JP2008229011A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 図柄列の変動表示毎に目押しのタイミングを報知されても目押しできない人であっても目押しをすることができるようにしたものである。
【解決手段】 予め定められた所定の移動範囲を反復して移動可能であるとともに、当該移動範囲内の一部に、役を構成する特定図柄(例えば「7」)が表示窓20を通過するタイミングに合わせて目印となる目押マーク53が遊技中の遊技者が視認可能な状態で移動するタイミング報知範囲aを有する目押補助役物50を設けた。
【選択図】 図2

Description

この発明は、スロットマシンに関し、図柄列が複数回の変動表示を行う毎に、ストップスイッチの操作タイミングを、例えば特定の役に含まれる図柄が表示窓に停止し得るストップスイッチの操作タイミングを役物の動作を見るだけで報知することにより、図柄列の変動表示の周期の最小単位では早くてタイミングを合わせ辛い遊技者であってもタイミングを合わせることができるようにしたものである。
従来、回転するリールドラムの外周に張られたリール帯(リールテープ)の特定の箇所の図柄を透明又は半透明にし、特定箇所の図柄が表示窓を通過するタイミングで、裏側からLEDなどの発光源で照射することにより、特待箇所の図柄が表示窓を通過するタイミングを報知するようにしたスロットマシンが知られている(例えば特許文献1の段落番号「0019」〜「0022」参照)。
特許第3537630号公報、段落番号「0019」〜「0022」
しかし、上記した従来のスロットマシンでは、前記回胴(図柄変動表示手段)が特定位置に来た時ごとに点滅手段を点滅させていたので、点滅の間隔が短く(例えば90.75msec)、また、点滅を繰り返すのみでタイミングを計り辛く、これを目印に目押しをすることができない人がいるといった問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を目的とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、特定図柄(例えば「7」)が表示窓を所定の複数回通過するごとに、特定図柄がストップスイッチの操作によって前記表示窓に停止表示され得るストップスイッチの操作タイミングを、目押補助役物を遊技中の遊技者が視認可能な状態でタイミング報知範囲に移動させることで報知し、図柄列の変動表示毎に目押しのタイミングを報知されても目押しできない人であっても目押しをすることができるようにしたものである。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項2に記載の発明は、図柄変動表示手段の一つが図柄の変動を停止したときに、図柄判定手段によって停止図柄が役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせであると判定されたことを条件に、役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせであると判定された図柄の組み合わせに含まれる特定図柄が通過する毎に、目押補助役物を遊技中の遊技者が視認可能な状態でタイミング報知範囲に移動させることで、図柄列の変動表示毎に目押しのタイミングを報知されても目押しできない人であっても目押しをすることができるようにしたものである。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項3に記載の発明は、最後に図柄列の変動表示を停止する図柄変動表示手段にのみ、図柄判定手段によって停止図柄が役の図柄の組み合わせに含まれるリーチ図柄の組み合わせであると判定されたことを条件に、リーチ図柄の組み合わせであると判定された図柄の組み合わせに含まれる特定図柄が通過する毎に、目押補助役物を遊技中の遊技者が視認可能な状態でタイミング報知範囲に移動させることで、図柄列の変動表示毎に目押しのタイミングを報知されても目押しできない人であっても目押しをすることができるようにしたものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項2又は請求項3に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項4に記載の発明は、抽選手段によって役が当選したときにのみ、役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせ又はリーチ図柄の組合せとなった役に含まれる図柄がストップスイッチの操作によって前記表示窓に停止表示され得るストップスイッチの操作タイミングを報知することにより、役に当選しているが、図柄列の変動表示毎に目押しのタイミングを報知されても目押しできない人であっても、最後に図柄列の変動表示を停止する図柄変動表示手段について目押しをすることができるようにしたものである。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項5に記載の発明は、所定値を変更することができるようにしたものである。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。
すなわち、請求項6に記載の発明は、目押補助役物を図柄変動表示手段ごとに設けることで、目押しの補助が遊技者にとって視覚的に分かり易いようにしたものである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
また、図面番号も、発明の実施の形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、次の点を特徴とする。
第1に、スロットマシン(10)には、例えば図1及び図2に示すように、次の構成を備える。
(1)図柄変動表示手段(リール31〜33)
図柄変動表示手段(リール31〜33)は、複数種類(例えば7種類(「7」、「プラム」、「チェリー」他))であって、かつ、複数個(例えば21個)の図柄から構成される図柄列を繰り返し変動表示可能なものである。図柄変動表示手段(リール31〜33)は、複数個(例えば3個)の集合体であるリールユニット(30)を構成する。
なお、図柄変動表示手段として、リール(31〜33)を例示したが、これに限定されず、複数種類であって、かつ、複数個の図柄からなる図柄列を繰り返し変動表示可能なものであれば、液晶等の画像を表示する装置を用いてもよい。
また、図柄の例として、「7」、「プラム」、「チェリー」の3つを例示したが、図柄の種類及び図柄の数のいずれも複数であればよく、図柄の数、種類はこれに限らない。
さらに、図柄変動手段の数は、3個と例示したが、これに限らず、例えば2個や4個であってもよい。
(2)表示窓(20)
表示窓(20)は、透明な方形の窓であって、該表示窓(20)を介して、スロットマシンの内部に設置された全ての図柄変動表示手段(リール31〜33)を目視可能としている。
また、表示窓(20)には、図柄変動表示手段(リール31〜33)による図柄列の変動表示が停止すると、各図柄変動表示手段ごとに、複数個の図柄(例えば3個)が視認可能な状態で停止表示される。
(3)スタートスイッチ(80)
スタートスイッチ(80)は、遊技媒体(例えばメダル)の投入を条件に、全ての図柄変動表示手段(リール31〜33)による図柄列の変動表示を開始させるためのものである。
なお、遊技媒体として、メダルを例示したが、これに限定されず、例えばカードの度数等を用いてもよい。
また、遊技に供するための遊技媒体であるメダルの投入は、メダルをメダル投入口(60)から直接、投入してもよいし、或いは、メダル投入口(60)から予め投入することによりクレジットされたメダルを、ベットスイッチ(60〜62)の操作により投入するようにしてもよいし、更には、その双方を組み合わせてもよい。
(4)ストップスイッチ(100〜102)
ストップスイッチ(100〜102)は、複数個、例えば3個有り、図柄変動表示手段(リール31〜33)による図柄列の変動表示を停止可能なものである。
なお、ストップスイッチ(100〜102)の個数として、3個を例示したが、これに限定されず、2個、或いは4個以上設けてもよい。
(5)遊技制御手段(200)
遊技制御手段(200)は、図柄変動表示手段(リール31〜33)、スタートスイッチ(80)、複数個(例えば3個)のストップスイッチ(100〜102)にそれぞれ接続され、スタートスイッチ(80)の操作を条件に、図柄列の変動表示を開始させ、ストップスイッチ(100〜102)の操作にもとづいて前記各図柄変動表示手段による図柄列の変動表示を個別に停止させることで遊技を進行するためのものである。
(6)目押補助役物(50)
目押補助役物(50)は、図3,4に示すように、予め定められた所定の移動範囲(52)を反復して移動可能なものである。
また、目押補助役物(50)は、目押マーク(例えば魚のマーク53)を有し、目押マーク(53)は、役を構成する特定図柄(例えば「7」)が表示窓(20)を通過するタイミングに合わせて、遊技中の遊技者が視認可能な状態でタイミング報知範囲(a)を移動するためのものである。
なお、特定図柄は、「7」を例示したが、これに限られず、例えば「チェリー」であってもよい。
また、タイミング報知範囲(a)は、図4に示すように、タイミング報知範囲(a)とは異なる範囲とは区別可能なように、例えばタイミング報知範囲(a)の上方に、他の部分とは異なる配色部分を形成して目立つようにしている。
第2に、遊技制御手段(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(7)タイミング情報出力手段(350)
タイミング情報出力手段(350)は、特定図柄(例えば「7」)が表示窓(20)を通過する度に、タイミング情報を出力するためのものである。
(8)役物動作制御手段(410)
役物動作制御手段(410)は、タイミング情報出力手段(350)から出力されたタイミング情報をカウントし、当該カウント値が予め定められた所定値(例えばカウント値=2)に達する毎に、タイミング報知範囲(a)に目押マーク(例えば魚のマーク53)が移動するように目押補助役物(50)の動作を制御するためのものである。
なお、カウント値は、「2」を例示したが、カウント値は、「1」を除く自然数であればよく、例えば「3」や「4」であってもよい。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特
徴とする。
第1に、遊技制御手段(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(1)図柄判定手段(340)
図柄判定手段(340)は、一の図柄変動表示手段による図柄列の変動表示を停止したことを条件に、前記ストップスイッチ(100〜102)の操作にもとづいて、図柄列の変動表示を停止した前記図柄変動表示手段が前記表示窓(20)に停止表示させた停止図柄の組み合わせが、役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせであるか否かを判定するためのものである。
第2に、タイミング情報出力手段(350)は、図柄判定手段(340)によって役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせであると判定されたことを条件に、次に図柄列の変動表示を停止させる前記図柄変動表示手段において変動表示する図柄列の図柄のうち、前記図柄判定手段(340)が役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせであると判定した図柄の組み合わせに含まれる特定図柄が通過する毎に、タイミング情報を出力するためのものである。
ここで、「次に図柄列の変動表示を停止させる前記図柄変動表示手段」とは、一の図柄変動表示手段の図柄の変動表示を停止した状態における、図柄の変動表示を停止していない他の図柄変動表示手段をいい、例えば図柄変動表示手段(リール31〜33)が3列のときには、既に図柄の変動表示を停止している図柄の変動表示手段が1列であるときの他の2列の図柄変動表示手段のいずれもが該当する。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第1に、遊技制御手段(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(1)図柄判定手段(340)
図柄判定手段(340)は、最後に図柄列の変動表示を停止する図柄変動表示手段を除き、ストップスイッチ(100〜102)の操作にもとづいて、図柄列の変動表示を停止した図柄変動表示手段が表示窓(20)に停止表示させた停止図柄の組み合わせが、役の図柄の組み合わせに含まれるリーチ図柄の組み合わせであるか否かを判定するためのものである。
ここで、「最後に図柄列の変動表示を停止させる図柄変動表示手段」とは、他の図柄変動表示手段の全てが図柄の変動表示を停止した状態における、図柄の変動表示を停止していない図柄変動表示手段をいい、例えば図柄変動表示手段(リール31〜33)が3列のときには、既に図柄の変動表示を停止している図柄の変動表示手段が2列になったときの残り1列の図柄変動表示手段が該当する。
そして、リーチ図柄の組合せは、最後に図柄列の変動表示を停止させる図柄変動表示手段による図柄の変動表示が停止していない状態で、図柄の変動表示が停止している図柄変動表示手段の停止図柄の組合せが特定の役に該当する図柄の組合せに含まれているときの図柄の組合せをいう。具体的には、図柄変動表示手段(リール31〜33)が3列のときには、例えば「7」、「7」、「7」が特定の役であると仮定すると、最後に図柄列の変動表示を停止させる図柄変動表示手段を除き、既に図柄の変動表示を停止している図柄の変動表示手段の2列がいずれも「7」を停止表示しているときの図柄の組合せがこれにあたる。
第2に、タイミング情報出力手段(350)は、図柄判定手段(340)によってリーチ図柄の組み合わせであると判定されたことを条件に、最後に図柄列の変動表示を停止させる図柄変動表示手段において変動表示する図柄列の図柄のうち、図柄判定手段(340)がリーチ図柄の組み合わせであると判定したリーチ図柄の組み合わせに含まれる特定図柄が通過する毎に、タイミング情報を出力するためのものである。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
第1に、遊技制御手段(200)には、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(1)抽選手段(320)
抽選手段(320)は、役の当否を抽選により決定するためのものである。
第2に、タイミング情報出力手段(350)は、抽選手段(320)による抽選結果が役の当選であることを条件に、当該役のタイミング情報を出力するためのものである。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、役物動作制御手段(410)は、例えば図1に示すように、次の構成を備える。
(1)所定値変更手段(411)
所定値変更手段は、所定値(例えば所定値=2)を異なる所定値(例えば所定値=3)に変更するためのものである。
なお、変更する所定値は、自然数であればよく、所定値を「4」や「5」に変更してもよい。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、上記した請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明の特徴点に加え、次の点を特徴とする。
すなわち、目押補助役物(50)は、各図柄変動表示手段(リール31〜33)ごとに設けられるものである。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、特定図柄(例えば「7」)が表示窓を所定の複数回通過するごとに、特定図柄がストップスイッチの操作によって前記表示窓に停止表示され得るストップスイッチの操作タイミングを、目押補助役物を遊技中の遊技者が視認可能な状態でタイミング報知範囲に移動させることで、報知することができる。
その結果、図柄列の変動表示毎に目押しのタイミングを報知されても目押しできない人であっても、操作タイミングの報知に目押しのタイミングを合わせ易く、容易に目押しをすることができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、図柄変動表示手段の一つが図柄の変動を停止したときに、図柄判定手段によって停止図柄が役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせであると判定されたことを条件に、役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせであると判定された図柄の組み合わせに含まれる特定図柄が複数回通過する毎に、目押補助役物を遊技中の遊技者が視認可能な状態でタイミング報知範囲に移動させることで、ストップスイッチの操作タイミングを報知することができる。
その結果、図柄列の変動表示毎に目押しのタイミングを報知されても目押しできない人であっても、操作タイミングの報知に目押しのタイミングを合わせ易く、容易に目押しをすることができる。
(請求項3)
請求項3に記載の発明によれば、上記した請求項1に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3に記載の発明によれば、最後に図柄列の変動表示を停止する図柄変動表示手段にのみ、図柄判定手段によって停止図柄が役の図柄の組み合わせに含まれるリーチ図柄の組み合わせであると判定されたことを条件に、リーチ図柄の組み合わせであると判定された図柄の組み合わせに含まれる特定図柄が通過する毎に、目押補助役物を遊技中の遊技者が視認可能な状態でタイミング報知範囲に移動させることで、最後に図柄列の変動表示を停止する図柄変動表示手段にのみ、ストップスイッチの操作タイミングを報知することができる。
その結果、図柄列の変動表示毎に目押しのタイミングを報知されても目押しできない人であっても、最後に図柄列の変動表示を停止する図柄変動表示手段にのみ集中して、操作タイミングの報知に目押しのタイミングを合わせ易く、容易に目押しをすることができる。
(請求項4)
請求項4に記載の発明によれば、上記した請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4に記載の発明によれば、抽選手段によって役が当選したときにのみ、役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせ又はリーチ図柄の組合せとなった役に含まれる図柄がストップスイッチの操作によって前記表示窓(20)に停止表示され得るストップスイッチの操作タイミングを報知することができる。
その結果、役に当選しているが、図柄列の変動表示毎に目押しのタイミングを報知されても目押しできない人であっても、最後に図柄列の変動表示を停止する図柄変動表示手段について容易に目押しをすることができる。
ことができる。
(請求項5)
請求項5に記載の発明によれば、上記した請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5に記載の発明によれば、所定値を変更することができる。
(請求項6)
請求項6に記載の発明によれば、上記した請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項6に記載の発明によれば、目押補助役物を図柄変動表示手段ごとに設けることで、目押しの補助が遊技者にとって視覚的に分かり易くできる。
(図面の説明)
図1〜6は、本発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、スロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図、図2はスロットマシンの概略正面図、図3は目押マークがタイミング報知範囲を移動する状態の目押補助役物の正面図、図4は目押マークが非報知範囲を移動する状態の目押補助役物の正面図、図5は第二の実施の形態における目押補助役物動作ルーチンを説明するためのフローチャート、図6は第三の実施の形態における目押補助役物動作ルーチンを説明するためのフローチャートをそれぞれ示すものである。
(第一の実施の形態)
(スロットマシン10)
図2中、10は、スロットマシンを示すものである。
スロットマシン10の高さの中央には、透明な方形の表示窓20を設けている。
表示窓20の内部には、図には示さないが、図柄を変動表示するためのリールユニット30を設けている。
なお、図柄を変動表示するために、リールユニット30を用いたが、これに限定されず、液晶等を用いてもよい。
リールユニット30は、図2に示すように、表示窓20に臨む、図柄変動表示装置としての左側のリール31、図柄変動表示装置としての中央のリール32、図柄変動表示装置としての右側のリール33からなる。
また、リールユニット30には、図には示さないが、各リール31〜33を個々に回転可能な、複数個、例えば3個のリール31〜33と同数の3個のリールモータ(34〜36(図1参照))とを備える。
なお、リール31〜33及びリールモータ34〜36の個数は、3個に限定されず、2個、或いは4個以上でもよい。
各リール31〜33は、図示しないが、複数種類(例えば7種類(「7」、「ベル」、「スイカ」、「チェリー」など))であって、かつ、複数個(例えば21個)の図柄から構成される一つの図柄列を一回転毎に繰り返し変動表示可能なものである。
また、各表示窓20には、複数段、例えば上・中・下段の計3個の位置に、それぞれ図柄が停止表示されるようにしている。
なお、図柄が停止表示される位置は、これに限られず、上・中上・中下、下段の計4個の位置に停止表示するようにしてもよいし、1個の位置に停止表示するようにしてもよい。
各表示窓20には、図2に示すように、それぞれを跨るように、ライン37〜41を表示している。
ライン37〜41は、各表示窓20に停止表示された図柄のうち、メダルの払出が行われる図柄の組み合わせに一致しているか否かを判断するためのものである。
ライン37〜41は、図2に示すように、5本のライン37〜41からなっている。メダルの払出が行われる図柄の組み合わせに一致しているか否かの判断は、各ライン37〜41毎に行う。
5本のライン37〜41は、図2に示すように、上・中・下ライン37〜39、右下がりライン40、右上がりライン41の合計5本のラインからなっている。
上ライン37は、図2に示すように、3つの表示窓20の上段に停止表示された図柄を結ぶライン、中ライン38は、3つの表示窓20の中段に表示されたライン、下ライン39は、3つの表示窓20の下段に表示されたラインである。
右下がりライン40は、図2に示すように、左の表示窓20の上段、中央の表示窓20の中段、右の表示窓20の下段を結ぶ向かって右側が次第に低くなる斜めのラインである。
右上がりライン41は、図2に示すように、左の表示窓20の下段、中央の表示窓20の中段、右の表示窓20の上段を結ぶ向かって右側が次第に高くなる斜めのラインである。
(目押補助役物50)
各表示窓20の上方には、各図柄変動表示手段(リール31〜33)ごとに、円形の目押補助役物50を設けている。各目押補助役物50は、各図柄変動表示手段(リール31〜33)の表示窓20に表示される図柄の目押しを補助するためのものである。
なお、目押補助役物50は、各図柄変動表示手段(リール31〜33)ごとに設けていると説明したが、目押補助役物50は、単独で一つ設けてもよい。
各目押補助役物50は、図3及び図4に示すように、その中央に、円形の特定図柄表示部51を設けている。
特定図柄表示部51は、役を構成する特定図柄を表示する部分である。特定図柄表示部51には、図3及び図4に示すように、特定図柄である「7」を表示している。
特定図柄表示部51は、例えば液晶表示装置から構成されている。
特定図柄である「7」は、図には示さないが、先に説明した各リール31〜33の図柄列に一つ表示している。
特定図柄である「7」は、各リール31〜33の図柄列に一つ表示しているが、特定図柄を図柄列あたり、2つ表示したり、3つ表示してもよい。
なお、特定図柄は「7」に限られない。特定図柄は、予め定められていればよく、「ベル」や「スイカ」であってもよい。
特定図柄表示部51の周りには、図3及び4に示すように、特定図柄表示部51を囲むように、環状に配置された移動範囲52を設けている。
移動範囲52は、図3及び4に示すように、目押マークの一例である魚のマーク53が反時計回りの回転移動を反復して行うための範囲である。
移動範囲52には、図3及び4に示すように、上側の約1/4を占める位置に、回転移動する魚のマーク53が遊技者から視認可能なように移動するタイミング報知範囲aを設けている。
タイミング報知範囲aは、図3及び4に示すように、該範囲を魚のマーク53が移動している間には、魚のマーク53を裏側から照らすバックライト54を設けている。
また、移動範囲52には、図3及び4に示すように、タイミング報知範囲aを除く、残りの約3/4を占める位置に、回転移動中の魚のマーク53が外部からは視認できないように上部をマスキングされた非報知範囲bを設けている。
なお、タイミング報知範囲aと非報知範囲bの比は、3:1(3/4:1/4)であるが、タイミング報知範囲aと非報知範囲bとの比は、これに限定されず、4:1や2:1としてもよい。
また、非報知範囲bは、回転移動中の魚のマーク53が外部からは視認できないように上部をマスキングしていると説明したが、これに限られない。
非報知範囲bは、外部から視認できるようにしてもよく、例えば上部を透明又は半透明のカバーで覆ってもよい。
表示窓20の下側には、図2の向かって右側に、メダル投入口60を設けている。メダル投入口60は、メダルを投入するためのものである。
メダル投入口60の図2の向かって左側には、複数個、例えば3個のベットスイッチ70〜72を設けている。3個のベットスイッチ70〜72のうち、図2の向かって左側のMAXベットスイッチ72は、最大投入枚数、例えば3枚のクレジットメダルをスロットマシン10の内部に投入するためのものである。残る2個のベットスイッチ70〜71のうち、スロットマシン10の手前側に位置する2ベットスイッチ70は、2枚のクレジットメダルをスロットマシン10の内部に投入するためのものである。残るスロットマシン10の奥側に位置する1ベットスイッチ71は、1枚のクレジットメダルをスロットマシン10の内部に投入するためのものである。
なお、ベットスイッチ70〜72の個数は、3個に限定されず、単数としてもよいし、2個、或いは4個以上としてもよい。
3個のベットスイッチ70〜72の下側には、図2に示すように、スタートスイッチ80を設けている。
スタートスイッチ80は、リールユニット30の駆動を開始するためのものである。具体的には、スタートスイッチ80は、レバー状に形成され、レバーを傾けることで操作する。スタートスイッチ80を操作すると、リールユニット30の駆動が開始され、3個のリールモータ34〜36(図1参照)が回転する。
スタートスイッチ80の向かって右隣には、図2に示すように、複数個、例えば3個のリール31〜33と同数の3個のストップスイッチ100〜102を設けている。
3個のストップスイッチ100〜102は、リールユニット30の駆動を停止するためのものである。向かって左側のストップスイッチ100を操作すると、左側のリール31の回転が停止する。同様に、中央のストップスイッチ101を操作すると、中央のリール32の回転が停止する。右側のストップスイッチ102を操作すると、右側のリール33の回転が停止する。
なお、ストップスイッチ100〜102は、3個に限定されず、リール31〜33やリールモータ34〜36の個数と等しければよい。
3個のストップスイッチ100〜102の下方には、図2に示すように、メダル貯留皿110を設けている。
メダル貯留皿110には、ホッパーユニット(120(図1参照))から払い出されたメダルが貯留される。
(遊技制御手段200)
つぎに、図1を用いて、遊技制御手段200について説明する。
遊技制御手段200は、スロットマシン10の内部に設けられ、遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、遊技制御手段200は、大別すると、次の2つの手段を備える。
なお、次の(1)〜(2)の手段の説明については、後述する。
(1)メイン制御手段300
(2)サブ制御手段400
なお、遊技制御手段200の手段は、上記した(1)〜(2)に限定されない。
(メイン制御手段300)
つぎに、図1を用いて、メイン制御手段300について説明する。
メイン制御手段300は、遊技の進行を制御するためのものである。
具体的には、メイン制御手段300は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でもよい。
メイン制御手段300のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、次の手段として機能する。
なお、次の(1)〜(6)の手段の説明については、後述する。
(1)有効ライン決定手段310
(2)抽選手段320
(3)変動表示制御手段320
(4)図柄判定手段340
(5)タイミング情報出力手段350
(6)利益付与決定手段360
なお、メイン制御手段300の手段は、上記した(1)〜(6)に限定されない。
(メイン制御手段300の入力段)
つぎに、図1を用いて、メイン制御手段300の入力段について説明する。
メイン制御手段300の入力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
なお、メイン制御手段300の入力段に接続されるパーツは、次の(1)〜(5)に限定されない。
(1)メダルセンサ61
メダルセンサ51は、メダル投入口60の内部に設けられ、メダル投入口60に投入されたメダルを検出するためのものである。
(2)ベットスイッチ70〜72
(3)スタートスイッチ80
(4)ストップスイッチ100〜102
(5)リールセンサ90
リールセンサ90は、スロットマシン10の内部のリールユニット30に設けられている。
リールセンサ90は、複数個、例えば3個有り、各リールセンサ90は、複数個(例えば3個)のリール(31〜33)の各々の原点位置を検出するためのものである。
(メイン制御手段300の出力段)
つぎに、図1を用いて、メイン制御手段300の出力段について説明する。
メイン制御手段300の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
なお、メイン制御手段300の出力段に接続されるパーツは、次の(1)〜(3)に限定されない。
(1)リールモータ34〜36
(2)ホッパーユニット120
ホッパーユニット120は、スロットマシン10の内部に設けられている。
ホッパーユニット120は、表示窓20に停止表示されたリール31〜33の図柄が、予め設定された図柄の組み合わせに一致する場合に、遊技者に所定枚数のメダルを払い出すためのものである。
(3)サブ制御手段400
(サブ制御手段400)
サブ制御手段400は、メイン制御手段300に接続され、メイン制御手段300から一方向に送信される信号にもとづいて、各種の演出を制御するためのものである。
具体的には、サブ制御手段400は、コンピュータであって、図示しないが、例えばCPUを中心に構成され、ROMやRAM等の記録媒体、I/O等を備えている。
なお、サブ制御手段400のCPUの数は、1個に限定されず、2個以上のCPUを用いてもよい。
また、記録媒体は、ROMやRAMに限定されず、そのほか電気的・磁気的・光学的なメモリーやディスク等でもよい。
上記サブ制御手段400のCPU(図示せず)は、記録媒体、例えばROMに記録されたプログラムを読み込むことで、図1に示すように、大別すると、次の手段として機能する。
なお、次の(1)及び(2)の手段の説明については、後述する。
(1)役物動作制御手段410
(2)所定値変更手段411
なお、サブ制御手段400の手段は、上記した(1)及び(2)に限定されない。
(サブ制御手段の入力段)
つぎに、図1を用いて、サブ制御手段400の入力段について説明する。
サブ制御手段400の入力段には、次のパーツが接続されている。
(1)メイン制御手段300
なお、サブ制御手段400の入力段に接続されるパーツは、上記した(1)に限定されない。
(サブ制御手段400の出力段)
つぎに、図1を用いて、サブ制御手段400の出力段について説明する。
サブ制御手段400の出力段には、次のパーツがそれぞれ接続されている。
(1)目押補助役物50
なお、サブ制御手段400の出力段に接続されるパーツは、上記した(1)に限定されない。
(有効ライン決定手段310)
有効ライン決定手段310は、遊技に供されるメダルの投入を条件に、入賞の対象となる図柄の組合せを特定するラインを有効化するためのものである。
遊技に供されるメダルが1枚投入されると、中ライン38の1本のラインを有効化する。
遊技に供されるメダルが2枚投入されると、中ラインに加えて、上ライン37、下ライン39の3本のラインを有効化する。
遊技に供されるメダルが3枚投入されると、加えて、右上がりライン41、右下がりライン40の5本のラインを有効化する。
有効ライン決定手段310による遊技に今日されるメダルの投入に基づくラインの有効化は、上記の例に限られない。例えば、遊技に供されるメダルが1枚投入されると、上・中・下の3本のライン37〜39を有効化し、遊技に供されるメダルが2枚投入されると、上・中・下のライン37〜39に加えて、右上がりライン41の4本のラインを有効化し、遊技に供されるメダルが3枚投入されると、加えて、右下がりライン40の5本のラインを有効化するものであってもよい。
(抽選手段320)
抽選手段320は、図には示さないが、抽選テーブルを用いて、役の当否を抽選により決定するものである。
まず、役の当否には、次の種類がある。
(1)役の当選
(2)ハズレ
なお、次の(3)〜(5)の役の説明については、後述する。
また、役は、役のうち1個だけ当選する場合のほか、複数の役が同時に2以上、当選す
る場合もあり、抽選手段320はいわゆるグループ抽選が可能となっている。
(3)小役
(4)再遊技(リプレイ)
(5)特別遊技(ボーナス)
なお、役の種類は、上記した(3)〜(5)に限定されない。
(小役)
小役は、予め設定された小役図柄が揃って入賞することを条件に、所定枚数のメダルを払い出すための役である。
小役には、次の種類がある。
(1)ベル
ベルが3個揃うと、入賞となり、例えば15枚のメダルが払い出される。
(2)チェリー
チェリーは、図2の向かって左側のリール31に1個停止表示されると、入賞となり、例えば2枚のメダルが払い出される。このとき、残る2個の中央、右側のリール33に、停止表示される図柄の種類は問わない。
なお、チェリーは、いわゆる単チェリーに限定されず、2個、或いは3個揃った場合に入賞となるようにしてもよい。
(3)一枚役
一枚役は、一枚役に対応する図柄が3個揃うと、入賞となり、例えば1枚のメダルが払い出される。
(再遊技)
再遊技は、いわゆるリプレイとも呼ばれ、予め設定されたリプレイ図柄が揃うことを条件に、メダルを投入すること無しに次回の遊技を行える役である。
(ボーナス)
ボーナスは、特別遊技の一例である。
特別遊技は、一般遊技より遊技者に有利な遊技である。
なお、特別遊技として、ボーナスを例示したが、これに限定されない。
ボーナスは、次の種類がある。
なお、ボーナスの種類は、次の(1)〜(2)に限定されない。
(1)BIG大当り
BIG大当りは、いわゆるビッグ・ボーナス(以下、「BB」という。)への移行役である。
すなわち、BB図柄が入賞することを条件に、一般遊技から、特別遊技であるBBへ移行させるための役である。
なお、BB図柄の入賞時に、メダルを払い出さなくともよいし、或いはメダルを1枚払い出すようにしてもよい。
BBの開始後、遊技者がメダルを3枚投入すると仮定すると、トータルで約288枚のメダルが獲得可能であり、例えば345枚を超える払い出しで終了する。
(2)REG大当り
REG大当りは、いわゆるレギュラー・ボーナス(以下、「REG」という。)への移行役である。
REGの開始後、遊技者がメダルを3枚投入すると仮定すると、トータルで約96枚のメダルが獲得可能である。REGは、最高12回のゲームか、8回の入賞か、いずれか先に達成された条件により終了する。
(変動表示制御手段320)
変動表示制御手段320は、抽選手段310による抽選により決定した役の当否(当選又ハズレ、役の種類)、及びストップスイッチ100〜102の操作にもとづいて、当該ストップスイッチ100〜102に対応するリールモータ34〜36の停止制御を行うためのものである。
(図柄判定手段340)
図柄判定手段340は、リールセンサ90からの原点位置情報と、予め記憶された原点位置からの図柄列の配置情報及び表示窓20の位置情報とから、各表示窓20に表示された図柄のうち、有効ライン決定手段310が有効化したライン上の図柄を特定し、図柄特定情報を出力するためのものである。
図柄特定情報は、各表示窓20の上・中・下段の3カ所に、各特定図柄である「7」が表示されるタイミングを特定するのに必要な情報を含むものである。
(タイミング情報出力手段350)
タイミング情報出力手段350は、図柄判定手段340からの図柄特定情報に基づいて、各表示窓20の有効ライン上を特定図柄である「7」が通過する度に、タイミング情報を出力するものである。
また、タイミング情報出力手段350は、有効ラインが複数となったことによって、複数の図柄が特定図柄となったときにも、同じく、各表示窓20の有効ライン上を各特定図柄が通過する度に、タイミング情報を出力する。
(利益付与決定手段360)
利益付与決定手段360は、表示窓20の有効ライン上に停止表示された3個のリール31〜33の図柄の組み合わせが、予め設定された所定の図柄の組み合わせに(役)一致している場合に、予め設定された所定の枚数のメダルを払い出すためのものである。
メダルの払い出しは、ホッパーユニット120を駆動させることにより、メダルを実際に払い出してもよいし、或いはクレジットメダル枚数を増加させるようにしてもよい。
(役物動作制御手段410)
役物動作制御手段410は、タイミング情報出力手段350から出力されたタイミング情報をカウントし、当該カウント値が予め定められた所定値が「2」に達する毎に、タイミング報知範囲aに目押マークとしての魚のマーク53が移動するように目押補助役物50の動作を制御するためのものである。
また、役物動作制御手段410は、複数の図柄が同時に特定図柄となったときには、タイミング情報出力手段350から出力されたタイミング情報のうち、同一の遊技において、遊技者に与える利益が最も大きい役の図柄の組合せに含まれる特定図柄のタイミング情報をカウントする。
なお、カウント値は、「2」を例示したが、カウント値は、「1」を除く自然数であればよく、例えば「3」や「4」であってもよい。
ただし、特定図柄としての「7」が一つの図柄列に2つ以上表示しているときには、カウント値は、「(特定図柄としての例えば「7」が一つの図柄列に表示している数(以下「特定図柄の数」という。))×(「1」を除く自然数)」又は「(1〜特定図柄の最大数のうちの任意の自然数)+(特定図柄の数×(「1」を除く自然数))」であることが望ましい。
そうすることで、タイミング報知範囲aに目押マークとしての魚のマーク53が移動する動作を周期的に行うことができる。
また、役物動作制御手段410には、図1に示すように、次の手段を備える。
(所定値変更手段411)
所定値変更手段411は、所定値を変更するためのものである。
所定値変更手段411は、図には示さないが、例えばロータリースイッチのポジションを用いて所定値を例えば「2」〜「4」の範囲で変更するためのものである。
ロータリースイッチは、遊技者が直接操作できないように、施錠可能なスロットマシン10の内部に設けている。
所定値の変更は、ロータリースイッチを操作してポジションを変更することにより、例えば所定値を「2」から「3」に、あるいは「2」から「4」などに変更することができる。
なお、ロータリースイッチは、スロットマシン10の内部に設けたが、他の例としては、図には示さないが、スロットマシン10の正面に適宜箇所に設け、遊技者が直接操作して所定値を変更することができるようにしてもよい。
遊技者が所定値を変更することができるようにすれば、自身にマッチしたタイミングに相当する所定値とすることにより、更に目押しが容易となる。
また、例えばロータリースイッチを操作することに所定値を変更したが、所定値の変更は、ロータリースイッチなどのスイッチに限られず、例えば抽選手段を用いてランダムに決定してもよい。
(目押補助役物50の動作)
つぎに、上記の構成を備えたスロットマシン10の目押補助役物50の主な動作について説明する。
まず、メダル投入口60からメダルを投入するか、又はベットスイッチ70〜72を操作することにより、遊技に供するためのメダルを機内に投入する。
遊技に供するためのメダルを例えば1投入すると、有効ライン決定手段310は、入賞の対象となる図柄の組合せを特定するラインとして中ライン38の一本を有効化する。
遊技者がスタートスイッチ80を操作すると、リールユニット30の駆動が開始され、3個のリールモータ34〜36が回転する。
3個のリールモータが回転すると、各表示窓20には、各リール31〜33に表示された図柄列が繰り返し変動表示される。
したがって、図柄列の変動表示が繰り返される毎に、特定図柄「7」は、各表示窓20の上・中・下の位置に順次繰り返し表示される。
図柄判定手段340は、リールセンサ90からの原点位置情報と、予め記憶された原点位置からの図柄列の配置の情報と、表示窓20の位置情報とから、各表示窓20に表示された図柄のうち、特定図柄が、有効ライン決定手段310が有効化した中ライン38上の図柄を特定して、図柄特定信号を出力する。
図柄判定手段340からの図柄特定信号を入力すると、タイミング情報出力手段350は、各表示窓20の有効ライン上を特定図柄である「7」が通過する度に、タイミング情報を出力する。
タイミング情報出力手段350からタイミング情報を入力すると、役物動作制御手段410は、タイミング情報をカウントし、当該カウント値が予め定められた所定値が「2」に達する毎に、図3に示すように、目押補助役物50の目押マークとしての魚のマーク53をタイミング報知範囲aに移動させる。
さらに、役物動作制御手段410は、図3に示すように、魚のマーク52がタイミング報知範囲aに移動した際に、バックライト54を点灯する。
したがって、特定図柄である「7」が各表示窓20の中ライン38の位置を2回通過する毎に、目押マークとしての魚のマーク53が非報知範囲bからタイミング報知範囲aに移動し、魚のマーク53がタイミング報知範囲aに移動した際に、バックライト54が点灯することになる。
このため、遊技者は、図柄変動表示手段(リール31〜33)が一回転することにより、特定図柄としての「7」が表示窓20の中ライン38を通過する周期よりも、2倍長い周期で魚のマーク53がタイミング報知範囲aに移動する。
したがって、リール31〜33に表示された特定図柄「7」を目印とするよりも、繰り返しの周期の長い、タイミング報知範囲aに移動してくる魚のマーク53を目印として、目押しのタイミングを図る方が、遊技に慣れない遊技者にとって有利であり、狙いやすい。
さらに、魚のマーク53がタイミング報知範囲aに移動した際に、バックライト54が点灯するので、魚のマーク53をハッキリ見なくとも、バックライト54の点灯により、魚のマーク53がタイミング報知範囲aに移動していることを容易に認識することができる。
また、目押補助役物50の中央の特定図柄表示部51は、特定図柄である「7」を表示しているので、特定図柄が表示窓20の中ライン38上を通過するタイミングで、魚のマーク53がタイミング報知範囲aに移動することを、遊技者が一目で容易に理解することができる。
(第二の実施の形態)
(スロットマシン10)
図3中、10は、スロットマシンを示すものであり、第一の実施の形態と異なる構成・作用を備えているものについてのみ説明し、第一の実施の形態と同じ構成・作用を備えているものについては、その説明を省略する。
特定図柄表示部51は、一のリール31〜33による図柄列の変動表示を停止したことを条件に、役を構成する特定図柄を表示する部分である。
特定図柄表示部51は、例えば液晶表示装置から構成されている。
特定図柄は、ストップスイッチ100〜102の操作にもとづいて、図柄列の変動表示を停止した前記図柄変動表示手段(リール31〜33)が前記表示窓20に有効ライン上に停止表示させた停止図柄の組み合わせが、役の図柄の組み合わせに含まれる図柄であるときに、次に図柄列の変動表示を停止させる前記図柄変動表示手段(リール31〜33)において変動表示する図柄列の図柄のうち、前記図柄判定手段340が役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせであると判定した図柄の組み合わせに含まれる図柄をいう。
特定図柄は、例えば、図柄列の変動表示を最初に停止したリール31〜33の有効ライン上に、役の図柄の組み合わせに含まれる図柄である「7」が停止表示されたときに、図柄列の変動表示を停止していない残りのリール31〜33において変動表示する図柄列のうち、役の図柄の組み合わせに含まれる図柄である「7」をいう。
ここで、「次に図柄列の変動表示を停止させるリール」とは、一のリール31〜33の図柄の変動表示を停止した状態における、図柄の変動表示を停止していない他のリール31〜33をいう。
例えば、リール31〜33が3列のときには、既に図柄の変動表示を停止している図柄のリール31〜33が1列であるときの他の2列のリール31〜33のいずれもがこれにあたる。
(遊技制御手段200)
つぎに、図1を用いて、遊技制御手段200について説明する。第一の実施の形態と異なる構成・作用を備えているものについてのみ説明し、第一の実施の形態と同じ構成・作用を備えているものについては、その説明を省略する。
(図柄判定手段340)
図柄判定手段340は、一の図柄変動表示手段(リール31〜33)による図柄列の変動表示を停止したことを条件に、前記ストップスイッチ100〜102の操作にもとづいて、図柄列の変動表示を停止した前記図柄変動表示手段(リール31〜33)が前記表示窓20に停止表示させた停止図柄の組み合わせが、役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせであるか否かを判定するためのものである。
(タイミング情報出力手段350)
タイミング情報出力手段350は、図柄判定手段340によって役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせであると判定されたことを条件に、次に図柄列の変動表示を停止させるリール31〜33において変動表示する図柄列の図柄のうち、図柄判定手段340が役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせであると判定した図柄の組み合わせに含まれる特定図柄が通過する毎に、タイミング情報を出力するためのものである。
ここで、「次に図柄列の変動表示を停止させるリール31〜33」とは、一のリール31〜33の図柄の変動表示を停止した状態における、図柄の変動表示を停止していない他のリール31〜33をいう。
例えば、リール31〜33が3列のときには、既に図柄の変動表示を停止している図柄のリール31〜33が1列であるときの他の2列のリール31〜33のいずれもがこれにあたる。
(フローチャートの説明)
つぎに、図5に例示したフローチャートを用いて、目押補助役物動作ルーチンについて説明する。
(図5のフローチャートの説明)
図5は、第二の実施例における目押補助役物動作ルーチンを説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS10に進み、スタートスイッチ80を操作したか否かが判定される。
上記判定は、図1の変動表示制御手段320により行われる。
上記判定の結果、スタートスイッチ80が操作されないと判定されたときには、図5に示すように、当該ステップS10を繰り返す。
これに対し、スタートスイッチ80が操作されたときには、図5に示すように、ステップS10から次のステップS11に進み、全てのリール31〜33の回転が開始される。
上記全てのリール31〜33の回転開始は、図1の変動表示制御手段320によって行われる。
上記全てのリール31〜33の回転開始後、図5に示すように、ステップS11から次のステップS12に進み、最初のストップスイッチ100〜102が操作されたか否かが判定される。
上記判定は、図1の変動表示制御手段320によって行われる。具体的には、全てのリール31〜33が回転中であるときに、3個のストップスイッチ100〜102のうち、いずれかのストップスイッチが操作されたかが判定される。
上記判定の結果、ストップスイッチ100〜102が操作されないと判定されたときには、図5に示すように、当該ステップS12を繰り返す。
これに対し、最初のストップスイッチ100〜102が操作されたと判定されたときには、図5に示すように、ステップS12から次のステップS13に進み、対応するリール31〜33のいずれか一つの回転を停止する。具体的には図2に示すように、向かって左側のストップスイッチ100を操作すると、左側のリール31の回転が停止する。同様に、中央のストップスイッチ101を操作すると、中央のリール32の回転が停止する。右側のストップスイッチ102を操作すると、右側のリール33の回転が停止する。
対応するいずれか一つのリール31〜33の回転停止後、図5に示すように、ステップS13から次のステップS14に進み、既に図柄の変動表示を停止したリール31〜33の有効ライン上の停止図柄が特定図柄であるか否かが判定される。
上記判定は、図1の図柄判定手段340によって行われる。具体的には、有効ライン上の停止図柄が「7」であるか否かが判定される。
上記判定の結果、有効ライン上の停止図柄が特定図柄でないと判定されたときには、目押補助役物動作ルーチンを終了する。
これに対し、有効ライン上の停止図柄が特定図柄であると判定されたときには、図5に示すように、ステップS14から次のステップS15に進み、最初に停止したリール31〜33に対応する目押補助役物以外の目押補助役物50を動作させる。すなわち、左側のリール31の変動表示が停止しているときには、中央・右側のリール32,33に対応する目押補助役物50を動作させる。中央のリール32の変動表示が停止しているときには、左・右側のリール31,33に対応する目押補助役物50を動作させる。右側のリール33の変動表示が停止しているときには、左側・中のリール31,32に対応する目押補助役物50を動作させる。
上記目押補助役物50の動作は、図1の役物動作制御手段410によって制御される。
役物動作制御手段410は、タイミング情報出力手段350から出力されたタイミング情報をカウントし、当該カウント値が予め定められた所定値が「2」に達する毎に、タイミング報知範囲aに目押マークとしての魚のマーク53が移動するよう動作させる。
上記目押補助役物50の動作後、図5に示すように、ステップS15から次のステップS16に進み、次のストップスイッチ100〜102が操作されたか否かが判定される。
上記判定は、図1の図柄変動表示制御手段320によって判定される。具体的には、残り2つのリール31〜33が回転中であるときに、残り2個のストップスイッチ100〜102のうち、いずれかのストップスイッチ100〜102が操作されたかが判定される。
上記判定の結果、いずれのストップスイッチ100〜102も操作されないと判定されたときには、図5に示すように、当該ステップS16を繰り返す。
これに対し、いずれかのストップスイッチ100〜102が操作されたと判定されたときには、図5に示すように、ステップS16から次のステップS17に進み、対応するリール31〜33の回転を停止する。
上記対応するリール31〜33の回転の停止は、図1の変動表示制御手段320によって行われる。
上記対応するリール31〜33の回転の停止後、ステップS17から次のステップS18に進み、対応する目押補助役物50の動作を停止させる。具体的には、残りのリール31〜33のうち、左側のリール31が停止したときには、左側のリール31に対応する目押補助役物50の動作を停止させる。中のリール32が停止したときには、中のリール32に対応する目押補助役物50の動作を停止させる。右側のリール33が停止したときには、右側のリール33に対応する目押補助役物50の動作を停止させる。
上記対応する目押補助役物50の動作の停止は、図1の役物動作制御手段410によって行われる。
上記対応する目押補助役物50の動作の停止後、図5に示すように、ステップS18からステップS19に進み、停止図柄が特定図柄であるか否かが判定される。
上記判定は、図1の図柄判定手段340によって行われる。具体的には、対応して停止したリール31〜33の有効ライン上の停止図柄が「7」であるか否かが判定される。
上記判定の結果、有効ライン上の停止図柄が特定図柄でないと判定されたときには、図5に示すように、目押補助役物動作ルーチンを終了する。
これに対し、対応して停止したリール31〜33の有効ライン上の停止図柄が特定図柄であると判定されたときには、図5に示すように、ステップS19から次のステップS20に進み、最後のストップスイッチ100〜102が操作されたか否かが判定される。
上記判定は、図1の図柄変動表示制御手段320によって判定される。具体的には、残り1つのリール31〜33が回転中であるときに、残り1個のストップスイッチ100〜102が操作されたかが判定される。
上記判定の結果、最後のストップスイッチ100〜102が操作されないと判定されたときには、図5に示すように、当該ステップS20を繰り返す。
これに対し、最後のストップスイッチ100〜102が操作されたと判定されたときには、図5に示すように、ステップS20から次のステップS21に進み、回転する最後のリール31〜33の回転を停止する。
上記回転する最後のリール31〜33の回転の停止は、図1の変動表示制御手段320によって行われる。
上記回転する最後のリール31〜33の回転の停止後、ステップS21から次のステップS22に進み、対応する目押補助役物50の動作を停止させる。
上記対応する目押補助役物50の動作停止後、目押補助役物動作ルーチンを終了する。
(第三の実施の形態)
(スロットマシン10)
図3中、10は、スロットマシンを示すものであり、第一の実施の形態と異なる構成・作用を備えているものについてのみ説明し、第一の実施の形態と同じ構成・作用を備えているものについては、その説明を省略する。
特定図柄表示部51は、図柄列の変動表示を停止したリール31〜33の表示窓20の有効ライン上に停止表示させた停止図柄の組み合わせが、役の図柄の組み合わせに含まれるリーチ図柄の組み合わせであるときに、そのリーチ図柄の組合せに含まれる図柄を表示するためのものである。
ここで、「リーチ図柄の組み合わせ」とは、最後に図柄列の変動表示を停止させる図柄リール31〜33による図柄の変動表示が停止していない状態で、図柄の変動表示が停止しているリール31〜33の停止図柄の組合せが特定の役に該当する図柄の組合せに含まれているときの図柄の組合せをいう。
リーチ図柄の組み合わせとは、例えば「7」、「7」、「7」が特定の役であると仮定すると、最初の二つのリール31〜33の有効ライン上にいずれも「7」を停止表示しているときの図柄の組み合わせがこれにあたる。
(遊技制御手段200)
つぎに、図1を用いて、遊技制御手段200について説明する。第一の実施の形態と異なる構成・作用を備えているものについてのみ説明し、第一の実施の形態と同じ構成・作用を備えているものについては、その説明を省略する。
(図柄判定手段340)
図柄判定手段340は、最後に図柄列の変動表示を停止するリール31〜33を除き、ストップスイッチ100〜102の操作にもとづいて、図柄列の変動表示を停止したリール31〜33が表示窓20に停止表示させた停止図柄の組み合わせが、役の図柄の組み合わせに含まれるリーチ図柄の組み合わせであるか否かを判定するためのものである。
ここで、「最後に図柄列の変動表示を停止させるリール31〜33」とは、他のリール31〜33の全てが図柄の変動表示を停止した状態における、図柄の変動表示を停止していないリール31〜33をいい、例えば、リール31〜33が3列のときには、既に図柄の変動表示を停止している図柄の変動表示手段が2列になったときの残り1列のリール31〜33が該当する。
(タイミング情報出力手段350)
タイミング情報出力手段350は、抽選手段320による抽選結果が役の当選であること及び図柄判定手段340によってリーチ図柄の組み合わせであると判定されたことを条件に、最後に図柄列の変動表示を停止させるリール31〜33において変動表示する図柄列の図柄のうち、図柄判定手段340がリーチ図柄の組み合わせであると判定したリーチ図柄の組み合わせに含まれる特定図柄が通過する毎に、タイミング情報を出力するためのものである。
(フローチャートの説明)
つぎに、図6に例示したフローチャートを用いて、目押補助役物動作ルーチンについて説明する。
(図6のフローチャートの説明)
図6は、第三の実施例における、目押補助役物動作ルーチンを説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS30に進み、スタートスイッチ80を操作したか否かが判定される。
上記判定は、図1の変動表示制御手段320により行われる。
上記判定の結果、スタートスイッチ80が操作されないと判定されたときには、図6に示すように、当該ステップS30を繰り返す。
これに対しスタートスイッチ80が操作されたときには、図6に示すように、ステップS30から次のステップS31に進み、役(ビッグボーナス)に当選したか否かが判定される。
上記の役(ビッグボーナス)に当選したか否かの判定は図1の抽選手段320によって行われる。
上記判定の結果、役に当選していないと判定されたときには、図6に示すように、目押補助役物動作ルーチンを終了する。
これに対し、役(ビッグボーナス)に当選していると判定されたときには、図6に示すように、ステップS31から次のステップS32に進み、全ての回転リール31〜33の回転が開始される。
上記全てのリール31〜33の回転開始は、図1の変動表示制御手段320によって行われる。
上記全てのリール31〜33の回転開始後、図6に示すように、ステップS32から次のステップS33に進み、最初のストップスイッチ100〜102が操作されたか否かが判定される。
上記判定は、図1の変動表示制御手段320によって行われる。具体的には、全てのリール31〜33が回転中であるときに、3個のストップスイッチ100〜102のうち、いずれかのストップスイッチ100〜102が操作されたかが判定される。
上記判定の結果、ストップスイッチ100〜102が操作されないと判定されたときには、図6に示すように、当該ステップS33を繰り返す。
これに対し、最初のストップスイッチ100〜102が操作されたと判定されたときには、図6に示すように、ステップS33から次のステップS34に進み、対応するリール31〜33のいずれか一つの回転を停止する。
対応するいずれか一つのリール31〜33の回転停止後、図6に示すように、ステップS34から次のステップS35に進み、既に図柄の変動表示を停止したリール31〜33の有効ライン上の停止図柄が特定図柄であるか否かが判定される。
上記判定は、図1の図柄判定手段340によって行われる。具体的には、有効ライン上の停止図柄が「7」であるか否かが判定される。
上記判定の結果、有効ライン上の停止図柄が特定図柄でないと判定されたときには、目押補助役物動作ルーチンを終了する。
これに対し、有効ライン上の停止図柄が特定図柄であると判定されたときには、図6に示すように、ステップS35から次のステップS36に進み、最初に停止したリール31〜33に対応する目押補助役物50以外の目押補助役物50を動作させる。すなわち、左側のリール31の変動表示が停止しているときには、中央・右側のリール32,33に対応する目押補助役物50を動作させる。中央のリール32の変動表示が停止しているときには、左・右側のリール31,33に対応する目押補助役物50を動作させる。右側のリール33の変動表示が停止しているときには、左側・中央のリール31,32に対応する目押補助役物50を動作させる。
上記目押補助役物50の動作は、図1の役物動作制御手段410によって制御される。
役物動作制御手段410は、タイミング情報出力手段350から出力されたタイミング情報をカウントし、当該カウント値が予め定められた所定値が「2」に達する毎に、タイミング報知範囲aに目押マークとしての魚のマーク53が移動するよう動作させる。
上記目押補助役物50の動作後、図6に示すように、ステップS36から次のステップS37に進み、次のストップスイッチ100〜102が操作されたか否かが判定される。
上記判定は、図1の図柄変動表示制御手段320によって判定される。具体的には、残り2つのリール31〜33が回転中であるときに、残り2個のストップスイッチ100〜102のうち、いずれかのストップスイッチ100〜102が操作されたかが判定される。
上記判定の結果、いずれのストップスイッチも100〜102操作されないと判定されたときには、図6に示すように、当該ステップS37を繰り返す。
これに対し、いずれかのストップスイッチ100〜102が操作されたと判定されたときには、図5に示すように、ステップS37から次のステップS38に進み、対応するリール31〜33の回転を停止する。
上記対応するリール31〜33の回転の停止は、図1の変動表示制御手段320によって行われる。
上記対応するリール31〜33の回転の停止後、ステップS38から次のステップS39に進み、対応する目押補助役物50の動作を停止させる。
上記対応する目押補助役物50の動作の停止は、図1の役物動作制御手段410によって行われる。
上記対応する目押補助役物50の動作の停止後、図6に示すように、ステップS39からステップS40に進み、停止図柄の組み合わせがリーチ図柄の組み合わせであるか否かが判定される。
上記判定は、図1の図柄判定手段340によって行われる。具体的には、対応して停止したリール31〜33の有効ライン上の停止図の組み合わせが「7」、「7」であるか否かが判定される。
上記判定の結果、有効ライン上の停止図柄の組み合わせがリーチ図柄の組み合わせ(「7」、「7」)でないと判定されたときには、図6に示すように、目押補助役物動作ルーチンを終了する。
これに対し、対応して停止したリール31〜33の有効ライン上の停止図柄の組み合わせがリーチ図柄の組み合わせ(「7」、「7」)と判定されたときには、図6に示すように、ステップS40から次のステップS41に進み、最後のストップスイッチ100〜102が操作されたか否かが判定される。
上記判定は、図1の図柄変動表示制御手段320によって判定される。具体的には、残り1つのリール31〜33が回転中であるときに、残り1個のストップスイッチ100〜102が操作されたかが判定される。
上記判定の結果、最後のストップスイッチ100〜102が操作されないと判定されたときには、図6に示すように、当該ステップS41を繰り返す。
これに対し、最後のストップスイッチ100〜102が操作されたと判定されたときには、図5に示すように、ステップS41から次のステップS42に進み、回転する最後のリール31〜33の回転を停止する。
上記回転する最後のリール31〜33の回転の停止は、図1の変動表示制御手段320によって行われる。
上記回転する最後のリール31〜33の回転の停止後、ステップS42から次のステップS43に進み、対応する目押補助役物50の動作を停止させる。
上記対応する目押補助役物50の動作停止後、目押補助役物動作ルーチンを終了する。
スロットマシンの動作を説明するための概略ブロック図である。 スロットマシンの概略正面図である。 目押マークがタイミング報知範囲を移動する状態の目押補助役物の正面図である。 目押マークが非報知範囲を移動する状態の目押補助役物の正面図である。 第二の実施の形態における目押補助役物動作ルーチンを説明するためのフローチャートである。 第三の実施の形態における目押補助役物動作ルーチンを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 スロットマシン 20 表示窓
30 リールニット
31〜33 リール 34〜36 リールモータ
37〜41 ライン
50 目押補助役物 51 特定図柄表示部
52 移動範囲
a タイミング報知範囲 b 非報知範囲
53 目押マーク 54 バックライト
60 メダル投入口 61 メダルセンサ
70〜72 ベットスイッチ
80 スタートスイッチ 90 リールセンサ
100〜102 ストップスイッチ
110 メダル貯留皿
120 ホッパーユニット
200 遊技制御手段
300 メイン制御手段
310 有効ライン決定手段
320 抽選手段 330 変動表示制御手段
340 図柄判定手段 350 タイミング情報出力手段
360 利益付与決定手段
400 サブ制御手段 410 役物動作制御手段
411 所定値変更手段

Claims (6)

  1. 複数種類かつ複数個の図柄からなる図柄列を繰り返し変動表示する複数個の図柄変動表示手段と、
    前記各図柄変動表示手段による図柄列の変動表示の少なくとも一部を遊技者が視認可能に表示する表示窓と、
    前記図柄変動表示手段による図柄列の変動表示を開始させるためのスタートスイッチと、
    前記図柄変動表示手段による図柄列の変動表示を停止させるためのストップスイッチと、
    前記スタートスイッチの操作を条件に図柄列の変動表示を開始させ、ストップスイッチの操作にもとづいて前記各図柄変動表示手段による図柄列の変動表示を個別に停止させることで遊技を進行する遊技制御手段とを備えるスロットマシンにおいて、
    上記スロットマシンには、
    予め定められた所定の移動範囲を反復して移動可能であるとともに、当該移動範囲内の一部に、役を構成する特定図柄が表示窓を通過するタイミングに合わせて目印となる目押マークが遊技中の遊技者が視認可能な状態で移動するタイミング報知範囲を有する目押補助役物を設け、
    上記遊技制御手段には、
    前記特定図柄が表示窓を通過する度に、タイミング情報を出力するタイミング情報出力手段と、
    前記タイミング情報出力手段から出力されたタイミング情報をカウントし、当該カウント値が予め定められた所定値に達する毎に、前記タイミング報知範囲に前記目押マークが移動するように前記目押補助役物の動作を制御する役物動作制御手段と、
    を備えたことを特徴とするスロットマシン。
  2. 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
    前記遊技制御手段には、
    一の図柄変動表示手段による図柄列の変動表示を停止したことを条件に、前記ストップスイッチの操作にもとづいて、図柄列の変動表示を停止した前記図柄変動表示手段が前記表示窓に停止表示させた停止図柄の組み合わせが、役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせであるか否かを判定する図柄判定手段を備え、
    前記タイミング情報出力手段は、
    前記図柄判定手段によって役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせであると判定されたことを条件に、次に図柄列の変動表示を停止させる前記図柄変動表示手段において変動表示する図柄列の図柄のうち、前記図柄判定手段が役の図柄の組み合わせに含まれる図柄の組み合わせであると判定した図柄の組み合わせに含まれる特定図柄が通過する毎に、タイミング情報を出力するようにしていることを特徴とするスロットマシン。
  3. 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
    前記遊技制御手段には、
    最後に図柄列の変動表示を停止する図柄変動表示手段を除き、前記ストップスイッチの操作にもとづいて、図柄列の変動表示を停止した図柄変動表示手段が表示窓に停止表示させた停止図柄の組み合わせが、役の図柄の組み合わせに含まれるリーチ図柄の組み合わせであるか否かを判定する図柄判定手段を備え、
    前記タイミング情報出力手段は、
    前記図柄判定手段によってリーチ図柄の組み合わせであると判定されたことを条件に、最後に図柄列の変動表示を停止させる図柄変動表示手段において変動表示する図柄列の図柄のうち、前記図柄判定手段がリーチ図柄の組み合わせであると判定したリーチ図柄の組み合わせに含まれる特定図柄が通過する毎に、タイミング情報を出力するようにしていることを特徴とするスロットマシン。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のスロットマシンであって、
    前記遊技制御手段には、
    前記役の当選の可否を抽選により決定するための抽選手段を備え、
    前記タイミング情報出力手段は、
    前記抽選手段による抽選結果が役の当選であることを条件に、当該役のタイミング情報を出力するようにしたことを特徴とするスロットマシン。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のスロットマシンであって、
    前記役物動作制御手段には、前記所定値を変更可能な所定値変更手段を備えたことを特徴とするスロットマシン。
  6. 請求項1〜5に記載のスロットマシンにおいて、
    前記目押補助役物は、前記各図柄変動表示手段ごとに設けられていることを特徴とするスロットマシン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016093625A (ja) * 2016-02-15 2016-05-26 株式会社大一商会 遊技機
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