JP2008304133A - 熱交換器 - Google Patents

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JP2008304133A JP2007152709A JP2007152709A JP2008304133A JP 2008304133 A JP2008304133 A JP 2008304133A JP 2007152709 A JP2007152709 A JP 2007152709A JP 2007152709 A JP2007152709 A JP 2007152709A JP 2008304133 A JP2008304133 A JP 2008304133A
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Abstract

【課題】 放熱能力と構造の簡素化を両立する熱交換器を提供する。
【解決手段】 互いに積層されかつ互いにろう付け接合されておりかつ流入側開口(111;121;131)及び流出側開口(112;122;132)をそれぞれ有する、第1プレート(110)、第2プレート(120)及び第3プレート(130)を有する、コアユニット(100)を有する熱交換器において、第2プレート(120)に設けられた仕切り壁(124、125)が、第1プレート(110)と液密に接合されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱交換器に関し、例えば、エンジンオイルやオートマチックトランスミッション用の作動オイル(ATF)等とエンジン冷却水とを熱交換し、ATFを加熱するオイルウォーマに関する。
自動車用のエンジンオイルとエンジン冷却水とを熱交換するオイルクーラとして、ケーシングの内部に複数のプレートが積層された熱交換コアが収納された構造のものが知られている。これらの積層された複数のプレートによって形成された空間は、内部でオイルが通過するオイル通路を形成し、その一方で、このオイル通路外の空間とケーシングによって形成されている空間は、冷却水通路を形成している(例えば、特許文献1参照。)。
特開昭61−128092号公報
このような熱交換器において、熱交換能力を向上させるために、放熱面の面積を確保することが要求される。そのため、熱交換器内内のオイル通路の数を増やし、積層プレートの数を多くするといった手段が考えられる。
しかしながら、積層プレートの数を多くすると、いわゆる全パス式、すなわち、図3に示すように、プレートに沿ってオイルの流れる方向Aが一方向のみであるタイプでは、オイルの通過断面積が大きくなってオイルの流速が小さくなってしまい、積層プレート200の積層段数を増加させてもさほど熱交換量を増加させることができない。
一方、いわゆるターン式、すなわち、プレートに沿ってオイルの流れる方向を一定数の積層段ごとに変えるタイプでは、積層プレート300の数を多くしても、オイルの通過断面積を大きくせずにオイルの流速を高くすることができる。しかしながら、このような構成を実現するために、ターン用ユニットと非ターン用ユニットの複数のユニットが必要となり、部品点数が増加し、その結果、構造が複雑となる。また、このようなターン式の熱交換器であると、図4に示すようにオイルをトランスミッション側に戻すためのオイル流路310を設けるために、熱交換器が大型化してしまうという不利な点がある。
このように、従来の熱交換器では、放熱能力と構造の簡素化を両立できないという問題があった。
そこで、本発明の目的は、放熱能力と構造の簡素化を両立する熱交換器を提供することである。
本発明の請求項1に係る熱交換器によれば、内部に第1流体が通過する第1流体通路が形成され、積層される複数のチューブプレートと、チューブプレート同士の間に配され、第1流体と熱交換する第2流体が通過する第2流体通路とを有する熱交換器において、複数のチューブプレートには、隣接するチューブプレート同士を連通させ、第1流体通路へと第1流体を流入させる流入側開口と、隣接するチューブプレート同士を連通させ、チューブプレートから第1流体を流出させる流出側開口とが形成されており、チューブプレートの内部には、流入側開口から流入した第1流体が流出側開口へと蛇行して流れるように第1流体通路内部を仕切る仕切り壁が形成されていることを特徴とする。
これにより、チューブプレートの内部に設けられた仕切り壁(124、125)により、流入側開口(111、121、131)と流出側開口(112、122、132)の間の流路を蛇行させることで、流体の流速を高く維持しつつ放熱能力を向上させることができる。その一方で、コアユニット(100)を3種類のプレート(110、120、130)のみで構成することができるので、放熱能力と構造の簡素化を両立することができる。
また、本発明の請求項2に係る熱交換器によれば、チューブプレートは、対向接合された第1プレートと第2プレートとからなり、仕切り部は、チューブプレートの内側に向けて突出するように、第2プレートに打出成形された打出部であることを特徴とする。これによれば、第2プレートに打出成形することにより仕切り壁部を形成することができ、構造の簡素化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の実施例のオイルウォーマの側断面図であり、図2は本発明の実施例のオイルウォーマの平面断面図である。図1及び2に示すように、本発明の実施例のオイルウォーマは、例えば、トランスミッションブロックの壁面に装着され、第1の流体、エンジン冷却水(以下、冷却水と略す)と、第2の流体、エンジンオイルやオートマチックトランスミッション用の作動オイル(ATF、以下、オイルと略す)とを熱交換してオイルを加熱するものである。
170は有底略円筒状のタンク170であり、その内部には冷却水とオイルとを熱交換するコアユニット100が収納されている。タンク170の一端側の開口部はオイル通路プレート140により閉塞されるとともに、タンク170の周面には、冷却水をタンク170内部に流入させる冷却水流入管180、およびコアユニット100において熱交換された冷却水をタンク170外部へと流出させる冷却水流出管(図示しない)が接続される。コアユニット100は、後述するように所定形状の凹凸を有するようにプレス成形され、対向するように配された一対の円板状の第1、第2プレート110、120からなるチューブプレート190を積層することによって形成される。第1プレート110及び第2プレート120には、チューブプレート190内部にオイルを流入させる流入側開口111、121及びチューブプレート190内部からオイルを流出させる流出側開口112、122が形成されており、チューブプレート190の内部はオイルが通過するオイル流路として機能する。チューブプレート190の内部には、オイルと冷却水の熱交換を促進するために、所謂オフセットフィンが油側インナーフィン116として配されている。
積層されたチューブプレート190同士の間は冷却水が通過する冷却水通路となっており、オイルと冷却水の熱交換を促進するために水側インナーフィン115が配されている。
第2プレート120の下部には、第3プレート130が配されており、最下段に配される第2プレート120の強度を補強するとともに、コアユニット100の下面の平坦化を図っている。
オイル通路プレート140の外側には座面プレート150が配されており、オイル通路プレート140とは反対側の面はシリンダブロックまたはクランクケースの壁面に接触するシール面151となっている。シール面151には、Oリング160が装着されるOリング溝152が形成されている。
第1プレート110、第2プレート120、第3プレート130、オイル通路プレート140、座面プレート150にはシリンダブロック200に形成された流入路201とチューブプレート190内部のオイル流路とを連通させるように、それぞれ流入側開口141、151と流出側開口142、152とが形成されている。
各プレート110、120、130の形状について詳細に説明する。図1に示すように、第1プレート110は、上向きの縁を有する流入側開口111及び流出側開口112と、プレート110の平面の下方に延びている筒状壁面114からプレート110の平面と平行に外方に延びている周縁113とを有している。第2プレート120は、ほぼ円形であり、下向きの縁を有する流入側開口121及び流出側開口122と、上方に突出した仕切り壁124、125と、周縁123とを有している。第3プレート130は、流入側開口131と流出側開口132とを有している。仕切り壁124,125は、第2プレートに打ち出し成形された打出部からなる。
仕切り壁部124は、第2プレート120の平板部を流入側開口121が形成された部分と、その他の部位とに分けるように伸びており、その一端は、一対の第1プレート110と第2プレート120とが組みつけられた際に筒状壁面114と当接する位置に位置する。仕切り壁部124の他端は第2プレート120の周縁部123と離間する位置に形成されており、仕切り壁部124の他端と筒状壁面114との間には、流入側開口121から流入したオイルがターンする第1ターン部126となっている。仕切り壁部125は、第2プレート120の平板部を流出側開口122が形成された部分と、その他の部位とに分けるように伸びており、その一端は、第1ターン部が形成された側で、第1プレート110と第2チューブプレート190が組みつけられた際に筒状壁面114と当接する位置に位置する。仕切り壁部125の他端は、第2プレート120の周縁部123と離間する位置に形成されており、仕切り壁部125の他端と筒状壁面114との間には、流入側開口121から流入したオイルがターンする第2ターン部127となっている。このように仕切り壁部124、125を形成することにより、チューブプレート190内には略S字状に蛇行するオイル流路が形成される。
次に各プレート110、120の接合状態について説明する。第2プレート120は、流入側開口121及び流出側開口122において、下側で隣接する第1プレート110の対応の流入側開口111及び流出側開口112と液密に接合されている。また、第2プレート120は、その周縁123において、上側で隣接する第1プレート110の対応の周縁と液密に接合されている。また、第2プレート120は、流入側開口121と流出側開口122の間において、仕切り壁124、125が、上側で隣接する第1プレート110と液密に接合されている。但し、第2プレート120のうち、最上段に配される第2プレート120には仕切り壁124、125は形成されていない。第1プレート110の下面と第2プレート120の上面との間の空間は、チューブプレート190の内部となっており、オイルが通過するオイル流路となっている。一方、第1プレート110の上面と第2プレート120の下面との間の空間は、タンク170内部の空間と連通しており、冷却水通路となっている。
第3プレート130は、その周縁133において、上側で隣接する第1プレート110の対応の周縁(図示せず)と液密に接合されている。
続いて、本実施の形態における流体の流れについて述べる。
トランスミッションブロック200形成されたオイル流入路201を通過したオイルは、座面プレート150、オイル通路プレート140の流入側開口151、141を介してコアユニット100に流入する。コアユニット100に流入したオイルは、各チューブプレート190内部へと分配される。各チューブプレート190に分配されたオイルは仕切り壁124に沿って流れ、第1ターン部126でターンした後、仕切り壁部124と仕切り壁部125の間を通過し、第2ターン部127においてターンした後、流出側開口122へと流れる。流出側開口112、122から流出したオイルは、他のチューブプレート190を通過したオイルと合流し、座面プレート150、オイル通路プレート140の流出側開口142,155へと流れる。このようにコアユニット100を通過したオイルはトランスミッションブロック200に形成されたオイル流出路202へと流れる。
一方、冷却水流入管180からタンク170内に流入した冷却水は各チューブプレート190の間の冷却水通路を通過し、各チューブプレート190を通過するオイルと熱交換した後、冷却水流出管からタンク170外へと流出する。
本実施の形態では、第1プレート110と第2プレート120の間に仕切り壁124、125を設けることにより、流入側開口121と流出側開口122の間において蛇行した横断通路を設けることで、流体の流速を高く維持しつつ放熱能力を向上させることができる。また、各チューブプレート190において同じ向きにオイルが通過するため、隣接するチューブプレート190同士を連通させる流入側開口111、121及び流出側開口112、122に加えて、オイルをトランスミッションブロック200に戻す開口を形成する必要がなく、コアプニット100の大型化を抑制することができる。また、仕切り壁部124、125は、第2プレート120を打出成形することによって形成されているので、オイルウォーマの構造を簡単にすることができ、オイルウォーマの放熱能力と構造の簡素を両立することができる。
なお、前述の例では、第2プレート120において、仕切り壁124、125を2つ設けているが、仕切り壁の数は2つでなく、1つ又は3つ以上でもよい。
また、本発明の原理は、本明細書で説明したATFウォーマに限らず、他の積層式熱交換器においても適用できる。
本発明の実施例のオイルウォーマの側断面図である。 本発明の実施例のオイルウォーマの平面断面図である。 従来技術の全パス式のオイルウォーマの平面断面図である。 従来技術のターン式のオイルウォーマの平面断面図である。
符号の説明
100 コアユニット
110 第1プレート
111 第1プレート110の流入側開口
112 第1プレート110の流出側開口
113 第1プレート110の周縁
120 第2プレート
121 第2プレート120の流入側開口
122 第2プレート120の流出側開口
123 第2プレート120の周縁
124 第2プレート120の仕切り壁
125 第2プレート120の仕切り壁

Claims (2)

  1. 内部に第1流体が通過する第1流体通路が形成され、積層される複数のチューブプレートと、
    前記チューブプレート同士の間に配され、前記第1流体と熱交換する第2流体が通過する第2流体通路とを有する熱交換器において、
    前記複数のチューブプレートには、
    隣接する前記チューブプレート同士を連通させ、前記第1流体通路へと第1流体を流入させる流入側開口と、隣接する前記チューブプレート同士を連通させ、前記チューブプレートから前記第1流体を流出させる流出側開口とが形成されており、
    前記チューブプレートの内部には、前記流入側開口から流入した第1流体が前記流出口へと蛇行して流れるように前記第1流体通路内部を仕切る仕切り壁が形成されていることを特徴とする積層型熱交換器。
  2. 前記チューブプレートは、対向接合された第1プレートと第2プレートとからなり、前記仕切り部は、前記チューブプレートの内側に向けて突出するように、前記第2プレートに打出成形された打出部であることを特徴とする請求項1記載の熱交換器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013076523A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 T Rad Co Ltd 積層型熱交換器
JP2014109408A (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 Hisaka Works Ltd プレート式熱交換器

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