JP2008211340A - 放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動体に搭載される放送受信装置において、映像や音声の出力を中断することなく、受信可能なデジタル放送信号の番組案内情報を取得できるようにすることを目的とする。
【解決手段】システム制御部40が操作部36からの入力に基づいて第1フロントエンド21aに選局チャンネルを指定し、第1フロントエンド21aにて選局された選局チャンネルの放送信号に基づく映像や音声が出力部32から出力される。また、システム制御部40は、車両が存在する現放送圏域において受信可能なチャンネルのうち、上記選局チャンネル以外のチャンネルを第2フロントエンド22aに指定し、第2フロントエンド22aにて選局されたチャンネルの放送信号から番組表情報を抽出し、記録部34に記録する。
【選択図】図1
【解決手段】システム制御部40が操作部36からの入力に基づいて第1フロントエンド21aに選局チャンネルを指定し、第1フロントエンド21aにて選局された選局チャンネルの放送信号に基づく映像や音声が出力部32から出力される。また、システム制御部40は、車両が存在する現放送圏域において受信可能なチャンネルのうち、上記選局チャンネル以外のチャンネルを第2フロントエンド22aに指定し、第2フロントエンド22aにて選局されたチャンネルの放送信号から番組表情報を抽出し、記録部34に記録する。
【選択図】図1
Description
本発明は、移動体に搭載されて放送信号を受信する放送受信装置に関する。
従来より、送信塔から送信されるデジタル放送信号を受信し、受信したデジタル放送信号の中からユーザにより選択されたチャンネルの放送信号を抽出し、抽出した放送信号を、映像及び音声としてユーザが視聴可能な状態に出力する放送受信装置が知られている。
ここで、例えば、放送規格としてのISDB(Integrated Services Digital Broadcasting)−Tにより規定された地上デジタル放送信号は、MPEG2−Systemsに規定されたトランスポートストリーム(以下、TSともいう)からなり、TSは、映像データが含まれる映像TSパケット、音声データが含まれる音声TSパケット、番組案内のための番組表情報(EPGデータ)や、データ放送用の情報等が含まれるシステム情報TSパケット等、から構成されている。そこで、放送受信装置においては、映像データ及び音声データを抽出して視聴可能な信号に変換して出力すると共に、番組案内情報を抽出し、ユーザからの要求に応じて、電子番組表を表示装置に表示できるようにされている。
しかし、このような放送受信装置が、例えば車両等の移動体に搭載されているような場合には、車両の移動に伴い放送圏域(つまり、放送受信装置がデジタル放送信号を受信可能な送信塔)が変わるため、その放送圏域に適した電子番組表を即座に表示することが困難であった。つまり、各チャンネルの放送信号には、そのチャンネルの番組案内情報しか含まれていないため、車両が他の放送圏域内に移動した場合には、映像や音声を出力中のチャンネルの番組案内情報しか取得することができない。
このため、その放送圏域内の他のチャンネル(つまり、選局中でないチャンネル)の番組案内情報を取得するためには、例えば、ユーザにより番組表の表示を要求されてから、映像や音声の出力を中断し、その後、順次各チャンネルを選局して各チャンネル毎に番組案内情報を取得しなければならず、その放送圏域に適した電子番組表を表示するまでに時間がかかるという問題があった。
そこで、デジタル放送信号からではなく、インターネットを通じて各チャンネルの番組案内情報を取得することにより、放送圏域の変化に即座に対応できるようにした放送受信装置が提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2005−294962号公報
しかしながら、上記提案の放送受信装置においては、インターネット接続用の通信機器を設け、インターネットから番組案内情報を取得するために、車両の位置によっては、テレビ放送信号は受信できても、インターネットに接続できないおそれがあった。そして、そのような場合には、インターネットから番組案内情報を取得できず、選択されたチャンネルの放送信号から抽出可能な番組案内情報しか取得できないので、全チャンネルの番組案内情報を取得するためには、上述したように、映像や音声の出力を中断しなければならないという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたもので、移動体に搭載される放送受信装置において、映像や音声の出力を中断することなく、受信可能なデジタル放送信号の番組案内情報を取得できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の放送受信装置は、移動体に搭載されて用いられるものであり、受信アンテナにて受信した受信信号の中から所定のチャンネルの放送信号を選局する第1選局手段と、第1選局手段にて選局されたチャンネルの放送信号に基づいて、映像や音声を出力する出力手段と、第1選局手段にて選局された放送信号に含まれる番組案内情報を抽出し、抽出した番組案内情報を記憶手段に格納する情報格納手段と、情報格納手段により前記記憶手段に格納された番組案内情報に基づいて番組案内を行う番組案内手段と、外部から入力された指令に基づいて、前記第1選局手段に対し選局すべきチャンネルを指定するチャンネル指定手段と、を備えている。
さらに、受信アンテナにて受信した受信信号の中から所定のチャンネルの放送信号を選局する第2選局手段を備えており、チャンネル指定手段は、予め設定された所定の条件下において、受信アンテナにて受信可能なチャンネルのうち、第1選局手段にて選局され、出力手段にて出力中の出力チャンネル以外の非出力チャンネルを、第2選局手段に対し選局すべきチャンネルとして指定する。また、情報格納手段は、第1選局手段にて選局されたチャンネルの放送信号に加え、第2選局手段にて選局されたチャンネルの放送信号に含まれる番組案内情報を抽出し、記憶手段に格納する。
このように構成された請求項1に記載の放送受信装置においては、予め設定された所定の条件下において、出力手段にて出力中でない非出力チャンネルの放送信号が第2選局手段により選局され、第2選局手段により選局されたチャンネルの放送信号に含まれる番組案内情報が記憶手段に格納されるので、映像や音声の出力を中断することなく、受信可能なデジタル放送信号に含まれる番組案内情報を取得できる。
なお、予め設定された所定の条件とは、例えば、番組案内手段が番組案内可能な情報が記憶手段に記憶されていないチャンネルがある場合、第1選局手段にて受信しているチャンネルの受信状態が良い場合、外部から番組案内情報の取得指令が入力された場合、受信可能なチャンネルがある場合等、番組案内情報の取得を行う条件として任意に設定可能なものである。
よって、例えば、当該放送受信装置が搭載された移動体(例えば、車両)が、放送事業者毎に設定された所定の放送圏域(図3(a)参照)から他の放送圏域に移動した際には、従来は映像や音声の出力を中断しなければ、移動後の放送圏域に対応したチャンネルの番組案内情報を取得することができなかったが、請求項1に記載の放送受信装置によれば、第2選局手段にて映像及び音声が出力されていないチャンネルの放送信号が選局され、番組案内情報が抽出されるので、ユーザがテレビ放送を視聴している間に、移動後の放送圏域の番組案内情報を取得できる。このため、ユーザが移動後の新しい放送圏域で電子番組表を確認したい場合に、取得した番組案内情報に基づいて、即座に電子番組表を表示することが可能となる。
また、例えば、ユーザが長時間車両を使用していない場合、また、車両を使用していてもテレビを視聴していない(つまり、放送受信装置を使用していない場合)には、以前にテレビを視聴した際に取得した番組案内情報が古くなっており、現時点で放送中の番組案内情報が無効になっていることがあった。そして、このような場合に、ユーザが放送受信装置の使用を開始し、電子番組表の表示指令を入力したときには、従来は、放送受信装置が番組案内情報を取得している間、ユーザはテレビ放送を視聴することができなかった。
一方、請求項1に記載の放送受信装置によれば、第2選局手段にて映像及び音声が出力されていないチャンネルの放送信号が選局され、番組案内情報が抽出されるので、放送受信装置が番組案内情報を取得している間でも、ユーザはテレビ放送を視聴することができる。
次に、請求項1に記載の放送受信装置において、チャンネル指定手段は、請求項2に記載のように、非出力チャンネルの番組案内情報として番組案内手段が番組案内可能な情報が記憶手段に記憶されていない場合に、非出力チャンネルを、第2選局手段に対して指定するようにしてもよい。
このようにすれば、第2選局手段が、既に番組案内可能な番組案内情報が記憶されているチャンネルを選局しないので、同じ情報を繰り返し記憶手段に格納することがなく、無駄な処理を低減できる。
また、請求項1または請求項2に記載の放送受信装置において、チャンネル指定手段は、請求項3に記載のように、非出力チャンネルが複数ある場合に、情報格納手段により複数の非出力チャンネルのうちの1つの非出力チャンネルの番組案内情報の格納が終了すると、他の非出力チャンネルを前記第2選局手段に対して順次指定するようにしてもよい。そして、このようにすれば、受信可能な全てのチャンネルの番組案内情報を記憶手段に格納し、蓄積しておくことができる。
さらに、請求項3に記載の放送受信装置において、チャンネル指定手段は、請求項4に記載のように、複数の非出力チャンネルのうち、第1選局手段による選局履歴が多いものから順に選択するようにしてもよい。このようにすれば、ユーザが視聴する可能性が高いチャンネルの番組案内情報を優先的に取得することができる。
一方、請求項1〜請求項4の何れかに記載の放送受信装置において、情報格納手段は、請求項5に記載のように、番組案内情報として、現在時刻の番組案内を含む所定量の情報を抽出し、記憶手段に格納するようにしてもよい。
例えば、放送信号に含まれる全ての番組案内情報を抽出し格納する場合には非常に時間がかかるが、請求項5に記載のようにすれば、現在時刻の番組案内を含む所定量の情報のみを記憶するので、より短時間で番組案内情報を得ることができる。そして、取得した番組案内情報に基づいて、現在時刻、つまり、放送中の番組の電子番組表を表示できるので、チャンネルの選択に必要な最低限の情報をユーザに提供できる。
また、請求項1〜請求項5の何れかに記載の放送受信装置において、情報格納手段は、請求項6に記載のように、出力手段が所定の出力状態で映像や音声を出力可能な場合に、番組案内情報に加え、データ放送情報を放送信号から抽出し、記憶手段に格納するようにしてもよい。
このようにすれば、映像や音声の出力を中断することなく、受信可能なデジタル放送信号に含まれる番組案内情報及びデータ放送を取得できる。このため、例えば、移動体が新しい放送圏域に移動したような場合でも、移動後の放送圏域の番組案内情報に加え、データ放送についても即座にユーザに提供することができる。
一方、請求項1〜請求項6の何れかに記載の放送受信装置においては、請求項7に記載のように、情報格納手段により記憶手段に番組案内情報が格納されたときに、格納された番組案内情報のチャンネルを、出力手段により映像や音声を出力可能なチャンネルとして報知する報知手段を設けるようにしてもよい。
このようにすれば、番組案内情報が格納された、つまり、受信した放送信号が復調可能な場合にそのチャンネルが報知されるので、ユーザは、例えば、電子番組表の背景色の変化や、チャンネルボタンの点灯等の報知により、その時点で視聴可能なチャンネルを容易に把握することができる。
また、請求項8に記載の放送受信装置は、請求項1〜請求項7の何れかに記載の放送受信装置において、受信アンテナが複数設けられており、第2選局手段は、複数の受信アンテナのうち、第1選局手段にて使用される受信アンテナとは異なる受信アンテナにて受信した受信信号の中から選局し、チャンネル指定手段は、上記所定の条件に該当しない場合に、第2選局手段に、第1選局手段と同一のチャンネルを指定する。
そして、第1選局手段及び前記第2選局手段にて夫々選局された複数の放送信号の1つを選択、または、複数の放送信号を合成することで、安定した受信レベルにて放送信号を供給する信号供給手段が設けられており、出力手段は、信号供給手段に供給された放送信号に基づいて、映像や音声を出力する。
このように構成された請求項8に記載の放送受信装置によれば、上記所定の条件に該当しない場合には、例えば、第1選局手段及び第2選局手段にて異なる受信アンテナにて受信された受信信号から同一のチャンネルの放送信号が選局される。そして、複数の放送信号の1つが選択、または、複数の放送信号が合成される、いわゆるダイバーシティ制御が行われて安定した受信レベルで放送信号が供給されるので、映像や音声の出力状態の品質の安定化を図ることができる。
一方、請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項7の何れかに記載の放送受信装置において、第1選局手段及び受信アンテナが複数設けられており、各第1選局手段は、夫々異なる受信アンテナにて受信した受信信号を用いて選局する。そして、複数の第1選局手段にて夫々選局された複数の放送信号の1つを選択、または、複数の放送信号を合成することで、安定した受信レベルにて放送信号を供給する信号供給手段が設けられており、出力手段は、信号供給手段に供給された放送信号に基づいて、映像や音声を出力する。
このように構成された請求項9に記載の放送受信装置によれば、各第1選局手段毎に、夫々異なる受信アンテナにて受信された受信信号から、指定されたチャンネルの放送信号が選局される。そして、複数の放送信号の1つが選択、または、複数の放送信号が合成される、いわゆるダイバーシティ制御が常時行なわれるので、画像や音声の出力状態の品質の安定化を図ることができる。
また、請求項1〜請求項9の何れかに記載の放送受信装置において、チャンネル指定手段は、請求項10に記載のように、出力手段が映像や音声を出力できない場合に、受信アンテナにて受信可能なチャンネルが複数あるときには、第2選局手段に加え、第1選局手段に対しても外部から入力された指令によらず、受信可能なチャンネルの1つを指定するようにしてもよい。
このようにすれば、例えば、放送信号の受信状態が悪化し、出力チャンネルの映像や音声を出力できない場合、第1選局手段と第2選局手段との両方を用いて、受信可能なチャンネルの放送信号から番組案内情報を取得するので、第2選局手段のみを用いて複数のチャンネルの番組案内情報を取得する場合に比べ、より短時間で番組案内情報を取得できる。また、報知手段が設けられている場合には、番組案内情報が格納されたチャンネル、つまり、映像や音声を出力できるチャンネルをユーザに短時間で報知可能となる。
一方、請求項11に記載の放送受信装置は、請求項1〜請求項10の何れかに記載の放送受信装置において、当該放送受信装置が搭載される移動体に搭載された位置検出手段から現在位置を表す位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて受信アンテナが受信可能なチャンネルを特定するチャンネル特定手段が設けられており、チャンネル指定手段は、チャンネル特定手段にて特定されたチャンネルを第1選局手段及び第2選局手段に指定するチャンネルとして選択するように構成されている。
例えば、ユーザによる入力や、全帯域をサーチした結果に基づいて受信可能なチャンネルを特定するようにしてもよいが、請求項11に記載のようにすれば、移動体の現在位置に基づいて受信可能なチャンネルが特定され、特定されたチャンネルが指定される。このため、ユーザの手間を省くことができ、また、全帯域をサーチする必要もないので、より短時間でデジタル放送信号を受信可能なチャンネルが特定され、より短時間で番組案内情報を取得することができる。
また、請求項11に記載の放送受信装置は、請求項12に記載のように、位置検出手段にて検出された位置情報に基づいて、移動体が放送圏域の境界付近にいるか否かを判定する境界判定手段を設け、境界判定手段により移動体が境界付近にいると判定された場合に、チャンネル指定手段が、チャンネル特定手段にて特定されたチャンネルを第2選局手段に対して指定するように構成してもよい。
このようにすれば、移動体が放送圏域の境界付近にいる場合には、映像や音声の出力を中断することなく、境界付近で受信可能なチャンネル、つまり、その時点で存在する放送圏域だけでなく隣接する放送圏域にて受信可能なチャンネルの番組案内情報についても取得することができる。
さらに、請求項12に記載の放送受信装置において、境界判定手段は、請求項13に記載のように、位置情報に基づく移動体の現在位置を含む判定範囲の一部が放送圏域外にあることにより移動体が境界付近にいることを判定し、判定範囲は、車両の進行方向または車両の目的地方向側が、他の方向と比べ広くなるように設定するとよい。
このようにすれば、移動体の移動方向や目的地方向、つまり、移動体がこれから向かう方向が、放送圏域の境界に向かう場合に、より早く境界付近であることを判定できるので、より早い段階で、隣接する放送圏の番組案内情報の取得を開始できる。また、移動方向や目的地方向以外の方向の判定範囲が狭くされているので、その方向の境界に多少近づいても境界付近であると判定されることを防止できる。このため、移動体が境界付近に存在したとしても、その境界が、移動体が向かう方向の境界でない場合に、隣接する放送圏域のチャンネルの番組案内情報を取得しないようにできるので、不必要な番組案内情報を取得するといった無駄な処理を低減できる。
以下に、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
ナビゲーション装置50と共に車両に搭載されて使用される放送受信装置1について説明する。図1は、第1実施形態の放送受信装置1の概略構成を示すブロック図である。
[第1実施形態]
ナビゲーション装置50と共に車両に搭載されて使用される放送受信装置1について説明する。図1は、第1実施形態の放送受信装置1の概略構成を示すブロック図である。
第1実施形態の放送受信装置1は、地上デジタル放送規格(ISDB−T)に対応し、地上デジタル放送信号を受信して映像や音声にて出力可能な受信装置であり、図1に示すように、第1及び第2受信アンテナ11,12と、第1受信アンテナ11に接続された第1受信・復調部21と、第2受信アンテナ12に接続された第2受信・復調部22と、ダイバーシティ制御部24と、第1TSデコード部26と、第2TSデコード部28と、映像・音声処理部30と、出力部32と、記録部34と、操作部36と、システム制御部40と、上記各部を接続するバスライン等を備えている。
第1受信・復調部21は、第1フロントエンド21aと、第1復調部21bとを備えている。第1フロントエンド21aは、システム制御部40からの指令に基づいて、第1受信アンテナを介して受信した地上デジタル放送信号から、指定されたチャンネル(以下、選局チャンネルともいう)の放送信号を選局し、選局した信号に、増幅、フィルタリング等の処理を施すことにより、OFDM変調処理された信号を抽出し、第1復調部21bに入力する。
第1復調部21bは、第1フロントエンド21aにて抽出されたOFDM変調化された信号のOFDM復調及び伝送路復号化を行う。詳述すると、OFDM変調化された信号に対し、A/D変換処理、デジタル直交復調処理、FFT演算処理、キャリア復調処理、周波数及び時間デインターリーブ、ビタビ復号処理、階層処理、リードソロモン復号処理、TS生成処理等を行うことにより、MPEG2−Systemsに規定されたトランスポートストリーム(以下、TSともいう)を抽出し、ダイバーシティ制御部24に入力する。
なお、TSは、映像データが含まれる映像TSパケット、音声データが含まれる音声TSパケット、テレビ放送のシステム放送(例えば、データ放送用の情報、番組表情報等)に関する情報や、TSのどこに、どのようなデータが存在するか等の情報が含まれるシステム情報TSパケット、等が多重化されて構成されている。
また、第1復調部21bは、復調処理を行う際に、復調したデータに基づいて放送信号の電界強度、BER(Bit Error Rate)、C/N(搬送波とノイズの電力比)等の放送信号の受信状態を示す情報を抽出または算出し、システム制御部40に通知する。
ここで、受信状態を示す情報としては、受信状態を判断可能な情報であれば、必ずしも電界強度、BER、C/Nでなくてもよく、例えば、PER(Packet Error Rate)、S/N等でもよい。また、受信状態を示す情報として、電界強度、BER、C/Nの全てを用いる必要はなく、これらの情報のうちの1つを用いてもよい。
第2受信・復調部22は、第2フロントエンド22aと、第2復調部22bとを備えている。構成は、第1受信・復調部21と同様であるため、詳細については省略する。なお、第1受信アンテナ11、第2受信アンテナ12は互いに位置や方向が異なるように配置されており、各受信アンテナにて受信した放送信号を用いて効果的にダイバーシティ制御を行うことができるようにされている。
ダイバーシティ制御部24は、システム制御部40からの指令に基づいて、第1及び第2受信・復調部21,22の夫々を単独に動作(以下、個別受信動作ともいう)させたり、または、第1及び第2受信・復調部21,22を共同して動作(以下、ダイバーシティ受信動作ともいう)させることが可能である。
個別受信動作が指令された場合には、第1及び第2受信・復調部21,22を夫々独立して動作させ、第1受信・復調部21から入力されたTSを、第1TSデコード部26に入力し、第2受信・復調部22から入力されたTSを、記録部34に入力する。
一方、ダイバーシティ受信動作が指令された場合には、第1及び第2復調部21b,22bにおけるOFDM復調過程で各復調部21b,22bにて夫々抽出される複数のサブキャリアを用いて、サブキャリア毎に両者の放送信号を合成する最大比合成ダイバーシティ制御を行う。そして、サブキャリア毎に合成した放送信号から生成されたTSを、第1TSデコード部26に入力する。
なお、ダイバーシティ方式については、サブキャリア毎に合成する最大比合成ダイバーシティに限らず、高周波で合成するRF合成ダイバーシティ、中間周波で合成するIF合成ダイバーシティ、アンテナを切り替える空間ダイバーシティ等の周知のダイバーシティ方式の何れを用いてもよい。
第1TSデコード部26は、入力されたTSからPSI(Program Specific Information)、SI(Service Information)等のシステム情報を抽出し、これらのシステム情報に基づいてTSパケットを抽出する。
そして、抽出したTSパケットのうち、映像及び音声が含まれる映像TSパケット及び音声TSパケットは、映像・音声処理部30に入力し、また、システム制御部40からの指令に基づいて、番組表情報やデータ放送を含むシステム情報TSパケットの中から指定された情報を読み取り、記録部34に入力する。
映像・音声処理部30は、入力された映像TSパケット及び音声TSパケットを復号し、出力部32から出力可能な映像データ及び音声データに変換して、出力部32に入力する。
出力部32は、液晶ディスプレイ等からなるモニタや、アンプ、スピーカ等からなり、入力された映像データ及び音声データを、モニタに表示したり、スピーカから出力する。
記録部34は、一定時間分のTSを記憶可能な書き換え可能なフレームメモリ(例えば、VRAM等)と、TSの中から抽出された番組表情報やデータ放送等の情報が記憶される書き換え可能な不揮発性のメモリ(例えば、EEPROM等)を備えている。そして、システム制御部40からの指令により、入力されたTSがフレームメモリに順次記録され、入力された番組表情報やデータ放送等の情報を含むシステム情報TSパケットが、不揮発性メモリに記録される。
記録部34は、一定時間分のTSを記憶可能な書き換え可能なフレームメモリ(例えば、VRAM等)と、TSの中から抽出された番組表情報やデータ放送等の情報が記憶される書き換え可能な不揮発性のメモリ(例えば、EEPROM等)を備えている。そして、システム制御部40からの指令により、入力されたTSがフレームメモリに順次記録され、入力された番組表情報やデータ放送等の情報を含むシステム情報TSパケットが、不揮発性メモリに記録される。
なお、本実施形態では、フレームメモリをバッファとして用いており、第1受信・復調部21及び第2受信・復調部22にて抽出されたTSを、一旦記録部34に記録することで、第1TSデコード部26、第2TSデコード部28の処理速度に関わらず、安定した速度で放送信号を受信できるように構成している。
また、記録部34には、放送圏域の範囲や、各放送圏域の配置関係を示す放送圏情報や、放送事業者、チャンネル(周波数)、リモコンやタッチパネル等の操作部36に表示されるチャンネル番号との対応が放送圏域毎に示されたチャンネル対応情報等の情報が記憶されており、さらに、各チャンネルが選局された回数を示す選局履歴情報が記憶されている。
第2TSデコード部28は、システム制御部40からの指令に基づいて、第2受信・復調部22から記録部34に入力されたTSを読み取ってPSI、SI等のシステム情報を抽出し、これらのシステム情報に基づいて、番組表情報やデータ放送を含むシステム情報TSパケットを抽出し、記録部34に入力する。
操作部36は、出力部32のモニタと一体に構成されたタッチパネル及びモニタの周囲に設けられたメカニカルなキースイッチ、リモコン等からなり、タッチパネルまたはリモコンのボタンにてチャンネルを選択できるよう構成されている。なお、タッチパネルとモニタとは積層一体化されており、タッチパネルには、感圧方式、電磁誘導方式、静電容量方式、あるいはこれらを組み合わせた方式など各種の方式があるが、その何れを用いてもよい。
ナビゲーション装置50は、画像や音声で目的地までの案内等を行う周知の装置であり、GPSアンテナ52、図示しないジャイロスコープ、車速センサ等による検出結果に基づいて、自車両の現在位置を検出し、検出した現在位置に応じて記憶媒体から地図情報を読み出し、地図情報に自車両の現在地を重ねた地図画像を生成し、出力部32のモニタに表示したり、音声案内をスピーカから出力する。なお、ナビゲーション装置50は周知技術であるので、詳細については省略する。
システム制御部40は、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されている。そして、上記各部を用いて、操作部36からの入力に基づいて指定した選局チャンネルの放送信号を抽出し、選局チャンネルの映像や音声を出力部から出力するための処理、放送信号からの番組表情報の抽出、記録部34の記録処理等からなるデジタル放送提供処理、操作部36からの指令を受けて、記録部34に記憶された番組表情報に基づいて電子番組表をモニタに表示し、番組案内を行う番組案内処理、等を実行する。
以下、システム制御部40にて実行されるデジタル放送提供処理について、図2を用いて説明する。図2は、デジタル放送提供処理を示すフローチャートである。
デジタル放送提供処理は、操作部36を介して映像や音声の出力部32への出力要求が入力されることにより開始される処理であり、処理が開始されると、まず、S110にて、ナビゲーション装置50から車両の現在位置を取得し、記録部34に記憶された放送圏域情報に基づいて、車両が存在する放送圏域(以下、現放送圏域ともいう)を特定する。そして、特定した現放送圏域と、記録部34に記憶されたチャンネル対応情報とに基づいて、操作部36にて指定されたチャンネル番号のその放送圏域でのチャンネルを特定し、特定した選局チャンネルを第1及び第2フロントエンド21a,22aに指定する。
デジタル放送提供処理は、操作部36を介して映像や音声の出力部32への出力要求が入力されることにより開始される処理であり、処理が開始されると、まず、S110にて、ナビゲーション装置50から車両の現在位置を取得し、記録部34に記憶された放送圏域情報に基づいて、車両が存在する放送圏域(以下、現放送圏域ともいう)を特定する。そして、特定した現放送圏域と、記録部34に記憶されたチャンネル対応情報とに基づいて、操作部36にて指定されたチャンネル番号のその放送圏域でのチャンネルを特定し、特定した選局チャンネルを第1及び第2フロントエンド21a,22aに指定する。
次に、S120にて、選局チャンネルの選局履歴情報を更新し、続くS130では、ダイバーシティ制御部24に、ダイバーシティ受信動作を指令し、S140に移行する。S140では、第1及び第2受信・復調部21,22、第1及び第2TSデコード部26,28、映像・音声処理部30に動作の開始指令を入力する。ここで、各部にて動作が開始され、指定されたチャンネルの映像や音声が出力部32から出力される。
次に、S150では、第1TSデコード部26にてTSから抽出されたシステム情報TSパケットの中から、SIの1つであるEIT(Event Information Table)を取得し、続くS160にて、取得した番組表情報を記録部34に記録し、S170に移行する。なお、EITは、番組識別情報(番組ID)、番組名、番組の開始日時、番組内容等の番組表情報が記載されたテーブルであるが、本実施形態では、現在放送されている番組やその直近に放送される番組の情報のみが記載されているデータ量の小さいEIT[p/f]を取得する。
S170では、S110にて特定した放送圏域のチャンネルの中で、現在放送中の番組表情報が無効なチャンネルがあるか否か、つまり、現在放送中の番組表情報が記録部34に記憶されていないチャンネルがあるか否かを判断する。そして、無効なチャンネルが無い、つまり、特定した放送圏域の全てのチャンネルの現在放送中の番組表情報が記録部34に記憶されている場合には(S170:NO)、S180に移行する。
一方、現在放送中の番組表情報が無効なものがあると判断した場合には(S170:YES)、S230に移行して、現在放送中の番組表情報を取得するために、後述する放送圏番組表記録処理を実行し、放送圏番組表記録処理が終了すると、S180に移行する。
そして、S180では、第1TSデコード部26にてTSから抽出されたシステム情報TSパケットの中から、数日分の番組表情報が記載されたEITやその他のデータ放送情報を取得し、続くS190にて、取得した各種情報を記録部34に記録し、S200に移行する。なお、その他のデータ放送情報とは、ニュース、災害情報等、各放送事業者が提供する様々な情報である。
S200では、電界強度、BER、C/N等の放送信号の受信状態を示す情報を第1復調部21bから取得し、これらの情報に基づいて、第1フロントエンド21aにて選局中(つまり、映像や音声を出力中)の選局チャンネルの放送信号の受信状態が良いか否かを、予め設定された判定基準に基づいて判断する。
ここで、受信状態が悪化するときの状況について簡単に説明する。図3(a)に示すように、各送信塔(テレビ塔a,テレビ塔c)の周囲には、これらの送信塔から送信される各放送事業者の放送信号を受信可能な範囲として放送圏域が既定されている。しかしながら、例えば放送事業者A〜Gの放送圏域の中でも、テレビ塔aの近辺か否かにより電界の強さは異なり、他の放送圏域との境界付近(図中ドット部)では比較的電界が弱くなる。また、周辺の建物等の状況によっても電界の強さは異なり、例えば、テレビ塔aに近くても図3(a)に示す斜線部のように、電界の弱いエリアが発生する可能性がある。
このため、例えば、車両がテレビ塔a付近からテレビ塔c付近に移動する場合には、放送事業者A〜Gの放送圏域、且つ、放送事業者Hの放送圏域であるエリアから、放送事業者I〜Nの放送圏域に移動することになり、図3(b)に示すように、その境界付近で電界強度は比較的弱くなり、放送信号を復調可能な電界強度(以下、復調限界ともいう)に近づくので、この付近では受信状態が悪化する。また、テレビ塔aの付近でも、電界強度は一定でなく、急激に弱くなることもあるので、一時的に受信状態が悪化することがある。なお、図3(a)は、送信塔の周囲に既定される放送事業者の放送圏域を示す模式図であり、図3(b)は、送信塔間における電界強度の変化を示すグラフである。
そして、選局チャンネルの受信状態が良いと判断した場合には(S200:YES)、S210に移行して、S110にて特定した放送圏域のチャンネルの中で、数日分の番組表情報が無効なチャンネルがあるか否か、つまり、数日分の番組表情報が記録部34に記憶されていないチャンネルがあるか否かを判断する。そして、数日分の番組表情報が無効なチャンネルが無い、つまり、特定した放送圏域の全てのチャンネルの数日分の番組表情報が記録部34に記憶されている場合には(S210:NO)場合には、S170に移行する。
一方、数日分の番組表情報が無効なチャンネルがあると判断した場合には(S210:YES)、S220に移行して、数日分の番組表情報を取得するために、後述する放送圏データ放送記録処理を実行し、放送圏データ放送記録処理が終了すると、S170に移行する。
また、S200にて、選局チャンネルの受信状態が悪いと判断した場合には(S200:NO)、S240に移行して、判定エリアが全て放送圏域内に入っているか否かを判断し、この判断により、車両の現在位置が放送圏域の境界付近であるか否かを判断する。
ここで、図4(a)に示すように、本実施形態においては、判定エリアは、車両の現在位置を中心として半径数キロメートルの円内とする。このため、例えば、車両の現在位置が、図4(b)に示すX位置にあるときは、判定エリアの一部が放送事業者A〜Gの放送圏域からはみ出ているため、判定エリアは放送圏域内に入っていないと判断し、つまり、車両の現在位置が放送圏域の境界付近に存在すると判断する。
一方、車両の現在位置が図4(b)に示すY位置にあるときは、判定エリアの全体が放送事業者A〜Gの放送圏域内に納まっているので、判定エリアは放送圏域内に入っていると判断し、つまり、車両の現在位置は放送圏域の境界付近ではないと判断する。なお、図4(a)は、第1実施形態の判定エリアを示す説明図であり、図4(b)は、判定エリアが放送圏域内にある場合とない場合の例を示す説明図である。
S240にて、判定エリアが全て放送圏域内に入っていると判断した場合には(S240:YES)、受信状態は悪化したものの、車両の現在位置は放送圏域の境界付近ではないために、一時的な受信状態の悪化であると判断して、S170に移行する。一方、判定エリアの一部が放送圏域に入っていないと判断した場合には(S240:NO)、車両の現在位置が放送圏域の境界付近に存在すると判断し、S250に移行して、隣接放送圏域の番組表情報を取得するための隣接放送圏番組表記録処理を実行する。そして、隣接放送圏番組表記録処理が終了すると、S150に移行して、S150からの処理を繰り返し実行する。
次に、デジタル放送提供処理のS230にて実行される放送圏番組表記録処理を、図5を用いて説明する。図5は、放送圏番組表記録処理を示すフローチャートである。
処理が開始されると、まずS300にて、ダイバーシティ制御部24に対して、個別受信動作指令を入力し、続くS310では、記録部34に記憶された選局履歴情報に基づいて、現在時刻の番組表情報が記録部34に記憶されていないチャンネルの中で、選局回数の最も多いものを選択する。
処理が開始されると、まずS300にて、ダイバーシティ制御部24に対して、個別受信動作指令を入力し、続くS310では、記録部34に記憶された選局履歴情報に基づいて、現在時刻の番組表情報が記録部34に記憶されていないチャンネルの中で、選局回数の最も多いものを選択する。
次に、S320では、S310にて選択したチャンネルを第2フロントエンド22aに指定し、続くS330では、第2TSデコード部28にてTSから抽出されたシステム情報TSパケットの中から、現在放送中の番組表情報(本実施形態ではEIT[p/f])を取得し、続くS340にて、取得した番組表情報を記録部34に記録し、S350に移行する。
そして、S350では、現在放送中の番組表情報が無効なチャンネルを全て確認したか否か、つまり、全てのチャンネルを第2フロントエンド22aに指定し、現在放送中の番組表情報を記録したか否かを判断し、全て確認していないと判断した場合には(S350:NO)、S310に移行して、S310からの処理を繰り返し実行する。一方、全て確認したと判断した場合には(S350:YES)、S360に移行して、第2フロントエンド22aに選局チャンネルを指定し、続くS370では、ダイバーシティ制御部24に、ダイバーシティ動作指令を入力して当該処理を終了する。
次に、デジタル放送提供処理のS220にて実行される放送圏データ放送記録処理を、図6を用いて説明する。図6は、放送圏データ放送記録処理を示すフローチャートである。
処理が開始されると、まずS400にて、ダイバーシティ制御部24に対して、個別受信動作指令を入力し、続くS410では、記録部34に記憶された選局履歴情報に基づいて、現在時刻の番組表情報が記録部34に記憶されていないチャンネルの中で、選局回数の最も多いものを選択する。
次に、S420では、S410にて選択したチャンネルを第2フロントエンド22aに指定し、続くS430では、第2TSデコード部28にてTSから抽出されたシステム情報TSパケットの中から、数日分の番組表情報が記載されたEITやその他のデータ放送情報を取得し、続くS440にて、取得した各種情報を記録部34に記録し、S450に移行する。
そして、S450では、数日分の番組表情報が記録部34に記憶されていないチャンネルを全て確認したか否か、つまり、全てのチャンネルを第2フロントエンド22aに指定し、数日分の番組表情報を記録したか否かを判断し、全て確認していないと判断した場合には(S450:NO)、S410に移行して、S410からの処理を繰り返し実行する。一方、全て確認したと判断した場合には(S450:YES)、S460に移行して、第2フロントエンド22aに選局チャンネルを指定し、続くS470では、ダイバーシティ制御部24に、ダイバーシティ動作指令を入力して当該処理を終了する。
次に、デジタル放送提供処理のS250にて実行される隣接放送圏番組表記録処理を、図7を用いて説明する。図7は、隣接放送圏番組表記録処理を示すフローチャートである。
処理が開始されると、まずS500にて、ダイバーシティ制御部24に対して、個別受信動作指令を入力し、続くS510では、S110にて特定した現放送圏域に隣接する隣接放送圏域で受信可能なチャンネルを放送圏情報から読み取り、このチャンネルに基づいて、第2受信・復調部22で受信信号をサーチし、復調可能なチャンネルを検出する。
次に、S520では、S510にて検出した復調可能なチャンネルの中から、現在放送中の番組表情報が無効なチャンネルを特定し、さらに、番組表情報が無効なチャンネルの中から記録部34に記憶された選局履歴情報に基づいて、選局回数の最も多いものを選択する。
次に、S530では、S520にて選択したチャンネルを第2フロントエンド22aに指定し、続くS540では、第2TSデコード部28にてTSから抽出されたシステム情報TSパケットの中から、現在放送中の番組表情報(本実施形態ではEIT[p/f])を取得し、続くS550にて、取得した番組表情報を記録部34に記録し、S560に移行する。
そして、S560では、隣接放送圏域にて現在放送中の番組表情報が無効なチャンネルを全て確認したか否かを判断し、全て確認していないと判断した場合には(S560:NO)、S520に移行して、S520からの処理を繰り返し実行する。一方、全て確認したと判断した場合には(S560:YES)、S570に移行して、第2フロントエンド22aに選局チャンネルを指定し、続くS580では、ダイバーシティ制御部24に、ダイバーシティ動作指令を入力して当該処理を終了する。
次に、システム制御部40にて実行される番組案内処理を、図8を用いて説明する。図8は番組案内処理を示すフローチャートである。
番組案内処理は操作部36を介して、電子番組表のモニタへの表示指令が入力されると開始される処理であり、処理が開始されると、まずS610にて、記録部34に現放送圏域(例えば、図3(a)に示す放送事業者A〜Gの放送圏域)に隣接する隣接放送圏域(例えば、図3(a)に示す放送事業者I〜Nの放送圏域)の番組表情報が記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断した場合には(S610:YES)、S615に移行して、現放送圏域の番組表情報を読み取り、続くS620では、図10(a)に示すように、読み取った情報に基づいて現放送圏域の電子番組表をモニタに表示すると共に、隣接放送圏域の電子番組表表示への切替ボタンを選択可能にモニタに表示する。
番組案内処理は操作部36を介して、電子番組表のモニタへの表示指令が入力されると開始される処理であり、処理が開始されると、まずS610にて、記録部34に現放送圏域(例えば、図3(a)に示す放送事業者A〜Gの放送圏域)に隣接する隣接放送圏域(例えば、図3(a)に示す放送事業者I〜Nの放送圏域)の番組表情報が記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断した場合には(S610:YES)、S615に移行して、現放送圏域の番組表情報を読み取り、続くS620では、図10(a)に示すように、読み取った情報に基づいて現放送圏域の電子番組表をモニタに表示すると共に、隣接放送圏域の電子番組表表示への切替ボタンを選択可能にモニタに表示する。
そして、続くS625では、操作部36を介して切替ボタンが選択されたか否かを判断し、選択された場合には(S625:YES)、S630に移行して、隣接放送圏域の番組表情報を読み取り、続くS635では、図10(b)に示すように、読み取った情報に基づいて隣接放送圏域の電子番組表をモニタに表示すると共に、現放送圏域の電子番組表表示への切替ボタンを選択可能にモニタに表示する。
次に、S640では、操作部36を介して切替ボタンが選択されたか否かを判断し、選択された場合には(S640:YES)、S615に移行して、S615からの処理を実行する。一方、切替ボタンが選択されないと判断した場合には(S640:NO)、S645に移行して、操作部36を介して電子番組表表示の終了指令が入力されたか否かを判断し、終了指令が入力されたと判断した場合には(S645:YES)、S650に移行して、モニタから電子番組表を消去し、当該処理を終了する。
一方、S645にて電子番組表表示の終了指令が入力されていないと判断した場合には(S645:NO)、S640に移行して、S640からの処理を実行する。また、S625にて、切替ボタンが選択されていないと判断した場合には(S625:NO)、S655に移行して、操作部36を介して電子番組表表示の終了指令が入力されたか否かを判断し、終了指令が入力されたと判断した場合には(S655:YES)、S650に移行する。一方、終了指令が入力されていないと判断した場合には(S655:NO)、S625に移行して、S625からの処理を実行する。
また、S610にて、隣接放送圏域の番組表情報が記憶されていないと判断した場合には(S610:NO)、S660に移行して、現放送圏域の番組表情報を読み取り、続くS665では、図9(a)〜(c)に示すように、読み取った情報に基づいて現放送圏域の電子番組表をモニタに表示する。次に、S670では、操作部36を介して電子番組表表示の終了指令が入力されたか否かを判断し、終了指令が入力されていないと判断した場合には(S670:NO)、S670の判断を繰り返し実行し、終了指令が入力されたと判断した場合には(S670:YES)、S650に移行する。
なお、図9、図10は、電子番組表のモニタへの表示例であり、図9(a)は、現放送圏域及び隣接放送圏域の番組表情報の何れも記録部34に記憶されていない場合の表示例、図9(b)は、現放送圏域の現在放送中の番組表情報のみが記憶されている場合の表示例、図9(c)は、現放送圏域の数日分の番組表情報が記憶されている場合の表示例、図10(a)は、現放送圏域及び隣接放送圏域の番組表情報が記憶されているときに、現放送圏域の電子番組表が表示されている場合の表示例、図10(b)は、現放送圏域及び隣接放送圏域の番組表情報が記憶されているときに、隣接放送圏域の電子番組表が表示されている場合の表示例である。
以上説明したように、第1実施形態の放送受信装置1においては、システム制御部40が操作部36からの入力に基づいて第1フロントエンド21aに選局チャンネルを指定し、第1フロントエンド21aにて選局された選局チャンネルの放送信号に基づく映像や音声が出力部32から出力される。また、システム制御部40は、車両が存在する現放送圏域において受信可能なチャンネルのうち、上記選局チャンネル以外のチャンネルを第2フロントエンド22aに指定し、第2フロントエンド22aにて選局されたチャンネルの放送信号から番組表情報を抽出し、記録部34に記録する。
従って、第1実施形態の放送受信装置1によれば、操作部36を介して指定されたチャンネルの映像や音声の出力部32からの出力を中断することなく、車両が存在する現放送圏域にて受信可能な放送信号に含まれる番組表情報を取得することができる。
よって、車両が新しい放送圏域に移動したとしても、移動後の放送圏域にて受信可能な放送信号に含まれる番組表情報が記録部34に記録されるので、ユーザは、テレビ放送の視聴を中断することなく、即座に移動後の放送圏域の電子番組表を表示することが可能となる。
また、ユーザが久しぶりにテレビ放送を視聴するような場合でも、ユーザがテレビ放送を視聴している間に、受信可能な放送信号に含まれる番組表情報が記録部34に記録されるので、ユーザの指令により、即座に電子番組表をモニタに表示することができる。
また、記録部34に記憶された番組表情報が無効である場合に、番組表情報が無効なチャンネルを第2フロントエンド22aに指定し、番組表情報を記録部34に記録するようにしているので、同じ情報を繰り返し記録部34に記録することがなく、無駄な処理を低減できる。
また、映像や音声を出力中の選局チャンネル以外で受信可能なチャンネルが複数ある場合に、これらのチャンネルのうちの1つを第2フロントエンド22aに指定し、そのチャンネルの番組表情報の記録が終了すると、他の受信可能なチャンネルを第2フロントエンド22aに対して順次指定し、そのチャンネルの番組表情報を記録するようにしているので、受信可能な全てのチャンネルの番組表情報を自動的に取得でき、ユーザが自ら全てのチャンネルを選択することにより番組表情報を取得する必要がない。
そして、第2フロントエンド22aに指定するチャンネルは、ユーザによる視聴回数が多いチャンネルから順に選択するようにしているので、ユーザが視聴する可能性が高いチャンネルの番組表情報を優先的に記録部34に記憶し、蓄積しておくことができる。
また、第1実施形態の放送受信装置1において番組表情報を取得する際には、まず、現在放送中の番組案内を含み、データ量の小さいEIT[p/f]を抽出し、記録部34に記録し、第1フロントエンド21aにて選局された選局チャンネルの放送信号の受信状態が良い場合には、数日分の番組表情報やデータ放送情報を放送信号から抽出し、記録部34に記録する。
そして、このように、放送中の番組の番組表情報を含むデータ量の小さいテーブルを優先的に取得し、その後、受信状態が良いときに、数日分の番組表情報やその他のデータ放送情報を取得するようにしているので、放送中の番組の番組表情報、つまり、ユーザがチャンネルの選択をする際に必要な最低限の情報を取得するのにかかる時間を短くすることができ、例えば、番組表情報の受信途中に放送信号の受信状態が悪化し、全く番組表情報を取得できないチャンネルが残ってしまうことを防止できる。そして、放送信号の受信状態がよい場合には、その後、数日中の番組表情報やデータ放送が記録部34に記録されるので、ユーザは、番組の視聴を中断することなく、適宜番組表情報やデータ放送を確認できる。
また、第1実施形態の放送受信装置1は、受信アンテナを2つ備えており、第1及び第2フロントエンド21a,22aは、夫々第1または第2受信アンテナ11,12から受信した受信信号の中から指定されたチャンネルの放送信号を選局するように構成されている。そして、放送信号から番組表情報を取得するとき以外は、第2フロントエンド22aには、第1フロントエンド21aと同じチャンネルが指定され、ダイバーシティ制御部24がダイバーシティ受信動作をするように構成されているので、映像や音声の出力状態の品質の安定化を図ることができる。
また、第1実施形態の放送受信装置1は、ナビゲーション装置50と接続されており、ナビゲーション装置50から取得した車両の現在位置を示す位置情報に基づいて、車両が存在する現放送圏域にて受信可能なチャンネルを特定し、特定したチャンネルの中から第1及び第2フロントエンド21a,22aに指定するチャンネルを選択するようにしているので、短時間で受信可能なチャンネルが特定され、より短時間で番組案内情報を取得することができる。
また、ナビゲーション装置50から取得した位置情報に基づいて、車両が現放送圏域の境界付近にいるか否かを判定し、境界付近にいる場合に、現放送圏域に隣接する放送圏域として設定された隣接放送圏域のチャンネルの番組表情報を取得するようにしているので、ユーザは、現放送圏域の電子番組表だけでなく隣接する放送圏域の電子番組表も確認することができる。
なお、第1実施形態において、第1フロントエンド21aは本発明の第1選局手段に相当し、第2フロントエンド22aは本発明の第2選局手段に相当し、記録部34は本発明の記憶手段に相当し、ダイバーシティ制御部24は本発明の信号供給手段に相当し、ナビゲーション装置50は本発明の位置検出手段に相当し、第1復調部21b、第2復調部22b、第1TSデコード部26、映像・音声処理部30、及び、出力部32は本発明の出力手段に相当し、第1復調部21b、第2復調部22b、第1TSデコード部26、第2TSデコード部及びS150、S160、S180、S190、S330、S340、S430、S440、S540、S550の処理は本発明の情報格納手段に相当し、番組案内処理は本発明の番組案内手段に相当し、S310、S320、S350、S360、S410、S420、S450、S460、S520、S530、S560、S570の処理は本発明のチャンネル指定手段に相当し、S110、S510の処理は本発明のチャンネル特定手段に相当し、S240の処理は本発明の境界判定手段に相当し、判定エリアは本発明の判定範囲に相当する。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の放送受信装置1について説明する。第2実施形態の放送受信装置1のブロック図は、図1に示す第1実施形態の放送受信装置1と同様であり、システム制御部40が実行する処理内容のみが異なる。このため、異なる処理についてのみ説明し、同一の部分については説明を省略する。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の放送受信装置1について説明する。第2実施形態の放送受信装置1のブロック図は、図1に示す第1実施形態の放送受信装置1と同様であり、システム制御部40が実行する処理内容のみが異なる。このため、異なる処理についてのみ説明し、同一の部分については説明を省略する。
第2実施形態の放送受信装置1に実行されるデジタル放送提供処理を、図11を用いて説明する。図11は、第2実施形態のシステム制御部40にて実行されるデジタル放送提供処理を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、図2と同じ処理番号は、第1実施形態のデジタル放送提供処理と同一の処理を示しており、これらの処理については説明を省略する。
第2実施形態のデジタル放送提供処理も、第1実施形態と同様に操作部36を介して映像や音声の出力部32への出力要求が入力されることにより開始される処理であり、処理が開始されると、まず、S110〜S140の処理を実行する。S140の処理が終了すると、S145に移行して、選局チャンネルが復調可能か否かを判断する。なお、本実施形態では、電界強度が図3(b)に示す復調限界を超えているか否かにより、選局チャンネルが復調可能か否かを判断する。
そして、S145にて、選局チャンネルが復調可能であると判断した場合には(S145:YES)、S150に移行して、S150からの処理を実行する。一方、選局チャンネルが復調可能でないと判断した場合には(S145:NO)、S260に移行して、後述する出力中断時処理を実行し、出力中断時処理を終了すると、S145に移行する。
また、S230にて、放送圏番組表記録処理を終了すると、S235に移行して、番組表情報を取得したチャンネル、つまり、車両が存在する現放送圏域にて復調可能でありユーザが視聴可能なチャンネルを識別可能なようにモニタへの表示を行い、その後S180に移行する。詳述すると、図13(a)に示すように、記録部34に記憶された番組表情報に基づいて放送事業者A〜Hの電子番組表をモニタに表示し、さらに、各放送事業者A〜Hのチャンネルが、視聴可能であるか否かを、例えば背景色にて識別可能なように表示する。また、同時にモニタに表示されたチャンネルボタンについても、図13(b)に示すように、背景色にてそのチャンネル番号に対応するチャンネルが視聴可能であるか否かを識別可能なように表示する。
また、S220にて、放送圏データ放送記録処理を終了すると、S225に移行して、S235の処理と同様に、現放送圏域にて視聴可能なチャンネルを識別可能なようにモニタへの表示を行う。一方、S240にて、判定エリアが全て放送圏域内に入っていると判断した場合には(S240:YES)、S245に移行して、S235の処理と同様に、視聴可能なチャンネルを識別可能なようにモニタへの表示を行い、S170に移行する。
また、S250にて、隣接放送圏番組表記録処理を終了すると、S255に移行して、S235の処理と同様に、図13(c)に示すように、現放送圏域にて視聴可能なチャンネルを識別可能なようにモニタへの表示を行うと共に、さらに、電子番組表の右上に隣接放送圏域画面切替ボタンを選択可能に表示し、S145に移行する。なお、隣接放送圏域画面への切替ボタンが操作部36を介して選択された場合には、視聴可能なチャンネルを識別可能なように、隣接する放送圏域の電子番組表をモニタに表示する。
ここで、図13(a)は、現放送圏域にて視聴可能なチャンネルを識別可能なように表示された電子番組表の表示例であり、図13(b)は、現放送圏域にて視聴可能なチャンネルを識別可能なように表示されたチャンネルボタンの表示例であり、図13(c)は、現放送圏域にて視聴可能なチャンネルを識別可能なように表示された電子番組表の表示例であり、さらに、隣接放送圏域の電子番組表の表示が選択可能に表示された電子番組表の表示例である。
次に、デジタル放送提供処理のS260にて実行される出力中断時処理を、図12を用いて説明する。図12は、出力中断時処理を示すフローチャートである。
処理が開始されると、S710にて、ナビゲーション装置50から車両の現在位置を取得し、記録部34に記録された放送圏域情報に基づいて、車両が存在する現放送圏域を特定し、S110の処理にて特定した放送圏域と一致しているか否かを判断し、一致していないと判断した場合、つまり、車両が移動して車両の存在する放送圏域が変わった場合には(S710:NO)、S715に移行して、放送圏域が変わったことにより視聴不可能であることを示すメッセージをモニタに表示し、続くS720では、S710にて特定した移動後の放送圏域(以下、移動後放送圏域ともいう)で受信可能なチャンネルを放送圏情報から読み取り、第1及び第2受信・復調部21,22の両方を用いて、読み取ったチャンネルに基づいて受信信号をサーチし、復調可能なチャンネルを検出する。
処理が開始されると、S710にて、ナビゲーション装置50から車両の現在位置を取得し、記録部34に記録された放送圏域情報に基づいて、車両が存在する現放送圏域を特定し、S110の処理にて特定した放送圏域と一致しているか否かを判断し、一致していないと判断した場合、つまり、車両が移動して車両の存在する放送圏域が変わった場合には(S710:NO)、S715に移行して、放送圏域が変わったことにより視聴不可能であることを示すメッセージをモニタに表示し、続くS720では、S710にて特定した移動後の放送圏域(以下、移動後放送圏域ともいう)で受信可能なチャンネルを放送圏情報から読み取り、第1及び第2受信・復調部21,22の両方を用いて、読み取ったチャンネルに基づいて受信信号をサーチし、復調可能なチャンネルを検出する。
次に、S725では、S720にて検出した復調可能なチャンネルの中から、現在放送中の番組表情報が無効なチャンネルのうちの1つを選択し、選択したチャンネルを第1フロントエンド21aに指定する。また同時に、他の1つを選択し、選択したチャンネルを第2フロントエンド22aに指定し、第1TSデコード部26及び第2TSデコード部28にてTSから抽出されたシステム情報TSパケットの中から、現在放送中の番組表情報(本実施形態ではEIT[p/f])を取得する。そして、続くS730にて、取得した番組表情報を記録部34に記録し、S735に移行する。
そして、S735では、現在放送中の番組表情報が無効なチャンネルを全て確認したか否かを判断し、全て確認していないと判断した場合には(S735:NO)、S720に移行して、S720からの処理を繰り返し実行する。一方、全て確認したと判断した場合には(S735:YES)、S740に移行して、S235の処理と同様に、視聴可能なチャンネルを識別可能なようにモニタへの表示を行い、S745に移行し、S745では、第1及び第2フロントエンド21a,22aに選局チャンネルを指定する。
一方、S710にて、新たに特定した放送圏域が、S110にて特定した放送圏域と一致していると判断した場合(S710:YES)、S755に移行して、放送圏域は変わっていないけれども、視聴不可能な状態であることを示すメッセージをモニタに表示し、続くS760では、現放送圏域のチャンネルを放送圏情報から読み取り、第2受信・復調部22を用いて、読み取ったチャンネルに基づいて受信信号をサーチし、復調可能なチャンネルを検出する。
次に、続くS765にて、S235の処理と同様に、視聴可能なチャンネルを識別可能なようにモニタへの表示を行い、S770では、第2フロントエンド22aに選局チャンネルを指定し、S750に移行する。
そして、S750では、ダイバーシティ制御部24に、ダイバーシティ動作指令を入力して当該処理を終了する。
以上説明したように、第2実施形態の放送受信装置1においては、記録部34に番組表情報やデータ放送情報を記録したときに、放送信号を復調可能、つまり、視聴可能なチャンネルを、識別可能なように番組表情報をモニタに表示したり、モニタに表示されたチャンネルボタンの背景色を変更したりするので、ユーザは、視聴可能なチャンネルを容易に把握することができる。また、隣接放送圏域のチャンネルの番組表情報を取得した際にも、同様に視聴可能なチャンネルを識別可能なようにモニタに表示するので、ユーザは隣接放送圏にて視聴可能なチャンネルを容易に把握することができる。
以上説明したように、第2実施形態の放送受信装置1においては、記録部34に番組表情報やデータ放送情報を記録したときに、放送信号を復調可能、つまり、視聴可能なチャンネルを、識別可能なように番組表情報をモニタに表示したり、モニタに表示されたチャンネルボタンの背景色を変更したりするので、ユーザは、視聴可能なチャンネルを容易に把握することができる。また、隣接放送圏域のチャンネルの番組表情報を取得した際にも、同様に視聴可能なチャンネルを識別可能なようにモニタに表示するので、ユーザは隣接放送圏にて視聴可能なチャンネルを容易に把握することができる。
また、第2実施形態の放送受信装置1においては、放送圏域外のために選局チャンネルの放送信号を復調できず、出力部32から出力できない場合には、第2フロントエンド22aに加え、第1フロントエンド21aに対しても、操作部36を介して指定されたチャンネルによらず、受信可能なチャンネルの1つを順次指定するようにしている。つまり、放送圏域外であるため放送信号の受信状態が悪化し、選局チャンネルの復調ができない場合に、第1フロントエンド21aと第2フロントエンド22aとの両方を用いて、復調可能なチャンネルをサーチし、検出されたチャンネルの放送信号から番組案内情報を取得するので、第2フロントエンド22aのみを用いて複数のチャンネルの番組案内情報を取得する場合に比べ、より短時間で番組案内情報を取得できる。
一方、ユーザ視聴希望の選局チャンネルの受信状態が悪化して選局チャンネルの復調ができない場合でも、車両が選局チャンネルの放送圏域内にいるときには、将来的に受信状況が改善し、復調可能となる可能性がある。
そこで、第2実施形態の放送受信装置1においては、放送圏域内で選局チャンネルの放送信号を復調できず、出力部32から出力できない場合には、第2フロントエンド22aで受信可能なチャンネルの1つを順次指定するようにしている。
つまり、第1フロントエンド21aに指定したチャンネルは変更せずに選局チャンネルの受信を継続し、第2フロントエンド22aを用いて、復調可能なチャンネルをサーチして、第2フロントエンド22aを用いて検出された復調可能なチャンネルの放送信号から番組案内情報を取得している。このため、ユーザ視聴希望の選局チャンネルの将来的な受信状況の改善による復調可能、つまり、出力部32からの映像、音声の出力の可能性も残しつつ、現時点で視聴可能なチャンネル提示も可能となり、ユーザ自身が最適と考える番組への誘導が可能となる。
なお、第2実施形態において、S225、S235、S245、S255、S740、S765の処理は本発明の報知手段に相当し、S720、S735、S745の処理は本発明のチャンネル指定手段に相当し、S710の処理は本発明のチャンネル特定手段に相当し、S725、S730の処理は情報格納手段に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
上記実施形態においては、車両が放送圏域の境界付近にいるか否かを判定するための判定エリアを、車両の現在位置を中心として半径数キロメートルの円としたが、例えば、図4(c)に示すように、車両の進行方向または車両の目的地方向側を長辺方向とし、長辺方向の端部を車両の現在位置とする楕円としてもよい。そして、この場合に、例えば、車両の現在位置が、図4(d)に示すX位置にあるときは、判定エリアの一部が放送事業者A〜Gの放送圏域からはみ出ているため、判定エリアは放送圏域内に入っていないと判断し、つまり、車両の現在位置が、放送圏域の境界付近に存在すると判断する。一方、車両の現在位置が図4(d)に示すY位置にあるときは、判定エリアの全体が放送事業者A〜Gの放送圏域内に納まっているので、判定エリアは放送圏域内に入っていると判断し、つまり、車両の現在位置は、放送圏域の境界付近ではないと判断すればよい。
上記実施形態においては、車両が放送圏域の境界付近にいるか否かを判定するための判定エリアを、車両の現在位置を中心として半径数キロメートルの円としたが、例えば、図4(c)に示すように、車両の進行方向または車両の目的地方向側を長辺方向とし、長辺方向の端部を車両の現在位置とする楕円としてもよい。そして、この場合に、例えば、車両の現在位置が、図4(d)に示すX位置にあるときは、判定エリアの一部が放送事業者A〜Gの放送圏域からはみ出ているため、判定エリアは放送圏域内に入っていないと判断し、つまり、車両の現在位置が、放送圏域の境界付近に存在すると判断する。一方、車両の現在位置が図4(d)に示すY位置にあるときは、判定エリアの全体が放送事業者A〜Gの放送圏域内に納まっているので、判定エリアは放送圏域内に入っていると判断し、つまり、車両の現在位置は、放送圏域の境界付近ではないと判断すればよい。
そして、このように判定エリアを設定した場合には、車両の移動方向や目的地方向、つまり、車両がこれから向かう方向が、放送圏域の境界に近づく方向である場合に、より早く境界付近であることを判定できるので、より早い段階で、隣接する放送圏の番組案内情報の取得を開始できる。また、車両が向かう方向でない放送圏域について、サーチを行ったり、番組表情報を取得することがないので、処理負荷を軽減できる。
また、上記実施形態においては、受信・復調部を2つ設けた例を説明したが、受信・復調部を3つ以上設けるようにしてもよい。例えば、図14に示す変形例の放送受信装置60のように、第3フロントエンド23a及び第3復調部23bから構成される第3受信・復調部23を設け、第1受信・復調部21と第3受信・復調部23とで常時ダイバーシティ制御を行うようにしてもよく、このようにすると、常時、画像や音声の出力状態の品質の安定化を図ることができると共に、映像や音声を出力中の選局チャンネル以外のチャンネルの番組案内情報を取得することができる。
また、上記各実施形態においては、現在放送中の番組表情報が記録部34に記憶されているか否かにより、そのチャンネルの番組表情報が無効か否かを判定したが、例えば、記録部34に記憶された番組表情報が記録された時点からの経過時間に基づいて、その番組表情報が無効か否かを判定するようにしてもよい。
1…放送受信装置、11…第1受信アンテナ、12…第2受信アンテナ、21…第1受信・復調部、21a…第1フロントエンド、21b…第1復調部、22…第2受信・復調部、22a…第2フロントエンド、22b…第2復調部、23…第3受信・復調部、24…ダイバーシティ制御部、26…第1TSデコード部、28…第2TSデコード部、30…映像・音声処理部、32…出力部、34…記録部、36…操作部、40…システム制御部、50…ナビゲーション装置、52…GPSアンテナ、60…放送受信装置
Claims (13)
- 受信アンテナにて受信した受信信号の中から所定のチャンネルの放送信号を選局する第1選局手段と、
前記第1選局手段にて選局されたチャンネルの放送信号に基づいて、映像や音声を出力する出力手段と、
前記第1選局手段にて選局された放送信号に含まれる番組案内情報を抽出し、抽出した番組案内情報を記憶手段に格納する情報格納手段と、
該情報格納手段により前記記憶手段に格納された番組案内情報に基づいて番組案内を行う番組案内手段と、
外部から入力された指令に基づいて、前記第1選局手段に対し選局すべきチャンネルを指定するチャンネル指定手段と、
を備え、移動体に搭載される放送受信装置であって、
前記受信アンテナにて受信した受信信号の中から所定のチャンネルの放送信号を選局する第2選局手段を備え、
前記チャンネル指定手段は、予め設定された所定の条件下において、前記受信アンテナにて受信可能なチャンネルのうち、前記第1選局手段にて選局され、前記出力手段にて出力中の出力チャンネル以外の非出力チャンネルを、前記第2選局手段に対し選局すべきチャンネルとして指定し、
前記情報格納手段は、前記第1選局手段にて選局されたチャンネルの放送信号に加え、前記第2選局手段にて選局されたチャンネルの放送信号に含まれる番組案内情報を抽出し、前記記憶手段に格納することを特徴とする放送受信装置。 - 前記チャンネル指定手段は、前記非出力チャンネルの番組案内情報として番組案内手段が番組案内可能な情報が前記記憶手段に記憶されていない場合に、前記非出力チャンネルを、前記第2選局手段に対して指定することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
- 前記チャンネル指定手段は、前記非出力チャンネルが複数ある場合に、前記情報格納手段により、前記複数の非出力チャンネルのうちの1つの非出力チャンネルの番組案内情報の格納が終了すると、他の前記非出力チャンネルを前記第2選局手段に対して順次指定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放送受信装置。
- 前記チャンネル指定手段は、前記複数の非出力チャンネルのうち、前記第1選局手段による選局履歴が多いものから順に選択することを特徴とする請求項3に記載の放送受信装置。
- 前記情報格納手段は、前記番組案内情報として、現在時刻の番組案内を含む所定量の情報を抽出し、前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の放送受信装置。
- 前記情報格納手段は、前記出力手段が所定の出力状態で映像や音声を出力可能な場合に、前記番組案内情報に加え、データ放送情報を前記放送信号から抽出し、前記記憶手段に格納することを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載の放送受信装置。
- 前記情報格納手段により前記記憶手段に前記番組案内情報が格納されたときに、該格納された番組案内情報のチャンネルを、前記出力手段により映像や音声を出力可能なチャンネルとして報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載の放送受信装置。
- 前記受信アンテナは複数設けられており、
前記第2選局手段は、前記複数の受信アンテナのうち、前記第1選局手段にて使用される受信アンテナとは異なる受信アンテナにて受信した受信信号の中から選局し、
前記チャンネル指定手段は、前記所定の条件に該当しない場合に、前記第2選局手段に、前記第1選局手段と同一のチャンネルを指定し、
前記第1選局手段及び前記第2選局手段にて夫々選局された複数の放送信号の1つを選択、または、複数の放送信号を合成することで、安定した受信レベルにて放送信号を供給する信号供給手段を備え、
前記出力手段は、前記信号供給手段に供給された放送信号に基づいて、映像や音声を出力することを特徴とする請求項1〜請求項7の何れかに記載の放送受信装置。 - 前記第1選局手段及び前記受信アンテナは複数設けられており、
前記各第1選局手段は、夫々異なる受信アンテナにて受信した受信信号を用いて選局し、
前記複数の第1選局手段にて夫々選局された複数の放送信号の1つを選択、または、複数の放送信号を合成することで、安定した受信レベルにて放送信号を供給する信号供給手段を備え、
前記出力手段は、前記信号供給手段に供給された放送信号に基づいて、映像や音声を出力することを特徴とする請求項1〜請求項7の何れかに記載の放送受信装置。 - 前記チャンネル指定手段は、前記出力手段が映像や音声を出力できない場合に、前記受信アンテナにて受信可能なチャンネルが複数あるときには、前記第2選局手段に加え、前記第1選局手段に対しても外部から入力された指令によらず、前記受信可能なチャンネルの1つを指定することを特徴とする請求項1〜請求項9の何れかに記載の放送受信装置。
- 当該放送受信装置が搭載される移動体に搭載された位置検出手段から現在位置を表す位置情報を取得し、該取得した位置情報に基づいて、前記受信アンテナが受信可能なチャンネルを特定するチャンネル特定手段を備え、
前記チャンネル指定手段は、前記チャンネル特定手段にて特定されたチャンネルを前記第1選局手段及び第2選局手段に指定するチャンネルとして選択することを特徴とする請求項1〜請求項10の何れかに記載の放送受信装置。 - 前記位置検出手段にて検出された位置情報に基づいて、前記移動体が予め設定された放送圏域の境界付近にいるか否かを判定する境界判定手段を備え、
前記チャンネル指定手段は、前記境界判定手段により前記移動体が前記境界付近にいると判定された場合に、前記チャンネル特定手段にて特定されたチャンネルを前記第2選局手段に対して指定することを特徴とする請求項11に記載の放送受信装置。 - 前記境界判定手段は、前記位置情報に基づく移動体の現在位置を含む判定範囲の一部が前記放送圏域外にあることにより前記移動体が前記境界付近にいることを判定し、
前記判定範囲は、車両の進行方向または車両の目的地方向側が、他の方向と比べ広く設定されたことを特徴とする請求項12に記載の放送受信装置。
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