JP2008302770A - 鉄道車両の天井構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、天井部の美観を損なうことなく、空調用の吹き出し口及び吸い込み口の位置と吸音構造との位置について設計の自由度の高い鉄道車両の天井構造を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の鉄道車両の天井構造は、鉄道車両1の天井部に設けられ、同一形状の貫通孔19が一様に形成された天井パネル21を備える。天井パネル21は、吹出領域aと吸込領域b,cと吸音領域d,eとを含む。吹出領域aは、車室17内へ調和空気を吹き出す吹出ダクト27と連通した吹出用貫通孔19aが形成された領域である。吸込領域b,cは、車室17内から循環空気を吸い込む吸込ダクト29,31と連通した吸込用貫通孔19b,cが形成された領域である。吸音領域d,eは、吸音材45,49によってふさがれた吸音用貫通孔19d,19eが形成された領域である。
【選択図】図3

Description

本発明は、鉄道車両の車室内に空調用の吹き出し口と吸い込み口とを備えた鉄道車両の天井構造に関する。
下記特許文献1には、鉄道車両の天井部に空調用の吹き出し口と吸い込み口とが設けられた天井構造について記載されている。
特開平11−255122号公報
一般的に、鉄道車両において空調用の吹き出し口及び吸い込み口の位置は、鉄道車両の形状等や座席の配置に応じて設定される。これは、座っている人の位置及び立っている人の位置に応じて空気を循環させるためである。座席の配置は鉄道車両によって様々であるので、座席の位置が異なる鉄道車両では、吹き出し口及び吸い込み口の位置を変える必要がある。
このような鉄道車両の天井部に吸音構造を更に設ける場合がある。この場合、座席の配置が異なる鉄道車両毎に、空調用の吹き出し口及び吸い込み口と吸音構造とを配置する位置を変更する必要がある。このため、天井部の構造が複雑になる。
また、空調用の吹き出し口及び吸い込み口が天井部に設けられた場合、天井部の美観が損なわれることがある。天井部は乗客の目に付きやすく、美観が損なわれることは問題である。
そこで、本発明は、天井部の美観を損なうことなく、空調用の吹き出し口及び吸い込み口と吸音構造の位置とを容易に変更可能な鉄道車両の天井構造を提供することを目的とする。
本発明の鉄道車両の天井構造は、鉄道車両の天井部に設けられ、同一形状の複数の貫通孔が一様に形成された天井パネルを備え、天井パネルは、複数の貫通孔のうち、鉄道車両の車室内へ空気を吹き出す吹出ダクトと連通した貫通孔が形成された吹出領域と、複数の貫通孔のうち、車室内から空気を吸い込む吸込ダクトと連通した貫通孔が形成された吸込領域と、複数の貫通孔のうち、吸音材によってふさがれた貫通孔が形成された吸音領域と、を含んでいることを特徴とする。
本発明の鉄道車両の天井構造では、空気が、天井パネルの吹出領域に形成された複数の貫通孔から車室内へ吹き出され、車室内を循環した空気が、吸込領域に形成された複数の貫通孔から吸い込まれる。これにより空調が行われる。そして、騒音は、天井パネルの吸音領域に形成された複数の貫通孔から吸音材に達して吸音される。これらの貫通孔は同形状で一様に形成されているので、天井パネルにおいて任意の領域を、空気を吹き出す領域と、吸い込む領域、吸音する領域としてそれぞれ機能させることができる。すなわち、空調用の吹き出し口及び吸い込み口の位置と吸音構造の位置とについて設計の自由度を高くすることができる。また、貫通孔は同形状で一様に形成されているので、天井部の美観を保つことができる。
好ましくは、吹出領域と吸込領域と吸音領域とは、それぞれ、鉄道車両の前後方向に沿って延びている。一般的に、鉄道車両の座席は、前後方向に沿って配列されている。よって、吹出領域と吸込領域と吸音領域とを座席の配列に合わせて配置することとなり、鉄道車両の前後方向に沿って一様に空調機能及び吸音機能を発揮することができる。
好ましくは、吹出領域は、鉄道車両の車幅方向の中央部に位置し、吸込領域は、鉄道車両の車幅方向の両端側にそれぞれ位置し、吸音領域は、吹出領域と吸込領域との間に位置している。この場合、車室内において、天井の中央から吹き出された空気は、床に達すると床に沿って両端へ流れ、続いて側面に沿って上昇して天井に吸い込まれることとなる。これにより、天井から吹き出された空気が車室内を十分循環せずに再び天井に吸い込まれるショートサーキットを抑制して、効率的に空気を循環させることができる。また、車内の中央に配置された通路の両側に座席が配置されている場合、中央の通路に立っている人には吹き出された風が比較的強く当たり、座席に座っている人には風が比較的弱く当たるようにすることができる。このように、座席配置に適合して空気を循環させることができる。
好ましくは、吹出ダクトと吸込ダクトとの少なくとも一方は、吸音材料で形成されている。この場合、吹出ダクトと吸込ダクトとの少なくとも一方によって吸音することが可能となる。よって、吸音効果を向上させることができる。
好ましくは、天井パネルは、プラスチックと金属との積層構造を成している。この場合、天井パネルの断熱性を向上させることができる。冷房時には、吹き出される空気と室内の空気との間に温度差があるが、天井パネルの表面と裏面との間の熱伝導を抑制して、天井パネルに結露が発生するのを抑制すると共に熱損失を抑えることができる。
本発明の鉄道車両の天井構造によれば、空調用の吹き出し口及び吸い込み口と吸音構造の位置とを容易に変更することができる。これにより、座席の配置が異なる鉄道車両毎に、空調用の吹き出し口及び吸い込み口と吸音構造とを配置する位置を容易に変更し、天井内部構造の汎用性を高めることができる。また、貫通孔は同形状で一様に形成されているので、天井部の美観を保つことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る鉄道車両1は、床構造3、屋根構体5、及び側構体7,9からなる車体11を有する。この車体11の側構体7,9には、側窓13が設置されている。このような車体11の内部空間は、座席15が車長方向(鉄道車両1の前後方向)に並べられて、車室17として機能する。座席15は、中央部の通路をはさんで両側に2列ずつ並べられている。
車室17の上部には、複数の貫通孔19が形成された天井パネル21が設けられている。図2に示すように、複数の貫通孔19は、同形状で、車長方向及び車幅方向に一様に配列している。複数の貫通孔19は、車長方向にそれぞれ配列した吹出用貫通孔19aと吸込用貫通孔19b,19cと吸音用貫通孔19d,19eとを含む。
吹出用貫通孔19aは、吹出領域aに形成されている。この吹出領域aは、車長方向に延びて車幅方向の中央に位置する。吸込用貫通孔19b,19cは、吸込領域b,cにそれぞれ形成されている。この吸込領域b,cは、車幅方向の両端側にそれぞれ位置する。吸音用貫通孔19d,19eは、吸音領域d,eに形成されている。この吸音領域dは、吹出領域aと吸込領域bとの間に位置し、吸音領域eは、吹出領域aと吸込領域cとの間に位置している。
吹出用貫通孔19aと吸込用貫通孔19b,19cと吸音用貫通孔19d,19eとは、同形状で天井パネル21に連続的に形成されている。よって、車室17内から見て、それぞれの貫通孔19が吹出用貫通孔19a、吸込用貫通孔19b,19c、及び吸音用貫通孔19d,19eのうちいずれの貫通孔なのか見分けがつかない。この複数の貫通孔19は、断面円形状に形成され、その直径は、例えば、3〜10mm程度である。本実施形態では、吸込用貫通孔19b,19cの列より更に両端側に貫通孔19の列が形成されている。
また、天井パネル21は、断熱性を向上させるためにプラスチック板をアルミニウム板で挟んだ積層構造をなしている。この天井パネル21を備える鉄道車両の天井構造によって、車室17を快適な室内空間とするための空調及び吸音機能が発揮される。
図3に示すように、空調を行うための空調装置23が屋根構体5の上側中央部に配置されている。屋根構体5と天井パネル21との間の空間には、空調用の吹出ダクト27、吸込ダクト29,31が車長方向に延在している。吹出ダクト27、吸込ダクト29,31は、吸音材料で形成されている。吹出ダクト27、吸込ダクト29,31を形成するための吸音材料として、例えば、グラスウール、炭素繊維、ポリエチレンフォーム等を用いることができる。この吹出ダクト27は車幅方向の中央部に配置され、吸込ダクト29,31は、吹出ダクト27の両側にそれぞれ配置されている。
吹出ダクト27は、横方向に延びた上部分27aとこの上部分27aの中央部から下方向に延びた下部分27bとを有し、断面が中空のT字状に形成されている。吹出ダクト27の上部分27aの天面に形成された2つの開口にそれぞれ2つの連結ダクト33が連結されている。これにより、吹出ダクト27は、連結ダクト33を介して空調装置23の吹き出し口35と連通している。
吹出ダクト27の下部分27bの下側端部は開口し、その開口部が天井パネル21の吹出領域aにおける上面に密着して固定されている。すなわち、吹出ダクト27は、天井パネル21に形成された複数の貫通孔19のうち吹出用貫通孔19aを覆うように固定されるので、吹出用貫通孔19aと連通することとなる。
吸込ダクト29は、横方向に延びた上部分29aとこの上部分29aの側構体7側から下方向に延びた下部分29bとを有し、断面が中空の逆L字状に形成されている。吸込ダクト29の上部分29aの天面に形成された開口に連結ダクト37が連結されている。これにより、吸込ダクト29は、連結ダクト37を介して空調装置23の吸い込み口39と連通している。
吸込ダクト29の下部分29bの下側端部は開口し、その開口部が天井パネル21の吸込領域bにおける上面に密着して固定されている。すなわち、吸込ダクト29は、天井パネル21に形成された複数の貫通孔19のうち吸込用貫通孔19bを覆うように固定されるので、吸込用貫通孔19bと連通することとなる。
吸込ダクト31は、横方向に延びた上部分31aとこの上部分31aの側構体9側から下方向に延びた下部分31bとを有し、断面が中空の逆L字状に形成されている。吸込ダクト31の上部分31aの天面に形成された開口に連結ダクト41が連結されている。これにより、吸込ダクト29は、連結ダクト41を介して空調装置23の吸い込み口43と連通している。
吸込ダクト31の下部分31bの下側端部は開口し、その開口部が天井パネル21の吸込領域cにおける上面に密着して固定されている。すなわち、吸込ダクト31は、天井パネル21に形成された複数の貫通孔19のうち吸込用貫通孔19cを覆うように固定されるので、吸込用貫通孔19cと連通することとなる。
また、吹出ダクト27における上部分27aの側構体7側の端面は、吸込ダクト29における上部分29aの側構体9側の端面と対向している。そして、吹出ダクト27における下部分27bの側構体7側の面と、吹出ダクト27において側構体7側に延びた上部分27aの下側の面と、吸込ダクト29における上部分29aの下側の面と、吸込ダクト29における下部分29bの側構体9側の面と、天井パネル21の吸音領域dとによって囲まれる空間が形成されている。
この空間には、この空間に合うように形成された吸音材45が配置されている。吸音材45は、長方形断面で車長方向に延びた形状に成形されたグラスウールである。吸音材45はその下方の面によって、吸音領域dに形成された複数の吸音用貫通孔19dの屋根構体5側の開口部をふさいでいる。そして、吸音材45は、その側面及び上面をアルミ板47によって覆われている。
同様に、吹出ダクト27における上部分27aの側構体9側の端面は、吸込ダクト31における上部分31aの側構体7側の端面と対向している。そして、吹出ダクト27における下部分27bの側構体9側の面と、吹出ダクト27において側構体9側に延びた上部分27aの下側の面と、吸込ダクト31における上部分31aの下側の面と、吸込ダクト31における下部分31bの側構体7側の面と、天井パネル21の吸音領域eとによって囲まれる空間が形成されている。
この空間には、この空間に合うように形成された吸音材49が配置されている。吸音材49は、長方形断面で車長方向に延びた形状に成形されたグラスウールである。吸音材49はその下方の面によって、吸音領域eに形成された複数の吸音用貫通孔19eの屋根構体5側の開口部をふさいでいる。そして、吸音材49は、その側面及び上面をアルミ板51によって覆われている。
このように吸音材45,49を配置することにより、屋根構体5と天井パネル21との間の空間に空調機能及び吸音機能を効率的に配置することができる。
このように構成された鉄道車両の天井構造では、空調装置23から送出された調和空気が、連結ダクト33を介して吹出ダクト27に流入し、天井パネル21に形成された複数の吹出用貫通孔19aから車室17内へ吹き出される。そして、車室17内を循環した循環空気が、天井パネル21に形成された複数の吸込用貫通孔19b,19cから吸い込まれ、吸込ダクト29,31に流入し、連結ダクト37,41を介して空調装置23に吸い込まれる。これにより空調が行われる。そして、騒音は、天井パネル21に形成された複数の吸音用貫通孔19d,19eを通って吸音材45,49に達して吸音される。
これらの吹出用貫通孔19a、吸込用貫通孔19b,19c、及び吸音用貫通孔19d,19eを含む複数の貫通孔19は、天井パネルにおいて一様に形成されている。よって、吹出ダクト27及び吸込ダクト29,31と吸音材45,49との配置を変更するだけで、天井パネルにおいて任意の領域を、吹出領域、吸込領域、及び吸音領域としてそれぞれ機能させることができる。すなわち、空調用の吹き出し口及び吸い込み口の位置と吸音構造の位置とについて設計の自由度を高くすることができる。更に、貫通孔19は同形状で一様に形成されているので、天井部の美観を保つことができる。
好ましくは、吹出領域aと吸込領域b,cと吸音領域d,eとは、それぞれ車長方向に沿って延びている。すなわち、吹出領域aと吸込領域b,cと吸音領域d,eとを座席15の配列方向に合わせて配置しているので、鉄道車両1の車長方向に沿って一様に空調機能及び吸音機能を発揮することができる。すなわち、この座席配置に適合して空気を循環させることができる。
また、吹出領域aは中央部に位置し、吸込領域b,cは側構体7,9側にそれぞれ位置し、吸音領域d,eは吹出領域aと吸込領域b,cとの間にそれぞれ位置している。この場合、車室17内において、天井の中央から吹き出された調和空気(矢印Y1)は、床に向かって流れ(矢印Y2)、床に達すると床に沿って両側へ流れる(矢印Y3)。そして、側構体7,9に沿って上昇し(矢印Y4)、天井に吸い込まれることとなる(矢印Y5)。これにより、天井から吹き出された調和空気が車室内を十分循環せずに再び天井に吸い込まれるショートサーキットを抑制して、効率的に空気を循環させることができる。また、車室17内の中央に配置された通路の両側に座席15が配置されているので、中央の通路に立っている人には吹き出された風が比較的強く当たり、座席15に座っている人には風が比較的弱く当たるようにすることができる。すなわち、この座席配置に適合して空気を循環させることができる。
また、吹出ダクト27が吸音材料で形成されているので、吹出ダクト27自体によって騒音を吸音することが可能となる。よって、吸音効果を向上させることができる。また、吸込ダクト29,31が吸音材料で形成されているので、吸込ダクト29,31自体によって騒音を吸音することが可能となる。
また、天井パネル21は、プラスチックとアルミニウムとの積層構造を成しているので、天井パネル21の断熱性を向上させることができる。冷房時には、吹き出される空気と室内の空気との間に温度差があるが、天井パネルの表面と裏面との間の熱伝導を抑制して、天井パネルに結露が発生するのを抑制すると共に熱損失を抑えることができる。更に、天井パネル21は、プラスチック板をアルミニウム板で挟みこむ構造となっているので、複数の貫通孔19を容易に形成することができる。
本発明は、上記実施形態に限られず、様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態では、複数の貫通孔19が、車長方向及び車幅方向に一様に配列していることとしたが、これに限られない。複数の貫通孔は、同形状で、吹出用貫通孔、吸込用貫通孔、吸音用貫通孔の差が、車室内から見て視覚的に見分けがつかない程度に一様に形成されていればよい。
図1は、本実施形態に係る鉄道車両の天井構造が適用された鉄道車両の断面図である。 本実施形態に係る鉄道車両の天井構造が備える天井パネルを車室内から見た図である。 本実施形態に係る鉄道車両の天井構造の断面図である。
符号の説明
1…鉄道車両、17…車室、19…貫通孔、19a…吹出用貫通孔、19b,c…吸込用貫通孔、19d,19e…吸音用貫通孔、21…天井パネル、27…吹出ダクト、29,31…吸込ダクト、45,49…吸音材、a…吹出領域、b,c…吸込領域、d,e…吸音領域。

Claims (5)

  1. 鉄道車両の天井部に設けられ、同一形状の複数の貫通孔が一様に形成された天井パネルを備え、
    前記天井パネルは、
    前記複数の貫通孔のうち、前記鉄道車両の車室内へ空気を吹き出す吹出ダクトと連通した貫通孔が形成された吹出領域と、
    前記複数の貫通孔のうち、前記車室内から空気を吸い込む吸込ダクトと連通した貫通孔が形成された吸込領域と、
    前記複数の貫通孔のうち、吸音材によってふさがれた貫通孔が形成された吸音領域と、
    を含んでいることを特徴とする鉄道車両の天井構造。
  2. 前記吹出領域と前記吸込領域と前記吸音領域とは、それぞれ、前記鉄道車両の前後方向に沿って延びていることを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両の天井構造。
  3. 前記吹出領域は、前記鉄道車両の車幅方向の中央部に位置し、
    前記吸込領域は、前記鉄道車両の車幅方向の両端側にそれぞれ位置し、
    前記吸音領域は、前記吹出領域と前記吸込領域との間に位置していることを特徴とする請求項2に記載の鉄道車両の天井構造。
  4. 前記吹出ダクトと前記吸込ダクトとの少なくとも一方は、吸音材料で形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の鉄道車両の天井構造。
  5. 前記天井パネルは、プラスチックと金属との積層構造を成していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鉄道車両の天井構造。
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