JP2008286053A - 動弁系の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】バルブ特性の急変による影響を抑制しつつ、絶対位置の更新を速やかに行うことのできる動弁系の制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関の動弁系は、可動範囲内で駆動されるコントロールシャフト54と、コントロールシャフト54を駆動するブラシレスモータ60とを有し、ブラシレスモータ60によるコントロールシャフト54の駆動を通じて吸気バルブのバルブ特性を変更するとともに、基準位置と同基準位置からの変位量とに基づいてコントロールシャフト54の絶対位置を算出する。この動弁系の制御装置は、機関の燃料カット中に所定の学習条件が成立したとき、コントロールシャフト54を可動範囲の端まで変位させてその絶対位置を学習し、機関の燃料カット中にその絶対位置が学習されたときに同燃料カット中に同絶対位置を更新する。
【選択図】図4

Description

本発明は、可動範囲内で駆動される制御軸と、その制御軸を駆動するアクチュエータとを有し、同アクチュエータによる制御軸の駆動を通じて内燃機関のバルブ特性を変更する動弁系に適用されて、基準位置と同基準位置からの制御軸の変位量とに基づいて同制御軸の絶対位置を算出する動弁系の制御装置に関する。
内燃機関の吸気バルブのバルブ特性を機関運転状態に応じて変更するための機構として、例えば特許文献1に記載される動弁系がある。この特許文献1に記載の動弁系は、軸線方向でノーズ高さの変化する3次元カムが設けられたカムシャフト(制御軸)をアクチュエータによって軸線方向に駆動することにより機関バルブの最大リフト量を変更している。したがって、こうした動弁系にあっては、カムシャフトの位置を高い精度で制御することが最大リフト量を機関運転状態に適した量とする上で重要となる。
ここで、カムシャフト(制御軸)の位置を検出するための手法としては種々の方法が提案されているが、例えば動弁系にカムシャフトの位置を検出するためのセンサを設けるとともに、同センサの出力に基づいてカムシャフトの位置、換言すれば吸気バルブの最大リフト量を検出する方法がある。しかし、このような方法では、センサの初期取付け位置のばらつき、センサ毎の出力のばらつき、あるいは温度変化等に起因するセンサ特性の変化により、検出されるセンサ出力に基づいて算出されるカムシャフトの位置と実際の位置とにずれが生じ、カムシャフトの位置を正確に検出することができない。
そこで、特許文献2に記載の動弁系の制御装置にあっては、ストッパにより規制される可動範囲内において制御軸の所定の基準位置を記憶するとともに、この記憶された基準位置からの制御軸の変位量をセンサにより検出している。そして、この変位量と基準位置とに基づいて制御軸の絶対位置を算出し、これが目標位置と一致するようにアクチュエータを制御している。また、この装置では、所定の学習条件が成立したときに、制御軸を可動範囲の端まで変位させるとともに、同制御軸が可動範囲の端に達した旨が判断されたときにその絶対位置を学習し、その時点に算出される制御軸の位置を学習された絶対位置に更新するようにしている。これにより、例えばセンサ特性の変化等に起因して算出される制御軸の位置とその実際の位置との間にずれが生じた場合であっても、算出される制御軸の位置と実際の位置とを一致させることができる。
特開2003−41977号公報 特開2002−349215号公報
ところで、絶対位置の学習が行われた場合には、それまでの絶対位置から新たな絶対位置に更新されることとなる。ここで、制御軸の絶対位置は吸気バルブの最大リフト量等のバルブ特性に対応しているため、同絶対位置の急変はバルブ特性の急変を招く。そして、バルブ特性が急変した場合には、同バルブ特性に基づいて制御される燃料噴射量や空燃比が急変するおそれがある。そこで、絶対位置の学習が行われた場合には、それまでの絶対位置から新たな絶対位置に徐々に更新するようにしている。
しかし、学習以前の絶対位置が実際の位置とずれている場合には、同絶対位置とそれに対応する制御値との関係が不適切となるため、絶対位置の更新を速やかに行うことが望ましい。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バルブ特性の急変による影響を抑制しつつ、絶対位置の更新を速やかに行うことのできる動弁系の制御装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
請求項1に記載の発明は、可動範囲内で駆動される制御軸と、前記制御軸を駆動するアクチュエータとを有し、同アクチュエータによる前記制御軸の駆動を通じて内燃機関のバルブ特性を変更する動弁系に適用されて、基準位置と同基準位置からの前記制御軸の変位量とに基づいて同制御軸の絶対位置を算出する動弁系の制御装置において、前記機関の燃料カット中に所定の学習条件が成立したとき、前記制御軸を前記可動範囲の端まで変位させてその絶対位置を学習する学習手段と、前記機関の燃料カット中に前記学習手段により前記絶対位置が学習されたときに同燃料カット中に同絶対位置を更新する学習値更新手段とを備えることをその要旨とする。
上記構成によれば、機関の燃料カット中に所定の学習条件が成立したとき、制御軸を可動範囲の端まで変位させてその絶対位置を学習するため、制御軸を可動範囲の端まで変位させる際に燃料噴射量が変化することを回避することができる。そして、機関の燃料カット中に学習手段により絶対位置が学習されたときに同燃料カット中に同絶対位置を更新するため、絶対位置の更新に伴って制御軸の絶対位置に変化が生じたとしても、燃料噴射量が変化することを回避することができる。その結果、バルブ特性と燃料噴射量との関係が変化することを抑制できるため、バルブ特性の急変による影響を抑制しつつ、絶対位置の更新を速やかに行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の動弁系の制御装置において、前記学習値更新手段は、前記機関の燃料カット中に前記学習手段により前記絶対位置が学習されたときに同絶対位置を直ちに更新することをその要旨とする。
例えば絶対位置を徐々に更新する場合には、その絶対位置の更新が完了する前に燃料カットが中止されると、燃料カットの中止後に絶対位置の更新が継続して実行され、バルブ特性と燃料噴射量との関係が不適切な状態が継続するおそれがある。
この点、上記構成によれば、機関の燃料カット中に学習手段により基準位置が学習されたときに同絶対位置を直ちに更新するため、絶対位置の更新を極めて速やかに行うことができる。そのため、例えば絶対位置を徐々に更新する場合と比較して、その絶対位置の更新が完了する前に燃料カットが中止されることに起因して、バルブ特性と燃料噴射量との関係が不適切な状態が継続することを抑制することができる。
以下、本発明を車両に搭載される内燃機関の動弁系の制御装置に適用した一実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。ここで、図1は、車両に搭載される内燃機関の動弁系の一部断面構造を示す断面図であり、図2は、内燃機関の動弁系の配設態様を示す平面図である。
図1及び図2に示されるように、内燃機関は4つの気筒(図1では1つのみを表示)を有しており、そのシリンダヘッド2にはこれら気筒に対応した一対の排気バルブ10と吸気バルブ20とが往復動可能にそれぞれ設けられている。また、シリンダヘッド2には、それら排気バルブ10と吸気バルブ20とに対応して排気弁開閉装置90と吸気弁開閉装置100とがそれぞれ設けられている。
排気弁開閉装置90には、各排気バルブ10に対応してラッシュアジャスタ12が設けられるとともに、このラッシュアジャスタ12と排気バルブ10との間にはロッカーアーム13が架設されている。ロッカーアーム13は、その基端がラッシュアジャスタ12に支持されるとともに先端が排気バルブ10の基端部に当接されている。また、シリンダヘッド2には、排気カムシャフト14が回転可能に支持されており、この排気カムシャフト14は、機関出力軸の回転に連動して回転される。排気カムシャフト14には複数のカム15が形成されるとともに、それらカム15の外周面にはロッカーアーム13の中間部分に設けられたローラ13aが当接されている。排気バルブ10にはリテーナ16が設けられるとともに、このリテーナ16とシリンダヘッド2との間にはバルブスプリング11が設けられている。なお、このバルブスプリング11の付勢力によって排気バルブ10は閉弁方向に付勢されている。そしてこれにより、ロッカーアーム13のローラ13aはカム15の外周面に押圧されている。機関運転時にカム15が回転すると、ロッカーアーム13はラッシュアジャスタ12により支持される部分を支点として揺動する。その結果、排気バルブ10はロッカーアーム13によって開閉駆動されるようになる。なお、排気バルブ10の開度、すなわちリフト量の増大に伴ってバルブスプリング11が圧縮され、バルブスプリング11による排気弁開閉装置90の作動に対する反力が増大する。
一方、吸気弁開閉装置100には、排気側と同様にバルブスプリング21、吸気バルブ20に設けられたリテーナ26、ロッカーアーム23及びラッシュアジャスタ22が設けられている。シリンダヘッド2には、複数のカム25が形成された吸気カムシャフト24が回転可能に支持されており、この吸気カムシャフト24も、機関出力軸の回転に連動して回転される。ここで、排気弁開閉装置90とは異なり、吸気弁開閉装置100には、カム25とロッカーアーム23との間に仲介駆動機構50が設けられている。この仲介駆動機構50は入力部51と一対の出力部52とを有しており、これら入力部51及び出力部52はシリンダヘッド2に固定された支持パイプ53に揺動可能に支持されている。ロッカーアーム23は、ラッシュアジャスタ22及びバルブスプリング21の付勢力によって出力部52側に付勢され、同ロッカーアーム23の中間部分に設けられたローラ23aが出力部52の外周面に当接されている。これにより、入力部51が出力部52とともに左回り方向W1に揺動付勢され、入力部51においてその径方向に延出した部分の先端に設けられたローラ51aがカム25の外周面に押圧される。
こうした吸気弁開閉装置100では、機関運転時にカム25が回転すると、同カム25はローラ51aに摺接しつつ入力部51を押圧し、これにより出力部52が支持パイプ53の周方向に揺動するようになる。そして出力部52が揺動すると、ロッカーアーム23はラッシュアジャスタ22により支持される部分を支点として揺動する。その結果、吸気バルブ20はロッカーアーム23によって開閉駆動されるようになる。なお、吸気バルブ20の開度、すなわちリフト量の増大に伴ってバルブスプリング21が圧縮され、同バルブスプリング21による吸気弁開閉装置100の作動に対する反力が増大する。
また、支持パイプ53には、その軸方向に沿って駆動可能なコントロールシャフト54が挿入されている。このコントロールシャフト54は、連結部材を介して入力部51及び出力部52に駆動連結されている。コントロールシャフト54がその軸方向に沿って駆動すると、それら入力部51及び出力部52が相対的に揺動するようになる。次に、図3を参照してコントロールシャフト54と入力部51,出力部52とを連結する仲介駆動機構50について詳述する。尚、図3は仲介駆動機構50の内部構造を示す一部破断斜視図である。
図3に示されるように、入力部51は一対の出力部52の間に設けられており、これら入力部51と出力部52との内部には略円筒状の連通空間が形成されている。また、入力部51の内周面にはヘリカルスプライン51hが形成されるとともに、出力部52の内周面には入力部51のヘリカルスプライン51hとその歯すじが逆向きに傾斜するヘリカルスプライン52hが形成されている。
入力部51と出力部52との内部に形成された空間には、略円筒状のスライダギア55が設けられている。このスライダギア55の外周面の中央部分には、入力部51のヘリカルスプライン51hに噛合するヘリカルスプライン55aが形成されるとともに、その外周面の両端部には出力部52のヘリカルスプライン52hに噛合するヘリカルスプライン55bが形成されている。
また、この略円筒状のスライダギア55の内壁には、その周方向に沿って延伸する溝55cが形成されており、この溝55cにはブッシュ56が嵌合されている。なお、このブッシュ56は、溝55cの伸びる方向に沿って同溝55cの内周面を摺動することができるが、スライダギア55に対するその軸方向の相対変位は溝55cによって規制されている。
そして、支持パイプ53はスライダギア55の内部に形成された貫通空間に挿入されるとともに、コントロールシャフト54はその支持パイプ53に挿入されている。また、支持パイプ53の管壁にはその軸方向に延伸する長孔53aが形成されている。スライダギア55とコントロールシャフト54との間には、長孔53aを通じてこれらスライダギア55とコントロールシャフト54とを連結する係止ピン57が設けられている。この係止ピン57の一端がコントロールシャフト54に形成された凹部(図示略)に挿入されるとともに、他端がブッシュ56に形成された貫通孔56aに挿入されている。
こうした仲介駆動機構50にあって、コントロールシャフト54がその軸方向に沿って変位すると、これに連動してスライダギア55が軸方向に変位する。スライダギア55の外周面に形成されたヘリカルスプライン55a,55bは、入力部51及び出力部52の内周面に形成されたヘリカルスプライン51h、52hとそれぞれ噛合されているため、スライダギア55がその軸方向に変位すると、入力部51と出力部52とは逆の方向に回転する。その結果、入力部51と出力部52との相対位相差が変更され、吸気バルブ20の最大リフト量が変更される。
ここで、先の図2に示されるように、コントロールシャフト54の基端部(図中右端部)には、ブラシレスモータ60が設けられており、このブラシレスモータ60は、マイクロコンピュータ70に接続されている。マイクロコンピュータ70は、ブラシレスモータ60を駆動制御することにより吸気バルブ20の最大リフト量を機関運転状態に応じた目標リフト量と一致するようにフィードバック制御する。以下、このマイクロコンピュータ70による最大リフト量のフィードバック制御について、図4〜図6を参照して説明する。ここで、図4は、コントロールシャフト54、ブラシレスモータ60及びマイクロコンピュータ70を示すブロック図であり、図5は、各センサの出力波形及び各カウント値の推移態様を示すタイミングチャートである。
図4に示されるように、コントロールシャフト54の基端部は、変換機構61を介してブラシレスモータ60の出力軸60aに連結されている。この変換機構61は、出力軸60aの回転運動をコントロールシャフト54の軸方向への直線運動に変換するためのものである。すなわち、出力軸60aを正・逆回転させると、その回転が変換機構61によってコントロールシャフト54の往復動に変換される。また、コントロールシャフト54には、係止部54aが形成されるとともに、内燃機関のシリンダヘッドカバー3には、この係止部54aが当接可能な2つのストッパ3a,3bが形成されている。コントロールシャフト54は、これらストッパ3a,3bに係止部54aが当接するようになる2つの駆動限界位置の間(可動範囲)において駆動可能となっている。
ここで、コントロールシャフト54の係止部54aがストッパ3aに当接する駆動限界位置、すなわちその作動範囲の機械的上限位置(以下「Hi端」と称する)に駆動したときに、最大リフト量がその設計最大値Bhiになる。一方、コントロールシャフト54の係止部54aがストッパ3bに当接する駆動限界位置、すなわちその作動範囲の機械的下限位置(以下「Lo端」と称する)に駆動したときに、最大リフト量がその設計最小値Bloになる。
ブラシレスモータ60には、3つの電気角センサD1〜D3と、これら電気角センサD1〜D3に対応して出力軸60aと一体回転する8極の多極マグネット(図示略)とが設けられている。これら電気角センサD1〜D3は、8極の多極マグネットの磁気に応じて図5(a)〜(c)に示されるようなパルス状の信号、すなわち論理ハイレベル信号「H」と論理ローレベル信号「L」とを交互に出力する。なお、こうしたパルス信号の波形が得られるよう、3つの電気角センサD1〜D3は出力軸60aの周方向において120°毎に配置されている。したがって、これら電気角センサD1〜D3のうちの1つから出力されるパルス信号のエッジは出力軸60aの45°回転毎に発生している。また、これら電気角センサD1〜D3のうちの1つからのパルス信号は、他の電気角センサからのパルス信号に対し、出力軸60aの30°回転分だけ進み側及び遅れ側に位相をずらした状態となっている。
また、ブラシレスモータ60には、ロータリーエンコーダとして機能する2つの位置センサS1,S2と、これら位置センサS1,S2に対応して出力軸60aと一体回転する48極の多極マグネット(図示略)とが設けられている。これら位置センサS1,S2は、48極の多極マグネットの磁気に応じて図5(d)及び(e)に示されるようなパルス状の信号、すなわち論理ハイレベル信号「H」と論理ローレベル信号「L」とを交互に出力する。なお、こうしたパルス信号の波形が得られるよう、位置センサS1は出力軸60aの周方向において位置センサS2から176.25°を隔てて配置されている。したがって、位置センサS1,S2のうちの1つから出力されるパルス信号のエッジは出力軸60aの7.5°回転毎に発生している。また、位置センサS2からのパルス信号は、位置センサS1からのパルス信号に対し、出力軸60aの3.75°回転分だけ進み側及び遅れ側に位相をずらした状態となっている。
ここで、電気角センサD1〜D3を合わせたパルス信号のエッジ間隔が15°であるのに対し、位置センサS1,S2を合わせたパルス信号のエッジ間隔は3.75°となっている。したがって、電気角センサD1〜D3を合わせたパルス信号のエッジ発生から次回のエッジ発生までには、位置センサS1,S2を合わせたパルス信号のエッジが4回発生するようになっている。
これら電気角センサD1〜D3及び位置センサS1,S2によって出力されたパルス信号はマイクロコンピュータ70に取り込まれる。このマイクロコンピュータ70は、プログラムによって数値計算や情報処理等を行う中央演算処理装置(CPU)71、各種の制御に必要なプログラムやデータを記憶する不揮発性メモリ(ROM)72a、入力データや演算結果を一時的に記憶する揮発性メモリ(DRAM)72b、学習制御により得られた基準位置等を記憶する書き換え可能な不揮発性メモリ(EEPROM)72cを備えている。なお、周知のように、マイクロコンピュータ70がデータをDRAM72bのアドレスに記憶するとき、そのアドレスに対応する各メモリセルに対して充電・放電を行うことにより、各メモリセルに対応するビットのビットデータの値が「1」又は「0」になる。すなわち、電荷が蓄積されているメモリセルに対応するビットのビットデータの値が「1」になる一方、電荷が蓄積されていないメモリセルに対応するビットのビットデータの値が「0」になる。
また、マイクロコンピュータ70には、車両のアクセルペダルの開度を検出するアクセルセンサ73や、内燃機関のクランクシャフトの回転位相を検出するクランク角センサ74等、機関の運転状態を検出するセンサが接続されている。マイクロコンピュータ70は、機関の運転状態に基づき吸気バルブ20の最大リフト量の制御目標値を設定するとともに、上述した電気角センサD1〜D3及び位置センサS1,S2によって出力されたパルス信号に基づいて吸気バルブ20の最大リフト量の実際値を検出する。以下、吸気バルブ20の最大リフト量の実際値を検出する手順について、図5及び図6を参照して詳細に説明する。
ここで、図5(a)〜(e)は、上述したようにブラシレスモータ60の出力軸60aの回転時に電気角センサD1〜D3、及び位置センサS1,S2から出力するパルス信号の波形を示している。そして図5(f)〜(h)は、ブラシレスモータ60の回転時における回転角の変化に対し、それぞれ電気角カウント値E、位置カウント値P、及びストロークカウント値Sが推移するパターンを示している。また、図6(a)は、電気角センサD1〜D3の出力信号のパターンと電気角カウント値Eとの対応関係を示すとともに、図6(b)は、位置センサS1,S2の出力信号のエッジが発生するときに位置カウント値Pが増減する態様を示している。
まず、各カウント値について説明する。
[電気角カウント値E]
電気角カウント値Eは、電気角センサD1〜D3のパルス信号に基づいて設定され、ブラシレスモータ60の回転位相を表す。具体的には、図6(a)に示されるように、各電気角センサD1〜D3から各々論理ハイレベル信号「H」と論理ローレベル信号「L」とのいずれが出力されているかに応じて、電気角カウント値Eに「0」〜「5」範囲内の連続した整数値のうちのいずれかに設定されてDRAM72bに記憶される。マイクロコンピュータ70は、DRAM72bに記憶された電気角カウント値Eに基づきブラシレスモータ60の回転位相を検出し、同ブラシレスモータ60の通電相を切り替えてブラシレスモータ60を正・逆回転する。ここで、ブラシレスモータ60の正回転時には、電気角カウント値Eは「0」→「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「0」といった順序で順方向に変化する。一方、ブラシレスモータ60の逆回転時には、電気角カウント値E「5」→「4」→「3」→「2」→「1」→「0」→「5」といった順序で逆方向に変化する。
[位置カウント値P]
位置カウント値Pは、内燃機関が始動した後に、コントロールシャフト54が機関始動時における基準位置から変位した量、換言すれば吸気バルブ20の最大リフト量について機関始動時における基準値からの変更履歴を表す。具体的には、位置センサS1,S2のうち、一方のセンサからパルス信号の立ち上がりエッジ及び立下りエッジのいずれが生じているか、及び他方のセンサから論理ハイレベル信号「H」と論理ローレベル信号「L」とのいずれが出力されているかに応じて、位置カウント値Pに対し「+1」と「−1」とのいずれかが加算される(図6(b)参照)。なお、同図6(b)において、「↑」はパルス信号の立ち上がりエッジを表し、「↓」はパルス信号の立下りエッジを表している。こうした処理を実行して得られる位置カウント値Pは、各位置センサS1,S2からのパルス信号のエッジを計数した値になる。
ここで、ブラシレスモータ60の正回転中であれば、位置カウント値Pは、図5(d)及び(e)に示される位置センサS1,S2からのパルス信号のエッジ毎に「1」ずつ加算され、図5(g)に示されるパターンに沿って矢印Aに示す方向に推移するようになる。一方、ブラシレスモータ60の逆回転中であれば、位置カウント値Pは、上記パルス信号のエッジ毎に「1」ずつ減算され、図5(g)に示されるパターンに沿って矢印Bに示す方向に推移するようになる。なお、この位置カウント値Pは、内燃機関の運転が停止すると、「0」にリセットされる。したがって、位置カウント値Pは、コントロールシャフト54が機関始動時の基準位置に対してどれだけ変化したか、換言すれば機関運転の吸気バルブ20の最大リフト量が機関始動時の初期値に対してどれだけ変化したかを表す。また、位置カウント値Pは、吸気弁開閉装置100の駆動に基づいて迅速に加減算する必要があるため、DRAM72bに記憶される。
[ストロークカウント値S]
ストロークカウント値Sは、コントロールシャフト54をLo端に変位させたときの位置を基準位置とした同コントロールシャフト54の変位量、換言すれば最大リフト量の実際値を表す。すなわち、ストロークカウント値Sの初期設定として、コントロールシャフト54をLo端に変位させたとき、マイクロコンピュータ70はストロークカウント値Sを「0」に設定する。マイクロコンピュータ70は、位置カウント値Pをストロークカウント値Sに加算し、ストロークカウント値Sをこの加算された値に更新される。なお、機関停止が完了し、吸気弁開閉装置100の駆動が停止されたときのストロークカウント値Sの最終値が次回機関運転の開始時の基準値Sgとして学習されてEEPROM72cに記憶される。
したがって、マイクロコンピュータ70は、EEPROM72cに記憶された基準値SgとDRAM72bに記憶された位置カウント値Pとに基づきストロークカウント値S、換言すれば最大リフト量の実際値を算出する。そして、マイクロコンピュータ70は、ブラシレスモータ60を駆動制御することにより、この実際値と機関運転状態に基づいて設定された制御目標値との乖離が小さくなるようにフィードバック制御する。これにより、吸気バルブ20の最大リフト量を機関運転状態に適した値に変更し、内燃機関の燃費や出力の向上を図ることができるようになる。
ところで、位置センサS1,S2のセンサ特性の変化等により位置カウント値Pの検出値とその実際値との偏差が発生すると、ストロークカウント値S(換言すればコントロールシャフト54の絶対位置)の算出値とその実際値との偏差が発生し、上述した最大リフト量のフィードバック制御を正確に実行できなくなるおそれがある。
もっともこの場合には、以下のLo端学習を実行することによりこうした偏差による悪影響を抑えることができる。すなわち、例えば位置センサS1,S2のセンサ特性の変化が検出されたとき等、所定の学習条件が成立したときに、コントロールシャフト54をLo端まで変位させるとともに、同コントロールシャフト54がLo端に達した旨が判断されたときにその絶対位置を学習し、その時点に算出されるコントロールシャフト54の位置を学習された絶対位置に更新する。このため、位置センサS1,S2のセンサ特性の変化が生じた場合であっても、位置センサS1,S2の出力に基づいて算出されるコントロールシャフト54の位置と実際の位置とを一致させることができる。
ただし、コントロールシャフト54の絶対位置は吸気バルブ20の最大リフト量等のバルブ特性に対応しているため、コントロールシャフト54をLo端まで変位させるときに、吸気バルブ20の最大リフト量が変化するとともに、その最大リフト量に基づいて算出される燃料噴射量が不必要に変化することがある。
また、コントロールシャフト54の絶対位置の算出値を学習された絶対位置に更新するときに、その算出値が変化すると、吸気バルブ20の最大リフト量が変化した旨の判断がなされることとなる。そして、こうした誤判断がなされた場合には、最大リフト量に基づいて制御される燃料噴射量が実際の吸気量に対応しない値に設定され、機関の空燃比が目標値からずれることが懸念される。
そこで、本実施形態にかかる動弁系の制御装置では、以下に説明する処理を採用することによりこうした不都合を好適に抑制するようにしている。以下、図7のフローチャートを参照してLo端学習を実行する際の処理手順について詳細に説明する。
図7に示される一連の処理は、マイクロコンピュータ70により所定の制御周期をもって繰り返し実行される。この処理ではまず、学習条件フラグFgが「オン」であるか否かを判断する(ステップS10)。なお、この学習条件フラグFgは、例えば位置センサS1,S2のセンサ特性が変化したとき等、その所定のLo端学習条件が成立したときに、この処理とは別の処理を通じて「オン」に設定される。
この学習条件フラグFgが「オフ」である場合には(ステップS10:NO)、所定のLo端学習条件が成立しない旨判断し、この一連の処理を一旦終了する。一方、学習条件フラグFgが「オン」である場合には(ステップS10:YES)、所定のLo端学習条件が成立した旨判断し、内燃機関の燃料カットが実行されているか否かを判断する(ステップS20)。
燃料カットが実行されていない旨判断した場合には(ステップS20:NO)、この一連の処理を一旦終了する一方、燃料カットが実行されている旨判断した場合には(ステップS20:YES)、Lo端学習を実行する。
このLo端学習の処理ではまず、DRAM72bに記憶された位置カウント値PとEEPROM72cに記憶された基準値Sgとに基づいてストロークカウント値Sを以下の式(1)に基づいて算出する(ステップS30)。そして、更に以下の式(2)を通じてストロークカウント値の制御目標値Stを算出して最大リフト量のフィードバック制御を実行する(ステップS40)。

S←Sg+P …(1)
St←S−B …(2)
B:減量値

式(2)において、減量値Bは予め設定された正の値である。そのため、制御目標値Stはストロークカウント値Sよりも小さな値に設定され、コントロールシャフト54がLo端側に変位するように駆動される。なお、この減量値Bは、ブラシレスモータ60やその周辺機構に作用する負荷が過大になることを抑制すべく、ブラシレスモータ60の最大駆動力が通常制御時よりも小さくなるように、その大きさが適宜設定されている。その結果、最大リフト量が減少するとともに、位置カウント値Pが減少するようになる。
そして、位置カウント値Pの変更量ΔPが閾値ΔP0よりも小さいが否かを判断する(ステップS50)。変更量ΔPが閾値ΔP0よりも大きい場合には、コントロールシャフト54が駆動されている旨判断し、先のステップS30に戻り、最大リフト量のLo端学習を継続して実行する。一方、変更量ΔPが閾値ΔP0よりも小さい場合には、コントロールシャフト54がLo端に到達した旨判断し、その時点のストロークカウント値SをROM72aに記憶されたLo端に対応するストロークカウント値(本実施形態では「0」)に直ちに更新する(ステップS60)。更新されたストロークカウント値Sと基準値Sgとに基づき以下の式(3)を通じて位置カウント値Pを更新する(ステップS70)。

P←S−Sg …(3)

そして、学習条件フラグFgを「オフ」に設定し(ステップS80)、この一連の処理を一旦終了する。
以下、図8を参照して、上述した処理についてその一具体例を説明する。図8は、燃料カット制御の状態、ストロークカウント値S及び位置カウント値Pの時間的な推移を示すタイミングチャートである。
図8に示されるように、時刻T1において、位置センサS1,S2のセンサ特性の変化により所定のLo端学習条件が成立し、学習条件フラグFgが「オン」に設定されるとともに(ステップS10:YES)、燃料カット制御が実行されている旨が判断されると(ステップS20:YES)、Lo端学習が実行される。
すなわち、まずDRAM72bに記憶される位置カウント値Pと基準値Sgとに基づいてストロークカウント値Sが算出される(ステップS30)。なお、本例では、位置センサS1,S2のセンサ特性の変化により、このストロークカウント値Sの算出値とその実際値との間に偏差δが生じる。そして、その制御目標値Stがストロークカウント値Sの算出値よりも小さな制御目標値Stに設定されて最大リフト量のフィードバック制御が実行される(ステップS40)。その結果、コントロールシャフト54がLo端に変位し、位置カウント値P、ストロークカウント値Sの算出値及びその実際値が減少するようになる。
時刻T2において、コントロールシャフト54がLo端に到達すると(ステップS50:YES)、ストロークカウント値SをROM72aに記憶されたLo端に対応するストロークカウント値、すなわち「0」に直ちに更新する(ステップS60)。そして、DRAM72bに記憶される位置カウント値Pが更新されたストロークカウント値Sと基準値Sgとの差(「−Sg」)に更新され(ステップS70)、学習条件フラグFgが「オフ」に設定される(ステップS80)。
以上説明した実施形態によれば、以下の効果が得られるようになる。
(1)機関の燃料カット中に所定の学習条件が成立したとき、コントロールシャフト54をLo端まで変位させてその絶対位置を学習するため、コントロールシャフト54をLo端まで変位させる際に燃料噴射量が変化することを回避することができる。そして、機関の燃料カット中にLo端位置が学習されたときに同燃料カット中にストロークカウント値Sの算出値を更新するため、ストロークカウント値Sの更新に伴ってストロークカウント値Sに変化が生じたとしても、燃料噴射量が変化することを回避することができる。その結果、バルブ特性と燃料噴射量との関係が変化することを抑制できるため、バルブ特性の急変による影響を抑制しつつ、ストロークカウント値Sの更新を速やかに行うことができる。
(2)燃料カット中にLo端学習が実行されたときに同燃料カット中にストロークカウント値Sの算出値を直ちに更新することとした。そのため、ストロークカウント値Sの更新を極めて速やかに行うことができる。そのため、例えばストロークカウント値Sの算出値を徐々に更新する場合と比較して、その更新が完了する前に燃料カット制御が中止されることに起因して、バルブ特性と燃料噴射量との関係が不適切な状態が継続することを抑制することができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態では、コントロールシャフト54がLo端に到達したとき、ストロークカウント値SをLo端に対応するストロークカウント値に直ちに更新するようにしている。これに限らず、燃料カット制御が実行されている期間にその更新を完了させることができれば、ストロークカウント値SをLo端に対応するストロークカウント値に徐々に更新してもよい。
・上記実施形態では、コントロールシャフト54をLo端に変位させてストロークカウント値Sの算出値をLo端に対応するストロークカウント値に更新する動弁系の制御装置に本発明を適用する場合について例示した。これに限らず、コントロールシャフト54をHi端に変位させてストロークカウント値Sの算出値をHi端に対応するストロークカウント値に更新する動弁系の制御装置においても、基本的に同様の態様をもって本発明を適用することができる。
この発明の一実施形態にかかる内燃機関の動弁系についてその一部断面構造を示す断面図。 同実施形態にかかる内燃機関の動弁系についてその配設態様を示す平面図。 同実施形態の仲介駆動機構についてその内部構造を示す破断斜視図。 同実施形態のコントロールシャフト、ブラシレスモータ及びマイクロコンピュータを主に示すブロック図。 (a)〜(h)同実施形態の各センサの出力波形及び各カウントのカウント値が推移するパターン変化を示すタイミングチャート。 (a),(b)同実施形態の各センサの出力信号と電気角カウント及び位置カウントとの関係を示す図。 同実施形態の制御装置によるLo端学習についてその処理手順を示すフローチャート。 同実施形態の制御装置によるLo端学習についてその一具体例を説明するタイミングチャート。
符号の説明
S1,S2…位置センサ、D1〜D3…電気角センサ、2…シリンダヘッド、3…シリンダヘッドカバー、3a,3b…ストッパ、10…排気バルブ、11…バルブスプリング、12…ラッシュアジャスタ、13…ロッカーアーム、13a…ローラ、14…排気カムシャフト、15…カム、16…リテーナ、20…吸気バルブ、21…バルブスプリング、22…ラッシュアジャスタ、23…ロッカーアーム、23a…ローラ、24…吸気カムシャフト、25…カム、26…リテーナ、50…仲介駆動機構、51…入力部、51a…ローラ、51h…ヘリカルスプライン、52…出力部、52h…ヘリカルスプライン、53…支持パイプ、53a…長孔、54…コントロールシャフト、54a…係止部、55…スライダギア、55a…ヘリカルスプライン、55b…ヘリカルスプライン、55c…溝、56…ブッシュ、56a…貫通孔、57…係止ピン、60…ブラシレスモータ、60a…出力軸、61…変換機構、70…マイクロコンピュータ、71…中央演算処理装置(CPU)、72a…不揮発性メモリ(ROM)、72b…揮発性メモリ(DRAM)、72c…不揮発性メモリ(EEPROM)、73…アクセルセンサ、74…クランク角センサ、90…排気動弁装置、100…吸気動弁装置。

Claims (2)

  1. 可動範囲内で駆動される制御軸と、前記制御軸を駆動するアクチュエータとを有し、同アクチュエータによる前記制御軸の駆動を通じて内燃機関のバルブ特性を変更する動弁系に適用されて、基準位置と同基準位置からの前記制御軸の変位量とに基づいて同制御軸の絶対位置を算出する動弁系の制御装置において、
    前記機関の燃料カット中に所定の学習条件が成立したとき、前記制御軸を前記可動範囲の端まで変位させてその絶対位置を学習する学習手段と、
    前記機関の燃料カット中に前記学習手段により前記絶対位置が学習されたときに同燃料カット中に同絶対位置を更新する学習値更新手段と
    を備えることを特徴とする動弁系の制御装置。
  2. 請求項1に記載の動弁系の制御装置において、
    前記学習値更新手段は、前記機関の燃料カット中に前記学習手段により前記絶対位置が学習されたときに同絶対位置を直ちに更新する
    ことを特徴とする動弁系の制御装置。
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