JP2008303979A - 回転体の組付方法、駆動力伝達装置、及び回転体 - Google Patents

回転体の組付方法、駆動力伝達装置、及び回転体 Download PDF

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Abstract

【課題】 ケースと回転体との間をオイル完結構造とする。
【解決手段】 ケース9が、回転体33の軸心を含む面に沿った結合面により突当結合される第1、第2の分割ケース部分67,69を備え、シール支持軸部79が予圧付与部材103の内径側に至って形成され、シール支持軸部79の組付前に分割ケース部分67,69の一方の軸受取付穴部110,112の分割部分及び軸受取付軸部80,82間に取付ける軸受75,77を介して分割ケース部分67,69の一方に回転体本体78を組付け、分割ケース部分67,69の一方の軸受取付穴部110,112の分割部分に予圧付与部材103の組込みを行い、分割ケース部分67,69の他方を同一方に結合面により突当て結合させ、与圧付与部材103の組込後又は分割ケース部分67,69の結合後に、後付によりシール支持軸部79を回転体本体78に一体的に結合する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、トランスファやデファレンシャル装置等に供される回転体の組付方法、駆動力伝達装置、及び回転体に関する。
従来の駆動力伝達装置としては、特許文献1に記載のような、ドライブ・ピニオン・シャフトのドライブ・ピニオン・ギヤとリヤ・デファレンシャル装置のリング・ギヤとの間で駆動力伝達を行うものがある。
この駆動力伝達装置では、ドライブ・ピニオン・シャフト及びリヤ・デファレンシャル装置のデフ・ケースが軸受によって静止側のキャリア・ケースに回転支持されている。デフ・ケースを支持する軸受とキャリア・ケースとの軸方向間にはシムが組み込まれ、デフ・ケースの回転支持に対して軸方向の予圧が付与されている。
キャリア・ケースは、特許文献1の図1に示されるように、リヤ・デファレンシャル装置の回転軸の側部側にカバーを備え、リヤ・デファレンシャル装置等を回転軸心に沿った方向からキャリア・ケースに組み付けることができる。
かかる組み付けにおいては、シムをリヤ・デファレンシャル装置の回転軸心に沿った方向から組み込むことができる。
しかし、特許文献1の図6に示されるように、キャリヤ・ケースがリヤ・デファレンシャル装置の回転軸の側部側にカバーを備えず、リヤ・デファレンシャル装置の回転軸心に沿った結合面でキャリヤ・ケース本体及びキャリヤ・ケース・カバーに分割された場合には、シム及びシール部材の組み込みに難点があり、潤滑オイルを封入したオイル完結構造にできないという問題がある。
さらに説明すると、特許文献1の図6のような構造においては、組み込みは次のように行われる。
キャリヤ・ケース本体に、リヤ・デファレンシャル装置を軸心の平行移動により軸受けを介して組み込み、その後シムを、軸受取付穴部の分割部分に対し内径側から打ち込み、与圧を付与することができる。キャリヤ・ケース・カバーは、その後キャリヤ・ケース本体に結合面での突き当てにより結合させることができる。
しかし、シール部材は、車軸側の組み付け時に取り付けられることになる。従って、車軸側の組み付け前には、キャリヤ・ケースと回転体であるデフ・ケースとの間は軸受のみが配置されており、キャリヤ・ケースとデフ・ケースとの間に潤滑オイルを封入しようとしても封入が不可能であり、潤滑オイルを封入したオイル完結構造とすることができなくなる。
特開2007−71306公報
本発明が解決しようとする課題は、静止側のケースと回転体との間をオイル完結構造とすることができない点にある。
本発明は、静止側のケースと回転体との間をオイル完結構造とするため、軸方向の端部外周に軸受取付軸部を有する回転体本体と、この回転体本体の軸方向端部に後付け可能に設けられてシール部材を摺接させるシール支持軸部とを有する回転体を備え、前記回転体の軸受取付軸部をケースの軸受取付穴部に軸受を介設して回転自在に支持させ、前記軸受取付穴部と前記軸受との軸方向間に、周回状の予圧付与部材を組み付け前記回転体の前記軸受を介した前記ケースに対する回転支持に対して軸方向の予圧を付与し、前記回転体のシール支持軸部と前記ケースのシール支持穴部との間にシール部材を介設する回転体の組付方法であって、前記ケースが、前記回転体の軸心を含む面に沿った結合面により突き当て結合される第1、第2の分割ケース部分を備え、前記シール支持軸部が、前記予圧付与部材の内径側の範囲に至って形成され、 前記回転体本体を、前記シール支持軸部の組み付け前に前記第1、第2の分割ケース部分の一方の軸受取付穴部の分割部分及び前記軸受取付軸部間に取り付ける軸受を介して前記第1、第2の分割ケース部分の一方に組み付けると共に、前記第1、第2の分割ケース部分の一方の軸受取付穴部の分割部分に対して前記予圧付与部材の組み込みを行い、その後前記第1、第2の分割ケース部分の他方を、前記第1、第2の分割ケース部分の一方に前記結合面により突き当て結合させ、前記予圧付与部材の組み込み後又は前記第1、第2の分割ケース部分の結合後に、前記後付けにより前記シール支持軸部を前記回転体本体に一体的に結合することを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、回転体及び予圧付与部材を、第1、第2の分割ケース部分の一方に組み付け、その後前記第1、第2の分割ケース部分の他方を、前記第1、第2の分割ケース部分の一方に前記結合面により突き当て結合させ、前記与圧付与部材の組み込み後又は前記第1、第2の分割ケース部分の結合後に後付けによりシール支持軸部を前記回転体に一体的に結合することことができる。
つまり、シール支持軸部が、予圧付与部材の内径側の範囲に至って形成されているため、シール支持穴部の内径側を開放させて予圧付与部材の組み込みを確実に行わせることができる。
シール支持軸部の後付け後は、シール支持軸部及びシール支持穴部間にシール部材を支持させることで、ケース内で回転体との間に形成された空間に潤滑オイルを予め封入したオイル完結構造とすることができる。
従って、本発明では、ケースと回転体との間においてオイル完結構造とすることができる。
ケースと回転体との間においてオイル完結構造とするという目的を、シール支持軸部を後付け可能とすることによって実現した。
[四輪駆動車の全体構成]
図1は4輪駆動車のスケルトン平面図である。
図1のように、本実施例の駆動力伝達装置であるトランスファ1は、前輪側の中間軸3の外周に配置され、フロント・デファレンシャル装置5の後輪出力側に連動結合されている。静止側のケースとしてトランスファ1の分配ケース9は、トランスミッション11側のベル・ハウジング13に取り付けられている。
ベル・ハウジング13内には、フロント・デファレンシャル装置5が支持されている。フロント・デファレンシャル装置5は、エンジン15からトランスミッション11を介して駆動入力を受ける。この駆動入力は、リング・ギヤ17を介しデフ・ケース19に対して行われる。
フロント・デファレンシャル装置5の出力部である左右のサイド・ギヤには、中間軸21,3がそれぞれ結合されている。この各中間軸21,3が車軸である左右の前輪車軸23,25に結合され、フロント・デファレンシャル装置5と前輪車軸23,25との間を接続する。
従って、各中間軸21,3によりフロント・デファレンシャル装置5の駆動力出力を前輪車軸23,25に伝達する。
トランスファ1は、フロント・デファレンシャル装置5への駆動入力を後輪側へ分配するものである。トランスファ1の分配ケース9には前記中間軸3が貫通配置されている。
分配ケース9内には、入力軸(回転体)としての連結中空軸33が設けられている。連結中空軸は、中間軸3の外周に遊嵌している。連結中空軸33の一端部は、フロント・デファレンシャル装置5のデフ・ケース19の一端側のボス部20の内周に後述するスプライン85によって連動連結されている。この連結中空軸33には、リング・ギヤ35が取り付けられ、リング・ギヤ35は出力軸としての後輪側出力軸37のピニオン・ギヤ39に噛み合っている。リング・ギヤ35及びピニオン・ギヤ39は、ベベル・ギヤで形成されている。リング・ギヤ35及びピニオン・ギヤ39は、直交噛み合いし直交ギヤ組41を構成している。なお、連結中空軸33は、両端部から中間部まで全て内外周面を連通するような開口が形成されていない筒形状である。
後輪側出力軸37には、ユニバーサル・ジョイント43を介してプロペラ・シャフト45が結合されている。プロペラ・シャフト45には、ユニバーサル・ジョイント47、4WD用のオン・デマンドのトルク伝達カップリング48を介してドライブ・ピニオン・シャフト49が結合されている。ドライブ・ピニオン・シャフト49のドライブ・ピニオン・ギヤ51は、リヤ・デファレンシャル装置53のリング・ギヤ55に噛み合っている。
リヤ・デファレンシャル装置53は、静止側のケースとしてのキャリヤ・ケース57に支持されている。リヤ・デファレンシャル装置53には、左右の後輪車軸59,61を介して左右の後輪63,65が連動連結されている。
従って、エンジン15からトランスミッション11を介してフロント・デファレンシャル装置5のリング・ギヤ17にトルクが入力されると、一方では中間軸21,3及び前輪車軸23,25を介して左右の前輪29,31へトルク伝達が行われる。他方では、デフ・ケース19、連結中空軸33、リング・ギヤ35、ピニオン・ギヤ39を介して後輪側出力軸37へトルク伝達が行われる。
後輪側出力軸37からは、ユニバーサル・ジョイント43、プロペラ・シャフト45、ユニバーサル・ジョイント47、トルク伝達カップリング48、ドライブピニオンシャフト49、ドライブ・ピニオン・ギヤ51を介して、リヤ・デファレンシャル装置53のリング・ギヤ55にトルク伝達が行われる。リヤ・デファレンシャル装置53からは、左右の後輪車軸59,61を介して左右の後輪63,65へトルク伝達が行われる。
このトルク伝達による、前後輪29,31,63,65によって、4輪駆動状態で走行することができる。
[トランスファ]
図2はトランスファの平断面図である。
図2のように、トランスファ1は、前記のようにフロント・デファレンシャル装置5の後輪出力側に設けられ、フロント・デファレンシャル装置5(図1)への駆動入力を後輪63,65(図1)側へ分配するものである。このトランスファ1は、ケースとしての分配ケース9に入出力軸としての連結中空軸33及び後輪側出力軸37が回転支持されている。
図3は、図1のIII矢視方向の概略図である。
図2,図3のように、前記分配ケース9は、前記リング・ギヤ35の回転軸心に沿った結合面66により第1の分割ケース部分であるケース本体67及び第2の分割ケース部分であるカバー69に分割形成され、且つ結合面66を合わせてケース本体67及びカバー69をボルト70により結合している。本実施例では、結合面66の上部側が後傾するように鉛直方向に対し傾斜して形成されている。
かかる構成によりケースとしての分配ケース9が、連結中空軸33の軸心を含む面に沿った結合面66により突き当て結合される第1、第2の分割ケース部分としてケース本体67及びカバー69を備えた構成となっている。
前記分配ケース9は、回転軸を直交支持する形状であり、結合面66によって分離されたケース本体67及びカバー69にそれぞれ周方向に円弧状に形成された段付き状の軸受取付穴部109,111と、軸受取付穴部110,112とを備えている。この分配ケース9には、軸受取付穴部109,111の軸方向外側においてシール支持穴部114,116が設けられ、軸受取付穴部112の軸方向外側においてシール支持穴部117が設けられている。
前記軸受取付穴部109,111及びシール支持穴部114,116は、分配ケース9の前記結合面66での分割により、合わせ構造となっている。この合わせ構造において、ケース本体67側における軸受取付穴部109,111の分割部分の軸方向に対向する縦壁間の距離は、カバー69側における軸受取付穴部109,111の分割部分の軸方向に対向する縦壁間の距離と同一に形成されている。
前記分配ケース9内には、直交ギヤ組41等の収容空間71内が形成され、所定量のオイルが封入されている。ケース本体67には、オイル注入用の開口73が設けられ、フィラー・プラグ74が設けられている。
前記分配ケース9は、ケース本体67がボルト76によってトランスミッション側の前記ベル・ハウジング13の壁面に締結固定されている。ケース本体67に取り付けられるカバー69は、ベル・ハウジング13の壁面に対して僅かに隙間を有しており、ベル・ハウジング13に対する分配ケース9の取り付けを確実に行わせることができる。
前記連結中空軸33は、両側に配置された軸受としてのテーパー・ローラー・ベアリング75,77によって、分配ケース9に回転支持されている。
前記連結中空軸33は、回転体本体としての連結中空軸本体78とシール支持軸部79とからなっている。
前記連結中空軸本体78は、軸方向の一方の端部外周及び中間部に軸受取付軸部80,82を備え、軸方向の他方の端部側外周には結合用のスプライン部85及び摺接部86が設けられている。連結中空軸本体78には、軸受取付軸部82側に隣接してフランジ部87が設けられ、この連結中空軸本体78の軸方向の一方の端部内周には、圧入穴部81が設けられている。なお、フランジ部87には、リング・ギヤ35がボルト89により締結固定されている。
前記シール支持軸部79は、連結中空軸本体78に後付け可能に設けられており、圧入軸部84及び摺接部83が段付き状に形成されている。圧入軸部84は、連結中空軸本体78の圧入穴部81に圧入されて、連結中空軸本体78とシール支持軸部79の同芯性が確保され、摺接部83にシール部材93が接触し偏心することなく摺接可能となっている。圧入穴部81及び圧入軸部84による圧入位置を連結中空軸33の内周側にすることで、テーパー・ローラー・ベアリング77への影響をなくすことができる。なお、シール支持軸部79の結合は、圧入でなくてもよく、例えば、スプラインや螺合によるものでもよいが、連結中空軸本体78とシール支持軸部79との結合部においては分配ケース9と連結中空軸33との間で形成される空間に所定量封入されるオイルが漏れることを防止するため、隙間なく圧入や焼きばめをするか、スプライン、螺合、隙間ばめである場合、隙間封止剤(液状ガスケットやゴム製等のシールリング)を介在させることが好ましい。
この状態でシール支持軸部79は、摺接部83端面が連結中空軸本体78の端面99に突き当たっている。端面99は、テーパー・ローラー・ベアリング77のインナー・レース113端面と軸方向においてほぼ面一となっている。テーパー・ローラー・ベアリング77のアウター・レース115端面は、同インナー・レース113端面より軸方向へ突き出ているため、シール支持軸部79は、後述する予圧付与部材としてのシム103の内径側の範囲に至って形成されている。
このような構造の連結中空軸33は、軸受取付軸部80,82が、テーパー・ローラー・ベアリング75,77を介して分配ケース9の軸受取付穴部109,111に回転自在に支持されている。テーパー・ローラー・ベアリング75,77のアウター・レース115と軸受取付穴部109,111との軸方向間には、予圧付与部材としてのシム103が打ち込まれ、テーパー・ローラー・ベアリング75,77に対し軸方向の予圧が付与されている。テーパー・ローラー・ベアリング77側のシム103は、テーパー・ローラー・ベアリング75側のシム103より肉厚に形成されたシムが2枚介設されている。
前記テーパー・ローラー・ベアリング75,77の軸方向外側において、その摺接部86,83と分配ケース9のシール支持穴部114,116との間にシール部材91,93が介設され、分配ケース9内のオイルが外部へ漏れ出すことを防止している。
また、一方のシール支持軸部79の内周面には、中間軸3側との間のシールを行うシール部材97が取り付けられ、ベル・ハウジング13側に封入された別のオイルがシール支持軸部79の内周面と中間軸3との間を伝わって外部へ漏れ出すことを防止している。
後輪側出力軸37は、軸受取付穴部110,112に取り付けられたテーパー・ローラー・ベアリング118,120により分配ケース9のケース本体97に回転自在に支持されている。
後輪側出力軸37の端部には、結合フランジ部材123がナット125によって締結されている。結合フランジ部材123の基端側と分配ケース9のシール支持穴部117との間には、シール部材127が設けられ、分配ケース9内のオイルが外部へ漏れ出すことを防止している。従って、シール部材91,93,127によって分配ケース9内を区画してオイル完結構造とすることができ、収容空間71内に潤滑オイルが封入されている。
[トランスファの組立て]
連結中空軸本体78を、シール支持軸部79の組み付け前に、ケース本体67における軸受取付穴部109,111の分割部分及び軸受取付軸部80,82間に取り付けるテーパー・ローラー・ベアリング75,77を介してケース本体67側に組み付ける。
組み付けに際して、まず分配ケース9のカバー69を取り外して置く。
カバー69を外した分配ケース9のケース本体67に、連結中空軸33及び後輪側出力軸37をテーパー・ローラー・ベアリング75,77、118,120を介して組み付ける。
このとき、テーパー・ローラー・ベアリング75側のシム103は、軸受取付穴部109のケース本体67側の分割部分に予め組み込んでおく。
他方のテーパー・ローラー・ベアリング77側のシム103は、該テーパー・ローラー・ベアリング75,77が軸受取付穴部109,111のケース本体67側の分割部分に取り付けられた後、軸受取付穴部111の分割部分の内径側から半径方向外側に向けて打ち込み、テーパー・ローラー・ベアリング75,77に予圧を付与する。
その後、カバー69を、ケース本体67へ結合面66により突き当て、ボルト70により締結結合させる。このとき、カバー69における軸受取付穴部109,111の分割部分の軸方向に対向する縦壁間の距離の前記設定により、カバー69における軸受取付穴部109,111の分割部分は、ケース本体67側に組み込まれているシム103に無理なく組み合わせることができる。
その後、シール支持軸部79の圧入軸部84を連結中空軸本体78の圧入穴部81へ圧入し、シール支持軸部79を連結中間軸本体78に後付けにより一体的に結合する。ただし、シール軸支持部79の後付けは、他方のテーパー・ローラー・ベアリング77側のシム103の打ち込み後であって、カバー69のケース本体67への結合前に行うことも可能である。
その後、シール支持穴部114,116及び摺接部86,83間に、シール部材91,93を介設する。
テーパー・ローラー・ベアリング77側のシム103の打ち込みに際しては、後付されるシール支持軸部79がシム103の内径側の範囲に至って形成されていることより、シム103の内径側を開放させることができる。従って、シム103の打ち込みを確実かつ大がかりな組付治具などを用いることなく行わせることができる。
テーパー・ローラー・ベアリング77側のシム103の打ち込みは、1枚目のシム103をテーパー・ローラー・ベアリング77のアウター・レース115と分配ケース9の軸受取付穴部111との軸方向間に挿入した後、この1枚目のシム103とテーパー・ローラー・ベアリング77のアウター・レース115との間に、2枚目のシム103を打ち込むことで行われる。
このため、分配ケース9がアルミ等の損傷しやすい材質からなる場合であっても、打ち込みによる外力が分配ケース9側に直接入力されることを抑制し、組み付け時の損傷を抑制することができる。なお、シムの組み付けにあたっては、両側のシム103,103,103をテーパー・ローラー・ベアリング75,77と連結中空軸本体78とをセットにして両端をクランプ及びプレスして、このセットに予圧を付与した状態でケース本体67の軸受取付穴部109,111間に配置しても良い。
[実施例の効果]
本発明実施例では、連結中空軸33を、テーパー・ローラー・ベアリング75,77を介して予め分配ケース9に回転支持することができる。そして、シール部材93を摺接させるシール支持軸部79が、後付け可能に形成されると共にシム103,103の内径側の範囲に至って形成されているため、シール支持軸部79の後付け前に、シム103,103の内径側を開放させてその内径側からの打ち込みを確実に行わせることができる。
このため、シム103,103の打ち込み後にカバー69とケース本体67との結合を容易に行わせることができ、組付作業性の低下を抑制すると共に組付設備の簡素化を図ることができる。
シール支持軸部79を後付け後は、シール支持軸部79と分配ケース9との間にシール部材93を介設することにより、連結中空軸33と分配ケース9との間でオイル完結構造とすることができる。
従って、本実施例では、オイル完結構造とすることができながら、組付作業性の低下を抑制することができ、トランスファ1の組み付け及びオイル封入後の搬送が可能になり、ベル・ハウジング13との連結を容易に行わせることができる。
本実施例では、シール支持軸部79の後付けが圧入によって行われるため、組付作業性を向上させることができる。
前記圧入が、中空連結軸33の内周側に形成された周回状の被圧入部81に、シール支持軸部79に形成された圧入部107を挿入して行われるため、組付作業性をより向上させることができると共に、圧入のテーパー・ローラー・ベアリング77への影響をなくすことができる。
また、本実施例では、テーパー・ローラー・ベアリング77と分配ケース9との間に、シム103が軸方向に複数枚重ねて打ち込まれるため、一方のシム103をテーパー・ローラー・ベアリング77と分配ケース9との間に設置した後、挿入した一方のシム103とテーパー・ローラー・ベアリング77との間に他方のシム103を内周側から打ち込むことができる。このため、分配ケース9がアルミ等の損傷しやすい材質からなる場合であっても、シム103の打ち込みによる外力が分配ケース9側に直接入力されることを抑制し、組み付け時の損傷を抑制することができる。結果として、組付作業性の向上も図ることができる。
図4は、ファイナル・ドライブの平断面図、図5は、キャリヤ・ケースの概略側面図である。なお、上記実施例と対応する構成部分は同符号又は同符号にAを付して詳細な説明を省略する。
本実施例の駆動力伝達装置は、後輪側のファイナル・ドライブ1Aとして適用されたものである。
すなわち、本実施例では、静止側ケースとしてのキャリヤ・ケース57Aに、入力軸としてのドライブ・ピニオン・シャフト49A及び回転体である出力軸としてのリヤ・デファレンシャル装置53Aのデフ・ケース129が回転自在に支持されている。
図5のように、前記キャリヤ・ケース57Aは、リング・ギヤ55Aの回転軸心に沿った結合面130により第1の分割ケース部分であるケース本体131及び第2のケース部分であるキャリヤ・カバー137に分割形成され、且つ分割面130を合わせてケース本体131にキャリヤ・カバー137をボルト134により結合している。
本実施例では、結合面130の上部側が後傾するように鉛直方向に対し傾斜して形成されている。
図4,図5のように、ドライブ・ピニオン・シャフト49Aは、軸受としてのテーパー・ローラー・ベアリング118A,120Aによってキャリヤ・ケース57Aのケース本体131に支持されている。ドライブ・ピニオン・シャフト49Aは一端に結合用部材133がナット135により締結され、他端にドライブ・ピニオン・ギヤ51Aが設けられている。結合用部材133とキャリヤ・ケース57Aとの間には、シール部材127Aが設けられている。
デフ・ケース129は、軸受としてのテーパー・ローラー・ベアリング75A,77Aによってキャリヤ・ケース57Aのケース本体131とキャリヤ・カバー137との間に支持されている。テーパー・ローラー・ベアリング75A,77Aとキャリヤ・ケース57Aとの間には、1枚のシム103Aが打ち込まれている。ただし、シム103Aの打ち込み枚数は、任意であり、上記実施例と同様、複数枚とすることも可能である。
デフ・ケース129のフランジ部139には、ドライブ・ピニオン・ギヤ51Aと直交噛み合いするリングギヤ55Aがボルト141によって取り付けられている。
デフ・ケース129内には、ピニオン・シャフト143を介してピニオン・ギヤ145,145が回転自在に支持されている。ピニオンギヤ145,145は、一対のサイド・ギヤ147,149が噛み合い結合すると共に、サイド・ギヤ147,149間の相対回転を許容している。サイド・ギヤ147,149には、それぞれ後輪車軸59A,61Aがスプライン結合している。
従って、ドライブ・ピニオン・シャフト49Aからドライブ・ピニオン・ギヤ51A、リング・ギヤ55Aを介してリヤ・デファレンシャル装置53Aのデフ・ケース129に入力された駆動力を、後輪車軸59A,61Aを介して左右の後輪63,65に伝達可能となっている。
そして、本実施例では、デフ・ケース129の両端に後付け可能なシール支持軸部95A,95Aが設けられている。シール支持軸部95A,95Aは、圧入軸部84Aが圧入穴部81Aに圧入されることでデフ・ケース129に結合されている。
シール支持軸部93A,93Aとキャリヤ・ケース57Aとの間には、シール部材95A,95Aが介設されている。なお、シール支持軸部95A,95Aは、上記実施例同様、いずれか一方のみを設ける構成としてもよい。
本実施例では、上記実施例と同様の作用効果を奏することができるのに加え、デフ・ケース129の両端にシール支持軸部95A,95Aが後付け可能に設けられているため、組付作業性をより向上させることができると共に、組付自由度を向上させることができる。実施例2においても、キャリヤ・ケース57Aとデフ・ケース129との間からはキャリヤ・ケース57Aとシール支持軸部95A,95Aとの間に配置されたシール部材93Aによって、オイルが漏れ出すことが防止されている。従来構造のように車軸を挿入して静止側のケースと回転体となる車軸との間にシールを配置してケースと回転体との間に封入されたオイルがケース外部へ漏れるのを防止する構造に比べ、ケースと回転体との間で直接シールを配置してオイル漏れの防止をすることができる。つまり、ケースと車軸との間にシール部材を設けることは必要条件ではなくなるので、デフ・ケース内部に流通したオイルが外部に漏れ出すことを防止するシール部材をどの部位に設けるかというシール部材の配置の自由度を高めることができる。
4輪駆動車のスケルトン平面図である(実施例1)。 トランスファの平断面図である(実施例1)。 図1のIII矢視方向の概略図である(実施例1)。 ファイナル・ドライブの平断面図である(実施例2)。 キャリヤ・ケースの概略側面図である(実施例2)
符号の説明
1,1A トランスファ
5 フロント・デファレンシャル装置
9 分配ケース(ケース)
33 連結中空軸(回転体)
37 後輪出力軸
49,49A ドライブ・ピニオン・シャフト
53,53A リヤ・デファレンシャル装置
57,57A キャリヤ・ケース(ケース)
67 ケース本体(第1の分割ケース部分)
69 カバー(第2の分割ケース部分)
75,77,75A,77A テーパー・ローラー・ベアリング(軸受)
78 連結中空軸本体(回転体本体)
79,95A シール支持軸部
80,82 軸受取付軸部
91,93,93A シール部材
103,103A シム(予圧付与部材)
110,112 軸受取付穴部
129 デフ・ケース(回転体)

Claims (12)

  1. 軸方向の端部外周に軸受取付軸部を有する回転体本体と、この回転体本体の軸方向端部に後付け可能に設けられてシール部材を摺接させるシール支持軸部とを有する回転体を備え、
    前記回転体の軸受取付軸部をケースの軸受取付穴部に軸受を介設して回転自在に支持させ、
    前記軸受取付穴部と前記軸受との軸方向間に、周回状の予圧付与部材を組み付け前記回転体の前記軸受を介した前記ケースに対する回転支持に対して軸方向の予圧を付与し、
    前記回転体のシール支持軸部と前記ケースのシール支持穴部との間にシール部材を介設する回転体の組付方法であって、
    前記ケースが、前記回転体の軸心を含む面に沿った結合面により突き当て結合される第1、第2の分割ケース部分を備え、
    前記シール支持軸部が、前記予圧付与部材の内径側の範囲に至って形成され、
    前記回転体本体を、前記シール支持軸部の組み付け前に前記第1、第2の分割ケース部分の一方の軸受取付穴部の分割部分及び前記軸受取付軸部間に取り付ける軸受を介して前記第1、第2の分割ケース部分の一方に組み付けると共に、前記第1、第2の分割ケース部分の一方の軸受取付穴部の分割部分に対して前記予圧付与部材の組み込みを行い、
    その後前記第1、第2の分割ケース部分の他方を、前記第1、第2の分割ケース部分の一方に前記結合面により突き当て結合させ、
    前記予圧付与部材の組み込み後又は前記第1、第2の分割ケース部分の結合後に、前記後付けにより前記シール支持軸部を前記回転体本体に一体的に結合する、
    ことを特徴とする回転体の組付方法。
  2. 軸方向の端部外周に軸受取付軸部を有する回転体本体と、この回転体本体の軸方向端部に後付け可能に設けられてシール部材を摺接させるシール支持軸部とを有する回転体を備え、
    前記回転体の軸受取付軸部をケースの軸受取付穴部に軸受を介設して回転自在に支持させ、
    前記軸受取付穴部と前記軸受との軸方向間に、周回状の予圧付与部材を組み付け前記回転体の前記軸受を介した前記ケースに対する回転支持に対して軸方向の予圧を付与し、
    前記回転体のシール支持軸部と前記ケースのシール支持穴部との間にシール部材を介設する回転体の組付方法であって、
    前記ケースが、前記回転体の軸心を含む面に沿った結合面により突き当て結合される第1、第2の分割ケース部分を備え、
    前記シール支持軸部が、前記予圧付与部材の内径側の範囲に至って形成され、
    前記回転体本体を、前記シール支持軸部の組み付け前に前記第1、第2の分割ケース部分の一方の軸受取付穴部の分割部分及び前記軸受取付軸部間に取り付ける軸受を介して前記第1、第2の分割ケース部分の一方に組み付け、
    その後前記第1、第2の分割ケース部分の一方の軸受取付穴部の分割部分の内径側から前記予圧付与部材の打ち込みを行い、
    その後前記第1、第2の分割ケース部分の他方を、前記第1、第2の分割ケース部分の一方に前記結合面により突き当て結合させ、
    前記予圧付与部材の打ち込み後又は前記第1、第2の分割ケース部分の結合後に、前記後付けにより前記シール支持軸部を前記回転体本体に一体的に結合する、
    ことを特徴とする回転体の組付方法。
  3. 請求項1又は2記載の回転体の組付方法であって、
    前記ケースは、交差配置されて駆動力伝達を行う入出力軸を軸受を介して回転自在に支持するものであり、
    前記ケースの第1、第2の分割ケース部分は、前記入出力軸の一方を前記回転体としてその軸心を含む面に沿った結合面により突き当て結合可能である、
    ことを特徴とする回転体の組付方法。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の回転体の組付方法であって、
    前記シール支持軸部は、前記回転体の両端に設けられた
    ことを特徴とする回転体の組付方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の回転体の組付方法であって、
    前記シール支持軸部は、前記回転体本体に圧入によって後付けされる、
    ことを特徴とする回転体の組付方法。
  6. 請求項5記載の回転体の組付方法であって、
    前記回転体本体は、前記圧入を行う圧入穴部を有すると共に前記シール支持軸部は、前記圧入を行う圧入軸部を有する、
    ことを特徴とする回転体の組付方法。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の回転体の組付方法であって、
    前記予圧付与部材は、前記軸方向間に複数枚重ねて設けられている
    ことを特徴とする回転体の組付方法。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の回転体の組付方法により組み立てられた駆動力伝達装置。
  9. 請求項8記載の駆動力伝達装置であって、
    前記回転体は、フロント・デファレンシャル装置の後輪出力側に結合された回転軸である、
    ことを特徴とする駆動力伝達装置。
  10. 請求項8記載の駆動力伝達装置であって、
    前記回転体は、リヤ・デファレンシャル装置のデフ・ケースである、
    ことを特徴とする駆動力伝達装置。
  11. 請求項1〜7のいずれかに記載の回転体の組付方法に用いられ、
    軸方向の端部外周に軸受取付軸部を有する回転体本体と、この回転体本体の軸方向端部に後付け可能に設けられてシール部材を摺接させるシール支持軸部とを有する回転体。
  12. 請求項8〜10記載の駆動力伝達装置であって、
    前記回転体は、軸方向の端部外周に軸受取付軸部を有する回転体本体と、この回転体本体の軸方向端部に後付け可能に設けられてシール部材を摺接させるシール支持軸部とを有する、
    ことを特徴とする駆動力伝達装置。
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