JP2008245176A - 自動原稿送り装置、画像読取装置、画像形成装置、および画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】オプションであるADFに保存されたパラメータ情報の読み込みのために、装置の立ち上がり時間が遅れることを回避できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置1にオプションとして付設されるADF20内に、該ADF20を使用する際に必要となるパラメータ情報(ADFID情報27)を保持する。このADFID情報27には、ADFID情報27の内容を識別するためのID情報(ADFID情報27のチェックサムデータ)が含まれる。本体側のスキャナエンジン30では、予めADFID情報27と、このADFID情報27から求めたID情報(チェックサムデータ)とを保持しており、電源投入時には、ADF20からID情報だけを受信し、自身が保持するID情報と比較する。そして、ID情報が一致しない場合にのみ、ADF30からADFID情報27のすべてのデータを受信する。
【選択図】図1
【解決手段】画像形成装置1にオプションとして付設されるADF20内に、該ADF20を使用する際に必要となるパラメータ情報(ADFID情報27)を保持する。このADFID情報27には、ADFID情報27の内容を識別するためのID情報(ADFID情報27のチェックサムデータ)が含まれる。本体側のスキャナエンジン30では、予めADFID情報27と、このADFID情報27から求めたID情報(チェックサムデータ)とを保持しており、電源投入時には、ADF20からID情報だけを受信し、自身が保持するID情報と比較する。そして、ID情報が一致しない場合にのみ、ADF30からADFID情報27のすべてのデータを受信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、自動原稿送り装置、画像読取装置、画像形成装置、および画像形成システム
に関する。
に関する。
スキャナとしての機能を有する画像読取装置は、画像形成装置の入力装置と使用される他、イメージスキャナとしても使用されている。
また、スキャナのスキャン形態として、1枚の原稿を原稿台に載置してスキャンする方法の他に、複数枚の原稿を自動原稿送り装置(ADF: Automatic Document Feeder)に載置して1枚ずつ給送しながらスキャンを行う方法がある。この自動原稿送り装置(ADF)は、例えば、画像形成装置(複写機)の本体とは別にオプションとして供給されることがある。この場合、ユーザは異なる性能を持つ複数の機種から、経済性や操作性を考慮して、好みの自動原稿送り装置(ADF)を選択して画像形成装置の本体に取り付ける。
図5は、オプシションとして画像形成装置の本体に装着される自動原稿送り装置(ADF)の概略構成を示す図であり、原稿を読み取るカラーCCDセンサを備えた自動原稿送り装置(ADF)である。図5に示す自動原稿送り装置(ADF)20Aにおいて、ケーシング100の上面には原稿載置面としてのコンタクトガラス101が嵌め込まれている。コンタクトガラス101上に載置された原稿を下方から照明してその反射光を読取るために、ケーシング100内には、照明ランプ102、反射鏡(ミラー)103、104、105、レンズ107および受光素子(イメージセンサ)としてのカラーCCDセンサ(Charge Coupled Device)22が備えられている。このカラーCCDセンサ22は、例えば、R(赤色検出用CCDセンサ)、G(緑色検出用CCDセンサ)、B(青色検出用CCDセンサ)の3チャネルタイプのカラーCCDセンサである。
照明ランプ102の光は、コンタクトガラス(原稿台)101上の原稿を照射し、原稿で反射された光は反射鏡103、104、105で反射され、レンズ107を通ってカラーCCDセンサ22上に集束される。このように照明ランプ102、反射鏡103、104、105およびレンズ107によって光学系が構成されている。この光学系は、矢印で示す右方向へ移動可能である。この移動により、コンタクトガラス101上に載置された原稿が、その一端から他端まで順に読取られる。なお、コンタクトガラス101には、白色基準板106が設けられている。この白色基準板106は、画像データの調整時(例えば、シェーディング補正時等)に、基準となる白色を提供するためのものである。
また、原稿の送り機構部120には、原稿をセットするためのセットトレイ121と、読取られた原稿が排出される排出トレイ122とが含まれている。セットトレイ121にセットされた原稿は、ローラ機構部123により送り出され、排出トレイ122へ排出される。この排出トレイ122は、コンタクトガラス101上に載置された原稿を覆う原稿カバーとしても機能する。
そして原稿が読取位置を通過する際に、照明ランプ102で原稿が照明されて、その反射光がカラーCCDセンサ22へ与えられる。原稿を読み取る際には、照明ランプ102、反射鏡103、104、105およびレンズ107を含む光学系は所定位置に停止された状態で、原稿が搬送されることによって、カラーCCDセンサ22により原稿の読取が行われる。
カラーCCDセンサ22で読み取られた原稿の信号はAFE(アナログフロントエンド:Analog Front End)等を含むCCD信号処理部23に入力される。CCD信号処理部23では、カラーCCDセンサ22から入力した信号を増幅し、ODD/EVEN補正等を行った後に、A/D変換し、デジタルの画像信号を生成して、本体側装置2のスキャナエンジン30に送信する。
また、オプションとして供給される自動原稿送り装置(ADF)20Aには、記憶部(EEPROM)26にADF20Aを使用する際に必要となる各種のADFパラメータ情報27Aが記憶されている。このADFパラメータ情報27Aには、ADF20Aに搭載されたデバイス(レンズやカラーCCDセンサ等)に固有な、MTF(Modulation Transfer Function)、色補正データ、制御タイミング情報などが保存されている。このため、ADF20Aを付け替えても、ADF20A内の記憶部(EEPROM)26に保存されたADFパラメータ情報27Aをスキャナエンジン30に読み込むことにより、ADF20A等を改めて調整をしなくてもすむように構成されている。
ところで、このような自動原稿送り装置(ADF)を備えたシート計数装置(画像形成装置)として、排出されるシート枚数を示すカウント値の信頼性を高めることができるシート計数装置が開示されている。(例えば、特許文献1を参照)。
この従来技術のシート計数装置では、排出されるシート枚数を示すカウント値の信頼性を高めることができるシート計数装置を提供することを目的としている。このために、 正常に排出が完了したシート枚数をカウンタ値として計数し、計数されたカウンタ値を基にチェックデータを生成し、生成されたチェックデータをカウンタ値と併せて記憶方式の異なるEEPROM、SRAM、HDDの記憶装置に記録し、記録されたカウンタ値とチェックデータを照合することにより、各記憶装置に記憶されているカウンタ値の整合性が保たれているか否かを判定し、判定の結果、一部に整合性が保たれていない記憶装置が存在する場合、整合性が保たれていないと判定された記憶装置のカウンタ値を、整合性が保たれていると判定された他の記憶方式の記憶装置のカウンタ値で置き換えて復旧する。
特開2001−283181号公報
しかしながら、上記先行技術の装置では、自動原稿送り装置(ADF)にバックアップしているMTF、色補正データ、マトリクスデータなどパラメータ情報(画像調整データ)を「自動原稿送り装置(ADF)→スキャナエンジン→本体制御部」の経路で本体側に送信していたが、この画像調整データは約200byte(バイト)程度ある。このデータを、電源投入時に毎回送っているため、立ち上がり時間が遅くなってしまうという問題が生じていた。
なお、ADFからの送信データ数を減らすために、本体側にADFにパラメータ情報(画像調整データ)を保持させることも考えられるが、このような方法では、オプションであるADFを付け替えるごとに画像調整データを調整しなおさなければならないことになる。このMTFやマトリクスデータ等はデバイス(レンズやカラーCCDセンサ等)に依存するためADFごとに値を調整しなければならない。この画像調整を行うための画像調整用の原稿は高価であり、また原稿が痛むと交換しなければならないため、市場に配布することができない。したがって、ADFにパラメータ情報を持たせておく必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、画像読取装置において、電源投入時に、オプションである自動原稿送り装置(ADF)に保存されたパラメータ情報(画像調整データ)の読み込みを行うために、装置の立ち上がり時間が遅れることを回避し、また、オプションである自動原稿送り装置を付け替えても画像調整データを改めて再調整をしなくてもすむことができる、自動原稿送り装置、画像読取装置、画像形成装置、および画像形成システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る自動原稿送り装置は、画像形成装置にオプション機器として付設され、原稿読取位置に向けて原稿を給紙すると共に、カラーCCDセンサにより前記原稿を読み取る自動原稿送り装置であって、前記自動原稿送り装置を使用する際に必要となるパラメータ情報を保持すると共に、前記パラメータ情報の内容の差異を全体として識別するためのパラメータID情報を生成して保持するパラメータ情報記憶手段と、前記画像形成装置側からの要求に応じて、前記自動原稿送り装置に保持されたパラメータ情報を前記画像形成装置に送信するパラメータ情報送信手段と、前記画像形成装置側からの要求に応じて、前記パラメータID情報を前記画像形成装置に送信するパラメータID情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の自動原稿送り装置では、画像形成装置にオプション機器として付設される自動原稿送り装置(ADF)内に、該自動原稿送り装置を使用する際に必要となる一群のパラメータ情報と、この一群のパラメータ情報を識別するためのパラメータID情報とを保持させるようにする。画像形成装置側では、自動原稿送り装置(ADF)の一群のパラメータ情報とパラメータID情報とを予め保持し、電源投入時には、前記自動原稿送り装置(ADF)からパラメータID情報だけを受信し、自身が保持するパラメータID情報とを比較するようにする。そして、パラメータID情報が一致しない場合にのみ、自動原稿送り装置から一群のパラメータ情報を受信する。
これにより、電源投入時における自動原稿送り装置および画像形成装置の立ち上がり時間を短縮することができる。
上記構成からなる本発明の自動原稿送り装置では、画像形成装置にオプション機器として付設される自動原稿送り装置(ADF)内に、該自動原稿送り装置を使用する際に必要となる一群のパラメータ情報と、この一群のパラメータ情報を識別するためのパラメータID情報とを保持させるようにする。画像形成装置側では、自動原稿送り装置(ADF)の一群のパラメータ情報とパラメータID情報とを予め保持し、電源投入時には、前記自動原稿送り装置(ADF)からパラメータID情報だけを受信し、自身が保持するパラメータID情報とを比較するようにする。そして、パラメータID情報が一致しない場合にのみ、自動原稿送り装置から一群のパラメータ情報を受信する。
これにより、電源投入時における自動原稿送り装置および画像形成装置の立ち上がり時間を短縮することができる。
また、本発明の自動原稿送り装置は、前記パラメータID情報は、前記パラメータ情報のチェックサムデータであることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の自動原稿送り装置では、自動原稿送り装置(ADF)内に保持された一群のパラメータ情報のチェックサムデータを、パラメータID情報として生成して、保持する。
これにより、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報の内容を識別するためのパラメータID情報を容易に生成して、使用することができる。
上記構成からなる本発明の自動原稿送り装置では、自動原稿送り装置(ADF)内に保持された一群のパラメータ情報のチェックサムデータを、パラメータID情報として生成して、保持する。
これにより、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報の内容を識別するためのパラメータID情報を容易に生成して、使用することができる。
また、本発明の自動原稿送り装置は、前記パラメータ情報には、自動原稿送り装置に搭載された原稿読み取りのためのデバイスに固有な画像調整データ、および前記デバイスの制御タイミンング情報が含まれることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の自動原稿送り装置では、パラメータ情報として、該自動原稿送り装置に搭載された原稿読み取りのためのデバイス(例えば、光学系のレンズや、カラーCCDセンサ)に固有な、画像調整データ、および前記デバイスの制御タイミンングの情報を保持する。
これにより、オプションである自動原稿送り装置(ADF)を付け替える場合においても、自動原稿送り装置(ADF)を再調整する必要がなくなる。
上記構成からなる本発明の自動原稿送り装置では、パラメータ情報として、該自動原稿送り装置に搭載された原稿読み取りのためのデバイス(例えば、光学系のレンズや、カラーCCDセンサ)に固有な、画像調整データ、および前記デバイスの制御タイミンングの情報を保持する。
これにより、オプションである自動原稿送り装置(ADF)を付け替える場合においても、自動原稿送り装置(ADF)を再調整する必要がなくなる。
また、本発明の自動原稿送り装置は、前記パラメータ情報には、さらに自動原稿送り装置に通紙された原稿の枚数の情報、および光源の照光時間の情報が含まれることを特徴とする。
上記構成からなる自動原稿送り装置(ADF)においては、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報には、通紙された原稿の枚数の情報、および光源の照光時間の情報が含まれる。
これにより、通紙が終了した場合などに、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報の更新を行うことができる。
上記構成からなる自動原稿送り装置(ADF)においては、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報には、通紙された原稿の枚数の情報、および光源の照光時間の情報が含まれる。
これにより、通紙が終了した場合などに、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報の更新を行うことができる。
また、本発明の画像読取装置は、原稿読取位置に向けて原稿を給紙すると共に、カラーCCDセンサにより前記原稿を読み取る自動原稿送り装置が付設された画像読取装置であって、前記自動原稿送り装置は、前記自動原稿送り装置を使用する際に必要となるパラメータ情報を保持すると共に、前記パラメータ情報の内容の差異を全体として識別するためのパラメータID情報を生成して保持するパラメータ情報記憶手段と、前記画像読取装置側からの要求に応じて、前記自動原稿送り装置に保持されたパラメータ情報を前記画像読取装置に送信するパラメータ情報送信手段と、前記画像読取装置側からの要求に応じて、前記パラメータID情報を前記画像読取装置に送信するパラメータID情報送信手段と、を備え、前記画像読取装置は、前記自動原稿送り装置から前記パラメータ情報を受信して保持すると共に、受信したパラメータ情報を基に前記パラメータID情報を生成して保持する記憶手段と、電源投入時に、前記自動原稿送り装置から前記パラメータID情報を受信するパラメータID情報取得手段と、前記パラメータID情報取得手段により自動原稿送り装置から受信したパラメータID情報と、自身が保持するパラメータID情報とが一致するかどうかを判定するパラメータID情報判定手段と、前記パラメータID情報判定手段により、前記自動原稿送り装置から受信したパラメータID情報と、自身が保持するパラメータID情報とが一致しないと判定された場合に、前記自動原稿送り装置から前記パラメータ情報を受信するパラメータ情報取得手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像読取装置では、オプション機器として付設される自動原稿送り装置(ADF: Automatic Document Feeder)内に、該自動原稿送り装置を使用する際に必要となる一群のパラメータ情報と、この一群のパラメータ情報を識別するためのパラメータID情報とを保持させるようにする。画像読取装置側では、予め自動原稿送り装置(ADF)の一群のパラメータ情報とパラメータID情報を保持しておき、電源投入時には、前記自動原稿送り装置(ADF)からパラメータID情報だけを受信し、自身が保持するパラメータID情報とを比較するようにする。そして、パラメータID情報が一致しない場合にのみ、自動原稿送り装置から一群のパラメータ情報を受信する。
これにより、電源投入時における自動原稿送り装置および画像読取装置の立ち上がり時間を短縮することができる。
上記構成からなる本発明の画像読取装置では、オプション機器として付設される自動原稿送り装置(ADF: Automatic Document Feeder)内に、該自動原稿送り装置を使用する際に必要となる一群のパラメータ情報と、この一群のパラメータ情報を識別するためのパラメータID情報とを保持させるようにする。画像読取装置側では、予め自動原稿送り装置(ADF)の一群のパラメータ情報とパラメータID情報を保持しておき、電源投入時には、前記自動原稿送り装置(ADF)からパラメータID情報だけを受信し、自身が保持するパラメータID情報とを比較するようにする。そして、パラメータID情報が一致しない場合にのみ、自動原稿送り装置から一群のパラメータ情報を受信する。
これにより、電源投入時における自動原稿送り装置および画像読取装置の立ち上がり時間を短縮することができる。
また、本発明の画像読取装置は、前記パラメータID情報は、前記パラメータ情報のチェックサムデータであることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像読取装置では、自動原稿送り装置(ADF)内に保持された一群のパラメータ情報のチェックサムデータを、パラメータID情報として使用する。
これにより、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報の内容を識別するためのパラメータID情報を容易に生成して、使用することができる。
上記構成からなる本発明の画像読取装置では、自動原稿送り装置(ADF)内に保持された一群のパラメータ情報のチェックサムデータを、パラメータID情報として使用する。
これにより、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報の内容を識別するためのパラメータID情報を容易に生成して、使用することができる。
また、本発明の画像読取装置は、前記パラメータ情報には、自動原稿送り装置に搭載された原稿読み取りのためのデバイスに固有な、画像調整データ、および前記デバイスの制御タイミンング情報が含まれることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像読取装置においては、自動原稿送り装置(ADF)は、パラメータ情報として、自動原稿送り装置に搭載された原稿読み取りのためのデバイス(例えば、光学系のレンズや、カラーCCDセンサ)に固有な、画像調整データ、および前記デバイスの制御タイミンングの情報を保持する。
これにより、オプションである自動原稿送り装置(ADF)を付け替える場合においても、自動原稿送り装置(ADF)を再調整する必要がなくなる。
上記構成からなる本発明の画像読取装置においては、自動原稿送り装置(ADF)は、パラメータ情報として、自動原稿送り装置に搭載された原稿読み取りのためのデバイス(例えば、光学系のレンズや、カラーCCDセンサ)に固有な、画像調整データ、および前記デバイスの制御タイミンングの情報を保持する。
これにより、オプションである自動原稿送り装置(ADF)を付け替える場合においても、自動原稿送り装置(ADF)を再調整する必要がなくなる。
また、本発明の画像読取装置は、前記パラメータ情報には、さらに自動原稿送り装置に通紙された原稿の枚数の情報、および光源の照光時間の情報が含まれることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像読取装置においては、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報には、通紙された原稿の枚数の情報、および光源の照光時間の情報が含まれる。
これにより、通紙が終了した場合などに、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報の更新を行うことができる。
上記構成からなる本発明の画像読取装置においては、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報には、通紙された原稿の枚数の情報、および光源の照光時間の情報が含まれる。
これにより、通紙が終了した場合などに、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報の更新を行うことができる。
また、本発明の画像読取装置は、前記自動原稿送り装置は、前記原稿の通紙が終了した場合に、自身が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報を更新すると共に、前記画像読取装置に対して通紙終了のステータス情報を送信する手段を、備え、前記画像読取装置は、前記自動原稿送り装置から通紙終了のステータス情報を受信した場合に、前記自動原稿送り装置に対して前記パラメータ情報の送信要求コマンドを送信すると共に、前記自動原稿送り装置から受信しパラメータ情報を基に、自身が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報を更新する手段を、を備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像読取装置では、自動原稿送り装置(ADF)において原稿の通紙が終了した場合に、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報を更新する。また、自動原稿送り装置(ADF)から画像読取装置に更新されたパラメータ情報を送信し、画像読取装置ではパラメータ情報とパラメータID情報を更新して保持する。
これにより、通紙が終了した場合に、自動原稿送り装置(ADF)および画像読取装置において、パラメータ情報とパラメータID情報の更新が行える。
上記構成からなる本発明の画像読取装置では、自動原稿送り装置(ADF)において原稿の通紙が終了した場合に、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報を更新する。また、自動原稿送り装置(ADF)から画像読取装置に更新されたパラメータ情報を送信し、画像読取装置ではパラメータ情報とパラメータID情報を更新して保持する。
これにより、通紙が終了した場合に、自動原稿送り装置(ADF)および画像読取装置において、パラメータ情報とパラメータID情報の更新が行える。
また、本発明の画像形成装置は、上記のいずれかに記載の画像読取装置を備えると共に、前記画像読取装置から受信した原稿の画像データの画像処理を行い、プリント用紙に印刷する処理を行うことを特徴とする。
これにより、オプション機器である自動原稿送り装置(ADF)が付設された画像読取装置を備える画像形成装置において、オプション機器である自動原稿送り装置(ADF)を付け替える場合においても、自動原稿送り装置(ADF)を再調整する必要がなくなる。また、電源投入時における画像形成装置の立ち上がり時間を短縮することができる。
これにより、オプション機器である自動原稿送り装置(ADF)が付設された画像読取装置を備える画像形成装置において、オプション機器である自動原稿送り装置(ADF)を付け替える場合においても、自動原稿送り装置(ADF)を再調整する必要がなくなる。また、電源投入時における画像形成装置の立ち上がり時間を短縮することができる。
また、本発明の画像形成システムは、本体にオプション機器として付設されると共にカラーCCDセンサにより原稿を読み取り画像データを本体側に送信する自動原稿送り装置と、前記自動原稿送り装置と本体側とのインタフェースとなるスキャナエンジンと、前記自動原稿送り装置から送信された画像データを前記スキャナエンジンを介して受信してプリント処理を行う本体側コントローラとで構成される画像形成システムであって、前記自動原稿送り装置は、前記自動原稿送り装置を使用する際に必要となるパラメータ情報を保持すると共に、前記パラメータ情報の内容の差異を全体として識別するためのパラメータID情報を生成して保持するパラメータ情報記憶手段と、前記スキャナエンジン側からの要求に応じて、前記自動原稿送り装置に保持されたパラメータ情報を前記スキャナエンジンに送信するパラメータ情報送信手段と、前記スキャナエンジン側からの要求に応じて、前記パラメータID情報を前記スキャナエンジンに送信するパラメータID情報送信手段と、を備え、前記スキャナエンジンは、前記自動原稿送り装置から前記パラメータ情報を受信して保持すると共に、受信したパラメータ情報を基に前記パラメータID情報を生成して保持する記憶手段と、電源投入時に、前記自動原稿送り装置から前記パラメータID情報を受信するパラメータID情報取得手段と、前記パラメータID情報取得手段により自動原稿送り装置から受信したパラメータID情報と、自身が保持するパラメータID情報とが一致するかどうかを判定するパラメータID情報判定手段と、前記パラメータID情報判定手段により、前記自動原稿送り装置から受信したパラメータID情報と、自身が保持するパラメータID情報とが一致しないと判定された場合に、前記自動原稿送り装置から前記パラメータ情報を受信するパラメータ情報取得手段と、前記自動原稿送り装置から前記カラーCCDセンサにより読み込まれた原稿の画像データを受信すると共に、該画像データを前記パラメータ情報中の画像調整データを基に補正し、補正した画像データを前記本体側コントローラに送信する画像データ補正手段と、を備え、前記本体側コントローラは、前記スキャナエンジンから受信した画像データを基に、プリント用の画像データを生成する画像処理手段と、前記画像処理手段により生成されたプリント用画像データをプリント用紙にプリントする印刷制御手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像形成システムでは、自動原稿送り装置は、該自動原稿送り装置に使用する際に必要となるパラメータ情報と、該パラメータ情報の内容の差異を識別するためのパラメータID情報とを保持する。スキャナエンジンには、電源投入時に、前記自動原稿送り装置からパラメータID情報を受信し、受信したパラメータID情報と、自身が保持するパラメータID情報とが一致するかどうかを判定する。自動原稿送り装置から受信したパラメータID情報と、自身が保持するパラメータID情報とが一致しないと判定された場合にのみ、自動原稿送り装置から前記パラメータ情報を受信する。また、スキャナエンジンは、自動原稿送り装置から受信した画像データの補正処理を行い、補正された画像データを本体側コントローラに送信する。本体側コントローラは、スキャナエンジンから受信した画像データを基に、プリント用の画像データを生成して、プリントする。
これにより、オプションである自動原稿送り装置(ADF)が付設される画像形成システムにおいて、オプションである自動原稿送り装置(ADF)を付け替える場合においても、自動原稿送り装置(ADF)を再調整する必要がなくなる。また、電源投入時における画像形成システムの立ち上がり時間を短縮することができる。
上記構成からなる本発明の画像形成システムでは、自動原稿送り装置は、該自動原稿送り装置に使用する際に必要となるパラメータ情報と、該パラメータ情報の内容の差異を識別するためのパラメータID情報とを保持する。スキャナエンジンには、電源投入時に、前記自動原稿送り装置からパラメータID情報を受信し、受信したパラメータID情報と、自身が保持するパラメータID情報とが一致するかどうかを判定する。自動原稿送り装置から受信したパラメータID情報と、自身が保持するパラメータID情報とが一致しないと判定された場合にのみ、自動原稿送り装置から前記パラメータ情報を受信する。また、スキャナエンジンは、自動原稿送り装置から受信した画像データの補正処理を行い、補正された画像データを本体側コントローラに送信する。本体側コントローラは、スキャナエンジンから受信した画像データを基に、プリント用の画像データを生成して、プリントする。
これにより、オプションである自動原稿送り装置(ADF)が付設される画像形成システムにおいて、オプションである自動原稿送り装置(ADF)を付け替える場合においても、自動原稿送り装置(ADF)を再調整する必要がなくなる。また、電源投入時における画像形成システムの立ち上がり時間を短縮することができる。
また、本発明の画像形成システムは、前記パラメータID情報は、前記パラメータ情報のチェックサムデータであることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像形成システムでは、自動原稿送り装置(ADF)内に保持されたパラメータ情報のチェックサムデータを、パラメータID情報として使用する。
これにより、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報の内容を識別するためのパラメータID情報を容易に生成して、使用することができる。
上記構成からなる本発明の画像形成システムでは、自動原稿送り装置(ADF)内に保持されたパラメータ情報のチェックサムデータを、パラメータID情報として使用する。
これにより、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報の内容を識別するためのパラメータID情報を容易に生成して、使用することができる。
また、本発明の画像形成システムは、前記パラメータ情報には、自動原稿送り装置に搭載された原稿読み取りのためのデバイスに固有な画像調整データ、および前記デバイスの制御タイミンング情報が含まれることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像形成システムにおいては、自動原稿送り装置(ADF)は、パラメータ情報として、該自動原稿送り装置に搭載された原稿読み取りのために使用されるデバイス(例えば、光学系のレンズや、カラーCCDセンサ)に固有な、画像調整データ、および前記デバイスの制御タイミンング情報を保持する。
これにより、オプションである自動原稿送り装置(ADF)を付け替える場合において、自動原稿送り装置(ADF)を再調整する必要がなくなる。
上記構成からなる本発明の画像形成システムにおいては、自動原稿送り装置(ADF)は、パラメータ情報として、該自動原稿送り装置に搭載された原稿読み取りのために使用されるデバイス(例えば、光学系のレンズや、カラーCCDセンサ)に固有な、画像調整データ、および前記デバイスの制御タイミンング情報を保持する。
これにより、オプションである自動原稿送り装置(ADF)を付け替える場合において、自動原稿送り装置(ADF)を再調整する必要がなくなる。
また、本発明の画像形成システムは、前記パラメータ情報には、さらに自動原稿送り装置に通紙された原稿の枚数の情報、および光源の照光時間の情報が含まれることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像形成システムにおいては、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報には、通紙された原稿の枚数の情報、および光源の照光時間の情報が含まれる。
これにより、通紙が終了した場合などに、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報の更新を行うことができる。
上記構成からなる本発明の画像形成システムにおいては、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報には、通紙された原稿の枚数の情報、および光源の照光時間の情報が含まれる。
これにより、通紙が終了した場合などに、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報の更新を行うことができる。
また、本発明の画像形成システムは、前記自動原稿送り装置は、前記原稿の通紙が終了した場合に、自身が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報を更新すると共に、前記スキャナエンジンに対して通紙終了のステータス情報を送信する手段を、備え、前記スキャナエンジンは、前記自動原稿送り装置から通紙終了のステータス情報を受信した場合に、前記自動原稿送り装置に対して前記パラメータ情報の送信要求コマンドを送信すると共に、前記自動原稿送り装置から受信したパラメータ情報を基に、自身が保持するパラメータ情報およびパラメータID情を更新する手段を、を備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像形成システムでは、自動原稿送り装置(ADF)において原稿の通紙が終了した場合に、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報を更新する。また、自動原稿送り装置(ADF)からスキャナエンジンに更新されたパラメータ情報を送信し、スキャナエンジンではパラメータ情報とパラメータID情報を更新して保持する。
これにより、通紙が終了した場合に、自動原稿送り装置(ADF)およびスキャナエンジンにおいて、パラメータ情報とパラメータID情報の更新が行える。
上記構成からなる本発明の画像形成システムでは、自動原稿送り装置(ADF)において原稿の通紙が終了した場合に、自動原稿送り装置(ADF)が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報を更新する。また、自動原稿送り装置(ADF)からスキャナエンジンに更新されたパラメータ情報を送信し、スキャナエンジンではパラメータ情報とパラメータID情報を更新して保持する。
これにより、通紙が終了した場合に、自動原稿送り装置(ADF)およびスキャナエンジンにおいて、パラメータ情報とパラメータID情報の更新が行える。
また、本発明の画像形成システムは、前記スキャナエンジンは、前記本体側コントローラからの指示により、前記自動原稿送り装置に対して前記パラメータ情報の初期化指示を含むパラメータ更新指示のコマンドを送信する手段と、前記自動原稿送り装置から更新されたパラメータ情報を受信し、受信したパラメータ情報により自身が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報を更新する手段と、を備え、前記自動原稿送り装置は、前記スキャナエンジンから前記パラメータ情報の更新指示のコマンドを受信した場合に、更新指示の内容に従い、自身が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報を更新すると共に、更新したパラメータ情報を前記スキャナエンジンに送信する手段を、備えることを特徴とする。
上記構成からなる本発明の画像形成システムおいては、スキャナエンジンは、本体側コントローラからの指示により、自動原稿送り装置(ADF)に対してパラメータ情報の更新指示(例えば、初期化要求など)を送信する。自動原稿送り装置(ADF)は更新指示に従いパラメータ情報を更新し、更新されたパラメータ情報をスキャナエンジンに送信する。スキャナエンジンは、自動原稿送り装置(ADF)から更新されたパラメータ情報を受信し、記憶部に保持しているパラメータ情報およびパラメータID情報を更新する。
これにより、本体側コントローラからの指示により、自動原稿送り装置(ADF)内のパラメータ情報の更新が行える。
上記構成からなる本発明の画像形成システムおいては、スキャナエンジンは、本体側コントローラからの指示により、自動原稿送り装置(ADF)に対してパラメータ情報の更新指示(例えば、初期化要求など)を送信する。自動原稿送り装置(ADF)は更新指示に従いパラメータ情報を更新し、更新されたパラメータ情報をスキャナエンジンに送信する。スキャナエンジンは、自動原稿送り装置(ADF)から更新されたパラメータ情報を受信し、記憶部に保持しているパラメータ情報およびパラメータID情報を更新する。
これにより、本体側コントローラからの指示により、自動原稿送り装置(ADF)内のパラメータ情報の更新が行える。
本発明によれば、画像読取装置等において、電源投入時の立ち上がり時間を短縮することができる。また、オプションである自動原稿送り装置(ADF)を付け替えてもADFにパラメータ情報(画像調整データ等)を保存しているため、ADFを改めて調整をしなくてもすむ。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置(画像形成システム)の構成ブロック図である。
図1に示す画像形成装置(画像形成システム)1において、本体側装置2には、オプションとなる自動原稿送り装置(ADF)20が装着されている。本体側装置2は、主に画像のプリント処理を行う本体側コントローラ10と、本体側コントローラ10と自動原稿送り装置(ADF)20との中間に位置するスキャナエンジン30とで構成されている。
図1は、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置(画像形成システム)の構成ブロック図である。
図1に示す画像形成装置(画像形成システム)1において、本体側装置2には、オプションとなる自動原稿送り装置(ADF)20が装着されている。本体側装置2は、主に画像のプリント処理を行う本体側コントローラ10と、本体側コントローラ10と自動原稿送り装置(ADF)20との中間に位置するスキャナエンジン30とで構成されている。
本体側コントローラ10内の主制御部11はCPU等を含む制御部であり、本体側コントローラ10内の各部の動作を統括して制御する処理部である。操作部12は、液晶パネル等の表示部および操作キー等からなるコントロールパネルであり、ユーザが画像形成装置1を操作するための入力部である。
画像処理部13は、スキャナエンジン30から受信した原稿の画像データをプリント用の画像データ(例えば、使用するトナーに合わせた画像データ)に変換するための処理部である。印刷制御部14は、画像処理部13により生成された印刷用画像データを用紙にプリントするための制御部である。この印刷制御部14は、トナーを用紙に転写する転写部16を制御すると共に、印刷用紙の送り機構(例えば、加圧ローラ17aや定着ローラ17b)を含むプリントエンジン15制御して、印刷動作を実行する。
自動原稿送り装置(ADF)20は、図5に示した構成のものであり、原稿の自動送り機構を備えると共に、原稿を読み取るカラーCCDセンサ22を搭載している。
自動原稿送り装置(ADF)20内のADF制御部21はCPU等を含む制御部であり、自動原稿送り装置(ADF)20内の各部の動作を統括して制御する処理部である。
カラーCCDセンサ22は、原稿読取用のカラーCCDセンサであり、このカラーCCDセンサ22は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色を読み取る3つのラインセンサから構成されており、また、R、G、Bの各色のラインセンサは、奇数ライン(ODD)と、偶数ライン(EVEN)を読み取る2つのラインセンサから構成されている。
カラーCCDセンサ22は、原稿読取用のカラーCCDセンサであり、このカラーCCDセンサ22は、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色を読み取る3つのラインセンサから構成されており、また、R、G、Bの各色のラインセンサは、奇数ライン(ODD)と、偶数ライン(EVEN)を読み取る2つのラインセンサから構成されている。
CCD信号処理部23は、カラーCCDセンサ22から読み込んだ画像信号を増幅し、ODD/EVEN補正、オフセット補正等を行い、この信号をA/D変換してデジタルの画像データを出力する。送り機構制御部25は、原稿の送り機構やミラーの移動機構を制御する処理部である。
ADFID情報処理部24は、電源投入時におけるADFID情報(パラメータ情報)のADF内への展開処理、記憶部26内のADFID情報27の更新処理、スキャナエンジン30からの要求に応じてADFID情報27を送信するなど、ADFID情報27に関連する処理を行う。
また記憶部26はEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)で構成され、自動原稿送り装置(ADF)20に固有な各種のパラメータ情報としてのADFID情報27が保存されている。このADFID情報27は各種のパラメータ情報でなる200byte程度の情報であり、ADF20に保持されたADFID情報27の内容を識別するID情報(ADFID情報のチェックサムデータ)、画像調整データ(MTFや、色補正データなど)、ADF20の制御タイミング情報、光源の照光時間、原稿の通紙枚数の情報等が含まれる。このADFID情報27は、スキャナエンジン30に送信され、スキャナエンジン30内に保持される。
スキャナエンジン30は、自動原稿送り装置(ADF)20と本体側コントローラ10との中間に位置し、本体側コントローラ10と自動原稿送り装置(ADF)20とのインタフェースとなる部分であり、自動原稿送り装置(ADF)20からADFID情報27受信するとともに、自動原稿送り装置(ADF)20から受信した画像データを本体側コントローラ10に送信する処理部である。
スキャナエンジン制御部31は、CPU等を含み、スキャナエンジン30内の各部の動作を統括した制御する処理である。
画像データ補正部32は、ADF20から受信画像データを、記憶部(SRAM(Static Random Access Memory)等)36に保持されたADFID情報27中の画像調整データ(MTF、色補正データ等)により、補正された画像データを生成する。画像データ補正部32により生成された画像データは画像メモリ18に保存される。
なお、この画像データ補正部32では、ADF20より受信した原稿の画像データに対し、光学系のMTF(Modulation Transfer Function)補正や、シェーディング補正を行う。なお、シェーディング補正は、カラーCCDセンサ22の各光電変換素子の特性バラツキ、あるいは光源の発光量のバラツキに起因して各光電変換素子間に実質的な感度のバラツキが生じるため、これを補正するものである。
ADFID情報取得部33は、自動原稿送り装置(ADF)20からADFID情報27、またはID情報(ADFID情報27内のチェックサムデータ)を受信する処理部である。なお、ADFID情報取得部33は自動原稿送り装置(ADF)からADFID情報27を受信した場合は、自身でID情報(チェックサムデータ)を算出し、これをADFID情報と共に記憶部36に保存する。
ADFID情報判定部34は、自動原稿送り装置(ADF)20から受信したID情報(チェックサムデータ)と、自身が保持するID情報(チェックサムデータ)とが一致するかどうかを判定するための処理部である。
ADFID情報更新部35は、本体側コントローラ10からの指示(例えば、初期化指示)により、自動原稿送り装置(ADF)20に対し、記憶部(EEPROM)26に記憶されたADFID情報27を更新するように指示するための処理部である。
上記構成において、電源投入時に、ADF20に保存してある各種のパラメータ情報(ADFID情報27、例えば、200byte程度)の全部を、スキャナエンジン30に毎回送るのではなく、ID情報(ADFID情報27のチェックサムデータ、4byte程度)だけをスキャナエンジン30に送信する。スキャナエンジン30では、ADF20から受信したID情報(チェックサムデータ)と、自身が記憶部36に保持したID情報(チェックサムデータ)とを比較する。そして、このID情報(チェックサムデータ)が異なっている場合にのみ、ADF20に保持された各種のパラメータ情報(ADFID情報27)の全部を、自動原稿送り装置(ADF)20から受信する。これにより、電源投入時の装置立ち上がり時間の短縮を図ることができる。
なお、前述した自動原稿送り装置(ADF)のパラメータ情報記憶手段は、記憶部26が相当し、パラメータ情報送信手段およびパラメータID情報送信手段は、ADFID情報処理部24が相当する。また、前述した画像読取装置およびスキャナエンジンの記憶手段は記憶部36が相当し、前述したパラメータ情報取得手段およびパラメータID情報取得手段はADFID情報取得部33が相当し、前述したパラメータID情報判定手段はADFID情報判定部34が相当する。また、前述した画像処理手段は画像処理部13が相当し、印刷制御手段は印刷制御部14が相当する。
図2は、図1に示す画像形成装置における、電源投入時のADFID情報のバッアップ処理の流れを示すフローチャートであり、本発明に直接関係する部分について示したものである。以下、図2を参照して、その処理の流れについて説明する。
電源が投入されると(ステップS1)、スキャナエンジン30から自動原稿送り装置(ADF)20に対して、コマンド1(ADFとの接続確認コマンド)が送信される(ステップS2)。ADF20は、スキャナエンジン30に対して確認応答ステータス1(通信接続完了)を返信する(ステップS3)。この確認応答ステータス1において、ADF20内において原稿読み取りのために必要なパラメータデータのSRAM等への展開(設定)が完了(運転準備完了)したことが、スキャナエンジン30に通知される。
スキャナエンジン30は、ADF20から確認応答ステータス1を受信すると、ADF20に対してコマンド4(ADFID要求)を送信する(ステップS4)。ADF20はスキャナエンジン30に対して確認応答ステータス6(ADFID応答)を送信する(ステップS5)。なお、このADFID応答で送信される情報は、ADF20内に保持されたADFID情報27(200byte)のID情報(チェックサムデータ)であり、4byte程度である(ID情報=ADFID情報27のチェックサムデータ)。
スキャナエンジン30では、ADF20から受信したADFID情報(ADFID情報27のチェックサムデータ)と、スキャナエンジン30自身が記憶部36に保持しているADFID情報(ADFID情報27のチェックサムデータ)とを比較する(ステップS6)。
ADF20から受信したID情報(ADFID情報27のチェックサムデータ)と、スキャナエンジン30自身が記憶部36に保持しているADFID情報(ADFID情報27のチェックサムデータ)とを比較し、一致すると判定された場合は(ステップS7:YES)、ステップS8に移行する。
ステップS8においては、ADF20から受信したデータ(4byte程度)に「ついてチェックサム計算を行い、チェックサム判定を行う。チェックサム判定結果が一致であれば(ステップS8:YES)、ステップS12に移行する。
一方、ステップS7においてADFID情報(ADFID情報27のチェックサムデータ)が一致しないと判定された場合(ステップS7:NO)、またはステップS8において、チェックサム判定で一致しないと判定された場合は(ステップS8:NO)、ステップS9に移行する。
ステップS9において、スキャナエンジン30は、ADF20のコマンド4(ADFID要求)を送信し(ステップS10)、ADF20から応答ステータス6を受信する(ステップS11)。このADF20からの応答には、ADFID情報27の全部のデータ(200byte程度)が含まれる。スキャナエンジン30では、ADF20から新たに受信したADFID情報27を記憶部36に保存すると共に、受信したADFID情報27を基にID(チェックサムデータ)を再計算し、記憶部36に保存する。
上記手順より、スキャナエンジン30とADF20には、同じADFID情報(画像調整データ等)が保持されることになる。この後に、スキャナエンジン30から本体側コントローラ10に、画像調整データ等を送信する(ステップS12)。
上記手順により、ADFバックアップ情報転送処理が終了する(ステップS13)。
また、図3は、ADFID情報の更新処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、ADF20における通紙が終了した場合等に行われ、スキャナエンジン30が主体となって行われる処理である。以下、図3を参照して、その処理の流れについて説明する。
ADF20において通紙が終了すると、この通紙終了の情報は、ステータス1(通紙終了)として、スキャナエンジン30に送信される(ステップS21)。
スキャナエンジン30は、ADF20からステータス1(通紙終了)の信号を受信すると、ADF20に対してコマンド4(ADFID要求)を送信し(ステップS22)、ADF20からステータス6(ADFID応答)を受信する(ステップS23)。このADFID応答には、ADFID情報27のすべての情報(200byte程度)が含まれる。
スキャナエンジン30は、ADF20からステータス1(通紙終了)の信号を受信すると、ADF20に対してコマンド4(ADFID要求)を送信し(ステップS22)、ADF20からステータス6(ADFID応答)を受信する(ステップS23)。このADFID応答には、ADFID情報27のすべての情報(200byte程度)が含まれる。
スキャナエンジン30では、ADF20から受信したADFID情報27(200byte程度)を、記憶部36に書き込み、スキャナ保有データの変更を実施する(ステップS24)。また、受信したADFID情報27からID情報(チェックサムデータ)を計算し、このID情報(チェックサムデータ)を記憶部36に保存する(ステップS25)。
同様に、ADF20においても、ADFの固有情報であるADFID情報27を変更し、変更したADFID情報27を記憶部(EEPROM)26書き込む(ステップS26)。また、変更したADFID情報27からID情報(チェックサムデータ)を計算し、このID情報(チェックサムデータ)を記憶部(EEPROM)26に書き込む(ステップS27)。
以上説明した手順により、ADF情報の更新が終了する(ステップS28)。
また、図4は、ADF20内の記憶部(EEPROM)26の更新処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、本体側コントローラ10からの指示により行われ、例えば、EEPROMに保持されたADFID情報27を初期化する場合などに行われる。
まず、本体側コントローラ10からスキャナエンジン30に対して、更新指示が送信される(ステップS31)。スキャナエンジン30は、ADF20に対して、コマンド4(ADFID情報更新指示)を送信する(ステップS32)。ADF20からスキャナエンジン30に対して、確認応答ステータス6が返信される(ステップS33)。この確認応答ステータス6の情報には、更新されたADFID情報27のすべての情報(200byte程度)が含まれる。
スキャナエンジン30では、ADF20から受信したADFID情報27(200byte程度)を、記憶部36に書き込み、スキャナ保有データの変更を実施する(ステップS34)。また、受信したADFID情報27からID情報(チェックサムデータ)を計算し、このID情報(チェックサムデータ)を記憶部36に保存する(ステップS35)。
同様に、ADF20においても、ADFの固有情報であるADFID情報27を変更し、変更したADFID情報27を記憶部(EEPROM)26書き込む(ステップS36)。また、変更したADFID情報27からID情報(チェックサムデータ)を計算し、このID情報(チェックサムデータ)を記憶部(EEPROM)26に書き込む(ステップS37)。
以上、説明したように、本発明のADF20、スキャナエンジン30、本体側コントローラ10から構成される画像形システムにおいては、電源投入時に、ADF20に保存してある各種のパラメータ情報(画像調整データ等、例えば、200byte程度)の全部を、スキャナエンジン30に毎回送るのではなく、ADF20内の記憶部(EEPROM)26に保存されたADFID情報27のID情報(ADFID情報27のチェックサムデータ、4byte程度)だけをスキャナエンジン30に送信する。
スキャナエンジン30では、ADF20から受信したID情報(チェックサムデータ)と、記憶部36に保持したID情報(チェックサムデータ)とを比較する。そして、このチェックサムデータが異なっている場合にのみ、ADF20に保持されたADFID情報27の全部をスキャナエンジン30に送信するようにする。これにより、電源投入時の装置立ち上がり時間の短縮を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の自動原稿送り装置(ADF)、画像読取装置(スキャナエンジン)、画像形成装置(画像形成システム)は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1・・・画像形成装置(画像形成システム)、2・・・本体側装置、10・・・本体側コントローラ、11・・・主制御部、12・・・操作部、13・・・画像処理部、14・・・印刷制御部、15・・・プリントエンジン、16・・・転写部、17a・・・加圧ローラ、17b・・・定着ローラ、20、20A・・・自動原稿送り装置(ADF)、21・・・ADF制御部、22・・・カラーCCDセンサ、23・・・CCD信号処理部、24・・・ADFID情報処理部、25・・・送り機構制御部、26・・・記憶部(EEPROM)、27・・・ADFID情報、27A・・・ADFパラメータ情報、30・・・スキャナエンジン、31・・・スキャナエンジン制御部、32・・・画像データ補正部、33・・・ADFID情報取得部、34・・・ADFID情報判定部、35・・・ADFID情報更新部、36・・・記憶部(SRAM)、100・・・ケーシング、101・・・コンタクトガラス、102・・・照明ランプ(光源)、103、104、105・・・反射鏡(ミラー)、106・・・白色基準板、107・・・レンズ、120・・・原稿の送り機構部、121・・・セットトレイ、122・・・排出トレイ、123・・・ローラ機構部
Claims (16)
- 画像形成装置にオプション機器として付設され、原稿読取位置に向けて原稿を給紙すると共に、カラーCCDセンサにより前記原稿を読み取る自動原稿送り装置であって、
前記自動原稿送り装置を使用する際に必要となるパラメータ情報を保持すると共に、前記パラメータ情報の内容の差異を全体として識別するためのパラメータID情報を生成して保持するパラメータ情報記憶手段と、
前記画像形成装置側からの要求に応じて、前記自動原稿送り装置に保持されたパラメータ情報を前記画像形成装置に送信するパラメータ情報送信手段と、
前記画像形成装置側からの要求に応じて、前記パラメータID情報を前記画像形成装置に送信するパラメータID情報送信手段と、
を備えることを特徴とする自動原稿送り装置。 - 前記パラメータID情報は、前記パラメータ情報のチェックサムデータであることを特徴とする請求項1に記載の自動原稿送り装置。
- 前記パラメータ情報には、自動原稿送り装置に搭載された原稿読み取りのためのデバイスに固有な画像調整データ、および前記デバイスの制御タイミンング情報が含まれることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動原稿送り装置。
- 前記パラメータ情報には、さらに自動原稿送り装置に通紙された原稿の枚数の情報、および光源の照光時間の情報が含まれること
を特徴とする請求項3に記載の自動原稿送り装置。 - 原稿読取位置に向けて原稿を給紙すると共に、カラーCCDセンサにより前記原稿を読み取る自動原稿送り装置が付設された画像読取装置であって、
前記自動原稿送り装置は、
前記自動原稿送り装置を使用する際に必要となるパラメータ情報を保持すると共に、前記パラメータ情報の内容の差異を全体として識別するためのパラメータID情報を生成して保持するパラメータ情報記憶手段と、
前記画像読取装置側からの要求に応じて、前記自動原稿送り装置に保持されたパラメータ情報を前記画像読取装置に送信するパラメータ情報送信手段と、
前記画像読取装置側からの要求に応じて、前記パラメータID情報を前記画像読取装置に送信するパラメータID情報送信手段と、
を備え、
前記画像読取装置は、
前記自動原稿送り装置から前記パラメータ情報を受信して保持すると共に、受信したパラメータ情報を基に前記パラメータID情報を生成して保持する記憶手段と、
電源投入時に、前記自動原稿送り装置から前記パラメータID情報を受信するパラメータID情報取得手段と、
前記パラメータID情報取得手段により自動原稿送り装置から受信したパラメータID情報と、自身が保持するパラメータID情報とが一致するかどうかを判定するパラメータID情報判定手段と、
前記パラメータID情報判定手段により、前記自動原稿送り装置から受信したパラメータID情報と、自身が保持するパラメータID情報とが一致しないと判定された場合に、前記自動原稿送り装置から前記パラメータ情報を受信するパラメータ情報取得手段と、
を備えることを特徴とする画像読取装置。 - 前記パラメータID情報は、前記パラメータ情報のチェックサムデータであることを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
- 前記パラメータ情報には、自動原稿送り装置に搭載された原稿読み取りのためのデバイスに固有な画像調整データ、および前記デバイスの制御タイミンング情報が含まれることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の画像読取装置。
- 前記パラメータ情報には、さらに自動原稿送り装置に通紙された原稿の枚数の情報、および光源の照光時間の情報が含まれることを特徴とする請求項7に記載の画像読取装置。
- 前記自動原稿送り装置は、
前記原稿の通紙が終了した場合に、自身が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報を更新すると共に、前記画像読取装置に対して通紙終了のステータス情報を送信する手段を、
備え、
前記画像読取装置は、
前記自動原稿送り装置から通紙終了のステータス情報を受信した場合に、前記自動原稿送り装置に対して前記パラメータ情報の送信要求コマンドを送信すると共に、前記自動原稿送り装置から受信しパラメータ情報を基に、自身が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報を更新する手段を、
を備えることを特徴とする請求項8に記載の画像読取装置。 - 請求項5〜9のいずれか一項に記載の画像読取装置を備えると共に、前記画像読取装置から受信した原稿の画像データの画像処理を行い、プリント用紙に印刷する処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 本体にオプション機器として付設されると共にカラーCCDセンサにより原稿を読み取り画像データを本体側に送信する自動原稿送り装置と、前記自動原稿送り装置と本体側とのインタフェースとなるスキャナエンジンと、前記自動原稿送り装置から送信された画像データを前記スキャナエンジンを介して受信してプリント処理を行う本体側コントローラとで構成される画像形成システムであって、
前記自動原稿送り装置は、
前記自動原稿送り装置を使用する際に必要となるパラメータ情報を保持すると共に、前記パラメータ情報の内容の差異を全体として識別するためのパラメータID情報を生成して保持するパラメータ情報記憶手段と、
前記スキャナエンジン側からの要求に応じて、前記自動原稿送り装置に保持されたパラメータ情報を前記スキャナエンジンに送信するパラメータ情報送信手段と、
前記スキャナエンジン側からの要求に応じて、前記パラメータID情報を前記スキャナエンジンに送信するパラメータID情報送信手段と、
を備え、
前記スキャナエンジンは、
前記自動原稿送り装置から前記パラメータ情報を受信して保持すると共に、受信したパラメータ情報を基に前記パラメータID情報を生成して保持する記憶手段と、
電源投入時に、前記自動原稿送り装置から前記パラメータID情報を受信するパラメータID情報取得手段と、
前記パラメータID情報取得手段により自動原稿送り装置から受信したパラメータID情報と、自身が保持するパラメータID情報とが一致するかどうかを判定するパラメータID情報判定手段と、
前記パラメータID情報判定手段により、前記自動原稿送り装置から受信したパラメータID情報と、自身が保持するパラメータID情報とが一致しないと判定された場合に、前記自動原稿送り装置から前記パラメータ情報を受信するパラメータ情報取得手段と、
前記自動原稿送り装置から前記カラーCCDセンサにより読み込まれた原稿の画像データを受信すると共に、該画像データを前記パラメータ情報中の画像調整データを基に補正し、補正した画像データを前記本体側コントローラに送信する画像データ補正手段と、
を備え、
前記本体側コントローラは、
前記スキャナエンジンから受信した画像データを基に、プリント用の画像データを生成する画像処理手段と、
前記画像処理手段により生成されたプリント用画像データをプリント用紙にプリントする印刷制御手段と、
を備えることを特徴とする画像形成システム。 - 前記パラメータID情報は、前記パラメータ情報のチェックサムデータであることを特徴とする請求項11に記載の画像形成システム。
- 前記パラメータ情報には、自動原稿送り装置に搭載された原稿読み取りのためのデバイスに固有な画像調整データ、および前記デバイスの制御タイミンング情報が含まれることを特徴とする請求項11または請求項12に記載の画像形成システム。
- 前記パラメータ情報には、さらに自動原稿送り装置に通紙された原稿の枚数の情報、および光源の照光時間の情報が含まれることを特徴とする請求項13に記載の画像形成システム。
- 前記自動原稿送り装置は、
前記原稿の通紙が終了した場合に、自身が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報を更新すると共に、前記スキャナエンジンに対して通紙終了のステータス情報を送信する手段を、
備え、
前記スキャナエンジンは、
前記自動原稿送り装置から通紙終了のステータス情報を受信した場合に、前記自動原稿送り装置に対して前記パラメータ情報の送信要求コマンドを送信すると共に、前記自動原稿送り装置から受信したパラメータ情報を基に、自身が保持するパラメータ情報およびパラメータID情を更新する手段を、
を備えることを特徴とする請求項14に記載の画像形成システム。 - 前記スキャナエンジンは、
前記本体側コントローラからの指示により、前記自動原稿送り装置に対して前記パラメータ情報の初期化指示を含むパラメータ更新指示のコマンドを送信する手段と、
前記自動原稿送り装置から更新されたパラメータ情報を受信し、受信したパラメータ情報により自身が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報を更新する手段と、
を備え、
前記自動原稿送り装置は、
前記スキャナエンジンから前記パラメータ情報の更新指示のコマンドを受信した場合に、更新指示の内容に従い、自身が保持するパラメータ情報およびパラメータID情報を更新すると共に、更新したパラメータ情報を前記スキャナエンジンに送信する手段を、
備えることを特徴とする請求項15に記載の画像形成システム。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010193171A (ja) * | 2009-02-18 | 2010-09-02 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像読取装置 |
JP2017212542A (ja) * | 2016-05-24 | 2017-11-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
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2007
- 2007-03-29 JP JP2007086148A patent/JP2008245176A/ja not_active Withdrawn
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