JP2008226758A - 充電管理装置、充電管理装置の制御方法および制御プログラム - Google Patents

充電管理装置、充電管理装置の制御方法および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが容易に電池劣化状態(電池寿命)を把握でき、充電直後にも拘わらず、すぐにバッテリーが無くなってしまう状態を未然に回避する。
【解決手段】二次電池2の充電管理を行う充電管理装置1において、二次電池2の充電を行う毎に充電時間を計測し、二次電池毎の累積充電時間を算出し、表示/操作部6に累積充電時間を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、充電管理装置、充電管理装置の制御方法および制御プログラムに係り、特に二次電池の経時的な劣化を予想するための技術に関する。
現在、携帯電話をはじめとする小型携帯機器は、電源としてニッケル−カドミウム電池、リチウムイオン電池などの二次電池が用いられており、充電して動作を行うようにされている(例えば、特許文献1参照)。
リチウムイオン電池は、その特性上、充電を繰り返しているうちに劣化が起こり、十分な電池容量を確保できなくなり、交換する必要が生じる。
特開平4−236379号公報
しかしながら、現在のリチウムイオン電池は、電池電圧の低下を知らせる機能を有するものが提案され、市販もされているが、電池劣化そのものあるいは電池寿命を知らせるものはなく、劣化が進んだ場合には、充電直後にも拘わらず、すぐにバッテリーが無くなってしまい、予想外のタイミングで小型携帯機器を使用することができなくなってしまうという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、ユーザが容易に電池劣化状態(電池寿命)を把握でき、充電直後にも拘わらず、すぐにバッテリーが無くなってしまう状態を未然に回避できる充電管理装置、充電管理装置の制御方法および制御プログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、二次電池の充電管理を行う充電管理装置において、前記二次電池の充電を行う毎に充電時間を計測し、前記二次電池毎の累積充電時間を算出する累積充電時間算出部と、前記累積充電時間を表示する表示部と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、累積充電時間算出部は、二次電池の充電を行う毎に充電時間を計測し、前記二次電池毎の累積充電時間を算出する。
これにより、表示部は、累積充電時間を表示する。
したがって、ユーザが容易に電池劣化状態(電池寿命)を把握でき、充電直後にも拘わらず、すぐにバッテリーが無くなってしまう状態を未然に回避でき、使い勝手が向上する。
この場合において、前記累積充電時間算出部により算出された累積充電時間を記憶する累積充電時間記憶部を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、累積充電時間記憶部は、算出された累積充電時間を記憶するので、記憶した累積充電時間に基づいてユーザは、容易に電池劣化状態(電池寿命)を把握でき、充電直後にも拘わらず、すぐにバッテリーが無くなってしまう状態を未然に回避でき、使い勝手が向上する。
また、前記累積充電時間を前記二次電池が劣化されると予想される所定の基準累積充電時間と比較し、前記比較の結果に基づいて前記二次電池の寿命に関する情報を前記表示部に表示する電池寿命算出部を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、電池寿命算出部は、二次電池の寿命に関する情報を直接的に表示部に表示できるので、ユーザはより容易に電池劣化状態(電池寿命)を把握できる。
また、所定の1サイクルの充電に必要な充電時間である規定充電時間を超えた充電時間を有する充電回数を計測し、前記充電回数を更新しつつ不揮発的に記憶する充電回数記憶部を備え、前記表示部は、前記充電回数を表示することを特徴としている。
上記構成によれば、充電回数の観点からもユーザはより容易に電池劣化状態(電池寿命)を把握できる。
また、前記二次電池は、前記累積充電時間を記憶する累積充電時間記憶部を備え、前記算出した累積充電時間を前記累積充電時間記憶部に記憶させることを特徴としている。
上記構成によれば、二次電池自身が算出された累積充電時間を記憶しているので、充電管理装置を外部の二次電池の充電器として用いる場合であっても、ユーザが容易に各二次電池の電池劣化状態(電池寿命)を把握でき、充電直後にも拘わらず、すぐにバッテリーが無くなってしまう状態を未然に回避でき、使い勝手が向上する。
また、前記二次電池は、当該二次電池を特定するための電池特定情報を記憶する電池特定情報記憶部を備え、前記累積充電時間記憶部は、前記電池特定情報に対応づけて前記二次電池毎に前記累積充電時間を記憶することを特徴としている。
上記構成によれば、充電管理装置は、各二次電池を特定し、二次電池毎に累積充電時間を記憶するので、充電管理装置を外部の二次電池の充電器として用いる場合であっても、ユーザが容易に各二次電池の電池劣化状態(電池寿命)を把握でき、充電直後にも拘わらず、すぐにバッテリーが無くなってしまう状態を未然に回避でき、使い勝手が向上する。
また、各種情報を表示する表示部を備え、二次電池の充電管理を行う充電管理装置の制御方法において、前記二次電池の充電を行う毎に充電時間を計測し、各前記二次電池毎の累積充電時間を算出する累積充電時間算出過程と、前記累積充電時間を前記表示部に表示する表示過程と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、ユーザが容易に電池劣化状態(電池寿命)を把握でき、充電直後にも拘わらず、すぐにバッテリーが無くなってしまう状態を未然に回避でき、使い勝手が向上する。
また、各種情報を表示する表示部を備え、二次電池の充電管理を行う充電管理装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、前記二次電池の充電を行う毎に充電時間を計測させ、各前記二次電池毎の累積充電時間を算出させ、前記累積充電時間を前記表示部に表示させる、ことを特徴としている。
上記構成によれば、ユーザが容易に電池劣化状態(電池寿命)を把握でき、充電直後にも拘わらず、すぐにバッテリーが無くなってしまう状態を未然に回避でき、使い勝手が向上する。
この場合において、制御プログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記録するようにしても良い。
次に本発明の好適な実施の形態について説明する。
[1]第1実施形態
図1は、携帯機器に組み込まれる充電管理装置の概要構成ブロック図である。
充電管理装置1は、二次電池2と、二次電池2の充電制御を行う充電制御部3と、充電管理装置全体の制御を行うCPU4と、累積充電時間情報を含む各種情報を不揮発的に記憶するメモリ5と、各種情報を表示するとともに、ユーザが各種操作を行うための表示/操作部6と、充電電圧が印加される充電電圧端子7と、接地を行うためのグランド端子8と、各種経時処理を行う計時部9と、を備えて構成されている。
二次電池2は、リチウムイオン電池等で構成されており、充電制御部3により、充電が行われて、電力を供給する。
充電制御部3は、二次電池を保護するための図示しない電池保護ICと、充電の電流や電圧を制御する図示しない充電制御ICと、を備え、CPU4の制御下で二次電池の保護を行いつつ充電を行う。さらに外部端子である充電電圧端子7およびグランド端子8を介して充電が開始されたこと並びに充電が終了したことを信号VCHGによって、CPU4に伝える。
CPU4は、充電管理装置1全体の制御を行うとともに、表示/操作部6に接続され、表示/操作部6に時計の表示を行ったり、表示/操作部6の操作状態に応じて表示情報の変更処理などを行う。この場合において、CPU4が、各機能を実現するための制御プログラムは予め図示しないROMに格納されている。
メモリ5は、EEPROMなどの不揮発性のメモリで構成され、累積充電時間情報を更新可能に不揮発的に記憶している。
表示/操作部6は、液晶ディスプレイなどの表示部と、スイッチなどの操作子を複数備えた操作部と、を備えており、各種情報の表示とともに、ユーザの指示操作がなされることとなる。
充電電圧端子7およびグランド端子8には充電電圧が印加され、充電電圧端子7とグランド端子8との間を充電制御部3を介して充電電流が流れることにより、二次電池2に充電がなされるようになっている。
また計時部9は、時刻データや、経過時間データ等のデータの他、CPU4に一定の基準信号(動作用の基準クロック信号など)を供給している。
図2は、充電時の動作処理フローチャートである。
以下の説明においては、充電時に信号VCHGは“H”レベルとなり、非充電時に信号VCHGは“L”レベルとなるものとする。
まず、CPU4は、通常処理を行い(ステップS11)、例えば、表示/操作部6において時刻の表示等をおこなう。
この通常処理と並行して、充電制御部3は、外部端子である充電電圧端子7および接地端子8を介して充電電圧が所定量以上変化したことを検出すると、充電制御部3は、CPU4に対して出力する信号VCHGの信号レベルを遷移させる。すなわち、充電電圧が所定量以上変化し、充電電圧が所定電圧より高くなって充電状態となると信号VCHGは“H”レベルとなり、充電電圧が所定電圧より低くなって非充電時となると信号VCHGは“L”レベルとなることとなる。
信号VCHGの信号レベルが遷移すると、CPU4は、充電時割込動作(VCHG割込)を開始する(ステップS12)。
そして、CPU4は、信号VCHGの信号レベルの遷移方向(信号立上がり方向あるいは信号立下がり方向)に基づいて、充電が開始されたのか否かを判別する(ステップS13)。
ステップS13の判別において、信号VCHGの信号レベルの遷移方向が信号立上がり方向であることを検出した場合には、充電が開始された場合であるので、計時部9からの基準信号をもとに、充電開始からの経過時間に相当する値をカウントする充電経過時間カウンタのカウントを開始し、再び処理をステップS11に移行する。
ステップS13の判別において、信号レベルの遷移方向が信号立下がり方向であることを検出した場合には、充電が終了した場合であるので、CPU4は、充電経過時間カウンタのカウントを停止し、得られたカウント値を充電経過時間データTnとする(ステップS15)。
次にCPU4は、メモリ5から当該二次電池2における累積充電回数に相当する充電回数データCおよび累積充電時間に相当する累積充電時間データTを読み出す(ステップS16)。
次にCPU4は、今回の充電経過時間データTnに相当する充電経過時間が予め規定した規定充電経過時間より長いか否かを判別する(ステップS17)。
ここで、規定充電経過時間について説明する。
二次電池2として、例えば、リチウムイオン二次電池を用いた場合、標準となる充電時間が規定されており、2〜3時間が1サイクルの充電時間となっている。このため、本実施形態では、規定充電時間を2時間とし、充電経過時間データTnに相当する充電経過時間が2時間以上であるか否かを判別している。
ステップS17の判別において、今回の充電経過時間データTnに相当する充電経過時間が予め規定した規定充電経過時間より短い場合には(ステップS17;No)、充電回数としては、カウントする必要がないが、二次電池2の電池寿命には影響するので、CPU4は、累積充電時間データTを更新し、
T=T+Tn
とする(ステップS18)。
次にCPU4は、充電回数データCおよび累積充電時間データTを更新すべくメモリ5に書き込んで(ステップS20)、再び処理をステップS11に移行することとなる。
ステップS17の判別において、今回の充電経過時間データTnに相当する充電経過時間が予め規定した規定充電経過時間以上である場合には(ステップS17;Yes)、CPU4は、充電回数データCおよび累積充電時間データTを更新し、
C=C+1
T=T+Tn
とする(ステップS19)。
次にCPU4は、充電回数データCおよび累積充電時間データTを更新すべくメモリ5に書き込んで(ステップS20)、再び処理をステップS11に移行することとなる。
図3は、表示部に現在までの充電履歴を表示した場合の説明図である。
図3の場合、表示/操作部6の充電回数表示部31には、現在までに150回の充電(規定充電経過時間以上の充電)を行った旨が表示されており、累積充電時間表示部32には、現在までのトータルの充電時間(累積充電時間)は320時間である旨が表示されている。
表示/操作部6のバーグラフ表示部33には、当該二次電池2に対応する電池劣化までの予想時間(電池劣化に至るまでの累積充電時間)に対する現在の使用状況(累積充電時間)を示している。
この場合において、電池劣化までの予想時間は、電池劣化に至ると予想される充電可能回数を300回(=300サイクル)とし、1回の充電サイクルが2〜3時間であるとすると、予想寿命時間Tlifeは、以下のように設定される。
300×2<Tlife<300×3(時間)
したがって、本例の場合、最も短いと思われる予想寿命時間Tlife=600時間を当該二次電池2の寿命時間(=最低予想寿命時間)とし、当該予想寿命時間Tlife=600時間を100%とした場合の、現在の累積充電時間の百分率がグラフ表示される。
より具体的には、上述の例の場合、バーグラフ表示部33には、
320/600×100=53%
が、現在の使用状態であることが示されている。
さらに、バーグラフ表示部33には、累積充電時間が600時間を超過し、900時間(最大予想寿命時間)に至るまでの間、電池が劣化状態にあるであろうことを表す劣化状態表示部34が設けられている。
図4は、表示部に充電状態を表示した場合の説明図である。
図4の場合、表示/操作部6の充電経過時間表示部35には、今回の充電経過時間が60分であり、充電状態表示部36には、満充電時間(充電経過時間=2時間)を100%とした場合の、現在の充電経過時間の百分率がグラフ表示される。
さらに、充電経過時間表示部35には、充電経過時間が2時間(充電サイクル=2時間に相当)を超過し、3時間(充電サイクル=3時間に相当)に至るまでの間も表示を行う。
以上の説明のように、本第1実施形態によれば、累積充電回数だけでなく、累積充電時間もカウントしているため、累積充電回数のみをカウントした場合のように、短時間の充電でも1回の充電と見倣す場合と比較して、より正確に二次電池の充電による劣化状態を把握することができる。
以上の説明は、二次電池の交換が行われない前提で説明したが、二次電池2の交換を行った時は、メニューから電池交換を行った旨を入力したり、内部スイッチ等を設けて、機構的に電池交換があった旨をCPU4に通知し、メモリ5に記憶している充電回数データCおよび累積充電時間データTを初期値にリセットするようにすればよい。
[2]第2実施形態
図5は、第2実施形態の充電管理装置の概要構成ブロック図である。
本第2実施形態においては、充電管理装置を外部の二次電池を充電する充電装置として構成した場合の実施形態である。
充電管理装置1Aは、外部の二次電池2Xの充電制御を行う充電制御部3と、充電管理装置全体の制御を行うCPU4と、各種情報を不揮発的に記憶するメモリ5と、各種情報を表示するとともに、ユーザが各種操作を行うための表示/操作部6と、充電電圧が印加される充電電圧端子7と、接地を行うためのグランド端子8と、各種経時処理を行う計時部9と、を備えて構成されている。
ここで、充電制御部3、表示/操作部6、充電電圧端子7、グランド端子8および計時部9については、第1実施形態と同様であるので、その詳細な説明は、省略する。
二次電池2Xは、リチウムイオン電池等で構成されており、累積充電時間情報を不揮発的に記憶するEEPROMなどの不揮発性メモリで構成された充電情報記憶部41を備えており、充電制御部3により、充電が行われて、電力を供給する。
ここで、充電情報記憶部41には、当該二次電池2Xに対応する充電回数データCおよび累積充電時間データTが格納されている。
CPU4は、充電管理装置1A全体の制御を行うとともに、表示/操作部6に接続され、表示/操作部6に時計の表示を行ったり、表示/操作部6の操作状態に応じて表示情報の変更処理などを行う。また、CPU4は、二次電池2Xの充電情報記憶部41のデータを読み出して、充電管理を行うこととなる。
次に第2実施形態の動作について、図2の充電時の動作処理フローチャートを参照して説明する。
以下の説明においても、充電時に信号VCHGは“H”レベルとなり、非充電時に信号VCHGは“L”レベルとなるものとする。
まず、CPU4は、通常処理を行い(ステップS11)、例えば、表示/操作部6において時刻の表示等をおこなう。
この通常処理と並行して、充電制御部3は、二次電池2Xが電気的に接続された状態で、外部端子である充電電圧端子7および接地端子8を介して充電電圧が所定量以上変化したことを検出すると、充電制御部3は、CPU4に対して出力する信号VCHGの信号レベルを遷移させる。すなわち、充電電圧が所定量以上変化し、充電電圧が所定電圧より高くなって充電状態となると信号VCHGは“H”レベルとなり、充電電圧が所定電圧より低くなって非充電時となると信号VCHGは“L”レベルとなることとなる。
信号VCHGの信号レベルが遷移すると、CPU4は、充電時割込動作(VCHG割込)を開始する(ステップS12)。
そして、CPU4は、信号VCHGの信号レベルの遷移方向(信号立上がり方向あるいは信号立下がり方向)に基づいて、充電が開始されたのか否かを判別する(ステップS13)。
ステップS13の判別において、信号VCHGの信号レベルの遷移方向が信号立上がり方向であることを検出した場合には、充電が開始された場合であるので、計時部9からの基準信号をもとに、充電開始からの経過時間に相当する値をカウントする充電経過時間カウンタのカウントを開始し、再び処理をステップS11に移行する。
ステップS13の判別において、信号レベルの遷移方向が信号立下がり方向であることを検出した場合には、充電が終了した場合であるので、CPU4は、充電経過時間カウンタのカウントを停止し、得られたカウント値を充電経過時間データTnとする(ステップS15)。
次にCPU4は、二次電池2Xの充電情報記憶部41から当該二次電池2Xの充電回数データCおよび累積充電時間データTを読み出す(ステップS16)。
次にCPU4は、今回の充電経過時間データTnに相当する充電経過時間が予め規定した規定充電経過時間より長いか否かを判別する(ステップS17)。
ステップS17の判別において、今回の充電経過時間データTnに相当する充電経過時間が予め規定した規定充電経過時間より短い場合には(ステップS17;No)、充電回数としては、カウントする必要がないが、二次電池2の電池寿命には影響するので、CPU4は、累積充電時間データTを更新し、
T=T+Tn
とする(ステップS18)。
次にCPU4は、充電回数データCおよび累積充電時間データTを更新すべく充電情報記憶部41に書き込んで(ステップS20)、再び処理をステップS11に移行することとなる。
ステップS17の判別において、今回の充電経過時間データTnに相当する充電経過時間が予め規定した規定充電経過時間以上である場合には(ステップS17;Yes)、CPU4は、充電回数データCおよび累積充電時間データTを更新し、
C=C+1
T=T+Tn
とする(ステップS19)。
次にCPU4は、充電回数データCおよび累積充電時間データTを更新すべく充電情報記憶部41に書き込んで(ステップS20)、再び処理をステップS11に移行することとなる。
以上の説明のように、本第2実施形態によれば、累積充電回数だけでなく、累積充電時間もカウントし、充電対象の二次電池に記憶させておくため、充電管理装置を充電装置として外部の二次電池を充電する構成を採った場合でも、第1実施形態と同様により正確に二次電池の充電による劣化状態を把握することができる。
[3]第3実施形態
図6は、第3実施形態の充電管理装置の概要構成ブロック図である。
本第2実施形態においては、充電管理装置を外部の二次電池を充電する充電装置として構成した場合の他の実施形態である。
本第3実施形態が、第2実施形態と異なる点は、充電情報記憶部41に代えて、二次電池を特定するための電池特定情報を記憶する電池特定情報記憶部42を備えた点である。
充電管理装置1Aは、外部の二次電池2Yの充電制御を行う充電制御部3と、充電管理装置全体の制御を行うCPU4と、電池特定情報に対応づけた累積充電時間情報を含む各種情報を不揮発的に記憶するメモリ5と、各種情報を表示するとともに、ユーザが各種操作を行うための表示/操作部6と、充電電圧が印加される充電電圧端子7と、接地を行うためのグランド端子8と、各種経時処理を行う計時部9と、を備えて構成されている。
ここで、充電制御部3、表示/操作部6、充電電圧端子7、グランド端子8および計時部9については、第1実施形態と同様であるので、その詳細な説明は、省略する。
二次電池2Yは、リチウムイオン二次電池等で構成されており、当該二次電池2Yを特定するための電池特定情報を記憶する電池特定情報を不揮発的に記憶するEEPROMなどの不揮発性メモリで構成された電池特定情報記憶部42を備えており、充電制御部3により、充電が行われて、電力を供給する。
ここで、電池特定情報記憶部42は、CPU4が二次電池2Yを特定し、当該二次電池2Yに対応する充電回数データCおよび累積充電時間データTを対応づけて管理するために用いられる電池特定情報が格納されている。
メモリ5は、電池特定情報に対応づけた累積充電時間情報を複数の電池について記憶している。
次に第3実施形態の動作について、図2の充電時の動作処理フローチャートを参照して説明する。
以下の説明においても、充電時に信号VCHGは“H”レベルとなり、非充電時に信号VCHGは“L”レベルとなるものとする。
まず、CPU4は、通常処理を行い(ステップS11)、例えば、表示/操作部6において時刻の表示等をおこなう。
この通常処理と並行して、充電制御部3は、二次電池2Yが電気的に接続された状態で、外部端子である充電電圧端子7および接地端子8を介して充電電圧が所定量以上変化したことを検出すると、充電制御部3は、CPU4に対して出力する信号VCHGの信号レベルを遷移させる。すなわち、充電電圧が所定量以上変化し、充電電圧が所定電圧より高くなって充電状態となると信号VCHGは“H”レベルとなり、充電電圧が所定電圧より低くなって非充電時となると信号VCHGは“L”レベルとなることとなる。
信号VCHGの信号レベルが遷移すると、CPU4は、充電時割込動作(VCHG割込)を開始する(ステップS12)。
そして、CPU4は、信号VCHGの信号レベルの遷移方向(信号立上がり方向あるいは信号立下がり方向)に基づいて、充電が開始されたのか否かを判別する(ステップS13)。
ステップS13の判別において、信号VCHGの信号レベルの遷移方向が信号立上がり方向であることを検出した場合には、充電が開始された場合であるので、計時部9からの基準信号をもとに、充電開始からの経過時間に相当する値をカウントする充電経過時間カウンタのカウントを開始し、再び処理をステップS11に移行する。
ステップS13の判別において、信号レベルの遷移方向が信号立下がり方向であることを検出した場合には、充電が終了した場合であるので、CPU4は、充電経過時間カウンタのカウントを停止し、得られたカウント値を充電経過時間データTnとする(ステップS15)。
次にCPU4は、二次電池2Yの電池特定情報記憶部42から当該二次電池2Yを特定するための電池特定情報を読み出し、読み出した電池特定情報に対応する充電回数データCおよび累積充電時間データTをメモリ5から読み出す(ステップS16)。
次にCPU4は、今回の充電経過時間データTnに相当する充電経過時間が予め規定した規定充電経過時間より長いか否かを判別する(ステップS17)。
ステップS17の判別において、今回の充電経過時間データTnに相当する充電経過時間が予め規定した規定充電経過時間より短い場合には(ステップS17;No)、充電回数としては、カウントする必要がないが、二次電池2の電池寿命には影響するので、CPU4は、累積充電時間データTを更新し、
T=T+Tn
とする(ステップS18)。
次にCPU4は、充電回数データCおよび累積充電時間データTを更新すべく、電池特定情報に対応づけてメモリ5に書き込んで(ステップS20)、再び処理をステップS11に移行することとなる。
ステップS17の判別において、今回の充電経過時間データTnに相当する充電経過時間が予め規定した規定充電経過時間以上である場合には(ステップS17;Yes)、CPU4は、充電回数データCおよび累積充電時間データTを更新し、
C=C+1
T=T+Tn
とする(ステップS19)。
次にCPU4は、充電回数データCおよび累積充電時間データTを更新すべくメモリ5に電池特定情報に対応づけて充電回数データCおよび累積充電時間データTを書き込んで(ステップS20)、再び処理をステップS11に移行することとなる。
以上の説明のように、本第3実施形態によれば、累積充電回数だけでなく、累積充電時間もカウントし、充電対象の二次電池を特定するための電池特定情報に対応づけて記憶させておくため、充電管理装置を充電装置として外部の二次電池を充電する構成を採った場合でも、第1実施形態および第2実施形態と同様により正確に二次電池の充電による劣化状態を把握することができる。
[4]実施形態の効果
以上の説明のように、各実施形態によれば、二次電池毎に充電開始からどれくらい経過したか、または、満充電まであとどれくらいなのかがわかり、充電後使用できる時間がすぐに想定できる。また、累積充電時間を履歴として把握でき、どれくらい二次電池を充電したかがわかるため、二次電池の劣化が進行していることがわかり、満充電したにもかかわらず、すぐに使用できなくなってしまう危険性を未然に回避することも可能となる。
[5]実施形態の変形例
以上の説明においては、上記各機能を実現するための制御プログラムが、予め図示しないROMに格納されている場合について説明したが、制御プログラムを、コンピュータ(CPU)読取可能な記録媒体に記録するようにしてもよい。このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが記憶媒体から読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、上記各実施形態と同等の作用および効果が得られる。
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、どのような記憶媒体であってもよい。
また、インターネット、LANなどの通信ネットワークを介して制御用プログラムをダウンロードし、インストールして実行するように構成することも可能である。
第1実施形態の画質調整システムの概要構成ブロック図である。 充電時の動作処理フローチャートである。 表示部に現在までの充電履歴を表示した場合の説明図である。 表示部に充電状態を表示した場合の説明図である。 第2実施形態の充電管理装置の概要構成ブロック図である。 第3実施形態の充電管理装置の概要構成ブロック図である。
符号の説明
1…充電管理装置、1A…充電管理装置、2…二次電池、2X…二次電池、2Y…二次電池、3…充電制御部、4…CPU、5…メモリ、6…表示/操作部、7…充電電圧端子、8…接地端子、8…グランド端子、9…計時部、31…充電回数表示部、32…累積充電時間表示部、33…バーグラフ表示部、34…劣化状態表示部、35…充電経過時間表示部、36…充電状態表示部、41…充電情報記憶部、42…電池特定情報記憶部、C…充電回数データ、T…累積充電時間データ、Tlife…予想寿命時間、Tn…充電経過時間データ、VCHG…信号。

Claims (8)

  1. 二次電池の充電管理を行う充電管理装置において、
    前記二次電池の充電を行う毎に充電時間を計測し、前記二次電池毎の累積充電時間を算出する累積充電時間算出部と、
    前記累積充電時間を表示する表示部と、
    を備えたことを特徴とする充電管理装置。
  2. 請求項1記載の充電管理装置において、
    前記累積充電時間算出部により算出された累積充電時間を記憶する累積充電時間記憶部を備えたことを特徴とする充電管理装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の充電管理装置において、
    前記累積充電時間を前記二次電池が劣化されると予想される所定の基準累積充電時間と比較し、前記比較の結果に基づいて前記二次電池の寿命に関する情報を前記表示部に表示する電池寿命算出部を備えたことを特徴とする充電管理装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の充電管理装置において、
    所定の1サイクルの充電に必要な充電時間である規定充電時間を超えた充電時間を有する充電回数を計測し、前記充電回数を更新しつつ不揮発的に記憶する充電回数記憶部を備え、
    前記表示部は、前記充電回数を表示することを特徴とする充電管理装置。
  5. 請求項1記載の充電管理装置において、
    前記二次電池は、前記累積充電時間を記憶する累積充電時間記憶部を備え、
    前記算出した累積充電時間を前記累積充電時間記憶部に記憶させることを特徴とする充電管理装置。
  6. 請求項2記載の充電管理装置において、
    前記二次電池は、当該二次電池を特定するための電池特定情報を記憶する電池特定情報記憶部を備え、
    前記累積充電時間記憶部は、前記電池特定情報に対応づけて前記二次電池毎に前記累積充電時間を記憶することを特徴とする充電管理装置。
  7. 各種情報を表示する表示部を備え、二次電池の充電管理を行う充電管理装置の制御方法において、
    前記二次電池の充電を行う毎に充電時間を計測し、各前記二次電池毎の累積充電時間を算出する累積充電時間算出過程と、
    前記累積充電時間を前記表示部に表示する表示過程と、
    を備えたことを特徴とする充電管理装置の制御方法。
  8. 各種情報を表示する表示部を備え、二次電池の充電管理を行う充電管理装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
    前記二次電池の充電を行う毎に充電時間を計測させ、
    各前記二次電池毎の累積充電時間を算出させ、
    前記累積充電時間を前記表示部に表示させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
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