JP2008262605A - 情報再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メニュー画面の出画を早くできるようにすると共に、メモリの容量不足が生じないようにする情報再生装置を提供する。
【解決手段】表示すべきメニュー画面が決定され、表示すべきメニュー画面のデータがRAMにコピー済みではなく、表示すべきメニュー画面のデータがRAMに格納可能でないと判定されたとき、表示すべきメニュー画面の優先値が求められる。次に、RAMにコピーされているメニュー画面の優先値の中で最大優先値が求められ、表示すべきメニュー画面の優先値が最大優先値以下であると判定されたとき、RAMにコピーされている最大優先値を持つメニュー画面データが少なくとも一つ消去される。また、前記表示すべきメニュー画面のデータが既にメモリにコピー済みであると判定されたとき、RAMからの表示すべきメニュー画面のデータにより表示すべきメニュー画面の表示が実行される。
【選択図】図4

Description

本発明は、少なくとも光ディスクに記録された所定規格のファイルやその他の情報を再生することができる情報再生装置に関し、特に、メニュー画面を表示させる表示機能に関する。
近年、動画像や音声などの情報を記録した光ディスクの情報を再生させるDVDプレイヤやDVDレコーダなどで呼ばれている光ディスク装置の開発が進み、動画の圧縮方式として、MPEG2圧縮形式を採用したDVDビデオとか、MPEG4圧縮形式のAVI(Audio Video Interleave)の規格を採用したDivX Ultra(登録商標)ファイルとかは、高画質な動画を再生できることから、普及が進んでいる。
ところで、DVD規格の光ディスクは記録容量が大きいので、ビデオ信号を記録する場合、2時間程度の映画であれば、1作品を1枚の光ディスクに記録することができる。しかも、その記録時に、日本語の字幕、言語の字幕、日本語の音声、言語の音声などを一緒に記録することができる。このような光ディスクはDVDビデオ規格の光ディスクであり、DVDビデオディスクと呼ばれている。光ディスク装置には、仕様としてインターラクティブな操作性が規定されている。そして、DVDビデオディスクの情報を再生する場合、ユーザのリモコン操作および光ディスク装置の動作は、例えば、次のように行われる。
即ち、DVDビデオディスクを光ディスク装置に挿入してセットすると、光ディスク装置は、DVDビデオディスクに対する再生動作を開始し、ディスプレイ装置には、例えば、図5に示すように、メインメニュー画面Aが表示され、また、光ディスク装置は、キー入力待ちとなる。そこで、ユーザがメインメニュー画面Aにおける項目「チャプターメニュー」を選択すると、チャプターのサブメニューが表示されたチャプター選択画面Bになる。そして、ユーザが目的とするチャプターを選択すると、そのチャプターから再生が開始される。
また、メインメニュー画面Aにおける項目「オーディオメニュー」あるいは「字幕メニュー」を選択すると、オーディオ選択メニュー画面Cあるいは字幕サブメニュー画面Dが表示され、音声あるいは字幕を選択することができる。目的とする音声あるいは字幕を選択すると、再生時、その選択した音声あるいは字幕の再生ができるようになる。更に、メインメニュー画面Aにおける項目「再生」を選択すると、DVDビデオディスクに記録されている映画が再生開始される。
特開2002−124069号公報 特開2005−293783号公報 特開2006−31866号公報
ところが、前述したようなユーザの操作および光ディスク装置の動作においては、例えば、図5に示すメインメニュー画面Aの表示状態からチャプター選択画面Bの表示状態に遷移する場合には、光ディスク装置は、メインメニュー画面Aの表示状態では、キー入力待ちとなっており、キー入力を行うと、DVDビデオディスクのうち、チャプター選択画面Bのデータが記録している位置に光ピックアップをシークさせる。そして、光ディスクの回転数などが安定したら、そのシーク位置からデータの再生を開始し、その再生信号により、チャプター選択画面Bを表示する動作を行うことになる。
つまり、ユーザのキー入力があると、そのキー入力に対応したトラック位置までシークし、次のメニュー画面に必要な信号を再生するようにしている。このため、ユーザがキー入力してから対応するメニュー画面が出画されるまでに時間が多くかかり、インターラクティブ性を損ねている。なお、DVDビデオディスクに限らず、光ディスクに記録されたDivX Ultraファイルについても、メニュー画面の出画に多くの時間を要すると言う課題がある。特に、DivX Ultraファイルにおいては、メニュー画面の出画には、例えば、5秒程度の時間を要することが多い。
そこで、特許文献1の従来技術では、メインメニューから選択するサブメニューが決定される前に、複数のサブメニューの表示データをディスクから再生してメモリに記憶し、メインメニューから複数のサブメニューの一つを選択したとき、メモリから、これに記憶した複数のサブメニューのうち、選択したサブメニューの表示データを読み出してビデオ信号に変換し、このビデオ信号をディスプレイ装置に供給して、ディスプレイ装置にサブメニュー画面を表示させるようにしている。
しかし、メインメニューから選択するサブメニューが決定される前に、複数のサブメニューの表示データをディスクから再生してメモリに記憶しているが、メモリに容量不足が生じた場合、複数のサブメニューの表示データの全部をメモリに記憶させることができなくなると言う課題が生じる。
また、特許文献2の従来技術では、ディスク再生開始ならびにチャプター間のジャンプ操作に対する応答速度を向上させることを目的として、光ディスクの最初に再生されるメニュー画面のストリームデータを予めメニューバッファメモリに格納しておくことにより、ディスク投入時にメニューバッファメモリからメニュー画面のストリームデータを読み出してMPEGデコーダによりデコードを開始するようにしている。
しかし、光ディスクの最初に再生されるメニュー画面のストリームデータを予めメニューバッファメモリに格納しているが、メニューバッファメモリに容量不足が生じた場合、光ディスクの最初に再生されるメニュー画面のストリームデータの全部をメニューバッファメモリに格納させることができなくなると言う課題が生じる。
また、特許文献3の従来技術では、ディスクがディスク再生装置に装填されると、ディスク情報が取得され、メモリに同一のディスク情報があるか否かが判定され、同一のディスク情報があった場合には、メモリからそのディスク情報に対応して記憶されているデバイス制御情報、画質調整パラメータ、音質調整パラメータが読み出されて各処理部に転送され、ユーザが画質調整などの操作を行った場合には、その操作情報がメモリのそのディスクに対応する記憶領域に記憶されると共に、対応する処理部にその操作情報が送信されるようにしているが、メニュー画面の出画を早くするための処理は開示されていない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、メニュー画面の出画を早くできるようにすると共に、メニュー画面の出画を早くできるようにするために用いられるメモリの容量不足が生じないようにする情報再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、少なくとも光ディスクに記録された所定規格のファイルやその他の情報を再生することができる情報再生装置において、頻繁に表示されると推測されるメニュー画面のデータを光ディスクからメモリに予めコピーしておき、表示すべきメニュー画面が決定されたとき、前記表示すべきメニュー画面のデータが既に前記メモリにコピー済みであると判定すると、前記メモリに格納されているメニュー画面のデータにより前記表示すべきメニュー画面の表示を実行させ、表示すべきメニュー画面が決定されたとき、前記表示すべきメニュー画面のデータが前記メモリにコピーされていないと判定すると、前記表示すべきメニュー画面のデータを前記メモリにコピーし、前記メモリにコピーされたメニュー画面のデータにより前記表示すべきメニュー画面の表示を実行させるシステムコントローラを備えたことを特徴とする情報再生装置を提供する。
この構成において、表示すべきメニュー画面が決定されたとき、前記表示すべきメニュー画面のデータが既にメモリにコピー済みであると判定されると、前記メモリに格納されているメニュー画面のデータにより前記表示すべきメニュー画面の表示が実行される。また、表示すべきメニュー画面が決定されたとき、前記表示すべきメニュー画面のデータが前記メモリにコピーされていないと判定されると、前記表示すべきメニュー画面のデータが前記メモリにコピーされ、前記メモリにコピーされたメニュー画面のデータにより前記表示すべきメニュー画面の表示が実行される。
この構成によれば、頻繁に表示されると推測されるメニュー画面のデータを光ディスクからメモリに予めコピーしておくことにより、頻繁に表示されるメニュー画面の出画を早くできる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記システムコントローラは、表示すべきメニュー画面が決定されると、前記表示すべきメニュー画面のデータが既にメモリにコピー済みであるか否かを判定するコピー判定手段と、前記表示すべきメニュー画面のデータが既に前記メモリにコピー済みではないと判定されたとき、前記メモリに空き容量が有り、前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能であるか否かを判定するデータ格納可能判定手段と、前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能でないと判定されたとき、前記表示すべきメニュー画面の優先値を求める優先値求め手段と、前記メモリにコピーされているメニュー画面のデータが示すメニュー画面の優先値の中で最低の優先順位を示す最大優先値を求める最大優先値求め手段と、前記表示すべきメニュー画面の優先値は前記最大優先値以下であるか否かを判定する優先値判定手段と、前記表示すべきメニュー画面の優先値は前記最大優先値以下であると判定されたとき、前記メモリにコピーされているメニュー画面のデータの中で最大優先値を持つメニュー画面のデータを少なくとも一つ消去して前記データ格納可能判定手段の処理に戻すデータ消去手段と、前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能であると判定されたとき、前記表示すべきメニュー画面のデータを前記メモリにコピーするデータコピー手段と、前記表示すべきメニュー画面の優先値は前記最大優先値を超えると判定されたとき、光ディスクに記録されているメニュー画面のデータから表示を実行させ、また、前記表示すべきメニュー画面のデータがメモリにコピーされた後、あるいは前記表示すべきメニュー画面のデータが既にメモリにコピー済みであると判定されたとき、前記メモリに格納されているメニュー画面のデータから表示を実行させる表示実行手段とを有することを特徴とする。
この構成において、表示すべきメニュー画面が決定されると、コピー判定手段は、前記表示すべきメニュー画面のデータが既にメモリにコピー済みであるか否かを判定する。前記表示すべきメニュー画面のデータが既にメモリにコピー済みではないと判定されたとき、データ格納可能判定手段は、メモリに空き容量が有り、前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能であるか否かを判定する。前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能でないと判定されたとき、優先値求め手段は、前記表示すべきメニュー画面の優先値を例えば優先値テーブルにより求める。
次に、最大優先値求め手段は、メモリにコピーされているメニュー画面のデータが示すメニュー画面の優先値の中で最も低い優先順位を示す最大優先値を求める。この後、優先値判定手段は、前記表示すべきメニュー画面の優先値が最大優先値以下であるか否かを判定する。前記表示すべきメニュー画面の優先値は最大優先値以下であると判定されたとき、データ消去手段は、メモリにコピーされているメニュー画面のデータの中で最大優先値を持つメニュー画面のデータを少なくとも一つ消去して、前記データ格納可能判定手段の処理に戻す。
前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能であると判定されたとき、データコピー手段は、光ディスクからの表示すべきメニュー画面のデータをメモリにコピーする。前記表示すべきメニュー画面のデータがメモリにコピーされた後、表示実行手段は、メモリに格納されているメニュー画面のデータを読み出し、前記表示すべきメニュー画面の表示を実行させる。
また、前記表示すべきメニュー画面の優先値が最大優先値を超えると判定されたとき、つまり前記表示すべきメニュー画面の優先順位が最大優先値が示す優先順位よりも低いとき、表示実行手段は、光ディスクに記録されている前記表示すべきメニュー画面のデータを読み出し、前記表示すべきメニュー画面の表示を実行させる。また、前記表示すべきメニュー画面のデータが既にメモリにコピー済みであると判定されたとき、表示実行手段は、メモリに格納されている前記表示すべきメニュー画面のデータを読み出し、前記表示すべきメニュー画面の表示を実行させる。
この構成によれば、頻繁に表示されると推測されるメニュー画面のデータを光ディスクからメモリに予めコピーしておくことにより、頻繁に表示されるメニュー画面の出画を早くできる。また、メモリの容量不足になったとき、メモリにコピーされているメニュー画面のデータの中で最大優先値を持つメニュー画面のデータを少なくとも一つ消去するようにしたので、メニュー画面の出画を早くできるようにするために用いられるメモリの容量不足が生じないようになる。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、所定規格のファイルにおける複数のメニュー画面のうち表示頻度に応じて予め設定されたメニュー画面に対する優先順位を示す優先値を格納した優先値テーブルを備え、前記優先値求め手段は、前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能でないと判定されたとき、前記表示すべきメニュー画面の優先値を前記優先値テーブルにより求めることを特徴とする。
したがって、前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能でないと判定されたとき、前記表示すべきメニュー画面の優先値は、前記優先値テーブルにより求めることができる。
以上のように本発明によれば、頻繁に表示されると推測されるメニュー画面のデータを光ディスクからメモリに予めコピーしておくことにより、頻繁に表示されるメニュー画面の出画を早くできる。また、メモリの容量不足になったとき、メモリにコピーされているメニュー画面のデータの中で最大優先値を持つメニュー画面のデータを少なくとも一つ消去するようにしたので、メニュー画面の出画を早くできるようにするために用いられるメモリの容量不足が生じないようになる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る情報再生装置としての複合型記録再生装置の構成を示すブロック図である。なお、ここでは、メニュー画面の出画を早くできるようにするために用いられるメモリとしてRAMを使用する場合について説明するが、この場合には、メニュー画面の出画を早くできるようにするために用いられるメモリとしてはハードディスクを使用しないので、単体の光ディスク装置であっても、本メニュー画面表示機能を採用できることは言うまでもない。また、ここでの光ディスク装置は、記録/再生できるDVDレコーダについて説明しているが、再生のみ可能なDVDプレイヤにも、本メニュー画面表示機能を採用できることは言うまでもない。
図1において、複合型記録再生装置1は、光ディスク15に対して情報の記録/再生を行う光ディスク装置2と、HD(ハードディスク)14に対して情報の記録/再生を行うHDD(ハードディスクドライブ)であるハードディスク装置3と、図示しないアンテナからのテレビ放送信号を受信し、所望のチャンネルのテレビ放送信号を選択して映像音声信号として出力するチューナ4と、光ディスク装置2またはハードディスク装置3またはチューナ4から出力された映像音声信号を復号するデコーダ5と、チューナ4が受信可能な放送チャンネルを記憶すると共にシステムコントローラ10の動作に必要なプログラムやデータなどを記憶するフラッシュROM6と、システムコントローラ10の動作に必要なデータを一時的に記憶するRAM16とを備えている。
また、この複合型記録再生装置1は、デコーダ5で復号された映像信号をテレビジョン受像機13のディスプレイ装置131で表示可能な映像信号に変換する映像出力部7と、メニュー画面、タイトルリスト画面、番組表などをテレビジョン受像機13のディスプレイ装置131に表示させるためのOSD部12と、デコーダ5で復号された音声信号をテレビジョン受像機13のスピーカ132で出力可能な音声信号に変換する音声出力部8と、リモコン11から送信された赤外光の各種の指令信号を受信し、受信した赤外光の指令信号を電気信号の指令信号に変換し、この指令信号をシステムコントローラ10に入力するリモコン受信部9と、装置全体を制御する図示しないCPUなどで構成される前記システムコントローラ10とを備えている。
システムコントローラ10は、本実施形態の特徴として、表示すべきメニュー画面が決定されると、前記表示すべきメニュー画面のデータが既にメモリ(高速処理を行うRAM16またはHD14)にコピー済みであるか否かを判定するコピー判定手段と、前記表示すべきメニュー画面のデータが既に前記メモリにコピー済みではないと判定されたとき、前記メモリに空き容量が有り、前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能であるか否かを判定するデータ格納可能判定手段と、前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能でないと判定されたとき、前記表示すべきメニュー画面の優先値を求める優先値求め手段と、前記メモリにコピーされているメニュー画面のデータが示すメニュー画面の優先値の中で最低の優先順位を示す最大優先値を求める最大優先値求め手段とを備えている。
また、システムコントローラ10は、前記表示すべきメニュー画面の優先値は前記最大優先値以下であるか否かを判定する優先値判定手段と、前記表示すべきメニュー画面の優先値は前記最大優先値以下であると判定されたとき、前記メモリにコピーされているメニュー画面のデータの中で最大優先値を持つメニュー画面のデータを少なくとも一つ消去して前記データ格納可能判定手段の処理に戻すデータ消去手段と、前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能であると判定されたとき、前記表示すべきメニュー画面のデータを前記メモリにコピーするデータコピー手段と、前記表示すべきメニュー画面の優先値は前記最大優先値を超えると判定されたとき、光ディスクに記録されているメニュー画面のデータから表示を実行させ、また、前記表示すべきメニュー画面のデータがメモリにコピーされた後、あるいは前記表示すべきメニュー画面のデータが既にメモリにコピー済みであると判定されたとき、前記メモリに格納されているメニュー画面のデータから表示を実行させる表示実行手段とを有する。
図2は本実施形態において優先値テーブルの内容の一例を示す図である。図2において、優先値テーブルTには、メニュー画面の種類と、メニュー画面が表示される頻度の優先順位を示す優先値との関係が格納されている。最も頻繁に表示されると推測されるメニュー画面の優先値を1としている。優先値の値が小さい方が、優先順位が高いことを示している。例えば、DivX Ultra(登録商標)ファイルにおいて、ルートメニュー画面(初めに表示される初期メニュー画面)は優先値が1、“subtitle”メニュー画面は優先値が1.5、“other”メニュー画面は優先値が2、“audio”メニュー画面は優先値2.5にそれぞれ設定されている。この優先値テーブルTは、例えば、フラッシュROM6に記憶される。
図3は本実施形態においてメニュー画面の優先値の一例を説明するためのブロック図である。図3に示すように、ルートメニュー画面31は、メニュー画面の表示操作がされたときに、初めにディスプレイ装置に表示される初期メニュー画面であり、このルートメニュー画面31は頻繁に表示されるので、メニュー表示の優先順位が高く優先値が1に設定される。なお、優先値の値が小さい方が、メニュー画面の表示の優先順位が高い。例えば、DivX Ultraファイルのメニュー画面には、メニュータイプとして“title” “chapter” “audio” “subtitle” “other”が記述されている。DivX Ultraファイルにおける複数のメニュー画面のうち使用頻度に応じて予め設定されたメニュー画面と優先値との対応関係は、前述したように、優先値テーブルTとして、フラッシュROM6に予め記憶されている。
“subtitle”メニュー画面32は、ルートメニュー画面31から“subtitle”が選択されたときのメニュー画面であり、この優先値は、リンク元の優先値、例えば、ルートメニュー画面31の優先値1に0.5が加算されて1.5になっている。“other”メニュー画面33は、ルートメニュー画面31から任意のメニュー画面が選択されたときのメニュー画面であり、この優先値は、リンク元の優先値、例えば、ルートメニュー画面31の優先値1に1が加算されて2になっている。また、“other”メニュー画面35は、“subtitle”メニュー画面32から任意のメニュー画面が選択されたときのメニュー画面であり、この優先値は、リンク元の優先値、例えば、“subtitle”メニュー画面32の優先値1.5に1.5が加算されて3になっている。
“audio”メニュー画面36は、“other”メニュー画面34から“audio”が選択されたときのメニュー画面であり、この優先値は、リンク元の優先値、例えば、“other”メニュー画面34の優先値2に0.5が加算されて2.5になっている。また、“other”メニュー画面34から“other”が選択されたときのメニュー画面であり、この優先値は、リンク元の優先値、例えば、“other”メニュー画面34の優先値2に1が加算されて3になっている。
図4は本実施形態においてメニュー画面を表示させる処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1〜図3を参照してメニュー画面を表示させる処理について説明する。なお、ここでは、光ディスク15から読み出したメニュー画面のデータをRAM16にコピーするとして説明するが、光ディスク15から読み出したメニュー画面のデータをHD(ハードディスク)14にコピーしても良く、この場合も同様な効果が得られる。
例えば、DivX Ultraにおける複数のメニュー画面のうち使用頻度に応じて予め設定されたメニュー画面と優先値との対応関係を示す優先値テーブルTが、フラッシュROM6に予め記憶されている。ここで、ユーザがリモコン11のメニューキーを押下して、ディスプレイ装置131に表示すべきメニュー画面が決定されると(ステップS1)、システムコントローラ10のコピー判定手段は、RAM16をアクセスして、前記表示すべきメニュー画面を識別するためのメニュー画面識別情報により、前記表示すべきメニュー画面のデータが既にRAM16にコピー済みであるか否かを判定する(ステップS2)。
前記表示すべきメニュー画面のデータが既にRAM16にコピー済みではないと判定されたとき、システムコントローラ10のデータ格納可能判定手段は、RAM16をアクセスすることにより、RAM16に空き容量が有り、前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能であるか否かを判定する(ステップS3)。前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能でないと判定されたとき、システムコントローラ10の優先値求め手段は、前記表示すべきメニュー画面の優先値Aを優先値テーブルTにより求める(ステップS4)。例えば、前記表示すべきメニュー画面が“audio”メニュー画面であれば、優先値テーブルTにより、優先値が2.5と求められる。
次に、システムコントローラ10の最大優先値求め手段は、RAM16にコピーされているメニュー画面のデータが示すメニュー画面の優先値の中で最も低い優先順位を示す最大優先値Bを優先値テーブルTにより求める(ステップS5)。この後、システムコントローラ10の優先値判定手段は、前記表示すべきメニュー画面の優先値Aが最大優先値B以下であるか否かを判定する(ステップS6)。前記表示すべきメニュー画面の優先値Aが最大優先値B以下であると判定されたとき、システムコントローラ10のデータ消去手段は、RAM16にコピーされているメニュー画面のデータの中で最大優先値Bを持つメニュー画面のデータを少なくとも一つ消去して(ステップS7)、前記データ格納可能判定手段の処理(ステップS3)に戻す。
前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能であると判定されたとき(ステップS3)、システムコントローラ10のデータコピー手段は、光ディスク装置2により読み出された光ディスク15からの表示すべきメニュー画面のデータをRAM16にコピーする(ステップS8)。前記表示すべきメニュー画面のデータがRAM16にコピーされた後、システムコントローラ10の表示実行手段は、メニュー画面識別情報により、RAM16に格納されている当該メニュー画面のデータを検索して読み出し、OSD部12でOSD処理し、映像出力部7でメニュー画面の映像信号に変換して、テレビジョン受像機13のディスプレイ装置131に供給することにより、ディスプレイ装置131に前記表示すべきメニュー画面の表示を実行させる(ステップS9)。
また、前記表示すべきメニュー画面の優先値Aが最大優先値Bを超えると判定されたとき(ステップS6)、つまり前記表示すべきメニュー画面の優先順位が最大優先値Bが示す優先順位よりも低いとき、システムコントローラ10の表示実行手段は、光ディスク装置2を再生動作させ、光ディスク15に記録されている前記表示すべきメニュー画面のデータを、ディスク管理情報に含まれるメニュー画面識別情報により検索して読み出し、OSD部12でOSD処理し、映像出力部7でメニュー画面の映像信号に変換して、テレビジョン受像機13のディスプレイ装置131に供給することにより、ディスプレイ装置131に前記表示すべきメニュー画面の表示を実行させる(ステップS10)。
また、前記表示すべきメニュー画面のデータが既にRAM16にコピー済みであると判定されたとき(ステップS2)、システムコントローラ10の表示実行手段は、メニュー画面識別情報により、RAM16に格納されている前記表示すべきメニュー画面のデータを検索して読み出し、OSD部12でOSD処理し、映像出力部7でメニュー画面の映像信号に変換して、テレビジョン受像機13のディスプレイ装置131に供給することにより、ディスプレイ装置131に前記表示すべきメニュー画面の表示を実行させる(ステップS9)。
以上説明したように本実施形態によれば、頻繁に表示されると推測されるメニュー画面のデータを光ディスク15からRAM16に予めコピーしておくことにより、頻繁に表示されるメニュー画面の出画を早くできる。また、RAM16の容量不足になったとき、RAM16にコピーされているメニュー画面のデータの中で最大優先値を持つメニュー画面のデータを少なくとも一つ消去するようにしたので、メニュー画面の出画を早くできるようにするために使用するRAM16の容量不足が生じないようになる。
本発明は、DVDプレイヤやDVDレコーダなどの光ディスク装置におけるメニュー画面を表示させる表示機能に利用可能であり、例えば、DivX Ultraファイルのメニュー画面であっても、メニュー画面の出画が早くできるようになる。
本発明の一実施形態に係る情報再生装置としての複合型記録再生装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態において優先値テーブルの内容の一例を示す図である。 前記実施形態においてメニュー画面の優先値の一例を説明するためのブロック図である。 前記実施形態においてメニュー画面を表示させる処理を説明するためのフローチャートである。 DVDビデオディスクにおけるメニュー画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 複合型記録再生装置(情報再生装置)
10 システムコントローラ
14 HD(メモリ)
16 RAM(メモリ)
T 優先値テーブル

Claims (3)

  1. 少なくとも光ディスクに記録された所定規格のファイルやその他の情報を再生することができる情報再生装置において、
    頻繁に表示されると推測されるメニュー画面のデータを光ディスクからメモリに予めコピーしておき、表示すべきメニュー画面が決定されたとき、前記表示すべきメニュー画面のデータが既に前記メモリにコピー済みであると判定すると、前記メモリに格納されているメニュー画面のデータにより前記表示すべきメニュー画面の表示を実行させ、
    表示すべきメニュー画面が決定されたとき、前記表示すべきメニュー画面のデータが前記メモリにコピーされていないと判定すると、前記表示すべきメニュー画面のデータを前記メモリにコピーし、前記メモリにコピーされたメニュー画面のデータにより前記表示すべきメニュー画面の表示を実行させるシステムコントローラを備えたことを特徴とする情報再生装置。
  2. 前記システムコントローラは、表示すべきメニュー画面が決定されると、前記表示すべきメニュー画面のデータが既にメモリにコピー済みであるか否かを判定するコピー判定手段と、前記表示すべきメニュー画面のデータが既に前記メモリにコピー済みではないと判定されたとき、前記メモリに空き容量が有り、前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能であるか否かを判定するデータ格納可能判定手段と、前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能でないと判定されたとき、前記表示すべきメニュー画面の優先値を求める優先値求め手段と、前記メモリにコピーされているメニュー画面のデータが示すメニュー画面の優先値の中で最低の優先順位を示す最大優先値を求める最大優先値求め手段と、前記表示すべきメニュー画面の優先値は前記最大優先値以下であるか否かを判定する優先値判定手段と、前記表示すべきメニュー画面の優先値は前記最大優先値以下であると判定されたとき、前記メモリにコピーされているメニュー画面のデータの中で最大優先値を持つメニュー画面のデータを少なくとも一つ消去して前記データ格納可能判定手段の処理に戻すデータ消去手段と、前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能であると判定されたとき、前記表示すべきメニュー画面のデータを前記メモリにコピーするデータコピー手段と、前記表示すべきメニュー画面の優先値は前記最大優先値を超えると判定されたとき、光ディスクに記録されているメニュー画面のデータから表示を実行させ、また、前記表示すべきメニュー画面のデータがメモリにコピーされた後、あるいは前記表示すべきメニュー画面のデータが既にメモリにコピー済みであると判定されたとき、前記メモリに格納されているメニュー画面のデータから表示を実行させる表示実行手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の情報再生装置。
  3. 所定規格のファイルにおける複数のメニュー画面のうち表示頻度に応じて予め設定されたメニュー画面に対する優先順位を示す優先値を格納した優先値テーブルを備え、前記優先値求め手段は、前記表示すべきメニュー画面のデータが格納可能でないと判定されたとき、前記表示すべきメニュー画面の優先値を前記優先値テーブルにより求めることを特徴とする請求項2に記載の情報再生装置。
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