JP2008253539A - 下肢パワー増幅装置の脚部屈伸動作駆動リンク機構 - Google Patents

下肢パワー増幅装置の脚部屈伸動作駆動リンク機構 Download PDF

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Abstract

【課題】立脚には膝の曲がりを防止するのにアクチュエータの負荷を軽減することができるとともに遊脚には少ないエネルギーで膝を曲げることができ、立脚及び遊脚にそれぞれ有効に機能する自重補償機能を有する下肢パワー増幅装置の脚部屈伸動作駆動リンク機構を提供する。
【解決手段】人間がペダル2に両足を載置させて搭乗し、搭乗者の臀部背後に位置するベース部材4と、前記ベース部材4の左右側に連結された脚部ユニット5を備える。脚部ユニット5は、上脚部材32と、前記上脚部材32と異なる位置で前記ベース部材に連結する上脚クランク35と、前記上脚部材32と上脚クランク35に連結する下脚部材33とで四節機構を構成し、リニアアクチュエータ34によって、上脚部材の上端Dが後方に移動することで、下脚部材33が水平方向に近づくように移動することによってペダル2が鉛直方向に持ち上がる。
【選択図】図5

Description

本発明は、高齢者等の歩行補助、重労働作業現場の移動補助などに用いられる下肢パワー増幅器の駆動機構に関する。
高齢者等の歩行補助、重労働作業現場の移動補助などに用いられる下肢パワー増幅装置が提案されている。この下肢パワー増幅装置は、常時搭乗している人間の体重を支える必要がある。定常的に重量を支える必要がある場合、機器の軽量化や消費エネルギーの低減のため、バネによる自重補償機構を用いるのが一般的である。
このような自重補償機能としては、例えば、特許文献1(特開2003−181789号公報)などに開示されている。
この自重補償機能は、基台に一端が枢着されたリンクと、一端が固定端となっているとともに前記リンクの基台との枢着部の垂直上方の作用点を経て他端が前記リンクに連結したばね部材とを有し、前記リンクには該リンクの回動により一定姿勢を保って変移する作動体が取り付けられる機械的自重補償装置であって、前記リンク及び作動体の自重トルクを前記リンクの角度に依存することなく前記ばね部材の弾性力により補償するものであるので、角度のファクターに拘束されることがなく、空間内の直交3軸、すなわちピッチ軸、ヨー軸及びロール軸に対する多自由度を確保することができる。
特開2003−181789号公報
しかし、下肢パワー増幅装置は、人間の下肢の動作をアシストするものであり、人間の下肢の動作、例えば、歩行動作に対してスムーズに動作するように構成されている必要がある。歩行動作は、直立した状態から片足を立脚とするとともに、他方の脚を遊脚として持ち上げ、その状態で遊脚の膝を曲げた状態で前方向に投げ出す。そして、遊脚の膝を伸ばしながら、遊脚を前方に着地させるという動作を繰り返し行うこととなる。
ところで、このような自重補償機能を下肢パワー増幅装置の膝部間接に適用した場合、常時搭乗している人間の体重及び機器の重量を支えるため、膝部間接を伸ばした状態に補償することとなる。したがって、地面に接地している立脚については、このような自重補償機能が有効に機能し、膝部が重力で折れ曲がることを抑制することができる一方で、遊脚については、自重補償機能が膝を曲げるという動作の障害となる。
すなわち、自重補償機能で膝関節を伸ばした状態に補償されているため、遊脚の膝を曲げる動作においては、自重補償機能が障害となり、膝を曲げるための力が増大し大きなエネルギーを必要とする。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、下肢パワー増幅装置において、立脚には膝の曲がりを防止するのにアクチュエータの負荷を軽減することができるとともに遊脚には少ないエネルギーで膝を曲げることができ、立脚及び遊脚にそれぞれ有効に機能する自重補償機能を有する下肢パワー増幅装置の脚部屈伸動作駆動リンク機構を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、バネによる自重補償機能ではなく、リンク構造を工夫することによって上記目的を達成するものである。本発明は、以下の構成の下肢パワー増幅装置の脚部屈伸動作駆動リンク機構を提供する。
本発明の第1態様によれば、搭乗者の下肢膝部の伸長動作に合わせて当該動作をアシストする下肢パワー増幅装置に用いられる、脚部屈伸動作駆動リンク機構であって、前記搭乗者が左右両足を載置させるペダルと、前記搭乗者が搭乗するサドルと、前記サドルと連結するベース部材と、前記ベース部材の左右側に前後左右方向に揺動可能に連結された脚部ユニットを備え、
前記脚部ユニットは、大腿部支持部材と、上脚部材と、下脚部材と、上脚クランクと、伸縮可能に駆動するリニアアクチュエータとを備え、
前記下脚部材は、下端に設けられた下部連結点と、上端に設けられた上部連結点と、前記下部連結点と上部連結点を結ぶ直線近傍に設けられた中間連結点を有し、前記ペダルが前記下部連結点に揺動可能に連結され、
前記大腿部支持部材は、前記ベース部材に前後左右に揺動可能に連結され、前記サドルの後方に位置する原点に対し後方に位置する第1連結点と、前記原点に対し下後方に位置する第2連結点と、前記原点に対し下方に位置し前記第1連結点と第2連結点とを接続する直線上の延長線近傍に位置する第3連結点とを有し、
前記上脚部材は、前記大腿部支持部材の前記第1連結点と前記下脚部材の前記上部連結点に連結され、
前記上脚クランクは、前記大腿部支持部材の前記第2連結点と前記下脚部材の前記中間連結点に連結され、
前記リニアアクチュエータは、前記大腿部支持部材の前記第3連結点と前記下脚部材の前記上部連結点に連結される
ことを特徴とする脚部屈伸動作駆動リンク機構を提供する。
本発明の第2態様によれば、さらに前記大腿部支持部材の前記第3連結点と前記下脚部材の前記上部連結点に連結され、前記大腿部支持部材と前記下脚部材を近づけるように付勢するスプリングを備えることを特徴とする、第1態様の脚部屈伸動作駆動リンク機構を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記ペダル部の前記下脚部材との連結点の上方側に設けられたクランク連結点と前記上脚クランクの中間位置に設けられた中間連結点とを接続し、前記下脚部材、前記ペダル部、前記上脚クランクと共に四節機構を形成する下脚クランクをさらに備えることを特徴とする、第1又は第2態様の脚部屈伸動作駆動リンク機構を提供する。
本発明によれば、大腿部支持部材と上脚部材とリニアアクチュエータとで略三角形の形で下脚部材が支持される。そして、上脚部材の長さは一定であるため、リニアアクチュエータの伸張に伴い、上脚部材の上部連結点は後方に押し出され、大腿部支持部材の第1連結点を中心とし上脚部材の長さを半径とする円運動を行う。また、下脚部材は中間連結点に上脚クランクが設けられているため、中間連結点は、前記リニアアクチュエータの伸長に伴い第3連結点を中心とし上脚クランクの長さを半径とする円運動を行う。上脚部材と上脚クランクと下脚部材で四節機構を構成し、大腿部支持部材の上脚部材と上脚クランクのそれぞれの連結点を固定した状態で、下脚部材の上端が後方に移動することによって、上脚クランクに連結する下脚部材の配置方向を異ならせることができる。第1態様では、第3連結点は第1連結点の前方下側に位置しているため、上脚部材の上部連結点と中間連結点との配列方向は、上部連結点が後方へ移動するにしたがって上下方向から水平方向へ近づくような配置となる。
上記リニアアクチュエータの伸長に伴い、下脚部材の上端が後方へ移動しつつ下脚部材が立った状態から水平方向へ近づくように倒れるように移動するため、上部連結点と中間連結点とを結ぶ延長線上に存在する下部連結点に固定されているペダルは略鉛直方向に持ち上げられ、膝の曲げ運動を行うことができる。
また、本発明の第2態様によれば、スプリングによりリニアアクチュエータを縮める方向に力が付勢されているため、膝が伸長した状態を維持しやすくなる。
さらに、本発明の第3態様によれば、前記下脚部材、前記ペダル部、前記上脚クランクと共に四節機構を形成する下脚クランクを設けることで、下脚部材の水平方向への移動に伴い、ペダル部と下脚部材とがなす角度を自動的に調整することができ、ペダル部を常に一定の角度に維持することができる。
以下、本発明の脚部屈伸動作駆動リンク機構を搭載した下肢パワー増幅装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の脚部屈伸動作駆動リンク機構を搭載した下肢パワー増幅装置の外観構成を示す斜視図である。図2Aは、図1の下肢パワー増幅器の平面図、図2Bは、図1の下肢パワー増幅器の正面図、図2Cは、図1の下肢パワー増幅器に人間が搭乗した場合の側面図をそれぞれ示している。本明細書において本装置の位置関係を示すために、図1に示すようにXYZ座標軸をそれぞれ、X軸が人間の前後方向、Y軸が人間の左右方向、Z軸が人間の上下方向と定義する。また、それぞれの軸において、X軸は前方向、Y軸は左方向、Z軸は上方向が正方向とする。
下肢パワー増幅装置1は、人間がペダル2に左右両足を載置させるとともにサドル3にまたがって起立状態で搭乗し、人間の下肢の動きをアシストする装置である。すなわち、人間の下肢の動き、例えば、歩行、股関節の動作、膝関節の屈伸等の動作に応じて構成部材が駆動し、人間の下肢の動きに用いられる力をアシストする。
下肢パワー増幅装置1は、サドル3と連結され搭乗者の臀部背後に沿うように設けられたベース部材4と、ベース部材4のY軸方向両側に前後左右方向に揺動可能に連結され、搭乗者の脚部に沿って延在する部材である2つの脚部ユニット5と、ベース部材4の上側に設けられ、搭乗者の背後から側方を通って前方に延在するハンドルユニット6とを備える。
ベース部材4は、X軸方向に間隔をおいて対向するように平行配置された一対のパネル部10a,10bを備えている。パネル部10a,10bは、略T字型の板状部材であり、一対のパネル部10a,10bの間に設けられたスペースは、下肢パワー増幅装置1を駆動させるための各種部材を搭載するための搭載空間10cとして用いられる。
前方パネル部10aには、サドル3を固定するためのサドル固定部11がX軸方向に突出して設けられている。サドル3は、搭乗者が着座するシート7とシート7の下側からZ軸方向下向きに延在する連結部材8とを備える。連結部材8は、サドル固定部11に対してZ軸方向に固定位置を変更可能に固定され、固定位置を変更することで搭乗者の体格に合わせてペダル2からシート7までの距離を調整することができる。
脚部ユニット5は、人間の下肢に沿う方向に延在する部材であり、搭乗者の膝関節の屈伸運動に応じて屈伸動作を行う。
ベース部材4と2つの脚部ユニット5は、連結具12によって前後左右方向に揺動可能に連結される。2つの脚部ユニット5のY軸方向の間隔は、搭乗者の骨盤の幅程度に構成されていることが好ましい。連結具12はX軸方向沿いの連結軸13Xの軸受け、Y方向沿いの連結軸13Yの軸受け、内側方向延在部122を有する部材であり、2つの脚部ユニット5に応じて左右対称に構成される。本実施形態では、連結軸13Yの位置は、図2Cに示すように、ベース部材4に取り付けた状態で搭乗者の股関節の後方に位置する。
連結具12は、搭載空間10cのパネル部10a,10bの左右両端位置に、X軸方向沿いの連結軸13Xによってベース部材4に対してX軸を中心として揺動可能に連結される。また、脚部ユニット5は、連結軸13Yを中心として揺動可能に連結具12に連結されている。したがって、ベース部材4に対して脚部ユニット5は、X軸及びY軸を中心として揺動することができる。
下肢パワー増幅装置1には、脚部ユニット5をベース部材4に対して左右方向に駆動させるための左右揺動アクチュエータ15R,15L及び脚部ユニット5をベース部材4に対して前後方向に駆動させるための前後揺動アクチュエータ16R,16Lが設けられている。これらのアクチュエータを用いた脚部ユニット5の揺動動作についての詳細は後述する。
ハンドルユニット6は、ベース部材4の上端に連結されている。ハンドルユニットは略U字形のハンドル本体20とハンドル本体20の両先端に設けられたグリップ21とを備える。ハンドル本体20は、搭乗者の背後から腰部側方を通って前方に延在するように構成されている。搭乗者は、ハンドル本体20の先端に設けられているグリップ21を腰の高さあたりで把持し、搭乗時のバランスを保つことができる。なお、本実施形態においては、ハンドルユニット6は、下肢パワー増幅器1の駆動操作を行うためのものではなく、単に搭乗時の安定性を目的とした手すりとしての機能を有するものである。ただし、例えば、ハンドルユニットに操作ボタンなどを設けて操作機能を持たせるようにしてもよい。
ベース部材4の左右両側に設けられている2つの脚部ユニット5は、左右対称に構成されていることを除き、大部分の構成を共通とする。脚部ユニット5は、大腿部支持部材31、上脚部材32、下脚部材33、膝屈伸アクチュエータ34、上脚クランク35、下脚クランク36、スプリング37、ペダル2をそれぞれ有する。
上脚部材32、下脚部材33、膝屈伸アクチュエータ34、上脚クランク35、下脚クランク36、スプリング37は、大腿部支持部材31の下方に設けられ、人間の脚の膝関節の屈伸運動動作に合わせて屈伸動作するように構成される。屈伸動作のための具体的なリンク機構の詳細については後述する。
大腿部支持部材31は、図2Aに示すように、略直角三角形の形状の2枚の板状の部材311,312から構成され、これらの板状部材311,312が互いにY軸方向に沿って対向するように配置される。板状部材は、搭乗者に対して外側に設けられる外側板状部材311と、内側に設けられる内側板状部材312が設けられるが、双方とも構成を共通にする。
次に脚部ユニット5の屈伸動作のリンク機構について、大腿部支持部材31と上脚部材32、下脚部材33、膝屈伸アクチュエータ34、上脚クランク35、下脚クランク36などの各部材間の連結位置について説明する。
図2Dは大腿部支持部材31を構成する板状部材の構成を示す図である。図2Dでは、板状部材を代表して外側板状部材311の構成について説明するが、内側板状部材312も同様の構成を有する。
外側板状部材311は、上記のように略直角三角形の形状で構成されており、図2Dに示すように、直角三角形の直角部分にベース部材4との連結軸が配置される原点313が設けられている。この原点313は、サドル3の斜め後方で、搭乗者の股関節背部に相当する箇所に位置づけられる。また、外側板状部材311には原点313に対しX軸負方向すなわち搭乗者の後方に設けられた第1連結点314が設けられている。また、原点313に対し、下後方に第2連結点316a,及び第2補助連結点316bが設けられている。また、原点313に対し下方に第3連結点315が設けられる。第2連結点316a,第2補助連結点316bは、第1連結点314と第3連結点315を結ぶ直線の近傍に設けられる。なお、本実施形態においては、原点313から第1連結点314までの距離は279mm、原点から第3連結点までの距離は210mm、第1連結点314から第2連結点316aまでの距離は249mm、第3連結点315から第2連結点316aまでの距離は100mmに構成されている。また、原点313と第1連結点の間には、前後駆動用支持軸317が設けられている。
大腿部支持部材31を構成する板状部材311,312は、上記連結具12の連結軸13Yを原点313に合わせ、2枚の板状部材311,312の間に連結具12を挟むように配置される。
上脚部材32は2本を1組とする棒状の部材であり、上下端に他の部材と連結するための連結点が設けられている。上脚部材32は、上部連結点を大腿部支持部材31の第1連結点314に一致させて、大腿部支持部材31と揺動可能に連結される。ここで、上脚部材32と大腿部支持部材31との連結点を関節Aとする。なお、本実施形態においては、上脚部材32の上下端に設けられている連結点間の距離は350mmに構成されている。
下脚部材33は、上端に設けられた上部連結点と、前記下部連結点と上部連結点を結ぶ直線近傍に設けられた中間連結点を有する1本の棒状の部材である。下脚部材33は、上部連結点を上脚部材の下部連結点と一致させるようにして上脚部材32と揺動可能に連結する。上脚部材32と下脚部材33との連結点を関節Dとする。また、中間連結点には、上脚クランク35が揺動可能に連結され、当該連結点を関節Eとする。また、下部連結点には、ペダル2が揺動可能に連結され、当該連結点を関節Fとする。なお、本実施形態においては、下脚部材33の上下端に設けられている連結点間の距離は516mm、上部連結点と中間連結点との距離は126mmに構成されている。
膝屈伸アクチュエータ34は、シリンダタイプのリニアアクチュエータで構成される。膝屈伸アクチュエータ34は、図示しない制御部からの制御信号により伸縮可能に構成されており、脚部ユニット5の屈伸動作の動力源として機能する。膝屈伸アクチュエータ34は、2枚の板状部材311,312の間に挟まれるように配置され、大腿部支持部材31の第3連結点315と下脚部材34の上部連結点に連結される。膝屈伸アクチュエータ34と大腿部支持部材31の第3連結点315との連結点を関節Cとし、また、膝屈伸アクチュエータ34と下脚部材34の上部連結点の連結点は関節Dと一致する。なお、本実施形態において、膝屈伸アクチュエータ34は、その全長が350mm〜550mmの間で伸縮するように構成されている。
上脚クランク35は、2本を1組とする棒状の部材であり、上端に設けられた上部連結点と、下部連結点と、下部連結点と上部連結点を結ぶ直線近傍に設けられた中間連結点を有する部材である。上脚クランク35は、上部連結点を大腿部支持部材31の第2連結点316aと一致させるようにして大腿部支持部材31と揺動可能に連結する。上脚クランク35と大腿部支持部材31の第2連結点316aとの連結点を関節Bとする。また、上脚クランクは、下部連結点を下脚部材33の中間連結点に一致させて揺動可能に連結する(関節E)。なお、本実施形態においては、上脚クランク35の上下端に設けられている連結点間の距離は382mmに構成され、上部連結点と中間連結点との距離は335mmに構成されている。
下脚クランク36は、上端に設けられた上部連結点と、前記下部連結点と上部連結点を有する1本の棒状の部材である。下部クランク36は、上部連結点を上脚クランク35の中間連結点に一致させて上脚クランク35に揺動可能に連結される。当該連結点を関節Gとする。また、下部連結点をペダル部に連結させ、当該連結点を関節Hとする。下脚クランク36とペダルとの連結点である関節Hは、関節Fよりも上方に位置する。なお、本実施形態においては、上脚クランク35の上下端に設けられている連結点間の距離は361mmに構成されている。また、関節Hと関節Fとの距離は、108mmに構成されている。
スプリング37は、大腿部支持部材31の第2補助連結点316bと下脚部材の上部連結点の近傍に連結し、両者を引きつけ合う方向に付勢する。
ペダル2は、上記の通り、搭乗者が足を載置する部材である。ペダル2のつま先側には、圧力センサユニット201が設けられており、搭乗者の足の動きを検出して、図示しない制御部に検出信号を送信する。制御部は、当該圧力センサユニット201からの検出信号により、搭乗者がどのような動作を使用としているのかを予測し、下肢パワー増幅装置1の動作制御を行う。また、ペダル2には、地面Grと接地するヒール2aが設けられている。
なお、下脚部33,上脚クランク35,下脚クランク36、ペダル2は、関節E,F,G,Hを節とする四節機構を形成する。よって、下脚ユニット5の屈伸運動において、上記四節機構によって、地面Grに対するペダル2の傾きを常に一定にすることができる。
次に脚部ユニットの前後左右方向への揺動動作の駆動機構について説明する。
まず、脚部ユニットの前後方向の揺動動作について説明する。図3Aは、脚部ユニットが標準位置にある状態の下肢パワー増幅装置の側面図である。図3Bは、脚部ユニットが後方位置にある状態の下肢パワー増幅装置の側面図である。図3Cは、脚部ユニットが前方位置にある状態の下肢パワー増幅装置の側面図である。
脚部ユニット5を前後方向に揺動させるための動力源は、前後揺動アクチュエータ16R,16Lである。前後揺動アクチュエータ16R,16Lは、前後揺動アクチュエータ支持部材121にY軸沿いの連結軸161を介して揺動可能に連結される。前後揺動アクチュエータ支持部材121は、後方パネル部10bの背後に連結具の連結軸13に設けられ、連結具12のX軸方向の揺動に合わせて揺動する部材である。
前後揺動アクチュエータ16R,16Lは、シリンダタイプのリニアアクチュエータであり、シリンダ162が筐体160内を進退可能に駆動する。シリンダ162の先端は、大腿部支持部材31の前後駆動用支持軸317と連結する。したがって、シリンダの進退に応じて、連結軸161と大腿部支持部材31の前後駆動用支持軸317との距離が変動する。図3Aに示すように、脚部ユニットが標準位置にあるときは、前後揺動アクチュエータ16R,16Lのシリンダ162は、筐体160の中央部近傍に位置している。
図3Bに示すように脚部ユニット5が後方位置にあるときは、前後揺動アクチュエータ16R,16Lのシリンダ162が縮み、連結軸161と大腿部支持部材31の前後駆動用支持軸317との距離が標準位置にある場合と比較して短くなる。上記のように大腿部支持部材31は、連結軸13Yを中心としてY軸方向に揺動可能に構成されているため、シリンダ162が縮むことによって、前後駆動用支持軸317が上方向に移動する結果、脚部ユニット5が全体として後方に揺動する。
一方、図3Cに示すように、脚部ユニット5が前方位置にあるときは、前後揺動アクチュエータ16R,16Lのシリンダ162が伸び、連結軸161と大腿部支持部材31の前後駆動用支持軸317との距離が標準位置にある場合と比較して長くなる。シリンダ162が伸びることによって、前後駆動用支持軸317が下方向に移動する結果、脚部ユニット5が全体として前方に揺動する。
次に脚部ユニットの左右方向の揺動動作について説明する。図4Aは、脚部ユニットが標準位置にある状態の下肢パワー増幅装置の背面図である。図4Bは、左足脚部ユニットが外側位置にあり、右足脚部ユニットが内側位置にある状態の下肢パワー増幅装置の背面図である。なお、図4A,図4Bでは、脚部ユニットの左右方向の揺動動作のための機構を視認しやすくするために、一部の部材の記載を省略している。
脚部ユニット5を左右方向に揺動させるための動力源は、左右揺動アクチュエータ15R,15Lである。左右揺動アクチュエータ15R,15Lは、ほぼZ軸に沿って配置され、ベース部材4の搭載空間10c内に連結部材18を介して揺動可能に連結される。また、左右揺動アクチュエータ15R,15Lの他端は、連結具12の内側方向延在部122に連結する。内側方向延在部122は、連結具12の連結軸13xに対して内側方向に延在して構成されている。したがって、内側方向延在部122が上下方向に移動することによって、脚部ユニット5は、連結軸13xを中心として揺動する。
左右揺動アクチュエータ15R,15Lは、シリンダタイプのリニアアクチュエータである。シリンダ151の先端152は連結具12の内側方向延在部122と連結し、シリンダの伸縮に応じて内側方向延在部122が上下方向に移動する。
図4Aに示すように、脚部ユニット5が標準位置にあるときは、左右揺動アクチュエータ15R,15Lのシリンダ151は中間位置に存在している。脚部ユニット5を内側へ揺動させる場合は、図4Bに示すように、左右揺動アクチュエータ15R,15L(図4Bでは左右揺動アクチュエータ15Rのみである。)のシリンダ151を伸ばし、内側方向延在部122を上方向へ移動させる。その結果、脚部ユニット5全体が連結軸13xを中心として内側へ揺動する。一方、脚部ユニット5を外側へ揺動させる場合は、図4Bの左右揺動アクチュエータ15R,15L(図4Bでは左右揺動アクチュエータ15Lのみである。)のシリンダを短くし、内側方向延在部122を下方向へ移動させる。その結果、脚部ユニット5全体が連結軸13xを中心として外側へ揺動する。
次に、脚部ユニット5の屈伸動作について説明する。図5は、脚部ユニットの屈伸状態を示す図である。図6は、脚部ユニットの連結点の動作を示すための模式図である。図5の実線は脚部ユニットが伸びた状態を示しており、二点鎖線は脚部ユニット5が屈曲した状態を示している。
脚部ユニット5は、図2Cに示したとおり各部材が連結されており、膝屈伸アクチュエータ34の伸縮動作によって、屈伸動作を行う。すなわち、上脚部32,上脚クランク35の長さ及び大腿部支持部材31の各関節A,B,C間の距離は一定であり、膝屈伸アクチュエータ34の全長、すなわち、関節CD間の距離のみが変動する。脚部ユニットが伸びた状態では、膝屈伸アクチュエータ34は縮んだ状態になっており、関節ABDをそれぞれ頂点とし、それぞれの連結点を相互に結ぶ三辺の距離が一定であるので、当該三角形の形状が維持され、脚部ユニット5は一定形状を維持している。
また、大腿部支持部材31の関節A、B、上脚部32,下脚部33,上脚クランク35は、関節ABDEを節とする四節機構を形成し、上脚部32の動きに応じて上脚クランク及び下脚部33が連動する。
膝屈伸アクチュエータ34が伸長、すなわち関節CD間の距離が伸びると、関節AC,関節AD間の距離は一定であるので、膝屈伸アクチュエータ34の伸びに応じて一義的に三角形ACDの形状が変化する。この形状変化によって、関節Dは膝屈伸アクチュエータ34の伸びに応じて、辺ADは関節Aを中心としAD間の距離を半径とする円弧形状を描く。なお、このとき、スプリング37も関節Dの移動に伴って伸長する。
関節Dの後方への移動に応じて、関節Eは、関節Bを中心としてBE間の距離を半径とする円弧形状を描く。関節Dが後方に移動することにより、辺BEも後方へ移動する。連結点Aから見て関節Dは略下方に、関節Bは前方下方に設けられているため、辺DEは、起立状態から水平状態へ近づくように移動する。したがって、関節Dの後方への移動により下脚部33が起立状態から水平状態へ近づくように向きが変化する。
関節Dが後方へ移動しつつ下脚部33が起立状態から水平状態へ向きが変化するため、図6(B)に示すように、ペダル2と下脚部33との連結点Fは、略上方へ移動する。
図7Aは関節F鉛直方向の位置とCD間の距離との関係を示すグラフである。図7Bは、関節Fの水平方向の位置とCD間の距離との関係を示すグラフである。
図7Aに示すように、膝屈伸アクチュエータ34の使用範囲においては、膝屈伸アクチュエータ34の長さすなわちCD間の距離と関節Fの鉛直方向の位置には概ね直線的な比例関係を有する。したがって、当該範囲で膝屈伸アクチュエータ34の全長を変化させることにより、ペダル2の高さを一律に変化させることができる。
一方で、グラフの傾きは概ね直線的に変化するが、CD間の距離が短くなるにつれて緩やかになるという関係がある。したがって、CD間の距離が短いほど、すなわち、脚部ユニット5が伸びた状態にあるほど、膝屈伸アクチュエータ34にかかる負荷を少なくすることができる。したがって、立ち状態において小さい力で、装置自体の重力や搭乗している人間の体重を支えやすい構造となっている。また、CD間の距離が長い状態では、グラフの傾きが大きく、膝屈伸アクチュエータ34の変位が連結点Fに対して鉛直方向に増幅される。したがって、膝を浅く曲げた後はさらに膝を曲げる動作を行いやすく、遊脚において歩行動作などで膝を曲げる際、素早く動作させることができる。このとき、スプリング37は大きく引き伸ばされ、運動エネルギーが蓄積された状態にある。
さらに、接地状態で膝を屈曲させた状態から伸ばす動作においては、図7Aからもわかるようにグラフの傾きが大きく、膝屈伸アクチュエータ34にかかる重力の影響は大きいが、膝が伸びるにしたがって、スプリング37に蓄積された運動エネルギーが解放されるので、膝屈伸アクチュエータ34に与える影響が小さくなる。よって、スプリング37によって脚部ユニット5が屈曲した状態から伸びた状態へ戻りやすくすることができる。すなわち、膝関節が屈曲し、座った状態から装置の重力に反して立った状態へ移行する場合にスプリング37の弾性力により膝屈伸アクチュエータ34の負荷を小さくすることができる。
また、図7Bに示すように、膝屈伸アクチュエータ34の使用範囲においては、連結点Fの水平方向の位置は、膝屈伸アクチュエータ34の長さすなわちCD間の距離にかかわらず、あまり変化がない。したがって、アクチュエータ34の変位は効率よく連結点Fの上下方向の変異に変換される。また、膝屈伸アクチュエータ34の全長の変化においてペダル2は、搭乗者が立った状態で足踏みしているような動作を行う。特に、CDの距離が短くなると水平方向に変化が現れる。一般に、人間が足部を鉛直方向にのみ上下させるということは稀であり、水平方向の変位を伴うことが多い。膝が曲がり始める際、連結点Fが前方向に移動する動作は人間の下肢が立ち位置から、踏み出す動作と共通しており、また、膝が伸びきる際、連結点Fが後方向に移動する動作は、歩行時の蹴り出し動作と共通している。上記構成のリンク機構を採用することにより、アクチュエータ34の単純な動作で、連結点Fをより自然な人間の動作にあわせて動作させることができる。また、CDの距離が短い、すなわち、脚部ユニット5が伸びた状態にあるほどグラフの傾きが大きく、膝屈伸アクチュエータ34の伸縮が連結点Fの水平方向の動作に与える影響が大きくなる。これは、前後揺動アクチュエータ16R、16Lの動作と冗長性を持つ。この冗長性により、脚部ユニット5が伸びた状態で、前後方向のバランスを取ろうとする際に、より柔軟なコントロールが可能になる。例えば、前方向に倒れそうになった場合、前後揺動アクチュエータ16L、16Rを収縮させ、状態を後方に反らせるような動作をすると同時に、膝屈伸アクチュエータ34を十分縮んだ状態から少し伸展させることにより、連結点Fを水平方向前向きに動かす力を与えてやると、前後揺動アクチュエータ16L、16Rの効果を増大させることができる。後方向に倒れそうになった場合は、各アクチュエータを逆方向に動作させることで、同様の効果を得ることができる。
以上説明したように、本実施形態にかかる下肢パワー増幅装置によれば、膝屈伸アクチュエータ34の伸縮動作のみで人間の膝関節の動きに共通した動作を行うことができる。また、直立時において下向きに係る重力による膝屈伸アクチュエータ34に与える付加を小さくすることができ、直立状態時に膝屈伸アクチュエータ34の消費電力を小さくすることができる。
また、装置自体の重力に反して行う座った状態から立ち上がった状態へ移行する際にスプリング37により膝屈伸アクチュエータ34の負荷を軽減することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。例えば、脚部ユニット5を構成する各部材の大きさはあくまで一例である。これらの各部材の長さの比を著しく異ならせない限り、各部材のサイズアップ及びサイズダウンは任意に行うことができる。
本発明に係る下肢パワー増幅装置は、人間が搭乗して人間の動作をアシストする装置であり、介護、工事現場、身体障害者の動作補助などにおいて広く用いることができる。
本発明の脚部屈伸動作駆動リンク機構を搭載した下肢パワー増幅装置の外観構成を示す斜視図 図1の下肢パワー増幅器の平面図 図1の下肢パワー増幅器の正面図 図1の下肢パワー増幅器に人間が搭乗した場合の側面図 大腿部支持部材を構成する板状部材の構成を示す図 脚部ユニットが標準位置にある状態の下肢パワー増幅装置の側面図 脚部ユニットが後方位置にある状態の下肢パワー増幅装置の側面図 脚部ユニットが前方位置にある状態の下肢パワー増幅装置の側面図 脚部ユニットが標準位置にある状態の下肢パワー増幅装置の背面図 左足脚部ユニットが外側位置にあり、右足脚部ユニットが内側位置にある状態の下肢パワー増幅装置の背面図 脚部ユニットの屈伸状態を示す図 脚部ユニットの連結点の動作を示すための模式図 連結点F鉛直方向の位置とCD間の距離との関係を示すグラフ 連結点Fの水平方向の位置とCD間の距離との関係を示すグラフ
符号の説明
1 下肢パワー増幅装置
2 ペダル
3 サドル
4 ベース部材
5 脚部ユニット
6 ハンドルユニット
7 シート
8 連結部材
10a 前方パネル部
10b 後方パネル部
10c 搭載空間
11 サドル固定部
12 連結具
13X 連結軸
13Y 連結軸
15R、15L 左右揺動アクチュエータ
16R、16L 前後揺動アクチュエータ
20 ハンドル本体
21 グリップ
31 大腿部支持部材
32 上脚部材
33 下脚部材
34 膝屈伸アクチュエータ
35 上脚クランク
36 下脚クランク
37 スプリング
122 内側方向延在部
313 原点
314 第1連結点
315 第3連結点
316a 第2連結点
316b 第2補助連結点
317 前後駆動用支持軸

Claims (3)

  1. 搭乗者の下肢膝部の伸長動作に合わせて当該動作をアシストする下肢パワー増幅装置に用いられる、脚部屈伸動作駆動リンク機構であって、前記搭乗者が左右両足を載置させるペダルと、前記搭乗者が搭乗するサドルと、前記サドルと連結するベース部材と、前記ベース部材の左右側に前後左右方向に揺動可能に連結された脚部ユニットを備え、
    前記脚部ユニットは、大腿部支持部材と、上脚部材と、下脚部材と、上脚クランクと、伸縮可能に駆動するリニアアクチュエータとを備え、
    前記下脚部材は、下端に設けられた下部連結点と、上端に設けられた上部連結点と、前記下部連結点と上部連結点を結ぶ直線近傍に設けられた中間連結点を有し、前記ペダルが前記下部連結点に揺動可能に連結され、
    前記大腿部支持部材は、前記ベース部材に前後左右に揺動可能に連結され、前記サドルの後方に位置する原点に対し後方に位置する第1連結点と、前記原点に対し下後方に位置する第2連結点と、前記原点に対し下方に位置し前記第1連結点と第2連結点とを接続する直線上の延長線近傍に位置する第3連結点とを有し、
    前記上脚部材は、前記大腿部支持部材の前記第1連結点と前記下脚部材の前記上部連結点に連結され、
    前記上脚クランクは、前記大腿部支持部材の前記第2連結点と前記下脚部材の前記中間連結点に連結され、
    前記リニアアクチュエータは、前記大腿部支持部材の前記第3連結点と前記下脚部材の前記上部連結点に連結される
    ことを特徴とする脚部屈伸動作駆動リンク機構。
  2. さらに前記大腿部支持部材の前記第2連結点と前記下脚部材の前記上部連結点に連結され、前記大腿部支持部材と前記下脚部材を近づけるように付勢するスプリングを備えることを特徴とする、請求項1に記載の脚部屈伸動作駆動リンク機構。
  3. 前記ペダル部の前記下脚部材との連結点の上方側に設けられたクランク連結点と前記上脚クランクの中間位置に設けられた中間連結点とを接続し、前記下脚部材、前記ペダル部、前記上脚クランクと共に四節機構を形成する下脚クランクをさらに備えることを特徴とする、請求項1又は2に記載の脚部屈伸動作駆動リンク機構。
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