JP2008254495A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】騒音の発生を防止することができる電動パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】アイドルギヤ32は、第1のスリーブ44と、この第1のスリーブ44を取り囲む第2のスリーブ45と、第1および第2のスリーブ44,45の間に介在する筒状の弾性部材46とを含む。第1のスリーブ44と弾性部材46とは互いの一端部で凹凸嵌合している。第2のスリーブ45と弾性部材46とは互いの一端部で凹凸嵌合している。
各スリーブ44,45および弾性部材46の一端部は、弾性継手として機能する。アイドルギヤ32の歯部は、弾性部材46の弾性変形による反発力によって、他のギヤ(図示せず)に押し付けられている。アイドルギヤ32と他のギヤとのバックラッシはゼロになっている。
【選択図】図3

Description

この発明は、電動パワーステアリング装置に関するものである。
電動パワーステアリング装置には、ラックアシストタイプと呼ばれるものがある。このタイプの電動パワーステアリング装置は、操舵補助用の電動モータと、減速機と、ボールねじ機構とを有している。ボールねじ機構は、ボールねじ軸と、ボールナットとを有している。ボールねじ軸は、操舵機構の一部を構成するラック軸に連結されている。電動モータの出力は、減速機とボールねじ機構を介してラック軸に伝達される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、減速機は、電動モータによって回転駆動される駆動ギヤと、ボールナットに同行回転可能に連結された従動ギヤと、駆動ギヤと従動ギヤとの間に配置され両ギヤに噛み合う中間ギヤとを有している。
特開平5−262243号公報
駆動ギヤと中間ギヤとの噛み合い部、および、従動ギヤと中間ギヤとの噛み合い部には、適度な大きさのバックラッシが設けられている。また、中間ギヤの歯部は、通例、騒音低減のために合成樹脂等により形成されている。しかしながら、中間ギヤの歯部の摩耗や経年変化によりバックラッシが大きくなる場合がある。バックラッシが大きくなると、歯面同士の衝突による騒音(いわゆる歯打ち音)が発生し易くなる。
この発明は、かかる背景のもとになされたものであり、騒音の発生を防止することができる電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、操舵補助用の電動モータ(25)の動力を操舵機構(4)に伝達するための伝達機構(26)を備え、この伝達機構は、駆動ギヤ(31)と、従動ギヤ(33)と、駆動ギヤおよび従動ギヤに噛み合う中間ギヤ(32)と、を含み、この中間ギヤは、ハウジング(23)によって支持された支軸(36)の外周(37a)に転がり軸受(63)を介して回転可能に支持された環状の歯部形成部(47)と、この歯部形成部の内周(47a)と転がり軸受の外輪(63a)との間に介在し、両者をトルク伝達可能に連結する環状の弾性部材(46)と、を含み、上記支軸の軸心(P4)および歯部形成部の軸心(P2)が互いにオフセットされており、その結果、弾性部材の内周(48a)が外周(48b)に対して偏心し、偏心に伴う弾性部材の弾性反発力によって、歯部形成部が駆動ギヤおよび従動ギヤに近づく方向に弾性的に予圧されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置(1)である。
本発明によれば、支軸の軸心と歯部形成部の軸心とを互いにオフセットさせることにより、歯部形成部と転がり軸受との間に配置された弾性部材を弾性変形させて、駆動ギヤおよび従動ギヤに対して歯部形成部を弾性的に押し付けることができる。これにより、駆動ギヤと中間ギヤとの間、および、従動ギヤと中間ギヤとの間のバックラッシを常にゼロに保つことができる。したがって、歯面同士の衝突による騒音の発生を防止することができる。
また、支軸の軸心と歯部形成部の軸心とのオフセット量を調整して、駆動ギヤおよび従動ギヤに対する歯部形成部の押付圧を適切な値に設定することにより、各ギヤ間で回転をスムーズに伝達させることができる。
また、本発明において、上記歯部形成部は、上記弾性部材を介して軸方向(Y1)、径方向(Z1)および回転方向(X1)に弾性支持されている場合がある。この場合、軸方向、径方向および回転方向への歯部形成部の振動を弾性部材に吸収させて、当該振動を減衰させることができる。これにより、騒音の発生を防止することができる。
また、本発明において、上記中間ギヤは、上記転がり軸受の外輪と同行回転可能な金属製の第1のスリーブ(44)と、歯部形成部の内周に同行回転可能に嵌合し且つ上記弾性部材を介して第1のスリーブとトルク伝達可能に連結された金属製の第2のスリーブ(45)と、を含む場合がある。この場合、第1および第2のスリーブ間で弾性部材を弾性変形させることにより、駆動ギヤおよび従動ギヤに対して歯部形成部を押し付けることができる。また、弾性部材を介して第1および第2のスリーブ間でトルクを伝達することにより、駆動ギヤからのトルクを転がり軸受の外輪に伝達して歯部形成部を回転せることができる。
また、本発明において、上記弾性部材は、第1のスリーブの外周(44b)と第2のスリーブの内周(50a)との間に介在する筒状部(48)と、筒状部の一端に延設された端壁(49)と、を含み、第2のスリーブは、筒状部(50)と、筒状部の一端に形成された端壁(51)と、を含み、弾性部材の端壁が、第1のスリーブの端面(44c)と第2のスリーブの端壁との間に軸方向に挟持されている場合がある。この場合、弾性部材の端壁が、第1のスリーブの端面と第2のスリーブの端壁との間で軸方向に挟持されているので、歯部形成部の軸方向への振動を弾性部材に吸収させることができる。
また、本発明において、上記弾性部材は第1および第2のスリーブのそれぞれとトルク伝達可能に弾性係合する凸部(72)または凹部(73)を含む場合がある。この場合、弾性部材の凸部または凹部をそれぞれ第1および第2のスリーブに弾性係合させることにより、第1および第2のスリーブ間で大トルクを伝達することができる。また、凸部または凹部を弾性係合させることで、歯部形成部の回転方向への振動を弾性部材に吸収させることができる。
なお、上記において、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置1の概略構成の模式図である。
図1を参照して、電動パワーステアリング装置1は、運転者により操舵(回動)される操舵部材としてのステアリングホイール2と、このステアリングホイール2の操舵に連動して転舵輪3を転舵する操舵機構4と、ステアリングホイール2と操舵機構4とを連結し、ステアリングホイール2の回動を操舵機構4に伝達するステアリングシャフト5および中間軸6とを備えている。
ステアリングシャフト5は、筒状のステアリングコラム7内を挿通しており、このステアリングコラム7内で回転可能に支持されている。ステアリングシャフト5の一端は、ステアリングホイール2に連結されている。また、ステアリングシャフト5の他端は、中間軸6に連結されている。ステアリングコラム7は、ブラケット8によって車体の一部100に固定されている。
中間軸6は、動力伝達軸9と、動力伝達軸9の一端に設けられた第1の継手10と、動力伝達軸9の他端に設けられた第2の継手11とを含む。動力伝達軸9の一端は、第1の継手10を介してステアリングシャフト5に連結されている。また、動力伝達軸9の他端は、第2の継手11を介して操舵機構4に連結されている。
操舵機構4は、入力軸としてのピニオン軸12と、出力軸としてのラック軸13と、ピニオン軸12およびラック軸13を支持するハウジング14とを含む。中間軸6はピニオン軸12に連結されている。ステアリングホイール2の回動は、ステアリングシャフト5および中間軸6を介してピニオン軸12に伝達される。これにより、ピニオン軸12が回動する。また、ピニオン軸12の回動は、ラック軸13の軸方向移動に変換されるようになっている。これにより、転舵輪3の転舵が達成される。
ピニオン軸12は、中間軸6に連結された入力軸15と、トーションバー16を介して入力軸15に連結された出力軸17とを含む。出力軸17の先端(図1では下端)には、ピニオン18が形成されている。また、入力軸15および出力軸17は、トーションバー16を介して同一軸線上で相対回転可能に連結されている。すなわち、入力軸15にその軸線まわりの回転トルクが入力されると、トーションバー16が、弾性ねじり変形しつつ当該回転トルクを出力軸17に伝達する。
トーションバー16の周囲に配置されたトルクセンサ19は、トーションバー16を介する入力軸15および出力軸17間の相対回転変位量に基づいて操舵トルクを検出する。また、トルクセンサ19により検出されたトルク検出結果は、ECU20(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)に入力されるようになっている。
ラック軸13は、自動車の横方向(自動車の直進方向と直交する水平方向)に沿って延びている。また、ラック軸13の軸方向の途中部には、上記ピニオン18と対をなすラック21が形成されている。このピニオン18およびラック21によって、ピニオン軸12の回動がラック軸13の軸方向移動に変換される。
ハウジング14は、互いに連結された第1のハウジング22および第2のハウジング23を含む。第1のハウジング22と第2のハウジング23とは、それぞれ車体の一部100に固定されている(図示せず)。第1のハウジング22はピニオン軸12を回転可能に支持している。また、第1のハウジング22と第2のハウジング23とは、ラック軸13の一部が配置される円柱状の空間を形成している。ラック軸13は、その一部が上記円柱状の空間に配置された状態で、直線往復移動可能に第1および第2のハウジング22,23に支持されている。
ラック軸13の両端部は、それぞれ第1のハウジング22および第2のハウジング23から突出している。このハウジング22,23から突出したラック軸13の両端部に、それぞれ、タイロッド24およびナックルアーム(図示せず)を介して転舵輪3が連結されている。
操舵機構4には、操舵トルク等に応じた操舵補助力が付与されるようになっている。すなわち、電動パワーステアリング装置1は、操舵機構4に操舵補助力を付与するための操舵補助機構を備えている。操舵補助機構は、操舵補助用の電動モータ25と、この電動モータ25の動力を操舵機構4に伝達するための伝達機構26とを含む。伝達機構26は、ラック軸13に動力を伝達するようになっている。
伝達機構26は、複数のギヤからなる減速機構27と、この減速機構27から伝達された回転をラック軸13の軸方向移動に変換するための変換機構としてのボールねじ機構28とを含む。減速機構27およびボールねじ機構28は、第2のハウジング23内に収容されている。また、電動モータ25は、第2のハウジング23に連結されている。
ステアリングホイール2が操舵されると、操舵トルクがトルクセンサ19によって検出される。そして、検出されたトルク検出結果はECU20に入力される。ECU20は、このトルク検出結果や、図示しない車速センサから入力される車速等に基づいて電動モータ25を制御する。これにより、操舵トルクや車速等に基づく動力が電動モータ25から出力される。この出力された動力は、減速機構27およびボールねじ機構28によって増幅され、操舵捕助力としてラック軸13に伝達される。これにより、運転者の操舵が補助される。
図2は、操舵補助機構を含む電動パワーステアリング装置1の要部の断面図である。図2を参照して、電動モータ25は、モータハウジング29と、このモータハウジング29から突出する回転軸30とを含む。電動モータ25は、回転軸30がラック軸13と平行になるように配置されている。
減速機構27は、電動モータ25により回転駆動される駆動ギヤとしてのピニオンギヤ31と、このピニオンギヤ31により回転駆動される中間ギヤとしてのアイドルギヤ32と、このアイドルギヤ32により回転駆動される従動ギヤとしてのリダクションギヤ33とを含む。
各ギヤ31〜33は、外歯の円形歯車であり、その中心軸線がラック軸13と平行になるように配置されている。すなわち、本実施形態に係る減速機構27は平行軸歯車機構である。ピニオンギヤ31、アイドルギヤ32およびリダクションギヤ33としては、例えば、平歯車、はすば歯車、やまば歯車などを用いることができる。
アイドルギヤ32は、ピニオンギヤ31とリダクションギヤ33との間に配置されている。アイドルギヤ32は、ピニオンギヤ31およびリダクションギヤ33のそれぞれと噛み合っている。ピニオンギヤ31の回転は、アイドルギヤ32を介してリダクションギヤ33に伝達される。リダクションギヤ33に伝達される回転は、ピニオンギヤ31よりも回転速度が減速され、ピニオンギヤ31よりも回転トルクが増幅されるようになっている。
ピニオンギヤ31は、例えば金属製である。ピニオンギヤ31は、第1の支軸34および動力伝達継手35を介して電動モータ25の回転軸30に同行回転可能に、且つ、同軸的に連結されている。第1の支軸34は、電動モータ25の回転軸30と同軸となるように直線状に延びている。また、第1の支軸34は、一対の軸受61,62を介して第2のハウジング23に回転可能に保持されている。
ピニオンギヤ31は、第1の支軸34の一端に同行回転可能に連結されている。本実施形態では、第1の支軸34とピニオンギヤ31とが単一の部材にされている。また、第1の支軸34の他端は、動力伝達継手35を介して電動モータ25の回転軸30に連結されている。第1の支軸34とピニオンギヤ31とは、電動モータ25の回転軸30に連動して回転するようになっている。このようにして、ピニオンギヤ31が電動モータ25に回転駆動されるようになっている。
アイドルギヤ32は、複数の部材により構成された筒状の部材である。アイドルギヤ32は、軸受63を介して第2の支軸36に回転可能に支持されている。軸受63としては、例えば転がり軸受を用いることができる。具体的には、軸受63として、玉軸受や、ころ軸受等を用いることができる。本実施形態では、軸受63としてラジアル玉軸受が用いられている。
第2の支軸36は、直線状に延びる軸部37と、この軸部37と直交する板状の端壁38とを含む。軸部37はアイドルギヤ32の内周を挿通している。軸部37とアイドルギヤ32は同軸である。上記軸受63は、軸部37の外周37aと、アイドルギヤ32の内周との間に介在している。すなわち、アイドルギヤ32は、軸受63を介して軸部37に回転可能に支持されている。アイドルギヤ32は、軸部37に対して相対回転可能に、且つ、軸方向移動不能にされている。端壁38は、軸部37の先端部(図2では右側の端部)に配置されている。軸部37と端壁38とは単一の部材で一体に形成されている。
軸部37の一端部37cは、第2のハウジング23に形成された挿通孔23aを挿通している。締結部材39は、軸部37の一端部37cに係合している。また、端壁38は、第2のハウジング23の開口部を塞ぐように、第2のハウジング23に係合している。第2のハウジング23は、端壁38と締結部材39によって挟持されている。このようにして、第2の支軸36が第2のハウジング23に固定されている。
リダクションギヤ33は、例えば金属製の環状の部材である。リダクションギヤ33は、ボールねじ機構28の一部(後述のボールナット40)に同行回転可能に連結されている。すなわち、リダクションギヤ33を回転させることにより、ボールねじ機構28の一部にその回転を伝達することができる。
ボールねじ機構28は、リダクションギヤ33により回転駆動されるボールナット40と、このボールナット40と対を成すねじ軸41と、ボールナット40とねじ軸41との間に介在する複数のボール42とを含む。
ボールナット40は、ラック軸13を同軸的に取り囲む筒状の部材である。ボールナット40は、断面円状の内周面および外周面を有する。ボールナット40の内周面の一部には、螺旋状の軌道溝が形成されている。また、ボールナット40の外周面には、リダクションギヤ33が係合する係合フランジ43が形成されている。
ボールナット40は、軸受64を介して第2のハウジング23に回転可能に支持されている。軸受64は、ボールナット40に対する軸方向移動が規制されている。また、軸受64は、第2のハウジング23に対する軸方向移動が規制されている。したがって、ボールナット40は、第2のハウジング23に対する軸方向移動が規制された状態で当該第2のハウジング23に回転可能に支持されている。
リダクションギヤ33は、ボールナット40を同軸的に取り囲んでいる。ボールナット40とリダクションギヤ33とは、固定されている。ボールナット40は、リダクションギヤ33を支持する第3の支軸として機能する。また、リダクションギヤ33は、係合フランジ43に係合することで、ボールナット40に対してその軸方向に位置決めされている。
ねじ軸41は、ラック軸13の外周に形成された螺旋状の軌道溝を有する。すなわち、ラック軸13の軸方向の所定範囲がねじ軸41となっている。複数のボール42は、ボールナット40の軌道溝と、このボールナット40の軌道溝に対向するねじ軸41の軌道溝との間に配置されている。
以下では、アイドルギヤ32の構成について詳しく説明する。
図3は、アイドルギヤ32の模式的な拡大断面図である。この図3では、アイドルギヤ32以外の構成を二点鎖線で示している。図3を参照して、アイドルギヤ32は、軸受63の外輪63aに同行回転可能に連結された金属製の第1のスリーブ44と、この第1のスリーブ44を同軸的に取り囲む金属製の第2のスリーブ45と、第1のスリーブ44と第2のスリーブ45との間に介在する筒状の弾性部材46と、第2のスリーブ45を同軸的に取り囲む筒状の歯部形成部47とを含む。歯部形成部47の外周に歯部が形成されている。
図4は、第1のスリーブ44の構造を説明するための図である。また、図5は、弾性部材46の構造を説明するための図である。また、図6は、第2のスリーブ45と歯部形成部47の構造を説明するための図である。図4〜図6における(a)では、それぞれ、対応する部材の径方向に沿う模式的な断面図を示している。また、図4〜図6における(b)では、それぞれ、対応する部材の模式的な平面図を示している。
図4を参照して、第1のスリーブ44は、所定の軸長を有する金属製の筒状の部材である。第1のスリーブ44の一端部(図4(a)の左側の端部)は、複数箇所切り欠かれている。すなわち、第1のスリーブ44の一端部には、その周方向に沿って複数の凹部71が設けられている。複数の凹部71は、それぞれほぼ同じ形状にされている。複数の凹部71は、平面視において、それぞれ円弧状にされている。第1のスリーブ44の一端面44c(図4(a)の左側の端面)は、第1のスリーブ44の軸方向に凹凸となる凹凸面になっている。
図3および図5を参照して、弾性部材46は、例えば合成樹脂や合成ゴム等の比較的軟質な材料で形成された筒状の部材である。上記合成樹脂としては、例えば熱可塑性エラストマーを用いることができる。上記合成ゴムとしては、例えば、二トリルゴム(NBR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、クロロプレンゴム(CR)、フッ素ゴム(FR)などを用いることができる。
弾性部材46は、第1のスリーブ44とほぼ同じ軸長を有する筒状部48と、この筒状部48の一端(図5(a)の左側の端部)からその径方向内方に延設された環状の端壁49とを含む。端壁49は、筒状部48の周方向に沿って見ると、筒状部48の軸方向に凹凸となる凹凸形状になっている。
具体的には、端壁49の一端面(図5(a)では端壁49の右側の端面)には、筒状部48の軸方向の一方側(図5(a)では右側)に凸となる複数の凸部72が、筒状部48の周方向に沿って一定の間隔を隔てて形成されている。また、端壁49の他端面(図5(a)では端壁49の左側の端面)には、上記軸方向の一方側に凹む複数の凹部73が、筒状部48の周方向に沿って一定の間隔を隔てて形成されている。本実施形態では、凸部72と凹部73とが一体になっている(凸部72の内部に凹部73が形成されている。)。
複数の凸部72は、それぞれほぼ同じ形状にされている。複数の凸部72は、平面視において、それぞれ円弧状にされている。各凸部72は、第1のスリーブ44の凹部71に嵌合するようになっている。また、弾性部材46の複数の凹部73は、それぞれほぼ同じ形状にされている。複数の凹部73は、平面視において、それぞれ円弧状にされている。
図3および図6を参照して、第2のスリーブ45は、例えば金属製である。第2のスリーブ45は、所定の軸長を有する筒状部50と、この筒状部50の一端(図6(a)では左側の端部)からその径方向内方に延設された環状の端壁51とを含む。筒状部50の軸長は、第1のスリーブ44および弾性部材46よりも長くされている。第2のスリーブ45の端壁51の内径は、弾性部材46の端壁49の内径とほぼ同じ径に設定されている。
筒状部50の内周50aには、止め輪52が嵌合する環状溝53が形成されている。筒状部50の外周には、係止突起54が形成されている。端壁51の一端面(図6(a)では端壁51の右側の端面)には、筒状部50の軸方向の一方側(図6では右側)に凸となる複数の凸部74が、筒状部50の周方向に沿って一定の間隔を隔てて形成されている。複数の凸部74は、それぞれほぼ同じ形状にされている。複数の凸部74は、平面視において、それぞれ円弧状にされている。各凸部74は、弾性部材46の凹部73に嵌合するようになっている。
歯部形成部47は、例えば合成樹脂等の比較的硬質な材料で形成された筒状の部材である。上記合成樹脂としては、例えば、ポリアミド系樹脂(PA)、ポリアセタール(POM)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、熱可塑性ポリイミド(TPI)などを用いることができる。
歯部形成部47は、第2のスリーブ45の筒状部50よりも軸長が短くされている。歯部形成部47は、第2のスリーブ45の筒状部50を同軸的に取り囲んでいる。すなわち、歯部形成部47の内周47aに、第2のスリーブ45の筒状部50が配置されている。歯部形成部47は、筒状部50の軸方向中間部に対応する位置に配置されている。
歯部形成部47は、第2のスリーブ45の筒状部50に固定されている。具体的には、例えばインサート成形により、歯部形成部47が第2のスリーブ45の筒状部50に固定されている。第2のスリーブ45に対する歯部形成部47の回転および軸方向移動は、第2のスリーブ45に形成された係止突起54によって確実に防止されている。これにより、歯部形成部47から第2のスリーブ45に確実にトルクが伝達されるようになっている。
図7は、アイドルギヤ32の模式的な分解断面図である。図3および図7を参照して、弾性部材46は、第2のスリーブ45の筒状部50の内側で当該第2のスリーブ45に保持されている。弾性部材46の筒状部48は、その径方向内方への弾性変形を伴いながら第2のスリーブ45の筒状部50の内周50aに嵌合している。
弾性部材46の端壁49と第2のスリーブ45の端壁51とは、互いに噛み合うように凹凸係合している。具体的には、第2のスリーブ45の端壁51に形成された各凸部74が、弾性部材46の端壁49に形成された対応する凹部73に隙間なく嵌合している。各凸部74とこれに対応する凹部73とは、アイドルギヤ32の回転方向X1(アイドルギヤ32の周方向と同一方向)およびアイドルギヤ32の軸方向Y1に関して互いに密着している。
一方、第1のスリーブ44は、弾性部材46の筒状部48の内側で第2のスリーブ45に保持されている。第1のスリーブ44は、弾性部材46の筒状部48の内周に弾性的に嵌合している。すなわち、第1のスリーブ44が弾性部材46の筒状部48に嵌合することにより、筒状部48の内周48aがその径方向外方に弾性変形している。
第1のスリーブ44の一端部(図3および図7では左側の端部)は、弾性部材46の端壁49に噛み合うように凹凸係合している。具体的には、弾性部材46の端壁49に形成された各凸部72が、第1のスリーブ44に形成された対応する凹部71に隙間なく嵌合している。各凸部72とこれに対応する凹部71とは、アイドルギヤ32の回転方向X1および軸方向Y1に関して互いに密着している。
図3に示すように、弾性部材46の端壁49は、第1のスリーブ44の一端面44cと第2のスリーブ45の端壁51とによって、アイドルギヤ32の軸方向Y1に挟持されている。
図3を参照して、弾性部材46および第1のスリーブ44のそれぞれの端面(図3では右側の端面)には、第2のスリーブ45の環状溝53に嵌合された止め輪52が係合している。この止め輪52によって、弾性部材46および第1のスリーブ44が第2のスリーブ45から抜けないようにされている。また、第1のスリーブ44の内周には、軸受63の外輪63aが例えば圧入により固定されている。また、軸受63の内輪63bは、第2の支軸36の軸部37の外周37aに嵌合されている。軸受63の内輪63bは、軸部37に対して軸方向移動不能、且つ、同行回転可能にされている。
アイドルギヤ32は、第2のスリーブ45、弾性部材46および第1のスリーブ44を介して、歯部形成部47に入力された回転トルクを軸受63の外輪63aに伝達することができる。具体的には、歯部形成部47に入力された回転トルクは、第2のスリーブ45に伝達された後、第2のスリーブ45の凸部74、弾性部材46の凹部73および凸部72、ならびに、第1のスリーブ44の凹部71を介して、第1のスリーブ44に伝達される。そして、第1のスリーブ44に伝達された回転トルクは軸受63の外輪63aに伝達される。すなわち、上記凸部72,74および凹部71,73は、トルクを伝達するための動力伝達継手として機能する。これらの凸部72,74および凹部71,73を凹凸係合させることにより、大きなトルクを伝達することができる。
また、歯部形成部47および第2のスリーブ45は、弾性部材46の端壁49によってアイドルギヤ32の回転方向X1および軸方向Y1に弾性支持されている。また、歯部形成部47および第2のスリーブ45は、弾性部材46の筒状部48によってアイドルギヤ32の径方向Z1に弾性支持されている。すなわち、上記凸部72,74および凹部71,73は、歯部形成部47を弾性的に支持しつつ、歯部形成部47からのトルクを伝達する弾性継手としても機能する。これにより、回転方向X1、軸方向Y1および径方向Z1に関する歯部形成部47の振動を弾性部材46に吸収させて、当該振動を減衰させることができる。したがって、歯部形成部47の振動に起因する騒音の発生を防止することができる。
図8は、ピニオンギヤ31、アイドルギヤ32およびリダクションギヤ33をラック軸13の軸方向から見たときの位置関係を説明するための概念的な図である。図3および図8を参照して、前述のように、アイドルギヤ32は、ピニオンギヤ31とリダクションギヤ33の間に配置されている。具体的には、図8に示すように、ピニオンギヤ31の軸心P1、アイドルギヤ32の軸心P2(歯部形成部47の軸心である)およびリダクションギヤ33の軸心P3は、一直線上に配置されておらず、所定の三角形の頂点上に配置されている。
また、アイドルギヤ32を回転可能に支持する第2の支軸36の軸心P4と、歯部形成部47の軸心P2との位置は一致していない。すなわち、第2の支軸36の軸心P4は、歯部形成部47の軸心P2の位置から所定の方向A1に所定のオフセット量でオフセットされた位置に配置されている。上記所定の方向A1は、ピニオンギヤ31およびリダクションギヤ33に近づく方向であり、且つ、ピニオンギヤ31の軸心P1と歯部形成部47の軸心P2とを結ぶ線、および、リダクションギヤ33の軸心P3と歯部形成部47の軸心P2とを結ぶ線により挟まれた角を二等分する方向である。
また、第2の支軸36の軸心P4が所定のオフセット量で所定の方向A1にオフセットされることにより、第1のスリーブ44の軸心も第2の支軸36の軸心P4と同様にオフセットされている。すなわち、第1のスリーブ44の軸心は、歯部形成部47の軸心P2の位置から、第2の支軸36の軸心P4と同じオフセット量で、同じ方向(所定の方向A1)にオフセットされた位置に配置される。このとき、弾性部材46の筒状部48の内周48aは、第1のスリーブ44の外周44bに沿っている。一方、弾性部材46の筒状部48の外周48bは、第2のスリーブ45の筒状部50の内周50aに沿っている。
すなわち、第2の支軸36の軸心P4が所定のオフセット量で所定の方向A1にオフセットされることにより、弾性部材46の筒状部48の内周48aがその外周48bに対して、上記所定のオフセット量に相当する所定の偏心量で偏心する。また、弾性部材46の筒状部48は、この偏心量に応じた弾性変形量で弾性変形する。そして、この弾性変形に伴う弾性部材46の弾性反発力が、第2のスリーブ45に加わる。これにより、第2のスリーブ45および歯部形成部47は、ピニオンギヤ31およびリダクションギヤ33に近づく方向に付勢される。そして、歯部形成部47は、弾性部材46による付勢力によって、ピニオンギヤ31およびリダクションギヤ33に弾性的に押し付けられる。
歯部形成部47がピニオンギヤ31およびリダクションギヤ33に弾性的に押し付けられることで、ピニオンギヤ31とアイドルギヤ32との噛み合い部、および、リダクションギヤ33とアイドルギヤ32との噛み合い部でのバックラッシが常にゼロに保たれる。これにより、例えば路面からの逆入力が転舵輪3を介して電動パワーステアリング装置1に伝達された場合であっても、各ギヤ31〜33の歯面同士の衝突による騒音の発生を確実に防止することができる。
また、各ギヤ31〜33の噛み合い部でのバックラッシがゼロであっても、第2の支軸36の軸心P4のオフセット量を調整して、ピニオンギヤ31およびリダクションギヤ33に対する歯部形成部47の押付圧を適正な値に設定することにより、ピニオンギヤ31からリダクションギヤ33へスムーズに回転を伝達させることができる。
さらに、第2の支軸36の軸心P4をオフセットさせて上記バックラッシを常にゼロに保つことができるので、減速機構27の組付性を向上させることができる。すなわち、減速機構27からの騒音を低減するための上記バックラッシの管理を厳しく行わなくてもよい。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、減速機構27が平行軸歯車機構である場合について説明したが、これに限らず、例えば、ベベルギヤなどにより構成される交差軸歯車機構や、ウォームおよびウォームホイールなどにより構成される食い違い歯車機構などを減速機構27として用いてもよい。
また、上述の実施形態では、歯部形成部47を構成する材料として、合成樹脂や合成ゴムを例示したが、これに限らず、金属等のその他の部材によって歯部形成部47を形成してもよい。
本発明の一実施形態に係る電動パワーステアリング装置の概略構成の模式図である。 操舵補助機構を含む電動パワーステアリング装置の要部の断面図である。 アイドルギヤの模式的な拡大断面図である。 第1のスリーブの構造を説明するための図である。 弾性部材の構造を説明するための図である。 第2のスリーブと歯部形成部の構造を説明するための図である。 アイドルギヤの模式的な分解断面図である。 ピニオンギヤ、アイドルギヤおよびリダクションギヤをラック軸の軸方向から見たときの位置関係を説明するための概念的な図である。
符号の説明
1・・・電動パワーステアリング装置、4・・・操舵機構、23・・・第2のハウジング(ハウジング)、25・・・電動モータ、26・・・伝達機構、31・・・ピニオンギヤ(駆動ギヤ)、32・・・アイドルギヤ(中間ギヤ)、33・・・リダクションギヤ(従動ギヤ)、36・・・第2の支軸(支軸)、37a・・・外周(支軸の外周)、44・・・第1のスリーブ、44b・・・外周(第1のスリーブの外周)、44c・・・一端面(第1のスリーブの端面)、45・・・第2のスリーブ、46・・・弾性部材、47・・・歯部形成部、47a・・・内周(歯部形成部の内周)、48・・・筒状部(弾性部材の筒状部)、48a・・・内周(弾性部材の内周)、48b・・・外周(弾性部材の外周)、49・・・端壁(弾性部材の端壁)、50・・・筒状部(第2のスリーブの筒状部)、50a・・・内周(第2のスリーブの内周)、51・・・端壁(第2のスリーブの端壁)、63・・・軸受(転がり軸受)、63a・・・外輪(転がり軸受の外輪)、72・・・凸部、73・・・凹部、P2・・・軸心(歯部形成部の軸心)、P4・・・軸心(支軸の軸心)、X1・・・回転方向、Y1・・・軸方向、Z1・・・径方向

Claims (5)

  1. 操舵補助用の電動モータの動力を操舵機構に伝達するための伝達機構を備え、
    この伝達機構は、駆動ギヤと、従動ギヤと、駆動ギヤおよび従動ギヤに噛み合う中間ギヤと、を含み、
    この中間ギヤは、ハウジングによって支持された支軸の外周に転がり軸受を介して回転可能に支持された環状の歯部形成部と、この歯部形成部の内周と転がり軸受の外輪との間に介在し、両者をトルク伝達可能に連結する環状の弾性部材と、を含み、
    上記支軸の軸心および歯部形成部の軸心が互いにオフセットされており、その結果、弾性部材の内周が外周に対して偏心し、偏心に伴う弾性部材の弾性反発力によって、歯部形成部が駆動ギヤおよび従動ギヤに近づく方向に弾性的に予圧されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1において、上記歯部形成部は、上記弾性部材を介して軸方向、径方向および回転方向に弾性支持されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 請求項1または2において、上記中間ギヤは、上記転がり軸受の外輪と同行回転可能な金属製の第1のスリーブと、歯部形成部の内周に同行回転可能に嵌合し且つ上記弾性部材を介して第1のスリーブとトルク伝達可能に連結された金属製の第2のスリーブと、を含むことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  4. 請求項3において、上記弾性部材は、第1のスリーブの外周と第2のスリーブの内周との間に介在する筒状部と、筒状部の一端に延設された端壁と、を含み、
    第2のスリーブは、筒状部と、筒状部の一端に形成された端壁と、を含み、
    弾性部材の端壁が、第1のスリーブの端面と第2のスリーブの端壁との間に軸方向に挟持されていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  5. 請求項3または4において、上記弾性部材は第1および第2のスリーブのそれぞれとトルク伝達可能に弾性係合する凸部または凹部を含むことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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