JP2008261103A - 半乾式接着タイル張り工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】接着固定の信頼性を高めつつ、材料使用量を減らしてコストダウンし、美観に優れ、建物外壁の下地精度に影響受けない半乾式接着タイル張り工法を提供することを目的とする。
【解決手段】半乾式接着タイル張り工法において、建物外壁表面に所定間隔で固定されたアンカーにより機械的固定部材を設置した後、所定間隔で平行に有機系接着剤をビード打ちし、該有機系接着剤によりタイルと機械的固定部材を接着し、前記機械的固定部材がタイル表面側に露出することなくタイルを張り付けることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物外壁にタイルを有機系接着剤による接着固定に機械的固定の要素を併用して張り付ける半乾式接着タイル張り工法に関する。
従来、建物外壁のタイル張りは、張付けモルタルを用いて接着固定する工法が広く用いられている。また、有機系接着剤を用いてタイルを接着固定する工法、専用の取付け金物を用いる機械式固定を用いる工法、張付けモルタルや有機系接着剤中に合成樹脂製のネットを設置する工法、タイルの裏足形状を工夫した工法等が実施されている。
特開2006−274744公報 特開2000−96802号公報 特開2002−349044号公報 特開平9−78797号公報
しかしながら、張付けモルタルによる接着固定する工法は、接着品質のばらつきが大きく、信頼性が必ずしも高くなく、さらに300mmを超えるサイズのタイルは、張付けモルタルで接着するのは困難であるという問題がある。留め釘等の機械式固定による固定方式は、タイルの表面側から留め釘を建物外壁に打ち込まなければならず、施工時間を多く必要とし、表面側の美観にも影響するという問題を有する。また、有機系接着剤による固定方式は、優れた接着固定性能を示すが、張付けモルタルに比較しコストが大幅にアップするという問題がある。張付けモルタルや有機系接着剤中に合成樹脂製ネットを設置する工法は、合成樹脂ネットがタイル張付け重量で伸びタイルの接着強度を大きく向上する点では限界が存在した。
本発明は、前記課題を解決する接着固定の信頼性を高めつつ、材料使用量を減らしてコストダウンし、美観に優れ、建物外壁の下地精度に影響受けない半乾式接着タイル張り工法を提供することを目的とする。
本第1発明は、前記課題を解決するために、半乾式接着タイル張り工法において、建物外壁表面に所定間隔で固定されたアンカーにより機械的固定部材を設置した後、所定間隔で平行に有機系接着剤をビード打ちし、該有機系接着剤によりタイルと機械的固定部材を接着し、前記機械的固定部材がタイル表面側に露出することなくタイルを張り付けることを特徴とする。(なお、本発明のビード打ちとは、ベタ塗りでなく、概略線状に塗布することをいう。)
本第2発明は、本第1発明の半乾式接着タイル張り工法において、前記機械的固定部材をステンレスワイヤメッシュとすることを特徴とする。
本第3発明は、本第1発明の半乾式接着タイル張り工法において、前記機械的固定部材をステンレスワイヤとすることを特徴とする。
本第4発明は、本第1発明の半乾式接着タイル張り工法において、前記機械的固定部材を水平部が一致するように建物外壁に設置された下地アングル材とし、前記水平部の中央に突起を形成し、前記水平部に有機系接着剤をビード打ちすることを特徴とする。
本第5発明は、本第1発明の半乾式接着タイル張り工法において、前記機械的固定部材を水平部が一致するように建物外壁に設置された下地アングル材とし、前記水平部の中央部に所定間隔で穴を形成し、前記穴の両側に有機系接着剤の厚み規制突起を形成し、前記水平部に有機系接着剤をビード打ちすることを特徴とする。
本第6発明は、本第1〜第5発明のいずれかの半乾式接着タイル張り工法において、裏足のない張り付け面が平滑なタイルを用いることを特徴とする。
本第7発明は、本第1〜第5発明のいずれかの半乾式接着タイル張り工法において、前記ビード打ちされた有機系接着剤と平行な複数の裏足を形成したタイルを用い、前記タイルの複数の裏足溝の一部の裏足溝内にビード打ちされた有機系接着剤が嵌入し、前記有機系接着剤が嵌入した裏足溝の一部の裏足溝に前記機械的固定部材を位置させることを特徴とする。
本発明の半乾式接着タイル張り工法において、建物外壁表面に所定間隔で固定されたアンカーにより機械的固定部材を設置した後、所定間隔で平行に有機系接着剤をビード打ちし、該有機系接着剤によりタイルと機械的固定部材を接着し、前記機械的固定部材がタイル表面側に露出することなくタイルを張り付ける構成により、有機系接着剤による接着固定と機械的固定部材による固定を併用することで有機系接着剤の使用量を大幅に減らしコストの低減を図ることができ、タイルと有機系接着剤の留め付け箇所がタイルの一部であるため、タイルの裏面前面を有機系接着剤で接着固定するのに比較して、建物外壁表面の不陸によるタイル張付け精度に対する影響を少なくすることができ、タイル表面側に機械的固定部材が露出しないので美観に優れている。また、浸入した雨水を速やかに排水し、かつ乾燥も速いので、接着材の劣化も少なく耐久性が確保できる。
機械的固定部材をステンレスワイヤメッシュとする構成により、ステンレスワイヤメッシュは耐食性に優れ、伸びに対しても強度を有するので、有機系接着剤による接着固定との併用によりタイルの張付け強度を向上することができる。
機械的固定部材をステンレスワイヤとする構成により、ステンレスワイヤメッシュは耐食性に優れ、伸びに対しても強度を有するので、有機系接着剤による接着固定との併用によりタイルの張付け強度を向上することができる。
機械的固定部材を水平部が一致するように建物外壁に設置された下地アングル材とし、前記水平部の中央に突起を形成し、水平部に有機系接着剤をビード打ちする構成により、下地アングル材の水平部が建物外壁の表面不陸にかかわらずそろえられるのでタイル張りの仕上がり精度を向上させ、特に、ラスタータイルなど反射や映り込みのある平滑なタイルの張付けに適している。さらに、有機系接着剤による接着固定と機械的固定部材による固定を併用することで有機系接着剤の使用量を大幅に減らしコストの低減を図ることができる。
機械的固定部材を水平部が一致するように建物外壁に設置された下地アングル材とし、前記水平部の中央部に所定間隔で穴を形成し、前記穴の両側に有機系接着剤の厚み規制突起を形成し、水平部に有機系接着剤をビード打ちする構成により、下地アングル材の水平部が建物外壁の表面不陸にかかわらずそろえられるのでタイル張りの仕上がり精度を向上させ、特に、ラスタータイルなど反射や映り込みのある平滑なタイルの張付けに適している。さらに、有機系接着剤が穴に貫入して機械的かみ合わせをし、接着固定と機械的固定部材による固定を併用することで有機系接着剤の使用量を大幅に減らしコストの低減を図ることができる。
裏足のない張り付け面が平滑なタイルを用いる構成により、有機系接着剤による接着固定と機械的固定部材による固定を併用することで有機系接着剤の使用量を大幅に減らしコストの低減を図ることができ、タイルと有機系接着剤の留め付け箇所がタイルの一部であるため、タイルの裏面前面を有機系接着剤で接着固定するのに比較して、建物外壁表面の不陸によるタイル張付け精度に対する影響を少なくすることができ、タイル表面側に機械的固定部材が露出しないので美観に優れている。
ビード打ちされた有機系接着剤と平行な複数の裏足を形成したタイルを用い、前記タイルの複数の裏足溝の一部の裏足溝内にビード打ちされた有機系接着剤が嵌入し、前記有機系接着剤が嵌入した裏足溝の一部の裏足溝に前記機械的固定部材を位置させる構成により、より強固にタイルを張り付けることができる。
図1(a)(b)は、本発明の半乾式接着タイル張り工法の第1実施形態を示す図である。第1実施形態では、建物外壁1に所定間隔でアンカー2を設置する。アンカー2はφ4mm程度のものを1m2あたり4本以上を目安に、タイルのサイズ及び質量に応じてアンカー本数を調整する。次いで、ステンレスワイヤメッシュ3をアンカー2に緊結しながら設置する。その後、建物外壁1に所定間隔でビード打ちで有機系接着剤4を塗布する。有機系接着剤4としては、ゴム系、ウレタン系、エポキシ系、シリコン系、アクリル系などがあるが、耐候性、耐水性の良好なものが好ましい。有機系接着剤4の塗布量は後述のタイル5の裏足溝9の深さに関係してくるが、塗布量が多いと乾燥に時間を要し、張付けたタイル5がずれ易くなるので、タイル5のサイズ及び質量に適した塗布量にするのが望ましい。
タイル5は、そのサイズに制限はないが、寸法が小さいタイルはコストアップ要因となる。本実施形態では、タイル5の裏面には所定間隔で複数の裏足6と裏足溝7が形成される。裏足6、裏足溝7は、ビード打ちされた有機系接着剤4のビード方向と平行な向きに伸びている。タイル5を建物外壁1に接着固定する際、タイル5の裏足溝7の一部に有機系接着剤4のビードが嵌入するようにする。すなわち、有機系接着剤4のビードの間隔は、張付けるタイル5の裏足溝7の間隔により決定される。図に示される第1実施形態では、タイル5の裏溝7は3本形成され、そのうち2本の裏足溝7に有機系接着剤4のビードが嵌入する2箇所留めされている。なお、有機系接着剤4の留め付けピッチは200mm程度が限度であり、これを上回るタイルサイズの場合は3箇所留めが望ましい。タイル5の裏足溝7の深さは、深すぎると有機系接着剤4の塗布量が多くなりコストアップ要因となり、浅すぎると十分な接着固定強度が得られず剥離するので、タイルサイズ及び質量に応じた深さとするのが望ましい。また、有機系接着剤4が嵌入したタイル5の裏足溝7の一箇所以上に機械的固定部材であるステンレスワイヤメッシュ3が位置するようにする。そのため、ステンレスワイヤメッシュ3の設置間隔は、タイル5の裏足溝7の間隔により決定される。
第1実施形態のタイル張り工法では、有機系接着剤4を所定間隔でビード打ちし、タイル5の複数の裏足溝7の一部で接着固定し、有機系接着剤4により留め付けされた裏足溝7の一部に機械的固定部材であるステンレスワイヤメッシュ3が位置することで、有機系接着剤4の塗布量を大幅に減らすことができ、かつ、腐食に強く、伸び強度が大きいステンレスワイヤメッシュ3によりタイル5の留め付け強度を向上することができる。さらに、タイル5と有機系接着剤4の留め付けが複数の裏足溝7の一部でのみ留め付けられるので、建物外壁1の表面に多少の不陸が存在しても、タイル5に張り付け精度への影響を小さくすることができる。
図2は、本発明の半乾式接着タイル張り工法の第2実施形態を示す図である。第2実施形態では、建物外壁1に縦方向に直線上に所定間隔でφ4mm程度のアンカー2を配置し、縦方向に設置したアンカー2の列を横方向に所定間隔をおいて設置する。縦方向も設置したアンカー2にステンレスワイヤ8を縦方向に直線状に伸びるように緊結する。有機系接着剤4を建物外壁1に所定間隔で縦方向に伸びるようにビード打ちして塗布する。縦方向に直線状に伸びるステンレスワイヤ8上には有機系接着剤4を必ずビード打ちして塗布する。タイル5を建物外壁1に接着固定する際、タイル5の裏足溝7の一部に有機系接着剤4のビードが嵌入するようにする。すなわち、有機系接着剤4のビードの間隔は、張付けるタイル5の裏足溝7の間隔により決定される。図に示される第1実施形態では、タイル5の裏溝7は3本形成され、そのうち2本の裏足溝7に有機系接着剤4のビードが嵌入する2箇所留めされている。有機系接着剤4が嵌入した2箇所の裏足溝7の内の1箇所の裏足溝7にステンレスワイヤ8が位置するようにする。縦方向に直線状に伸びるステンレスワイヤ8の列の間隔もタイル5の裏足溝7の間隔により決定される。図2で示される第2実施形態では、二丁掛けタイルで目地幅10mmの場合、ステンレスワイヤ8は、タイル1枚当たり1箇所留め付けで237mmピッチとなり、有機計接着剤4は、タイル1枚当たり2箇所留め付けで、116mmピッチとなる。なお、有機系接着剤4の留め付けピッチは200mm程度が限度であり、これを上回るタイルサイズの場合は3箇所留めが望ましい。
第2実施形態のタイル張り工法では、有機系接着剤4を所定間隔でビード打ちし、タイル5の複数の裏足溝7の一部で接着固定し、有機系接着剤4により留め付けされた裏足溝7の一部に機械的固定部材であるステンレスワイヤ8が位置することで、有機系接着剤4の塗布量を大幅に減らすことができ、かつ、腐食に強く、伸び強度が大きいステンレスワイヤ8によりタイル5の留め付け強度を向上することができる。さらに、タイル5と有機系接着剤4の留め付けが複数の裏足溝7の一部でのみ留め付けられるので、建物外壁1の表面に多少の不陸が存在しても、タイル5に張り付け精度への影響を小さくすることができる。
図3(a)(b)は、本発明の半乾式接着タイル張り工法の第3実施形態を示す図である。第3実施形態では、建物外壁1に縦方向に所定間隔でアンカー2によりブラケット9を設置する。ブラケット9に縦方向に伸びる断面L字形の下地アングル材10の垂直部を、下地アングル材の水平部が建物外壁1の表面の不陸にもかかわらず一致するように調節して連結する。下地アングル材10の水平部の中央には突起11が形成される。下地アングル材10としては、耐久性、耐食性を考慮してアルミ、アルミ合金等の金属性が望ましいが、強度の大きい樹脂製でも良い。下地アングル材10の水平部に有機系接着剤4をビード打ちして塗布する。タイル5を建物外壁1に接着固定する際、タイル5の裏足溝7の一部に有機系接着剤4のビードが嵌入するようにする。すなわち、下地アングル材10の間隔は、張付けるタイル5の裏足溝7の間隔により決定される。図3(a)(b)に示される第3実施形態では、タイル5の裏足溝7は3本形成され、そのうち2本の裏足溝7に有機系接着剤4のビードが嵌入する2箇所留めされている。有機系接着剤4が嵌入した2箇所の裏足溝7内に下地アングル材10の水平部に形成された突起11が位置することで機械的かみ合わせを実現する。この工法は、比較的タイルサイズが大きい場合に適用する。特にタイルサイズに制限はないが、仮に395mm角タイルで目地幅10mmの場合、2箇所留め付けで、下地アングル10のピッチは200mmピッチとなる。
第3実施形態のタイル張り工法では、有機系接着剤4を所定間隔で建物外壁1に設置した下地アングル材10の水平部にビード打ちし、タイル5の複数の裏足溝7の一部で接着固定し、有機系接着剤4により留め付けされた裏足溝7に機械的固定部材である下地アングル材10の突起11が位置することで機械的かみ合わせができ、有機系接着剤4の塗布量を大幅に減らすことができ、留め付け強度を向上することができる。さらに、ブラケット9に下地アングル材10を、下地アングル材10の水平部が建物外壁1の表面の不陸にもかかわらず揃うように連結することで、タイルの仕上がり精度を向上することができ、特に、ラスタータイルなど反射や映り込みのある平滑なタイルの張付けに適している。
図4(a)(b)は、本発明の半乾式接着タイル張り工法の第4実施形態を示す図である。第4実施形態では、前記第3実施形態と同様に、建物外壁1に縦方向に所定間隔でアンカー2によりブラケット9を設置する。ブラケット9に縦方向に伸びる断面L字形の下地アングル材10の垂直部を、下地アングル材の水平部が建物外壁1の表面の不陸にもかかわらず一致するように調節して連結する。下地アングル材10の水平部の中央には所定間隔で穴12が形成される。穴12の両側には、有機系接着剤4の厚み規制突起13を形成する。
第4実施形態のタイル張り工法では、有機系接着剤4を所定間隔で建物外壁1に設置した下地アングル材10の水平部にビード打ちし、タイル5の複数の裏足溝7の一部で接着固定し、有機系接着剤4により留め付けされた裏足溝7に機械的固定部材である下地アングル材10の水平部に形成した穴12が位置し、有機系接着剤4が穴12に貫入することで機械的かみ合わせができる。穴12の両側に形成した有機系接着剤の厚み規制突起13がタイル5の裏足溝7以外の部分(例えば裏足)の表面に当接して、タイル5と下地アングル材10の水平部との間隔を一定として有機系接着剤4の接着厚みを規制する。
以上のように第1〜第4実施形態では、裏面に複数の裏足6を形成したタイル5を用いタイル張り工法を紹介したが、前記各実施形態で裏足のない張り付け面が平滑なタイルを用いても良い。
(a)(b)本発明の第1実施形態を示す図である。 (a)(b)本発明の第2実施形態を示す図である。 (a)(b)本発明の第3実施形態を示す図である。 (a)(b)本発明の第3実施形態を示す図である。
符号の説明
1:建物外壁、2:アンカー、3:ステンレスワイヤメッシュ、4:有機系接着剤、5:タイル、6:裏足、7:裏足溝、8:ステンレスワイヤ、9:ブラケット、10:下地アングル、11:突起、12:穴、13:有機系接着剤の厚み規制突起

Claims (7)

  1. 建物外壁表面に所定間隔で固定されたアンカーにより機械的固定部材を設置した後、所定間隔で平行に有機系接着剤をビード打ちし、該有機系接着剤によりタイルと機械的固定部材を外壁表面に接着し、前記機械的固定部材がタイル表面側に露出することなくタイルを張り付けることを特徴とする半乾式接着タイル張り工法。
  2. 前記機械的固定部材をステンレスワイヤメッシュとすることを特徴とする請求項1に記載の半乾式接着タイル張り工法。
  3. 前記機械的固定部材をステンレスワイヤとすることを特徴とする請求項1に記載の半乾式接着タイル張り工法。
  4. 前記機械的固定部材を水平部が一致するように建物外壁に設置された下地アングル材とし、前記水平部の中央に突起を形成し、前記水平部に有機系接着剤をビード打ちすることを特徴とする請求項1に記載の半乾式接着タイル張り工法。
  5. 前記機械的固定部材を水平部が一致するように建物外壁に設置された下地アングル材とし、前記水平部の中央部に所定間隔で穴を形成し、前記穴の両側に有機系接着剤の厚み規制突起を形成し、前記水平部に有機系接着剤をビード打ちすることを特徴とする請求項1に記載の半乾式接着タイル張り工法。
  6. 裏足のない張り付け面が平滑なタイルを用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の半乾式接着タイル張り工法。
  7. 前記ビード打ちされた有機系接着剤と平行な複数の裏足を形成したタイルを用い、前記タイルの複数の裏足溝の一部の裏足溝内にビード打ちされた有機系接着剤が嵌入し、前記有機系接着剤が嵌入した裏足溝の一部の裏足溝に前記機械的固定部材を位置させることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の半乾式接着タイル張り工法。
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