JP2008267257A - 過給機 - Google Patents

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Abstract

【課題】過給機を冷却する場合において、質量増加を抑制すること。
【解決手段】過給機1は、鋳鋼の鋳物で構成されるタービンハウジング4の内部にタービン羽根車3が格納される。また、タービンハウジング4の外側には、金属板を加工して構成される外殻20が取り付けられる。外殻20は、排ガス出口側外殻20Aと、圧縮機側外殻20Bとに分割されて構成されている。外殻20とタービンハウジング4との間には、冷却媒体Wが流れる冷却媒体通路21が形成される。過給機1の運転中に、冷却媒体Wを冷却媒体通路21へ流すことにより、タービンハウジング4を冷却する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、内燃機関から排出される排ガスでタービン羽根車を回転させ、これによって圧縮機を駆動して前記内燃機関に対して空気を過給する過給機に関する。
内燃機関が排出する排ガスの運動エネルギを利用してタービン羽根車を駆動し、これによって圧縮機を駆動して空気を強制的に内燃機関の燃焼室へ送り込み、当該燃焼室への空気の充填効率を高めるターボチャージャー、すなわち過給機が種々提案され、実用化されている。例えば、特許文献1には、排ガスをタービン羽根車へ導入する部分に設けられる取付フランジから冷却水を取り入れて、ターボチャージャーのケーシングの外周に冷却水を循環させる水冷ターボチャージャーが開示されている。
特開2004−353589号公報 図1、段落番号0011
特許文献1に開示された水冷ターボチャージャーでは、冷却水の通路がターボチャージャーのケーシングと一体に形成されるが、ケーシングを鋳造で製造すると、ターボチャージャーの質量が増加して、取り扱い難くなるとともに、燃料消費も増加する。そこで、この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、過給機を冷却する場合において、過給機の質量増加を抑制することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る過給機は、内燃機関が排出した排ガスで駆動されて、圧縮機に備えられる圧縮機羽根車を駆動するタービン羽根車を内部に格納するタービンハウジングと、前記タービンハウジングの外側に配置されて前記タービンハウジングを覆うとともに、前記タービンハウジングとは異なる部材で構成される外殻と、前記外殻と前記タービンハウジングとの間に形成されて、冷却媒体が流れる冷却媒体通路と、を含むことを特徴とする。
この過給機は、タービンハウジングの外側に、タービンハウジングとは異なる部材で構成される外殻を配置して、外殻とタービンハウジングとの間に冷却媒体通路を形成し、この冷却媒体通路に冷却媒体を流すことにより、タービンハウジングを冷却する。これによって、外殻を、例えば金属板を加工して構成することができるので、過給機を冷却する場合において、過給機の質量増加を抑制することができる。
本発明の望ましい態様としては、前記過給機において、前記外殻は、前記タービンハウジングの内部へ排ガスを導入する排ガス導入部と、前記タービンハウジングの内部から排ガスを排出する排ガス排出部と、前記圧縮機側における前記タービンハウジングの連結部とに接合されることが好ましい。
本発明の望ましい態様としては、前記過給機において、前記タービンハウジングは鋳物で構成され、前記外殻は金属板を加工して構成されることが好ましい。
本発明の望ましい態様としては、前記過給機において、前記外殻は、前記タービンハウジングとは異なる材料で構成されることが好ましい。
本発明の望ましい態様としては、前記過給機において、前記外殻の少なくとも一部には、前記タービンハウジングと前記外殻との間の熱膨張差を吸収するための熱膨張差吸収部が形成されることが好ましい。
本発明の望ましい態様としては、前記過給機において、前記熱膨張差吸収部は、前記外殻を蛇腹状に形成して構成されることが好ましい。
本発明の望ましい態様としては、前記過給機において、前記タービンハウジングの内部へ排ガスを導入する排ガス導入部に設けられ、取付対象に前記タービンハウジングを取り付けるためのフランジに、前記冷却媒体通路へ冷却媒体を導入するための冷却媒体導入口が設けられることが好ましい。
本発明の望ましい態様としては、前記過給機において、前記タービンハウジングの取付対象は、前記内燃機関のシリンダヘッドであり、前記冷却媒体導入口は、前記シリンダヘッドに設けられるシリンダヘッド冷却媒体通路に設けた冷却媒体取り出し口と接続されることが好ましい。
本発明の望ましい態様としては、前記過給機において、前記タービンハウジングの表面には、前記タービンハウジングから前記冷却媒体への伝熱を促進する伝熱促進部が設けられることが好ましい。
この発明は、過給機を冷却する場合において、過給機の質量増加を抑制できる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この発明を実施するための最良の形態(以下実施形態という)によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
本実施形態は、タービンハウジングの外側に、タービンハウジングとは異なる部材で構成される外殻を配置して、外殻とタービンハウジングとの間に冷却媒体通路を形成し、この冷却媒体通路に冷却媒体を流すことにより、タービンハウジングを冷却する点に特徴がある。
図1は、本実施形態に係る過給機の構成を示す断面図である。図2は、本実施形態に係る過給機を排ガス排出口側から見た状態を示す正面図である。本実施形態に係る過給機1は、いわゆるターボチャージャーであり、図2に示す内燃機関100が排出した排ガスExでタービン1Tのタービン羽根車3を駆動し、このタービン羽根車3と同軸上に備えられる圧縮機1Cの圧縮機羽根車10を駆動することによって、内燃機関の燃焼室へ高圧の空気を過給する装置である。本実施形態に係る過給機1は、乗用車やバス、トラック等の車両に搭載され、動力発生源となる内燃機関(ガソリン機関やディーゼル機関)に対して好適に適用できる。
本実施形態に係る過給機1は、タービン1Tと、圧縮機1Cと、センターハウジング6とで構成される。タービン1Tは、タービンハウジング4の内部にタービン羽根車3が配置されて構成される。タービンハウジング4は、内部に排ガスExをタービン羽根車3に導くための排ガス通路2が形成されている。排ガス通路2は、タービン羽根車3の周囲に形成される渦巻き状の通路である。本実施形態に係る過給機1は、排ガス通路が2本形成されるが、排ガス通路はこれに限定されるものではない。また、実施形態に係る過給機1は、いわゆる可変容量式のターボチャージャーであってもよい。
排ガスExは、タービンハウジング4の内燃機関側取付フランジ14に設けられる排ガス入口2Iから導入され、排ガス通路2を通ってタービン羽根車3の外周部からタービン羽根車3へ供給される。排ガスExは、タービン羽根車3の外周部からタービン羽根車3の径方向内側に向かって流れる過程でタービン羽根車3を回転させる。タービン羽根車3は、過給機回転軸7によって圧縮機羽根車10と連結されており、タービン羽根車3が回転すると圧縮機羽根車10もタービン羽根車3とともに回転する。タービン羽根車3を回転させた排ガスExは、タービンハウジング4の排ガス出口5から排出される。
圧縮機1Cは、圧縮機ハウジング9の内部に圧縮機羽根車10が配置されて構成される。圧縮機ハウジング9は、内部に空気通路13が形成されている。空気通路13は、圧縮機羽根車10の周囲に形成される渦巻き状の通路であり、圧縮機羽根車10の径方向外側に吐出され、ディフューザ12を通過した空気aを、空気出口13eから内燃機関の燃焼室へ送り込む。
圧縮機1Cにおいては、タービン羽根車3が排ガスExによって回転することにより、圧縮機羽根車10が回転する。圧縮機羽根車10の回転運動により、圧縮機羽根車10の中心部から空気aが吸い込まれて、圧縮機羽根車10の径方向外側へ吐出される。この過程で、空気aは圧力と運動エネルギとが増加する。圧縮機羽根車10から吐出された空気aは、ディフューザ12で運動エネルギが圧力に変換されてさらに圧力を高めて空気通路13へ流入する。
タービンハウジング4と圧縮機ハウジング9とは、センターハウジング6によって連結される。これによって、タービン1Tと圧縮機1Cとが連結され、過給機1として一体化される。また、センターハウジング6は、タービン羽根車3と圧縮機羽根車10とを連結する過給機回転軸7を、軸受8を介して回転可能に支持する。
本実施形態に係る過給機1のタービンハウジング4は、例えば、鋳鋼や鋳鉄等の鋳造用金属を用いて、鋳造によって製造される。すなわち、タービンハウジング4は鋳物で構成される。また、センターハウジング6や圧縮機ハウジング9も、鋳造用金属を用いて鋳造によって製造される。
タービンハウジング4は、高温の排ガスExにさらされるため、耐熱性に優れる鋳鋼や鋳鉄を用いるが、圧縮機ハウジング9やセンターハウジング6は、直接排ガスExにさらされることはないので、タービンハウジング4ほどの耐熱性は要求されない。このため、圧縮機ハウジング9やセンターハウジング6は、アルミニウム合金等で製造することもできる。なお、タービンハウジング4も、冷却を工夫することによりアルミニウム合金で構成してもよい。
リーン燃焼、すなわち、理論空燃比に対して酸素過多の状態で内燃機関を運転すると、燃料の消費量を抑制することができる。しかし、リーン燃焼で内燃機関を運転すると、燃料冷却の割合が少なくなるので、排ガスExの温度が高くなる。したがって、リーン燃焼により燃料消費の抑制を図る場合、過給機1には通常よりも高温の排ガスExが供給されることになる。本実施形態では、タービンハウジング4を冷却媒体Wにより積極的に冷却することにより、より高温の排ガスExにも耐えられるようにする。これによって、リーン燃焼で内燃機関を運転可能な範囲、及びリーンの程度を大きくすることができる。
本実施形態に係る過給機では、タービンハウジング4の外側を外殻20で覆い、外殻20とタービンハウジング4との間に冷却媒体通路21を形成する。そして、冷却媒体通路21へ冷却媒体Wを流すことにより、タービンハウジング4を冷却する。冷却媒体Wは、例えば、内燃機関の冷却に用いる冷却水を用いることができる。冷却媒体Wは、冷却媒体導入手段22から冷却媒体通路21へ導入されて、冷却媒体通路21を流れる過程でタービンハウジング4を冷却する。タービンハウジング4を冷却した冷却媒体Wは、冷却媒体排出手段23から冷却媒体通路21の外部へ排出される。
図2に示すように、冷却媒体導入手段22は、外殻20の鉛直方向(重力の作用方向、図2中の矢印Gで示す方向)上方に設けられる。また、冷却媒体排出手段23は、外殻20の鉛直方向下方に設けられる。これによって、過給機1の冷却媒体通路21の鉛直方向上方から下方に向かって冷却媒体Wが流れる。重力を利用して、冷却媒体Wを効率よく、かつタービンハウジング4の全体にわたって流すことができるので、タービンハウジング4を効果的に冷却することができる。なお、冷却媒体Wの供給方法は、本実施形態の例に限定されるものではなく、過給機1の仕様や車両の冷却系のレイアウト等を考慮して、適切な供給方法を用いる。
本実施形態において、外殻20は、排ガス出口5側の外殻(排ガス出口側外殻)20Aと、圧縮機1C側の外殻(圧縮機側外殻)20Bとに分割されて構成されている。排ガス出口側外殻20A及び圧縮機側外殻20Bは、タービンハウジング4の内燃機関側取付フランジ14及び排ガス出口側取付フランジ15に、溶接等の接合手段によって固定される。また、排ガス出口側外殻20Aと圧縮機側外殻20Bとの合わせ部Mを溶接等の接合手段によって接合することにより、排ガス出口側外殻20Aと圧縮機側外殻20Bとを一体化して外殻20が構成される。
本実施形態において、外殻20は、タービンハウジング4の外周部に設けられる突起部4Tに取り付けられる。このようにすることで、外殻20を確実にタービンハウジング4へ取り付けることができるので好ましい。なお、突起部4Tを用いないでも外殻20をタービンハウジング4へ確実に取り付けることができれば、突起部4Tは必ずしも設ける必要はない。また、本実施形態においては、外殻20を排ガス出口側外殻20Aと圧縮機側外殻20Bとに分割しているが、分割の態様はこれに限定されるものではない。
外殻20は、タービンハウジング4の内部へ排ガスExを導入する排ガス導入部、すなわち、排ガス入口2Iが設けられる内燃機関側取付フランジ14と、タービンハウジング4の内部から排ガスExを排出する排ガス排出部、すなわち、排ガス出口5が設けられる排ガス出口側取付フランジ15と、圧縮機1C側におけるタービンハウジング4の連結部Cとに接合される。これによって、外殻20によってタービンハウジング4全体を覆うことができるので、タービンハウジング4の全体にわたって冷却媒体通路21を形成して、タービンハウジング4の冷却が不均一になることを抑制できる。なお、圧縮機1C側におけるタービンハウジング4の連結部Cは、センターハウジング6に接続される。
本実施形態において、外殻20は、金属板に対してプレス、切削、接合等の加工をすることにより構成される。これによって、外殻20を軽量に構成し、冷却媒体通路21を過給機1へ設けた場合であっても、過給機1の質量増加を抑制できる。また、例えば、金属板のプレス加工によって外殻20を製造することができるので、簡単に外殻20を構成することができる。また、外殻20は、タービンハウジング4とは異なる材料で構成される。本実施形態のタービンハウジング4は鋳鋼や鋳鉄で構成されるが、外殻20は、炭素鋼やステンレス鋼、あるいはアルミニウム合金等で構成される。外殻20をタービンハウジング4とは異なる材料で構成する場合、例えば、外殻20をアルミニウム合金のような軽合金で構成すれば、過給機1のさらなる軽量化を図ることができるので、好ましい。
タービンハウジング4は、内部に形成される排ガス通路2を排ガスExが流れるため、高温にさらされる。一方、外殻20は、内部の冷却媒体通路21を冷却媒体Wが流れるため、タービンハウジング4よりも低温になる。このため、タービンハウジング4と外殻20との間に発生する温度差に起因して、タービンハウジング4と外殻20の熱膨張との間には熱膨張差が発生する。すなわち、タービンハウジング4の熱膨張の方が、外殻20の熱膨張よりも大きくなる。これによって、過給機1の運転中においては、外殻20に引張応力が発生して、外殻20とタービンハウジング4との接合部Bの耐久性低下を招くおそれがある。
そこで、本実施形態では、図1、図2に示すように、外殻20の少なくとも一部に熱膨張差吸収部Vを設ける。本実施形態では、外殻20の少なくとも一部を蛇腹状に形成して、熱膨張差吸収部Vとする。これによって、過給機1の運転中においてタービンハウジング4と外殻20との間に熱膨張差が発生しても、熱膨張差吸収部Vが伸びることにより前記熱膨張差が吸収される。その結果、前記熱膨張差に起因して外殻20に発生する引張応力が緩和されるので、外殻20とタービンハウジング4との接合部Bに無理な力が作用することを回避して、外殻20とタービンハウジング4との接合部Bの耐久性低下を抑制できる。また、熱膨張差吸収部Vを蛇腹状にすれば、金属板のプレス等により簡易に熱膨張差吸収部Vを構成できるので好ましい。
タービンハウジング4の内燃機関側取付フランジ14に近い部分は、図2に示す内燃機関100から排出される高温の排ガスExが最初に導入される部分なので最も高温になり、タービンハウジング4の熱膨張も大きくなる。このため、タービンハウジング4と外殻20の熱膨張との間には大きな熱膨張差が発生するので、熱膨張差吸収部Vは、少なくともタービンハウジング4の内燃機関側取付フランジ14に近い部分、すなわち、タービンハウジング4へ排ガスExを導入する部分の近傍に設けることが好ましい。また、図1に示すように、排ガス出口側取付フランジ15に近い部分、すなわち、タービンハウジング4から排ガスExが排出される部分の近傍にも熱膨張差吸収部Vを設けてもよい。このようにすれば、外殻20とタービンハウジング4との接合部Bの耐久性低下を、さらに効果的に抑制できる。
ここで、外殻20の内面には冷却媒体Wが接触しているため、外殻20の外気側における表面から、冷却媒体Wの熱が放出される。例えば、蛇腹状の熱膨張差吸収部Vを設けると、外殻20の表面積を大きくすることができる。これによって、外気と外殻20との接触面積を大きくすることができる。これによって、外殻20の伝熱面積を大きくできるので、冷却媒体Wの熱を効率的に外気へ放出することができる。
耐熱性に優れるオーステナイト系鋳鋼は、NiやCoの含有量が大きいため、製造コストを上昇させる。本実施形態に係る過給機1は、外殻20でタービンハウジング4を覆うことにより、外殻20とタービンハウジング4との間に冷却媒体通路21を形成する。このため、鋳造によりタービンハウジング内に冷却媒体通路を形成する場合と比較して、オーステナイト系鋳鋼の使用量を低減できる。これによって、過給機1の製造コストを低減することができる。
また、オーステナイト系鋳鋼は粘性が高いので、鋳造時における湯流れ性が悪く、タービンハウジングの肉厚をある程度確保する必要がある。その結果、オーステナイト系鋳鋼の使用量が増加し、過給機1の製造コストが上昇するが、本実施形態に係る過給機1は、上述したようにオーステナイト系鋳鋼の使用量を低減できるので、過給機1の製造コストを低減することができる。
さらに、オーステナイト系鋳鋼は粘性が高いので、鋳造時における湯流れ性を確保するため、タービンハウジング内に形成する冷却媒体流路の形状が制約を受ける。その結果、タービンハウジングの肉厚が大きくなって質量増加やコスト増加を招いたり、冷却性能が制限されたりする。本実施形態に係る過給機1は、外殻20でタービンハウジング4を覆うことにより、外殻20とタービンハウジング4との間に冷却媒体通路21を形成する。このため、外殻20の形状を変更して冷却媒体通路21の形状を変更したり、また、タービンハウジング4の表面を加工して冷却媒体通路21の形状を変更したりすることができる。このように、本実施形態に係る過給機1は、冷却媒体通路21の設計の自由度が高いので、タービンハウジング4の冷却性能を確保しつつ、軽量化を図ることができる。
(第1変形例)
本実施形態の第1変形例に係る過給機は、上述した過給機とほぼ同様の構成であるが、タービンハウジングの外側に伝熱促進部を設け、この伝熱促進部を冷却媒体通路内に突出させて、タービンハウジングから冷却媒体への伝熱を促進する点が異なる。他の構成は、上述した過給機1(図1参照)と同様である。
図3は、本実施形態の第1変形例に係る過給機の構成を示す断面図である。図3に示す過給機1aを構成するタービンハウジング4aの外側には、伝熱促進部24が設けられている。伝熱促進部24は、例えば、タービンハウジング4aの表面から冷却媒体通路21に向かって突出する突起部で構成することができる。本変形例に係る過給機1aは、タービンハウジング4aの外側を外殻20で覆うことにより、外殻20とタービンハウジング4aとの間に冷却媒体通路21を形成する。このため、タービンハウジング4aの表面に伝熱促進部24を形成した後に外殻20でタービンハウジング4aを覆えばよいので、冷却媒体通路21内に複雑な形状の構造物を形成することは比較的容易である。
例えば、タービンハウジング4aを鋳造する際に、表面に伝熱促進部24を形成したり、タービンハウジング4aの表面を切削加工することにより伝熱促進部24を形成したりして、その後に外殻20を取り付ければよい。このように、本変形例に係るタービンハウジング4aは、冷却媒体通路21の設計の自由度が高い。このため、本変形例に係る過給機1aでは、鋳造でタービンハウジング4a内に冷却媒体通路を形成するものと比較して、容易に伝熱促進部24を形成することができる。その結果、より高い伝熱性能を発揮できるので、より高温の排ガスExの供給にも耐え得る過給機を構成することができる。
上述したように、本変形例に係るタービンハウジング4aは、冷却媒体通路21の設計の自由度が高いので、冷却媒体通路21内に、例えば冷却媒体の淀み点やヒートスポット等が発生した場合には、淀み点やヒートスポット等が発生しないような通路形状にすることも比較的容易である。また、冷却を促進したい部分に伝熱促進部24を設けることにより、例えば、特に冷却を促進したい部分を積極的に冷却することも比較的容易である。
さらに、外殻20は、板状の金属で構成されるため、鋳造でタービンハウジング内に冷却媒体通路を形成するものと比較して、外殻20の厚さを小さくできる。これによって、冷却媒体Wの熱を、外殻20を介して大気中へ効率よく放出することができるので、鋳造でタービンハウジング内に冷却媒体通路を形成するものと比較して、より効率的にタービンハウジング4aを冷却することができる。
(第2変形例)
本実施形態の第2変形例に係る過給機は、上述した過給機とほぼ同様の構成であるが、シリンダヘッドを流れる冷却媒体を、外殻とタービンハウジングとの間に形成される冷却媒体通路へ直接導入する点が異なる。他の構成は、上述した過給機1と同様である。
図4は、本実施形態の第2変形例に係る過給機の構成を示す断面図である。図5は、本実施形態の第2変形例に係る過給機へ排ガスを導入する部分の構成を示す斜視図である。本変形例に係る過給機1bは、特に、エキゾーストマニホールド103がシリンダヘッド100H内に形成された内燃機関100に対して有効である。過給機1bは、タービン1Tのタービンハウジング4bに設けられる内燃機関側取付フランジ14を介して、タービンハウジング4bの取付対象である内燃機関100のシリンダヘッド100Hへ取り付けられる。この内燃機関100は、シリンダヘッド100Hの内部にエキゾーストマニホールド103が形成されており、エキゾーストマニホールド103の集合部と、タービンハウジング4bに設けられる排ガス通路2とが接続される。また、エキゾーストマニホールド103は、シリンダ102に接続されており、シリンダ102の内部で燃焼した混合気が、エキゾーストマニホールド103へ排出される。
シリンダヘッド100Hには、エキゾーストマニホールド103の周囲にシリンダヘッド冷却媒体通路104が設けられている。シリンダヘッド冷却媒体通路104へ冷却媒体(本実施形態では冷却水)Wを流すことにより、高温にさらされるエキゾーストマニホールド103を冷却する。
図5に示すように、本実施形態に係る過給機1bのタービンハウジング4bが備える内燃機関側取付フランジ14bには、外殻20とタービンハウジング4bとの間に形成される冷却媒体通路21へ冷却媒体Wを導入するための冷却媒体導入口25が設けられている。冷却媒体導入口25は、シリンダヘッド冷却媒体通路104内の冷却媒体Wを取り出すための冷却媒体取り出し口105と接続されて、シリンダヘッド冷却媒体通路104から冷却媒体通路21へ冷却媒体Wを導入する。冷却媒体通路21を流れた冷却媒体Wは、タービンハウジング4bを冷却した後、冷却媒体排出手段23から冷却媒体通路21の外部へ排出される。
本変形例に係る過給機1bは、内燃機関100のシリンダヘッド100Hへ直接取り付けられる。そして、シリンダヘッド100H内のシリンダヘッド冷却媒体通路104から過給機1bの冷却媒体通路21へ直接冷却媒体Wを導く。これにより、冷却媒体Wを過給機1bの冷却媒体通路21へ導くための配管が不要になるので、コンパクトに構成することができる。
以上、本実施形態では、タービンハウジングの外側に、タービンハウジングとは異なる部材で構成される外殻を配置して、外殻とタービンハウジングとの間に冷却媒体通路を形成し、この冷却媒体通路に冷却媒体を流すことにより、タービンハウジングを冷却する。これによって、外殻を、例えば金属板を加工して構成することができるので、過給機を冷却する場合において、過給機の質量増加を抑制することができる。
以上のように、この発明に係る過給機は、内燃機関が排出する排ガスによって前記内燃機関を過給する過給機に有用であり、特に、過給機を冷却する場合に適している。
本実施形態に係る過給機の構成を示す断面図である。 本実施形態に係る過給機を排ガス排出口側から見た状態を示す正面図である。 本実施形態の第1変形例に係る過給機の構成を示す断面図である。 本実施形態の第2変形例に係る過給機の構成を示す断面図である。 本実施形態の第2変形例に係る過給機へ排ガスを導入する部分の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1、1a、1b 過給機
1C 圧縮機
1T タービン
2 排ガス通路
2I 排ガス入口
3 タービン羽根車
4、4a、4b タービンハウジング
4T 突起部
5 排ガス出口
6 センターハウジング
7 過給機回転軸
8 軸受
9 圧縮機ハウジング
10 圧縮機羽根車
14 内燃機関側取付フランジ
15 排ガス出口側取付フランジ
20 外殻
20A 排ガス出口側外殻
20B 圧縮機側外殻
21 冷却媒体通路
22 冷却媒体導入手段
23 冷却媒体排出手段
24 伝熱促進部
25 冷却媒体導入口
100 内燃機関
100H シリンダヘッド
103 エキゾーストマニホールド
104 シリンダヘッド冷却媒体通路
105 冷却媒体取り出し口
V 熱膨張差吸収部

Claims (9)

  1. 内燃機関が排出した排ガスで駆動されて、圧縮機に備えられる圧縮機羽根車を駆動するタービン羽根車を内部に格納するタービンハウジングと、
    前記タービンハウジングの外側に配置されて前記タービンハウジングを覆うとともに、前記タービンハウジングとは異なる部材で構成される外殻と、
    前記外殻と前記タービンハウジングとの間に形成されて、冷却媒体が流れる冷却媒体通路と、
    を含むことを特徴とする過給機。
  2. 前記外殻は、前記タービンハウジングの内部へ排ガスを導入する排ガス導入部と、前記タービンハウジングの内部から排ガスを排出する排ガス排出部と、前記圧縮機側における前記タービンハウジングの連結部とに接合されることを特徴とする請求項1に記載の過給機。
  3. 前記タービンハウジングは鋳物で構成され、前記外殻は金属板を加工して構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の過給機。
  4. 前記外殻は、前記タービンハウジングとは異なる材料で構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の過給機。
  5. 前記外殻の少なくとも一部には、前記タービンハウジングと前記外殻との間の熱膨張差を吸収するための熱膨張差吸収部が形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の過給機。
  6. 前記熱膨張差吸収部は、前記外殻を蛇腹状に形成して構成されることを特徴とする請求項5に記載の過給機。
  7. 前記タービンハウジングの内部へ排ガスを導入する排ガス導入部に設けられ、取付対象に前記タービンハウジングを取り付けるためのフランジに、前記冷却媒体通路へ冷却媒体を導入するための冷却媒体導入口が設けられることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の過給機。
  8. 前記タービンハウジングの取付対象は、前記内燃機関のシリンダヘッドであり、
    前記冷却媒体導入口は、前記シリンダヘッドに設けられるシリンダヘッド冷却媒体通路に設けた冷却媒体取り出し口と接続されることを特徴とする請求項7に記載の過給機。
  9. 前記タービンハウジングの表面には、前記タービンハウジングから前記冷却媒体への伝熱を促進する伝熱促進部が設けられることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の過給機。
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