JP2008297906A - 内燃機関のノッキング判定装置、ノッキング判定方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

内燃機関のノッキング判定装置、ノッキング判定方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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理人 金子
Kenji Kasashima
健司 笠島
Masatomo Yoshihara
正朝 吉原
Kenji Senda
健次 千田
Norihito Hanai
紀仁 花井
Yasuhiro Yamasako
靖広 山迫
Yuichi Takemura
優一 竹村
Shuhei Oe
修平 大江
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Abstract

【課題】しきい値を設定するために費やす時間が増大しないようにして、内燃機関を製品化するために必要なコストの増大を緩和する。
【解決手段】エンジンECUは、ノックセンサから送信された信号に基づいて、上死点から90度までの間のエンジンの振動の強度を検出するステップ(S102)と、エンジン回転数NEおよび負荷に応じて、積算区間を設定するステップ(S108)と、強度を積算区間分だけ積算した第2積算値Pを、積算区間の大きさに比例して定められる値Aで除算することにより、ノック強度Nを算出するステップ(S110)と、ノック強度Nがしきい値V(J)より大きい場合において、ノッキングが発生したと判別するステップ(S118)と、ノック強度Nがしきい値V(J)より小さい場合において、ノッキングが発生していないと判別するステップ(S122)とを含む、プログラムを実行する。
【選択図】図9

Description

本発明は、内燃機関のノッキング判定装置、ノッキング判定方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体に関し、特に、内燃機関の運転状態に応じて設定される、クランク角についての区間における振動の強度を積算した積算値に基づいてノッキングが発生したか否かを判定する技術に関する。
従来より、内燃機関において発生するノッキング(ノック)を検出する様々な方法が提案されている。たとえば、内燃機関の振動の強度がしきい値よりも高いとノッキングが発生したと判定する技術がある。ところが、ノッキングが発生していなくても、たとえば吸気バルブや排気バルブが閉じる際に発生する振動などのノイズの強度がしきい値よりも高い場合がある。この場合、ノッキングが発生していないにもかかわらず、ノッキングが発生したと誤判定し得る。そこで、振動が発生するクランク角や減衰率など、強度以外の特性も考慮するために振動の波形に基づいてノッキングの有無を判定することが考えられる。
ところで、内燃機関の出力軸回転数が上昇した場合であっても、振動が発生する時間自体の変化量は小さい。一方、内燃機関の出力軸回転数が高い場合は低い場合に比べて、たとえば一秒間あたりのクランク角の変化量は大きい。そのため、内燃機関の出力軸回転数が高い場合は、低い場合に比べて、振動が検出されるクランク角の区間が長くなる。そこで、振動の波形を検出するために用いるクランク角の区間を、内燃機関の出力軸回転数に応じて変更する技術が提案されている。
実開平3−21545号公報(特許文献1)は、機関の振動に対応した信号を出力するノックセンサと、このノックセンサからの信号のうちノック振動に対応する周波数成分を通過させるバンドパスフィルタと、バンドパスフィルタを通過した信号を所定のクランク角区間において積分(積算)する積分回路と、積分回路の積分値に基づいてノッキングの有無を判定する判定部と、機関の回転数を検出する検出部と、検出された機関の回転数に応じて積分回路により積分するクランク角区間を変更する可変部とを含む、ノック検出装置を開示する。
この公報に記載のノック検出装置によれば、回転数の変化によって、ノック発生区間が変わっても、それに応じて、積分区間も変えることができる。そのため、ノック発生区間と積分区間とが常にほぼ一致する。その結果、ノック判定の信頼性が向上する。
実開平3−21545号公報(実公平6−45645号公報)
しかしながら、実開平3−21545号公報のように、ノックセンサからの信号を積算する区間を可変にした場合、信号を積算して得られる値の大きさは、区間の大きさに応じて必然的に変化し得る。そのため、ノッキングが発生したか否かを判定するために用いるしきい値などの大きさを、信号を積算するクランク角の区間毎に設定しなければならない。その結果、しきい値を設定するための実験やシミュレーションなどに必要な時間が長くなるなどして、内燃機関を製品化するために必要なコストが増大し得る。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、内燃機関を製品化するために必要なコストの増大を緩和することができる内燃機関のノッキング判定装置、ノッキング判定方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体を提供することである。
第1の発明に係る内燃機関のノッキング判定装置は、クランク角についての第1の区間における内燃機関の振動の強度を検出するための手段と、クランク角についての第2の区間を内燃機関の運転状態に応じて設定するための設定手段と、第2の区間における振動の強度を積算した積算値を算出するための手段と、積算値を第2の区間に比例して定められる値で除した値に基づいて内燃機関にノッキングが発生したか否かを判定するための判定手段とを備える。第4の発明に係る内燃機関のノッキング判定方法は、第1の発明に係る内燃機関のノッキング判定装置と同様の要件を備える。
第1または第4の発明によると、クランク角についての第1の区間における内燃機関の振動の強度が検出される。内燃機関の運転状態に応じて、クランク角についての第2の区間が設定される。これにより、たとえば、ノッキングに起因する振動が現れ得るクランク角の区間を第2の区間に設定することができる。設定された第2の区間における振動の強度を積算した積算値が算出される。この積算値を第2の区間に比例して定められる値で除算した値に基づいて内燃機関にノッキングが発生したか否かが判定される。これにより、第2の区間の大きさの違い自体による積算値の大きさの違いを小さくすることができる。そのため、強度を積算する第2の区間が異なる場合であっても、多数のしきい値を用いずに、共通のしきい値を用いてノッキングが発生したか否かを判定することができる。その結果、しきい値を設定するために費やす時間等が長くならないようにして、内燃機関を製品化するために必要なコストの増大を緩和することができる内燃機関のノッキング判定装置またはノッキング判定方法を提供することができる。
第2の発明に係る内燃機関のノッキング判定装置は、第1の発明の構成に加え、判定手段は、積算値を第2の区間に比例して定められる値で除した値がしきい値より大きい場合に、内燃機関にノッキングが発生したと判定するための手段を含む。第5の発明に係る内燃機関のノッキング判定方法は、第2の発明に係る内燃機関のノッキング判定装置と同様の要件を備える。
第2または第5の発明によると、第2の区間における振動の強度を積算した積算値を第2の区間に比例して定められる値で除した値がしきい値より大きいか否かにより、ノッキングが発生したか否かを判定することができる。
第3の発明に係る内燃機関のノッキング判定装置においては、第1または2の発明の構成に加え、設定手段は、内燃機関の出力軸回転数および負荷のうちの少なくともいずれか一方に応じて第2の区間を設定するための手段を含む。第6の発明に係る内燃機関のノッキング判定方法は、第3の発明に係る内燃機関のノッキング判定装置と同様の要件を備える。
第3または第6の発明によると、内燃機関の出力軸回転数および負荷のうちの少なくともいずれか一方に応じて第2の区間が設定される。ノッキングに起因する振動が現れ得るクランク角は、内燃機関の出力軸回転数もしくは負荷に関連して変化するためである。これにより、ノッキングに起因する振動が現れ得る区間を精度よく設定することができる。
第7の発明に係るプログラムは、第4〜6のいずれかの発明に係るノッキング判定方法をコンピュータに実現させるプログラムであって、第8の発明に係る記録媒体は、第4〜6のいずれかに記載のノッキング判定方法をコンピュータに実現させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
第7または第8の発明によると、コンピュータ(汎用でも専用でもよい)を用いて、第4〜6のいずれかの発明に係る内燃機関のノッキング判定方法を実現することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係るノッキング判定装置を搭載した車両のエンジン100について説明する。本実施の形態に係るノッキング判定装置は、たとえばエンジンECU(Electronic Control Unit)200のROM(Read Only Memory)202に記録されたプログラムにより実現される。なお、ECU1000により実行されるプログラムをCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に記録して市場に流通させてもよい。
エンジン100は、エアクリーナ102から吸入された空気とインジェクタ104から噴射される燃料との混合気を、燃焼室内で点火プラグ106により点火して燃焼させる内燃機関である。点火時期は、出力トルクが最大になるMBT(Minimum advance for Best Torque)になるように制御されるが、ノッキングが発生した場合など、エンジン100の運転状態に応じて遅角されたり、進角されたりする。
混合気が燃焼すると、燃焼圧によりピストン108が押し下げられ、クランクシャフト110が回転する。燃焼後の混合気(排気ガス)は、三元触媒112により浄化された後、車外に排出される。エンジン100に吸入される空気の量は、スロットルバルブ114により調整される。
エンジン100は、エンジンECU200により制御される。エンジンECU200には、ノックセンサ300と、水温センサ302と、タイミングロータ304に対向して設けられたクランクポジションセンサ306と、スロットル開度センサ308と、車速センサ310と、イグニッションスイッチ312と、エアフローメータ314とが接続されている。
ノックセンサ300は、エンジン100のシリンダブロックに設けられる。ノックセンサ300は、圧電素子により構成されている。ノックセンサ300は、エンジン100の振動により電圧を発生する。電圧の大きさは、振動の大きさと対応した大きさとなる。ノックセンサ300は、電圧を表わす信号をエンジンECU200に送信する。水温センサ302は、エンジン100のウォータージャケット内の冷却水の温度を検出し、検出結果を表わす信号を、エンジンECU200に送信する。
タイミングロータ304は、クランクシャフト110に設けられており、クランクシャフト110と共に回転する。タイミングロータ304の外周には、予め定められた区間で複数の突起が設けられている。クランクポジションセンサ306は、タイミングロータ304の突起に対向して設けられている。タイミングロータ304が回転すると、タイミングロータ304の突起と、クランクポジションセンサ306とのエアギャップが変化するため、クランクポジションセンサ306のコイル部を通過する磁束が増減し、コイル部に起電力が発生する。クランクポジションセンサ306は、起電力を表わす信号を、エンジンECU200に送信する。エンジンECU200は、クランクポジションセンサ306から送信された信号に基づいて、クランク角およびクランクシャフト110の回転数を検出する。
スロットル開度センサ308は、スロットル開度を検出し、検出結果を表わす信号をエンジンECU200に送信する。車速センサ310は、車輪(図示せず)の回転数を検出し、検出結果を表わす信号をエンジンECU200に送信する。エンジンECU200は、車輪の回転数から、車速を算出する。イグニッションスイッチ312は、エンジン100を始動させる際に、運転者によりオン操作される。エアフローメータ314は、エンジン100に吸入される空気量を検出し、検出結果を表わす信号をエンジンECU200に送信する。
エンジンECU200は、電源である補機バッテリ320から供給された電力により作動する。エンジンECU200は、各センサおよびイグニッションスイッチ312から送信された信号、ROM202やSRAM(Static Random Access Memory)204に記憶されたマップおよびプログラムに基づいて演算処理を行ない、エンジン100が所望の運転状態となるように、機器類を制御する。
本実施の形態において、エンジンECU200は、ノックセンサ300から送信された信号およびクランク角に基づいて、予め定められたノック検出ゲート(予め定められた第1クランク角から予め定められた第2クランク角までの区間)におけるエンジン100の振動の波形(以下、振動波形とも記載する)を検出し、検出された振動波形に基づいて、エンジン100にノッキングが発生したか否かを判定する。本実施の形態におけるノック検出ゲートは、燃焼行程において上死点(0度)から90度までである。なお、ノック検出ゲートはこれに限らない。
ノッキングが発生した場合、エンジン100には、図2において実線で示す周波数付近の周波数の振動が発生する。ノッキングに起因して発生する振動の周波数は一定ではなく、所定の帯域幅を有する。そのため、本実施の形態においては、図2に示すように、ノッキングに起因して発生する振動の周波数を含む第1の周波数帯A、第2の周波数帯Bおよび第3の周波数帯Cの振動を検出する。また、第1の周波数帯A〜第3の周波数帯Cを含む広域の第4の周波数帯Dの振動が検出される。図2におけるCAは、クランク角(Crank Angle)を示す。なお、ノッキングに起因して発生する振動の周波数帯は3つに限られない。
各周波数帯の帯域幅が広いと、ノッキングに起因して発生する振動以外のノイズ(たとえば筒内噴射用インジェクタや給排気バルブの着座による振動)を含む可能性が高くなる。
逆に、振動を検出する帯域幅を狭くすると、検出される振動の強度に含まれるノイズ成分を抑制することができる反面、振動波形からもノイズ成分の特徴的な部分(振動の発生タイミングや減衰率など)が除去される。この場合、実際はノイズ成分に起因する振動であっても、ノイズ成分を含まない振動波形、すなわちノッキング時における振動波形に類似した波形が検出される。そのため、振動波形からノッキングに起因する振動とノイズに起因する振動とを区別し難くなる。
そこで、本実施の形態においては、ノッキングに特有の振動を精度よく取り込むため、帯域幅が狭く設定された第1の周波数帯A、第2の周波数帯Bおよび第3の周波数帯Cにおける振動が検出される。
一方、ノイズの発生時にはノイズを考慮してノッキングが発生したか否かを判定するため、ノイズを取り込むように、第1の周波数帯A〜第3の周波数帯Cを含む広域の第4の周波数帯Dにおける振動が検出される。
図3を参照して、エンジンECU200についてさらに説明する。エンジンECU200は、A/D(アナログ/デジタル)変換部400と、バンドパスフィルタ(1)410と、バンドパスフィルタ(2)420と、バンドパスフィルタ(3)430と、バンドパスフィルタ(4)440と、積算部450とを含む。
A/D変換部400は、ノックセンサ300から送信されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。バンドパスフィルタ(1)410は、ノックセンサ300から送信された信号のうち、第1の周波数帯Aの信号のみを通過させる。すなわち、バンドパスフィルタ(1)410により、ノックセンサ300が検出した振動から、第1の周波数帯Aの振動のみが抽出される。
バンドパスフィルタ(2)420は、ノックセンサ300から送信された信号のうち、第2の周波数帯Bの信号のみを通過させる。すなわち、バンドパスフィルタ(2)420により、ノックセンサ300が検出した振動から、第2の周波数帯Bの振動のみが抽出される。
バンドパスフィルタ(3)430は、ノックセンサ300から送信された信号のうち、第3の周波数帯Cの信号のみを通過させる。すなわち、バンドパスフィルタ(3)430により、ノックセンサ300が検出した振動から、第3の周波数帯Cの振動のみが抽出される。
バンドパスフィルタ(4)440は、ノックセンサ300から送信された信号のうち、第4の周波数帯Dの信号のみを通過させる。すなわち、バンドパスフィルタ(4)440により、ノックセンサ300が検出した振動から、第4の周波数帯Dの振動のみが抽出される。
積算部450は、バンドパスフィルタ(1)410〜バンドパスフィルタ(4)440により選別された信号、すなわち振動の強度を、クランク角度で5度分づつ積算する。以下、5度分づつ積算された値を第1積算値と表わす。第1積算値の算出は、周波数帯ごとに行なわれる。この第1積算値の算出により、各周波数帯における振動波形が検出される。
さらに、算出された第1の周波数帯A〜第3の周波数帯Cの第1積算値は、クランク角度に対応して加算される。すなわち、第1の周波数帯A〜第3の周波数帯Cの振動波形が合成される。
これにより、図4に示すように、エンジン100の振動波形が検出される。すなわち、第1の周波数帯A〜第3の周波数帯Cの合成波形と第4の周波数帯Dの振動波形とが、エンジン100の振動波形として用いられる。第4の周波数帯Dの振動波形(第1積算値)は合成されずに、単独で用いられる。
検出された振動波形のうち、第4の周波数帯Dの振動波形は、図5に示すようにエンジンECU200のROM202に記憶されたノック波形モデルと比較される。
第4の周波数帯Dの振動波形は、強度を0〜1の無次元数で表わすように、第1積算値の最大値で各第1積算値を除算することにより正規化される。正規化された第4の周波数帯Dの振動波形とノック波形モデルとが比較される。
ノック波形モデルは、エンジン100にノッキングが発生した場合の振動波形のモデルとして予め作成される。ノック波形モデルにおいては、振動の強度のピーク値以降、クランク角が大きくなるにつれ振動の強度が低減することが定められているが、振動の強度がピーク値となるクランク角は定められていない。
本実施の形態におけるノック波形モデルは、ノッキングにより発生した振動の強度のピーク値以降の振動に対応している。なお、ノッキングに起因した振動の立ち上がり以降の振動に対応したノック波形モデルを記憶してもよい。
ノック波形モデルは、実験などにより、強制的にノッキングを発生させた場合におけるエンジン100の振動波形を検出し、この振動波形に基づいて予め作成されて記憶される。
ノック波形モデルは、エンジン100の寸法やノックセンサ300の出力値が、寸法公差やノックセンサ300の出力値の公差の中央値であるエンジン100(以下、特性中央エンジンと記載する)を用いて作成される。すなわち、ノック波形モデルは、特性中央エンジンに強制的にノッキングを発生させた場合における振動波形である。なお、ノック波形モデルを作成する方法は、これに限られず、その他、シミュレーションにより作成してもよい。
本実施の形態において、エンジンECU200は、振動波形とノック波形モデルとの偏差に関する値である相関係数Kを算出する。図5に示すように、振動波形において振動の強度が最大になるタイミング(クランク角)とノック波形モデルにおいて振動の強度が最大になるタイミングとを一致させた状態で、振動波形とノック波形モデルとの偏差の絶対値(ズレ量)をクランク角ごと(5度ごと)に算出することにより、相関係数Kが算出される。
正規化後の振動波形とノック波形モデルとのクランク角ごとの偏差の絶対値をΔS(I)(Iは自然数)とし、ノック波形モデルにおける振動の強度をクランク角で積分した値(ノック波形モデルの面積)をSとおくと、相関係数Kは、K=(S−ΣΔS(I))/Sという式により算出される。ここで、ΣΔS(I)は、ΔS(I)の総和である。 本実施の形態において、相関係数Kは、振動波形の形状がノック波形モデルの形状に近いほど、大きな値として算出される。したがって、振動波形にノッキング以外の要因による振動の波形が含まれた場合、相関係数Kは小さく算出される。なお、相関係数Kの算出方法はこれに限らない。
広帯域の第4の周波数帯Dの振動波形をノック波形モデルと比較して相関係数Kを算出するのは、狭帯域の第1の周波数帯A〜第3の周波数帯Cに比べて、波形形状の精度が高いからである。
さらに、エンジンECU200は、第1の周波数帯A〜第3の周波数帯Cの合成波形の第1積算値を、エンジン回転数NEおよびエンジン100の負荷に応じて定められる積算区間分だけ積算した値(以下、第2積算値とも記載する)に基づいて、振動の強度を表わすノック強度Nを算出する。
第2積算値をPとし、エンジン100にノッキングが発生していない状態におけるエンジン100の振動の強度を表わす値をBGL(Back Ground Level)とおくと、ノック強度Nは、たとえば、N=P/BGL/Aという式を用いて算出される。なお、BGLはたとえばシミュレーションや実験などに基づいて予め定められ、ROM202に記憶される。
「A」は、積算区間の大きさに比例して定められる値である。たとえば、積算区間が0度〜60度であればA=60であり、積算区間が0度〜90度であればA=90である。値Aを定める方法はこれに限らず、その他、積算区間に係数を乗じることにより値Aを設定するようにしてもよい。なお、積算区間が0度〜60度である場合は、12個分の第1積算値が積算(合計)される。積算区間が0度〜90度である場合は、18個分の第1積算値が積算される。
本実施の形態において、エンジンECU200はノック強度NとROM202またはSRAM204に記憶されたしきい値V(J)とを比較し、さらに相関係数Kとしきい値K(0)とを比較して、エンジン100にノッキングが発生したか否かを1点火サイクルごとに判定する。
しきい値V(J)は、ノッキングによる振動の強度の基準として定められる値である。図6に示すように、しきい値V(J)は、エンジン回転数NEと吸入空気量(負荷)KLとをパラメータとした運転状態により区分される領域毎に、マップとして記憶される。本実施の形態においては、低回転(NE<NE(1))、中回転(NE(1)≦NE<NE(2))、高回転(NE(2)≦NE)、低負荷(KL<KL(1))、中負荷(KL(1)≦KL<KL(2))、高負荷(KL(2)≦KL)で区分することにより、気筒毎に9つの領域が設けられる。なお、領域の数はこれに限らない。また、エンジン回転数NEおよび吸入空気量KL以外のパラメータを用いて領域を区分するようにしてもよい。
エンジン100もしくは車両の出荷時において、ROM202に記憶されるしきい値V(J)(出荷時におけるしきい値V(J)の初期値)には、予め実験などにより定められる値が用いられる。ところが、ノックセンサ300の出力値のばらつきや劣化などにより、エンジン100で同じ振動が生じた場合であっても、検出される強度が変化し得る。この場合、しきい値V(J)を補正し、実際に検出される強度に応じたしきい値V(J)を用いてノッキングが発生したか否かを判定する必要がある。
そこで、本実施の形態においては、たとえば、図7に示すように、強度Vを対数変換した値である強度値LOG(V)と、各強度値LOG(V)が検出された頻度(回数、確率ともいう)との関係を示す頻度分布に基づいて、ノック判定レベルV(KD)が算出される。
エンジン回転数NEと吸入空気量KLとをパラメータとする領域ごとに強度値LOG(V)が算出される。強度値LOG(V)を算出するために用いられる強度Vは、予め定められたクランク角の区間における強度のピーク値(第1積算値のピーク値)である。算出される強度LOG(V)に基づいて、強度値LOG(V)の頻度を最小値から累積して50%になる中央値V(50)が算出される。また、中央値V(50)以下の強度値LOG(V)における標準偏差σが算出される。たとえば、本実施の形態においては、複数(たとえば200サイクル)の強度値LOG(V)に基づいて算出される中央値および標準偏差と近似した中央値V(50)および標準偏差σが、以下の算出方法により1点火サイクルごとに算出される。
今回検出された強度値LOG(V)が前回算出された中央値V(50)よりも大きい場合、前回算出された中央値V(50)に予め定められた値C(1)を加算した値が、今回の中央値V(50)として算出される。逆に、今回検出された強度値LOG(V)が前回算出された中央値V(50)よりも小さい場合、前回算出された中央値V(50)から予め定められた値C(2)(たとえばC(2)はC(1)と同じ値)を減算した値が、今回の中央値V(50)として算出される。
今回検出された強度値LOG(V)が、前回算出された中央値V(50)よりも小さく、かつ前回算出された中央値V(50)から前回算出された標準偏差σを減算した値よりも大きい場合、前回算出された標準偏差σから予め定められた値C(3)を2倍した値を減算した値が、今回の標準偏差σとして算出される。逆に、今回検出された強度値LOG(V)が、前回算出された中央値V(50)よりも大きい場合、または前回算出された中央値V(50)から前回算出された標準偏差σを減算した値よりも小さい場合、前回算出された標準偏差σに予め定められた値C(4)(たとえばC(4)はC(3)と同じ値)を加算した値が、今回の標準偏差σとして算出される。なお、中央値V(50)および標準偏差σの算出方法はこれに限定されない。また、中央値V(50)および標準偏差σの初期値は、予め設定された値であってもよいし、「0」であってもよい。
中央値V(50)および標準偏差σを用いて、ノック判定レベルV(KD)が算出される。図7に示すように、中央値V(50)に係数U(Uは定数で、たとえばU=3)と標準偏差σとの積を加算した値が、ノック判定レベルV(KD)となる。なお、ノック判定レベルV(KD)の算出方法はこれに限らない。
ノック判定レベルV(KD)よりも大きい強度値LOG(V)の割合(頻度)が、ノッキングが発生した頻度として判定され、ノック占有率KCとしてカウントされる。ノック占有率KCがしきい値KC(0)よりも大きいと、点火時期の遅角が行なわれる頻度が高くなるように、しきい値V(J)が予め定められた補正量だけ小さく補正される。ノック占有率KCがしきい値KC(0)よりも小さいと、点火時期の進角が行なわれる頻度が高くなるように、しきい値V(J)が予め定められた補正量だけ大きく補正される。補正されたしきい値V(J)は、SRAM204に記憶される。
係数Uは、実験などより得られたデータや知見から求められた係数である。U=3とした場合のノック判定レベルV(KD)よりも大きい強度値LOG(V)が、実際にノッキングが発生した点火サイクルにおける強度値LOG(V)と略一致する。なお、係数Uに「3」以外の値を用いるようにしてもよい。
図8を参照して、本実施の形態に係るノッキング判定装置であるエンジンECU200の機能について説明する。なお、以下に説明するエンジンECU200の機能は、ハードウェアにより実現してもよく、ソフトウェアにより実現してもよい。
エンジンECU200は、強度検出部210と、波形検出部220と、ノック強度算出部230と、設定部240と、正規化部250と、相関係数算出部260と、ノッキング判定部270とを含む。
強度検出部210は、ノックセンサ300から送信された信号に基づいて、ノック検出ゲートにおける振動の強度を検出する。波形検出部220は、振動の強度をクランク角度で5度分づつ積算することにより、ノック検出ゲートにおける振動波形を検出する。
ノック強度算出部230は、第1算出部232と、第2算出部234とを含む。第1算出部232は、第1積算値を積算区間分だけ積算した第2積算値Pを算出する。第2算出部234は、第2積算値Pを、BGLおよび積算区間の大きさに比例して定められる値Aにより除算することにより、ノック強度Nを算出する。
設定部240は、エンジン回転数NEおよびエンジン100の負荷に応じて、第1積算値をさらに積算する積算区間を設定する。たとえば、エンジン回転数NEもしくは負荷が大きいほど、積算区間の終点がより大きくなるように設定される。積算区間は、ノック検出ゲート以下の区間である。なお、積算区間の設定方法はこれに限らない。また、エンジン回転数NEおよび負荷のうちのいずれか一方に応じて積算区間を設定するようにしてもよい。
正規化部250は、第4の周波数帯Dの振動波形における第1積算値の最大値で各第1積算値で除算することにより、振動波形を正規化する。相関係数算出部260は、相関係数Kを算出する。ノッキング判定部270は、ノック強度Nがしきい値V(J)より大きく、かつ相関係数Kがしきい値K(0)より大きい場合、ノッキングが発生したと判定する。
図9を参照して、本実施の形態に係るノッキング判定装置であるエンジンECU200が実行するプログラムの制御構造について説明する。なお、以下に説明するプログラムは、予め定められた周期で繰り返し実行される。
ステップ(以下、ステップをSと略す)100にて、エンジンECU200は、クランクポジションセンサ306から送信された信号に基づいて、エンジン回転数NEを検出するとともに、エアフローメータ314から送信された信号に基づいて、吸入空気量KLを検出する。
S102にて、エンジンECU200は、ノックセンサ300から送信された信号に基づいて、エンジン100の振動の強度を検出する。振動の強度は、ノックセンサ300の出力電圧値で表される。なお、ノックセンサ300の出力電圧値と対応した値で振動の強度を表してもよい。強度の検出は、燃焼行程において上死点から90度(クランク角で90度)までの間で行なわれる。
S104にて、エンジンECU200は、ノックセンサ300の出力電圧値(振動の強度を表わす値)を、クランク角で5度ごとに(5度分だけ)積算した値(第1積算値)を算出する。第1積算値の算出は、第1の周波数帯A〜第4の周波数帯Dの振動ごとに行なわれる。第1積算値の算出により、振動波形が検出される。このとき、第1の周波数帯A〜第3の周波数帯Cの第1積算値がクランク角度に対応して加算される。すなわち、第1の周波数帯A〜第3の周波数帯Cの振動波形が合成される。
S106にて、エンジンECU200は、エンジン回転数NEおよび吸入空気量KLに基づいて、エンジン100の負荷を算出する。なお、エンジン100の負荷を算出する方法については、周知の一般的な技術を利用すればよいため、ここではその詳細な説明は繰返さない。
S108にて、エンジンECU200は、エンジン回転数NEおよび負荷に応じて、第1積算値をさらに積算する積算区間を設定する。S110にて、第1積算値を積算区間分だけ積算した第2積算値Pを、BGLおよび積算区間の大きさに比例して定められる値Aで除算することにより、ノック強度Nを算出する。
S112にて、エンジンECU200は、第4の周波数帯Dの振動波形を正規化する。S114にて、エンジンECU200は、振動波形の強度が最大になるタイミング(クランク角)とノック波形モデルにおいて振動の強度が最大になるタイミングとを一致させて、相関係数Kを算出する。
S116にて、エンジンECU200は、相関係数Kがしきい値K(0)より大きく、かつノック強度Nがしきい値V(J)よりも大きいか否かを判別する。相関係数Kがしきい値K(0)より大きく、かつノック強度Nがしきい値V(J)よりも大きいと(S116にてYES)、処理はS118に移される。もしそうでないと(S116にてNO)、処理はS122に移される。
S118にて、エンジンECU200は、ノッキングが発生したと判別する。S120にて、エンジンECU200は、点火時期を遅角する。
S122にて、エンジンECU200は、ノッキングが発生していないと判別する。S124にて、エンジンECU200は、点火時期を進角する。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係るノッキング判定装置であるエンジンECU200の動作について説明する。
エンジン100の運転中において、クランクポジションセンサ306から送信された信号に基づいて、エンジン回転数NEが検出されるとともに、エアフローメータ314から送信された信号に基づいて、吸入空気量KLが検出される(S100)。また、ノックセンサ300から送信された信号に基づいて、エンジン100の振動の強度が検出される(S102)。
燃焼行程における上死点から90度までの間において、5度ごとの第1積算値が第1の周波数帯Aから第4の周波数帯Dの振動ごとに算出される(S104)。さらに、算出された第1の周波数帯A〜第3の周波数帯Cの第1積算値がクランク角度に対応して加算され、振動波形が合成される。
第1積算値の算出により、第1の周波数帯A〜第3の周波数帯Cの合成波形および第4の周波数帯Dの振動波形が検出される。これらの波形のうち、第4の周波数帯Dの振動波形とノック波形モデルとが比較されて算出される相関係数Kが、1点火ごとにノッキングの有無を判定する際に用いられる。
ところで、たとえば1秒間毎のクランク角の変化量は、エンジン回転数NEに応じて変化する。すなわち、エンジン回転数NEが大きい場合は、小さい場合に比べて、1秒間毎のクランク角の変化量が大きい。また、エンジン回転数NEは負荷に応じて変化する。そのため、たとえば1秒間毎のクランク角の変化量は、負荷に応じて変化し得る。一方、ノッキングによる振動が発生する時間は、エンジン100の運転状態にかかわらず、略一定である。
したがって、図10に示すように、エンジン回転数NEが小さい場合は大きい場合に比べて、ノッキングに起因する振動が検出されるクランク角の区間が小さくなる。すなわち、ノッキングに起因する振動が現れるクランク角の区間は、エンジン100の運転状態に応じて変化し得る。
そこで、本実施の形態においては、ノッキングに起因する振動の強度を精度よく抽出してノック強度Nを算出するために、エンジン100の負荷が算出される(S106)。エンジン回転数NEおよび負荷に応じて、図11に示すように、第1積算値をさらに積算する積算区間が設定される(S108)。第1積算値を積算区間分だけ積算した第2積算値Pを、BGLおよび積算区間の大きさに比例して定められる値Aで除算することにより、ノック強度Nが算出される(S110)。
ここで、仮に、第2積算値PをBGLのみで除算してノック強度Nを算出するようにしたと想定する。この場合、積算区間が大きいほど、ノック強度Nが必然的に大きくなる。また、積算区間が小さいほど、ノック強度Nが必然的に小さくなる。
ところが、本実施の形態においては、第2積算値Pを、BGLに加えて、積算区間の大きさに比例して定められる値Aで除算することにより、ノック強度Nが算出される。これにより、積算区間の大きさの違い自体によるノック強度Nの大きさの違いを小さくすることができる。そのため、積算区間が異なっていても、積算区間毎にしきい値V(J)を設定せずに、共通のしきい値V(J)を用いて、ノッキングが発生したか否かを判定することができる。
ノック強度Nの他、相関係数Kを算出するために、第4の周波数帯Dの振動波形が正規化される(S112)。正規化された振動波形の強度が最大になるタイミングとノック波形モデルにおいて振動の強度が最大になるタイミングとを一致させて、相関係数Kが算出される(S114)。
相関係数Kがしきい値K(0)より大きく、かつノック強度Nがしきい値V(J)よりも大きいと(S116にてYES)、ノッキングが発生したと判定され(S118)、点火時期が遅角される(S120)。これにより、ノッキングの発生が抑制される。
一方、相関係数Kがしきい値K(0)以下である場合もしくはノック強度Nがしきい値V(J)以下である場合(S116にてNO)、ノッキングが発生していないと判定され(S122)、点火時期が進角される(S124)。
以上のように、本実施の形態に係るノッキング判定装置であるエンジンECUによれば、振動の強度をエンジン回転数NEおよびエンジンの負荷に応じて定められる積算区間分だけ積算した第2積算値Pを、積算区間の大きさに比例して定められる値Aで除算することにより、ノック強度Nが算出される。これにより、積算区間の大きさの違い自体によるノック強度Nの大きさの違いを小さくすることができる。そのため、積算区間が異なっていても、積算区間毎にしきい値V(J)を設定せずに、共通のしきい値V(J)を用いて、ノッキングが発生したか否かを判定することができる。その結果、しきい値V(J)を設定するために費やす時間を増大しないようにして、エンジンを製品化する際にしきい値V(J)を設定するために必要なコストの増大を緩和することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係るノッキング判定装置であるエンジンECUにより制御されるエンジンを示す概略構成図である。 ノッキング時にエンジンで発生する振動の周波数帯を示す図である。 図1のエンジンECUを示す制御ブロック図である。 エンジンの振動波形を示す図(その1)である。 第4の周波数帯Dの振動波形とノック波形モデルとを示す図である。 エンジンECUのROMもしくはSRAMに記憶されたしきい値V(J)のマップを示す図である。 強度値LOG(V)の頻度分布を示す図である。 本発明の実施の形態に係るノッキング判定装置であるエンジンECUの機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るノッキング判定装置であるエンジンECUが実行するプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 エンジンの振動波形を示す図(その2)である。 エンジンの振動波形を示す図(その3)である。
符号の説明
100 エンジン、110 クランクシャフト、116 吸気バルブ、118 排気バルブ、200 エンジンECU、202 ROM、204 SRAM、210 強度検出部、220 波形検出部、230 ノック強度算出部、232 第1算出部、234 第2算出部、240 設定部、250 正規化部、260 相関係数算出部、270 ノッキング判定部、300 ノックセンサ、302 水温センサ、304 タイミングロータ、306 クランクポジションセンサ、308 スロットル開度センサ、314 エアフローメータ、400 A/D変換部、410 バンドパスフィルタ(1)、420 バンドパスフィルタ(2)、430 バンドパスフィルタ(3)、440 バンドパスフィルタ(4)、450 積算部。

Claims (8)

  1. 内燃機関のノッキング判定装置であって、
    クランク角についての第1の区間における前記内燃機関の振動の強度を検出するための手段と、
    クランク角についての第2の区間を前記内燃機関の運転状態に応じて設定するための設定手段と、
    前記第2の区間における振動の強度を積算した積算値を算出するための手段と、
    前記積算値を前記第2の区間に比例して定められる値で除した値に基づいて前記内燃機関にノッキングが発生したか否かを判定するための判定手段とを備える、内燃機関のノッキング判定装置。
  2. 前記判定手段は、前記積算値を前記第2の区間に比例して定められる値で除した値がしきい値より大きい場合に、前記内燃機関にノッキングが発生したと判定するための手段を含む、請求項1に記載の内燃機関のノッキング判定装置。
  3. 前記設定手段は、前記内燃機関の出力軸回転数および負荷のうちの少なくともいずれか一方に応じて前記第2の区間を設定するための手段を含む、請求項1または2に記載の内燃機関のノッキング判定装置。
  4. 内燃機関のノッキング判定方法であって、
    クランク角についての第1の区間における前記内燃機関の振動の強度を検出するステップと、
    クランク角についての第2の区間を前記内燃機関の運転状態に応じて設定するステップと、
    前記第2の区間における振動の強度を積算した積算値を算出するステップと、
    前記積算値を前記第2の区間に比例して定められる値で除した値に基づいて前記内燃機関にノッキングが発生したか否かを判定するステップとを備える、内燃機関のノッキング判定方法。
  5. 前記内燃機関にノッキングが発生したか否かを判定するステップは、前記積算値を前記第2の区間に比例して定められる値で除した値がしきい値より大きい場合に、前記内燃機関にノッキングが発生したと判定するステップを含む、請求項4に記載の内燃機関のノッキング判定方法。
  6. 前記第2の区間を設定するステップは、前記内燃機関の出力軸回転数および負荷のうちの少なくともいずれか一方に応じて前記第2の区間を設定するステップを含む、請求項4または5に記載の内燃機関のノッキング判定方法。
  7. 請求項4〜6のいずれかに記載のノッキング判定方法をコンピュータに実現させるプログラム。
  8. 請求項4〜6のいずれかに記載のノッキング判定方法をコンピュータに実現させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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