JP2008241749A - 液晶表示装置、液晶表示装置の駆動回路および液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置、液晶表示装置の駆動回路および液晶表示装置の駆動方法 Download PDF

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和樹 大福
Masakazu Takeuchi
正和 竹内
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Abstract

【課題】歩留まりを悪化させることなく残像を素早く除去することができる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】走査信号線およびデータ信号線と、これら両信号線に接続するトランジスタと、該トランジスタに接続する画素電極と、該画素電極あるいは上記トランジスタに接続する容量電極との間で保持容量を形成する保持容量配線とを有する第1の基板と、共通電極を有する第2の基板とを備えた液晶表示装置において、液晶表示装置の電源OFF後に、上記保持容量配線に対して、電源OFF前に供給していた電位(Vcom)よりも高い残像除去用電位(Va)を供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置の電源OFF時の残像除去に関する。
図6は従来の液晶表示装置の構成を示すブロックであり、図7は上記液晶表示装置の一部の等価回路図である。図6に示すように、液晶表示装置180は、アクティブマトリクス基板とカラーフィルタ基板と液晶層とを有する液晶パネル120、制御回路170、ソースドライバ150、およびゲートドライバ160を備える。
液晶パネル120のアクティブマトリクス基板には、互いに直交するデータ信号線115および走査信号線116と、走査信号線116と平行に伸びる保持容量配線118と、データ信号線115および走査信号線116の交差部近傍に設けられ、これらに接続されるトランジスタ(薄膜トランジスタ)112と、トランジスタ112に接続する画素電極117とが設けられる。また、液晶パネル120のカラーフィルタ基板には、図示しないが、着色層とブラックマトリクスと共通電極とが設けられる。なお、ソースドライバ150はデータ信号線115を駆動し、ゲートドライバ160は走査信号線116を駆動する。また、カラーフィルタ基板の共通電極は定電位Vcomに維持される。
また、図6・7に示すように、トランジスタ112は、そのソース電極Sがデータ信号線115に接続され、そのゲート電極Gが走査信号線116に接続され、そのドレイン電極Dがコンタクトホールを介して画素電極117に接続されている。これにより、走査信号線116からの走査信号(パルス)によってトランジスタ112がONされると、データ信号線115に供給される電位信号がTFT112のソース電極Sおよびドレイン電極Dを介して画素電極117に書き込まれる。なお、画素電極117および(カラーフィルタ基板の)共通電極128並びにこれらに挟まれた液晶層140によって画素(画素容量)が構成されており、画素電極117と共通電極128(Vcom)との電位差によって液晶層の透過率(画素の輝度)が設定される。
例えば走査信号線116と同層に形成される保持容量配線118は、絶縁層を挟んで画素電極117あるいは画素電極117に接続する電極と対向する部分を有しており、この部分に保持容量138が形成される。この保持容量138はトランジスタ112のOFF期間に画素電極117の電位を保持する機能を有する。
このように、液晶表示装置では画素容量および保持容量(並びに寄生容量)によって画素電極117の電位がホールドされるため、装置の電源をOFFした際に以下のような現象が起こる。
すなわち、液晶表示装置の電源OFF時にはトランジスタ112がオフ状態となっているため画素電極117の電荷が閉じ込められ、残留電荷となる。このような残留電荷はトランジスタ112を介したリーク電流となって徐々に放電され、最終的に、画素電極117と共通電極128との電位差はなくなるが、これにはかなりの時間(数秒程度)を要する。この結果、電源オフ直前の表示画面が徐々に消えていくことになり、残像が視認される。
特許文献1には、この残像を素早く除去するための構成が開示されている。該構成では、それまでは走査信号のLow側電位(トランジスタOFF電位)<GND電位<信号電位のLow側電位<共通電極の電位(Vcom)=保持容量配線の電位<信号電位のHigh側電位となっていた通常駆動時(電源ON前)の関係を、走査信号のLow側電位(トランジスタOFF電位)<GND電位<信号電位のLow側電位<共通電極の電位(Vcom)<信号電位のHigh側電位<保持容量配線の電位とすることで、電源OFF直後における保持容量配線118の電位降下速度を大きくしている。
保持容量配線118の電位が降下すると保持容量を介して画素電極117の電位も降下するところ、保持容量配線118の電位降下速度を大きくすることで画素電極117の電位を急降下させることができる。ここで、トランジスタ112(NチャンネルのFET)は、画素電極117の電位がゲート電極(走査信号線116)の電位よりも低くなるとON状態となり、画素電極117の電位がゲート電位よりも高くなるとOFF状態となる。また、電源OFFによって走査信号線116の電位はGND電位に向けて上昇する。
すなわち、画素電極117の電位を急降下させることで画素電極117の電位とゲート電位とを近づけてトランジスタ112を速やかに半ON状態とし、トランジスタ112により大きなリーク電流を流して(画素電極117の残留電荷をデータ信号線115に放電して)画素電極117と共通電極128との電位差をなくすことができる。これにより、残像を素早く除去することが可能となる。
特開2006−78806号公報(公開日:2006年3月23日)
しかしながら、特許文献1記載の液晶表示装置では、通常駆動時において保持容量配線118の電位が共通電極128の電位(Vcom)よりも高く設定されるため、ある画素で保持容量配線118とトランジスタ112のドレイン電極とが短絡(G−Cs短絡)してしまった場合に、画素電極117の電位が、共通電極128の電位(Vcom)よりも高い保持容量配線118の電位に維持されることとなる。特に、上記液晶表示装置がノーマリブラックモードであれば、G−Cs短絡が発生した画素(欠陥画素)が輝点化し、液晶表示装置としての歩留まりが悪化するという問題があった。なお、通常駆動時において保持容量配線118の電位を共通電極128の電位(Vcom)と等しくした場合にはG−Cs短絡が起きた欠陥画素は黒点となり、視認され難い。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、歩留まりを悪化させることなく残像を素早く除去することができる液晶表示装置を提供する点にある。
本発明の液晶表示装置は、走査信号線およびデータ信号線と、これら両信号線に接続するトランジスタと、該トランジスタに接続する画素電極と、該画素電極あるいは上記トランジスタに接続する容量電極との間で保持容量を形成する保持容量配線とを備えた液晶表示装置であって、液晶表示装置の電源OFF後に、上記保持容量配線に対して、電源OFF前に供給されていた電位よりも高い電位が供給されることを特徴とする。
上記構成によれば、電源OFF直後に供給される高い電位(残像除去用電位)によって保持容量配線の電位は一旦大きく突き上げた後に(GND電位に向けて)降下することになるため、このときの電位降下速度が大きくなる。保持容量配線の電位が降下すると保持容量を介して画素電極の電位も降下するところ、保持容量配線の電位降下速度が大きくなれば画素電極の電位も急降下する。ここで、上記トランジスタがNチャネルであれば、画素電極の電位がゲート電極(走査信号線)の電位よりも低くなるとON状態となり、画素電極の電位がゲート電位に近づくと徐々に半ON状態となる。そして、走査信号線の電位は電源OFFによってGND電位に向けて上昇する。したがって、画素電極の電位が急降下することによって画素電極の電位とゲート電位とが近づいてトランジスタが半ON状態となり、トランジスタに大きなリーク電流が流れる。これにより、画素電極の残留電荷をデータ信号線に放電して画素電極の電位を速やかに共通電極の電位まで落とすことができる。この結果、残像を素早く除去することが可能となる。
加えて、上記構成では、電源OFF前(通常駆動時)において、保持容量配線に供給される電位と共通電極に供給される電位(Vcom)とを等しくすることができる。したがって、ノーマリブラックモードの液晶表示装置でG−Cs短絡による欠陥画素が発生してしまったとしてもこれを黒点とすることができ、歩留まりの低下を招くこともない。このように、本液晶表示装置はノーマリブラックモードに好適である。
本液晶表示装置においては、電源OFF後に供給される上記電位は、データ信号線に与えられる信号電位のうちの最大のもの(例えばノーマリブラックモードでは、最大階調に対応するHigh側の信号電位)よりも高いことが望ましい。
反射型液晶表示装置や半透過型液晶表示装置はバックライトが消えても表示が可能であるため電源OFF時の残像が視認され易い。したがって、残像を素早く消すことが可能な本液晶表示装置はこれらの液晶表示装置に好適である。
本液晶表示装置は、上記保持容量配線を駆動する保持容量配線駆動回路を備える構成とすることができる。
本液晶表示装置においては、保持容量配線駆動回路には、電源OFF検出回路と、所定電位を供給する第1の電位供給部と、該所定電位をよりも高い電位を供給する第2の電位供給部と、上記保持容量配線に電位を出力する出力端とが設けられ、電源OFF検出回路の動作に基づいて上記出力端と第2の電位供給部とが電気的に接続されてもよい。好ましくは、第2の電位供給部に接続する容量等によって高電位保持回路を構成しておき、電源OFF検出回路の動作に応答して、上記出力端が高電位保持回路に接続されるように構成する。
本液晶表示装置においては、上記出力端がプルダウン回路を介してグラウンドに接続されていることが望ましい。こうすれば、一旦突き上げた保持容量配線の電位を速やかに低下させることができ、残像をより素早く除去することができる。
本液晶表示装置においては、上記電源OFF検出回路が、液晶表示装置の入力電源を分圧する分圧回路と、ゲート電極が上記分圧回路を介して上記入力電源に接続される第1のトランジスタとを備え、該第1のトランジスタが、上記入力電源の低下に応答してONからOFFへあるいはOFFからONへスイッチングすることが好ましい。なお、このスイッチングに応答して、上記出力端と第2の電位供給部(上記高電位保持回路)とが電気的に接続されるように構成すればよい。
上記構成によれば、第1のトランジスタのゲートには入力電源電位よりも低い電位(すなわち、第1のトランジスタの閾値電位に近い電位)が与えられることになり、電源OFFタイミングと第1のトランジスタのスイッチングタイミングとのずれを小さくすることができ、これにより、入力電源電位の低下を速やかに検出することができる。
本液晶表示装置においては、保持容量配線駆動回路は、上記第2の電位供給部に接続するコンデンサを1つ以上備えることが好ましい。すなわち、上記のように、第2の電位供給部に接続する容量(例えば、コンデンサ)等によって高電位保持回路を構成する。入力電源OFFによって第2の電位供給部からの電位供給も停止されるが、上記コンデンサには高電位が保持されることになるため、その放電によって高い電位(残像除去用電位)を生成することができる。
本液晶表示装置においては、上記第2の電位供給部と出力端とが第2のトランジスタを介して接続されていてもよい。この場合、上記第1の電位供給部と出力端とがダイオードを介して接続されていることが望ましい。こうすれば、電源OFFによって出力端と第2の電位供給部とが電気的に接続された際、第2の電位供給部から第1の電位供給部に電流が流れてしまうことを防止することができる。
本液晶表示装置においては、保持容量配線駆動回路は第3のトランジスタを備え、第1の電位供給部は所定電位を出力するアンプに接続され、上記ダイオードのアノードが第1の電位供給部に接続され、上記ダイオードのカソードが上記出力端に接続され、上記第3のトランジスタのエミッタ端子が上記第1の電位供給部に接続され、そのコレクタ端子が上記出力端に接続されている構成とすることもできる。
ところで、上記のようにダイオードを配する場合、通常駆動時の画素電極の電位変動によって保持容量配線が受けるマイナス方向およびプラス方向の影響のうち一方についてはアンプに吸収させることができず、通常駆動時の保持容量配線の電位が一方向にぶれるおそれがある(なお、仮にダイオードがなければ、マイナス方向およびプラス方向の影響をアンプに吸収させることができる)。
そこで、上記のように第3のトランジスタを設けると、通常駆動時には、出力端から第3のトランジスタのコレクタおよびエミッタを介して第1の電位供給部側に電流を流すことでき、また、第1の電位供給部側からはダイオードを介して出力端に電流が流れるため、画素電極の電位変動によって保持容量配線が受けるマイナス方向およびプラス方向の影響双方をアンプに吸収させることができる。
この場合、上記保持容量配線駆動回路は第3の電位供給部を備え、上記第3のトランジスタのベースは、第1の抵抗を介して第3の電位供給部に接続されるとともに、第2の抵抗を介して上記第1の電位供給部に接続されていることが望ましい。上記構成によれば、第1および第2の抵抗の値を適宜設定することで、電源OFFタイミングと第3のトランジスタのベース電流停止タイミングとのずれを小さくすることができ、第2の電位供給部から第1の電位供給部に電流が流れてしまうことを防止することができる。
なお、本発明の液晶表示装置は、走査信号線およびデータ信号線と、これら両信号線に接続するトランジスタと、該トランジスタに接続する画素電極と、該画素電極あるいは上記トランジスタに接続する容量電極との間で保持容量を形成する保持容量配線とを有する第1の基板と、共通電極を有する第2の基板とを備えた液晶表示装置であって、液晶表示装置の電源OFFを検出する電源OFF検出回路と、該電源OFF検出回路の検出結果に基づいて保持容量配線に対して電源OFF前に供給されていた電位よりも高い電位を供給する電位切り替え回路とを備えると表現することもできる。
また、本発明の液晶表示装置は、走査信号線およびデータ信号線と、これら両信号線に接続するトランジスタと、該トランジスタに接続する画素電極と、該画素電極あるいは上記トランジスタに接続する容量電極との間で保持容量を形成する保持容量配線とを有する第1の基板と、共通電極を有する第2の基板とを備えた液晶表示装置であって、液晶表示装置の電源OFFを検出する電源OFF検出回路と、該電源OFF検出回路の動作に応答して上記保持容量配線にそれまでより高い電位を供給する供給電位切り替え回路とを備えることを特徴とする。
また、本発明の液晶表示装置は、走査信号線およびデータ信号線と、これら両信号線に接続するトランジスタと、該トランジスタに接続する画素電極と、該画素電極あるいは上記トランジスタに接続する容量電極との間で保持容量を形成する保持容量配線とを有する第1の基板と、共通電極を有する第2の基板とを備えた液晶表示装置であって、上記保持容量配線を、液晶表示装置の電源OFF直後にその電位が突き上がるように駆動することを特徴とする。
また、本発明の液晶表示装置の駆動回路は、保持容量配線を備えた液晶表示装置を駆動する、液晶表示装置の駆動回路であって、液晶表示装置の電源OFF後に、上記保持容量配線に対して電源OFF前に供給していた電位よりも高い電位(残像除去用電位)を供給することを特徴とする。
また、本発明の液晶表示装置の駆動回路は、保持容量配線を備えた液晶表示装置を駆動する、液晶表示装置の駆動回路であって、上記保持容量配線を、液晶表示装置の電源OFF直後にその電位が突き上がるように駆動することを特徴とする。
また、本発明の液晶表示装置の駆動回路は、保持容量配線を備えた液晶表示装置を駆動する、液晶表示装置の駆動回路であって、液晶表示装置の電源OFFを検出する電源OFF検出回路と、該電源OFF検出回路の動作に応答して上記保持容量配線にそれまでより高い電位を供給する供給電位切り替え回路とを備えることを特徴とする。
本発明の液晶表示装置の駆動方法は、保持容量配線を備えた液晶表示装置の駆動方法であって、液晶表示装置の電源OFF後に、上記保持容量配線に対して電源OFF前に供給していた電位よりも高い電位(残像除去用電位)を供給することを特徴とする。
以上のように、本発明の液晶表示装置によれば、電源OFF直後に供給される高電位によって保持容量配線の電位は一旦突き上げた後に(GND電位に向けて)急降下するため、保持容量を介して画素電極の電位も急降下する。これにより、画素電極の電位を速やかに共通電極の電位まで落とし、残像を素早く除去することができる。
図3は本実施の形態に係る液晶表示装置の構成を示すブロックであり、図4は上記液晶表示装置(要部)の等価回路図である。図3に示すように、本液晶表示装置80は、アクティブマトリクス基板(第1の基板)とカラーフィルタ基板(第2の基板)と液晶層とを有する液晶パネル20、制御回路70、ソースドライバ50、ゲートドライバ60およびCsドライバ77(保持容量配線駆動回路)を備える。なお、制御回路70は、入力される各種信号に基づいて、ソースドライバ50、ゲートドライバ60およびCsドライバ77を制御する。また、本液晶表示装置80はノーマリブラックモードである。
液晶パネル20のアクティブマトリクス基板には、互いに直交するデータ信号線15および走査信号線16と、走査信号線16と平行に伸びる保持容量配線18と、データ信号線15および走査信号線16の交差部近傍に設けられ、これらに接続されるトランジスタ(薄膜トランジスタ)12と、トランジスタ12に接続する画素電極17とが設けられる。また、液晶パネル20のカラーフィルタ基板には、図示しないが、着色層(カラーフィルタ)とブラックマトリクスと共通電極(対向電極)とが設けられる。なお、ソースドライバ50はデータ信号線15を駆動し、ゲートドライバ60は走査信号線16を駆動し、Csドライバ77は保持容量配線18を駆動する。
また、図3・4に示すように、トランジスタ12は、そのソース電極Sがデータ信号線15に接続され、そのゲート電極Gが走査信号線16に接続され、そのドレイン電極Dが例えばコンタクトホール(図示せず)を介して画素電極17に接続されている。これにより、走査信号線16からの走査信号(パルス)によってトランジスタ12がONされると、データ信号線15に供給される電位信号がTFT12のソース電極Sおよびドレイン電極Dを介して画素電極17に書き込まれる。そして、画素電極17および(カラーフィルタ基板の)共通電極28並びにこれらに挟まれた液晶層40によって画素(画素容量)が構成されており、画素電極17と共通電極28との電位差によって液晶層の透過率(画素の輝度)が設定される。
保持容量配線18は、例えば走査信号線16と同層に形成され、絶縁層を挟んで画素電極17あるいは画素電極17に接続する電極と対向する部分を有しており、この部分に保持容量38が形成される。なお、トランジスタ12のドレイン電極Dから引き出された容量電極と保持容量配線18とで保持容量38を形成する構成も可能である。この保持容量38はトランジスタ12のOFF期間に画素電極17の電位を保持する機能を有する。
図2は本液晶表示装置のCsドライバの一構成例を示す回路図である。同図に示すように、Csドライバ77は、電源OFF検出回路42と、高電位保持回路43と、切り替え回路44と、Cs電位補償回路45と、入力電源供給部46と、Vcom供給部47(第1の電位供給部)、VGH供給部48(第2の電位供給部)と、VLS供給部49(第3の電位供給部)と、保持容量配線18に電位を出力する出力端子Xとを備える。カラーフィルタ基板に設けられる上記共通電極28(図4参照)はVcom供給部47と電気的に接続され、アクティブマトリクス基板の保持容量配線18は出力端子Xと電気的に接続されている。
なお、入力電源供給部46には本液晶表示装置80の電源電位(例えば、3.0〜5.5〔V〕)が与えられ、Vcom供給部47には共通電位Vcom(例えば、6.0〔V〕)が与えられ、VGH供給部48にはVGH電位(例えば、30.0〔V〕)が与えられ、VLS供給部49にはVLS電位(例えば、13.8〔V〕)が与えられる。なお、各画素に供給する最小の信号電位(最大階調に対応するLow側(負極性の)信号電位)をVTx、各画素に供給する最大の信号電位(最大階調に対応するHigh側(正極性の)信号電位)をVTy、走査信号線16の非選択時の電位をVLとすれば、VL<0(GND電位)<VTx<Vcom<VTy<VLS<VGHの関係がある。
電源OFF検出回路42は、抵抗R1、抵抗R2、およびNチャネルのFETであるトランジスタTr1(第1のトランジスタ)を備える。ここで、トランジスタTrのゲートは、抵抗R1を介して入力電源供給部46に接続されるとともに、抵抗R2を介してGND(グラウンド)に接続されている。また、トランジスタTr1のソースがGNDに接続され、そのドレインが(切り替え回路44の)ノードn2に接続されている。
また、高電位保持回路43は、コンデンサC1〜C3を有し、コンデンサC1〜C3はそれぞれVGH供給部48とGNDとの間に並列に接続されている。これにより、高電位保持回路43にはVGH電位が保持される。
切り替え回路44は、抵抗R3〜R7、NチャネルのFETであるトランジスタTr4、PチャネルのFETであるトランジスタTr2(第2のトランジスタ)およびダイオードD1を備える。ここで、トランジスタTr1のドレインに接続するノードn2とVGH供給部48との間に抵抗R3が接続され、このノードn2は、抵抗R4を介してGNDに接続されるとともに、トランジスタTr4のゲートに接続されている。トランジスタTr4のソースはGNDに接続され、そのドレインは抵抗R6を介してノードn3に接続されている。このノードn3は、抵抗R5を介してVGH供給部48に接続されるとともに、トランジスタTr2のゲートに接続されている。また、トランジスタTr2のソースはVGH供給部48に接続され、そのドレインは、出力端子Xに接続されるとともに、プルダウン用の抵抗R7を介してGNDにも接続されている。また、ダイオードD1のアノードはVcom供給部47に接続され、そのカソードは出力端子Xに接続されている。
Cs電位補償回路45は、抵抗R8・9、ダイオードD2、およびNPN型のバイポーラトランジスタTr3(第3のトランジスタ)を備える。ここで、トランジスタTr3のベースが、抵抗R8を介してVLS供給部49に接続されるとともに、抵抗R9を介してVcom供給部47に接続される。トランジスタTr3のエミッタはVcom供給部47に接続され、そのコレクタは出力端子Xに接続される。また、ダイオードD2のアノードはVcom供給部47に接続され、カソードはトランジスタTr3のベースに接続される。
以下に、図2を用いてCsドライバ77の動作を説明する。
電源OFF前(通常駆動時)には入力電源電位が、抵抗R1・R2からなる分圧回路によって降圧された後にトランジスタTr1のゲートに与えられ、トランジスタTr1はONとなっている。そのため、トランジスタTr4のゲートにはGND電位が与えられてトランジスタTr4はOFFとなり、トランジスタTr2(Pチャネル)のゲートにはVGH供給部48からの高電位がかかるため、トランジスタTr2もOFFとなる。これにより、出力端子Xは、VGH供給部48から電気的に切り離され、出力端子XはVcom供給部47と電気的に接続される。この結果、出力端子Xから保持容量配線18にVcomが供給される。
ここで、電源がOFFされると入力電源電位が下がり、トランジスタTr1のゲートに与えられる電位がその閾値電位を下回ることでトランジスタTr1はOFFとなる。これにより、トランジスタTr4のゲートにはVGH供給部48およびGND間の電圧を抵抗R3・R4で分圧した電位が与えられ、このゲート電位の上昇によってトランジスタTr4はONとなる。トランジスタTr4がONとなると、トランジスタTr2のゲートにはVGH供給部48およびGND間の電圧を抵抗R5・R6で分圧した電位が与えられ、このゲート電位の低下によってトランジスタTr2(Pチャネル)はONとなる。これにより、出力端子Xは、VGH供給部48と電気的に接続される。
ここで、電源OFFによってVGH供給部48からの電位供給も停止されるが、高電位保持回路43の各コンデンサC1〜C3にVGH電位が保持されているため、VGH供給部48が出力端子Xに電気的に接続されると、高電位保持回路43の放電によって出力端子Xに高電位(例えば、13.0〔V〕)が与えられ、この高電位が残像除去用電位として保持容量配線18に供給される。なお、トランジスタTr1、Tr2およびTr4のスイッチングにある程度の時間がかかるため、出力端子Xから供給される残像除去用電位はVGH電位よりは小さくなる。また、出力端子XとVcom供給部47との間にはダイオードD1が逆方向に配され、高電位保持回路43の放電によって生じた電流がVcom供給部47に流れ込まないようになっている。
以上のように、本液晶表示装置においては、Csドライバによって電源OFF直後に保持容量配線に対して残像除去用の高電位が供給される。これによる作用効果を、図1〜4を用いて説明する。図1は電源OFF時における各部の電位変化を示すグラフであり、各画素に供給する最小の信号電位(最大階調に対応するLow側電位)をVTx、各画素に供給する最大の信号電位(最大階調に対応するHigh側電位)をVTy、走査信号線の非選択時の電位をVL、通常駆動時に共通電極に与えられる電位をVcom、残像除去用電位をVaとする。なお、これらには、VL<0(GND電位)<VTx<Vcom<VTy<Va<VGHの関係がある。また、走査信号線の電位をV16、保持容量配線の電位をV18、画素電極17の電位をV17(V17x・V17y)、(カラーフィルタ基板の)共通電極28の電位をV28とする。
図1に示すように、保持容量配線の電位V18は、電源OFF前は共通電極の電位V28と同じVcomであるが、液晶表示装置の電源OFF直後に供給される残像除去用電位によってVaまで突き上げた後に(GND電位に向けて)降下する。したがって、突き上げがない場合と比較してその電位降下速度が大きくなる。保持容量配線18の電位V18が降下すると保持容量38(図4参照)を介して画素電極17の電位も降下するところ、保持容量配線18の電位降下速度が大きくなれば画素電極17の電位V17も急降下する。ここで、Nチャネルのトランジスタ12(図4参照)は、画素電極17の電位V17がゲート電極Gの電位(走査信号線の電位)V16よりも低くなるとON状態となり、画素電極17の電位V17がゲート電極Gの電位(走査信号線の電位)V16に近づくと徐々に半ON状態となる。なお、走査信号線16の電位V16は電源OFFによってGND電位に向けて上昇し、共通電極28の電位V28はGND電位に向けて下降する。
したがって、画素電極17の電位V17が急降下することによって画素電極17の電位V17とゲート電極Gの電位(走査信号線の電位)V16とが近づいてトランジスタ12が半ON状態となり、トランジスタ12に大きなリーク電流が流れる。これにより、画素電極17の残留電荷をデータ信号線15に放電して画素電極17の電位を速やかに共通電極の電位V28まで落とすことができる。この結果、残像を素早く除去することが可能となる。なお、画素電極の電位V17(V17x・V17y)が電源OFF直後に一旦上昇するのは保持容量配線の突き上げの影響であり、この画素電極の電位上昇により、画素容量を介して共通電極の電位V28も一旦上昇し、画素電極および走査信号線間の寄生容量を介して走査信号線の電位V16も一旦突き上げる。
さらに、本液晶表示装置80では、電源OFF前(通常駆動時)において、保持容量配線18へ供給される電位と共通電極28に供給される電位(Vcom)とを等しくすることができる。したがって、本液晶表示装置(ノーマリブラックモード)においてG−Cs短絡による欠陥画素が発生してしまったとしても、該欠陥画素は黒点となり、歩留まりの低下を招くことがない。
このように、本Csドライバ77はノーマリブラックの液晶表示装置に好適であるが、ノーマリホワイトの液晶表示装置に適用することもできる。また、本液晶表示装置は電源OFF時の残像が視認され易い反射型液晶表示装置や半透過型液晶表示装置に好適であるが、もちろん透過型液晶表示装置に適用することもできる。
本Csドライバ77では、その切り替え回路44にプルダウン用の抵抗R7を備えている。したがって、高電位保持回路43の放電によって保持容量配線18の電位が突き上げた後に、保持容量配線18の電荷を、出力端子Xおよび抵抗R7を介してGNDに逃がすことができ、保持容量配線18の電位をより速やかに低下させることができる。切り替え回路44では抵抗R7によってプルダウン回路を構成しているが、トランジスタを用いてプルダウン回路を構成してもよい。
また、本Csドライバ77では、その電源OFF検出回路42に抵抗R1・R2からなる分圧回路を備えている。これにより、トランジスタTr1のゲートには入力電源電位よりも低い電位(ただし、トランジスタTr1のOFF電位よりは高い電位)が与えられることになり、電源OFFタイミングに対するトランジスタTr1のOFFタイミングの遅延を小さくすることができる。これにより、入力電源供給部46の電位低下を素早く検出することができる。
ところで、Csドライバ77のVcom供給部47はVcomを出力するアンプ(図示せず)に接続されおり、このアンプはダイオードD1および出力端子Xを介して保持容量配線18に接続することになる。ここで、切り替え回路44にはダイオードD1が配されているため、Cs電位補償回路45がないと、通常駆動時の画素電極17の電位変動によって保持容量配線18が受けるマイナス方向およびプラス方向の影響のうち一方についてはアンプに吸収させることができず、通常駆動時の保持容量配線18の電位が一方向にぶれるおそれがある。なお、仮にダイオードD1がなければ、マイナス方向およびプラス方向の影響をアンプに吸収させることができる。
本Csドライバ77ではCs電位補償回路45を設けることでその問題を解消している。すなわち、トランジスタTr3のベースにはVSL電位部49およびVcom供給部47間の電圧を抵抗R8・R9で分圧した電位が与えられ、そのエミッタにはVcomが与えられるため、通常駆動時には、出力端子XからトランジスタTr3のコレクタおよびエミッタを介してVcom供給部47側に電流を流すことでき、また、Vcom供給部47側からはダイオードD2を介して出力端子Xに電流が流れるため、画素電極17の電位変動によって保持容量配線18が受けるマイナス方向およびプラス方向の影響双方をアンプに吸収させることができる。一方、電源がOFFされると、VLS供給部49からの電位供給が停止してトランジスタTr3のベース電位が低下し、ベース電流が流れなくなる。すなわち、電源OFF時に高電位保持回路43の放電によって生じた電流がトランジスタTr3を介してVcom供給部47に流れ込まないようになっている。また、ダイオードD2はトランジスタTr3の保護ダイオードであり、電源OFF時等においてトランジスタTr3のベース・エミッタ間に逆電圧(エミッタの電位>ベースの電位)がかかるのを防止している。
なお、トランジスタTr2がONする前にトランジスタTr3がOFFする(ベース電流が停止する)ことが望ましく、そのためには、電源OFFタイミングとトランジスタTr3のベース電流停止タイミングとのズレができるだけ小さくなるように、抵抗R8・R9の値を設定しておくことが望ましい。
なお、本Csドライバ77は、図5のように構成することもできる。すなわち、図2の構成に加え、出力端子Xを、抵抗Rwを介してVLS電位部52に接続するとともに、抵抗R7およびトランジスタTr2のドレインに接続するノードn4と、出力端子Xとの間に抵抗Rbを配しておき、ノーマリブラックの液晶表示装置に搭載する場合には抵抗Rwを切断し、ノーマリホワイトの液晶表示装置に搭載する場合には抵抗Rbを切断する。これにより、ノーマリブラックの液晶表示装置では図2の構成と同じ動作をさせ、ノーマリホワイトの液晶表示装置では上記従来の構成と同様の動作をさせることができる。また、入力電源OFF後に、保持容量配線に対して電源OFF前に供給していた電位よりも低い残像除去用電位を供給することも可能である。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の液晶表示装置は、例えば産業用液晶ディスプレイ、モバイル液晶ディスプレイ等に好適である。
本液晶表示装置の電源OFF時における各部の電位変化を示すグラフである。 本液晶表示装置のCsドライバの一構成例を示す回路図である。 本液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 本液晶表示装置(要部)の等価回路図である。 本液晶表示装置のCsドライバの別構成例を示す回路図である。 従来の液晶表示装置の構成を示すブロック図である。 従来の液晶表示装置(要部)の等価回路図である。
符号の説明
12 トランジスタ
15 データ信号線
16 走査信号線
18 保持容量配線(Cs)
20 液晶パネル
28 共通電極
38 保持容量
40 液晶層
42 電源OFF検出回路
43 高電位保持回路
44 切り替え回路
45 Cs電位補償回路
47 Vcom供給部(第1の電位供給部)
48 VGH供給部(第2の電位供給部)
49 VLS供給部(第3の電位供給部)
77 Csドライバ(保持容量配線駆動回路)
80 液晶表示装置
Tr1 (第1の)トランジスタ
Tr2 (第2の)トランジスタ
Tr3 (第3の)トランジスタ

Claims (20)

  1. 走査信号線およびデータ信号線と、これら両信号線に接続するトランジスタと、該トランジスタに接続する画素電極と、該画素電極あるいは上記トランジスタに接続する容量電極との間で保持容量を形成する保持容量配線とを有する第1の基板と、共通電極を有する第2の基板とを備えた液晶表示装置であって、
    液晶表示装置の電源OFF後に、上記保持容量配線に対して、電源OFF前に供給されていた電位よりも高い電位が供給されることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 電源OFF後に供給される上記電位は、データ信号線に与えられる信号電位のうちの最大階調に対応する信号電位よりも高いことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 電源OFF前には、上記保持容量配線と共通電極とに等しい電位が供給されていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  4. ノーマリブラックモードであることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  5. 反射型あるいは半透過型であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  6. 上記保持容量配線を駆動する保持容量配線駆動回路を備えることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  7. 上記保持容量配線駆動回路には、液晶表示装置の電源OFFを検出する電源OFF検出回路と、所定電位を供給する第1の電位供給部と、該所定電位をよりも高い電位を供給する第2の電位供給部と、上記保持容量配線と電気的に接続された出力端とが設けられており、
    上記電源OFF検出回路の動作に基づいて、上記出力端と第2の電位供給部とが電気的に接続されることを特徴とする請求項6記載の液晶表示装置。
  8. 上記電源OFF検出回路は、液晶表示装置の入力電源を分圧する分圧回路と、ゲート電極が上記分圧回路を介して上記入力電源に接続される第1のトランジスタとを備え、
    該第1のトランジスタが、上記入力電源の低下に応答してONからOFFへあるいはOFFからONへスイッチングすることを特徴とする請求項7記載の液晶表示装置。
  9. 上記出力端がプルダウン回路を介してグラウンドに接続されていることを特徴とする請求項7記載の液晶表示装置。
  10. 保持容量配線駆動回路は、上記第2の電位供給部に接続するコンデンサを1つ以上備えることを特徴とする請求項7記載の液晶表示装置。
  11. 上記第2の電位供給部と出力端とが第2のトランジスタを介して接続されていることを特徴とする請求項7記載の液晶表示装置。
  12. 上記第1の電位供給部と出力端とがダイオードを介して接続されていることを特徴とする請求項11記載の液晶表示装置。
  13. 上記保持容量配線駆動回路は第3のトランジスタを備え、
    第1の電位供給部は所定電位を出力するアンプに接続され、上記ダイオードのアノードが第1の電位供給部に接続され、上記ダイオードのカソードが上記出力端に接続され、
    上記第3のトランジスタのエミッタ端子が上記第1の電位供給部に接続され、そのコレクタ端子が上記出力端に接続されていることを特徴とする請求項12記載の液晶表示装置。
  14. 上記保持容量配線駆動回路は第3の電位供給部を備え、
    上記第3のトランジスタのベースは、第1の抵抗を介して第3の電位供給部に接続されるとともに、第2の抵抗を介して上記第1の電位供給部に接続されていることを特徴とする請求項13記載の液晶表示装置。
  15. 走査信号線およびデータ信号線と、これら両信号線に接続するトランジスタと、該トランジスタに接続する画素電極と、該画素電極あるいは上記トランジスタに接続する容量電極との間で保持容量を形成する保持容量配線とを有する第1の基板と、共通電極を有する第2の基板とを備えた液晶表示装置であって、
    液晶表示装置の電源OFFを検出する電源OFF検出回路と、該電源OFF検出回路の動作に応答して上記保持容量配線にそれまでより高い電位を供給する供給電位切り替え回路とを備えることを特徴とする液晶表示装置。
  16. 走査信号線およびデータ信号線と、これら両信号線に接続するトランジスタと、該トランジスタに接続する画素電極と、該画素電極あるいは上記トランジスタに接続する容量電極との間で保持容量を形成する保持容量配線とを有する第1の基板と、共通電極を有する第2の基板とを備えた液晶表示装置であって、
    上記保持容量配線を、液晶表示装置の電源OFF直後にその電位が突き上がるように駆動することを特徴とする液晶表示装置。
  17. 保持容量配線を備えた液晶表示装置を駆動する、液晶表示装置の駆動回路であって、
    液晶表示装置の電源OFF後に、上記保持容量配線に対して電源OFF前に供給していた電位よりも高い電位を供給することを特徴とする液晶表示装置の駆動回路。
  18. 保持容量配線を備えた液晶表示装置を駆動する、液晶表示装置の駆動回路であって、
    上記保持容量配線を、液晶表示装置の電源OFF直後にその電位が突き上がるように駆動することを特徴とする液晶表示装置の駆動回路。
  19. 保持容量配線を備えた液晶表示装置を駆動する、液晶表示装置の駆動回路であって、
    液晶表示装置の電源OFFを検出する電源OFF検出回路と、該電源OFF検出回路の動作に応答して上記保持容量配線にそれまでより高い電位を供給する供給電位切り替え回路とを備えることを特徴とする液晶表示装置の駆動回路。
  20. 保持容量配線を備えた液晶表示装置の駆動方法であって、
    液晶表示装置の電源OFF後に、上記保持容量配線に対して電源OFF前に供給していた電位よりも高い電位を供給することを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
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KR101521657B1 (ko) * 2008-11-19 2015-05-19 엘지디스플레이 주식회사 액정표시장치

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