JP2008263480A - 電子番組表表示装置及び電子番組表作成方法 - Google Patents

電子番組表表示装置及び電子番組表作成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008263480A
JP2008263480A JP2007105588A JP2007105588A JP2008263480A JP 2008263480 A JP2008263480 A JP 2008263480A JP 2007105588 A JP2007105588 A JP 2007105588A JP 2007105588 A JP2007105588 A JP 2007105588A JP 2008263480 A JP2008263480 A JP 2008263480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic program
program guide
electronic
detailed
broadcast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007105588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008263480A5 (ja
Inventor
Kazuya Takagi
和也 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2007105588A priority Critical patent/JP2008263480A/ja
Publication of JP2008263480A publication Critical patent/JP2008263480A/ja
Publication of JP2008263480A5 publication Critical patent/JP2008263480A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】視聴者の電子番組表における番組検索操作や電子番組表で表示する領域の変更操作の簡便化を図った電子番組表表示装置及び電子番組表作成方法を得る。
【解決手段】電子番組表状態管理部40は、詳細電子番組表の表示領域等の管理用の範囲・領域等管理情報とマイコンからの電子番組制御信号SC2とに基づき、基準位置と詳細電子番組表の表示領域を計算して表示制御信号SC3を出力する。詳細電子番組表作成部42は、表示制御信号SC3に基づき、詳細電子番組表及び詳細電子番組表上における基準位置を示すカーソルを作成する。全体電子番組表作成部41は表示制御信号SC3に基づき、詳細電子番組表の表示領域を認識し、全体電子番組表と共に、詳細電子番組表の位置及び領域(時間帯幅及び放送局幅)を示す(詳細電子番組表用)カーソルを全体電子番組表上に作成する。
【選択図】図2

Description

この発明は、テレビ放送における電子番組表を表示するための、電子番組表表示装置及び電子番組表作成方法に関するものである。
現在、テレビ番組の放送予定は、新聞や雑誌だけでなく、EPG(Electrical Program Guide:電子番組ガイド)によっても、視聴者は知ることができる。このEPGは、映像信号や音声信号とともにテレビ放送局などから送信され、現在の新聞や雑誌等に記載されているようなテレビ番組の放送予定のデータである。すなわち、EPGは、番組の放送予定日、時間帯、チャンネル、番組名、出演者などが番組毎に記載されたデータを意味する。
EPGは、縦軸及び横軸にそれぞれ放送局及び時間帯を割り当てた2次元の電子番組表として、テレビやパソコンのディスプレイに表示されることにより利用されるのが一般的であった。そして、視聴者は、テレビに電子番組表が表示されている場合にはリモコンを用い、パソコンのディスプレイに電子番組表が表示されている場合にはマウスを用いることで、表示画面をスクロールする等の操作を行うことができる。従来の電子番組表では、所定の放送局・時間帯を基準とした一部分を表示し、視聴者が表示画面をスクロールさせることにより、表示されていない放送局や時間帯の電子番組表を表示させている。
例えば、テレビやパソコンのディスプレイ上には横軸には5つ程度の放送局と縦軸には3時間程度の時間帯からなる範囲を表示している。
しかし、上述の従来の電子番組表の表示例では、一度に表示することのできる放送局・時間帯の範囲が限られてしまうという問題がある。例えば、番組情報として放送局はCH1からCH10まで、放送時間帯は当日17時から7日後の17時までの番組情報を獲得できているとしても、テレビやパソコンのディスプレイ上にはせいぜい5つの放送局と5時間の範囲の限られた範囲の番組情報しか表示することができない。このような環境下で、視聴者が表示されていない時間帯の電子番組表を参照したい場合には、視聴者は画面をスクロールさせて目的の放送局・時間帯を見つけ出さなくてはならない。
しかし、視聴者は電子番組表の全体を俯瞰することができないため、目的の放送局及び時間帯を表示するためにはどの方向に電子番組表をスクロールさせたらよいかがわからなくなり、操作性が悪いという問題がある。また、電子番組表の全体を俯瞰することができないために、複数の番組情報を検索する際に過去に検索した番組と現在検索している番組、及び次に検索したい番組の位置関係を把握することが困難であり、複数の番組を検索する際に検索する順番が悪いといった作業効率の低下を招いてしまう問題もあった。さらに、現在表示中の放送局や時間帯から、大きく離れている放送局や時間帯の番組情報を調べるためには、相当数の画面スクロール操作が必要となるため、目的の放送局や時間帯の電子番組表を表示させるために多くの時間がかかってしまうという問題もある。
このような問題を解決するために、所定の時刻に近い番組の情報を得たい場合は詳細な電子番組表を表示し、大きく離れた時間帯の番組の情報を得たい場合は電子番組表全体を表示するといったように、一度に表示できる時間幅や放送局数を変更可能にした技術が開示されている。例えば、特許文献1で開示された電子番組表表示装置は、詳細な電子番組表を見たいときには電子番組表の一部分を、電子番組表全体を見たいときには電子番組表の全体を表示するという切換機能を有している。したがって、上記電子番組表表示装置では、視聴者からの操作命令によってこれらの表示の切換を可能にし、視聴者の作業効率が高くなる表示画面を視聴者自身に選択させることにより、番組の検索および選択操作を簡素化することができる。
特開平11−215444号公報(図5)
特許文献1で開示された電子番組表表示装置は上記のとおり、視聴者が必要とするときに電子番組表の時間幅及び放送局幅を切り替えることができるため、操作目的に合わせて詳細画面と全体画面を切り替えることが可能であり、操作の簡素化及び所要時間の短縮化が図れるものである。
しかし、例えば、週末の夜に放送される番組を検索する際には全体画面を表示して、現在視聴中の番組の次の番組の内容を確認する際には詳細画面を表示するといった切り替えを、視聴者がそのつど行わなくてはならない。
このため、日付が異なる複数の番組を検索する場合、2つの画面(全体画面,詳細画面)の切換を随時行う必要があるため、操作性が悪くなるという問題点があった。例えば、土曜日の夜と日曜日の夜に放送される番組を視聴者が順次検索する場合を想定する。この場合、土曜日の夜に放送される番組を検索するためにまず全体画面に切り換えて土曜日の夜を選択して、土曜日の夜の番組情報を参照するために詳細画面に切り換えて、さらに日曜日の夜に放送される番組を検索するためには全体画面に切り換えて、日曜日の夜の番組情報を参照するために詳細画面に切り換える必要があった。
上記のように複数の放送局及び時間帯にわたる番組情報の検索および参照を行うためには、全体画面と詳細画面の切り換えを頻繁に行う必要がある。また、検索したい時間帯及び放送局が具体的に定まっていない場合には、このような切り換えをさらに頻繁に行う必要があり、番組の検索及び参照のために視聴者が行う操作がとても煩雑になるといった問題点があった。
この発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、視聴者の電子番組表における番組検索操作や電子番組表で表示する領域の変更操作の簡便化を図った電子番組表表示装置及び電子番組表作成方法を得るすることを目的とする。
この発明に係る請求項1記載の電子番組表表示装置は、テレビ放送の放送波を受信する受信部と、前記受信部が受信した放送波から、放送番組に関する番組情報を取得する番組情報取得部と、前記番組情報取得部によって取得された前記番組情報の中から、放送局及び時間帯で規定される所定の範囲で電子番組表を作成する電子番組表作成部と、前記放送波より得られる放送映像に前記電子番組表を合成する表示画像合成部とを備え、前記電子番組表作成部は、前記放送局及び前記時間帯で規定される第1の範囲で第1の電子番組表を作成する第1の電子番組表作成部と、前記放送局及び前記時間帯で規定され、前記第1の範囲の一部である第2の範囲で第2の電子番組表を作成する第2の電子番組表作成部と、前記第1及び第2の電子番組表を合成して合成電子番組表を得る電子番組表合成部とを含み、前記所定の範囲は前記第1及び第2の範囲を含み、前記電子番組表は前記合成電子番組表を含み、第1の電子番組表作成部は、前記第1の電子番組表内における前記第2の電子番組表の位置が視認可能な第2の電子番組表指示用カーソルを前記第1の電子番組表上に作成している。
この発明に係る請求項7記載の電子番組表作成方法は、テレビ放送の放送波から放送番組に関する番組情報を取得した後、該番組情報の中から放送局及び時間帯で規定される所定の範囲の電子番組表を作成する電子番組表作成方法であって、前記電子番組表は前記放送波より得られる放送映像に合成して表示され、(a) 前記放送局及び前記時間帯で規定される第1の範囲で第1の電子番組表を作成するステップと、(b) 前記放送局及び前記時間帯で規定され、前記第1の範囲の一部である第2の範囲で第2の電子番組表を作成するステップと、(c) 前記第1及び第2の電子番組表を合成して合成電子番組表を得るステップとを含み、前記所定の範囲は前記第1及び第2の範囲を含み、前記電子番組表は前記合成電子番組表を含み、前記ステップ(a) は、前記第1の電子番組表内における前記第2の電子番組表の位置が視認可能な第2の電子番組表指示用カーソルを前記第1の電子番組表上に作成するステップを含んでいる。
この発明に係る請求項1記載の電子番組表表示装置において、第1の電子番組表作成部は第1の電子番組表内における第2の電子番組表の位置が視認可能な第2の電子番組表指示用カーソルを第1の電子番組表上に作成している。
このため、視聴者は第1の電子番組表上の第2の電子番組表指示用カーソルを参照することにより、第1の電子番組表内における第2の電子番組表の表示領域の位置を明確に認識することができるため、表示されていない放送局や時間帯の番組を第2の電子番組表に表示するには、どの方向にどの程度第1の電子番組表上を移動させれば良いかに関し、簡易かつ正確に認識することができる。
その結果、視聴者は上記電子番組表表示装置を利用することにより、視聴者の電子番組表(第1及び第2の電子番組表)における番組検索操作や電子番組表で表示する領域の変更操作を簡便化することができ、電子番組表を用いた番組検索の所要時間を従来に比べ大幅に削減することができる効果を奏する。
この発明に係る請求項7記載の電子番組表作成方法において、ステップ(a) は、第1の電子番組表内における第2の電子番組表の位置が視認可能な第2の電子番組表指示用カーソルを第1の電子番組表上に作成している。
したがって、視聴者は第1の電子番組表上の第2の電子番組表指示用カーソルを参照することにより、第1の電子番組表内における第2の電子番組表上の表示位置を明確に認識することができるため、表示されていない放送局や時間帯の番組を第2の電子番組表に表示するにはどの方向にどの程度、第1の電子番組表上を移動させれば良いかに関し、簡易かつ正確に認識することができる。
その結果、視聴者は上記電子番組表作成方法を用いることにより、視聴者の電子番組表(第1及び第2の電子番組表)における番組検索操作や電子番組表で表示する領域の変更操作を簡便化することができ、電子番組表を用いた番組検索の所要時間を従来に比べ大幅に削減することができる効果を奏する。
以下、この発明の実施の形態による電子番組表表示装置が組み込まれたテレビジョン放送受信装置であって、例えば液晶ディスプレイのような表示パネル等に接続することでテレビ番組の映像と電子番組表とを見ることが可能なテレビジョン放送受信装置を例に説明する。さらに、テレビジョン放送は地上放送や衛星放送であって、デジタル放送である場合を例に説明する。
<実施の形態1>
図1はこの発明の実施の形態1である電子番組表表示装置を組み込んだテレビジョン放送受信機の全体構成を示すブロック図である。
同図に示すように、実施の形態1のテレビジョン放送受信機は、地上/BS/CSデジタル放送の放送波を受信部であるアンテナ21で受信し、受信した放送波をデジタル放送受信機20でデコードして表示パネル32に映像を表示している。また、デジタル放送受信機20はリモコン33によってユーザからの操作命令を受け付けることができる。以下、デジタル放送受信機20の内部構成について説明する。
デジタル放送受信機20は電子番組表表示部15、デコーダ23及び表示画像合成部29より構成される。電子番組表表示部15は、チューナ22、番組情報抽出部25、番組情報管理部26、番組情報DB(データベース)27、電子番組表作成部28、リモコン受光部30及びマイコン31から構成される。
デジタル放送受信機20はアンテナ21から受信した放送波をチューナ22でテレビ映像信号SV及びEPG情報信号SEとして受信する。そして、チューナ22はテレビ映像信号SVをデコーダ23にEPG情報信号SEを番組情報抽出部25に出力する。
その後、デコーダ23によってテレビ映像信号SVはデコードされ、テレビ番組の映像が得られる。得られた映像は表示映像作成部24によって適切なサイズや位置に変換され、実際に画面に表示される映像(以下、「放送映像(V24)」と記述する)が作成される。この放送映像V24の適切なサイズや位置といった情報は、デジタル放送受信機20の内部状態を管理している制御部であるマイコン(マイクロコンピュータ)31から放送映像制御信号SC1として送信される。
番組情報抽出部25はチューナ22が受信したEPG情報信号SEから放送局、放送日時、番組名、番組内容及びジャンルといったテレビ番組情報PIを抽出し、番組情報抽出部25から得られたテレビ番組情報PIは番組情報管理部26によって番組情報DB27で管理される。したがって、チューナ22、番組情報抽出部25、番組情報管理部26及び番組情報DB27は、アンテナ21が受信した放送波から、放送番組に関する番組情報を取得する番組情報取得部して機能する。
電子番組表作成部28は、番組情報管理部26を通して番組情報DB27から放送局、放送日時、番組名といった電子番組表作成に必要な情報を読み込むことで、表示する電子番組表(合成電子番組表)を作成する。より具体的には、電子番組表作成部28は作成した電子番組表を映像として規定する電子番組表映像V28を生成する。
また、リモコン受光部30はリモコン33によって得られる視聴者からの操作命令を受信し、その内容をマイコン31に伝達する。マイコン31はデジタル放送受信機11の内部の状態を管理しており、デジタル放送受信機11の内部状態とリモコン受光部30から得られる視聴者の放送映像操作命令に基づき、表示映像作成部24に放送映像の作成の有無及び放送映像の属性(サイズや位置など)を示す放送映像操作信号を放送映像制御信号SC1として送信している。
また、マイコン31はデジタル放送受信機11の内部状態とリモコン33から得られた電子番組表操作命令を用いて、電子番組表作成部28に電子番組表の表示/非表示を切り換え、電子番組表(詳細電子番組表,全体電子番組表)上のカーソルの移動、詳細電子番組表のスクロール及び詳細電子番組表上の番組の選択といった電子番組操作信号である電子番組制御信号SC2を送信している。
表示映像作成部24はマイコン31から受け取った放送映像制御信号SC1が指示する放送映像操作内容に応じた放送映像を作成し、電子番組表作成部28は電子番組制御信号SC2が指示する電子番組表操作内容に応じた電子番組表を作成する。表示画像合成部29は表示映像作成部24から得られる放送映像V24と電子番組表作成部28から得られる電子番組表映像V28を重畳し、その重畳された画像が表示パネル32に表示される。
図2は、図1で示した電子番組表作成部28の内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、電子番組表作成部28は電子番組表状態管理部40、全体電子番組表作成部41(第1の電子番組表作成部)、詳細電子番組表作成部42(第2の電子番組表作成部)及び電子番組表合成部43から構成される。
電子番組表状態管理部40は、詳細番組表が一度に表示する放送局数及び放送時間幅(以下、「範囲」と呼ぶ)、現在詳細電子番組表が表示している時間帯及び放送局(以下、「領域」と呼ぶ)、カーソルが選択している基準位置等の情報を管理している。以下、これらの情報を「範囲・領域等管理情報」と略記する場合がある。
電子番組表状態管理部40は、上記範囲・領域等管理情報と電子番組表作成部28がマイコン31から受け取った電子番組制御信号SC2とに基づき、カーソルが選択すべき番組の基準位置と詳細電子番組表の表示領域を計算する。そして、電子番組表状態管理部40は上記計算結果を表示制御信号SC3として詳細電子番組表作成部42及び電子番組表合成部43に出力する。
詳細電子番組表作成部42は、電子番組表状態管理部40から表示制御信号SC3を受信する。詳細電子番組表作成部42は受信した表示制御信号SC3に基づき、表示すべき領域内のすべての番組情報を番組情報管理部26を通じて番組情報DB27から取得する。
そして、詳細電子番組表作成部42は表示制御信号SC3に基づき、所定数の放送局及び所定時間で時間帯で規定される領域の番組を詳細電子番組表として規定する詳細電子番組表映像V42)を作成する。例えば、縦軸が時刻(時間帯)で横軸が放送局である2次元の表に番組名や番組情報を表示するための2次元の詳細電子番組表を作成する。なお、以下では、説明の都合上、詳細電子番組表映像V42を生成することを単に「詳細電子番組表を作成する」と記載する場合がある。
さらに、詳細電子番組表作成部42は、電子番組表状態管理部40からの表示制御信号SC3に基づき最新の基準位置に該当する番組が配置されているセルについて、例えば色を他と異なる色に設定した表を示す詳細電子番組表を作成する。
なお、横軸の放送局や縦軸の時間帯表示部分の色も他の放送局や時間帯と異なる色に設定しても良い。また、セルの色を設定するのではなく矩形のような図形で詳細電子番組表の該当のセルを囲むようにしても良い。
一方、全体電子番組表作成部41は番組情報管理部26を通じて番組情報DB27から全日程全放送局の情報を取得し、例えば縦軸が時刻(時間軸)で横軸が放送局(放送局軸)である2次元の表に配置していく。その際、全体電子番組表に表示すべき番組の数は非常に多くなってしまうため、限られた情報、例えば番組名のみを全体電子番組表に配置するようにする。また、ジャンルのみを表示するようにしても良い。
このように、全体電子番組表は放送局及び時間帯で規定される全日全放送局範囲(第1の範囲)の第1の電子番組表となる。一方、詳細電子番組表は、所定数及び所定時間の放送局及び時間帯で規定され、上記全日全放送局範囲の一部の範囲(第2の範囲)の第2の電子番組表となる。
さらに、全体電子番組表作成部41は、電子番組表状態管理部40から受信した表示制御信号SC3に基づき、最新の詳細電子番組表の表示領域を認識し、全体電子番組表を作成するともに、全体電子番組表上における詳細電子番組表の位置及び領域(時間帯幅及び放送局幅)を示す(詳細電子番組表用)カーソルを作成する。なお、カーソルには単に位置を指し示す矢印のようなものでも良いし、領域の色を変化させたり網掛けといった視覚効果でも良く、矩形のような図形で該当領域を囲っても良い。このようにして、全体電子番組表作成部41は全体番組表を規定した全体電子番組表映像V41を生成する。なお、以下では、説明の都合上、全体電子番組表映像V41を生成することを単に「全体電子番組表を作成する」と記載する場合がある。
詳細電子番組表作成部42で作成された詳細電子番組表映像V42と、全体電子番組表作成部41で作成された全体電子番組表映像V41とは、電子番組表合成部43によって重畳される。そして、電子番組表合成部43の出力としてひとつの画面に2つの電子番組表が表示されている画面を規定した電子番組表映像V28が作成される。
図3は、実施の形態1の電子番組表表示装置内の電子番組表作成部28による電子番組表作成方法の処理手順を示すフローチャートである。以下、同図を参照して、電子番組表作成部28の処理手順を説明する。なお、説明の都合上、詳細電子番組表が一度に表示する放送局数が5つで、時間幅が5時間である場合において、現在時刻19時にCH5を視聴中であるという想定で具体的に説明する。
同処理は、視聴者がリモコン33を用いて電子番組表表示命令を送信した場合、マイコン31が電子番組表表示命令を受信し、電子番組表作成部28に電子番組表作成を指示する電子番組制御信号SC2が送信される処理により開始される(スタート)。
まず、ステップS1において、現在、電子番組表が表示されていない通常視聴状態であるか否かがチェックされる。通常視聴状態(Yes)の場合、ステップS2〜S10の処理が行われ、電子番組表が既に表示されている非通常視聴状態(No)の場合、ステップS11〜S18及びステップS21及びS22の処理が行われる。
まず、通常視聴状態であった場合に実行されるステップS2〜S10の処理について説明する。最初に電子番組表作成部28内の電子番組表状態管理部40によってステップS2及びS3の処理が実行される。
ステップS2において、電子番組表状態管理部40がマイコン31からの表示制御信号SC3を受信し、現在視聴中の放送局と現在時刻、すなわち「CH5と19時」を詳細電子番組表の基準位置として設定する詳細番組表初期化処理を行う。
その後、ステップS3において、電子番組表状態管理部40はさらにステップS2で求めた基準位置と自身が管理している範囲・領域等管理情報より得られる詳細電子番組表の範囲に基づき、詳細電子番組表の表示領域を計算する。すなわち、電子番組表状態管理部40は、範囲・領域等管理情報より得られる「5つ(放送局数)で5時間(時間帯)」を用いて、詳細電子番組表の表示領域、すなわち「CH3からCH7まで、17時から22時」を求める。このようにして求められた詳細電子番組表の表示領域を規定した表示制御信号SC3が全体電子番組表作成部41及び詳細電子番組表作成部42に出力される。
次に、電子番組表作成部28内の詳細電子番組表作成部42によるステップS4〜S6の処理が実行される。
ステップS4において、詳細電子番組表作成部42は表示制御信号SC3の指示する領域内における番組情報を、番組情報管理部26から獲得する。
そして、ステップS5において、詳細電子番組表作成部42はステップS4で獲得した番組情報に基づき詳細電子番組表を作成する。
図4は番組情報管理部26が管理している番組情報例を示す説明図である。同図に示すように、番組情報50はn(>1)個の単位番組情報PG1〜PGnから構成され、各単位番組情報PGi(i=1〜nのいずれか)は番組名、放送局、放送時間、ジャンル、番組内容、出演者等の情報を含んでいる。
図5は詳細電子番組表作成部42が詳細電子番組表映像V42として作成する詳細電子番組表60の一例を示す説明図である。
番組情報管理部26が図4の番組情報50のように番組管理を行っている場合、詳細電子番組表作成部42は「CH3からCH7まで、17時から22時」の番組情報を取得し、図5に示す詳細電子番組表60を作成する。
さらに、ステップS6において、詳細電子番組表作成部42は、表示制御信号SC3に基づき、電子番組表状態管理部40が求めた基準位置、すなわち「CH5と19時」の番組を指し示す(基準位置表示)カーソル61を、図5に示すように、詳細電子番組表60上に作成する。このように、カーソル61は、基準位置が詳細電子番組表上に視認可能に表示された基準位置表示用カーソルとして機能する。このように、詳細電子番組表作成部42は基準位置を指示するカーソル61を詳細電子番組表60上に作成するという基準位置作成機能を有している。
続いて、電子番組表作成部28内の全体電子番組表作成部41によるステップS7〜S9の処理が実行される。
ステップS7において、全体電子番組表作成部41は番組情報管理部26が管理する全日程全放送局の範囲の情報を全体電子番組表の表示用の番組情報として獲得する。
そして、ステップS8において、全体電子番組表作成部41は、ステップS7で獲得した番組情報に基づき全体電子番組表を作成する。
その後、ステップS9において、全体電子番組表作成部41は、表示制御信号SC3に基づき、電子番組表状態管理部40が求めた詳細電子番組表の全体電子番組表上における位置及び領域を指し示すカーソルを表示する。
図6は全体電子番組表作成部41が全体電子番組表映像V41として作成する全体電子番組表70の一例を示す説明図である。図6では、番組情報管理部26は1日間12CHの番組情報を管理しているとする。
同図に示すように、全体電子番組表70として、12CH(CH1〜CH12)の一日分の番組表が作成される。その際、全体電子番組表70内における詳細電子番組表の位置及び領域(CH3〜CH7の17時〜21時)を示す(詳細電子番組表用)カーソル71が全体電子番組表70上に作成される。このように、カーソル71は全体電子番組表70内における詳細電子番組表60の位置及び領域を示す詳細電子番組表指示用カーソルとして機能する。
最後に、電子番組表合成部43によりステップS10の処理が実行される。すなわち、ステップS10において、電子番組表合成部43は、全体電子番組表映像V41と詳細電子番組表映像V42とを合成して電子番組表映像V28を得る。
図7は電子番組表合成部43によって得られる電子番組表映像V28で規定される合成電子番組表80の一例を示す説明図である。
同図に示すように、図6で示した詳細電子番組表60を規定する詳細電子番組表映像V42と、図7で示した全体電子番組表70を規定した全体電子番組表映像V41とを合成して得られる合成電子番組表80を規定した電子番組表映像V28を得ることができる。この合成電子番組表80が電子番組表作成部28が作成する電子番組表となる。
次に、既に電子番組表が表示されている非通常視聴状態時にリモコンからカーソル移動命令が送信される場合(ステップS1でNo)に実行されるステップS11〜S18及びステップS21,S22の処理について説明する。
以下では、詳細電子番組表の端にカーソルがある場合に表示領域の外側にカーソルを移動するときに詳細電子番組表がスクロールする例について説明する。
非通常視聴状態時に視聴者がリモコン33を用いてさらに電子番組表変更命令を送信した場合、マイコン31が電子番組表変更命令を受信し、電子番組表作成部28に詳細電子番組表60上におけるカーソル61の操作内容を指示する電子番組制御信号SC2が送信され、ステップS1でNoとなり、ステップS11に移行する。
まず、電子番組表作成部28内の電子番組表状態管理部40よって実行されるステップS11〜S13の処理について説明する。
ステップS11において、電子番組表状態管理部40がマイコン31から電子番組制御信号SC2を受信し、電子番組制御信号SC2に基づき現在選択中の放送局と時間帯から、詳細電子番組表の次の基準位置として設定する基準位置の変更処理を実行する。
その後、ステップS12において、電子番組表状態管理部40はステップS11で求めた基準位置と自身が管理している範囲・領域等管理情報より得られる詳細電子番組表の範囲に基づき、詳細電子番組表の表示領域を計算する。この際、ステップS11で変更した基準位置が含まれるように計算する。以下、この点を例に挙げて説明する。
これまでに表示していた領域(現表示領域)が「CH4からCH8まで、17時から22時」の場合に、ステップS11で求めた基準位置が「CH5と19時」の場合(以下、「場合1」と呼ぶ)は現表示領域内に基準位置が含まれているのため、現在の詳細電子番組表の表示領域をそのままステップS12の計算結果とする。
一方、ステップS11で求めた基準位置が「CH3の20時」の場合(以下、「場合2」と呼ぶ)は、現表示領域外になるため、新たに詳細電子番組表の表示領域(例えば、「CH3からCH7まで、17時から22時」)を計算し、基準位置が含まれるようにする。
さらに、ステップS13において、ステップS12で得られた表示領域の変更の有無をチェックする。すなわち、上記場合1の際はNoとなり、上記場合2の際はYesとなる。ステップS13でYesとなる場合は、詳細電子番組表のスクロールさせる必要が生じるため、ステップS14〜S18の処理が実行され、詳細電子番組表の表示領域の変更が無かった場合(No)、ステップS21,S22の処理が実行される。
次に、上記場合2の際に実行されるステップS14〜S18の処理について説明する。まず、電子番組表作成部28内の詳細電子番組表作成部42によって実行されるステップS14〜S16の処理について説明する。
ステップS14において、詳細電子番組表作成部42はステップS4と同様、表示制御信号SC3の指示する領域内の番組情報を、番組情報管理部26から獲得する。
そして、ステップS15において、詳細電子番組表作成部42はステップS14で獲得した番組情報に基づき詳細電子番組表を作成する。
さらに、ステップS16において、詳細電子番組表作成部42は、ステップS6と同様、表示制御信号SC3に基づき、電子番組表状態管理部40が求めた基準位置を指し示すカーソルを作成する。ステップS16で作成されたカーソルは、現在表示されているカーソルを時間帯方向及び放送局方向のうち一方方向に移動したカーソルとなる。
このように、詳細電子番組表作成部42は、電子番組表状態管理部40と連動することにより、詳細電子番組表の操作内容を指示する電子番組制御信号SC2に基づき、詳細電子番組表上に変更後の基準位置指示するカーソル61を作成する(S11,S16)という、基準位置作成機能を有している。
さらに、詳細電子番組表作成部42は、電子番組表状態管理部40と連動することにより、電子番組制御信号SC2に基づき、詳細電子番組表の表示領域の変更の有無をチェックし(S12,S13)及び変更が必要な場合に変更後の詳細電子番組表を新たに作成する(S14,S15)という、電子番組表変更機能を有している。すなわち、詳細電子番組表作成部42は、変更後の基準位置が含まれるように、必要に応じて詳細電子番組表を新たに作成している。
このため、視聴者によるリモコン33を用いた操作により、基準位置を指示するカーソル61を詳細電子番組表上で途切れることなく移動させることができる。
次に、電子番組表作成部28内の全体電子番組表作成部41によって実行されるステップS17の処理について説明する。
ステップS17において、全体電子番組表作成部41は、ステップS9と同様、表示制御信号SC3に基づき、ステップS12で電子番組表状態管理部40が求めた詳細電子番組表の表示領域を指し示すカーソルを作成する。
最後に、電子番組表合成部43によりステップS18の処理が実行される。すなわち、ステップS18において、電子番組表合成部43は、全体電子番組表映像V41と詳細電子番組表映像V42とを合成して電子番組表映像V28を得る。
次に、上記場合1の際に実行されるステップS21,S22の処理について説明する。まず、電子番組表作成部28内の詳細電子番組表作成部42によって実行されるステップS21の処理について説明する。
ステップS21において、詳細電子番組表作成部42は、ステップS6と同様、表示制御信号SC3に基づき、電子番組表状態管理部40が求めた基準位置を指し示すカーソルを作成する。
なお、場合1の際は詳細電子番組表の表示領域が更新されていないため、詳細電子番組表作成部42は基準位置を指し示すカーソルの更新のみ(ステップS21)を行えば良い。同様にして、詳細電子番組表の表示領域が更新されていないため、全体電子番組表作成部41による処理は全く必要ない。
最後に、電子番組表合成部43によりステップS22の処理が実行される。すなわち、ステップS22において、電子番組表合成部43は、全体電子番組表映像V41と詳細電子番組表映像V42とを合成して電子番組表映像V28を得る。
なお、ここでは詳細電子番組表上のカーソルが表示範囲の外側に移動する際にスクロールする例で説明を行ったが、これに限定するわけではなくカーソルの移動と同時に詳細電子番組表の表示領域をスクロールするようにしてもよく、また他のスクロール方法を実現しても良い。
また、図3では処理手順では詳細電子番組表作成部42による処理の後に、全体電子番組表作成部41による処理が実行されているが、これに限定するわけではなく全体電子番組表作成部41による処理の後に詳細電子番組表作成部42による処理を実行させても良い。
さらに、図3で示した処理手順では、詳細電子番組表作成部42と全体電子番組表作成部41の動作それぞれの初期段階(ステップS4,S14、ステップS7)に、番組表状態管理部による番組情報の獲得処理を行っているが、これに限定するわけではなく例えば、電子番組表状態管理部40の処理の最後に行うようにしても良い。
また、詳細電子番組表作成部42と全体電子番組表作成部41のうち先に動くほうだけで行っても良い。例えば、詳細電子番組表作成部42の処理が先に行われる場合、詳細電子番組表作成部42が番組情報を獲得し、詳細電子番組表作成部42が獲得した番組情報を電子番組表状態管理部40に転送するようにしても良い。ただし、この場合、詳細電子番組表作成部42は全日程全放送局の範囲の番組情報を取得する必要がある。
このように、実施の形態1の電子番組表表示装置によれば、詳細電子番組表60及び全体電子番組表70が合成された合成電子番組表80を参照することにより、視聴者は全体電子番組表の中の詳細電子番組表の位置及び領域を明確に認識することができるため、表示されていない放送局や時間帯の番組を詳細電子番組表に表示するにはどの方向にどの程度スクロールさせれば良いかに関し簡易かつ正確に認識することができる。
図14は実施の形態1の効果説明用の従来の電子番組表の表示例である。同図に示すように、放送局軸10で規定される限られた放送局(CH3〜CH7)と、時間軸11で規定される限られた時間帯(17時〜23時)の電子番組表85のみでは、表示されていない放送局や時間帯の番組を電子番組表85に表示するにはどの方向にどの程度スクロールさせれば良いかを容易に認識することは極めて困難となる。
このように、視聴者は実施の形態1の電子番組表表示装置を利用することにより、視聴者の電子番組表(全体電子番組表及び詳細電子番組表)における番組検索操作や電子番組表で表示する領域の変更操作を簡便化することができ、電子番組表を用いた番組検索の所要時間を従来に比べ大幅に削減することが可能となる効果を奏する。
さらに、全体電子番組表と詳細電子番組表とが画面上に同時に表示されているので電子番組表を切り換える操作が不要となる分、電子番組表の操作自体が簡便化されるという効果も奏する。
<実施の形態2>
図8はこの発明の実施の形態2である電子番組表表示装置内の電子番組表作成部28による電子番組表作成方法の処理手順を示すフローチャートである。なお、実施の形態2の電子番組表表示装置を組み込んだテレビジョン放送受信機の全体構成は図1で示した実施の形態1の構成と同様である。また、通常視聴状態から合成電子番組表を表示する場合は実施の形態1のステップS2〜S10と同様な処理が行われる。
図8では全体電子番組表の(詳細電子番組表指示用)カーソルを移動させて詳細電子番組表の表示領域を変更させる処理手順を示している。以下では、全体電子番組表上のカーソルを移動させる操作方法を視聴者によるリモコン33の方向キーによる上下左右方向の長押し入力とする例を用いて、図8を参照して、電子番組表作成部28の処理手順を説明する。
マイコン31は全体電子番組表上のカーソル移動操作命令をリモコン33から受信し、さらにマイコン31が送信した全体電子番組表上のカーソル操作内容を指示する電子番組制御信号SC2を電子番組表作成部28内の電子番組表状態管理部40が受信することによりスタートする。
まず、ステップS31において、電子番組表状態管理部40はマイコン31から得られる電子番組制御信号SC2に基づき、新たに作成する詳細電子番組表内における基準位置を次の基準位置として設定する基準位置の変更処理を実行する。
その後、ステップS32において、電子番組表状態管理部40は、電子番組制御信号SC2に基づき、ステップS31で求めた基準位置と自身が管理している範囲・領域等管理情報より得られる詳細電子番組表の範囲を用いて、新たに詳細電子番組表の表示領域を計算する。
このように、ステップS31,S32の処理によって、現在、詳細電子番組表が表示している領域及び基準位置の情報を用いて、電子番組制御信号SC2に基づき、次の基準位置と詳細電子番組表の表示領域を求める。例えば、詳細電子番組表が一度に表示する放送局数が5つで、時間幅が5時間であり、17時から22時のCH3からCH7の領域の詳細電子番組表を表示中であるときに、詳細電子番組表のカーソルが18時のCH7を指している場合、すなわち現在の基準位置が18時でCH7の場合を想定する。この想定下で、時間が早い方向に全体電子番組表上のカーソル移動操作命令をリモコン33が送信した場合、すなわち、電子番組制御信号SC2が時間が早い方向に全体電子番組表上のカーソル移動操作を指示した場合を考える。この場合、詳細電子番組表の表示時間幅が5時間であるから、基準位置および表示領域の時間を5時間前にする、すなわち基準位置を13時でCH7とし、表示領域を12時から17時でCH3からCH7の領域を次に詳細電子番組表が表示すべき領域であると求める。
電子番組表状態管理部40がステップS31,S32により求めた新たな詳細電子番組表の表示領域及び基準位置を規定した表示制御信号SC3は詳細電子番組表作成部42及び全体電子番組表作成部41に送信される。
ステップS33において、詳細電子番組表作成部42は、表示制御信号SC3の指示する領域内における番組情報を、番組情報管理部26から獲得する。
そして、ステップS34において、詳細電子番組表作成部42はステップS33で獲得した番組情報と用いて、表示制御信号SC3の指示する表示領域の詳細電子番組表を作成する。
さらに、ステップS35において、詳細電子番組表作成部42は、表示制御信号SC3に基づき、電子番組表状態管理部40が求めた基準位置を詳細電子番組表上で指し示すカーソルを作成する。
このように、詳細電子番組表作成部42は、カーソルの全体電子番組表上の表示位置に合致した放送局及び時間帯の番組で構成される詳細電子番組表を作成する。
その後、ステップS36において、全体電子番組表作成部41は、表示制御信号SC3に基づき、電子番組表状態管理部40が求めた詳細電子番組表が表示領域を指し示すカーソルを表示する。
このように、全体電子番組表作成部41は、電子番組表状態管理部40の表示制御信号SC3(電子番組制御信号SC2に基づき生成)に基づき、全体電子番組表上に表示され、詳細電子番組表が表示領域を指し示すカーソルを時間帯方向及び放送局方向のうち一方方向に移動させる移動表示を行う。
最後に、電子番組表合成部43によりステップS37の処理が実行される。すなわち、ステップS37において、電子番組表合成部43は、全体電子番組表映像V41と詳細電子番組表映像V42とを合成して電子番組表映像V28を得る。
図9は実施の形態2の電子番組表表示装置により得られた電子番組表映像V28よって表示される合成電子番組表81の一例を示す説明図である。
同図に示すように、「CH3〜CH7、時間帯12時から17時」を表示領域とする詳細電子番組表62内において、基準位置である「CH7,13時」の番組19に関し、カーソル63が表示される。そして、全体電子番組表70内における詳細電子番組表62の位置を示すカーソル72が併せて表示される。
なお、ここでは全体電子番組表上のカーソル移動操作命令の入力方法をリモコン33の方向キーによる上下左右方向の長押し入力として説明しているが、これに限らず例えばフォーカス切り換えボタンを押すことで詳細電子番組表と全体電子番組表のどちらのカーソルを操作するかを切り換え、方向キーの上下左右入力を受け付けるようにしてもよく、また他の入力方法を用いても良い。
このように、実施の形態2によれば、全体電子番組表70上のカーソル72を移動させることにより、詳細電子番組表62をスクロールさせて様々な位置の番組を探すことができる。この際、全体電子番組表70が詳細電子番組表62のスクロールに適合した表示範囲をカーソル72より指し示すことができる。
また、詳細電子番組表62が表示している位置からかけ離れた位置の詳細電子番組表62を表示しようとする際にも、画面の切り換え無しに全体電子番組表70内のカーソル72を操作することにより、容易に詳細電子番組表62を画面スクロールをさせることができる。したがって、頻繁に詳細電子番組表の表示画面をスクロールさせる場合にも現在表示させている詳細電子番組表62が全体電子番組表70内のどの当たりに位置するかを容易かつ正確に認識することができ、その結果、詳細電子番組表62の画面スクロールの際の操作が容易になり、所要時間も軽減することができる効果を奏する。
<実施の形態3>
図10はこの発明の実施の形態3である電子番組表表示装置の電子番組表作成部28による電子番組表作成方法の処理手順を示すフローチャートである。なお、実施の形態3の電子番組表表示装置を組み込んだテレビジョン放送受信機の全体構成は図1で示した実施の形態1の構成と同様である。また、通常視聴状態から合成電子番組表を表示する場合は実施の形態1のステップS2〜S10と同様な処理が行われる。
視聴者が詳細電子番組表で一度に表示する範囲を変更したい場合は、例えばリモコン33のズームイン/ズームアウトボタンを押すことで拡大/縮小操作命令が送信される。そしてリモコン33からの拡大/縮小操作命令をマイコン31が受け取り、さらにマイコン31が送信した拡大/縮小操作を指示する電子番組制御信号SC2を電子番組表作成部28の電子番組表状態管理部40が受信することによりスタートする。
ステップS41において、電子番組表状態管理部40は、マイコン31から受信した、詳細電子番組表の表示範囲(第2の範囲)の拡大/縮小(変更)を指示する電子番組制御信号SC2(範囲変更指示信号)と現在表示中の詳細電子番組表の表示範囲とに基づき、次に表示すべき詳細電子番組表の表示範囲を求める。
その後、ステップS42において、電子番組表状態管理部40は、現在の基準位置と自身が管理している範囲・領域等管理情報とステップS41でも求められた表示範囲とに基づき、詳細電子番組表の表示領域を計算する。この際、現在表示中の詳細電子番組表の中心を変更しないで詳細電子番組表が表示されるよう表示領域を計算する。そして、表示領域を指示する表示制御信号SC3を全体電子番組表作成部41及び詳細電子番組表作成部42に送信する。
例えば、詳細電子番組表が一度に表示する放送局数が5つで時間幅が5時間であり、17時から22時のCH3からCH7の領域の詳細電子番組表を表示中であるときに、詳細電子番組表のカーソルが18時のCH7を指している場合、すなわち現在の基準位置が18時でCH7の場合を考える。この状態時に、縮小操作命令がリモコン33から送信される場合は、例えば放送局数及び時間帯幅の端がそれぞれ+1(CH,時間)及び−1(CH,時間)される。すなわち、詳細電子番組表が一度に表示する放送局数が7つで時間幅が7時間となり、詳細電子番組表が次に表示をする領域は「16時(17時−1時間)から22時(21時+1時間)のCH2(CH3−1CH)からCH8(CH7+1CH)」の領域となる。このときの、詳細電子番組表の中心「19時のCH5」は変わらず、詳細電子番組表のカーソルが指している基準位置も「18時のCH7」から変わらない。
次に、ステップS43において、詳細電子番組表作成部42は電子番組表状態管理部40からの受信される表示制御信号SC3に基づき、新たに表示すべき詳細電子番組表の番組情報の種類を決定する。例えば、表示制御信号SC3が詳細電子番組表を縮小を指示する場合には、各番組の情報を表示するセルの大きさが小さくなってしまい、逆に拡大する場合には各番組の情報を表示するセルの大きさが大きくなってしまう。そのため、縮小する場合には詳細電子番組表に表示する一番組あたりの情報量を減らす必要があり、また拡大する場合には増やすことができる。
したがって、詳細電子番組表作成部42は、表示制御信号SC3に規定された詳細電子番組表の表示範囲の大きさから、単位番組情報を表示するセルの大きさを求め、そこに表示する番組情報の種類を決定する。例えば、詳細電子番組表を縮小している場合は番組名のみを表示し、詳細電子番組表を拡大している場合は番組名だけではなくジャンルや番組内容の一部なども表示する種類を決定する。
次に、ステップS44において、詳細電子番組表作成部42は、表示制御信号SC3の指示する領域内における番組情報を、番組情報管理部26から獲得する。この際、ステップS43で決定した番組情報の種類で必要とする情報を取得する。
そして、ステップS45において、詳細電子番組表作成部42はステップS44で獲得した番組情報に基づき詳細電子番組表を作成する。
さらに、ステップS46において、詳細電子番組表作成部42は、表示制御信号SC3に基づき、電子番組表状態管理部40が求めた基準位置を指し示すカーソルを作成する。
このように、詳細電子番組表作成部42は、電子番組表状態管理部40と連動して、詳細電子番組表の表示範囲の変更を指示する電子番組制御信号SC2に基づき、上記表示範囲を変更して詳細電子番組表を作成している。
その後、ステップS47において、全体電子番組表作成部41は、表示制御信号SC3に基づき、電子番組表状態管理部40が求めた詳細電子番組表が表示領域を指し示すカーソルを作成する。
このように、全体電子番組表作成部41は、変更後の詳細電子番組表の上記表示範囲に適合した範囲のカーソルを全体電子番組表上に作成する。
最後に、電子番組表合成部43によりステップS48の処理が実行される。すなわち、ステップS48において、電子番組表合成部43は、全体電子番組表映像V41と詳細電子番組表映像V42とを合成して電子番組表映像V28を得る。
図11は実施の形態3の電子番組表表示装置により得られた電子番組表映像V28よって表示される合成電子番組表82の一例を示す説明図である。
同図に示すように、「CH2〜CH8、時間帯16時から23時」を表示領域とする詳細電子番組表64内において、基準位置である「CH7,18時」の番組27に関し、カーソル65が表示される。そして、全体電子番組表70内における詳細電子番組表64の位置を示すカーソル73が併せて表示される。
なお、実施の形態3では、詳細電子番組表の拡大/縮小をリモコン33のズームイン/ズームアウトボタンを用いているが、これに限らず例えば詳細電子番組表の一部にスライドバーを表示してフォーカス移動ボタンによってリモコンの入力を受け付ける部分をスライドバーに切り換え、上下キーの入力でスライドバーをスライドさせることで拡大/縮小信号をマイコン31が送信しても良い。また、リモコン33にアナログ入力を許すトラックボールやホイールを設けてその変化量を送信することで拡大縮小を切り換えても良い。
このように、実施の形態3によれば、マイコン31から受信した拡大/縮小を指示する電子番組制御信号SC2に基づき表示範囲の大きさを変更して詳細電子番組表を作成するため(S41〜S45)、視聴者が好みに応じた表示範囲の大きさを有する詳細電子番組表を視認することができる。さらに、全体電子番組表70上のカーソル72を参照することにより、表示範囲変更後の詳細電子番組表62の全体電子番組表70上における位置、及び領域が簡易かつ正確に認識することができるため、詳細電子番組表の画面スクロールの際の操作が容易になり、所要時間も軽減することができる効果を奏する。
<実施の形態4>
図12はこの発明の実施の形態4である電子番組表表示装置の電子番組表作成部28による作成された全体電子番組表の一例を示す説明図である。なお、実施の形態3の電子番組表表示装置を組み込んだテレビジョン放送受信機の全体構成は図1で示した実施の形態1の構成と同様である。また、実施の形態4の処理は、実施の形態1ではステップS8の全体電子番組表作成部41の処理内容を変更することにより実現される。
図12に示すように、全体電子番組表74は番組情報管理部26が管理する番組情報の全日程全放送局の情報を表示するため、単位番組あたりの情報を表示するセルの大きさはとても小さくなってしまう。そのため、実施の形態4では、番組情報管理部26が管理する番組情報の中から一部を抜き出し、その情報が認識できる記号やアイコンを表示することで、全体電子番組表に各番組の番組情報を表示する。すなわち、番組情報を星印アイコン90、丸印アイコン91及び十字アイコン92を用いて示している。
例えば、番組情報管理部26が管理する番組情報の中からジャンル情報を獲得し、ドラマ番組は星印アイコン90、スポーツ番組は丸印アイコン91、バラエティー番組は十字アイコン92で表示する等のアイコン表示を行うことにより、単位番組当たりの情報表示量が限られた全体電子番組表上からでも目的の番組を検索しやすくなるという効果を奏する。
その際、すべての番組についてアイコン表示を行うと、全体電子番組表上に多数のアイコンが表示され、互いが重なり合ったりして視認性が悪くなってしまう。そのため、例えば放送時間が1時間以上のものに限定するなど、全体電子番組表上に番組情報を反映させるものを限定する。
なお、ここでは星や丸及び十字といったアイコンを用いて全体電子番組表に表示しているが、それに限定するものではなく赤、青、緑といった色で表現しても良い。
このように、実施の形態4では、番組情報におけるジャンル等の番組関連情報に置き換えて、星や丸及び十字といったアイコンによる(予め定められた)記号を作成することにより、全体電子番組表上に記号表示を行っている。記号表示を行うことにより、文字表示する場合に比べ、視聴者の全体電子番組表上における番組内容(ジャンル等)を簡易に認識することができる。
なお、ここでは全体電子番組表上に表示する情報はその番組のジャンルとしているが、それに限定するものではなく、例えば視聴者の過去の視聴履歴を元に計算したお勧め番組を表示するよしても良い。
図13は視聴者の過去の視聴履歴に基づく全体電子番組表を表示可能にした電子番組表表示部16を組み込んだデジタル放送受信機20Aの構成を示すブロック図である。
同図に示すように、お勧め番組指示部34は視聴履歴DB35から視聴者の過去に視聴した番組の履歴情報を獲得し、履歴情報に基づきお勧め番組関連情報(お勧めの番組ジャンル、お勧めの出演者等)を得る。そして、お勧め番組指示部34は、上記お勧め番組関連情報を電子番組表作成部28内の全体電子番組表作成部41(図13では図示せず)に与える。
全体電子番組表作成部41は、上記お勧め番組関連情報に基づき、このお勧め番組関連情報に合致する番組をお勧め番組として認識し、当該お勧め番組に置き換えてアイコン等の特定の記号を全体電子番組表上に作成する。なお、特定の記号としては、アイコン表示以外に、所定の色で塗りつぶし領域等が考えられる。なお、上記処理は、実施の形態1のステップS7,S8の処理として実行される。また、履歴情報に基づきお勧め番組関連情報を得るステップが別途設けられる。
このように、全体電子番組表作成部41は、お勧め番組指示部34から得られるお勧め番組関連情報に合致する番組をお勧め番組として認識し、当該お勧め番組番組に置き換えたアイコン等の特定の記号を全体電子番組表上に作成している。
その結果、視聴者は特定の記号をお勧め番組と認識して、全体電子番組表上を検索することにより、視聴者の希望とする番組を検索する操作が容易になる効果を奏する。
このように、図13で示した構成を用いた実施の形態4では、視聴者の希望とする番組情報(ジャンル、お勧め番組)がどの放送局・時間帯に含まれているかの手がかりとなる情報が記号等により簡易に認識可能に全体電子番組表上に表示できるため、特定の番組や放送局及び時間帯の番組を検索していない場合でも、視聴者の希望する番組を検索する操作が容易になる効果を奏する。
<その他>
なお、上述した実施の形態1〜実施の形態4では全体電子番組表70(74)として、一例として12CH、1日分の番組表を示したが、これに限定されず、全体電子番組表の表示の大きさを変えることにより、週単位等の番組表に拡張等ができるのは勿論である。
本発明の活用例として、デジタル放送受信機、デジタルテレビ、HDDレコーダの電子番組表表示に適用でき、その結果番組検索及び番組情報参照の際の電子番組表の操作が簡潔に行えるようになる。
この発明の実施の形態1である電子番組表表示装置を組み込んだテレビジョン放送受信機の全体構成を示すブロック図である。 図1で示した電子番組表作成部の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態1の電子番組表表示装置内の電子番組表作成部による電子番組表作成方法の処理手順を示すフローチャートである。 図1で示した番組情報管理部が管理している番組情報例を示す説明図である。 図2で示した詳細電子番組表作成部が作成する詳細電子番組表の一例を示す説明図である。 図2で示した全体電子番組表作成部が作成する全体電子番組表の一例を示す説明図である。 図2で示した電子番組表合成部によって得られる合成電子番組表80の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2である電子番組表表示装置内の電子番組表作成部による電子番組表作成方法の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2の電子番組表表示装置により得られた合成電子番組表の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態3である電子番組表表示装置の電子番組表作成部による電子番組表作成方法の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態3の電子番組表表示装置により得られた合成電子番組表の一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態4である電子番組表表示装置の電子番組表作成部による作成された全体電子番組表の一例を示す説明図である。 視聴者の過去の視聴履歴に基づく全体電子番組表を表示可能にした電子番組表表示部を組み込んだデジタル放送受信機の構成を示すブロック図である。 実施の形態1の効果説明用の従来の電子番組表の表示例を示す説明図である。
符号の説明
15,16 電子番組表表示部、20,20A デジタル放送受信機、22 チューナ、23 デコーダ、24 表示映像作成部、25 番組情報抽出部、26 番組情報管理部、27 番組情報DB、28 電子番組表作成部、29 表示画像合成部、30 リモコン受光部、31 マイコン、32 表示パネル、33 リモコン、34 視聴履歴DB、35 視聴履歴DB、40 電子番組表状態管理部、41 全体電子番組表作成部、42 詳細電子番組表作成部、43 電子番組表合成部。

Claims (12)

  1. テレビ放送の放送波を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した放送波から、放送番組に関する番組情報を取得する番組情報取得部と、
    前記番組情報取得部によって取得された前記番組情報の中から、放送局及び時間帯で規定される所定の範囲で電子番組表を作成する電子番組表作成部と、
    前記放送波より得られる放送映像に前記電子番組表を合成する表示画像合成部とを備え、
    前記電子番組表作成部は、
    前記放送局及び前記時間帯で規定される第1の範囲で第1の電子番組表を作成する第1の電子番組表作成部と、
    前記放送局及び前記時間帯で規定され、前記第1の範囲の一部である第2の範囲で第2の電子番組表を作成する第2の電子番組表作成部と、
    前記第1及び第2の電子番組表を合成して合成電子番組表を得る電子番組表合成部とを含み、前記所定の範囲は前記第1及び第2の範囲を含み、前記電子番組表は前記合成電子番組表を含み、
    第1の電子番組表作成部は、前記第1の電子番組表内における前記第2の電子番組表の位置が視認可能な第2の電子番組表指示用カーソルを前記第1の電子番組表上に作成することを特徴とする、
    電子番組表表示装置。
  2. 請求項1記載の電子番組表表示装置であって、
    前記第2の電子番組表作成部は、
    現在選択中の番組を指示する基準位置が前記第2の電子番組表上に視認可能な基準位置表示カーソルを作成する基準位置作成機能と、
    前記第2の電子番組表における操作内容を指示する電子番組制御信号に基づき、前記基準位置を変更するとともに、変更後の前記基準位置が含まれるように、必要に応じて前記第2の電子番組表を新たに作成する電子番組表変更機能とを有する、
    電子番組表表示装置。
  3. 請求項1あるいは請求項2記載の電子番組表表示装置であって、
    前記第1の電子番組表作成部は、前記第1の電子番組表における前記第2の電子番組表指示用カーソルの操作内容を指示する電子番組制御信号に基づき、直前の前記第2の電子番組表指示用カーソルから、前記第1の電子番組表上における前記時間帯方向及び前記放送局方向のうち一方方向へ移動させた前記第2の電子番組表指示用カーソルを作成し、
    前記第2の電子番組表作成部は、前記第1の電子番組表上における前記第2の電子番組表指示用カーソルの位置に基づき、前記第2の電子番組表指示用カーソルの位置に適合した放送局及び時間帯の番組で構成される前記第2の電子番組表を作成する、
    電子番組表表示装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のうち、いずれか1項に記載の電子番組表表示装置であって、
    前記第2の電子番組表作成部は、前記第2の範囲の変更を指示する範囲変更指示信号に基づき、前記第2の範囲を変更して前記第2の電子番組表を作成し、
    前記第1の電子番組表作成部は、変更後の前記第2の範囲の前記第2の電子番組表に適合して前記第2の電子番組表上に前記第2の電子番組表指示用カーソルを作成する、
    電子番組表表示装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のうち、いずれか1項に記載の電子番組表表示装置であって、
    前記第1の電子番組表作成部は、前記番組情報のうち所定の番組関連情報に置き換えて予め定められた記号を前記第1の電子番組表上に作成する、
    電子番組表表示装置。
  6. 請求項5記載の電子番組表表示装置であって、
    視聴者の過去の視聴履歴を保存する視聴履歴格納部と、
    前記視聴履歴に基づき視聴者のお勧め番組関連情報を認識し、当該お勧め番組関連情報を指示するお勧め番組関連情報を得るお勧め番組指示部とをさらに備え、
    前記記号はお勧め番組に対応した特定の記号を含み、
    前記第1の電子番組表作成部は、前記お勧め番組関連情報に基づき、前記お勧め番組関連情報に合致する番組を前記お勧め番組として認識し、前記お勧め番組に置き換えて示される前記特定の記号を前記第1の電子番組表上に作成する、
    電子番組表表示装置。
  7. テレビ放送の放送波から放送番組に関する番組情報を取得した後、該番組情報の中から放送局及び時間帯で規定される所定の範囲の電子番組表を作成する電子番組表作成方法であって、前記電子番組表は前記放送波より得られる放送映像に合成して表示され、
    (a) 前記放送局及び前記時間帯で規定される第1の範囲で第1の電子番組表を作成するステップと、
    (b) 前記放送局及び前記時間帯で規定され、前記第1の範囲の一部である第2の範囲で第2の電子番組表を作成するステップと、
    (c) 前記第1及び第2の電子番組表を合成して合成電子番組表を得るステップとを含み、前記所定の範囲は前記第1及び第2の範囲を含み、前記電子番組表は前記合成電子番組表を含み、
    前記ステップ(a) は、前記第1の電子番組表内における前記第2の電子番組表の位置が視認可能な第2の電子番組表指示用カーソルを前記第1の電子番組表上に作成するステップを含むことを特徴する、
    電子番組表作成方法。
  8. 請求項7記載の電子番組表作成方法であって、
    前記ステップ(b) は、
    (b-1) 現在選択中の番組を指示する基準位置が前記第2の電子番組表上で視認可能な基準位置表示カーソルを作成するステップと、
    (b-2) 前記第2の電子番組表における操作内容を指示する電子番組制御信号に基づき、前記基準位置を変更するとともに、変更後の前記基準位置が含まれるように、必要に応じて前記第2の電子番組表を新たに作成するステップとを含む、
    電子番組表作成方法。
  9. 請求項7あるいは請求項8記載の電子番組表作成方法であって、
    前記ステップ(a) は、前記第1の電子番組表における操作内容を指示する電子番組制御信号に基づき、直前の第2の電子番組表指示用カーソルから、前記第1の電子番組表上において前記時間帯方向及び前記放送局方向のうち一方方向に移動させた前記第2の電子番組表指示用カーソルを作成するステップを含み、
    前記ステップ(b) は、前記第1の電子番組表上における前記第2の電子番組表指示用カーソルの位置に基づき、前記第2の電子番組表指示用カーソルの位置に適合した放送局及び時間帯からなる前記第2の電子番組表を作成するステップを含む、
    電子番組表作成方法。
  10. 請求項7ないし請求項9のうち、いずれか1項に記載の電子番組表作成方法であって、
    前記ステップ(b) は、前記第2の範囲の変更を指示する範囲変更指示信号に基づき、前記第2の範囲を変更して前記第2の電子番組表を作成するステップを含み、
    前記ステップ(a) は、変更後の前記第2の範囲の前記第2の電子番組表に適合して前記第1の電子番組表上に前記第2の電子番組表指示用カーソルを作成するステップを含む、
    電子番組表作成方法。
  11. 請求項7ないし請求項10のうち、いずれか1項に記載の電子番組表作成方法であって、
    前記ステップ(a) は、前記番組情報によって規定される所定の番組関連情報に置き換えて予め定められた記号を前記第1の電子番組表上に作成するステップを含む、
    電子番組表作成方法。
  12. 請求項11記載の電子番組表作成方法であって、
    (d) 視聴者の過去の視聴履歴に基づき視聴者のお勧め番組関連情報を得るステップをさらに備え、
    前記記号はお勧め番組に対応した特定の記号を含み、
    前記ステップ(a) は、前記お勧め番組関連情報に基づき、前記お勧め番組関連情報に合致した番組を前記お勧め番組として認識し、前記お勧め番組を前記特定の記号に置き換えて前記第1の電子番組表上に作成するステップを含む、
    電子番組表作成方法。
JP2007105588A 2007-04-13 2007-04-13 電子番組表表示装置及び電子番組表作成方法 Pending JP2008263480A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007105588A JP2008263480A (ja) 2007-04-13 2007-04-13 電子番組表表示装置及び電子番組表作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007105588A JP2008263480A (ja) 2007-04-13 2007-04-13 電子番組表表示装置及び電子番組表作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008263480A true JP2008263480A (ja) 2008-10-30
JP2008263480A5 JP2008263480A5 (ja) 2010-11-11

Family

ID=39985631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007105588A Pending JP2008263480A (ja) 2007-04-13 2007-04-13 電子番組表表示装置及び電子番組表作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008263480A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010055648A1 (ja) * 2008-11-12 2010-05-20 三菱電機株式会社 サービス情報提供装置およびサービス情報取得装置
JP2012134974A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Thomson Licensing 電子番組ガイド(epg)の動的なサイズ変更
JP2014109881A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Toshiba Corp 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2018501716A (ja) * 2014-12-04 2018-01-18 トムソン ライセンシングThomson Licensing 時刻に基づいて関連するフィールドを表示する電子番組ガイド

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000050181A (ja) * 1998-08-03 2000-02-18 Sony Corp 放送受信装置および記録媒体
JP2001245233A (ja) * 2000-02-28 2001-09-07 Pioneer Electronic Corp 番組ガイド表示装置及び表示方法
JP2002125169A (ja) * 2000-10-18 2002-04-26 Pioneer Electronic Corp 番組案内装置および番組案内方法
JP2003032568A (ja) * 2001-07-18 2003-01-31 Sharp Corp 電子番組ガイド表示装置
JP2003509975A (ja) * 1999-09-10 2003-03-11 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 情報項目を表示する方法及び装置
JP2004320503A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 番組表表示装置
JP2005080282A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Samsung Electronics Co Ltd ミニマップを用いたepg情報表示方法
JP2006108724A (ja) * 2004-09-07 2006-04-20 Toshiba Corp 番組表表示装置及び番組表表示方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000050181A (ja) * 1998-08-03 2000-02-18 Sony Corp 放送受信装置および記録媒体
JP2003509975A (ja) * 1999-09-10 2003-03-11 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 情報項目を表示する方法及び装置
JP2001245233A (ja) * 2000-02-28 2001-09-07 Pioneer Electronic Corp 番組ガイド表示装置及び表示方法
JP2002125169A (ja) * 2000-10-18 2002-04-26 Pioneer Electronic Corp 番組案内装置および番組案内方法
JP2003032568A (ja) * 2001-07-18 2003-01-31 Sharp Corp 電子番組ガイド表示装置
JP2004320503A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 番組表表示装置
JP2005080282A (ja) * 2003-09-02 2005-03-24 Samsung Electronics Co Ltd ミニマップを用いたepg情報表示方法
JP2006108724A (ja) * 2004-09-07 2006-04-20 Toshiba Corp 番組表表示装置及び番組表表示方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010055648A1 (ja) * 2008-11-12 2010-05-20 三菱電機株式会社 サービス情報提供装置およびサービス情報取得装置
CN102217325A (zh) * 2008-11-12 2011-10-12 三菱电机株式会社 服务信息提供装置以及服务信息取得装置
JP5121938B2 (ja) * 2008-11-12 2013-01-16 三菱電機株式会社 サービス情報提供装置およびサービス情報取得装置
US8943544B2 (en) 2008-11-12 2015-01-27 Mitsubishi Electric Corporation Service information provision apparatus and service information acquisition apparatus
JP2012134974A (ja) * 2010-12-21 2012-07-12 Thomson Licensing 電子番組ガイド(epg)の動的なサイズ変更
JP2014109881A (ja) * 2012-11-30 2014-06-12 Toshiba Corp 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2018501716A (ja) * 2014-12-04 2018-01-18 トムソン ライセンシングThomson Licensing 時刻に基づいて関連するフィールドを表示する電子番組ガイド

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4420474B2 (ja) 電子番組ガイド表示制御装置及び方法
KR101047184B1 (ko) 추천 프로그램 통지 방법과 추천 프로그램 통지 장치
JP3645720B2 (ja) Epg情報表示方法、及びプログラム記録媒体
JP4240785B2 (ja) 受信装置、及び受信装置の制御方法
US20060143657A1 (en) Method for displaying broadcasting program guide information and remote controller for the same
US8056102B2 (en) Channel selection device receiving a multi-channel video and a channel selection method receiving a multi-channel video
US20060239640A1 (en) Contents information displaying device and method
JP2007060555A (ja) テレビジョン番組表示装置、表示制御方法、プログラム、記憶媒体
US8789098B2 (en) Information processing apparatus, information processing method and program
JP5038432B2 (ja) 表示装置、表示方法および表示プログラム
JP2007049552A (ja) 映像表示装置、そのリモートコントロール装置、及び電子番組表表示方法
JP2008263480A (ja) 電子番組表表示装置及び電子番組表作成方法
JP2010041328A (ja) 番組表の表示制御装置、番組表の表示装置、及び、番組表の表示制御方法
JP2012209829A (ja) 番組表示制御装置
KR20050094232A (ko) 디지털 전자프로그램 가이드 구현 방법
JP5303647B2 (ja) 番組情報検索装置
JP2008278400A (ja) キーワード設定方法
JP3702524B2 (ja) 電子番組ガイド表示制御装置及び方法
JP2003219298A (ja) デジタル放送受信装置
JP2006217432A (ja) 番組情報表示装置
JP2003018488A (ja) 番組表の表示装置
JP4526398B2 (ja) デジタル放送受信装置
KR100599158B1 (ko) 빠른 탐색기능을 구비한 방송수신장치 및 그 방법
KR100737868B1 (ko) 채널 네비게이션 방법 및 이를 수행하기 위한 디지털텔레비전
JP4615329B2 (ja) 電子番組表表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100409

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121016