JP2008220243A - 刈取装置 - Google Patents

刈取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008220243A
JP2008220243A JP2007061998A JP2007061998A JP2008220243A JP 2008220243 A JP2008220243 A JP 2008220243A JP 2007061998 A JP2007061998 A JP 2007061998A JP 2007061998 A JP2007061998 A JP 2007061998A JP 2008220243 A JP2008220243 A JP 2008220243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
cutting blade
blade
cam mechanism
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007061998A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ogata
洪 緒方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2007061998A priority Critical patent/JP2008220243A/ja
Publication of JP2008220243A publication Critical patent/JP2008220243A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

【課題】刈刃を受刃に沿って往復駆動させる速度を、刈刃を往復駆動させるストロークの間で変更することができ、稈を効率よく刈り取ることのできる刈取装置を実現する。
【解決手段】刈取装置4に、回転駆動される駆動部31と、刈刃12に備えられて駆動部31に追従する非駆動部33とを備えて構成されたカム機構30を備えて、刈刃12をカム機構30により受刃10に沿って往復駆動するように構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、刈刃を受刃に沿って往復駆動するように構成してある刈取装置に関する。
従来の技術としては、例えば特許文献1に開示されているように、受刃(特許文献1の図8の4)に沿って配設した刈刃(特許文献1の図8の6)を、駆動機構(特許文献1の図7のa)によって往復駆動できるように構成された刈取装置や、特許文献2に開示されているように、受刃(特許文献2の図4の7)に沿って配設した刈刃(特許文献1の図4の6)を、クランクアーム(特許文献2の図4の9)によって往復駆動できるように構成された刈取装置が知られている。
特開2001−8519号公報(図1、図7、図8及び段落番号「0018」参照) 特開2000−14222号公報(図2、図3及び図4参照)
特許文献1の刈取装置では、支点(特許文献1の図7のP)周りに操作アームを揺動操作することにより、入力部(特許文献1の図7の12b)を介して刈刃ヘッド(特許文献1の図7の12)を操作して、刈刃ヘッドに連結された刈刃を一定の速度で往復駆動するように構成されている。また、特許文献2の刈取装置では、クランクアーム(特許文献2の図4の9)を揺動操作することにより、ナイフヘッド(特許文献2の図4の10)を操作して、ナイフヘッドに連結された刈刃を一定の速度で往復駆動するように構成されている。
特許文献1及び特許文献2の刈取装置では、操作アーム又はクランクアームを揺動操作することによって、刈刃を一定の速度で往復駆動するように構成されている。そのため、例えば特許文献1及び特許文献2の操作アーム又はクランクアームを高速又は低速で揺動操作することによって、刈刃を往復駆動する速度を一律に高速又は低速に変更することは可能であると考えられるが、刈刃を受刃に沿って往復駆動させる速度を、刈刃を往復駆動させるストロークの間で変更することはできなかった。具体的には、例えば往復駆動させるストロークの中間位置で刈刃を高速で移動させて、刈刃と受刃が重なる位置では低速で刈刃を移動させるというように、刈刃を受刃に沿って往復駆動させる速度を、刈刃を往復駆動させるストロークの間で変更することはできなかった。
その結果、例えば刈取処理する稈の種類等が異なる場合等に、刈取処理する稈の種類等に合わせて刈刃を受刃に沿って往復駆動させる速度を最適化して、稈を効率よく刈り取ることができるようにするために改善の余地があった。
本発明は、刈刃を受刃に沿って往復駆動させる速度を、刈刃を往復駆動させるストロークの間で変更することができ、稈を効率よく刈り取ることのできる刈取装置を実現することを目的とする。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、刈取装置を次のように構成することにある。
受刃体を複数個並列することによって受刃を構成すると共に、刈刃体を複数個並列することによって刈刃を構成し、
回転駆動される駆動部と、前記刈刃に備えられて前記駆動部に追従する非駆動部とを備えて構成されたカム機構を備えて、前記刈刃を前記カム機構により前記受刃に沿って往復駆動するように構成する。
(作用)
本発明の第1特徴によると、カム機構の駆動部を回転駆動すると、カム機構の非駆動部がカム機構の駆動部の形状に沿って追従して移動し、カム機構の非駆動部に備えられた刈刃が受刃に沿って往復駆動する。その結果、カム機構の駆動部の形状により設定した速度で非駆動部を移動させることができ、カム機構の駆動部の形状を変更することで、刈刃を受刃に沿って往復駆動させる速度を、刈刃を往復駆動させるストロークの間で変更することができる。
(発明の効果)
本発明の第1特徴によると、刈取処理する稈の種類等に応じてカム機構の駆動部の形状を変更することで、刈取処理する稈の種類等に合わせて刈刃を受刃に沿って往復駆動させる速度を最適化することができ、稈を効率よく刈り取ることができる。
〔コンバインの全体構成〕
図1に本発明に係る刈取装置4を備えた自脱型コンバインを示す。図1に示すように、クローラ走行装置1の上部に設けた走行機体2の前部に、田面から稈を引き起こす引起装置3と、この引起装置3により引き起こした稈を刈り取る刈取装置4とを備え、刈取装置4により刈り取った稈を搬送装置5及びフィードチェーン6によって走行機体2の後部に搬送して、脱穀装置7において脱穀及び選別処理するように自脱型コンバインが構成されている。
〔刈取装置の全体構成〕
図2及び図3に、刈取装置4の全体平面図及び刈取装置4の取付部の縦断側面図をそれぞれ示す。なお、図2においてカム機構30の上部(保護カバー50等)は一部省略している。図2及び図3に示すように、刈取フレーム15から後方下方に延出された支持パイプ14に支持プレート16が固着されており、この支持プレート16の上面側に受刃固定板17が左右全幅に亘って架設されて、この受刃固定板17の前部上面側に受刃10を構成する複数の受刃体11が左右に隙間無く等間隔に並べて配置されてリベット固定されている。
受刃固定板17の上方には左右に長い帯状の板材からなるナイフバー18が配設されており、このナイフバー18の下面側に刈刃12を構成する複数の刈刃体13が左右に隙間無く等間隔に並べて配置されてリベット固定されている。
ナイフバー18の上面側には、カム機構30に連係するためのナイフヘッド19がリベット固定されており、カム機構30を回転駆動することによってナイフヘッド19を介して連動連結されたナイフバー18を左右方向に往復駆動できるように構成されている(図4参照)。
刈刃体13が固定されたナイフバー18は、左右方向にスライド自在に複数の刈刃押え板20によって上方から受刃固定板17に取り付けられている。ナイフバー18を取り付ける刈刃押え板20は、その前部にスペーサ24をリベット固定した状態で、スライドプレート21、ライナー25、スペーサ22及びシム23を受刃固定板17との間に挟んで受刃固定板17の後部に固定されている。
このように、刈刃12を構成する刈刃体13を、刈刃押え板20に固定したスペーサ22,24によって上方から覆うことによって、刈刃体13が受刃体11に対して上下方向の動きを規制された状態で無理なく左右方向にスライドするように構成されており、また、刈刃体13を固定したナイフバー18を、刈刃押え板20に固定したスペーサ22,24によって前後から挟むことによって、ナイフバー18の下面側に固定した刈刃体13が受刃体11に対して前後方向の動きが規制された状態で無理なく左右にスライドするように構成されている。
受刃体11の左右両側面の切断部の形状は、平面視で外方側に凸状に湾曲した形状に成形されて、その凸状に湾曲成形した部分の下面側に切断刃が斜めに加工されている。また、刈刃体13の左右両側面の切断部の形状は、平面視で内方側に入り込む凹状に湾曲した形状に成形されて、その凹状に湾曲成形した部分の上面側に切断刃が斜めに加工されている。このように、受刃体11及び刈刃体13を構成することにより、前方から刈取装置4に導入されてきた稈の多くを後方に導くことができ、受刃体11及び刈刃体13の根元に近い位置で切断される稈を多くすることができ、稈を効率よく刈り取ることができる。
以上のように構成することより、ナイフヘッド19に連係したカム機構30を回転駆動させると、ナイフヘッド19が左右方向に往復駆動する。そして、ナイフヘッド19に固定したナイフバー18も左右方向に往復駆動し、ナイフバー18に固定された刈刃体13が受刃固定板17に固定した受刃体11に対して左右方向に往復駆動して、前方から刈取装置4に導入されてきた稈を切断できるように構成されている。
なお、刈刃体13は、図2に示す受刃体11と重なり合った状態から、その重なり合った受刃体11に隣接する左側の受刃体11との間を、ストロークSの間で左右方向に往復駆動するように構成されている。
〔カム機構の詳細構造〕
図4〜図7に基づいてカム機構30の詳細構造について説明する。図4及び図5は、カム機構30の縦断側面図及び平面図をそれぞれ示し、図6は、カム機構30のカム31の形状を説明するための概略平面図を示し、図7は、刈取装置4の左側部のバネ機構40の縦断背面図を示す。なお、図5においてカム機構30の上部(保護カバー50等)は一部省略している。
図4及び図5に示すように、カム機構30は、カム31(駆動部に相当)と、ピン32と、当接部材33(非駆動部に相当)と、駆動軸36と、プーリ38と、バネ機構40とを備えて、カム31の外周面のカム面31Aに当接部材33を当接させて、カム31に当接部材33を追従させるように構成されている。
ナイフバー18にリベット固定されたナイフヘッド19に、ピン32が固着されており、このピン32の先端部にカム31と当接する当接部材33が上下方向の軸心P1周りに回動自在に支持されている。
受刃10を固定する受刃固定板17の後端部下面側から断面形状が前向きのコ字状のブラケット34が上方に延出されており、このブラケット34に軸受部材35を介して駆動軸36が上下方向の軸心P2周りに回動自在に支持されている。駆動軸36の下端部には、円板状のフランジ部36aが形成されており、このフランジ部36aに下方側からカム31の上面側を当接させて、複数のボルト37を締め付け固定することで、カム31を駆動軸36に固定できるように構成されている。
駆動軸36の上端部には、プーリ38が一体回動可能に連動連結されており、このプーリ38とコンバインのエンジン(図示せず)からの動力が分岐伝動される駆動プーリ(図示せず)とが、伝動ベルト39を介して連動連結されて、駆動軸36を回転駆動できるように構成されている。なお、プーリ38は、駆動軸36に着脱可能に装着されているため、ピッチ円直径の異なるプーリ38に交換することにより、受刃10に対する刈刃12の往復速度を簡易に変更することができる。
プーリ38及び伝動ベルト39は、保護カバー50で外周部が覆われており、刈取装置4によって刈り取った稈等がプーリ38及び伝動ベルト39等に巻き付いて、作動不良等が生じる防止できると共に、刈取装置4の故障を防止できるように構成されている。
図6に示すように、カム31の平面視における形状は、カム31のカム面31Aに当接した当接部材33を左右方向に往復駆動するストロークS(受刃10に対する刈刃12のストローク(刈刃12の左右方向のピッチ))の左右両端で刈刃12を低速で移動させ、ストロークSの左右中間位置S1付近で刈刃12を高速で移動させるようにカム面31Aの形状が設定されて、往復駆動する速度(受刃10に対する刈刃12の移動速度)が滑らかに変化するように滑らかに湾曲させた形状に成形されている。なお、図7における2点鎖線で示した曲線は、ストロークSの間で刈刃12が略一定の速度で移動するように、カム31の平面視における形状を設定した場合のカム31の外形を示す。
このように、カム31のカム面31Aの形状を設定することにより、受刃10と刈刃12の間に供給された稈を切断する切断力が比較的大きく必要なストロークSの左右中間位置S1付近で、受刃10に対して刈刃12を高速で移動させることができ、受刃10の刃部及び刈刃12の刃部に無理な力を作用させることなく稈を刈り取ることができる。また、ストロークSの左右両端で刈刃12を低速で移動させることにより、受刃10及び刈刃12の根元に近い位置に刈取装置4に供給された稈を多く導くことができ、受刃10及び刈刃12の根元に近い位置で無理なく稈を刈り取ることができる。その結果、稈の刈り跡が均一になり易くなって、後の耕耘作業がやり易くなるとともに、受刃10及び刈刃12の刃部の先端に稈を切断する負荷が作用し難くなって、受刃10及び刈刃12の寿命を長くすることができる。
なお、刈取処理する稈の種類等や受刃10及び刈刃12の形状等に応じた形状にカム面31Aの形状を成形した複数のカム31を設定して、ボルト38を外して複数のカム31を交換可能に構成することにより、稈の種類等が異なる場合であっても、カム31を交換するだけで稈の種類等に応じた好適な刈取装置4を実現できる。
駆動軸36を定速で回転駆動させて、駆動軸36に固定したカム31が定速で回転すると、カム31のカム面31Aに当接された当接部材33が軸心P1周りに回動しながら、カム面31Aの形状によって設定された速度で左右方向に往復駆動され、ピン32を介してナイフヘッド19を左右方向へ往復駆動させて、ナイフヘッド19に連結されたナイフバー18及びナイフバー18に固定された刈刃12を左右方向へ往復駆動させることができる。
図7に示すように、刈取装置4の左側部には、プレート41と、ブラケット42と、弾性バネ43とを備えたバネ機構40が装着されている。ナイフバー18の左側端部にプレート41が固着されており、このプレート41に弾性バネ43を取り付けるバネ取付部41aが形成されている。受刃10を固定した受刃固定板17の下面側から左側方に縦断面形状がL字状のブラケット42が延出されており、このブラケット42にバネ取付部42aが形成されている。
プレート41のバネ取付部41a及びブラケット42のバネ取付部42aに弾性バネ43が外嵌されており、弾性バネ43を組み付けた状態でブラケット42を受刃固定板17にボルト44で締め付け固定することで、弾性バネ43及びブラケット42を刈取装置4の側端部に固定できるように構成されている。
弾性バネ43及びブラケット42を刈取装置4に固定した状態で、弾性バネ43のバネ反力がナイフバー18を右方側へ押す方向に作用するように、弾性バネ43の自由長及び線径等が設定されており、図5に示す当接部材33及びナイフバー18が最も右側へ移動した状態で、当接部材33をカム31のカム面31Aに一定の力で押し付けることができるように構成されている。
図5に示す当接部材33及びナイフバー18が最も右側へ移動した状態からカム31が回転しナイフバー18が左側へ移動すると、ナイフバー18の左側部に固定されたプレート41が左側へ移動し、このプレート41に押圧されて弾性バネ43が圧縮される。弾性バネ43が最も圧縮された状態からカム31が更に回転し、当接部材33及びナイフバー18が右側へ移動すると、弾性バネ43のバネ反力によってナイフバー18が右側へ移動し、カム31のカム面31Aに当接部材33を押し付ける方向にバネ反力を作用させながら、カム31のカム面31Aに沿って滑らかに当接部材33を左右方向に往復駆動することができる。
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]においては、上下方向の軸心P1周りに回動自在に支持した当接部材33を、上下方向の軸心P2周りに回動自在に支持したカム31によって、刈刃12を左右方向に往復駆動させるようにカム機構30を構成した例を示したが、刈刃12を左右方向に往復駆動させる構造として異なる構造を採用してもよく、例えば図8に示すようなカム機構30を採用してもよい。なお、後述する以外の他の構成は、前述の[発明を実施するための最良の形態]と同様である。
図8に示すように、ナイフバー18にプレート45が固着されており、先端に回動自在な球状のローラーを装着した当接部材33が、このプレート45に装着されている。受刃固定板17の右側端部の下面側から断面形状がL字状のブラケット34が上方に延出されており、このブラケット34に軸受部材35を介して駆動軸36が左右方向の軸心P3周りに回動自在に支持されている。
駆動軸36には、ブラケット34との間に緩衝バネ46を介在させた状態で円柱状のカム31が軸心P3方向にスライド自在でかつ一体回動可能に外嵌されており、緩衝バネ46のバネ反力を少し作用させた状態で、止め金具47によって左側方から駆動軸36に取り付けられている。
カム31は、その左側面のカム面31Aが斜めに傾斜した形状に成形されており、この斜めに傾斜したカム面31Aに当接部材33の先端ローラーが当接するように、カム31等が配設されている。
以上のようにカム機構30を構成することにより、駆動軸36を定速で回転駆動させて、駆動軸36に固定したカム31が軸心P3周りに定速で回転すると、カム31のカム面31Aに当接された当接部材33が斜めに傾斜したカム31のカム面31Aに案内されて、カム面31Aの形状によって設定された速度で左右方向に往復駆動され、ナイフバー18及びナイフバー18に固定された刈刃12を左右方向へ往復駆動させることができる。
刈刃12に無理な外力が作用し、ナイフバー18がカム機構30による往復駆動に逆らって移動しようとすると、緩衝バネ46が圧縮されてナイフバー18の移動に追従してカム31が右方に移動し、刈刃12に作用した無理な外力を、ブラケット34とカム31との間に介在させた緩衝バネ46によって吸収することができる。その結果、刈取装置4及びカム機構30に無理な外力が作用し難くなって、刈取装置4及びカム機構30の破損を防止することができ、耐久性に優れた刈取装置4及びカム機構30を実現できる。なお、緩衝バネ46に代えて、他の弾性部材(図示せず)を採用してもよい。
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]及び[発明の実施の第1別形態]においては、カム31の外面側のカム面31Aに当接部材33を当接させて、カム31に当接部材33を追従させるようにカム機構30を構成した例を示したが、図9に示すような異なる構造のカム機構30を採用してもよい。
図9(イ)に示すように、カム31を下向きに開口した形状に形成し、カム31の内周面にカム面31Aを設けて、この内周面に形成したカム面31Aに当接部材33を当接させて、当接部材33を左右方向に往復駆動させるように、カム機構30を構成してもよい。このように構成することにより、当接部材33をカム31の内部に収容することができ、コンパクトで破損し難いカム機構30を実現できる。
図9(ロ)に示すように、カム31に下向きに開口した案内溝31Bを形成し、この案内溝31Bの両側面のカム面31Aに当接部材33を当接させて、当接部材33を左右方向に往復駆動させるように、カム機構30を構成してもよい。このように構成することにより、前述の[発明を実施するための最良の形態]のバネ機構40のようなナイフバー18を右側に移動させる機構を採用しなくても、カム機構30によってナイフバー18を右及び左に往復駆動させることができる。その結果、カム機構30の構造を簡素化でき、製造コストを削減できる。
[発明の実施の第3別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]、[発明の実施の第1別形態]及び[発明の実施の第2別形態]においては、ストロークSの左右両端で刈刃12を低速で移動させ、ストロークSの左右中間位置S1で刈刃12を高速で移動させるようにカム面31Aの形状が設定した例を示したが、カム31の平面視における形状(受刃10に対して刈刃12を移動させる速度)を異なる形状に設定してもよく、また、ストロークSの間で刈刃12が移動する速度の変化率を異なる変化率に設定してもよい。また、湾曲した形状に限らず屈曲した形状を採用してもよい。
前述の[発明を実施するための最良の形態]、[発明の実施の第1別形態]及び[発明の実施の第2別形態]においては、コンバインに装備した刈取装置4にカム機構30を採用した例に示したが、コンバインに装備する刈取装置3に限らず、例えば、脱穀装置7等を備えていないバインダー(図示せず)等にも適用できる。
コンバインの全体左側面図 刈取装置の全体平面図 刈取装置の取付部の縦断側面図 カム機構付近の縦断側面図 カム機構付近の平面図 カム機構のカムの形状を説明する概略平面図 バネ機構付近の縦断側面図 発明の実施の第1別形態でのカム機構付近の縦断側面図 発明の実施の第2別形態でのカム機構の概略図
符号の説明
4 刈取装置
10 受刃
11 受刃体
12 刈刃
13 刈刃体
30 カム機構
31 カム(駆動部)
33 当接部材(非駆動部)

Claims (1)

  1. 受刃体を複数個並列することによって受刃を構成すると共に、刈刃体を複数個並列することによって刈刃を構成し、
    回転駆動される駆動部と、前記刈刃に備えられて前記駆動部に追従する非駆動部とを備えて構成されたカム機構を備えて、前記刈刃を前記カム機構により前記受刃に沿って往復駆動するように構成してある刈取装置。
JP2007061998A 2007-03-12 2007-03-12 刈取装置 Pending JP2008220243A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007061998A JP2008220243A (ja) 2007-03-12 2007-03-12 刈取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007061998A JP2008220243A (ja) 2007-03-12 2007-03-12 刈取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008220243A true JP2008220243A (ja) 2008-09-25

Family

ID=39839576

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007061998A Pending JP2008220243A (ja) 2007-03-12 2007-03-12 刈取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008220243A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010104346A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Kubota Corp コンバインの刈り取り搬送構造
JP2012010665A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Hitachi Koki Co Ltd 刈込機
JP2013066405A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Hitachi Koki Co Ltd 刈込機
WO2017032602A1 (de) * 2015-08-26 2017-03-02 Robert Bosch Gmbh Oszillationsgartengerät, getriebeelement eines oszillationsgartengeräts und verfahren mit einem oszillationsgartengerät

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010104346A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Kubota Corp コンバインの刈り取り搬送構造
JP2012010665A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Hitachi Koki Co Ltd 刈込機
JP2013066405A (ja) * 2011-09-21 2013-04-18 Hitachi Koki Co Ltd 刈込機
WO2017032602A1 (de) * 2015-08-26 2017-03-02 Robert Bosch Gmbh Oszillationsgartengerät, getriebeelement eines oszillationsgartengeräts und verfahren mit einem oszillationsgartengerät
US10798876B2 (en) 2015-08-26 2020-10-13 Robert Bosch Gmbh Oscillating gardening device, gear element of an oscillating gardening device and method using an oscillating gardening device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2713695B1 (en) Cam driven low profile sickle drive
RU2008139094A (ru) Привод ножей режущего аппарата сельскохозяйственной машины
JP2014007979A (ja) 刈刃装置
JP2008220243A (ja) 刈取装置
JP2007228825A (ja) 茶園作業機の刈刃装置
JP4677240B2 (ja) 刈込機
US6708476B1 (en) Sickle cutterbar assembly
JPH09154369A (ja) コンバインにおける残稈のセカンド刈刃装置
JP5406536B2 (ja) コンバイン
JP5473365B2 (ja) コンバインの刈取前処理構造
JP2007043962A (ja) 刈取り収穫機の前処理装置
JP2791548B2 (ja) 刈刃機構における刈刃保持構造
JP2686600B2 (ja) 刈取装置の駆動機構
JP2008125398A (ja) バリカン型刈取装置
JP7217679B2 (ja) 穀稈搬送装置
JP2007159506A (ja) 収穫機用のバリカン型刈取り装置
JP2008113616A (ja) バリカン型刈取装置
JPH084829Y2 (ja) 刈刃機構における刈刃形状
JP4861113B2 (ja) 刈取装置
JP2008072908A (ja) 刈取装置
JPH0646272Y2 (ja) 刈刃分草ガイドの取付構造
JP2021101681A (ja) コンバイン
JP3741888B2 (ja) 穀稈切断装置
JP2021101680A (ja) コンバイン
JP2649053B2 (ja) 刈刃装置における刈刃機構