JP2008290794A - ローラおよびその製造方法 - Google Patents
ローラおよびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008290794A JP2008290794A JP2007135241A JP2007135241A JP2008290794A JP 2008290794 A JP2008290794 A JP 2008290794A JP 2007135241 A JP2007135241 A JP 2007135241A JP 2007135241 A JP2007135241 A JP 2007135241A JP 2008290794 A JP2008290794 A JP 2008290794A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- hollow shaft
- shaft member
- roller
- hollow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
【解決手段】アルミニウム製の中空シャフト11と、軸本体部211の一端に設けた細径部212の先端に、中空シャフト11の孔112よりも大径のツバ部を設けることによって周回する溝部214を設けると共に、細径部212に少なくとも一箇所以上の凹部215を設けた、中空シャフト11よりも高耐熱性のステンレス製の軸部材21とからなり、この軸部材21と同一軸上に配置され、軸心を中心にして軸部材21に対して相対的に回転している中空シャフト11の端部111の孔112内へ軸部材21のツバ部を圧入し、中空シャフト11の一部を溶融させ、その溶融部分111aで軸部材21の溝部214および凹部215を埋めて、中空シャフト11と軸部材21とを一体化してローラを製造する。
【選択図】図3
Description
また、上記実施形態では、中空シャフトにアルミニウム(A5052)を、軸部材にステンレス(SUS420)をそれぞれ用いた例について説明したが、通常圧接、溶接できないアルミニウム(例えば、A5056およびA6063)とステンレス(例えば、S430およびSUS416)とのいずれを組み合わせる例であっても、本発明に係るローラを製造することができる。さらに、通常圧接、溶接できない金属同士によって中空シャフトと軸部材とを組み合わせる例であっても、本発明の特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがない限り、ローラとその製造方法を適用させることができる。
10 ローラ
11 中空シャフト
111 中空シャフトの端部
111a 溶融部分
112 孔
21 軸部材
211 軸本体部
212 細径部
213 ツバ部
214 溝部
215 凹部
31 中空シャフト
311 端部
311a 溶融部分
312 孔
41 軸部材
411 軸本体部
4111 軸本体部の端部
412 細径部
413 ツバ部
414 溝部
415 凹部
Claims (8)
- 金属製の中空シャフトと、
軸本体部の一端に設けた細径部の先端に前記中空シャフトの孔よりも大径のツバ部を設けることによって周回する溝部を設けると共に、前記細径部に少なくとも一箇所以上の凹部を設けた、前記中空シャフトよりも高耐熱性を有する金属製の軸部材とからなり、
この軸部材と同一軸上に配置され、軸心を中心にして前記軸部材に対して相対的に回転している前記中空シャフトの端部の孔内へ前記軸部材のツバ部を圧入し、前記中空シャフトの一部を溶融させ、その溶融部分で前記溝部および前記凹部を埋めることにより、前記中空シャフトと前記軸部材とを一体化した、
ことを特徴とするローラ。 - 請求項1に記載のローラにおいて、
前記ツバ部を、先端に向かって縮閉する円錐台形状にした、
ことを特徴とするローラ。 - 金属製の中空シャフトと、
軸本体部の一端に設けた細径部の先端に前記軸本体部の外径よりも小径のツバ部を設けることによって周回する溝部を設けると共に、前記細径部に少なくとも一箇所以上の凹部を設けた、前記中空シャフトよりも高耐熱性を有する金属製の軸部材とからなり、
この軸部材と同一軸上に配置され、軸心を中心にして前記軸部材に対して相対的に回転している前記中空シャフトの端部の孔内へ前記軸部材のツバ部を挿入し、前記中空シャフトの一部を前記軸本体部の端部で溶融させ、その溶融部分で前記溝部および前記凹部を埋めることにより、前記中空シャフトと前記軸部材とを一体化した、
ことを特徴とするローラ。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のローラにおいて、
前記軸部材を、前記中空シャフトの回転方向と逆方向へ回転させた、
ことを特徴とするローラ。 - 金属製の中空シャフトと、軸本体部の一端に設けた細径部の先端に前記中空シャフトの孔よりも大径のツバ部を設けることによって周回する溝部を設けると共に、前記細径部に少なくとも一箇所以上の凹部を設けた、前記中空シャフトよりも高耐熱性を有する金属製の軸部材とを同一軸上に配置し、
前記中空シャフトを、軸心を中心にして前記軸部材に対して相対的に回転させ、
前記軸部材のツバ部を前記中空シャフトの端部の孔内へ圧入して前記中空シャフトの一部を溶融させ、その溶融部分で前記溝部および前記凹部を埋めることにより、前記中空シャフトと前記軸部材とを一体化する、
ことを特徴とするローラの製造方法。 - 請求項5に記載のローラの製造方法において、
前記ツバ部を、先端に向かって縮閉する円錐台形状にした、
ことを特徴とするローラの製造方法。 - 金属製の中空シャフトと、軸本体部の一端に設けた細径部の先端に前記軸本体部の外径よりも小径のツバ部を設けることによって周回する溝部を設けると共に、前記細径部に少なくとも一箇所以上の凹部を設けた、前記中空シャフトよりも高耐熱性を有する金属製の軸部材とを軸心を同一軸上に配置し、
前記中空シャフトを、軸心を中心にして前記軸部材に対して相対的に回転させ、
前記軸部材のツバ部を前記中空シャフトの端部の孔内へ挿入して前記中空シャフトの一部を前記軸本体部の端部で溶融させ、その溶融部分で前記溝部および前記凹部を埋めることにより、前記中空シャフトと前記軸部材とを一体化する、
ことを特徴とするローラの製造方法。 - 請求項5から請求項7のいずれか1項に記載のローラの製造方法において、
前記軸部材を、前記中空シャフトの回転方向と逆方向へ回転させる、
ことを特徴とするローラの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007135241A JP2008290794A (ja) | 2007-05-22 | 2007-05-22 | ローラおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007135241A JP2008290794A (ja) | 2007-05-22 | 2007-05-22 | ローラおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008290794A true JP2008290794A (ja) | 2008-12-04 |
JP2008290794A5 JP2008290794A5 (ja) | 2009-07-30 |
Family
ID=40165943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007135241A Pending JP2008290794A (ja) | 2007-05-22 | 2007-05-22 | ローラおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008290794A (ja) |
-
2007
- 2007-05-22 JP JP2007135241A patent/JP2008290794A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101031744B (zh) | 加工叠片密封形式的密封装置的方法 | |
JP6159572B2 (ja) | トルク伝達装置 | |
JP2009148831A (ja) | 管板と管とを接合する方法およびこの方法を実施する摩擦工具 | |
JP2008035605A (ja) | モータの製造方法およびモータ | |
JP2007229719A (ja) | 管端封口方法 | |
JP2010156462A (ja) | クラッチ支持部 | |
JP5210807B2 (ja) | 摩擦撹拌接合用ツールと摩擦撹拌接合による二部材の接合方法 | |
JP3954547B2 (ja) | 摩擦撹拌接合方法と摩擦撹拌接合部 | |
JP2008290794A (ja) | ローラおよびその製造方法 | |
TW201410989A (zh) | 利用雷射熔化風扇絕緣架與軸筒之結合結構及其方法 | |
JP5266943B2 (ja) | 転がり軸受用の樹脂製保持器及びその製造方法 | |
JP2009068640A (ja) | 樹脂プーリ付き軸受 | |
JP4727691B2 (ja) | 摩擦圧接方法 | |
US8615884B2 (en) | Method of manufacturing rolling bearing device | |
JPH0141440B2 (ja) | ||
JP7219706B2 (ja) | 転がり軸受及び転がり軸受の製造方法 | |
JP2018098968A (ja) | 回転電機ロータ及びその製造方法 | |
JP2005337342A (ja) | 動圧軸受装置及びこれを用いたモータ | |
JP6879027B2 (ja) | 熱可塑性樹脂の溶着方法 | |
JP2002310148A (ja) | 動圧軸受装置 | |
JP4090840B2 (ja) | プロペラシャフトの摩擦圧接方法 | |
JP2007155012A (ja) | 段付中空軸 | |
JP2008075806A (ja) | 継手及び継手の製造方法 | |
JP2010158712A (ja) | パイプの接合方法 | |
JP2004358308A (ja) | 塗装用ローラ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20090615 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20090615 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Effective date: 20090615 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20090713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20090721 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20090918 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20091015 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20091015 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20091016 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20091124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |