JP5027267B2 - 通信システム、リモートコントローラ及び設備機器 - Google Patents

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Description

本発明は、空調機等の設備機器とリモートコントーラ間の通信技術に関する。
近年、空調機やテレビジョンなどの設備機器は、多機能化され、ユーザに様々な情報を提供できるようになってきている。また、これに合わせ、設備機器を遠隔操作するためのリモートコントローラ(以下、リモコンと称する。)も多機能化が進んでいる。このようなリモコンは、設備機器の基本機能(空調機なら冷暖房、テレビジョンなら放送の表示など)の操作に使用されるだけでなく、例えば、設備機器利用時の消費電力や電気代を表示することもできる。
このように様々な情報を扱う場合、リモコンと設備機器との通信頻度は高くなり、通信量は増大する。この場合、リモコンは、様々な情報を処理し、ユーザに提示するための性能(例えば、高性能なマイコン、液晶画面や大容量のメモリなど)が必要になる。したがって、多機能化が進むことで、リモコンの消費電力は増大する傾向にある。
さらに、通常の場合、設備機器は、自己の動作状態を、リモコンからの信号を常に受信可能な状態にし、リモコンとの通信を随時可能にしている。したがって、リモコンと通信を行う設備機器の消費電力は、リモコンを用いない同等の設備機器に比べ高くなるといえる。
そこで、消費電力を低減させるための方法の一例として、リモコンからの信号を間欠受信する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1では、リモコンは、ユーザにより何らかの操作が行なわれる可能性があることを検出する利用可能性検出機能(例えば、赤外線センサや温度センサなどから構成される。)を備える。リモコンは、利用可能性検出機能により、利用可能性があることを検出すると、スタンバイ要求信号を設備機器に送信する。設備機器は、このスタンバイ要求信号を受信すると、間欠受信動作を常時受信動作に切り替える。
このように、リモコンと設備機器が通信を行う前に、設備機器を間欠受信から常時受信可能状態にすることで、低消費電力化を図りながら、設備機器の反応時間の遅延を生じさせないようにしている。
特開2000−59246号公報
ところで、前述のように、リモコンの多機能化に伴い、リモコンの消費電力は大きくなる傾向にある。このようなリモコンは、一般に、その操作時だけでなく非操作時の待機電力も大きい。待機電力は、操作時の消費電力に比べ小さいが、待機時間は操作時間に比べ非常に長いことから、操作の頻度にもよるが、長い期間で見ると、リモコンの消費電力量の内の待機電力量の占める割合は、非常に大きいものといえる。
これに対し、リモコンを利用しない間は、電池を抜いたりなどして、リモコンの電源をOFFにすることで、待機電力を低減させることも考えられる。しかし、利用したいときに、いちいち電池を入れてリモコンの電源をONするのは、ユーザにとって、非常に不便な作業である。
また、空調機に対応するリモコンでは、一般に、空調機の設定温度や設定湿度などの設定情報は、揮発性のメモリに格納される。このため、リモコンの電源をOFFにすると、かかる設定情報が消去されてしまう。このことからも、リモコンの電源をOFFにすることは好ましくない。
以上のような、リモコンの消費電力量に対する問題に対して、上記特許文献1には、一切の言及がない。また、他の従来技術においても、有効な解決策は未だ提案されていないのが実情である。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、設備機器においては、リモコンとの通信に要する消費電力量を低減させ、リモコンにおいては、利便性を低下させることなく、消費電力量を低減させ得る通信システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る通信システムは、
設備機器と、該設備機器を遠隔操作するためのリモートコントローラと、から構成される通信システムであって、
前記設備機器は、
前記リモートコントローラと無線通信を行う通信手段と、
間欠的に受信可能状態となるように前記通信手段を制御し、該通信手段が受信した前記リモートコントローラからのデータを取得する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記通信手段が前記リモートコントローラから送信された所定のデータを受信すると、所定の条件が成立するまで、前記受信可能状態を継続させ、
前記リモートコントローラは、
前記設備機器と無線通信を行う通信手段と、
該通信手段を制御して、前記設備機器にデータを送信すると共に、前記通信手段が受信した前記設備機器からのデータを取得する制御手段と、
前記通信手段と、前記制御手段と、に電力を供給する電源制御手段と、
ユーザから、前記設備機器の設定に係る操作入力を受け付ける設定操作受付手段と、
ユーザから、当該リモートコントローラの起動に係る操作入力を受け付ける起動操作受付手段と、を備え、
前記電源制御手段は、前記電力の供給を停止しているとき、前記起動操作受付手段が前記操作入力を受け付けると、前記電力の供給を開始し、
前記制御手段は、
前記起動操作受付手段が前記操作入力を受け付けると、当該リモートコントローラの起動開始を示す起動開始データを前記設備機器に送信し、
所定の条件が成立すると、前記設備機器に対して、当該リモートコントローラの起動停止を示す起動停止データを送信し、その後、前記電源制御手段による前記電力の供給を停止させ
前記設備機器では、
前記制御手段は、前記通信手段が前記起動停止データを受信すると、前記受信可能状態の継続を解除する、ことを特徴とする。
本発明によれば、設備機器においては、リモコンとの通信に要する消費電力量を低減させ、リモコンにおいては、利便性を低下させることなく、消費電力量を低減させることが可能になる。
本発明の一実施形態に係る通信システムを適用した空調制御システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるリモコンの動作手順を示すフローチャートである。 本実施形態のリモコンが実行するリモコン起動処理の手順を示すフローチャートである。 本実施形態のリモコンが実行するリモコンスリープ処理の手順を示すフローチャートである。 本実施形態における空調機の動作手順を示すフローチャートである。 本実施形態において、リモコンと空調機の通信状態を示すタイミングチャートである。 本実施形態の空調機において、受信可能状態の継続時間と低消費電力状態の継続時間について説明するための図である。 本実施形態におけるリモコンの消費電流の推移を示すタイミングチャートである。 他の実施形態において、空調機の間欠受信間隔を時間帯によって変化させる例を説明するための図であり、(a)は通常時の間欠受信間隔の例を示し、(b)はユーザの利用頻度が低い時間帯での間欠受信間隔の例を示す。 他の実施形態のリモコンが実行するリモコンスリープ処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る通信システムについて図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る通信システムを適用した空調制御システム1の構成を示すブロック図である。空調制御システム1は、空調機10と、リモコン20と、から構成される。空調機10は、屋内の間仕切された部屋などの壁あるいは天井に設置され、リモコン20から送信された空調制御用のデータ(空調制御データ)に従って、当該部屋などの空調(例えば、暖房、冷房、除湿、加湿、空気清浄など)を実行する。
空調機10は、通信部100と、制御部101と、記憶部102と、を備える。また、図示はしないが、一般的な空調機が備える空調機能を実現するための処理ユニット(空調処理ユニット)を備える。
通信部100は、所定の通信インタフェースなどから構成され、所定の無線方式にてリモコン20とデータの送受を行う。通信部100は、制御部101により、動作状態が、受信可能状態又は低消費電力状態の何れかになるように制御される。受信可能状態では、リモコン20との通信が可能であり、リモコン20との間でデータを送受信することができる。一方の低消費電力状態では、リモコン20との通信ができないが、その分(受信待ち状態を維持しない分)、消費電力を抑制することができる。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、主記憶装置などから構成され、通信部100、記憶部102及び上述した空調処理ユニットを制御する。
記憶部102は、例えば、フラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリで構成され、空調機10の制御に係るプログラムやデータなどを記憶する。また、記憶部102は、リモコン20において、ユーザにより設定された情報(リモコン情報)を記憶する。このリモコン情報には、例えば、設定温度や設定湿度などに関する情報が含まれる。
リモコン20は、空調機10を遠隔操作するための小型で携帯可能な装置である。リモコン20は、電源部200と、主電源制御部201と、副電源制御部202と、通信部203と、制御部204と、記憶部205と、設定操作受付部206と、表示部207と、起動操作受付部208と、を備える。
電源部200は、例えば、電池で構成され、主電源制御部201と、副電源制御部202と、に電力を供給する。主電源制御部201は、例えば、レギュレータから構成され、電源部200から供給された電力を、通信部203、制御部204、記憶部205、設定操作受付部206及び表示部207に供給する。主電源制御部201は、起動操作受付部208から送出される電力供給開始信号を受け取ると、上記の各構成部に電力の供給を開始し、制御部204から送出される電力供給停止信号を受け取ると、各構成部への電力の供給を停止する。
副電源制御部202は、例えば、レギュレータから構成され、電源部200から供給された電力を起動操作受付部208に供給する。副電源制御部202は、主電源制御部201と異なり、起動操作受付部208に電力を常時供給する。
起動操作受付部208は、例えば、ボタンなどから構成され、ユーザにより押下操作されると、上述した電力供給開始信号を主電源制御部201に送出する。通常、この種のボタンは、押下されていないときには、電流路が開放され、電流が流れない構成となっている。このため、常時、副電源制御部202から電力を供給しても、その消費電力量は非常に少ない。
なお、起動操作受付部208は、加速度センサなどから構成されてもよい。この場合、ユーザがリモコン20を手に取るなどして、加速度(即ち、リモコン20の移動)が検知されると、起動操作受付部208は、電力供給開始信号を主電源制御部201に送出する。より詳細には、起動操作受付部208は、X軸方向の加速度、Y軸方向の加速度、Z軸方向の加速度の何れかが、予め設定した閾値以上である場合に電力供給開始信号を送出する。
また、起動操作受付部208が、電圧変動に耐性がある場合には、電池から直接、起動操作受付部208に電力を供給する構成にしてもよい。
通信部203は、所定の通信インタフェースなどから構成され、所定の無線方式にて空調機10とデータの送受を行う。通信部203は、主電源制御部201からの電力供給が行われている間のみ、空調機10との通信が可能である。通信部203は、制御部204から受け取った送信用のデータを空調機10に送信する。また、通信部203は、空調機10からデータを受信すると、制御部204に受信データを供給する。
制御部204は、CPU、ROM、主記憶装置などから構成される。制御部204も、通信部203と同様、主電源制御部201からの電力供給が行われている間のみ動作する。制御部204は、この種の一般的なリモコンが備える機能に係る処理を実行する。即ち、制御部204は、設定操作受付部206が、空調の設定に関するユーザ操作を受け付けると、かかる設定内容を表示部207に表示させると共に、当該設定内容に基づく空調制御データを生成し、通信部203を介して空調機10に送信する。
また、制御部204は、主電源制御部201からの電力供給が開始されると、後述するリモコン起動処理を実行する。また、ユーザ操作が最後に行われてから所定時間経過すると、後述するリモコンスリープ処理を実行する。これらの処理は、本発明特有の処理である。
記憶部205は、例えば、読み書き可能な揮発性の半導体メモリで構成される。記憶部205は、制御部204が、上述した各処理を実行する際のワークメモリとして使用される。また、記憶部205には、空調機10から取得したリモコン情報が格納される。記憶部205に格納されるリモコン情報の内容は、ユーザにより設定操作受付部206を介した設定操作が行われる度に更新される。記憶部205は揮発性の半導体メモリである故、主電源制御部201からの電力の供給が停止されると、記憶されているリモコン情報や他のデータは消去される。
設定操作受付部206は、リモコン20の前面パネルに設けられた、ユーザが操作を行うための各種のボタンなどから構成される。設定操作受付部206は、ユーザによる操作入力を受け付け、受け付けた操作入力に係る信号を制御部204に送出する。
表示部207は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示デバイスで構成され、制御部204から供給された、ユーザ操作用の画面や、空調の設定内容(リモコン情報)などを表示する。
図2は、以上のように構成されたリモコン20の動作手順を示すフローチャートである。リモコン20の動作は、ユーザにより電源部200がONにされる、即ち、電池がセットされることで開始される。電源200は、ONになると、主電源制御部201と副電源制御部202に電力を供給する(ステップS101)。
副電源制御部202は、電源部200から供給された電力を起動操作受付部208に供給する。これにより、起動操作受付部208は動作可能状態になる。起動操作受付部208は、ユーザからの入力(起動入力)を受け付けると(ステップS102;YES)、主電源制御部201に電力供給開始信号を送出する。この電力供給開始信号を受けた主電源制御部201は、通信部203、制御部204、記憶部205、設定操作受付部206及び表示部207に電力を供給する(ステップS103)。
主電源制御部201による電力の供給が開始されると、制御部204は、リモコン起動処理を実行する(ステップS104)。リモコン起動処理の詳細は後述する。
リモコン起動処理が終了すると、制御部204は、ユーザが行った最後の操作から所定時間経過したか否かを判定する(ステップS105)。ここでの操作には、起動操作受付部208を介した操作、設定操作受付部206を介した操作の何れもが含まれる。
最後の操作から所定時間経過していない場合(ステップS105;NO)、制御部204は、ユーザにより、設定操作受付部206を介した空調の設定入力操作が行われたか否かを判定する(ステップS106)。空調の設定入力操作が行われた場合(ステップS106;YES)、制御部204は、当該ユーザ操作による空調の設定内容に基づいて、空調制御データを生成し、通信部203を介して空調機10に送信する(ステップS107)。また、制御部204は、当該設定内容に基づいて、記憶部205に保存されているリモコン情報の内容を更新する(ステップS108)。そして、制御部204は、ステップS105の処理を再度実行する。一方、空調の設定入力操作が行われていない場合(ステップS106;NO)、制御部204は、ステップS105の処理を再度実行する。
最後の操作から所定時間(例えば、数十秒程度)経過している場合(ステップS105;YES)、制御部204は、リモコンスリープ処理を実行する(ステップS109)。リモコンスリープ処理の詳細は後述する。リモコンスリープ処理が終了すると、主電源制御部201からの電力の供給が停止され、リモコン20の動作は、ステップS102の処理に戻る。
リモコン20は、ユーザによって電池が抜かれるか、あるいは、電池が切れるなどして電源部200がOFFになるまで、上述した処理を繰り返し実行する。
続いて、制御部204が実行するリモコン起動処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。先ず、制御部204は、iに初期値“0”を代入する(ステップS201)。iは、送信回数を示すカウンタである。制御部204は、リモコン情報の送信を空調機10に要求するためのデータ(リモコン情報要求データ)を、通信部203を介して空調機10に送信する(ステップS202)。そして、制御部204は、カウンタiをインクリメントする(ステップS203)。
制御部204は、送信したリモコン情報要求データ(起動開始データ)に対する空調機10からの応答データを受信したか否かを判定する(ステップS204)。リモコン情報要求データの送信後、所定時間内に応答データを受信すると(ステップS204;YES)、制御部204は、受信した応答データからリモコン情報を抽出する(ステップS205)。そして、制御部204は、抽出したリモコン情報を記憶部205に保存する(ステップS206)。また、制御部204は、抽出したリモコン情報に基づいて、通常時の画面を表示部207に表示させ(ステップS207)、リモコン起動処理を終了する。この画面では、例えば、現在の空調の設定内容が表示される。
一方、所定時間内に応答データを受信しなかった場合(ステップS204;NO)、制御部204は、カウンタiが予め設定された最大送信回数に達しているか否かを判定する(ステップS208)。カウンタiが最大送信回数に達していない場合(ステップS208;NO)、制御部204は、ステップS202の処理を再度実行する。一方、カウンタiが最大送信回数に達した場合(ステップS208;YES)、制御部204は、表示部207に、空調機10からリモコン情報を取得できなかった旨を示すエラーメッセージを一時表示させ、その後、所定の初期画面を表示させる(ステップS209)。これにより、リモコン起動処理は終了する。この初期画面では、空調のデフォルトの設定値などが表示される。あるいは、設定値を点滅表示してもよい。
続いて、制御部204が実行するリモコンスリープ処理について、図4のフローチャートを参照して説明する。先ず、制御部204は、iに初期値“0”を代入する(ステップS301)。iは、送信回数を示すカウンタである。制御部204は、記憶部205からリモコン情報を読み出す(ステップS302)。そして、制御部204は、このリモコン情報を格納したデータ(リモコン情報データ)を通信部203を介して空調機10に送信し(ステップS303)、カウンタiをインクリメントする(ステップS304)。
制御部204は、送信したリモコン情報データ(起動停止データ)に対する空調機10からの応答データを受信したか否かを判定する(ステップS305)。リモコン情報データの送信後、所定時間内に応答データを受信すると(ステップS305;YES)、制御部204は、主電源制御部201に電力供給停止信号を送出し(ステップS307)、リモコンスリープ処理を終了する。主電源制御部201は、電力供給停止信号を受け取ると、通信部203、制御部204、記憶部205、設定操作受付部206及び表示部207への電力の供給を停止する。
一方、所定時間内に応答データを受信しなかった場合(ステップS305;NO)、制御部204は、カウンタiが予め設定された最大送信回数に達したか否かを判定する(ステップS306)。カウンタiが最大送信回数に達していない場合(ステップS306;NO)、制御部204は、ステップS303の処理を再度実行する。一方、カウンタiが最大送信回数に達した場合(ステップS306;YES)、制御部204は、主電源制御部201に電力供給停止信号を送出し(ステップS307)、リモコンスリープ処理を終了する。
なお、上述のリモコンスリープ処理において、リモコン情報データの再送を繰り返している間に、起動操作受付部208が、ユーザ操作を受け付けると、制御部204は、リモコンスリープ処理を強制終了し、リモコン起動処理を優先的に実行する。
続いて、空調機10の動作を図5のフロチャートを参照して説明する。なお、以下の動作説明では、リモコン20との通信に起因する動作についてのみ説明する。したがって、例えば、ユーザによって空調機10に設けられた操作ボタンが直接操作されることで実行される動作等の説明については割愛する。空調機10は、空調機10の電源がONの間、以下の動作を繰り返し行う。
電源がONされると、空調機10の制御部101は、フラグ、タイマを初期化する(ステップS401)。具体的には、フラグをOFFにし、タイマ(ソフトウェアタイマ)の値(計測時間)を0にリセットする。
次に、制御部101は、リモコン20から送信されたデータを通信部100が受信したか否かを判定する(ステップS402)。リモコン20からのデータを受信した場合(ステップS402;YES)、制御部101は、フラグをOFFにし、タイマに時間計測(計時)をスタートさせる(ステップS403)。ここで、先の受信により、タイマが既に計時をスタートさせている場合は、制御部101は、タイマの計測時間をリセット後、再スタートさせる。
制御部101は、受信したデータを解析して、当該受信データがリモコン情報要求データ(起動開始データ)であるか否かを判定する(ステップS404)、その結果、当該受信データがリモコン情報要求データである場合(ステップS404;YES)、制御部101は、記憶部102からリモコン情報を読み出す(ステップS405)。そして、制御部101は、読み出したリモコン情報を格納した応答データを通信部100を介してリモコン20に送信し(ステップS406)、ステップS402の処理を再度実行する。
一方、当該受信データがリモコン情報要求データでない場合(ステップS404;NO)、制御部101は、当該受信データがリモコン情報データ(起動停止データ)であるか否かを判定する(ステップS407)。当該受信データがリモコン情報データである場合(ステップS407;YES)、制御部101は、当該受信データからリモコン情報を抽出し、抽出したリモコン情報を記憶部102に保存する(ステップS408)。それから、制御部101は、リモコン情報を受け取った旨を示す応答データを通信部100を介してリモコン20に送信する(ステップS409)。そして、制御部101は、フラグをONにして(ステップS410)、ステップS402の処理を再度実行する。
当該受信データが、リモコン情報要求データ及びリモコン情報データの何れでもない場合(ステップS407;NO)、この場合は、当該受信データは、空調制御データであることを意味するため、制御部101は、その内容に従って、空調処理ユニットを制御する(ステップS411)。これにより、受信した空調制御データの内容に従った空調が実行される。そして、制御部101は、ステップS402の処理を再度実行する。
ステップS402でNOの場合(リモコンからデータを受信していない場合)、制御部101は、フラグがONであるか否かを判定する(ステップS412)、フラグがONの場合(ステップS412;YES)、制御部101は、受信可能状態の継続を解除し、通信部100の動作状態を低消費電力状態に移行させる(ステップS414)。低消費電力状態では、通信部100はリモコン20からのデータを受信することはできないが、受信可能状態に比べ、消費電力が抑制される。
一方、フラグがONでない、即ち、OFFの場合(ステップS412;NO)、制御部101は、タイマの計測時間が、予め設定した所定時間を超えているか否かを判定する(ステップS413)。タイマの計測時間が、予め設定した所定時間を超えていない場合(ステップS413;NO)、制御部101は、ステップS402の処理を再度実行する。
一方、タイマの計測時間が、予め設定した所定時間を超えている場合(ステップS413;YES)、制御部101は、通信部100の動作状態を低消費電力状態に移行させる(ステップS414)。
制御部101は、通信部100が低消費電力状態に移行してから、所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS415)、所定時間が経過している場合(ステップS415;YES)、制御部101は、通信部100の動作状態を受信可能状態に移行させる(ステップS416)。これにより、通信部100は、リモコン20からのデータを受信できる状態となる。そして、制御部101は、フラグをOFFにすると共にタイマに時間計測を再スタートさせ(ステップS417)、ステップS402の処理を再度実行する。
図6は、上述したリモコン20と空調機10の動作において、双方の通信状態を示すタイミングチャートである。図6に示すように、リモコン20からデータが送信されない間は、空調機10の通信部100の動作状態は、低消費電力状態と、受信可能状態と、が周期的に繰り返される。即ち、通信部100は、リモコン20との通信において、間欠受信を行う。
空調機10は、間欠受信中にリモコン20からのデータを受信すると、リモコン情報データを受信するか、あるいは、他のデータを最後に受信してから所定時間が経過するまで、リモコン20からのデータを常時受信することができる。
続いて、空調機10の間欠受信における受信可能状態の継続時間と低消費電力状態の継続時間の設定例について説明する。例えば、図7に示すように、受信可能状態の継続時間は、リモコン20のデータ再送間隔以上となるように設定される。また、低消費電力状態の継続時間は、リモコン20のデータ再送間隔×(最大送信回数−1)以下となるように設定される。このようにして、受信可能状態の継続時間と低消費電力状態の継続時間を設定することで、リモコン起動処理又はリモコンスリープ処理において、リモコン20から送信されるリモコン情報要求データ又はリモコン情報データの空調機10の取りこぼしを防止することができる。
次に、本実施形態のリモコン20の消費電流について説明する。図8は、本実施形態のリモコン20の動作時における消費電流の時間的推移を概念的に示す図である。
一般に、近距離無線通信の場合、通信時の消費電流は、十数mA〜数十mA程度である。1回の通信時間はデータレートに依存するが、おおよそ数ms〜数十ms程度である。また、通信待機時(通信中ではないが、通信可能な状態時)では、数mA〜十数mAの消費電流となる。
本実施形態のリモコン20では、主電源制御部201から電力供給中(電力供給ON時)では、通信部203は駆動して、通信可能状態となり、制御部204、記憶部205なども駆動するため、数mA〜数十mA程度の消費電流となる。
ユーザによるリモコン20の1回の操作時間は、数秒〜数十秒程度と想定されるため、リモコン20の電源がONしている時間の内、大半の時間は、操作時間以外の時間であるといえる。操作時間以外の時間は、主電源制御部201からの電力供給がOFF状態であり、かかる状態では、主電源制御部201、副電源制御部202及び起動操作受付部208のみの消費電流となるため、数μA〜十数μA程度となる。したがって、通信時や通信待機時に比べ、非常に小さい消費電流である。
以上説明したように、本発明の本実施形態に係る通信システムを適用した空調制御システム1では、空調機10は、リモコン20からのデータを受信することで、リモコン20が、ユーザにより操作されている時間を把握する。そして、空調機10は、リモコン20が操作されている間は、常時、リモコン20からのデータを受信できる状態となるものの、それ以外では、間欠動作を行う。このため、空調機10は、リモコン20との通信を支障なく行えると共に、消費電力量を低減させることができる。
また、リモコン20は、ユーザにより操作される間のみ、主要な構成部に電力が供給される。したがって、リモコン20の消費電力量を低減させることができる。また、ユーザにより操作が開始されると、空調機10からリモコン情報を取得し、操作が終了される際に、リモコン情報を空調機10に退避する。したがって、ユーザが操作する際には、リモコン20に最新の空調の設定内容が保持されているため、操作上、ユーザに不都合はなく、利便性を低下させることがない。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、リモコン20と空調機10との通信が、1つ以上の中継機を介して行われるように構成してもよい。中継機として、例えば、リモコン20と同等の機能を備えた他のリモコンや、空調機10と同等の機能を備えた他の空調機を使用してもよいし、他の設備機器を用いてもよい。このように中継機を用いて通信を行う構成にすると、通信可能範囲が広がるため、ユーザの利便性がさらに向上する。
また、リモコン20は、空調機10から、自己が送信したリモコン情報のみならず、空調に関する他の付加情報も受信するようにしてもよい。付加情報として、例えば、空調機10のセンサが計測した実際の温度や湿度、運転時の予想料金などが該当する。リモコン20の起動時(操作開始時)に、この付加情報をリモコン情報と共に受信するようにすれば、ユーザは、特別な操作を必要とせずに付加情報を入手できるため、便利である。
また、リモコン20と空調機10との間の無線通信において、その通信媒体に限定はない。例えば、電波であってもよいし、赤外線や他の光を通信媒体としてもよい。
また、空調機10の間欠受信の間隔、即ち、低消費電力状態の継続時間は、上述した方法等で好適に設定できるが、固定の時間にする必要はない。例えば、空調機10は、リモコン20との通信履歴に基づいて、間欠受信の間隔を適宜変更してもよい。この場合、空調機10の制御部101は、リモコン20との通信履歴から、ユーザの利用頻度が低い時間帯を選択し、その時間帯では、間欠受信の間隔(低消費電力状態の継続時間)を通常より長めに設定することができる。図9の例では、(a)が、通常時の間欠受信の間隔を示し、(b)が、ユーザの利用頻度が低い時間帯(例えば、深夜等)の間欠受信の間隔を示している。このようにすると、空調機10の消費電力量の低減効果がより一層高まる。
また、上記実施形態のリモコン20では、ユーザの非操作時において、通信部203、制御部204、記憶部205、設定操作受付部206及び表示部207への電力の供給が停止されていたが、例えば、設定操作受付部206など、消費電力量が少ない構成部については、電力が常時供給される構成にしてもよい。
上記実施形態では、リモコン20によるリモコンスリープ処理(図4参照)において、空調機10からの応答データを受信できず、リモコン情報データの再送を繰り返した場合に、送信回数が最大送信回数に達すると(ステップS306;YES)、制御部204は、主電源制御部201に電力供給停止信号を送出して(ステップS307)、リモコンスリープ処理を終了していた。しかし、空調機10からの応答データを受信するまで、リモコンスリープ処理を終了しない、即ち、主電源制御部201からの電力供給をOFFにしない仕様にしてもよい。
図10は、この場合の処理手順を示すフローチャートである。なお、図10には、図4のフローチャートに追加する処理フローのみを示している。制御部204は、送信回数が最大送信回数に達すると(図4のステップS306;YES)、自己の状態を低消費電力状態に移行する(ステップS311)。この低消費電力状態では、制御部204は、少なくとも、通信部203の制御を行わない(即ち、通信部203は機能しない。)。このため、リモコン20の消費電力は、通信待機時よりも抑えられる。但し、この場合であっても、起動操作受付部208が、ユーザ操作を受け付けると、制御部204は、リモコンスリープ処理を強制終了し、リモコン起動処理を優先的に実行する。
次に、制御部204は、低消費電力状態に移行してから、予め設定した所定時間(例えば、1時間程度)が経過したか否かを判定する(ステップS312)。低消費電力状態に移行してから所定時間が経過した場合(ステップS312;YES)、制御部204は、リモコン情報データを空調機10に送信する(ステップS313)。
制御部204は、送信したリモコン情報データに対する空調機10からの応答データを受信したか否かを判定する(ステップS314)。リモコン情報データの送信後、所定時間内に応答データを受信すると(ステップS314;YES)、制御部204は、主電源制御部201に電力供給停止信号を送出する(図4のステップS307)。一方、所定時間内に応答データを受信しなかった場合(ステップS314;NO)、制御部204は、ステップS311の処理を再度実行する。
このように、図4に示すリモコンスリープ処理のフローチャートに、図10に示す処理フローを加えることで、消費電力量を抑えつつ、確実にリモコン情報データを空調機10に待避させることが可能になる。
本発明は、空調制御システムのみならず、照明器などの他の設備機器とリモコンからなる様々な設備制御システムに好適に採用され得る。
1 空調制御システム
10 空調機
100 通信部
101 制御部
102 記憶部
20 リモコン
200 電源部
201 主電源制御部
202 副電源制御部
203 通信部
204 制御部
205 記憶部
206 設定操作受付部
207 表示部
208 起動操作受付部

Claims (11)

  1. 設備機器と、該設備機器を遠隔操作するためのリモートコントローラと、から構成される通信システムであって、
    前記設備機器は、
    前記リモートコントローラと無線通信を行う通信手段と、
    間欠的に受信可能状態となるように前記通信手段を制御し、該通信手段が受信した前記リモートコントローラからのデータを取得する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記通信手段が前記リモートコントローラから送信された所定のデータを受信すると、所定の条件が成立するまで、前記受信可能状態を継続させ、
    前記リモートコントローラは、
    前記設備機器と無線通信を行う通信手段と、
    該通信手段を制御して、前記設備機器にデータを送信すると共に、前記通信手段が受信した前記設備機器からのデータを取得する制御手段と、
    前記通信手段と、前記制御手段と、に電力を供給する電源制御手段と、
    ユーザから、前記設備機器の設定に係る操作入力を受け付ける設定操作受付手段と、
    ユーザから、当該リモートコントローラの起動に係る操作入力を受け付ける起動操作受付手段と、を備え、
    前記電源制御手段は、前記電力の供給を停止しているとき、前記起動操作受付手段が前記操作入力を受け付けると、前記電力の供給を開始し、
    前記制御手段は、
    前記起動操作受付手段が前記操作入力を受け付けると、当該リモートコントローラの起動開始を示す起動開始データを前記設備機器に送信し、
    所定の条件が成立すると、前記設備機器に対して、当該リモートコントローラの起動停止を示す起動停止データを送信し、その後、前記電源制御手段による前記電力の供給を停止させ
    前記設備機器では、
    前記制御手段は、前記通信手段が前記起動停止データを受信すると、前記受信可能状態の継続を解除する、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記設備機器では、
    前記制御手段は、前記通信手段が、当該受信可能状態期間において、前記起動停止データ以外のデータを最後に受信してから所定時間が経過すると、前記受信可能状態の継続を解除する、
    ことを特徴とする請求項に記載の通信システム。
  3. 前記リモートコントローラでは、
    前記制御手段は、前記起動操作受付手段が前記操作入力を最後に受け付けた時点、又は、前記設定操作受付手段が前記操作入力を最後に受け付けた時点の何れか遅い方から所定時間が経過したときに、前記所定の条件が成立したと判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記リモートコントローラでは、
    前記電源制御手段は、さらに揮発性メモリに前記電力を供給し、
    前記揮発性メモリは、前記設備機器の設定に関する設定情報を記憶し、
    前記制御手段は、
    前記所定の条件が成立すると、前記揮発性メモリから読み出した前記設定情報を格納した前記起動停止データを前記設備機器に送信し、
    前記通信手段が前記起動開始データに対する前記設備機器からの応答データを受信すると、当該応答データから抽出した前記設定情報を前記揮発性メモリに保存し、
    前記設備機器では、
    前記制御手段は、
    前記通信手段が前記起動停止データを受信すると、当該起動停止データから抽出した前記設定情報を所定のメモリに保存し、
    前記通信手段が前記起動開始データを受信すると、前記メモリから読み出した前記設定情報を格納した応答データを前記リモートコントローラに送信する、
    ことを特徴とする請求項乃至の何れか1項に記載の通信システム。
  5. 前記設備機器では、前記制御手段は、前記リモートコントローラとの通信履歴に基づいて、前記通信手段の間欠受信間隔を変更する、
    ことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の通信システム。
  6. 設備機器を遠隔操作するためのリモートコントローラであって、
    前記設備機器と無線通信を行う通信手段と、
    該通信手段を制御して、前記設備機器にデータを送信すると共に、前記通信手段が受信した前記設備機器からのデータを取得する制御手段と、
    前記通信手段と、前記制御手段と、に電力を供給する電源制御手段と、
    ユーザから、前記設備機器の設定に係る操作入力を受け付ける設定操作受付手段と、
    ユーザから、当該リモートコントローラの起動に係る操作入力を受け付ける起動操作受付手段と、を備え、
    前記電源制御手段は、前記電力の供給を停止しているとき、前記起動操作受付手段が前記操作入力を受け付けると、前記電力の供給を開始し、
    前記制御手段は、
    前記起動操作受付手段が前記操作入力を受け付けると、当該リモートコントローラの起動開始を示す起動開始データを前記設備機器に送信し、
    所定の条件が成立すると、前記設備機器に対して、当該リモートコントローラの起動停止を示す起動停止データを送信し、その後、前記電源制御手段による前記電力の供給を停止させる、
    ことを特徴とするリモートコントローラ。
  7. 前記制御手段は、前記起動操作受付手段が前記操作入力を最後に受け付けた時点、又は、前記設定操作受付手段が前記操作入力を最後に受け付けた時点の何れか遅い方から所定時間が経過したときに、前記所定の条件が成立したと判定する、
    ことを特徴とする請求項に記載のリモートコントローラ。
  8. リモートコントローラにより遠隔操作される設備機器であって、
    前記リモートコントローラと無線通信を行う通信手段と、
    間欠的に受信可能状態となるように前記通信手段を制御し、該通信手段が受信した前記リモートコントローラからのデータを取得する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記通信手段が前記リモートコントローラから送信された所定のデータを受信すると、所定の条件が成立するまで、前記受信可能状態を継続させ、前記通信手段が、前記リモートコントローラから当該リモートコントローラの起動停止を示す起動停止データを受信すると、前記受信可能状態の継続を解除する、
    ことを特徴とする設備機器。
  9. 前記制御手段は、前記通信手段が、当該受信可能状態期間において、前記起動停止データ以外のデータを最後に受信してから所定時間が経過すると、前記受信可能状態の継続を解除する、
    ことを特徴とする請求項に記載の設備機器。
  10. 前記受信可能状態の継続時間は、前記リモートコントローラのデータ再送間隔以上となるように設定される、
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の設備機器。
  11. 前記受信可能状態でない動作状態の継続時間が、前記リモートコントローラのデータ再送間隔に、前記リモートコントローラからの一のデータが前記制御手段により取得されるまでに前記リモートコントローラから同一のデータが送信される最大回数から1を引いた数を乗じることで得られる時間以下となるように設定される、
    ことを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載の設備機器。
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