JP2008277417A - 半導体装置及びその試験方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェハの全チップに対してのTEG測定が従来例に比較して容易であり、またパッケージに封止した後にもTEGの測定が行え、この測定において寄生抵抗及び素子を保護する抵抗のバラツキがあっても、従来に比較して高い精度にてTEG測定が行える半導体装置及びその試験方法を提供する。
【解決手段】本発明の半導体装置は、チップ上に形成された製品回路の性能を評価するため、実際の回路に代えて電気特性を測定するTEGが前記製品回路と同一のチップ上に形成された半導体装置であり、TEGから測定対象を選択するインターフェース回路と、該インターフェース回路とTEGを挟むように直列に接続された、該TEGを保護する保護抵抗素子と、TEGと同様に前記インターフェース回路と保護抵抗素子との間に設けられ、インターフェース回路と保護抵抗素子とが直接接続されたダミー回路とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体装置の開発設計に必要な電気的諸特性の測定及び生産時のプロセスチェックなどに用いられる特性チェックパターン(以下、TEG:Test Element Group)を備えた半導体装置及びその半導体装置の試験方法に関する。
従来から行われているウェハ状態における各チップに対する動作チェック及び特性チェックのP/Wテスト(プローブテストあるいはウェハテスト)は、全チップ対象の良品判定を行う試験であり、半導体装置、例えばDRAM等の半導体メモリの出来上がり状態を確認する検査として非常に重要な項目である。
しかしながら、現状において、特性チェックを行うためのTEGは、ウェハ上に形成されるチップとこのチップに隣接する他のチップとの間のスクライブ線上に搭載されている。TEGの種類としては、半導体メモリであると、製品回路で使用しているトランジスタ(MOSトランジスタあるいはバイポーラトランジスタ)、メモリセル、各拡散層及び配線の抵抗値を測定する抵抗等がある。
そのため、スクライブ線上のTEGに対しては、半導体装置のチップのパス/フェイルをテストするウェハテスト用のプローブカードを用いることができない。
このため、スクライブ線上のTEGの試験を行うために、TEG専用のプローブカードを用い、さらに、TEGによる特性チェックを行う専用の測定過程により、半導体装置に対する特性チェックを行っている。
しかしながら、特性チェック用の試験装置は、量産ウェハテスト用の試験装置に比較して、複数チップを同時に測定するマルチ測定機能がないため、全枚数における全測定ポイントを測定するためには膨大な時間がかかり、現実的ではない。
そのため、プローブカードを用いて、マルチ測定機能を有する量産ウェハテスト用の試験装置を用いて特性チェックが行えるように、スクライブ線上にてはなく、半導体装置のチップ内にTEGを搭載することも行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開平09−213901号公報
しかしながら、特許文献1に示す半導体メモリにあっては、プローブカードの専用のプローブ針を当てるパッドが複数必要となり、かつTEGにおける測定対象デバイスを選択する回路や配線の寄生抵抗の存在により、測定した測定値の信頼性に問題がある。
また、上記半導体メモリには、寄生抵抗の存在とともに、TEGを測定する際に大電流による素子破壊を防止するため、この素子に高抵抗の保護抵抗素子を付加しているため、その抵抗の特性(抵抗値)のバラツキにより、より測定値の精度及び信頼性を低下させることが考えられる。
また、上記半導体メモリには、製品としてパッケージに封止して組み立てた後、スクライブ上でなく、チップ上に形成されたTEGでも測定のために専用のパッドが必要であり、組み立て時においてこの専用のパッドにワイヤーボンディングしないので、パッケージに封止した後にTEGの測定を行うことができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ウェハの全チップに対してのTEG測定が従来例に比較して容易であり、またパッケージに封止した後にもTEGの測定が行え、この測定において寄生抵抗及び素子を保護する抵抗のバラツキがあっても、従来に比較して高い精度にてTEG測定が行える半導体装置及びその試験方法を提供することを目的とする。
本発明の半導体装置は、チップ上に形成された製品回路の性能を評価するため、実際の回路に代えて電気特性を測定するTEGが前記製品回路と同一のチップ上に形成された半導体装置であり、前記TEGから測定対象を選択するインターフェース回路と、該インターフェース回路と前記TEGを挟むように直列に接続された、該TEGを保護する保護抵抗素子と、前記TEGと同様に前記インターフェース回路と保護抵抗素子との間に設けられ、前記インターフェース回路と保護抵抗素子とが直接接続されたダミー回路とを有することを特徴とする。
本発明の半導体装置は、前記インターフェース回路が、パッケージの予め設定されたテスト端子から入力される制御信号に対応し、前記製品回路を動作させる信号が入力される通常端子を、TEGから測定対象を選択する信号を入力する端子、及び選択された測定対象の測定データを出力する端子とすることを特徴とする。
本発明の半導体装置は、前記ダミー回路が前記インターフェース回路と前記保護抵抗素子とを、前記端子と接地点との間に直列に配置されて形成されており、インターフェース回路によりダミー回路が選択されると、インターフェース及び保護抵抗素子間の接続点が前記測定データを出力する端子に接続されることを特徴とする。
本発明の半導体装置は、前記TEG及びダミー回路を前記チップ内の外周部に複数設けることを特徴とする。
本発明の半導体装置の試験方法は、上記いずれかに記載の半導体装置を半導体試験装置において試験する試験方法であり、半導体試験装置が、前記インターフェース回路を制御し、ウェハ内の各チップのTEGを順次測定する測定過程と、半導体試験装置が、各チップのTEG毎の電気特性が予め設定された規格内であるか否かを判定する判定過程と、該判定過程における各チップの判定結果を、ウェハ識別番号及び各ウェハにおけるチップ位置情報に対応して記憶部に記憶させる格納過程とを有し、前記測定過程において、半導体装置が各チップを測定する際、測定するTEG単位にてダミー回路によりインターフェース回路及び保護抵抗素子各々の抵抗値を算出する抵抗値算出過程を行うことを特徴とする。
本発明の半導体装置の試験方法は、前記判定過程において、半導体試験装置が、各TEGに対するパス/フェイルの判定計結果により、それぞれの項目にフラグを立てることを特徴とする。
本発明の半導体装置の試験方法は、測定過程において、半導体試験装置がTEST用端子に試験であることを示す制御信号を入力し、予め選択信号に対応した端子に、順次TEGにおける測定対象を選択する選択信号を入力し、測定対象の電気特性を測定し、この測定結果を前記インターフェース回路及び保護抵抗素子各々の抵抗値により補正して、測定対象の電気特性を求めることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、TEGの測定経路に存在する寄生抵抗や保護抵抗素子などの抵抗値を求め、この抵抗値により測定結果を補正することにより、ウェハ間及びチップ間にて、寄生抵抗あるいは保護抵抗素子の抵抗値がばらついたとしても、高い精度にてTEGの測定対象(MOSトランジスタ、ダイオード、配線や拡散層のシート抵抗など)の電気特性を測定することができる。
また、本発明によれば、新規にTEG用のパッドを複数追加して設ける必要が無く、テスト端子に制御信号を入力させてテストモードとすることにより、製品回路と同一のチップ上に形成されたTEGを制御し、上記測定対象の電気特性を任意に測定することができる。
また、本発明によれば、量産のP/Wテスト(Pass by Wafer、ウェハテストあるいはプローブテスト)において、量産テスターのプローブ(P/W)カードをそのまま用いて、製品テストのDUT数にて、製品テストと同一タイミング(通常のDC測定のタイミング)にて、TEGの電気特性を測定することが可能となり、ロット内の全ウェハ/ウェハ内の全チップの電気特性を、従来例に比較して容易にかつ高速に測定でき、半導体装置の不良解析を行う際、そのウェハ毎、あるいはロット全体のチップにおけるTEGの測定データにより、そのロットを処理したプロセス工程の状態の解析が容易に行える。
また、本発明によれば、TEST端子に制御信号が入力され、半導体装置がテストモードに遷移することにより、通常の端子(半導体装置を動作させる信号の入力、または処理結果を出力するために用いる入力端子あるいは出力端子)をTEGの測定に用いることができるので、パッケージに組み立てた後にもTEGを測定することが可能となり、出荷後に不良となった製品の不良解析にTEGの測定データを用いて、不良原因を特定する処理を行うことができる。
以下、本発明の一実施形態による半導体装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態による半導体装置の構成例を示すブロック図である。
この図において、ウェハ内の製品回路と同一のチップにおいて、TEG1は、該チップの外周部に配置、例えば4つの角部それぞれに配置されており、TESTパッド2及び近傍の通常のパッド3に接続されている。また、上記4つの角に加えて、チップの中央部にTEGを配置するようにしてもよい。このTEGは複数の測定対象デバイスとして、製品回路において動作速度、動作電圧を決定する素子構成を、実際の製品回路における素子に代えて、その電気特性を測定するために設けられている。
図2に上記TEG1内に設けられたインターフェース制御回路4の構成例を示す。図2(a)はこのインターフェース制御回路4の構成例を示すブロック図である。また、図2(b)はテストパッド2にテストモードとする制御信号(「H」レベル)が入力されている際、通常のパッド3(例えば、通常動作モードにおいてはアドレス信号を入力する入力端子に接続されたパッドA0、A1、A2)各々に入力される信号の組み合わせにより、いずれのTEG内の測定対象のデバイス(すなわち測定対象デバイス、例えば、トランジスタ、ダイオード、抵抗など)が選択されかを示すテーブルである。ここで、TEGにおける測定対象デバイスの選択及び測定に用いる通常のパッド3は、可能であれば、製品回路の入力端子、すなわちMOSトランジスタのゲートに接続されるパッドが適している。
この図2(b)のテーブルにおいて、テストパッド2は、上述したように、チップをTEGの測定を行うテストモードとするか、通常の動作を行う通常動作モードとするかの制御信号(テストモード有効信号)が入力される。例えば、制御信号として「L(0)」レベルが入力されている場合に、チップの動作が通常動作モードであり、制御信号として「H(1)」レベルが入力されている場合に、チップの動作がテストモードとなる。
例えば、テストパッド2に「H」レベルが入力され、入力端子に接続されたパッドA0、A1、A2に{0,0,0}の信号が入力されている場合にデバイスAが選択され、パッドA0、A1、A2に{0,1,0}の信号が入力されている場合にデバイスCが選択され、入力端子A0、A1、A2に{0,0,1}の信号が入力されている場合にダミーデバイス(リファレンス)が選択される。
図2(a)におけるインターフェース制御回路4は、図2(b)のテーブルの入力端子A0、A1、A2に入力される信号に従い、例えば、テスト端子2に「H」レベルが入力されている際、端子ToPを「H」レベル、端子ToNを「L」レベルとすることにより、チップをテストモードとし、上記入力端子A0、A1、A2に{0,0,0}の信号が入力されている場合、端子TANが「L」レベルとなり、端子TAPが「H」レベルとなり、他の端子TBN、TCN、TDN、TRNが「H」レベルとなり、端子TBP、TCP、TDP、TRPが「L」レベルとなる。
次に、図3を用い、図1のTEGにおける各測定対象デバイスと、上記インターフェース制御回路4により制御されるインターフェース回路5との対応を説明する。図3はTEGの各測定対象デバイスがインターフェース制御回路4の出力信号によって、どのようにインターフェース回路5により選択されるかを示した概念図である。
この図3において、インターフェース回路5は、トランスファーゲート200,201,202,203,204,210,211,212及び213により構成されている。
ここで、上記各トランスファーゲートは、図4に示すよように、pチャンル型MOSトランジスタ及びnチャネル型MOSトランジスタとが並列接続されて形成され、それぞれのゲートに対して異なる電圧レベル、すなわちいずれか一方のゲートに「H」レベルが入力されている場合、他方のゲートには「L」レベルの電圧レベルが印加され、信号がトランスファーされるオン状態か、信号がトランスファーされないオフ状態に制御される。
本実施形態のTEG1は、測定対象デバイスとしてpチャネルトランジスタ101、nチャネルトランジスタ102、配線抵抗素子103、拡散抵抗素子100と、本発明の特徴である配線のみのダミー素子100を有している。
これら、測定対象デバイス各々は、インターフェース制御回路4のトランスファーゲート200、201、220、203、204のオン/オフ制御により、いずれか1つが選択され、測定対象として外部の通常パッド3(A3)に接続される。そして、選択された測定対象デバイスは、通常パッド3(A3)に電圧を印加することにより、通常パッド3(D1)の電圧を測定することにより、電気特性を測定することができる。
ここで、トランスファーゲート210の一端が通常パッド3(A3)に接続され、他端がトランスファーゲート200、201、220、203、204各々の一端に接続されている。
また、トランスファーゲート200、201、220、203、204各々の他端は、それぞれダミー素子100の一端、pチャネル型MOSトランジスタ101のソース、nチャネル型MOSトランジスタ102のドレイン及びゲート、配線抵抗素子103の一端、拡散抵抗素子104の一端に接続されている。
また、ダミー素子100の他端、pチャンネル型MOSトランジスタ101のゲート及びドレイン、nチャネル型MOSトランジスタ102のソース、配線抵抗素子103の他端、拡散抵抗素子104の他端は、保護抵抗素子R1の一端に接続されている。この保護抵抗素子R1は他端が接地(チップ内の接地電位の配線に接続)されている。
ここで、例えば、nチャネル型MOSトランジスタの電気特性を測定しようとする際、トランスファーゲート211のオン抵抗と、トランスファーゲート201のオン抵抗と、それらを接続する配線との合計した合計寄生抵抗R2が、通常パッド3(A3)とnチャネル型MOSトランジスタのソースとの間の寄生抵抗となる。
また、nチャネル型MOSトランジスタ101のゲート及びドレインと、接地点との間には、測定対象デバイスの電気破壊を防止するための高抵抗の保護抵抗素子R1が接続されている。
チップの状態を通常モードとするため、例えば通常のP/Wテストを行う場合など、テストパッド2に対して制御信号として「L」レベルを印加すると、端子ToPが「L」レベルとなり、端子ToNが「H」レベルとなり、トランスファーゲート210及び211がオン状態となり、通常のパッド3(A3及びD1、トランスファーゲートを図示しないがA0,A1,A2も同様)各々が内部の製品の内部回路に接続され、トランスファーゲート211,212がオフ状態となり、TEG1の上記各測定対象デバイスには接続されない。
一方、チップの状態をTEGのテストモードとするため、テストパッド2に対して制御信号として「H」レベルの電圧を印加すると、すでに述べたように端子ToPが「H」レベルとなり、端子ToNが「L」レベルとなり、トランスファーゲート210及び211がオフ状態となり、通常のパッド3(A3及びD1、トランスファーゲートを図示しないがA0,A1,A2も同様)各々が内部の製品の内部回路と接続されない状態となり、トランスファーゲート211,212がオン状態となり、インターフェース制御回路4の出力により、TEG1の上記各測定対象デバイスのいずれかに接続可能な状態となる。
ここで、各TEG1の測定を行う際、図5に示すように、チップの状態をTEGのテストモードとし、トランスファーゲート211及びトランスファーゲート212をオン状態とする。そして、パッドA0、A1及びA2に対して{0,0,1}の電圧レベルを印加して、トランスファーゲート200をオン状態とすると、ダミー素子100が選択される。すなわち、図5においてはスイッチS1がオン状態、スイッチS2及びS3がオフ状態となる。
このダミー素子100は、トランスファーゲート200の他端と、保護抵抗素子R1の一端とを接続する配線のみであり、トランスファーゲート200の他端及び保護抵抗素子R1の一端が短絡された構成となっている。ここで、ダミー素子100において、保護抵抗素子R1の一端は、他の測定対象デバイスの他端が接続された節点Xとなっており、通常パッドA3に保護抵抗素子R1及び合計寄生抵抗R2の接続点である。
ここで、通常パッドA3に定電圧源により、電圧Vを印加して流れる電流を測定することにより、保護抵抗素子R1及び合計寄生抵抗R2各々の抵抗値r1、r2が測定される。
すなわち、通常パッドA3に電圧Vを印加して、測定される電流がIであり、通常パッドD1にて測定される節点Xの測定値が電圧V1であるとすると、
I=V/(r1+r2)
V1=I・r1
の式より、保護抵抗素子R1、合計寄生抵抗R2の抵抗値である抵抗値r1及びr2が求められることとなる。
そして、保護抵抗素子R1、合計寄生抵抗R2の抵抗値である抵抗値r1及びr2が求められた後、トランスファーゲート201、202、203及び204のいずれかをオン状態とすることにより、いずれかの測定対象デバイスを選択して(図5において、スイッチS1をオフ状態とし、スイッチS2及びS3をオン状態とする)、通常パッドA3に電圧Vを印加して、測定される電流がIであり、通常パッドD1にて測定される節点Xの測定値が電圧VXであるとすると、測定対象デバイスのインピーダンスをrXとすると、
I=V/(r1+r2+rX)
rX=(V/I)−r1−r2
と求められ、素子間に印加されている電圧VXが以下の式により求められる。
VX=I・rX
例えば、以下のように、TEG1内の各測定対象デバイスの選択及び測定を行う。
a)pチャネル型MOSトランジスタ101の測定
通常のパッドA0、A1、A2に対して、電圧レベル{0,0,0}を印加することにより、トランスファーゲート201、202、203及び204のうち、トランスファーゲート201をオン状態とし、pチャネル型トランジスタ101の測定を行う場合、通常パッドA3に印加する電圧Vを変化させつつ、電流値Iを測定することにより、逐次pチャネル型MOSトランジスタ101のオン抵抗rXを測定することができ、pチャネル型MOSトランジスタ101のドレイン・ソース間電圧VXを求めることができ、ドレイン・ソース間電圧VXと電流値I(ドレイン電流)とにより、Vt(閾値電圧)測定を容易に行うことができる。
ここで、本実施形態においては、pチャネル型MOSトランジスタ101のゲート及びドレインを電気的に接続したダイオード接続としているが、他の通常のパッドを用いてドレイン及びゲートの電圧をそれぞれ独立に制御できる構成としてもよい。
b)nチャネル型MOSトランジスタ102の測定
通常のパッドA0、A1、A2に対して、電圧レベル{1,0,0}を印加することにより、トランスファーゲート201、202、203及び204のうち、トランスファーゲート202をオン状態とし、nチャネル型トランジスタ102の測定を行う場合、通常パッドA3に印加する電圧Vを変化させつつ、電流値Iを測定することにより、逐次nチャネル型MOSトランジスタ102のオン抵抗rXを測定することができ、nチャネル型MOSトランジスタ102のドレイン・ソース間電圧VXを求めることができ、ドレイン・ソース間電圧VXと電流値I(ドレイン電流)とにより、Vt(閾値電圧)測定を容易に行うことができる。
ここで、本実施形態においては、nチャネル型MOSトランジスタ102のゲート及びドレインを電気的に接続したダイオード接続としているが、他の通常のパッドを用いてドレイン及びゲートの電圧をそれぞれ独立に制御できる構成としてもよい。
c)配線抵抗素子103の測定
通常のパッドA0、A1、A2に対して、電圧レベル{0,1,0}を印加することにより、トランスファーゲート201、202、203及び204のうち、トランスファーゲート203をオン状態とし、配線抵抗素子103の測定を行う場合、通常パッドA3に印加する電圧Vを変化させつつ、電流値Iを測定することにより、配線抵抗素子103の抵抗値rXを測定することができ、配線抵抗素子103の両端の電圧VXを求めることができ、配線抵抗素子103の両端の電圧VXと電流値Iとにより、電圧依存性を含めた抵抗値rXの測定を容易に行うことができる。
d)拡散抵抗素子104の測定
通常のパッドA0、A1、A2に対して、電圧レベル{1,1,0}を印加することにより、トランスファーゲート201、202、203及び204のうち、トランスファーゲート204をオン状態とし、拡散抵抗素子104の測定を行う場合、通常パッドA3に印加する電圧Vを変化させつつ、電流値Iを測定することにより、拡散抵抗素子104の抵抗値rXを測定することができ、拡散抵抗素子104の両端の電圧VXを求めることができ、拡散抵抗素子104の両端の電圧VXと電流値Iとにより、電圧依存性を含めた抵抗値rXの測定を容易に行うことができる。
次に、図6を用い、半導体試験装置10におけるチップの電気特性の測定を説明する。図6は半導体試験装置の概念図である。
半導体試験装置10にはデータベース11が接続されており、測定した半導体装置のデータを蓄積している。
ウェハ状態におけるチップ単位でのTEGの測定は、プローブカード13を用いて、P/Wテストの一環として、すなわちP/Wテストのテスト項目の一つとして行う。
また、パッケージに封止した後は、ICハンドラ12により製品としての完成品を測定する。これにより、パッケージング後のTEGを用いた不良解析が容易に行える。
図7はウェハ上の各チップに対しての従来のP/Wテストのテスト結果を示すものであり、半導体試験装置10は、測定対象のチップのパッドに対し、プローブカード13の針を接触させ、入力端子に接続されているパッドに対して入力信号を与え、その結果として電流を測定、あるいは出力端子に接続されているパッドにて電圧を測定し、その結果が予め設定された数値範囲(電流範囲あるいは電圧範囲もしくは動作速度など)であるか否かにより、その測定対象チップのパス(PASS)/フェイル(FAIL)を判定する。この場合、通常のP/Wテストを行う通常モードとするため、チップのテストパッドには「L」レベルの制御信号が印加されている。
このP/Wとき、半導体試験装置10は、図7(a)に示すテーブルの形式において、ロット毎に、ロット番号に対応させ、ウェハのウェハ番号とこのウェハのいずれのチップかを示す位置情報あるいはチップ番号とで、各チップ毎の各試験項目に対する測定結果を、該試験項目に対応させてデータベース11に記憶させる。
ここで、P/Wテストにおける各試験項目毎にフェイルフラグが動作電流の測定にてフェイルとなったものを「0」とし、他の試験1にてフェイルとなったものを「1」、試験2においてフェイルとなったものを「2」、試験3までパスしたものを「3」などのように設定されている。
例えば、半導体試験装置10は、あるウェハの測定において、製品として有効な測定対象チップがウェハに、動作電流テストにて不良となったチップが1個であり、試験1にてフェイルとなったチップが3個であり、試験2にてフェイルとなったチップが2個であり、試験3にてパスとなったチップが5個と測定する。
このとき、半導体試験装置10は、図7(a)のテーブルにおいて、データベース11のテーブルにおいて、ウェハ内の測定対象(製品として有効なチップ)チップ数「11」と、動作電流テストにてフェイルとなったことを示すフラグ「0」に対応して、ウェハ内にて動作電流テストにてフェイルとなったチップ数「1」と、試験1にてフェイルとなったことを示すフラグ「1」に対応して、ウェハ内にて試験1にてフェイルとなったチップ数「3」と、試験2にてフェイルとなったことを示すフラグ「2」に対応して、ウェハ内にて試験2にてフェイルとなったチップ数「2」と、試験3にてパスとなったことを示すフラグ「3」に対応して、ウェハ内にて試験3にてパスとなったチップ数「5」とを記憶させる。
また、半導体試験装置10は、図7(b)に示すように、ウェハ内のどのチップがいずれの試験においてフェイル、あるいは試験をパスしたかを示すフラグを、ウェハのチップの配置位置を示すチップ配置図上において、測定結果を示すフラグを各チップの位置に示すことにより、上記位置情報として、測定結果の位置依存性などを確認しやすい表示を行う。
次に、図8はウェハ上の各チップに対しての本実施形態のTEGによる各測定対象デバイスの電気特性(パラメータ)の測定結果を示すものであり、半導体試験装置10は、従来のP/Wテストに連続し、プローブカード13の針を接触させたまま、TEGのテストモードとするため、測定対象のチップのテストパッドに対し、「H」レベルの制御信号が印加されている。
このTEGのテストモードにおいて、半導体試験装置10は、TEGのテスト用に設定されたパッドに対して、すなわち入力端子に接続されているパッド(例えば、図3のパッドA3)に対して入力信号を与え、まずダミー素子を選択して、合計寄生抵抗R2及び保護抵抗R1それぞれの抵抗値を、すでに説明したダミー素子の測定において行う。
そして、半導体試験装置10は、他のTEGにおける測定対象デバイスを順次選択し、それぞれの測定対象デバイスに流れる電流を測定、あるいは出力端子に接続されているパッド(例えば、図3のパッドD1)にて電圧を測定し、その結果を上記合計寄生抵抗R2及び保護抵抗素子R1の抵抗値により補正して算出し、この補正結果の数値が予め設定された数値範囲(電流範囲あるいは電圧範囲もしくは動作速度など)であるか否かにより、その測定対象デバイスのパス(PASS)/フェイル(FAIL)を判定する。
そして、本実施形態において、半導体試験装置10は、P/Wテストの一環として行う上記TEG試験の結果も、上記図7(a)と同様の図8(a)のテーブルを、従来のP/Wテストの結果に追加、すなわちロット毎に、ロット番号に対応させ、ウェハのウェハ番号とこのウェハのいずれのチップかを示す位置情報あるいはチップ番号とで、各チップ毎のTEG試験における各試験項目に対する測定結果を、該試験項目に対応させてデータベース11に記憶させる。
このテーブルにおいても、TEG試験における各試験項目毎にフェイルフラグがパラメータ1(例えば、pチャネル型MOSトランジスタの閾値電圧Vt)の測定結果がフェイルとなったものを「4」とし、パラメータ2(例えば、nチャネル型MOSトランジスタの閾値電圧Vt)にてフェイルとなったものを「5」、パラメータ3(例えば、配線抵抗素子の抵抗値においてフェイルとなったものを「6」、全パラメータの測定結果が予め設定した測定範囲にあるとしてパスしたものを「P」などのように設定されている。
また、半導体試験装置10は、図8(b)に示すように、ウェハ内のどのチップがいずれのTEGのパラメータの測定試験においてフェイル、あるいは測定試験をパスしたかを示すフラグを、ウェハのチップの配置位置を示すチップ配置図上において、TEGにおける各測定対象デバイスの測定結果を示すフラグを各チップの位置に示すことにより、上記位置情報として、測定結果の位置依存性などを確認しやすい表示を行う。
上述した本実施形態の図8(a)のテーブルにより、ロットにてフェイルが多いパラメータと、図8(b)における該パラメータの測定結果においてウェハ内にてフェイルとなったチップの分布傾向等により、半導体装置の製造工程におけるフェイル原因となったプロセスの特定を行い易くし、プロセスへのフィードバックが可能な不良解析を容易に行うことが可能となる。
また、半導体試験装置10は、図7(b)及び図8(b)のチップの位置情報とを参照し、それぞれのチップの測定結果により、通常のP/Wテストをパスしたチップに対して、いずれのパラメータが予め設定した測定範囲に対応していないかにより、パラメータのパスあるいはフェイルの組み合わせにより設定されるカテゴリにより選別する選別試験を行い、それぞれのチップに対し、TEG試験の各パラメータの測定結果の組み合わせに対応して上記カテゴリを付与する。
そして、半導体試験装置10は、ウェハからチップを切り出すダイシングの処理において、ダイシングされたウェハからチップをトレイに移送するチップ移送装置(図示せず)に対して、処理するウェハ毎に、各チップのウェハにおける位置情報と、そのチップのカテゴリのデータとを出力する。
これらのデータを入力することにより、ウェハ内の移送するチップ毎に、位置情報とカテゴリのデータとを参照し、それぞれのチップのカテゴリにより、該カテゴリに対応するトレイにチップを移送する。
これにより、チップをパッケージに封止する際に、カテゴリに分類して、チップを形成しているデバイスの電気特性に対応した適切な選別処理を行うことができる。
すなわち、コンタクト抵抗やMOSトランジスタの閾値電圧に対応して、製品の電源電圧内において動作電圧を調整することにより、各製品毎のデバイス特性と動作電圧との対応を検出することが可能となるため、このデバイス特性により動作電圧が推定できることとなり、デバイス特性と動作電圧との対応関係に基づいて選別を行うことにより、最終的な選別歩留まりや、市場における不良発生の抑止などの信頼性の向上に効果がある。
例えば、図9に示す遅延回路の場合、インバータ101〜106の6個のインバータにより構成されている。したがって、図9の遅延回路は、インバータ102〜106が同一であれば、6個のインバータの遅延時間だけ、入力のタイミングが遅延して出力される。
また、上記インバータ101、102,103,104、105、106各々はnチャネル型MOSトランジスタとpチャネル型MOSトランジスタにより形成されている。
このため、インバータを形成しているMOSトランジスタの閾値電圧Vtの変化により、遅延回路の遅延時間が変動することになる。
すなわち、MOSトランジスタの閾値電圧Vtが高くなるに従い、MOSトランジスタのスイッチング速度が低下することになる。
このように、閾値電圧Vtが設定範囲に比較して高いと検出されたチップに対し、インバータの電源電圧VCC(動作電圧)を、スペック内にて高く設定することとしておくことにより、量産バラツキにて閾値電圧が高い側にシフトしたとしても、上記遅延回路の遅延時間が設定した数値に対して大きくなることがなくなる。
ここで、設計段階においては、製品スペックに従い、閾値電圧Vtの量産バラツキの最大値−最小値を考慮して、遅延回路の遅延時間を調整してある。
このため、閾値電圧がデバイスの設定範囲の最大値や最小値などに、極端にばらついた場合、デバイスとして最大の能力を発揮する電圧設定は不可能である。すなわち、最大値のみを考慮して動作電圧を設定した際、最小値となった場合に不具合が発生し、逆に最小値のみを考慮して動作電圧を設定した際、最大値となった場合に不具合が発生する。
一方、本願発明を評価フィッティングして用いることにより、閾値電圧が最大値や最小値にばらついた場合、デバイスとして最大の能力を発揮できる電圧設定が可能となる。
また、パラメータとしてコンタクト抵抗の抵抗値の最大値/最小値のバラツキによる遅延時間の調整に用いることもできる。
また、図10に示すメモリセルにおいて、メモリセル容量Csにデータを書き込むため、電荷を蓄積する際、MOSトランジスタのオン抵抗Rの抵抗値が高い場合、製品のスペックによって設定された時間内に、データを書き込むことが困難となる。
したがって、TEGにおける測定対象デバイスにおいて、メモリセルのスイッチングを行うMOSトランジスタと同様の構成のMOSトランジスタのオン抵抗の測定により、オン抵抗が設定範囲の最大値近傍の場合、以下の処理を行う。
TEGによるパラメータ測定の結果、ビット線の書き込み電圧を、設定範囲内にて高い値に設定することにより、メモリセル容量Csに電荷を書き込み易くできる。
なお、図1における半導体測定装置10のチップ測定の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、チップ測定の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態による半導体装置の構成例を示す概念図である。 図1のTEG1内のインターフェース制御回路の構成例を説明するブロック図である。 図1のTEG1における測定対象デバイスとインターフェース回路との対応を示すブロック図である。 図3のトランスファーゲートの構成を説明する概念図である。 本実施形態における各測定対象デバイスの特性の測定方法を説明する概念図である。 本実施形態の半導体装置のテスト行う半導体テストシステムの構成例を示す概念図である。 図6のデータベース11に記憶される、通常のP/Wテストにおけるウェハ毎のチップのパス/フェイルデータを記述するテーブルを示す概念図である。 図6のデータベース11に記憶される、TEGの測定におけるウェハ毎のチップのパス/フェイルデータを記述するテーブルを示す概念図である。 本実施形態のTEGの測定結果の応用例を説明する概念図である。 本実施形態のTEGの測定結果の他の応用例を説明する概念図である。
符号の説明
1…TEG
2…テストパッド
3,A0,A1,A2,A3,D1…通常のパッド
4…インターフェース制御回路
5…インターフェース回路
10…半導体測定装置
11…データベース
12…ICハンドラ
13…プローブカード
100…ダミー素子
101…pチャネル型MOSトランジスタ
102…nチャネル型MOSトランジスタ
103…配線抵抗素子
104…拡散抵抗素子
200,201,202,203,204…トランスファーゲート
210,211,212,213…トランスファーゲート
R1…保護抵抗素子
R2…合計寄生抵抗

Claims (7)

  1. チップ上に形成された製品回路の性能を評価するため、実際の回路に代えて電気特性を測定するTEGが前記製品回路と同一のチップ上に形成された半導体装置であり、
    前記TEGから測定対象を選択するインターフェース回路と、
    該インターフェース回路と前記TEGを挟むように直列に接続された、該TEGを保護する保護抵抗素子と、
    前記TEGと同様に前記インターフェース回路と保護抵抗素子との間に設けられ、前記インターフェース回路と保護抵抗素子とが直接接続されたダミー回路と
    を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記インターフェース回路が、パッケージの予め設定されたテスト端子から入力される制御信号に対応し、前記製品回路を動作させる信号が入力される通常端子を、TEGから測定対象を選択する信号を入力する端子、及び選択された測定対象の測定データを出力する端子とすることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記ダミー回路が前記インターフェース回路と前記保護抵抗素子とを、前記端子と接地点との間に直列に配置されて形成されており、
    インターフェース回路によりダミー回路が選択されると、インターフェース及び保護抵抗素子間の接続点が前記測定データを出力する端子に接続されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記TEG及びダミー回路を前記チップ内の外周部に複数設けることを特徴とする請求項1から請求項2のいずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の半導体装置を半導体試験装置において試験する試験方法であり、
    半導体試験装置が、前記インターフェース回路を制御し、ウェハ内の各チップのTEGを順次測定する測定過程と、
    半導体試験装置が、各チップのTEG毎の電気特性が予め設定された規格内であるか否かを判定する判定過程と、
    該判定過程における各チップの判定結果を、ウェハ識別番号及び各ウェハにおけるチップ位置情報に対応して記憶部に記憶させる格納過程と
    を有し、
    前記測定過程において、半導体装置が各チップを測定する際、測定するTEG単位にてダミー回路によりインターフェース回路及び保護抵抗素子各々の抵抗値を算出する抵抗値算出過程を行うことを特徴とする半導体装置の試験方法。
  6. 前記判定過程において、半導体試験装置が、各TEGに対するパス/フェイルの判定計結果により、それぞれの項目にフラグを立てることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の試験方法。
  7. 測定過程において、半導体試験装置がTEST用端子に試験であることを示す制御信号を入力し、予め選択信号に対応した端子に、順次TEGにおける測定対象を選択する選択信号を入力し、測定対象の電気特性を測定し、この測定結果を前記インターフェース回路及び保護抵抗素子各々の抵抗値により補正して、測定対象の電気特性を求めることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の半導体装置の試験方法。
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