JP2008218035A - 電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】相手方導電部材が深い位置にある場合でも十分なストローク変位量を有し、十分な接触力で接触可能なコンタクトを有する電気コネクタを提供すること。
【解決手段】バッテリー40に接続されるコネクタであって、コンタクト保持部と、バッテリーと近接する接続面と、を備えるコネクタハウジングと、コンタクト保持部によってコネクタハウジングに固定される固定部と、接続面から突出して相手方ユニットの導電部材に接触するコンタクト部と、固定部とコンタクト部の間にあってコンタクト部を接続面から突出するように付勢する弾性部と、コンタクト部の接続面からの突出量を規制する掛止部と、を備えた導電性の板状体からなるコンタクトと、を備え、コネクタハウジングの接続面には、接続面から所定距離突出したコンタクトサポート部19が設けられ、コンタクトサポート部に掛止部が掛止される。
【選択図】図5

Description

本発明は電気コネクタに関し、特に、コネクタハウジングに取付けられたコンタクトがコネクタハウジングから突出し、このコンタクトが相手方ユニットに設けられた相手方導電部に押圧接続させることにより電気的に接続される電気コネクタであって、例えば携帯用電子機器に使用されるバッテリーコネクタに適用可能な電気コネクタに関する。
従来、携帯電話機等の携帯用電子機器に使用されるバッテリーコネクタは、コネクタハウジングとその接続面から突出した付勢力を有するコンタクトから構成され、バッテリーの電極をコンタクトに押し当てるとコンタクトは付勢力に抗して変位し、この付勢力によって生じる接触力によって接続状態を維持していた。
図6は従来使用されているバッテリーコネクタの一例を示す外観斜視図であり、図7は図6のバッテリーコネクタの断面図を示したものであり、図7(a)は接続前の状態を示す断面図、図7(b)は接続後の状態を示す断面図である。コネクタ600は、図6に示すように、コネクタハウジング610とコンタクト620から構成される。コネクタハウジング610の接続面である前面614には複数の仕切り壁618によって隔てられた複数の開口617が設けられ、コネクタハウジング610の内部はこれら仕切り壁618によってそれぞれ仕切られ独立したコンタクト収容空間が形成されてコンタクト620を収容する。コンタクト620は、図7に示すように、1枚の導電性金属板材から構成されており、コネクタハウジング610に固定される固定部621、略S字形状に屈曲することにより付勢力が付与された弾性部622、湾曲した接触部を有するコンタクト部623、コンタクト620の固定部621が設けられた端部とは反対側の端部に設けられ鉤状に屈曲した掛止部624からなり、コンタクト部623は開口617を介してコネクタハウジング610の前面614から前方に突出している。なお、コネクタハウジング610の仕切り壁618の上方が拡幅されることにより開口617の上部も縮幅されており、この縮幅された部分が掛止部624を掛止してコンタクト部623の前面614からの突出量を規制している。
コネクタ600にバッテリー(二次電池)640を接続する際は、バッテリー640の接続端面645に設けられた凹部647の最奥部に配置された電極650が押圧力によってコンタクト620のコンタクト部623に接触し、コンタクト620は弾性部622において付勢力に抗して変形し、コンタクト部623はコネクタハウジング610の方向に変位する(図7(b)参照)。コンタクト部623と電極650との接触力は、このコンタクト部623のストローク変位量が大きいほど増すため、従来コンタクト部623のストローク変位量を如何に増すかが課題となっていた。
このため下記特許文献1(特開2005−129374号公報)に開示された、小型化が可能で良好な接触状態が得られるコネクタは、そのコンタクトが保持部、接触部、弾性変形部を具備し、弾性変形部は、保持部と接触部の間において第1湾曲部、連結部、第2湾曲部で順次連結されて略S字形状をなし、連結部に変位規制用突起を形成したもので、コネクタのコンタクト収容室の内壁面には前記変位規制用突起に係合する変位規制用係合溝が設けられている。コンタクトとバッテリーパックの相対的な押圧による接続時に、コンタクトの弾性変形部は前記変位規制用突起と変位規制用係合溝の係合作用によって変位が規制され、第2湾曲部の変位量を制限して小型化を可能とするとともに接触部の変位量を大きくすることが可能となる。
特開2005−129374号公報(請求項1、段落[0017]、[0019]、[0025]、図3)
図8は図7に示すものと同様に従来のバッテリーコネクタの断面図を示し、図8(a)は電極が深い位置にあるバッテリーとの接続前の状態を示す断面図、図8(b)は図8(a)に示すバッテリーコネクタを十分なストローク量を得るため無理にバッテリーに干渉させて接続させた場合の状態を示し、図8(c)は十分なストローク量を得るためコネクタハウジングからのコンタクト部の突出量を増した場合のバッテリーコネクタを示す断面図である。
上述した従来のバッテリーコネクタにおいては、バッテリー640の電極650がコネクタの前面に対して比較的近接するものであれば十分な付勢力及び接触力が得られるので良好な導通状態を確保することができる。しかしながら、バッテリー側の電極の形成位置は使用するバッテリーによってまちまちであり、上述した従来のバッテリーコネクタにおいて、バッテリーの電極がバッテリーの接続端面から離れた位置、すなわち電極が形成される凹部が比較的深底なバッテリー(図8(a)参照)と接続する場合にはコンタクト部のストローク量が不足し、十分な付勢力でバッテリーの電極に接触することが不可能となり、接触不良等の障害の原因となるという問題点が存在する。
すなわち、コネクタ600のコンタクト部623が十分なストローク量を得るためにはバッテリー640をコネクタ600に向けて所定距離移動させる必要がある。しかし、従来のコネクタ600においてこの移動距離を確保しようとすると、バッテリー640の接続端面645とコネクタ600のコネクタハウジング610とが干渉してしまう位置まで移動させなければならなくなり、これは事実上不可能である(図8(b)参照)。
一方、図8(c)に示すコネクタ600'のように、コンタクト620'のコンタクト部623を長くすることでコネクタハウジング610の前面614からの飛び出し量を増せば十分なストローク量を得られるようにはなるが、コンタクト620'を形成する導電性金属板材が従来より長くなって強度が低下するとともに、コネクタハウジング610からの飛び出し量の分だけ外力に対して脆弱になり、変形・損傷しやすくなってしまう。
従って、本発明の目的は、バッテリーの電極のように、相手方ユニットの導電部材が深い位置にある場合でも十分なストローク変位量を有し、十分な接圧で接触可能なコンタクトを有する電気コネクタを提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、コンタクトが外力に対して十分な強度を示すような電気コネクタを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る電気コネクタは、相手方ケーシングの一面に所定深さの凹部が形成され、該凹部の最奥部に導電部材が設けられた相手方ユニットに接続される電気コネクタであって、
コンタクト保持部と、前記相手方ユニットと接触する接続面と、を備えるコネクタハウジングと、
前記コンタクト保持部によって前記コネクタハウジングに固定される固定部と、前記接続面から突出して前記導電部材に接触するコンタクト部と、前記固定部と前記コンタクト部の間にあって前記コンタクト部を前記接続面から突出するように付勢する弾性部と、前記コンタクト部の前記接続面からの突出量を規制する掛止部と、を備えた導電性の板状体からなるコンタクトと、を備え、
前記コネクタハウジングの前記接続面には、該接続面から所定距離突出したコンタクトサポート部が設けられ、該コンタクトサポート部に前記掛止部が掛止されるようになしたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電気コネクタにおいて、前記コネクタハウジングの前記接続面には開口が形成され、前記コンタクトサポート部は前記開口の近傍から突出するように形成されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の電気コネクタにおいて、前記相手方ユニットと接続した際には、前記コンタクトサポート部は前記相手方ユニットの凹部に挿入される形状を有していることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の電気コネクタにおいて、前記相手方ユニットは二次電池であり、前記電気コネクタはバッテリーコネクタであることを特徴とする。
本発明の電気コネクタは下記のような効果を奏する。すなわち、本発明の請求項1にかかる電気コネクタの発明によれば、コネクタハウジングの接続面からコンタクトサポート部が突出するように形成され、このコンタクトサポート部がコンタクトの掛止部を掛止することによって、掛止部の掛止位置が従来よりも前方に移動するため、金属材の長さをほとんど変えずにコンタクト部を接続面に対して前方に配設することができるようになる。また、コンタクトサポート部が接続面から突出していることにより、コンタクト部を外力から保護することができる。従って、コネクタハウジングからのコンタクトの露出量を増やすことなくコネクタハウジング接続面からのコンタクトの突出量を増すことができ、これによりバッテリーなどの相手方ユニットの凹部が比較的深底状に形成されているような場合でもコンタクトが十分なストローク量で相手方の導電部材(電極)に接続されることが可能となり、確実な接続が可能となる。また、コンタクトサポート部によってコンタクトのコネクタハウジングからの露出部分が一部保護されるため、非使用状態において外力によってコンタクトが変形し、劣化・損傷するのを防止することが可能となる。
また、請求項2にかかる電気コネクタの発明によれば、コネクタハウジングの接続面に開口が形成されており、コンタクトサポート部はその開口の近傍から突出するように形成されている。これにより、コンタクトは開口を通してコネクタハウジング内部に取り付けることが可能となり、同時にその際にコンタクトサポート部が障害となることはない。また、コンタクトサポート部を開口の側部に設ければ、特に側方からの外力によるコンタクトの変形を良好に抑えることができる。
また、請求項3にかかる電気コネクタの発明によれば、コンタクトサポート部が相手方ユニットの形状に対応する形状に形成されているため、接続の際に、コンタクトサポート部が相手方ユニットの対応する凹部に収容されることが可能となり、相手方ユニットの導電部材が凹部の深い位置にあるような場合でもコンタクトが十分なストロークでもって導電部材に接触されることが可能となり、接続が確実に行われるようになる。
また、請求項4にかかる電気コネクタの発明によれば、導電部材が深い位置に存在するようなバッテリーの電極にも十分なストロークと付勢力によって確実な接続が行われるようなバッテリーコネクタを提供することが可能となり、これによって携帯用電子機器などが使用時に電源の接触不良等による停電事故を生じることを防止できる。
以下、図面を参照して本発明の最良の実施形態を説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための電気コネクタとしてバッテリーコネクタを例示するものであって、本発明をこのバッテリーコネクタに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものも等しく適応し得るものである。
先ず、図1〜図3を参照して本発明の実施例に係るバッテリーコネクタについて説明する。図1は本発明の実施例に係るバッテリーコネクタの外観斜視図、図2は図1と同様に本発明の実施例に係るバッテリーコネクタを示す図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は正面図、図2(c)は底面図、図2(d)は左側面図、図2(e)は右側面図、図3は図2のA−A線断面図である。
本実施例のバッテリーコネクタ1は、コネクタハウジング10と、コネクタハウジング10の内部に組込まれた複数のコンタクト20から構成される。なお、本実施例の場合、コネクタハウジング10には同一形状のコンタクトが5つ組込まれている。
コネクタハウジング10は、上面11、左右側面12、13、前面14、後面15、下面16からなる直方体形状で、内部にはコンタクト20を収容するためのコンタクト収容空間101が形成されている(図3参照)。なお、コネクタハウジング10の前面14は、相手方ユニットであるバッテリー40と接続される接続面をなしている。
コネクタハウジング10の前面14には複数の開口17a〜17eが設けられ、コネクタハウジング10内部のコンタクト収容空間101に連通する。それぞれの開口17a〜17eは開口間に設けられた仕切り壁18a〜18dによって隔てられており、この仕切り壁18a〜18dはコネクタハウジング10の内部において前面14と後面15とを接続し、それぞれ独立したコンタクト収容空間101を形成しており、これらのコンタクト収容空間101にコンタクト20がそれぞれ収容されている。
前面14の開口17a〜17eの両側上部には、前面14から前方に向かって突出するようにコンタクトサポート部19a、19a〜19e、19e(以下、これらを総称して説明する際は「19」と示す)が設けられている。このコンタクトサポート部19は、それぞれの開口17a〜17eの両側にそれぞれ対をなすように左右対称に形成される。つまり、開口17aの両側にはコンタクトサポート部19a、19aが設けられ、同様に開口17b〜17eの両側にはコンタクトサポート部19b、19b〜19e、19eが設けられる。
また、開口17a〜17eの両側に形成されたコンタクトサポート部19はそれぞれが近接する開口17a〜17eに向かって、その側面が拡幅されており、この拡幅された部分にコンタクト20の掛止部24が掛止される。
一つの開口17の両側に設けられた一対のコンタクトサポート部19の右側端部から左側端部までの距離W10は、後述するバッテリー40の接続端面45に設けられた凹部47の幅W40よりもわずかに小さくされる。また、コンタクトサポート部19は輪郭P10を有し、この輪郭P10はバッテリー40の凹部47の内面P40の内側に収まるような形状にされる。なお、上記にはコンタクトサポート部19は開口17a〜17eの両側に形成されるものとして説明したが、開口17a〜17eの片側一方に設けてもよい。
コネクタハウジング10の後面15の内壁面には図示しない係止手段が設けられ、後述するコンタクト20の固定部21の保持部21bを保持することができるようにされている。
コンタクト20は、固定部21、弾性部22、コンタクト部23及び掛止部24から構成される。
コンタクト20の固定部21は、後端部において水平方向に延在してコネクタハウジング10の下面16が載置されるプリント配線基板(図示せず)に物理的にも電気的にも接続されるコンタクトテール21a及びコンタクトテール21aから垂直上方に折り曲げられて上方に伸びる保持部21bを備える。保持部21bには図示しない係止部材等の取付け構造が設けられ、コネクタハウジング10の後面15の内壁面に形成された係止手段に係止されることによってコネクタハウジング10にコンタクト20を固定させるものである。
コンタクト20の弾性部22は、固定部21の上端からU字状に湾曲した第1湾曲部22a、第1湾曲部22aから下方に向かって延在する第1接続部22b、第1接続部22bの下端から水平および前方方向に向けて湾曲する第2湾曲部22c、第2湾曲部22cの前端から水平および前方方向に延在する第2接続部22d、第2接続部22dの前端から斜め上方に向かって湾曲する第3湾曲部22e、第3湾曲部22eの前端から斜め前方および上方に向かって延在する延長部22fを備える。上記の構造により、弾性部22は略S字形状をなしており、コンタクト20が前後方向に十分な付勢力を発生できるようにされている。
コンタクト20のコンタクト部23は、弾性部22の延長部22fの前端から略U字形状または円弧状をなして後方に湾曲し、この湾曲面が接触部23aを形成している。なお、コンタクト部23の接触部23a付近は他の部分に比べて幅狭となっている。
コンタクト20の掛止部24は、コンタクト部23の端部からさらに下方に折り返されて形成されており、この掛止部24がコンタクトサポート部19に掛止される。
コンタクト20は、コネクタハウジング10の前面14に形成された開口17からコンタクト収容空間101に挿入され、固定部21の保持部21bをコネクタハウジング10の後面15の内壁面等に設けられた係止部材(図示せず)等に係止することによってコネクタハウジング10内に固定される。このとき、コンタクト20の弾性部22の延長部22fはコネクタハウジング10の前面14を越えて前方に突出し、コンタクト部23の接触部23aが非使用時にコネクタハウジング10の前方に位置するようにされる。また、掛止部24は、図3に示すように、前面14から突出して形成されたコンタクトサポート部19に掛止される。これにより、非使用時において、コンタクト部23に外力が加わってコンタクト20が変形し劣化・損傷することを防止できる。
なお、コンタクト20のコンタクト部23のコネクタハウジング10前面14からの突出量は、従来のコネクタ600と比するとコネクタハウジング10のコンタクトサポート部19の突出量の分だけ前方に突出している。しかしながら、コンタクト部23がコネクタハウジング10から露出している量は、コンタクトサポート部19が設けられているため、従来のコネクタにおける露出量と変わらず、外力に対して変形しにくくする。
さらに、コネクタハウジング10の側面12、13には凹部が形成され、ここにL字型のグランド端子30が挿入される。グランド端子30はコネクタハウジング10のグランド接続を可能にするとともに、コネクタハウジング10をプリント配線基板(図示せず)に堅固に固定するために使用される。
なお、上記には、コネクタハウジング10に5つの開口17a〜17eを設け、それぞれの内部に5つのコンタクト20を組込ませたものについて説明したが、コンタクトの数は適宜変更し、例えばコネクタハウジング10に3つの開口を形成し、3つのコンタクト20を組込ませるようにしてもよい。
次に、本発明の実施例にかかるバッテリーコネクタ1と相手方ユニットとしてのバッテリーとの接続について説明する。図4は本発明の実施例にかかるバッテリーコネクタに接続されるバッテリーの要部を示す外観斜視図である。
バッテリー40は、上面41、下面42、側面43、44、バッテリー側接続端面(以下、接続端面という)45、後面46からなる直方体形状であり、接続端面45の所定位置には複数の凹部47が形成されている。なお、図4では図1、図2に示したコネクタ1に対応するように5つの凹部47a〜47eが形成されている。それぞれの凹部47の最奥部(底部)には相手方ユニットの導電部材としての電極50(50a〜50e)が設けられる。なお、それぞれの凹部47は幅W40を有する。また、それぞれの凹部47は流線形状の内面P40を備える。
図5は本発明の実施例にかかるバッテリーコネクタとバッテリーとの接続状態を示す図であり、図5(a)は接続前の状態の断面図、図5(b)は接続後の状態の断面図である。バッテリーコネクタ1とバッテリー40との接続前の状態においては、図5(a)に示すように、バッテリーコネクタ1は、コンタクト20のコンタクト部23の接触部23aが第1湾曲部22a、第2湾曲部22c、第3湾曲部22eによって発生する付勢力によってコネクタハウジング10の前面14の前方に突出した状態となっている。また、コンタクト20の掛止部24がコンタクトサポート部19の内側に掛止されており、コンタクト20がコンタクトサポート部19により外力から保護された状態となっている。
バッテリーコネクタ1とバッテリー40との接続時には、図5(b)に示すように、バッテリー40の凹部47がバッテリーコネクタ1のコンタクト20のコンタクト部23を受け入れ、接触部23aが電極50に当接するようにバッテリー40をバッテリーコネクタ1に接近させる。その状態でさらにバッテリー40をコネクタ1の方向に移動させると、電極50によってコンタクト部23の接触部23aに後方向への押圧力が加わり、コンタクト20の弾性部22は第1湾曲部22a、第2湾曲部22c、第3湾曲部22eにおいて付勢力に抗して変形し、これによって接触部23aは後方に移動すると共に電極50の表面にそって上方に移動し、これによって接触部23aと電極50の表面は十分なワイプ動作を伴って相互に密接する。また、このとき、バッテリー40の接続端面45とコネクタハウジング10の前面14が互いに接近する。さらに、一対のコンタクトサポート部19の両側端間の幅W10がバッテリー40の凹部47の幅W40よりも小さく、コンタクトサポート部19の輪郭P10が凹部47の内面P40の形状に対応して形成されているため、コンタクトサポート部19はバッテリー40の凹部47に確実に収容される。
このように、コネクタハウジング10に、前面14から突出するコンタクトサポート部19を設けたことによって、非使用時にはコンタクト20のコンタクト部23を一対のコンタクトサポート部19によって保護するので、外力によってコンタクト20が変形するのを防止することができる。加えて、コンタクトサポート部19がコネクタハウジング10の前面14から突出しているので、その分だけコンタクト部23を前方に突出させることが可能となる。このような構成でコンタクト部23を前方に突出させることが可能となると、バッテリー40の凹部47の最奥部に設けられた電極50の位置がバッテリー40の接続端面45から深い位置にある場合でも、コンタクト部23は十分なストロークで電極50に接触することが可能となり、電極50と接触部23aの密接度が良好になる。
また、コンタクトサポート部19の形状を、バッテリー40の凹部47の形状に対応して形成することによって、接続時にコンタクトサポート部19が凹部47に導入される。これにより、バッテリー40がコネクタハウジング10に干渉せずともコンタクト部23が十分なストローク変位量を得て電極50に接触することが可能となる。
本発明の実施例で説明したバッテリーコネクタは、携帯電話等の携帯用の電子機器に使用され、バッテリーを接続するコネクタに適用することが可能である。また、本発明は、上述したバッテリーコネクタの他、相手方ユニットの導電部材が相手方ユニットのハウジング接続端面から深くくぼんだ位置に配置されているコネクタと接続する際に効果を発揮する。
本発明の実施例に係るバッテリーコネクタの外観斜視図である。 図1と同様に本発明の実施例に係るバッテリーコネクタを示す図であり、図2(a)は平面図、図2(b)は正面図、図2(c)は底面図、図2(d)は左側面図、図2(e)は右側面図である。 図2のA−A線断面図である。 本発明の実施例にかかるバッテリーコネクタに接続されるバッテリーの要部を示す外観斜視図である。 本発明の実施例にかかるバッテリーコネクタとバッテリーとの接続状態を示す図であり、図5(a)は接続前の状態の断面図、図5(b)は接続後の状態の断面図である。 従来使用されているバッテリーコネクタの一例を示す外観斜視図である。 図7は図6のバッテリーコネクタの断面図を示したものであり、図7(a)は接続前の状態を示す断面図、図7(b)は接続後の状態を示す断面図である。 図8は図7に示すものと同様に従来のバッテリーコネクタの断面図を示し、図8(a)は電極が深い位置にあるバッテリーとの接続前の状態を示す断面図、図8(b)は図8(a)に示すバッテリーコネクタを十分なストローク量を得るため無理にバッテリーに干渉させて接続させた場合の状態を示し、図8(c)は十分なストローク量を得るためコネクタハウジングからのコンタクト部の突出量を増した場合のバッテリーコネクタを示す断面図である。
符号の説明
1 コネクタ
10 コネクタハウジング
14 前面
17 開口
19 コンタクトサポート部
20 コンタクト
23 コンタクト部
23a 接触部
40 バッテリー
45 接続端面
47 凹部
50 電極

Claims (4)

  1. 相手方ケーシングの一面に所定深さの凹部が形成され、該凹部の最奥部に導電部材が設けられた相手方ユニットに接続される電気コネクタであって、
    コンタクト保持部と、前記相手方ユニットと近接する接続面と、を備えるコネクタハウジングと、
    前記コンタクト保持部によって前記コネクタハウジングに固定される固定部と、前記接続面から突出して前記導電部材に接触するコンタクト部と、前記固定部と前記コンタクト部の間にあって前記コンタクト部を前記接続面から突出するように付勢する弾性部と、前記コンタクト部の前記接続面からの突出量を規制する掛止部と、を備えた導電性の板状体からなるコンタクトと、を備え、
    前記コネクタハウジングの前記接続面には、該接続面から所定距離突出したコンタクトサポート部が設けられ、該コンタクトサポート部に前記掛止部が掛止されるようになしたことを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記コネクタハウジングの前記接続面には開口が形成され、前記コンタクトサポート部は前記開口の近傍から突出するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 前記相手方ユニットと接続した際には、前記コンタクトサポート部は前記相手方ユニットの凹部に挿入される形状を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気コネクタ。
  4. 前記相手方ユニットは二次電池であり、前記電気コネクタはバッテリーコネクタであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気コネクタ。
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