JP2008310732A - 煙感知器 - Google Patents

煙感知器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008310732A
JP2008310732A JP2007160072A JP2007160072A JP2008310732A JP 2008310732 A JP2008310732 A JP 2008310732A JP 2007160072 A JP2007160072 A JP 2007160072A JP 2007160072 A JP2007160072 A JP 2007160072A JP 2008310732 A JP2008310732 A JP 2008310732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
smoke
speaker
wall
labyrinth
sensing chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007160072A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4650455B2 (ja
Inventor
Shoichi Oka
昭一 岡
Koji Sakamoto
浩司 阪本
Yoshitake Shimada
佳武 島田
Hiroshi Yokota
浩 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority to JP2007160072A priority Critical patent/JP4650455B2/ja
Publication of JP2008310732A publication Critical patent/JP2008310732A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4650455B2 publication Critical patent/JP4650455B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Abstract

【課題】音圧の高い警報音を鳴動させることができ、煙感知感度のよい煙感知器を提供する。
【解決手段】天井面等に取り付けられるベース2の下方に、発光部10と受光部11とを備え複数のラビリンス壁12が周設された煙感知室Sを内装し、該煙感知室の下方にはスピーカ4を収容した感知部ヘッド5を設けた煙感知器Aにおいて、上記煙感知室と上記スピーカとの間には、隔離壁30を介在させており、該隔離壁には、上記煙感知室内の外周付近に対応する位置に通じる通気孔30aが複数設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光部と受光部とを内装した煙感知室内に煙を流入させて、煙による散乱光を検知して、火災警報を出力する光電式の煙感知器の改良に関する。
この種の煙感知器としては、天井面等に取り付けられるベースの下方に、発光部と受光部とを備えた煙感知室を内装した感知部ヘッドを設け、複数のラビリンス壁を周設した煙感知室内に、発光部を設けるとともに、この発光部から発せられた光を直接受光しない位置に受光部を設けて感煙領域を構成し、ラビリンス壁に形成された煙流入口を通って感煙領域に流入して来た煙による散乱光を受光部で受光させ、受光信号が閾値を超えたときに火災発報信号を出力して火災警報を行うものが知られている。
また近時においては、警報音だけでなく、音声メッセージで火災警報を出力させるために、従来のブザーに変えて、感知部ヘッド内にスピーカを収容した煙感知器も開発されている。
下記特許文献1には、外カバー(感知部ヘッド)の2段に絞り込んだ先端部分に、煙感知室を備えた検煙部カバーに続いて、回路基板を組み込み、該回路基板に対し電気的に接続されたスピーカが組み込まれ、感知部ヘッドにスピーカの音孔が形成されたものが開示されている(特許文献1・図7参照)。
特開2005−352932号公報
しかしながら、このような構造のものは、上述のように感知器ヘッドにスピーカの音孔が形成されているため、音孔側はスピーカを振動させ、良好な音を鳴動させるための空気を確保することができるが、スピーカの裏面側(スピーカの音が発生する面に対して裏面側)は検煙部カバーで仕切られた状態となっているため、音圧が低下してしまい、音圧の高い警報音を鳴動させることができる煙感知器を構成することができなかった。
そこで、例えば音圧を低下させないために、スピーカの側面周辺に通気孔を形成することが考えられるが、この場合は、火災警報時のスピーカの鳴動によって生じる振動で、煙感知室内に空気が流入してしまう。特に、発光部と受光部の光軸が交わる一帯に構成される感煙領域に空気が流入すると、煙感知室内の煙濃度や温度が一時的に低下して悪影響を与えることが考えられる。また、このような通気孔を設ける場合には、煙感知室内にその通気孔を通じて外光が入って煙感知感度が低下することがないよう配慮するも必要があった。
本発明は、このような事情を考慮して提案されるものであり、音圧の高い警報音を鳴動させることができ、煙感知感度のよい煙感知器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の煙感知器は、天井面等に取り付けられるベースの下方に、発光部と受光部とを備え複数のラビリンス壁が周設された煙感知室を内装し、該煙感知室の下方にはスピーカを収容した感知部ヘッドを設けた煙感知器において、上記煙感知室と上記スピーカとの間には、隔離壁を介在させており、該隔離壁には、上記煙感知室内の外周付近に対応する位置に通じる通気孔が複数設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の煙感知器では、前記通気孔は、前記ラビリンス壁と前記ラビリンス壁との間に対応する位置に通じるよう形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の煙感知器では、前記ラビリンス壁には、前記通気孔に整合させて形成された貫通孔が設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の煙感知器によれば、煙感知室と感知器ヘッドに設けられたスピーカとの間には、煙感知室内の外周付近に対応する位置に通じる通気孔が複数設けられた隔離壁を介在させているので、スピーカを十分に振動させるために必要な通気性を音孔側だけでなく、煙感知室側も確保できる。よってスピーカから十分な音圧の警報音を鳴動することができ、報知能力の高い煙感知器となる。
またスピーカの振動が作用して流入する空気が煙感知に影響を与えず、火災警報時でもスピーカの振動により煙感知感度が低下することがない信頼性の高い煙感知器を構成することができる。
更に、感知器ヘッドに形成された音孔と煙感知室の間には、スピーカ及び隔離壁が存在するので、音孔から入り込む光を遮断することができ、煙感知感度のよいものとすることができる。
請求項2に記載の煙感知器によれば、通気孔は、前記ラビリンス壁と前記ラビリンス壁との間に対応する位置に通じるよう形成されているので、スピーカの鳴動に伴う振動によって煙感知室に流入しようとする空気は、通気孔を通じて煙感知室のラビリンス壁とラビリンス壁の間に流入するので、煙感知室の感煙領域に空気が直接流入することを防ぐことができる。よって、スピーカが火災警報の鳴動により振動しても、感煙領域に空気が流入せず、火災を検知しにくくなることを防止して、火災が発生し続けているにも関わらず、スピーカによる警報音が鳴り止んでしまうといった不具合を防止することができる。
請求項3に記載の煙感知器によれば、通気孔は、ラビリンス壁に形成した貫通孔に整合させているので、通気孔を通じて流入してきた空気は、煙感知室内に充満することなく、ラビリンス壁に形成した貫通孔を通じて、煙感知室外へ排気することができる。よって、煙感知室内に空気が流入せず、スピーカの振動に起因して煙感知感度が低下することを防ぐことができる。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明し、第1の実施形態を図1〜図4、第2の実施形態を図5、図6に示す。
図1は、本発明の煙感知器の一例を示す縦断面図、図2は同煙感知器の分解斜視図である。
図中、Aは煙感知器、2は天井面等に取り付けられるベース部(ベース)、1は煙感知室Sを構成する光学基台、3は後記する隔離壁30を備えた防虫カバー、4はスピーカ、5は有底筒型で底に複数の音孔5aが形成され感知器ヘッドである。図中4Aは音孔側、4Bは煙感知室側を示している。
煙感知器Aは、図1、図2に示すように、天井面等に取り付けられるベース部2と、発光ダイオードLやフォトダイオードPDの光学系素子や受光信号を監視して閾値を超えたときに火災発報信号を出力する投受光回路やマイコン(不図示)等の回路部品が実装される回路基板2aと、煙感知室Sが設けられ、発光ユニット10、受光ユニット11等の光学系部品とラビリンス壁12を備えた光学基台1と、煙感知室Sの内部に虫等が侵入するのを防止する防虫カバー3と、火災を検知すると警報音を鳴動する板状のスピーカ4と、感知器ヘッド5とで構成される。
回路基板2aを光学基台1に取り付けた状態でベース部2に収容し、光学基台1の周縁に形成された結合溝13aに防虫カバー3を被せて結合し、更に、防虫カバー3に形成された支持部3bの嵌合部3baにスピーカ4を嵌め入れた後、感知部ヘッド5をベース部2の開口21に嵌合させて、天井面等に取り付けられるようになっている。
煙感知室Sは、横断面が円状の光学基台1で構成され、光学基台1は底面1aと周壁13とを有し、上方を開口した有底筒状体となっており、光学基台1には、後記する発光ユニット収容部16と受光ユニット収容部17(図4参照)とが形成され、周壁13の内側には結合溝13Aが形成されている。そして煙感知室Sには、発光ユニット10と受光ユニット11とを取り囲むようにして、複数のラビリンス壁12が周設されている。尚、煙感知室Sについては、後に図4を参照しながら詳しく説明する。
防虫カバー3は、合成樹脂等により筒状に形成され、その周壁3aには周方向に沿って帯状の窓孔3cが複数開口されており、窓孔3cは、後記する感知器ヘッド5の開口窓5bよりも狭い隙間で構成され、煙感知室S内に虫や埃等の異物が侵入するのを防止している。そして防虫カバー3には、煙感知室Sとスピーカ4との間を仕切るように、複数の通気孔30aが形成された隔離壁30が一体に形成されており、通気孔30aは、煙感知室Sに通じ、煙感知室Sのラビリンス壁12に対応する位置に形成されている。
スピーカ4は、良好な音質のダイナミックスピーカやピエゾ素子等の圧電素子を用いた圧電スピーカ等を用いることができる。このようなスピーカ4を用いれば、従来のブザーによる警報音とは異なり、音声合成や予め記憶させた所定の警報パターンを出力することが出来る。スピーカ4の外周縁は突起部4aが形成されており、防虫カバー3の嵌合部3bに嵌め込まれた状態で、感知部ヘッド5を被せるとスピーカ4の音孔側4A及び煙感知室側4Bの両面に一定の空隙を形成することができる。
感知器ヘッド5は、煙感知室Sに煙を流入させるために、格子状に枠組された多数の窓枠で仕切られた多数の開口窓5bが設けられおり、スピーカ4を感知器ヘッド5の下方に収容させるために、防虫カバー3よりも大きく深く形成されている。
このように、隔離壁30が防虫カバー3に一体に形成され、固定一体となった状態で、防虫カバー3を光学基台1の結合溝13aに被せて結合させた後、スピーカ4を防虫カバー3の嵌合部3baに嵌合させ、感知部ヘッド5を被せれば、スピーカ4を感知器ヘッド5と隔離壁30の間に簡単に収容することができる。
尚、隔離壁30は防虫カバー3に一体に形成されるものに限定されず、円形の板体として別途形成し、防虫カバー3に嵌め込まれるものであってもよく、要は煙感知室Sとスピーカ4との間に介在するよう設置されるものであればよい。
図1中、矢印d1は空気の流れの一例を示しており、このように隔離壁30の通気孔30aが煙感知室Sに通じ、ラビリンス壁12に対応する位置に複数形成されているため、開口窓5bから流入した空気は、スピーカ4の煙感知室側4Bを通って通気孔30aを通じ、煙感知室Sの感煙領域15へ流れることなく、再び開口窓5bから排気される。これによりスピーカ4の煙感知室側4B面の通気性を確保することができるので、十分にスピーカ4を振動させることができ、音圧の高い警報音を鳴動させることができる煙感知器Aを構成することができる。
図3は本発明の煙感知器に備えられた防虫カバーの斜視図であり、スピーカ4が設置される面側から見た斜視図を示している。の図)、図4は同煙感知器に備えられた煙感知室の平面図(天井面に取り付けた場合に下方から見た平面図)である。
防虫カバー3は、上述のように、筒状に形成され、その周壁3aには円周方向に沿って複数形成された帯状の窓孔3cを備え、煙感知室Sとスピーカ4との間を仕切るように設けられた円板状の隔離壁30には、複数の通気孔30aが煙感知室Sに周設されているラビリンス壁12に対応する位置、即ち通気孔30aから煙感知室Sに流入する空気が後記する感煙領域15に流入しないよう形成されている。
隔離壁30のスピーカ4設置される面には、スピーカ4が一定の隙間をもって支持されよう形成された支持部3bが形成されており、その支持部3bの内周側は、スピーカ4の煙感知室側4B面が嵌めこまれるよう切欠形状の嵌合部3baを備えている。
図4は同煙感知器に備えられた煙感知室の平面図(天井面に取り付けた場合に下方から見た平面図)であり、隔離壁を備えた防虫カバーと一体になった状態を示しているため、通気孔等を2点鎖線で示している。
発光素子として発光ダイオードL等で構成される発光ユニット10、受光素子としてフォトダイオードPD等で構成される受光ユニット11は、光学基台1とは別体に構成された回路基板2a上に、両者の光軸L1,L2が所定の角度θ(例えば130度)をもって交差するように実装されており、2つの光軸L1,L2の交差点が感煙領域15の中心点となる。光学基台1とこの回路基板2(図1参照)とをベース部2に収容し、両者を組付けたときに、それぞれの収容部16,17に収容され、内装されるようになっている。
複数のラビリンス壁12のそれぞれは、光学基台1の周壁13より突出するようにして底面1aより立設され、周壁13から突出した部分に形成された空隙が煙流入口14を構成している。また、ラビリンス壁12は、それぞれの先端12bを先細り状にして感煙領域Sに向けて屈曲させるとともに、屈曲部12aより周壁13b側に小突起12cを突出させた形状にしており、これによって、煙流入口14から侵入して来る外光を屈曲部12aと小突起12cとで煙感知室1の外方に反射させるとともに、煙流入口14より侵入した煙を感煙領域15に誘導している。
また、それぞれの先端12bを先細り状にすることで、発光ユニット10からの光を受けたとき、反射光を散乱させることで、受光ユニットに直接入光させないようにしている。そしてラビリンス壁12は、受光ユニット11に対向した部分と、それ以外の部分とで形状を異ならせており、前者のものは、周壁13b側を末広形状12dにすることで、隣接するラビリンス壁12の隙間から受光ユニット11に直接入光させないようにしている。
更に本実施形態では、感煙領域15の付近に遮光壁19が設けて、発光ユニット10からの出射光が直接受光ユニット11に入射するのを防いだ例を示している。そして、発光ユニット10と受光ユニット11とで挟まれ部分に設けられたラビリンス壁12の感煙領域15側に向いた端部12eと、遮光壁19がラビリンス壁12と対向する対向端部19aとは仕切部材18で連結され、該仕切部材18で煙誘導壁を構成している。この仕切部材18によって、煙流入口14から流入してきた煙は、発光ユニット10と受光ユニット11とで挟まれた部分に滞留することなく、感煙領域15へと誘導される。
尚、ラビリンス壁12の形状は図例に限定されるものではなく、また遮光壁19、仕切部材18、ラビリンス壁12は図例のように別部材を組合わせたものに限定されず、一体形成されるものであってもよい。
以上によれば、煙感知室Sの外周付近に対応する位置に通気孔30aが複数形成された隔離壁30が設けられている、スピーカ4を十分に振動させるために必要な通気性を音孔側4Aだけでなく、煙感知室側4Bも確保することができる。よってスピーカ4の音圧を低下させることなく、十分な音圧で鳴動させることができる。
また、感知器ヘッド5に形成された音孔5aと煙感知室Sの間には、スピーカ4及び隔離壁30が存在するので、音孔5aから入り込む光を遮断することができ、煙感知感度のよいものとすることができる。
図4からも明らかなように隔離壁30に形成された通気孔30aは、ラビリンス壁12とラビリンス壁12の間に形成されている。これによれば、スピーカ4の振動によって煙感知室Sに流入しようとする空気は、通気孔30aを通じて煙感知室Sのラビリンス壁12とラビリンス壁12の間に流入するので、煙感知室Sの感煙領域15に空気が直接流入することを防ぐことができる。よって、スピーカ4が火災警報の鳴動により振動しても、感煙領域15に空気が流入せず、火災を検知しにくくなることを防止して、火災が発生し続けているにも関わらず、スピーカ4による警報音が鳴り止んでしまうといった不具合を防止することができる。
図5、図6は、煙感知器の他の実施形態を示すものあり、図5は光学基台の斜視図、図6は煙感知室の平面図(天井面に取り付けた場合に下方から見た平面図)である。 尚、図5の斜視図は、回路基板(図1参照)に実装されている発光素子L、受光素子PDと固着される前の光学基台1を示しており、図中の矢印d2は空気の流れを示している。図6は回路基板及び隔離壁を備えた防虫カバーと一体になった状態を示しているため、通気孔等を2点鎖線で示している。上述の実施形態と共通する部分は同一の符号を付し、その説明は割愛する。
この実施形態(第2の実施形態)は、上述の実施形態(第1の実施形態)とは、ラビリンス壁12に、通気孔30aに整合させて形成された貫通孔12fが設けられている点が異なり、この実施形態では、該貫通孔12fと通気孔30aが整合するように、隔離壁30に形成された通気孔30aは、ラビリンス壁12とラビリンス壁12の間ではなく、ラビリンス壁12の上部に通じる位置に形成されている点が上述のものとは異なる。
光学基台1の底面1aにはボス部1bが形成されており、回路基板2aと密着することなく、図5に示すように通気孔30a、そして貫通孔12fを通じて流れてきた空気が矢印d2方向へ排気できるよう構成されている。
そして図6に示すように、隔離壁30に形成された通気孔30aは、ラビリンス壁12に対応する位置、即ちこの例では、ラビリンス壁12に形成される貫通孔12fに整合するように形成されている。
以上によれば、通気孔30aを通じて流入してきた空気を、煙感知室S内に流入させることなく、ラビリンス壁12に形成した貫通孔12fを通じて、煙感知室S外へ排気することができる(図5矢印d2参照)。よって、煙感知室S内に空気が流入せず、スピーカ4の振動に起因して煙感知感度が低下することを防ぐことができる。
ここで、貫通孔12fは、図例のものに限定されず、ひとつのラビリンス壁12に複数設けたものとしてもよく、通気孔30aはこれに整合するようにラビリンス壁12に沿うように複数形成したものとしてもよい。また、貫通孔12fと整合して形成される通気孔30aだけでなく、図4の例のようにラビリンス壁12とラビリンス壁12との間に対応する位置に設けられた通気孔30aを備えたものとしてもよい(即ち、第1の実施形態と第2の実施形態を組合わせた構成)。これによれば、貫通孔12fと整合する通気孔30aに流入した空気は、貫通孔12fを通じて、煙感知室S外へ排気され、ラビリンス壁12とラビリンス壁12との間に対応する位置に設けられた通気孔30aに流入した空気は、感煙領域15に流れ込むことがないので、スピーカ4の振動に起因して煙感知感度が低下することを防ぐことができる。
尚、煙感知器Aの組み付け構成や組み付け手順、内部構成等は、上述の例、図示した形状に限定されるものではない。またサーミスタ等の熱感知素子を備えたものとし、煙感知機能だけでなく、熱感知機能を備えた煙感知器Aにも適用可能であることは言うまでもない。
本発明の煙感知器の一例を示す縦断面図 本発明の煙感知器の分解斜視図 本発明の煙感知器に備えられた防虫カバーの斜視図 本発明の煙感知器に備えられた煙感知室の平面図(天井面に取り付けた場合に下方から見た平面図) 本発明の煙感知器の別の実施形態であり、煙感知器に備えられた光学基台の斜視図 本発明の煙感知器の別の実施形態であり、煙感知室の平面図(天井面に取り付けた場合に下方から見た平面図)
符号の説明
A 煙感知器
1 光学基台
2 ベース部(ベース)
3 防虫カバー
30 隔離壁
30a 通気孔
4 スピーカ
5 感知部ヘッド
10 発光ユニット(発光部)
11 受光ユニット(受光部)
12 ラビリンス壁
15 感煙領域
S 煙感知室

Claims (3)

  1. 天井面等に取り付けられるベースの下方に、発光部と受光部とを備え複数のラビリンス壁が周設された煙感知室を内装し、該煙感知室の下方にはスピーカを収容した感知部ヘッドを設けた煙感知器において、
    上記煙感知室と上記スピーカとの間には、隔離壁を介在させており、該隔離壁には、上記煙感知室内の外周付近に対応する位置に通じる通気孔が複数設けられていることを特徴とする煙感知器。
  2. 請求項1において、
    前記通気孔は、前記ラビリンス壁と前記ラビリンス壁との間に対応する位置に通じるよう形成されていることを特徴とする煙感知器。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    前記ラビリンス壁には、前記通気孔に整合させて形成された貫通孔が設けられていることを特徴とする煙感知器。
JP2007160072A 2007-06-18 2007-06-18 煙感知器 Expired - Fee Related JP4650455B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007160072A JP4650455B2 (ja) 2007-06-18 2007-06-18 煙感知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007160072A JP4650455B2 (ja) 2007-06-18 2007-06-18 煙感知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008310732A true JP2008310732A (ja) 2008-12-25
JP4650455B2 JP4650455B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=40238251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007160072A Expired - Fee Related JP4650455B2 (ja) 2007-06-18 2007-06-18 煙感知器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4650455B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011215678A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Nohmi Bosai Ltd 光電式煙感知器
JP2012256250A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Panasonic Corp 煙感知器
WO2020106398A1 (en) * 2018-11-20 2020-05-28 Carrier Corporation Smoke detector

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005352932A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Hochiki Corp 煙感知器
JP2006040212A (ja) * 2004-07-30 2006-02-09 Hochiki Corp 警報器の音響構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005352932A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Hochiki Corp 煙感知器
JP2006040212A (ja) * 2004-07-30 2006-02-09 Hochiki Corp 警報器の音響構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011215678A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Nohmi Bosai Ltd 光電式煙感知器
JP2012256250A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Panasonic Corp 煙感知器
WO2020106398A1 (en) * 2018-11-20 2020-05-28 Carrier Corporation Smoke detector
US11322006B2 (en) 2018-11-20 2022-05-03 Carrier Corporation Smoke detector

Also Published As

Publication number Publication date
JP4650455B2 (ja) 2011-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5781598B2 (ja) 煙を検出する装置およびセンサ室組立体ならびにセンサ室組立体を較正する方法
JP4432960B2 (ja) 火災感知器
JP5793686B2 (ja) 煙感知器
JP5124327B2 (ja) 感知器
JP3902377B2 (ja) 熱煙複合式感知器
JP4650455B2 (ja) 煙感知器
JP4725556B2 (ja) 火災警報器
JP2005352932A (ja) 煙感知器
JP2009230546A (ja) 火災警報器
JP2000339567A (ja) 火災ガス漏れ複合型警報器
AU2008264607B2 (en) Smoke sensor
JP5075671B2 (ja) 煙検知器
JP5210757B2 (ja) 煙感知器
JP5325397B2 (ja) 煙感知器
JP4702328B2 (ja) 煙感知器
TWI725400B (zh) 煙感測器
JP4200336B2 (ja) 住宅用火災警報器
JP7157557B2 (ja) 煙感知器
JP4853396B2 (ja) 煙感知器
JP7329116B2 (ja) 煙感知器
JP2009053980A (ja) 煙感知器
JP5490366B2 (ja) 煙感知器
JP5156531B2 (ja) 住宅用火災警報器
JP5490367B2 (ja) 煙感知器
JP2006195652A (ja) 火災感知器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101116

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101129

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131224

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees