JP2008234454A - 携帯機器の文字入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キー操作による入力候補の複数の定型文を出力可能とする携帯電話機等の携帯機器の文字入力装置を提供する。
【解決手段】各キー又はキー入力した仮名文字に対し、予め使用頻度の高い複数の定型文を記憶部4に登録し、キー操作部2のキーを一定時間以上継続して押下することで登録した複数の定型文を呼び出し表示部5に表示する。呼び出せる定型文の候補を多数用意することを可能とし、キー操作回数を減らし、煩わしいキー操作をなくして最小限のキー押下にて文章入力を可能とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯機器の文字入力装置に関し、特に携帯電話端末等の文字入力の負担を軽減できる文字入力装置に関する。
ユーザーが頻繁に使用する携帯電話機等の携帯電話端末では、小型化を実現する為に本体のキーの種類を増やすことは困難である。ところが、携帯電話端末の機能の中には、メール機能に代表されるように文字や記号を入力して使用する機能が多数搭載されている。
従来のキー操作による文字入力方法には、ユーザーが文章を自由に作成することができるように、日本語、英字、数字などのブロックに分け、1つのキーを押す回数によって表示される文字を変えて入力する方法が一般的である。このような文字入力方法は、限られたキーの種類でどんな文字でも表現可能とし、文字の種類も選択可能である利点があるがキー操作回数が極めて多くなり操作が複雑化するという欠点がある。
また、携帯電話端末内に予め定型文を記憶しておき、文字入力時に機能メニュー等から始まる複数の操作を行い定型文を表示させ、所望の定型文を選択して文章として入力する入力方法も考えられる。
図8はこの種の文字入力方法の処理を示す図である。文字入力画面に切り換えた後(S11)、機能メニューを選択し、定型文からの文字入力を選択し(S12)、更に定型文を呼び出して文章を選び(S13)、決定キーを押下し(S14)、定型文による文章を作成して入力を完了する(S15)。なお、ステップS12で前述の通常の入力方法を選択する場合は処理ステップS16〜S18により入力を完了する。
また、文字入力の操作負担を軽減する方法としては、文字入力用の外部ツールを接続する方法もあるが、手軽さという観点では適したものではなく、やはり本体のキーを用いた操作がもっとも手軽な入力方法であるから、多くのユーザーは本体のキーを操作して文字入力を行っている。
従って、本体の簡単なキー操作で文字入力を可能とすることが望まれているところであり、例えば、所定のキーの長押しにより、当該キーに予め設定した特定文字(又は文字列)を表示して入力可能に構成した文字入力方法も知られている(特許文献1参照)。
特開2004−227511号公報
前述のように、携帯電話機等の本体のキーを用いて文字入力をする場合、携帯電話機の小型化を実現する為、キーの種類を増やすことは困難である。しかもキー自体も小型化により小さくなりがちであり操作もしづらい。また、1つの文章を打ち込む為には、キーを何度も押して入力する必要があり非常に煩わしく、ユーザーによっては文字入力が複雑で機能を満足に使いこなせないことが問題となっている。つまり、幅広いユーザーが携帯電話機等を手軽に使用できるようにするためにも、キー操作が複雑であるのは問題である。
また、前記特許文献1に記載されている文字入力方法は、所定のキーに対して特定文字を対応させ、当該キーの長押し操作により特定文字の文字入力を可能とするものであり、「っ」等の入力に好適であるとしても携帯端末のように小型化により限られた個数しか配置できない操作キーでは、前記特定文字として扱う文字や文字列の個数等に限りがあり、文字入力時の負担軽減を充分はかることができない。
本発明の目的は、本体のキーの種類を増やすことなくキー操作による入力候補の複数の定型文を出力可能で文字入力を容易にした携帯機器の文字入力装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、携帯電話機等の主要機能である文字入力機能において入力候補の複数の定型文を出力可能とし本体の限られたキーを用いても容易かつ短時間で文字入力をすることが可能な携帯機器の文字入力装置を提供することにある。
本発明は予め使用頻度の高い複数の文章を携帯電話端末等の各キー又はキー入力した文字に対応させ、それぞれ複数の定型文として登録し、キーを一定時間以上継続して押下することで登録した複数の定型文を呼び出すことができることを可能にし、従来の利点の部分はそのまま利用可能とするとともに、操作上の問題点を解決している。
本発明の文字入力装置は、文字入力用のキーを備える携帯機器の文字入力装置であって、キー毎のキー操作情報と複数の定型文とを対応させて記憶した記憶部と、キーの一定時間以上の押下信号を前記キー操作情報として前記記憶部から対応する複数の定型文を入力候補として読み出す制御部と、を備えることを特徴とする。
また、前記キー操作情報はキーを特定する情報(例えばキー信号)であり、前記制御部は、キーの前記一定時間以上の押下信号に基づいてキーを特定する情報として前記記憶部から対応する複数の定型文を入力候補として読み出すこと、又は、前記キー操作情報は文字を特定する情報(例えばキー押下回数又は仮名文字)であり、前記制御部は、文字を特定したキーの前記一定時間以上の押下信号に基づいて文字を特定する情報として前記記憶部から対応する複数の定型文を入力候補として読み出すこと、を特徴とする。また、前記制御部は、同一キーの連続する押下信号毎に異なる文字を入力候補として出力すること、前記制御部は、同一キーの前記一定時間未満の連続する押下信号毎に異なる文字を入力候補として出力すること、を特徴とする。
更に以上の発明において、入力文字の種類を切り換える機能キーを有し、前記制御部は、前記機能キーによる入力文字の種類の切り換え信号に基づいてキー毎の入力文字の割り付けを変更すること、前記複数の定型文は、先頭の読みが前記キー操作情報としての特定された文字と同一であること、入力候補の選択キー及び決定キーと表示部とを有し、前記制御部は、入力候補の複数の定型文を前記表示部の文字入力画面に表示し、選択キー及び決定キーによる定型文の選択、決定の操作信号により当該定型文の入力を確定すること、前記携帯機器は携帯電話端末であることを特徴とする。
本発明によれば、キー毎のキー操作情報と複数の定型文とを対応させて記憶し、ユーザーのキー押下時間により複数の文章の候補を読み出すように構成したことにより、携帯端末等の携帯機器の限られた本体キーによる文章入力を簡便化することが可能である。特に、登録した複数の定型文を呼び出す際に、機能メニュー操作に始まる複数のキー操作が必要ない為、キー操作回数が減り、煩わしいキー操作をなくして、最小限のキー押下にて文章入力をすることが可能である。
また、文字(を特定する情報)と複数の定型文とを対応させて記憶する構成、更には入力文字の種類を切り換える構成とすることで、呼び出せる文章(定型文)の候補を多数用意することが可能である。更に、この場合、文字と定型文の先頭の読みとを同一とすることで希望する定型文の候補の読み出しが容易となる。
また、同一キーの連続する押下信号毎に異なる文字を入力候補として出力するように構成することで、携帯端末等の携帯機器の文字入力時のキー操作はそのまま使用することができる上に、事前に登録しておいた複数の定型文を呼び出すことが可能である。
(発明の第1の実施の形態)
(実施の形態の構成)
本発明の携帯機器の文字入力装置の実施の形態について携帯電話端末を例として図面を参照して以下説明する。
図1は本実施の形態の一実施の形態の携帯電話端末を示す図である。本実施の形態の携帯電話端末は無線部1、キー操作部2、制御部3、メモリ4、表示部5にて構成されている。
図2は携帯電話端末の外観の例を示す図である。携帯電話端末は上下の2つの筺体をヒンジ結合した折り畳み式構造でなり、上部筺体には表示部5が下部筺体にはキー操作部2が配置されている。各部の機能は以下のとおりである。
無線部1は基地局との無線通信機能を有し、携帯電話端末としての発着信等の制御信号、音声信号等の通話用信号を送受する機能を有する。キー操作部2はテンキー21、機能キー24、カーソルキー22、決定キー23等、複数のキーを備える。
各キーにはそれぞれの機能が割り当てられており、テンキー21は電話番号等の数字入力に加えて文字入力時に五十音仮名の入力及び英字、数字等の異なる文字の種類で入力する操作機能を有する。機能キー24は各種機能を起動するための機能メニューを表示する機能キー、前記テンキー21で入力する文字の種類を切り換える機能キー、メールメニューを表示し、メール受信、メール文の作成、メール送信等のメール送受信機能を起動する機能キー等を有する。カーソルキー22は各種設定等での項目選択、文字入力時のブリンク位置の選択及び入力候補の文字列の選択、決定キー23は前記各種設定及び入力文字の確定操作に使用される。
メモリ部4はROM、RAM、PROM等で構成され、携帯電話端末の各種機能を実現するプログラムに加え、本実施の形態の定型文等の格納と、検索、仮名漢字変換等の各種プログラムの格納機能を有する。表示部5は液晶表示装置等で構成され、各種の機能メニュー、文字入力画面、文字入力における定型文の表示機能を有し、例えばメール文を作成する文字入力画面では、図2に示すように入力文字列等の候補を表示可能な画面部52と、入力した文字又は前記候補から選択した文字列等を入力し、メール本文を表示可能な画面部51等からなる。
制御部3はコンピュータとしてのCPU(中央処理装置)を備え、メモリ部4のPROM又はROMに格納されたプログラムを読み込み、読み込んだプログラムにより制御され、各部を制御して、前記携帯電話端末としての前記通信機能及び文字入力に関する各種機能を実現する。制御部3は文字入力時のキー操作部2の機能割付けの切り替え機能、つまり、キー操作部2に関し、文字入力機能以外の機能が動作している時のキー機能割付けモード(「Aモード」)と、文字入力画面での文字入力機能の動作時のキー機能割付けモード(「Bモード」)の切り替え機能、Bモードで文字の種類による割り付け切り換え機能を有し、更に文字入力時の文字入力画面の表示、定型文の登録、登録した定型文の読み出し、選択された定型文の表示、本文への挿入等の文字入力の制御を行う機能、キー信号の持続時間を計測するタイマー機能、キーの押下回数を計数するN進(N:五十音各行の文字数等)計数機能を有する。
各部の機能及び信号の送受信等、相互の処理動作の概要は以下のとおりである。
携帯電話端末のキー操作部2の複数のキーには前述のように機能が割り当てられており、その割り当ての制御は制御部3にて行われる。ユーザーがキー操作部2のキーを押下すると押下されたキーのキー信号a1が制御部3に入力され、制御部3は入力されたキー信号a1に従って携帯電話端末を制御する。
本実施の形態ではキー操作部2から使用頻度の高い文章等を予め携帯電話端末に登録することが可能である。ユーザーがキー操作部2からキーを指定して文章等を定型文として登録すると、制御部3はその文章をメモリ部4のRAM等にキー操作部2の各キーに対応して記憶する。
次に、ユーザーがキー操作部2からメール機能を起動させる等の切り換え操作を行うと、制御部3は、表示部5に文字入力画面を表示するとともに、キー操作部2の各キーの機能割付けを「Bモード」に切り替え、押下された個々のテンキーを認識しテンキーと文字を対応付けて、表示部5に当該文字を表示する制御を行う。具体的には、ユーザーがキー操作部2から文字入力を行うとキー操作部2からキー信号a1が制御部3に入力され、制御部3は入力したキー信号a1に割り当てられている文字信号a4を表示部5に出力する。
また、キー操作部2のテンキー等を一定時間以上押下すると、キー操作部2から制御部3に出力されるキー信号a1も一定時間以上持続する。制御部3にはタイマー機能を備えキー信号a1の持続時間をカウントすることができるとともに、時間の閾値が設定されており、キー信号a1の持続時間と前記時間の閾値とを比較して、キー信号a1が当該閾値以上の持続時間か否かを判断する。つまりキー信号a1の持続時間が前記閾値以上であれば、操作されたキーが一定時間(閾値)以上押下された、つまり長押しされたと判断する。制御部3はキー信号a1で一定時間以上の持続を検出すると、メモリ部4へキー信号a1の情報を含む呼び出し信号a2を出力する。呼び出し信号a2がメモリ部4に入力されると、キーと定型文の組み合わせから押下されたキーに対応する定型文が読み出され定型文の信号a3が制御部3に出力される。制御部3はメモリ部4から読み出された定型文の信号a3を入力すると、定型文の信号a3により文字信号a4を生成して表示部4に出力し、表示部4は入力した文字信号a4によりその定型文を表示部5に表示する。ユーザーが表示部5に出力された定型文を確認し、決定キーを押下すると文字入力が完了する。
また、ユーザーが定型文を事前に設定していない等、メモリ部4に定型文が記憶されていない場合は、制御部3が一定時間以上持続するキー信号a1を入力し、メモリ部4に呼び出し信号a2を出力しても、メモリ部4は制御部3に定型文の信号a3を出力できず、空の情報が出力される。このように空の情報がメモリ部4から出力される場合、制御部3はタイマーによる前記持続時間が閾値以上の場合にも、このキー信号a1に対して閾値以下の時に出力する文字信号a4を表示部5に出力するように制御する構成とすることができる。このような制御は、後述する第1の実施の形態の処理フローチャートの動作に好適である。
(動作の説明)
本発明の第1の実施の形態の動作として、各テンキーに対して複数の文字列を割り当て、文字入力操作において何れかのテンキー21の長押しにより前記文字列を入力候補として表示させ、何れかの候補を選択することにより文字入力を行う動作について説明する。
最初に、ユーザーは文字入力の操作時に利用する文章の候補を携帯電話端末に登録し、登録した文章は定型文としてメモリ部4に記憶させる。
図3は本実施の形態のメモリ部の定型文格納領域の格納情報を示す図である。
ユーザーは使用頻度等に応じてキー操作部2のテンキー等の各キー(各キー信号)に対して、複数の異なる文章を定型文として記憶させることが可能であり、この登録操作により複数の定型文とキー操作部2の個々のテンキーとは対応付けてメモリ部4に記憶される。図3に示すようにメモリ部4の定型文格納領域には、例えば、「1」キーに対しては、「了解しました」、「ありがとう」という文章が、「2」キーに対しては、「おめでとう」、「がんばってね」という文章が登録され、キー操作部2の1個のテンキーと複数の文章との組み合わせの記憶情報により、長押しされたテンキーの情報に基づいて複数の定型文の文章が読み出し可能となる。
次に第1の実施の形態の文字入力と定型文の入力動作について詳細に説明する。
図4は第1の実施の形態の処理フローチャートを示す図である。
制御部3は、前述のように動作中の機能によってキー操作部2の機能割付けを切り替える機能を有し、ユーザーがキー操作部2により、例えば文字入力を必要とするメール作成機能を起動すると、制御部3は表示部4の画面を文字入力画面へ切り換えるとともに(S101)、キー操作部2の機能割付けを文字入力が可能な「Bモード」に切り換える。
ユーザーがキー操作部2のテンキー21の何れかを押下すると、制御部3は押下されたキーのキー信号a1を入力し、「1」キーか否かを判断し(S103)、「1」キーであることを認識すると次に当該「1」キーの押下が長押しか否かを判断し(S104)、長押しである場合、メモリ部4の定型文格納領域にアクセスし、当該「1」キーに対応する複数の定型文を読み出し、入力候補として表示部5の画面部52に表示する(S105)。本例ではメモリ部4に「1」キーに対応する定型文「了解しました」及び「ありがとう」の2つの文章が予め記録されており、図2に示すように両方の文章が表示部5の画面部52に表示される。
ユーザーがキー操作部2のカーソルキー22の上下選択の操作により候補の2つの文章の何れかを選択し(S106)、決定キー23を押下すると(S107)、表示部5の画面部51に「了解しました」の文章が表示され、長押しによる定型文の入力が完了し(S108)、更に入力を継続する場合はステップS103に戻る(S109)。
ステップS104において、「1」キーの押下が長押しでない場合は、制御部3は「1」キーの押下が何回目かを計数し(S110)、計数値nが1(初回)の場合は、「1」キーに割り当てられたひらがな文字「あ」を表示部5(画面部51)に表示し(S111)、ユーザーが決定キーを押下すると(S112)、計数値nをリセットし(S113)、当該文字「あ」の入力が完了する。この後、入力を継続する場合は、ステップS103に戻り、入力を継続しない場合は処理を終了する(S109)。また、ステップS112で決定キー23が押下されず、ステップS109で入力を継続する場合で、ステップS103で再度「1」キーを押下しこれが長押しでないとするとステップS110の計数値nは2となり「1」キーに割り当てられているひらがな文字「い」が表示部5に表示される。
また、制御部3はステップS103のテンキー21の判断において、キー操作部2のテンキー21の押下が「1」キーでない場合はステップS114で「2」キーか否かを判断し、「2」キーの場合は処理(2)が実行される。この処理(2)は前述の処理(1)と同様の処理フローチャートによるものであるが、処理(2)では定型文格納領域の候補の定型文が「おめでとう」、「がんばってね」を表示することになり、また、2回目以降も「2」キーが押下された場合には計数値nに応じたひらがな文字として「か行」の文字「か」、「き」、「く」…の順次に表示される。
更に、ステップS114で押下したテンキー21が「2」キーでない場合は、制御部3は同様の後続の処理を行い、最後のステップS116では押下したテンキー21が「0」キーか否かを判断し、以上の処理に準じた処理を行うことになる。
勿論、以上の文字入力の何れの段階でもキー入力の長押し操作を行うことにより、処理(1)〜処理(n)の何れかで入力候補の複数の定型文の表示が可能であり、カーソルキー22による定型文の選択と決定キー23による文字入力の確定により、簡便に文章入力を行うことが可能であることは以上説明したところから明らかである。
なお、図4に示すステップS101で文字入力画面から文字入力画面以外へ移行すると(S118)、制御部3はキー機能割付けをBモードからAモードに切り替え、ユーザーは文字入力以外の携帯電話端末の機能操作が可能となる。
以上の動作により、本実施の形態によれば限られた入力キーを使って文字入力をする場面で出来るだけ煩わしいキー操作をなくして、最小限のキー押下にて文字入力を可能にすることが可能である。
(発明の第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、テンキー21に対応して複数の文章を定型文として登録した例を説明したが、例えば五十音仮名に対応して複数の文章を定型文として登録することにより、一層多くの文章を登録可能とし、五十音仮名の読みを先頭とする定型文を候補に表示可能となる第2の実施の形態を以下説明する。
図5は第2の実施の形態のメモリ部の定型文格納領域の格納情報を示す図である。
第2の実施の形態ではユーザーは使用頻度等に応じてキー操作部2のテンキーの操作により特定される仮名文字に対して、複数の異なる文章を定型文として記憶させる。つまり、個々の仮名文字と複数の定型文とが対応付けてメモリ部4に記憶される。図5に示す例では、メモリ部4の定型文格納領域には、例えば、仮名文字「あ」の情報に対しては、「ありがとう」、「あとでね」という先頭の読みが「あ」で始まる文章が、仮名文字「い」に対しては、「いかがですか」、「いつも有難う」という同様に「い」で始まる文章が登録されている。これによりキー操作部2のテンキーの何れかで入力する仮名文字と複数の文章とが関連付けられ、当該仮名文字の入力時に長押しすることにより希望する複数の定型文の文章を容易に読み出すことが可能となる。
次に第2の実施の形態の動作について説明する。
図6は本発明の第2の実施の形態の処理フローチャートを示す図である。
ユーザーがキー操作部2により、例えばメール作成機能を起動すると、制御部3は表示部4の画面を文字入力画面へ切り換え(S201)、キー操作部2の機能割付けを文字入力が可能な「Bモード」に切り換える。
ユーザーがキー操作部2のテンキー21の何れかを押下すると、制御部3は押下されたキーのキー信号a1を入力し、「1」キーか否かを判断し(S203)、「1」キーの場合、制御部3は「1」キーの押下が何回目かを計数し(S204)、計数値nが1(初回)の場合は、「1」キーに割り当てられたひらがな文字「あ」を表示部5(画面部51)に表示し(S205)、次に当該「1」キーの押下が長押しか否かを判断し(S206)、長押しである場合、メモリ部4の定型文格納領域にアクセスし、当該文字「あ」(「1」キーの1回目押下)に対応する複数の定型文を読み出し、入力文字の候補として表示部5の画面部52に表示する(S207)。本例ではメモリ部4に「1」キーに対応する定型文「ありがとう」及び「あとでね」の2つの文章が予め記録されており、両方の文章が表示部5の画面部52に表示される。
ユーザーがキー操作部2のカーソルキー22の上下選択の操作により候補の2つの文章の何れかを選択し(S208)、決定キー23を押下すると(S209)、表示部5の画面部51に例えば表示済みの「あ」に代えて「ありがとう」の文章が表示され、長押しによる定型文の入力が完了し、更に入力を継続する場合はステップS203に戻る(S210)。
仮文字の表示状態のステップS206において、「1」キーの押下が長押しでない場合は、決定キーが押下されたか否かを判断し(S211)、決定キーが押下された場合は計数値nをリセットしてステップS210に移行し、決定キーが押下されない場合は、直接ステップS210に移行し、入力を継続する場合はステップS203に戻る。また、ステップS203で再度「1」キーを押下するとステップS204の計数値nは2(2回目)となり「1」キーに割り当てられているひらがな文字「い」が表示部5に表示される。
また、ステップS203のテンキー21の判断において、キー操作部2のテンキー21の押下が「1」キーでない場合はステップS213で「2」キーか否かを判断し、「2」キーの場合は処理(2)が行われる。この処理(2)は前述の処理(1)と同様の処理フローチャートであるが、処理(2)では表示される仮名文字はひらがな「か」となり、この時の「2」キーの押下が長押しであると、文字「か」に対応するメモリ部の定型文格納領域の候補の複数の定型文が表示される。なお、この後の2回目以降も「2」キーが押下された場合には計数値nに応じたひらがな文字は「か行」の文字「か」、「き」、「く」…の順次に表示される。
更に、制御部3はステップS213で押下したテンキー21が「2」キーでない場合は、同様の後続の処理を行い、最後のステップS215では押下したテンキー21が「0」キーか否かを判断し、以上の処理に準じた処理を実行する。
以上の文字入力の何れの段階でもキー入力の長押し操作を行うことにより、処理(1)〜処理(n)の何れかで入力候補の複数の定型文の表示が可能であり、カーソルキー22による定型文の選択と決定キー23による文字入力の確定により、簡便に文章入力を行うことが可能である。
なお、図6に示すステップS201で文字入力画面から文字入力画面以外へ移行すると(S216)、制御部3はキー機能割付けを「Bモード」から「Aモード」に切り替え、ユーザーは文字入力以外の携帯電話端末の機能の操作が可能となる。
以上の動作により、本実施の形態によれば限られた入力キーを使って文字入力をする場面で出来るだけ煩わしいキー操作をなくして、最小限のキー押下にて文字入力を行うことが可能であり、第2の実施の形態では仮名文字毎に複数の定型文の表示が可能であるから多数の定型文を用意することができるとともに、入力した仮名文字に対応する定型文としてその文字列の先頭の読みを同じにすることで、定型文の検索を簡便に行うことが可能である。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態では、テンキーに対応するキーの押下時に長押しでない場合は仮名表示を行い、長押しの場合は入力候補を表示する動作例を示しているが、第2の実施の形態と同様の処理手順を利用することにより、図3に示すメモリ部の定型文格納情報を利用して、テンキーの押下時にまず仮名文字を表示可能としその押下が長押しの場合に入力候補として複数の定型文を表示するように構成することが可能である。
図7は本発明の第3の実施の形態の処理フローチャートを示す図である。本フローチャートでは、図6に示すフローチャートのステップS207、S214、S216のみを図4に示すフローチャートに準じて変更したものであり、利用するメモリ部の定型文格納情報としては図3に示すものと同様である。図6に示すステップS207、S214、S216をそれぞれS307、S314、S316として変更し、仮名文字に応じた入力候補の表示に代えて、図3に示すメモリ部の定型文格納情報を利用して押下したキーに応じた複数の定型文を表示するように構成している。前記ステップS307、S314、S316以外の動作は第1の実施の形態の動作と同様でるので詳細な説明は省略する。
(発明の他の実施の形態)
以上の実施の形態においてはテンキーの押下により制御部3が仮名文字を出力する例を示したが、前述の文字の種類を切り替える機能キーの操作により、制御部3が英字、数字等の文字を出力するようにキーへの割り付けを切り替えることが可能である。また、定型文を表示するキーとしてテンキーにその機能を割り付けた例を示したが、本発明はテンキーに限らず携帯電話端末の側面スイッチ等を含む、他のキーへ適用することが可能である。
また、以上の説明では定型文をユーザーが予め登録する例で説明したが、製造時にメモリ部に格納しておくことも可能であり、また、格納する文章は2つに限られるものではなく複数とすることが可能であることは明らかである。
本実施の形態の一実施の形態の携帯電話端末を示す図である。 本実施の形態の携帯電話端末の外観の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のメモリ部の定型文格納領域の格納情報を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の処理フローチャートを示す図である。 本発明の第2の実施の形態のメモリ部の定型文格納領域の格納情報を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の処理フローチャートを示す図である。 本発明の第3の実施の形態の処理フローチャートを示す図である。 従来の文字入力方法の処理を示す図である。
符号の説明
1 無線部
2 キー操作部
3 制御部
4 メモリ
5 表示部
21 テンキー
22 カーソルキー
23 決定キー
24 機能キー

Claims (9)

  1. 文字入力用のキーを備える携帯機器の文字入力装置であって、キー毎のキー操作情報と複数の定型文とを対応させて記憶した記憶部と、キーの一定時間以上の押下信号を前記キー操作情報として前記記憶部から対応する複数の定型文を入力候補として読み出す制御部と、を備えることを特徴とする文字入力装置。
  2. 前記キー操作情報はキーを特定する情報であり、前記制御部は、キーの前記一定時間以上の押下信号に基づいてキーを特定する情報として前記記憶部から対応する複数の定型文を入力候補として読み出すことを特徴とする請求項1記載の文字入力装置。
  3. 前記キー操作情報は文字を特定する情報であり、前記制御部は、キーの前記一定時間以上の押下信号に基づいて文字を特定する情報として前記記憶部から対応する複数の定型文を入力候補として読み出すことを特徴とする請求項1記載の文字入力装置。
  4. 前記制御部は、同一キーの連続する押下信号毎に異なる文字を入力候補として出力することを特徴とする請求項1、2又は3記載の文字入力装置。
  5. 前記制御部は、同一キーの前記一定時間未満の連続する押下信号毎に異なる文字を入力候補として出力することを特徴とする請求項1、2又は3記載の文字入力装置。
  6. 入力文字の種類を切り換える機能キーを有し、前記制御部は、前記機能キーによる入力文字の種類の切り換え信号に基づいてキー毎の入力文字の割り付けを変更することを特徴とする請求項1ないし5の何れかの請求項記載の文字入力装置。
  7. 前記複数の定型文は、先頭の読みが前記キー操作情報としての特定された文字と同一であることを特徴とする請求項3ないし6の何れかの請求項記載の文字入力装置。
  8. 入力候補の選択キー及び決定キーと表示部とを有し、前記制御部は、入力候補の複数の定型文を前記表示部の文字入力画面に表示し、選択キー及び決定キーによる定型文の選択、決定の操作信号により当該定型文の入力を確定することを特徴とする請求項1ないし7の何れかの請求項記載の文字入力装置。
  9. 前記携帯機器は携帯電話端末であることを特徴とする請求項1ないし8の何れかの請求項記載の文字入力装置。
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