JP2008281120A - ピンスライド型車両用ディスクブレーキ - Google Patents

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Abstract

【課題】安価に製造でき、摩擦パッドを確実に保持することのできるピンスライド型車両用ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】ブリッジ部5bに形成したパッドガイド溝7hは、ディスク半径方向溝7iと、ディスク回出側のディスク周方向に形成されるディスク周方向溝7kとを備え、ディスク周方向溝7kのディスク半径方向内側に受け面7mを設ける。摩擦パッド6の取付片6cは、ディスク半径方向外側に突出する突出部6dと、突出部6dの先端からディスク回出側のディスク周方向に突出するガイド片6eとを備える。パッドガイド溝7hと取付片6cとの間に平板を折曲して形成したパッドスプリング13を設ける。パッドスプリング13は、ガイド片6eをディスク中心方向に押圧する第1押圧部13cと、突出部6dをディスク回出側に押圧する第2押圧部13dとを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車や自動二輪車の走行車両に用いられるピンスライド型車両用ディスクブレーキに係り、詳しくは、安価に製造できるとともに、摩擦パッドを確実に保持することのできるピンスライド型車両用ディスクブレーキに関する。
ピンスライド型車両用ディスクブレーキでは、安価に製造するために、ディスクロータの一側に配設される作用部とディスクロータの外周を跨ぐブリッジ部とを一体に備えた作用部半体と、反作用部側の摩擦パッドを一体に備えた反作用部半体とを連結ボルトで連結してキャリパボディを形成したものがある。このディスクブレーキの作用部側の摩擦パッドは、ディスク外周側に突出する取付片を備え、該取付片をブリッジ部に形成したパッドガイド溝に挿入することにより、ディスク軸方向に移動可能に吊持されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、ディスクロータの両側部に配設される摩擦パッドを、キャリパボディに取り付けたハンガーピンに吊持させるとともに、ブリッジ部のディスクロータ側面に、摩擦パッドのディスク外周側面に当接し、摩擦パッドをディスク軸方向及びディスク回出側に押圧するパッドスプリングを設けて摩擦パッドのガタ付きを抑えたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−132561号公報 特開2004−132449号公報
しかし、上述の特許文献1のものでは、ディスクブレーキを安価に製造できるものの、ブリッジ部に形成したパッドガイド溝と摩擦パッドに形成した取付片との間に隙間があることから、車両走行時や制動時に摩擦パッドに大きな摩擦力が掛かると、摩擦パッドがガタ付いて異音が発生することがあった。
また、特許文献2のものでは、摩擦パッドのガタ付きは抑えられるものの、部品点数が多くなるとともに、パッドスプリングの形状が複雑になることからコストが嵩んでいた。
そこで本発明は、簡単な構造で、安価に製造できるとともに、摩擦パッドを確実に保持することのできるピンスライド型車両用ディスクブレーキを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、第1の発明では、ディスクロータの一側部に配設されるピストンを備えた作用部と、ディスクロータの他側部に配設される反力部を備えた反作用部とを、ディスクロータの外周側を跨いで配設されるブリッジ部で連結してキャリパボディを形成し、該キャリパボディを、車体に固設されるキャリパブラケットにスライドピンを介してディスク軸方向へ移動可能に支持し、前記ブリッジ部のディスクロータ側面のディスク軸方向にパッドガイド溝を形成し、該パッドガイド溝に前記ディスクロータを挟んで配設される摩擦パッドに設けた取付片を挿入し、該摩擦パッドをディスク軸方向に移動可能に吊持するピンスライド型車両用ディスクブレーキにおいて、前記パッドガイド溝は、ディスク半径方向溝と、該ディスク半径方向溝の底部に連続し、車両前進走行時におけるディスク回出側のディスク周方向に形成されるディスク周方向溝とを備え、前記取付片は、前記ディスク周方向溝に挿入されるディスク半径方向外側に突出する突出部と、該突出部の先端から、車両前進走行時におけるディスク回出側のディスク周方向に突出し、前記ディスク周方向溝に挿入され、該ディスク周方向溝のディスク半径方向内側の受け面に支持されるガイド片とを備えるとともに、前記パッドガイド溝と前記取付片との間に平板を折曲して形成したパッドスプリングを介装し、該パッドスプリングは、前記ディスク半径方向溝のディスク回入側面に当接する第1支持部と、前記ディスク周方向溝のディスク回出側面に当接する第2支持部と、前記ガイド片をディスク中心方向に押圧する第1押圧部と、前記突出部をディスク回出側に押圧する第2押圧部とを備えていることを特徴としている。
第2の発明では、前記キャリパボディは、前記作用部と前記ブリッジ部とを一体に備えた作用部半体と、前記反力部となる反力板のディスクロータ側にライニングを貼着して形成される反作用部半体とを、該反作用部半体と前記ブリッジ部とに挿通した連結ボルトにて連結して形成したことを特徴としている。
第3の発明では、前記パッドスプリングは、前記パッドガイド溝に形成される鋳造型抜き勾配に沿って反作用部側が拡開した斜面となっていることを特徴としている。
第4の発明では、前記キャリパボディは、前記パッドガイド溝のディスク周方向溝の先端側が、鉛直方向上方を向くように車体に取り付けられることを特徴としている。
第1の発明のピンスライド型車両用ディスクブレーキによれば、摩擦パッドの取付片をキャリパボディのブリッジ部に形成したパッドガイド溝に挿入することにより、摩擦パッドをディスク軸方向に移動可能に支持し、摩擦パッドの支持にハンガーピンを用いることがないので、部品点数を減少させることができ、ディスクブレーキを安価に製造することができる。また、パッドガイド溝と摩擦パッドの取付片とは、車両前進走行時におけるディスク回出側に突出する略L字型にそれぞれ形成されていることから、制動時に摩擦パッドがディスク回出側に引き摺られても、パッドガイド溝から取付片が外れる虞がなく、簡単な構造で摩擦パッドを確実に吊持することができる。
パッドスプリングは、第1支持部と第2支持部をパッドガイド溝のディスク回入側面とディスク回出側面とにそれぞれ当接させ、パッドガイド溝に容易に組み付けることができ、また、第1押圧部と第2押圧部とにより、車両走行時及び制動時に摩擦パッドがガタ付くことを効果的に抑えることができ、異音の発生を防止できる。さらに、このパッドスプリングは、平板を折曲することにより形成することができ、構造が複雑ではないことから、安価に製造することができる。
第2の発明によれば、反力部半体が、反力板にライニングを貼着して形成され、ブリッジ部にボルト止めされていることから、車両走行時及び制動時に前記反力板及びライニングがガタ付くことがなく、また、部品点数を減少させることができ、より安価にディスクブレーキを製造できる。
第3の発明によれば、パッドスプリングの第1支持部と第2支持部とを、パッドガイド溝に形成された鋳型抜き勾配に沿った斜面としたことから、パッドスプリング及び摩擦パッドの組み付け性の向上を図ることができる。
第4の発明によれば、パッドガイド溝に塵芥が堆積することを効果的に防止できる。
以下、本発明の一形態例を図面に基づいて詳しく説明する。図1は図3のI-I断面図、図2は図1のII-II断面図、図3は図1のIII-III断面図、図4は図1のIV-IV断面図、図5はピンスライド型ディスクブレーキの正面図、図6は同じく一部断面平面図である。なお、図中の矢印Aは、車両前進走行時のディスクロータの回転方向を示し、以下の説明で用いるディスクロータ回入側と回出側とは、車両前進走行時の場合とする。
ディスクブレーキ1は、車輪と一体に回転するディスクロータ2と、該ディスクロータ2の一側面側で車体に固設されるキャリパブラケット3と該キャリパブラケット3に、一対のスライドピン4,4を介してディスク軸方向へスライド可能に支持されるキャリパボディ5と、ディスクロータ2の一側面側に配置される作用部側の摩擦パッド6とを備えている。
キャリパボディ5は、ディスクロータ2の一側面側に配設される作用部5aに、ディスクロータ2の外周を跨ぐブリッジ部5bを連設した作用部半体7と、ディスクロータ2の他側面側に配設され、反作用部となる反作用部半体8とから構成され、該反作用部半体8とブリッジ部5bとに挿通される2本の連結ボルト9,9によって一体に連結されている。
作用部半体7は、作用部5a側に、反ディスクロータ側へ突出するシリンダ体7aと、該シリンダ体7aのディスク内周側とディスク回出側とに突出するホルダ7b,7bとが形成され、シリンダ体7aにはシリンダ孔7cが、ホルダ7b,7bにはスライドピン挿通孔7d,7dがそれぞれ形成されている。シリンダ体7aの底部側には、ディスク半径方向外側へ突出するユニオンボス部7eとブリーダボス部7fとが設けられ、ユニオンボス部7eには、ブレーキホース(図示せず)が接続されるユニオン孔7gが、ブリーダボス部7fには、ブリーダスクリュ10が螺着されるブリーダ孔が,作用部半体7のディスク半径方向外側に開口させて形成されている。
シリンダ孔7cには、ピストン11が移動可能に内挿され、その底部に液圧室12が画成されるとともに、該液圧室12に前記ユニオン孔7gとブリーダ孔とが連通している。ホルダ7b,7bのスライドピン挿通孔7d,7dには、スライドピン4,4が挿入され、キャリパボディ5は、制動時及び制動解除時に、スライドピン4,4の案内によってディスク軸方向へスライドする。
作用部半体7に形成されるブリッジ部5bには、パッドガイド溝7hがディスク軸方向に形成され、該パッドガイド溝7hに、パッドスプリング13を介して作用部側摩擦パッド6が装着される。
パッドガイド溝7hは、ディスク中心側と反作用部半体8側とに開口して形成され、ディスク半径方向溝7iと、該ディスク半径方向溝7iの底部に連続し、ディスク回出側のディスク周方向に向かって形成されるディスク周方向溝7kとを備えたもので、該ディスク周方向溝7kのディスク半径方向内側には受け面7mが形成され、断面略L字状に形成される。また、パッドガイド溝7hのディスク周方向両側には、連結ボルト用雌ねじ孔7n,7nがそれぞれディスク軸方向に形成されている。さらに、パッドガイド溝7hの周面は、図2乃至図4に示されるように、作用部半体鋳造時に鋳造型を抜くための鋳造型抜き勾配が形成され、反作用部半体8画に向けて拡開した斜面となっている。
作用部側の摩擦パッド6は、ディスクロータ2の側面に摺接するライニング6aと、鋼板製の裏板6bとから成っている。摩擦パッド6の裏板6bのディスク外周側中央部には、ディスク半径方向外側に突出する取付片6cが突設されている。取付片6cは、裏板6bのディスク外周側中央部から、ディスク半径方向外側に突出する突出部6dと、該突出部6dの先端から、ディスク回出側のディスク周方向に突出するガイド片6eとを備えた略L字状に形成され、摩擦パッド6は、ガイド片6eをパッドガイド溝7hのディスク周方向溝7k内に、突出部6dをパッドガイド溝7hのディスク半径方向溝7i内にそれぞれ挿入し、該ガイド片6eのディスクロータ側面を前記受け面7mに支持させ、前記パッドスプリング13を介して前記パッドガイド溝7hに沿ってディスク軸方向に移動可能に吊持される。
パッドスプリング13は、1枚の板材を折曲して形成したもので、前記ディスク半径方向溝7iのディスク回入側面7oに当接する第1支持部13aと、前記ディスク周方向溝7kのディスク回出側面7pに当接する第2支持部13bと、前記突出部6dのディスク外周側面に当接して摩擦パッド6をディスク中心方向に押圧して、ガイド片6eと受け面7mとを当接させる第1押圧部13cと、前記突出部6dのディスク回入側面に当接して摩擦パッド6をディスク回出側に押圧する第2押圧部13dとを備えている。また、図2乃至図4に示されるように、パッドスプリング13の第1支持部13aと、第2支持部13bと、第1押圧部13cのパッドガイド溝7hのディスク外周側面7qに当接する当接部13e,13eとは、前記パッドガイド溝7hの周面に形成された鋳造型抜き勾配に沿う角度を有する開口側が拡開した斜面となっている。
反作用部半体8は、前記ブリッジ部5bのディスク周方向の寸法と同一寸法の幅と、ブリッジ部5bのディスク外周側からシリンダ孔7cのディスク内周側までの寸法と同一寸法の長さとを有した鋼鉄製の反力板8a(反力部)のディスクロータ側に、ライニング8bを貼着したもので、反作用部側の摩擦パッドを兼用している。また、反力板8aのディスクロータ半径方向外側のディスク回入側とディスク回出側とには、連結ボルト挿通孔8c,8cが貫通形成されている。
前記作用部半体7と反作用部半体8とは、パッドスプリング13を装着したパッドガイド溝7hに作用部側摩擦パッド6を挿入し、反作用部半体8の連結ボルト挿通孔8c,8cから連結ボルト9,9を挿通し、作用部半体7の連結ボルト用雌ねじ孔7n,7nに連結ボルト9,9の雄ねじ9a,9aを螺着することにより連結されてキャリパボディ5が形成される。
キャリパブラケット3は、キャリパボディ5のディスク回出側に延出する第1腕部3aと、ディスク半径方向内側に延出する第2腕部3bとを備えた略L字状に形成され、第1腕部3aのディスク回入側には、制動時に作用部側摩擦パッド6のディスク回出側面とが当接するトルク受部3cが形成され、また、第1腕部3aのディスク外周側と第2腕部3bのディスク内周側の2箇所には、スライドピン4,4が反ディスクロータ側に向けて突設され、該スライドピン4,4は、作用部半体7のスライドピン挿通孔7d,7dにそれぞれ挿通される。車体取付孔3d,3dには、取付ボルト(図示せず)が挿通され、該取付ボルトを車体に螺着することにより、キャリパブラケット3が車体に固着され、該キャリパブラケット3を介して、キャリパボディ5が移動可能な状態で車体に取り付けられる。また、キャリパボディ5をキャリパブラケット3を介して車体に取り付ける際には、前記パッドガイド溝7hのディスク周方向溝7kの先端側が、鉛直方向上方を向くように取り付けられる。
このようにキャリパブラケット3にキャリパボディ5を取り付けることにより、作用部側の摩擦パッド6は、パッドスプリング13の第1押圧部13cによりディスク中心方向に押圧され、ガイド片6eと受け面7mが常時当接した状態となるとともに、第2押圧部13dにより、ディスク回出側面6fがキャリパブラケット3のトルク受部3cに押圧された状態となっている。
本形態例のディスクブレーキ1は、上述のように摩擦パッド6の取付片6cをブリッジ部5bに形成したパッドガイド溝7hに挿入して、摩擦パッド6をディスク軸方向に移動可能に支持することから、摩擦パッド6の支持にハンガーピンを用いることがなく、部品点数を減少させることができるとともに、反作用部半体8は、反作用部側の摩擦パッドを兼ねていることから、反作用部半体8を簡素化することができ、ディスクブレーキ1を安価に製造することができる。また、パッドガイド溝7hは、ディスク半径方向溝7iとディスク周方向溝7kとを備えた断面略L字型に形成され、取付片6cは、突出部6dとガイド片6eとを備えた略L字型に形成されることから、制動時に摩擦パッド6がディスク回出側に引き摺られても、パッドガイド溝7hから取付片6cが外れる虞がなく、簡単な構造で摩擦パッドを確実に吊持することができる。さらに、キャリパボディ5は、前記ディスク半径方向溝7kが、鉛直方向上方を向くように車体に取り付けられることにより、パッドガイド溝7hに塵芥が堆積することを防止できる。
また、パッドスプリング13は、第1支持部13aと第2支持部13bとを、パッドガイド溝7hのディスク回入側面7oとディスク回出側面7pとに嵌着させることにより、パッドガイド溝7hに容易に組み付けることができる。さらに、第1押圧部13cと第2押圧部13dとにより、摩擦パッド6をディスク中心方向に押圧するとともにキャリパブラケット3のトルク受部3cに押圧させることから、車両走行時及び制動時に摩擦パッド6がガタ付くことを効果的に抑えることができ、異音の発生を防止できる。さらに、パッドスプリング13は平板を折曲して形成したものであることから、簡単な構造で製造が容易であることから、安価に製造することができる。また、パッドスプリング13の第1支持部13a,第2支持部13b,第1押圧部13cの当接部13e,13eをパッドガイド溝7hの鋳型抜き勾配に沿った斜面としたことから、パッドスプリング13及び摩擦パッド6の組み付け性の向上を図ることができる。
なお、本発明は上述の形態例のように、反作用部半体が反作用部側摩擦パッドを兼用するものに限らず、反力爪や反作用部側の摩擦パッドを支持する摩擦パッド支持部を備えた反作用部半体を用いるものでも良い。また、ブリッジ部は、反作用部半体に一体に形成するものでも良く、作用部半体と反作用部半体それぞれにブリッジ部の半体を備えたものでも差し支えない。
図3のI-I断面図である。 図1のII-II断面図である。 図1のIII-III断面図である。 図1のIV-IV断面図である。 本発明の一形態例を示すディスクブレーキの正面図である。 同じく一部断面平面図である。
符号の説明
1…ディスクブレーキ、2…ディスクロータ、3…キャリパブラケット、3a…第1腕部、3b…第2腕部、3c…トルク受部、3d…車体取付孔、4…スライドピン、5…キャリパボディ、5a…作用部、5b…ブリッジ部、6…摩擦パッド、6a…ライニング、6b…裏板、6c…取付片、6d…突出部、6e…ガイド片、6f…ディスク回出側面、7…作用部半体、7a…シリンダ体、7b…ホルダ、7c…シリンダ孔、7d…スライドピン挿通孔、7e…ユニオンボス部、7f…ブリーダボス部、7g…ユニオン孔、7h…パッドガイド溝、7i…ディスク半径方向溝、7k…ディスク周方向溝、7m…受け面、7n…連結ボルト用雌ねじ孔、7o…ディスク回入側面、7p…ディスク回出側面、7q…ディスク外周側面、8…反作用部半体、8a…反力板、8b…ライニング、8c…連結ボルト挿通孔、9…連結ボルト、9a…雄ねじ、10…ブリーダスクリュ、11…ピストン、12…液圧室、13…パッドスプリング、13a…第1支持部、13b…第2支持部、13c…第1押圧部、13d…第2押圧部、13e…当接部

Claims (4)

  1. ディスクロータの一側部に配設されるピストンを備えた作用部と、ディスクロータの他側部に配設される反力部を備えた反作用部とを、ディスクロータの外周側を跨いで配設されるブリッジ部で連結してキャリパボディを形成し、該キャリパボディを、車体に固設されるキャリパブラケットにスライドピンを介してディスク軸方向へ移動可能に支持し、前記ブリッジ部のディスクロータ側面のディスク軸方向にパッドガイド溝を形成し、該パッドガイド溝に前記ディスクロータを挟んで配設される摩擦パッドに設けた取付片を挿入し、該摩擦パッドをディスク軸方向に移動可能に吊持するピンスライド型車両用ディスクブレーキにおいて、前記パッドガイド溝は、ディスク半径方向溝と、該ディスク半径方向溝の底部に連続し、車両前進走行時におけるディスク回出側のディスク周方向に形成されるディスク周方向溝とを備え、前記取付片は、前記ディスク周方向溝に挿入されるディスク半径方向外側に突出する突出部と、該突出部の先端から、車両前進走行時におけるディスク回出側のディスク周方向に突出し、前記ディスク周方向溝に挿入され、該ディスク周方向溝のディスク半径方向内側の受け面に支持されるガイド片とを備えるとともに、前記パッドガイド溝と前記取付片との間に平板を折曲して形成したパッドスプリングを介装し、該パッドスプリングは、前記ディスク半径方向溝のディスク回入側面に当接する第1支持部と、前記ディスク周方向溝のディスク回出側面に当接する第2支持部と、前記ガイド片をディスク中心方向に押圧する第1押圧部と、前記突出部をディスク回出側に押圧する第2押圧部とを備えていることを特徴とするピンスライド型車両用ディスクブレーキ。
  2. 前記キャリパボディは、前記作用部と前記ブリッジ部とを一体に備えた作用部半体と、前記反力部となる反力板のディスクロータ側にライニングを貼着して形成される反作用部半体とを、該反作用部半体と前記ブリッジ部とに挿通した連結ボルトにて連結して形成したことを特徴とする請求項1記載のピンスライド型車両用ディスクブレーキ。
  3. 前記パッドスプリングは、前記パッドガイド溝に形成される鋳造型抜き勾配に沿って反作用部側が拡開した斜面となっていることを特徴とする請求項1又は2記載のピンスライド型車両用ディスクブレーキ。
  4. 前記キャリパボディは、前記パッドガイド溝のディスク周方向溝の先端側が、鉛直方向上方を向くように車体に取り付けられることを特徴とする請求項1又は3のいずれか1記載のピンスライド型車両用ディスクブレーキ。
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