JP2008247087A - 乗員拘束装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1個のリトラクタでショルダー部及びラップ部を巻き取ることができ、しかも乗員にフィットし易いエアベルトと、このエアベルトを備えた乗員拘束装置を提供することを目的とする。
【解決手段】エアベルト10は、インフレータ9からガスが導入されることにより膨張するバッグ14と、トング挿通部12において、該バッグ14に沿って設けられたウェビング15と、メッシュウェビング16とを有する。ウェビング15は非膨張式のベルトウェビング材料よりなる。このウェビング15のショルダー側が縫合糸よりなる第1結合部17によってバッグ14に縫合され、ラップ側が縫合糸よりなる第2結合部18によってバッグ14に縫合されている。第1結合部17から第2結合部18までのウェビング15の長さLよりも該第1結合部17から第2結合部18までのバッグ14の長さBの方が長いものとなっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動車等の車両における乗員を衝突時等の緊急時に拘束するためのエアベルトと、このエアベルトを備えた乗員拘束装置に関する。
シートベルトウェビングの一部をエアベルトにて構成し、車両の緊急時に該エアベルトを膨張させるようにしたエアベルト式シートベルト装置は周知である(例えば特開2003−312439号)。同号のシートベルト装置では、ショルダー部及びラップ部の一部がそれぞれ膨張可能な袋状ベルトにて構成されている。
同号では、バックルにインフレータが設置され、タングを介してショルダー部及びラップ部の袋状ベルトにガスが供給される。ショルダー部はショルダー部用リトラクタに巻き取られ、ラップ部はラップ部用リトラクタに巻き取られる。
この特開2003−312439号では、ショルダー部及びラップ部にそれぞれ膨張可能部が設けられているが、ショルダー部とラップ部とは一続きとなっていないので、ショルダー部用リトラクタとラップ部用リトラクタとの2個のリトラクタが必要となる。
また、この特開2003−312439号では、トングにガス流通機構を設ける必要があり、トングが嵩張り、重量も大きなものとなるため、取り扱いにくい。
特許3641672号には、ショルダーベルト部からトング挿通部を経てラップベルト部に至るまで膨張可能なバッグとし、ラップベルト部の端末にガス発生器を連結したエアベルトが記載されている。このエアベルトは、トング挿通部に可撓性ホースよりなるガス管を配置し、バッグ膨張時にトング挿通部内をガスが通り抜けるようにすることが記載されている。
この特許3641672号では、トング挿通部にガス管が配置されているため、エアベルトが平常時すなわちエアベルト非膨張時でも分厚い。また、ガス管のためにトング付近で湾曲しており、エアベルトが乗員にフィットしにくい。
特開2003−312439号 特許3641672号
本発明は、上記従来技術の問題点を解消し、1個のリトラクタでショルダー部及びラップ部を巻き取ることができ、しかも厚みが小さく、乗員にフィットし易いエアベルトと、このエアベルトを備えた乗員拘束装置を提供することを目的とする。
請求項1におけるエアベルトは、ショルダーベルト部と、該ショルダーベルト部に連なるトング挿通部と、該トング挿通部に連なるラップベルト部とを有し、該ラップベルト部からトング挿通部を経てショルダーベルト部に至るまで連続して延在する膨張可能なバッグを有するエアベルトにおいて、該トング挿通部において該バッグに沿って延在する延在体と、該延在体の延在方向の一端側を該バッグに結合している第1結合部と、該延在体の延在方向の他端側を該バッグに結合している第2結合部とを備え、該第1結合部から第2結合部までの該バッグの長さBが該第1結合部から第2結合部までの該延在体の長さLよりも長いことを特徴とするものである。
請求項2におけるエアベルトは、請求項1において、前記第1結合部から第2結合部までの延在体の長さLが300〜800mmであり、前記第1結合部から第2結合部までのバッグの長さBが該長さLの1.1〜1.5倍であることを特徴とするものである。
請求項3における乗員拘束装置は、請求項1又は2において、前記バッグのうち、前記トング挿通部から離隔した少なくとも一方の末端側が、その他の部分よりも大きく膨張可能とされていることを特徴とするものである。
請求項4におけるエアベルトは、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記バッグは、前記第1結合部と第2結合部との間の部分において、該バッグ長手方向と交叉方向の折り返し線に沿って折り返されていることを特徴とするものである。
請求項5におけるエアベルトは、請求項1ないし4のいずれか1項において、該バッグ及び延在体がメッシュウェビングで覆われていることを特徴とするものである。
請求項6における乗員拘束装置は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のエアベルトと、該エアベルトの前記バッグにガスを供給するためのインフレータと、ベルト掛通し口とトングプレートとを有し、該ベルト掛通し口に前記エアベルトが挿通されたトングとを有し、前記延在体は、前記ベルト掛通し口のうち前記トングプレートと反対側の内周縁に沿って配置されていることを特徴とするものである。
請求項7における乗員拘束装置は、請求項6において、前記エアベルトのうち、前記ラップベルト部の末端が前記インフレータに接続され、前記ショルダーベルト部の末端がノーマルベルトを介して、緊急時ロック機構付きリトラクタに接続されていることを特徴とするものである。
本発明のエアベルトを有した乗員拘束装置は、トングをバックルに装着することにより乗員拘束に利用される。
本発明のエアベルトは、トング挿通部にホースが存在せず、トング付近において鋭角的に屈曲可能であり、エアベルトが乗員にフィットする。
本発明では、第1結合部から第2結合部までのバッグの長さが延在体の長さよりも長く、この延在体を、バッグの外面のうち、ベルト掛通し口のトングプレートと反対側の内周縁と向い合う面に沿って配置しているので、インフレータからバッグにガスが供給された際には、バッグのトング挿通部が大きく膨張し、その内部をガスがスムーズに流れる。
本発明の乗員拘束装置では、トングにガス流通機構を設けることが不要であり、トングの嵩が小さく、重量も小さい。また、リトラクタは1台で足りる。
本発明では、第1結合部から第2結合部までの延在体の長さLが300〜800mmであり、該第1結合部から第2結合部までのバッグの長さBが該長さLの1.1〜1.5倍特に1.1〜1.25倍であることが好ましい。ベルト装着時には、トングが乗員の体格に応じてこのトング挿通部に沿って移動するが、延在体の長さを300〜800mmとすることにより、体格の小さな乗員から体格の大きな乗員まで様々な乗員が使用しても、トング挿通部に沿って延在体が存在するようになる。また、上記長さBを上記長さLの1.1〜1.5倍とすることにより、バッグ膨張時にトング挿通部が大きく膨張する。
本発明では、バッグは、トング挿通部から離隔した少なくとも一方の末端側がその他の部分よりも大きく膨張可能とされている構成とされてもよい。例えばショルダーベルト部の末端側が大きく膨張することにより、乗員の頭部や頚部が拘束される。また、ショルダーベルト部に大きな張力が生じ、乗員の上半身が拘束される。ラップベルト部の末端側が膨張することにより、ラップベルト部に大きな張力が生じ、乗員の腰部が拘束される。
また、バッグは、第1結合部と第2結合部との間でバッグ長手方向と交叉方向の折り線に沿って折り返されていることが好ましい。このようにすることにより、非膨張時にはバッグが平たくなっており、トングのベルト掛通し口をスムーズに通り抜け可能である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1図は実施の形態に係るエアベルト非膨張時の乗員拘束装置を示す自動車の前部座席付近の斜視図である。第2図はこの乗員拘束装置のエアベルト非膨張時における座席の正面図であり、第3図はエアベルト膨張時の座席の正面図である。第4図及び第5図はトング付近におけるエアベルトの長手方向に沿う断面図であり、第4図はバッグ非膨張時を示し、第5図はバッグ膨張時を示している。第6図(a)はバッグ、ノーマルベルト、及びインフレータを示す説明図、第6図(b)は第6図(a)のVIb−VIb線に沿う断面図である。第7図はバッグと、延在体としてのウェビングとの分解図(平面図)である。
シートクッション2及びシートバック3よりなるシート1の一方のサイドにリトラクタ4が設置されている。通常の非膨張式のウェビングよりなるノーマルベルト20の一端側が巻き取り、巻き出し可能に該リトラクタ4に連結されている。このリトラクタ4には、該ウェビング5を巻き取るためのスプール及びゼンマイバネと、車両の減速度が所定以上になったりあるいは該スプールの回転角加速度が所定以上になるとノーマルベルト20の引き出しをロックする緊急時ロック機構が設けられている。
このノーマルベルト20の他端にエアベルト10が接続されている。このエアベルト10は、ラップベルト部11と、該ラップベルト部11に連なるトング挿通部12と、該トング挿通部12に連なるショルダーベルト部13とを備えている。このエアベルト10の該ショルダーベルト部13側の末端がノーマルベルト20の前記他端に接続されている。また、このエアベルト10の該ラップベルト部11側の末端にインフレータ9が接続されている。
このトング挿通部12がトング6のベルト掛通し口6aに掛通されており、該トング6はこのトング挿通部12に沿って移動可能となっている。このトング6は、バックル装置8に挿入されるトングプレート6bを有する。ベルト掛通し口6aは、このトングプレート6bの挿抜方向と直交方向に長い略長方形状の開口よりなる。
該ショルダーベルト部13は、ショルダーアンカ7のベルト掛通し口7aに掛通されている。
インフレータ9は、シート1の該リトラクタ4と同じサイドの車室床面又はシートフレーム(図示略)等に設置されている。
シート1の該リトラクタ4と反対側のサイドには、前記トング6が接続されるバックル装置8が設置されている。
このエアベルト10は、インフレータ9からガスが導入されることにより膨張するバッグ14と、トング挿通部12において、該バッグ14に沿って設けられた延在体としてのウェビング15と、該バッグ14及びウェビング15を被包するメッシュウェビング16とを有する。
バッグ14は、第6図(b)の通り、2枚の長い基布14a,14bを重ね合わせ、それらの側縁部を縫合糸14cで縫合して袋状としたものである。このバッグ14は、エアベルト10のインフレータ9側の末端からノーマルベルト20側の末端まで連続して延在している。
バッグ14は、第6図(a)の通り、ノーマルベルト20の近傍と、インフレータ9の近傍とがそれぞれ拡幅しており、ショルダー側のバルーン部14Aとラップ側のバルーン部14Bとが形成されている。
ウェビング15は、ノーマルベルト20と同じく非膨張式のベルトウェビング材料よりなる。このウェビング15のショルダー側が縫合糸よりなる第1結合部17によってバッグ14に縫合され、ラップ側が縫合糸よりなる第2結合部18によってバッグ14に縫合されている。
第7図の通り、第1結合部17から第2結合部18までのウェビング15の長さLよりも該第1結合部17から第2結合部18までのバッグ14の長さBの方が長いものとなっている。上記長さLは300〜800mm程度が好適であり、長さBは長さLの1.1〜1.5倍特に1.1〜1.25倍程度であることが好ましい。
結合部17,18間のバッグ14の長さBがウェビング15の長さLよりも大きいので、バッグ14は結合部17,18間において折り返し線19,19に沿って折り返されている。この折り返し線19,19の方向は、バッグ14の長手方向と直交方向である。この実施の形態では、2条の折り返し線19,19によってバッグ14を2回折り返し、結合部17,18間においてバッグ14が平たく細長い折り畳み体とされている。このバッグ14の平たい折り畳み体に対しウェビング15が重なっている。
メッシュウェビング16は、幅方向には柔軟に伸長しうるが、長手方向には殆ど伸長しない編物よりなっている。このメッシュウェビング16は平たく長い袋状であり、その中に、ウェビング15付きバッグ14が挿入されている。バッグ14及びメッシュウェビング16のショルダー側の先端がそれぞれ縫合糸21によってノーマルベルト20に縫合されている。または、メッシュウェビング16のショルダー側とノーマルベルト20だけが縫合糸21によって縫合されていてもよい。
バッグ14及びメッシュウェビング16のラップ側の先端がそれぞれ締付バンド22によってインフレータ9に接続されている。なお、バッグ14及びメッシュウェビング16のラップ側の先端同士が縫合糸によって縫合されてもよい。また、バッグ14及びメッシュウェビング16をインフレータ9に直接連結するのではなく、チューブ等のガス導通部材を介してインフレータ9に接続されてもよい。
このバッグ14、ウェビング15及びメッシュウェビング16よりなるエアベルトをトング6の掛通し口6aに挿通する場合、ウェビング15は、バッグ14の外面のうち、該掛通し口6aのトングプレート6bと反対側の内周縁と向い合う面に重なったものとなるように挿通される。
次に、かかる構成の乗員拘束装置の使用方法及び作動について説明する。
エアベルト10を装着する場合には、トング6を掴んでノーマルベルト20をリトラクタ4から引っ張り出し、乗員の上半身の前面側へ引き回して該トング6をバックル装置8に接続する。これにより、第2図のベルト装着状態となる。
第2図の通り、このベルト装着状態にあっては、ラップベルト部11が、乗員の腰部に沿って引き回され、トング挿通部12がトング6のベルト掛通し口6bに挿通され、ショルダーベルト部13が乗員の上半身の前面に沿って引き回されている。
トング挿通部12にはホース状のチューブが存在せず、トング挿通部12がベルト掛通し口6bで屈曲する。このため、エアベルト10が乗員にフィットする。
車両緊急時には、前述のロック機構によりリトラクタ4がロックされ、該リトラクタ4からのノーマルベルト20の引き出しが阻止される。また、インフレータ9がガス噴出作動してバッグ14内にガスが供給され、バッグ14が膨張する。
この実施の形態では、トング挿通部12においてバッグ14に沿ってウェビング15が設けられ、結合部17,18間のウェビング15の長さLよりもバッグ14の長さBを大きくしている。ウェビング15は、トングプレート6bと反対側すなわちベルト掛通し口6aに沿ってエアベルト12の曲がりの内周側に位置する。このため、ウェビング15は、ベルト掛通し口6aのトングプレート6bと反対側の内周縁に強く押し付けられるが、バッグ14はこのウェビング15の外側を回り込むようにして大きく膨張する。この結果、トング挿通部12付近においても膨張したバッグ14のガス通路断面積が大きなものとなり、ラップ側からショルダー側へガスがバッグ14内をスムーズに流れる。これにより、インフレータ9の出力を増大させるまでもなく、バッグ14の全体が速やかに膨張する。
この実施の形態では、バッグ14の膨張に追従してメッシュウェビング16も膨張する。
このメッシュウェビング16は、拡幅ないし太さが大きくなる方向には柔軟に伸長するが、長手方向には殆ど伸長しない編物にて構成されているので、このメッシュウェビング16がバッグ14の膨張に追従して膨張するのに伴い、このメッシュウェビング16の長さが短くなる。特に、バッグ14に設けたバルーン部14A,14Bが大きく膨張するので、メッシュウェビング16の長さが短くなる。この結果、エアベルト10全体が引き締まり、乗員がシート1に拘束される。そして、膨張したバッグ14により、乗員に加えられる衝撃が吸収される。また、ショルダー側バルーン部14Aによって乗員の頭部ないし頚部が拘束され、ラップ側バルーン部14Bによって乗員の腰部が拘束される。
上記の実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態では、エアベルト10のトング挿通部12においてバッグ14に沿って延在する延在体として、ノーマルベルト20と同様の非膨張式のベルトウェビング材料よりなるウェビング15が用いられているが、延在体の材質はこれに限定されるものではない。本発明においては、ベルトウェビング材料以外にも、例えば厚手の布や融点の高いシート状の樹脂フィルム等により延在体が構成されてもよい。もちろん、これ以外の材質により延在体が構成されてもよい。
上記の実施の形態では、結合部17,18間でバッグ14は2条の折返し線19に沿って折り返されているが、1回又は3回以上折り返されてもよい。バッグ14の折り重なった部分は、バッグ14の膨張時に切れる弱い糸や接着剤で結合され、保形されてもよい。
また、上記実施の形態ではバルーン部14A,14Bをショルダーベルト部13及びラップベルト部11の一部に設けているが、図示よりも広い範囲にわたって膨張するようにバルーン部を設けてもよい。
本発明においては、リトラクタ4やバックル装置8にプリテンショナ機能を具備させてもよい。
実施の形態に係る乗員拘束装置を示す自動車の前部座席付近の斜視図である。 エアベルト非膨張時における座席の正面図である。 エアベルト膨張時の座席の正面図である。 非膨張時におけるエアベルトのトング挿通部における長手方向に沿う断面図である。 図4のエアベルトの膨張時を示す断面図である。 (a)図はバッグを平たく延ばした状態の説明図、(b)図は(a)図のVIb−VIb線に沿う断面図である。 エアベルトのバッグと、延在体としてのウェビングとの分解図(平面図)である。
符号の説明
1 シート
4 リトラクタ
6 トング
6a ベルト掛通し口
6b トングプレート
7 ショルダーアンカ
7a ベルト掛通し口
8 バックル装置
9 インフレータ
11 ラップベルト部
12 トング挿通部
13 ショルダーベルト部
14 バッグ
14A,14B バルーン部
14a,14b 基布
14c 縫合糸
15 ウェビング
16 メッシュウェビング
17 第1結合部
18 第2結合部
19 折返し線
20 ノーマルベルト
21 縫合糸
22 締付部材

Claims (7)

  1. ショルダーベルト部と、該ショルダーベルト部に連なるトング挿通部と、該トング挿通部に連なるラップベルト部とを有し、
    該ラップベルト部からトング挿通部を経てショルダーベルト部に至るまで連続して延在する膨張可能なバッグを有するエアベルトにおいて、
    該トング挿通部において該バッグに沿って延在する延在体と、
    該延在体の延在方向の一端側を該バッグに結合している第1結合部と、
    該延在体の延在方向の他端側を該バッグに結合している第2結合部と
    を備え、
    該第1結合部から第2結合部までの該バッグの長さBが該第1結合部から第2結合部までの該延在体の長さLよりも長いことを特徴とするエアベルト。
  2. 請求項1において、前記第1結合部から第2結合部までの延在体の長さLが300〜800mmであり、
    前記第1結合部から第2結合部までのバッグの長さBが該長さLの1.1〜1.5倍であることを特徴とするエアベルト。
  3. 請求項1又は2において、前記バッグのうち、前記トング挿通部から離隔した少なくとも一方の末端側が、その他の部分よりも大きく膨張可能とされていることを特徴とする乗員拘束装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記バッグは、前記第1結合部と第2結合部との間の部分において、該バッグ長手方向と交叉方向の折り返し線に沿って折り返されていることを特徴とするエアベルト。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、該バッグ及び延在体がメッシュウェビングで覆われていることを特徴とするエアベルト。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のエアベルトと、
    該エアベルトの前記バッグにガスを供給するためのインフレータと、
    ベルト掛通し口とトングプレートとを有し、該ベルト掛通し口に前記エアベルトが挿通されたトングと
    を有し、
    前記延在体は、前記ベルト掛通し口のうち前記トングプレートと反対側の内周縁に沿って配置されていることを特徴とする乗員拘束装置。
  7. 請求項6において、前記エアベルトのうち、前記ラップベルト部の末端が前記インフレータに接続され、前記ショルダーベルト部の末端がノーマルベルトを介して、緊急時ロック機構付きリトラクタに接続されていることを特徴とする乗員拘束装置。
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