JP2008311263A - 半導体チップの実装構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】対向する位置にバンプが形成されていない2個の半導体チップを回路基板上に実装する場合であっても、バンプと回路基板の電極パッドとの間の良好な接触状態を確保できる半導体チップの実装構造体を提供する。
【解決手段】2個の半導体チップ4aおよび4bが回路基板10を挟むように配置され、接着剤3により回路基板10に実装される。半導体チップ4aは、バンプ8a1〜8a4が回路基板10の上面USに設けられた電極パッド2aに圧接された状態で、回路基板10に接着剤3で接合されている。また半導体チップ4bは、バンプ8b1〜8b4が回路基板10の下面LSに設けられた電極パッド2bに圧接された状態で、回路基板10に接着剤3で接合されている。半導体チップ4bのフリーバンプ8b3と対向する回路基板10の裏側には、電極パッド2b3の変形を抑制する変形抑制部材15aが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路基板の少なくとも一方の面に半導体チップが実装される実装構造体に関し、さらに回路基板の両面のそれぞれに半導体チップが実装される実装構造体に関する。
半導体プロセスの微細化技術の進展に伴い、メモリ素子の高容量化が進んでいる。そのような背景のもと、記録媒体として従来から使われている磁気記録媒体や光紀録媒体に代わって、フラッシュメモリのような固体メモリが使われ出している。固体メモリの応用例として、ICカードやデジタルカメラなどのメモリカードがあり、さらにはセキュリティ機能を持ったSD(登録商標)カードなどが広まっている。このようなメモリカードは音楽情報や映像情報などを記録するために今後益々大容量化が要望されている。
メモリの大容量化を実現する有効な方法の一つに複数(例えば、2枚)の半導体チップを立体的に重ね合わせて一つのメモリカードとする方法がある。この場合、メモリカードの薄型化を損なうことなく複数の半導体チップを立体的に接続するための三次元実装や両面ベアチップ実装技術が用いられる。このような実装技術により構成された実装構造体の一例(例えば、特許文献1)を示す。
図6を参照して、従来の実装構造体200aについて説明する。なお、図6(a)〜(c)には、それぞれ従来の実装構造体200aの半導体チップの接合面に概ね垂直な面で切断した縦断面が示されている。詳しくは、図6(a)は製造工程において実装構造体200aが加圧加熱ツール20aおよび20bで圧縮される状態を示し、図6(b)は完成後の実装構造体200aを示す。また図6(c)は図6(b)とはバンプの配列が異なる実装構造体200aを示す。
まず図6(a)に基づいて、実装構造体200aの製造工程について簡単に説明する。実装構造体100aは、2つの半導体チップ2aおよび2bのそれぞれが、回路基板10の上面USおよび下面LSに実装される。
半導体チップ4aは2つの面が略平行な平板状に形成され、一面の周辺部に複数の電極パッド7aが直線状に配置されている。通常、一対の電極パッド7aが半導体チップ4aの電極面の周辺部に対抗する形で設けられている。半導体チップ4aの各電極パッド7a上にはバンプ8a1〜8a4が形成されている。バンプ8a1〜8a4と電極パッド7aとは、接合部における互いの素材が融合しあって強固に固着している。半導体チップ4bは、半導体チップ4aと同様に構成されている。回路基板10は、平板上のベースプレート1の両面に複数の電極パッド2aおよび2bが形成されている。
実装構造体200aを製造する際には、まずベースプレート1の上面USに形成された電極パッド2aに対して半導体チップ4aのバンプ8a1〜8a4が位置合わせされる。この状態で半導体チップ4aは接着剤3に軽く押付けられ、接着剤3を介してベースプレート1の上面USに仮固定される。
半導体チップ4aが仮固定された回路基板10が上下反転され、ベースプレート1の下面LSに半導体チップ4bが半導体チップ4aと同様の方法で仮固定される。このようにして回路基板の両実装面US、LSに半導体チップ4aおよび4bが仮固定された構造体を加圧加熱ヘッド20aおよび20bで挟み、矢印方向に約30秒間押し付けながら加熱する。
加圧加熱ヘッド20aおよび20bによって半導体チップ4aおよび4bは回路基板10に対して押し付けられる。バンプ8a1〜8a4はそれぞれ、回路基板10の電極パッド2aおよび2bを介してバンプ8b1〜8b4に突き当たる。例えば、バンプ8a1と対向するバンプ8b1は、加圧加熱ヘッド20aおよび20bの加圧力に拮抗して、相互に受け止めあう。
やがて、加圧力に抗しきれず、バンプ8a1および8b1のそれぞれの電極パッド2aおよび2bとの接触面が変形し、電極パッド2aおよび2bとの間で十分な密着性が確保される。バンプ8a2と8b2、バンプ8a3とバンプ8b3、およびバンプ8a4とバンプ8b4についても同様である。
また上記加圧加熱工程において、回路基板10の両実装面US、LSに充填されている接着剤3は熱硬化して収縮する。接着剤3は半導体チップ4a,4bと回路基板10の対向する実装面US、LSとの隙間全体に充填されている。つまり、硬化する接着剤3の収縮力によって、2個の半導体チップ4aおよび4bは回路基板10の対向する実装面USおよびLSに引き寄せられる。
半導体チップ4aおよび4bは、回路基板10を介して互いに引き寄せられた状態で、回路基板10の実装面USおよびLSに強固に接着される。結果、各バンプ8a1〜8a4および8b1〜8b4は対応する電極パッド2aおよび2bにそれぞれ圧接された状態で電気的に接続される。図6(b)に完成した実装構造体200aの断面を示す。
上述した加圧加熱工程の前後において、バンプ8a(8a1〜8a4の総称)および8b(8b1〜8b4の総称)の高さは図6(a)に示すHaから図6(b)に示すHbに変化する。この寸法変化の主な原因は、上述のように対向するバンプ8aと8bとが互いに相手を電極パッド2aおよび2bを介して変形させることによる。
一例として示すと、圧接される前のバンプ8aおよび8bの直径は約80μm、高さHaは約60μmであるが、加圧加熱ヘッド20a、20bで圧接されることにより、高さHbは約35μmに縮まる。
これと同時に、電極パッド2aおよび2bがバンプ8aおよび8bによって、ベースプレート1側に局部的に変形される。ただし、この変形量は、ベースプレート1の厚さの1/2より小さく、電極パッド2a、2bに損傷をあたえるようなものではない。
図6(b)に示すように従来の実装構造体200aは、半導体チップ4aに設けられたバンプ8a1〜8a4と、半導体チップ4bに設けられたバンプ8b1〜8b4が互いに対向する位置に形成されている。このような構成とすることで、加圧加熱工程において各バンプ8a1〜8a4および8b1〜8b4のそれぞれが、対応する電極パッド2aおよび2bに圧接される。結果、バンプ8a1〜8a4および8b1〜8b4は、電極パッド2aおよび2bとの接触面が変形し、電極パッド2aおよび2bとの間で十分な密着性が確保される。
これに対し図6(c)に示すように、半導体チップ4aおよび4bの対向する位置にバンプが形成されない場合がある。図6(c)の示す実装構造体200aでは、図6(a)に示したバンプ8a1〜8a4のうち8a3が欠落し、バンプ8b1〜8b4のうち8b2が欠落している。
このような場合、半導体チップ4aおよび4bをベースプレート1に押付けながら加熱する工程において、バンプ8a3および8b2とその他のバンプで高さに差が生じる。すなわち、対向する位置にバンプが形成されているバンプ8a1と8b1および8a4と8b4は、相互に押圧されることによって変形し、高さがHbになる。これに対し、対向する位置にバンプが形成されていないバンプ8a2および8b3は、ほぼ当初の高さHaを維持する。
図6(c)に示すように、バンプの高さHaとHbの差ΔHを原因として回路基板10がバンプ8a2および8b3によって押され、バンプ8a2および8b3と接する電極パッド2a2および2b3は大きくたわむ。このとき、電極パッドがバンプに沿って過度(全体的に)に変形してバンプが電極パッドに部分的に食い込むと共に、電極パッドとパンプとの間の密着性を十分確保できなくなる。
また、接着剤3が硬化して実装構造体200aが形成された後に、半導体チップ4aおよび4bが動作に伴って発熱した場合、接着剤とバンプの熱膨張率の違いによりバンプが伸張する。バンプ8a2や8b3の回路基板10に対して垂直な方向への伸張が繰り返されると、伸張に伴って電極パッド2a2および2b3に応力が加わる。この応力によって電極パッド2a2および2b3のたわみが増大する。このような熱応力が電極パッド2a2や2b3に繰り返し加わると、最悪の場合電極パッド2a2や2b3が破断し、バンプ8a2と電極パッド2a2の間、またバンプ8b3と電極パッド2b3との間の電気的な接続が不安定になる。
従来の実装構造体200aにおいて、設計等の理由により、半導体チップ4aおよび4bの互いに対向する位置にバンプが形成されない場合には、図7(a)および(b)に示すように、半導体チップ4a或いは4bにダミーのバンプを形成することで問題の解決を図っている(特許文献2参照)。
具体的には、図7(a)に示す実装構造体200bでは、半導体チップ4aにダミーの電極パッド12aとダミーのバンプ13aを形成し、半導体チップ4bにダミーの電極パッド12bとダミーのバンプ13bを形成している。もしくは図7(b)に示す実装構造体200cでは、上記構成に加えて、回路基板10にもダミーの電極パッド14aおよび14bを形成している。なお図中、図6と同一部分には同一符号を付している。
図7(a)および(b)に示す構成を採用することにより、加圧加熱時にバンプ8a2およびダミーのバンプ13bの双方に加わる負荷が相殺され、またバンプ8b3およびダミーのバンプ13aの双方に加わる負荷が相殺される。この加圧負荷の相殺により回路基板10の電極パッド2a2および2b3がたわんで変形するのを防止できる。
特開2003−197853号公報 WO2006/070863
上述した実装構造体を作成する場合、市販されている半導体チップを購入して使用するケースが多い。このような場合、図6(c)に示すようなバンプ構成を回避するためには、半導体チップの製造者に対し、図6(b)に示すように半導体チップ4aのバンプ8a1〜8a4と半導体チップ4bのバンプ81〜8b4のそれぞれが対向する位置に来るような設計を依頼する必要がある。もしくは、半導体チップ4aおよび4b側の都合により、互いに対向する位置にバンプを形成できない場合には、半導体チップの製造者に対し、図7に示したようなダミーのバンプ13a,13bを形成するように依頼する必要がある。
しかしながら前者の場合、半導体チップの設計を変更する必要があるため、製造者の了解を得られない場合がある。仮に製造者の了解を得られたとしてもコストアップの要因になる。後者の場合も、製造者の了解を得られなかったり、了解を得られても、ダミーの電極パッド13a、13bを形成するための工程が付加されるためコストアップの要因になる。
何れの場合においても、コストアップに加えて、バンプあるいはダミーのバンプを備えた半導体チップを入手するまでに時間を要する。特に、バンプパターンが異なる半導体チップを至急に必要とする製品開発時には大きな障害になる。なぜならば、製品開発においては、必要とする半導体チップは比較的少量である。そのため、外部の半導体チップの製造者にバンプ/ダミーのバンプの増設を依存すれば、コストが量産時に比べて莫大なものになる。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、対向する位置にバンプが形成されていない半導体チップを回路基板に実装する場合であっても、半導体チップにバンプ或いはダミーバンプを追加するのではなく、回路基板側に対策することによって、バンプと回路基板の電極パッドとの間の良好な接触状態を確保でき、しかも比較的容易に実現できる半導体チップの実装構造体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る半導体チップの実装構造体は、
第1の半導体チップに設けられた第1のバンプが回路基板の第1面に設けられた第1の電極パッドに圧接した状態で、当該第1の半導体チップが当該回路基板に第1の接着剤で接合されて成る半導体チップの実装構造体であって、
前記回路基板の前記第1面に対向する第2面には、前記第1のバンプが圧接する前記第1の電極パッドに対応する位置に第1の変形抑制手段が設けられている。
本発明に係る半導体チップの実装構造体は、第2のバンプが設けられた第2の半導体チップを備え、
前記第2のバンプが前記回路基板の前記第1面に対向する第2面に設けられた第2の電極パッドに圧接した状態で、前記第2の半導体チップが当該回路基板に第2の接着剤で接合され、
前記第1面には、前記第2のバンプが圧接する前記第2の電極パッドに対応する位置に第2の変形抑制手段が設けられていることが好ましい。
ここで、前記第1の変形抑制手段は前記第1の電極パッドに対向して設けられ、前記第2の半導体チップとの間は前記第2の接着剤が充填されていることが好ましい。また前記第2の変形抑制手段は前記第2の電極パッドに対向して設けられ、前記第1の半導体チップとの間は前記第1の接着剤が充填されていることが好ましい。また前記第1の変形抑制手段は弾性材料で構成されることが好ましい。
なお、前記第1の変形抑制手段は前記第2面上に設けられた隣接する前記第2の電極パッドと一体的に構成されていてもよい。また前記第1の変形抑制手段と前記第2の半導体チップとの間には、前記第1のバンプの圧接による前記第1の電極パッドの変形を防止する剛性体がさらに設けられていてもよい。さらに前記第1の変形抑制手段と前記第1の電極パッドとの間にビアホールが形成されていてもよい。
本発明に係る半導体チップの実装構造体は、回路基板に電極パッドの変形を抑制する部材としての弾性体を設けることでバンプと電極パッドとの間の良好な接触状態を確保し、結果としてバンプと電極パッド間の安定した電気的接続を実現している。
また本発明に係る半導体チップの実装構造体は、半導体チップの製造者に設計変更やダミーのバンプの増設を依頼する必要がないため、半導体チップ製造者の意向に左右されることなく実現できる。
本発明の実施の形態について詳述する前に、まず本発明の半導体チップの実装構造体の基本的な概念について説明する。上述の従来の実装構造体においては、互いに接合される半導体チップの対向する位置にバンプがないために、対向する位置にあるバンプ(以後、規制バンプという)によって規制されることのないバンプ(以後、フリーバンプという)により、電極パッド(以後、フリー電極パッドという)が過剰に変形されてしまう。
本発明においては、回路基板のベースプレートを挟んで、フリーバンプの反対側に、フリー電極パッドを裏打ちするように変形抑制部材が設けられる。この変形抑制部材によって裏打されたフリー電極パッドは、フリーバンプをより大きな剛性力で弾性的に受け止めることができる。結果、フリー電極パッドのみの場合に比べて、フリー電極パッドの変形が抑制されると共に、フリー電極パッドはフリーバンプにより強く押しつけられて密着性も改善される。
このように、変形抑制部材はフリー電極パッドの過剰な変形を抑制すると共に、フリーバンプとの良好な接触状態を実現する。変形抑制部材は、フリー電極パッドの変形を抑制する機能を果たすために必要とされる剛性、弾性、および強度等の機械的性質を具備すべく、材質および形状が決定される。実施の形態においては、変形抑制部材は好ましくは弾性部材によって、対向するフリー電極パッドと同様の形状に構成される。変形抑制部材に対する機械的性質の要求は、規制バンプによって支持される電極パッドに対する要求以上である。
このように、変形抑制部材によって過度な変形が防止され、かつフリーバンプに良好に密着した状態で、半導体チップは接着剤によって回路基板に接合される。結果、フリー電極パッドの過度な変形に起因する、接合後のフリーバンプの熱伸張によるフリー電極パッドの損傷が防止されると共に、フリーバンプとフリー電極パッドとの十分な電気接触性が確保される。以下に、図1〜図5を参照して、本発明の実施の形態に係る実装構造体について詳述する。
(実施の形態1)
図1を参照して、本発明の実施の形態1に係る半導体チップの実装構造体の構成について説明する。なお、図1(a)は半導体チップの実装構造体100aの半導体チップの接合面に概ね垂直な面で切断した縦断面を示し、図1(b)は図1(a)において、接合面に概ね平行な面(Ib−Ib線)で切断された実装構造体100aの横断面を示す。なお、図面および明細書の説明において、既述の部材と同一機能を有するものに同一の符号を付すとともに、詳細な説明を省略する。
図1(a)に示すように、実装構造体100aは、2つの半導体チップ2aおよび2bのそれぞれが、回路基板10の上面USおよび下面LSに実装されている。回路基板10の上面USに実装された半導体チップ4aの下面には複数の電極パッド7aが形成されている。それぞれの電極パッド7a上には3つのバンプ8a1、8a2および8a4が形成されているが、図6(c)に示した実装構造体200aと同様にバンプ8a3が欠落している。
回路基板10の下面LSに実装された半導体チップ4bの上面には複数の電極パッド7bが形成されている。それぞれの電極パッド7b上には3つのバンプ8b1、8b3および8b4が形成されているが、図6(c)に示した実装構造体200aと同様にバンプ8b2が欠落している。
規制バンプであるバンプ8a1と8b1およびバンプ8a4と8b4は互いに対向する位置に設けられているが、これも、実装構造体200aにおけるのと同様である。ただし、本実施の形態においては、フリーバンプであるバンプ8a2と対向する位置にある回路基板10の裏側には変形抑制部材15bが設けられている。またフリーバンプであるバンプ8b3と対向する位置にある回路基板10の裏側には変形抑制部材15aが設けられている。
半導体チップ4aおよび4bと回路基板10の対向する実装面US、LSとの隙間には熱硬化した接着剤3が充填されている。半導体チップ4a、4bは接着剤3により回路基板10の実装面US、LSに強固に接着されている。また個々のバンプ8a1〜8a4、8b1〜8b4および変形抑制部材15a,15bは絶縁性の接着剤3によって電気的に分離されている。
図1(b)には、回路基板10のベースプレート1の上面USを半導体チップ4aから見た状態が示されている。なお、表示の都合上、接着剤3は省略されている。上述のように、上面USには3つの電極パッド2a1、2a2、および2a4(電極バッド2aと総称)が設けられている。そして、電極パッド2a2と2a4との間に変形抑制部材15aが設けられている。
電極パッド2aは、半導体チップ4aをバンプ8a1〜8a4を介して他の電気/電子機器と電気的に接続するために設けられている。そのために、電極パッド2aは、本体2c(2c1、2c2および2c4の総称)およびリード2d(2d1、2d2および2d4の総称)を含む。本体2cはバンプ8a(8a1、8a2および8a4の総称)との電気的接続に供され、リード2dは本体2cを介して接続されたバンプ8a(半導体チップ4a)と他の電気/電子機器との電気的接続に供される。本体2cは、矩形状好ましくは正方形状に形成され、リード2dは本体2cの端部から回路基板10の端部に向かって延在するように形成されている。
変形抑制部材15aは、回路基板10のベースプレート1を介して反対側に設けた電極パッド2b3を裏打ちするように設けられている。つまり、変形抑制部材15aは、フリーバンプ8b3によって圧接される電極パッド2b3をベースプレート1越しに弾性的に受け止めて、電極パッド2b3の過度な変形防止に供される。
そのために、変形抑制部材15aは、電極パッド2b3に所望の剛性を付与すべく所定の弾性を有する部材で構成される。なお、変形抑制部材15aは半導体チップ4aを他の電気/電子機器と電気的に接続するための機能は不要である。変形抑制部材15はバンプ8や電極パッド2に代表される導電性部材とは、接着剤3によって絶縁されている。つまり、変形抑制部材15aは導電性の有無にはこだわらない。
実装構造体100aの主要部材の材料と寸法の一例を説明する。回路基板10には、通常厚さ14μm程度のポリイミド樹脂が使用される。回路基板10の実装面US,LSには厚さ約17μmの電極パッド2a,2bが形成されている。半導体チップ4a,4bの厚さについては特に規定されていないが、通常は100μm以上である。バンプ8a1〜8a4、8b1〜8b4の直径は約80μm、これらのバンプのうち規制バンプ8a1、8a4、8b1および8b4の高さは約35μm、フリーバンプ8a2および8b3の高さは約60μmである。
なお、図1(b)には、3個の電極パッド2aが回路基板10の周辺部に配列された例が示されているが、実際には四角形状の回路基板10の相対する周辺部にも同様の電極パッドが設けられている。また表示の都合上、接着剤3は省略されている。
次に変形抑制部材15aおよび15bの構成および機能について詳述する。なお変形抑制部材15aおよび15bの機能は同一であるため、以降は変形抑制部材15aを代表としてその構成および機能を説明する。
フリーバンプ8b3と対向する回路基板10の上面USには、半導体チップ4aと回路基板10の間で電気的な接続を行う必要がないため、電極パッドは設けられていない。このような箇所に変形抑制部材15aを設けることによって、フリー電極パッド2b3の剛性が高まり、フリーバンプ8b3の圧接に対する対変形性が改善される。結果、フリー電極パッド2b3の変形が抑制される。
また変形抑制部材15aと半導体チップ4aの間は硬化した接着剤3が充填されており、熱によってフリーバンプ8b3が伸張しようとする場合に、その伸張を抑えるように作用する。このように変形抑制部材15aの働き、および接着剤3の働きにより、熱応力が繰り返し加わった場合にフリー電極パッド2b3が損傷する恐れが低減される。また変形抑制部材15aを設けない場合に比べ、前述した加圧加熱工程においてフリーバンプ8b3に回路基板10を押し付ける力が増し、フリー電極パッド2b3とフリーバンプ8b3との間の密着性が向上する。
なお、変形抑制部材15aは上述のように裏打ちするフリー電極パッド2b3がフリーバンプ8b3によって過度に変形することを防止できるような材質で、フリー電極パッド2b3に応じた形状に構成される。材質としては、所望の剛性を実現できるような弾性体であれば、導電性の有無にはこだわらない。
この観点から、変形抑制部材15aは機械的強度要求を満たすことができれば、電極パッド2と同じ材料を用いて構成しても良い。この場合、回路基板10に電極パッド2を形成する工程を流用して、電極パッド2と同様に変形抑制部材を形成できる。
(実施の形態2)
図2に本発明の実施の形態2に係る半導体チップの実装構造体100bの構成を示す。本実施の形態においては、実施の形態1で説明した変形抑制部材15a,15bが単独ではなく、隣接する電極パッド2a,2bと一体的に構成されている。図2において、符号16aで示されているのが、隣接する電極パッド2aと変形抑制部材15aが一体的に構成された部材である。同様に、符号16bは、隣接する電極パッド2aと変形抑制部材15aが一体的に構成された部材を示している。
なお図2(a)は本実施の形態の半導体チップの実装構造体100bの半導体チップの接合面に概ね垂直な面で切断した縦断面を示し、図2(b)は図2(a)において、接合面に概ね平行な面(IIb−IIb線)で切断された実装構造体100bの横断面を示す。図2(b)においては、視認性の都合上、ベースプレートの下面USに設けられているバンプ8b1、8b3、および3b4、部材16b、電極パッド2b3、および電極パッド2bは表示されていない。
本例においても、部材16aにおける変形抑制部材15aに相当する部分は、バンプを介して半導体チップを他の電気/電子機器に電気的に接続する機能を有しない。一方、部材16aの電極パッド2a4に相当する部分は、バンプ8a4を介して半導体チップ4aを電気的に外部に接続している。
しかしながら、変形抑制部材15aが電極パッド2a4と一体的に構成されることによって、フリーバンプ8b3によるフリー電極パッド2b3に対する圧接力は、変形抑制部材15aに相当する部分だけではなく、一体化された電極バッド2a4に相当する部分にも伝わる。つまり部材16aにおいては、変形抑制部材15aの単独の場合に比べてより大きな構造強度で、フリー電極パッド2b3の変形が抑制される。
さらに、電源パッド2a4の部分はそれぞれ対向するバンプ8a4および8b4によって、機械的に固定されて規制されている。つまり、変形抑制部材15a部を介して規制された電極パッド2a4に伝わる変形は、対向バンプ8a4および8b4によって受け止められる。この場合、部材16aの張力もフリー電極パッド2b3の変形を抑制する力として働く。上述した機能より、部材16aを変形抑制電極と呼ぶ。
本実施の形態では、フリー電極パッド2a2および2b3の変形を抑制する手段として、実施の形態1で用いた変形抑制部材15aおよび電極パッド2a4が変形抑制電極16aに置き換えられている。同様に、変形抑制部材15bおよび電極パッド2b1は、変形抑制電極16bに置き換えられている。その他の構成については実施の形態1と変わらない。なお実施の形態1と同様に、変形抑制電極16a,16bの機能は同一である。よって、以下に変形抑制電極16aに基づいて、本実施の形態にかかる変形抑制部材について説明する。
実施の形態1の変形抑制部材15bは隣接する電極パッド2bとは独立して形成されている。これに対して、図2(b)に示すように、変形抑制電極16aは、実施の形態1の変形抑制部材15aと隣接する電極パッド2aが一体的に構成されている。言い換えれば、通常の電極パッド2aが、隣接する変形抑制部材15aが形成される位置まで拡張して形成されている。
変形抑制部材15aと電極パッド2a4を一体化して新たな変形抑制電極16aとすることにより、変形抑制部材15aと電極パッド2a4によって構造強度が強化される。結果、これらを単独で設けた場合に比べて、電極パッド2a4を含めた部分で、回路基板10の構造強度が高まる。結果として、フリー電極パッド2b3は変形に対して強くなり、またフリー電極パッド2b3をフリーバンプ8b3に押し付ける力が増す。
なお変形抑制電極16aの形成は、実施の形態1と同様に回路基板10に電極パッドを形成する工程を流用することにより、コストをほとんど増加させることなく実現できる。
(実施の形態3)
図3に本発明の実施の形態3に係る半導体チップの実装構造体100cの構成を示す。本実施の形態では、フリー電極パッド2a2および2b3の変形を抑制する手段である変形抑制部材15a,15bに加えて、フリー電極パッド2a2および2b3の変形を防止する部材として剛性体17aおよび17bが設けられている。具体的には、変形抑制部材15aと半導体チップ4bの間に剛性体17bが設けられ、また変形抑制部材15aと半導体チップ8aの間に剛性体17aが設けられている。以降、剛性体17aを代表としてその構成と機能を説明する。
図7に示した従来の実装構造体200b,200cでは、変形の防止を目的とするダミーバンプ13bが半導体チップ4bに形成されていたが、本実施の形態では変形防止部材としての剛性体17aが回路基板10のベースプレート1上に形成されている。
剛性体17aは前述した加圧加熱工程において、フリーバンプ8b3に加わる負荷を相殺する機能を持っている。結果、剛性体17aは、変形抑制部材15aと共にフリー電極パッド2b3がたわみ変形するのを防止できる。
このような機能を果たすためには、剛性体17aは、半導体チップ4aを外部に電気的に接続しないという条件を満たしたうえで、バンプ8a1〜8a4と同じ材料を用いて同じように構成されることが好ましい。回路基板10にバンプ8a1〜8a4と同じ材料を用いれば、回路基板10を製造する際に若干の工程を追加するだけで対応できる。また、剛性体17aの形成には、半導体チップにバンプを形成する方法を転用できるため、特に困難さは伴わない。ただし、剛性体17aの材料は導電性を必要としないため、バンプ8a1〜8a4と異なる材料を用いて剛性体17aを形成することも可能である。
本実施の形態の剛性体17aを用いれば、半導体チップ4aおよび4bを回路基板10に押し付けながら加熱する工程において、剛性体17aと対向する位置にあるフリーバンプ8b3を電極パッド2b3に圧接できる。結果としてフリーバンプ8b3とフリー電極パッド2b3との間の密着性が増し、図6(b)に示したような、バンプ8a1〜8a4とバンプ8a1〜8a4がそれぞれ対向する位置に設けられた実装構造体200aと同様の接触状態を実現できる。
(実施の形態4)
図4に本発明の実施の形態4に係る半導体チップの実装構造体100dの構成を示す。本実施の形態では、ベースプレート1において、1対のフリー電極パッド2と変形抑制手段15と間にビアホール18が設けられている。
具体的には、回路基板10のベースプレート1のうちフリー電極パッド2a2に接する位置にビアホール18bが形成され、またビアホール18bを覆うように変形抑制手段15bが形成されている。同様にベースプレート1のうちフリー電極パッド2b3に接する位置にビアホール18aが形成され、ビアホール18aを覆うように変形抑制手段15aが形成されている。以降、ビアホール18aを代表としてその構成と機能を説明する。
まずビアホール18aの形成方法について説明する。回路基板10のベースプレート1に所定の大きさの穴が開けられた後、その穴に熱硬化性樹脂と導電性の粉末を混ぜたものが充填される。その後、図示しない加圧加熱ツールでベースプレート1を加圧加熱して、穴内に充填された樹脂を圧縮すると共に熱硬化させる。このようにしてベースプレート1にビアホール18aが形成される。次にビアホール18aが形成されたベースプレート1の下面LSにフリー電極2b3が形成され、更に上面USに変形抑制手段15aが設けられる。
ビアホール18aは変形抑制手段15aと共にフリー電極パッド2b3の剛性を高める働きをする。結果として、フリー電極パッド2b3は変形に対して更に強くなり、またフリーバンプ8b3とフリー電極パッド2b3との間の密着性が増す。
(実施の形態5)
上述の各実施の形態においては、2個の半導体チップ4a、4bが対向するように回路基板10の2つの実装面(US、LS)に取り付けられて、半導体チップの実装構造体が構成される。これに対して、本実施の形態に係る半導体チップの実装構造体は、半導体チップが2つではなく、1つだけが回路基板10の1つの実装面に取り付けられて構成される。
図5(a)に本発明の実施の形態5に係る半導体チップの実装構造体100eにおいて、接着剤3が熱硬化されている状態を示す。図5(b)には比較のため、変形抑制部材が設けられていない半導体チップの実装構造体100fにおいて、接着剤3が熱硬化されている状態を示す。
本実施の形態は、フレキシブルプリント基板のようなベースプレート1が薄く、かつ電極パッド2a、2bの厚みがベースプレート1に対して十分厚い回路基板10を用いる半導体チップの実装構造体100eを対象としている。図5(a)に示すように、図示しない加圧加熱ツールを用いて半導体チップ4aをベースプレート1に押し付けながら加熱された接着剤3が熱硬化して、実装構造体100eは完成する。
しかしながら、図5(b)に示すように、回路基板10の下面LSのうち電極パッド2bが設けられていない箇所では、フリー電極パッド2a2がフリーバンプ8a2に押されて大きくたわみ変形する。
よって、本実施の形態においては、図5(a)に示すように、フリーバンプ8a2に対向する回路基板10の裏側に変形抑制部材19を設けることで、電極パッド2bの厚みに起因する回路基板10の変形を抑制している。結果、フリー電極パッド2a2が変形に対して強くなり、またフリーバンプ8a2とフリー電極パッド2a2との間の密着性も改善される。
以上、図面を参照して本発明を実施するための最適な形態について説明したが、本発明の適用範囲はこれに限定されるものではなく、当業者であれば容易に想到しうる形態についても本発明の範囲に属することは明らかである。
本発明は、回路基板の両面にベアICを実装して構成される構造体に利用できる。
本発明の実施の形態1に係る半導体チップの実装構造体において、対向する半導体チップが互いに回路基板に実装されている様子を示す図 本発明の実施の形態2に係る半導体チップの実装構造体において、対向する半導体チップが互いに回路基板に実装されている様子を示す図 本発明の実施の形態3に係る半導体チップの実装構造体において、対向する半導体チップが互いに回路基板に実装されている様子を示す断面図 本発明の実施の形態4に係る半導体チップの実装構造体において、対向する半導体チップが互いに回路基板に実装されている様子を示す断面図 本発明の実施の形態5に係る半導体チップの実装構造体において、半導体チップが回路基板に実装されている様子を示す断面図 従来の半導体チップの実装構造体の構成の一例を示す断面図 従来の半導体チップの実装構造体の構成の図6とは異なる例を示す断面図
符号の説明
1 ベースプレート
2a,2b 電極パッド
3 接着剤
4a,4b 半導体チップ
8a1〜8a4,8b1〜8b4 バンプ
10 回路基板
15a、15b、19 変形抑制部材
16a,16b 変形抑制電極
17a、17b 剛性体
18a、18b ビアホール
20a、20b 加圧加熱ツール
100a〜100f 半導体チップの実装構造体

Claims (8)

  1. 第1の半導体チップに設けられた第1のバンプが回路基板の第1面に設けられた第1の電極パッドに圧接した状態で、当該第1の半導体チップが当該回路基板に第1の接着剤で接合されて成る半導体チップの実装構造体であって、
    前記回路基板の前記第1面に対向する第2面には、前記第1のバンプが圧接する前記第1の電極パッドに対応する位置に第1の変形抑制手段が設けられている半導体チップの実装構造体。
  2. 第2のバンプが設けられた第2の半導体チップを備え、
    前記第2のバンプが前記回路基板の前記第1面に対向する第2面に設けられた第2の電極パッドに圧接した状態で、前記第2の半導体チップが当該回路基板に第2の接着剤で接合され、
    前記第1面には、前記第2のバンプが圧接する前記第2の電極パッドに対応する位置に第2の変形抑制手段が設けられている請求項1に記載の半導体チップの実装構造体。
  3. 前記第1の変形抑制手段は前記第1の電極パッドに対向して設けられ、前記第2の半導体チップとの間は前記第2の接着剤が充填されている請求項2に記載の半導体チップの実装構造体。
  4. 前記第2の変形抑制手段は前記第2の電極パッドに対向して設けられ、前記第1の半導体チップとの間は前記第1の接着剤が充填されている請求項2に記載の半導体チップの実装構造体。
  5. 前記第1の変形抑制手段は弾性材料で構成される請求項1に記載の半導体チップの実装構造体。
  6. 前記第1の変形抑制手段は前記第2面上に設けられた隣接する前記第2の電極パッドと一体的に構成されている請求項1に記載の半導体チップの実装構造体。
  7. 前記第1の変形抑制手段と前記第2の半導体チップとの間には、前記第1のバンプの圧接による前記第1の電極パッドの変形を防止する剛性体がさらに設けられている請求項5に記載の半導体チップの実装構造体。
  8. 前記第1の変形抑制手段と前記第1の電極パッドとの間にビアホールが形成されている請求項1に記載の半導体チップの実装構造体。
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