JP2008298591A - エンコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】出張りの無い形状でカバー部材を取り付けることができると共に、カバー部材の取り外しを容易に行える小型のエンコーダを提供する。
【解決手段】回転機器の回転軸に取り付けられ、回転状態を検出するためのパターンを備えた被検出体11と、被検出体とともに回転機器の回転状態を検出する回転検出手段1と、回転機器に取り付けられ、回転検出手段と信号の授受を行う電子部品が実装される基板6,7と、当該エンコーダを覆う第1および第2のカバー部材14,16とを有し、基板の一端は前記第1のカバー部材の内面部分に接することにより前記第1のカバー部材を位置決めし、該位置決めの反対側にて、第1のカバー部材と第2のカバー部材は基板の他端を挟んだ状態で、ねじ17により固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転機器の回転状態を検出するエンコーダに関するものである。
回転軸の回転状態(回転数や回転角度)を検出するために回転機器であるモータに取り付けられるものとして、エンコーダが知られている。この種のエンコーダは、モータの回転軸に取り付けられた被検出体の所定パターンを検出器で光学的あるいは磁気的に検出し、回転軸の回転数や回転角度に相当する電気信号(以下、エンコーダ信号)を出力するようになっている。
図9に、エンコーダの第1の従来例として、特許文献1に開示されているエンコーダを示す。組立に際しては、まず、モータ70にベース部材71をねじ72,73により取り付ける。次に、モータ70の回転軸74に、被検出体であるパルスコードホイール75が固定されたパルスコードホイール取付部材76を、ねじ77により取り付ける。次いで、回転検出手段であるエンコーダセンサモジュール78をベース部材71に、ねじ79,80により取り付ける。そして、最後に、カバー81を被せる。この際、カバー81は接着により固定される構造となっている。
次に、図10及び図11に用いて、エンコーダの第2の従来例を説明する。
図10はエンコーダの断面図である。1回転中に得られるエンコーダ信号の分割数(以下、最小分解能と記す)を上げるために、エンコーダ信号を電気的に逓倍する構成のものがある。この種のエンコーダにおいては、逓倍のために逓倍回路を具備している。
組立に際しては、エンコーダセンサモジュール82の他、逓倍回路を構成する逓倍用IC83、発振器84等の電子部品を実装した基板85を、ねじ87によりモータ86に取り付ける。次に、モータ86の回転軸88に対し、被検出体であるパルスコードホイール89が固定されたパルスコードホイール取付部材90を、ねじ91により取り付ける。そして、最後に、カバー部材92を被せ、ねじ93,94で基板85に取り付ける。
図11は、図10に示すエンコーダをカバー部材92の上方から見た図である。図10に示す寸法Pも厳しく規制されるが、図10及び図11に示すモータ86の径φMや、モータ86の径φMからの出張り量である寸法Nも厳しく規制される。
また、ケーブル95が引き出される方向には部品を置かないように配慮した配置をする。しかし、特にケーブル95の反対側であるモータ86の径φMの外側は、該モータ86のすぐ近くに光軸96等を通したり、可動物97の旋回範囲が接近したりする場合が多い。そのため、出張りの無い形状が求められていた。
特開2002−357457号公報
上記の第1の従来例である図9のエンコーダにおいては、モータ70に対してカバー部材81を接着で取り付けるようにしていた。しかしながら、このような組立方法では、エンコーダの分解、再組立が出来ないという問題点があった。
また、第2の従来例である図10及び図11のエンコーダにおいては、モータ86の径φMよりも大きな寸法Nだけ、カバー部材92および基板85が図中、右方向に出張ってしまっていた。さらに、カバー部材92を取り付けるためのねじ94がモータ86の径φMの寸法から上記寸法Nとは反対側に出張ってしまうとともに、ねじ93が寸法Pから出張ってしまうなどの問題もあった。
(発明の目的)
本発明の目的は、出張りの無い形状でカバー部材を取り付けることができると共に、カバー部材の取り外しを容易に行うことのできる小型のエンコーダを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、回転機器の回転軸に取り付けられ、回転状態を検出するためのパターンを備えた被検出体と、前記被検出体とともに前記回転機器の回転状態を検出する回転検出手段と、前記回転機器に取り付けられ、前記回転検出手段と信号の授受を行う電子部品が実装される基板と、当該エンコーダを覆う第1および第2のカバー部材とを有し、前記基板の一端は前記第1のカバー部材の内面部分に接することにより前記第1のカバー部材を位置決めし、該位置決めの反対側にて、前記第1のカバー部材と第2のカバー部材が前記基板の他端を挟んだ状態で、ねじにより固定されるエンコーダとするものである。
本発明によれば、出張りの無い形状でカバー部材を取り付けることができると共に、カバー部材の取り外しを容易に行うことのできる小型のエンコーダを提供できるものである。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例1ないし3に示す通りである。
図1ないし図4は本発明の実施例1に係わるエンコーダを示す図である。図1は本発明の実施例1に係わるエンコーダの分解斜視図である。この実施例1のエンコーダは光学式のエンコーダであり、回転検出手段であるエンコーダセンサモジュール1は、発光素子と受光素子を含むものである。
組立に際しては、まず、エンコーダセンサモジュール1、逓倍処理用IC(集積回路)2、抵抗3、コンデンサ4などの電子部品や、ケーブル5を実装したフレキシブル基板6が貼り付けられる補助基板7を、モータ8に対して、ねじ9により取り付ける。次に、モータ8の回転軸10に、パターンを備えた被検出体であるパルスコードホイール11が固定されたパルスコードホイール取付部材12を、ねじ13により取り付ける。そして、最後に補助基板7を挟んで、第1のカバー部材14とケーブル保護具15を有する第2のカバー部材16を、回転軸10と平行なねじ17により取り付ける。
第1のカバー部材14には寸法tに示す段部分23が設けられている。この寸法tは、補助基板7の厚み寸法tからきている。
図2は、図1に示したエンコーダの断面図であり、図1の姿勢の天地を逆にした図である。
エンコーダ信号の最小分解能を上げるために、より大きな径のパルスコードホイールを採用したり、より細かいピッチのパルスコードホイールを用いたりするが、寸法的な面から大きい径のパルスコードホイールを用いることは敬遠される。径φAのモータ8の場合、パルスコードホイール11の直径は第1のカバー部材14に接触しない直径φBが限度となる。一方、より細かいピッチを用いて最小分解能を得ようとすると、光の回折現象が発生する問題があり、パルスコードホイール11のピッチを細かくするにも限度がある。
上記の理由から、パルスコードホイール11とエンコーダセンサモジュール1から得られたエンコーダ信号を電気的に逓倍する方法が用いられる。そのため、抵抗3やコンデンサ4といった電子部品に加えて、逓倍処理用IC2や発振器18といった電子部品から成る逓倍処理回路を用いる。
この場合、エンコーダセンサモジュール1から逓倍処理回路までの間で入るノイズをなるべく少なくするために、エンコーダセンサモジュール1と逓倍処理回路との間の距離をなるべく短くする必要がある。そこで、エンコーダセンサモジュール1の近く、または、同一基板内に逓倍処理回路を実装する形態をとるようにする。また、モータ径φAから出張る部分Cの寸法を出来るだけ小さくするために、後述の図3にて説明するようにフレキシブル基板6を折り曲げて補助基板7に取り付け、フレキシブル基板6の両面に電子部品を実装する構造にしている。
第1のカバー部材14と第2のカバー部材16をねじ17により取り付けることにより、ケーブル5は絶縁材料のケーブル保護具15で押さえられる。
本実施例1の構造とすることにより、高さ寸法Dの第1のカバー部材14をモータ8に取り付ける際、モータ8の径φAや高さ寸法D部分からねじ13が出てしまうことなく固定できる。
図3に、フレキシブル基板6と補助基板7を示す。フレキシブル基板6は補助基板7の破線19で裏面に折り返す。
図4に第1のカバー部材14を示す。第1のカバー部材14を取り付けるにあたり、図3に示す補助基板7の一端の縁部分20が、第1のカバー部材14の内面部分22に接することにより位置決め(位置出し)の役目をする。この位置決めの役目をする縁部分20の半径Rは、モータ8の径φAの半径よりも小さくし、第1のカバー部材14が径φAより大きく出ないようにしている。第1のカバー部材14に設けた段部分23の寸法tは、補助基板7の厚みtの寸法にしてある。
図3に示す補助基板7の、前記縁部分20の反対側である斜線部21に、第1のカバー部14の段部分23がかかる構造になっている。この状態で図2に示すように、ねじ17を用いて、第1のカバー部材14と第2のカバー部材16とで補助基板7を挟んだ状態で固定する。
上記実施例1に係わるエンコーダは、モータ8の回転軸10に固定される被検出体であるパルスコードホイール11と、パルスコードホイール11とともにモータ8の回転状態を検出する回転検出手段であるエンコーダセンサモジュール1とを有する。さらには、エンコーダセンサモジュール1と信号の授受を行う電子部品が両面に実装されるフレキシブル基板6と、当該エンコーダの第1、第2のカバー部材14,16とを有する。そして、補助基板7の一端が第1のカバー部材14の位置決めの役目をする。そして、該位置決めの反対側(補助基板7の他端側)において、第1のカバー部材14と第2のカバー部材16が補助基板7を挟んだ状態で、第1のカバー部材14に第2のカバー部16をねじ17により固定するようにしている。さらに、位置決めの反対側の、補助基板7を挟む部分の側から回転検出のための電気信号を出すケーブル5を引き出すようにしている。
上記のように、補助基板7の一端が第1のカバー部材14の位置決めの役目をしている。よって、図10の従来例のように、カバー部材92を取り付けるためのねじ94がモータ86の径φMの寸法から出張ってしまうということがなくなる。さらに、フレキシブル基板6の両面(一方の面および他方の面)に電子部品を実装するようにしているので、図10の従来例のように、モータ86の径φMよりもカバー部材92および基板85が図中、右方向に出張ってしまう、といったことがなくなる。さらに、図9の従来例のように接着によりカバー部材を固定するのではなく、ねじによりカバー部材を固定するようにしているので、エンコーダの分解、再組立が容易なものとなる。
つまり、出張りの無い形状でカバー部材を取り付けることができると共に、カバー部材の取り外しを容易に行うことのできる小型のエンコーダを提供可能となる。
図5および図6は本発明の実施例2に係わるエンコーダを示す図である。図5は本実施例2に係わるエンコーダの分解斜視図である。本実施例2のエンコーダは光学式のエンコーダであり、回転検出手段であるエンコーダセンサモジュール31には、発光素子と受光素子が具備されている。
組立に際しては、まず、エンコーダセンサモジュール31、逓倍処理用IC32、抵抗33、コンデンサ34などの電子部品やケーブル35を実装した両面基板36を、モータ38に対し、ねじ39により取り付ける。次に、モータ38の回転軸40に、被検出体であるパルスコードホイール41が固定されたパルスコードホイール取付部材42を、ねじ43により取り付ける。そして、最後に、両面基板36を挟んで、座ぐり45を有する第1のカバー部材44と第2のカバー部材46を、ねじ47により取り付ける。
図6は、図5に示すエンコーダの断面図である。径φEのモータ38の場合、パルスコードホイール41の直径は第1のカバー部材44に接触しない直径φFが限度となる。また、第1のカバー部材44の高さ寸法Gは、回転軸40に固定されたパルスコードホイール取付部材42を覆うために必要な寸法からきている。
逓倍処理回路を構成する、抵抗33、逓倍処理用IC32、コンデンサ34等の電子部品は、パルスコードホイール取付部材42の寸法より背が低いので、第1のカバー部材44に座ぐり45を設けて、ねじ47が高さ寸法Gから出ないようにしている。
第1のカバー部材44の内側には寸法tに示す段部分49が設けられている。この寸法tは両面基板36の厚み寸法tからきている。第1のカバー部材44の内側に設けた段部分49により、両面基板36は第1のカバー44と第2のカバー46に覆われて挟まれる構造になる。
モータ38の径φEから出張る部分Hの寸法を出来るだけ小さくするために、ここでは両面基板36を用いて両面に電子部品を実装する構造にしている。
また、第1のカバー部材44を取り付けるにあたり、両面基板36の一端である縁部分20が、第1のカバー部材44の内面部分22(図6参照)に接することにより位置決め(位置出し)の役目をする。この位置決めの役目をする縁部分20の半径は、モータ38の径φEの半径よりも小さくし、第1のカバー部材44が径φEより大きく出ないようにしている。
上記実施例2に係わるエンコーダは、モータ38の回転軸40に固定される被検出体であるパルスコードホイール41と、パルスコードホイール41とともにモータ38の回転状態を検出する回転検出手段であるエンコーダセンサモジュール31とを有する。さらには、エンコーダセンサモジュール31と信号の授受を行う電子部品が両面に実装される両面基板36と、当該エンコーダの第1、第2のカバー部材44,46とを有する。そして、両面基板36の一端が第1のカバー部材44の位置決めの役目をする。そして、該位置決めの反対側(両面基板36の他端)において、第1のカバー部材44と第2のカバー部材46が両面基板36を挟んだ状態で、第1のカバー部材44に第2のカバー部46をねじ47により固定するようにしている。さらに、位置決めの反対側の、両面基板46を挟む部分の側から回転検出のための電気信号を出すケーブル35を引き出すようにしている。
上記のように、両面基板36の一端が第1のカバー部材44の位置決めの役目をしているので、図10の従来例のように、カバー部材92を取り付けるためのねじ94がモータ86の径φMの寸法から出張ってしまうということがなくなる。さらに、両面基板36の両面(一方の面および他方の面)に電子部品を実装するようにしているので、図10の従来例のように、モータ86の径φMよりもカバー部材92および基板85が図中、右方向に出張ってしまう、といったことがなくなる。さらに、図9の従来例のように接着によりカバー部材を固定するのではなく、ねじによりカバー部材を固定するようにしているので、エンコーダの分解、再組立が容易なものとなる。
つまり、実施例2においても、出張りの無い形状でカバー部材を取り付けることができると共に、カバー部材の取り外しを容易に行うことのできる小型のエンコーダを提供可能となる。
図7および図8は本発明の実施例3に係わるエンコーダを示す図である。図7は本発明の実施例3に係わるエンコーダを示す分解斜視図である。本実施例3のエンコーダは磁気式のエンコーダであり、回転検出手段である磁気センサモジュール51で、磁気を電気信号として検出する。
組立に際しては、まず、磁気センサモジュール51、逓倍処理用IC52、抵抗53、コンデンサ54などの素子を実装した多層基板55を、モータ58に対し、ねじ59により取り付ける。この多層基板55は電極56を有し、コネクタ57が接続され、エンコーダ信号を出力する。次に、モータ58の回転軸60に、被検出体である磁気ホイール61が固定された磁気ホイール取付部材62を、ねじ63により取り付ける。そして、最後に、多層基板55を挟んで、第1のカバー64と第2のカバー66を、ねじ67により取り付ける。
第1のカバー部材64には寸法tに示す段部分69が設けられている。この寸法tは多層基板55の厚み寸法tからきている。第1のカバー部材64にはケーブル保護具65が固定され、多層基板55の電極56につながるパターンと第1のカバー部材64との電気絶縁および異物が入いらないための封止構造になっている。
図8は、図7に示すエンコーダの断面図である。モータ径φIのモータ58の場合、磁気ホイール61の直径は第1のカバー部材64に接触しない直径φJが限度となる。また、第1のカバー部材64の高さ寸法Lは、回転軸60に固定された磁気ホイール取付部材62を覆うために必要な寸法からきている。
逓倍処理回路を構成する、抵抗53、逓倍処理用IC52、コンデンサ54等の電子部品は、磁気ホイール取付部材62の寸法より背が低いので、第1のカバー部材64に段をつけてねじ67が高さ寸法Lから出ないようにしている。ここでは第1のカバー部材64に段をつけた事例を示したが、電子部品を覆う部分のカバー部材の板厚を厚くして座ぐりを設けて、ねじ67が高さ寸法Lから出ないようにしても良い。
モータ58の径φIから出張る部分Kの寸法を出来るだけ小さくするために、ここでは多層基板55を用いて、両面に電子部品を実装する構造にしている0。
また、第1のカバー部材64を取り付けるにあたり、多層基板556の一端である縁部分20が、第1のカバー部材64の内面部分22(図8参照)に接することにより位置決め(位置出し)の役目をする。この位置決めの役目をする縁部分20の半径は、モータ58の径φJの半径よりも小さくし、第1のカバー部材64が径φJより大きく出ないようにしている。
上記実施例3に係わるエンコーダは、モータ58の回転軸60に固定される被検出体である磁気ホイール61と、磁気ホイール61とともにモータ58の回転状態を検出する回転検出手段である磁気センサモジュール51とを有する。さらには、磁気センサモジュール51と信号の授受を行う電子部品が両面に実装される多層基板55と、当該エンコーダの第1、第2のカバー部材64,66とを有する。そして、多層基板55の一端が第1のカバー部材64の位置決めの役目をする。そして、該位置決めの反対側(多層基板55の他端)において、第1のカバー部材64と第2のカバー部材66が多層基板55を挟んだ状態で、第1のカバー部材64に第2のカバー部66をねじ67により固定するようにしている。さらに、位置決めの反対側の、多層基板55を挟む部分の側から回転検出のための電気信号を出すケーブル57を引き出すようにしている。
上記のように、多層基板55の一端が第1のカバー部材64の位置決めの役目をしているので、図10の従来例のように、カバー部材92を取り付けるためのねじ94がモータ86の径φMの寸法から出張ってしまうということがなくなる。さらに、多層基板55の両面(一方の面および他方の面)に電子部品を実装するようにしているので、図10の従来例のように、モータ86の径φMよりもカバー部材92および基板85が図中、右方向に出張ってしまう、といったことがなくなる。さらに、図9の従来例のように接着によりカバー部材を固定するのではなく、ねじによりカバー部材を固定するようにしているので、エンコーダの分解、再組立が容易なものとなる。
つまり、実施例3においても、出張りの無い形状でカバー部材を取り付けることができると共に、カバー部材の取り外しを容易に行うことのできる小型のエンコーダを提供可能となる。
(本発明と実施例の対応)
モータ8,38,58が本発明の回転機器に、パルスコードホイール11,41、または磁気ホイール61が、回転機器の回転軸に取り付けられ、回転状態を検出するためのパターンを備えた被検出体に、それぞれ相当する。また、エンコーダセンサモジュール1,31、または磁気センサモジュール51が、回転機器の回転状態を検出する回転検出手段に相当する。また、フレキシブル基板6を含む補助基板7、両面基板36、多層基板55が、回転検出手段と信号の授受を行う電子部品が実装される基板に相当する。また、第1のカバー部材14,44,64が本発明の第1のカバー部材に、第2のカバー部材16,46,66が本発明の第2のカバー部材に、それぞれ相当する。また、縁部分20が、第1のカバー部材の位置決めの役目をする基板の一端に相当する。逓倍処理用IC2,32,52、抵抗3,33、53、コンデンサ4,34,54が本発明の電子部品に相当する。また、ケーブル5,35,57がエンコーダ出力用のケーブルに相当する。
本発明の実施例1に係わるエンコーダを示す分解斜視図である。 本発明の実施例1に係わるエンコーダを示す断面図である。 本発明の実施例1に係わるエンコーダのフレキシブル基板と補助基板を示す図である。 本発明の実施例1に係わるエンコーダの第1のカバー部材を示す斜視図である。 本発明の実施例2に係わるエンコーダを示す分解斜視図である。 本発明の実施例2に係わるエンコーダを示す断面図である。 本発明の実施例3に係わるエンコーダを示す分解斜視図である。 本発明の実施例3に係わるエンコーダを示す断面図である。 従来のエンコーダの第1の例を示す分解斜視図である。 従来のエンコーダの第2の例を示す断面図である。 図10のエンコーダをカバー上方から見た図である。
符号の説明
1,31 エンコーダセンサモジュール
2,32,52 逓倍処理用IC
3,33、53 抵抗
4,34,54 コンデンサ
5,35,57 ケーブル
6 フレキシブル基板
7 補助基板
8,38,58 モータ
10,40,60 軸
11,41 パルスコードホイール
12,42 パルスコードホイール取付部材
14,44,64 第1のカバー部材
16,46,66 第2のカバー部材
51 磁気センサモジュール
61 磁気ホイール
62 磁気ホイール取付部材

Claims (4)

  1. 回転機器の回転軸に取り付けられ、回転状態を検出するためのパターンを備えた被検出体と、
    前記被検出体とともに前記回転機器の回転状態を検出する回転検出手段と、
    前記回転機器に取り付けられ、前記回転検出手段と信号の授受を行う電子部品が実装される基板と、
    当該エンコーダを覆う第1および第2のカバー部材とを有し、
    前記基板の一端は前記第1のカバー部材の内面部分に接することにより前記第1のカバー部材を位置決めし、該位置決めの反対側にて、前記第1のカバー部材と第2のカバー部材は前記基板の他端を挟んだ状態で、ねじにより固定されることを特徴とするエンコーダ。
  2. 前記電子部品は、前記基板の両面に実装されることを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ。
  3. 前記第1のカバー部材は前記被検出体、前記回転検出手段、前記基板の一方の面および該一方の面に実装された前記電子部品を覆い、前記第2のカバー部材は前記基板の他方の面および該他方の面に実装された前記電子部品を覆うことを特徴とする請求項2に記載のエンコーダ。
  4. 前記第1のカバー部材と前記第2のカバー部材に挟まれた前記基板の他端側に、エンコーダ出力用のケーブルを配置したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のエンコーダ。
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