジンとして知られている)、1−メチル−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン、2−(4,5−ジアミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール、N2,N2−ジメチル−ピリジン−2,5−ジアミン、2−[(3−アミノ−6−メトキシピリジン−2−イル)アミノ]エタノール、6−メトキシ−N2−メチル−ピリジン−2,3−ジアミン、2,5,6−トリアミノピリミジン−4(1H)−オン、ピリジン−2,5−ジアミン、1−イソプロピル−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン、1−(4−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン、1−(ベンジル)−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン、1−(4−クロロベンジル)−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン、ピラゾロ[1,5−a]−ピリミジン−3,7−ジアミン、5,6,7−トリメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イルアミン塩酸塩、7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イルアミン塩酸塩、2,5,6,7−テトラメチル(teramethyl)−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イルアミン塩酸塩、5,7−ジ−第三ブチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イルアミン塩酸塩、5,7−ジ−トリフルオロメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イルアミン塩酸塩、2−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3,7−ジアミン塩酸塩、4−ヒドロキシ−2,5,6−トリアミノピリミジン、1−(2’−ヒドロキシエチル)−アミノ−3,4−メチレンジオキシベンゼン、並びに1−ヒドロキシエチル−4,5−ジアミノピラゾールサルフェートが挙げられる。
追加の顕色剤は、N−(3−フリルメチル)ベンゼン−1,4−ジアミン;N−チオフェン−3−イルメチル−ベンゼン−1,4−ジアミン;N−(2−フリルメチル)ベンゼン−1,4−ジアミン;N−チオフェン−2−イルメチル−ベンゼン−1,4−ジアミン;4−ヒドロキシ安息香酸(2,5−ジアミノ−ベンジリデン)−ヒドラジド;3−(2,5−ジアミノ−フェニル)−N−エチル−アクリルアミド;2−[3−(3−アミノ−フェニルアミノ)−プロペニル]−ベンゼン−1,4−ジアミン;2−[3−(4−アミノ−フェニルアミノ)−プロペニル]−ベンゼン−1,4−ジアミン;2−(6−メチル−ピリジン−2−イル)−ベンゼン−1,4−ジアミン;2−ピリジン−2−イル−ベンゼン−1,4−ジアミン;2−[3−(4−アミノ−フェニルアミノ)−プロペニル]−ベンゼン−1,4−ジアミン;2−[3−(3−アミノ−フェニルアミノ)−プロペニル]−ベンゼン−1,4−ジアミン;3−(2,5−ジアミノ−フェニル)−N−エチル−アクリルアミド;2−チアゾール−2−イル−ベンゼン−1,4−ジアミン;4−ヒドロキシ安息香酸(2,5−ジアミノ−ベンジリデン)−ヒドラジド;3’−フルオロ−ビフェニル−2,5−ジアミン;2−プロペニル−ベンゼン−1,4−ジアミン;2’−クロロ−ビフェニル−2,5−ジアミン;N−チオフェン−3−イルメチル−ベンゼン−1,4−ジアミン;N−(3−フリルメチル)ベンゼン−1,4−ジアミン;4’−メトキシ−ビフェニル−2,5−ジアミン;N−(4−アミノ−ベンジル)−ベンゼン−1,4−ジアミン;2−メチル−5−[(1−H−ピロール−2−イルメチル)−アミノ]−フェノール;5−[(フラン−2−イルメチル)−アミノ]−2−メチル−フェノール;5−イソプロピルアミノ−2−メチル−フェノール;ビフェニル−2,4,4’−トリアミン塩酸塩;5−(4−アミノ−フェニル)アミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;5−フェニルアミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;2−[4−アミノ−2−(3,5−ジアミノ−ベンジルアミノ)−フェノキシ]−エタノール塩酸塩;5−(3−アミノ−フェニル)アミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−(2−アミノ−ベンジル)−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−フラン−2−イルメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;2−[(3−アミノ−フェニルアミノ)−メチル]−フェノール塩酸塩;4−アミノ−2−プロピルアミノメチル−フェノール塩酸塩;N−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−[4−アミノ−2−(2−ヒドロキシ−エチル)−2H−ピラゾール−3−イル]−3−(5−アミノ−2−ヒドロキシ−フェニル)−アクリルアミド塩酸塩;4−アミノ−2−(イソプロピルアミノ−メチル)−フェノール塩酸塩;4−チオフェン−3−イル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;5−フェニルアミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;5−(3−アミノ−フェニル)アミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;4−チオフェン−3−イル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;2’,4’−ジアミノ−ビフェニル−4−オール塩酸塩;5−シクロブチルアミノ−2−メチル−フェノール;5−シクロブチルアミノ−2−メチル−フェノール;4−アミノ−2−(ピリジン−3−イルアミノメチル)−フェノール;5−(3−アミノ−フェニル)アミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;5−アリルアミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−(4−アミノ−ベンジル)−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−ベンジル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;3−[(3−アミノ−フェニルアミノ)−メチル]−フェノール塩酸塩;N−(4−メトキシ−ベンジル)−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−チオフェン−2−イルメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;4−アミノ−2−[(2−ヒドロキシ−5−ニトロ−フェニルアミノ)−メチル]−フェノール塩酸塩;2’,4’−ジアミノ−ビフェニル−4−オール塩酸塩;ビフェニル−2,4,4’−トリアミン;5−(4−アミノ−フェニル)アミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;2−[4−アミノ−2−(3,5−ジアミノ−ベンジルアミノ)−フェノキシ]−エタノール塩酸塩;5−アリルアミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;5−(3−アミノ−フェニル)アミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−(4−アミノ−ベンジル)−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−ベンジル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;3−[(3−アミノ−フェニルアミノ)−メチル]−フェノール塩酸塩;N−(2−アミノ−ベンジル)−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−(4−メトキシ−ベンジル)−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−フラン−2−イルメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;2−[(3−アミノ−フェニルアミノ)−メチル]−フェノール塩酸塩;N−チオフェン−2−イルメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−[4−アミノ−2−(2−ヒドロキシ−エチル)−2H−ピラゾール−3−イル]−3−(5−アミノ−2−ヒドロキシ−フェニル)−アクリルアミド塩酸塩;4−アミノ−2−プロピルアミノメチル−フェノール塩酸塩;4−アミノ−2−(イソプロピルアミノ−メチル)−フェノール塩酸塩;4−アミノ−2−[(2−ヒドロキシ−5−ニトロ−フェニルアミノ)−メチル]−フェノール塩酸塩;2−メチル−5−[(1−H−ピロール−2−イルメチル)−アミノ]−フェノール;5−[(フラン−2−イルメチル)−アミノ]−2−メチル−フェノール;5−イソプロピルアミノ−2−メチル−フェノール;5−シクロブチルアミノ−2−メチル−フェノール;4−アミノ−2−(ピリジン−3−イルアミノメチル)−フェノール;及び5−シクロブチルアミノ−2−メチル−フェノールから成る群から選択される。
好ましい顕色剤としては、これらに限定するものではないが:p−フェニレンジアミン誘導体、例えば、2−メチル−ベンゼン−1,4−ジアミン;ベンゼン−1,4−ジアミン;1−(2,5−ジアミノ−フェニル)−エタノール;2−(2,5−ジアミノ−フェニル)−エタノール;N−(2−メトキシエチル)ベンゼン−1,4−ジアミン;2−[(4−アミノ−フェニル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール;1−(2,5−ジアミノフェニル)エタン−1,2−ジオール;1−(2’−ヒドロキシエチル)−2,5−ジアミノベンゼン;1,3−ビス(N(2−ヒドロキシエチル)−N−(4−アミノ−フェニル)アミノ)−2−プロパノール;2,2’−[1,2−エタンジイル−ビス−(オキシ−2,1−エタンジイルオキシ)]−ビス−ベンゼン−1,4−ジアミン;N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン(phenylinediamine);及びこれらの混合物;p−アミノフェノール誘導体、例えば、4−アミノ−フェノール、4−メチルアミノ−フェノール、4−アミノ−3−メチル−フェノール、4−アミノ−2−メトキシメチル−フェノール;1−(5−アミノ−2−ヒドロキシ−フェニル)−エタン−1,2−ジオール;1−ヒドロキシ−2,4−ジアミノベンゼン;1−(2’−ヒドロキシエチルオキシ)−2,4−ジアミノベンゼン;4−アミノ−2−アミノメチルフェノール;2,4−ジアミノ−5−メチルフェネトール;4−アミノ−1−ヒドロキシ−2−(2’−ヒドロキシエチルアミノメチル)ベンゼン;1−メトキシ−2−アミノ−4−(2’−ヒドロキシエチルアミノ)ベンゼン;5−アミノサリチル酸及びこれらの塩;及びこれらの混合物;o−フェニレンジアミン誘導体、例えば、3,4−ジアミノ安息香酸及びこれらの塩;o−アミノフェノール誘導体、例えば、2−アミノ−フェノール、2−アミノ−5−メチル−フェノール、2−アミノ−6−メチル−フェノール、N−(4−アミノ−3−ヒドロキシ−フェニル)−アセトアミド;2−アミノ−4−メチル−フェノール;及びこれらの混合物;並びに複素環誘導体類、例えば、ピリミジン−2,4,5,6−テトラミン;1−メチル−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン;2−(4,5−ジアミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール;1−(4−メチルベンジル)−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン;1−(ベンジル)−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン;N2,N2−ジメチル−ピリジン−2,5−ジアミン;4−ヒドロキシ−2,5,6−トリアミノピリミジン;1−(2’−ヒドロキシエチル)−アミノ−3,4−メチレンジオキシベンゼン;及び1−ヒドロキシエチル−4,5−ジアミノピラゾールサルフェート;並びにこれらの混合物が挙げられる。
より好ましい顕色剤としては、2−メチル−ベンゼン−1,4−ジアミン;ベンゼン−1,4−ジアミン;N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン;4−アミノ−フェノール;4−メチルアミノ−フェノール;4−アミノ−3−メチル−フェノール;1−ヒドロキシ−2,4−ジアミノベンゼン;2−アミノ−フェノール;2−アミノ−5−メチル−フェノール;2−アミノ−6−メチル−フェノール;1−メチル−1H−ピラゾール−4,5−ジアミン;1−ヒドロキシエチル−4,5−ジアミノピラゾールサルフェート;2−(4,5−ジアミノ−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール;及びこれらの混合物が挙げられる。
C.補助カップラー
本明細書に記載の組成物で使用するのに適したカップラーとしては、これらに限定するものではないが:フェノール、レゾルシノール及びナフトール誘導体、例えば、ナフタレン−1,7−ジオール、ベンゼン−1,3−ジオール、4−クロロベンゼン−1,3−ジオール、ナフタレン−1−オール、2−メチル−ナフタレン−1−オール、ナフタレン−1,5−ジオール、ナフタレン−2,7−ジオール、ベンゼン−1,4−ジオール、2−メチル−ベンゼン−1,3−ジオール、7−アミノ−4−ヒドロキシ−ナフタレン−2−スルホン酸、2−イソプロピル−5−メチルフェノール、1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフタレン−1,5−ジオール、2−クロロ−ベンゼン−1,3−ジオール、4−ヒドロキシ−ナフタレン−1−スルホン酸、ベンゼン−1,2,3−トリオール、ナフタレン−2,3−ジオール、5−ジクロロ−2−メチルベンゼン−1,3−ジオール、4,6−ジクロロベンゼン−1,3−ジオール、2,3−ジヒドロキシ−[1,4]ナフトキノン;及び1−アセトキシ−2−メチルナフタレン;m−フェニレンジアミン、例えば、2,4−ジアミノフェノール、ベンゼン−1,3−ジアミン、2−(2,4−ジアミノ−フェノキシ)−エタノール、2−[(3−アミノ−フェニル)−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、2−メチル(mehyl)−ベンゼン−1,3−ジアミン、2−[[2−(2,4−ジアミノ−フェノキシ)−エチル]−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミノ]−エタノール、4−{3−[(2,4−ジアミノフェニル)オキシ]プロポキシ}ベンゼン−1,3−ジアミン、2−(2,4−ジアミノ−フェニル)−エタノール、2−(3−アミノ−4−メトキシ−フェニルアミノ)−エタノール、4−(2−アミノ−エトキシ)−ベンゼン−1,3−ジアミン、(2,4−ジアミノ−フェノキシ)−酢酸、2−[2,4−ジアミノ−5−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−フェノキシ]−エタノール、4−エトキシ−6−メチル−ベンゼン−1,3−ジアミン、2−(2,4−ジアミノ−5−メチル−フェノキシ)−エタノール、4,6−ジメトキシ−ベンゼン−1,3−ジアミン、2−[3−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−2−メチル−フェニルアミノ]−エタノール、3−(2,4−ジアミノ−フェノキシ)−プロパン−1−オール、N−[3−(ジメチルアミノ)フェニル]尿素、4−メトキシ−6−メチルベンゼン−1,3−ジアミン、4−フルオロ−6−メチルベンゼン−1,3−ジアミン、2−({3−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−4,6−ジメトキシフェニル}−アミノ)エタノール、3−(2,4−ジアミノフェノキシ)−プロパン−1,2−ジオール、2−[2−アミノ−4−(メチルアミノ)−フェノキシ]エタノール、2−[(5−アミノ−2−エトキシ−フェニル)−(2−ヒドロキシエチル)−アミノ]−エタノール、2−[(3−アミノフェニル)アミノ]エタノール、2,4−ジアミノ−5−(2’−ヒドロキシエチルオキシ)トルエン;N,N−ジメチル−3−ウレイドアニリン;N−(2−アミノエチル)ベンゼン−1,3−ジアミン、4−{[(2,4−ジアミノ−フェニル)オキシ]メトキシ}−ベンゼン−1,3−ジアミン、1−メチル−2,6−ビス(2−ヒドロキシエチルアミノ)ベンゼン;及び2,4−ジメトキシベンゼン−1,3−ジアミン;m−アミノフェノール類、例えば、3−アミノ−フェノール、2−(3−ヒドロキシ−4−メチル−フェニルアミノ)−アセトアミド、2−(3−ヒドロキシ−フェニルアミノ)−アセトアミド、5−アミノ−2−メチル−フェノール、5−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−2−メチル−フェノール、5−アミノ−2,4−ジクロロ−フェノール、3−アミノ−2−メチル−フェノール、3−アミノ−2−クロロ−6−メチル−フェノール、5−アミノ−2−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−フェノール、2−クロロ−5−(2,2,2−トリフルオロ−エチルアミノ)−フェノール、5−アミノ−4−クロロ−2−メチル−フェノール、3−シクロペンチルアミノ−フェノール、5−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−4−メトキシ−2−メチルフェノール、5−アミノ−4−メトキシ−2−メチルフェノール、3−(ジメチルアミノ)フェノール、3−(ジエチルアミノ)フェノール、5−アミノ−4−フルオロ−2−メチルフェノール、5−アミノ−4−エトキシ−2−メチルフェノール、3−アミノ−2,4−ジクロロ−フェノール、3−[(2−メトキシエチル)アミノ]フェノール、3−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]フェノール、5−アミノ−2−エチル−フェノール、5−アミノ−2−メトキシフェノール、5−[(3−ヒドロキシ−プロピル)アミノ]−2−メチルフェノール、3−[(3−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−アミノ]プロパン−1,2−ジオール、3−[(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−2−メチルフェノール;1−メチル−2−ヒドロキシ−4−(2’−ヒドロキシエチル)アミノ−ベンゼン;1,3−ビス−(2,4−ジアミノフェノキシ)プロパン;1−ヒドロキシ−2−メチル−5−アミノ−6−クロロベンゼン;並びに複素環誘導体類、例えば、3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−オール、4−メチル−2−フェニル−2,4−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン、6−メトキシキノリン−8−アミン、4−メチルピリジン−2,6−ジオール、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−オール、1,3−ベンゾジオキソール−5−オール、2−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルアミノ)エタノール、3,4−ジメチルピリジン−2,6−ジオール、5−クロロピリジン−2,3−ジオール、2,6−ジメトキシピリジン−3,5−ジアミン、1,3−ベンゾジオキソール−5−アミン、2−{[3,5−ジアミノ−6−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−ピリジン−2−イル]オキシ}−エタノール、1H−インドール−4−オール、5−アミノ−2,6−ジメトキシピリジン−3−オール、1H−インドール−5,6−ジオール、1H−インドール−7−オール、1H−インドール−5−オール、1H−インドール−6−オール、6−ブロモ−1,3−ベンゾジオキソール−5−オール、2−アミノピリジン−3−オール、ピリジン−2,6−ジアミン、3−[(3,5−ジアミノピリジン−2−イル)オキシ]プロパン−1,2−ジオール、5−[(3,5−ジアミノピリジン−2−イル)オキシ]ペンタン−1,3−ジオール、1H−インドール−2,3−ジオン、インドリン−5,6−ジオール、3,5−ジメトキシピリジン−2,6−ジアミン、6−メトキシピリジン−2,3−ジアミン;3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−アミン;4−ヒドロキシ−N−メチルインドール、1H−5−メチルピラゾール−5−オン、1−フェニル−3−メチルピラゾール−5−オン、2,6−ジメチルピラゾロ[1,5−b]−1,2,4−トリアゾール、2,6−ジメチル[3,2−c]−1,2,4−トリアゾール、6−メチルピラゾロ−[1,5−a]ベンゾイミダゾール、2,6−ジヒドロキシピリジン、2,6−ジヒドロキシ−3,4−ジメチルピリジン、5−メチルピラゾロ[5,1−e]−1,2,3−トリアゾール、5−メチル−6−クロロピラゾロ[5,1−e]−1,2,3,−トリアゾール、5−フェニルピラゾロ[5,1−e]−1,2,3−トリアゾール及びその付加塩、1H−2,6−ジメチルピラゾロ[1,5−b]−1,2,4−トリアゾールトシラート、7,8−ジシアノ−4−メチルイミダゾロ−[3,2−a]イミダゾール、2,7−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−5−オン、2,5−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−オン、及び2−メチル−5−メトキシメチル−ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−オン、6−ヒドロキシベンゾモルホリン、並びに3−アミノ−2−メチルアミノ−6−メトキシピリジン、1−フェニル−3−メチル−5−ピラゾロン−2,4−ジヒドロ−5,2−フェニル−3H−ピラゾール−3−オンが挙げられる。
追加のカップラーは、N−(3−フリルメチル)ベンゼン−1,4−ジアミン;N−チオフェン−3−イルメチル−ベンゼン−1,4−ジアミン;N−(2−フリルメチル)ベンゼン−1,4−ジアミン;N−チオフェン−2−イルメチル−ベンゼン−1,4−ジアミン;4−ヒドロキシ安息香酸(2,5−ジアミノ−ベンジリデン)−ヒドラジド;3−(2,5−ジアミノ−フェニル)−N−エチル−アクリルアミド;2−[3−(3−アミノ−フェニルアミノ)−プロペニル]−ベンゼン−1,4−ジアミン;2−[3−(4−アミノ−フェニルアミノ)−プロペニル]−ベンゼン−1,4−ジアミン;2−(6−メチル−ピリジン−2−イル)−ベンゼン−1,4−ジアミン;2−ピリジン−2−イル−ベンゼン−1,4−ジアミン;2−[3−(4−アミノ−フェニルアミノ)−プロペニル]−ベンゼン−1,4−ジアミン;2−[3−(3−アミノ−フェニルアミノ)−プロペニル]−ベンゼン−1,4−ジアミン;3−(2,5−ジアミノ−フェニル)−N−エチル−アクリルアミド;2−チアゾール−2−イル−ベンゼン−1,4−ジアミン;4−ヒドロキシ安息香酸(2,5−ジアミノ−ベンジリデン)−ヒドラジド;3’−フルオロ−ビフェニル−2,5−ジアミン;2−プロペニル−ベンゼン−1,4−ジアミン;2’−クロロ−ビフェニル−2,5−ジアミン;N−チオフェン−3−イルメチル−ベンゼン−1,4−ジアミン;N−(3−フリルメチル)ベンゼン−1,4−ジアミン;4’−メトキシ−ビフェニル−2,5−ジアミン、N−(4−アミノ−ベンジル)−ベンゼン−1,4−ジアミン;2−メチル−5−[(1−H−ピロール−2−イルメチル)−アミノ]−フェノール;5−[(フラン−2−イルメチル)−アミノ]−2−メチル−フェノール;5−イソプロピルアミノ−2−メチル−フェノール;ビフェニル−2,4,4’−トリアミン塩酸塩;5−(4−アミノ−フェニル)アミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;5−フェニルアミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;2−[4−アミノ−2−(3,5−ジアミノ−ベンジルアミノ)−フェノキシ]−エタノール塩酸塩;5−(3−アミノ−フェニル)アミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−(2−アミノ−ベンジル)−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−フラン−2−イルメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;2−[(3−アミノ−フェニルアミノ)−メチル]−フェノール塩酸塩;4−アミノ−2−プロピルアミノメチル−フェノール塩酸塩;N−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−[4−アミノ−2−(2−ヒドロキシ−エチル)−2H−ピラゾール−3−イル]−3−(5−アミノ−2−ヒドロキシ−フェニル)−アクリルアミド塩酸塩、4−アミノ−2−(イソプロピルアミノ−メチル)−フェノール塩酸塩;4−チオフェン−3−イル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;5−フェニルアミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;5−(3−アミノ−フェニル)アミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;4−チオフェン−3−イル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;2’,4’−ジアミノ−ビフェニル−4−オール塩酸塩;5−シクロブチルアミノ−2−メチル−フェノール;5−シクロブチルアミノ−2−メチル−フェノール;4−アミノ−2−(ピリジン−3−イルアミノメチル)−フェノール;5−(3−アミノ−フェニル)アミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;5−アリルアミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−(4−アミノ−ベンジル)−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−ベンジル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;3−[(3−アミノ−フェニルアミノ)−メチル]−フェノール塩酸塩;N−(4−メトキシ−ベンジル)−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−チオフェン−2−イルメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;4−アミノ−2−[(2−ヒドロキシ−5−ニトロ−フェニルアミノ)−メチル]−フェノール塩酸塩;2’,4’−ジアミノ−ビフェニル−4−オール塩酸塩;ビフェニル−2,4,4’−トリアミン;5−(4−アミノ−フェニル)アミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;2−[4−アミノ−2−(3,5−ジアミノ−ベンジルアミノ)−フェノキシ]−エタノール塩酸塩;5−アリルアミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;5−(3−アミノ−フェニル)アミノメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−(4−アミノ−ベンジル)−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−ベンジル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;3−[(3−アミノ−フェニルアミノ)−メチル]−フェノール塩酸塩;N−(2−アミノ−ベンジル)−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−(4−メトキシ−ベンジル)−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−フラン−2−イルメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;2−[(3−アミノ−フェニルアミノ)−メチル]−フェノール塩酸塩;N−チオフェン−2−イルメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−ベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル−ベンゼン−1,3−ジアミン塩酸塩;N−[4−アミノ−2−(2−ヒドロキシ−エチル)−2H−ピラゾール−3−イル]−3−(5−アミノ−2−ヒドロキシ−フェニル)−アクリルアミド塩酸塩;4−アミノ−2−プロピルアミノメチル−フェノール塩酸塩;4−アミノ−2−(イソプロピルアミノ−メチル)−フェノール塩酸塩;4−アミノ−2−[(2−ヒドロキシ−5−ニトロ−フェニルアミノ)−メチル]−フェノール塩酸塩;2−メチル−5−[(1−H−ピロール−2−イルメチル)−アミノ]−フェノール;5−[(フラン−2−イルメチル)−アミノ]−2−メチル−フェノール;5−イソプロピルアミノ−2−メチル−フェノール;5−シクロブチルアミノ−2−メチル−フェノール;4−アミノ−2−(ピリジン−3−イルアミノメチル)−フェノール;及び5−シクロブチルアミノ−2−メチル−フェノールから成る群から選択される。
好ましいカップラー類としては、フェノール、レゾルシノール、及びナフトール誘導体類、例えば、ナフタレン−1,7−ジオール、ベンゼン−1,3−ジオール、4−クロロベンゼン−1,3−ジオール、ナフタレン−1−オール、2−メチル−ナフタレン−1−オール、ナフタレン−1,5−ジオール、ナフタレン−2,7−ジオール、ベンゼン−1,4−ジオール、2−メチル−ベンゼン−1,3−ジオール、及び2−イソプロピル−5−メチルフェノール;1,2,4−トリヒドロキシベンゼン;1−アセトキシ−2−メチルナフタレン;及びこれらの混合物;m−フェニレンジアミン誘導体類、例えば、ベンゼン−1,3−ジアミン、2−(2,4−ジアミノ−フェノキシ)−エタノール、4−{3−[(2,4−ジアミノフェニル)オキシ]プロポキシ}ベンゼン−1,3−ジアミン、2−(3−アミノ−4−メトキシ−フェニルアミノ)−エタノール、2−[2,4−ジアミノ−5−(2−ヒドロキシ−エトキシ)−フェノキシ]−エタノール、及び3−(2,4−ジアミノ−フェノキシ)−プロパン−1−オール;2,4−ジアミノ−5−(2’−ヒドロキシエチルオキシ)トルエン;N,N−ジメチル−3−ウレイドアニリン;2,4−ジアミノ−5−フルオロトルエンサルフェート水和物(fluorotoluenesulfatehydrate);1−メチル−2,6−ビス(2−ヒドロキシエチルアミノ)ベンゼン;及びこれらの混合物;m−アミノフェノール誘導体、例えば、3−アミノ−フェノール、5−アミノ−2−メチル−フェノール、5−(2−ヒドロキシ−エチルアミノ)−2−メチル−フェノール、及び3−アミノ−2−メチル−フェノール;1−メチル−2−ヒドロキシ−4−(2’−ヒドロキシエチル)アミノベンゼン;1−ヒドロキシ−3−アミノ−2,4−ジクロロベンゼン;1,3−ビス−(2,4−ジアミノフェノキシ)プロパン;1−ヒドロキシ−2−メチル−5−アミノ−6−クロロベンゼン;5−アミノ−4−クロロ−2−メチルフェノール;及びこれらの混合物;並びに複素環誘導体類、例えば、3,4−ジヒドロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−6−オール、4−メチル−2−フェニル−2,4−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン、1,3−ベンゾジオキソール−5−オール、1,3−ベンゾジオキソール−5−アミン、1H−インドール−4−オール、1H−インドール−5,6−ジオール、1H−インドール−7−オール、1H−インドール−5−オール、1H−インドール−6−オール、1H−インドール−2,3−ジオン、ピリジン−2,6−ジアミン、2−アミノピリジン−3−オール、4−ヒドロキシ−N−メチルインドール、1H−5−メチルピラゾール−5−オン、1−フェニル−3−メチルピラゾール−5−オン、2,6−ジメチルピラゾロ[1,5−b]−1,2,4−トリアゾール、2,6−ジメチル[3,2−c]−1,2,4−トリアゾール、6−メチルピラゾロ−[1,5−a]ベンゾイミダゾール;2,6−ジヒドロキシピリジン;2,6−ジヒドロキシ−3,4−ジメチルピリジン、6−ヒドロキシベンゾモルホリン、2,6−ジヒドロキシ−3,4−ジメチルピリジン;3,5−ジアミノ−2,6−ジメトキシピリジン;3−アミノ−2−メチルアミノ−6−メトキシピリジン;1−フェニル−3−メチル−5−ピラゾロン−2,4−ジヒドロ−5,2−フェニル−3H−ピラゾール−3−オン;及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定するものではない。
より好ましいカップラーには、ベンゼン−1,3−ジオール;4−クロロベンゼン−1,3−ジオール;2−メチル−ベンゼン−1,3−ジオール;ベンゼン−1,3−ジアミン;3−アミノ−フェノール;5−アミノ−2−メチル−フェノール;1−メチル−2−ヒドロキシ−4−(2’−ヒドロキシエチル)アミノベンゼン;4−メチル−2−フェニル−2,4−ジヒドロ−3H−ピラゾール−3−オン;2−アミノピリジン−3−オール;1−フェニル−3−メチルピラゾール−5−オン;1−フェニル−3−メチル−5−ピラゾロン−2,4−ジヒドロ−5,2−フェニル−3H−ピラゾール−3−オン;及びこれらの混合物が挙げられる。
さらなる好ましい顕色剤及びカップラーとしては、5−メトキシメチル−2−アミノフェノール、5−エチル−2−アミノフェノール、5−フェニル−2−アミノフェノール、及び5−シアノエチル−2−アミノフェノールが挙げられる。
さらに好ましい顕色剤及びカップラーとしては次のものが挙げられる。
次の化合物に関連する1、2、又は3個のヘテロ原子を有する5員複素芳香族ケラチン染色化合物:
Figure 2008510834
式中、ZはS及びOから成る群から選択され;
式中、Yは、NA1、S及びOから成る群から選択される;
次の化合物に関連する2又は3個のヘテロ原子を有する二環式縮合5−5員複素芳香族ケラチン染色化合物:
Figure 2008510834
式中、Y及びZは、NA1、S及びOから成る群から独立して選択される;
次の式に従う環連結窒素を有する二環式5−5員複素芳香族化合物:
Figure 2008510834
式中、Yは、S及びOから成る群から選択される;
次の式に従う、2個のヘテロ原子を有する三環式5−6−5員複素芳香族ケラチン染色化合物:
Figure 2008510834
式中、Y及びZは、NA1、S、及びOから成る群から選択される;
次の式に従う、1個の環接合窒素と1又は2個の余分なヘテロ原子とを有する、二環式5−6員複素芳香族ケラチン染色化合物:
Figure 2008510834
Figure 2008510834
次の式に従う1個のヘテロ原子を有する三環式縮合6−5−6員複素芳香族ケラチン染色化合物:
Figure 2008510834
式中、Yは、NA1、S及びOから成る群から独立して選択される;
次の式に従う、N−ヒドロキシ又はN−アミノ基を有する5員アザ複素芳香族ケラチン染色化合物及びこれらの誘導体:
Figure 2008510834
式中、B1、B2、B3、及びB4は、CH及びNから成る群から選択され;
その際、BがNであるときには、対応するR1、R2、R3、及びR4は、存在しない;
次の式に従う、5員環が1〜3個の窒素原子とN−ヒドロキシ又はN−アミノ基とを有する、アザ複素芳香族ケラチン染色化合物の二環式5−6系、及びこれらの誘導体:
Figure 2008510834
式中、B1及びB2は独立にCH又はNから選択され;
その際、BがNであるときには、対応するR1及びR2は、存在しない;
次の式に従う、N−ヒドロキシ又はN−アミノ基を有する二環式縮合5−5員アザ複素芳香族ケラチン染色化合物及びこれらの誘導体:
Figure 2008510834
次の式に従う、環接合窒素とN−ヒドロキシ又はN−アミノ基とを有する二環式縮合5−5員アザ複素芳香族ケラチン染色化合物及びこれらの誘導体:
Figure 2008510834
Figure 2008510834
次の式に従う、1又は2個の窒素原子を有する6員環のN−オキシド:
Figure 2008510834
次の式に従う1又は2個のN−オキシド類を有する二環式6−6(0:1,0:2,1:1,1:2)員アザ複素芳香族ケラチン染色化合物:
Figure 2008510834
Figure 2008510834
次の式に従う環連結Nを有する二環式5−5員複素芳香族化合物(1:0,1:1,2:0,2:1):
Figure 2008510834
式中、YはCH2、NR7、O又はSから成る群から選択される;
次の式に従う、二環式5−5員(1:2)複素芳香族N−オキシドケラチン染色化合物、及びこれらの誘導体:
Figure 2008510834
式中、Y及びZはNR5、O及びSから成る群から選択される;
次の式に従う、5員複素芳香族化合物のモノN−オキシド誘導体及びこれらの誘導体:
Figure 2008510834
式中、YはO、NR5、又はSである;
次の式に従う、二環式5−6員(2:0,3:0,2:1,3:1)複素芳香族化合物のモノ−又はジ−N−オキシド誘導体、及びこれらの誘導体:
Figure 2008510834
式中、Yは、NR8、O又はSから成る群から選択される;
次の式に従う、環連結Nを有する二環式5−6員複素芳香族化合物(0:1,1:0&1:1)のN−オキシド誘導体、及びこれらの誘導体:
Figure 2008510834
ここで、前述したすべてのR基は、同一又は異なり、次の:
(a)C結合一価の置換基であって、
(i)置換又は非置換で、直鎖又は分岐の、アルキル、モノ−又はポリ−不飽和アルキル、ヘテロアルキル、脂肪族、ヘテロ脂肪族、又はへテロオレフィンの系、
(ii)置換又は非置換の、単環式又は多環式脂肪族、アリール又は複素環式の系、及び
(iii)置換又は非置換の、モノ−、ポリ−、又はペル−フルオロアルキルの系:から成る群から選択されるC結合一価の置換基(ここで、(i)、(ii)及び(iii)の該系は、約1〜約10個の炭素原子と、O、S、N、P及びSiから成る群から選択される約0〜約5個のヘテロ原子とを含む);
式中、C結合一価の置換基の該置換系の置換基は、アミノ、ヒドロキシル、アルキルアミノ(直鎖、分岐鎖、又は環状C1〜C5)、ジアルキルアミノ(直鎖、分岐鎖、又は環状C1〜C5)、ヒドロキシアルキルアミノ(直鎖、分岐鎖、又は環状C1〜C5)、ジヒドロキシアルキルアミノ(直鎖、分岐鎖、又は環状C1〜C5)、アリールアミノ又は置換アリールアミノ(置換基はハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)、ヘテロアリールアミノ又は置換ヘテロアリールアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)、アリールメチルアミノ又は置換アリールメチルアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)、及びヘテロアリールメチルアミノ又は置換ヘテロアリールメチルアミノ(置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ、C1〜C5アルキルアミノである)から成る群から選択される、
(b)SA1、SO21、SO31、SSA1、SOA1、SO2NA12、SNA12、及びSONA12から成る群から選択されるS結合一価の置換基;
(c)OA1及びONA12から成る群から選択されるO結合一価の置換基;
(d)NA12、(NA123+、NA1OA2、NA1SA2、NO2、N=NA1、N=NOA1、NA1CN、及びNA1NA23から成る群から選択されるN結合一価の置換基;
(e)COOA1、CONA1 2、CONA1COA2、C(=NA1)NA12、CN、及びXから成る群から選択される一価の置換基;
(f)約1〜約12個の炭素原子と約0〜約4個のヘテロ原子とを含むモノ−、ポリ−、及びペル−フルオロアルキルの系から成る群から選択されるフルオロアルキル一価の置換基;及び
(g)水素、
式中、A1、A2、及びA3は、一価であり、H;置換又は非置換で、直鎖又は分岐鎖の、アルキル、モノ−又はポリ−不飽和アルキル、ヘテロアルキル、脂肪族、ヘテロ脂肪族、又はヘテロオレフィンの系;置換又は非置換の、単環式又は多環式脂肪族、アリール、又は複素環式の系;及び置換又は非置換の、モノ−、ポリ−、又はペル−フルオロアルキルの系から成る群から独立して選択され、或いは、A1及びA2は、これらが結合する窒素原子と共に環を形成し;ここで、前記系は、約1〜約10個の炭素原子と、O、S、N、P、及びSiから成る群から選択される約0〜約5個のヘテロ原子とを含み;並びに
Xは、F、Cl、Br、及びIから成る群から選択されるハロゲンである
から成る群から選択される。
D.直接染料
本発明の組成物はまた、追加の着色性を特に彩度(intensity)に関してもたらすのに十分な量で、適合性の直接染料を含んでもよい。典型的には、こうした量は、組成物の0.05重量%〜4重量%の範囲である。適した直接染料としては、次のものが挙げられるが、これらに限定されない:アシッドイエロー1、アシッドオレンジ3、ディスパーズレッド17、ベイシックブラウン17、アシッドブラック52、アシッドブラック1、ディスパーズバイオレット4、4−ニトロ−o−フェニレンジアミン、2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、ピクラミン酸、HCレッド13号、1,4−ビス−(2’−ヒドロキシエチル)−アミノ−2−ニトロベンゼン、HCイエロー5号、HCレッド7号、HCブルー2号、HCイエロー4号、HCイエロー2号、HCオレンジ1号、HCレッド1号、2−クロロ−5−ニトロ−N−ヒドロキシエチル−p−フェニレンジアミン、HCレッド3号、4−アミノ−3−ニトロフェノール、2−ヒドロキシエチルアミノ−5−ニトロアニソール、3−ニトロ−p−ヒドロキシエチルアミノフェノール、2−アミノ−3−ニトロフェノール、6−ニトロ−o−トルイジン、3−メチルアミノ−4−ニトロフェノキシエタノール、2−ニトロ−5−グリセリメチルアナリン(glycerymethylanaline)、HCイエロー11号、HCバイオレット1号、HCオレンジ2号、HCオレンジ3号、HCイエロー9号、4−ニトロフェニルアミノエチル尿素、HCレッド10号、HCレッド11号、2−ヒドロキシエチルピクラミン酸、HCブルー12号、HCイエロー6号、ヒドロキシエチル−2−ニトロ−p−トルイジン、HCイエロー12号、HCブルー10号、HCイエロー7号、HCイエロー10号、HCブルー9号、N−エチル−3−ニトロPABA、4−アミノ−2−ニトロフェニル−アミン−2’−カルボン酸、2−クロロ−6−エチルアミノ−4−ニトロフェノール、6−ニトロ−2,5−ピリジンジアミン、HCバイオレット2号、2−アミノ−6−クロロ−4−ニトロフェノール、4−ヒドロキシプロピルアミノ−3−ニトロフェノール、HCイエロー13号、1,2,3,4−テトラヒドロ−6−ニトロキノキサリン(nitrochinoxalin)、HCレッド14号、HCイエロー15号、HCイエロー14号、3−アミノ−6−メチルアミノ−2−ニトロピリジン、2,6−ジアミノ−3−((ピリジン−3−イル)アゾ)ピリジン、ベイシックレッド118号、ベイシックオレンジ69号、N−(2−ニトロ−4−アミノフェニル)−アリルアミン、4−[(4−アミノ−3−メチルフェニル)(4−イミノ−3−メチル−2,5−シクロヘキサジエン−1−イリデン)メチル]−2−メチル−ベンゼンアミン−ヒドロクロリド、1H−イミダゾリウム,2−[[4−(ジメチル−アミノ)フェニル]アゾ]−1,3−ジメチルクロリド、ピリジニウム,1−メチル−4−[(メチルフェニル−ヒドラゾノ)メチル]−,メチルサルフェート、1H−イミダゾリウム,2−[(4−アミノフェニル)アゾ]−1,3−ジメチルクロリド、ベイシックレッド22、ベイシックレッド76、ベイシックブラウン16、ベイシックイエロー57、7−(2’,4’−ジメチル−5’−スルホフェニルアゾ)−5−スルホ−8−ヒドロキシナフタレン、アシッドオレンジ7、アシッドレッド33、1−(3’−ニトロ−5’−スルホ−6’−オキソフェニルアゾ)−オキソ−ナフタレンクロム錯体、アシッドイエロー23、アシッドブルー9、ベイシックバイオレット14、ベイシックブルー7、ベイシックブルー26、キノフタラノン(quinophthlanone)又は2−キノリルインダンジオン(2−quinolylindandione)のモノ−及びジスルホン酸の混合物(主に後者)のナトリウム塩、ベイシックレッド2、ベイシックブルー99、ディスパーズレッド15、アシッドバイオレット43、ディスパーズバイオレット1、アシッドブルー62、顔料ブルー15、アシッドブラック132、ベイシックイエロー29、ディスパーズブラック9、1−(N−メチルモルホリニウム−プロピルアミノ)−4−ヒドロキシ−アントラキノンメチルサルフェート、HCブルー8号、HCレッド8号、HCグリーン1号、HCレッド9号、2−ヒドロキシ−1,4−ナフトキノン、アシッドブルー199、アシッドブルー25、アシッドレッド4、ヘンナレッド、インジゴ、コチニール、HCブルー14、ディスパーズブルー23、ディスパーズブルー3、バイオレット2、ディスパーズブルー377、ベイシックレッド51、ベイシックオレンジ31、ベイシックイエロー87、並びにこれらの混合物。好ましい直接染料としては、ディスパーズブラック9、HCイエロー2、HCイエロー4、HCイエロー15、4−ニトロ−o−フェニレンジアミン、2−アミノ−6−クロロ−4−ニトロフェノール、HCレッド3、ディスパーズバイオレット1、HCブルー2、ディスパーズブルー3、ディスパーズブルー377、ベイシックレッド51、ベイシックオレンジ31、ベイシックイエロー87、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。
E.酸化剤
本発明の組成物は、毛髪中のメラニン色素を漂白するのに、及び/又は酸化染料前駆体(存在する場合、顕色剤及び/又はカップラーを含む)から染料発色団を形成させるのに十分な量で存在する酸化剤を含んでよい。典型的には、このような量は、顕色剤組成物の1重量%〜20重量%、好ましくは3重量%〜15重量%、より好ましくは6重量%〜12重量%の範囲である。水性媒体中で過酸化水素水を生じる無機過酸素物質が好ましい。そして、次のものが挙げられるが、これらに限定されない:過酸化水素水;無機アルカリ金属過酸化物(例えば、過ヨウ素酸ナトリウム及び過酸化ナトリウム);有機過酸化物(例えば、尿素過酸化物、メラミン過酸化物);無機過水和塩(perhydratesalt)漂白化合物(例えば、過ホウ酸類、過炭酸類、過リン酸類、過ケイ酸類、及び過硫酸類のアルカリ金属塩類、好ましくはこれらのナトリウム塩類)、(これらは一水和物、四水和物等として組み込まれてよい);アルカリ金属の臭素酸塩;酵素;及びこれらの混合物。過酸化水素が好ましい。
F.増粘剤
本発明の組成物は、毛髪から過度にしたたり落ちて汚れ散らかす原因となることなく毛髪に容易に塗布できるような粘度を組成物にもたらすのに十分な量で、増粘剤を含んでよい。典型的には、このような量は組成物の少なくとも0.1重量%、好ましくは少なくとも0.5重量%、より好ましくは少なくとも1重量%である。
本明細書に用いるのに好ましいのは耐塩性増粘剤であり、それには、これらに限定するものではないが、キサンタン、グアー、ヒドロキシプロピルグアー、スクレログルカン、メチルセルロース、エチルセルロース(アクアコート(AQUACOTE)(商標)として入手可能)、ヒドロキシエチルセルロース(ナトゾル(NATROSOL)(商標))、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、微結晶セルロース、ヒドロキシブチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース(クルーセル(KLUCEL)(商標)として入手可能)、ヒドロキシエチルエチルセルロース、セチルヒドロキシエチルセルロース(ナトロゾル(NATROSOL)(商標)プラス(Plus)330として入手可能)、N−ビニルピロリドン(ポビドン(POVIDONE)(商標)として入手可能)、アクリレート/セテス−20イタコネートコポリマー(ストラクチャー(STRUCTURE)(商標)3001として入手可能)、ヒドロキシプロピルデンプンホスフェート(ストラクチャー(STRUCTURE)(商標)ZEAとして入手可能)、ポリエトキシレート化ウレタン又はポリカルバミルポリグリコールエステル(例えばPEG−150/デシル/SMDIコポリマー(アクリン(ACULYN)(商標)44として入手可能)、PEG−150/ステアリル/SMDIコポリマー(アクリン(ACULYN)(商標)46として入手可能)、トリヒドロキシステアリン(チキシン(THIXCIN)(商標)として入手可能)、アクリレートコポリマー(例えばアクリン(ACULYN)(商標)33として入手可能)又は疎水変性アクリレートコポリマー(例えばアクリレート/ステアレス−20メタクリレートコポリマー(アクリン(ACULYN)(商標)22として入手可能))、少なくとも1つの脂肪鎖と、少なくとも1つの脂肪鎖を含むポリエーテルウレタンから選択される少なくとも1つの親水性単位とを含む非イオン性両染性ポリマー、及びセテス−10ホスフェートとジ−セチルホスフェートとセテアリルアルコールのブレンド(クロダホス(CRODAFOS)(商標)CESとして入手可能)が挙げられる。
G.キレート剤
本発明の組成物は、配合構成成分、特に酸化剤、より詳細には過酸化物類と相互作用するのに利用可能な金属の量を減少させるのに十分な量で、キレート剤を含んでよい。典型的には、このような量は組成物の少なくとも0.25重量%から、好ましくは少なくとも0.5重量%からの範囲である。本明細書で使用するのに適したキレート剤としては、これらに限定するものではないが、ジアミン−N,N’−ジポリ酸、モノアミンモノアミド−N,N’−ジポリ酸、及びN,N’−ビス(2−ヒドロキシベンジル)エチレンジアミン−N,N’−二酢酸キレート剤(好ましくはEDDS(エチレンジアミン二コハク酸))、カルボン酸(好ましくは、アミノカルボン酸)、ホスホン酸(好ましくは、アミノホスホン酸)及びポリリン酸(特に、直鎖のポリリン酸)、これらの塩及び誘導体が挙げられる。
H.pH調整剤及び緩衝剤
本発明の組成物は、組成物のpHを3〜13、好ましくは8〜12、より好ましくは9〜11の範囲内になるように調節するために十分に有効な量で、pH調整剤及び/又は緩衝剤を更に含んでもよい。本明細書での使用に適したpH調整剤及び/又は緩衝剤としては、これらに限定されないが、アンモニア、アルカノールアミド類、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モノプロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン、トリプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、並びに2−アミノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール及びグアニジウム塩類、アルカリ金属及び水酸化アンモニウム及び炭酸アンモニウム、好ましくは、水酸化ナトリウム及び炭酸アンモニウム、並びに無機物及び無機酸類などの弱酸類、例えば、リン酸、酢酸、アスコルビン酸、クエン酸又は酒石酸、塩酸、及びこれらの混合物が挙げられる。
I.カーボネートイオン供給源及びラジカルスカベンジャーの系
本発明の組成物は、カーボネートイオン、カルバメートイオン及び又はハイドロカーボネートイオンの供給源と、ラジカルスカベンジャーとを含む系を、着色プロセスの間毛髪へのダメージを低減させるのに十分な量で含んでよい。典型的には、このような量は、組成物の0.1重量%〜15重量%、好ましくは0.1重量%〜10重量%、より好ましくは1重量%〜7重量%のカーボネートイオン、及び組成物の0.1重量%〜10重量%、好ましくは1重量%〜7重量%のラジカルスカベンジャーの範囲である。好ましくは、ラジカルスカベンジャーは、ラジカルスカベンジャーとカーボネートイオンとの比が1:1〜1:4となるような量で存在する。ラジカルスカベンジャーは、アルカリ化剤と同一種ではないように選択されるのが好ましい。
イオンの適した供給源としては:炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸グアニジン、炭酸水素グアニジン、炭酸リチウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。カーボネートイオンの適した供給源は、炭酸水素ナトリウム及び炭酸水素カリウムである。炭酸アンモニウム及び炭酸水素アンモニウムもまた好ましい。
ラジカルスカベンジャーは、炭酸ラジカルと反応してその炭酸ラジカルを一連の速い反応によってより反応性の低い種へと変換させることのできる種である。好ましくは、ラジカルスカベンジャーが窒素原子を含む場合、窒素のプロトン化を防ぐために、pKa>7である。好ましいラジカルスカベンジャーは、アルカノールアミン、アミノ糖、アミノ酸及びこれらの混合物の部類から選択されてよく、次のものが挙げられるが、これらに限定されない:モノエタノールアミン、3−アミノ−1−プロパノール、4−アミノ−1−ブタノール、5−アミノ−1−ペンタノール、1−アミノ−2−プロパノール、1−アミノ−2−ブタノール、1−アミノ−2−ペンタノール、1−アミノ−3−ペンタノール、1−アミノ−4−ペンタノール、3−アミノ−2−メチルプロパン−1−オール、1−アミノ−2−メチルプロパン−2−オール、3−アミノプロパン−1,2−ジオール、グルコサミン、N−アセチルグルコサミン、グリシン、アルギニン、リジン、プロリン、グルタミン、ヒスチジン、セリン、トリプトファン及び上記のもののカリウム塩、ナトリウム塩及びアンモニウム塩、並びにこれらの混合物。他の好ましいラジカルスカベンジャー化合物としては、ベンジルアミン、グルタミン酸、イミダゾール、ジ−第三ブチルヒドロキシトルエン、ヒドロキノン、カテコール及びこれらの混合物。
III.製造方法
本発明の化合物は、従来の方法を用いて得られてよい。化合物を製造する方法の全般的な記述は上記で提供され、具体的な実施例は下記で提供される。本発明の組成物もまた、従来の方法を用いて得られてよい。ケラチン染色組成物は溶液として、好ましくは水溶液又は水性アルコール溶液として形成されてよい。毛髪染料製品組成物は、好ましくは高粘度の液体、クリーム、ゲル又はエマルションとして形成されてよく、これらの組成物は染料化合物及び他の染料成分と特定の調製に適した従来の化粧品添加成分との混合物である。
IV.使用方法
本発明のケラチン染色組成物は、これらを適した酸化剤と混合することにより使用されてよく、これが酸化染料前駆体と反応して毛髪染料製品組成物を顕色させる。酸化剤は通常、水性組成物中において提供され、これは、普通は最終のケラチン染色製品系の別個の構成成分として提供され、別個の容器中に存在する。ケラチン染色組成物を混合する際、それが毛髪に塗布されるときに所望の製品特性、例えばpH、粘度、レオロジーなどが達成されるように補助剤が毛髪染料組成物中に提供される。
ケラチン染色組成物は、毛髪に塗布される場合、これらの組成に応じて弱酸性、中性、又はアルカリ性であることができ、典型的には、6〜11、好ましくは7〜10、より好ましくは8〜10のpHを有する。顕色剤組成物のpHは、典型的には酸性であり、一般にそのpHは、2.5〜6.5、好ましくは3〜5である。毛髪組成物のpHは、前述のようにpH調整剤を使用して調節されてよい。
ケラチン染色組成物を使用するために、使用直前に、上述の組成物を混合し、毛髪の量に応じて、一般的には60〜200グラムの、十分な量の混合物を毛髪に塗布する。このようにして調製した上で、毛髪染料組成物を染色すべき毛髪に塗布し、毛髪が染色されるのに有効な時間にわたって毛髪と接触させ続ける。典型的には、毛髪染料組成物を、2〜60分間、好ましくは15〜45分間、より好ましくは30分間、15℃〜50℃の範囲の温度で毛髪に作用させる。その後毛髪を水ですすぎ、毛髪染料組成物を取り除いて乾燥させる。必要ならば、毛髪をシャンプーで洗浄し、例えば、水、又はクエン酸若しくは酒石酸溶液などの弱酸性の溶液ですすぎ、乾燥させる。また、所望により、別個のコンディショニング製品を提供してもよい。
ケラチン染色組成物の構成成分は共に毛髪染色系を形成する。この系を、ケラチン染色組成物構成成分又はその他の毛髪トリートメント製品、及び使用説明書の別々の容器を単一のパッケージ内に含むキットとして提供してもよい。
以下は、本発明の組成物の非限定例である。これらの実施例は単に説明のために示すものであり、本発明を限定するものと解釈するべきでなく、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、種々の多くの改変が可能であり、当業者には、これらのことは理解されよう。実施例において、特に指定のない限り、すべての濃度は、重量パーセントで示される。
次の組成物は毛髪を染色するために使用できる。染色組成物を等量の20体積過酸化水素溶液(6重量%)と混合する。得られる混合物を毛髪に塗布し、30分間毛髪と接触させたままにする。この染色された毛髪を、その後シャンプーし、水ですすぎ、乾燥する。
Figure 2008510834
Figure 2008510834
Figure 2008510834
Figure 2008510834
Figure 2008510834
本発明の特定の実施形態が説明及び記載されてきたが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を行えることが当業者には明白であろう。従って、本発明の範囲内にあるそのようなすべての変更及び修正を、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
「背景技術」「課題を解決するための手段」、及び「発明を実施するための最良の形態」で引用されるすべての文献は、その関連部分において、本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用もそれが本発明に関して先行技術であるという容認として解釈されるべきではない。

Claims (8)

  1. ケラチン染色組成物であって、
    (A)染色に適した媒質と、
    (B)1つ以上の、次の式に従う、環接合窒素及びN−ヒドロキシ又はN−アミノ基を有する二環式縮合5−5員アザ複素芳香族ケラチン染色化合物並びにこれらの誘導体とを含み、
    Figure 2008510834
    式中、B1、B2、B3、B4及びB5は、CH及びNから成る群から選択され;
    その際、BがNであるであるときには、対応するR1、R2、R3、R4、及びR5は、存在せず;
    式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、同一又は異なり、次の:
    (a)C結合一価の置換基であって、
    (i)置換又は非置換で、直鎖又は分岐鎖の、アルキル、モノ−又はポリ−不飽和アルキル、ヘテロアルキル、脂肪族、ヘテロ脂肪族、又はへテロオレフィンの系、
    (ii)置換又は非置換の、単環式又は多環式脂肪族、アリール又は複素環式の系、及び
    (iii)置換又は非置換の、モノ−、ポリ−、又はペル−フルオロアルキルの系;から成る群から選択されるC結合一価の置換基(ここで(i)、(ii)及び(iii)の該系は、1〜10個の炭素原子と、O、S、N、P及びSiから成る群から選択される0〜5個のヘテロ原子とを含む);
    (b)SA1、SO21、SO31、SSA1、SOA1、SO2NA12、SNA12及びSONA12から成る群から選択されるS結合一価の置換基;
    (c)OA1及びONA12から成る群から選択されるO結合一価の置換基;
    (d)NA12、(NA123+、NA1OA2、NA1SA2、NO2、N=NA1、N=NOA1、NA1CN及びNA1NA23から成る群から選択されるN結合一価の置換基;
    (e)COOA1、CONA1 2、CONA1COA2、C(=NA1)NA12、CN及びXから成る群から選択される一価の置換基;及び
    (f)1〜12個の炭素原子と0〜4個のヘテロ原子とを含むモノ−、ポリ−及びペル−フルオロアルキルの系から成る群から選択されるフルオロアルキルの一価の置換基;
    (g)水素;
    (式中、A1、A2及びA3は一価であり、H;置換又は非置換で、直鎖又は分岐鎖の、アルキル、モノ−又はポリ−不飽和アルキル、ヘテロアルキル、脂肪族、ヘテロ脂肪族、又はへテロオレフィンの系;置換又は非置換の、単環式又は多環式脂肪族、アリール、又は複素環式の系;及び置換又は非置換の、モノ−、ポリ−又はペル−フルオロアルキルの系から成る群から独立して選択され、あるいはA1及びA2は、それらが結合した窒素原子と共に環を形成し;ここで、該系は1〜10個の炭素原子と、O、S、N、P及びSiから成る群から選択される0〜5個のヘテロ原子とを含み;並びに
    Xは、F、Cl、Br及びIから成る群から選択されるハロゲンである)
    から成る群から選択される。
  2. 前記R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8が各々、水素原子;ハロゲン原子;アミノ置換基、ヒドロキシル置換基;シアノ置換基;C1〜C4アルキル置換基;トリフルオロメチル置換基、アルキルアミノ置換基;ヒドロキシアルキルアミノ置換基;アセチルアミド置換基;カルボキシル置換基又はそのエステル;アルコキシ置換基;アルコキシアルキル置換基;カルバモイル置換基;アルキルカルバモイル置換基;ヒドロキシアルキルカルバモイル置換基;アミド置換基;アルキルアミド置換基;アルキルカルボニル置換基;アルコキシカルボニル置換基;アリールオキシ置換基;アシルオキシ置換基;アルキルチオ置換基;アリールチオ置換基;ヘテロアリールチオ置換基;ヘテロアリールオキシ置換基;少なくとも1個の窒素、酸素、又は硫黄原子を有する、3、4、5、6、又は7員複素環;アリール置換基;スルホニル置換基;スルフィニル置換基;ホスホニル置換基;スルファモイル置換基;シロキシ置換基;アシルオキシ置換基;カルバモイルオキシ置換基;スルホンアミド置換基;イミド置換基;ウレイド置換基;スルファモイルアミノ置換基;アルコキシカルボニルアミノ置換基;アリールオキシカルボニルアミノ置換基;アリールオキシカルボニル置換基;及びベンゼンスルホンアミド置換基から成る群から独立して選択される、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記R3又はR5の少なくとも1つがアミノ基であり、残りの前記R3又はR5の少なくとも1つが、アミノ、ヒドロキシル、窒素、酸素又は硫黄原子の少なくとも1つを有する、3、4、5、6、又は7員複素環;アルキルアミノ(直鎖又は分岐鎖のC1〜C5)、ジアルキルアミノ(直鎖又は分岐鎖のC1〜C5)、ヒドロキシアルキルアミノ(直鎖又は分岐鎖のC1〜C5)、ジヒドロキシアルキルアミノ(直鎖又は分岐鎖のC1〜C5)、アリールアミノ又は置換アリールアミノ;ヘテロアリールアミノ又は置換ヘテロアリールアミノ;アリールメチルアミノ又は置換アリールメチルアミノ;及びヘテロアリールメチルアミノ又は置換ヘテロアリールメチルアミノ(ここで、置換基は、ハロゲン、C1〜C5アルキル、C1〜C5アルコキシ、トリフルオロメチル、アミノ及びC1〜C5アルキルアミノである)から成る群から選択される、請求項1に記載の組成物。
  4. 前記R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8の少なくとも1つが、水素、塩素、シアノ、アルコキシ、フェノキシ、メチルスルフォニオキシ、ピリドン及びピリダゾンから成る群から選択される、請求項1に記載の組成物。
  5. 環接合窒素及びN−ヒドロキシ基又はN−アミノ基を有する前記二環式縮合5−5員アザ複素芳香族ケラチン染色化合物並びにこれらの誘導体が、ピロロ[1,2−b]ピラゾール、1,6,6a−トリアザ−ペンタレン、イミダゾ[1,5−b]ピラゾール、イミダゾ[1,2−b]ピラゾール、ピラゾロ[5,1−c][1,2,4]トリアゾール、ピラゾロ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール、イミダゾ[1,2−b][1,2,4]トリアゾール、イミダゾ[1,5−b][1,2,4]トリアゾール及びイミダゾ[1,5−c][1,2,3]トリアゾール及びこれらの混合物及び誘導体から成る群から選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 補助顕色剤、補助カップラー、直接染料、酸化剤、増粘剤、キレート剤、pH調整剤、緩衝剤及びカーボネートイオン供給源から成る群から選択される少なくとも1つの追加の構成成分と、ラジカルスカベンジャーの系とを更に含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。
  7. (a)請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物を塗布すること;及び
    (b)毛髪をすすぐこと
    の工程を含む毛髪を染色する方法。
  8. (a)請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物;
    (b)酸化剤;及び
    (c)補助カップラー及び/又は補助顕色剤
    を含むキット。
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