JP2008276595A - ヘルプ機能付情報処理装置及びヘルプ情報表示方法 - Google Patents

ヘルプ機能付情報処理装置及びヘルプ情報表示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザーが操作が分からなくなったときに、ヘルプボタンを押下してヘルプを表示する場合、ユーザーの置かれた状況によって欲しいヘルプが違う。また、従来は個人に応じたヘルプ情報を適切に検索することが困難である。
【解決手段】入力履歴蓄積手段34は、ある画面になってからどのキーが何回押されたかを保持している。リモコンキー入力31から「ヘルプ」ボタンが押されたという知らせがくると、入力履歴状態判別手段35は、入力履歴蓄積手段34よりデータを取り出して入力履歴状態を判別する。ヘルプ判別手段37は入力履歴状態判別手段35で判別した履歴状態と、画面モード保持バッファ36で保持されている画面モードの情報とより、画面モードとヘルプ内容ビットの組み合わせから現在必要なヘルプ内容ビットを抽出し、合致するヘルプを判別して、表示手段33に表示させる。
【選択図】図9

Description

本発明はヘルプ機能付情報処理装置及びヘルプ情報表示方法に係り、特に現在表示されている情報に関連するヘルプ情報を、ユーザーの要求に応じて表示するヘルプ機能を備えた情報処理装置及びヘルプ情報表示方法に関する。
AV機器を含む情報処理装置では、ユーザーが現在使用している操作に関する説明文であるヘルプ文を、ユーザーの要求に応じて表示する機能を備えている(例えば、マイクロソフト社のワープロソフトWord使用時のヘルプ情報を表示させるためのキャラクタ画像の「イルカ」、出願人の製造販売品であるDVDレコーダの「お助けガイド」など)。このようなヘルプ機能で表示する機能数は近年、益々増加の傾向にあり、このような膨大な数の機能の中から、ユーザーが必要とする機能に関するヘルプ情報を適切に表示するヘルプ機能として、ユーザーがヘルプボタンを押下した後キーワードを入力して、記憶されているキーワードとのキーワードマッチングにより要求されたヘルプ情報を検索する方法が知られている。しかし、この方法では全てのキーワードを予め記憶しておく必要があり、そのようなことは不可能であるため、使用に限界がある。
そこで、ユーザーの操作状況に応じたヘルプ情報を機能説明データベースから検索して入力部の操作履歴順に表示部に表示するようにしたヘルプ機能付情報処理装置が従来知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3587703号公報
しかしながら、ユーザーが、操作が分からなくなったときにヘルプボタンを押下してヘルプを表示する場合、ユーザーの置かれた状況によって欲しいヘルプが違う。従って、ユーザーに適応的なヘルプを表示するために、前記「イルカ」のように機能に関連するものだけ表示する仕組みでも、ガイドすべき項目は多岐にわたり、なかなかぴったりしたものを提示できていない。
また、特許文献1記載の従来のヘルプ機能付情報処理装置のように操作履歴を使う場合は、テレビジョン受像機やDVDレコーダのように居間にあって家族で使うAV機器などでは個人を特定した履歴というのがとりづらく、よって個人に応じたヘルプ情報を適切に検索することが困難である。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、個人の履歴を使用して適切なヘルプ情報を検索して表示し得るヘルプ機能付情報処理装置及びヘルプ情報表示方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、第1の発明は、表示部に表示中の情報に関連するヘルプ情報をユーザーの要求に応じて表示するヘルプ機能を備えた情報処理装置において、複数の特定の表示情報のそれぞれについて、その特定の表示情報の表示中に入力手段により入力された操作入力の履歴を蓄積する入力履歴蓄積手段と、表示部での特定の表示情報の表示中に、入力手段からヘルプ表示要求入力があったときに、入力履歴蓄積手段から読み出した履歴情報と、表示中の特定の表示情報の内容とに基づいて、予め用意した複数種類の内容のヘルプ情報から一の種類のヘルプ情報を選択するヘルプ選択手段と、ヘルプ選択手段により選択した一の種類のヘルプ情報を表示部に表示させる表示手段とを有することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第2の発明は、情報処理装置の表示部に表示中の情報に関連するヘルプ情報をユーザーの要求に応じて表示するヘルプ表示方法において、複数の特定の表示情報のそれぞれについて、その特定の表示情報の表示中に入力手段により入力された操作入力の履歴を記憶手段に蓄積する第1のステップと、表示部での特定の表示情報の表示中に、入力手段からヘルプ表示要求入力があるかを判定する第2のステップと、第2のステップでヘルプ表示要求入力があると判定したときに、記憶手段から読み出した履歴情報と、表示中の特定の表示情報の内容とに基づいて、予め用意した複数種類の内容のヘルプ情報から一の種類のヘルプ情報を選択する第3のステップと、第3のステップにより選択した一の種類のヘルプ情報を表示部に表示させる第4のステップとを含むことを特徴とする。
第1及び第2の発明では、表示部での特定の表示情報の表示中に、ヘルプ表示要求入力があったときは、特定の表示情報の表示中の入力履歴情報と、表示中の特定の表示情報の内容とに基づいて、予め用意した複数種類の内容のヘルプ情報から一の種類のヘルプ情報を選択し、その一の種類のヘルプ情報を表示する。
本発明によれば、特定の表示情報の表示中の操作入力の履歴とその特定表示情報の内容に基づいて選択した一の種類のヘルプ情報を表示することにより、ヘルプ表示要求入力をしたユーザーの現在の状況により適したヘルプ情報を表示することができる。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に詳細に説明する。図1に、本発明になるヘルプ機能付情報処理装置の一実施の形態のブロック図を示す。本実施の形態は、リモートコントローラ(以下、リモコンという)を使用してテレビジョン放送波を選局受信するテレビジョン受像機(以下、TV受像機という)に適用したものであり、中央処理装置(CPU)1、ユーザー入力処理部2、CPU1の動作用プログラムや各種のヘルプ情報を記憶しているメモリ3、テレビジョン放送波信号を選局受信するチューナ4、映像処理部5及び音声処理部6から構成されている。周知のように、TV受像機は普通、設置接続の後、電源を入れて所望のチャンネルを選局操作することで、所望のチャンネルのTV放送番組を受信することができる。
すなわち、図1において、受信されたテレビジョン放送波信号はチューナ4によりユーザーの希望のチャンネルのテレビジョン放送波信号に選局受信されて所定周波数の中間周波信号に変換された後、映像処理部5及び音声処理部6に供給され、それぞれ映像信号及び音声信号に復調処理され映像出力、音声出力としてTV表示部(図示せず)に供給されて画像表示及び音声出力される。なお、映像処理部5及び音声処理部6は外部から供給された映像入力信号及び音声入力信号を処理してTV表示部に供給して画像表示及び音声出力することもできる。
また、CPU1は、ユーザー入力処理部2を介して入力されたリモコン信号に応じた処理を行う。ここで、TV受像機に対して各種の機能を設定したり、便利な機能を使う場合は、図2に示すリモコンのメニューボタン10を押下することにより、リモコンから送信されたリモコン信号が図1のユーザー入力処理部2により受信されて所定の処理が行われた後、CPU1に供給される。CPU1はこのときの入力信号に基づいてメモリ3を参照して生成したメニュー画像を、映像処理部5を通して表示部に表示させる。
リモコンは図2の平面図に示すように、筐体にメニューボタン10、ヘルプボタン11、決定ボタン12、上矢印ボタン13、右矢印ボタン14、下矢印ボタン15、左矢印ボタン16、番組表ボタン17、数字ボタン18、電源ボタン19、チャンネル選択ボタン20、音量ボタン21などが設けられている。CPU1はこれらのボタン10〜21のいずれかが押下されたときにリモコンから送信される、その押下ボタンに対応したコードのリモコン信号に基づいて、後述する各種の動作を行う。
図3はメニューボタン10を押下した時にTV受像機に表示されるメニュー画像のツリー構造の一例を示す。図3に示すように、メニュー第1階層はメニューボタン10を押下した時に最初に表示されるメニューであり、「番組を探す」、「映像調節」、「音声調節」、「チャンネル設定」、「各種設定」、「ヘルプ」のメニューがある。ユーザーはこのメニューから所望の機能を選ぶことになる。メニューの選択決定は図2のリモコンの矢印ボタン13〜16と決定ボタン12で行う。
メニュー第1階層のメニューの中の任意の項目をユーザーが選択すると、CPU1はその選択入力に基づいて、図3に示すメニュー第2階層を表示部に表示させる。また、メニュー第2階層のメニューの中の任意の項目をユーザーが選択すると、CPU1はその選択入力に基づいて、それぞれの該当機能を表示部に表示させる。例えば、図3に示すメニュー第2階層の「目次から」を選択すると、機能画面として目次画面が表示される。
図4はヘルプの項目の一例を示す。これは図3のメニュー第1階層「ヘルプ」からメニュー第2階層の「目次から」を選んだとき、目次画面に表示される内容のリストである。ヘルプの項目を選ぶ場合は、メニューの選択決定と同様、図2のリモコンの矢印ボタン13〜16と決定ボタン12で操作する。
本実施の形態では、上記のように目次から辿るヘルプと共に、ある場面でユーザーが図2のリモコンのヘルプボタン11を押下すると、CPU1によりその場面に応じたヘルプ情報を生成して表示部に表示させる機能も備えている。すなわち、例えば、番組表を見ている時にヘルプボタン11を押下すると番組表関連のヘルプ情報が表示され、映像選択メニューを表示している時にヘルプボタン11を押下すると映像選択関連のヘルプ情報が表示される。
しかし、ユーザーが知りたい内容は一様ではなく、状況によって違ってくると考えられる。例えば、番組表画面でヘルプボタン11が押されたケースについて分析してみる。
(1)何も操作せずにいきなりヘルプボタン11を押下した場合は、(i)番組表って何ができるんだろう(概要説明が欲しい)、(ii)これはどうやって使うんだろう(操作説明が欲しい)というケースが考えられる。
また、(2)矢印ボタン13〜16で縦方向、横方向に移動操作した挙句、ヘルプボタン11を押下した場合は、(i)番組を探すのが面倒なので、他にもっと簡単に探す手段はないか(機能説明が欲しい)、(ii)日付を速く動かす方法はないのか(操作説明が欲しい)、(iii)チャンネルを速く移動する方法はないのか(操作説明が欲しい)、(iv)もっと一度にたくさん情報を表示する方法はないのか(操作説明が欲しい)などのケースが考えられる。
このように、ユーザーのヘルプボタン11を押下する前の操作から、そのユーザーがどんな種類の説明を求めているのか、ある程度予測することができる。そこで、上記の点に着目し、本実施の形態では、ユーザーの操作履歴を分析して表示する説明の種類を変える点に特徴がある。
本実施の形態では、図5に示すように、(i)概要説明、(ii)操作説明、(iii)アイテム説明、(iv)困ったとき/制限事項の4種類にヘルプ情報を分類し、これらの種類を識別するためにヘルプ内容ビットを割り当てる。ヘルプ内容ビットは2進数で、このビットが立っているとその内容が含まれるヘルプ情報ということになる。
ここで、「概要説明」は機能の目的や仕組みなどを説明するもの、「操作説明」はリモコンでの操作の方法を説明するもの、「アイテム説明」は画面上のアイコンの説明や設定パラメータの内容説明など、「困った時/制限事項」は予想されるエラー状況に関する情報やシステムでできないことの説明などである。
図4に示すヘルプ第3階層にあたる具体的な説明は、その内容によってヘルプ内容ビットの値が割り当てられる。その決め方を図4の例で説明する。例えば、ヘルプ第3階層「番組表でできること」は番組表の仕組みや機能を述べた概要説明である。このヘルプ内容ビットは「1000」になる。同じく「番組表の操作」は番組表を操作するのに使うリモコンボタンの説明で、操作説明なので「0100」となる。
また、「ジャンル検索の手順」はジャンルや日付を選んで検索をかけてその中から該当番組を選ぶという手順(操作説明)と、検索結果の表示マークの説明(アイテム説明)が含まれるのでヘルプ内容ビットは「0110」となる。上記と同様に、ヘルプ第3階層の各ヘルプ情報に対してヘルプ内容ビットは図4に示すように割り当てられる。
また、ユーザーの操作履歴(入力履歴)と予想される状況と上記の4種類のヘルプ情報との関係は、図6に示される。ここでは特徴的な操作を3つに分けている。図6に示すように、ある画面で何もしなかった場合は「入力無し」、ある画面で特定のボタンを何度も押した場合は「キー連打」、ある特定の画面間を何度も遷移する場合は「画面の繰り返し」と定義する。そして、「キー連打」の中でも操作に密接な関係がある決定ボタン、矢印ボタンとその他のボタンをケースに分けて、A〜Eまでの入力履歴状態とした。図6ではそれぞれの入力履歴状態に対して、上記4種類のヘルプ情報のうち、必要だと予想されるヘルプ情報種類の欄に黒丸をつけている。
一般的には、一つのキー入力履歴状態に対して、複数種類のヘルプ情報が該当する。ここで、ある入力履歴状態に対する最も必要とされるヘルプ情報の種類は、画面によって違ってくると考えられる。例えば、番組表画面で図6の状態A(入力無し)のときは、予想される状況は「何ができるのかわからない」、あるいは「操作がわからない」との状況が考えられるので、具体的な操作説明より、番組情報を使って何ができるのかを提示してシステムに対する理解を深めてもらった方がその後の利用を促進すると考えられる。よって、この場合は概要説明>操作説明とする。すなわち、この番組表画面で状態Aの場合は、図7に示すように、4ビットのヘルプ内容ビットは最上位ビット(8の位)のみ「1」、他の3ビットは「0」とすることで、概要説明を示すものとする。
また、番組表画面で図6の状態E(画面繰り返し)のときは、番組表を出したり消したりする操作をする状態であるので、予想される状況は番組表の内容や操作が分からないというより、「何が起きているのかわからない」、あるいは「何ができないのかわからない」との状況が推察される(番組表という性質上、内容や操作が分からない場合は、入力なしかキー連打になると考えられる。)。従って、具体的な操作説明やアイテム説明よりも困った時のヘルプ情報を表示することが望ましいと考えられるので、この場合は図7に示すように、4ビットのヘルプ内容ビットは最下位ビット(1の位)のみ「1」、他の3ビットは「0」とすることで、困った時を示すものとする。
同様に、番組表画面で図6の状態C(カーソルのキー連打)のときは、予想される状況は「探しているものがみつからない」、あるいは「項目の意味が分からない」との状況が考えられるので、個々のアイテム説明よりも概要説明のヘルプ情報を表示することが望ましいと考えられる。従って、この場合は、図7に示すように、4ビットのヘルプ内容ビットは、最上位ビット(8の位)のみ「1」、他の3ビットは「0」とすることで、概要説明を示すものとする。
一方、例えば映像選択メニューが表示されている状態で、例えば状態C(矢印ボタンが連打)の時は、探しているものが見つからないというより、「スタンダード」、「ダイナミック」といったパラメータの意味が分からないと考えられるので、アイテム説明>概要説明とする。従って、この場合は図8に示すように、4ビットのヘルプ内容ビットは、3ビット目(2の位)のみ「1」、他の3ビットは「0」とすることで、アイテム説明を示すものとする。
また、映像選択メニューが表示されている状態で、例えば状態E(画面繰り返し)の時は、映像選択メニューを出したり消したりする操作であるので、ユーザーが「これ、なんだろう」と思って行う操作と推察される。映像選択メニューは全画面を書き換える番組表と違って、範囲の小さい部分メニューなので、そういう行動にでることが考えられる。従って、この場合は、図8に示すように、4ビットのヘルプ内容ビットは、最上位ビット(8の位)のみ「1」、他の3ビットは「0」とすることで、概要説明を示すものとする。
次に、以上のように、ヘルプの内容種類と入力履歴状態を準備した上で、どのような手順で状況に適したヘルプ情報を表示するのかについて説明する。図9はヘルプを出す部分の構成図であり、主に図1においてCPU1、ユーザー入力処理部2、メモリ3で行われる処理である。図9において、機能実行手段32、入力履歴状態判別手段35、ヘルプ判別手段37は図1のCPU1により実現される手段である。また、図9において、入力履歴蓄積手段34、画面モード保持バッファ36及びヘルプ内容記憶手段38は、図1のメモリ3により実現される手段である。
図9において、リモコンキー入力31は図1のユーザー入力処理部2でリモコン信号をCPU1が解読可能な形にデコードしたものである。このリモコンキー入力31は通常、機能実行手段32に供給される。機能実行手段32はリモコンキー入力31によって次の動作を決め実行し、画面に表示する必要がある場合は表示手段33に出力する。
一方、リモコンキー入力31は入力履歴蓄積手段34に蓄積される。入力履歴蓄積手段34は、ある画面になってからどのキーが何回押されたかを保持している記憶部である。機能実行手段32はまた、番組表表示や特定メニュー表示など画面モードが変わる時に、どの画面モードになったかを画面モード保持バッファ36に記録すると同時に、画面モードが変わった場合は入力履歴蓄積手段34をリセットする。
リモコンキー入力31から「ヘルプ」ボタンが押されたという知らせがくると、機能実行手段32は入力履歴状態判別手段35に制御を移す。入力履歴状態判別手段35は、入力履歴蓄積手段34よりデータを取り出して入力履歴状態を判別する。ヘルプ判別手段37は入力履歴状態判別手段35で判別した履歴状態と、画面モード保持バッファ36で保持されている画面モードの情報とよりヘルプの内容を判別し、ヘルプ内容記憶手段38に記憶する。表示手段33はヘルプ内容記憶手段38に記憶されたヘルプ内容を表示する。
次に、上記の図9の構成の動作について図10のフローチャートと共に更に詳細に説明する。まず、TV受像機の電源がオンとされると(ステップS1)、機能実行手段32はリモコンキー入力31があるか判定し(ステップS2)、それがあるときはリモコンキー入力31の内容が「電源オフ」かどうか判定し(ステップS3)、「電源オフ」のときは電源をオフとし(ステップS4)、「電源オフ」でなければ、その内容をキー入力履歴蓄積手段34に蓄積する(ステップS5)。
続いて、機能実行手段32は該当機能の実行及び必要な場合は画面モードの更新を行う(ステップS6)。続いて、機能実行手段32はリモコンキー入力31の内容が「ヘルプ」かどうか判定し(ステップS7)、「ヘルプ」であったときは、入力履歴状態判別手段35により入力履歴状態を判別させる(ステップS8)。この入力履歴状態判別手段35の入力履歴状態の判別は入力履歴蓄積手段34よりデータを取り出して、履歴が図6のA〜Eのどの状態になっているかを判別し、その判別結果をヘルプ判別手段37に送る。
ヘルプ判別手段37は入力履歴状態判別手段35で判別した履歴状態と、画面モード保持バッファ36で保持されている画面モードの情報とより、図7や図8のような画面モードとヘルプ内容ビットの組み合わせから現在必要なヘルプ内容ビットを抽出し、各ヘルプのヘルプ内容ビットとの論理積をとって、合致するヘルプを判別する(ステップS9)。このヘルプ内容の判別結果により、該当ヘルプがヘルプ内容記憶手段38から抽出され、表示手段33で表示される(ステップS10)。その後、リモコンキー入力待ち状態(ステップS2)に戻る。
一方、ステップS7で機能実行手段32がリモコンキー入力31の内容が「ヘルプ」でないと判定したときは、画面モード更新があったかどうかを判定し(ステップS11)、画面モード更新があった場合は入力履歴蓄積手段34をクリアし(ステップS12)、リモコンキー入力待ち状態(ステップS2)に戻る。また、ステップS11で画面モード更新がなかったと判定したときもリモコンキー入力待ち状態(ステップS2)に戻る。
このようにして、本実施の形態によれば、リモコンボタンまたはタッチパネルが押されて入力された操作入力の履歴を特定の画面毎に保持し、その特定の画面の情報内容と履歴とに基づいて状態を判別し、内容分類した複数種類のヘルプ情報と照合して一の種類のヘルプ情報を選択することで、ヘルプ入力したユーザーのそのときの状況に適したヘルプを表示することができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、図2のようなリモコンの替わりに、画面に設けたタッチパネルを押してヘルプを含む所望の情報を入力する装置や、本体のボタンで操作する装置にも適用でき、またテレビジョン受像機以外の情報処理装置にも適用できる。更に、本発明は図9の機能実行手段32、入力履歴状態判別手段35、ヘルプ判別手段36をコンピュータにより実行させるコンピュータプログラムも包含するものである。
本発明のヘルプ機能付情報処理装置の一実施の形態のブロック図である。 リモコンの一例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態により表示するメニューの一例のツリー構造を示す図である。 本発明の一実施の形態により表示するヘルプの目次の一例の説明図である。 本発明におけるヘルプ内容ビットの一例の説明図である。 入力履歴状態とヘルプ内容の種類との対応を示す図である。 本発明における画面モードとヘルプ内容ビットとの対応の一例を示す図である。 本発明における画面モードとヘルプ内容ビットとの対応の一例を示す図である。 本発明のヘルプ機能付情報処理装置の一実施の形態の要部であるヘルプ処理部分の構成図である。 図9の動作説明用フローチャートである。
符号の説明
1 中央処理装置(CPU)
2 ユーザー入力処理部
3 メモリ
4 チューナ
5 映像処理部
6 音声処理部
10 メニューボタン
11 ヘルプボタン
31 リモコンキー入力
32 機能実行手段
33 表示手段
34 入力履歴蓄積手段
35 入力履歴状態判別手段
36 画面モード保持バッファ
37 ヘルプ判別手段
38 ヘルプ内容記憶手段

Claims (2)

  1. 表示部に表示中の情報に関連するヘルプ情報をユーザーの要求に応じて表示するヘルプ機能を備えた情報処理装置において、
    複数の特定の表示情報のそれぞれについて、その特定の表示情報の表示中に入力手段により入力された操作入力の履歴を蓄積する入力履歴蓄積手段と、
    前記表示部での前記特定の表示情報の表示中に、前記入力手段からヘルプ表示要求入力があったときに、前記入力履歴蓄積手段から読み出した履歴情報と、表示中の前記特定の表示情報の内容とに基づいて、予め用意した複数種類の内容のヘルプ情報から一の種類のヘルプ情報を選択するヘルプ選択手段と、
    前記ヘルプ選択手段により選択した前記一の種類のヘルプ情報を前記表示部に表示させる表示手段と
    を有することを特徴とするヘルプ機能付情報処理装置。
  2. 情報処理装置の表示部に表示中の情報に関連するヘルプ情報をユーザーの要求に応じて表示するヘルプ表示方法において、
    複数の特定の表示情報のそれぞれについて、その特定の表示情報の表示中に入力手段により入力された操作入力の履歴を記憶手段に蓄積する第1のステップと、
    前記表示部での前記特定の表示情報の表示中に、前記入力手段からヘルプ表示要求入力があるかを判定する第2のステップと、
    前記第2のステップで前記ヘルプ表示要求入力があると判定したときに、前記記憶手段から読み出した履歴情報と、表示中の前記特定の表示情報の内容とに基づいて、予め用意した複数種類の内容のヘルプ情報から一の種類のヘルプ情報を選択する第3のステップと、
    前記第3のステップにより選択した前記一の種類のヘルプ情報を前記表示部に表示させる第4のステップと
    を有することを特徴とするヘルプ情報表示方法。
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