JP2008229855A - サーマルヘッド制御装置及びサーマルヘッド制御方法 - Google Patents

サーマルヘッド制御装置及びサーマルヘッド制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
発熱体に対して、それまでに実質的に影響を及ぼした蓄熱量を正確に予測して予熱パルスを生成する。
【解決手段】
サーマルヘッド制御装置は、複数の発熱体をライン上に配列させたサーマルヘッド4と、記録情報に基づいてサーマルヘッドの各発熱体を選択的に駆動するための駆動パルスを生成するサーマルヘッド制御部5と、を備えている。 サーマルヘッド制御部は、印刷対象ドットに対する印刷タイミング前に該ドットに対応する発熱体を駆動して予熱する予熱パルスを生成する予熱パルス生成手段9と、印刷対象ドットが印刷タイミングになったときに該ドットに対応する発熱体を駆動する基本パルスを生成する基本パルス生成手段8と、を備えている。予熱パルス生成手段9は、印刷対象ドットの周辺にありドット列方向及びライン方向に位置する複数のドットのうち印刷対象となっているドットパターンに基づいて予熱パルスを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ライン状のサーマルヘッドを用いたサーマルヘッド制御装置及びサーマルヘッド制御方法に関する。
ライン状のサーマルヘッドを用いたサーマルヘッド制御装置では、複数の発熱体をライン状に配列してサーマルヘッドを構成している。搬送されてくる記録媒体に印刷を行うために、記録情報に基づいて複数の発熱体を選択的に駆動し、それらの発熱体に熱エネルギを選択的に付与する。このようなサーマルヘッド制御装置を内蔵したプリンタとしては、主に、インクリボンを用いた直接型熱転写プリンタと、感熱記録媒体を用いた感熱印刷プリンタが実用化されている。直接型熱転写プリンタは、プラテンとサーマルヘッドとの間にインクを塗布したインクフィルムと用紙とを挟持し、インクフィルムと用紙を繰出して印刷を実施する。感熱印刷プリンタは、感熱記録媒体の表面に塗布されている発色塗料と発熱体を接触させることで熱エネルギを記録媒体に付与し、発色させて印刷を実施する。
上記サーマルプリンタは、普通紙、厚紙、葉書などの幅広い種類の用紙や、感熱紙、感熱剤付着カードなどの記録媒体への記録が可能であるが、上記サーマルヘッド制御装置を使用して記録媒体に対して高速で印刷を行うと、印刷開始直後の濃度が低く、印刷が連続する部分においては、濃度が徐々に濃くなるという問題が発生する。これは、発熱体に適切な熱エネルギーが付与されていないためであり、特に、印刷が連続する部分において濃度が徐々に濃くなる原因は、付与した熱エネルギが発熱体およびサーマルヘッドに蓄熱しているためである。このような現象は、印刷品質の低下に繋がる。
この課題を解決するため、印刷開始直前にサーマルヘッドの全発熱体や印刷中の全非印刷の発熱体に対し、インクリボンのインクが溶融しない程度の熱エネルギを付与し所定温度に予熱する制御を行い、それにより印刷開始直後の濃度を高くする制御装置が提案されている(特許文献1)。
また、直接型熱転写プリンタにおいて、印刷対象ヘッドに対する印刷タイミング前に該ドットに対応する発熱体を駆動して、該発熱体をインクリボンのインクが溶融しない程度に予熱する制御装置が提案されている(特許文献2)。
特開平3−45363号公報 特開2006−027153号公報
しかしながら、特許文献1では、印刷タイミング以前の発熱体毎に不均一な蓄熱を考慮していないため、印刷濃度のばらつきを解決するには不十分であった。
上記蓄熱は、記録情報、印刷速度、媒体の種類等のパラメータにより各発熱体毎に異なっているため、全発熱体や全非印刷の発熱体に対して一定の予熱を行っても発熱体毎に正確な温度コントロールを行うことができない。
また、特許文献2では、印刷対象ドットの直前のドットの熱影響を考慮しているに過ぎないため、ドット列方向の蓄熱効果により印刷対象ドットに印刷を行うときの発熱体の温度が一定値以上に上昇する恐れがあった。
また、感熱記録媒体を用いたプリンタにおいては、インクリボンと異なり、発色開始温度以降の発熱体の温度変化によって印刷濃度が変化するため、特許文献1、2に示される制御方法により過剰な熱エネルギーの付与されたドットが存在すると、印刷濃度が不均一となる問題がより深刻になる不都合があった。
本発明の目的は、印刷対象ドットに印刷しようとしている発熱体に対して、それまでに実質的に影響を及ぼした蓄熱量を正確に予測して予熱パルスを生成する
サーマルヘッド制御装置及びサーマルヘッド制御方法を提供することにある。
本発明に係るサーマルヘッド制御装置は、複数の発熱体をライン上に配列させたサーマルヘッドと、記録情報に基づいて該サーマルヘッドの各発熱体を選択的に駆動するための駆動パルスを生成するサーマルヘッド制御部と、を備えるサーマルヘッド制御装置において、
前記サーマルヘッド制御部は、
印刷対象ドットに対する印刷タイミング前に該ドットに対応する発熱体を駆動して予熱する予熱パルスを生成する予熱パルス生成手段と、
印刷対象ドットが印刷タイミングになったときに該ドットに対応する発熱体を駆動する基本パルスを生成する基本パルス生成手段と、
を備えている。
本発明の上記予熱パルス生成手段は、前記印刷対象ドットの周辺にありドット列方向及びライン方向に位置する複数のドットのうち印刷対象となっているドットパターンに基づいて予熱パルスを生成する。
このように構成することで、予熱パルスの生成にはドット列方向の蓄熱量も考慮されるから、より正確な予熱を行うことができる。
予熱パルスは、ドットパターンに基づいて、パルスパターンを決定する。例えば、パルス幅の異なる複数のパルスを組み合わせたり、パルス長を変化されたり、パルス印加タイミングを変えたりする。
基本パルス生成手段は、前記印刷対象ドットの直前位置にあるドットの印刷有無に基づいて基本パルスのパルスパターンを変えることも可能である。
本発明によれば、ライン方向とドット列方向の両方の方向の蓄熱量に基づいて印刷を行う発熱体が駆動することで、各発熱体に対して常に一定の熱エネルギーが付与されることになり、印刷濃度が均一で高品質な印刷を行うことができる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施形態のサーマル印刷装置のブロック図である。このサーマル印刷装置は、感熱記録媒体を用いたサーマル印刷を実施する。
サーマル印刷装置は、上位ホスト1とインタフェース2を介して接続されており、装置制御部3は、印刷を行うサーマルヘッド4を制御するサーマルヘッド制御部5と、印刷データ等の各種情報を格納するローカルメモリ6と、装置の特性情報を格納する装置情報レジスタ7とを備える。装置情報レジスタ7に格納するデータは、サーマルヘッド抵抗値情報、サーマルヘッド駆動電圧情報、サーマルヘッド温度情報、媒体特性情報を含み、印刷時に付与する熱エネルギーを決定するのに必要なパラメータ情報である。
サーマルヘッド制御部5は基本パルス生成手段8と、予熱パルス生成手段9とを備えている。
ローカルメモリ6は、タイマテーブル10を備える。タイマテーブル10には、印刷対象ドット(印刷タイミングにおいて印刷されるドット)に対応する発熱体に印加する基本パルスPxの設定値(パルス幅)と、予熱対象ドット(印刷タイミング直前において予熱されるドット)に対応する発熱体に印加する予熱パルスPyの設定値(パルス幅)とを記憶する。基本パルスPxは、装置情報レジスタ7に記憶されている装置情報に基づいて設定される。予熱パルスPyは、後述するように、パルス幅の異なる予熱パルスPy1〜Py3で構成され、これらがタイマテーブル10に記憶されている。
サーマルヘッド4は、1ライン分のパルスデータを格納できるレジスタ11と、パルスによって発熱させる発熱体12とを備える。なお、サーマルヘッド制御部5は、サーマルヘッド4に設けることも可能である。
サーマル印刷装置での印刷動作について説明する。
上位ホスト1は、インタフェース2を介して、装置制御部3に印刷の指示と印刷データ(記録情報)を送信する。装置制御部3は、受信した印刷データをローカルメモリ6に格納する。印刷指示を受け取った装置制御部3は、基本パルス生成手段8により、基本パルスPxを生成する。基本パルスPxは、装置情報レジスタ7に格納している情報に基づいて、タイマテーブル10内に登録されている基本パルス設定値テーブルを参照して生成される。また、サーマルヘッド制御部5は、予熱パルス生成手段9により、予熱パルスPyを生成する。予熱パルスPyは、受信した印刷データに基づいて、タイマテーブル10内に登録されている予熱パルス設定値テーブルを参照して生成される。詳細については後述するように、予熱パルスPyは、印刷対象ドットの周辺のドット列方向及びライン方向に位置する複数のドットのうち印刷対象となっているドットパターンに基づいて生成される。詳細には、印刷対象ドットを基準にライン方向に一つ前のドットを中心に、このドット(後述のように、このドットを予熱制御対象ドットという)周辺のドット列方向及びライン方向に位置する複数のドットのうち印刷対象となっているドットパターンに基づいて生成される。基本パルスPxと予熱パルスPyとは、発熱体毎に生成される。
サーマルヘッド制御部5は、上記の基本パルスPxと予熱パルスPyに対応した基本パルス用データ、予熱パルス用データと制御信号とをサーマルヘッド4へ転送する。サーマルヘッド4は、受信した1ライン分の予熱パルス用データをレジスタ11にラッチし、予熱パルスPyに基づき、発熱体12に熱エネルギを付与させ、1ライン分の予熱を行う。続いて、1ライン分の基本パルス用データをレジスタ11にラッチし、印刷タイミングにおいて、基本パルスPxに基づき、発熱体12に熱エネルギを付与させ、1ラインの印刷を行う。
図2は、印刷データに対するドットの位置関係を表した図であり、ライン方向のドット番号をi、印刷方向のライン番号をl(エル)としている。なお、説明の都合上、ドット番号iを、そのドットに対応する発熱体の番号を表す発熱体番号iと言うことがある。
印刷パターンにおけるドット位置を次のように表す。
今、黒塗りのドットで示される印刷対象ドットをD(i,l+1)とすると、ライン方向に直前の印刷ラインlに位置する斜線で表されるドットはD(i,l)と表すことができる。このドットを予熱制御対象ドットといい、該ドットに対応する発熱体が予熱される。予熱制御対象ドットの1ライン前に位置するドットをD(i,l−1)、以下、n(n=2、3、・・L)ライン前に位置するドットを、D(i,l−2)、・・D(i,l−n)・・・、D(i,l−L)と表す。
また、予熱制御対象ドットD(i,l)のドット列方向に隣接するドットを、D(i−1,l)、D(i+1,l)と表し、予熱制御対象ドットD(i,l)の1ライン前(ライン番号l−1)のドット列方向に隣接するドットを、D(i−1,l−1)、D(i+1,l−1)と表す。
図3、図4は、予熱制御対象ドットD(i,l)に対応する発熱体を駆動して予熱する予熱パルスを生成するための予熱パラメータを示す。この予熱パラメータは、タイマテーブル10に登録されている。
図3は,第1の予熱パラメータDaを示している。予熱パラメータDaは、予熱制御対象ドットD(i,l)を基準に、ライン方向に印刷対象となっているドットパターンに基づいて決定される。予熱制御対象ドットD(i,l)を基準に、ライン方向に近い位置のドット(前ドットと称する)が印刷済であれば予熱パラメータDaの値が大きくなる。図示の例では、前ドットD(i,l−3)が印刷済であれば、Da=1、前ドットD(i,l−2)が印刷済であれば、Da=2、前ドットD(i,l−1)が印刷済であれば、Da=3に設定される。
図4は,第2の予熱パラメータDbを示している。予熱パラメータDbは、予熱制御対象ドットD(i,l)とライン方向に1ドット前のドットD(i,l−1)を基準に、ドット列方向に印刷対象となっているドットパターンに基づいて決定される。予熱制御対象ドットD(i,l)を基準に、l列のドット列方向に隣接する位置のドット(左右ドットと称する)が印刷対象ドットであれば予熱パラメータDbの値が大きくなる。また、ドットD(i,l−1)を基準に、l−1列のドット列方向に隣接する位置の左右ドットが印刷対象であれば予熱パラメータDbの値が大きくなる。すなわち、予熱制御対象ドットD(i,l)を基準に、1列とl−1列のドット列方向に隣接する位置の4個の左右ドットをチェックし、この4個の左右ドットのうち、印刷対象であるドット数に基づいて予熱パラメータDbを決定する。左右ドットは、D(i±2、1)、D(i±3、1)、・・・D(i±m、1)としても良い。
図示の例では、4個の左右ドットにおいて、印刷対象であるドット数が1〜4の場合、予熱パラメータDbはそれぞれ1〜4に設定される。
図5は予熱パラメータDaと予熱パラメータDbの組み合わせによって決まる予熱パルスPyを示す。予熱パルスPyは、Py1〜Py3で構成される。各予熱パルスPy1〜Py3は、パルス幅が異なっていて、そのパルス幅はタイマテーブル10に記憶されている。予熱パラメータDaと予熱パラメータDbの値が大きいほど、予熱パルスPyのパルス幅が短くなるように、Py1〜Py3が選択される。
本装置では、予熱パルスPyとともに、パルス幅が一定の基本パルスPxが生成される。予熱パルスPyは、発熱体に対して基本パルスPxを印加する前に該発熱体に印加されるパルスであり、該発熱体を予熱する。基本パルスPxは、印刷タイミングにおいて、発熱体を駆動して印刷を実行するために該発熱体に印加されるパルスである。このため、予熱パルスPyは、基本パルスPxが印加される発熱体に対して、その発熱体に対する印刷タイミング前に印加される。すなわち、パルスの印加順序は、予熱パルスPy→基本パルスPxとなる。
図6は、予熱パルスPyと基本パルスPxの印加タイミングの関係を表した図である。図示の例では、予熱パルスPyは3つのパルスPy1、Py2.Py3で構成されている。各パルスの幅は異なっているため、これらのパルスの組み合わせで予熱パルス幅制御を行うことができる。なお、上記パルスはドット毎に1ライン分が用意されて、基本パルスPx用データ、予熱パルスPy1用データ、予熱パルスPy2用データ、予熱パルスPy3用データの順に、サーマルヘッド4に転送される。
別の例として、予熱パルスPyを3つのパルスでなく、2つのパルスや4つ以上のパルスで構成しても良い。このように、予熱パルス全体のパルス幅を複数のパルスで構成することにより、きめ細かな予熱制御が可能となり、また、サーマルヘッド側にパルス制御回路を設ける必要がなくなるため低コスト化に寄与する。サーマルヘッド側にドット毎に予熱パルスのパルス幅制御回路を設けることも可能である。このように構成した場合は、個々のドット毎に予熱パルス幅を設定できるため、印刷パターンに対してより高精度なパルス幅を設定することが可能である。
印刷タイミングにおいては、印刷対象ドットD(i,l+1)に対応する発熱体に対して基本パルスPxが印加される。D(i,l+1)が印刷対象ドットでない場合(印刷されないドットの場合)は、もちろん、基本パルスPxが印加されることはない。そして、印刷タイミングの直前においては、予熱制御対象ドットD(i,l)に対応する発熱体に対してドットパターンに基づいて生成された予熱パルスPyが印加される。D(i,l)が予熱制御対象ドットでない場合は、もちろん、予熱パルスPyが印加されることはない。
図6に示す例では、最初の印刷タイミングでは、印刷対象ドットD(i,l+1)に対応する発熱体に対して基本パルスPxが印加されている。また、その直前には、上記印刷対象ドットD(i,l+1)が予熱制御対象ドットD(i,l)となっていて、該ドットD(i,l)に対応する発熱体に対して予熱パルスPy1、Py2、Py3が印加されていた。この結果、印刷タイミングでは、印刷対象ドットD(i,l+1)に対して十分な熱エネルギーが供給される。
また、2回目の印刷タイミングでは、印刷対象ドットD(i,l+1)に対応する発熱体に対して基本パルスPxが印加されない。このため、その直前においても、予熱制御対象ドットD(i,l)に対応する発熱体に対して予熱パルスPyが印加されない。また、3回目の印刷タイミングでは、印刷対象ドットD(i,l+1)に対応する発熱体に対して基本パルスPxが印加されている。また、その直前には、予熱制御対象ドットD(i,l)に対応する発熱体に対して予熱パルスPy1、Py2が印加されていた。この結果、印刷タイミングでは、印刷対象ドットD(i,l+1)に対して十分な熱エネルギーが供給される。3回目の印刷タイミングで予熱パルスPy1が印加されていないのは、予熱パラメータDa、Dbの値が大きかったからである。
このように、予熱パラメータの値に基づいて予熱パルスPyのパルス幅を設定しているため、各ドット毎に最適な予熱制御を行うことができ、均一な印字濃度が実現される。
図7は、サーマルヘッド制御処理手順を示すフローチャートである。
印刷データを読込み後(ST1)、1ライン毎に予熱パラメータDa、Dbを決定(ST4、ST5)する。予熱パルスPy1用の印刷データ、Py2用の印刷データ、Py3用の印刷データを生成し(ST6)、これらの印刷データと基本パルス用の印刷データとを、1ライン分決定し(ST7)、メモリ上に格納する(ST8)。これを印刷範囲の全ライン分繰り返す(ST21)。
全ラインの印刷データ決定後、1ライン目の基本パルス用印刷データからサーマルヘッドに転送し(ST11)、印刷タイミングで基本パルスによる印刷を行う(ST12)。次に、次ライン用の予熱パルスPy1用印刷データを転送して(ST13)、予熱パルスPy1タイミング(図9参照)で同パルス印加による予熱を行う(ST14)。以降、Py2,Py3の印刷データを順に転送して((ST15、ST17)予熱を行う。このようにして、1ライン分の印刷及び次ライン分の予熱が完了する。これを繰り返し、全印刷範囲分の印刷及び予熱が終了する。
図8は、1つの発熱体(番号)iにおける印刷パターンと、サーマルヘッドに印加するパルスと、発熱体iの温度との関係を表した図である。なお、印刷対象ドットに対応する発熱体に対しては、基本パルスを印加した直後において予熱は行なわない。また、次ラインのドットが印刷対象ドットでない場合も当該ドットでの予熱は行なわない。
印刷ライン1では、印刷は行わず、予熱のみを実施する。このとき、予熱はPy1〜Py3全てをON(予熱パラメータDa=0、Db=0)し、予熱温度まで予熱する。印刷ライン2では、基本パルスPxのみを印加し、予熱温度から発色ピーク温度まで加熱し、印刷を行う。印刷ライン3では印刷を行わない為、発熱体の温度が発色温度より下がり、更に予熱温度以下まで下がる。しかし、印刷ライン4は印刷ありのため、予熱パルスPy1及びPy3をON(予熱パラメータDa=2、Db=0)することで、再び予熱温度まで加熱する。印刷ライン4では、基本パルスPxのみを印加し、熱温度から発色ピーク温度まで加熱し、印刷を行う。印刷ライン5では、予熱温度以下にさがるが、印刷ライン6では印刷を行わないため、予熱も行わない。印刷ライン6では、予熱はPy1〜Py3全てをON(予熱パラメータDa=0、Db=0)し、予熱温度まで予熱する。印刷ライン7及び8では、基本パルスPxのみを印加して印刷行い、印刷ライン9では、Py3のみをON(予熱パラメータDa=4、Db=3)し、予熱温度まで加熱する。印刷ライン9及び10では、基本パルスPxのみを印加して印刷行う。以降、同様に印刷パターンからドット毎の予熱パルスを求めて全印刷範囲の印刷を行う。
上記の制御では、常に一定の予熱温度から発色ピーク温度まで加熱して印刷を行うため、基本パルスPxのパルス幅は印刷媒体等の条件に合わせた固定値で良い。
(第2の実施の形態)
図8において、印刷ライン10、11の様な連続印刷が続く場合、予熱制御なしとなるが、連続印刷による蓄熱で、発色ピーク温度が徐々に上がる場合がある。そこで、このような場合、基本パルスPxのパルス幅を印刷パターンに応じて変更する。このようにすることで、予熱制御が働かない連続印刷の場合であっても蓄熱の影響を防ぐことができる。すなわち、連続印刷の場合に、基本パルスPxのパルス幅を短くして発熱ピーク温度が一定となるように制御する。このように、予熱パルスと基本パルスの両方のパルス幅制御を行うことにより、均一な濃度を得るのにより一層効果的となる。
本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、基本パルス生成手段8にて、基本パルスPxをPxA、Px1、Px2と3つのパルスに分割して生成する点である。そして、印刷対象ドットの周辺に位置するドットのうち印刷対象となるドットパターンに基づいて、PxA、Px1、Px2の組み合わせを決定する。基本パルスPx制御が予熱パルスPy制御と異なる点は、印刷するために最低限必要となるパルス幅をPxAとし、基本パルスPxを、PxA+Px1,PxA+Px2、PxA+Px1+Px2のいずれかにしていることである。その他の点は同様である。
図9は、予熱パルスPyと基本パルスPxの関係を表した図である。予熱パルスPyは第1の実施形態と同様に3つのパルスPy1、Py2.Py3の組み合わせで構成している。基本パルスPxは、2つのパルスPxA、Px1の組み合わせで構成している。1ライン分の印刷データは、基本パルス用データPxA用データ、Px1用データ、予熱パルスPy1用データ、予熱パルスPy2用データ、予熱パルスPy3用データの計5個で構成して、これらを順番にサーマルヘッド4に転送する。
基本パルスは3つ以上のパルスで構成しても良い。第1の実施形態と同様に、サーマルヘッド側にパルス幅制御回路を複数設けることも可能である。
図10は、1つの発熱体(番号)iにおける印刷パターンと、サーマルヘッドに印加するパルスと、発熱体iの温度との関係を表した図である。なお、印刷対象ドットに対応する発熱体に対しては、基本パルスを印加した直後において予熱は行なわない。また、次ラインのドットが印刷対象ドットでない場合も当該ドットでの予熱は行なわない。
印刷ライン1では、印刷は行わず、予熱Pyのみを実施する。印刷ライン2では、予熱Pyと基本パルスPxA+Px1を印加し、予熱温度から発色ピーク温度まで加熱し、印刷を行う。印刷ライン3では印刷を行わないため、発熱体の温度が発色温度より下がり、更に予熱温度以下まで下がる。印刷ライン4では予熱パルスPyを印加することで、再び予熱温度まで加熱を行う。印刷ライン5では、予熱Pyと基本パルスPxA+Px1を印加し、熱温度から発色ピーク温度まで加熱し、印刷を行う。印刷ライン6では、連続印刷で、温度が下がらないため、基本パルスPxAのみで発色ピーク温度まで加熱し、印刷を行う。印刷ライン7では予熱パルスPyを印加することで、再び予熱温度まで加熱を行う。印刷ライン8では、基本パルスPxA+Px1の印加により、予熱温度から発色ピーク温度まで加熱し、印刷を行う。印刷ライン9では、連続印刷で、温度が下がらないため、基本パルスPxAのみで発色ピーク温度まで加熱し、印刷を行う。以降、同様に印刷パターンからドット毎の予熱パルス、基本パルスを求めて全印刷範囲の印刷を行う。
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、予熱パルス生成手段9において生成する予熱パルスPyのパルス時間を固定とし、予熱パルスPyを付与するタイミングを可変させる。これにより、より少ない予熱パルスで予熱温度を一定に保ちながら、安定した印刷濃度を提供する。その他の点については、第1の実施の形態と同様である。
図11は、本実施形態に使用するタイマテーブル10を示している。図12は、サーマルヘッドに印加するパルスと、発熱体iの温度との関係を表した図である。
サーマルヘッド4の印刷周期Tfは、発熱体に対応するドットに付与されうる最大のパルス時間以上の値となるよう設定されている。第1の実施形態における予熱パルスPyは、3つのパルスタイマPy1,Py2,Py3組み合わせで構成し、予熱制御対象ドットに付与する予熱パルス時間を可変に制御するが、本実施形態においては、印加タイミングtp=tp0で固定である。本実施形態における予熱パルスPyは、1つのパルスタイマで構成し、印加タイミングtpを複数箇所設定し、固定値の予熱パルスPyを印加するタイミングtp0〜tp2を設定する。
本実施形態では、パルスタイマが1つで良く、印加タイミングtpを設定するだけであるため、予熱パルス制御がより容易になる。
図11は、本実施形態で使用するタイマテーブルであり、図12は、予熱パラメータDa=2,Db=1の状態について、上段に第1の実施形態における印加パルスと温度経緯を、下段に本実施形態における印加パルスと温度経緯を比較した図である。第1の実施形態においては、周囲の印刷パターンより、Py1,Py3をON、Py2をOFFし、印加タイミングtp=0にて予熱パルスPyを付与し、予熱温度まで加熱する。本実施形態では、図11のタイマテーブルより、予熱パラメータDa=2,Db=1に基づいて印加タイミングtp=tp1およびtp2に設定し、固定の予熱パルスPyをtp1およびtp2にて2回付与して予熱温度まで加熱する。
なお、予熱パルス制御において、第1の実施形態の予熱パルス幅の可変制御と本実施形態の印加タイミングの可変制御を複合して用いてもよい。
本発明の実施形態のサーマル印刷装置のブロック図 印刷データに対するドットの位置関係を表した図 予熱パラメータDaを示す図 予熱パラメータDbを示す図 予熱パルスPyを示す図 予熱パルスPyと基本パルスPxの印加タイミングの関係を表した図 サーマルヘッド制御処理手順を示すフローチャート・ 印刷パターンと、サーマルヘッドに印加するパルスと、発熱体iの温度との関係を表した図 予熱パルスPyと基本パルスPxの関係を表した図 印刷パターンと、サーマルヘッドに印加するパルスと、発熱体iの温度との関係を表した図 タイマテーブル10を示す図 サーマルヘッドに印加するパルスと、発熱体iの温度との関係を表した図

Claims (8)

  1. 複数の発熱体をライン上に配列させたサーマルヘッドと、記録情報に基づいて該サーマルヘッドの各発熱体を選択的に駆動するための駆動パルスを生成するサーマルヘッド制御部と、を備えるサーマルヘッド制御装置において、
    前記サーマルヘッド制御部は、
    印刷対象ドットに対する印刷タイミング前に該ドットに対応する発熱体を駆動して予熱する予熱パルスを生成する予熱パルス生成手段と、
    印刷対象ドットが印刷タイミングになったときに該ドットに対応する発熱体を駆動する基本パルスを生成する基本パルス生成手段と、
    を備え、
    前記予熱パルス生成手段は、前記印刷対象ドットの周辺にありドット列方向及びライン方向に位置する複数のドットのうち印刷対象となっているドットパターンに基づいて予熱パルスを生成することを特徴とするサーマルヘッド制御装置。
  2. 前記予熱パルス生成手段は、前記ドットパターンに基づいたパルスパターンの予熱パルスを生成することを特徴とする、請求項1記載のサーマルヘッド制御装置。
  3. 前記パルスパターンは、パルス幅の異なるパルスを組み合わせて構成したパターンである請求項2記載のサーマルヘッド制御装置。
  4. 前記パルスパターンは、パルス幅が同じパルスを組み合わせて構成したパターンである請求項2記載のサーマルヘッド制御装置。
  5. 前記パルスパターンは、パルス幅が同じであってパルス印加タイミングが異なるパルスを組み合わせて構成したパターンである請求項2記載のサーマルヘッド制御装置。
  6. 前記基本パルス生成手段は、前記印刷対象ドットの周辺に位置するドットのうち印刷対象となっているドットパターンに基づいて基本パルスを生成することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のサーマルヘッド制御装置。
  7. 前記基本パルス生成手段は、前記印刷対象ドットの直前位置にあるドットの印刷有無に基づいて基本パルスを生成する、請求項6記載のサーマルヘッド制御装置。
  8. 複数の発熱体をライン上に配列させたサーマルヘッドに対して、記録情報に基づいて該サーマルヘッドの各発熱体を選択的に駆動するための駆動パルスをサーマルヘッド制御部から与えるサーマルヘッド制御方法において、
    印刷対象ドットに対する印刷タイミング前に該ドットに対応する発熱体を駆動して予熱する予熱パルスを生成する予熱パルス生成ステップと、
    印刷対象ドットが印刷タイミングになったときに該ドットに対応する発熱体を駆動する基本パルスを生成する基本パルス生成ステップと、
    を備え、
    前記予熱パルス生成ステップは、前記印刷対象ドットの周辺にありドット列方向及びライン方向に位置する複数のドットのうち印刷対象となっているドットパターンに基づいて予熱パルスを生成することを特徴とするサーマルヘッド制御方法。
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