JP2008244328A - 半導体基板の処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、塗布装置により半導体基板の外周部に形成された部分のレジストを除去する半導体基板の処理方法に関し、半導体基板に半導体集積回路を形成する際に用いられる製造装置の汚染を防止できると共に、半導体集積回路の歩留まりを向上させることのできる半導体基板の処理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】半導体基板27の外周部に形成された部分のレジスト30を除去後に、半導体基板27の外周部を全周に亘って撮像することにより得られる画像データFに基づいて、レジスト30の除去幅Wを算出し、レジスト30の除去幅Wが所定の範囲Kから外れていると判定された場合に異常警報を発令する。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体基板の処理方法に係り、特に、塗布装置により半導体基板の外周部に形成された部分のレジストを除去する半導体基板の処理方法に関する。
従来、半導体基板に半導体集積回路を形成する場合、半導体基板に形成された絶縁膜や金属膜等をエッチングするためのマスクとして、レジストパターンが用いられている。レジストパターンは、塗布装置により絶縁膜上又は金属膜上を覆うようにレジストを塗布し、続いて、同装置により半導体基板の外周部に形成された部分のレジストを除去し、その後、他の製造装置によりベーキング、露光、現像されることで形成する。塗布装置によるレジスト除去処理は、製造装置の汚染、及び発塵による半導体集積回路の歩留まりの低下等の問題の発生を抑制するために行われている。
図10は、従来の塗布装置の断面図である。図10では、絶縁膜116が形成された半導体基板115を基板回転保持機構103が保持している状態を図示している。
図10を参照するに、従来の塗布装置100は、支持体102と、基板回転保持機構103と、カップ105と、液状レジスト供給部106と、レジスト除去液供給部108とを有する。
支持体102は、基板回転保持機構103及びカップ105を収容すると共に、レジスト除去液供給部108を支持するためのものである。支持体102は、基板回転保持機構103及びカップ105を収容する収容部Zを有する。
基板回転保持機構103は、回転駆動部111と、軸部112と、基板吸着部113とを有する。回転駆動部111は、支持体102の底部上に設けられている。回転駆動部111は、軸部112を回転させるためのものである。軸部112は、棒状とされている。軸部112は、その上端部が基板吸着部113と接続されており、下端部が回転駆動部111と接続されている。基板吸着部113は、軸部112の上端部に設けられている。基板吸着部113は、半導体基板115の下面115Bを吸着するためのものである。基板回転保持機構103は、絶縁膜116が形成された半導体基板115を回転可能に保持するためのものである。
カップ105は、基板吸着部113及び半導体基板115の側面及び底面を囲むように設けられている。カップ105は、不要なレジストやレジスト除去液等を回収するためのものである。液状レジスト供給部106は、半導体基板115の上方に配置されている。液状レジスト供給部106は、半導体基板115に形成された絶縁膜116上に液状レジストを供給するためのものである。
レジスト除去液供給部108は、支持体102の上端部に設けられている。レジスト除去液供給部108は、半導体基板115の外周部にレジスト除去液(例えば、シンナー)を供給して、半導体基板115の外周部に形成されたレジストを除去するためのものである。
図11及び図12は、従来の半導体基板の処理方法(具体的には、レジスト122の塗布及び半導体基板115の外周部に形成されたレジスト122の除去方法)を説明するための図である。図11及び図12において、図10に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。また、図12において、Xはレジスト除去液124により除去されたレジスト122の幅(以下、「除去幅X」とする)を示している。
図11及び図12を参照して、従来の半導体基板115の処理方法について説明する。始めに、図11に示す工程では、半導体基板115を回転させた状態で、液状レジスト121を絶縁膜116上に滴下させることにより、絶縁膜116を覆うレジスト122を形成する。
次いで、図12に示す工程では、半導体基板115を回転させた状態で、レジスト除去液供給部108から供給されるレジスト除去液124により、半導体基板115の外周部に形成された部分のレジスト122を除去する。その後、半導体基板115の外周部に形成された部分のレジスト122が除去された半導体基板115は、図示していない金属顕微鏡により検査される(例えば、特許文献1参照。)。
特開平3−206609号公報
図13は、レジストの除去幅が所定の範囲から外れた半導体基板の平面図である。図13において、X1,X2は所定の範囲から外れたレジスト122の除去幅(以下、「除去幅X1,X2」)を示している。
しかしながら、従来の半導体基板115の処理方法では、半導体基板115の外周部に形成された部分のレジスト122が除去された半導体基板115を金属顕微鏡で検査するのみであり、レジスト122の除去幅Xが所定の範囲内の値であるか否かの検査を行っていなかった。
そのため、レジスト122の除去幅Xが所定の範囲から外れた半導体基板115が塗布装置100以外の製造装置に搬送されることにより、製造装置が汚染されてしまうという問題があった。また、レジスト122の除去幅Xが所定の範囲から外れた半導体基板115に半導体集積回路を形成することにより、半導体集積回路の歩留まりが低下してしまうという問題があった。
そこで、本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、半導体基板に半導体集積回路を形成する際に用いられる製造装置の汚染を防止できると共に、半導体集積回路の歩留まりを向上させることのできる半導体基板の処理方法を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、レジスト(30)が塗布された半導体基板(27)を回転させると共に、前記半導体基板(27)の外周部にレジスト除去液(67)を供給して、前記半導体基板(27)の外周部に形成された部分のレジスト(30)を除去する塗布装置(10)を用いた半導体基板(27)の処理方法であって、前記半導体基板(27)の外周部に形成された部分の前記レジスト(30)を除去するレジスト除去工程と、前記レジスト除去工程後に、前記半導体基板(27)の外周部を全周に亘って撮像して画像データ(F)を取得する画像データ取得工程と、前記画像データ(F)に基づいて、前記レジスト除去液(67)により除去された部分の前記レジスト(30)の除去幅を算出する除去幅算出工程と、前記レジスト(30)の除去幅(W)が所定の範囲内であるか否かを判定する判定工程と、前記判定工程において、前記レジスト(30)の除去幅(W)が前記所定の範囲から外れていると判定された場合に異常警報を発令する異常警報発令工程と、を含むことを特徴とする半導体基板(27)の処理方法が提供される。
本発明によれば、半導体基板(27)の外周部に形成された部分のレジスト(30)を除去後に、半導体基板(27)の外周部を全周に亘って撮像することにより得られる画像データ(F)に基づいて、レジスト(30)の除去幅(W)を算出し、レジスト(30)の除去幅(W)が所定の範囲(K)から外れていると判定された場合に異常警報を発令することにより、塗布装置(10)の作業者にレジスト(30)の除去幅(W)が所定の範囲(K)から外れたことを認識させることが可能となる。これにより、半導体集積回路を形成する際に用いられる製造装置により、レジスト(30)の除去幅(W)が所定の範囲(K)から外れた半導体基板(27)が処理されることがなくなるため、製造装置が汚染されることを防止できると共に、半導体基板(27)に形成される半導体集積回路の歩留まりを向上させることができる。
本発明の他の観点によれば、レジスト(30)が塗布された半導体基板(27)を回転させると共に、前記半導体基板(27)の外周部にレジスト除去液(67)を供給して、前記半導体基板(27)の外周部に形成された部分のレジスト(30)を除去する塗布装置(70)を用いた半導体基板(27)の処理方法であって、前記半導体基板(27)の外周部に形成された部分の前記レジスト(30)を除去するレジスト除去工程と、前記レジスト除去工程後に、前記半導体基板(27)の外周部に位置する第1〜第3の領域(S1〜S3)をそれぞれ撮像して3つの画像データ(F1〜F3)を取得する画像データ取得工程と、前記3つの画像データ(F1〜F3)に基づいて、前記レジスト除去液(67)により除去された部分の前記レジスト(30)の除去幅(W)を算出する除去幅算出工程と、前記レジスト(30)の除去幅(W)が所定の範囲(K)内であるか否かを判定する判定工程と、前記判定工程において、前記レジスト(30)の除去幅(W)が前記所定の範囲(K)から外れていると判定された場合に異常警報を発令する異常警報発令工程と、を含み、前記半導体基板(27)の中心(C)と前記第1の領域(S1)とを結ぶ第1の直線(Y1)と、前記半導体基板(27)の中心(C)と前記第2の領域(S2)とを結ぶ第2の直線(Y2)と、前記半導体基板(27)の中心(C)と前記第3の領域(S3)とを結ぶ第3の直線(Y3)とが成す角度(θ,θ,θ)がそれぞれ90度以上であることを特徴とする半導体基板(27)の処理方法が提供される。
本発明によれば、半導体基板(27)の中心(C)と半導体基板(27)の外周部に位置する第1の領域(S1)とを結ぶ第1の直線(Y1)と、半導体基板(27)の中心(C)と半導体基板(27)の外周部に位置する第2の領域(S2)とを結ぶ第2の直線(Y2)と、半導体基板(27)の中心(C)と半導体基板(27)の外周部に位置する第3の領域(S3)とを結ぶ第3の直線(Y3)とが成す角度(θ,θ,θ)をそれぞれ90度以上にすると共に、半導体基板(27)の外周部に形成されたレジスト(30)を除去後に、半導体基板(27)の外周部に位置する第1〜第3の領域(S1〜S3)を撮像することにより得られる3つの画像データ(F1〜F3)に基づいて、レジスト(30)の除去幅(W)を算出し、レジスト(30)の除去幅(W)が所定の範囲(K)から外れていると判定された場合に異常警報を発令することにより、塗布装置(70)の作業者にレジスト(30)の除去幅(W)が所定の範囲(K)から外れたことを認識させることが可能となる。これにより、半導体集積回路を形成する際に用いられる製造装置により、レジスト(30)の除去幅(W)が所定の範囲(K)から外れた半導体基板(27)が処理されることがなくなるため、製造装置が汚染されることを防止できると共に、半導体基板(27)に形成される半導体集積回路の歩留まりを向上させることができる。
さらに、半導体基板(27)の外周部を全周に亘って撮像して画像データ(F)を取得する場合と比較して、レジスト(30)の除去幅(W)が所定の範囲(K)を満たしているか否かの判定を短時間で行うことが可能となるため、塗布装置(70)の生産性を向上させることができる。
なお、上記参照符号は、あくまでも参考であり、これによって、本願発明が図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、半導体基板に半導体集積回路を形成する際に用いられる製造装置の汚染を防止できると共に、半導体集積回路の歩留まりを向上させることができる。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る塗布装置の概略構成を示す断面図である。図1では、絶縁膜28及びレジスト30が形成されると共に、半導体基板27の外周部に形成された部分のレジスト30が除去された半導体基板27を、基板回転保持機構17が回転可能に保持している状態を例に挙げて図示する。半導体基板27は、拡散層、絶縁層、配線、及びビア等から構成される半導体集積回路(図示せず)を形成するための基板である。
図1を参照するに、第1の実施の形態の塗布装置10は、処理装置11と、塗布装置本体12とを有する。
図2は、図1に示す処理装置の平面図である。図2では、説明の便宜上、カバー16の図示を省略する。
図1及び図2を参照するに、処理装置11は、塗布装置本体12上に設けられている。処理装置11は、支持体15と、カバー16と、基板回転保持機構17と、カップ18と、レジスト供給部19と、レジスト除去液供給手段23と、撮像手段25とを有する。
支持体15は、塗布装置本体12上に設けられている。支持体15は、底板部15Aと、カップ18の外壁を囲むように配置された枠部15Bとから構成されている。支持体15は、基板回転保持機構17及びカップ18を収容する収容部Aを有する。支持体15は、基板回転保持機構17及びカップ18を収容すると共に、レジスト除去液供給手段23及び撮像手段25を支持するためのものである。カバー16は、支持体15を囲むように塗布装置本体12上に設けられている。カバー16は、処理装置11内の雰囲気を気密するためのものである。
基板回転保持機構17は、回転駆動部31と、軸部32と、基板吸着部33とを有する。回転駆動部31は、底板部15A上に設けられている。回転駆動部31は、軸部32を回転させるためのものである。軸部32は、棒状とされている。軸部32は、上端部が基板吸着部33と接続されており、下端部が回転駆動部31と接続されている。軸部32は、回転駆動部31の回転運動を基板吸着部33に伝動させるためのものである。基板吸着部33は、軸部32の上端部に設けられている。基板吸着部33は、半導体基板27の下面27Bを吸着するためのものである。基板回転保持機構17は、絶縁膜28が形成された半導体基板27を回転可能に保持するためのものである。
カップ18は、基板吸着部33に吸着された半導体基板27及び基板吸着部33を囲むように設けられている。カップ18は、不要なレジストやレジスト除去液等を回収するためのものである。レジスト供給部19は、半導体基板27の上方に配置されている。レジスト供給部19は、半導体基板27に形成された絶縁膜28上に液状レジストを供給するためのものである。
レジスト除去液供給手段23は、駆動手段35と、レジスト除去液供給部36とを有する。駆動手段35は、枠部15B上に設けられている。駆動手段35は、レジスト除去液供給部36をB方向に移動させるためのものである。レジスト除去液供給部36は、駆動手段35上に設けられている。レジスト除去液供給部36は、半導体基板27の外周部にレジスト除去液(例えば、シンナー)を供給して、半導体基板27の外周部に形成された部分のレジスト30を除去するためのものである。
撮像手段25は、駆動手段41,42と、支持部43と、カメラ45と、光源46とを有する。駆動手段41は、枠部15B上に設けられている。駆動手段41は、枠部15Bの上面15CをD方向(回転方向)に移動可能な構成とされている。駆動手段41は、枠部15Bの上面15Cを移動することにより、半導体基板27に対するカメラ45の位置を変化させるためのものである。駆動手段42は、駆動手段41上に設けられている。駆動手段42は、支持部43をE方向に移動させるためのものである。駆動手段42は、支持部43をE方向に移動させることにより、半導体基板27に対するカメラ45の位置を調整するためのものである。
支持部43は、駆動手段42に設けられている。支持部43は、カメラ45を支持するためのものである。カメラ45は、支持部43の一方の端部に設けられている。カメラ45は、半導体基板27の外周部に形成された部分のレジスト30が除去された半導体基板27の外周部の画像を、オリフラを除いた半導体基板27の外周部全周に亘って撮像することで、画像データFを取得するためのものである。カメラ45は、取得した画像データFを後述する除去幅演算手段56に送信する。カメラ45としては、例えば、CCDカメラを用いることができる。光源46は、カメラ45の側面に設けられている。光源46は、カメラ45が最適な明るさで画像を取得できるようにするためのものである。
塗布装置本体12は、筐体51と、記憶手段53と、制御手段54と、除去幅演算手段56と、判定手段57と、操作パネル59と、スピーカー61と、異常認識用ライト62とを有する。筐体51は、記憶手段53、制御手段54、除去幅演算手段56、及び判定手段57を収容すると共に、操作パネル59、スピーカー61、及び異常認識用ライト62を配設するためのものである。
記憶手段53は、筐体51に収容されている。記憶手段53には、絶縁膜28上にレジスト30を形成する際のレジスト形成条件G(具体的には、半導体基板27の回転数や液状レジストの滴下量等)、レジスト除去液により半導体基板27の外周部に形成された部分のレジスト30を除去する際のレジスト除去条件H、カメラ45が半導体基板27を撮像する際の撮像位置I、及びレジスト除去液により除去されたレジスト30の除去幅Wのスペック値K(所定の範囲)等に関するデータが格納されている。レジスト30の除去幅Wのセンター値を1.5mmとした場合、スペック値Kは、例えば、1.5mm±0.5mmとすることができる。
制御手段54は、筐体51に収容されている。制御手段54は、レジスト供給部19、回転駆動部31、駆動手段35、レジスト除去液供給部36、駆動手段41,42、カメラ45、記憶手段53、判定手段57、操作パネル59、スピーカー61、及び異常認識用ライト62と電気的に接続されている。制御手段54は、記憶手段53に格納されたレジスト形成条件G、レジスト除去条件H、及び撮像位置Iに関するデータに基づいて塗布装置10の制御全般を行う。また、制御手段54は、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kから外れたという異常信号Nを後述する判定手段57から受信した際、操作パネル59、スピーカー61、及び異常認識用ライト62に異常信号Lを送信する。
除去幅演算手段56は、カメラ45から送信された画像データFに基づいて、オリフラを除いた部分の半導体基板27の外周部全周におけるレジスト30の除去幅Wを算出するためのものである。除去幅演算手段56は、レジスト30の除去幅Wに関するデータである除去幅データMを判定手段57に送信する。
判定手段57は、除去幅演算手段56から送信された除去幅データMに基づいて、オリフラを除いた部分の半導体基板27の外周部全周において、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kを満たしているか否かの判定を行う。判定手段57は、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kから外れていた場合、制御手段54に異常信号Nを送信する。
操作パネル59は、筐体51に設けられている。操作パネル59は、制御手段54から異常信号Lを受信した際、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kから外れたことを示すメッセージ(具体的には、例えば、「レジストの除去幅がスペック値から外れました。」)を表示する。
このように、操作パネル59にレジストの除去幅Wがスペック値Kから外れていたことを示すメッセージを表示することにより、塗布装置10の作業者に異常を認識させることが可能となるため、作業者が塗布装置10による半導体基板27の処理を停止することができる。
スピーカー61は、筐体51に設けられている。スピーカー61は、制御手段54から異常信号Lを受信した際、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kから外れたことを示すメッセージ(具体的には、例えば、「レジストの除去幅がスペック値から外れました。」)を音声でアナウンスするためのものである。
このように、スピーカー61にレジスト30の除去幅Wがスペック値Kから外れていたことを示すメッセージを音声でアナウンスすることにより、塗布装置10から離れた位置にいる作業者に対して異常を認識させることが可能となるため、作業者が塗布装置10による半導体基板27の処理を停止することができる。
異常認識用ライト62は、制御手段54から異常信号Lを受信した際、点滅又は点灯する。異常認識用ライト62としては、例えば、赤色発光するパトライトを用いることができる。
このように、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kから外れた際、異常認識用ライト62を点滅又は点灯させることにより、塗布装置10から離れた位置にいる作業者に対して異常を認識させることが可能となるため、作業者が塗布装置10による半導体基板27の処理を停止させることができる。
図3は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体基板の処理方法を説明するためのフローチャートであり、図4〜図7は、本発明の第1の実施の形態に係る半導体基板の処理方法を説明するための図である。図4〜図7において、図1に示す塗布装置10と同一構成部分には同一符号を付す。
図3〜図7を参照して、第1の実施の形態に係る半導体基板27の処理方法について説明する。本実施の形態では、塗布装置10により、n枚の絶縁膜18が形成された半導体基板27を処理する場合を例に挙げて以下の説明を行う。
図3に示す処理が起動すると、先ずSTEP11では、図4に示すように、1枚目の絶縁膜18が形成された半導体基板27を基板回転保持機構17により保持する。次いで、STEP12では、図5に示すように、基板回転保持機構17により半導体基板27を回転保持した状態で、レジスト供給部19から液状レジスト65を絶縁膜18上に供給して、絶縁膜18を覆うようにレジスト30を形成する(塗布工程)。
次いで、STEP13では、図6に示すように、基板回転保持機構17により半導体基板27を回転保持した状態で、半導体基板27の外周部にレジスト除去液67(例えば、シンナー)を供給して、半導体基板27の外周部に形成された部分のレジスト30を除去する。このときのレジスト30の除去幅Wのセンター値は、例えば、1.5mmとすることができる(レジスト除去工程)。
次いで、STEP14では、基板回転保持機構17により保持された半導体基板27の回転を停止させた状態で、駆動手段41,42により、カメラ45を移動させながら、オリフラを除いた部分の半導体基板27の外周部全周を撮像して、画像データFを取得する(画像データ取得工程)。取得した画像データFは、除去幅演算手段56に送信される。
次いで、STEP15では、除去幅演算手段56により、画像データFに基づいて、オリフラを除いた部分の半導体基板27の外周部全周におけるレジスト30の除去幅Wを算出する(除去幅算出工程)。レジスト30の除去幅Wに関する除去幅データMは、判定手段57に送信される。
次いで、STEP16では、判定手段57により、レジスト30の除去幅Wが記憶手段53に格納されたスペック値Kを満たしているか否かの判定が行われる(判定工程)。レジスト30の除去幅Wのセンター値が1.5mmの場合、スペック値Kは、例えば、1.5mm±0.5mmとすることができる。STEP16において、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kを満たしていないと判定された場合(Noの場合)には、判定手段57から制御手段54に異常信号Nが送信されて、処理はSTEP17に進む。
STEP17では、制御手段54により、塗布装置10による半導体基板27の処理が停止される(処理停止工程)と共に、制御手段54から異常信号Lが操作パネル59、スピーカー61、及び異常認識用ライト62に送信されて、処理はSTEP18へと進む。
このように、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kを満たしていない場合に塗布装置10による半導体基板27の処理を自動で停止させることにより、残りの半導体基板27が塗布装置10により処理されてしまうことを防止できる。
次いで、STEP18では、レジスト30の除去幅Wに異常があったことを表示及び/又は音声でアナウンスする(異常警報発令工程)。具体的には、制御手段54から異常信号Lを受信した際、操作パネル59によりレジスト30の除去幅Wがスペック値Kから外れたことを示すメッセージ(具体的には、例えば、「レジストの除去幅がスペック値から外れました。」)を表示したり、スピーカー61によりレジスト30の除去幅Wがスペック値Kから外れたことを示すメッセージ(具体的には、例えば、「レジストの除去幅がスペック値から外れました。」)が音声でアナウンスしたり、異常認識用ライト62を点滅又は点灯させたりする。
このように、レジスト30の除去幅Wに異常があったことを表示及び/又は音声でアナウンスすることにより、塗布装置10の作業者に対して異常を認識させることができる。
次いで、STEP19では、作業者により塗布装置10の修理及び調整が行われる。具体的には、作業者は、基板吸着部33に対する半導体基板27の位置ずれや、軸部32の回転軸のぶれや、レジスト除去液供給部36の位置ずれ等のチェック及び調整を行う。その後、処理はSTEP12へと戻る。
STEP16において、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kを満たしていると判定された場合(Yesの場合)には、処理はSTEP21へと進む。STEP21では、全て(n枚)の半導体基板27の処理が終了したかの判定が行われる。STEP21において、全て(n枚)の半導体基板27の処理が終了していないと判定された場合(Noの場合)には、処理はSTEP22へと進む。続く、STEP22では、次に処理を行うm(1<m<n)枚目の半導体基板27を基板回転保持機構17により保持し、処理はSTEP12へと戻る。
STEP16において、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kを満たしていると判定された場合(Yesの場合)には、図3に示す全ての処理は終了する。
本実施の形態の半導体基板の処理方法によれば、半導体基板27の外周部に形成された部分のレジスト30を除去後に、半導体基板27の外周部を全周に亘って撮像することにより得られる画像データFに基づいて、レジスト30の除去幅Wを算出し、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kから外れていると判定された場合に異常警報を発令することにより、塗布装置10の作業者にレジスト30の除去幅Wがスペック値Kから外れたことを認識させることが可能となる。これにより、半導体集積回路を形成する際に用いられる製造装置により、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kから外れた半導体基板27が処理されることがなくなるため、製造装置が汚染されることを防止できると共に、半導体基板27に形成される半導体集積回路の歩留まりを向上させることができる。
また、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kを満たしていない場合に塗布装置10による半導体基板27の処理を自動で停止させることにより、残りの半導体基板27が塗布装置10により処理されてしまうことを防止できる。
なお、本実施の形態では、画像データFを取得する際に、カメラ45をD方向(回転方向)に移動させた場合を例に挙げて説明したが、カメラ45のD方向の位置を固定した状態で、半導体基板27をゆっくりと回転させて画像データFを取得してもよい。この場合、駆動手段41を設ける必要がなくなるため、塗布装置10のコストを低減することができる。
(第2の実施の形態)
図8は、本発明の第2の実施の形態に係る塗布装置の概略構成を示す断面図であり、図9は、図8に示す処理装置の平面図である。図8及び図9では、絶縁膜28及びレジスト30が形成されると共に、半導体基板27の外周部に形成された部分のレジスト30が除去された半導体基板27を、基板回転保持機構17が回転可能に保持している状態を例に挙げて図示する。図8及び図9において、第1の実施の形態の塗布装置10と同一構成部分には同一符号を付す。図9では、説明の便宜上、カバー16の図示を省略する。また、図9では、撮像手段75−1の構成要素には「−1」を付し、撮像手段75−2の構成要素には「−2」を付し、撮像手段75−3の構成要素には「−3」を付す。
図8及び図9を参照するに、第2の実施の形態の塗布装置70は、第1の実施の形態の塗布装置10に設けられた処理装置11の代わりに処理装置71を設けた以外は、塗布装置10と同様に構成される。
処理装置71は、第1の実施の形態で説明した撮像手段25の代わりに撮像手段75−1〜75−3を設けた以外は撮像手段25と同様に構成される。撮像手段75−1〜75−3は、撮像手段25の構成から駆動手段41を取り除いた以外は撮像手段25と同様に構成される。
撮像手段75−1は、駆動手段42−1と、支持部43−1と、カメラ45−1と、光源46−1とを有する。駆動手段42−1は、枠部15Bの上面15Cに設けられている。駆動手段42−1は、制御手段54と電気的に接続されている。駆動手段42−1は、支持部43−1をE方向に移動させるためのものである。駆動手段42−1は、支持部43−1をE方向に移動させることにより、半導体基板27に対するカメラ45−1の位置を調整するためのものである。支持部43−1は、駆動手段42−1に設けられている。カメラ45−1は、支持部43−1の一方の端部に設けられている。カメラ45−1は、半導体基板27の外周部に位置する第1の領域S1の画像を取得するためのものである。カメラ45−1は、第1の領域S1の画像を撮像することで、画像データF−1を取得する。カメラ45−1は、取得した画像データF−1を除去幅演算手段56に送信する。カメラ45−1としては、例えば、CCDカメラを用いることができる。光源46−1は、カメラ45−1の側面に設けられている。
撮像手段75−2は、駆動手段42−2と、支持部43−2と、カメラ45−2と、光源46−2とを有する。駆動手段42−2は、枠部15Bの上面15Cに設けられている。駆動手段42−2は、制御手段54と電気的に接続されている。駆動手段42−2は、支持部43−2をQ方向に移動させるためのものである。駆動手段42−2は、支持部43−2をQ方向に移動させることにより、半導体基板27に対するカメラ45−2の位置を調整するためのものである。支持部43−2は、駆動手段42−2に設けられている。カメラ45−2は、支持部43−2の一方の端部に設けられている。カメラ45−2は、半導体基板27の外周部に位置する第2の領域S2の画像を取得するためのものである。カメラ45−2は、第2の領域S2の画像を撮像することで、画像データF−2を取得する。カメラ45−2は、取得した画像データF−2を除去幅演算手段56に送信する。カメラ45−2としては、例えば、CCDカメラを用いることができる。光源46−2は、カメラ45−2の側面に設けられている。なお、第2の領域S2と半導体基板27の中心Cとを結ぶ直線Y2と第1の領域S1と半導体基板27の中心Cとを結ぶ直線Y1とにより形成される角度θは、90度以上の大きさとされている。角度θは、例えば、120度にすることができる。
撮像手段75−3は、駆動手段42−3と、支持部43−3と、カメラ45−3と、光源46−3とを有する。駆動手段42−3は、枠部15Bの上面15Cに設けられている。駆動手段42−3は、制御手段54と電気的に接続されている。駆動手段42−3は、支持部43−3をR方向に移動させるためのものである。駆動手段42−3は、支持部43−3をR方向に移動させることにより、半導体基板27に対するカメラ45−3の位置を調整するためのものである。支持部43−3は、駆動手段42−3に設けられている。カメラ45−3は、支持部43−3の一方の端部に設けられている。カメラ45−3は、半導体基板27の外周部に位置する第3の領域S3の画像を取得するためのものである。カメラ45−3は、半導体基板27の外周部に位置する第3の領域S3の画像を撮像することで、画像データF−3を取得する。カメラ45−3は、取得した画像データF−3を除去幅演算手段56に送信する。カメラ45−3としては、例えば、CCDカメラを用いることができる。光源46−3は、カメラ45−3の側面に設けられている。なお、第3の領域S3と半導体基板27の中心Cとを結ぶ直線Y3と直線Y1とにより形成される角度θは、90度以上の大きさとされている。また、直線Y3と直線Y2とにより形成される角度θは、90度以上の大きさとされている。角度θ,θは、例えば、120度にすることができる。
上記構成とされた塗布装置70を用いた場合、第1の実施の形態の図3に示すSTEP14において画像データF1〜F3を取得し、同図のSTEP15において画像データF1〜F3に基づいて、レジスト30の除去幅Wを算出する以外は、第1の実施の形態の半導体基板27の処理方法と同様な手法により、半導体基板27の処理を行うことができる。
本実施の形態の半導体基板の処理方法によれば、半導体基板27の中心Cと半導体基板27の外周部に位置する第1の領域S1とを結ぶ第1の直線Y1と、半導体基板27の中心Cと半導体基板27の外周部に位置する第2の領域S2とを結ぶ第2の直線Y2と、半導体基板27の中心Cと半導体基板27の外周部に位置する第3の領域S3とを結ぶ第3の直線Y3とが成す角度θ,θ,θをそれぞれ90度以上にすると共に、半導体基板27の外周部に形成されたレジスト30を除去後に、半導体基板27の外周部に位置する第1〜第3の領域S1〜S3を撮像することにより得られる3つの画像データF1〜F3に基づいて、レジスト30の除去幅Wを算出し、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kから外れていると判定された場合に異常警報を発令することにより、塗布装置70の作業者にレジスト30の除去幅Wがスペック値Kから外れたことを認識させることが可能となる。これにより、半導体集積回路を形成する際に用いられる製造装置により、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kから外れた半導体基板27が処理されることがなくなるため、製造装置が汚染されることを防止できると共に、半導体基板27に形成される半導体集積回路の歩留まりを向上させることができる。
また、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kを満たしていない場合に塗布装置70による半導体基板27の処理を自動で停止させることにより、残りの半導体基板27が塗布装置70により処理されてしまうことを防止できる。
さらに、半導体基板27の外周部を全周に亘って撮像して画像データFを取得する場合と比較して、レジスト30の除去幅Wがスペック値Kを満たしているか否かの判定を短時間で行うことが可能となるため、塗布装置70の生産性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、3つのカメラ45−1〜45−3を用いて、3つの画像データF1〜F3を取得する場合を例に挙げて説明したが、塗布装置70に3つ以上のカメラ45を設けて、3つ以上の画像データを取得してもよい。また、第1の実施の形態の塗布装置10を用いて、第1〜第3の領域S1〜S3に対応する部分の半導体基板27を撮像して画像データを取得してもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明は、塗布装置により半導体基板の外周部に形成された部分のレジストを除去する半導体基板の処理方法に適用できる。
本発明の第1の実施の形態に係る塗布装置の概略構成を示す断面図である。 図1に示す処理装置の平面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体基板の処理方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体基板の処理方法を説明するための図(その1)である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体基板の処理方法を説明するための図(その2)である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体基板の処理方法を説明するための図(その3)である。 本発明の第1の実施の形態に係る半導体基板の処理方法を説明するための図(その4)である。 本発明の第2の実施の形態に係る塗布装置の概略構成を示す断面図である。 図8に示す処理装置の平面図である。 従来の塗布装置の断面図である。 従来の半導体基板の処理方法を説明するための図(その1)である。 従来の半導体基板の処理方法を説明するための図(その2)である。 レジストの除去幅が所定の範囲から外れた半導体基板の平面図である。
符号の説明
10,70 塗布装置
11,71 処理装置
12 塗布装置本体
15 支持体
15A 底板部
15B 枠部
15C 上面
16 カバー
17 基板回転保持機構
18 カップ
19 レジスト供給部
23 レジスト除去液供給手段
25,75−1〜75−3 撮像手段
27 半導体基板
27B 下面
28 絶縁膜
30 レジスト
31 回転駆動部
32 軸部
33 基板吸着部
35,41,42,42−1〜42−3 駆動手段
36 レジスト除去液供給部
43,43−1〜43−3 支持部
45,45−1〜45−3 カメラ
46,46−1〜46−3 光源
51 筐体
53 記憶手段
54 制御手段
56 除去幅演算手段
57 判定手段
59 操作パネル
61 スピーカー
62 異常確認用ライト
65 液状レジスト
67 レジスト除去液
A 収容部
F,F1〜F3 画像データ
G レジスト形成条件
H レジスト除去条件
I 撮像位置
W 除去幅
K スペック値
L,N 異常信号
M 除去幅データ
S1 第1の領域
S2 第2の領域
S3 第3の領域
Y1〜Y3 直線
θ〜θ 角度

Claims (6)

  1. レジストが塗布された半導体基板を回転させると共に、前記半導体基板の外周部にレジスト除去液を供給して、前記半導体基板の外周部に形成された部分のレジストを除去する塗布装置を用いた半導体基板の処理方法であって、
    前記半導体基板の外周部に形成された部分の前記レジストを除去するレジスト除去工程と、
    前記レジスト除去工程後に、前記半導体基板の外周部を全周に亘って撮像して画像データを取得する画像データ取得工程と、
    前記画像データに基づいて、前記レジスト除去液により除去された部分の前記レジストの除去幅を算出する除去幅算出工程と、
    前記レジストの除去幅が所定の範囲内であるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程において、前記レジストの除去幅が前記所定の範囲から外れていると判定された場合に異常警報を発令する異常警報発令工程と、を含むことを特徴とする半導体基板の処理方法。
  2. レジストが塗布された半導体基板を回転させると共に、前記半導体基板の外周部にレジスト除去液を供給して、前記半導体基板の外周部に形成された部分のレジストを除去する塗布装置を用いた半導体基板の処理方法であって、
    前記半導体基板の外周部に形成された部分の前記レジストを除去するレジスト除去工程と、
    前記レジスト除去工程後に、前記半導体基板の外周部に位置する第1〜第3の領域をそれぞれ撮像して3つの画像データを取得する画像データ取得工程と、
    前記3つの画像データに基づいて、前記レジスト除去液により除去された部分の前記レジストの除去幅を算出する除去幅算出工程と、
    前記レジストの除去幅が所定の範囲内であるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程において、前記レジストの除去幅が前記所定の範囲から外れていると判定された場合に異常警報を発令する異常警報発令工程と、を含み、
    前記半導体基板の中心と前記第1の領域とを結ぶ第1の直線と、前記半導体基板の中心と前記第2の領域とを結ぶ第2の直線と、前記半導体基板の中心と前記第3の領域とを結ぶ第3の直線とが成す角度がそれぞれ90度以上であることを特徴とする半導体基板の処理方法。
  3. 前記判定工程と前記異常警報発令工程との間に、前記レジストの除去幅が前記所定の範囲から外れていると判定された場合に前記塗布装置による前記半導体基板の処理を停止する処理停止工程を設けたことを特徴とする請求項1又は2の半導体基板の処理方法。
  4. 前記塗布装置は、操作パネルを有し、
    前記異常警報発令工程では、前記レジストの除去幅が前記所定の範囲から外れていると判定された場合、前記操作パネルに前記レジストの除去幅が異常であるという内容のメッセージを表示することを特徴とする請求項1ないし3のうち、いずれか一項記載の半導体基板の処理方法。
  5. 前記塗布装置は、異常認識用ライトを有し、
    前記異常警報発令工程において、前記レジストの除去幅が前記所定の範囲から外れていると判定された場合、前記異常認識用ライトを点灯又は点滅させることを特徴とする請求項1ないし4のうち、いずれか一項記載の半導体基板の処理方法。
  6. 前記塗布装置は、スピーカーを有し、
    前記異常警報発令工程において、前記レジストの除去幅が前記所定の範囲から外れていると判定された場合、前記スピーカーにより前記レジストの除去幅が異常であるという内容のメッセージを音声によりアナウンスすることを特徴とする請求項1ないし5のうち、いずれか一項記載の半導体基板の処理方法。
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