JP2008309435A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Katsuya Iwata
克也 岩田
Hiroki Matsumoto
弘樹 松本
Sukeyuki Yamazaki
祐之 山▲崎▼
Takeshi Suzuki
剛 鈴木
Takeshi Kubota
剛 久保田
Takashi Miseki
隆 三関
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Abstract

【課題】冷蔵庫の断熱箱体は、内箱の嵌合部を外箱溝へ挿入し、装着状態の外箱と内箱との間に発泡断熱材が充填される。各々の加工ばらつきにより外箱溝部の内寸法に対し嵌合部の外寸法が小さくなった場合は、外箱と内箱の装着が外れたり、あるいは外箱に対し内箱が部分的に内側へずれたり、また発泡断熱材が外部へ洩れてしまう問題があった。
【解決手段】外箱溝15の溝内段差15dに係止されるよう、内箱フランジ17に、嵌合部18と外箱溝15との間の位置でフランジ段差19を形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属製の板を折り曲げて形成された外箱と樹脂製の内箱との間に発泡断熱材を充填した断熱箱体を備えた冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は図7〜図9のような構成となっていた。断熱箱体1の外側は金属板製の外箱2で、外箱2の前面には内側へ折り曲げた外箱フランジ3と、この外箱フランジ3を延長して裏側に連続で折り曲げて形成された外箱溝4を有している。外箱溝4の一部である外箱フランジ3寄りの側壁4aには溝開口4b側より溝底4c側の方が外箱フランジ3に近付くよう形成された溝内段差4dが形成されている。断熱箱体1の内側は樹脂製の内箱5で、内箱5の外周には内箱フランジ6と、この内箱フランジ6の先端側に形成された嵌合部7を有している。この嵌合部7を外箱溝部4へ挿入することにより外箱2に内箱5が装着され、外箱2と内箱5との間に発泡断熱材8が充填される。嵌合部7と外箱溝4の嵌め合いは発泡断熱材8を充填するまで外箱2と内箱5の装着を保持するとともに、発泡断熱材8が外部へ洩れることを防止する。
特許文献1には内箱の前面フランジに凹部と傾斜部とを形成すると共に、外箱の前面フランジの裏側に内箱の凹部が嵌合する前部凸壁と傾斜部先端が係止する側部凸壁とを形成し、装着した内箱の傾斜部と外箱の側部凸壁との係合させ、内箱と外箱を内箱の傾斜部の弾性力によって密着させる断熱箱体の製造方法が開示されている。
特開昭59−229167号公報
しかしながら、金属板を曲げ加工した外箱溝部4の内寸法Aと樹脂を成形した嵌合部7の外寸法Bは各々ばらつきがあり、内寸法Aに対し外寸法Bが小さくなった場合は外箱溝4内に挿入された嵌合部7が動いてしまい、外箱2と内箱5の装着が外れたり、あるいは外箱2に対し内箱5が部分的に内側へずれてしまうという課題があった。
また、内寸法Aに対し外寸法Bが小さいことで生じる隙間により発泡断熱材8が外部へ洩れてしまう問題もあった。
特許文献1の方法では同様の問題は回避できず、上記の寸法のばらつきを抑えて確実に内箱と外箱を係止させるため、厳重な寸法の管理が必要となり、コストアップの要因となっていた。
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、金属加工や樹脂成形で発生してしまう寸法ばらつきを許容しながら、外箱2と内箱5の装着を保持し、発泡断熱材8の洩れを防止することを目的とする。
この目的を達成するために、金属板製の外箱と、この外箱の前面端を内側に折り曲げて形成された外箱フランジと、この外箱フランジを延長して裏側に連続で折り曲げて形成された外箱溝と、この外箱溝の前記外箱フランジ寄りの側壁に溝開口側より溝底側の方が前記外箱フランジに近付くよう形成された溝内段差と、樹脂製の内箱と、この内箱の外周に形成された内箱フランジと、この内箱フランジの先端側に形成された嵌合部とを有し、この嵌合部を前記外箱溝に挿入し、前記外箱と内箱との間に発泡断熱材を充填して製作する断熱箱体を備えた冷蔵庫において、前記内箱フランジに、前記嵌合部と前記溝内段差との間の位置で、かつ外側の方が内側よりも前面方向へ押し出されるようフランジ段差を形成した。
上記した構成によって、金属板の曲げ加工のばらつき、あるいは樹脂の成形のばらつき、あるいは両者のばらつきから外箱溝の内寸法に対し嵌合部の外寸法が小さくなった場合でも、溝内段差とフランジ段差とが係止されるため外箱溝内に嵌合部が止まり、外箱と内箱の装着の外れ、あるいは外箱に対する内箱の部分的な内側へのずれを抑えることが出来る。
また、外箱溝の内寸法に対し嵌合部の外寸法が小さいことで生じる隙間により発泡断熱材が外箱溝内部に流入しても、溝内段差とフランジ段差との隙間または密着状態が流出抵抗となるため発泡断熱材の外部への洩れを抑えることが出来る。
本発明を詳細に説明する。
以下、本発明の一実施例について図を用いて説明する。
図1〜図5において、冷蔵庫の断熱箱体9の外側は予め表面塗装を施した塗装鋼板製の外箱10で、左側面11と右側面12と天面13それぞれの前面端を内側へ折り曲げて外箱フランジ14を形成している。外箱フランジ14の延長を裏側で連続的に折り曲げて形成された外箱溝15は溝開口15aを内側へ向けており、外箱フランジ14と外箱溝15の間の折り返し部15bはR曲面となっている。折り返し部15bを略密着させずR曲面とすることで外箱10の塗装鋼板表面の塗装膜割れを防ぐことが出来る。外箱溝15の外箱フランジ14寄りの側壁15cには溝内段差15dが形成され、側壁15cは溝開口15a側より溝底15e側の方が外箱フランジ14に近付いている。外箱フランジ14と外箱溝15の形成はロールフォーミング加工で行われるが、曲げを繰り返すため外箱溝15の内寸法Loにはばらつきが発生している。図示していないが、外箱10に底板と背面板をねじ等で固定することにより断熱箱体9の外側全体を構成している。
断熱箱体9の内側は樹脂製の内箱16で、内箱16の外周には内箱フランジ17が形成され、内箱フランジ17の先端の突条は嵌合部18であり、この嵌合部18の外寸法Liは外箱溝15の内寸法Loと同等となっている。内箱16の形成は真空成形加工で行われるが、成形後の形状寸法や板厚Taのばらつきが大きいため嵌合部18の外寸法Liにもばらつきが発生している。内箱フランジ17には嵌合部18の内側を沿うようにフランジ段差19が形成されていて、このフランジ段差19は内箱フランジ17の外側が内側に対し前面方向へ押し出されるような段差方向であり、嵌合部18が外箱溝15へ挿入されたあとは溝内段差15dより溝底15e側の方へ収まる。
これらの構成により外箱10に内箱16が装着され、外箱10と内箱16との間に発泡断熱材20を注入し発泡充填される。装着される前の寸法関係がLi>Loのとき各々の弾性力により外箱溝15と嵌合部18の嵌め合いは保持され、発泡断熱材20が外部に洩れることはない。
以上の本実施例によれば、図5に示すように、ばらつきによる寸法関係がLi<Loのときは外箱溝15と嵌合部18の間に隙間が発生して嵌め合いが成り立たず、その隙間から外箱溝15内部に発泡断熱材20が流入してしまうが、溝内段差15dにフランジ段差19が係止されるため外箱溝15と嵌合部18の挿入状態は保持され、さらに溝内段差15dとフランジ段差19の係止が流出抵抗となって発泡断熱材20が外部に洩れることを防止出来る。
なお、断熱箱体9の製造においてフランジ段差19は連続的に形成されていることが好ましいが、断続的な形成であっても部分的な効果を得ることが出来る。
前記実施例では、嵌合部18を内箱16のみで形成したが、嵌合部18は内箱16と他の部品を組み合わせても形成することも出来る。図6は嵌合部18を銅製の放熱パイプ21と粘着テープ22と内箱フランジ17の先端によって構成した実施例である。内箱フランジ17の先端には銅製の放熱パイプ21を連続的に、あるいは断続的に裏側と内側からの2面で支えられるよう段差が形成され、放熱パイプ21は粘着テープ22を外側から貼り付けることによって内箱フランジ17の先端に固定される。この構成による嵌合部18の外寸法Liは内箱フランジ17先端の板厚Tbと放熱パイプ21直径と粘着テープ22厚さの和となり、外箱溝15の内寸法Loと同等となっているが、板厚Tbのばらつきや組立ばらつきにより嵌合部18の外寸法Liにもばらつきが発生している。本実施例においても、嵌合部18の内側にフランジ段差19が形成されていれば、ばらつきにより寸法関係がLi>Loとき溝内段差15dにフランジ段差19が係止されるため外箱溝15と嵌合部18の挿入状態は保持され、さらに発泡断熱材20が外部に洩れることを防止出来る。
本発明の実施例1における冷蔵庫の断熱箱体の要部断面図。 本発明の実施例1における冷蔵庫の断熱箱体の斜視図。 本発明の実施例1における外箱の要部断面図。 本発明の実施例1における内箱の要部断面図。 図1のLi>Loの場合を示す説明図。 本発明の実施例2における内箱の要部断面図。 従来例における冷蔵庫の断熱箱体の要部断面図。 従来例における外箱の要部断面図。 従来例における内箱の要部断面図。
符号の説明
9…断熱箱体、10…外箱、11…左側面、12…右側面、13…天面、14…外箱フランジ、15…外箱溝、15a…溝開口、15b…折り返し部、15c…側壁、15d…溝内段差、15e…溝底、16…内箱、17…内箱フランジ、18…嵌合部、19…フランジ段差、20…発泡断熱材、21…放熱パイプ、22…粘着テープ。

Claims (1)

  1. 金属板製の外箱と、この外箱の前面端を内側に折り曲げて形成された外箱フランジと、この外箱フランジを延長して裏側に連続で折り曲げて形成された外箱溝と、樹脂製の内箱と、この内箱の外周に形成された内箱フランジと、この内箱フランジの先端側に形成された嵌合部とを有し、この嵌合部を前記外箱溝に挿入し、前記外箱と内箱との間に発泡断熱材を充填して製作する断熱箱体を備えた冷蔵庫において、
    前記外箱フランジの先端にR曲面に形成した折り返し部と、前記外箱溝の前記外箱フランジ寄りの側壁に溝開口側より溝底側の方が前記外箱フランジに近付くよう形成された溝内段差とを有すると共に、
    前記内箱フランジに、前記嵌合部と前記溝内段差との間の位置で、かつ外側の方が内側よりも前面方向へ押し出されるように形成されたフランジ段差を有する
    ことを特徴とする冷蔵庫。
JP2007159637A 2007-06-18 2007-06-18 冷蔵庫 Withdrawn JP2008309435A (ja)

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