JP2008306863A - 配線用ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】継手本体の雄ねじ部とロックナットの雌ねじ部との螺合作業における作業性を向上させることができる配線用ボックスを提供する。
【解決手段】配線用ボックス11は、電線管Dが接続される継手本体23と該継手本体23の雄ねじ部22に螺合される雌ねじ部25を備えたロックナット24とからなる継手21が第1側壁13aに接続され、該継手21を介してボックス本体Bと電線管Dとが連結される。ボックス本体Bの第1側壁13a及び第2側壁13bには、雄ねじ部22が挿入される接続孔14が形成されている。また、ボックス本体Bの仕切壁12には、接続孔14に挿入した雄ねじ部22がロックナット24の雌ねじ部25に螺合可能となる位置に該ロックナット24を位置決めする収容凹部17が形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、継手を介してボックス本体と管材とが連結される配線用ボックスに関する。
例えば、コンクリート建物に埋設される配線用ボックスには、継手を介して電線管が連結され、該電線管内に電気配線用のケーブルが挿通される(例えば、特許文献1参照)。前記継手は、電線管が接続される継手本体と、該継手本体の端部に設けられた雄ねじ部に螺合可能なロックナットとからなる。そして、継手を用いて配線用ボックス(特許文献1では配線ボックスと記載)に電線管を連結するには、配線用ボックスの側壁に形成された接続孔に継手本体の雄ねじ部を挿入し、配線用ボックス内に配設されたロックナットと継手本体の雄ねじ部とを螺合する。すると、継手本体とロックナットによって配線用ボックスの側壁が挟持され、継手が配線用ボックスに接続される。そして、配線用ボックスに接続された継手に電線管を差し込むことで継手を介して配線用ボックスに電線管が連結される。
特開2004−129368号公報
ところが、特許文献1において、配線用ボックスに継手を接続するとき、継手本体の雄ねじ部とロックナットの雌ねじ部とを螺合させるため、ロックナットを手で保持しながらその雌ねじ部が継手本体の雄ねじ部と螺合可能な位置に位置決めし続けなければならない。さらに、継手本体を一方の手で保持し、ロックナットを他方の手で保持しながら継手本体の雄ねじ部とロックナットの雌ねじ部とを螺合させなければならない。そして、配線用ボックス内の空間は狭く、配線用ボックス内でロックナットを手で保持し、位置決めしながら行う螺合作業は非常に行いにくいものであった。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、継手本体の雄ねじ部とロックナットの雌ねじ部との螺合作業における作業性を向上させることができる配線用ボックスを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、周壁及び底壁によって囲み形成されたボックス内空間の開口部を少なくとも前面に有するボックス本体を備え、さらに、管材が接続される継手本体と該継手本体の雄ねじ部に螺合される雌ねじ部を備えたロックナットとからなる継手が前記周壁に接続され、該継手を介して前記ボックス本体と前記管材とが連結される配線用ボックスであって、前記周壁に前記雄ねじ部が挿入される接続孔が形成されるとともに、前記接続孔に挿入した雄ねじ部が前記ロックナットの雌ねじ部に螺合可能となるように該ロックナットを前記ボックス内空間に位置決めする位置決め部がボックス本体に設けられたものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の配線用ボックスにおいて、前記位置決め部は、前記ボックス内空間の開口部側からロックナットを収容可能とするように前記底壁に形成された収容凹部であることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の配線用ボックスにおいて、前記ボックス本体は、該ボックス本体の深さ方向中央に設けられた底壁によって前後両側にボックス内空間が仕切られるとともに前後両面に前記開口部を有し、前記収容凹部は前記底壁の一面及び他面のうちいずれか一方側から他方側に向けて凹むように底壁に形成されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の配線用ボックスにおいて、前記収容凹部には、前記接続孔への前記雄ねじ部の挿入方向に対して傾斜し、かつ、接続孔側から該接続孔に連通するボックス内空間の開口部に向けて傾斜するように形成され、前記管材内に挿通されるケーブルをボックス内空間に向けて案内するケーブル案内部が形成されていることを要旨とする。
本発明によれば、継手本体の雄ねじ部とロックナットの雌ねじ部との螺合作業における作業性を向上させることができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明をコンクリート壁に埋設される配線用ボックスに具体化した一実施形態を図1〜図7にしたがって説明する。
図1に示すように、コンクリート壁(図示せず)に埋設される配線用ボックス11には継手21を介して管材としての電線管Dが連結されるとともに、該電線管D内にケーブル31が挿通され、該ケーブル31が配線用ボックス11の内側に引き出されるようになっている。まず、前記継手21について説明する。図1及び図7に示すように、継手21は、合成樹脂材料により円筒状に形成されるとともに一端部に雄ねじ部22を備えた継手本体23と、該継手本体23の雄ねじ部22に螺合可能な雌ねじ部25が内周に形成されたロックナット24とからなる。継手本体23は、他端側から内側に電線管Dを差し込むことで継手本体23に電線管Dを接続可能になっている。
次に、配線用ボックス11について詳細に説明する。なお、以下の説明において配線用ボックス11の「前」及び「後」は、図2に示す矢印Y1の方向を前後方向とする。また、配線用ボックス11の「上」及び「下」は、図2に示す矢印Y2の方向を上下方向とし、「左」及び「右」は、図2に示す矢印Y3の方向を左右方向とする。
図1〜図4に示すように、合成樹脂材料製の配線用ボックス11は、ボックス本体Bを備える。このボックス本体Bは、周壁を形成する第1〜第4側壁13a〜13dから四角箱状に形成されている。なお、図1、図2、及び図4において、上側に位置する側壁を第1側壁13a、下側に位置する側壁を第2側壁13b、左側に位置する側壁を第3側壁13c、右側に位置する側壁を第4側壁13dとする。そして、第1側壁13aと第2側壁13bは上下方向に相対向し、第3側壁13cと第4側壁13dとは左右方向に相対向している。また、第1〜第4側壁13a〜13dの短辺方向、すなわち、矢印Y1に示す前後方向をボックス本体Bの深さ方向とし、矢印Y2に示す上下方向をボックス本体Bの高さ方向とする。
図2、図3及び図7に示すように、ボックス本体Bには、板状をなす仕切壁12が第1〜第4側壁13a〜13dの内面に一体化されている。仕切壁12は、ボックス本体Bの深さ方向中央に位置するように形成されるとともに、該仕切壁12によってボックス本体B内は2つのボックス内空間S1,S2に仕切られている。すなわち、図7に示すように、ボックス本体Bは、第1〜第4側壁13a〜13d及び底壁たる仕切壁12によって囲み形成された前側ボックス内空間S1と後側ボックス内空間S2を有する。さらに、ボックス本体Bは、前側ボックス内空間S1の前側開口部K1を前面に有するとともに、後側ボックス内空間S2の後側開口部K2を後面に有する。なお、前側ボックス内空間S1の深さと、後側ボックス内空間S2の深さは同じになっている。
図2及び図6に示すように、ボックス本体Bにおいて、第1側壁13a及び第2側壁13bには円孔状をなす接続孔14が3つずつ形成され、各接続孔14には継手本体23の雄ねじ部22が挿入可能になっている。なお、接続孔14は、継手21が接続されない場合には閉鎖部材15によって閉鎖されている。また、第1側壁13a及び第2側壁13bの内面において、前側開口部K1側及び後側開口部K2側にはそれぞれボス部16が形成されている。
図4(a)及び(b)に示すように、仕切壁12の上部両側には、収容凹部17が前側ボックス内空間S1側(仕切壁12の一面側)から後側ボックス内空間S2側(仕切壁12の他面側)に向けて凹むように形成されている。この仕切壁12の上部両側に形成された収容凹部17は、外形の平面視が円弧状をなすように仕切壁12から膨出して形成され、各収容凹部17の内側は仕切壁12から凹むようにして形成されるとともに前側ボックス内空間S1に向けて開口している。そして、仕切壁12の上部両側に形成された収容凹部17において、円弧状に延びる内周面17bは、第1側壁13aの両側に形成された接続孔14の外周縁の一部に沿って延びている。よって、仕切壁12の上部両側に形成された収容凹部17は、第1側壁13aの両側に形成された接続孔14の直近となる位置に形成されている。さらに、第3側壁13c及び第4側壁13dには、仕切壁12の上部両側に形成された収容凹部17の内周面17bに連続するように凹所18が形成されている。該凹所18は第3及び第4側壁13c,13dの内面との間に段差部を形成している。
また、仕切壁12の上部中央には、収容凹部17が後側ボックス内空間S2側(仕切壁12の他面側)から前側ボックス内空間S1側(仕切壁12の一面側)に向けて凹むように形成されている。この仕切壁12の上部中央に形成された収容凹部17は、外形の平面視が円弧状をなすように仕切壁12から膨出して形成され、収容凹部17の内側は仕切壁12から凹むようにして形成されるとともに後側ボックス内空間S2に向けて開口している。そして、仕切壁12の上部中央に形成された収容凹部17において、円弧状に延びる内周面17bは、第1側壁13aの中央に形成された接続孔14の外周縁の一部に沿って延びている。よって、仕切壁12の上部中央に形成された収容凹部17は、第1側壁13aの中央に形成された接続孔14の直近となる位置に形成されている。
図1に示すように、収容凹部17の上下方向への長さ、すなわち、第1側壁13aの内面と、該内面に対向する収容凹部17の内面17aとの距離は、ロックナット24の軸方向に沿った長さ(厚さ)より若干長くなっている。そして、仕切壁12の上部に形成された収容凹部17の内側には、ロックナット24を収容し、支持することが可能になっている。なお、仕切壁12の上部両側に形成された収容凹部17にロックナット24が収容されたとき、凹所18の内側にもロックナット24の一部が収容されるようになっている。また、図5に示すように、ロックナット24が収容凹部17の内側に支持され、さらに収容凹部17の内周面17bの内面にロックナット24の外周面が当接した状態では、ロックナット24は、その内周が接続孔14の周囲に沿って位置するとともに、ロックナット24の径方向及び軸方向への移動が規制された状態に位置決めされる。
このとき、図7に示すように、ロックナット24の中心軸は、接続孔14の中心点に合致するように収容凹部17によって位置決めされる。このため、継手本体23の雄ねじ部22をその中心軸が接続孔14の中心点に合致するように接続孔14に挿入したとき、該雄ねじ部22の中心軸がロックナット24の中心軸に合致し、雄ねじ部22をそのままロックナット24の雌ねじ部25に螺合することができるようになっている。よって、本実施形態において、仕切壁12に形成された収容凹部17、及び第3及び第4側壁13c,13dに形成された凹所18は、接続孔14に挿入した雄ねじ部22がロックナット24の雌ねじ部25に螺合可能となる位置に該ロックナット24を位置決めする位置決め部を構成している。
また、第1側壁13aの内面に相対向する収容凹部17の内面17aにおいて、仕切壁12との境界部は傾斜するように形成され、該傾斜部によりケーブル案内部17cが形成されている。このケーブル案内部17cは、第1側壁13aに形成された接続孔14への前記雄ねじ部22の挿入方向(図7の矢印Xに示す)に対して傾斜し、かつ、接続孔14側から該接続孔14に連通するボックス内空間S1,S2の開口部K1,K2に向けて傾斜するように形成されている。
また、図4(a)及び(c)に示すように、仕切壁12の下部両側には、収容凹部17が後側ボックス内空間S2側(仕切壁12の他面側)から前側ボックス内空間S1側(仕切壁12の一面側)に向けて凹むように形成されている。この仕切壁12の下部両側に形成された収容凹部17は、外形の平面視が円弧状をなすように仕切壁12から膨出して形成され、各収容凹部17の内側は仕切壁12から凹むようにして形成されるとともに後側ボックス内空間S2に向けて開口している。そして、仕切壁12の下部両側に形成された収容凹部17の内周面17bは、第2側壁13bの両側に形成された接続孔14の外周縁の一部に沿うように円弧状に形成されている。よって、仕切壁12の下部両側に形成された収容凹部17は、第2側壁13bの両側に形成された接続孔14に対向する位置に形成されている。さらに、第3側壁13c及び第4側壁13dには、仕切壁12の下部両側に形成された収容凹部17の内周面17bに連続するように凹所18が形成されている。該凹所18は第3及び第4側壁13c,13dの内面との間に段差部を形成している。
また、仕切壁12の下部中央には、収容凹部17が前側ボックス内空間S1側(仕切壁12の一面側)から後側ボックス内空間S2側(仕切壁12の他面側)に向けて凹むように形成されている。この仕切壁12の下部中央に形成された収容凹部17は、外形の平面視が円弧状をなすように仕切壁12から膨出して形成され、収容凹部17の内側は仕切壁12から凹むようにして形成されるとともに前側ボックス内空間S1に向けて開口している。そして、仕切壁12の下部中央に形成された収容凹部17において、円弧状に延びる内周面17bは、第2側壁13bの中央に形成された接続孔14の外周縁の一部に沿って延びている。よって、仕切壁12の下部中央に形成された収容凹部17は、第2側壁13bの中央に形成された接続孔14の直近となる位置に形成されている。
図1に示すように、収容凹部17の上下方向への長さ、すなわち、第2側壁13bの内面と、該内面に対向する収容凹部17の内面17aとの距離は、ロックナット24の軸方向に沿った長さ(厚さ)より若干長くなっている。そして、仕切壁12の下部に形成された収容凹部17及び凹所18の内側にはロックナット24の一部を収容し、第2側壁13bの内面によってロックナット24を支持することが可能になっている。なお、仕切壁12の下部両側に形成された収容凹部17にロックナット24が収容されたとき、凹所18の内側にもロックナット24の一部が収容されるようになっている。また、ロックナット24が収容凹部17の内側に収容され、さらに収容凹部17の内周面17bにロックナット24の外周面が当接した状態では、ロックナット24は、その内周が接続孔14の周囲に沿って位置するとともに、ロックナット24の径方向及び軸方向への移動が規制された状態に収容凹部17によって位置決めされる。
このとき、ロックナット24の中心軸は、接続孔14の中心点に合致するように収容凹部17によって位置決めされる。このため、継手本体23の雄ねじ部22をその中心軸が接続孔14の中心点に合致するように接続孔14に挿入したとき、該雄ねじ部22の中心軸がロックナット24の中心軸に合致し、雄ねじ部22をそのままロックナット24の雌ねじ部25に螺合することができるようになっている。よって、本実施形態において、仕切壁12に形成された収容凹部17及び第3及び第4側壁13c,13dに形成された凹所18は、接続孔14に挿入した雄ねじ部22がロックナット24の雌ねじ部25に螺合可能となる位置に該ロックナット24を位置決めする位置決め部を構成している。
また、第2側壁13bの内面に相対向する収容凹部17の内面17aにおいて、仕切壁12との境界部は傾斜するように形成され、該傾斜部によりケーブル案内部17cが形成されている。このケーブル案内部17cは、第2側壁13bに形成された接続孔14への前記雄ねじ部22の挿入方向(図示せず)に対して傾斜し、かつ、接続孔14側から該接続孔14に連通するボックス内空間S1,S2の開口部K1,K2に向けて傾斜するように形成されている。
次に、上記配線用ボックス11に継手21を介して電線管Dを連結する方法について説明する。なお、以下の説明においては、配線用ボックス11の前側ボックス内空間S1、及び後側ボックス内空間S2内にケーブル(図示せず)を引き込むため、第1側壁13aに電線管Dを接続する場合について説明する。
まず、図5及び図6に示すように、第1側壁13aの接続孔14を閉鎖する閉鎖部材15を除去し、接続孔14を開口させる。次に、前側ボックス内空間S1の前側開口部K1側からロックナット24を第1側壁13a両側の収容凹部17に収容し、収容凹部17の内周面17b及び凹所18の内面にロックナット24の外周面を当接させるとともに、収容凹部17の内面17a、及び凹所18における段差部にロックナット24の下端面を支持させる。また、後側ボックス内空間S2の後側開口部K2側からロックナット24を第1側壁13aの中央に形成された収容凹部17に収容し、収容凹部17の内周面17bにロックナット24の外周面を当接させるとともに、収容凹部17の内面17aにロックナット24の下端面を支持させる。
すると、各ロックナット24は、その内周が接続孔14の周囲に沿って位置するとともに、ロックナット24の径方向及び軸方向への移動が規制された状態にボックス内空間S1及びボックス内空間S2に位置決めされる。また、図7に示すように、ロックナット24は、中心軸が接続孔14の中心点に合致するように収容凹部17によって位置決めされる。
次に、各接続孔14の中心点に継手本体23の中心軸が合致するように継手本体23の雄ねじ部22を接続孔14内に挿入する。このとき、ロックナット24は、中心軸が接続孔14の中心点に合致するように収容凹部17の内側に位置決めされている。このため、ロックナット24を手で保持する必要がない。そして、接続孔14内に雄ねじ部22が挿入されると、その挿入先にロックナット24の雌ねじ部25が位置しているため、ロックナット24を手で支えながら継手本体23をボックス本体Bの外側で回転させると、雄ねじ部22を雌ねじ部25に螺合することができる。すると、ロックナット24と継手本体23により第1側壁13aが挟持されるとともに継手21が形成され、該継手21が第1側壁13aに接続される。
そして、図1及び図7に示すように、継手21に電線管Dを差し込み、継手21を介して電線管Dを配線用ボックス11に連結する。その後、電線管D内にケーブル31が挿入され、該ケーブル31が前側ボックス内空間S1及び後側ボックス内空間S2内に引き込まれる。電線管Dに挿入されたケーブル31は、ケーブル案内部17cによって前側ボックス内空間S1又は後側ボックス内空間S2に向かうように案内される。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)配線用ボックス11において、前側ボックス内空間S1及び後側ボックス内空間S2の底壁を形成する仕切壁12には収容凹部17が形成され、該収容凹部17が前側ボックス内空間S1及び後側ボックス内空間S2に向けて開口して形成されている。そして、収容凹部17にロックナット24の一部を収容することで、該ロックナット24を、接続孔14に挿入した雄ねじ部22が雌ねじ部25に螺合可能となる位置に位置決めすることができる。このため、継手21を配線用ボックス11に接続するとき、ロックナット24をその雌ねじ部25が継手本体23の雄ねじ部22と螺合可能となる位置に手で保持して位置決めする必要がない。さらに、収容凹部17にロックナット24が位置決めされているため、ロックナット24を手で軽く押さえるだけで継手本体23の雄ねじ部22とロックナット24の雌ねじ部25とを螺合することができる。よって、継手本体23の雄ねじ部22とロックナット24の雌ねじ部25との螺合作業における作業性を向上させることができる。
(2)配線用ボックス11は、ボックス本体B内に仕切壁12が設けられ、前側ボックス内空間S1と後側ボックス内空間S2に仕切られたタイプである。このため、前側ボックス内空間S1及び後側ボックス内空間S2の深さは、例えば、前面のみに開口部が形成されたタイプの配線用ボックスに比して若干浅くなっている。しかし、仕切壁12に収容凹部17を形成し、該収容凹部17にロックナット24の一部を収容可能とすることにより、各ボックス内空間S1,S2が浅くても大径の継手21を第1側壁13aに接続することができる。
(3)収容凹部17の内面17aには、ケーブル案内部17cが形成されている。このため、電線管D内に挿通されたケーブル31がロックナット24内を通過する際、ケーブル案内部17cに接触することにより、ケーブル31が前側ボックス内空間S1又は後側ボックス内空間S2に向かうように案内される。よって、ケーブル案内部17cが形成されない場合に比して、各ボックス内空間S1,S2へのケーブル31の引き込み作業を容易とすることができる。
(4)仕切壁12の上部及び下部の両側に形成された収容凹部17にロックナット24を収容したとき、第3及び第4側壁13c,13dに形成された凹所18の内面にロックナット24が当接し、支持される。よって、収容凹部17に加え、第3及び第4側壁13c,13dに形成された凹所18によりロックナット24を所定位置に位置決めすることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明を具体化した第2の実施形態を図8及び図9にしたがって説明する。なお、第2の実施形態は、既に説明した第1の実施形態と同一構成については同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。また、以下の説明において配線用ボックスの「前」及び「後」は、図9に示す矢印Y4の方向を前後方向とする。また、配線用ボックスの「上」及び「下」は、図9に示す矢印Y5の方向を上下方向とし、「左」及び「右」は、図9に示す矢印Y6の方向を左右方向とする。
図8及び図9に示すように、第2の実施形態の配線用ボックス41は、ボックス本体42を備える。このボックス本体42は、底壁44と、該底壁44の周縁に立設され、周壁を形成する第1〜第4側壁43a〜43dから四角箱状に形成されている。なお、図8及び図9において、上側に位置する側壁を第1側壁43a、下側に位置する側壁を第2側壁43b、左側に位置する側壁を第3側壁43c、右側に位置する側壁を第4側壁43dとする。そして、第1側壁43aと第2側壁43bは上下方向に相対向し、第3側壁43cと第4側壁43dとは左右方向に相対向している。
底壁44において、第3側壁43c側及び第4側壁43d側には配線用ボックス41の上下方向全体に延びるバー材挿通部45がボックス本体42内に向けて膨出形成されている。そして、バー材挿通部45内には、配線用ボックス41を建物の構造材(例えば、鉄筋)に取り付けるためのバー材(図示せず)を貫通させる貫通孔45a(図9に図示)が形成されている。
配線用ボックス41は、第1〜第4側壁43a〜43d及び底壁44によって囲み形成されたボックス内空間S3を備える。さらに、配線用ボックス41のボックス本体42は、前面に向けて開口する開口部K3を有する。また、第1及び第2側壁43a,43bには接続孔46が2つずつ形成され、第3及び第4側壁43c,43dには接続孔46が3つずつ形成されている。各バー材挿通部45の上下両側において、第3及び第4側壁43c,43dの両側に形成された接続孔46と対応する位置には、収容凹部47が形成されている。
この収容凹部47の内周面は、接続孔46の外周縁の一部に沿うように円弧状に形成され、収容凹部47は接続孔46に対向する位置に形成されている。また、収容凹部47の左右方向への長さ、すなわち、第3及び第4側壁43c,43dの内面と、該内面に対向する収容凹部47の内面47aとの距離は、ロックナット24の軸方向に沿った長さ(厚さ)より若干長くなっている。
そして、収容凹部47にはロックナット24の一部を収容し、収容凹部47によってロックナット24を支持することが可能になっている。また、ロックナット24が収容凹部47の内側に支持された状態では、ロックナット24は、その内周が接続孔46の周囲に沿って位置するとともに、ロックナット24の径方向及び軸方向への移動が規制された状態に位置決めされる。このとき、ロックナット24の中心軸は、接続孔46の中心点に合致するように収容凹部47によって位置決めされる。このため、継手本体23の雄ねじ部22をその中心軸が接続孔46の中心点に合致するように接続孔46に挿入したとき、該雄ねじ部22の中心軸がロックナット24の中心軸に合致し、雄ねじ部22をそのままロックナット24の雌ねじ部25に螺合することができるようになっている。よって、本実施形態において、収容凹部47は、接続孔46に挿入した雄ねじ部22がロックナット24の雌ねじ部25に螺合可能となる位置に該ロックナット24を位置決めする位置決め部を構成している。
したがって、第2の実施形態のように、前面の一面だけに開口部K3が形成された配線用ボックス41であっても、収容凹部47にロックナット24を位置決めさせることにより、ロックナット24を、接続孔46に挿入した雄ねじ部22がロックナット24の雌ねじ部25に螺合可能となる位置に位置決めすることができる。このため、継手21を配線用ボックス41に接続するとき、ロックナット24を、その雌ねじ部25が継手本体23の雄ねじ部22を螺合可能とする位置に手で保持して位置決めする必要がない。さらに、収容凹部47にロックナット24が位置決めされているため、ロックナット24を手で軽く押さえるだけで継手本体23の雄ねじ部22とロックナット24の雌ねじ部25とを螺合することができる。よって、継手本体23の雄ねじ部22とロックナット24の雌ねじ部25との螺合作業における作業性を向上させることができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 第1の実施形態において、ケーブル案内部17cは無くてもよい。
○ 配線用ボックス11,41は四角箱状でなくてもよく、周壁によって五角箱状や六角箱状に形成されていてもよい。
○ 第1の実施形態において、第1側壁13aの前側に3つの接続孔14が形成され、仕切壁12の上部において、3つの収容凹部17が全て前側ボックス内空間S1側から後側ボックス内空間S2側へ凹むように形成されていてもよい。そして、第2側壁13bの後側に3つの接続孔14が形成され、仕切壁12の下部において、3つの収容凹部17が全て後側ボックス内空間S2側から前側ボックス内空間S1側へ凹むように形成されていてもよい。
○ 収容凹部17の内周面17bは、ロックナット24の周部の一部が嵌合されるようにコーナ部が形成されるように形成されていてもよい。
○ ロックナット24の位置決め部は、例えば、第1側壁13a,43a及び第2側壁13b,43bにおいて接続孔14,46を挟んだ位置からボックス本体B,42内に向けて一対突設された保持片であってもよい。この保持片は、接続孔14,46に挿入した雄ねじ部22がロックナット24の雌ねじ部25に螺合可能となる位置に該ロックナット24を位置決めする。
○ 収容凹部17,47において、ロックナット24の軸方向に沿った長さを実施形態より長くし、ロックナット24の径方向への移動は規制しつつ軸方向への移動を可能としたサイズにしてもよい。
○ 配線用ボックスは、コンクリート壁に埋設されるタイプのものでなく、間仕切り壁内に配設されるタイプや、土壁内に配設されるタイプであってもよい。
第1の実施形態の配線用ボックスを示す正面図。 第1の実施形態の配線用ボックスを前面側から示す斜視図。 第1の実施形態の配線用ボックスを後面側から示す斜視図。 (a)は配線用ボックスを前面側から示す正面図、(b)は図4(a)のb−b線断面図、(c)は図4(a)のc−c線断面図。 配線用ボックスにロックナットを位置決めさせた状態を示す断面図。 配線用ボックスにロックナットを位置決めさせた状態を示す斜視図。 配線用ボックスにロックナットを位置決めさせた状態を示す図1の7−7線断面図。 第2の実施形態の配線用ボックスを示す正面図。 第2の実施形態の配線用ボックスを示す斜視図。
符号の説明
B,42…ボックス本体、D…管材としての電線管、K1…前側開口部、K2…後側開口部、K3…開口部、S1…前側ボックス内空間、S2…後側ボックス内空間、S3…ボックス内空間、11,41…配線用ボックス、12…底壁を形成する仕切壁、13a〜13d,43a〜43d…周壁を形成する第1〜第4側壁、14,46…接続孔、17,47…位置決め部としての収容凹部、17c…ケーブル案内部、21…継手、22…雄ねじ部、23…継手本体、24…ロックナット、25…雌ねじ部、31…ケーブル、44…底壁。

Claims (4)

  1. 周壁及び底壁によって囲み形成されたボックス内空間の開口部を少なくとも前面に有するボックス本体を備え、さらに、管材が接続される継手本体と該継手本体の雄ねじ部に螺合される雌ねじ部を備えたロックナットとからなる継手が前記周壁に接続され、該継手を介して前記ボックス本体と前記管材とが連結される配線用ボックスであって、
    前記周壁に前記雄ねじ部が挿入される接続孔が形成されるとともに、前記接続孔に挿入した雄ねじ部が前記ロックナットの雌ねじ部に螺合可能となるように該ロックナットを前記ボックス内空間に位置決めする位置決め部がボックス本体に設けられた配線用ボックス。
  2. 前記位置決め部は、前記ボックス内空間の開口部側からロックナットを収容可能とするように前記底壁に形成された収容凹部である請求項1に記載の配線用ボックス。
  3. 前記ボックス本体は、該ボックス本体の深さ方向中央に設けられた底壁によって前後両側にボックス内空間が仕切られるとともに前後両面に前記開口部を有し、前記収容凹部は前記底壁の一面及び他面のうちいずれか一方側から他方側に向けて凹むように底壁に形成されている請求項2に記載の配線用ボックス。
  4. 前記収容凹部には、前記接続孔への前記雄ねじ部の挿入方向に対して傾斜し、かつ、接続孔側から該接続孔に連通するボックス内空間の開口部に向けて傾斜するように形成され、前記管材内に挿通されるケーブルをボックス内空間に向けて案内するケーブル案内部が形成されている請求項2又は請求項3に記載の配線用ボックス。
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