JP2008289239A - 駆動装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動モータのモータ軸の軸振れ及び軸受に対する負荷を軽減し、特に、駆動モータ自体が薄形形状にあっても、モータ軸の安定した回転動作を維持する。
【解決手段】駆動モータ1と、この駆動モータ1からの駆動力を伝達する駆動伝達機構4とを備えた駆動装置であって、駆動モータ1は、モータ筐体1aとモータ軸2とを備え、駆動伝達機構4が、駆動伝達筐体4a内にてモータ軸2と同軸に設けられた駆動部材5と、この駆動部材5に接触配置されて駆動モータ1からの駆動力が伝達される駆動伝達部材6とを備え、モータ軸2は、その一方がモータ筐体1a内に設けられた転がり軸受からなる一つの内部軸受3によって回転支持され、他方が駆動部材5を挟んで内部軸受3と反対側に配置され且つ駆動伝達筐体4a内に設けられた転がり軸受からなる一つの外部軸受7によって回転支持される。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動装置及びこれを用いた画像形成装置に関する。
一般に、画像形成装置等に用いられる回転部材を駆動するに際し、駆動モータのモータ軸にピニオンギアを設けたピニオン軸を用いて駆動伝達を行うものが知られている。このような駆動モータに使用されるピニオン軸は、通常、モータ筐体内の軸受によって支持される、所謂片持ち梁形式で使用されるが、軸振れを防ぐために、ピニオン軸を短くしたり、ピニオン軸のピニオンと噛合するギアに駆動伝達される力の反力が互いに打ち消し合うようにギアを配置するなどの工夫が必要となる。
更に、近年の装置の小型化に対する要請から、駆動モータ自体も例えば構造を薄形形状とした薄形モータの使用が盛んになり、ピニオン軸の軸振れ懸念が一層高まりつつある。そのため、このような要請に対し、駆動モータのモータ軸を支持する軸受に工夫を施すようにした提案が各種なされている(例えば特許文献1〜3参照)。
特許文献1,2には、画像形成装置の回転部材の回転むらや駆動モータ自体の振動を抑えるように、駆動モータから延びるモータ軸の軸端を枠体に設けた軸受で支持するものが開示されている。また、特許文献3には、駆動モータのモータ軸に掛かる張力を駆動モータ外の軸受でのみ支持するようにした方式が提示されている。
特開2002−207330号公報(発明の実施の形態、図2) 特開平2−208085号公報(実施例、第2図) 特開平3−216368号公報(実施例、第2図)
本発明の技術的課題は、駆動モータのモータ軸の軸振れ及び軸受に対する負荷を軽減し、特に、駆動モータ自体が薄形形状にあっても、モータ軸の安定した回転動作を維持することにある。
すなわち、本件請求項1に係る発明は、駆動モータと、この駆動モータからの駆動力を伝達する駆動伝達機構とを備えた駆動装置であって、駆動モータは、モータ回転子が収容されるモータ筐体と、前記モータ回転子の回転によって回転し且つモータ筐体の外部に突出するモータ軸とを備え、駆動伝達機構が、前記モータ軸のうちモータ筐体の外部に突出する部分を収容する駆動伝達筐体と、この駆動伝達筐体内にて前記モータ軸と同軸に設けられた駆動部材と、この駆動部材に接触配置されて前記駆動モータからの駆動力が伝達される駆動伝達部材とを備え、前記モータ軸は、その一方が前記モータ筐体内に設けられた転がり軸受からなる一つの内部軸受によって回転支持され、他方が前記駆動部材を挟んで前記内部軸受と反対側に配置され且つ前記駆動伝達筐体内に設けられた転がり軸受からなる一つの外部軸受によって回転支持されている駆動装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る駆動装置において、前記外部軸受が、モータ軸の軸端位置に設けられている駆動装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る駆動装置において、前記内部軸受と前記駆動部材との間には、前記モータ軸が滑り可能に回転支持される滑り軸受を更に設けている駆動装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1に係る駆動装置において、前記駆動伝達機構が、前記駆動部材に対応し且つモータ軸の法線方向に沿って略対向配置された複数の駆動伝達部材を有する駆動装置である。
請求項5に係る発明は、1以上の回転駆動される被回転体が用いられ且つ画像が形成可能な画像形成部と、前記被回転体に対する駆動力が伝達可能な駆動装置とを備え、この駆動装置として請求項1に係る駆動装置を用いた画像形成装置である。
請求項1に係る発明によれば、駆動モータのモータ軸を距離の離れた二つの転がり軸受にて回転支持することで、モータ軸の軸振れや軸受に対する負荷も小さくなり、特に駆動モータ自体が薄形形状にあっても、モータ軸の安定した回転動作が維持できるようになる。
請求項2に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比して、モータ軸の軸受間距離を最大に離すことができ、モータ軸の回転が一層安定するようになる。
請求項3に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比して、モータ軸の転がり軸受に対する負荷を軽減させることができ、モータ軸の回転を安定させるようにすることができる。
請求項4に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比して、モータ軸に対する負荷が安定するようになり、モータ軸の回転安定性が一層向上するようになる。
請求項5に係る発明によれば、被回転体の回転動作が安定した画像形成装置を提供できるようになる。
先ず、本発明が適用される実施の形態モデルの概要について説明する。
◎実施の形態モデルの概要
図1は本発明を具現化する実施の形態モデルに係る駆動装置の概要を示す。ここで、駆動装置の代表的モデルの一つは、図1に示すように、駆動モータ1と、この駆動モータ1からの駆動力を伝達する駆動伝達機構4とを備えた駆動装置であって、駆動モータ1は、モータ回転子が収容されるモータ筐体1aと、モータ回転子の回転によって回転し且つモータ筐体1aの外部に突出するモータ軸2とを備え、駆動伝達機構4が、モータ軸2のうちモータ筐体1aの外部に突出する部分を収容する駆動伝達筐体4aと、この駆動伝達筐体4a内にてモータ軸2と同軸に設けられた駆動部材5と、この駆動部材5に接触配置されて駆動モータ1からの駆動力が伝達される駆動伝達部材6とを備え、モータ軸2は、その一方がモータ筐体1a内に設けられた転がり軸受からなる一つの内部軸受3によって回転支持され、他方が駆動部材5を挟んで内部軸受3と反対側に配置され且つ駆動伝達筐体4a内に設けられた転がり軸受からなる一つの外部軸受7によって回転支持されているものである。
ここで、駆動部材5は、モータ軸2と一体的に構成されるようになっていてもよいし、別部材よりなる駆動部材5をモータ軸2に装着するようにしても差し支えない。また、内部軸受3及び外部軸受7の転がり軸受としては、モータ軸2の軸振れを緩和させる観点からすれば、玉軸受(所謂ボールベアリング)が好ましい。更に、駆動伝達筐体4aは、容器状の形状に限られず、単なる枠状の部材であってもよい。尚、図中符号8は、モータ筐体1aと内部軸受3との間を支持する支持部材である。
次に、本実施の形態モデルでのモータ軸2に対する内部軸受3及び外部軸受7の作用について説明する。図2はモータ軸2と内部軸受3及び外部軸受7との位置関係を示すもので、(a)は本実施の形態モデルの態様、(b)及び(c)は比較の形態モデルの態様を示すものであり、全て転がり軸受にてモータ軸2が回転支持されている。
ここにおいて、(a)の本実施の形態モデルのように、駆動部材5を挟んで二つの転がり軸受(内部軸受3及び外部軸受7)でモータ軸2が回転支持される場合は、駆動部材5に負荷が加わっても、この負荷を内部軸受3及び外部軸受7に略均等に分散させることができ、モータ軸2の回転時の軸振れを抑えることができるようになる。
一方、(b)の比較の形態モデルのように、駆動部材5の一方側に二つの転がり軸受(内部軸受3及びもう一つの軸受3’)を設けるようにすると、駆動部材5に加わる負荷によってモータ軸2が一方に押されて二つの軸受3,3’に対して傾きやすくなり、二つの軸受3,3’によるモータ軸2の安定した回転支持がなされ難くなり、モータ軸2の軸振れが起こり易くなる。また、(c)の比較の形態モデルのように、(b)の配置でのモータ軸2の軸振れを抑えるように、更に、駆動部材5を挟む位置に外部軸受7を追加配置するようにすると、モータ軸2の軸振れは小さくなるものの、モータ軸2を3箇所の転がり軸受にて支持するため、少なくとも1箇所の軸受にてモータ軸2がかじり易くなる。その結果、新たな軸振れを起こす虞もある。つまり、転がり軸受自体の寸法公差が小さいために、モータ軸2と転がり軸受とを組み立てる際の組立精度等によって少なくとも1箇所の転がり軸受がモータ軸2をかじり易くなることによる。
本実施の形態モデルでは、(a)のように駆動部材5を挟んで夫々内部軸受3及び外部軸受7を配置したので、モータ軸2の回転に際して(b)や(c)で危惧されるような不安定さは解消されるようになる。尚、(c)の軸受3’として転がり軸受の代わりに滑り軸受を用いるようにすれば、滑り軸受自体の許容差により、モータ軸2のかじりを防ぐことも可能であり、このようにしても差し支えないことを付記しておく。
また、外部軸受7をモータ軸2の軸端位置に設けるようにすれば、内部軸受3と外部軸受7との距離を長くすることができ、モータ軸2の一層安定した回転が確保されるようになる。
そして、本実施の形態モデルでは、駆動伝達機構4が、駆動部材5に対応し且つモータ軸2の法線方向に沿って略対向配置された複数の駆動伝達部材6を有するようにすることで、駆動部材5への負荷が一様に加えられるようになり、モータ軸2の軸振れの発生を抑制するようにもなる。また、駆動部材5としては、モータ軸2の回転を駆動伝達部材6に伝達できる部材であればモータ軸2と一体的に構成されてもよいし、モータ軸2とは別体に構成されていてもよく、別体構成の代表例としては歯車や原動プーリの形態が挙げられる。そのため、駆動伝達部材6としては、駆動部材5が歯車の場合には例えば歯車が用いられ、駆動部材5が原動プーリの場合には例えば対向する原動プーリとの間で架け渡されるベルト状部材が用いられる。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明をより詳細に説明する。
◎実施の形態
図3は、本実施の形態に係る画像形成装置の概要を示したものである。
同図において、本実施の形態の画像形成装置は、記録材にトナー像を形成する画像形成部20を内蔵する装置筐体10を有し、この装置筐体10の上部に画像形成部20にてトナー像が形成された記録材が排出される記録材排出部11を設けると共に、画像形成部20の下方に例えば2段の記録材供給部12を配設したものとなっている。尚、装置筐体10の下方には、オプション装置としての複数の記録材供給部を備える図示外の記録材供給装置が装着できるようになっている。
画像形成部20は、トナー像を形成保持する感光体22等の部材が収容された着脱体(以降プロセスカートリッジと称す)21と、このプロセスカートリッジ21の背後から感光体22を露光する例えばレーザ操作装置からなる光書込装置23と、プロセスカートリッジ21より記録材搬送方向下流側に配置されて、記録材上に形成されたトナー像を定着する定着装置30等で構成されている。
プロセスカートリッジ21は、トナー像を形成保持する感光体22、感光体22上を一様に帯電する帯電装置24、一様に帯電された感光体22上に光書込装置23によって形成された潜像を可視像化するための現像装置25、感光体22上の残留トナーを清掃する清掃装置26等が一体化されて配設されたものであり、光書込装置23からの露光ビームは現像装置25の隙間を通って感光体22を照射するようになっている。尚、図中符号27は、感光体22と対向配置される転写装置であり、感光体22との間で転写バイアスが印加されて、感光体22上に形成保持されたトナー像を記録材上に転写するようになっている。また、符号28は、現像装置25内に設けられて感光体22と対向配置され、感光体22との間で現像バイアスが印加される現像ロールである。
また、定着装置30は、例えば加熱ロール31及び加圧ロール32によって構成され、加熱ロール31と加圧ロール32との圧接部位にて十分な加熱と加圧を搬送される記録材上のトナーに与えることで、良好な定着がなされるようになっている。
更に、記録材供給部12は、記録材を収容する引き出し可能な記録材収容器13と、この記録材収容器13の記録材搬送方向下流端近傍の上方に設けられて記録材収容器13内の記録材を供給搬送する供給ロール14と、この供給ロール14の下流側に設けられ且つ供給ロール14にて供給された記録材を捌くロール対構成の捌き機構15とで構成されている。
更にまた、本実施の形態では、装置筐体10の記録材排出部11は、その記録材排出方向上流端側を揺動支点として揺動できるように構成されており、記録材排出部11を上方に持ち上げることで装置筐体10内部が開口され、この開口を介して例えばプロセスカートリッジ21が容易に着脱できるようになっている。
次に、本実施の形態における記録材搬送系について説明する。本実施の形態では、捌き機構15によって捌かれた記録材がそのまま上方に向かい、感光体22と転写装置27との圧接部位から定着装置30を経て記録材排出部11に排出される記録材が搬送される主搬送路17と、定着装置30の下流側にて主搬送路17から記録材を戻し搬送可能な戻し搬送路18と、主搬送路17より装置筐体10内を下方に延びる連絡搬送路19が設けられている。
主搬送路17には、捌き機構15の下流側に、捌き機構15によって捌かれて搬送された1枚の記録材を一旦停止して位置決めを行った後に、所定のタイミングで下流側に搬送するレジストロール16が配設されている。また、レジストロール16の下流側には、レジストロール16によって搬送された記録材に対して感光体22上のトナー像を転写する転写装置27や、トナー像を定着する定着装置30、定着後の記録材を装置筐体10から記録材排出部11に排出する排出ロール33などが設けられている。尚、本実施の形態の排出ロール33は、適宜反転動作ができるようになっており、記録材を記録材排出部11に排出収容する一方、反転動作により記録材を逆方向に搬送できるようになっている。
また、戻し搬送路18は、主搬送路17の定着装置30と排出ロール33との間にて搬送経路を切り替える切替器34の切替動作と、排出ロール33の反転動作に伴って記録材が戻し搬送される経路であり、記録材の片面にトナー像が形成された記録材の裏面側に再度新たな像形成を行うために、片面にトナー像が形成済みの記録材を主搬送路17のレジストロール16の上流側まで戻す経路となっている。
更に、本実施の形態では、装置筐体10の底部からレジストロール16に向かう連絡搬送路19を有しており、この連絡搬送路19は、オプション装置が装着された場合に装置筐体10の下方からレジストロール16まで記録材を搬送できるようになっている。
尚、これらの搬送路には、記録材を搬送するための搬送部材が適宜配設されている。
すなわち、本実施の形態では、記録材供給部12から供給搬送された記録材は、主搬送路17を経由してレジストロール16にて位置決め規制された後、所定のタイミングで下流側に搬送され、感光体22と転写装置27との対向部位である転写部位にて感光体22上のトナー像が記録材上に転写される。トナー像が転写された記録材は、定着装置30によってトナー像が定着された後、排出ロール33によって装置筐体10に設けられた記録材排出開口から記録材排出部11に排出される。
ここで、排出ロール33に記録材の後端部分が圧接された条件下で、排出ロール33が反転動作を行うと共に、切替器34が切り替わることで、排出ロール33に挟持されていた記録材は戻し搬送路18に向かうようになる。戻し搬送路18を搬送された記録材は再度主搬送路17に至り、記録材の裏面側に新たなトナー像が形成されるようになる。
このような画像形成装置において、特に、本実施の形態ではプロセスカートリッジ21内の感光体22及び現像ロール28を駆動するための駆動装置40に特徴を有するものとなっている。図4は、本実施の形態における駆動装置40とこの駆動装置40からの駆動力が感光体22及び現像ロール28に伝達される駆動伝達機構50の概要を示すものである。尚、駆動装置40は、図3ではプロセスカートリッジ21の側方に配置されているため、省略されている。
図4に示すように、駆動装置40は、薄形形状の駆動モータ41と、この駆動モータ41のモータ軸42のうち、駆動モータ41から突出する部分に対応して設けられた駆動伝達機構50とで構成されている。駆動モータ41は、表面にモータ筐体を備え、内部に図示外のモータ回転子を備えたもので構成されている。モータ筐体の一部は、例えば鋼製のフレーム41aと、このフレーム41aの開口部を覆うように設けられた印刷配線板41bとで構成され、一方、内部にはモータ回転子の回転によって回転するモータ軸42がモータ筐体から突出するように設けられている。更に内部には、このモータ軸42を回転支持する転がり軸受からなる内部軸受43が設けられ、印刷配線板41bと内部軸受43との間には、例えばアルミダイカスト又は亜鉛ダイカストからなる支持部材44が設けられ、モータ筐体と内部軸受43との間が位置決め固定されるようになっている。そして、印刷配線板41bの配線を使用することで、内部のモータ回転子に給電できるようになっている。
また、駆動伝達機構50は次のようになっている。駆動伝達筐体としての枠体51の中に駆動モータ41のモータ軸42の一部が収容されており、このモータ軸42の一部には、その周面に沿って駆動部材としての溝が切られたピニオン42aが形成されている。更に、枠体51はモータ筐体の印刷配線板41bに対して上述した支持部材44を介して固定されるようになっており、また、この枠体51の他端側には転がり軸受からなる外部軸受45が支持され、この外部軸受45がモータ軸42のピニオン42aより外側の軸端位置に配置され、モータ軸42を回転支持するようになっている。また、枠体51の内部には、ピニオン42aと噛み合うように配置された駆動伝達部材としての歯車52,54がモータ軸42を挟んで略対向する位置に配置され、夫々の回転軸52a,54aは枠体51若しくは枠体51に設けられた図示外の軸受によって支持されるようになっている。更にまた、歯車54には、歯車55が噛み合うように配置され、この歯車55の回転軸55aも枠体51によって支持されるようになっている。
そして、本実施の形態の駆動伝達機構50では、歯車52の回転軸52a及び歯車55の回転軸55aの枠体51から外方に突出した一端側には、夫々歯車53及び歯車56が設けられている。そのため、駆動モータ41に給電がなされると、モータ軸42が回転することで、枠体51の外方に突出した歯車53及び歯車56が回転するようになっている。
このような駆動装置40を実現するための駆動モータ41としては、図5(a)に示すような通常市販される薄形形状の駆動モータ41’に対し、その外側にある転がり軸受46を取り除き、この転がり軸受46が取り除かれたものを用いるようにすればよい。尚、図5(b)は例えば希土類磁石を使用すると共に、転がり軸受の配置を工夫することで薄形形状とした駆動モータ41’の外観を示す斜視図である。
そして、本実施の形態では、図4に示すように、プロセスカートリッジ21側の感光体22及び現像ロール28にも工夫を施している。すなわち、感光体22の回転軸22a及び現像ロール28の回転軸28aをプロセスカートリッジ21の外装ケース21aから外方に突出させ、突出した夫々の軸端位置に歯車22b,28bを設けるような構成のものを採用している。このようなプロセスカートリッジ21を装置筐体10内に装着することで、感光体22の歯車22bは駆動装置40の歯車53に、また、現像ロール28の歯車28bは駆動装置40の歯車56に夫々噛み合うようになっている。
このような駆動装置40での作用について詳細に説明する。
本実施の形態では、モータ軸42の軸端位置に転がり軸受からなる外部軸受45を配置し、もう一つの転がり軸受をフレーム41a内の内部軸受43とすることで、ピニオン42aを挟む二つの転がり軸受にてモータ軸42を回転支持するようになり、モータ軸42を安定して回転させることができるようになる。このとき、モータ軸42自体が2点支持となるため、内部軸受43及び外部軸受45によるかじりの発生も抑えることができるようになる。このことは、薄形形状の駆動モータ41を採用しているにも拘わらず、安定した回転駆動が可能な小型の駆動装置40を実現するようになる。
本実施の形態では、画像形成部20としてモノクロ画像を形成する方式を示したが、これに限定されるものではなく、例えば画像形成部20としてカラー画像を形成するようにしても差し支えない。また、プロセスカートリッジ21に対する駆動伝達を示したが、プロセスカートリッジ21を使用しない態様であっても差し支えない。
更に、プロセスカートリッジ21内の感光体22と現像ロール28とを駆動装置40にて駆動する方式を示したが、これに限られず、例えば感光体22のみを駆動装置40にて駆動し、現像ロール28は感光体22から駆動されるようにしても差し支えない。
また、駆動装置40の駆動伝達部材として、モータ軸42の法線方向に沿った二方向に歯車(具体的には歯車52,54)を用いる態様を示したが、これに限定されるものではなく、例えば三方向に備えるようにしてもよいし、単に一方向であっても、内部軸受43及び外部軸受45による支持が安定していることから、モータ軸42の回転が安定してなされることは云うまでもない。更に、本実施の形態では、駆動伝達部材が枠体51内に収容されている態様を示したが、例えば枠体51の外側にまで駆動伝達部材を繋ぐようにしても差し支えない。
更に、本実施の形態では、駆動部材としてモータ軸42にピニオン42aを設ける態様を示したが、駆動部材としてはこれに限られず、モータ軸42に別部材の歯車を装着するようにしてもよいし、原動プーリを装着するようにしても差し支えない。特に、原動プーリを使用する場合には、例えばこの原動プーリと、枠体51の内側若しくは外側に設けた他の原動プーリとの間にベルト部材を架け渡し、この他の原動プーリの回転によって所望の被回転体を回転させるようにすればよい。
そして、本実施の形態では、画像形成方式として上述した電子写真方式に限定されるものではなく、回転駆動される被回転体を備えるものであれば、例えば静電記録方式やインクジェット記録方式を採用するようにしても差し支えない。
また、図6は、本実施の形態の変形例としての駆動装置40の概略を示すものである。
同図において、本例の駆動装置40は図4の駆動装置40と略同様に構成されるが、駆動モータ41と駆動伝達機構50との境界近傍にモータ軸42を滑り可能に回転支持する滑り軸受47を設けた点が図4の駆動装置とは異なっている、尚、図6では歯車52,54,55の回転軸やプロセスカートリッジ21側の部材は省略している。
本例の駆動装置40は、モータ軸42に滑り軸受47を設けているが、この滑り軸受47は転がり軸受である内部軸受43や外部軸受45とは異なり、滑り軸受47自体がモータ軸42との許容差があるため、二つの転がり軸受にてモータ軸42が支持された状態と同様になり、滑り軸受47がモータ軸42をかじることもなく、モータ軸42の回転が安定してなされるようになる。更に、このように滑り軸受47を設けることで、仮に大きな軸振れが発生するような事態に際しても、この滑り軸受47でモータ軸42を回転支持するようになっているため、転がり軸受からなる内部軸受43及び外部軸受45への負荷を軽減することができるようになる。そのため、駆動モータ41の安定した動作を維持することができるようになる。
本発明に係る駆動装置の概要を示す説明図である。 モータ軸と軸受との位置関係を示す説明図であり、(a)は本発明に係る実施の形態モデルの態様、(b)及び(c)は比較の形態モデルの態様を示す。 実施の形態に係る画像形成装置を示す説明図である。 実施の形態の駆動装置を示す説明図である。 (a)は通常の駆動モータを示す説明図であり、(b)はその斜視図である。 本実施の形態の変形例の駆動装置を示す説明図である。
符号の説明
1…駆動モータ,1a…モータ筐体,2…モータ軸,3…内部軸受,4…駆動伝達機構,4a…駆動伝達筐体,5…駆動部材,6…駆動伝達部材,7…外部軸受,8…支持部材

Claims (5)

  1. 駆動モータと、この駆動モータからの駆動力を伝達する駆動伝達機構とを備えた駆動装置であって、
    駆動モータは、モータ回転子が収容されるモータ筐体と、前記モータ回転子の回転によって回転し且つモータ筐体の外部に突出するモータ軸とを備え、
    駆動伝達機構は、前記モータ軸のうちモータ筐体の外部に突出する部分を収容する駆動伝達筐体と、この駆動伝達筐体内にて前記モータ軸と同軸に設けられた駆動部材と、この駆動部材に接触配置されて前記駆動モータからの駆動力が伝達される駆動伝達部材とを備え、
    前記モータ軸は、その一方が前記モータ筐体内に設けられた転がり軸受からなる一つの内部軸受によって回転支持され、他方が前記駆動部材を挟んで前記内部軸受と反対側に配置され且つ前記駆動伝達筐体内に設けられた転がり軸受からなる一つの外部軸受によって回転支持されていることを特徴とする駆動装置。
  2. 請求項1記載の駆動装置において、
    前記外部軸受は、モータ軸の軸端位置に設けられることを特徴とする駆動装置。
  3. 請求項1記載の駆動装置において、
    前記内部軸受と前記駆動部材との間には、前記モータ軸が滑り可能に回転支持される滑り軸受を更に設けていることを特徴とする駆動装置。
  4. 請求項1記載の駆動装置において、
    前記駆動伝達機構は、前記駆動部材に対応し且つモータ軸の法線方向に沿って略対向配置された複数の駆動伝達部材を有することを特徴とする駆動装置。
  5. 1以上の回転駆動される被回転体が用いられ且つ画像が形成可能な画像形成部と、
    前記被回転体に対する駆動力が伝達可能な請求項1記載の駆動装置とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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