JP2008229249A - 腹膜透析装置及びカセット - Google Patents

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Abstract

【課題】排液処理後にチューブ内に残留する透析液について再び腹腔内に戻される容量を低減させる腹膜透析装置及びカセットを提供する。
【解決手段】腹膜透析装置であって、患者の腹腔に腹膜透析液を注入するための注液チューブと、腹腔から腹膜透析液を排出するための排液チューブとを有し、注液チューブと排液チューブとが、腹腔の直前で合流しているカセットを装着する装着手段と、注液チューブ内の腹膜透析液を送液する注液ポンプと、排液チューブ内の腹膜透析液を送液する排液ポンプと、注液チューブ及び排液チューブの腹膜透析液の流路を設定するクランプ手段と、腹腔への腹膜透析液の注液処理を行う場合に注液ポンプ及びクランプ手段を制御して腹膜透析液を腹腔に注入するための注液流路を設定し、排液処理を行う場合に排液ポンプ及びクランプ手段を制御して腹膜透析液を腹腔から排出するための排液流路を設定する制御手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、腹膜透析液の注液処理及び排液処理を行う腹膜透析装置及びカセットに関する。
腹膜透析装置は、人体の腹腔に接続された1本の両方を行う。このチューブは、通常、約2〜3mの長さを有する。腹膜透析装置は、通常、1回目の注液を行う場合、注液処理を行う前に新しい透析液をチューブ内に満たす。これは、一般にプライミング動作と呼ばれる。そのため1回目の注液処理では、腹腔内に注入される透析液は全て未使用状態である。しかし、2回目以降の注液処理では、前回注液した透析液を排液した後であるため、チューブ内に排液された使用済みの透析液(以下、残留液と称す。)が残留している。このため、2回目以降の注液処理では、まず、チューブ内の残留液が再び腹腔に注入されることとなる。排液処理では、チューブ内の透析液を最後まで捨てきれない。この捨てきれない排液量は、一般にデッド・ボリュームと呼ばれる。
特許文献1は、ダイアフラム、加温部が一体的に形成された使い捨てカセットを用い、流路切替え動作が静かで、加温能力が高い、小型の腹膜透析装置を示している。
特開2003−000704号公報
上述した従来技術では、排液処理から注液処理に切り替える場合にチューブ内の残留液が腹腔に戻ることを問題としていない。これは、成人に対して行われる腹膜透析の場合、注入する透析液の量と比較すると、チューブ内の残留液が無視できる程度の量であるためである。しかしながら、小児に対して行われる腹膜透析の場合、成人の腹膜透析に使用される透析液の量より少量の透析液で行われる。したがって、チューブ内の残留液が透析効率に影響を与えてしまう。
具体的に、腹膜透析装置は、通常、数十mL程度の容量をデッド・ボリュームとして持つ。この量は、成人の場合、1回の注液量が1500mL〜2000mL程度であるため、問題になることは少ない。しかし、小児では、1回の注液量が100mL程度となる。この場合、注液量の10%以上が残留液となるため、透析効率に影響を与えてしまう。
本発明は、上述の問題に鑑みて成されたものであり、排液処理後にチューブ内に残留する透析液について再び腹腔内に戻される容量を低減させる腹膜透析装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための一の形態に対応する本発明は、腹膜透析装置であって、患者の腹腔に腹膜透析液を注入するための注液チューブと、腹腔から腹膜透析液を排出するための排液チューブとを有し、注液チューブと排液チューブとが、腹腔の直前で合流しているカセットを装着する装着手段と、注液チューブ内の腹膜透析液を送液する注液ポンプと、排液チューブ内の腹膜透析液を送液する排液ポンプと、注液チューブ及び排液チューブの腹膜透析液の流路を設定するクランプ手段と、腹腔への腹膜透析液の注液処理を行う場合に注液ポンプ及びクランプ手段を制御して腹膜透析液を腹腔に注入するための注液流路を設定し、排液処理を行う場合に排液ポンプ及びクランプ手段を制御して腹膜透析液を腹腔から排出するための排液流路を設定する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、排液処理後にチューブ内に残留する透析液について再び腹腔内に戻される容量を低減させる腹膜透析装置を提供できる。
以下、本発明に係る実施形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に記載された発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
本発明の腹膜透析装置は、腹腔とカセットとの間に接続されるチューブが注液処理用の流路と排液処理用の流路とを有することを特徴とする。これにより、本腹膜透析装置は、排液処理後にチューブ内に残留するデッド・ボリュームを低減させ、小児に対して行われる透析効率への影響を低減させる。また、本腹膜透析装置は、上述のチューブを有することで、チューブ内で室温まで冷えた透析液を腹腔に注入することを抑制する。さらに、本腹膜透析装置は、上述のチューブを有することで、腹膜透析装置内で検知された透析液中に含まれる気泡を容易に排出することができる。
[第1の実施形態]
以下では、図1乃至図9を参照して、具体的な実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る腹膜透析装置100の一例を示す図である。ここでは、本発明に関する部分についてのみ説明を記載する。したがって、本発明の腹膜透析装置100は、他の構成要素を含んで構成されてもよい。
腹膜透析装置100には、腹膜透析液を腹腔に注入するためのカセット101が装着される。また、腹膜透析装置100は、装着手段として機能する、カセット装着部106、操作部107a、107b及び表示部108を含む。カセット101は、注液部102a、排液部102b、加温チューブ103、切替部104及び接続チューブ105を含む。接続チューブ105についての詳細は、図2を用いて後述する。
カセット装着部106には、図1に示す矢印110のように、カセット101が装着される。操作部107a、107bは、例えば、ユーザ(患者)が腹膜透析を開始する際の開始指示や、腹膜透析を終了する際の終了指示を入力するために使用される。表示部108は、ユーザ(患者)に情報を報知するものであり、例えば、腹膜透析装置100の動作状態を報知する。ここで、動作状態とは、例えば、腹腔に透析液を注入する注入処理や腹腔から透析液を排液する排液処理の実施中、終了などの状態を示す。
カセット101には、透析液を送液するためのチューブが張り巡らされており、患者の腹腔に腹膜透析液を注入するための注液チューブと、腹腔から腹膜透析液を排出するための排液チューブとを備える。この注液チューブは、カセット101及び患者の腹腔に接続される透析カテーテルの注液処理用の流路を含む。また、排液チューブは、当該透析カテーテルの排液処理用の流路を含む。さらに、注液チューブと排液チューブとは、透析カテーテルにおいて、腹腔の直前で合流するように形成される。
注液部102a及び排液部102bには、それぞれカセット101の内部に張り巡らされたチューブの一部が配設されている。また、注液部102a及び排液部102bは、配設されたチューブが露出するように開口部となっている。カセット101を腹膜透析装置100に装着して注液処理を行う場合、注液部102aには、腹膜透析装置100の内部に備えられる注液ポンプが押し当てられる。また、排液処理を行う場合、排液部102bには、腹膜透析装置100の内部に備えられる排液ポンプが押し当てられる。注液ポンプ及び排液ポンプの構成については、図3及び図4を用いて後述する。
加温チューブ103は、カセット101が腹膜透析装置100に装着されると、当該腹膜透析装置100に備えられるヒータに挟み込まれる。これにより、加温チューブ103内を流れる透析液は、腹膜透析装置100のヒータによって加温される。腹膜透析装置100は、上述したヒータと伝熱部材(例えば、アルミ部材)とを備える。また、ヒータは、加温チューブ103を挟み込むように上面ヒータ及び下面ヒータを有することで、効率的に透析液を加温することができる。加温チューブ103内には、例えば、最大で40ml程度の透析液が収容される。
切替部104は、カセット101に張り巡らされたチューブを流れる透析液の流路を切り替えるために形成されている。このため、複数の切替部104が、カセット101に張り巡らされたチューブに沿って形成される。切替部104は、注液部102a及び排液部102bと同様に、配設されたチューブが露出するように開口部となっている。具体的に、切替部104には、カセット101を腹膜透析装置100に装着すると、当該腹膜透析装置100に備えられるクランプ手段として機能する複数のクランプが配置される。これらのクランプは、各切替部104の下を通過するカセット101内に張り巡らされたチューブを開口又は閉塞させることで、主に、注液処理用の流路又は排液処理用の流路に切り替える。注液処理用の流路とは、例えば、後述する透析液バッグに収容されている透析液を注入する場合、透析液バッグ、送液ライン、注液部102a、加温チューブ103、透析カテーテルにおける注液処理用の流路の順で通じる流路となる。一方、排液処理用の流路とは、上記透析カテーテルにおける排液処理用の流路、排液部102b、排液ラインの順で通じる流路となる。
また、本発明によれば、カセット101に配置された複数の切替部104における切替パターンを変更することで様々な処理を行うことができる。例えば、注液処理の実行中において、透析液中に気泡が検知されると、間欠的に排液処理用の流路に切り替えることで気泡を排出することができる。
上述した加温チューブ103、カセット101に張り巡らされたチューブ及び透析カテーテルの構成材料としては、それぞれ、軟質の樹脂、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリ−(4−メチルペンテンー1)、アイオノマー、アクリル系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等のポリエステル、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の各種熱可塑性エラストマー、シリコーン樹脂、ポリウレタン等、またはこれらを主とする共重合体、ブレンド体、ポリマーアロイ等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて(例えば2層以上の積層体として)用いることができる。
次に、図2を参照して、腹膜透析装置100及びカセット101の詳細について説明する。図2は、第1の実施形態に係る腹膜透析装置100に装着された状態のカセット101を示す図である。ここでは、本発明に関する主要な構成要素についてのみ説明を記載する。即ち、本発明の腹膜透析装置100及びカセット101は、以下で説明する構成要素に限定されず、他の構成要素を含んでもよい。
腹膜透析装置100は、図1で説明した構成要素に加えて、流量計202a、202b、温度センサ203a、203b及び気泡センサ204a、204b、204c、204d、204eを含む。さらに、腹膜透析装置100は、クランプ205a、205b、205c、205d、205e、205f、205gを含む。また、カセット101には、それぞれ、透析カテーテル(腹膜ライン)210、注液ライン206a、206b及び排液ライン207が接続される。また、注液ライン206a、206bには、それぞれ透析液バッグ208、209が接続されている。参照番号211は、排液ライン207に接続された排液ラインコネクタを示す。通常、排液ラインコネクタ211には、排液を回収するための排液回収バッグが接続される。参照番号212は、透析カテーテル210に接続された腹膜ラインコネクタを示す。腹膜ラインコネクタ212は、腹膜透析を行う際に腹膜に挿入されたチューブに接続される。
カセット101が腹膜透析装置100に装着されると、流量計202(a、b)は、それぞれ注液部102a、排液部102bの近傍に配置され、透析液の注液量、排液量を計測する。温度センサ203aは、加温チューブ103へ送液される透析液の温度を測定する。温度センサ203bは、加温チューブ103で加温された透析液の温度を測定する。これらの測定された温度は、加温チューブ103の近傍に配置されるヒータを制御するために用いられる。また、温度センサ203a、203bには、応答速度が極めて速いサーモパイル型赤外線センサ(非接触型の温度センサ)が用いられることが望ましい。
各気泡センサ204(a〜e)は、カセット101において透析液が送液されるライン(チューブ)に沿って配置され、透析液中に含まれる気泡を検知する。これにより、腹膜透析装置100は、例えば、注液処理中に気泡を検知した場合、気泡が混入した透析液を排液するように制御する。気泡センサ204(a〜e)には、例えば、超音波方式のセンサが用いられる。具体的に、注液処理中に気泡センサ204aで気泡が検知された場合、腹膜透析装置100は、排液処理に切り替えて、気泡センサ204bで気泡を検知すると再び注液処理を行う。気泡を排出する処理の詳細については、第3の実施形態で説明する。
各クランプ205(a〜g)は、クランプ手段として機能し、透析液の流路を設定するために用いられる。各クランプ205(a〜g)は、腹膜透析装置100に含まれる注液ポンプ又は排液ポンプと協働して制御される。具体的に、各クランプ205(a〜g)は、配置された位置のチューブを閉塞させるか、或いは、開口させることにより透析液の流路を設定する。例えば、透析液バッグ208から新たな透析液を注液する場合、腹膜透析装置100は、注液ポンプを駆動するとともに、クランプ205e、205c、205aではチューブを開口させ、その他のクランプではチューブを閉塞させる。一方、排液処理を行う場合、腹膜透析装置100は、排液ポンプを駆動するとともに、クランプ205b、205gではチューブを開口させ、その他のクランプではチューブを閉塞させる。
次に、図3及び図4を用いて、注液ポンプ300a、300bの構成について説明する。図3は、第1の実施形態に係る注液ポンプ300aを示す断面図である。ここでは、注液ポンプ300aについて主に説明する。排液ポンプ300bについては、注液ポンプ300aと同様の構成であるため説明を省略する。
注液ポンプ300aは、ローラポンプホイール301及びポンプ用モータ302により構成される。また、303は、腹膜透析装置100にカセット101を装着するためのカセット枠を示す。304は、カセット101に形成されるローラポンプステータであり、ローラポンプホイール301の外形に合わせて形成されている。送液を行う場合、矢印306のように、ローラポンプホイール301とチューブ305とが当接する。ローラポンプホイール301は、ローラポンプステータ304上に配設されたチューブ305に密着した状態で回転してチューブ305をしごくように作用し、チューブ305内に貯留している透析液を送り出す。ポンプ用モータ302は、ローラポンプホイール301に回転力を与えるための動力源である。
図4は、第1の実施形態に係る注液ポンプ300a及び排液ポンプ300bを示す断面図である。なお、図4は、図3に示す一点鎖線での断面を矢印307a、307bの方向から見た図となる。
図4に示すように、注液ポンプ300a及び排液ポンプ300bは、それぞれローラポンプホイール301a、301bを備える。注液処理時にはローラポンプホイール301aとローラポンプステータ304aとが、チューブ305aを挟み込み、ローラポンプホイール301aの回転によりチューブ305a内の透析液を送液する。排液処理時にはローラポンプホイール301bとローラポンプステータ304bとが、ローラポンプステータ304b上のチューブ305bを挟み込み、ローラポンプホイール301bの回転によりチューブ305b内の透析液を送液する。また、注液処理及び排液処理を同時に行う場合には、ローラポンプホイール301aとローラポンプステータ304aとがチューブ305aを挟み込むとともに、ローラポンプホイール301bとローラポンプステータ304bとがチューブ305bを挟み込む。なお、ローラポンプホイール301a、301bは、それぞれ回転方向が異なるため、専用のポンプ用モータ302a、302bに接続される。
次に、図5乃至図8を参照して、第1の実施形態における注液処理及び排液処理について説明する。図5は、従来の腹膜透析装置における注液処理及び排液処理を説明する図である。図5に示すように、腹膜透析装置501と、患者の腹腔502とは、1本のチューブ507で接続される。腹膜透析装置501は、注液処理及び排液処理において透析液の送液を制御する制御部503と、透析液の送液を行うポンプ504とを備える。注液処理の際、制御部503は、未使用の透析液を収容した透析液バッグ505からポンプ504を利用して、腹腔502に透析液の送液を行う。一方、排液処理の際、制御部503は、ポンプ504を利用して、使用済みの透析液を腹腔502から排液回収バッグ506へ排液する。
ここで、排液処理を行った後は、腹腔502から排液回収バッグ506までの間のチューブに使用済みの透析液が残留することとなる。従来の腹膜透析装置501では、再び腹膜透析を実施するために、この状態から注液処理が開始される。したがって、腹膜透析装置501と、腹腔502との間のチューブ507が1本のチューブで構成されているため、その間の残留液が再び腹腔502へ戻されることとなる。具体的に、図5に示す長さL1のチューブ507に残留している残留液が腹腔502へ戻されることとなる。この残留液の容量は、数十mL程度となる。この量は、小児に対して行われる腹膜透析では、無視できない量となる。そのため、本実施形態に係る腹膜透析装置100は、この残留液の容量(デッド・ボリューム)をできるだけ低減させる。
図6は、第1の実施形態に係る腹膜透析装置100における注液処理及び排液処理を説明する図である。図7A及び図7Bは、第1の実施形態に係る腹膜透析装置100における注液処理を説明する図である。図8A及び図8Bは、第1の実施形態に係る腹膜透析装置100における排液処理を説明する図である。
図6に示すように、腹膜透析装置100は、注液処理及び排液処理を制御するための制御部601と、透析液を送液するための注液ポンプ300a及び排液ポンプ300bと、各クランプ205(a〜g)を備える。さらに、腹膜透析装置100は、透析カテーテル210に含まれる注液処理用の流路605及び排液処理用の流路606に接続される。制御部601は、注液ポンプ300a、排液ポンプ300b及び各クランプ(a〜g)を制御して、注液処理及び排液処理の流路を設定する。
以下では、注液処理を行う場合の制御部601の制御について説明する。図7Aに示す矢印701は、注液処理の際の透析液の流路を示す。制御部601は、注液ポンプ300aを利用して、透析液バッグ603から注液ポンプ300a及び注液処理用の流路605を介して腹腔602へ透析液の送液を行う。
具体的に、図7Bを参照して説明する。矢印701は、同様に注液処理の際の流路を示す。ここでは、透析液バッグ208から新たな透析液を供給する場合について説明する。制御部601は、注液部102aに配置された注液ポンプ300aを駆動するとともに、各クランプ205(a〜g)を制御して透析液の流路を制御する。ここで、制御部601は、各クランプを制御して、クランプ205e、205c、205aの位置を通過するチューブを開口させる。一方、制御部601は、各クランプを制御して、クランプ205b、205d、205f、205gの位置を通過するチューブを閉塞させる。これにより、透析液の流路は、図7Bの矢印701に沿って、順に、透析液バッグ208、気泡センサ204d、注液部102a、流量計202a、温度センサ203a、加温チューブ103、温度センサ203b、気泡センサ204a、透析カテーテル210の注液処理用の流路605となる。
以下では、排液処理を行う場合の制御部601の制御について説明する。図8Aに示す矢印801は、排液処理の際の透析液の流路を示す。制御部601は、排液ポンプ300bを利用して、腹腔602から排液処理用の流路606及び排液ポンプ300bを介して排液回収バッグ604へ使用済みの透析液を排液する。
具体的に、図8Bを参照して説明する。矢印801は、同様に排液処理の際の流路を示す。ここでは、排液ラインコネクタ211に接続された排液回収バッグ604に排液を行う場合について説明する。制御部601は、排液部102bに配置された排液ポンプ300bを駆動するとともに、各クランプ205(a〜g)を制御して透析液の流路を制御する。ここで、制御部601は、各クランプを制御して、クランプ205b、205gの位置を通過するチューブを開口させる。一方、制御部601は、各クランプを制御して、クランプ205a、205c、205d、205e、205fの位置を通過するチューブを閉塞させる。これにより、透析液の流路は、図8Bの矢印801に沿って、順に、腹腔から透析カテーテル210の排液処理用の流路606、気泡センサ204b、流量計202b、排液部102b、排液回収バッグ604となる。
上述したように、排液処理を行った後は、腹腔602から排液回収バッグ604までの間のチューブに使用済みの透析液が残留することとなる。しかしながら、本実施形態に係る腹膜透析装置100は、図6に示すように、腹腔602と腹膜透析装置100との間のチューブが注液処理用の流路605と、排液処理用の流路606とで構成されている。
具体的に、腹膜透析装置100には、それぞれ注液処理用の流路605と排液処理用の流路606とが、注液ポンプ300a、排液ポンプ300bに接続される。一方、腹腔602には、注液処理用の流路605と排液処理用の流路606とがY字管を形成するように腹腔の直前で合流し、1本のチューブとして接続される。したがって、排液処理後に再び注液処理を行う場合、図6に示す長さL2のチューブに含まれる残留液のみが再び腹腔602に戻されることとなる。
このように、本実施形態に係る腹膜透析装置100は、腹腔602に接続される透析カテーテル210において、注液処理用の流路と排液処理用の流路とを個別に形成することで、再び腹腔602に戻される使用済みの透析液の量を低減させる。この量は、0mLとすることが理想的であるが合流地点からのチューブの内容量を考慮すると2mL以内となることが望ましい。即ち、長さL2の部分に示すように、注液処理用の流路(注液チューブ)と排液処理用の流路(排液チューブ)との合流地点から腹腔までのチューブの内容量が2mL以下となるように形成されることが望ましい。
以上説明したように、本実施形態に係る腹膜透析装置100は、注液処理用の流路と排液処理用の流路とを有し、かつ、一方の端部がカセットに接続され、他方の端部が患者の腹腔に接続されるチューブを備える。これにより、本実施形態に係る腹膜透析装置100は、排液処理の後に注液処理を行う場合、排液処理用の流路に残留する残留液が再び腹腔に戻されることがない。即ち、本腹膜透析装置100は、再び腹腔に戻されることとなる残留液の容量を低減させることができる。
[第2の実施形態]
次に、図9A及び図9Bを参照して、第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る腹膜透析装置100は、注液処理を行う前に、注液処理用の流路605に残留する冷えた透析液を排出することを特徴とする。注液処理用の流路605に残留する前回の注液処理において送液された透析液の温度は、所定時間が経過すると室温まで低下していることが想定される。このように、温度が低下した透析液を腹腔に注入すると、患者の睡眠を妨げるなど、患者に悪影響を及ぼす。例えば、プライミング動作完了の後に初期排液動作を行わずに注液を行った場合、プライミング動作直後に治療を開始するとは限らないため、冷えた透析液が患者の腹腔に注入され、患者の睡眠を妨げてしまう虞がある。ここで、プライミング動作とは、新たなカセット101を腹膜透析装置100に装着した場合に、最初の注液処理を行う前に透析カテーテル210に透析液を満たす動作を示す。
図9A及び図9Bは、第2の実施形態に係る腹膜透析装置100の注液処理を説明する図である。ここでは、第1の実施形態と異なる部分についてのみ説明を記載する。
領域901には、プライミング動作後、又は、注液処理を行った場合に残留する残留液を示す。ここで、本実施形態に係る制御部601は、注液処理を行う前に、領域901の容量と同様の量の透析液を、注液ポンプ300aによって送液させる。さらに、制御部601は、注液ポンプ300aの駆動と同時に排液ポンプ300bによって同様の量の透析液を排液させる。したがって、領域901に貯留されている冷えた透析液は、新たな透析液によって排液処理用の流路606へ押し出されることとなる。具体的に、本実施形態に係る注液ポンプ300a及び排液ポンプ300bは、送液する透析液の量をポンプ用モータ302の回転数で調整する。したがって、制御部601は、ポンプ用モータ302a及びポンプ用モータ302bを同じ回転数で駆動させる。
ここで、制御部601は、注液処理において透析液を送液する速度である送液速度と、排液処理において透析液を送液する速度である排液速度とを同一の速度に維持することが望ましい。具体的に、制御部601は、注液ポンプ300a及び排液ポンプ300bによって送液される透析液の速度をポンプ用モータ302a、302bの回転速度で調整する。したがって、制御部601は、ポンプ用モータ302a及びポンプ用モータ302bを同じ回転速度で駆動させる。この送液速度の制御は、例えば、送液速度が排液速度を超えることにより発生する溢れた透析液が腹腔に注入される現象を抑制する。さらに、この制御は、排液速度が送液速度を超えることにより発生するチューブ内に外気が混入してしまう現象を抑制する。
以下では、注液処理前に行われる冷えた透析液を排液する際の流路について図9Bを参照して説明する。図9Bに示す矢印902は、注液処理前に行われる冷えた透析液を排液する際の流路を示す。ここでは、新たに送液する透析液を透析液バッグ208から供給することとする。制御部601は、冷えた透析液を排液するために、クランプ205e、205c、205a、205b、205gではチューブを開口させ、その他のクランプではチューブを閉塞させる。さらに、上述したように、制御部601は、注液ポンプ300a及び排液ポンプ300bを同時に駆動する。これにより、新たに送液された透析液によって押し出される注液処理用の流路605に貯留する冷えた透析液は、排液処理用の流路606に押し出される。
同様に、本実施形態に係る腹膜透析装置100は、注液処理中に腹膜ラインのキンクなどにより送液が一時的に停止した場合、加温チューブ103で必要以上に加温された透析液を排出することができる。腹膜透析装置100は、流量計202aにより送液が一時的に停止したことを検知すると、加温チューブ103に残留している透析液を矢印903に示す流路で排出する。具体的に、制御部601は、クランプ205e、205c、205fではチューブを開口させ、その他のクランプではチューブを閉塞させる。さらに、制御部601は、加温チューブ103に残留している透析液の容量と同じ量の透析液を注液ポンプ300aによって送液する。これにより、加温チューブ103に残留している必要以上に加温された透析液は、新たな透析液に押し出されて排液される。
[第3の実施形態]
次に、図10A乃至図10Cを参照して、第3の実施形態について説明する。本実施形態に係る腹膜透析装置100は、注液処理を行っている間に、透析液中に混入した気泡を排出することを特徴とする。即ち、本腹膜透析装置100は、腹腔に気泡が注入されない構成を有する。図10A乃至図10Cは、第3の実施形態に係る腹膜透析装置100の注液処理を説明する図である。ここでは、第1及び第2の実施形態と異なる部分についてのみ説明を記載する。
本実施形態に係る制御部601は、注液処理中に気泡が検知された場合、気泡を排出するため、注液ポンプ300a及び排液ポンプ300bを同時に駆動させる。また、制御部601は、導出手段として機能する導出部1001を備える。導出部1001は、気泡センサ204(a〜e)によって検知された気泡が、注液処理用の流路605及び排液処理用の流路606が合流する合流地点1003に到達する到達時刻を導出する。したがって、制御部601は、導出された到達時刻から前後に予め定められた時間を有する期間において、排液ポンプ300bを注液ポンプ300aと同時に駆動させる。
これにより、腹膜透析装置100は、透析液中に混入した気泡を矢印1002のように、注液処理用の流路605から排液処理用の流路606へ導くことができる。ここで、制御部601は、第2の実施形態と同様に、ポンプ用モータ302a及びポンプ用モータ302bを同じ回転数で駆動させるとともに、ポンプ用モータ302a及びポンプ用モータ302bを同じ回転速度で駆動させることが望ましい。
具体的に、導出部1001は、例えば、気泡を検知した時刻と、気泡を検知した気泡センサの位置と、透析液の流速とから到達時刻を導出する。ここで、図10Bに示す気泡センサ204aが気泡を検知したと想定する。この場合、導出部1001は、気泡センサ204aが気泡を検知した時刻と、気泡センサ204aから合流地点1003までの予め定められた距離と、ポンプ用モータ302aの回転速度とを用いて、合流地点1003へ気泡が到達する到達時刻を導出する。これにより、制御部601は、矢印1004に示す注液処理中の流路から、気泡を排出するため、間欠的に矢印1002に示す流路に切り替えることができる。
また、気泡センサ204dで気泡が検知された場合、制御部601は、注液ポンプ300aの駆動のみで気泡を排液してもよい。具体的に、導出部1001は、気泡センサ204dで気泡が検知されると、気泡センサ204dが気泡を検知した時刻と、気泡センサ204dからクランプ205aまでの予め定められた距離と、ポンプ用モータ302aの回転速度とを用いて、クランプ205aへ気泡が到達する到達時刻を導出する。制御部601は、導出された到達時刻から前後に予め定められた時間を有する期間において、クランプ205aによりチューブを閉塞させ、クランプ205fによってチューブを開口させる。これにより、気泡が混入した透析液は、図10Cに示す矢印1005に示す流路で排出される。
第1の実施形態に係る腹膜透析装置100の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る腹膜透析装置100に装着された状態のカセット101を示す図である。 第1の実施形態に係る注液ポンプ300aを示す断面図である。 第1の実施形態に係る注液ポンプ300a及び排液ポンプ300bを示す断面図である。 従来の腹膜透析装置における注液処理及び排液処理を説明する図である。 第1の実施形態に係る腹膜透析装置100における注液処理及び排液処理を説明する図である。 第1の実施形態に係る腹膜透析装置100における注液処理を説明する図である。 第1の実施形態に係る腹膜透析装置100における排液処理を説明する図である。 第2の実施形態に係る腹膜透析装置100の注液処理を説明する図である。 第3の実施形態に係る腹膜透析装置100の注液処理を説明する図である。
符号の説明
100:腹膜透析装置
101:カセット
102a:送液部
102b:排液部
103:加温部
104:切替部
105:接続チューブ

Claims (8)

  1. 腹膜透析装置であって、
    患者の腹腔に腹膜透析液を注入するための注液チューブと、腹腔から腹膜透析液を排出するための排液チューブとを有し、前記注液チューブと前記排液チューブとが、前記腹腔の直前で合流しているカセットを装着する装着手段と、
    前記注液チューブ内の腹膜透析液を送液する注液ポンプと、
    前記排液チューブ内の腹膜透析液を送液する排液ポンプと、
    前記注液チューブ及び前記排液チューブの腹膜透析液の流路を設定するクランプ手段と、
    前記腹腔への腹膜透析液の注液処理を行う場合に前記注液ポンプ及び前記クランプ手段を制御して腹膜透析液を前記腹腔に注入するための注液流路を設定し、排液処理を行う場合に前記排液ポンプ及び前記クランプ手段を制御して腹膜透析液を前記腹腔から排出するための排液流路を設定する制御手段と
    を備えることを特徴とする腹膜透析装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記注液チューブに残留する腹膜透析液を排液する場合に、前記注液ポンプを前記排液ポンプと同時に駆動させ、かつ、前記クランプ手段を制御して該残留する腹膜透析液を排液するための流路を設定することを特徴とする請求項1に記載の腹膜透析装置。
  3. 前記腹膜透析液中に含まれる気泡を検知する複数の気泡センサをさらに備え、
    前記制御手段は、
    前記注液処理中に気泡が検知された場合に、前記排液ポンプを前記注液ポンプと同時に駆動させ、かつ、前記クランプ手段を制御して該気泡を排出するための流路を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の腹膜透析装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記検知された気泡が前記注液チューブと前記排液チューブとの合流地点に到達する到達時刻を導出する導出手段を備え、
    前記導出された到達時刻から前後に予め定められた時間を有する期間において、前記排液ポンプを前記注液ポンプと同時に駆動させることを特徴とする請求項3に記載の腹膜透析装置。
  5. 前記導出手段は、
    前記気泡を検知した時刻と、前記気泡を検知した気泡センサの位置と、前記腹膜透析液の流速とから前記到達時刻を導出することを特徴とする請求項4に記載の腹膜透析装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記注液ポンプ及び前記排液ポンプを同時に駆動させる場合に、該注液ポンプを駆動するための駆動モータにおける回転数及び回転速度と、該排液ポンプを駆動するための駆動モータにおける回転数及び回転速度とを同一にすることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載の腹膜透析装置。
  7. 前記注液チューブと前記排液チューブとの合流地点から前記腹腔までのチューブの内容量が2mL以下であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の腹膜透析装置。
  8. 腹膜透析装置に装着され、腹腔に腹膜透析液を注入する注液処理及び腹腔から該腹膜透析液を排出する排液処理を行うためのカセットであって、
    患者の腹腔に腹膜透析液を注入するための注液チューブと、
    腹腔から腹膜透析液を排出するための排液チューブとを備え、
    前記注液チューブと前記排液チューブとが、前記腹腔の直前で合流していることを特徴とするカセット。
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