JP2008236990A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】二相座標系の2つの座標軸のモータ駆動信号に重畳すべきM系列信号の初期値を適切に定めることにより、モータ制御精度の向上に寄与することができるモータ制御装置を提供する。
【解決手段】モータ制御装置5は、電動モータ3に流れるモータ電流を検出する電流センサ9と、電動モータ3に印加する指示電圧を生成する指示電圧生成部13と、モータ電流およびモータ電圧に基づいて電動モータ3の回転位置を演算する位置推定部21と、位置推定のために用いるモータパラメータを求めるパラメータ同定部22と、M系列信号生成部23とを含む。M系列信号生成部23は、二相指示電圧Vαβに重畳すべき一対のM系列信号を生成する。この一対のM系列信号は、その初期値を1/4周期以上1/2周期以下の範囲で異ならせて設定して生成される。
【選択図】図1

Description

この発明は、ブラシレスモータをセンサレス駆動するためのモータ制御装置に関する。ブラシレスモータは、たとえば、電動パワーステアリング装置における操舵補助力の発生源として利用される。
ブラシレスDCモータを駆動制御するためのモータ制御装置は、一般に、ロータの回転位置を検出するための位置センサの出力に応じてモータ電流の供給を制御するように構成されている。しかし、位置センサの耐環境性が問題となるうえ、高価な位置センサおよびこれに関連する配線がコストの削減を阻害し、かつ、小型化を阻害している。そこで、位置センサを用いることなくブラシレスDCモータを駆動するセンサレス駆動方式が提案されている。センサレス駆動方式は、ロータの回転に伴う誘起電圧を推定することによって、磁極の位相(ロータの電気角)を推定する方式である。
誘起電圧の推定には、モータモデルの逆モデルである逆モータモデル(数学モデル)が用いられる。逆モータモデルは、モータパラメータであるインダクタンスおよび電機子巻線抵抗を含む。これらのモータパラメータは、巻線温度、電流その他の変動要因のために、モータ駆動中にも変動する。そのため、モータをセンサレス駆動しているときの電流および電圧情報に基づいてモータパラメータを同定し、その同定されたモータパラメータを逆モータモデルに適用することが提案されている(下記非特許文献1)。
システム同定には、PE(persistently exciting:持続的励振)性を満たす白色性入力信号を用いる手法が一般的である。そこで、白色信号発生源から白色性信号を発生させて、これをモータ駆動信号に重畳し、そのときの電流および電圧情報に基づいてモータパラメータを同定することができる。
代表的な白色信号発生源は、M系列信号発生器である。M系列(Maximum-length linear shift resister sequence)とは、「0」と「1」とをランダムに並べた乱数列である。このM系列信号により疑似白色二値信号(疑似白色雑音信号)を生成できる。M系列信号発生器は、1サンプル時間ずつ信号を遅延させてシフトするシフトレジスタと、排他的論理和回路とで構成される。シフトレジスタには、0以外であれば、任意の初期値を与えることができる。
このようなM系列信号発生器を一対用いて、たとえば、二相固定座標系(α−β)のα軸に与えるM系列信号およびβ軸に与えるM系列信号を生成し、これらをα軸およびβ軸のモータ駆動信号に重畳すればよい。
特開2005−151714号公報([0090]段落) 岩田昭寿他、「位置推定精度に依存しないオンラインパラメータ同定法を用いたシンクロナスリラクタンスモータのセンサレス制御」、電気学会論文誌 D,124巻12号、2004年
しかし、α軸およびβ軸のモータ駆動信号に重畳すべきM系列信号の妥当な初期値の決定法が知られていない。たとえば、α軸およびβ軸のM系列信号の初期値を同一にすると、モータパラメータの同定を正しく行えないので、ロータ位置の推定を正しく行うことができない。また、α軸およびβ軸に入力されるM系列信号の初期値を異ならせる場合でも、初期値のずれが小さい場合には、パラメータ同定精度が悪化するので、位置推定精度が悪くなる。しかし、初期値をどの程度ずらせば所要の同定精度が得られるかを示唆する指針は知られていない。
そこで、この発明の目的は、二相座標系の2つの座標軸のモータ駆動信号に重畳すべきM系列信号の初期値を適切に定めることにより、モータ制御精度の向上に寄与することができるモータ制御装置を提供することである。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、二相固定座標系または二相回転座標系の2つの座標軸のモータ駆動信号に加算すべきM系列信号を発生するM系列信号発生手段(61,62)と、前記M系列信号発生手段が発生するM系列信号の初期値を、前記2つの座標軸間で1/4周期以上1/2周期以下の範囲で異なるように設定する初期値設定手段(60)とを含む、モータ制御装置(5)である。なお、括弧内の英数字は後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
二相固定座標系とは、ロータの回転中心を原点とし、ロータ回転面内に直交する2つの固定座標軸(ロータの回転によらずに固定された座標軸)を定めた2次元座標系である。たとえば、αβ座標系が該当する。また、二相回転座標系とは、ロータの回転中心を原点として、ロータ回転面内に直交する2つの回転座標軸(ロータとともに回転する座標軸。換言すれば、ロータに対して相対的に静止した座標軸。)を定めた2次元座標系である。たとえば、dq座標系が該当するほか、センサレス制御上の推定座標系であるγδ座標系も二相回転座標系である。
M系列信号の初期値が1/2周期(半周期)異なる場合が、2つの座標軸に入力される2つのM系列信号の距離が最も大きくなる場合であり、十分なパラメータ同定精度を確保できる。一方、システムの制限などから初期値を1/2周期異ならせることが困難な場合でも、M系列信号の初期値を少なくとも1/4周期だけ異なるように設定することにより、必要なパラメータ同定精度を確保できる。このように、M系列信号の初期値を1/4周期〜1/2周期異ならせることによって、必要なパラメータ同定精度を確保できるから、モータ制御精度を向上することができる。また、M系列信号の初期値を簡易に決定することができるので、モータ制御装置の設計工数を短縮できる。
請求項2記載の発明は、前記M系列信号発生手段が発生するM系列信号が加算されたモータ駆動信号をモータに印加したときの当該モータの応答に基づいてモータパラメータを同定するパラメータ同定手段(22)と、このパラメータ同定手段によって同定されたモータパラメータを用いてモータの回転位置を推定する位置推定手段(21)とをさらに含む、請求項1記載のモータ制御装置である。
この構成により、M系列信号が重畳されたモータ駆動信号をモータに印加したときの応答に基づき、モータパラメータが同定され、その同定されたモータパラメータを用いてモータの回転位置が推定される。二相座標系にそれぞれ入力されるM系列信号の初期値が適切に設定されているので、モータパラメータを精度よく同定することができ、したがって、モータの回転位置を良好な精度で推定できる。この推定されたモータ回転位置を用いることにより、モータを精度よく制御することができる。
前記位置推定手段は、モータ電流およびモータ電圧と、前記パラメータ同定手段によって同定されたモータパラメータを含む逆モータモデルとを用いて、モータの回転位置を推定するものであってもよい。
M系列信号発生手段は、M系列信号をモータ制御装置の起動中常時発生するものであってもよいが、モータパラメータの同定に際して、初期値を設定してM系列信号を発生するものであってもよい。たとえば、所定の制御周期毎にモータパラメータの同定を行う場合には、各制御周期において初期値を設定し、この設定された初期値に基づいてM系列信号が発生されるようになっていてもよい。
請求項3記載の発明は、前記M系列信号発生手段が発生するM系列信号に対して、所定の遮断周波数で高周波成分を除去する低域通過フィルタ処理を施す信号処理手段(24)をさらに含み、前記信号処理手段によって低域通過フィルタ処理がされたM系列信号がモータ駆動信号に加算されるようになっている、請求項1または2記載のモータ制御装置である。
M系列信号は、広い周波数帯域に対して比較的平坦な周波数特性を持つ。このような信号をモータ駆動信号に重畳することで、モータの高周波域の特性が励起される場合がある。たとえば、電動パワーステアリング装置用のモータは、モータパラメータの同定や回転位置の推定を阻害するような特性を高周波域に持つ傾向がある。
そこで、M系列信号に対して低域通過フィルタ処理を施し、そのフィルタ処理後のM系列信号をモータ駆動信号に重畳することで、モータの高周波域の特性の励起を抑制または防止できる。これにより、モータパラメータの同定精度が高くなり、モータ回転位置の推定を精度良く行うことができるので、モータ制御精度を向上することができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るモータ制御装置を適用した電動パワーステアリング装置の電気的構成を説明するためのブロック図である。この電動パワーステアリング装置は、車両のステアリングホイールに加えられる操舵トルクを検出するトルクセンサ1と、車両の舵取り機構2に操舵補助力を与える電動モータ3と、この電動モータ3を駆動制御するモータ制御装置5とを備えている。モータ制御装置5は、トルクセンサ1が検出する操舵トルクに応じて電動モータ3を駆動することによって、操舵状況に応じた適切な操舵補助を実現する。
電動モータ3は、この実施形態では、三相ブラシレスDCモータであり、図2に図解的に示すように、界磁としてのロータ50と、U相、V相およびW相のステータ巻線51,52,53とを備えている。電動モータ3は、ロータの外部にステータを配置したインナーロータ型のものであってもよいし、筒状のロータの内部にステータを配置したアウターロータ型のものであってもよい。
モータ制御装置5は、マイクロコンピュータ7と、このマイクロコンピュータ7によって制御され、電動モータ3に電力を供給する駆動回路(インバータ回路)8と、電動モータ3の各相のステータ巻線に流れる電流を検出する電流センサ9とを備えている。
マイクロコンピュータ7は、CPUおよびメモリ(ROMおよびRAMなど)を備えており、所定のプログラムを実行することによって、複数の機能処理部として機能するようになっている。この複数の機能処理部には、電流指令値生成部11と、PI(比例積分)制御部12と、指示電圧生成部13と、γδ/αβ座標変換部14と、αβ/UVW座標変換部15と、PWM制御部16と、UVW/αβ座標変換部17と、αβ/γδ座標変換部18と、偏差演算部19と、信号処理部20と、位置推定部21と、パラメータ同定部22と、M系列信号生成部23と、ローパスフィルタ24と、加算部28とを備えている。
電流指令値生成部11は、電動モータ3のロータ磁極方向に沿うd軸電流成分の指令値Id *と、d軸に直交するq軸電流成分の指令値Iq *とを生成する。以下、これらをまとめて言うときには、「電流指令値Idq」という。ただし、dq座標平面はロータ50の回転方向に沿う平面であり、d軸およびq軸は、ロータ50とともに回転する二相回転座標系(d−q)を規定する(図2参照)。
電動モータ3のU相、V相およびW相に与えるべき電流(正弦波電流)の振幅を表す電流指令値I*を用いると、d軸電流指令値Id *およびq軸電流指令値Iq *は、次式(1)(2)のように表される。
Figure 2008236990
したがって、電流指令値生成部11は、d軸電流指令値Id *=0を生成する一方で、トルクセンサ1によって検出される操舵トルクに応じたq軸電流指令値Iq *を生成する。より具体的には、操舵トルクに対応したq軸電流指令値Iq *を記憶したマップ(テーブル)を用いてq軸電流指令値Iq *が生成されるようになっていてもよい。電動モータ3が発生するトルクは、モータ電流に対応するから、電流指令値Idqは、電動モータ3から発生させるべきトルクを指令するための「トルク指令値」と言い換えることもできる。
電流センサ9は、電動モータ3のU相電流IU、V相電流IVおよびW相電流Iwを検出する(以下、これらをまとめていうときには「三相検出電流IUVW」という)。その検出値は、UVW/αβ座標変換部17に与えられる。
UVW/αβ座標変換部17は、三相検出電流IUVWを、二相固定座標系(α−β)上での電流IαおよびIβ(以下、これらをまとめていうときには「二相検出電流Iαβ」という。)に座標変換する。二相固定座標系(α−β)とは、ロータ50の回転中心を原点として、ロータ50の回転平面内にα軸およびこれに直交するβ軸を定めた固定座標系である(図2参照)。座標変換された二相検出電流Iαβは、αβ/γδ座標変換部18に与えられる。
αβ/γδ座標変換部18は、二相検出電流Iαβを、位置推定部21によって推定されるロータ回転位置θ^(以下、「推定回転位置θ^」という。)に従う二相回転座標系(γ−δ)上での電流IγおよびIδ(以下、これらをまとめていうときには「二相検出電流Iγδ」という。)に座標変換する。二相回転座標系(γ−δ)は、推定回転位置θ^にロータ50がある場合に、ロータ磁極方向に沿うγ軸と、このγ軸に直交するδ軸とによって規定される回転座標系である(図2参照)。推定回転位置θ^に誤差がなく、実際のロータ回転位置と一致しているとき、二相回転座標系(d−q)と二相回転座標系(γ−δ)とは一致する。
二相検出電流Iγδは、偏差演算部19に与えられるようになっている。この偏差演算部19は、d軸電流指令値Id *に対するγ軸電流Iγの偏差、およびq軸電流指令値Iq *に対するδ軸電流Iδの偏差を演算する。これらの偏差がPI制御部12に与えられてそれぞれPI演算処理を受ける。そして、これらの演算結果に応じて、指示電圧生成部13によって、γ軸指示電圧Vγ *およびδ軸指示電圧Vδ *(以下、これらをまとめていうときには「二相指示電圧Vγδ」という。)が生成されて、γδ/αβ座標変換部14に与えられる。
γδ/αβ座標変換部14は、γ軸指示電圧Vγ *およびδ軸指示電圧Vδ *を、二相固定座標系(α−β)の指示電圧であるα軸指示電圧Vα *およびβ軸指示電圧Vβ *(以下、これらをまとめていうときには「二相指示電圧Vαβ」という。)に座標変換する。この二相指示電圧Vαβは、αβ/UVW座標変換部15に与えられる。
αβ/UVW座標変換部15は、α軸指示電圧Vα *およびβ軸指示電圧Vβ *を三相固定座標系の指示電圧、すなわち、U相、V相およびW相の指示電圧VU *,VV *,VW *(以下、これらをまとめていうときには「三相指示電圧VUVW」という。)に変換する。
PWM制御部16は、三相の指示電圧VU *,VV *,VW *に応じて制御されたデューティ比の駆動信号を生成して駆動回路8に与える。これにより、電動モータ3の各相には、該当する相の指示電圧VU *,VV *,VW *に応じたデューティ比で電圧が印加されることになる。
このような構成によって、舵取り機構2に結合された操作部材としてのステアリングホイール(図示せず)に操舵トルクが加えられると、これがトルクセンサ1によって検出される。そして、その検出された操舵トルクに応じた電流指令値Idqが電流指令値生成部11によって生成される。この電流指令値Idqと二相検出電流Iγδとの偏差が偏差演算部19によって求められ、この偏差を零に導くようにPI制御部12によるPI演算が行われる。この演算結果に対応した二相指示電圧Vγδが指示電圧生成部13によって生成され、これが、座標変換部14,15を経て三相指示電圧VUVWに変換される。そして、PWM制御部16の働きによって、その三相指示電圧VUVWに応じたデューティ比で駆動回路8が動作することによって、電動モータ3が駆動され、電流指令値Idqに対応したアシストトルクが舵取り機構2に与えられることになる。こうして、操舵トルクに応じて操舵補助を行うことができる。電流センサ9によって検出される三相検出電流IUVWは、座標変換部17,18を経て、電流指令値Idqに対応するように二相回転座標系(γ−δ)で表された二相検出電流Iγδに変換された後に、偏差演算部19に与えられる。
回転座標系と固定座標系との間での座標変換のためには、ロータ50の回転位置を表す位相角(電気角)θが必要である。この位相角を表す推定回転位置θ^が位置推定部21によって生成され、γδ/αβ座標変換部14およびαβ/γδ座標変換部18に与えられるようになっている。
位置推定部21は、電動モータ3の数学モデルであるモータモデルの逆モデル(逆モータモデル)に基づき、電動モータ3の誘起電圧を外乱として推定する外乱オブザーバ25と、この外乱オブザーバ25が出力する推定誘起電圧から高周波成分を除去する低域通過フィルタで構成された推定値フィルタ26と、この推定値フィルタ26が出力する推定誘起電圧(フィルタリング後の値)に基づいて、ロータ50の推定回転位置θ^を生成する推定位置生成部27とを有している。
この位置推定部21には、信号処理部20によって信号処理(フィルタリング)がされた後の二相指示電圧Vαβおよび二相検出電流Iαβが与えられるようになっている。信号処理部20は、二相指示電圧Vαβの高周波成分を除去する低域通過フィルタで構成された電圧フィルタ31と、二相検出電流Iαβの高周波成分を除去する低域通過フィルタで構成された電流フィルタ32とを有している。したがって、電圧フィルタ31によってフィルタリングされた二相指示電圧Vαβと、電流フィルタ32によってフィルタリングされた二相検出電流Iαβとが、位置推定部21の外乱オブザーバ25に入力されるようになっている。
パラメータ同定部22は、二相検出電流Iγδおよび二相指示電圧Vγδに基づいて、外乱オブザーバ25の逆モータモデルに用いられるモータパラメータを演算する。この実施形態では、モータパラメータは、電機子巻線抵抗Rおよびαβ軸インダクタンスLを含む。
M系列信号生成部23は、二相指示電圧Vαβに重畳すべきセンシング信号としてのM系列信号を生成する。このM系列信号は、ローパスフィルタ24によって高周波成分(たとえば、2000Hz以上の成分)が除去された後に、加算部28によって、二相指示電圧Vαβに重畳されるようになっている。
図3は、M系列信号生成部23の構成例を説明するためのブロック図である。M系列信号生成部23は、初期値設定部60と、α軸M系列信号発生器61と、β軸M系列信号発生器62とを備えている。M系列信号発生器61,62は、それぞれ、シフトレジスタ65と、排他的論理和演算部(EXOR)66とを備えている。
シフトレジスタ65は、複数段(この実施形態では6段)のレジスタ67を備え、1サンプル時間(たとえば、0.001秒)ごとに次段のレジスタ67へと保持データをシフトさせる。したがって、各レジスタ67は、1サンプル時間の遅延を表す演算子Z-1として機能する。
初段のレジスタ67には、排他的論理和演算部66の出力が与えられるようになっている。排他的論理和演算部66は、初段のレジスタ67の出力と最終段のレジスタ67の出力との排他的論理和を演算して、初段のレジスタ67に入力する。
初期値設定部60は、α軸M系列信号発生器61およびβ軸M系列信号発生器62の各シフトレジスタ65を構成する複数段のレジスタ67に、それぞれ、初期値x(0),x(1),…,x(k)(図3の例ではk=5)を設定する。ただし、α軸M系列信号発生器61とβ軸M系列信号発生器62とに、異なる初期値x(0),x(1),…,x(n)が設定される。以下では、α軸M系列信号発生器61のシフトレジスタ65に設定される初期値x(0),x(1),…,x(n)を「α軸初期値xα」といい、β軸M系列信号発生器62のシフトレジスタ65に設定される初期値x(0),x(1),…,x(n)を「β軸初期値xβ」という。
このような構成により、α軸M系列信号発生器61は、α軸初期値xαから始まるM系列信号(α軸M系列信号)を発生し、β軸M系列信号発生器62はβ軸初期値xβから始まるM系列信号(β軸M系列信号)を発生する。そして、α軸M系列信号がα軸指示電圧Vαに重畳され、β軸M系列信号がβ軸指示電圧Vβに重畳される。
図4は、6次のM系列信号を示す図である。「1番目」〜「63番目」の6ビットの値がシフトレジスタ65に順次保持され、これを1周期として、シフトレジスタ65の保持値は循環的に変化する。そして、最終段の値(二値)がM系列信号として出力される。
初期値設定部60は、α軸初期値xαとβ軸初期値xβとを、M系列信号の1周期の1/4以上離れた値に設定する。具体的には、α軸初期値xαを6次のM系列信号の「1番目」の値に設定する場合には、β軸初期値xβは6次のM系列信号の「16番目〜48番目」の範囲内の値に設定される。最大では、2分の1周期だけ離れた2つの値を、それぞれ、α軸初期値xαおよびβ軸初期値xβとして設定することができる。
M系列信号の次元をn次(n=k+1)とすると、M系列信号の1周期は2n−1(6次の場合は63)である。2分の1周期だけ離れた値にα軸初期値xαおよびβ軸初期値xβを設定する場合には、M系列信号の「i番目」(iは1以上2n−1以下の自然数)の値をα軸初期値xαとし、「i+2n-1−1番目」または「i+2n-1番目」の値をβ軸初期値xβとすればよい。たとえば、M系列信号の「1番目」の値をα軸初期値xαとし、「2n-1番目」または「2n-1+1番目」の値をβ軸初期値xβとすればよい。むろん、2分の1周期だけ離れた初期値の組み合わせは、このほかにも存在する。
また、一般に、M系列信号の4分の1周期以上離れた2つの値をα軸初期値xαおよびβ軸初期値xβとして設定するには、3次以上のM系列信号において、M系列信号の「i番目」の値をα軸初期値xαとし、「i+2n-2−1番目」〜「i+3・2n-2−1番目」の範囲の値をβ軸初期値xβとすればよい。具体的には、たとえば、M系列信号の「1番目」の値をα軸初期値xαとし、「2n-2番目」〜「3・2n-2番目」の範囲の値をβ軸初期値xβとすればよい。
図5は、6次のM系列信号において、2分の1周期だけ離れた2つの値を、それぞれ、α軸初期値xαおよびβ軸初期値xβとして設定した場合に生成されるα軸M系列信号およびβ軸M系列信号の波形を示す図である。α軸およびβ軸の2軸間でM系列信号の相関が最小となるので、このようなα軸M系列信号およびβ軸M系列信号を用いることによって、十分なパラメータ同定精度を得ることができる。また、M系列信号の少なくとも4分の1周期だけ離れた2つの値を、それぞれ、α軸初期値xαおよびβ軸初期値xβとして設定することで、α軸M系列信号およびβ軸M系列信号の相関を十分に小さくできるので、必要なパラメータ同定精度を得ることができる。
図6は、外乱オブザーバ25およびこれに関連する構成の一例を説明するためのブロック図である。電動モータ3の数学モデルであるモータモデルは、たとえば、(R+pL)-1と表すことができる。ただし、前述のとおり、Rは電機子巻線抵抗、Lはαβ軸インダクタンスである。また、pは微分演算子である。電動モータ3には、二相指示電圧Vαβと誘起電圧Eαβ(α軸誘起電圧Eαおよびβ軸誘起電圧Eβ)とが印加されると考えることができる。
外乱オブザーバ25は、二相検出電流Iαβを入力としてモータ電圧を推定する逆モータモデル(モータモデルの逆モデル)35と、この逆モータモデル35によって推定されるモータ電圧と二相指示電圧Vαβとの偏差を求める電圧偏差演算部36とで構成することができる。電圧偏差演算部36は、二相指示電圧Vαβに対する外乱を求めることになるが、図6から明らかなとおり、この外乱は誘起電圧Eαβに相当するα軸誘起電圧推定値E^αおよびβ軸誘起電圧推定値E^βになる。以下、これらをまとめて「推定誘起電圧E^αβ」という。
逆モータモデル35は、たとえば、R+pLで表される。この逆モータモデルを構成する電機子巻線抵抗Rおよびαβ軸インダクタンスLがパラメータ同定部22で求められ、それらを用いて逆モータモデル35が作られるようになっている。
推定値フィルタ26は、たとえば、a/(s+a)で表される低域通過フィルタで構成することができる。aは、設計パラメータであり、この設計パラメータaを適切に定めることによって、推定値フィルタ26の遮断周波数を妥当な値に設定することができる。
誘起電圧Eαβは、次の(3)式で表すことができる。ただし、KEは誘起電圧定数、θはロータ回転位置、ωはロータ回転速度である。
Figure 2008236990
したがって、推定誘起電圧E^αβが求まれば、次の(4)式に従って、ロータ50の推定回転位置θ^が求まる。この演算が、推定位置生成部27によって行われるようになっている。
Figure 2008236990
図7は、マイクロコンピュータ7によるロータ回転位置推定演算の流れを説明するためのフローチャートであり、主として、信号処理部20、位置推定部21、パラメータ同定部22、M系列信号生成部23およびローパスフィルタ24によって所定の制御周期毎に繰り返し実行される処理の流れが示されている。
初期値設定部60は、M系列信号の周期の1/4以上離れたα軸初期値xαおよびβ軸初期値xβをα軸M系列信号発生器61およびβ軸M系列信号発生器62にそれぞれ設定する(ステップS1)。この初期値の設定の後にM系列信号発生器61,62を動作させることにより、M系列信号生成部23から、α軸M系列信号およびβ軸M系列信号が生成される(ステップS2)。
ローパスフィルタ24は、生成されたα軸M系列信号およびβ軸M系列信号の高周波成分を除去するための信号処理(フィルタ処理)を行う(ステップS3)。M系列信号は、広い周波数帯域に対して比較的平坦な周波数特性を持つが、このような信号をモータ駆動信号に重畳することで、電動モータ3の高周波域の特性が励起される場合がある。そこで、M系列信号に対して低域通過フィルタ処理を施し、そのフィルタ処理後のM系列信号をモータ駆動信号に重畳することで、電動モータ3の高周波域の特性の励起を抑制または防止できる。これにより、モータパラメータの同定精度を高めることができる。
ローパスフィルタ24で処理された後のα軸M系列信号およびβ軸M系列信号は、γδ/αβ座標変換部14が生成するα軸指示電圧Vα *およびβ軸指示電圧Vβ *にそれぞれ重畳される(ステップS4)。
一方、パラメータ同定部22は、αβ/γδ座標変換部18が生成する二相検出電流Iγδと、指示電圧生成部13が生成する二相指示電圧Vγδとに基づいて、モータパラメータを同定する(ステップS5)。
また、γδ/αβ座標変換部14で演算された二相指示電圧Vαβは、電圧フィルタ31に入力され、UVW/αβ座標変換部17で演算された二相検出電流Iαβは、電流フィルタ32に入力される(ステップS6)。電圧フィルタ31および電流フィルタ32では、入力される電圧信号および電流信号に対して、所定の遮断周波数での低域通過フィルタ処理(高周波成分除去処理)が行われる。
この低域通過フィルタ処理後の電圧信号および電流信号を用いて、外乱オブザーバ25が推定誘起電圧E^αβを求める(ステップS7)。このとき、外乱オブザーバ25を構成する逆モータモデルは、パラメータ同定部22で同定されたモータパラメータを用いて構築される。外乱オブザーバ25で求められた推定誘起電圧E^αβに対しては、推定値フィルタ26がフィルタリングを行う。
こうしてフィルタリングされた推定誘起電圧E^αβを用いて、推定位置生成部27での位置推定が行われて推定回転位置θ^が求められる(ステップS8)。
以上のように、この実施形態によれば、α軸M系列信号発生器61の初期値xαとβ軸M系列信号発生器62の初期値xβとを少なくとも1/4周期だけ差を持たせて設定することにより、パラメータ同定部22では、十分な精度でモータパラメータを同定できる。したがって、外乱オブザーバ25で求められる推定誘起電圧E^αβが十分な精度を有することができ、その結果、高精度の推定回転位置θ^を求めることができる。これにより、γδ/αβ座標変換部14およびαβ/γδ座標変換部18での座標変換演算が正確に行われるようになり、ひいては、電動モータ3を高精度にセンサレス制御できるようになる。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明はさらに他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、位置推定部21は、パラメータ同定部22で同定されたパラメータを用いて逆モータモデル35を構築し、この逆モータモデル35を用いた外乱オブザーバ25を用いることによって推定回転位置θ^を求める構成としている。しかし、位置推定部21としては、このほかにも、同定されたパラメータを用いて直接的に推定回転位置θ^を演算する構成のものを適用することもできる。
より具体的に説明すると、α軸インダクタンスLα、β軸インダクタンスLβ、αβ軸間インダクタンスLαβは、ロータの回転位置θに依存し、次のように表されることが知られている。
α=L0+L1cos2θ
β=L0−L1cos2θ
αβ=L1sin2θ
ただし、L0,L1はインダクタンスの成分であり、d軸インダクタンスLdおよびq軸インダクタンスLqを用いて次のように表される。
0=(Ld+Lq)/2
1=(Ld−Lq)/2
したがって、α軸インダクタンスLα、β軸インダクタンスLβ、αβ軸間インダクタンスLαβをパラメータ同定部22で同定し、これらを用いて、位置推定部21において、次式に基づいて推定回転位置θ^を求めればよい。この場合、位置推定部21での演算に電流および電圧の情報が用いられないので信号処理部20を設ける必要はない。
Figure 2008236990
この手法は、ロータ回転速度が低い場合のように、誘起電圧が十分に得られない場合に有効な方法である。したがって、この手法のための構成と前述の図1に示された構成との両方を位置推定部21に備え、十分な誘起電圧が得られる状況かどうか(たとえば、ロータ回転速度が所定の閾値以上かどうか)に応じて、前記式(5)により推定回転位置θ^を用いる状態と、外乱オブザーバ25等を用いて前記式(4)により推定回転位置θ^を用いる状態とを切り換えるようにしてもよい。
また、前述の実施形態では、M系列信号を二相指示電圧Vαβに重畳することとしたが、指示電圧生成部13が生成する二相指示電圧VγδにM系列信号を重畳するようにしてもよい。
また、前述の実施形態では、電動パワーステアリング装置の駆動源としての電動モータ3に本発明が適用された例について説明したが、この発明は、電動パワーステアリング装置以外の用途の電動モータの制御に対しても適用が可能である。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
この発明の一実施形態に係るモータ制御装置を適用した電動パワーステアリング装置の電気的構成を説明するためのブロック図である。 電動モータの構成を説明するための図解図である。 M系列信号生成部の構成例を説明するためのブロック図である。 6次のM系列信号を示す図である。 M系列信号の2分の1周期だけ離れた2つの値を、それぞれ、α軸初期値およびβ軸初期値として設定した場合に生成されるα軸M系列信号およびβ軸M系列信号の波形を示す図である。 外乱オブザーバおよびこれに関連する構成の一例を説明するためのブロック図である。 ロータ回転位置推定演算の流れを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
5…モータ制御装置、7…マイクロコンピュータ、21…位置推定部、61…α軸M系列信号発生器、62…β軸M系列信号発生器

Claims (3)

  1. 二相固定座標系または二相回転座標系の2つの座標軸のモータ駆動信号に加算すべきM系列信号を発生するM系列信号発生手段と、
    前記M系列信号発生手段が発生するM系列信号の初期値を、前記2つの座標軸間で1/4周期以上1/2周期以下の範囲で異なるように設定する初期値設定手段とを含む、モータ制御装置。
  2. 前記M系列信号発生手段が発生するM系列信号が加算されたモータ駆動信号をモータに印加したときの当該モータの応答に基づいてモータパラメータを同定するパラメータ同定手段と、
    このパラメータ同定手段によって同定されたモータパラメータを用いてモータの回転位置を推定する位置推定手段とをさらに含む、請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 前記M系列信号発生手段が発生するM系列信号に対して、所定の遮断周波数で高周波成分を除去する低域通過フィルタ処理を施す信号処理手段をさらに含み、
    前記信号処理手段によって低域通過フィルタ処理がされたM系列信号がモータ駆動信号に加算されるようになっている、請求項1または2記載のモータ制御装置。
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