JP2008299748A - Ocr帳票登録システム - Google Patents

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Tetsuji Takano
哲治 高野
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Abstract

【課題】金融機関で保持していない帳票のフォーマット情報も登録を行うことができ、フォーマット情報を迅速に反映することができ、かつ、管理を容易にすることができるようにする。
【解決手段】営業店端末は、フォーマット情報が登録されていない帳票のイメージデータを送信し、帳票登録端末は、取得した帳票のイメージデータに基づいてフォーマット情報を作成し、フォーマット情報が全帳票イメージ登録ファイルに格納されたフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認すると、作成したフォーマット情報をサーバに送信して全帳票イメージ登録ファイルに格納し、営業店端末は、全帳票イメージ登録ファイルから帳票登録端末によって作成されたフォーマット情報を取得する。
【選択図】図1

Description

本発明は、OCR帳票登録システムに関するものである。
従来、銀行、郵便局、信用金庫、消費者金融会社等の金融機関においては、顧客が住所変更のような顧客情報の更新等の処理を営業店の窓口やカウンタで依頼すると、必要事項が記載された依頼伝票等の帳票に記載された事項をOCR(Optical Character Reader)機能を備えた営業店端末を使用して読み取るようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、金融機関の営業店で取り扱う業務は多種多様なので、営業店の窓口やカウンタで受け付ける帳票も多種多様なものとなる。そのため、あらかじめフォーマット情報が登録されていない帳票を受け付けると、営業店端末では帳票を識別することができずに帳票識別エラーとなってしまう。この場合、帳票識別エラーとなった帳票は、帳票登録センタに送付され、そこでフォーマット情報が登録されるようになっている。
図2は従来のOCR帳票登録システムを示す図である。
図において、101は金融機関の営業店に配設された営業店端末であり、帳票のイメージデータを取得するスキャナ及び取得された帳票のイメージデータの文字情報を認識するOCR機能を備え、営業店の担当者が操作して、営業店の窓口やカウンタで受け付けた帳票の読取りを行う。この場合、前記営業店端末101は、図示されないOCRシステムに接続され、該OCRシステムにあらかじめ登録されている帳票のフォーマット情報を参照するようになっている。そのため、フォーマット情報が登録されていない帳票の読取りを行うと、営業店端末101では帳票を識別することができず、帳票識別エラーとなる。
すると、帳票識別エラーとなった帳票のOCR登録依頼が営業店から帳票登録センタに対して行われ、前記帳票は帳票登録センタに送付される。すなわち、帳票の現物渡しが行われる。前記帳票登録センタには、帳票のイメージデータを取得するスキャナ、及び、取得された帳票のイメージデータの文字情報を認識するOCR機能を備えた帳票登録端末102が複数配設されている。そして、帳票登録センタのオペレータは、前記帳票登録端末102を操作し、営業店から送付された帳票のフォーマット情報を含む帳票登録ファイルを作成する。
また、前記帳票登録センタには、帳票のイメージデータを取得するスキャナ、及び、取得された帳票のイメージデータの文字情報を認識するOCR機能を備えたテスト端末103が配設されている。該テスト端末103は、テスト環境の実機であり、営業店端末101と同様の機能を備え、帳票登録センタのオペレータは、テスト端末101を操作して、帳票登録端末102によって作成されたすべての帳票登録ファイルをテストする。すなわち、全帳票認識テストとしての実機確認を行い、帳票登録端末102によって作成されたすべての帳票登録ファイルに含まれるフォーマット情報を、既に登録されている帳票のフォーマット情報と比較して、既に登録されている帳票のフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認する。なお、帳票登録端末102によって作成された帳票登録ファイルは、記憶媒体に格納された状態で、すなわち、オフラインで、帳票登録端末102からテスト端末103に移動される。
そして、既に登録されている帳票のフォーマット情報に影響を及ぼさないことが確認にされると、帳票登録端末102によって作成された帳票登録ファイルは、OCRシステムに配布される。この場合も、帳票登録端末102によって作成された帳票登録ファイルは、記憶媒体に格納された状態で、すなわち、オフラインで、OCRシステムに配布される。
特開平9−6868号公報
しかしながら、前記従来のOCR帳票登録システムにおいては、帳票識別エラーとなった帳票の現物渡しが行われるようになっているので、例えば、税公金帳票等のように世の中に広く出回っている帳票であっても、営業店で保持していない帳票の場合、帳票登録センタに送付することができないので、帳票登録ファイルを作成することができない。また、既に登録されている帳票のフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認するためには、テスト環境の実機であるテスト端末103を使用する必要があるので、帳票登録端末102によって作成された帳票登録ファイルをOCRシステムに反映させるまでに、例えば、約2週間程度の長い時間がかかってしまう。また、帳票の管理が煩雑である。
本発明は、前記従来のOCR帳票登録システムの問題点を解決して、サーバによって帳票を一元的に管理するとともに、帳票登録端末によって全帳票認識テストを行って新規の帳票のフォーマット情報の登録を行うことによって、金融機関で保持していない帳票のフォーマット情報も登録を行うことができ、前記フォーマット情報を迅速に反映することができ、かつ、管理が容易なOCR帳票登録システムを提供することを目的とする。
そのために、本発明のOCR帳票登録システムにおいては、帳票のイメージデータを取得するスキャナ装置を備え、登録済みの帳票のフォーマット情報を格納し、該フォーマット情報に基づき、前記イメージデータから帳票に記載された文字情報を読み取る営業店端末と、前記登録済みの帳票のフォーマット情報を格納する帳票イメージ登録ファイル原本データベース、及び、未登録の帳票のイメージデータを格納する未登録イメージデータベースを備え、前記営業店端末に接続されたサーバと、前記登録済みの帳票のフォーマット情報を格納する全帳票イメージ登録ファイルを備え、未登録の帳票のイメージデータに基づいてフォーマット情報を作成し、該フォーマット情報が前記全帳票イメージ登録ファイルに格納されたフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認する、前記サーバに接続された帳票登録端末とを有し、前記営業店端末は、フォーマット情報が登録されていない帳票のイメージデータを前記サーバに送信し、該サーバは、前記営業店端末から受信した帳票のイメージデータを未登録イメージデータベースに格納し、前記帳票登録端末は、前記未登録イメージデータベースから取得した帳票のイメージデータに基づいてフォーマット情報を作成し、該フォーマット情報が前記全帳票イメージ登録ファイルに格納されたフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認すると、作成したフォーマット情報をサーバに送信して全帳票イメージ登録ファイルに格納し、前記営業店端末は、前記全帳票イメージ登録ファイルから前記帳票登録端末によって作成されたフォーマット情報を取得する。
本発明の他のOCR帳票登録システムにおいては、登録済みの帳票のフォーマット情報に基づき、帳票に記載された文字情報を読み取る営業店端末と、前記登録済みの帳票のフォーマット情報を格納する帳票イメージ登録ファイル原本データベース、及び、未登録の帳票のイメージデータを格納する未登録イメージデータベースを備え、前記営業店端末に接続されたサーバと、前記登録済みの帳票のフォーマット情報を格納する全帳票イメージ登録ファイルを備え、未登録の帳票のイメージデータに基づいてフォーマット情報を作成し、該フォーマット情報が前記全帳票イメージ登録ファイルに格納されたフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認する、前記サーバに接続された帳票登録端末とを有し、前記営業店端末は、フォーマット情報が登録されていない帳票のイメージデータを前記サーバに送信し、該サーバは、前記営業店端末から受信した帳票のイメージデータを未登録イメージデータベースに格納し、前記帳票登録端末は、前記未登録イメージデータベースから取得した帳票のイメージデータに基づいてフォーマット情報を作成し、該フォーマット情報が前記全帳票イメージ登録ファイルに格納されたフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認すると、作成したフォーマット情報をサーバに送信して全帳票イメージ登録ファイルに格納する。
本発明の更に他のOCR帳票登録システムにおいては、さらに、前記サーバは、前記帳票の管理及び進捗管理を一元的に行う。
本発明の更に他のOCR帳票登録システムにおいては、さらに、前記帳票登録端末は、作成したフォーマット情報が登録済の帳票のフォーマット情報のすべてに影響を及ぼさないことを確認する。
本発明の更に他のOCR帳票登録システムにおいては、さらに、前記サーバは、登録済みの帳票のイメージデータを格納する登録済帳票イメージ原本データベースを更に備える。
本発明の更に他のOCR帳票登録システムにおいては、登録済みの帳票のフォーマット情報を格納する全帳票イメージ登録ファイルと、未登録の帳票のイメージデータを格納する未登録イメージデータ格納部と、該未登録イメージデータ格納部から取得した未登録帳票のイメージデータに基づいてフォーマット情報を作成するフォーマット情報作成部と、前記フォーマット情報作成部により作成されたフォーマット情報が前記全帳票イメージ登録ファイルに格納されたフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認する影響確認部とを有する。
本発明の更に他のOCR帳票登録システムにおいては、さらに、前記フォーマット情報作成部により作成されたフォーマット情報が登録済みの帳票のフォーマット情報のすべてに影響を及ぼさないことを確認すると、前記フォーマット情報を前記全帳票イメージ登録ファイルに格納する。
本発明によれば、OCR帳票登録システムにおいては、サーバによって帳票を一元的に管理するとともに、帳票登録端末によって全帳票認識テストを行って新規の帳票のフォーマット情報の登録を行うようになっている。これにより、金融機関で保持していない帳票のフォーマット情報も登録を行うことができ、前記フォーマット情報を迅速に反映することができ、かつ、管理を容易に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における帳票登録センタシステムの構成を示す図、図3は本発明の実施の形態におけるOCR帳票登録システムの構成を示す図である。
図3において、10はコンピュータシステムとしてのOCR帳票登録システムであり、営業店システム20及び帳票登録センタシステム30を有する。なお、前記営業店システム20及び帳票登録センタシステム30は、図示されないLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット、VPN(Virtual Private Network)、オンラインネットワーク等の通信回線網から成るネットワークを介して、相互に通信可能に接続されている。
本実施の形態において、前記OCR帳票登録システム10は、銀行、郵便局、信用金庫、消費者金融会社等の金融機関において、顧客が口座の新規開設、キャッシュカードの暗証番号の届出、住所変更等の届出や更新、商品の代金、税金、公共料金等の支払い等を営業店の窓口やカウンタで依頼すると、必要事項が記載された依頼伝票等の帳票のイメージデータを取得し、該イメージデータに基づいて、前記帳票に記載された事項を登録するためのコンピュータシステムである。
そして、前記営業店システム20は、金融機関の本店、支店等の営業店の各々に配設され、営業店の窓口やカウンタに配設された端末としての営業店端末21を備える。なお、前記営業店システム20は、営業店の各々に配設されているので複数であるが、図示の都合上、一つのみが示されている。また、各営業店システム20は、複数の営業店端末21を備えていてもよいが、図示の都合上、営業店端末21は、一つのみが示されている。そして、顧客が営業店の窓口やカウンタにおいて必要事項が記載された帳票を提出すると、窓口やカウンタの担当者は、帳票の記載事項のチェックを行った後に、前記営業店端末21が備える帳票読取り装置としてのスキャナ装置を操作して、前記帳票のイメージデータを取得する。
ここで、前記スキャナ装置は、フラットベッドスキャナ、シートフィードスキャナ、ドラムスキャナ等であるが、いかなる種類のスキャナであってもよい。また、前記スキャナ装置は、カラー画像の読取りが可能なカラースキャナであることが望ましいが、モノクロスキャナであってもよい。前記スキャナ装置は、OCR帳票登録システム10に登録すべき事項、すなわち、登録データが記載された帳票に光を照射する蛍光灯等から成る光源、及び、前記帳票の表面からの反射光を受光するCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)等から成るライン型イメージセンサのようなイメージセンサを備える。さらに、前記スキャナ装置は、帳票の画像を走査しながら読み取る画像読取り部、ホッパ、搬送経路、スタッカ等を有し、複数枚の帳票を順次読み取ることができるものであることが望ましい。
そして、前記営業店端末21は、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス、押しボタン、タッチパネル等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータである。なお、前記営業店端末21は、例えば、パーソナルコンピュータであるが、サーバ、ワークステーション等いかなる種類のコンピュータであってもよい。
また、前記営業店端末21は、スキャナ装置によって取得された帳票のイメージデータの文字情報を認識するOCR機能を備える。この場合、前記営業店端末21は、図示されないOCRシステムに接続され、該OCRシステムからOCR機能を発揮するためのソフトウェア、複数種類の帳票のフォーマットに関するフォーマット情報等を取得する。これにより、前記営業店端末21は、前記スキャナ装置から帳票のイメージデータを受信すると、OCR機能を使用して、前記フォーマット情報に基づき、前記イメージデータから帳票に記載された文字情報を読み取ることができる。
なお、前記帳票は、業務毎に相違するフォーマットを備え、各業務に対応した必要事項が記載される帳票である。ここで、前記業務は、顧客が窓口やカウンタで依頼した届出、更新、支払い等に対応して金融機関が行う業務であるが、顧客の依頼に対応するもの以外に金融機関が行う業務を含むものであってもよい。そして、前記営業店端末21は、各帳票に対応するフォーマット情報に基づいて、帳票のイメージデータから文字情報を読み取るようになっている。また、フォーマット情報が登録されていない帳票の読取りを行うと、営業店端末21では帳票を識別することができず、帳票識別エラーとなる。
そのため、新たな種類の帳票が追加されたり、従来から使用されている帳票が更新されたりした場合には、前記フォーマット情報を追加したり更新したりする必要がある。そこで、前記営業店端末21は、帳票識別エラーとなった場合、すなわち、読み取られた帳票が未登録帳票であった場合には、前記帳票のイメージデータを帳票登録センタシステム30のサーバとしてのバッチサーバ31に、バックグラウンド処理によって、自動的に送信するようになっている。
前記帳票登録センタシステム30は、金融機関の帳票登録センタ等のセンタに配設され、バッチサーバ31及び帳票登録端末35を備える。なお、前記バッチサーバ31及び帳票登録端末35は、図示されないLAN、イントラネット等のネットワークを介して、相互に通信可能に接続されている。
ここで、前記バッチサーバ31は、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス、押しボタン、タッチパネル等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータであり、前記営業店端末21から受信した未登録帳票のイメージデータの蓄積、原本管理、進捗管理等を行う。
また、前記バッチサーバ31は、営業店端末21から受信した未登録の帳票のイメージデータ等を格納する未登録イメージデータ格納部としての未登録イメージデータベース32、登録済みの帳票のフォーマット情報等を含む帳票イメージ登録ファイルを格納する帳票イメージ登録ファイル原本データベース33、及び、登録済みの帳票のイメージデータ等を格納する登録済帳票イメージ原本データベース34を備えている。そして、前記帳票イメージ登録ファイル原本データベース33及び登録済帳票イメージ原本データベース34によって、原本管理を行うようになっている。なお、前記帳票イメージ登録ファイルは、帳票や文字をOCR読取りを行うにあたり参照される罫線特徴情報、フィールド位置情報等のフォーマット情報や文字認識情報などを抽出したファイルである。さらに、前記バッチサーバ31は、前記帳票のイメージデータの蓄積及び登録作業の進捗状況の管理を行うようになっている。
そして、前記帳票登録端末35は、CPU、MPU等の演算手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段、キーボード、マウス、押しボタン、タッチパネル等の入力手段、CRT、液晶ディスプレイ、LEDディスプレイ等の表示手段、通信インターフェイス等を備えるコンピュータである。なお、前記帳票登録端末35は、例えば、パーソナルコンピュータであるが、サーバ、ワークステーション等いかなる種類のコンピュータであってもよい。また、前記帳票登録端末35は、複数であるが、図示の都合上、一つのみが示されている。
そして、前記センタの担当者は、帳票登録端末35を操作して、前記未登録イメージデータベース32に格納された帳票のイメージデータを取得し、帳票登録端末35の図示されない表示手段に表示させる。また、帳票登録端末35は、前記帳票のイメージデータに基づいて新規帳票イメージ登録ファイル37を作成する。
ここで、前記帳票登録端末35は、全帳票イメージ登録ファイル36を備える。該全帳票イメージ登録ファイル36は、前記新規帳票イメージ登録ファイル37の外に、既作成帳票イメージ登録ファイル38を含んでいる。該既作成帳票イメージ登録ファイル38は、バッチサーバ31の帳票イメージ登録ファイル原本データベース33をコピーしたものであり、複数の登録済みの帳票のフォーマット情報等を格納する複数の個別既作成帳票イメージ登録ファイル38a〜38nから成る。該個別既作成帳票イメージ登録ファイル38a〜38nの各々には、登録済みの各帳票のフォーマット情報等が格納されている。なお、既作成帳票イメージ登録ファイル38は、バッチサーバ31の帳票イメージ登録ファイル原本データベース33から随時差分のデータ、すなわち、差分帳票イメージ登録ファイルをダウンロードすることによって、アップデートされる。
これにより、前記帳票登録端末35は、帳票識別エラーとなった帳票のイメージデータに基づいて、新たに作成したフォーマット情報を新規帳票イメージ登録ファイル37及び個別既作成帳票イメージ登録ファイル38a〜38nと照合し、前記新たに作成したフォーマット情報が既に登録されている帳票のフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認する全帳票認識テストを行うことができる。なお、新規帳票イメージ登録ファイル37に格納されている帳票のフォーマット情報に影響を及ぼさないことも確認する。
次に、前記構成のOCR帳票登録システム10の動作について説明する。
図4は本発明の実施の形態における全帳票認識テストの動作を示すフローチャートである。
まず、営業店の担当者が営業店端末21を操作して、営業店の窓口やカウンタで受け付けた帳票の読取りを行う。この場合、前記営業店端末21は、OCRシステムに接続され、該OCRシステムにあらかじめ登録されている帳票イメージ登録ファイルに含まれる帳票のフォーマット情報を参照するようになっている。そのため、フォーマット情報が登録されていない帳票の読取りを行うと、営業店端末21では帳票を識別することができず、帳票識別エラーとなる。
すると、帳票識別エラーとなった帳票のイメージデータが営業店端末21から帳票登録センタシステム30のバッチサーバ31に、バックグラウンド処理によって、自動的にオンラインで送信される。そして、前記バッチサーバ31は、営業店端末21から帳票識別エラーとなった帳票のイメージデータを受信すると、該イメージデータを未登録イメージデータベース32に格納する。
続いて、センタのオペレータは、随時、帳票登録端末35を操作してバッチサーバ31にアクセスし、前記未登録イメージデータベース32に格納された帳票のイメージデータ、すなわち、未登録帳票イメージを、オンラインで取得する。なお、未登録イメージデータベース32から取得する未登録帳票イメージは、単数の帳票のイメージデータであってもよいが、ここでは、複数の帳票のイメージデータであるものとして説明する。
そして、帳票登録端末35は、フォーマット情報作成部として機能し、取得した未登録帳票イメージに基づいて帳票登録ファイルを作成し、新規帳票イメージ登録ファイル37として全帳票イメージ登録ファイル36に格納する。これにより、選択された帳票のイメージデータから前記帳票のフォーマット情報が作成され、前記帳票のOCR認識が可能になる。
続いて、帳票登録端末35は、オンラインで帳票イメージ登録ファイルの取得を行い、帳票イメージ登録ファイル原本データベース33から差分帳票イメージ登録ファイルを帳票登録端末35へダウンロードして、該帳票登録端末35が備える既作成帳票イメージ登録ファイル38をアップデートする。
続いて、オペレータは、帳票登録端末35を操作し、取得した未登録帳票イメージの中から一つの帳票のイメージデータを選択し、帳票登録端末35の表示手段に表示させる。すると、帳票登録端末35は、OCRPKGを実行し、OCR読取りによって得られたOCR読取りデータとして、イメージデータが選択された帳票のフォーマット情報を取得する。
続いて、帳票登録端末35は、イメージデータが選択された帳票のフォーマット情報が既に登録されている帳票のフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認する全帳票認識テストを行う。この場合、前記帳票登録端末35は、影響確認部として機能し、イメージデータが選択された帳票のフォーマット情報を新規帳票イメージ登録ファイル37及びすべての個別既作成帳票イメージ登録ファイル38a〜38nと照合し、イメージデータが選択された帳票のフォーマット情報が既に登録されている帳票のフォーマット情報に影響を及ぼすか否かに基づいて、テスト結果を判断する。
そして、既に登録されている帳票のフォーマット情報に影響を及ぼす場合には、テスト結果がNGであると判断し、帳票登録端末35は、再び新規帳票イメージ登録ファイル37を作成し、再び差分帳票イメージ登録ファイルを帳票登録端末35へダウンロードして前述の動作を繰り返す。
また、既に登録されている帳票のフォーマット情報に影響を及ぼさない場合には、テスト結果がOKであると判断し、帳票登録端末35は、新規帳票イメージ登録ファイル37をアップロードして処理を終了する。この場合、前記新規帳票イメージ登録ファイル37は、バッチサーバ31にオンラインで送信され、帳票イメージ登録ファイル原本データベース33に格納されて保存される。また、前記帳票のイメージデータも、新規帳票イメージとしてアップロードされ、登録済帳票イメージ原本データベース34に格納されて保存される。
そして、バッチサーバ31は、アップロードされた新規帳票イメージ登録ファイル37をオンラインでOCRシステムに配布する。これにより、営業店端末21は、帳票イメージ登録ファイル原本データベース33から前記新規帳票イメージ登録ファイル37を取得することができ、該新規帳票イメージ登録ファイル37に含まれるフォーマット情報に基づいて、帳票のイメージデータから文字情報を読み取ることができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 差分帳票イメージ登録ファイルを帳票登録端末35へダウンロードする。
ステップS2 未登録帳票イメージの中から一つの帳票のイメージデータを選択する。
ステップS3 全帳票認識テストを行う。
ステップS4 イメージデータが選択された帳票のフォーマット情報が既に登録されている帳票のフォーマット情報に影響を及ぼすか否かに基づいて、テスト結果を判断する。
既に登録されている帳票のフォーマット情報に影響を及ぼす場合はステップS6に進み、既に登録されている帳票のフォーマット情報に影響を及ぼさない場合はステップS5に進む。
ステップS5 新規帳票イメージ登録ファイル37をアップロードし、処理を終了する。
ステップS6 新規帳票イメージ登録ファイル37を作成し、ステップS1へ戻る。
このように、本実施の形態においては、金融機関で保持していない新規の帳票であっても、OCR読取りが可能となり、迅速、例えば、翌日にOCR帳票登録システム10に反映することができる。また、帳票の管理や進捗状況管理もOCR帳票登録システム10によって行われるので、手間を省くことができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態における帳票登録センタシステムの構成を示す図である。 従来のOCR帳票登録システムを示す図である。 本発明の実施の形態におけるOCR帳票登録システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態における全帳票認識テストの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 OCR帳票登録システム
21 営業店端末
31 バッチサーバ
32 未登録イメージデータベース
33 帳票イメージ登録ファイル原本データベース
34 登録済帳票イメージ原本データベース
35 帳票登録端末
36 全帳票イメージ登録ファイル

Claims (7)

  1. (a)帳票のイメージデータを取得するスキャナ装置を備え、登録済みの帳票のフォーマット情報を格納し、該フォーマット情報に基づき、前記イメージデータから帳票に記載された文字情報を読み取る営業店端末と、
    (b)前記登録済みの帳票のフォーマット情報を格納する帳票イメージ登録ファイル原本データベース、及び、未登録の帳票のイメージデータを格納する未登録イメージデータベースを備え、前記営業店端末に接続されたサーバと、
    (c)前記登録済みの帳票のフォーマット情報を格納する全帳票イメージ登録ファイルを備え、未登録の帳票のイメージデータに基づいてフォーマット情報を作成し、該フォーマット情報が前記全帳票イメージ登録ファイルに格納されたフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認する、前記サーバに接続された帳票登録端末とを有し、
    (d)前記営業店端末は、フォーマット情報が登録されていない帳票のイメージデータを前記サーバに送信し、
    (e)該サーバは、前記営業店端末から受信した帳票のイメージデータを未登録イメージデータベースに格納し、
    (f)前記帳票登録端末は、前記未登録イメージデータベースから取得した帳票のイメージデータに基づいてフォーマット情報を作成し、該フォーマット情報が前記全帳票イメージ登録ファイルに格納されたフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認すると、作成したフォーマット情報をサーバに送信して全帳票イメージ登録ファイルに格納し、
    (g)前記営業店端末は、前記全帳票イメージ登録ファイルから前記帳票登録端末によって作成されたフォーマット情報を取得することを特徴とするOCR帳票登録システム。
  2. (a)登録済みの帳票のフォーマット情報に基づき、帳票に記載された文字情報を読み取る営業店端末と、
    (b)前記登録済みの帳票のフォーマット情報を格納する帳票イメージ登録ファイル原本データベース、及び、未登録の帳票のイメージデータを格納する未登録イメージデータベースを備え、前記営業店端末に接続されたサーバと、
    (c)前記登録済みの帳票のフォーマット情報を格納する全帳票イメージ登録ファイルを備え、未登録の帳票のイメージデータに基づいてフォーマット情報を作成し、該フォーマット情報が前記全帳票イメージ登録ファイルに格納されたフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認する、前記サーバに接続された帳票登録端末とを有し、
    (d)前記営業店端末は、フォーマット情報が登録されていない帳票のイメージデータを前記サーバに送信し、
    (e)該サーバは、前記営業店端末から受信した帳票のイメージデータを未登録イメージデータベースに格納し、
    (f)前記帳票登録端末は、前記未登録イメージデータベースから取得した帳票のイメージデータに基づいてフォーマット情報を作成し、該フォーマット情報が前記全帳票イメージ登録ファイルに格納されたフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認すると、作成したフォーマット情報をサーバに送信して全帳票イメージ登録ファイルに格納することを特徴とするOCR帳票登録システム。
  3. 前記サーバは、前記帳票の管理及び進捗管理を一元的に行う請求項1又は2に記載のOCR帳票登録システム。
  4. 前記帳票登録端末は、作成したフォーマット情報が登録済の帳票のフォーマット情報のすべてに影響を及ぼさないことを確認する請求項1又は2に記載のOCR帳票登録システム。
  5. 前記サーバは、登録済みの帳票のイメージデータを格納する登録済帳票イメージ原本データベースを更に備える請求項1又は2に記載のOCR帳票登録システム。
  6. 登録済みの帳票のフォーマット情報を格納する全帳票イメージ登録ファイルと、
    未登録の帳票のイメージデータを格納する未登録イメージデータ格納部と、
    該未登録イメージデータ格納部から取得した未登録帳票のイメージデータに基づいてフォーマット情報を作成するフォーマット情報作成部と、
    前記フォーマット情報作成部により作成されたフォーマット情報が前記全帳票イメージ登録ファイルに格納されたフォーマット情報に影響を及ぼさないことを確認する影響確認部とを有することを特徴とするOCR帳票登録システム。
  7. 前記フォーマット情報作成部により作成されたフォーマット情報が登録済みの帳票のフォーマット情報のすべてに影響を及ぼさないことを確認すると、
    前記フォーマット情報を前記全帳票イメージ登録ファイルに格納する請求項6に記載のOCR帳票登録システム。
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