JP2008290702A - ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造で剛性を低下させることなく中間シャフトの組付け作業を容易に行うことができるステアリング装置を提供する。
【解決手段】ステアリングシャフト2とステアリングギヤ機構6とを夫々自在継手を介して連結する中間シャフト18を備え、前記自在継手の一方のヨークと中間シャフト18の軸部とを締付け、先端部側から中間シャフト18の外周面に係合する小径部30d及び大径部30cを順に形成した段付きボルト30を備え、中間シャフト18は、軸部の外周面に軸方向と交差する方向に延長して形成され、段付きボルト30の大径部30cに係合するボルト係合凹部22bと、端部外周面に形成された抜け止め凸部22aとを有し、段付きボルト30の小径部30dとボルト係合凹部22bに隣接する外周面に係合させることにより仮止めし、段付きボルト30の大径部30cと前記ボルト係合凹部22bとを係合させることにより本締めする。
【選択図】図4

Description

本発明は、ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトとステアリングギヤ機構とを両端側に配設した自在継手を介して連結する中間シャフトを備えたステアリング装置に関する。
この種のステアリング装置としては、ステアリングギヤ部の連結軸部にロアジョイントを介して連結されるステアリングコラムシャフトの連結軸部に形成された切欠溝に締結ボルトを係合させ、締付けにより上部ロアジョイントを固定すると共に、連結軸部に形成された切欠凹所に締結ボルトを係合させ、締付けにより下部ロアジョイントを連結軸部に固定するものにおいて、切欠溝に仮止め用段差溝部を延長して設け、締結ボルトには仮止め用段差溝部と係合して上部ロアジョイントを連結軸部に仮止めする小径部と、切欠溝に係合して上部ロアジョイントを連結軸部に本固定する大径部とを形成したステアリングコラムロアジョイント部の取付け構造が知られている(例えば、特許文献1参照)
実開平6−72780号公報(第1頁、図9)
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来例にあっては、ステアリングコラムシャフトとステアリングギヤ部とをロアジョイントで連結する際に、ステアリングコラムシャフトのロアジョイント側の端部に端面近傍に切欠溝を形成すると共に、この切欠溝の端面とは反対側に続けて仮止め用段差溝部を形成するようにしているので、昨今のように電動モータで操舵補助力を発生させてこれを減速機構を介してステアリングコラムシャフトに伝達するようにした電動パワーステアリング装置を装備した場合には、ステアリングコラムシャフトに伝達されるトルクが大きくなり、切欠溝及び仮止め用段差溝部によってステアリングコラムシャフトの断面積が小さくなることにより、剛性が低下してしまうという未解決の課題がある。
このステアリングコラムシャフトの剛性低下を抑制するために、最弱部となる切欠溝の深さを浅くすることが考えられるが、この場合には、切欠溝と締結ボルトとの係合力が小さくなり、ステアリングコラムシャフトに軸を短縮させる方向の衝撃力が伝達されたときに、ストッパーとしての機能を十分に発揮することができなくなるという新たな課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、簡易な構造で剛性を低下させることなく中間シャフトの組付け作業を容易に行うことができるステアリング装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係るステアリング装置は、ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトとステアリングギヤ機構とを両端側に配設した自在継手を介して連結する中間シャフトを備えたステアリング装置であって、前記中間シャフトは、軸部の外周面に軸方向と交差する方向に延長して形成されたボルト係合凹部と、端部外周面に形成された抜け止め凸部とを有し、前記自在継手の一方のヨークと前記中間シャフトの軸部とを締付ける部材として、先端部側から前記中間シャフトの外周面に係合する小径部及び前記ボルト係合凹部に係合する大径部を順に形成した段付きボルトを備え、当該段付きボルトの前記小径部と前記ボルト係合凹部に隣接する外周面とを係合させることにより前記自在継手の一方のヨークと前記中間シャフトの軸部とを仮止めし、前記段付きボルトの前記大径部と前記ボルト係合凹部とを係合させることにより前記自在継手の一方のヨークと前記中間シャフトの軸部を本締めするようにした。
また、請求項2記載の発明は、請求項1に記載のステアリング装置において、前記自在継手の他方のヨークと中間シャフトの軸とは通常運転時には相対移動が規制されるが、衝撃荷重の入力時に所定のコラプスストロークを確保可能に構成されている。
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載のステアリング装置において、前記中間シャフトの軸部に小径部が形成され、該小径部の外周に当該小径部を挟む軸部間を連結する摺動可能な連結筒体を嵌合し、衝撃吸収時に前記他方の自在継手のヨークが連結筒体を軸方向に押して前記小径部を挟む軸部間の連結状態が解除されるように構成されている。
また、請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載のステアリング装置において、前記段付きボルトの小径部先端にボルト抜け防止部が形成されている。
また、請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載のステアリング装置において、前記ボルト係合凹部が、底部が軸方向に所定の長さを有するフライス溝で構成されている。
また、請求項6記載の発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載のステアリング装置において、前記段付きボルトが、前記ステアリングギヤ機構側の前記自在継手のヨークと前記中間シャフトの軸部との間を締付けるようにした。
また、請求項7記載の発明は、請求項1乃至6の何れか1項に記載のステアリング装置において、前記段付きボルトが、前記小径部の外周に形成した雄ねじと、前記大径部の前記小径部側に形成され、当該小径部に向かうに従い徐々に縮径されたテーパ外周面とを備え、前記自在継手の一方のヨークは、スリットを設けて縮径自在な環状部材であり前記中間シャフトの前記軸部を嵌合保持する軸保持部と、この軸保持部の前記スリットを挟む位置から互いに所定距離をあけて延在している一対のフランジ部と、これら一対のフランジ部の一方のフランジ部に形成した前記小径部の前記雄ねじが螺合する雌ねじと、この雌ねじに向かって貫通するように他方のフランジ部に形成され、前記段付きボルトの前記大径部が係合するボルト挿通孔とを備えており、前記段付きボルトを前記他方のフランジ部側から挿通し、前記小径部の前記雄ねじを前記軸保持部が縮径しない程度に仮止め状態で前記一方のフランジ部の前記雌ねじに螺合したときに、前記大径部の前記小径部側に形成した前記テーパ外周面の一部が、前記他方のフランジ部の前記ボルト挿通孔内に遊挿されるようにした。
また、請求項8記載の発明は、請求項7記載のステアリング装置において、前記段付きボルトが、前記小径部とボルト頭部との間に軸方向の外径が同一のストレート部を備えており、このストレート部に、前記小径部側に前記テーパ外周面を設けた大径カラー部が外嵌されている。
さらに、請求項9記載の発明は、請求項1乃至8の何れか1項に記載のステアリング装置において、前記ボルト係合凹部が前記段付きボルトの前記大径部に係合する位置に配置されるように、前記自在継手の一方のヨークに対する前記軸部の周方向の位相を合わせる位相合わせ部を設けている。
さらにまた、請求項10記載の発明は、請求項9記載のステアリング装置において、前記中間シャフトの前記軸部及び前記自在継手の前記一方のヨークが、セレーション嵌合又はスプライン嵌合で連結しており、前記位相合わせ部は、前記ボルト係合凹部が前記段付きボルトの前記大径部に係合する位置に配置されたときのみに互いに嵌まり込む、前記軸部及び前記ヨークの一方のセレーション歯又はスプライン歯の一部を欠いて形成した凸部と、前記軸部及び前記ヨークの他方のセレーション歯又はスプライン歯の一部を欠いて形成した凹部とで構成した。
本発明によれば、中間シャフトの軸にボルト係合凹部及び抜け止め凸部を形成する共に、段付きボルトの小径部を中間シャフトの軸の外周部に係合させ、大径部をボルト係合凹部に係合させるようにしたので、中間シャフトの軸の断面積を低下させることなく仮止めと本締めとを行うことができると共に、仮止め時の自由ストローク長を長くすることができ、ステアリング装置の組付作業を容易に行うことができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明のステアリング装置を電動パワーステアリング装置に適用した場合の一実施形態を示す全体構成図、図2は本締め状態の中間シャフトの側面図、図3は図2のA−A線上の拡大断面図、図4は図2の要部を断面とした側面図、図5は中間シャフトのインナーシャフトを示す斜視図、図6は段付きボルトを示す斜視図、図7は自在継手の中間シャフト側ヨークを示す図であって、(a)は側面図、(b)はそのB−B線上の断面図、図8は仮止め状態の中間シャフトの側面図、図9は図8のC−C線上の断面図、図10は図8の要部を断面とした側面図である。
図1において、2は車両後端(図1において右端)側にステアリングホイール1を装着したステアリングシャフトであって、このステアリングシャフト2がステアリングコラム3に回転自在に保持されている。ステアリングシャフト2の車両前端(図1において左端)側には、ステアリングシャフト2に操舵補助トルクを付与するウォーム減速機11と、このウォーム減速機11に操舵補助トルクを発生する電動モータ12とで構成される操舵補助機構4が連結されている。
ウォーム減速機11の出力軸14には、自在継手17Aを介して中間シャフト18が連結され、この中間シャフト18が自在継手17Bを介してラックピニオン式のステアリングギヤ機構6のピニオン軸19に連結されている。
ステアリングギヤ機構6のラック軸(図示せず)は、タイロッド5を介して図示しない操舵輪に連結されている。
ここで、ステアリングシャフト2は、アウターシャフト7とインナーシャフト8とを有し、アウターシャフト7の前端部とインナーシャフト8の後端部とをスプライン結合させると共に、合成樹脂8aを介して結合されている。したがって、アウターシャフト7とインナーシャフト8とは、衝突時に上記合成樹脂8aを破断させて、全長を縮めることができる。
また、ステアリングシャフト2を挿通した筒状のステアリングコラム3は、アウターコラム9とインナーコラム10とをテレスコープ状に組み合わせてなり、軸方向きの衝撃が加わった場合に、この衝撃によるエネルギを吸収しつつ全長が縮まる所謂コラプシブル構造としている。
そして、インナーコラム10の前端部を、ウォーム減速機11のハウジング11aの後端面に固定し、インナーシャフト8をウォーム減速機11のハウジング11a内に挿通して、このインナーシャフト8の前端部をウォーム減速機11のハウジング11aの前端面から突出する出力軸14に連結されている。
また、ステアリングコラム3のアウターコラム9がアッパブラケット15Uによって車体側部材16にチルト及びテレスコ位置調整可能に支持されていると共に、操舵補助機構4におけるウォーム減速機11のハウジング11aが車体側部材16に取付けられたロアブラケット15Lに回動自在に支持されたピボットピン15pを中心として上下方向に揺動可能に支持されている。
中間シャフト18は、図2に示すように、両端に自在継手17A及び17Bが連結された円柱状の雄軸22で構成されている。この雄軸22の自在継手17B側の端面部に、図4及び図5に示すように基準外径の外周面から外方に突出する抜け止め凸部22aが形成され、この抜け止め凸部22aより自在継手17A側に連接して軸方向と交差する軸直角方向に延長するボルト係合凹部22bが形成されている。ここで、ボルト係合凹部22bはフライス盤で後述する段付きボルトの大径部と略等しい外径のフライスで軸方向に所定長さLだけ切削することにより形成されるフライス溝で構成されている。
そして、雄軸22の自在継手17A側端部が自在継手17Aの中間シャフト側ヨーク23に圧入嵌合されている。この雄軸22と中間シャフト側ヨーク23との圧入嵌合は、通常操舵時には雄軸22と中間シャフト側ヨーク23との相対移動が規制されるが、ステアリングホイール1に軸方向の車両前方への衝撃荷重が入力され、この衝撃荷重がコラプス荷重以上となると雄軸22及び中間シャフト側ヨーク26との間の相対移動が許容されて、所定のコラプスストロークが確保されるように設定されている。
自在継手17Aは、図2に示すように、中間シャフト18の雄軸22に外嵌するU字状の中間シャフト側ヨーク23と、ウォーム減速機11の出力軸14が連結されるU字状のコラム側ヨーク24と、これらヨーク23及び24を連結する十字軸25とで構成されている。ここで、中間シャフト側ヨーク23は中間シャフト18側端部に中間シャフト18の雄軸22が圧入内嵌される円筒部23aが形成されている。
一方、自在継手17Bも、自在継手17Aと同様の構成を有し、中間シャフト18の雄軸22に連結されたU字状の中間シャフト側ヨーク26と、ステアリングギヤ機構6のピニオン軸19に連結されるU字状のラック側ヨーク27と、これらヨーク26及び27を連結する十字軸28とを備えている。
ここで、中間シャフト側ヨーク26は、図2及び図3に示すように、中間シャフト18を構成する雄軸22を段付きボルト30によって嵌合保持する連結部26aと、この連結部26aからU字状に突出するU字状部26bとで構成されている。
段付きボルト30は、図6に示すように、鍔部30aを有する頭部30bと、この頭部30bから突出延長する大径部30cと、この大径部30cの端部から突出する小径部30dとから構成され、小径部30dに雄ねじ30eが形成されている。
また、連結部26aは、図7(a)及び(b)で特に明らかなように、雄軸22を嵌合保持する上端部に軸方向のスリット26cを有する開円環状の軸保持部26dと、この軸保持部26dのスリット26cを挟む左右両端部から上方に一体に延長するフランジ部26e及び26fとで構成されている。そして、一方のフランジ部26fに前述した段付きボルト30の雄ねじ30eが螺合する雌ねじ26gが軸直角方向に貫通形成されていると共に、この雌ねじ26gの内側に同軸的に段付きボルト30の大径部30cを挿通するボルト挿通孔26hが形成され、他方のフランジ部26eには段付きボルト30の大径部30cを挿通するボルト挿通孔26iが軸直角方向に貫通形成されていると共に、このボルト挿通孔26iの外側に段付きボルト30の鍔部30aが係合する大径部26jが形成されている。
そして、中間シャフト側ヨーク26の連結部26aにおける軸保持部26dに雄軸22をその抜け止め凸部22a及びボルト係合凹部22bがスリット26c側となり、且つ抜け止め凸部22aが図4で拡大図示するように、スリット26c内を通ってボルト挿通孔26hよりもU字状部26b側となるように挿通する。この状態で、段付きボルト30をフランジ部26e側から挿入して雄ねじ30eをフランジ部26fに形成した雌ねじ26gに螺合させる。
このとき、段付きボルト30の雄ねじ30eと中間シャフト側ヨーク26のフランジ部26fに形成した雌ねじ26gとの螺合状態が浅い状態では、図8〜図10に示すように、雄軸22を軸保持部26dから抜き出そうとしたときに雄ねじ30eが抜け止め凸部22aに係合して抜け出しが阻止される仮止め状態となる。
そして、段付きボルト30の雄ねじ30eを中間シャフト側ヨーク26のフランジ部26fに形成した雌ねじ26gにさらに螺合させることにより、段付きボルト30の大径部30cが雄軸22に形成したボルト係合凹部22bに係合した状態で、フランジ部26eをフランジ部26f側に締付けて軸保持部26dで雄軸22を抱き締めて本締め状態となる。
次に、上記第1の実施形態の動作を説明する。
先ず、図1に示す上記構成を有する電動パワーステアリング装置を車体に組付けるには、アッパブラケット15U及びロアブラケット15Lを車体側部材16に取付けることにより、ステアリングシャフト2、ステアリングコラム3及び操舵補助機構4を車体に組付けると共に、ステアリングギヤ機構6を図示しない車体側部材に取付けてタイロッド5を図示しない操舵輪に連結する。
この状態で、両端に自在継手17A及び17Bを装着した中間シャフト18をウォーム減速機11の出力軸14及びステアリングギヤ機構6のピニオン軸19間に装着する。
このとき、中間シャフト18の雄軸22と自在継手17Aの中間シャフト側ヨーク23の円筒部23aとを所定位置で通常状態では相対移動が規制されるように嵌合させる。一方、中間シャフト18の雄軸22と自在継手17Bの中間シャフト側ヨーク26とは、中間シャフト側ヨーク26の連結部26aにおける軸保持部26dに、雄軸22を挿通する。このとき、雄軸22の抜け止め凸部22aをスリット26c内を通過させながら、図10に示すように、抜け止め凸部22aがフランジ部26fに形成した雌ねじ26gよりU字状部26b側となるように挿通する。この状態で、段付きボルト30の雄ねじ30eを中間シャフト側ヨーク26の連結部26aにおけるフランジ部26e側からボルト挿通孔26i及び26hを通じてフランジ部26fに形成した雌ねじ26gに螺合させる。
このとき、段付きボルト30の雄ねじ30eの雌ねじ26gへの螺合長さLaを図9に示すように、大径部30cが軸保持部26dの内周面に達してない程度の長さとすることにより、雄軸22に中間シャフト側ヨーク26を仮止め状態とする。この場合、雄軸22の抜け止め凸部22aがスリット26c内に係合しているので、雄軸22と中間シャフト側ヨーク26との円周方向の相対回転が規制されると共に、抜け止め凸部22aが図10に示すように段付きボルト30の小径部30dとなる雄ねじ30eよりU字状部26b側であるので、雄軸22を中間シャフト側ヨーク26から引き抜いた場合に、抜け止め凸部22aが段付きボルト30の雄ねじ30eの外周面に係合してその抜け出しが阻止されて仮止め状態となる。
この仮止め状態では、雄軸22と中間シャフト側ヨーク26との相対移動距離は、図10で実線図示のように、雄軸22の抜け止め凸部22aが段付きボルト30の雄ねじ30eと当接している位置から雄軸22をU字状部26b側に押し込んで、鎖線図示の雄軸22の端面が十字軸28に当接する位置までの比較的長い距離Lbとされている。
このため、例えば自在継手17Aのコラム側ヨーク24をウォーム減速機11の出力軸14に挿通して締付ボルト29で締め付け固定した後に、自在継手17Bの中間シャフト側ヨーク26の十字軸28に当接するように中間シャフト18の雄軸22を挿通して自在継手17A及び17B間の距離を最短距離とした状態で、ラック側ヨーク27をステアリングギヤ機構6のピニオン軸19の上部に移動させ、この状態でラック側ヨーク27内にピニオン軸19が挿通されるように自在継手17Bを下降させる。このとき、前述したように雄軸22と中間シャフト側ヨーク26の仮止め状態では、比較的長い相対移動距離Lbが設定されているので、ラック側ヨーク27内にピニオン軸19を容易に挿通させることができる。このとき、ステアリング装置の組付時にウォーム減速機11の出力軸14の取付位置及びステアリングギヤ機構6のピニオン軸19の取付位置に誤差が生じても仮止め状態で大きな相対移動ストロークを確保することができるので、取付誤差を吸収して自在継手17Bをステアリングギヤ機構6のピニオン軸19に容易に装着することができる。
そして、ピニオン軸19をラック側ヨーク27内の所定の位置まで挿通した状態で、締め付けボルト31でラック側ヨーク27を締め付けることにより、ピニオン軸19とラック側ヨーク27とを強固に連結することができる。
このピニオン軸19とラック側ヨーク27との連結が完了すると、この状態では、図9及び図10に示すように、雄軸22のボルト係合凹部22bが段付きボルト30の雄ねじ30eと対向している。すなわち、ボルト係合凹部22bが軸方向に長いフライス溝として形成されているので、ウォーム減速機11の出力軸14及びステアリングギヤ機構6のピニオン軸19の位置決め誤差がある場合でも、この誤差をボルト係合凹部22bで吸収して、ボルト係合凹部22bと段付きボルト30の大径部30cとを確実に係合させることができる。
この状態で、段付きボルト30の雄ねじ30eを中間シャフト側ヨーク26のフランジ部26fに形成した雌ねじ26gにさらに螺合させてねじ込むことにより、図3及び図4に示すように、段付きボルト30の大径部30cが雄軸22のボルト係合凹部22bに係合し、且つフランジ部26eをフランジ部26f側に押圧して、軸保持部26dで雄軸22を抱き締め固定する本締めを行って、中間シャフト18のウォーム減速機11の出力軸14とステアリングギヤ機構6のピニオン軸19との間への連結を完了する。
このように、第1の実施形態によると、中間シャフト18の雄軸22に基準外径より突出する抜け止め凸部22a及びボルト係合凹部22bを形成すると共に、ステアリングギヤ機構6に連結される自在継手17Bの中間シャフト側ヨーク26の締付けボルトをボルト係合凹部22bに係合する大径部30c及び雄軸22の基準外径の外周部に接触する小径部30dを有する段付きボルト30としている。このため、雄軸22と中間シャフト側ヨーク26とを連結する際に、段付きボルト30の小径部30dに形成した雄ねじ30eを中間シャフト側ヨーク26のフランジ部26fに形成した雌ねじ26gに浅く螺合させることにより、雄軸22を中間シャフト側ヨーク26から引き抜く場合に抜け止め凸部22aが小径部30dに当接して抜け止めされる仮止め状態とすることができる。この仮止め状態で、雄軸22及び中間シャフト側ヨーク26との相対ストロークを大きくとることができ、中間シャフト18をウォーム減速機11及びステアリングギヤ機構6間に装着する際の装着作業を容易に行うことができる。その後、段付きボルト30の雄ねじ30eを中間シャフト側ヨーク26のフランジ部26fに形成した雌ねじ26gに深くまで螺合させて、雄軸22のボルト係合凹部22bに段付きボルト30の大径部30cを係合させる。このとき、ボルト係合凹部22bをフライス溝とすることにより、軸方向の長さが長くして、ウォーム減速機11の出力軸14及びステアリングギヤ機構6のピニオン軸19の位置決め誤差が生じた場合でも、ボルト係合凹部22bと段付きボルト30の大径部30cとを確実に係合させることができる。
しかも、雄軸22には抜け止め凸部22aとボルト係合凹部22bとを設けるだけでよく、簡易な構造とすることができ、仮止め用の凹部を別途形成する必要がないので、雄軸22即ち中間シャフト18の剛性が低下することなく、中間シャフト18の組付けを容易に行うことができる。
また、第1の実施形態のように中間シャフト18の雄軸22と自在継手17Aの中間シャフト側ヨーク23とを圧入嵌合して、衝撃荷重が入力されたときのコラプスストロークを確保することにより、中間シャフト18のコラプスストロークを確保する嵌合部を形成する必要がなく、部品点数を減少させることができる。
そして、ステアリング装置の組立完了状態で、運転者がステアリングホイール1を操舵すると、ステアリングホイール1に伝達された操舵トルクを図示しない操舵トルクセンサで検出すると共に、車速を図示しない車速センサで検出し、操舵トルクと車速とに基づいて図示しない操舵補助制御装置で、操舵状態での最適な操舵補助力を発生するように電動モータ12を駆動制御する。
このため、電動モータ12で発生された操舵補助力がウォーム減速機11を介してステアリングシャフト2に伝達される。このように操舵補助力がステアリングシャフト2に伝達されることにより、ウォーム減速機11の出力軸14から大きな操舵トルクが出力され、これが自在継手17A、中間シャフト18、自在継手17Bを介してステアリングギヤ機構6のピニオン軸19に伝達される。ステアリングギヤ機構6では、ピニオン軸19に伝達された回転運動を、ステアリングギヤを構成するピニオン及びこれに噛合するラックによって車幅方向の直線運動に変換し、タイロッド5を介して図示しない操舵輪に伝達してこの操舵輪を転舵させる。
この場合、操舵補助機構4の電動モータ12でステアリングホイール1に伝達された操舵トルクに応じた最適な操舵補助力を発生させるので、ステアリングホイール1を軽く操舵することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図11及び図12を参照して説明する。
この第2の実施形態は、ステアリングホイール1に衝撃荷重が伝達されて、これがステアリングシャフト2を介して中間シャフト18に伝達されたときに衝撃荷重を確実に吸収するようにしたものである。
すなわち、第2の実施形態では、中間シャフト18を構成する雄軸22の中間部に衝撃
荷重が伝達されたときに折れ曲がり可能な小径部22dが形成されていると共に、この小径部22dを覆って小径部22dを挟む両端部に圧入嵌合される連結円筒体22eが配設されていることを除いては前述した第1の実施形態と同様の構成を有し、図2及び図4との対応部分に同一符号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
ここで、連結円筒体22eは、図11及び図12に示すように、自在継手17A側の端面が上端部を残して斜めに切り落とした形状とされ、上端部が自在継手17Aの中間シャフト側ヨーク23における円筒部23aに当接している状態で、下端部が小径部22dの自在継手17A側端部より自在継手17A側に比較的短い所定距離Lcだけ嵌合されている。
この第2の実施形態によると、中間シャフト18をウォーム減速機11の出力軸14及びステアリングギヤ機構6のピニオン軸19間に装着は前述した第1の実施形態と同様に、雄軸22と自在継手17Bの中間シャフト側ヨーク26とを段付きボルト30で仮止め状態で行ない、中間シャフト18の装着が終了した時点で段付きボルト30を本締めすることにより、雄軸22と自在継手17Bの中間シャフト側ヨーク26とを連結することができる。
そして、ステアリング装置を組立てた状態で、通常状態では、ステアリングホイール1に操舵力が伝達されたときに、この操舵力がステアリングシャフト2を介して操舵補助機構4に伝達され、この操舵補助機構4の電動モータ12で操舵力に応じた操舵補助力を発生し、この操舵補助力をウォーム減速機11を介して出力軸14に伝達することにより、大きな操舵力が中間シャフト18に伝達されるが、この状態では、雄軸22の小径部22dがその両端の大径部に嵌合された連結円筒体22eで覆われているので、小径部22dが屈曲することなく自在継手17Aに伝達された操舵力が雄軸22を介して自在継手17Bに伝達されてステアリングギヤ機構6に伝達される。
ところが、ステアリングホイール1に軸方向で車両前方側の衝撃荷重が伝達されて、この衝撃荷重によって、ステアリングシャフト2及び出力軸14が車両前方側に移動されてこの移動量が自在継手17Aに伝達されると、この自在継手17Aの中間シャフト側ヨーク23が車両前方側に移動することになる。このため、中間シャフト側ヨーク23の円筒部23aによって連結円筒体22eが車両前方側に摺動されて、連結円筒体22eの自在継手17A側の下端部が大径部から外れて小径部22dが露出される状態となる。このように小径部22dが露出される状態となると、この小径部22dで衝撃荷重を受けたときに、小径部22dが屈曲して衝撃エネルギを吸収することができ、衝撃エネルギの反力がステアリングホイール1側に伝達されることを確実に防止することができる。
しかも、衝撃エネルギの吸収を小径部22dの屈曲により行うので、自在継手17A及び17B間の寸法が短い場合でも長いコラプスストロークを得ることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について図13及び図14を参照して説明する。
この第3の実施形態は、中間シャフト側ヨーク26の軸保持部26dに嵌合される中間シャフト18の雄軸22の周方向の位相を正規の位置に合わせるようにしたものである。
図13に示すように、軸保持部26dの内周面にはセレーション部45が形成されており、雄軸22の外周面には、軸保持部26dのセレーション部45に嵌合するセレーション部46が形成されている。
ここで、軸保持部26dのセレーション部45及び雄軸22のセレーション部46の一部に、雄軸22のボルト係合凹部22bが正規の位置(軸保持部26dの左右両端部から延長している一対のフランジ部26e,26fの間の位置)に位置するように、雄軸22の周方向の位相を合わせる位相合わせ部47が形成されている。
この位相合わせ部47は、図14に示すように、軸保持部26dのセレーション部45を構成している一部のセレーション歯を切り欠いて形成した台形状の位相合わせ凹部47aと、雄軸22のボルト係合凹部22bが正規の位置に位置したときに、前記位相合わせ凹部47aに嵌まり込む台形状の位相合わせ凸部47bとで構成されている。
本実施形態によると、軸保持部26dの位相合わせ凹部47a及び雄軸22の位相合わせ凸部47bを合わせて雄軸22及び軸保持部26dをセレーション嵌合するだけで、雄軸22のボルト係合凹部22bを、段付きボルト30の大径部30cが係合する正規の位置に確実に配置することができるので、中間シャフト側ヨーク26及び中間シャフト18の連結作業を簡単、且つ正確に行うことができる。
なお、本実施形態では、図13において軸保持部26d及び雄軸22のセレーション嵌合部の下部に位相合わせ部47を設けたが、他の位置に位相合わせ部47を設けてもよい。
また、本実施形態は、軸保持部26dの内周面にセレーション部45を形成し、雄軸22の外周面にセレーション部46を形成したが、軸保持部26dの内周面及び雄軸22の外周面に、互いにスプライン嵌合するスプライン部を形成してもよい。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について図15から図18を参照して説明する。
この第4の実施形態は、自在継手17Bのスイングサークルを小さくすることで自在継手17Bの周囲のデッドスペースを狭くするものである。なお、スイングサークルとは、中間シャフト18の雄軸22の軸心を中心とし、軸心に対して直交する方向に延在して最も離間した自在継手17Bの外周位置までの距離を半径とした円である。
本実施形態の段付きボルト50は、図15に示すように、鍔部50aを有する頭部50bから突出延長している大径部50cの小径部50d側に、小径部50dに向かうに従い徐々に縮径したテーパ外周面50c1が形成されている。
本実施形態も、段付きボルト50の小径部50dの雄ねじ50eを中間シャフト側ヨーク16の一方のフランジ部26fに形成した雌ねじ26gに螺合し、他方のフランジ部26eを一方のフランジ部26f側に締付けていくことで、軸保持部26dで雄軸22を抱き締めて本締めするようになっている。
段付きボルト50は、図16に示すように、仮止め時、雄ねじ50eの先端が一方のフランジ部26fの雄ねじ26gに浅く螺合したときに、大径部50cの小径部50d側に形成したテーパ外周面50c1の一部が他方のフランジ部26eに形成したボルト挿通孔26i内に遊挿されるようになっている。
ここで、図17は、第1の実施形態の段付きボルト30を使用したものである。第1の実施形態の段付きボルト30は、大径部30cの軸方向長さをLeとし、大径部30cの端部から突出している小径部30dの軸方向長さをLf2としている。小径部30dの軸方向長さLf2は、大径部30cの小径部50d側の端面が他方のフランジ部26eに形成した大径部26jに当接する前に、雄ねじ30eの先端が一方のフランジ部26fの雄ねじ26gに浅く螺合する長さに設定されている。
これに対して、本実施形態の段付きボルト50は、図16に示すように、小径部50d側にテーパ外周面50c1を形成した大径部50cの軸方向長さをLeとしているが、テーパ外周面50c1の一部が他方のフランジ部26eのボルト挿通孔26i内に遊挿されながら雄ねじ50eの先端が一方のフランジ部26fの雄ねじ26gに浅く螺合するので、段付きボルト50の小径部50dの軸方向長さLf1は、第1の実施形態の段付きボルト30の小径部30dの軸方向長さLf2より短い寸法となる(Lf1<Lf2)。
このため、本実施形態の段付きボルト50の首下長さ(鍔部50aから小径部50dの先端までの長さ)Ld1は、第1の実施形態の段付きボルト30の首下長さLd2より短い寸法となる(Ld1<Ld2)。
そして、図15及び図17から明らかなように、首下長さLd1が短い段付きボルト50を使用した本実施形態の自在継手17BのスイングサークルSR1は、首下長さLd2が長い段付きボルト30を使用した自在継手17BのスイングサークルSR2より小さな直径となる(ΦSR1<ΦSR2)。
したがって、本実施形態によると、大径部50cの小径部50d側に小径部50dに向かうに従い徐々に縮径したテーパ外周面50c1を形成した段付きボルト50を使用することで、仮止め時にテーパ外周面50c1の一部が他方のフランジ部26eのボルト挿通孔26i内に遊挿されて雄ねじ50eの先端が一方のフランジ部26fの雄ねじ26gに浅く螺合するので確実に仮止めすることができるとともに、首下長さLd1が短い段付きボルト50としたことで自在継手17BのスイングサークルSR1の直径ΦSR1が小さくなり、自在継手17Bの周囲のデッドスペースを狭くすることができる。
また、本実施形態の段付きボルト50は、他方のフランジ部26eのボルト挿通孔26iに大径部50cが挿通する前に、大径部50c及び小径部50dの間に形成したテーパ外周面50c1がボルト挿通孔26iの開口周縁に係合するので、ボルト挿通孔26iの開口周縁に大径部50cが当接して応力が集中するのを回避することができる。
ここで、本実施形態の軸保持部26dの内周面及び雄軸22の外周面を、第3の実施形態のようにセレーション嵌合しているものとし、段付きボルト50の小径部50dのねじサイズをM8とし、大径部50cの軸方向寸法を12mm以下とし、軸保持部26d及び雄軸22のセレーション嵌合のP.C.Dを17mm以下、段付きボルト50の軸心とセレーション嵌合位置の中心位置までの距離を14mm以下とすると、本実施形態のスイングサークルSR1の直径ΦSR1は54mm以下となる(図18参照)。この際、図18に示すように、他方のフランジ部26eの大径部26jから一方のフランジ部26fに対向する位置までの距離Lg1に対して大径部26jから段付きボルト50のテーパ外周面50c1の最大径までの距離Lg2が小さく、大径部26jから一方のフランジ部26fの他方のフランジ部26eに対向する位置までの距離Lg4に対して大径部26jから段付きボルト50のテーパ外周面50c1の最小径までの距離Lg3が大きくなることが望ましい。
このような第1実施形態のスイングサークルSR1の直径ΦSR1(54mm以下)に対して、他の仕様を同一として第1の実施形態の段付きボルト30を使用すると、スイングサークルSR2の直径ΦSR2は56mm以上になる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態を図19及び図20を参照して説明する。
第5の実施形態も、自在継手17Bのスイングサークルを小さくすることで自在継手17Bの周囲のデッドスペースを狭くするものである。
本実施形態は、図19に示すように、鍔部60aを有する頭部60bから突出延長し、他方のフランジ部26eのボルト挿通孔26iの内径より直径が小さいストレート部60cと、このストレート部60cの端部から同一直径で連続し、外周に雄ねじ60eを形成している小径部60dとを備えたボルト60を使用しているとともに、このボルト60のストレート部60cの外周に大径カラー部60fを装着している。
大径カラー部60fは、他方のフランジ部26eのボルト挿通孔26iの内径と略同一寸法の外径とストレート部60cの外径と略同一寸法の内径とを有する筒形状の部材であり、ストレート部60cの外周に嵌め込まれている。
この大径カラー部60fの小径部60d側の外周には、小径部60dに向かうに従い徐々に縮径したテーパ外周面60f1が形成されている。
本実施形態も、ボルト60の小径部60dの雄ねじ60eを中間シャフト側ヨーク16の一方のフランジ部26fに形成した雌ねじ26gに螺合し、他方のフランジ部26eを一方のフランジ部26f側に締付けていくことで、軸保持部26dで雄軸22を抱き締めて本締めするようになっている。
本実施形態のボルト60は、図20に示すように、雄ねじ60eの先端が一方のフランジ部26fの雄ねじ26gに浅く螺合したときに、大径カラー部60fのテーパ外周面60f1の一部が他方のフランジ部26eのボルト挿通孔26i内に遊挿されるようになっている。
また、本実施形態のボルト60は、図17で示した第1の実施形態の段付きボルト30と比較して、大径カラー部60fの軸方向長さLeが大径部30cと同一であるが、大径カラー部60fのテーパ外周面60f1の一部が他方のフランジ部26eのボルト挿通孔26i内に遊挿されながら雄ねじ60eの先端が一方のフランジ部26fの雄ねじ26gに浅く螺合するので、ボルト60の小径部60dの軸方向長さLf1は、第1の実施形態の段付きボルト30の小径部30dの軸方向長さLf2より短い寸法となる(Lf1<Lf2)。
このため、本実施形態のボルト60の首下長さLd1も、第1の実施形態の段付きボルト30の首下長さLd2より短い寸法となる(Ld1<Ld2)。
このように、首下長さLd1が短いボルト60を使用した自在継手17BのスイングサークルSR1の直径ΦSR1は、図17で示した首下長さLd2が長い段付きボルト30を使用した自在継手17BのスイングサークルSR2の直径ΦSR2より小さくなる(ΦSR1<ΦSR2)。
したがって、本実施形態は、ストレート部60cの外周に嵌め込んだ大径カラー部60fに、小径部50dに向かうに従い徐々に縮径したテーパ外周面60f1を形成したボルト60を使用することで、仮止め時にテーパ外周面60f1の一部が他方のフランジ部26eのボルト挿通孔26i内に遊挿されて雄ねじ60eの先端が一方のフランジ部26fの雄ねじ26gに浅く螺合するので確実に仮止めすることができるとともに、首下長さLd1が短いボルト60としたことで自在継手17BのスイングサークルSR1の直径ΦSR1が小さくなり、自在継手17Bの周囲のデッドスペースを狭くすることができる。
また、本実施形態のボルト60は、他方のフランジ部26eのボルト挿通孔26iに大径カラー部60fが挿通する前に、テーパ外周面60f1がボルト挿通孔26iの開口周縁に係合するので、ボルト挿通孔26iの開口周縁に大径カラー部60fが当接して応力が集中するのを回避することができる。
さらに、本実施形態は、段付きを設けていない通常のボルト60を使用し、このボルト60のストレート部60cに大径カラー部60fを外嵌した簡便な構造としているので、部品コストの低減化を図ることができる。
なお、上述した第1及び第2の実施形態においては、段付きボルト30の雄ねじ30eを中間シャフト側ヨーク26のフランジ部26fに形成した雌ねじ26gに浅く螺合させた仮止め状態で段付きボルト30の抜け落ちについては何ら考慮していない場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図21(a)及び(b)に示すように、段付きボルト30の小径部30dの長さを、前述した仮止め状態で小径部30dの先端が中間シャフト側ヨーク26のフランジ部26fより外方に突出する長さとすると共に、その小径部30dの突出端に抜け出し防止ピン40を挿通するピン挿通孔41を形成し、段付きボルト30の雄ねじ30eを中間シャフト側ヨーク26のフランジ部26fに形成した雌ねじ26gに浅く螺合させた仮止め状態で、ピン挿通孔41に抜け落ち防止ピン40を挿入することによって、仮止め状態で段付きボルト30が中間シャフト側ヨーク26から抜け落ちることを防止するようにしてもよい。さらには、抜け落ち防止ピン40を設ける場合に代えて、図22に示すように、段付きボルト30の雄ねじ30eを中間シャフト側ヨーク26のフランジ部26fに形成した雌ねじ26gに浅く螺合させて雄ねじ30eの中間シャフト側ヨーク26のフランジ部26fより外方に突出する端部のねじ山を潰したねじ山潰し部42を形成することにより、段付きボルト30の抜け落ちを防止するようにしてもよい。また、図21及び図22に示した構成は、第4の実施形態で示した段付きボルト50及び第5の実施形態で示した大径カラー部60fを装着したボルト60に採用してもよい。
また、第1〜第5の実施形態においては、雄軸22のボルト係合凹部22bをフライス溝で形成した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ウォーム減速機11の出力軸14及びステアリングギヤ機構6のピニオン軸19の位置決め精度が高い場合には、雄軸22のボルト係合凹部22bを段付きボルト30の大径部30cを挿通可能な円弧状凹部とすることもでき、ボルト係合凹部22bの断面形状は段付きボルト30の大径部30cに係合可能であれば任意形状とすることができる。
また、第3の実施形態においては、中間シャフト18の雄軸22と自在継手17Aの中間シャフト側ヨーク23とがセレーション結合する場合について説明したが、両者を通常時は相対摺動を拘束し、衝撃荷重が所定のコラプス荷重以上となったときに、セレーション結合部が相対摺動を許容してコラプスストロークを確保するようにしてもよい。
また、第1〜第5の実施形態においては、自在継手17Aの中間シャフト側ヨーク23を円筒状に形成し、中間シャフト18の雄軸22を円柱状に形成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、雄軸22を三角形、四角形等の多角形状とし、これに応じて中間シャフト側ヨーク23に雄軸22を係合させる多角形状の孔部を形成するようにしてもよい。
さらに、第1〜第5の実施形態においては、自在継手17Bの中間シャフト側ヨーク26に本発明を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、自在継手17Aの中間シャフト側ヨーク23に本発明を適用するようにしてもよい。
さらにまた、第1〜5の実施形態においては、電動パワーステアリング装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、操舵補助機構4を省略した通常のステアリング装置に本発明を適用することもできる。
本発明の第1の実施形態を示す全体構成図である。 本発明を適用した中間シャフトを示す側面図である。 図2のA−A線上の断面図である。 中間シャフトの要部を断面として拡大して示す側面図である。 中間シャフトを示す斜視図である。 段付きボルトを示す斜視図である。 中間シャフト側ヨークを示す図であって、(a)は側面図、(b)は(a)のB−B線上の断面図である。 仮止め状態の中間シャフトを示す一部を断面とした側面図である。 図8のC−C線上の断面図である。 仮止め状態の中間シャフトの要部を断面として示す側面図である。 本発明の第2の実施形態を示す中間シャフトの側面図である。 第2の実施形態における中間シャフトの要部を断面として示す側面図である。 本発明の第3の実施形態を示す自在継手及び中間シャフトの連結部の断面図である。 図13の符号Dで示す丸の領域を拡大して示した図である。 本発明の第4の実施形態を示す自在継手及び中間シャフトの連結部の断面図である。 第4の実施形態の段付きボルトを仮止めした状態を示す図である。 第4の実施形態の段付きボルトと比較するために第1の実施形態の段付きボルトを仮止めした状態を示す図である。 第4の実施形態の段付きボルトを使用した際のスイングサークルの寸法を示した図である。 本発明の第5の実施形態を示す自在継手及び中間シャフトの連結部の断面図である。 第5の実施形態の段付きボルトを仮止めした状態を示す図である。 第1及び第2実施形態で使用した段付きボルトの変形例を示す図であって、(a)は仮止め状態の断面図、(b)は本締め状態の断面図である。 第1及び第2実施形態で使用した段付きボルトにおける他の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1…ステアリングホイール、2…ステアリングシャフト、3…ステアリングコラム、4…操舵補助機構、5…タイロッド、6…ステアリングギヤ機構、7…アウターシャフト、8…インナーシャフト、8a…合成樹脂、9…アウターコラム、10…インナーコラム、11…ウォーム減速機、11a…ハウジング、12…電動モータ、14…出力軸、15L…ロアブラケット、15U…アッパブラケット、15p…ピボットピン、16…車体側部材、16…中間シャフト側ヨーク、17A,17B…自在継手、18…中間シャフト、19…ピニオン軸、22…雄軸(中間シャフトの軸部)、22a…抜け止め凸部、22b…ボルト係合凹部、22d…小径部、22e…連結円筒体、23…中間シャフト側ヨーク、23a…円筒部、24…コラム側ヨーク、25…十字軸、26…中間シャフト側ヨーク、26a…連結部、26b…U字状部、26c…スリット、26d…軸保持部、26e…他方のフランジ部、26f…一方のフランジ部、26i…ボルト挿通孔、27…ラック側ヨーク、27a…凹部、28…十字軸、29…締付けボルト、30…段付きボルト、30b…頭部、30c…大径部、30d…小径部、30e…雄ねじ、31…締付けボルト、40…防止ピン、41…ピン挿通孔、42…ねじ山潰し部、45…セレーション部、46…セレーション部、47…位相合わせ部、47a…位相合わせ凹部、47b…位相合わせ凸部、50…段付きボルト、50a…鍔部、50b…頭部、50c…大径部、50c1…テーパ外周面、50d…小径部、50e…雄ねじ、60…ボルト、60a…鍔部、60b…頭部、60c…ストレート部、60d…小径部、60e…雄ねじ、60f…大径カラー部、60f1…テーパ外周面、SR1…スイングサークル、ΦSR1…スイングサークルの直径

Claims (10)

  1. ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトとステアリングギヤ機構とを両端側に配設した自在継手を介して連結する中間シャフトを備えたステアリング装置であって、
    前記中間シャフトは、軸部の外周面に軸方向と交差する方向に延長して形成されたボルト係合凹部と、端部外周面に形成された抜け止め凸部とを有し、
    前記自在継手の一方のヨークと前記中間シャフトの軸部とを締付ける部材として、先端部側から前記中間シャフトの外周面に係合する小径部及び前記ボルト係合凹部に係合する大径部を順に形成した段付きボルトを備え、
    当該段付きボルトの前記小径部と前記ボルト係合凹部に隣接する外周面とを係合させることにより前記自在継手の一方のヨークと前記中間シャフトの軸部とを仮止めし、前記段付きボルトの前記大径部と前記ボルト係合凹部とを係合させることにより前記自在継手の一方のヨークと前記中間シャフトの軸部を本締めすることを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記自在継手の他方のヨークと中間シャフトの軸とは通常運転時には相対移動が規制されるが、衝撃荷重の入力時に所定のコラプスストロークを確保可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記中間シャフトの軸部に小径部が形成され、該小径部の外周に当該小径部を挟む軸部間を連結する摺動可能な連結筒体を嵌合し、衝撃吸収時に前記他方の自在継手のヨークが連結筒体を軸方向に押して前記小径部を挟む軸部間の連結状態が解除されるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。
  4. 前記段付きボルトの小径部先端にボルト抜け防止部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のステアリング装置。
  5. 前記ボルト係合凹部は、底部が軸方向に所定の長さを有するフライス溝で構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のステアリング装置。
  6. 前記段付きボルトは、前記ステアリングギヤ機構側の前記自在継手のヨークと前記中間シャフトの軸部との間を締付けることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のステアリング装置。
  7. 前記段付きボルトは、前記小径部の外周に形成した雄ねじと、前記大径部の前記小径部側に形成され、当該小径部に向かうに従い徐々に縮径されたテーパ外周面とを備え、
    前記自在継手の一方のヨークは、スリットを設けて縮径自在な環状部材であり前記中間シャフトの前記軸部を嵌合保持する軸保持部と、この軸保持部の前記スリットを挟む位置から互いに所定距離をあけて延在している一対のフランジ部と、これら一対のフランジ部の一方のフランジ部に形成した前記小径部の前記雄ねじが螺合する雌ねじと、この雌ねじに向かって貫通するように他方のフランジ部に形成され、前記段付きボルトの前記大径部が係合するボルト挿通孔とを備えており、
    前記段付きボルトを前記他方のフランジ部側から挿通し、前記小径部の前記雄ねじを前記軸保持部が縮径しない程度に仮止め状態で前記一方のフランジ部の前記雌ねじに螺合したときに、前記大径部の前記小径部側に形成した前記テーパ外周面の一部が、前記他方のフランジ部の前記ボルト挿通孔内に遊挿されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のステアリング装置。
  8. 前記段付きボルトは、前記小径部とボルト頭部との間に軸方向の外径が同一のストレート部を備えており、このストレート部に、前記小径部側に前記テーパ外周面を設けた大径カラー部を外嵌してなることを特徴とする請求項7記載のステアリング装置。
  9. 前記ボルト係合凹部が前記段付きボルトの前記大径部に係合する位置に配置されるように、前記自在継手の一方のヨークに対する前記軸部の周方向の位相を合わせる位相合わせ部を設けたことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載のステアリング装置。
  10. 前記中間シャフトの前記軸部及び前記自在継手の前記一方のヨークは、セレーション嵌合又はスプライン嵌合で連結しており、
    前記位相合わせ部は、前記ボルト係合凹部が前記段付きボルトの前記大径部に係合する位置に配置されたときのみに互いに嵌まり込む、前記軸部及び前記ヨークの一方のセレーション歯又はスプライン歯の一部を欠いて形成した凸部と、前記軸部及び前記ヨークの他方のセレーション歯又はスプライン歯の一部を欠いて形成した凹部とで構成したことを特徴とする請求項9記載のステアリング装置。
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