JP2008507790A - 運行設備に対する乗客、手荷物及び貨物の流れの管理 - Google Patents
運行設備に対する乗客、手荷物及び貨物の流れの管理 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008507790A JP2008507790A JP2007523662A JP2007523662A JP2008507790A JP 2008507790 A JP2008507790 A JP 2008507790A JP 2007523662 A JP2007523662 A JP 2007523662A JP 2007523662 A JP2007523662 A JP 2007523662A JP 2008507790 A JP2008507790 A JP 2008507790A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- passenger
- processing system
- passengers
- column
- airport
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C11/00—Arrangements, systems or apparatus for checking, e.g. the occurrence of a condition, not provided for elsewhere
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/02—Reservations, e.g. for tickets, services or events
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/02—Reservations, e.g. for tickets, services or events
- G06Q10/025—Coordination of plural reservations, e.g. plural trip segments, transportation combined with accommodation
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/04—Forecasting or optimisation specially adapted for administrative or management purposes, e.g. linear programming or "cutting stock problem"
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
- G06Q10/08—Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q30/00—Commerce
- G06Q30/02—Marketing; Price estimation or determination; Fundraising
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/30—Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass
- G07C9/32—Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass in combination with an identity check
- G07C9/37—Individual registration on entry or exit not involving the use of a pass in combination with an identity check using biometric data, e.g. fingerprints, iris scans or voice recognition
-
- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C11/00—Arrangements, systems or apparatus for checking, e.g. the occurrence of a condition, not provided for elsewhere
- G07C2011/04—Arrangements, systems or apparatus for checking, e.g. the occurrence of a condition, not provided for elsewhere related to queuing systems
Landscapes
- Business, Economics & Management (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Strategic Management (AREA)
- Tourism & Hospitality (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Economics (AREA)
- Development Economics (AREA)
- Human Resources & Organizations (AREA)
- Entrepreneurship & Innovation (AREA)
- Marketing (AREA)
- General Business, Economics & Management (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Operations Research (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Accounting & Taxation (AREA)
- Game Theory and Decision Science (AREA)
- Finance (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
Abstract
空港から出発する乗客を処理するには、乗客が先入れ先出しに基づく制御点を通過するようにする第1の列が含まれる。又、乗客を先入れ先出しに基づかないで処理する第2の列が存在する。この第2の列に対する利用可能性は、
航空会社のサービスクラスに対する乗客の状況と、
空港を利用する1つ以上のフライトの出発時刻の遅延と、
空港を利用する他のフライトの欠航と、
空港における警備上の要素と、
空港におけるスタッフの配置と、
フライトの日付と、
フライトの時刻と、
フライトに対する乗客の人数と、
手荷物の取り扱い数と
のうちの少なくとも1つにより決定される。システムは、空港に到着する乗客をも処理する。又、システムは、空港に到着する乗客を、手荷物の取り扱いを容易にするようにも処理する。
航空会社のサービスクラスに対する乗客の状況と、
空港を利用する1つ以上のフライトの出発時刻の遅延と、
空港を利用する他のフライトの欠航と、
空港における警備上の要素と、
空港におけるスタッフの配置と、
フライトの日付と、
フライトの時刻と、
フライトに対する乗客の人数と、
手荷物の取り扱い数と
のうちの少なくとも1つにより決定される。システムは、空港に到着する乗客をも処理する。又、システムは、空港に到着する乗客を、手荷物の取り扱いを容易にするようにも処理する。
Description
本発明は、乗客や、手荷物や、貨物や、人々の群及び混雑や、所有物を制御することに関するものである。特に、本発明は、多数の人々の流れを制御することに関するものである。より具体的には、この制御は、特に旅行の出発及び到着場で群衆が集中する中心地である特定の領域に関連するものである。本発明の方法及びシステムは、種々の設備への入場許可を管理することにも関するものである。特に、本発明は、空港における種々の設備の管理に関するものである。更に具体的には、本発明は、セキュリティチェックポイントのような設備に関連するものである。
この出願は、MANAGEMENT OF THE FLOW OF PERSONS IN ENTERTAINMENT ENVIRONMENTS と題し2004年6月22日に出願した米国特許出願第10/875,096号と、MANAGEMENT OF THE FLOW OF PERSONS IN RELATION TO CENTERS OF CROWD CONTROL VIA WIRELESS CONTROLと題し2003年10月15日に出願した米国特許出願第10/687,191号と、MANAGEMENT OF THE FLOW OF PERSONS IN RELATION TO CENTERS OF CROWD CONTROL VIA PRIORITY CONTROLと題し2003年10月15日に出願した米国特許出願第10/687,243号と、MANAGEMENT OF THE FLOW OF PERSONS IN RELATION TO CENTERS OF CROWD CONTROL VIA TELEVISION CONTROLと題し2003年10月15日に出願した米国特許出願第10/687,226号と、MANAGEMENT OF THE FLOW OF PERSONS IN RELATION TO CENTERS OF CROWD CONCENTRATION と題し2003年10月15日に出願した米国特許出願第10/687,190号との一部継続出願であり、これらの出願は全て、METHOD AND APPARATUS FOR MANAGING FACILITY ADMISSIONS と題し2000年7月17日に出願した米国特許出願第09/617,721号の一部継続出願であり、この後者の出願は、1999年8月10日に出願され2001年1月9日に米国特許第 6,173,209号として特許された米国特許出願第09/372,405号の一部継続出願である。これらの出願の内容は参考としてそのまま導入する。
空港における行列を管理したり、空港の乗客が、待ち時間を最少にして空港で費やす時間を有効に利用しうるようにする楽しい経験を実現するようにしたりするのに、種々の技術が用いられている。同様に、空港設備のオペレータは空港における種々の設備における乗客の処理能力を改善するようにする必要がある。このようにすることにより、種々の設備を有効に利用でき、乗客は空港に役立つように種々の設備を利用しうる。
全体的に見れば、乗客や空港設備のオペレータは空港経験を高める必要がある。
本発明は、多数の設備が存在する空港の環境における種々の設備における乗客のローディングを管理する方法及びシステムに関するものである。特に、本発明は、乗客の待ち行列をユーザフレンドリーな有効な方法で管理することに関するものであり、同時に、できるだけ多くの乗客が空港内の設備を最大限利用しうるようにするシステムを提供することにある。
従って、空港の環境における設備のアクセス及びローディングを管理する改善したシステム、方法及び装置が望まれている。
本発明の一形態は、空港の環境における多数の設備における乗客及び所有物の処理を管理するシステム及び方法に関するものである。用語“乗客セキュリティチェックポイント”には、空港におけるトラベルセンタ、乗客搭乗手続き場所、手荷物収集領域、入国チェックポイント及びローディングゲートが含まれる。乗客には、乗客セキュリティチエックポイントに対する先入れ先出しの列に立つか、又はこの先入れ先出しの列、すなわち待ち行列に立つことなしに後に乗客セキュリティチェックポイントに入る許可を得るための枠の予約を取るかを選択させる。
種々の未知の状況による待ち時間は、益々予測不可能で、不愉快となるようになっている。乗客が殺到することにより種々の空港チェックポイントで混雑を生ぜしめる。この混雑は、例えば、搭乗券カウンタ等の乗客セキュリティチェックポイントで起こりうる。
本発明によれば、家や行楽地から又は空港で搭乗券を購する場合に、AIRPASS (Disney Enterprises社の商標)システムは、いつ空港及び空港内の種々のセキュリティチエックポイントの双方又はいずれか一方に到達させるかに関して、乗客を待ち行列(キュー)に入れる(登録する)。ダイナミックAIRPASS アルゴリズムが容量(収容量)を決定し、乗客を適切な時間に、待ち行列に入れる。ダイナミックAIRPASS アルゴリズムにより調べる種々の変数の例には、遅延、欠航、利用可能なセキュリティチェックポイント、スタッフの配置状況、シフトチェンジ、セキュリティ感度レベル、旅行年月、旅行日時、搭乗券を有する又は搭乗券を有さない乗客、飛行機の出発時間、飛行機の到着時間、購入した搭乗券による搭乗クラス及び手荷物取り扱いが含まれる。
AIRPASS システムは、他の時間及び入場システムと組合わせて、要求を満足するセキュリティチェックポイントの数と、現在の予想待ち時間や、現在の先入れ先出し列で待っているユーザの推定数や、利用可能なセキュリティチェックポイントの数や、ゲートまでの歩き時間や、出発時間や、到着時間に応じて(しかしこれらに限定されるものではない)各セキュリティチェックポイントを受け持つのに必要とする従業員数とを動的に調整するようにすることができる。
AIRPASS システムは、RFID(無線識別)手荷物タグ付け用システムのような(しかしこれに限定されない)手荷物識別システムと組合わせて、空港の手荷物検査方針に基づいたAIRPASS システムの再実行時間を動的に調整するようにすることができる。
AIRPASS システムは、商品システムと組合わせて、種々の商品に対する割引券を発行するようにすることができる。AIRPASS アルゴリズムは、飛行機の出発時間や、飛行機の到着時間や、AIRPASS 待ち行列を入力する待ち時間や、航空会社の日程表や、飛行場の日程表や、割引のための乗客の旅程設定のような(しかしこれらに限定されるものではない)変数を用いる。従って、種々の商品やレストランの利用を最大限にすることができる。
このAIRPASS システムの全体的効率及びサービスを向上させるために、このAIRPASS システムを、識別及び検証のための生体測定システムや、更新された待ち行列時間の電子通知システムと組合わせることができる。
空港のようなトラベルセンタから出発させるための乗客の手続きには、乗客が先入れ先出しに基づいて制御点を通って手続きする第1の列がある。更に、乗客が先入れ先出しに基づかないで手続きする第2の列がある。アルゴリズムは、選択時間での第1の列における乗客数に関連する見込みの列ロード(乗客量)を決定し、これにより、第2の列において乗客に割り当てうる場所(空き)数を決定する。第2の列に得られる空きは第1の列におけるロード状況によってのみ決定しうる。或いはまた、第2の列に対する利用可能性(空き状況)は、航空会社の搭乗クラスに対する乗客の状況によって決定されない。すなわち、この利用可能性は、乗客が“ファーストクラス”で旅行しているか、又はフリークエント・フライヤー・プログラム(割引航空券システム)の古参者であるかによって決定されない。
第2の列に対する利用可能性は、以下の特性、すなわち、航空会社の搭乗クラスに対する乗客の状況、当該空港を利用する1つ以上のフライト(便)の飛行時間の遅延、当該空港を利用する他のフライトの欠航、空港における警備要素、空港におけるスタッフの配置状況、フライトの日付、フライトの時間、当該フライトに対する乗客数、他のフライトに対する乗客数及び手荷物の取り扱い状況のうちの少なくとも1つによって決定される。
AIRPASS システムは、空港に到着する乗客、貨物及び手荷物をも処理して貨物及び手荷物の対処を容易にするようにする。
本発明は更に、空港の環境における変化、すなわち、乗客ロード、天候のような外部要因、空港の複合施設におけるある設備の故障又は衰えを考慮して制御コンピュータ及びソフトウェアシステムを動的に且つ常に調整するようにする改善を行う。
本発明は、空港の環境における手荷物及び貨物や、複数の設備にける乗客のローディングを管理する方法及びシステムを開示するものである。乗客セキュリティチエックポイントには、様々な乗客が少なくとも2つの方式に基づいて、すなわち、先入れ先出しの第1の方式と、乗客セキュリティチエックポイントに対する空きを予め割り当てることにより確立されたAIRPASS システムの第2の方式とに基づいてアクセスしうる。
この方法及びシステムは、乗客セキュリティチエックポイントへのアクセスを容易にするために、ある設備における乗客が無線装置を用いうるようにする。この無線装置は、例えば、携帯電話とすることができる。無線装置での要求の入力は、乗客セキュリティチエックポイントにおけるアクセスの割り振りのために行う。これには、
i 予約システムを用いて乗客を登録/確認するステップと、
ii 遠隔位置にいる乗客から入力を受信し、乗客セキュリティチエックポイントに対する予約又はアクセスを要求するためにこの入力を中央コンピュータに伝達するステップと、
iii 乗客セキュリティチエックポイントにアクセスするための利用可能時間に関する応答を乗客が遠隔で受信しうるようにするステップと、
iV これらの利用可能時間の1つを乗客に選択させるステップと
が含まれる。
i 予約システムを用いて乗客を登録/確認するステップと、
ii 遠隔位置にいる乗客から入力を受信し、乗客セキュリティチエックポイントに対する予約又はアクセスを要求するためにこの入力を中央コンピュータに伝達するステップと、
iii 乗客セキュリティチエックポイントにアクセスするための利用可能時間に関する応答を乗客が遠隔で受信しうるようにするステップと、
iV これらの利用可能時間の1つを乗客に選択させるステップと
が含まれる。
第1乗客セキュリティチエックポイントに対するアクセスを要求するのに、携帯電話による打鍵処理が採用されている。乗客は、第1乗客セキュリティチエックポイントから遠隔の位置にいることができる。この遠隔の位置からの入力は、携帯電話のキーパッドから、又は無線装置に採用されているその他の入力装置から発生させる。乗客には、選択を行うためのメニューが与えられる。このメニューは、例えば、一般に携帯電話にあるようなLCDディスプレイ上に表示させることができる。入力は、旅行環境の種々の設備から選択のために行う。他の形態では、第1乗客セキュリティチエックポイントに対するアクセスを要求するか、又はメニューからの種々の選択を行うか、又はこれらの双方を行うために、携帯電話又は無線装置がユーザ又は乗客による音声に応答するようにする。
本発明の他の観点では、AIRPASS システムを用いる乗客に対し階層を設ける。階層における様々な乗客が第1乗客セキュリティチエックポイントに対するアクセスを行う。第1乗客セキュリティチエックポイントにおける空きの割り当てに対する要求には、
i 遠隔位置から入力を受信し、乗客セキュリティチエックポイントに対する予約を要求するためにこの入力を中央コンピュータに伝達するステップと、
ii 階層における乗客レベルに関連する利用可能時間を割り当てるステップと、
iii 第1乗客セキュリティチエックポイントに対する利用可能時間に関する応答を遠隔から受信しうるようにするステップと、
iv 選択利用可能時間の選択を乗客が実行しうるようにするステップと
が含まれる。
i 遠隔位置から入力を受信し、乗客セキュリティチエックポイントに対する予約を要求するためにこの入力を中央コンピュータに伝達するステップと、
ii 階層における乗客レベルに関連する利用可能時間を割り当てるステップと、
iii 第1乗客セキュリティチエックポイントに対する利用可能時間に関する応答を遠隔から受信しうるようにするステップと、
iv 選択利用可能時間の選択を乗客が実行しうるようにするステップと
が含まれる。
1つのフォーマットでは、AIRPASS 要求を行う環境にいる乗客に対してAIRPASS 要求を行う場合、この環境から遠隔にいる乗客に基づいて階層を決定するのが好ましい。或いはまた、要求を行う場合の環境と関連する乗客セキュリティチエックポイントにいる乗客と、AIRPASS 要求を行う環境にいる乗客とが階層に基づくようにすることができる。
例えば、一例においては、空港の施設にいる乗客に、設備に対するアクセスを到着前に予約しうるという通知を送る。本発明によれば、設備に対するAIRPASS 予約の要求を行うために、乗客は、インターネットに接続されたコンピュータを用いて、ウエブサイトを見る。AIRPASS 予約では、設備に対する特定の時間窓内に乗客を入力する。他の例では、空港の施設はホテル又はその他の周囲の施設にサービスを提供し、これにより乗客が空港の施設に到着する前にAIRPASS 要求を行いうるようにしうる。例えば、乗客は自分のホテルの部屋内のテレビジョン及び遠隔制御を用いて、施設に訪れる前日に1つ以上の設備に対する特定の時間窓内に入るためのAIRPASS 予約を行う。好適な実施に当たっては、乗客セキュリティチエックポイントに対するAIRPASS 予約を購入又は獲得しうるようにする前に、空港施設に対する有効なパス又は入場券を予め必要とするようにする。AIRPASS 予約を発行する前に、コンピュータシステムがパス又は入場券を有効化しうるようにするのが好ましい。
本発明の更に他の観点では、選択された乗客に対する多重AIRPASS 要求システムを提供するものであり、多重要求は環境における種々の設備に対するものとする。この場合、乗客は、複数の設備を訪れる計画を立てることができる。
多重AIRPASS 要求は、選択された乗客に対し許容しうるものであり、これらの多重要求は環境における種々の設備に対するものである。多重AIRPASS 要求は、選択されたグループにおける異なる乗客に対するものとすることができ、乗客の階層レベルのうちの少なくとも1つとすることができる。
多重AIRPASS 要求は、空港のセキュリティ通知システムと組み合わせて、ユーザが予め決定した個数の多重AIRPASS 要求を越えて要求した場合に、適切なセキュリティ要員に警報を発するようにすることができる。
本発明の更に他の観点では、最初の乗客セキュリティチエックポイントにおける空きの割り当ての入力を行うのに、以下のi〜iiiのステップを含めるようにする。
i 遠隔位置から入力を受ける。この入力は双方向テレビジョンユニット、特にデジタルテレビジョンと関連する制御装置を介して行われる。制御装置は、テレビジョンを動作させ、入力は、最初の乗客セキュリティチエックポイントのロードを調整するために中央コンピュータに伝送される。
ii 最初の乗客セキュリティチエックポイントに対する利用可能な戻り時間に関する応答を遠隔で受けるようにする。
iii 乗客が選択した利用可能な戻り時間を選択するようにする。
i 遠隔位置から入力を受ける。この入力は双方向テレビジョンユニット、特にデジタルテレビジョンと関連する制御装置を介して行われる。制御装置は、テレビジョンを動作させ、入力は、最初の乗客セキュリティチエックポイントのロードを調整するために中央コンピュータに伝送される。
ii 最初の乗客セキュリティチエックポイントに対する利用可能な戻り時間に関する応答を遠隔で受けるようにする。
iii 乗客が選択した利用可能な戻り時間を選択するようにする。
テレビジョンは、環境から遠隔に設置しうるようにすることができる。この遠隔位置は、空港環境に関連する乗客の少なくとも1つの部屋の中で選択することができる。或いはまた、テレビジョンは、部屋のある施設の共用領域に配置しうる。
本発明のテレビジョンの応用には、環境から遠隔にいてAIRPASS 要求を行なう人と、環境にいてAIRPASS 要求を行なう人とに基づいて決定される利用可能時間に関する階層の種々の観点を含めることができる。
AIRPASS アクセスは、選択された基本的には自動的な手順によって履行することができる。このような手順には、乗客に割り当てられた、RF識別子や、磁気コードや、バーコードのいずれか1つ以上を読み取ることを含めることができる。この履行は、環境へ入るとき又は環境内の乗客セキュリティチエックポイントにおいて行なうことができる。
計算処理によって、AIRPASS アクセスが認められているアクセス数とAIRPASS アクセスが認められていないアクセス数との混合比を決定する。AIRPASS アクセスの履行をフィードバックさせて、アクセスを更に認めるための状況のほぼ実時間での更新を計算しうるようにする。
又、前に割り当てたAIRPASS アクセスを少なくとも1回交換もしくは返却することを許可することができる。このような交換によって、乗客セキュリティチエックポイントのロードの計算を更新するようにする。AIRPASS の割り当ての不使用は、ロードの計算に考慮するのが好ましい。
本発明の目的は、乗客の満足度を上げるために必要な所望の機能を高めることにある。
更に、本発明は、列の管理を行なうAIRPASS システムにも関するものである。容易に参照を行ないうるようにするために、登録商標であるAIRPASS をここでは使用する。しかし、本発明によって適用されるのは列すなわち待ち行列の管理のシステムだけではない。本発明は、一般に、先入れ先出しのシステムと相俟って動作しうる種々のAIRPASS システムを包含するものである。
又、本発明は、以下により一般的に説明するように多くの種々の環境及び状況における群衆、乗客、手荷物及び貨物を制御する種々の観点にも関するものである。
本発明の更なる目的、特徴及び利点は、図面を参照した下記の詳細な説明から明らかとなるであろう。
以下の説明において、本発明を更に完全に説明するために、種々の具体的な細部を開示する。しかし、これらの具体的な細部がなくても、本発明を実施しうることは、当業者にとって明らかである。ある場合には、本発明の開示をあいまいとしないようにするために、周知の特徴事項の説明を省略する。
少なくとも、乗客セキュリティチエックポイントに対する通過許可を管理する方法及びシステムは存在するものである。このシステムは特に、乗客セキュリティチエックポイントを通りたい乗客の人数がこの乗客セキュリティチエックポイントの容量の1倍以上である環境で用いるのに適している。このような状態を容量不足状態と称することができる。容量不足になることは、特定の時間に又はある期間に亘って対応したい乗客よりも少ない乗客しか乗客セキュリティチエックポイントで対応できないということを意味する。この状態は、所定の時間で特定の領域において乗客の人数を制限したい場合のような強制的な制限によって生ぜしめられる場合がある。この状態は安全上、警備上又はその他の種々の目的のために生ぜしめることができる。又、この状態は、特定の乗客セキュリティチエックポイントにおける空き数や乗客セキュリティチエックポイントのサイクル時間のような物理的な制限により生ぜしめることができる。
空港からの出発のために乗客を処理するシステムは、乗客が先入れ先出しに基づく制御点を経て処理される第1の列と、乗客が先入れ先出しに基づかないで処理される第2の列とを有する。
ある選択した時間で第1の列にいる乗客の人数に関連する見込みの列ロードを決定し、これにより第2の列にいる乗客に割り当てうる場所数を決定するようにするアルゴリズムがある。
第2の列で利用可能な空き数は第1の列におけるロード状況によってのみ決定される。或いはまた、第2の列に対する利用可能性は、航空会社のサービスクラスに対する乗客の状況によって決定されないようにする。
第2の列に対する利用可能性は、以下の特徴、すなわち、航空会社のサービスクラスに対する乗客の状況と、空港を利用する1つ以上のフライトの出発時刻の遅延と、空港を利用する他のフライトの欠航と、空港における警備上の要素と、空港におけるスタッフの配置と、フライトの日付と、フライトの時刻と、フライトに対する乗客の人数と、他のフライトに対する乗客の人数と、手荷物の取り扱い数とのうちの少なくとも1つにより決定される。
又、システムは、空港に到着する乗客、手荷物及び貨物に対しても動作し、エアターミナルにおける乗客のチェックイン及び空港で乗客がセキュリティチェックポイントを通過するのを取り扱う方法及びシステムを提供する。
更に、システムは、空港に到着する乗客に対処して、乗客及び手荷物の取り扱いを容易にするようにする。乗客の手荷物を先入れ先出しに基づいて制御点に通して処理する第1の列が存在する。第2の列は、乗客の手荷物を先入れ先出しに基づかないで処理するためのものである。アルゴリズムは、ある選択した時間で第1の列にいる乗客の人数に関連する見込みの列ロードを決定し、これにより第2の列で乗客の手荷物に割り当てうる場所数を決定する。
図1Aは、1つの乗客セキュリティチエックポイントに入るのを管理する本発明の実施例による乗客セキュリティチエックポイントの入場管理システムを示す線図的概略図である。このシステムは乗客セキュリティチエックポイント22への入場を制御するのに用いるものである。ここで用いる用語“乗客セキュリティチエックポイント”とは、1人以上の乗客が入場(アクセス)を希望するいかなる個所をも含むことを意味する。乗客セキュリティチエックポイントには、サービスが提供される個所を含めることができる。このように、このシステムは、乗客セキュリティチエックポイントに対する入場を制御するのに特に適用性があり、これにつき説明するが、このシステムは、行列を避けたい種々の他の環境に対して使用することができる。乗客は、個所36において、乗客セキュリティチエックポイントの入場管理システムに入るのを待つ。
このシステムは、従来行われてきたように、乗客が列中で待つことにより乗客セキュリティチエックポイント22へ入場しようとしている第1の待ち行列24を有する。換言すれば、第1の待ち行列24中の乗客はこの待ち行列に入った時点に基づく列中の順番を有し、空きすなわち供給能力が得られた場合に、その順番で乗客セキュリティチエックポイント22を利用できる。1つ以上の実施例においては、第1の待ち行列24は、入場を制御するためにターンスタイル、すなわちゲート28又は同様の入場制御装置を有し、これは乗客セキュリティチエックポイント22の入口に配置されている。又、第1の待ち行列24には、乗客が並ぶスペースを画成するためのロープや、フェンス30等を設けることもできる。
第1の待ち行列24の乗客は、第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイントに入場する乗客で埋まっていない空きがある場合に、乗客セキュリティチエックポイント22への入場が許可される。以下により詳細に述べるように、第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイントへの入場を許可される乗客数を調整して、第1の待ち行列24における乗客に、ある数の空き(利用可能個所)を提供するようにすることができる。例えば、乗客セキュリティチエックポイント22の利用可能個所の80%を第2の待ち行列26からの乗客に提供してこれらの個所をこれらの乗客が埋めるようにするとともに、残りの20%を、第1の待ち行列24からの乗客で埋めるようにすることができる。更に、第2の待ち行列26へ入るためのパス(許可証)を得たが乗客セキュリティチエックポイント22に入場するために戻ってこなかった乗客が1人以上いる場合のように、第2の待ち行列26の乗客に提供された利用可能個所が1つ以上埋まらなかった場合に、これらの利用可能個所を第1の待ち行列24の乗客で埋めるようにすることができる。以下により詳細に述べるように、この構成によって、乗客セキュリティチエックポイント22が如何なるときでも最適な能力を発揮するようになる。
本発明のシステムは、乗客が列中で待たずに乗客セキュリティチエックポイント22に入場でき、これにより第1の待ち行列24を回避しうるようにする第2の待ち行列26をも有する。1つ以上の実施例においては、このシステムが第2の待ち行列を経て乗客セキュリティチエックポイントへ入場するための指定時刻を受け取る乗客の権利を有効にするための少なくとも1つのバリデータを有するようにする。
図1Aの実施例においては、このシステムは第2の待ち行列26を利用するための未来の指定時刻を受け取る乗客の権利を有効にするための第1バリデータ32と、未来の時刻に第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイント22へ入場することを乗客に許可する第2バリデータ34とを有する。このようにして、乗客は第1の待ち行列24を回避しうる。
実施に当っては、乗客は第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイント22へ入場するための未来の指定時刻を得るために第1バリデータ32を利用する。以下で述べるように、一実施例においては、権利の付与された、すなわち“有効化された”乗客には、乗客が戻って乗客セキュリティチエックポイント22を利用する権利が与えられている時刻もしくは期間を入れたパスを発行するようにすることができる。パスが発行される時刻と乗客が乗客セキュリティチエックポイント22を利用できる時刻との間の時間は、多くの要素に依存し、これらの要素には、すでにパスを得た人数と、乗客セキュリティチエックポイント22の容量と、乗客セキュリティチエックポイント22の処理速度と、スタッフの配属能力と、乗客が第2の待ち行列を経て入場するための乗客に割り当てられた乗客セキュリティチエックポイント22の容量と、乗客セキュリティチエックポイント22の処理、すなわち乗客セキュリティチエックポイント22で行われる処理に関連する何らかの遅延とが含まれる。
設備に入場する(AIRPASS に表示されているような)指定時刻又は期間、すなわち特定の時間窓になると、乗客には列で待たずに乗客セキュリティチエックポイント22に入場する権利が与えられる。乗客は第2の待ち行列26に入り、この第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイント22に入場する権利を獲得する。一実施例においては、乗客は発券されたパスを第2バリデータ34で提示し、パスが有効である、すなわち、時刻又は期間が適切であり、パスが偽造ではない等の場合に、乗客は、乗客セキュリティチエックポイント22への入場が許可される。
ある場合には、まだ未使用である又は期限が切れていないパスが以前に乗客に発行されたことがない場合にのみ、この乗客が第2の待ち行列を利用しうるようにすることができる。この考えは、乗客が1つの乗客セキュリティチエックポイントに対して複数のパスを得ることにより他の人がこの乗客セキュリティチエックポイントを利用するのを阻害するのを防止するか又は、乗客が複数の設備に対する入場許可を予約することを防ぐことにある。以下に詳述するように、乗客は1つ以上の設備に対して複数のパスを得るようにすることもできる。
更に図1Aに示すように、乗客セキュリティチエックポイント22に対する入口で又はその近くで、乗客が第1の待ち行列24或いは第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイント22へ入場するかを決定する判断個所が乗客に与えられる。第1の待ち行列24における列がそれ程多くないときは、乗客は第2の待ち行列を使用せずに従来のようにして乗客セキュリティチエックポイント22を利用することを決めることができる。待ち行列24があまりにも長い列である場合又は乗客が本発明のシステムを利用したいと思う場合には、乗客は第2の待ち行列26を選択する。
このシステムは第1の待ち行列の待ち時間を発生する待ち時間発生器31及びそれに関連するディスプレイ33を有する。この待ち時間発生器31は、第1の待ち行列24に入ろうとしている乗客がこの第1の待ち行列24を経て乗客セキュリティチエックポイント22に入場するのに関連する待ち時間に関する時間を発生する構成とする。この待ち時間は、例えば、第1の待ち行列24に入ってからこの第1の待ち行列を経て乗客セキュリティチエックポイント22に入場するまでの1人以上の乗客の待ち時間を追跡することにより手動で計算することができること勿論である。1つ以上の実施例においては、第1の待ち行列の待ち時間発生器31は、この列と関連する現在の待ち時間の長さを決定するのにこの待ち時間発生器31が使用するデータを出力するセンサを含む。これらのセンサは、列の物理的な長さのような情報を出力することができる。待ち時間発生器31は、この情報と、乗客セキュリティチエックポイントの現在の収容能力や、第2の待ち行列26を経て入場する乗客に割り当てられた収容能力の割合や、第1の待ち行列の概算の待ち時間を発生するためのその他のファクタのような情報とを使用することができる。待ち時間発生器31が使用する種々のデータをも、同様に手動で入力することができる。例えば、乗客セキュリティチエックポイントのオペレータが列の物理的な長さを視覚的に推定し、この列の長さのデータを待ち時間発生器31に入力することができる。第1の待ち行列の待ち時間ディスプレイ33は、判断個所にいる乗客に第1の待ち行列の待ち時間の情報を提供する構成とする。ディスプレイ33は待ち時間の時間及び分の双方又はいずれか一方を表示するデジタル又はその他の表示手段を有することができる。
このシステムは第2の待ち行列の時間ディスプレイ35を有する。このディスプレイ35は、第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイント22に入場するために乗客に指定される次回の時間を表示する構成とする。このディスプレイ35は、待ち時間の時間及び分の双方又はいずれか一方を表示するデジタル又はその他の表示手段を有することができる。
乗客が利用できる入場時刻に関する情報をディスプレイ33及び35のそれぞれから使用することにより、乗客セキュリティチエックポイントへ第1の待ち行列24或いは第2の待ち行列26を経て入場するかを決定する過程で乗客に支援が行われる。
未来の指定時刻に対する乗客の権利付与を確認するための第1バリデータ32は、乗客セキュリティチエックポイント22から遠隔に設置することができ、或いは、1つよりも多い第1バリデータ32を設置し、そのうちの1つを乗客セキュリティチエックポイント22の近くに、他の1つ以上を乗客セキュリティチエックポイントから遠隔に設置することができる。例えば、第1バリデータ32を、空港の入口付近に設置することができる。このような場合、第1の待ち行列の待ち時間を表示するためのディスプレイ33と、第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイント22に入場するための次回の可能な時刻を表示するためのディスプレイ35とをも同様に、遠隔の第1バリデータ32に設置することができる。
図1Bは、同一のフライトに関する複数の乗客セキュリティチエックポイントに入るのを管理するための本発明の実施例による乗客セキュリティチエックポイントの入場管理システムを示す線図的概略図である。このシステムは乗客セキュリティチエックポイント22及び122への入場を制御するのに用いるものであり、乗客セキュリティチエックポイント22は、指定されたフライトと関連する乗客セキュリティチェックポイントとすることができ、乗客セキュリティチエックポイント122は、指定されたフライトと関連する手荷物チェックイン個所とすることができる。
このシステムは、第1の待ち行列24及び124を有し、従来行われてきたように、乗客が列中で待つことにより、乗客は第1の待ち行列24を経て乗客セキュリティチエックポイント22に入場するとともに、第1の待ち行列124を経て乗客セキュリティチエックポイント122に入場する。換言すれば、第1の待ち行列24及び124中の乗客は、この待ち行列に入った時点に基づく列中の順番を有し、空きすなわち供給能力が得られた場合に、その順番で乗客セキュリティチエックポイントを利用できる。1つ以上の実施例においては、待ち行列24及び124は、入場を制御するためにターンスタイル、すなわちゲート28及び128又は同様の入場制御装置をそれぞれ有し、これらは乗客セキュリティチエックポイント22及び122の入口にそれぞれ配置されている。又、第1の待ち行列24及び124にはそれぞれ、乗客が並ぶスペースを画成するためのロープや、フェンス30及び130等を設けることもできる。
第1の待ち行列24及び124の乗客はそれぞれ、第2の待ち行列26及び126を経てそれぞれ乗客セキュリティチエックポイント22及び122に入場する乗客で埋まっていない利用可能な空きがある場合に、乗客セキュリティチエックポイント22及び122への入場が許可される。以下により詳細に述べるように、第2の待ち行列26及び126をそれぞれ経て乗客セキュリティチエックポイント22及び122への入場を許可される乗客数を調整して、第1の待ち行列24及び124における乗客に、ある数の空き(利用可能個所)を提供するようにすることができる。例えば、乗客セキュリティチエックポイント22の利用可能個所の80%を第2の待ち行列26からの乗客に提供してこれらの個所をこれらの乗客が埋めるようにするとともに、残りの20%を、第1の待ち行列24からの乗客で埋めるようにすることができる。この実施例の同じ例では、乗客セキュリティチエックポイント122に対する利用可能個所の60%を第2の待ち行列126からの乗客に提供してこれらの個所をこれらの乗客が埋めるようにするとともに、残りの40%を、第1の待ち行列124からの乗客で埋めるようにすることができる。
更に、第2の待ち行列26及び126へそれぞれ入るためのパスを得たが乗客セキュリティチエックポイント22及び122にそれぞれ入場するために戻ってこなかった乗客が1人以上いる場合のように、第2の待ち行列26及び126の乗客に提供された利用可能個所が1つ以上埋まらなかった場合に、これらの利用可能個所を第1の待ち行列24及び124の乗客で埋めるようにすることができる。以下により詳細に述べるように、この構成によって、乗客セキュリティチエックポイント22及び122が如何なるときでも最適な能力を発揮するようになる。
本発明のシステムは、乗客が列中で待たずに乗客セキュリティチエックポイント22及び122にそれぞれ入場でき、これにより第1の待ち行列24及び124を回避しうるようにする第2の待ち行列26及び126をも有する。このシステムの1つ以上の実施例においては、このシステムが第2の待ち行列26及び126をそれぞれ経て乗客セキュリティチエックポイント22及び122へ入場するための指定時刻を受け取る乗客の権利を有効にするための第1バリデータ32及び132を有するようにする。
図1Bに示すのと同じ実施例においては、このシステムが第2の待ち行列26及び126を利用するための未来の指定時刻を受け取る乗客の権利を有効にするための第1バリデータ32及び132と、未来の時刻に第2の待ち行列26及び126を経てそれぞれ乗客セキュリティチエックポイント22及び122へ入場することを乗客に許可する第2バリデータ34及び134とを有する。このようにして、乗客は第1の待ち行列24及び124を回避しうる。
実施に当っては、乗客は第2の待ち行列26及び126を経て乗客セキュリティチエックポイントへ入場するための未来の指定時刻を得るために第1バリデータ32及び132を利用する。これと同時に、システムは、乗客がそれぞれ第1バリデータ32及び132を介して第2の待ち行列26及び126を利用するのを有効化するとともに、第2の待ち行列26及び126をそれぞれ経て乗客セキュリティチエックポイント22及び122に入場するための未来の第2の時間を割り当てる。以下で述べるように、一実施例においては、権利が付与された、すなわち“有効化された”乗客には、乗客が戻って乗客セキュリティチエックポイントを利用する権利が与えられている時刻もしくは期間、すなわち特定の時間窓を入れたパスを発行するようにすることができる。パスが発行される時刻と乗客が乗客セキュリティチエックポイントを利用できる時刻との間の時間は多くの要素に依存し、これらの要素には、すでにパスを得た人数と、乗客セキュリティチエックポイントの容量と、乗客セキュリティチエックポイントの処理速度と、スタッフの配属能力と、乗客が第2の待ち行列を経て入場するための乗客に割り当てられた乗客セキュリティチエックポイントの容量と、乗客セキュリティチエックポイントの処理、すなわち乗客セキュリティチエックポイントで行われる処理に関連する何らかの遅延とが含まれる。
(AIRPASS に表示されているような)指定時刻又は期間になると、乗客には列で待たずに乗客セキュリティチエックポイントに入場する権利が与えられる。乗客は第2の待ち行列26及び126に入り、これらの第2の待ち行列26及び126をそれぞれ経て乗客セキュリティチエックポイント22及び122に入場する権利を獲得する。一実施例においては、乗客は発券されたパスを第2バリデータ34及び134で提示し、パスが有効である、すなわち、時刻又は期間が適切であり、パスが偽造ではない等の場合に、乗客は、乗客セキュリティチエックポイント22及び122への入場が許可される。その後、乗客は第2の待ち行列26及び126に入り、これらの第2の待ち行列26及び126をそれぞれ経て乗客セキュリティチエックポイント22及び122に入場する権利を獲得する。従って、第2の待ち行列26及び126への入場が確保されると、第1バリデータ34及び134を介する検証は必要としなくなる。
このシステムは第1の待ち行列の待ち時間を発生する待ち時間発生器31及び131とこれらにそれぞれ関連するディスプレイ33及び133とを有する。これらの待ち時間発生器31及び131は、これらの待ち時間発生器31及び131により発生される時間をこれらに関連するディスプレイ33及び133に対する待ち時間の発生に関連付けるアルゴリズムを発生するように構成する。又、これらの待ち時間発生器31及び131は、第1の待ち行列24及び124に入ろうとしている乗客がこれらの第1の待ち行列24及び124をそれぞれ経て乗客セキュリティチエックポイント22及び124に入場するのに関連する待ち時間に関する時間を発生する構成とする。乗客が第1の待ち行列124を利用するために向っている場合には、この第1の待ち行列に戻るための第2の時間も発生される。これらの待ち時間は、例えば、第1の待ち行列24に入ってからこの第1の待ち行列を経て乗客セキュリティチエックポイントに入場するまでと、第1の待ち行列124に入ってからこの第1の待ち行列を経て乗客セキュリティチエックポイントに入場するまでとの合計の1人以上の乗客の待ち時間を追跡することにより手動で計算することができること勿論である。1つ以上の実施例においては、第1の待ち行列の待ち時間発生器31及び131は、列と関連する現在の待ち時間の長さを決定するのにこれらの待ち時間発生器31及び131が使用するデータを出力するセンサを含む。これらのセンサは、列の物理的な長さのような情報を出力することができる。待ち時間発生器31及び131は、この情報と、乗客セキュリティチエックポイントの現在の容量や、第2の待ち行列26及び126を経て入場する乗客に割り当てられた容量の割合や、第2の待ち行列26及び126のそれぞれに対する概算の待ち時間を発生するためのその他のファクタのような情報とを使用することができる。待ち時間発生器31及び131が使用する種々のデータをも、同様に手動で入力することができる。例えば、乗客セキュリティチエックポイントのオペレータが列の物理的な長さを視覚的に推定し、この列の長さのデータを待ち時間発生器31及び131に入力することができる。第1の待ち行列の待ち時間ディスプレイ33及び133は、判断個所にいる乗客に第1の待ち行列の待ち時間の情報を提供する構成とする。ディスプレイ33及び133は待ち時間の時間及び分の双方又はいずれか一方を表示するデジタル又はその他の表示手段を有することができる。
このシステムは第2の待ち行列の時間ディスプレイ35及び135を有する。これらのディスプレイ35及び135は、第2の待ち行列26及び126を経て乗客セキュリティチエックポイント22及び122に入場するために、乗客に指定される次回の時間を表示する構成とする。これらのディスプレイ35及び135は、待ち時間の時間及び分の双方又はいずれか一方を表示するデジタル又はその他の表示手段を有することができる。
乗客が利用できる入場時刻に関する情報を第1の待ち行列の待ち時間ディスプレイ33及び133と、第2の待ち行列の待ち時間ディスプレイ35及び135とのそれぞれを経て使用することにより、乗客セキュリティチエックポイント22及び122へ第1の待ち行列24及び124或いは第2の待ち行列26及び126を経て入場するかを決定する過程で乗客に支援が行われる。
空港において乗客を処理する他の実施例では、多数の乗客セキュリティチエックポイントを設ける。これらの多数の乗客セキュリティチエックポイントは、空港に到着する又は空港から出発する乗客の処理を扱う容量を動的に変更することに基づいて割り当てる。先入れ先出しに基づいて制御点を通して処理すべき乗客には第1の組の列を与える。第1の組の各列は、乗客に関する変数と関連し、しかも第1の組の各列は、互いの列で相違する変数を有する。変数には、例えば、遅延、欠航、利用可能なセキュリティチェックポイント、スタッフの配置状況、シフトチェンジ、セキュリティ感度レベル、旅行年月、旅行日時、搭乗券を有する又は搭乗券を有さない乗客、飛行機の出発時間、飛行機の到着時間、購入した搭乗券による搭乗クラス及び手荷物取り扱いが含まれる。先入れ先出しに基づかないで制御点を通して処理すべき乗客には第2の組の列を与える。第2の組の各列は、第1の組の列の少なくとも1つの変数と関連する。アルゴリズムは、選択した時間での第1の組の列における乗客数に関連する見込みの列ロードを決定し、これにより第2の組の列に割り当てうる空き数を決定する。
図2は第1バリデータ32と、媒体販売機38と、関連する第2バリデータ34を有する第2の待ち行列26とを具えるシステムの一実施例を示す。第1バリデータ32は、第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイントに入場するために未来の指定時刻に対する乗客への権利付与を決定又は確認する構成とする。一実施例においては、第1バリデータ32は未来の指定時刻を持つパス、すなわち乗客が未来の時刻に第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイント22へ入場するときに使用するためのパスに対する乗客の権利を確立する。この第1バリデータ32は、乗客に発券するチケット(搭乗券)上の磁気ストライプを読む構成としたカードリーダ型装置を有するようにしうる。このような構成においては、乗客セキュリティチエックポイント22へ入場する乗客の権利を確立しているチケット又は同様のものを乗客に与えることができる。
乗客セキュリティチエックポイント22が空港内にある又は空港の一部であるようにした一実施例においては、乗客に発券されたチケットを持ったこの乗客がこのチケットを用いて優先列に入る。このような構成においては、第1バリデータ32は、例えば、第2の待ち行列26を利用する権利を付与するチケット番号により、乗客に関する情報を入れた主データベースと交信する構成とすることができる。
第1バリデータ32は、キーパッドからの入力、すなわちカード上の情報を読み取ったり、発行済みのトークンを受け取ったり、無線周波識別(RFID)に用いられるような乗客の1つ以上の生体認証識別子、すなわち網膜、音声、サーマル、指又は手の幾何学的痕跡や、或いは乗客の視覚的識別形状等を識別する構成とすることができる。
第1バリデータ32が、第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイントに入場するための未来の指定時間に対する乗客の権利を確立すると、媒体販売機38が乗客に対して、この乗客が第2の待ち行列26を通って乗客セキュリティチエックポイントへ入場するために利用できるパスを販売する。一実施例においては、媒体販売機38は、紙のパス又はこれに類似するものに印刷するプリンタを有する。媒体販売機38は、磁気ストライプで符号化したカードすなわち“スマート”カードや、パンチ式カードや、符号化したトークンや、バーコード、赤外線信号、又は上述したような生体認証識別子等を有するカードのような種々の媒体の1つ以上をパスとして発券することができる。他の実施例では、媒体販売機38が、空港からの出発時間と関連する特定の時間窓に基づいた複数のパスを印刷して発券するようにする。更に他の実施例では、媒体販売機38が、複数の航空会社に対する複数の乗客要求に基づいた複数のパスを印刷して販売するようにする。
媒体販売機38によって各乗客に販売されるパスは、未来のある時刻に乗客セキュリティチエックポイント22へ入場することを乗客に許可する構成とする。以下に述べるように、この特定の時刻は種々の状況に応じて変えることができる。この時刻は、権利が付与された乗客に発券されるパスに印刷される指定入場時間又は期間を有する。下記の例では、パスはこれと関連する“時刻”を有しているものとして参照する。この時刻は特定の時間と期間すなわち時間窓との双方又はいずれか一方を意味するものとする。
第1バリデータ32及び媒体販売機38は、乗客セキュリティチエックポイントに近接して設置するか、又は、乗客セキュリティチエックポイントから遠隔に設置するか、又はこれらの双方に設置することができる。第1バリデータ32及び媒体販売機38が乗客セキュリティチエックポイントに近接して設置される場合には、乗客はパス等を得た後に、乗客セキュリティチエックポイント22の領域から離れることができ、パスに記された時刻まで乗客セキュリティチエックポイント22に戻る必要がない。遠隔の個所にある媒体販売機38から乗客がパスを購入した場合には、指定時刻に乗客セキュリティチエックポイントの近くに行く必要が生じるまで、乗客は自分の行動を続けるだけである。以下に詳述するように、乗客のパスを得る権利は、例えば、乗客が航空チケットのようなメインチケットを購入するのと同時に追加料金を払うようにする付加価値のついた特徴とすることができる。
第1バリデータ32は、メインチケット販売機/バリデータと統合することができ、第2の待ち行列にアクセスするためのパスは、メインチケットと同時に又はメインチケットの一部として発券することができる。例えば、空港に入場する乗客は、メインチケットを提示又は購入するときに、システムが指定する未来の時刻を与えるパスを1つ以上得ることができる。このことで、乗客は早くから計画を立てることができる。この構成においては、乗客が空港に入場するために使用するメインチケットに、乗客が未来の時刻に1つ以上の設備に入場できるようにする入場時刻の情報を符号化するか又は印刷するか又はこれらの双方を行なうことができ、別々のパスを発券する必要性をなくすことができる。
乗客セキュリティチエックポイント22への入場を許可する上述したシステム及び方法は、指定時刻に第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイント22に入場する乗客の権利を確立するための第2バリデータ34を含む。一実施例においては、第2バリデータ34は、媒体販売機38によって発券され、乗客が持っている媒体、すなわちパスを確認する。1つ以上の実施例においては、第2バリデータ34は、パスに印刷された情報を読み、この情報を検証する係員を有する。この係員は、印刷された指定時刻又は期間を現在の時刻に対して検証するとともに、パスの日付を現在の日付に対して検証し、パスが発券された乗客セキュリティチエックポイントを検証する。
あるいは又、第2バリデータ34は、第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイント22へ入場する乗客の権利を確認するためのカードリーダ又はその他の装置を有することができる。例えば、第2バリデータ34は、媒体販売機38によって発券される媒体に関連するデータ、例えばバーコード又は赤外線信号を検証する構成とすることができる。
乗客に発券するパスは、乗客が指定時刻又は期間を知りそして覚えておくために参照する目的のみで発券することができ、第2バリデータ34は、パスとは無関係に乗客の権利付与を検証する構成とすることができる。例えば、乗客は、第1バリデータ32で、指紋、RFID、バーコード又はその他の個人生体認証データによって、パスに対する権利付与を確立することができる。パスは、書かれた指定時刻を乗客に提示する。乗客が第2の待ち行列26にアクセスするとき、この乗客は第2バリデータ34の検証を、指紋、RFID、バーコード又はその他の個人生体認証データによって、再び行なうように求められる。この構成においては、第2バリデータ34は、指紋による乗客の識別を行ない、且つ乗客が第2の待ち行列26にアクセスしようとしている時間がその乗客に割り当てられた時刻であるか又は期間内であるかを決定することにより、乗客が乗客セキュリティチエックポイントに入場する権利が付与されていることを決定する。第2バリデータ34は第1バリデータ32に対して上述した種々の方法の1つ以上によって検証を行なうように構成することができることが理解されるだろう。乗客にパスを全く発券しないようにすることもできる。
媒体販売機38によって発券される各媒体に関連する入場時刻を決定するための1つ以上の方法が存在する。乗客が第2の待ち行列26を通って乗客セキュリティチエックポイント22に入場することができる時間は、種々のファクタの1つ以上に依存し、これらのファクタには、乗客セキュリティチエックポイントの収容能力、第2の待ち行列を通って入場する乗客に割り当てる乗客セキュリティチエックポイントの収容量、乗客セキュリティチエックポイント22に入場を希望する全乗客数、乗客セキュリティチエックポイントの現在及び将来のスタッフの配置状況、乗客の人口統計、時刻及び曜日が含まれるが、これらに限定されるものではない。
図2のシステムはコントローラ44を含む。図示するように、コントローラ44は媒体販売機38を制御する構成とする。又、コントローラ44は、第1バリデータ32のようなシステムの他の要素を制御するように構成することもできる。1つ以上の実施例においては、コントローラ44が、乗客セキュリティチエックポイントの収容能力及び時刻情報の双方又はいずれか一方を受け取り、媒体販売機38に各パスと関連していつ発券するかを指示するようにする。コントローラ44は、次回の指定時刻を表示するために第2の待ち行列の時間ディスプレイ35に信号を送るようにすることができる。
手動で情報を入力しコントローラ44を制御するために、キーパッド46又は、キーボード、マウス、ジョイスティック等のその他のデータ入力/制御装置を設けるようにすることができる。このキーパッド46は、特定の時間情報を入力したり、コントローラをリセットしたりする等のことを行なうために使用することができる。ユーザがシステムに関する情報を見ることができるように、CRTのようなディスプレイスクリーン47をコントローラ44及びキーパッド46に関連付けることができる。
データを送受信するためにローカルサーバ48を配置する。ローカルサーバ48は、乗客セキュリティチエックポイント22の収容能力や、その他の特徴に関するデータを受信する構成とする。例えば、データを出力するために、様々なセンサを乗客セキュリティチエックポイント22に関連付けることができる。1つ以上の実施例においては、センサ(図示しない)は、乗客セキュリティチエックポイントの処理速度、第1の待ち行列24を通る又はここで立っている乗客の人数、乗客セキュリティチエックポイントの収容能力等をモニタするようにすることができる。ローカルサーバ48は、複数の瞬時において又は連続的に、これらのセンサからデータを受信したり、或いは、データに関する要求を送信したりするようにすることができる。他の実施例においては、ローカルサーバ48は、乗客セキュリティチエックポイント及びセンサと交信するリモートサーバとすることができる。
情報は、手動でもしくは自動で入力することができる。例えば、現在、乗客セキュリティチエックポイントを操作しうる状態にある各スタッフが、手動で自分の従業員コードを入力し、システムにこのシステムを操作可能であることを示すことができる。操作可能であると示した従業員の人数に基づき、ある期間の間サービスを提供するのに適切な乗客数を調整することができる。
当業者にとって明らかなように、現在の多くの設備には、すでに最新式の設備制御システムが設けられている。これらのシステムは、乗客セキュリティチエックポイントをモニタし制御するために種々のセンサ及び制御部を有している。ローカルサーバ48は、個々の乗客セキュリティチエックポイント制御システムから情報を受け取るために、単にこれらシステムとのインターフェースを有することで足りる。
サーバ48に与えられた情報はアルゴリズムプロセッサ50に送信される。アルゴリズムプロセッサ50はそのデータを利用し媒体販売機38による発券のための時刻を決定する。一般的に、アルゴリズムプロセッサ50は、乗客が第2バリデータにおける予め決定した時刻に乗客セキュリティチエックポイント22へ戻るようにする、各媒体と関連する時刻を発生し、乗客が列中で立つことなく例えば第2バリデータ34を経て乗客セキュリティチエックポイント22に入場できるようにするのが望ましい。需要と収容能力とを正確に均衡させるために、アルゴリズムプロセッサ50は、需要と収容能力とに影響する種々のファクタに関する情報を得る。他の実施例では、商品又は食料品を割り引くためのクーポンを提供するアルゴリズムとすることができる。コントローラ44とアルゴリズムプロセッサ50とは、図2において別々の構成要素として示されているが、単一の装置もしくは処理として構成することができる。
第1の待ち行列24に関連する待ちが所望時間より遅くなる場合、アルゴリズムプロセッサ50は、ある期間の間、入場時刻の回数を少なくするか或いは入場時刻を遅らせて、第1の待ち行列から多くの乗客が乗客セキュリティチエックポイント22に入場できるようにすることができる。乗客セキュリティチエックポイント22の収容能力が急に落ちた場合にも、アルゴリズムプロセッサ50は上述したのと同様に応答する構成とすることができる。乗客セキュリティチエックポイント22の収容能力が上がった場合には、アルゴリズムプロセッサ50はより多くの回数の入場時刻を発生する構成とすることができる。更なる実施例では、手荷物又は人の安全を検査する又は受け持つ検査領域に従業員を割り当てるのを、乗客が戻る予測時間に基づいて動的に行うアルゴリズムを得る。
図3に示すように、媒体販売機38及び第1バリデータ32を1つよりも多く各乗客セキュリティチエックポイント22に設けることができる。乗客セキュリティチエックポイント22への入場を許可するための第2バリデータを1つより多く設けることができる。
計算処理によって、AIRPASS アクセスと非AIRPASS アクセスとに許可されたアクセス数の混合比を決定する。AIRPASS アクセスの履行をコンピュータシステムにフィードバックさせて、更に入場を許可するためのほぼ最新の実時間での空きの更新を計算により求めるようにしうる。
又、前に割り当てたAIRPASS アクセスを少なくとも1回交換もしくは返却することを許可することができる。そのような交換によって、乗客セキュリティチエックポイントの収容の計算を更新するようにする。AIRPASS の割り当ての不使用は、収容の計算の考慮に入れる。
複数のAIRPASS 及びAIRPASS の予備割り当て
乗客は複数の設備へ入場するために複数のAIRPASS 要求を行うことができる。これら複数のAIRPASS 要求は、環境内の様々な設備に対するものとすることができる。これら複数のAIRPASS 要求は、選ばれた乗客に対して許可するようにしうる。この選ばれた乗客に対するこれらの複数の要求も、環境内の様々な設備に対するものとすることができる。選ばれたグループ内の各乗客の複数の要求は、乗客の少なくとも1つ以上の階層レベルに対して調整しうる。
乗客は複数の設備へ入場するために複数のAIRPASS 要求を行うことができる。これら複数のAIRPASS 要求は、環境内の様々な設備に対するものとすることができる。これら複数のAIRPASS 要求は、選ばれた乗客に対して許可するようにしうる。この選ばれた乗客に対するこれらの複数の要求も、環境内の様々な設備に対するものとすることができる。選ばれたグループ内の各乗客の複数の要求は、乗客の少なくとも1つ以上の階層レベルに対して調整しうる。
図4は、複数のAIRPASS チケットを発券する能力手順を示す本発明の代表的な実施例を示す流れ図である。本例においては、階層は、様々な個所に基づいており、これらの個所は空港から遠く離れた個所や空港に近い個所にもすることができる。
図4の代表的なプロセスは、空港の環境内で活動している機関の営業及び販売部門が、特別なAIRPASS の特典を利用できることを乗客に知らせることから開始される。この連絡は、インターネット又は他のネットワークを通して好ましくは無線で送信して乗客に行なう。すると、乗客は空港に訪れる前に複数のAIRPASS を望んでいることを指示する。
テレビジョンAIRPASS
次にデジタルテレビジョン(DTV)又はコンピュータモニタ又はスクリーンが利用できるか否かを決定する。利用できる場合には、乗客はDTVを使うように指示される。この利用可能性は空港に訪れる前夜又は空港に訪れる当日に得ることができる。乗客がすでに計画を立てていたら、乗客は計画の立て直しを希望するか又は計画への追加を希望するかを問われる。その後AIRPASS に関する一連の質問を乗客に行なうことができる。
次にデジタルテレビジョン(DTV)又はコンピュータモニタ又はスクリーンが利用できるか否かを決定する。利用できる場合には、乗客はDTVを使うように指示される。この利用可能性は空港に訪れる前夜又は空港に訪れる当日に得ることができる。乗客がすでに計画を立てていたら、乗客は計画の立て直しを希望するか又は計画への追加を希望するかを問われる。その後AIRPASS に関する一連の質問を乗客に行なうことができる。
乗客に計画がなかった場合、乗客に一連の質問が行なわれる。これらの質問は、どの空港に行くつもりかとか、空港に何時に着く予定であるかということに関するものである。次に、乗客は希望する適切なAIRPASS チケットを選択する。その結果、入場者数や過去の需要プロフィールに関する販売アルゴリズムに基づき戻り時間窓が表示される。
乗客には、AIRPASS を使用するための時間帯を与えることができ、必要に応じて様々な規則をAIRPASS の割り当てに適用しうる。乗客が時間に満足する場合、乗客には、乗客セキュリティチエックポイントが乗客の同行者全員に対するものであるか、その内から選ばれた乗客に対するものであるかを選択する権利が与えられる。次に、AIRPASS チケットがシステム内に記憶され、後でこのチケットを各乗客によって有効化することができる。
乗客には、同日に当該空港で他の設備に対するAIRPASS が必要であるか及び何枚のチケットを発券すればよいのかを質問することができる。
乗客は、同行者の各人に対してスクリーン上での確認を行なうことができる。乗客には戻り時間窓を与えるようにすることができる為、乗客は当該計画を採用するか否かを適切に判断して通知するための必要な完全な情報を得ることができる。
最終的に、乗客は、スクリーン上での最終確認を受け取り、複数のAIRPASS 要求を受け取るために空港内のいずれかのAIRPASS 受取個所に向うことができる。
DTV又はコンピュータモニタ又はスクリーンがない場合には、乗客はAIRPASS の特典を得るためにキオスクに行くように指示される。このようなキオスクは、行楽地の共用領域又は行楽地と関連するホテル内に設置することができる。日付が有効日と照合されると、乗客にはシステムにDTVがある場合と同様の一連の質問が行なわれる。日付が一致されなかった場合は、エラーメッセージが表示され、乗客は再度試みることができる。
複数のAIRPASS を使用する処理を更に図5につき説明する。適切なカードを挿入し、前もって予約したAIRPASS チケットを受け取る。
乗客には、変更や交換をする選択肢が与えられている。乗客が考え直しをしなかった場合、乗客は、適切な戻り時間窓で得た予め決めたチケットに従って各乗客セキュリティチエックポイントに行くかここを通過することができる。乗客が、他の設備を、或いは既に得ている戻り時間よりも良い戻り時間を望む為に、考えが変わった場合、乗客はAIRPASS の選別所に行き、更に良いものがあるか否かを決定する選択肢を得る。
この選別所では、乗客に変更が認められない状態、或いはAIRPASS の特典の交換が認められる状態を与えうる。乗客は、所定の乗客セキュリティチエックポイントにあるAIRPASS 返却所へ行き、カウンターエージェントがバーコード走査装置を用いてチケットを無効にし、乗客が他のチケットを得るようにしうる。
乗客が考え直しをした場合、乗客はAIRPASS の列に並んでチケットをカウンターエージェントに提示することができ、カウンターエージェントはバーコードスキャナを使用して時間を読み取り、許可されると、乗客は乗客セキュリティチエックポイントを利用することができる。或いはまた、カウンターエージェントを利用する代わりに、チケットを適切な走査手段、読み取り手段及びセンサ手段のいずれか又は任意の組み合わせにより読み取ることができる。
図6は、マスタサーバ102(図中では、“マスタサーバフィード”と称する)が、図4及び5で与えられる情報に関連する一実施例における各乗客セキュリティチエックポイントに関連するシステムのコントローラ44と交信するプロトコルを示す流れ図である。又、図7A〜7Cは、コントローラ44がマスタサーバ102と交信するプロトコルを示す流れ図である。
図8は、空港の入場チケットの確認及び第2待ち行列26に入るための乗客への権利の付与を集中化するシステムを線図的に示す。この実施例において、乗客は、予め購入しておくか、ゲートで購入するかのいずれかの方法でチケットを得る。中央の空港入場コントローラ兼データベース200が有効なチケットに関する情報を記憶している。乗客は、自分のチケットが正当であると確認されると、ターンスタイル又はゲート202又は他のモニタ式入口を通って空港の乗客セキュリティチエックポイントに入ることが許可される。例えば、乗客のチケットは、チケットリーダ204によって読み取ることができ、チケットのデータは、空港入場コントローラ200によってそこに記憶されているチケットの情報と照合される。
乗客が乗客セキュリティチエックポイント22の第2待ち行列26にアクセスするための指定時刻を得たい場合には、乗客は第1バリデータ232によって権利の付与を得る。第1バリデータ232は、マスタコントローラ244を介して中央の空港入場コントローラ200と交信する。この構成によれば、乗客のチケットが、指定日において有効であり、無効にされていないか等が決定される。チケットが有効である場合、乗客には、前述したように、媒体販売機238によってパスが与えられる。又、マスタコントローラ244は、乗客にパスがその乗客セキュリティチエックポイントに対して発行されたというデータを中央の空港入場コントローラ200に送信するようにも構成されている。その後、乗客が、最初のパスが発行済みであるのに、その乗客セキュリティチエックポイント又は他の乗客セキュリティチエックポイントのパスを得ようとした場合には、空港入場コントローラ200に関連するデータベースには発行済みパスの記録があり、乗客には追加のパスが与えられない。
他の実施例では、マスタコントローラ244が、記憶された選択されたユーザプロフィールを有するデータベースに質問を発する。このマスタコントローラ244は第2の列に対する多数の要求を捕捉する。要求に際し、マスタコントローラ244はエアターミナル情報と、乗客に対し割り当てられた戻り時間とを得る。このマスタコントローラ244は、乗客の要求が不所望なユーザプロフィールと一致すると、保安要員に通知する。更に他の実施例では、マスタコントローラ244が従業員に対する状況及び予定を制御し、従業員が、状態又は変更に関する状態情報が実時間で状態表示板に表示される手荷物又は人の検査領域を受け持つ予定となるようにする。本例の他の変形例では、状態又は変更に関する状態情報を、無線装置により従業員に自動的に送信するようにする。
又、アルゴリズムプロセッサ250は、媒体販売機238が印刷する指定時間を与えるためにマスタコントローラ244と交信する構成となっている。
1つ以上の実施例においては、システムは、全ての乗客に、第2の待ち行列26を通って乗客セキュリティチエックポイント22に入場する権利を与えるようにしない構成とすることができる。他の実施例においては、1人以上の乗客に第2の待ち行列26を経てある設備に入場することを許可し、その他の設備には第1の待ち行列24を経てのみ入場することを許可するようにしうる。1つ以上の実施例においては、割増金を払った又は特別な権利を得た乗客のみが、第2の待ち行列を通って1つ以上の設備に入場することを許可されるようにする。
動作、効果及びその他の特徴
動作に当っては、1つ以上の実施例で、乗客はチケット又はその他の権利の付与を受ける。例えば空港においては、乗客はチケットの支払いをして、飛行機の座席を得る。図3に示す本発明の実施例においては、メインサーバ104が乗客のチケットに関する情報を記憶する。
動作に当っては、1つ以上の実施例で、乗客はチケット又はその他の権利の付与を受ける。例えば空港においては、乗客はチケットの支払いをして、飛行機の座席を得る。図3に示す本発明の実施例においては、メインサーバ104が乗客のチケットに関する情報を記憶する。
ある時点で、乗客は、特定の乗客セキュリティチエックポイント22への入場を希望することができる。乗客がこの乗客セキュリティチエックポイント22に到着すると、乗客に選択肢が与えられる。まず、乗客は従来の第1の待ち行列24を経て乗客セキュリティチエックポイントに入場することができる。又、任意ではあるが、乗客は第2の待ち行列を経て乗客セキュリティチエックポイント22に入場することができる。
図9を参照するに、乗客が第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイント22に入場することを希望する場合、乗客はまず、第2の待ち行列26にアクセスする指定時刻を受け取るための権利を有効化する。一実施例においては、乗客は第1バリデータ32のカード読み取り部に自分のチケットの一部をスライドさせる。1つ以上の実施例においては、有効化は、前述したように指紋等を走査することにより、行なうことができる。
図3に示す実施例においては、次に、第1バリデータ32がローカルサーバ48を通じてメインサーバ104に確認要求を送る。メインサーバ104はチケットが有効チケットのリストにあることを確認する。チケットが有効であると確認されなかった場合、メインサーバ104は、このデータを第1バリデータ32に送り返し、第1バリデータ32は、そのことを乗客に対して表示又は印刷して伝えることができる。第2の待ち行列26に対する1つより多いパス又は権利が一度に乗客に与えられないようにする実施例においては、第1バリデータ32は、乗客が他に発券済みの権利/パスを持っていないことを確認する構成とする。
図2に示すシステムにおけるような、一実施例においては、チケットが有効であると確認されると、第1バリデータ32が媒体販売機38にそのことを信号で伝える。次に、媒体販売機38が、乗客にパスを発券する。このパスは、乗客が後に乗客セキュリティチエックポイント22に戻り、第2の待ち行列26を通って乗客セキュリティチエックポイント22に入場する権利が与えられた指定アクセス時刻を含む。
従って乗客は、乗客セキュリティチエックポイント22の領域を離れることができる。この時刻までの間、乗客は、その他の行動を幅広く行なうことができる。
指定時刻に、乗客は乗客セキュリティチエックポイント22へ戻り、第2の待ち行列26を経て、乗客セキュリティチエックポイントに入場することを求める。第2バリデータ34を経て、乗客は乗客セキュリティチエックポイント22に入場する権利を確立する。乗客に入場するためのパスが与えられる実施例においては、乗客は発行されたパスを人に提示し、この人は現在の時間及びパスに印刷された時間や、パスの日付や、パスによって入場しうる乗客セキュリティチエックポイントを照合する。有効と認められた場合には、乗客は乗客セキュリティチエックポイント22へ入場することができる。前述したように、乗客は、この場合も例えば指紋を走査するといったその他の方法によって乗客セキュリティチエックポイント22に入場する権利を確立するようにすることができる。
1つ以上の実施例においては、第1の待ち行列24を通って乗客セキュリティチエックポイント22に入場する乗客と、第2の待ち行列26を通って乗客セキュリティチエックポイント22に入場する乗客とを分離することができる。1つ以上の実施例においては、乗客セキュリティチエックポイント22に入場する乗客は、第1及び第2の待ち行列からの乗客に割り当てる収容量に応じて統合されるようにする。
1つ以上の実施例においては、1人以上の乗客が、第1バリデータ32で権利を確立し、その後指定時刻にその乗客セキュリティチエックポイント22の第2の待ち行列26に戻ってくるという標準の方法とは相違して、第2の待ち行列26を通って乗客セキュリティチエックポイント22に入場しうるようにすることができる。例えば、多くの乗客に対して、予め指定した時刻を含むパスを1枚以上発券することができる。例えば、1人以上の乗客に同日に又は指定する入場日の数日或いは数週間前にパスを発行しうる。空港に行くことを計画している乗客がパスを購入しうるようにすることができる。1つ以上の実施例においては、第1バリデータを利用して乗客セキュリティチエックポイント22に入場する乗客へ他のパスを発行することを決める場合、指定された“スポット”をシステムが考慮するようにする。
1つ以上の実施例においては、1人以上の乗客が、第2の待ち行列26を経て又は第3の待ち行列を経てパスを持たずに乗客セキュリティチエックポイント22に入場できるようにしうる。例えば、いかなる時点でも乗客が乗客セキュリティチエックポイントに入場しうるようにした第2の待ち行列26又は第3の待ち行列を通って特別なVIP、身体障害者、又はその他の乗客が、乗客セキュリティチエックポイントに入場できるようにしうる。
前述したように、本発明のシステム及び方法の1つ以上の実施例においては、乗客が乗客セキュリティチエックポイントへ同時刻に入場するための1つより多い権利すなわちパスを得ることができないようにする。その他の構成においては、ある乗客が複数のパスを得ることができるようにしうる。一実施例においては、システムは、ある機会において乗客が複数のパスを得ることができ、その他の時は得ることができない構成とすることができる。例えば、(第1の待ち行列24又は第2の待ち行列26のいずれかによる)1つもしくは2つの設備に入場するための待ち時間が特に長い場合、システムは、乗客が別の設備のパスを得るように構成することができる。このようにすることにより、乗客は他の乗客セキュリティチエックポイント入場するためのパスを得る前に1つの乗客セキュリティチエックポイントに入場する必要がなくなる。
本発明の方法及びシステムは、1人以上の乗客が、乗客セキュリティチエックポイントに入場するために一般の列で待つ必要無しに、乗客セキュリティチエックポイントに入場しうるようにするのが有利である。このようにすることにより、乗客は列で待つ代わりに、他の行動をすることができる。
1つ以上の実施例においては、本発明の方法及びシステムは、第1の待ち行列24及び第2の待ち行列26を通って乗客セキュリティチエックポイント22に向う客の流れを、“実時間”調整しうるようにするのが有利である。このことは、乗客の要求に合わせて乗客セキュリティチエックポイントの収容能力の最適化が可能である為に、有利なことである。第1の待ち行列24中の乗客の列が非常に長くなる場合、システムは、第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイント22に入場を許可される乗客の数の調整を行ない、これにより第1の待ち行列での待ち時間を減らすようにすることができる。又、乗客セキュリティチエックポイント22の収容能力が突然減少する場合に、システムは、第1の待ち行列24及び第2の待ち行列26の双方又はいずれか一方を通って乗客セキュリティチエックポイント22に入場する乗客が集中するのを回避するために、第2の待ち行列26を通る乗客数及び入場時刻の回数の双方又はいずれか一方を調整しうるようにする。乗客セキュリティチエックポイント22の収容能力が増大する場合、システムは、より多くの乗客が乗客セキュリティチエックポイントに入場できるように、第2の待ち行列26を経て乗客セキュリティチエックポイント22に入場する乗客数の追加及び入場時間の回数の調整の双方又はいずれか一方を行なうようにしうる。
階層及び遠隔アクセス構造と複数のAIRPASS の特徴
階層構造
本発明は又、階層システムによって設定されたAIRPASS 原理を使用する乗客に対する階層構造が存在する場合の乗客セキュリティチエックポイントの入場管理をも行なうものである。階層中の客は、階層中のどこに属するかに基づいて、第1の乗客セキュリティチエックポイントへの入場が許可される。例えば、提携しているホテルに滞在している滞在客には、他の乗客よりも上級のAIRPASS が認められるようにしうる。
階層構造
本発明は又、階層システムによって設定されたAIRPASS 原理を使用する乗客に対する階層構造が存在する場合の乗客セキュリティチエックポイントの入場管理をも行なうものである。階層中の客は、階層中のどこに属するかに基づいて、第1の乗客セキュリティチエックポイントへの入場が許可される。例えば、提携しているホテルに滞在している滞在客には、他の乗客よりも上級のAIRPASS が認められるようにしうる。
第1の乗客セキュリティチエックポイントにおける空きの割り当ての要求には、
i .遠く離れた個所にいる乗客からの入力を受け、この入力を中央コンピュータに伝達して乗客セキュリティチエックポイントへの入場を要求する過程と、
ii.階層中の乗客の階層レベルに関連する利用可能な戻り時間を割り当てる過程と、
iii .第1の乗客セキュリティチエックポイントに対するこれらの利用可能な戻り時間を遠く離れた個所にいる乗客に送信する過程と、
iv.乗客が利用可能な戻り時間から1つを選択するようにする過程と
が含まれる。
i .遠く離れた個所にいる乗客からの入力を受け、この入力を中央コンピュータに伝達して乗客セキュリティチエックポイントへの入場を要求する過程と、
ii.階層中の乗客の階層レベルに関連する利用可能な戻り時間を割り当てる過程と、
iii .第1の乗客セキュリティチエックポイントに対するこれらの利用可能な戻り時間を遠く離れた個所にいる乗客に送信する過程と、
iv.乗客が利用可能な戻り時間から1つを選択するようにする過程と
が含まれる。
一形態の階層は、AIRPASS 要求を行なう時に空港の環境から離れた個所にいる乗客と、AIRPASS 要求を行なう時に空港の環境にいる乗客とに基づいて決定される。
本発明の階層の面での利点を、区分化と、客の重要度と、モデル化と、交換と、販売と、履行と、技術的特徴とに関連して説明する。
区分化
種々の優先度に基づいて、AIRPASS を得たり、利用したりする能力及び権利を得るために、種々の階層モデルを確立することができる。
1.乗客
a.飛行機又はホテル又はその他の消費者サービス或いは消費者製品に関し乗客1人当りの支出によって、AIRPASS の入手に関する種々の階層を決めることができる。従って、乗客が支出するのが多くなればなる程、AIRPASS に対する階層レベルが高くなる。
b.ホテルの宿泊施設に関連する行楽地と、空港施設と関連する環境とには異なる優先度が割り当てられる。乗客がAIRPASS プログラムに加わっているホテルにいる場合、高い階層レベルが与えられる。
c.異なるホテルには、異なるレベル及び階層を適用することができる。従って、より高級なホテルは、より高い優先度を有することができる。
2.季節の違いは種々の特典の付与の考慮に入れることができる。従って、AIRPASS に対する特別なプロモーションを季節に応じて行なうことができる。
種々の優先度に基づいて、AIRPASS を得たり、利用したりする能力及び権利を得るために、種々の階層モデルを確立することができる。
1.乗客
a.飛行機又はホテル又はその他の消費者サービス或いは消費者製品に関し乗客1人当りの支出によって、AIRPASS の入手に関する種々の階層を決めることができる。従って、乗客が支出するのが多くなればなる程、AIRPASS に対する階層レベルが高くなる。
b.ホテルの宿泊施設に関連する行楽地と、空港施設と関連する環境とには異なる優先度が割り当てられる。乗客がAIRPASS プログラムに加わっているホテルにいる場合、高い階層レベルが与えられる。
c.異なるホテルには、異なるレベル及び階層を適用することができる。従って、より高級なホテルは、より高い優先度を有することができる。
2.季節の違いは種々の特典の付与の考慮に入れることができる。従って、AIRPASS に対する特別なプロモーションを季節に応じて行なうことができる。
客の重要度
早期の異なる時間で遠く離れた個所からAIRPASS の入手を行なうことにより、効果及び利点を異ならせることができる。
1.早期のAIRPASS の入手:
a.乗客が室内のテレビジョン(DTV或いはホテルのキオスク)を通じて、AIRPASS が必要な設備を選択するために、早い段階からAIRPASS を入手することができる機能がある。
I.この入手機能は、空港を訪れる前夜や、当日や、前日というように種々に変えることができる。
b.予備到着
I.ホームコンピュータのような遠隔地から、WEBを通じて、AIRPASS を入手することができる。
1.AIRPASS は印刷した紙のチケットとして供給しうる。
2.AIRPASS は、PDA又は携帯電話へのダウンロードを介して電子的に且つ無線で供給することができる。
2.乗客に対しては、複数回のAIRPASS の入手を可能にする。
a.ホテルにおける各乗客は同じ部屋の他の乗客と、同一の又は別のAIRPASS を選択することができる。
b.区分化に基づき、種々の枚数(例えば3枚より多い種々の枚数にすることができる)のAIRPASS を注文することができる。
3.区分化に基づき、特別な時間を注文することができる。
4.ある区分の乗客には、あるインベントリーを最初に利用する機会を与えるようにしうる。
5.資格を有する乗客は同日又は異なる日の第2の又はその他の空港に対するAIRPASS を選択することができる。
6.(待ち時間が実質的に長くなる)当日の乗客には、同時並行のAIRPASS を発行することができる。
早期の異なる時間で遠く離れた個所からAIRPASS の入手を行なうことにより、効果及び利点を異ならせることができる。
1.早期のAIRPASS の入手:
a.乗客が室内のテレビジョン(DTV或いはホテルのキオスク)を通じて、AIRPASS が必要な設備を選択するために、早い段階からAIRPASS を入手することができる機能がある。
I.この入手機能は、空港を訪れる前夜や、当日や、前日というように種々に変えることができる。
b.予備到着
I.ホームコンピュータのような遠隔地から、WEBを通じて、AIRPASS を入手することができる。
1.AIRPASS は印刷した紙のチケットとして供給しうる。
2.AIRPASS は、PDA又は携帯電話へのダウンロードを介して電子的に且つ無線で供給することができる。
2.乗客に対しては、複数回のAIRPASS の入手を可能にする。
a.ホテルにおける各乗客は同じ部屋の他の乗客と、同一の又は別のAIRPASS を選択することができる。
b.区分化に基づき、種々の枚数(例えば3枚より多い種々の枚数にすることができる)のAIRPASS を注文することができる。
3.区分化に基づき、特別な時間を注文することができる。
4.ある区分の乗客には、あるインベントリーを最初に利用する機会を与えるようにしうる。
5.資格を有する乗客は同日又は異なる日の第2の又はその他の空港に対するAIRPASS を選択することができる。
6.(待ち時間が実質的に長くなる)当日の乗客には、同時並行のAIRPASS を発行することができる。
モデル化
空港の設備及び施設における乗客の流れをモデル化し計画するのを有利に行なうために、入場者数や利用状況をコンピュータシステムに供給することができる。
1.当日の乗客が不利益を被らないように戻り時間を予想するようにすることができる。これは、当日客及び先入れ先出しの乗客に対する影響を最小にするためのものである。
2.インベントリーの利用可能性を表わす多くの情報によって、より良いインベントリーの制御が可能である。このことにより、以下のことが可能となる。
a.モデルにファクタを加えることでアルゴリズムを動的に変更又は調整して収容率を最大化することができる。これらのファクタには、
i.発見されるたびに追加されるファクタと、
ii.自動的に得られるファクタ(例えば、すっぽかし、天気予報、現在の行楽地の利用率、現在の又は予測している空港の入場者数、乗客セキュリティチエックポイントの収容量等)と
がある。
b.行楽地及び当日の乗客に対する空きの利用を動的に変えることができる。
c.設備を提供する日を調整できる。
空港の設備及び施設における乗客の流れをモデル化し計画するのを有利に行なうために、入場者数や利用状況をコンピュータシステムに供給することができる。
1.当日の乗客が不利益を被らないように戻り時間を予想するようにすることができる。これは、当日客及び先入れ先出しの乗客に対する影響を最小にするためのものである。
2.インベントリーの利用可能性を表わす多くの情報によって、より良いインベントリーの制御が可能である。このことにより、以下のことが可能となる。
a.モデルにファクタを加えることでアルゴリズムを動的に変更又は調整して収容率を最大化することができる。これらのファクタには、
i.発見されるたびに追加されるファクタと、
ii.自動的に得られるファクタ(例えば、すっぽかし、天気予報、現在の行楽地の利用率、現在の又は予測している空港の入場者数、乗客セキュリティチエックポイントの収容量等)と
がある。
b.行楽地及び当日の乗客に対する空きの利用を動的に変えることができる。
c.設備を提供する日を調整できる。
交換
1.客は、AIRPASS を空港内で1回交換できる。
a.違う乗客セキュリティチエックポイントへ交換できる。
b.可能である場合、客は同じ乗客セキュリティチエックポイントで新たな時間に交換できる。
c.交換は、全体のインベントリーによって決まり、交換しようとしているチケットはインベントリーに返される。
1.客は、AIRPASS を空港内で1回交換できる。
a.違う乗客セキュリティチエックポイントへ交換できる。
b.可能である場合、客は同じ乗客セキュリティチエックポイントで新たな時間に交換できる。
c.交換は、全体のインベントリーによって決まり、交換しようとしているチケットはインベントリーに返される。
客へのAIRPASS の販売
1.空港内のAIRPASS の販売個所は、
a.いかなる個所
も選択することができる。
2.空港に関連する行楽地又は宿泊設備においては、販売個所は、
a.ロビーのキオスク
b.部屋(への配達)
c.フロント
にすることができる。
3.携帯電話、ポケベル、高性能玩具、PDA、又はその他の新技術でAIRPASS を販売する。
4.優先又はアレジアンスカードに関連づけてAIRPASS を販売する。
a.優先又はアレジアンスカードは、チケット媒体を有しているかいないかにかかわらず、システムにより認識されるものとする必要がある。
1.空港内のAIRPASS の販売個所は、
a.いかなる個所
も選択することができる。
2.空港に関連する行楽地又は宿泊設備においては、販売個所は、
a.ロビーのキオスク
b.部屋(への配達)
c.フロント
にすることができる。
3.携帯電話、ポケベル、高性能玩具、PDA、又はその他の新技術でAIRPASS を販売する。
4.優先又はアレジアンスカードに関連づけてAIRPASS を販売する。
a.優先又はアレジアンスカードは、チケット媒体を有しているかいないかにかかわらず、システムにより認識されるものとする必要がある。
履行
1.例えばRF−ID、磁気スワイプ、バーコードによる自動的な履行が可能である。特徴には、以下のa〜dの任意の1つ以上を含めることができる。
a.すっぽかしがあった場合の、実時間又はほとんど実時間でのインベントリーへの返却
i.乗客に関連する以前のパターンは、情報の履歴に加えられる。
b.乗客セキュリティチエックポイント又は空港領域に入場する時点での客の履行
c.乗客セキュリティチエックポイントにいる人の後続入場
d.追跡/報告のために後続入場を権利に関連づけること
e.戻り時間及び待ち時間以外の情報(利用不能情報、閉鎖情報等のメッセージ)を表示することができるケンタウロス(Centaure)クロック
1.例えばRF−ID、磁気スワイプ、バーコードによる自動的な履行が可能である。特徴には、以下のa〜dの任意の1つ以上を含めることができる。
a.すっぽかしがあった場合の、実時間又はほとんど実時間でのインベントリーへの返却
i.乗客に関連する以前のパターンは、情報の履歴に加えられる。
b.乗客セキュリティチエックポイント又は空港領域に入場する時点での客の履行
c.乗客セキュリティチエックポイントにいる人の後続入場
d.追跡/報告のために後続入場を権利に関連づけること
e.戻り時間及び待ち時間以外の情報(利用不能情報、閉鎖情報等のメッセージ)を表示することができるケンタウロス(Centaure)クロック
モバイルシステム
無線
客は、携帯電話のようなパーソナル無線装置を使用して、前もって乗客セキュリティチエックポイントの空きの割り当てを受けることにより1つ以上の設備に対してAIRPASS による入場を行うことができる。携帯電話の特別な利点は、携帯電話が多くの乗客にとって安価に入手できる標準の無線通信手段であり、実際は、実質的に一般的に成りつつあり、世界的に消費者に所有され日常的に使用されている機器であることである。携帯電話は、無線による大衆の通信の標準的な且つ一般的な形態のものに成りつつあり、従って本発明は特に、携帯電話型の無線モバイル通信機器に適用される。好適な適用は携帯電話に対してのものであるが、その他のモバイル通信機器、好適にはキーを打つか音声による又はその双方により動作しうる機器を使用することができる。
無線
客は、携帯電話のようなパーソナル無線装置を使用して、前もって乗客セキュリティチエックポイントの空きの割り当てを受けることにより1つ以上の設備に対してAIRPASS による入場を行うことができる。携帯電話の特別な利点は、携帯電話が多くの乗客にとって安価に入手できる標準の無線通信手段であり、実際は、実質的に一般的に成りつつあり、世界的に消費者に所有され日常的に使用されている機器であることである。携帯電話は、無線による大衆の通信の標準的な且つ一般的な形態のものに成りつつあり、従って本発明は特に、携帯電話型の無線モバイル通信機器に適用される。好適な適用は携帯電話に対してのものであるが、その他のモバイル通信機器、好適にはキーを打つか音声による又はその双方により動作しうる機器を使用することができる。
設備の乗客は乗客セキュリティチエックポイントに入場するために自分の携帯電話を使用するのが便利である。携帯電話はeメール又はテキストメッセージを送受信しうるものが好ましい。或いはまた、携帯電話はインターネットウェブページ又はデータを検索して閲覧可能にするのが好ましい。
まず乗客は予約システムに登録する。これは、多くの方法によって行なわれうる。例えば、乗客は手動でチケット、例えば、航空券からチケット番号又は予約位置のような識別子を携帯電話のキーバッド上で入力する。次にこの識別子をウェブサイトに送る。中央コンピュータは、チケット番号又はその他の識別子がその日に発券されたチケットのであることを確認する。これによって、乗客がその日に空港にいないのにウェブサイトにアクセスするとともに設備への入場要求をする状態を避けるようにする。乗客が確認されると、予約可能な複数の設備の中から少なくとも1つ選ぶことを乗客に促すメッセージが乗客の携帯電話に返される。
或いはまた、乗客のチケット上の情報を読み取るために、空港の従業員がスキャナのような機器を使用することができる。これによって、乗客が電話に手動でチケット番号を入力する必要がなくなる。この情報は、乗客の電話番号又は乗客のパーソナル無線機器に固有のその他の識別子に関連付けることができ、且つ中央コンピュータに送信することができる。その後、乗客は、入場予約をするために複数の設備の中から少なくとも1つを選ぶことを促すメッセージを携帯電話で受け取る。
乗客が正当であると確認されるか又はシステムに登録されると、システムはある割り当て時間の間、乗客のパーソナル無線機器を認識する。その割り当て時間は、例えば1日といったチケットが有効な時間とすることができる。次に、乗客は乗客セキュリティチエックポイントへの予約の要求をして、予約の確認を受け取るという、やり取りの通信を行なうことができる。
代表的な実施例においては、確認は携帯電話のディスプレイスクリーンにバーコード画像の形態で受け取る。その後、乗客は設備の入口で携帯電話を用いて、バーコード走査機器に携帯電話をかざすことで乗客セキュリティチエックポイントへの入場の正当性を確認する。
他の実施例においては、紙のチケットといった他の媒体を使用することができる。乗客はチケットを入手するために、媒体販売機に向う。バーコードは紙のチケット上に設けることができる。
携帯電話のような無線機器を使用するモバイルの観点でのAIRPASS システムの使用についてここで更に述べる。
図10に示すように、乗客は、入場を電子的に行なうためのプロセスを開始する。携帯電話はeメール又はテキストメッセージを送受信しうるようにするのが好ましい。或いはまた、携帯電話はインターネットウェブページを又はデータを検索して閲覧可能にしうるようにするのが好ましい。携帯電話又は無線機器のこの操作は、必要なキーを打つか、スクリーンにおけるプロンプトに応答するか音声で応答することにより行なわれる。このようなにするためには、機器に音声認識ソフト又は同様の機能を含めることができる。
まず乗客はモバイルAIRPASS システムに登録する。この登録は、多くの方法によって行なうことができる。例えば、乗客が手動でチケットから(チケット番号のような)識別子を携帯電話のキーバッド上で入力する。次に、この識別子をウェブサイトに送る。中央コンピュータは、チケット番号又はその他の識別子がその日に発券されたチケットのものであることを確認する。これによって、乗客が空港にいないのに、乗客がウエブサイトをアクセスしたり、設備への入場要求をする状況を避けるようにする。乗客が確認されると、予約可能な複数の設備の中から少なくとも1つを選ぶことを促すメッセージが携帯電話に返される。
或いはまた、乗客のチケット上の情報を読み取るために、空港施設の従業員がスキャナのような機器を使用することができる。これによって、乗客が電話に手動でチケット番号を入力する必要がなくなる。この情報は、乗客の電話番号又はパーソナル無線機器に固有のその他の識別子に関連付けることができ、中央コンピュータに送信することができる。その後、乗客は、入場予約をするために複数の設備の中から少なくとも1つを選ぶことを促すメッセージを携帯電話で受け取る。
本発明のシステムの更なる細部を図11及び12に示す。
一般に、入場する権利は空港環境に入場する乗客が購入して、この乗客に発行される。一実施例においては、入場チケットのデータは空港設備又は施設で読み取られる。これにより、その日のチケットデータが、AIRPASS システムに入力され、チケットを買った乗客がその日の間、システムや設備にアクセスすることを許可する。その後、携帯電話がシステムとのインタフェース接続に使われる。
他の実施例においては、登録を前もって行なう。乗客は、携帯電話又は他のウェブを利用できる機器を通じウェブページにアクセスし、チケットのID及び必要な情報を登録する。そのウェブを利用できる電話はスクリーン上に、チケットの情報を得るための機能を表示する。この情報はeメールアドレス又は物理的アドレスに送られる。登録が前もって行なわれる場合、携帯電話から、適切な伝送手段を介して、データベースに信号を送ることにより、登録が事前のデータベースに対して検証される。これにより、データと整合性がある場合にチケット情報が得られる。
乗客のシステムに対する確認又は登録が成功すると、システムはある割り当て時間の間、客のパーソナル無線機器を認識する。その割り当て時間は、例えば1日といったチケットが有効な時間とすることができる。その後、乗客は、乗客セキュリティチエックポイントの予約の要求をして、予約の確認を受け取るというやり取りの通信を行なうことができる。
ある実施例においては、AIRPASS の発券所にアクセスし、実際のAIRPASS チケットを得ることにより有効確認が達成されるようにする。乗客は、携帯電話を通じて、空港環境内のキオスクやその他の個所又は空港環境に関連する行楽地や設備に設置されうるAIRPASS 発券所の情報についてのメールを受け取る。
代表的な実施例においては、図13に示すように、確認は携帯電話のスクリーン上にバーコード画像の形で受け取る。その後乗客は設備の入口で携帯電話を用いて、バーコード読み取り機器に携帯電話をかざすことでその乗客セキュリティチエックポイントへの利用を確認する。他の実施例においては、紙のチケットといった他の媒体を使用しうるようにする。乗客は媒体販売機に行き、チケットを受け取る必要がある。
乗客の携帯電話は、事前のデータベース登録に合致しているという情報を受け取ると、AIRPASS 発券所のアドレスの入ったeメールを受け取る。その後携帯電話のスクリーンは、適切なウェブサイトを提示するAIRPASS への適切な歓迎のメッセージを表示する。携帯電話でのキーパッドによるやり取りにより、種々の設備をクリックスルーし、チケットの供給者によって提示される利用可能な時間範囲のAIRPASS を選択することによりAIRPASS が得られる。AIRPASS チケットを入手すると、バーコード等がユーザの携帯電話に表示される。バーコードをスキャナの前に提示することでAIRPASS の使用が成され、AIRPASS 入場が確認される。スキャナは乗客セキュリティチエックポイントに附随するものである。
図14は、本発明によるモバイルシステムの更なる図である。乗客は、乗客セキュリティチエックポイントへの入場権を要求し受け取るためにサーバと交信するのに、ウェブページにアクセスする機能を有する携帯電話を利用する。適切なファイアウォールが設置され、サーバとアクセス可能な個所で携帯電話とサーバの通信が成される。サーバとの通信は電話サービスのプロバイダによって制限されることがある。更に、サーバに無線で又は必要に応じてLANを介して情報を送信するのに適切なコンピュータPC1及びPC2が存在する。
図15に示すように、携帯電話はファイアウォールを経て、ウェブサイトを運営するサーバと交信する。同様に、携帯電話はファイアウォールを経て、チケット及びAIRPASS チケットを発券するためにデータベース管理システム及びコンピュータと交信する。ウェブサイトを運営するプロダクションサーバと、設備を運営し、空港環境の設備にアクセスするサーバとの間には専用回線がある。
図16及び17は、本発明の一実施例において、ユーザに対し提示される携帯電話のスクリーン上のメッセージの流れを示す。メッセージはAIRPASS サイトを運営するサーバから生成される。歓迎メッセージ160は、登録に関する情報162と一緒に表示される。ユーザは、チケットID、メールアドレス及び電話番号といった情報を入力するように促される。次いで、この情報がサーバに送られ、チケットID又は電話番号が有効であることを確認するための処理が行なわれる。登録がAIRPASS チケット発券所のアドレス又はリンクと一緒に首尾よく終了されたことの確認がeメールによってユーザに送信される。AIRPASS チケット及び登録番号についての情報が携帯電話上でユーザに与えられる。
ユーザは、AIRPASS チケットを必要とする種々の設備を選択するのに、電話上の選択手段を用いる。空港における乗客セキュリティチエックポイント及びその他の設備におけるローディング処理を行なっているコンピュータシステムによって戻り時間が与えられる。AIRPASS チケットが入手されると、乗客セキュリティチエックポイントに入場するためにAIRPASS を使うときに設備で使用するバーコード又はその他の信号が、携帯電話に送られる。次いで、AIRPASS が期間内又は期間外であるといったようにいつ使用可能になるかや、AIRPASS が1人より多い乗客に使用できるかどうかや、AIRPASS が複数回使えるかどうかの全て又はいずれかに関する表示を含んだ、発券したAIRPASS に関する情報がユーザに提示される。
本発明の使用の他の例には、乗客すなわちユーザの携帯電話又は無線機器を、乗客が設備又は所定の領域を歩き回っている際に追跡する機能を含める。例えば、これによって、乗客の位置を決定でき、中央設備コンピュータが乗客の位置を追跡し、乗客に必要に応じて勧告するようにする。空港環境において、例えばある特定の乗客セキュリティチエックポイントが機能しなくなる、例えば、AIRPASS システムが動作しなくなると、乗客に代わりの設備を提供しうる。そのような代替案は、利用できない乗客セキュリティチエックポイントに対する利用できないAIRPASS サービスの代わりに、AIRPASS に基づいて行うことができる。
図18は、出発位置と、乗り継ぎ位置と、目的位置とを含んでいる複数の空港と関連してAIRPASS を用いる例を示す。フライトAは、空港Aの出発位置から空港Bの乗り継ぎ位置への上述したAIRPASS 処理を用いて計画されている。フライトBは、空港Bから空港Cの目的地への上述したAIRPASS 処理を用いて計画されている。
一般的説明
本発明によって想定されるその他の種類の環境には、過剰の混雑が起き得る環境又は所望の個所への又は所望の個所からの多量の乗客、手荷物又は貨物の流れを制御することが望まれる環境又はこれらの双方の環境が含まれる。搭乗券を現地外で、例えば、ホームコンピュータで印刷する場合、AIRPASS システムが空港への乗客の到着及びセキュリティチェックの予定計画の援助をも行う。従って、AIRPASS の所有者は制御点における優先権を有することができ、制御点における先入れ先出しの列の手順を受ける必要がない。
本発明によって想定されるその他の種類の環境には、過剰の混雑が起き得る環境又は所望の個所への又は所望の個所からの多量の乗客、手荷物又は貨物の流れを制御することが望まれる環境又はこれらの双方の環境が含まれる。搭乗券を現地外で、例えば、ホームコンピュータで印刷する場合、AIRPASS システムが空港への乗客の到着及びセキュリティチェックの予定計画の援助をも行う。従って、AIRPASS の所有者は制御点における優先権を有することができ、制御点における先入れ先出しの列の手順を受ける必要がない。
又、本発明のシステムは、鉄道輸送や、航空輸送や、海上輸送や、バス輸送を含む公共輸送システムのような制限された輸送システムの使用における、群集の誘導や制御のために用いることができる。
細部でおいてのみ互いに相違する本発明の多くの他の例が存在する。上述したところでは、空港の設備につき本発明を説明したが、本発明のシステムは鉄道の駅や、船及びフェリーのターミナルのような他のトラベルセンターにも同様に適用しうる。
例えば、本発明の他の例には、ウェブやWAPを伴なう通信媒体として、DTMF(トーンによる選択)、音声認識及びSMS(ショートメッセージサービス)の利用が含まれる。これらの媒体は、特に携帯電話や無線機器に対して用いられるものである。AIRPASS は、サイトに接続するための無線機器を用いて、又は用いることなしに専用のウェブサイト上で直接得ることができる。本発明の種々の特徴は、本発明のプログラムによって達成することができ、ウェブサイト上で必要に応じ又は好みに応じて選択的に得ることができる。
上述したことは、本発明の1つ以上の実施例に対するものであり、様々な変更や修正が、請求項で定める本発明の精神及び範囲から逸脱することなく行なわれうるものである。
Claims (37)
- 空港から出発する乗客を処理する乗客処理システムであって、
乗客を先入れ先出しに基づいて制御点に通して処理する第1の列と、
乗客を先入れ先出しに基づかないで処理する第2の列と、
選択時間において第1の列にいる乗客の人数に関連する予測列ロードを決定し、これにより第2の列において乗客の割り当てに利用しうる空き数を決定するようにするアルゴリズムと
を有する乗客処理システム。 - 請求項1に記載の乗客処理システムにおいて、第2の列で利用しうる空き数の決定を、第1の列におけるロード状況によってのみ決定するようにした乗客処理システム。
- 請求項1に記載の乗客処理システムにおいて、第2の列に対する利用可能性は、航空会社のサービスクラスに対する乗客の状況によって決定されないようにした乗客処理システム。
- 請求項1に記載の乗客処理システムにおいて、第2の列に対する利用可能性は、
航空会社のサービスクラスに対する乗客の状況と、
空港を利用する1つ以上のフライトの飛行時間の遅延と、
空港を利用する他のフライトの欠航と、
空港における警備要素と、
空港におけるスタッフの配置状況と、
フライトの日付と、
フライトの時間と、
当該フライトに対する乗客数と、
他のフライトに対する乗客数と、
手荷物の取り扱い状況と
を含む特性のうちの少なくとも1つにより決定するようにした乗客処理システム。 - 空港に到着する乗客を処理する乗客処理システムであって、
乗客を先入れ先出しに基づいて制御点に通して処理する第1の列と、
乗客を先入れ先出しに基づかないで処理する第2の列と、
選択時間において第1の列にいる乗客の人数に関連する予測列ロードを決定し、これにより第2の列において乗客の割り当てに利用しうる空き数を決定するようにするアルゴリズムと
を有する乗客処理システム。 - 請求項5に記載の乗客処理システムにおいて、第2の列で利用しうる空き数の決定を、第1の列におけるロード状況によってのみ決定するようにした乗客処理システム。
- 請求項5に記載の乗客処理システムにおいて、第2の列に対する利用可能性は、航空会社のサービスクラスに対する乗客の状況によって決定されないようにした乗客処理システム。
- 請求項5に記載の乗客処理システムにおいて、第2の列に対する利用可能性は、
航空会社のサービスクラスに対する乗客の状況と、
空港を利用する1つ以上のフライトの飛行時間の遅延と、
空港を利用する他のフライトの欠航と、
空港における警備要素と、
空港におけるスタッフの配置状況と、
フライトの日付と、
フライトの時間と、
当該フライトに対する乗客数と、
他のフライトに対する乗客数と、
手荷物の取り扱い状況と
を含む特性のうちの少なくとも1つにより決定するようにした乗客処理システム。 - 乗客の手荷物の取り扱いを容易にするように、空港に到着する乗客を処理する乗客処理システムであって、
乗客の手荷物を先入れ先出しに基づいて制御点に通して処理する第1の列と、
乗客の手荷物を先入れ先出しに基づかないで処理する第2の列と、
選択時間において第1の列にいる乗客の人数に関連する予測列ロードを決定し、これにより第2の列において乗客の手荷物の割り当てに利用しうる空き数を決定するようにするアルゴリズムと
を有する乗客処理システム。 - 請求項9に記載の乗客処理システムにおいて、手荷物の第2の列で利用しうる空き数の決定を、第1の列におけるロード状況によってのみ決定するようにした乗客処理システム。
- 請求項9に記載の乗客処理システムにおいて、第2の列における手荷物に対する利用可能性は、航空会社のサービスクラスに対する乗客の状況によって決定されないようにした乗客処理システム。
- 請求項9に記載の乗客処理システムにおいて、第2の列における手荷物に対する利用可能性は、
航空会社のサービスクラスに対する乗客の状況と、
空港を利用する1つ以上のフライトの飛行時間の遅延と、
空港を利用する他のフライトの欠航と、
空港における警備要素と、
空港におけるスタッフの配置状況と、
フライトの日付と、
フライトの時間と、
当該フライトに対する乗客数と、
他のフライトに対する乗客数と、
手荷物の取り扱い状況と
を含む特性のうちの少なくとも1つにより決定するようにした乗客処理システム。 - 請求項1に記載の乗客処理システムにおいて、第2の列に対する乗客を生体的な特徴により認識するようにした乗客処理システム。
- 請求項5に記載の乗客処理システムにおいて、第2の列に対する乗客を生体的な特徴により認識するようにした乗客処理システム。
- 請求項9に記載の乗客処理システムにおいて、第2の列における手荷物に対する乗客を生体的な特徴により認識するようにした乗客処理システム。
- 請求項1に記載の乗客処理システムにおいて、この乗客処理システムが、第2の列を用いるように計画された乗客に対する状況及び日程を制御するようにプログラミングするマスタコントローラとの通信システムを含み、これにより第2の列の状態又は変更に関する状態情報を第2の列の乗客に伝達しうるようになっている乗客処理システム。
- 請求項5に記載の乗客処理システムにおいて、この乗客処理システムが、第2の列を用いるように計画された乗客に対する状況及び日程を制御するようにプログラミングするマスタコントローラとの通信システムを含み、これにより第2の列の状態又は変更に関する状態情報を第2の列の乗客に伝達しうるようになっている乗客処理システム。
- 請求項4に記載の乗客処理システムにおいて、前記特性のうちの少なくとも2つを第2の列に対する利用可能性の決定に用いるようになっている乗客処理システム。
- 請求項4に記載の乗客処理システムにおいて、前記特性のうちの少なくとも3つを第2の列に対する利用可能性の決定に用いるようになっている乗客処理システム。
- 請求項8に記載の乗客処理システムにおいて、前記特性のうちの少なくとも2つを第2の列に対する利用可能性の決定に用いるようになっている乗客処理システム。
- 請求項8に記載の乗客処理システムにおいて、前記特性のうちの少なくとも3つを第2の列に対する利用可能性の決定に用いるようになっている乗客処理システム。
- 請求項12に記載の乗客処理システムにおいて、前記特性のうちの少なくとも2つを第2の列における手荷物に対する利用可能性の決定に用いるようになっている乗客処理システム。
- 請求項12に記載の乗客処理システムにおいて、前記特性のうちの少なくとも3つを第2の列における手荷物に対する利用可能性の決定に用いるようになっている乗客処理システム。
- 請求項1に記載の乗客処理システムにおいて、手荷物又は人の安全検査領域を検査又は受け持つ従業員を、手荷物又は人に対する乗客セキュリティチェックポイントに割り当てる必要がある時を、乗客の予測戻り時間に基づいて、前記アルゴリズムにより動的に決定するようにした乗客処理システム。
- 請求項24に記載の乗客処理システムにおいて、この乗客処理システムが、手荷物又は人に対する乗客セキュリティチェックポイントを受け持つように予定された従業員に対する状態及び日程を制御するマスタコントローラを含み、状態及び変更に関連する状態情報が状態表示板上に実時間で表示されるようになっている乗客処理システム。
- 請求項24に記載の乗客処理システムにおいて、この乗客処理システムが、手荷物又は人に対する乗客セキュリティチェックポイントを受け持つように予定された従業員に対する状態及び日程を制御するマスタコントローラを含み、状態及び変更に関連する状態情報が無線装置により従業員に送信されるようになっている乗客処理システム。
- 請求項1に記載の乗客処理システムにおいて、この乗客処理システムが、選択したユーザプロフィールを記憶する手段を有し、マスタコントローラが第2の列に対する多数の要求を入れたデータベースに質問を発するようになっているとともに、ターミナル情報と乗客に対し割り当てられた戻り時間とを得る手段を有しており、更に乗客の要求が不所望なユーザプロフィールと一致すると、保安要員に通知する手段を有している乗客処理システム。
- 請求項27に記載の乗客処理システムにおいて、この乗客処理システムが、実質的に同じ時間窓で第2の列に対する複数の要求を乗客が発するようにする手段を有している乗客処理システム。
- 請求項27に記載の乗客処理システムにおいて、この乗客処理システムが、複数の航空会社に対し第2の列に対する複数の要求を乗客が発するようにする手段を有している乗客処理システム。
- 複数の乗客セキュリティチェックポイントがあり、これら複数の乗客セキュリティチェックポイントは取り扱い処理容量を動的に変更するようにされている空港において、乗客を処理する乗客処理システムが、
乗客を先入れ先出しに基づいて制御点に通して処理する第1の列の群であって、これら第1の列の群の各列が、乗客に関する変数と関連しているとともに、互いの列から区別しうる変数を有するようにした当該第1の列の群と、
乗客を先入れ先出しに基づかないで処理する第2の列の群であって、これら第2の列の群の各列が第1の列の群の少なくとも1つの変数と関連している当該第2の列の群と、
選択時間において第1の列の群にいる乗客の人数に関連する予測列ロードを決定し、これにより第2の列の群において乗客の割り当てに利用しうる空き数を決定するようにするアルゴリズムと
を有する乗客処理システム。 - 請求項1に記載の乗客処理システムにおいて、前記アルゴリズムにより製品のクーポン又は食料品の割引を提供するようにした乗客処理システム。
- 請求項30に記載の乗客処理システムにおいて、手荷物又は人の安全検査領域を検査又は受け持つ従業員を、手荷物又は人に対する乗客セキュリティチェックポイントに割り当てる必要がある時を、乗客の予測戻り時間に基づいて、前記アルゴリズムにより動的に決定するようにした乗客処理システム。
- 請求項30に記載の乗客処理システムにおいて、この乗客処理システムが、手荷物又は人に対する乗客セキュリティチェックポイントを受け持つように予定された従業員に対する状態及び日程を制御するマスタコントローラを含み、状態及び変更に関連する状態情報が状態表示板上に実時間で表示されるようになっている乗客処理システム。
- 請求項30に記載の乗客処理システムにおいて、この乗客処理システムが、手荷物又は人の検査領域を受け持つように予定された従業員に対する状態及び日程を制御するマスタコントローラを含み、状態及び変更に関連する状態情報が無線装置により従業員に送信されるようになっている乗客処理システム。
- 請求項30に記載の乗客処理システムにおいて、この乗客処理システムが、選択したユーザプロフィールを記憶する手段を有し、マスタコントローラが第2の列に対する多数の要求を入れたデータベースに質問を発するようになっているとともに、ターミナル情報と乗客に対し割り当てられた戻り時間とを得る手段を有しており、更に乗客の要求が不所望なユーザプロフィールと一致すると、保安要員に通知する手段を有している乗客処理システム。
- 請求項35に記載の乗客処理システムにおいて、この乗客処理システムが、空港からの出発時間と関連する特定の時間窓で複数のパスを販売する媒体販売機を有するようにした乗客処理システム。
- 請求項35に記載の乗客処理システムにおいて、この乗客処理システムが、複数の航空会社に対する複数の乗客要求に基づいた複数のパスを販売する媒体販売機を有するようにした乗客処理システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US10/899,711 US7801629B2 (en) | 1999-08-10 | 2004-07-26 | Management of the flow of passengers, baggage and cargo in relation to travel facilities |
PCT/US2005/026099 WO2006014812A2 (en) | 2004-07-26 | 2005-07-22 | Management of the flow of passengers, baggage and cargo in relation to travel facilities |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008507790A true JP2008507790A (ja) | 2008-03-13 |
JP2008507790A5 JP2008507790A5 (ja) | 2008-09-18 |
Family
ID=35787728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007523662A Pending JP2008507790A (ja) | 2004-07-26 | 2005-07-22 | 運行設備に対する乗客、手荷物及び貨物の流れの管理 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7801629B2 (ja) |
EP (1) | EP1771828A4 (ja) |
JP (1) | JP2008507790A (ja) |
CN (1) | CN101002219A (ja) |
CA (1) | CA2548591A1 (ja) |
WO (1) | WO2006014812A2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017182212A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社富士通エフサス | サーバ、予約方法および予約プログラム |
WO2021029047A1 (ja) * | 2019-08-14 | 2021-02-18 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及び記録媒体 |
JPWO2021130948A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 |
Families Citing this family (54)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6807458B2 (en) * | 2000-09-20 | 2004-10-19 | Steve Quackenbush | Baggage transportation security system |
US7071823B2 (en) * | 2002-04-24 | 2006-07-04 | Brian Boesch | System and method for centralized security screening |
US7110925B2 (en) * | 2002-11-14 | 2006-09-19 | Accenture Global Services Gmbh | Security checkpoint simulation |
IL161183A (en) * | 2004-03-30 | 2007-08-19 | Rafael Advanced Defense Sys | Method and system for access control |
WO2008030889A2 (en) * | 2006-09-06 | 2008-03-13 | Johnson Controls Technology Company | Space management system and method |
US8606605B2 (en) | 2006-09-28 | 2013-12-10 | Lo-Q, Plc | Reservation management system and method |
US8612278B1 (en) * | 2013-03-06 | 2013-12-17 | Wirelesswerx International, Inc. | Controlling queuing in a defined location |
US20140257889A1 (en) * | 2013-03-06 | 2014-09-11 | Wirelesswerx International, Inc. | Controlling queuing in a defined location |
WO2009151726A1 (en) * | 2008-03-28 | 2009-12-17 | Securitypoint Holdings Llc | Methods and systems for efficient security screening |
US9116513B2 (en) * | 2008-03-28 | 2015-08-25 | Securitypoint Holdings, Inc. | Methods and systems for efficient security screening |
US9516460B2 (en) * | 2008-03-28 | 2016-12-06 | Securitypoint Holdings Llc | Systems and methods for security checkpoint condition information and sharing |
EP2332117A4 (en) | 2008-06-10 | 2012-03-28 | Roundpeg Innovations Pty Ltd | IMPROVED ARRANGEMENT AND METHOD OF ACCESSING A PLANE |
US8082165B2 (en) * | 2008-06-16 | 2011-12-20 | Universal City Studios Llc | System and method for theme park line queue management |
DE102008048741A1 (de) * | 2008-09-24 | 2010-04-08 | Siemens Aktiengesellschaft | System und Verfahren zur Gepäckausgabe |
FI125609B (en) * | 2009-01-20 | 2015-12-15 | Maricare Oy | queue Management System |
US8505813B2 (en) | 2009-09-04 | 2013-08-13 | Bank Of America Corporation | Customer benefit offer program enrollment |
US8581693B2 (en) * | 2010-01-22 | 2013-11-12 | Icts Europe Systems Ltd. | Passenger flow monitoring method and system |
US20110282719A1 (en) * | 2010-05-12 | 2011-11-17 | Dal Global Services, Llc | Promotional marketing via baggage tagging |
CN101950440B (zh) * | 2010-09-06 | 2015-04-29 | 成都奥克特科技有限公司 | 客运客流监测方法及客运客流监测*** |
US8751298B1 (en) | 2011-05-09 | 2014-06-10 | Bank Of America Corporation | Event-driven coupon processor alert |
US9892419B1 (en) | 2011-05-09 | 2018-02-13 | Bank Of America Corporation | Coupon deposit account fraud protection system |
US20130024216A1 (en) * | 2011-07-19 | 2013-01-24 | Fink David B | Apparatus and method for expedited event access |
US20130024218A1 (en) * | 2011-07-19 | 2013-01-24 | David Fink | Apparatus and method for expedited event access |
CN102355494A (zh) * | 2011-09-27 | 2012-02-15 | 中国联合网络通信集团有限公司 | 主动式分流引导方法、装置及*** |
GB2509474B (en) * | 2011-11-04 | 2016-04-13 | Mcmanus Jeff | Apparatus and method for managing access to a resource |
GB2501913A (en) * | 2012-05-10 | 2013-11-13 | Infared Integrated Systems Ltd | Determining information relating to occupancy of a space |
US10304276B2 (en) | 2012-06-07 | 2019-05-28 | Universal City Studios Llc | Queue management system and method |
GB201214432D0 (en) * | 2012-08-13 | 2012-09-26 | Lo Q Plc | Queue management system |
US9299203B2 (en) * | 2013-01-30 | 2016-03-29 | Ncr Corporation | Access level management techniques |
CN104044737A (zh) * | 2013-03-15 | 2014-09-17 | 天津鸿海科技开发有限责任公司 | 安全快速登机方法 |
US20150142481A1 (en) * | 2013-11-15 | 2015-05-21 | Jeff McManus | Apparatus and method for managing access to a resource |
JP6708122B2 (ja) * | 2014-06-30 | 2020-06-10 | 日本電気株式会社 | 誘導処理装置及び誘導方法 |
US20160055429A1 (en) | 2014-08-20 | 2016-02-25 | Universal City Studios Llc | Virtual queuing system and method |
US10152840B2 (en) | 2016-03-16 | 2018-12-11 | Universal City Studios Llc | Virtual queue system and method |
US20180016034A1 (en) * | 2016-07-15 | 2018-01-18 | Honeywell International Inc. | Aircraft turnaround and airport terminal status analysis |
US9934693B2 (en) | 2016-07-15 | 2018-04-03 | Honeywell International Inc. | Aircraft turnaround and airport terminal status analysis |
US10943188B2 (en) | 2016-11-09 | 2021-03-09 | Universal City Studios Llc | Virtual queuing techniques |
CN106776395B (zh) * | 2017-01-22 | 2018-03-30 | 中国人民解放军国防科学技术大学 | 一种共享集群的任务调度方法及装置 |
DE212018000176U1 (de) * | 2017-03-07 | 2019-11-06 | Sita Information Networking Computing Usa Inc. | System und Vorrichtung zum Zugriff auf eine gemeinsame Infrastruktur |
US10510024B2 (en) * | 2017-03-08 | 2019-12-17 | Amadeus S.A.S. | Coordinated disruption handling |
US10313480B2 (en) | 2017-06-22 | 2019-06-04 | Bank Of America Corporation | Data transmission between networked resources |
US10524165B2 (en) | 2017-06-22 | 2019-12-31 | Bank Of America Corporation | Dynamic utilization of alternative resources based on token association |
US10511692B2 (en) | 2017-06-22 | 2019-12-17 | Bank Of America Corporation | Data transmission to a networked resource based on contextual information |
US10288737B2 (en) | 2017-09-19 | 2019-05-14 | Wirelesswerx International, Inc. | LiDAR sensing system |
EP3506153A1 (en) * | 2017-12-28 | 2019-07-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Information processing apparatus, system, method, and non-transitory computer-readable storage medium |
US10725455B2 (en) * | 2018-09-11 | 2020-07-28 | Cubic Corporation | Adaptive gateline configuration |
US10713468B2 (en) | 2018-11-08 | 2020-07-14 | International Business Machines Corporation | Checking credentials using a drone |
US10362459B1 (en) | 2018-11-08 | 2019-07-23 | International Business Machines Corporation | Identifying the purpose and context of a line of people |
CN111352166A (zh) * | 2018-12-21 | 2020-06-30 | 同方威视技术股份有限公司 | 用于行李的远程开检方法、装置、***、设备和存储介质 |
US11568333B2 (en) | 2019-06-27 | 2023-01-31 | Universal City Studios Llc | Systems and methods for a smart virtual queue |
CN111582685B (zh) * | 2020-04-27 | 2023-09-15 | 利智华(北京)智能科技有限公司 | 一种机场通行证信息安全管理方法及*** |
US20210350490A1 (en) * | 2020-05-05 | 2021-11-11 | Royal Caribbean Cruises Ltd. | Cruise embarkation systems and methods for prevention of disease transmission |
CN111967629B (zh) * | 2020-08-17 | 2024-05-17 | 交控科技股份有限公司 | 一种基于预约出行的行车组织方案制定方法 |
WO2023018939A1 (en) * | 2021-08-13 | 2023-02-16 | University Of Cincinnati | Systems and methods for predicting airport passenger flow |
Family Cites Families (102)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1006392B (de) | 1954-11-01 | 1957-04-18 | Leif Kristensen | Ringpinsel |
US4081669A (en) * | 1973-10-26 | 1978-03-28 | Klingman Iii Edwin E | Recognition system for class II robots |
US3893097A (en) * | 1974-06-03 | 1975-07-01 | Electrotec Inc | Dispatching system circuit |
US3998570A (en) * | 1975-04-23 | 1976-12-21 | General Motors Corporation | Air conditioning compressor |
US4086475A (en) * | 1976-08-31 | 1978-04-25 | Churchill William M | Ticket taking system |
US4095739A (en) * | 1977-08-26 | 1978-06-20 | A-T-O Inc. | System for limiting access to security system program |
US4097727A (en) * | 1977-09-01 | 1978-06-27 | A-T-O Inc. | Circuit for controlling automatic off-line operation of an on-line card reader |
NL7802132A (nl) * | 1978-02-27 | 1979-08-29 | Philips Nv | Draagbaar element voor het opnemen, onthouden, afbeelden en afgeven van digitale informatie en reserveerinrichting voor gebruik in een reser- veringssysteem. |
US4247759A (en) * | 1978-10-10 | 1981-01-27 | Cubic Western Data | Self-service passenger ticketing system |
US4398257A (en) * | 1981-02-27 | 1983-08-09 | Ncr Corporation | Customer queue control method and system |
US4512667A (en) * | 1981-03-04 | 1985-04-23 | Romm Doulton | Portable information device having an output related to natural physical events |
SE425442B (sv) | 1981-07-20 | 1982-09-27 | Per Martin Pettersson | Forfarande for att i bestemd turordning expediera kunder i ett flertal kassor samt anordning for genomforande av forfarandet |
US4538056A (en) * | 1982-08-27 | 1985-08-27 | Figgie International, Inc. | Card reader for time and attendance |
US4816658A (en) * | 1983-01-10 | 1989-03-28 | Casi-Rusco, Inc. | Card reader for security system |
US4598275A (en) * | 1983-05-09 | 1986-07-01 | Marc Industries Incorporated | Movement monitor |
DE3424162A1 (de) * | 1984-06-30 | 1986-01-23 | Heinz Georg Hünibach Thun Baus | Produktinformations- und display-system |
US4752776A (en) * | 1986-03-14 | 1988-06-21 | Enguvu Ag/Sa/Ltd. | Identification system |
US4818998A (en) * | 1986-03-31 | 1989-04-04 | Lo-Jack Corporation | Method of and system and apparatus for locating and/or tracking stolen or missing vehicles and the like |
GB2193359B (en) | 1986-07-31 | 1990-07-11 | Multitone Electronics Plc | Area communications systems |
US4802218A (en) * | 1986-11-26 | 1989-01-31 | Wright Technologies, L.P. | Automated transaction system |
US4812630A (en) * | 1986-10-08 | 1989-03-14 | Escorp, Inc. | Manually actuable, machine, readable menu card |
US5210786A (en) * | 1986-10-15 | 1993-05-11 | Iwatsu Electric Co. Ltd. | Portable telephone system using stratified exchange system |
FR2612669A1 (fr) | 1987-03-20 | 1988-09-23 | Doulton Romm | Procede interactif d'echange d'informations entre des usagers et une unite centrale ainsi que le dispositif associe |
US5134720A (en) * | 1987-09-17 | 1992-07-28 | Amskan Limited | Signal locating apparatus |
FR2620840B1 (fr) * | 1987-09-21 | 1991-08-16 | Thomson Semiconducteurs | Systeme de reservation d'une prestation |
JPH01134565A (ja) | 1987-11-19 | 1989-05-26 | Tokico Ltd | カードシステム |
JPH0719177B2 (ja) * | 1988-09-13 | 1995-03-06 | 株式会社椿本チエイン | 移動体の運行管理方法 |
WO1990009002A1 (en) | 1989-02-02 | 1990-08-09 | Simon Peter Eddison | Reservation systems |
GB8902243D0 (en) | 1989-02-02 | 1989-03-22 | Eddison Simon P | Queue reduction system |
JPH0353189A (ja) | 1989-07-21 | 1991-03-07 | Tohoku Pioneer Kk | 案内システムおよびその装置 |
US5006983A (en) * | 1989-09-12 | 1991-04-09 | Addax, Inc. | Service allocation system |
US5287269A (en) * | 1990-07-09 | 1994-02-15 | Boardwalk/Starcity Corporation | Apparatus and method for accessing events, areas and activities |
FR2665038B1 (fr) * | 1990-07-23 | 1994-04-01 | Alcatel Business Systems | Systeme de radio-identification a badges repondeurs, unites constitutives d'un tel systeme et agencement exploitant correspondant. |
JP2648527B2 (ja) * | 1990-07-27 | 1997-09-03 | パイオニア株式会社 | 展示物説明システム |
US5455851A (en) * | 1993-07-02 | 1995-10-03 | Executone Information Systems, Inc. | System for identifying object locations |
IL98294A0 (en) * | 1991-05-28 | 1992-06-21 | Taylor Inst Ind Management | Queue monitoring and control system |
US5367330A (en) * | 1991-08-01 | 1994-11-22 | Luther Haave | Pay-per-view television delivery system |
JPH0573596A (ja) | 1991-09-17 | 1993-03-26 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 待ち行列に連動した入場予約管理方法 |
US5429361A (en) * | 1991-09-23 | 1995-07-04 | Bally Gaming International, Inc. | Gaming machine information, communication and display system |
US5408417A (en) * | 1992-05-28 | 1995-04-18 | Wilder; Wilford B. | Automated ticket sales and dispensing system |
JPH0619940A (ja) | 1992-06-29 | 1994-01-28 | Mirai Gijutsu Kenkyusho:Kk | カードによる予約システム |
US5305197A (en) * | 1992-10-30 | 1994-04-19 | Ie&E Industries, Inc. | Coupon dispensing machine with feedback |
JPH06203238A (ja) | 1992-12-28 | 1994-07-22 | Toshiba Corp | 入場管理装置 |
US5541835A (en) * | 1992-12-29 | 1996-07-30 | Jean-Guy Bessette | Monitoring and forecasting customer traffic |
CA2161873C (en) * | 1993-05-14 | 1999-11-09 | Gary L. Conrad | Video traffic monitor for retail establishments and the like |
US20010016825A1 (en) * | 1993-06-08 | 2001-08-23 | Pugliese, Anthony V. | Electronic ticketing and reservation system and method |
US5724520A (en) * | 1993-06-08 | 1998-03-03 | Anthony V. Pugliese | Electronic ticketing and reservation system and method |
CA2127765C (en) * | 1993-08-24 | 2000-12-12 | James Gifford Evans | Personalized image recording system |
JPH07234893A (ja) | 1994-02-22 | 1995-09-05 | Toshiba Corp | 移動ガイダンス装置 |
US5576838A (en) * | 1994-03-08 | 1996-11-19 | Renievision, Inc. | Personal video capture system |
US5948040A (en) * | 1994-06-24 | 1999-09-07 | Delorme Publishing Co. | Travel reservation information and planning system |
WO1996015517A2 (en) * | 1994-11-02 | 1996-05-23 | Visible Interactive Corporation | Interactive personal interpretive device and system for retrieving information about a plurality of objects |
FR2726670A1 (fr) * | 1994-11-09 | 1996-05-10 | Fast France Adv Sys Tech Sarl | Systeme de traitement de l'information utilisant la television dans un reseau de type numerique ou analogique |
US5502806A (en) * | 1994-11-17 | 1996-03-26 | Mahoney; Timothy S. | Waiting line management system |
JP3614480B2 (ja) * | 1994-11-18 | 2005-01-26 | 株式会社日立製作所 | 電子チケット販売・払戻システム及びその販売・払戻方法 |
US5491326A (en) * | 1994-11-23 | 1996-02-13 | Xcp, Inc. | Card metering system |
JPH08315188A (ja) | 1995-05-22 | 1996-11-29 | Hitachi Ltd | 携帯記憶装置を用いた施設の管理方法 |
DE69610582T2 (de) * | 1995-06-16 | 2001-05-31 | Seiko Epson Corp | Eingabegerät |
JPH0962558A (ja) * | 1995-08-29 | 1997-03-07 | Fuji Xerox Co Ltd | データベース管理システム及び方法 |
GB2307324B (en) | 1995-11-15 | 1999-07-21 | Leonard Sim | Queue management system |
US6009465A (en) * | 1996-01-22 | 1999-12-28 | Svi Systems, Inc. | Entertainment and information systems and related management networks for a remote video delivery system |
US5940510A (en) * | 1996-01-31 | 1999-08-17 | Dallas Semiconductor Corporation | Transfer of valuable information between a secure module and another module |
JPH09327991A (ja) | 1996-06-12 | 1997-12-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 順番待ち整理券及び順番待ち整理券発行システム |
JPH1049571A (ja) | 1996-08-06 | 1998-02-20 | Brother Ind Ltd | 入場管理装置 |
NZ506938A (en) * | 1996-08-13 | 2001-09-28 | Kenneth J Schmier | Displaying messages on a bus using a GPS system on the bus transmits bus position to central processor |
US5872887A (en) * | 1996-10-08 | 1999-02-16 | Gte Laboratories Incorporated | Personal video, and system and method of making same |
US6424623B1 (en) * | 1996-10-15 | 2002-07-23 | Motorola, Inc. | Virtual queuing system using proximity-based short-range wireless links |
US5966654A (en) * | 1996-11-01 | 1999-10-12 | Ericsson Inc. | Recyclable cellular telephone and method and apparatus for supporting the use of a recyclable cellular telephone within a cellular telephone network acting as a theme park communicator/scheduler |
US5978770A (en) * | 1997-04-24 | 1999-11-02 | Visible Interactive Corporation | Assigning and managing patron reservations for distributed services using wireless personal communication devices |
US6263088B1 (en) * | 1997-06-19 | 2001-07-17 | Ncr Corporation | System and method for tracking movement of objects in a scene |
US6119096A (en) * | 1997-07-31 | 2000-09-12 | Eyeticket Corporation | System and method for aircraft passenger check-in and boarding using iris recognition |
US6363351B1 (en) * | 1997-11-18 | 2002-03-26 | Paolo Moro | Subscriber registration and access control system and related methods |
US6154818A (en) * | 1997-11-20 | 2000-11-28 | Advanced Micro Devices, Inc. | System and method of controlling access to privilege partitioned address space for a model specific register file |
JP3574559B2 (ja) * | 1998-01-27 | 2004-10-06 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ | 電子チケットシステム、回収端末、サービス提供端末、利用者端末、電子チケット回収方法及び記録媒体 |
US5987421A (en) * | 1998-02-05 | 1999-11-16 | Morfun Systems, Inc. | Computerized system and method for locating individual members of discrete groups and for electronically registering and holding the ' groups position in waiting lines |
US5987420A (en) * | 1998-02-11 | 1999-11-16 | Omron Corporation | Reservation media issuing system using fuzzy logic |
US6216227B1 (en) | 1998-06-29 | 2001-04-10 | Sun Microsystems, Inc. | Multi-venue ticketing using smart cards |
US6463534B1 (en) * | 1999-03-26 | 2002-10-08 | Motorola, Inc. | Secure wireless electronic-commerce system with wireless network domain |
US6219227B1 (en) * | 1999-07-27 | 2001-04-17 | David Trane | Portable computer assembly |
US6173209B1 (en) | 1999-08-10 | 2001-01-09 | Disney Enterprises, Inc. | Method and system for managing attraction admission |
US6813608B1 (en) * | 1999-10-11 | 2004-11-02 | Park Tours, Inc. | System and method for enhancing user experience in a wide-area facility having a distributed, bounded environment |
US6698653B1 (en) * | 1999-10-28 | 2004-03-02 | Mel Diamond | Identification method, especially for airport security and the like |
FR2805895A1 (fr) | 2000-01-12 | 2001-09-07 | Philippe Coffin | Installation de suivi et d'enregistrement en temps reel d'un parcours effectue par un usager |
US20020007292A1 (en) * | 2000-03-28 | 2002-01-17 | Paxton Mark S. | Method and apparatus for reserving a place in line |
US6454174B1 (en) * | 2000-05-19 | 2002-09-24 | Pitney Bowes Inc. | Method for reading electronic tickets |
US6990457B1 (en) * | 2000-06-06 | 2006-01-24 | Hotels.Com | System and method for conducting transactions involving generically identified items |
US7599847B2 (en) * | 2000-06-09 | 2009-10-06 | Airport America | Automated internet based interactive travel planning and management system |
US6329919B1 (en) * | 2000-08-14 | 2001-12-11 | International Business Machines Corporation | System and method for providing reservations for restroom use |
US7171369B1 (en) * | 2000-11-08 | 2007-01-30 | Delta Air Lines, Inc. | Method and system for providing dynamic and real-time air travel information |
JP2002183565A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-06-28 | Mitsubishi Electric Corp | 施設管理装置、および施設管理方法 |
AU2002253923A1 (en) * | 2001-02-07 | 2002-08-19 | Universal City Studios, Inc. | Reservation system and methods for theme parks |
US20030023463A1 (en) * | 2001-04-16 | 2003-01-30 | Frank Dombroski | Method and system for automatically planning, booking, and calendaring travel arrangements |
US7061383B2 (en) * | 2001-11-15 | 2006-06-13 | United Air Lines, Inc. | Radio frequency check-in |
WO2003059684A2 (en) * | 2001-12-21 | 2003-07-24 | Gregg Panek | System for separate shipping of passenger bagagge |
US6775518B2 (en) * | 2002-01-25 | 2004-08-10 | Svi Systems, Inc. | Interactive education system |
US7081819B2 (en) * | 2002-07-09 | 2006-07-25 | Neology, Inc. | System and method for providing secure identification solutions |
US20050045710A1 (en) * | 2003-03-24 | 2005-03-03 | Nicholas Burke | Amusement park system |
US20050258230A1 (en) * | 2004-05-18 | 2005-11-24 | Keith Wiater | Processing passengers, baggage and cargo |
US20050258231A1 (en) * | 2004-05-18 | 2005-11-24 | Keith Wiater | Cruise ship passenger and baggage processing system |
US20060145852A1 (en) * | 2004-12-20 | 2006-07-06 | Arinc Incorporated | Check-in system for traveling passengers |
US7535367B2 (en) * | 2006-04-12 | 2009-05-19 | Nitesh Ratnakar | Airplane lavatory reservation system |
US20080097799A1 (en) * | 2006-10-24 | 2008-04-24 | Janet Ellen Scribner | Method for processing data requests |
-
2004
- 2004-07-26 US US10/899,711 patent/US7801629B2/en active Active
-
2005
- 2005-07-22 EP EP05773413A patent/EP1771828A4/en not_active Withdrawn
- 2005-07-22 WO PCT/US2005/026099 patent/WO2006014812A2/en active Application Filing
- 2005-07-22 CA CA002548591A patent/CA2548591A1/en not_active Abandoned
- 2005-07-22 JP JP2007523662A patent/JP2008507790A/ja active Pending
- 2005-07-22 CN CNA2005800017355A patent/CN101002219A/zh active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017182212A (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 株式会社富士通エフサス | サーバ、予約方法および予約プログラム |
WO2021029047A1 (ja) * | 2019-08-14 | 2021-02-18 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及び記録媒体 |
JPWO2021029047A1 (ja) * | 2019-08-14 | 2021-02-18 | ||
US11816195B2 (en) | 2019-08-14 | 2023-11-14 | Nec Corporation | Information processing apparatus, information processing method, and storage medium |
JPWO2021130948A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | ||
WO2021130948A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | 日本電気株式会社 | 認証システム、方法及びプログラム |
JP7264279B2 (ja) | 2019-12-26 | 2023-04-25 | 日本電気株式会社 | 認証システム、方法及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20050065834A1 (en) | 2005-03-24 |
EP1771828A4 (en) | 2010-03-31 |
EP1771828A2 (en) | 2007-04-11 |
WO2006014812A2 (en) | 2006-02-09 |
WO2006014812A3 (en) | 2007-02-22 |
US7801629B2 (en) | 2010-09-21 |
CA2548591A1 (en) | 2006-02-09 |
CN101002219A (zh) | 2007-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008507790A (ja) | 運行設備に対する乗客、手荷物及び貨物の流れの管理 | |
US7047205B2 (en) | Management of the flow of persons in relation to centers of crowd concentration via priority control | |
US7720718B2 (en) | Management of the flow of persons in relation to centers of crowd concentration via television control | |
US7400932B2 (en) | Management of the flow of persons and advertisement distribution via wireless media | |
KR102114508B1 (ko) | 대기열 관리 시스템 및 방법 | |
US7532941B2 (en) | Management of the flow of persons in relation to centers of crowd concentration via wireless control | |
EP1076319B1 (en) | Method and apparatus for managing attraction admission | |
JP2007509393A5 (ja) | ||
US7222080B2 (en) | Management of the flow of persons in relation to centers of crowd concentration | |
US7787965B2 (en) | Management of the flow of persons in entertainment environments |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080715 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080715 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110816 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120131 |