JP2008502686A - 口腔ケア組成物 - Google Patents

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Abstract

本明細書では口腔ケア組成物について説明する。口腔ケア組成物は、一般に、分配歯ブラシで使用するのに望ましいレオロジー特性を有する。場合によっては、口腔ケア組成物は、yPaの降伏点及びxPa/秒の剪断勾配を有しており、降伏点と剪断勾配との比がy/(74−370x+470x)未満である。場合によっては、口腔ケア組成物は、400Paにおいて1.0Pa・s未満のニュートン粘度を有する。

Description

本発明は、分配歯ブラシから分配することのできる口腔ケア組成物に関する。
今日の口腔ケア市場は、従来の手動歯ブラシ又は電動歯ブラシで使用するための様々な歯磨剤、例えば、練り歯磨きの選択肢を消費者に提供している。その提供は、歯磨き粉から、透明なゲルや、より一般的な不透明ペーストにまで及ぶ。歯磨剤は、口腔の健康において、特にカリエスの低減に重要なものとして広く認識されている。ほとんどの組成物は、研磨材及び界面活性剤などの口腔を清掃する活性成分、フッ化物などの虫歯予防成分、歯石コントロール成分、pH緩衝剤、ホワイトニング剤、湿潤剤、並びに一連の口腔健康上の問題を処置する様々な活性物質を含有する。歯磨剤の処方は、成分の適合性、コスト、並びに製品の所望の利益及び品質を含め、様々な因子によって大きく異なる。
ほとんどの場合、歯磨剤は、連続相、分散相及び固相を包含する、3相系である。安定な系を得るためには、これらの構成成分の適切なブレンド及び相対組成が重要であるが、消費者受容性のためには、処方の流動特性又はレオロジーが重要である。例えば、一般的には、歯磨剤が経年により分離せず、練り歯磨きチューブから分配しやすく、ストリングのない良好なリボン特性を示し、歯ブラシの上で形態を維持し、歯の上に一様且つ滑らかに分配されることが望ましい。
歯磨剤などの口腔ケア組成物について以下で説明する。一般に、本明細書に記載の口腔ケア組成物は、分配歯ブラシから分配されるときに望ましい分配特徴を提供するレオロジー特性を有する。本発明者らは、口腔ケア組成物が分配歯ブラシを使用して分配されるときには、歯磨剤に関係した従来のレオロジー特徴のいくつかが必要ではないことを見出した。例えば、分配歯ブラシのヘッドがユーザの口の中にある状態で口腔ケア組成物が供給されるときには、一般に、口腔ケア組成物は、ブラシの上でその形状を維持する必要はない。他方で、一般に、口腔ケア組成物が容易に機械式ポンピングシステムを通って流れ、したがって分配歯ブラシからの口腔ケア組成物の連続的且つ一様な分配を提供することが望ましい。
本発明は、該口腔ケア組成物を分配歯ブラシで使用するのに適したものにするレオロジー特性を有する、口腔ケア組成物を特徴とする。一部の好ましい組成物は、また、良好な官能特性、例えば、風味剤強度及びインパクト、刺激感(tingle)、すすぎやすさ及び拡散しやすさ、並びに良好な効果、例えば、清掃、歯石除去、ホワイトニング及び抗カリエス保護も示す。組成物は、また、一般に、経年時に安定なままであり、例えば、40℃、相対湿度45%の加速経年条件において3ヵ月後に相分離をほとんど又は全く示さない。
一態様では、本発明は、キャリアと、結合剤と、活性成分とを包含する口腔ケア組成物を特徴とする。該口腔ケア組成物は、yPaの降伏点及びxPa/秒の剪断勾配を示し、降伏点が5Pa未満のときに剪断勾配が0.2Pa/秒よりも大きいことを条件に、降伏点と剪断勾配との比は、y/(74−370x+470x)未満である。該口腔ケア組成物は、以下の1つ以上の特徴を有することができる。
場合によっては、降伏点は5Paよりも大きい。
場合によっては、結合剤は含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム又はカルボキシメチルセルロースナトリウムのうちの少なくとも1つを包含する。例えば、結合剤には、約0.1〜約2.0重量%の含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム又はカルボキシメチルセルロースナトリウムを包含することができる。或いは、結合剤に、含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースナトリウムの両方を包含することもできる。
場合によっては、結合剤には、合成粘土、例えば、ラポナイト、ヘクトライト又はベタオナイト(betaonite)が含まれる。
場合によっては、口腔ケア組成物には、また、界面活性剤又は洗剤も包含することができる。界面活性剤(surfactances)の例としては、ラウリル硫酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン、若しくはD−グルコピラノシドC10〜16アルキルオリゴマー又はこれらの1つ以上の混合物が挙げられる。
場合によっては、口腔ケア組成物は、増粘剤を包含する。増粘剤の一例としては、増粘シリカが挙げられる。場合によっては、口腔ケア組成物は、約4%〜約8%、例えば、約6%の増粘シリカを包含する。他の場合には、増粘剤としては、ポリマー、例えば、アルギネート、セルロース、セルロース誘導体又はカラギーナンが挙げられる。場合によっては、増粘剤は、カラギーナンである。例えば、口腔ケア組成物には、約0.1重量%〜約2.0重量%の間のカラギーナンを包含することができる。
場合によっては、口腔ケア組成物は、含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン及びD−グルコピラノシドC10〜16アルキルオリゴマーを包含する。
場合によっては、口腔ケア組成物は、ポリッシング剤を包含する。ポリッシング剤の例としては、重炭酸ナトリウム、水−コロイダルシリカ、沈殿シリカ(percipiated silicas)、アルミノケイ酸ナトリウム、アルミナを含有するシリカグレード(silica grade)、水和アルミナ、リン酸二カルシウム、不溶性(insoluable)メタリン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、マグネシウム、リン酸三マグネシウム又はそれらの組み合わせが挙げられる。場合によっては、口腔ケア組成物は、研磨シリカ(abrasive silica)又は水和シリカを包含する。
場合によっては、口腔ケア組成物は、キサンタンガム及び含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウムを包含する。例えば、口腔ケア組成物に、約0.1重量%〜約2.0重量%の、キサンタンガムと含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウムとの組み合わせを包含することができる。場合によっては、口腔ケア組成物は、約0.5:1〜約2:1の、キサンタンガムと含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウムとの比を有することができる。
場合によっては、活性成分は、抗微生物剤、フェノール化合物、抗炎症剤、抗カリエス剤、プラークバッファ(plaque buffer)、減感剤、抗歯石剤、生体分子又はそれらの組み合わせを包含する。
場合によっては、キャリアは、水、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン又はそれらの組み合わせを包含する。
場合によっては、口腔ケア組成物は、50〜400Paにおいて1.0Pa・s未満のニュートン粘度、例えば、50〜400Paにおいて0.5Pa・s未満のニュートン粘度を有する。
場合によっては、口腔ケア組成物は、湿潤剤を包含する。適した湿潤剤の例としては、グリセリン、ソルビトール又はそれらの組み合わせが挙げられる。
場合によっては、口腔ケア組成物は、塩を包含する。塩の例としては、サッカリンナトリウム、ピロリン酸四ナトリウム、水酸化ナトリウム及びそれらの組み合わせが挙げられる。
口腔ケア組成物は、例えば、歯磨剤とすることができる。
他の実施形態では、本発明には、キャリアと、該キャリア中に分散された、ラウリル硫酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン及びD−グルコピラノシドC10〜16アルキルオリゴマーとを有する、口腔ケア組成物が含まれる。
場合によっては、口腔ケア組成物は、また、含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースナトリウムを包含する。
場合によっては、口腔ケア組成物は、約0.1〜1.0%の含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム、約0.1〜1.0%のカルボキシメチルセルロースナトリウム、約1.0〜2.0%のラウリル硫酸ナトリウム、約0.2〜1.2%のコカミドプロピルベタイン及び約0.1〜1.0%のD−グルコピラノシドC10〜16アルキルオリゴマーを包含する。例えば、口腔ケア組成物には、約0.4〜0.6%の含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム、約0.35〜約0.40%のカルボキシメチルセルロースナトリウム、約1.5〜1.6%のラウリル硫酸ナトリウム、約0.6〜0.8%のコカミドプロピルベタイン及び約0.4〜0.6%のD−グルコピラノシドC10〜16アルキルオリゴマーを包含することができる。
場合によっては、口腔ケア組成物は、増粘剤を包含する。増粘剤の一例には、増粘シリカ、例えば、約4重量%〜約8重量%の増粘シリカ、例えば、約6重量%の増粘シリカが含まれる。場合によっては、増粘剤は、ポリマー、例えば、アルギネート、セルロース、セルロース誘導体又はカラギーナンである。
場合によっては、口腔ケア組成物は、研磨材を包含する。
場合によっては、口腔ケア組成物は、歯磨剤である。
他の実施形態では、本発明には、口腔ケア組成物であって、キャリアと、含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム又はカルボキシメチルセルロースナトリウムのうちの少なくとも1つを包含する結合剤と、活性成分とを包含しており、該口腔ケア組成物は、yPaの降伏点及びxPa/秒の剪断勾配を示し、降伏点が5Pa未満のときに剪断勾配が0.2Pa/秒よりも大きいことを条件に、降伏点と剪断勾配との比は、y/(74−370x+470x)未満である、口腔ケア組成物が含まれる。
場合によっては、口腔ケア組成物は、含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースナトリウムの両方を包含する。
他の実施形態では、本発明には、口腔ケアデバイスであって、ユーザの口の中にフィットするように寸法設定されたヘッドをその遠位部分に包含するハウジングと、ハウジング内に配置された、流体経路の少なくとも一部分を画定する圧縮可能部材と、ハウジング内に配置された、ポンピングアセンブリであって、圧縮可能部材を該圧縮可能部材の長さの少なくとも一部分に沿って徐々に圧縮して、流体を流体通路に沿ってハウジングの遠位部分にある出口に向かって移動させるように構成されたポンピングアセンブリ及び該口腔ケアデバイス内に配置された口腔ケア組成物とを含んでおり、該口腔ケア組成物は、yPaの降伏点及びxPa/秒の剪断勾配を示し、降伏点が5未満のときに剪断勾配が0.2Pa/秒よりも大きいことを条件に、降伏点と剪断勾配との比は、y/(474−370x+470x)未満である、口腔ケアデバイスが含まれる。
場合によっては、口腔ケア組成物は、歯磨剤である。
他の実施形態では、本発明には、口腔ケアデバイスであって、ユーザの口の中にフィットするように寸法設定されたヘッドをその遠位部分に包含するハウジング及びハウジング内に配置された、ポンピングアセンブリであって、口腔ケア組成物を含有する供給源から該口腔ケア組成物を、流体経路に沿ってハウジングの遠位部分にある出口に向かって移動させるように構成されたポンピングアセンブリを含んでなり、該口腔ケア組成物は、yPaの降伏点及びxPa/秒の剪断勾配を示し、降伏点が5未満のときに剪断勾配が0.2Pa/秒よりも大きいことを条件に、降伏点と剪断勾配との比は、y/(474−370x+470x)未満である、口腔ケアデバイスが含まれる。
他の実施形態では、本発明には、yPaの降伏点及びxPa/秒の剪断勾配を含む口腔ケア組成物を用いて哺乳動物の歯を磨くことを含む方法であって、降伏点が5未満のときに剪断勾配が0.2Pa/秒よりも大きいことを条件に、降伏点と剪断勾配との比は、y/(74−370x+470x)未満である方法が含まれる。口腔ケア組成物は、例えば、歯磨剤とすることができる。
他の態様には、歯磨剤を歯ブラシとともに使用する工程が含まれる。適した歯ブラシとしては、分配電動歯ブラシが挙げられる。一部の歯ブラシは、例えば、(a)ユーザの口の中にフィットするように寸法設定されたヘッドをハウジングの遠位部分に包含する、細長いハウジングと、(b)ハウジング内で流体通路の少なくとも一部分を画定する流体導管であって、ハウジング内に配置された圧縮可能領域を有する流体導管及び(c)流体導管を圧縮可能領域において該流体導管の長さの少なくとも一部分に沿って徐々に圧縮して、流体を圧縮可能領域へと引き込み、且つ流体を圧縮可能領域から流体通路に沿ってハウジングの遠位部分にある出口に向かって移動させるように構成されたモータ駆動ポンピングアセンブリとを包含する。流体導管の圧縮可能領域は、半円形ではない経路を画定する。好ましくは、経路は、また、概ね円形でもない。一部の実施態様では、圧縮可能領域によって画定される経路は、ほぼまっすぐであり、すなわち、ハウジングの断面の直径の半分よりも大きい曲率半径を有する。曲率半径は、場合によっては5.08cm(2インチ)よりも大きいものであってよい。他の実施態様では、圧縮可能領域によって画定される経路は、1つ以上の局部的なアーチ状領域を包含してよいが、そのような実施態様では、経路には、また、概ね直線状の領域も含まれる。圧縮可能領域の幾何学構造によって、ポンピングアセンブリが比較的小さいプロファイルをもつことができるので、ポンピングアセンブリは、ハウジングの直径を扱いにくいものにすることなく、細長いハウジング内に嵌合する。圧縮可能領域の幾何学構造は、また、ハウジングからの流体導管の除去を容易にする。一部の歯ブラシには、流体を通路に沿って移動させるように構成された可逆ポンピングアセンブリを包含することができる。歯ブラシには、歯ブラシに動力を供給するエネルギー源を包含することができ、ハウジングには、流体リザーバとエネルギー源とを収める分離可能なカートリッジ構成要素を包含することができる。歯ブラシには、回転軸の周りで回転するように構成された可動ヘッドと、把柄部と、該ヘッドと該把柄部とを連結するネックと、を有するハウジングを含めることができ、該ハウジングは、把柄部とヘッドとの間を延びる、回転軸に垂直なハウジング軸を画定しており、ハウジングのネック内に配置された、ヘッドにある出口まで延びる流体通路及びハウジング軸から離隔された場所でヘッドに連結された駆動部材とを包含することができ、該駆動部材は、可動ヘッドを回転軸の周りで回転させるように構成される。適した歯ブラシは、例えば、次の米国特許出願:代理人明細書第00216−629001号、名称「口腔ケアデバイス(ORAL CARE DEVICE)」(2004年6月3日出願)、代理人明細書第00216−640001号、名称「口腔ケアデバイス(ORAL CARE DEVICE)」(2004年6月3日出願)、代理人明細書第00216−641001号、名称「口腔ケアデバイス(ORAL CARE DEVICE)」(2004年6月3日出願)に記載されており、これらの開示全体を本明細書に参考として組み込む。
本発明は、また、本明細書に記載の口腔ケア組成物及び歯ブラシを使用して口腔ケアを提供する方法を特徴とする。一般に、口腔ケア組成物それぞれを、本明細書に記載の口腔ケアデバイスのいずれかとともに使用することができる。
用語「ニュートン粘度」は、ニュートン流体の粘度を指す。ニュートン流体は、変形速度又は時間によって粘度が変化しない流体である。換言すれば、流量及び剪断速度は、一般に、加えられた応力に比例する。多くの液体は、広範囲の剪断速度下でこの挙動を示すが、液体によっては、限られた範囲の剪断速度下でしかこの種の挙動を示さないものもある。
歯磨剤の処方は、特定のレベルの応力まで該処方がほとんど又は全く変形を示さない、ビンガム塑性体挙動を示す。この降伏応力又は「降伏点」は、永久変形が起こる応力限界を指す。変形は、例えば、流れを受けることによって起こる場合がある。
粘度は、剪断応力対歪み速度の点から定義され、「剪断勾配」は、流体が流動し始めた後の粘度の変化速度である。
用語「歯磨剤」は、歯を清掃する、歯磨き粉、透明なゲル又は不透明なペーストなどの物質を指す。
用語「活性成分」は、ユーザに利益をもたらす、口腔ケア組成物中に含まれるあらゆる材料を指す。そのような利益の例としては、抗カリエス活性、口臭予防活性、抗微生物活性、歯をホワイトニングする活性などが挙げられる。
特に記載のない限り、ここに与えるパーセンテージは、すべて重量パーセントである。
本発明の1つ以上の実施形態の詳細を、添付図面及び以下の説明に記載する。本発明の他の特徴及び利点は、それらの説明及び特許請求の範囲から明らかとなる。
歯磨剤などの口腔ケア組成物は、様々な方法で分配することができる。例えば、歯磨剤は、チューブから、或いは歯ブラシから直接に分配することができる。前述のように、本発明者らは、多くの場合、チューブから分配される歯磨剤に望ましいレオロジー特性が、歯ブラシから直接分配される歯磨剤において望ましい特性とは異なることを見出した。
本出願人らは、また、特に分配歯ブラシと併せて使用されるときに、望ましいレオロジー特性を有する口腔ケア組成物をもたらす材料の組み合わせを発見した。
口腔ケア組成物は、一般に、結合剤、キャリア及び活性成分を包含する。場合によっては、口腔ケア組成物は、また、界面活性剤及び/又は洗剤、増粘剤、ポリッシング剤、キャリア、湿潤剤、塩などのうちの1つ以上を包含する。
結合剤
結合剤系は、一般に、口腔ケア組成物のレオロジー特徴を決定する主要な因子である。結合剤は、また、口腔ケア組成物の固相を処方中に懸濁された状態に維持し、したがって口腔ケア組成物の固相部分が処方の液相部分から分離するのを防ぐ働きもする。さらに、結合剤は、口腔ケア組成物に濃さ(body)又は粘り(thickness)を与えることもできる。ゆえに、場合によっては、結合剤は、また、口腔ケア組成物に増粘作用を与えることもできる。
結合剤は、口腔ケア組成物にずり減粘特性を与えるように、すなわち、口腔ケア組成物に剪断力が加わるときに急速な粘度損失が起こる特性を与えるように選択され、それによって、口腔ケア組成物が分配歯ブラシ内(例えば、蠕動ポンプなどの機械式ポンピングアセンブリ内)を容易に流動できるようになる。場合によっては、望ましいずり減粘を備えた結合剤系を提供するために、結合剤の組み合わせが使用される。
望ましいレオロジー特徴を提供できる結合剤の例としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム、セルロースエーテル、キサンタンガム、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、カーボポール、含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウムが挙げられる。いずれの場合にも、これらの結合剤は、また、望ましいレオロジー特徴を備えた口腔ケア組成物を提供するために、複合結合剤系で使用することもできる。
一実施形態では、口腔ケア組成物は、含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム(一般に「ラポナイト」と呼ばれる)とカルボキシメチルセルロース(CMC)ナトリウムとの組み合わせを包含する結合剤系を有する。場合によっては、口腔ケア組成物は、該組成物の総重量に基づいて、重量で少なくとも約0.15%(例えば、少なくとも約0.20%、0.25%、0.30%、0.35%又は0.40%)、且つ最大約1%(例えば、最大約0.95%、0.90%、0.85%、0.80%、0.75%、0.70%又は0.65%)の含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウムを包含する。口腔ケア組成物は、また、少なくとも約0.08%(例えば、少なくとも約0.10%、0.12%、0.13%、0.15%、0.20%又は0.25%)、且つ最大約0.65%(例えば、最大約0.60%、0.55%、0.50%、0.45%、0.40%又は0.35%)のカルボキシメチルセルロースナトリウムも包含する。
場合によっては、口腔ケア組成物には、含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースナトリウム結合系に加えて、増粘シリカ(例えば、ヒュームドシリカ)も含まれる。例えば、口腔ケア組成物には、少なくとも約2%(例えば、少なくとも約3%、少なくとも約4%、少なくとも約5%又は少なくとも約6%)、且つ最大約10%(例えば、最大約9%、最大約8%、最大約7%又は最大約6%)の増粘シリカを包含することができる。
好ましくは、含水リチウムマグネシウムシリケートとカルボキシメチルセルロースナトリウムとの比は、約1:1〜3:2の範囲にある。増粘シリカが含まれる場合、含水リチウムマグネシウムシリケートと、カルボキシメチルセルロースナトリウムと、増粘シリカとの比は、約1:1:16〜3:3:32の範囲とすることができる。
以下の表1は、口腔ケア組成物の特定の実施形態で使用される、含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム及び増粘シリカの量を提供する。
Figure 2008502686
様々な重量パーセント濃度の含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム及び増粘シリカ(例えば、SILOX(商標)ヒュームドシリカ)を有する口腔ケア組成物に試験を実施して、前述のような降伏点Pa及び剪断勾配Pa/秒−1を包含するレオロジー特性を決定した。含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム(すなわち、ラポナイト)、カルボキシメチルセルロース(すなわち、CMC)ナトリウム及びSILOX(商標)シリカの様々な組み合わせを有する口腔ケア組成物の例を、各処方の降伏点及び剪断勾配とともに、以下の表2に示す。好ましい降伏点は、0.06〜0.11にわたる剪断勾配と相まって、10〜80Paの間に存在する。当業者にとっては、適切な範囲の選択は、一般に、固相の量、ポンプシステムのロバスト性、並びに輸送チュービングの長さ及びサイズに基づく。
Figure 2008502686
以上では含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウムとカルボキシメチルセルロースナトリウムとの組み合わせを包含する結合剤系について記載したが、また、他の結合系も想定される。例えば、場合によっては、キサンタンガムと含水ナトリウムリチウムマグネシウムとの組み合わせが、口腔ケア組成物で使用される。場合によっては、キサンタンガムと含水ナトリウムリチウムマグネシウムとの組み合わせの総重量は、口腔ケア組成物の約0.1〜約2.0重量%である。
他の場合には、口腔ケア組成物中の結合剤として、カラギーナンが、単独で又は前述した他の結合剤のうちの1つ以上と組み合わせて使用される。例えば、口腔ケア組成物には、約0.05重量%〜約3重量%(例えば、約0.1重量%〜約2.0重量%)のカラギーナンを包含することができる。
適した結合剤の他の例としては、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、グアーガム、トラガカントガム、カラヤガム、アラビアガム、アイリッシュモス、デンプン及びアルギネートなど、ポリマーが挙げられる。或いは、結合剤には、粘土、例えば、ヘクトライトなどの合成粘土又は天然粘土を挙げることができる。結合剤それぞれを、単独で又は他の結合剤と組み合わせて使用することができる。
界面活性剤/洗剤
場合によっては、口腔ケア組成物(例えば、歯磨剤)は、該口腔ケア組成物に望ましい発泡品質を与えるために、1つ以上の界面活性剤又は洗剤を包含する。
本出願人らは、ラウリル硫酸ナトリウムと、コカミドプロピルベタインと、D−グルコピラノシドC10〜C16アルキルオリゴマーとの組み合わせが、口腔ケア組成物に望ましい発泡特性をもたらし、与えることを発見した。場合によっては、口腔ケア組成物は、少なくとも約0.8%(例えば、少なくとも約1.0%、1.2%、1.4%又は1.5%)、且つ最大約2.2%(例えば、最大約2.0%、1.8%又は1.6%)のラウリル硫酸ナトリウムを包含する。場合によっては、口腔ケア組成物は、少なくとも約0.4%(例えば、少なくとも約0.5%、0.6%、0.7%又は0.8%)、且つ最大約1.2%(例えば、最大約1.0%又は0.8%)のコカミドプロピルベタインを包含する。場合によっては、口腔ケア組成物は、約0.4%(例えば、少なくとも約0.5%、0.6%、0.7%又は0.8%)、且つ最大約1.2%(例えば、最大約1.0%又は0.8%)のD−グルコピラノシドC10〜C16アルキルオリゴマーを包含する。例えば、場合によっては、口腔ケア組成物は、約1.57%のラウリル硫酸ナトリウム、約0.70%のコカミドプロピルベタイン及び約0.51%のD−グルコピラノシドC10〜C16アルキルオリゴマーを包含する。一般に、口腔ケア組成物には、ラウリル硫酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン、D−グルコピラノシドC10〜C16アルキルオリゴマーの3つの界面活性剤のブレンドの場合、該界面活性剤構成成分それぞれの比約3:0.5:0.5を包含することができる。ラウリル硫酸ナトリウムとコカミドプロピルベタインとのブレンドなど、2つの界面活性剤のブレンドの場合、口腔ケア組成物には、界面活性剤比約3:1を包含することができる。
以上では、界面活性剤及び洗剤として、ラウリル硫酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン及びD−グルコピラノシドC10〜C16アルキルオリゴマーを記載したが、また、他の界面活性剤及び洗剤も想定される。界面活性剤には、一般に、陰イオン性、非イオン性、陽イオン性、双イオン性又は両性の組成物が含まれる。界面活性剤の例としては、石鹸、硫酸塩(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム及びドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム)、ラウリルサルコシン酸ナトリウム、脂肪酸のソルビタンエステル、スルホベタイン(例えば、コカミドプロピルベタイン(cocamidopropylbatine))、並びにD−グルコピラノシドC10〜16アルキルオリゴマーが挙げられる。一般に、界面活性剤は、約0.2〜約8重量%(例えば、約1〜約5重量%又は約1.5〜約3.5重量%)の量で存在する。
増粘剤
場合によっては、口腔ケア組成物は、増粘剤を包含する。増粘剤の例としては、増粘シリカ(前述)、ポリマー、粘土及びそれらの組み合わせが挙げられる。本出願人らは、約4重量%〜約8重量%の間(例えば、約6重量%)の量の増粘シリカ、例えば、SILODENT15水和シリカが、望ましい口内特性をもたらすことを発見した。本明細書に記載の表現「口内特性」は、組成物がユーザの口の中で泡立つときの該組成物の濃さ(body)又は粘り(thickness)に関する。
ポリッシング剤(polishing agent)
多くの場合、口腔ケア組成物は、ポリッシング剤を包含する。場合によっては、ポリッシング剤は、研磨材(abrasive)である。ポリッシング剤の例としては、炭酸塩(例えば、重炭酸ナトリウム、炭酸カルシウム)、水−コロイダルシリカ、沈殿シリカ(例えば、水和シリカ)、アルミノケイ酸ナトリウム、アルミナを含有するシリカグレード、水和アルミナ、リン酸二カルシウム、不溶性メタリン酸ナトリウム及びマグネシウム(例えば、リン酸三マグネシウム)が挙げられる。ポリッシング剤の適した量は、良好なポリッシング及び清掃を安全に提供し、口腔ケア組成物中の他の成分と組み合わされたときに、滑らかで、流動性があり、過度の粒状感のない組成物をもたらす量である。一般に、口腔ケア組成物中にポリッシング剤が含まれるときには、該ポリッシング剤は、約5重量%〜約50重量%(例えば、約5重量%〜約35重量%又は約7重量%〜約25重量%)の量で存在する。
キャリア
一般に、口腔ケア組成物は、キャリアを包含する。キャリアの例としては、水、ポリエチレングリコール、グリセリン、ポリプロピレングリコール、デンプン、スクロース、アルコール(例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノールなど)又はそれらの組み合わせが挙げられる。組み合わせの例としては、水とアルコールとの様々な組み合わせ及びポリエチレングリコールとポリプロピレングリコールとの様々な組み合わせが挙げられる。一般に、口腔ケア組成物中のキャリアの量は、溶解した塩、界面活性剤及び分散相の量とともに、結合剤系の濃度に基づいて決定される。
湿潤剤(humectant)
多くの場合、口腔ケア組成物は、湿潤剤を包含する。一般に、湿潤剤は、ポリオールである。湿潤剤の例としては、グリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、キシリトール、ラクチトール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、水素添加コーンシロップ及びそれらの混合物が挙げられる。一般に、湿潤剤は、口腔ケア組成物の約10重量%〜約60重量%包含することができる。
緩衝剤及び/又は塩
多くの場合、口腔ケア組成物は、1つ以上の緩衝剤又は塩を包含する。緩衝剤及び塩の例としては、第一級、第二級又は第三級アルカリ金属リン酸塩、クエン酸、クエン酸ナトリウム、サッカリンナトリウム、ピロリン酸四ナトリウム、水酸化ナトリウム及び同種のものが挙げられる。
活性成分
口腔ケア組成物は、様々な用途に、例えば、虫歯を予防するため、歯を白くするため、息を爽やかにするため、経口薬を投与するため、並びに他の治療的及び美容的利益を提供するために用いることができる。したがって、口腔ケア組成物には、様々な活性成分の1つ以上を包含することができる。活性成分の例としては以下が挙げられる。抗カリエス剤(例えば、水溶性のフッ化塩、フルオロケイ酸塩、フルオロジルコニウム酸塩、フルオロスタンナイト(fluorostannites)、フルオロホウ酸塩、フルオロチタン酸塩、フルオロゲルマン酸塩(fluorogermanates)、混合ハロゲン化物及びカジン(casine))、抗タータ剤(anti-tarter agents)、抗歯石剤(anti-calculus agents)(例えば、アルカリ金属ピロリン酸塩、次亜リン酸塩含有ポリマー、有機ホスホクエン酸塩(organic phosphocitrates)、ホスホクエン酸塩(phosphocitrates)、ポリリン酸塩)、抗菌剤(例えば、バクテリオシン、抗体、酵素)、抗菌性向上剤、抗微生物剤(例えば、トリクロサン、クロルヘキシジン、クエン酸亜鉛、硫酸亜鉛、グリシン酸亜鉛などの銅−、亜鉛−及びスズ塩、サンギナリン抽出物、メトロニダゾール、塩化セチルピリジニウムなどの第四級アンモニウム化合物、ジグルコン酸クロルヘキシジン、ヘキセチジン、オクテニジン、アレキシジンなどのビス−グアニド及び、2,2’メチレンビス−(4−クロロ−6−ブロモフェノール))などのハロゲン化ビスフェノール化合物、減感剤(例えば、クエン酸カリウム、塩化カリウム、酒石酸カリウム、重炭酸カリウム、シュウ酸カリウム、硝酸カリウム及びストロンチウム塩)、ホワイトニング剤(例えば、ペルオキシ化合物などの漂白剤、例えば、ペルオキソ二リン酸カリウム(potassium peroxydiphosphate))、抗歯垢剤、歯肉保護剤(例えば、ヒマワリ油、菜種油、大豆油及びベニバナ油などの植物油、並びにシリコーン油及び炭化水素油などの他の油)。歯肉保護剤は、歯肉の透過障壁を改善可能な剤とすることができる。他の活性成分としては、創傷治癒剤(例えば、尿素、アラントイン、パンテノール、アルカリ金属チオシアン酸塩、カモミール系活性物質及びアセチルサリチル酸誘導体、イブプロフェン、フルルビプロフェン、アスピリン、インドメタシンなど)、歯緩衝剤、再石灰化剤(reminieralization agents)、抗炎症剤、抗悪臭剤、息フレッシング剤(breath freashing agents)、並びに歯肉炎又は歯周炎などの口腔状態を処置するための剤が挙げられる。
その他の成分
場合によっては、口腔ケア組成物は、重炭酸ナトリウムクエン酸系(sodium bicarbonate citric acid systems)又は変色系(color change systems)などの発泡系を包含する。
口腔ケア組成物には、また以下のうちの1つ以上を包含することもできる。フェノール化合物(例えば、2−メチル−フェノール、3−メチル−フェノール、4−メチル−フェノール、4−エチル−フェノール、2,4−ジメトール(dimethol)−フェノール及び3,4−ジメトール(dimethol)−フェノール)を包含する、フェノール及びその同族体)、甘味剤(例えば、サッカリンナトリウム、シクラミン酸ナトリウム、スクロース、ラクトース、マルトース及びフルクトース)、風味剤(例えば、ペパーミント油、スペアミント油、ユーカリ油、アニシード油、ウイキョウ油、キャラウェイ油、酢酸メチル、シンナムアルデヒド、アネトール、バニリン、チモール及び他の天然若しくは自然に存在する精油又は合成風味剤)、防腐剤(例えば、p−ヒドロキシ安息香酸メチル、エチル、若しくはプロピルエステル、ソルビン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ブロモクロロフェン(bromochlorophene)、トリクロサン、ヘキセチジン、フェニルシリシラート(phenyl silicylate)、ビグアニド及びペルオキシド)、二酸化チタン又はFD&C染料などの不透明化剤及び着色剤、並びに、レチノール、トコフェロール又はアスコルビン酸などのビタミン。
レオロジー特性
口腔ケア組成物のずり減粘特性及び他のレオロジー特性は、例えば、該組成物の降伏点及び剪断勾配を測定することによって、且つ/又は該組成物のニュートン粘度を測定することによって評価することができる。ある場合には、剪断勾配0〜0.4Pa/秒についての口腔ケア組成物のレオロジー特性は、yPaの降伏点及びxPa/秒の剪断勾配によって定義され、処方についての降伏点yと剪断勾配xとの比はy/(74−370x+470x)未満である。口腔ケア組成物のレオロジー特性は、また、ニュートン粘度によって、例えば、50〜400Paの間で1.0Pa・s未満のニュートン粘度によって定義することもできる。場合によっては、降伏点(yeild point)が5Pa未満の場合、剪断勾配は、0.2Pa/秒よりも大きい。
レオロジー特徴(例えば、流動特性)は、例えば、レオメトリクス(Rhometrics)応力レオメータを使用して測定することができる。例えば、コーン・プレートジオメトリを使用して、20℃の一定温度で測定を実施することができる。コーンは、直径45mmで、ギャップ設定が0.051mmである。降伏応力及び剪断勾配が測定され、処方粘度を評価する流動曲線が、加えられた応力の関数として決定される。製品の粘り(thickness)及び静止(ゼロ剪断粘度及び降伏応力)時の構造の強度に関する曲線の情報から、構造の壊れやすさ(すなわち、ずり減粘)を決定することができる。さらに、クリープ測定を実施して、50Pa及び400Paにおける組成物のニュートン粘度を決定することもできる。
分配歯ブラシ
口腔ケア組成物は、分配歯ブラシ、例えば、同時係属中の米国特許出願:代理人明細書第00216−629001号、名称「口腔ケアデバイス(ORAL CARE DEVICE)」(2004年6月3日出願)、代理人明細書第00216−640001号、名称「口腔ケアデバイス(ORAL CARE DEVICE)」(2004年6月3日出願)、代理人明細書第00216−641001号、名称「口腔ケアデバイス(ORAL CARE DEVICE)」(2004年6月3日出願)に記載されている分配歯ブラシにおいて使用することができ、これらの開示全体を本明細書に参考として組み込む。そのような歯ブラシは、機械式ポンプ、例えば、蠕動作用によって動作するポンプを包含する。
以上で言及した特許出願に記載されている適した歯ブラシを、本明細書の図1〜3Bに示し、以下で説明する。
図1を参照すると、口腔ケアデバイス12、この場合は歯ブラシと、ドッキングステーション14とを包含する、口腔ケアシステム10の一実施形態が示されており、該ドッキングステーション14は、該ドッキングステーションの受取部分内で口腔ケアデバイス12を直立位置で保持する。以下でさらに詳細に説明するように、口腔ケアデバイス12は、モータ駆動ヘッドを有する電動歯ブラシであり、歯磨きサイクルの間に歯磨剤や口腔洗浄液などの流体又は様々な流体の組み合わせを放出するように設計される。ドッキングステーション14は、口腔ケアデバイス内に配置されたバッテリを再充電し、且つ口腔ケアデバイスに(1つ若しくは複数の)流体を補充するように設計される。
図2A及び図2Bを見ると、口腔ケアデバイス12は、相互連結された3つの構成要素152、154及び156からなる、分離可能な多構成要素ハウジング16を包含する。組み立てられると、口腔ケアデバイス12は、ヘッド20が配置された遠位部分18と、把柄部24が配置された近位部分22とを包含する。把柄部24とヘッド20とを、ネック26が連結している。ヘッド20は、歯磨きのためにユーザの口の中にフィットするようにサイズ設定されており、把柄部24は、ユーザが把持可能で、使用時にヘッド20の操作を容易にする。
口腔ケアデバイス12の背面図を示す図2Bを参照すると、入口28が、口腔ケアデバイスの近位部分22において端面30の近くに位置決めされている。以下でさらに詳細に説明するように、入口28は、構成要素154内の流体経路に補充するために、ドッキングステーション14に配置された出口と対合可能である。入口28を端面30の遠位に位置決めすることによって、入口は、物質(例えば、歯磨剤、水、塵埃)が蓄積する虞のあるドッキングステーションの受取部分内の着座面よりも上方に離隔され、その結果、物質は、入口28と出口との間の対合には干渉しなくなる。
ここで図3A及び図3Bを参照すると、口腔ケアデバイス12の内部構成要素が示されている。口腔ケアデバイス12には、モータ34及び36が含まれる。モータ34は、流体を流体通路40(図3B参照)に沿って口腔ケアデバイス12の遠位部分18に向かって移動させるために使用される、ポンピングアセンブリ38を駆動する。ポンピングアセンブリ38は、圧縮要素を用いてチューブ60の一部分を圧縮することによって流体を移動させる。一部の実施形態では、モータ34は、可逆性であり、流体を口腔ケアデバイス12の近位部分22に向かって反対方向に動かすことができる。流体を反対方向に動かすと、例えば、通路内の圧力上昇に起因して起こり得るヘッドからの流体の漏出を低減する又は場合によってはなくすこともできる。モータ36は、駆動シャフト42を駆動し、次にはそれがヘッド20を動かす(例えば、回転させる)。モータ34、36に動力を供給するために、充電式バッテリ44が電気的にモータに繋がれる。適した充電式バッテリは、サンヨー(Sanyo)から入手可能なLiイオンUR14500Pである。
実施例1:
表3に示した歯磨剤の処方は、分配歯ブラシを通じた分配に望ましいレオロジー特性を有する歯磨剤の一例である。分配歯磨剤は、2.05E+04Pa×sの0剪断粘度、18.85Paの降伏点及び0.104Pa/秒の剪断勾配を有する。さらに、分配歯磨剤は、50Paにおいて1.45E+01Pa×sのニュートン粘度及び400Paにおいて0.00E+00Pa×sのニュートン粘度を有する。測定値は、すべて、前述したレオメトリクス(Rheometrics)応力レオメータを使用して取得した。
Figure 2008502686
歯磨剤の処方の他の例を、以下の表4〜7に示す。
表4〜7に記載の口腔ケア組成物は、前述の2相系で説明したように製造される。
相A:水の約3/4をケトルに加え、残りの部分を相Bのためにとっておく。ソルビトールを水に加えて十分に混合し、混合物を80℃に加熱する。水が80℃に達したら、ラポナイトDをゆっくり加え、15分間混合する。次いで、CMCをグリセリンに加え、均一な分散体が形成されるまで混合する。次いで、CMCとグリセリンとのブレンドをケトルに加え、30分間混合する。次いで、塩(すなわち、サッカリン、ピロリン酸四ナトリウム及び水酸化ナトリウム)をケトルに加え、ブレンドされるまで混合する。上記3つの成分がブレンドされたら、ケトルを取り出して冷却し、その時点でホワイトニングシリカを加える。添加が完了したら、組成物を30分間又は均一にブレンドされるまで混合する。
相B:上記の残りの水を使用し、界面活性剤(SLS、コカミドプロピルベタイン及びD−グルコピラノシド、C10〜16アルキル、オリゴマー)を加え、30分間又はブレンドされるまで混合する。次いで、増粘シリカを加え、15分間又は均一に分散されるまで混合する。増粘シリカが均一に分散した後、風味剤を加え、10分間又は均一にブレンドされるまで混合する。ケトルの温度が40℃未満になったら、相Aの入ったケトルに相Bを加え、最低30分間又は均一にブレンドされるまで混合する。
Figure 2008502686
Figure 2008502686
Figure 2008502686
Figure 2008502686
以上の実施例に記載した前記処方は、すべて、分配ブラシシステムにおいて使用することができる。前述のラポナイトキサンタンガム処方は、また、スプレーブラシにおいても有用である。各処方は、消費者にとって許容可能であることがわかっており、また、各処方は、加速経年研究によって経時的に安定であることが証明されている。
口腔ケア組成物の最適なレオロジーは、1つには、使用される分配歯ブラシの種類に左右される。例えば、粘り(thickness)及びずり減粘特性は、機械式ポンプのロバスト性に左右されることがあり、よりロバストなポンプは、より粘度の高い且つ/又はずり減粘の少ない組成物に耐える。本発明の多数の実施形態を記載した。
口腔ケアシステムの一実施形態の側面斜視図。 口腔ケアデバイスの一実施形態の正面斜視図。 図2Aの口腔ケアデバイスの背面斜視図。 図2Aの口腔ケアデバイスの正面透視図。 図2Aの口腔ケアデバイスの背面透視図。

Claims (53)

  1. 口腔ケア組成物であって、
    キャリアと、
    結合剤と、
    活性成分とを含んでおり、
    該口腔ケア組成物が、yPaの降伏点及びxPa/秒の剪断勾配を示し、降伏点が5Pa未満のときに剪断勾配が0.2Pa/秒よりも大きいことを条件に、降伏点と剪断勾配との比が、y/(74−370x+470x)未満である、口腔ケア組成物。
  2. 前記降伏点が5Paよりも大きい、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  3. 前記結合剤が、含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム又はカルボキシメチルセルロースナトリウムのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  4. 前記結合剤が、約0.1〜約2.0重量%の含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム又はカルボキシメチルセルロースナトリウムを含む、請求項3に記載の口腔ケア組成物。
  5. 前記結合剤が、含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースナトリウムの両方を含む、請求項3に記載の口腔ケア組成物。
  6. 前記結合剤が合成粘土を含む、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  7. 前記合成粘土が、ラポナイト、ヘクトライト又はベタオナイト(betaonite)を含む、請求項6に記載の口腔ケア組成物。
  8. 界面活性剤又は洗剤をさらに含む、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  9. 前記界面活性剤が、ラウリル硫酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン又はD−グルコピラノシドC10〜16アルキルオリゴマーのうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載の口腔ケア組成物。
  10. 前記界面活性剤が、ラウリル硫酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン及びD−グルコピラノシドC10〜16アルキルオリゴマーを含む、請求項8に記載の口腔ケア組成物。
  11. 増粘剤をさらに含む、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  12. 増粘剤が増粘シリカを含む、請求項11に記載の口腔ケア組成物。
  13. 約4%〜約8%の間の増粘シリカを含む、請求項11に記載の口腔ケア組成物。
  14. 約6%の増粘シリカを含む、請求項13に記載の口腔ケア組成物。
  15. 前記増粘剤がポリマーを含む、請求項11に記載の口腔ケア組成物。
  16. 前記ポリマーが、アルギネート、セルロース、セルロース誘導体又はカラギーナンを含む、請求項15に記載の口腔ケア組成物。
  17. 前記ポリマーがカラギーナンを含む、請求項16に記載の口腔ケア組成物。
  18. 約0.1〜約2.0重量%のカラギーナンを含む、請求項17に記載の口腔ケア組成物。
  19. 含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、コカミドプロピルベタイン及びD−グルコピラノシドC10〜16アルキルオリゴマーを含む、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  20. ポリッシング剤を含む、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  21. ポリッシング剤が、重炭酸ナトリウム、水−コロイダルシリカ、沈殿シリカ(percipiated silicas)、アルミノケイ酸ナトリウム、アルミナを含有するシリカグレード、水和アルミナ、リン酸二カルシウム、不溶性(insoluable)メタリン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、マグネシウム、リン酸三マグネシウム又はそれらの組み合わせを含む、請求項20に記載の口腔ケア組成物。
  22. ポリッシング剤が研磨シリカ又は水和シリカを含む、請求項20に記載の口腔ケア組成物。
  23. キサンタンガム及び含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウムを含む、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  24. 約0.1〜約2.0重量%の、キサンタンガムと含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウムとの組み合わせを含む、請求項23に記載の口腔ケア組成物。
  25. キサンタンガムと含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウムとの比が、約0.5:1〜約2:1である、請求項23に記載の口腔ケア組成物。
  26. 活性成分が、抗菌剤、フェノール化合物、抗炎症剤、抗カリエス剤、プラークバッファ(plaque buffer)、減感剤、抗歯石剤、生体分子、又はそれらの組み合わせを含む、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  27. 前記キャリアが、水、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン又はそれらの組み合わせを含む、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  28. 50〜400Paにおいて1.0Pa・s未満のニュートン粘度を有する、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  29. 50〜400Paにおいて0.5Pa・s未満のニュートン粘度を有する、請求項28に記載の口腔ケア組成物。
  30. 湿潤剤を含む、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  31. 湿潤剤が、グリセリン、ソルビトール又はそれらの組み合わせを含む、請求項30に記載の口腔ケア組成物。
  32. 塩を含む、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  33. 前記塩が、サッカリンナトリウム、ピロリン酸四ナトリウム、水酸化ナトリウム、及びそれらの組み合わせからなる群から選択されるものである、請求項32に記載の口腔ケア組成物。
  34. 歯磨剤を含む、請求項1に記載の口腔ケア組成物。
  35. 口腔ケア組成物であって、
    キャリアと、該キャリア中に分散された、
    ラウリル硫酸ナトリウム、
    コカミドプロピルベタイン、及び
    D−グルコピラノシドC10〜16アルキルオリゴマーと
    を含む、口腔ケア組成物。
  36. 含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースナトリウムをさらに含む、請求項35に記載の口腔ケア組成物。
  37. 約0.1〜1.0%の含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム、
    約0.1〜1.0%のカルボキシメチルセルロースナトリウム、
    約1.0〜2.0%のラウリル硫酸ナトリウム、
    約0.2〜1.2%のコカミドプロピルベタイン、及び
    約0.1〜1.0%のD−グルコピラノシドC10〜16アルキルオリゴマーを含む、請求項36に記載の口腔ケア組成物。
  38. 約0.4〜0.6%の含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム、
    約0.35〜約0.40%のカルボキシメチルセルロースナトリウム、
    約1.5〜1.6%のラウリル硫酸ナトリウム、
    約0.6〜0.8%のコカミドプロピルベタイン、及び
    約0.4〜0.6%のD−グルコピラノシドC10〜16アルキルオリゴマーを含む、請求項37に記載の口腔ケア組成物。
  39. 増粘剤をさらに含む、請求項35に記載の口腔ケア組成物。
  40. 前記増粘剤が増粘シリカを含む、請求項39に記載の口腔ケア組成物。
  41. 約4%〜約8%の増粘シリカを含む、請求項40に記載の口腔ケア組成物。
  42. 約6%の増粘シリカを含む、請求項41に記載の口腔ケア組成物。
  43. 前記増粘剤がポリマーを含む、請求項39に記載の口腔ケア組成物。
  44. 前記ポリマーが、アルギネート、セルロース、セルロース誘導体又はカラギーナンを含む、請求項43に記載の口腔ケア組成物。
  45. 研磨材をさらに含む、請求項35に記載の口腔ケア組成物。
  46. 歯磨剤を含む、請求項35に記載の口腔ケア組成物。
  47. 口腔ケア組成物であって、
    キャリアと、
    含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム又はカルボキシメチルセルロースナトリウムのうちの少なくとも1つを含む結合剤と、
    活性成分とを含んでなり、
    該口腔ケア組成物が、yPaの降伏点及びxPa/秒の剪断勾配を示し、降伏点が5Pa未満のときに剪断勾配が0.2Pa/秒よりも大きいことを条件に、降伏点と剪断勾配との比が、y/(74−370x+470x)未満である、口腔ケア組成物。
  48. 前記結合剤が、含水リチウムマグネシウムケイ酸ナトリウム及びカルボキシメチルセルロースナトリウムの両方を含む、請求項47に記載の口腔ケア組成物。
  49. 口腔ケアデバイスであって、
    ユーザの口の中にフィットするように寸法設定されたヘッドをその遠位部分に包含するハウジングと、
    ハウジング内に配置された、流体経路の少なくとも一部分を画定する圧縮可能部材と、
    ハウジング内に配置された、ポンピングアセンブリであって、圧縮可能部材を該圧縮可能部材の長さの少なくとも一部分に沿って徐々に圧縮して、流体を流体通路に沿ってハウジングの遠位部分にある出口に向かって移動させるように構成された、ポンピングアセンブリと、
    該口腔ケアデバイス内に配置された口腔ケア組成物とを含んでおり、該口腔ケア組成物が、yPaの降伏点及びxPa/秒の剪断勾配を示し、降伏点が5未満のときに剪断勾配が0.2Pa/秒よりも大きいことを条件に、降伏点と剪断勾配との比が、y/(474−370x+470x)未満である、口腔ケアデバイス。
  50. 前記口腔ケア組成物が歯磨剤を含む、請求項49に記載の口腔ケアデバイス。
  51. 口腔ケアデバイスであって、
    ユーザの口の中にフィットするように寸法設定されたヘッドをその遠位部分に包含するハウジングと、
    ハウジング内に配置された、ポンピングアセンブリであって、口腔ケア組成物を含有する供給源から該口腔ケア組成物を、流体経路に沿ってハウジングの遠位部分にある出口に向かって移動させるように構成された、ポンピングアセンブリを含んでなり、
    該口腔ケア組成物が、yPaの降伏点及びxPa/秒の剪断勾配を示し、降伏点が5未満のときに剪断勾配が0.2Pa/秒よりも大きいことを条件に、降伏点と剪断勾配との比が、y/(474−370x+470x)未満である、口腔ケアデバイス。
  52. yPaの降伏点及びxPa/秒の剪断勾配を含む口腔ケア組成物を用いて哺乳動物の歯を磨くことを含む方法であって、降伏点が5未満のときに剪断勾配が0.2Pa/秒よりも大きいことを条件に、降伏点と剪断勾配との比が、y/(74−370x+470x)未満である、方法。
  53. 口腔ケア組成物が歯磨剤を含む、請求項52に記載の方法。
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