JP2008223594A - 内燃機関およびそれを備えた車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】クランク軸の端側から視て大型化するのを抑制することが可能な内燃機関を提供する。
【解決手段】このエンジン(内燃機関)15は、クランクケース22と、クランクケース22に収容されたクランクシャフト31と、クランクケース22の内部に配置され、クランクシャフト31を中心として回転する第1クランクギア32および第2クランクギア33と、第1クランクギア32と噛合し、第1クランクギア32が回転するのに伴って回転するバランサギア35と、ウォーターポンプギア56を有するウォーターポンプ部54とを備えている。ウォーターポンプギア56は、第2クランクギア33と噛合し、第2クランクギア33が回転するのに伴って回転する。バランサギア35およびウォーターポンプギア56は、クランクシャフト31の端側から視て互いに重なるように配置されている。
【選択図】図2

Description

この発明は、内燃機関およびそれを備えた車両に関し、特に、ポンプ部を含む内燃機関およびそれを備えた車両に関する。
従来、冷却水ポンプ(ポンプ部)を含むエンジン(内燃機関)を備えた自動二輪車(車両)が知られている(たとえば、特許文献1参照)。上記特許文献1には、クランクシャフトと共に回転するオイルポンプドライブギア(第1ギア)およびプライマリードライブギア(第2ギア)と、オイルポンプドライブギアと噛合し、オイルポンプドライブギアが回転するのに伴って回転するオイルポンプアイドルギアと、プライマリードライブギアと噛合し、プライマリードライブギアが回転するのに伴って回転する冷却水ポンプギア(ポンプギア)とを備えたエンジンの潤滑油冷却構造が開示されている。このエンジンでは、オイルポンプアイドルギアと冷却水ポンプギアとは、クランクシャフトが延びる方向(側方)から視て互いに重なり合うことのないようにクランクケースの内部に配置されている。
特許第3820970号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたエンジンでは、オイルポンプアイドルギアと冷却水ポンプギア(ポンプギア)とは、クランクシャフトが延びる方向(側方)から視て互いに重なり合うことのないようにクランクケースの内部に配置されているため、クランクケースの内部のクランクシャフトと共に回転するオイルポンプドライブギア(第1ギア)およびプライマリードライブギア(第2ギア)にそれぞれ噛合するオイルポンプアイドルギアおよび冷却水ポンプギアを配置するスペースをクランクシャフトが延びる方向と交差する方向に確保する必要がある。このため、エンジン(内燃機関)が、クランクシャフトが延びる方向と交差する方向に大型化するという問題点がある。すなわち、内燃機関がクランクシャフトの端側から視て大型化するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、クランク軸の端側から視て大型化するのを抑制することが可能な内燃機関およびそれを備えた車両を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による内燃機関は、クランクケースと、クランクケースに収容されたクランク軸と、クランクケースの内部に配置され、クランク軸を中心として回転する第1ギアおよび第2ギアと、第1ギアと噛合し、第1ギアが回転するのに伴って回転する第3ギアと、ポンプギアを有するポンプ部とを備え、ポンプギアは、第2ギアと噛合し、第2ギアが回転するのに伴って回転し、第3ギアおよびポンプギアは、クランク軸の端側から視て互いに重なるように配置されている。
この第1の局面による内燃機関では、上記のように、第3ギアおよびポンプギアを、クランク軸の端側から視て互いに重なるように配置することによって、第3ギアおよびポンプギアがクランク軸の端側から視て互いに重なり合うことのない状態で配置されている場合と異なり、第3ギアおよびポンプギアを配置するスペースをクランク軸の端側から視て小さくすることができる。これにより、内燃機関が、クランク軸の端側から視て大型化するのを抑制することができる。
上記第1の局面による内燃機関において、好ましくは、ポンプ部は、冷却水流入口と冷却水流出口とを有するウォーターポンプユニットをさらに含む。このように構成すれば、冷却水流入口と冷却水流出口とにより、容易に、冷却水を循環させることができる。
上記第1の局面による内燃機関において、好ましくは、ポンプ部は、ポンプギアと共に回転する第1回転軸と、第1回転軸に取り付けられたインペラとをさらに含み、ポンプギアは、インペラと第3ギアとの間に配設されている。このように構成すれば、クランク軸の端側から視て、ポンプギアは、第3ギアおよびインペラに重なるように配設されるので、内燃機関が、クランク軸の端側から視て大型化するのを抑制することができる。
上記第1の局面による内燃機関において、好ましくは、ポンプ部は、ポンプギアと共に回転する第1回転軸と、第1回転軸の軸方向の移動を抑制するための第1規制部材とをさらに含む。このように構成すれば、第1回転軸に軸方向の力が付与された場合にも、第1規制部材により、容易に、第1回転軸が軸方向に移動するのを抑制することができる。
上記ポンプ部が第1回転軸と第1規制部材とを含む内燃機関において、好ましくは、第1回転軸は、第1回転軸の外周面に設けられた第1外周溝部を含み、第1規制部材は、第1回転軸の第1外周溝部に係合する係合部を含む。このように構成すれば、第1規制部材を、容易に、第1回転軸に係合させることができる。
この場合において、好ましくは、第1規制部材の係合部は、第1回転軸の第1外周溝部が係合される係合孔部と、係合孔部と連続するように設けられ、第1回転軸の直径よりも大きい孔径を有する挿入孔部とを含む。このように構成すれば、第1回転軸を、係合部の挿入孔部に挿入して、第1回転軸の第1外周溝部を、挿入孔部に連続する係合孔部に係合させることにより、より容易に、第1規制部材を第1回転軸に係合させることができる。
上記ポンプ部が第1回転軸と第1規制部材とを含む内燃機関において、好ましくは、クランクケース側に配置されている第1軸受部材と、第3ギアと共に回転する第2回転軸とをさらに備え、第1軸受部材は、第3ギアの第2回転軸を回転可能に支持するように構成され、ポンプ部は、ポンプギアの第1回転軸を回転可能に支持するための第2軸受部材をさらに含む。このように構成すれば、クランクケース側に配置されている第1軸受部材により、第2回転軸を安定した状態で回転させることができるので、バランサギアを安定した状態で回転させることができる。また、ポンプ部の第2軸受部材により、第1回転軸を安定した状態で回転させることができるので、ポンプギアを安定した状態で回転させることができる。
上記ポンプ部が第1回転軸と第1規制部材とを含む内燃機関において、好ましくは、ポンプ部は、ポンプギアが第1回転軸から抜け落ちるのを抑制する第2規制部材をさらに含み、第1回転軸は、第1回転軸の外周面に設けられ、第2規制部材が係合される第2外周溝部をさらに含む。このように構成すれば、第2規制部材および第2外周溝部により、容易に、ポンプギアが第1回転軸から抜け落ちるのを抑制することができる。
上記第1の局面による内燃機関において、好ましくは、ポンプギアおよび第3ギアは、クランクケースの内部に貯留されているオイルのオイル面よりも上方に位置するように構成されている。このように構成すれば、第3ギアおよびポンプギアがオイルパンに貯留されているオイルに接触するのを抑制することができるので、第3ギアおよびポンプギアがオイルに接触することにより駆動エネルギーが損失するのをより抑制することができる。
上記第1の局面による内燃機関において、好ましくは、クランクケースの側面の少なくとも一部を覆うように設けられているクランクケースカバーをさらに備え、ポンプ部は、クランクケースカバーに取り付けられている。このように構成すれば、ポンプ部に含まれているポンプギアを、クランクケースの内部に配置されている第3ギアに対して、容易に、クランク軸の端側から視て重なるように配置することができる。
上記第1の局面による内燃機関において、好ましくは、第3ギアと共に回転する第2回転軸をさらに備え、第3ギアは、バランサギアを含み、バランサギアの第2回転軸の延長線は、ポンプギアの半径方向の内側に配置され、ポンプギアの第1回転軸の延長線は、バランサギアの半径方向の内側に配置されている。このように構成すれば、バランサギアとポンプギアとを、クランク軸の端側から視て互いにより多くの範囲が重なるように配置することができるので、バランサギアおよびポンプギアを配置するスペースをクランク軸の端側から視てより小さくすることができる。
上記第1の局面による内燃機関において、好ましくは、第2ギアは、第2ギアの直径が第1ギアの直径よりも小さくなるように形成されている。このように構成すれば、第2ギアに噛合しているポンプギアが大きくなるのを抑制しながらポンプギアの回転数を小さくすることができる。
この発明の第2の局面による車両は、上記のいずれかの構成に記載の内燃機関を備える。このように構成すれば、容易に、クランク軸の端側から視て大型化するのを抑制することが可能な内燃機関を備えた車両を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるエンジン(内燃機関)が搭載された自動二輪車(車両)の全体構造を示した側面図である。図2〜図10は、図1に示した一実施形態によるエンジンの構造を詳細に説明するための図である。なお、本実施形態では、本発明の車両の一例として、自動二輪車について説明する。図中、矢印FWDは、自動二輪車の走行方向の前方を示している。まず、図1〜図10を参照して、本実施形態によるエンジン15およびそれが搭載された自動二輪車1の構造について説明する。
本発明の一実施形態によるエンジン(内燃機関)15が搭載された自動二輪車1の構造としては、図1に示すように、ヘッドパイプ2の後方には、前後方向に延びるメインフレーム3が配置されている。また、メインフレーム3は、上方から後方に延びる上側フレーム3aと、下側から後方に延びる下側フレーム3bとを有している。また、上側フレーム3aとシートレール4の後部との間には、バックステー5が接続されている。これらのヘッドパイプ2、メインフレーム3、シートレール4およびバックステー5によって、車体フレームが構成されている。
また、ヘッドパイプ2の上部には、ハンドル6が回動可能に取り付けられている。また、ハンドル6の下方には、上下方向の衝撃を吸収するためのサスペンションを有する一対のフロントフォーク7が配置されている。このフロントフォーク7の下端には、前輪8が回転可能に取り付けられている。また、前輪8の上方には、フロントフェンダ9が配置されている。また、フロントフォーク7の後方には、ラジエータ10が配置されている。
また、メインフレーム3の後端部には、ピボット軸3cを介して、スイングアーム11の前端部が取り付けられている。スイングアーム11の後端部には、後輪12が回転可能に取り付けられている。また、後輪12には、後輪12と共に回転するように、ドリブンスプロケット13が取り付けられている。このドリブンスプロケット13には、ドライブチェーン14が噛合されており、ドライブチェーン14は、エンジン15の後述するドライブスプロケット48により駆動されるように構成されている。また、エンジン15は、メインフレーム3の上側フレーム3aと下側フレーム3bとに挟まれるように搭載されている。なお、エンジン15は、本発明の「内燃機関」の一例である。また、エンジン15には、マフラー16が接続されている。また、メインフレーム3の上方側には、燃料タンク17が配置されている。また、シートレール4の上方には、シート18が配置されている。
また、本実施形態によるエンジン15は、図2に示すように、シリンダ19と、シリンダヘッド20と、シリンダヘッドカバー21と、クランクケース22とを含んでいる。シリンダ19には、その内周面にピストン23が摺動可能に配置されている。このピストン23には、コンロッド24の一方端部が回動可能に取り付けられている。また、シリンダヘッド20は、シリンダ19の一方の開口を塞ぐように配置されている。また、シリンダヘッド20には、吸気ポート20aおよび排気ポート20bが形成されている。吸気ポート20aおよび排気ポート20bには、それぞれ、チタン製の吸気バルブ25およびスチール製の排気バルブ26が配置されている。また、吸気バルブ25の傘部25aの面積は、排気バルブ26の傘部26aの面積よりも大きくなるように形成されている。また、吸気ポート20aには、スロットルボディ27が接続されている。このスロットルボディ27には、吸気ポート20aに燃料を噴射するためのインジェクタ28が取り付けられている。また、吸気ポート20aは、空気と燃料とを含む混合気をシリンダ19の燃焼室19aに供給するために設けられている。また、排気ポート20bは、燃焼後の残留ガスを燃焼室19aから排出するために設けられている。この排気ポート20bには、図示しない排気管を介してマフラー16(図1参照)が接続されている。また、シリンダヘッド20の後方側には、エンジン15により温められた冷却水を、ラジエータ10(図1参照)に戻すための排水口部20cが形成されている。
また、シリンダヘッド20の上部には、シリンダヘッドカバー21が配置されている。このシリンダヘッドカバー21は、一対のカムシャフト29を覆うようにシリンダヘッド20に取り付けられている。また、一対のカムシャフト29には、それぞれ、吸気バルブ25および排気バルブ26をそれぞれ作動させるためのカム29aが設けられている。また、カムシャフト29の歯車部29bには、図3に示すように、カムチェーン30が噛合されている。このカムチェーン30は、後述するクランクシャフト31の歯車部31aに噛合されており、カムシャフト29は、クランクシャフト31が回転するのに伴って回転するように構成されている。
また、シリンダ19の下部には、図2に示すように、クランクケース22が取り付けられている。このクランクケース22の内部には、クランクシャフト31と、クランクシャフト31を中心として回転する第1クランクギア32および第2クランクギア33と、バランサシャフト34と、バランサシャフト34を中心として回転するバランサギア35と、メインシャフト36と、メインシャフト36を中心として回転するドリブンギア37と、メインシャフト36に取り付けられたクラッチ機構部38とが配置されている。なお、クランクシャフト31は、本発明の「クランク軸」の一例であり、第1クランクギア32は、本発明の「第1ギア」の一例である。また、第2クランクギア33は、本発明の「第2ギア」の一例である。また、バランサシャフト34は、本発明の「第2回転軸」の一例であり、バランサギア35は、本発明の「第3ギア」の一例である。
クランクシャフト31には、コンロッド24の他方端部がクランクシャフト31に対して回動可能に取り付けられている。つまり、クランクシャフト31は、ピストン23がシリンダ19に対して摺動するのに伴って回転するように構成されている。また、クランクシャフト31は、図3に示すように、車両の進行方向(矢印FWD方向)(図1および図2参照)と直交するように、クランクケース22に配置されている。また、クランクシャフト31は、クランクケース22に取り付けられている一対の軸受39により回転可能に支持されている。また、第2クランクギア33は、クランクシャフト31の一方(矢印R方向)端部近傍に固定されており、クランクシャフト31と共に回転するように構成されている。また、第1クランクギア32は、第2クランクギア33の矢印L方向側に隣接するようにクランクシャフト31に固定されており、クランクシャフト31と共に回転するように構成されている。また、第2クランクギア33は、第2クランクギア33の直径が第1クランクギア32の直径よりも小さくなるように構成されている。
また、クランクシャフト31の他方(矢印L方向)端部には、発電装置40が取り付けられている。この発電装置40は、クランクシャフト31が回転するのに伴って、発電されるように構成されている。また、クランクシャフト31の発電装置40の矢印R方向側には、発電装置40に隣接するようにスタータギア41が固定されている。このスタータギア41は、複数の中間ギア(図示せず)を介してスタータモータ42(図2参照)に接続されている。また、クランクシャフト31のスタータギア41の矢印R方向(図3参照)側には、カムチェーン30が噛合される歯車部31aが設けられている。
ここで、本実施形態では、バランサギア35は、図2に示すように、第1クランクギア32に噛合するように構成されている。このバランサギア35は、図4に示すように、バランサシャフト34に固定されている。また、バランサシャフト34は、クランクケース22側(矢印L方向側)に設けられており、クランクケース22に取り付けられている軸受43により回転可能に支持されている。なお、軸受43は、本発明の「第1軸受部材」の一例である。また、バランサギア35は、バランサギア35の直径が第1クランクギア32の直径と同じになるように構成されている。また、バランサギア35には、スチール製のバランサ35aが取り付けられている。このバランサ35aは、図2に示すように、円弧形状を有しており、3本のネジ部材70によりバランサギア35の平板面部に固定されている。また、バランサ35aは、ピストン23が上死点に位置する際にバランサギア35の平板面部の下部に位置するようにバランサギア35に取り付けられている。そして、ピストン23が下死点に位置する際には、第1クランクギア32が半回転するのに伴ってバランサギア35も半回転するので、バランサ35aは、バランサギア35の平板面部の上部に位置するように移動される。
また、第2クランクギア33には、ドリブンギア37が噛合されている。このドリブンギア37は、第2クランクギア33の直径よりも大きな直径を有するように構成されている。すなわち、ドリブンギア37は、ドリブンギア37の回転数が第2クランクギア33の回転数よりも小さくなるように構成されている。また、ドリブンギア37に伝達された駆動力は、クラッチ機構部38を介してメインシャフト36に伝達される。また、メインシャフト36は、図3に示すように、クランクケース22に取り付けられている一対の軸受44により回転可能に支持されている。また、メインシャフト36に伝達された駆動力は、変速機構部45を介してドライブシャフト46に伝達される。このドライブシャフト46は、クランクケース22に取り付けられている一対の軸受47aおよび47bにより回転可能に支持されている。また、ドライブシャフト46の矢印L方向側の端部には、ドライブスプロケット48が取り付けられている。これにより、ドライブシャフト46に伝達された駆動力は、ドライブチェーン14を介して後輪12(図1参照)に伝達される。
また、メインシャフト36には、図2に示すように、オイルポンプ駆動ギア49がメインシャフト36と共に回転するように配置されている。このオイルポンプ駆動ギア49には、アイドルギア50を介してオイルポンプギア51が接続されている。このオイルポンプギア51は、オイルポンプユニット52に配置されており、オイルポンプユニット52は、オイルポンプギア51が回転することにより駆動するように構成されている。
また、本実施形態では、図3に示すように、クランクケース22の矢印R方向側の側面には、クランクケースカバー53がクランクケース22の側面を覆うように取り付けられている。また、クランクケースカバー53には、図4および図5に示すように、ウォーターポンプ部54が取り付けられている。このウォーターポンプ部54は、エンジン15の内部に冷却水を循環させる機能を有する。なお、ウォーターポンプ部54は、本発明の「ポンプ部」の一例である。
また、本実施形態では、ウォーターポンプ部54は、図4に示すように、ウォーターポンプシャフト55と、ウォーターポンプシャフト55に取り付けられたウォーターポンプギア56と、ウォーターポンプシャフト55に取り付けられたインペラ57と、シール部材58と、ウォーターポンプシャフト55を回転可能に支持する軸受59と、ウォーターポンプシャフト55に係合されたプレート部材60とを含んでいる。なお、ウォーターポンプシャフト55は、本発明の「第1回転軸」の一例であり、ウォーターポンプギア56は、本発明の「ポンプギア」の一例である。また、軸受59は、本発明の「第2軸受部材」の一例であり、プレート部材60は、本発明の「第1規制部材」の一例である。
本実施形態によるウォーターポンプシャフト55は、クランクケースカバー53の挿入孔部53aに挿入されている。また、ウォーターポンプシャフト55の矢印L方向側には、ウォーターポンプギア56が取り付けられている。具体的には、ウォーターポンプシャフト55には、図4および図6に示すように、ピン孔55aが形成されており、ピン孔55aには、ピン61(図4参照)が挿入されている。このピン61は、図4に示すように、ウォーターポンプシャフト55の直径よりもその長さが大きくなるように形成されており、ピン61の両端部61aは、ピン孔55aから突出している。また、ウォーターポンプギア56には、ピン61の両端部61aに係合可能な溝部56aが形成されており、ウォーターポンプシャフト55は、ピン61の両端部61aが溝部56aに係合されることによりウォーターポンプギア56と共に回転される。また、ウォーターポンプギア56は、第2クランクギア33に噛合されており、第2クランクギア33が回転するのに伴って回転するように構成されている。
また、本実施形態では、図4および図6に示すように、ウォーターポンプシャフト55の矢印L方向側の端部近傍には、ウォーターポンプシャフト55の外周面に設けられた係合溝部55bが形成されている。なお、係合溝部55bは、本発明の「第2外周溝部」の一例である。この係合溝部55bには、図4に示すように、サークリップ(Cリング)62が係合されている。このサークリップ62は、図7に示すように、ウォーターポンプシャフト55(図6参照)の外周面に沿って突出するように形成されており、ウォーターポンプギア56がウォーターポンプシャフト55から抜け落ちるのを抑制する機能を有する。なお、サークリップ62は、本発明の「第2規制部材」の一例である。
また、本実施形態では、図4および図6に示すように、ウォーターポンプシャフト55のピン孔55aの矢印R方向側には、ウォーターポンプシャフト55の外周面に設けられた係合溝部55cが形成されている。なお、係合溝部55cは、本発明の「第1外周溝部」の一例である。また、係合溝部55cには、図4に示すように、プレート部材60が係合されている。具体的には、プレート部材60には、図8および図9に示すように、係合部60aが設けられている。また、係合部60aには、係合孔部60bと挿入孔部60cとが設けられている。係合孔部60bは、ウォーターポンプシャフト55(図6参照)の係合溝部55cと係合するように所定の孔径を有している。また、挿入孔部60cは、ウォーターポンプシャフト55(図6参照)を係合部60aに挿入することが可能となるように、ウォーターポンプシャフト55の直径よりも大きい孔径を有している。また、挿入孔部60cは、係合孔部60bと連続するように設けられている。これにより、ウォーターポンプシャフト55を挿入孔部60cに挿入して挿入孔部60cに連続して形成された係合孔部60bに移動することにより、プレート部材60の係合孔部60bをウォーターポンプシャフト55の係合溝部55cに係合させることが可能となる。また、プレート部材60には、一対のネジ挿入孔60dが形成されている。そして、プレート部材60は、図4および図10に示すように、ネジ挿入孔60dにネジ部材71が挿入されるとともに、クランクケースカバー53に螺合されている。これにより、プレート部材60の係合部60a(図8参照)に係合されているウォーターポンプシャフト55が車幅方向(矢印L方向および矢印R方向)に移動するのを抑制することが可能となる。
また、本実施形態では、プレート部材60の矢印R方向側には、図4に示すように、軸受59が配置されている。この軸受59は、クランクケースカバー53の軸受嵌合穴53bに嵌め込まれている。また、軸受59には、ウォーターポンプシャフト55が回転可能に支持されている。
また、ウォーターポンプシャフト55の矢印R方向側の端部には、図4および図6に示すように、樹脂製のインペラ57が取り付けられている。このインペラ57は、ウォーターポンプシャフト55と共に回転するようにウォーターポンプシャフト55が嵌め込まれている。また、ウォーターポンプシャフト55のインペラ57の矢印L方向側には、図4に示すように、ゴム製のシール部材58が配置されている。このシール部材58は、クランクケースカバー53のシール部材挿入孔53cに挿入されている。このシール部材58により、ウォーターポンプ部54のシール部材58よりも矢印R方向側(外側)で流通される冷却水がシール部材58よりも矢印L方向側(内側)に浸入するのを抑制することが可能となる。また、ウォーターポンプ部54のシール部材58よりも矢印L方向側(内側)で飛散するオイルなどがシール部材58よりも矢印R方向側(外側)に浸入するのを抑制することが可能となる。
また、インペラ57の外側(矢印R方向側)には、カバー部材63がネジ部材72により取り付けられている。このカバー部材63には、冷却水流入口63aが設けられており、ウォーターポンプ部54は、冷却水流入口63aからウォーターポンプ部54の内部にラジエータ10(図1参照)により冷却された冷却水を取り入れるように構成されている。また、インペラ57の上方には、インペラ57により汲み上げられる冷却水をエンジン15の内部に送るための冷却水流出口63bが設けられている。また、冷却水流出口63bには、エンジン15の内部に冷却水を流通させるための流水路53dおよび22aが設けられている。なお、冷却水流入口63aおよび冷却水流出口63bによって、ウォーターポンプユニット64が構成されている。
ここで、本実施形態では、ウォーターポンプギア56は、図2に示すように、クランクシャフト31の端側から視てバランサギア35と重なるように配置されている。具体的には、クランクシャフト31の端側から視てバランサギア35と共に回転するバランサシャフト34の延長線は、図2および図4に示すように、ウォーターポンプギア56の半径方向の内側に配置されるように構成されている。また、ウォーターポンプギア56と共に回転するウォーターポンプシャフト55(図4参照)の延長線は、バランサギア35の半径方向の内側に配置されるように構成されている。
また、本実施形態では、上記したように第2クランクギア33の直径が第1クランクギア32の直径よりも小さくなるように形成されているので、ウォーターポンプギア56の直径を大きくするのを抑制しながらウォーターポンプギア56の回転数を小さくすることが可能となる。また、ウォーターポンプギア56の直径を大きくするのを抑制することによって、ウォーターポンプギア56の下端部がクランクケース22の下方に位置するのを抑制することが可能となる。
また、本実施形態では、クランクケース22の下部には、図2に示すように、オイルを貯留するオイルパン22bが設けられている。また、オイルは、オイル面F1がオイルポンプギア51よりも下側になるように満たされている。また、ウォーターポンプギア56およびバランサギア35は、オイルポンプギア51よりも上方に設けられており、オイルのオイル面F1よりも上方に位置するように配置されている。
本実施形態では、上記のように、バランサギア35およびウォーターポンプギア56を、クランクシャフト31の端側から視て互いに重なるように配置することによって、バランサギア35およびウォーターポンプギア56がクランクシャフト31の端側から視て互いに重なり合うことのない状態で配置されている場合と異なり、バランサギア35およびウォーターポンプギア56を配置するスペースをクランクシャフト31の端側から視て小さくすることができるので、エンジン15が、クランクシャフト31の端側から視て大型化するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、ウォーターポンプ部54に、ウォーターポンプギア56と共に回転するウォーターポンプシャフト55と、ウォーターポンプシャフト55の軸方向(矢印L方向および矢印R方向)の移動を抑制するためのプレート部材60とを設けることによって、ウォーターポンプシャフト55に軸方向(矢印L方向および矢印R方向)の力が付与された場合にも、プレート部材60により、容易に、ウォーターポンプシャフト55が軸方向(矢印L方向および矢印R方向)に移動するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、ウォーターポンプシャフト55に、ウォーターポンプシャフト55の外周面に形成された係合溝部55cを設け、プレート部材60に、ウォーターポンプシャフト55の係合溝部55cに係合する係合部60aを設けることによって、プレート部材60を、容易に、ウォーターポンプシャフト55に係合させることができるので、プレート部材60により、より容易に、ウォーターポンプシャフト55が軸方向に移動するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、プレート部材60の係合部60aに、ウォーターポンプシャフト55の係合溝部55cが係合される係合孔部60bと、係合孔部60bと連続するように設けられ、ウォーターポンプシャフト55の直径よりも大きい孔径を有する挿入孔部60cとを設けることによって、ウォーターポンプシャフト55を、係合部60aに挿入して、ウォーターポンプシャフト55の係合溝部55cを、挿入孔部60cと連続する係合孔部60bに係合させることにより、より容易に、プレート部材60をウォーターポンプシャフト55に係合させることができる。
また、本実施形態では、ウォーターポンプ部54に、ウォーターポンプギア56がウォーターポンプシャフト55から抜け落ちるのを抑制するサークリップ62を設け、ウォーターポンプシャフト55に、ウォーターポンプシャフト55の一方(矢印L方向)端部近傍の外周面に設けられ、サークリップ62が係合される係合溝部55bを設けることによって、サークリップ62および係合溝部55bにより、容易に、ウォーターポンプギア56がウォーターポンプシャフト55から抜け落ちるのを抑制することができる。
また、本実施形態では、バランサギア35のバランサシャフト34の延長線を、ウォーターポンプギア56の半径方向の内側に配置し、ウォーターポンプギア56のウォーターポンプシャフト55の延長線を、バランサギア35の半径方向の内側に配置することによって、バランサギア35とウォーターポンプギア56とを、クランクシャフト31の端側から視て互いにより多くの範囲が重なるように配置することができるので、バランサギア35およびウォーターポンプギア56を配置するスペースをクランクシャフト31の端側から視てより小さくすることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、内燃機関を備えた車両の一例として自動二輪車を示したが、本発明はこれに限らず、内燃機関を備えた車両であれば、自動車、三輪車、ATV(All Terrain Vehicle;不整地走行車両)などの自動二輪車以外の車両にも適用可能である。
また、上記実施形態では、バランサギアをクランクシャフトの端側から視てウォーターポンプギアに重なるように配置した例を示したが、本発明はこれに限らず、ギアであれば、バランサギア以外のギアに重なるように配置するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、バランサ軸の延長線をウォーターポンプギアの半径方向の内側に配置するとともにウォーターポンプシャフトの延長線をバランサギアの半径方向の内側に配置した例を示したが、本発明はこれに限らず、バランサ軸の延長線をウォーターポンプギアの半径方向の内側に配置しなくてもよいし、ウォーターポンプシャフトの延長線をバランサギアの半径方向の内側に配置しなくてもよい。
また、上記実施形態では、ウォーターポンプギアがウォーターポンプシャフトから抜け落ちるのを抑制するためにサークリップ(Cリング)を設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、ウォーターポンプギアがウォーターポンプシャフトから抜け落ちるのを抑制する部材であれば、サークリップ以外のナットなどの部材を適用してもよい。
本発明の一実施形態によるエンジンが搭載された自動二輪車の全体構造を示した側面図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車に設けられたエンジンを示した断面図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車に設けられたエンジンを示した断面図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車に設けられたエンジンのウォーターポンプユニット周辺を示した断面図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車に設けられたエンジンのクランクケースを示した部分断面図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車に設けられたエンジンのウォーターポンプユニットのウォーターポンプシャフトを示した側面図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車に設けられたエンジンのウォーターポンプユニットのサークリップを示した平面図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車に設けられたエンジンのウォーターポンプユニットのプレート部材を示した平面図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車に設けられたエンジンのウォーターポンプユニットのプレート部材を示した斜視図である。 図1に示した一実施形態による自動二輪車に設けられたエンジンのウォーターポンプシャフト周辺を示した断面図である。
符号の説明
1 自動二輪車
15 エンジン(内燃機関)
22 クランクケース
31 クランクシャフト(クランク軸)
32 第1クランクギア(第1ギア)
33 第2クランクギア(第2ギア)
34 バランサシャフト(第2回転軸)
35 バランサギア(第3ギア)
43 軸受(第1軸受部材)
53 クランクケースカバー
54 ウォーターポンプ部(ポンプ部)
55 ウォーターポンプシャフト(第1回転軸)
55b 係合溝部(第2外周溝部)
55c 係合溝部(第1外周溝部)
56 ウォーターポンプギア(ポンプギア)
57 インペラ
59 軸受(第2軸受部材)
60 プレート部材(第1規制部材)
60a 係合部
60b 係合孔部
60c 挿入孔部
62 サークリップ(第2規制部材)
63a 冷却水流入口
63b 冷却水流出口
64 ウォーターポンプユニット

Claims (13)

  1. クランクケースと、
    前記クランクケースに収容されたクランク軸と、
    前記クランクケースの内部に配置され、前記クランク軸を中心として回転する第1ギアおよび第2ギアと、
    前記第1ギアと噛合し、前記第1ギアが回転するのに伴って回転する第3ギアと、
    ポンプギアを有するポンプ部とを備え、
    前記ポンプギアは、前記第2ギアと噛合し、前記第2ギアが回転するのに伴って回転し、
    前記第3ギアおよび前記ポンプギアは、前記クランク軸の端側から視て互いに重なるように配置されている、内燃機関。
  2. 前記ポンプ部は、冷却水流入口と冷却水流出口とを有するウォーターポンプユニットをさらに含む、請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記ポンプ部は、
    前記ポンプギアと共に回転する第1回転軸と、
    前記第1回転軸に取り付けられたインペラとをさらに含み、
    前記ポンプギアは、前記インペラと前記第3ギアとの間に配設されている、請求項1に記載の内燃機関。
  4. 前記ポンプ部は、前記ポンプギアと共に回転する第1回転軸と、前記第1回転軸の軸方向の移動を抑制するための第1規制部材とをさらに含む、請求項1に記載の内燃機関。
  5. 前記第1回転軸は、前記第1回転軸の外周面に設けられた第1外周溝部を含み、
    前記第1規制部材は、前記第1回転軸の第1外周溝部に係合する係合部を含む、請求項4に記載の内燃機関。
  6. 前記第1規制部材の係合部は、前記第1回転軸の第1外周溝部が係合される係合孔部と、前記係合孔部と連続するように設けられ、前記第1回転軸の直径よりも大きい孔径を有する挿入孔部とを含む、請求項5に記載の内燃機関。
  7. 前記クランクケース側に配置されている第1軸受部材と、
    前記第3ギアと共に回転する第2回転軸とをさらに備え、
    前記第1軸受部材は、前記第3ギアの第2回転軸を回転可能に支持するように構成され、
    前記ポンプ部は、前記ポンプギアの第1回転軸を回転可能に支持するための第2軸受部材をさらに含む、請求項4に記載の内燃機関。
  8. 前記ポンプ部は、前記ポンプギアが前記第1回転軸から抜け落ちるのを抑制する第2規制部材をさらに含み、
    前記第1回転軸は、前記第1回転軸の外周面に設けられ、前記第2規制部材が係合される第2外周溝部をさらに含む、請求項4に記載の内燃機関。
  9. 前記ポンプギアおよび前記第3ギアは、前記クランクケースの内部に貯留されているオイルのオイル面よりも上方に位置するように構成されている、請求項1に記載の内燃機関。
  10. 前記クランクケースの側面の少なくとも一部を覆うように設けられているクランクケースカバーをさらに備え、
    前記ポンプ部は、前記クランクケースカバーに取り付けられている、請求項1に記載の内燃機関。
  11. 前記第3ギアと共に回転する第2回転軸をさらに備え、
    前記第3ギアは、バランサギアを含み、
    前記バランサギアの第2回転軸の延長線は、前記ポンプギアの半径方向の内側に配置され、
    前記ポンプギアの第1回転軸の延長線は、前記バランサギアの半径方向の内側に配置されている、請求項1に記載の内燃機関。
  12. 前記第2ギアは、前記第2ギアの直径が前記第1ギアの直径よりも小さくなるように形成されている、請求項1に記載の内燃機関。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の内燃機関を備えた、車両。

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