JP2008286130A - Egrシステムの吸気系構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】EGRガスの導入部から吸気マニホールドまでの距離が限られた条件の下で、EGRガスと吸気との混合性を向上させることができる。
【解決手段】排気系から排ガス9の一部を吸気マニホールド12に連通する吸気通路へ戻すEGRガス通路30を備え、EGRガス通路30の吸気通路20へのガス導入部30Aは、吸気通路20の中心軸線J1に対して偏倚しており、吸気通路20を画定する湾曲する壁面のうちガス導入部30Aに対向する領域が部分的に平坦化されることにより角部EGをもつように構成された、EGRガス9の澱みが形成されやすくする澱み形成部21を備えている。
【選択図】図3
【解決手段】排気系から排ガス9の一部を吸気マニホールド12に連通する吸気通路へ戻すEGRガス通路30を備え、EGRガス通路30の吸気通路20へのガス導入部30Aは、吸気通路20の中心軸線J1に対して偏倚しており、吸気通路20を画定する湾曲する壁面のうちガス導入部30Aに対向する領域が部分的に平坦化されることにより角部EGをもつように構成された、EGRガス9の澱みが形成されやすくする澱み形成部21を備えている。
【選択図】図3
Description
本発明は、ディーゼルエンジン等のエンジンにおけるEGRシステムの吸気系構造に関する。
一般的に、EGRシステムは、エンジンから排出される排ガスの一部を排気パイプ側からEGRパイプを介して吸気パイプ側へ再循環させ、吸気マニホールドからエンジンの各気筒へ送り込むことにより、排ガスの大部分を構成する不活性ガスのもつ熱容量により燃焼温度を低下させ、排ガス中におけるNOxを低減するようにしたものである。
上記のようなEGRシステムでは、EGRガスを各気筒に均等に分配することが重要である。このため、各気筒に対してEGRガスを混合して均等に供給する技術が種々提案されている(特許文献1〜特許文献6等参照)。
上記のようなEGRシステムでは、EGRガスを各気筒に均等に分配することが重要である。このため、各気筒に対してEGRガスを混合して均等に供給する技術が種々提案されている(特許文献1〜特許文献6等参照)。
ところで、吸気マニホールドに接続された吸気管の上流部にEGRガスを導入し、このEGRガスの導入部から吸気マニホールドまでの距離を十分長くとることが、EGRガスと吸気との混合性を向上させる最も効果的な方法の一つである。
しかしながら、実際のエンジン設計においては、スペース上の制約から、EGRガスの導入部から吸気マニホールドまでの距離を十分長くとることには限界があり、限られた距離の中でEGRガスと吸気との混合性を向上させる必要があった。
しかしながら、実際のエンジン設計においては、スペース上の制約から、EGRガスの導入部から吸気マニホールドまでの距離を十分長くとることには限界があり、限られた距離の中でEGRガスと吸気との混合性を向上させる必要があった。
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、EGRガスの導入部から吸気マニホールドまでの距離が限られた条件の下で、EGRガスと吸気との混合性を向上させることができるEGRシステムの吸気系構造を提供することにある。
本発明の第1の観点に係るEGRシステムの吸気系構造は、排気系から排ガスの一部を吸気マニホールドに連通する吸気通路へ戻すEGRガス通路を備え、前記EGRガス通路の前記吸気通路へのガス導入部は、前記吸気通路の中心軸線に対して偏倚しており、前記吸気通路を画定する湾曲する壁面のうち前記ガス導入部に対向する領域が部分的に平坦化されることにより角部をもつように構成された、EGRガスの澱みが形成されやすくする澱み形成部を備えている、ことを特徴としている。
この構成によれば、澱み形成部により吸気通路内でEGRガスの澱みが形成されやすくなると、EGRガスと吸気との混合が促進される。また、EGRガス通路の吸気通路へのガス導入部を吸気通路の中心軸線に対して偏倚させることにより、EGRガスの澱みが吸気通路内に形成されやすくなる。
この構成によれば、澱み形成部により吸気通路内でEGRガスの澱みが形成されやすくなると、EGRガスと吸気との混合が促進される。また、EGRガス通路の吸気通路へのガス導入部を吸気通路の中心軸線に対して偏倚させることにより、EGRガスの澱みが吸気通路内に形成されやすくなる。
上記構成において、前記澱み形成部を画定するための隔壁が前記吸気通路を画定する壁面に突出して形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、EGRガスの澱みが吸気通路内に形成されやすくなる。
この構成によれば、EGRガスの澱みが吸気通路内に形成されやすくなる。
本発明の第2の観点に係るEGRシステムの吸気系構造は、排気系から排ガスの一部を吸気マニホールドに連通する吸気通路へ戻すEGRガス通路を備え、前記EGRガス通路の前記吸気通路へのガス導入部は、前記吸気通路に向かって末広がり状に形成されている、ことを特徴としている。
この構成によれば、吸気通路へのガス導入部が末広り状に形成されているため、EGRガスが吸気に拡散しやすく、EGRガスと吸気との混合が促進される。
この構成によれば、吸気通路へのガス導入部が末広り状に形成されているため、EGRガスが吸気に拡散しやすく、EGRガスと吸気との混合が促進される。
上記構成において、前記EGRガス通路の前記吸気通路へのガス導入部は、その断面形状が、前記吸気通路の吸気の流れを横断する方向に長い縦長形状に形成されている、構成を採用できる。
この構成によれば、吸気通路の吸気の流れを横断する方向に長い縦長形状に形成することにより、EGRガスが吸気に一層拡散しやすくなる。
この構成によれば、吸気通路の吸気の流れを横断する方向に長い縦長形状に形成することにより、EGRガスが吸気に一層拡散しやすくなる。
上記構成において、前記EGRガス通路の前記吸気通路へのガス導入部は、前記吸気通路へ導入されるEGRガスが前記吸気通路の下流へ向かう方向に傾斜している、構成を採用できる。
この構成によれば、吸気の流れにEGRガスを乗せやすくなり、EGRガスの流れに偏りが発生しにくくなり、EGRガスが吸気に一層拡散しやすくなる。
この構成によれば、吸気の流れにEGRガスを乗せやすくなり、EGRガスの流れに偏りが発生しにくくなり、EGRガスが吸気に一層拡散しやすくなる。
上記構成において、前記吸気通路の吸気マニホールドへの導入部は湾曲しており、前記吸気通路は、前記吸気マニホールドへの導入部の湾曲による前記EGRガスの流れの偏りを抑制するための吸気の流れを生じさせるためのバイパス通路を有する、構成を採用できる。
この構成によれば、導入部の湾曲によるEGRガスの流れの偏りが抑制されるため、特定の気筒へEGRガスが偏るのを抑制できる。
この構成によれば、導入部の湾曲によるEGRガスの流れの偏りが抑制されるため、特定の気筒へEGRガスが偏るのを抑制できる。
上記構成において、前記吸気通路の吸気マニホールドへの導入部は湾曲しており、前記吸気マニホールドは、その入口部に、前記吸気マニホールドへの導入部の湾曲による前記EGRガスの流れの偏りを抑制するために突出して形成されたガイド壁を有する、構成を採用できる。
この構成によれば、導入部の湾曲によるEGRガスの流れの偏りが抑制されるため、特定の気筒へEGRガスが偏るのを抑制できる。
この構成によれば、導入部の湾曲によるEGRガスの流れの偏りが抑制されるため、特定の気筒へEGRガスが偏るのを抑制できる。
本発明によれば、EGRガスの導入部から吸気マニホールドまでの距離が限られた条件の下で、EGRガスと吸気との混合性を向上させることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図4は本発明の一実施形態を示す図であって、図1は本発明が適用されるディーゼルエンジンの概略構成図、図2は本実施形態に係る吸気系構造を示す図、図3は図2のA−A線方向の断面図、及び図4は図2のB−B線方向の断面図である。
図1ないし図4は本発明の一実施形態を示す図であって、図1は本発明が適用されるディーゼルエンジンの概略構成図、図2は本実施形態に係る吸気系構造を示す図、図3は図2のA−A線方向の断面図、及び図4は図2のB−B線方向の断面図である。
図1において、ディーゼル機関であるエンジン1は、コンプレッサ2A及びタービン2Bを含む過給機2が接続されており、エアクリーナ3から導かれた吸気4がコンプレッサ2Aの上流側の吸気管5を通じてコンプレッサ2Aへと送られる。コンプレッサ2Aで加圧された吸気4は、コンプレッサ2Aの下流側の吸気管7を通じてインタークーラ6へ送られて冷却され、スロットルバルブ8を通じて吸気マニホールド12に送られ、エンジン1の各気筒10(図1では直列4気筒の場合を例示している)に分配されるようになっている。
エンジン1の各気筒10から排出された排ガス9は、排気マニホールド11を通じて過給機2のタービン2Bに送られ、タービン2Bを駆動した排ガス9が排気管13を通じてタービン2Bより下流のDPF(Diesel Particulate Filter)14で排ガス9に含まれるパティキュレートが捕集されたのち、マフラ15を通じて車外へ排出される。
排気マニホールド11とスロットルバルブ8より下流の吸気管7との間は、EGR管16により接続されており、EGR管16には、排ガス9の再循環を適宜に停止し得るよう開閉自在なEGRバルブ17が設けられている。
インタークーラ6の下流にある吸気管7は、エンジン1の前端側Frから後端側Rrに向けて気筒10の配列方向に沿って延在しており、吸気マニホールド12の後端部に接続されている。尚、吸気管7の吸気マニホールド12への導入部7Bは湾曲している。
吸気管7は、図2ないし図4に示すように、吸気4を吸気マニホールド12へ導く吸気通路20を画定していると共に、EGR管16と接続される接続部7Aは、排気マニホールド11(排気系)から排ガス9の一部を吸気通路20へ戻すEGRガス通路30のガス導入部30Aを構成している。尚、EGR管16はEGRガス通路30の他の部分を構成している。
EGRガス通路30の吸気通路20へのガス導入部30Aの中心軸線J2は、図3に示すように、吸気通路20の中心軸線J1と交差すると共に一方に対して偏倚している。偏倚の方向は、吸気管7の吸気マニホールド12への導入部7Bにおいて、EGRガス9が後端側Rrへ偏りにくい方向である。すなわち、導入部7Bの内側寄りに偏倚している。
また、吸気通路20を画定する吸気管7の湾曲する壁面のうち、ガス導入部30Aに対向する領域は、角部EGをもつように部分的に平坦化された略直交する平坦面21及び平坦面22が形成され、これら平坦面21,22は、EGRガス(排ガス)9の澱みが形成されやすくする澱み形成部21を構成している。
さらに、澱み形成部21の近傍の吸気通路20を画定する壁面には、澱み形成部21を画定するための隔壁24が突出して形成されている。
また、吸気通路20を画定する吸気管7の湾曲する壁面のうち、ガス導入部30Aに対向する領域は、角部EGをもつように部分的に平坦化された略直交する平坦面21及び平坦面22が形成され、これら平坦面21,22は、EGRガス(排ガス)9の澱みが形成されやすくする澱み形成部21を構成している。
さらに、澱み形成部21の近傍の吸気通路20を画定する壁面には、澱み形成部21を画定するための隔壁24が突出して形成されている。
吸気マニホールド12は、図2及び図4に示すように、吸気管7の吸気マニホールド12への導入部7Bが接続された入口部に、導入部7Bの湾曲によるEGRガス9の流れの偏りを抑制するために突出して形成されたガイド壁40を有する。このガイド壁40は、吸気マニホールド12の入口部の後端側Rrの内壁に形成されている。
次に、上記構成の吸気系構造の作用について図5及び図6を参照して説明する。尚、図5は本発明の一実施形態に係る吸気系構造による吸気とEGRガスの流れの一例を示す模式図であり、図6は比較例に係る吸気系構造による吸気とEGRガスの流れの一例を示す模式図である。
図6に示すように、吸気通路20に澱み形成部21が存在しない場合には、EGRガス通路30のガス導入部30Aから導入されたEGRガス9は、図6(A)に示すように、ガス導入部30Aに対向する吸気管7の内壁面に衝突したのち、上流からの吸気4により下流に運ばれる。このとき、EGRガス9は、吸気4と混合しにくく、図6(A)、(B)に示すように、吸気管7の内壁面に貼りついいた状態で吸気マニホールド12に導入され、EGRガス9が特定の気筒10に集中しやすくなる。
図6に示すように、吸気通路20に澱み形成部21が存在しない場合には、EGRガス通路30のガス導入部30Aから導入されたEGRガス9は、図6(A)に示すように、ガス導入部30Aに対向する吸気管7の内壁面に衝突したのち、上流からの吸気4により下流に運ばれる。このとき、EGRガス9は、吸気4と混合しにくく、図6(A)、(B)に示すように、吸気管7の内壁面に貼りついいた状態で吸気マニホールド12に導入され、EGRガス9が特定の気筒10に集中しやすくなる。
一方、本実施形態に係る吸気系構造では、図5に示すように、澱み形成部21にERGガス9の澱みが形成され、上流からの吸気4は、隔壁24の上側を流れ、澱んだERGガス9を巻き込みながら下流に流れる。このため、ERGガス9は、吸気管7の内壁面に偏りにくくなると共に、吸気4と混合されやすくなる。
さらに、吸気マニホールド12の入口部では、ガイド壁40の存在により、ERGガス9の流れが後端側Rrの内壁面に偏ることが抑制される。
この結果、EGRガス9と吸気4との混合性が向上し、各気筒10に分配されるEGRガス9が均等化される。
さらに、吸気マニホールド12の入口部では、ガイド壁40の存在により、ERGガス9の流れが後端側Rrの内壁面に偏ることが抑制される。
この結果、EGRガス9と吸気4との混合性が向上し、各気筒10に分配されるEGRガス9が均等化される。
図7は、EGRガス導入部付近の吸気系の他の構造例を示す断面図である。
この吸気系構造では、上記した隔壁24が存在しないが、澱み形成部21により、ERGガス9の澱みを形成することが可能である。
この吸気系構造では、上記した隔壁24が存在しないが、澱み形成部21により、ERGガス9の澱みを形成することが可能である。
図8ないし図10は本発明のさらに他の実施形態を示す図であって、図8は本実施形態に係る吸気系構造を示す図、図9は図8のC−C線方向の断面図、及び図10は図8のD−D線方向の断面図である。尚、図8ないし図10において、上記実施形態と同一構成部分については同一の符号を使用している。
吸気管7は、図8ないし図10に示すように、吸気4を吸気マニホールド12へ導く吸気通路20を画定していると共に、EGR管16と接続される接続部7Cは、排気マニホールド11(排気系)から排ガス9の一部を吸気通路20へ戻すEGRガス通路30のガス導入部30Cを構成している。
本実施形態では、図9に示すように、ガス導入部30Cは、吸気通路20に向かって末広がり状に形成されている。
また、ガス導入部30Cは、図8に示すように、その断面形状が、吸気通路20の吸気4の流れを横断する方向に長い縦長形状(楕円形状)に形成されている。
さらに、ガス導入部30Cは、図10に示すように、吸気通路20へ導入されるEGRガス9が吸気通路20の下流へ向かう方向に傾斜している。
本実施形態では、図9に示すように、ガス導入部30Cは、吸気通路20に向かって末広がり状に形成されている。
また、ガス導入部30Cは、図8に示すように、その断面形状が、吸気通路20の吸気4の流れを横断する方向に長い縦長形状(楕円形状)に形成されている。
さらに、ガス導入部30Cは、図10に示すように、吸気通路20へ導入されるEGRガス9が吸気通路20の下流へ向かう方向に傾斜している。
吸気通路20は、図8及び図9に示すように、その内壁に、ガス導入部30Cの近傍から下流にかけて仕切り壁50が形成されており、この仕切り壁50によりバイパス通路51が画定されている。
バイパス通路51は、吸気マニホールド12への導入部7Bの湾曲により後端側Rrの内壁面にEGRガス9の流れが偏るのを抑制するために、後端側Rrの内壁面付近において吸気4の流れを生じさせるために設けられている。
バイパス通路51は、吸気マニホールド12への導入部7Bの湾曲により後端側Rrの内壁面にEGRガス9の流れが偏るのを抑制するために、後端側Rrの内壁面付近において吸気4の流れを生じさせるために設けられている。
次に、上記構成の吸気系構造の作用について図11ないし図13を参照して説明する。
本実施形態に係る吸気系構造では、図11に示すように、導入部30Cから吸気通路20へ導入されるEGRガス9は、導入部30Cが末広がり状に形成されているため、吸気通路20と導入部30Cとの合流領域で、吸気4と混合しやすくなる。
本実施形態に係る吸気系構造では、図11に示すように、導入部30Cから吸気通路20へ導入されるEGRガス9は、導入部30Cが末広がり状に形成されているため、吸気通路20と導入部30Cとの合流領域で、吸気4と混合しやすくなる。
また、図12に示すように、導入部30Cは、吸気通路20へ導入されるEGRガス9が吸気通路20の下流へ向かう方向に傾斜しているため、EGRガス9は吸気管7の壁面に衝突しにくくなり、吸気管7の壁面に貼りつきにくくなり、吸気4との混合性がさらに増す。
上記の作用に加えて、図13に示すように、吸気4のうち、バイパス通路51を通過した一部の吸気4は、後端側Rrの壁面に回り込み、EGRガス9が後端側Rrの壁面に貼りつくのを抑制する。これにより、後端側Rrの内壁面にEGRガス9の流れが偏るのを抑制することができる。
この結果、EGRガス9と吸気4との混合性が向上し、各気筒10に分配されるEGRガス9が均等化される。
この結果、EGRガス9と吸気4との混合性が向上し、各気筒10に分配されるEGRガス9が均等化される。
上記実施形態では、本発明を過給機を備えたディーゼルエンジンに適用した場合について説明したが、これに限定されるわけではなく、他の型式の内燃機関にも適用可能である。
1…エンジン
2…過給機
2A…コンプレッサ
2B…タービン
3…エアクリーナ
4…吸気
5…吸気管
6…インタークーラ
7…吸気管
8…スロットルバルブ
9…排気
10…気筒
11…排気マニホールド
12…吸気マニホールド
13…排気管
14…DPF
15…マフラ
16…EGR管
17…EGRバルブ
20…吸気通路
30…EGRガス通路
30A,30C…ガス導入部
40…ガイド壁
50…仕切り壁
51…バイパス通路
2…過給機
2A…コンプレッサ
2B…タービン
3…エアクリーナ
4…吸気
5…吸気管
6…インタークーラ
7…吸気管
8…スロットルバルブ
9…排気
10…気筒
11…排気マニホールド
12…吸気マニホールド
13…排気管
14…DPF
15…マフラ
16…EGR管
17…EGRバルブ
20…吸気通路
30…EGRガス通路
30A,30C…ガス導入部
40…ガイド壁
50…仕切り壁
51…バイパス通路
Claims (7)
- 排気系から排ガスの一部を吸気マニホールドに連通する吸気通路へ戻すEGRガス通路を備え、
前記EGRガス通路の前記吸気通路へのガス導入部は、前記吸気通路の中心軸線に対して偏倚しており、
前記吸気通路を画定する湾曲する壁面のうち前記ガス導入部に対向する領域が部分的に平坦化されることにより角部をもつように構成された、EGRガスの澱みが形成されやすくする澱み形成部を備えている、ことを特徴とするEGRシステムの吸気系構造。 - 前記澱み形成部を画定するための隔壁が前記吸気通路を画定する壁面に突出して形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のEGRシステムの吸気系構造。
- 排気系から排ガスの一部を吸気マニホールドに連通する吸気通路へ戻すEGRガス通路を備え、
前記EGRガス通路の前記吸気通路へのガス導入部は、前記吸気通路に向かって末広がり状に形成されている、ことを特徴とするEGRシステムの吸気系構造。 - 前記EGRガス通路の前記吸気通路へのガス導入部は、その断面形状が、前記吸気通路の吸気の流れを横断する方向に長い縦長形状に形成されている、ことを特徴とする請求項3に記載のEGRシステムの吸気系構造。
- 前記EGRガス通路の前記吸気通路へのガス導入部は、前記吸気通路へ導入されるEGRガスが前記吸気通路の下流へ向かう方向に傾斜している、ことを特徴とする請求項3又は4に記載のEGRシステムの吸気系構造。
- 前記吸気通路の吸気マニホールドへの導入部は湾曲しており、
前記吸気通路は、前記吸気マニホールドへの導入部の湾曲による前記EGRガスの流れの偏りを抑制するための吸気の流れを生じさせるためのバイパス通路を有する、ことを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載のEGRシステムの吸気系構造。 - 前記吸気通路の吸気マニホールドへの導入部は湾曲しており、
前記吸気マニホールドは、その入口部に、前記吸気マニホールドへの導入部の湾曲による前記EGRガスの流れの偏りを抑制するために突出して形成されたガイド壁を有する、ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のEGRシステムの吸気系構造。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019065808A (ja) * | 2017-10-04 | 2019-04-25 | いすゞ自動車株式会社 | 内燃機関の吸気系構造 |
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2007
- 2007-05-18 JP JP2007132904A patent/JP2008286130A/ja active Pending
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