JP2008267724A - ヒートポンプ装置 - Google Patents

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Hiroshi Yamaguchi
博 山口
Takuya Ito
拓也 伊藤
Yasushi Ogoshi
靖 大越
Osamu Otsuka
修 大塚
Mitsunori Kurachi
光教 倉地
Yoshihiro Sumida
嘉裕 隅田
Fumitake Unezaki
史武 畝崎
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Abstract

【課題】複数台のヒートポンプ装置を集中的に設置する場合において、工場配管の集約性と操作性を同時に向上させ、エネルギーの有効利用と作業性の向上等を同時に達成する。
【解決手段】ヒートポンプ装置1の左右に出入口配管継ぎ手2を設置する。または、操作部3aを設置した側面に隣接した左右側面の一方の側面の近傍に熱交換器6を配し、他方の側面の近傍に圧縮機5を配し、出入口配管継ぎ手2を一方の側面に設置した第1のヒートポンプ装置1Aと、第2のヒートポンプ装置1Bを備え、第2のヒートポンプ装置1Bを構成する圧縮機5、熱交換器6、冷媒回路、出入口配管継ぎ手2は、第1のヒートポンプ装置1Aのそれらを第1のヒートポンプ装置底面中心を通る法線に関してほぼ180度回転させた態様に配置されており、それら第1と第2のヒートポンプ装置1A,1Bを出入口配管継ぎ手2を有する側面を向かい合わせて少なくとも1組配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱媒体を冷却または加熱するヒートポンプ装置(冷凍機も含むものとする)に関するものである。
従来の冷凍機またはヒートポンプ装置は、例えば、冷却水またはブライン等の液状の熱媒体を、冷却または加熱する機構を有し、少なくともその熱媒体を装置内に導入するための入口配管継ぎ手と、同じく排出するための出口配管継ぎ手を有するものである。また、それらの出入り口配管継ぎ手に、装置外に設置した配管を接続して、熱媒体を所望の場所まで輸送し、冷暖房、機器の冷却/加熱、加熱/冷却加工に使用するものである。この様な従来の冷凍機またはヒートポンプ装置は、一般にチリングユニット、チラー、ヒートポンプチラーなどと呼称されている。そして、そのような装置が、例えば特許文献1に開示されている。また、この種の装置に関する工場配管の効率的な配設については、例えば特許文献2に開示されている。
特開2003−56930号公報 特開2006−38323号公報
上記のような装置を用いて、装置一台の能力を超える量の熱媒体を加熱/冷却し輸送する場合に、同じ装置か能力違いの同機種の装置を複数台集中的に設置して、各装置に熱媒体輸送用の配管を各々接合し、それら各々の配管を配管継ぎ手などで接合し、一本ないし装置設置台数よりも少ない数の配管に集約して、熱媒体を遠方へ輸送することがある。
例えば図6は、同じ装置を4台集中的に設置した例を上から見た概略図であり、各装置の外形が概六面体形状をなす場合である。ヒートポンプ装置1には、装置の動作を制御する操作部3aが一側面に設置されている。この操作部3aを設置した側面を正面にした装置の概略図を図7に示す。以後、この操作部3aを設置した側面を操作面3と称する。装置の大きさは、輸送トラックの積載制限から、およそ高さ2.4m、幅2m、奥行き2m程度のものが多いが、奥行き方向または幅方向には6m程度のさらに長い装置や、全体が1m以下のものも存在する。
この例では、入口配管継ぎ手2aと出口配管継ぎ手2bで構成される、出入口配管継ぎ手2が、操作面3の隣接する左側面に配設されているが、他に右側面、背面、正面の側面に出入口配管継ぎ手2を設置する場合もある。
一般に出入口配管継ぎ手2の位置は装置内の部品配置に依存し、特に熱媒体を加熱冷却する機構の位置に近い場所に設置されることが多い。例えば特許文献1に記載されたような装置の場合は、一般に圧縮機により冷媒を循環させ、主に空気との熱交換により冷媒を加熱または冷却し、熱媒体と冷媒の熱交換により熱媒体を加熱または冷却するもので、熱媒体との熱交換にはプレート式熱交換器を用いることが多い。プレート式熱交換器のおよその大きさは奥行き400mm、幅500mm、高さ700mm程度であり、プレート式熱交換器と出入口配管継ぎ手2を装置内部で配管により接続し、装置内での熱媒体輸送手段とするのが一般的であり、その場合には熱ロス低減とコスト低減の二つの観点から、なるべく短い配管により出入口配管継ぎ手2と上記熱交換器を接続することが望ましい。よって、出入口配管継ぎ手2の位置は、熱交換機構に近い側面とするのが効率がよく、例えば図6及び図7の場合は、熱交換器は左手に設置され、圧縮機やアキュムレータやサブクール回路などは右手に設置すると、全体の重量バランスが良く、熱効率とコストパフォーマンスの良い装置とすることが出来る。
また、出入口配管継ぎ手2を、操作面3に設置することも出来るが、操作面3に設置してしまうと、操作面付近に工場配管4が設置され操作時に邪魔になることから、一般には操作面3には出入口配管継ぎ手を設置しない。さらに、操作面3の後ろの側面(背面)にも出入口配管継ぎ手2を設置可能であるが、操作部3aから一番遠い側面であり、装置点検時に手間が掛かるため一般には実施例は少ない。よって一般には、操作面3に隣接する右か左の側面に出入口配管継ぎ手2を設置することが望まれる。
集中的に装置1を複数台設置する場合においても、熱ロスを少なくするために装置外の熱媒体輸送用配管つまり工場配管4をなるべく短くすることが重要であり、例えば図6の様に、2台の装置を180度反転させて設置することで、工場配管4を短くすることが可能となる。
もし、各装置1を奥行き方向に直線的に設置すれば、工場配管の配管長は、装置の奥行きと装置間の猶予間隔の分だけ延長されることが容易に考えられ、延長された工場配管からの空中への熱交換によるロスが増大し無駄になってしまう。また、横方向に直線的に並べるならば、操作面3付近に配管があるのは邪魔になるため、後ろ側に工場配管を集約する必要があり、出入口配管継ぎ手2から出た配管を一旦後ろ側に90度曲げる必要が生じ、工場配管のコストアップとなる。
このように、複数台の装置1を集中的に配置する場合において、図6の様に約半数の装置を180度反転し設置させれば、直線的に配置した場合よりも配管長を短く構成できるので熱ロスが少なく、また配管の曲げ部が少なく構成できるためコストを安くすることが可能である。しかし、各装置1の操作部3aが離れて設置されるため、操作およびメンテナンスに手間が掛かるという問題があった。また、操作部3aを集約するように配置するならば、今度は配管長が長くなり、配管を曲げて設置する必要が生じ、配管の集約構造が複雑になり、熱ロスと配管コストが増大するという問題があった。
従って、複数台の装置1を集中的に配置する場合においては、
(1)配管の曲げ部が少なく、配管の集約がし易い、
(2)配管長が短く、熱ロスが少ない、
(3)各装置の操作部がなるべく近くに配置され、操作及びメンテナンスがし易い、
という以上の3点が同時に満足される様な装置構造とすることが重要である。しかしながら、従来のヒートポンプ装置では一側面に出入口配管継ぎ手2が設置されるため、上記3点を同時に満足することは不可能であった。
本発明のヒートポンプ装置は、少なくとも、熱媒体を加熱または冷却する機構と、前記熱媒体を装置内に導入するための入口配管継ぎ手と、前記熱媒体を装置外へ排出するための出口配管継ぎ手を有したヒートポンプ装置において、前記入口配管継ぎ手または出口配管継ぎ手を複数設置したものである。なお、前記装置の外形が少なくとも底面を有し、かつ複数の側面を有する形状であり、前記入口配管継ぎ手と前記出口配管継ぎ手を、前記側面の2つ以上に、少なくとも各1個以上設置するのが好ましい。特に、前記装置の外形が略六面体形状をなし、前記側面のうちの1つの側面に装置操作部を設置し、前記装置操作部を設置した側面に隣接する右左の両側面に、前記入口配管継ぎ手と前記出口配管継ぎ手を少なくとも各1個以上設置するのが好ましい。また、上記ヒートポンプ装置を、前記入口配管継ぎ手または前記出口配管継ぎ手を有する側面を向かい合わせにして、複数配置したものである。
また、本発明のヒートポンプ装置は、少なくとも、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒と熱交換して熱媒体を加熱または冷却する熱交換器と、前記圧縮機と前記熱交換器をつなぐ冷媒回路と、前記熱媒体を装置内に導入するための入口配管継ぎ手と、前記熱媒体を装置外に排出するための出口配管継ぎ手とを有した略六面体形状のヒートポンプ装置において、1つの側面に装置操作部を設置し、前記装置操作部を設置した側面に隣接した左右側面の一方の側面の近傍に前記熱交換器を配し、前記装置操作部を設置した側面に隣接した左右側面の他方の側面の近傍に前記圧縮機を配し、前記入口配管継ぎ手と前記出口配管継ぎ手を、前記一方の側面に設置したものである。さらに、この態様の装置である第1のヒートポンプ装置と、第2のヒートポンプ装置とを備え、第2のヒートポンプ装置はそれを構成する圧縮機、熱交換器、冷媒回路、入口配管継ぎ手、及び出口配管継ぎ手が、前記第1のヒートポンプ装置のそれらを前記第1のヒートポンプ装置の底面中心を通る法線に関してほぼ180度回転させた態様に配置されており、前記第1と第2のヒートポンプ装置を、前記出入口配管継ぎ手を有する側面を向かい合わせにして少なくとも1組配置したものである。
上記ヒートポンプ装置は、複数台の装置を集中的に設置する場合において、曲げ部の少ない且つ配管長の短い熱媒体輸送用の工場配管を構成することが可能となり、且つ、各装置の操作部を近くに配置構成することが可能になる。したがって、工場配管のコスト抑制と、熱媒体輸送時の工場配管からの熱ロス抑制と、操作とメンテナンス作業効率の向上につながる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ装置1の正面図であり、内部に配置された機器を一部示した図である。図1のように、装置操作部(以下、操作部という)3aを有した側面(操作面)3の左右両側面に、熱媒体を装置1に出し入れするための出入口配管継ぎ手2(出口配管継ぎ手2a、入口配管継ぎ手2b)を配設した装置を用いて、複数台の装置を図2に示すように集中的に設置すれば、熱媒体輸送用の工場配管の曲げ部を少なく、配管長を短く、且つ各装置の操作部を近くに配置構成することが可能になる。
なお、この装置1の内部には、例えば点線で示すような、熱媒体と冷媒を熱交換するための機構である熱交換器6と、該冷媒を加熱または冷却する回路に使用される圧縮機5と、それらをつなぐ配管を含んだ冷媒回路7と、出入口配管継ぎ手2と熱交換器6をつなぐ装置1内の熱媒体配管8などが配置されている。ただし、実施の形態1では、これらの機器の配置は図1の態様に限定されるものではない。
実施例1.
図1は実施の形態1における当該装置1の正面図であり、当該装置1には例えばR407A等の冷媒を圧縮機5により循環させ、主に空気と熱交換して冷媒を冷却または加熱するための機構と、該冷媒と熱媒体を熱交換する熱交換器6と、熱媒体を工場配管に接続するための出入口配管継ぎ手2を有し、操作面3の左右両側にその出入口配管継ぎ手2を配設している。
図2は図1のヒートポンプ装置1を複数台集中的に設置した場合の装置配置と工場配管集約の例を示す平面図である。図2に示すように、入口配管継ぎ手2bまたは出口配管継ぎ手2aを有する側面を向かい合わせにしてヒートポンプ装置1を複数配置したことにより、各装置1の操作面3を向かい合わせて集中的に配置することと、直線的かつ短い工場配管4の構成が同時に可能となり、操作とメンテナンスの効率向上と、工場配管のコストを抑制と、熱媒体の輸送時に発生する工場配管からの熱ロスの抑制とが、同時に達成できる。
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2に係るヒートポンプ装置1Aの正面図であり、内部に配置された機器を一部示した図である。ここでは、操作部3aが設置してある操作面3に隣接する左側面に、出入口配管継ぎ手2を設置している。この装置1Aの内部には、例えば点線で示す、熱媒体と冷媒を熱交換するための機構である熱交換器6と、該冷媒を加熱または冷却する回路に使用される圧縮機5と、それらをつなぐ配管を含んだ冷媒回路7と、出入口配管継ぎ手2と熱交換器6をつなぐ装置1内の熱媒体配管8などが配置されている。 また、図4は本発明の実施の形態2に係るヒートポンプ装置1Bの正面図であり、内部に配置された機器を一部示した図である。ここでは、操作部3aが設置してある操作面3に隣接する右側面に、出入口配管継ぎ手2を設置している。また、このヒートポンプ装置1Bは、少なくともそれを構成する熱交換器6、圧縮機5、冷媒回路7、熱媒体配管8が、出入口配管継ぎ手2も含めて、図3のヒートポンプ装置1Aのそれらを該ヒートポンプ装置1Aの底面を通る法線に関してほぼ180度回転させた態様に配置されて構成されている。
図3と図4に示すヒートポンプ装置1A,1Bを併用して、図5に示すように、複数台の装置1A,1Bを集中的に設置すれば、熱媒体輸送用の工場配管の曲げ部を少なく、配管長を短く、且つ各装置の操作部を近くに配置構成することが可能になる。
また、上記のように、2つの装置1A、1Bの各部品を180度回転させた態様に配置すれば、熱交換器6と圧縮機5とをつなぐ冷媒回路7の配置及び構造と、出入口配管継ぎ手2と熱交換器6をつなぐ熱媒体配管8の配置及び構造を、装置1Aと装置1Bで共有化出来るため、装置の生産において利便性が高い。
なお、実施の形態1では、工場配管の集約化と操作面3の集中化を効率良く実施出来るが、装置1の両側に出入口配管継ぎ手を設置するため、装置1内の配管構造が複雑になり、装置1内の配管長が長くなり易い。しかし、実施の形態2では、出入口配管継ぎ手2は装置1A,1Bの片側のみに配設され、熱交換器6と出入口配管継ぎ手2の距離が短く構成出来るため、装置自体のコストと装置内での熱ロスを実施の形態1より改善することが出来る。
実施例2.
ここでは図3及び図4の装置1A,1Bを利用してヒートポンプ装置を複数台集中配置する。なお、装置1A,1Bでは、例えばR407A等の冷媒を圧縮機により循環させ、主に空気と熱交換して冷媒を冷却または加熱するための機構(冷凍サイクル機構)と、冷媒と熱媒体を熱交換する機構である熱交換器6と、熱媒体を工場配管に接続するための出入口配管継ぎ手2を有している。
次に、装置1A,1B内の具体的な構成を説明する。熱媒体と冷媒の熱交換器6はプレート式熱交換器を用いた。圧縮機5には20馬力程度のスクロール圧縮機を4台用いた。尚、図3及び図4では簡単のために一台の圧縮機を記載している。熱媒体を冷却する時の基本的な冷媒の経路は、圧縮機5から吐出された冷媒は四方切替弁を通過し、シェルアンドチューブ型の空気熱交換器に送られ、プレート式熱交換器に送られ、プレート式熱交換器から圧縮機5に戻ってくる様に構成されている。冷媒の経路は、主に銅管により構成され、途中に、継ぎ手類、弁類、フィルタ類を適当に配置しているが、図中には簡単のため記載していない。
また、出入口配管継ぎ手2は、直径約90mm長さ約100mmのステンレス鋼管にボルト締め付け方式のフランジを水密溶接して作製したが、特にフランジが無くとも、工場配管と直接溶接やろう付けにより接合するための溶接継ぎ手やろう付け用継ぎ手でも良く、またはクランプ形状の配管接続器を使用する方法でも良く、その他の一般的な配管接合方法でも良い。
出入口配管継ぎ手2を設置した側面から、熱交換器6の最短距離を100mmにして熱交換器6を配置し、熱交換器6と出入口配管継ぎ手2の接合は、直径約90mm、長さ100mmのステンレス鋼管(熱媒体配管8)を溶接接合した。この様に熱交換器6と出入口配管継ぎ手2の接続を出来るだけ短く構成することは、装置のコストと熱ロスの削減につながる。熱交換器6の大きさは、奥行き400mm、幅500mm、高さ700mm程度とし、圧縮機5は、4台で奥行き400mm、幅900mm、高さ800mm程度のスペースに配置した。圧縮機5の大きさと熱交換器6の大きさとその他の部品配置の関係から、圧縮機5と熱交換器6の両方を、左側面あるいは右側面の片側に寄せて配置することは、装置の大きさに制限があるため難しく、例えば図3では左側に熱交換器6を設置し、右側に圧縮機5を設置した。
操作面3と圧縮機5と熱交換器6の位置関係を変えずに、出入口配管継ぎ手2を右側面あるいは左側面に切り替えて設置すると、熱交換器6と出入口配管継ぎ手2が反対の側面に設置される場合、つまり、熱交換器6が左側面側に設置されているのに出入口配管継ぎ手2を右側面に配置する場合に、装置内の配管を延長して配管の曲げ部を複数追加しなければならず、装置のコストと配管からの熱ロスが増大してしまう。
そこで、本実施例では、圧縮機5、熱交換器6、圧縮機5と熱交換器6を接続する冷媒回路7、出入口配管継ぎ手2、出入口配管継ぎ手2と熱交換器6を接続する熱媒体配管8を、一括して約180°反転させて装置に配置すれば、冷媒回路7、熱媒体配管8及びそれらに付随する支持金などの部品が共用化出来ると共に、熱媒体配管8をごく短く出来るため、装置のコストと熱媒体配管8からの熱ロスも改善できる。
図5にはヒートポンプ装置1Aと1Bを組合せ設置した具体例を示す。ここでは、4台のヒートポンプ装置(装置1Aと装置1Bを各2台)を使用し、ヒートポンプ装置1Aと1Bを、出入口配管継ぎ手2を有する側面を向かい合わせに配置して1組とし、そのような組を2組つないだ構成としている。
4台のヒートポンプ装置を図5に示す態様に設置することにより、各装置1A,1Bの操作面3を向かい合わせて集中的に配置することと、直線的かつ短い工場配管4の構成が同時に可能となり、操作とメンテナンスの効率向上と、工場配管のコストを抑制と、熱媒体の輸送時に発生する工場配管からの熱ロスの抑制とが、同時に達成できる。また、装置自体のコストと装置内での熱ロスを従来例と同等にすることが出来る。
なお、図2及び図5では、それぞれ4台のヒートポンプ装置を組合せた例を示したが、ヒートポンプ装置2台の組合せ、あるいは4台以上の組合せの場合にも本発明が適用できる。
本発明は、冷媒により熱媒体を冷却または加熱するヒートポンプ装置の、部品配置と配管構造に関するもので、エネルギーの有効利用とシステムのコストダウンと作業性の向上に利用出来る。
本発明の実施の形態1に係るヒートポンプ装置1の正面図であり、内部に配置された機器を一部示した図。 図1のヒートポンプ装置を複数台集中的に設置した場合の装置配置と工場配管集約の例を示す平面図。 本発明の実施の形態2に係るヒートポンプ装置1Aの正面図であり、内部に配置された機器を一部示した図。 本発明の実施の形態2に係るヒートポンプ装置1Bの正面図であり、内部に配置された機器を一部示した図。 図3と図4のヒートポンプ装置を組み合わせて複数台集中的に設置した場合の装置配置と工場配管集約の例を示す平面図。 従来のヒートポンプ装置を組み合わせて複数台集中的に設置した場合の装置配置と工場配管集約の例を示す平面図。 従来のヒートポンプ装置の正面図。
符号の説明
1,1A,1B ヒートポンプ装置、2 出入口配管継ぎ手、2a 出口配管継ぎ手、2b 入口配管継ぎ手、3 操作面、3a 操作部、4 工場配管、4a 送り工場配管、4b 戻り工場配管、5 圧縮機、6 熱交換器、7 冷媒回路、8,8a,8b 熱媒体配管。

Claims (6)

  1. 少なくとも、熱媒体を加熱または冷却する機構と、前記熱媒体を装置内に導入するための入口配管継ぎ手と、前記熱媒体を装置外へ排出するための出口配管継ぎ手を有したヒートポンプ装置において、
    前記入口配管継ぎ手または出口配管継ぎ手を複数設置したことを特徴とするヒートポンプ装置。
  2. 前記装置の外形が少なくとも底面を有し、かつ複数の側面を有する形状であり、前記入口配管継ぎ手と前記出口配管継ぎ手を、前記側面の2つ以上に、少なくとも各1個以上設置したことを特徴とする請求項1記載のヒートポンプ装置。
  3. 前記装置の外形が略六面体形状をなし、前記側面のうちの1つの側面に装置操作部を設置し、前記装置操作部を設置した側面に隣接する右左の両側面に、前記入口配管継ぎ手と前記出口配管継ぎ手を少なくとも各1個以上設置したことを特徴とする請求項2記載のヒートポンプ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のヒートポンプ装置を、前記入口配管継ぎ手または前記出口配管継ぎ手を有する側面を向かい合わせにして、複数配置したことを特徴とするヒートポンプ装置。
  5. 少なくとも、冷媒を圧縮する圧縮機と、前記冷媒と熱交換して熱媒体を加熱または冷却する熱交換器と、前記圧縮機と前記熱交換器をつなぐ冷媒回路と、前記熱媒体を装置内に導入するための入口配管継ぎ手と、前記熱媒体を装置外に排出するための出口配管継ぎ手とを有した略六面体形状のヒートポンプ装置において、
    1つの側面に装置操作部を設置し、前記装置操作部を設置した側面に隣接した左右側面の一方の側面の近傍に前記熱交換器を配し、前記装置操作部を設置した側面に隣接した左右側面の他方の側面の近傍に前記圧縮機を配し、
    前記入口配管継ぎ手と前記出口配管継ぎ手を、前記一方の側面に設置したことを特徴とするヒートポンプ装置。
  6. 請求項5に記載の第1のヒートポンプ装置と、第2のヒートポンプ装置とを備え、
    第2のヒートポンプ装置はそれを構成する圧縮機、熱交換器、冷媒回路、入口配管継ぎ手及び出口配管継ぎ手が、前記第1のヒートポンプ装置のそれらを前記第1のヒートポンプ装置の底面を通る法線に関してほぼ180度回転させた態様に配置されており、
    前記第1と第2のヒートポンプ装置を、前記出入口配管継ぎ手を有する側面を向かい合わせにして少なくとも1組配置したことを特徴とするヒートポンプ装置。
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