JP2008210255A - コンテンツ管理装置およびコンテンツ管理方法 - Google Patents

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Kazuyuki Tate
和幸 楯
Yoshitoki Asano
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Abstract

【課題】コンテンツへのアクセス制御における利便性を高めること。
【解決手段】電話帳格納部220には、ユーザを特定する情報のみならずユーザ間の通信頻度を表す情報が登録されている、電話帳が格納されている。判断部240が当該電話帳を元に第1電話機110と第2電話機120との間の通信頻度を判断すると、制御部250は、当該判断された通信頻度ごとに異なるアクセス制限レベルを適用して、第2電話機120の第1電話機110関連コンテンツへのアクセスを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ管理装置およびコンテンツ管理方法に関するものである。
従来、サーバに保存されている例えば写真や動画等のコンテンツを例えばウェブサイト等を通じてユーザの端末の表示画面等に表示させることが知られている。例えば、特許文献1には、ユーザが識別しやすいようにコンテンツを表示するための装置について開示されている。
特開2003−30098号公報
ところで、サーバがコンテンツを提供先の端末に閲覧させる際には、例えばセキュリティの運用上、あるいは提供元ユーザのプライバシーの管理上、例えば提供先の端末ごとに異なるアクセス制限レベルを適用することが好ましい場合がある。この場合に、提供元ユーザがアクセス制限レベルをそれぞれの提供先端末ごとにいちいち設定する場合には、アクセス制御を行うに際して、提供元ユーザの処理負担が増加し、処理の流れが煩雑になってしまうおそれがある。
そこで、本発明は上記に鑑みてなされたもので、コンテンツへのアクセス制御における利便性を高めることが可能なコンテンツ管理装置およびコンテンツ管理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のコンテンツ管理装置は、第1端末および第2端末を含む通信システムにおけるコンテンツ管理装置であって、第1端末のユーザと第2端末のユーザとの間の親密さを判断可能なユーザ情報データベースを格納するユーザ情報格納手段と、第2端末のアクセスの対象となる、第1端末のコンテンツを格納するコンテンツ格納手段と、ユーザ情報格納手段に格納されたユーザ情報データベースを元に、第1端末のユーザと第2端末のユーザとの間の親密さを判断する判断手段と、判断手段が判断した親密さごとに異なるアクセス制限レベルで、コンテンツ格納手段に格納された第1端末のコンテンツへの、第2端末のアクセスを制御する制御手段と、を備える。
また、本発明のコンテンツ管理方法は、第1端末、第2端末およびコンテンツ管理装置を含む通信システムにおけるコンテンツ管理方法であって、コンテンツ管理装置のユーザ情報格納手段には、第1端末のユーザと第2端末のユーザとの間の親密さを判断可能なユーザ情報データベースが格納されており、コンテンツ管理装置のコンテンツ格納手段には、第2端末のアクセスの対象となる、第1端末のコンテンツが格納されており、コンテンツ管理装置の判断手段が、ユーザ情報格納手段に格納されたユーザ情報データベースを元に、第1端末のユーザと第2端末のユーザとの間の親密さを判断する判断ステップと、コンテンツ管理装置の制御手段が、判断手段が判断した親密さごとに異なるアクセス制限レベルで、コンテンツ格納手段に格納された第1端末のコンテンツへの、第2端末のアクセスを制御する制御ステップと、を備える。
この際、ユーザ情報格納手段が格納するユーザ情報データベースには、第1端末のユーザのアドレス帳情報が登録されており、判断手段は、第1端末のユーザのアドレス帳情報への第2端末のユーザの登録有無を元に第1端末のユーザと第2端末のユーザとの間の親密さを判断しても良い。
このような本発明のコンテンツ管理装置およびコンテンツ管理方法によれば、ユーザ情報格納手段には、ユーザ間の親密さを判断可能な情報が登録されている、ユーザ情報データベースが格納されている。判断手段が当該ユーザ情報データベースを元に第1端末のユーザと第2端末のユーザとの間の親密さを判断すると、制御手段は、当該判断された親密さごとに異なるアクセス制限レベルを適用して、第2端末の第1端末関連コンテンツへのアクセスを制御する。
以上より、本発明によれば、コンテンツ格納手段に格納されたコンテンツへのアクセス制御を行うに際して、親密さごとに異なるアクセス制限レベルが自動的に適用されるため、第1端末のユーザが第2端末ごとにアクセス制限レベルをいちいち設定する必要がない。このため、アクセス制御におけるユーザの処理負担が軽減され、処理の流れが煩雑になることを防止できる。
また、コンテンツ管理装置においては、ユーザ情報格納手段が格納するユーザ情報データベースには、ユーザ間の電話通信またはメール通信における通信頻度を表す情報が登録されており、判断手段は、ユーザ間の通信頻度を元に第1端末のユーザと第2端末のユーザとの間の親密さを判断しても良い。
この発明によれば、電話通信またはメール通信における通信頻度が、ユーザ間の通信頻度および親密さを表す尺度として用いられる。電話通信またはメール通信が端末間の通信として広く行われる通信態様であるからである。
本発明によれば、コンテンツへのアクセス制御における利便性を高めることが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明にかかるコンテンツ管理装置およびコンテンツ管理方法の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
まず、本実施形態に係るコンテンツ管理サーバ20(コンテンツ管理装置)を含む通信システム1の構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、通信システム1の構成概要図である。図1に示すように、通信システム1は、電話機10とコンテンツ管理サーバ20とを備えて構成される。電話機10は、第1電話機110(第1端末)と、第2電話機120(第2端末)と、図示しない他の電話機と、の総称である。電話機10とコンテンツ管理サーバ20との間は、例えばインターネット等の通信ネットワーク30で接続されており、互いにデータの送受信が可能なように構成されている。以下、通信システム1を構成する各構成要素について詳細に説明する。
(電話機)
電話機10は、コンテンツ管理サーバ20にコンテンツをアップロードしたり、または自端末や他端末がコンテンツ管理サーバ20に既にアップロードしたコンテンツにアクセスして、該コンテンツをダウンロードしたり、もしくは該コンテンツに更なる書き込みを行ったりすることができる通信端末である。本実施形態において、電話機10は例えば携帯電話機であるが、端末としては、携帯電話機以外にも、例えば固定電話機、PDA、パソコン等を用いても良い。
また、本実施形態における「コンテンツ」は、例えば写真、動画、音楽、文書ファイル等の電子データを含む例えばブログやスケジューラ等のウェブサイトであっても良く、あるいは例えばFTPなどのデータ転送システムにおいて送受信されるゲームアプリケーションや、写真、動画、音楽、文書ファイル等の電子データであっても良い。
図示はしないが、電話機10は、物理的には、CPU、主記憶装置であるRAM及びROM、操作ボタンなどの操作部、LCDや有機ELディスプレイなどの出力装置、コンテンツ管理サーバ20との間でデータの送受信を無線で行う通信部、メモリディバイス等の補助記憶装置を備えて構成される。後述する電話機10の各機能は、CPU、RAM等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、CPUの制御のもとで操作部、出力装置、通信部を動作させると共に、RAMや補助記憶装置におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
本実施形態における電話機10は、ユーザの使用状況によって、第1電話機110または第2電話機120として用いられることができる。ユーザが、例えば、電話機10を使用してコンテンツのアップロードを行うときは、電話機10は第1電話機110となる。この場合に、第1電話機110の通信部は、アップロードの対象となるコンテンツを通信ネットワーク30を通じてコンテンツ管理サーバ20に送信する。そして、後述するように、当該アップロードされたコンテンツは、コンテンツ管理サーバ20のコンテンツ格納部210に格納される。以下においては、「第1電話機110」を「コンテンツ保有側電話機」とも言う。
また、ユーザが、例えば、電話機10を使用して、コンテンツ管理サーバ20に既にアップロードされたコンテンツにアクセスして、該コンテンツをダウンロードしたり、または該コンテンツに更なる書き込みを行ったりするときは、電話機10は第2電話機120となる。この場合に、第2電話機120の通信部は、コンテンツへのアクセスを要求する旨の信号を通信ネットワーク30を通じてコンテンツ管理サーバ20に送信し、アクセスの許諾があった場合に、当該コンテンツにアクセスする。以下においては、「第2電話機120」を「アクセス実行側電話機」とも言う。
(コンテンツ管理サーバ)
コンテンツ管理サーバ20は、第1電話機110と第2電話機120との間のデータ通信を管理するものであって、持主側が第1電話機110側であるコンテンツへの、第2電話機120のアクセスを制御するものである。
図2は、コンテンツ管理サーバ20のハードウェア構成図である。コンテンツ管理サーバ20は、物理的には、図2に示すように、CPU21、ROM22及びRAM23等の主記憶装置、キーボード及びマウス等の入力デバイス24、ディスプレイ等の出力デバイス25、通信のためのネットワークカード等の通信モジュール26、ハードディスク等の補助記憶装置27などを含む通常のコンピュータシステムとして構成される。後述するコンテンツ管理サーバ20の各機能は、CPU21、RAM23等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU21の制御のもとで通信モジュール26、入力デバイス24、出力デバイス25を動作させるとともに、主記憶装置22,23や補助記憶装置27におけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
図1に戻り、コンテンツ管理サーバ20は、機能的には、コンテンツ格納部210(コンテンツ格納手段)、電話帳格納部220(ユーザ情報格納手段)、受信部230、判断部240(判断手段)および制御部250(制御手段)を備えて構成される。以下、コンテンツ管理サーバ20を構成する各構成要素について詳細に説明する。
コンテンツ格納部210は、第2電話機120のアクセスの対象となるコンテンツを格納するものである。コンテンツ格納部210は、第1電話機110より通信ネットワーク30を通じてアップロードされたコンテンツを例えば前述の通信モジュール26を介して受信して格納することができる。または、コンテンツ格納部210は、第1電話機110の制御の元で他の装置よりアップロードされたコンテンツを例えば前述の通信モジュール26を介して受信して格納することができる。コンテンツ格納部210は論理的に異なる複数のデータ保存領域に分けられており、アップロードされたコンテンツのアクセス制限レベルごとに異なるデータ保存領域が割り当てられている。
図3は、コンテンツ格納部210のコンテンツ格納方法を説明するための図である。図3の2列目に示されているように、本実施形態においては、コンテンツ格納部210は論理的に異なる4つのデータ保存領域に分けられている。そして、アクセス制限レベルが「レベルA」のコンテンツはコンテンツ格納部210の「領域A」に格納される。同様に、アクセス制限レベルが「レベルB」のコンテンツはコンテンツ格納部210の「領域B」に格納され、アクセス制限レベルが「レベルC」のコンテンツはコンテンツ格納部210の「領域C」に格納され、アクセス制限レベルが「レベルD」のコンテンツはコンテンツ格納部210の「領域D」に格納される。なお、コンテンツごとのアクセス制限レベルは、例えば、当該コンテンツをアップロードする際に第1電話機110のユーザにより設定されるようにしても良い。
図1に戻り、電話帳格納部220は、通信システム1内の電話機に対して、それぞれの電話機毎に、電話帳(ユーザ情報データベース、アドレス帳情報)を格納するものである。電話帳格納部220が格納する電話帳は、いわゆる「ネットワーク電話帳」である。任意の電話機用の電話帳には、相手先電話機のユーザを特定する情報として、例えば、相手先電話機のユーザの氏名、電話番号、メールアドレス等が登録されている。また、電話帳には、相手先電話機との間の通信頻度を表す情報として、つまり相手先電話機のユーザとの間の親密さを判断可能な情報として、相手先電話機との間で行われた電話通信の回数またはメール通信の回数が記録されている。
図4は、電話帳格納部220に格納されている電話帳の一例を示す図である。以下においては、説明の便宜上、電話機10Aは、「ユーザAA」の電話機であるとする。また、電話機10Bは「ユーザBB」の電話機であるとし、電話機10Cは「ユーザCC」の電話機であるとし、電話機10Dは「ユーザDD」の電話機であるとし、電話機10Eは「ユーザEE」の電話機であるとし、電話機10Fは「ユーザFF」の電話機であるとし、電話機10Gは「ユーザGG」の電話機であるとする。
図4に示すように、電話機10A用の電話帳には、「ユーザAA」の知人として、例えば「ユーザBB」、「ユーザDD」、「ユーザEE」、「ユーザFF」および「ユーザGG」に関する情報が登録されている。すなわち、「ユーザAA」の知人の「ユーザBB」が用いる電話機の電話番号は「090−xxxx−2222」であり、その電話機に設定されているメールアドレスは「bbb@xxx.ne.jp」である。また、「ユーザAA」と「ユーザBB」との間では、「10回」の電話通信が行われており、且つ「10回」のメール通信が行われている。同様に、図4には、「ユーザDD」、「ユーザEE」、「ユーザFF」および「ユーザGG」の電話番号およびメールアドレスが記載されており、それぞれのユーザと「ユーザAA」との間の通信回数が記載されている。
図1に戻り、受信部230は、物理的には前述した図2における通信モジュール26であって、持主側が第1電話機110側であるコンテンツへのアクセスを要求する旨の信号(以下、「コンテンツ要求信号」という。)を通信ネットワーク30を通じて第2電話機120より受信するものである。このコンテンツ要求信号には、第1電話機110を特定する情報および第2電話機120を特定する情報が含まれている。電話機を特定する情報としては、例えば当該電話機のユーザ名情報を用いても良く、あるいは例えば当該電話機の電話番号や当該電話機に設定されたメールアドレスを用いても良い。受信部230は、受信した当該コンテンツ要求信号を判断部240および制御部250に出力する。
判断部240は、第2電話機120からのコンテンツ要求信号を受信部230より入力され、電話帳格納部220に格納された第1電話機110用の電話帳を元に、第1電話機110と第2電話機120との間の通信頻度を判断するものである。
ここで、判断部240が受信部230より入力したコンテンツ要求信号に、仮に、第1電話機110を特定する情報として例えば「ユーザAA」を表すユーザ名情報が含まれ、且つ第2電話機120を特定する情報として例えば「ユーザBB」を表すユーザ名情報が含まれている場合を仮定する。この場合に、判断部240は、前述した図4に示した「ユーザAAの電話機10A用の電話帳」を元に、「ユーザAA」と「ユーザBB」との間の通信頻度を判断することができる。つまり、判断部240は、「コンテンツ保有側電話機」と「アクセス実行側電話機」との間で、「10回」の電話通信が行われており、「10回」のメール通信が行われていることを判断することができる。したがって、判断部240は、「ユーザAA」と「ユーザBB」との間で合計20回もの通信が行われていたことから、「ユーザAA」と「ユーザBB」との間が親密な関係であることを判断することができる。
一方、判断部240が受信部230より入力したコンテンツ要求信号に、仮に、第1電話機110を特定する情報として例えば「ユーザAA」を表すユーザ名情報が含まれ、且つ第2電話機120を特定する情報として例えば「ユーザCC」を表すユーザ名情報が含まれている場合を仮定する。この場合にも、判断部240は、前述した図4に示した「ユーザAAの電話機10A用の電話帳」を元に、「ユーザAA」と「ユーザCC」との間の通信頻度を判断することができる。つまり、判断部240は、図4の電話帳に「ユーザCC」に関する項目が無いことから、「コンテンツ保有側電話機」と「アクセス実行側電話機」との間で、「0回」の電話通信が行われており、「0回」のメール通信が行われていることを判断することができる。したがって、判断部240は、「ユーザAA」と「ユーザCC」との間で1回の通信も行われていなかったことから、「ユーザAA」と「ユーザCC」との間が親密な関係ではないことを判断することができる。
判断部240は、第1電話機110と第2電話機120との間の通信頻度を表す信号を、制御部250に出力する。
制御部250は、第2電話機120からのコンテンツ要求信号を受信部230より入力され、且つ第1電話機110と第2電話機120との間の通信頻度を表す信号を判断部240より入力されると、当該通信頻度ごとに異なるアクセス制限レベルで、コンテンツ格納部210に格納されたコンテンツへの第2電話機120のアクセスを制御するものである。
図5は、制御部250のアクセス制御方法の一例を説明するための図である。制御部250は、第1電話機110と第2電話機120との間の電話通信回数とメール通信回数との両方が例えば「10回以上」である場合には、持主側が第1電話機110側であるコンテンツに対する第2電話機120のアクセス制限レベルを「レベルA」と設定する。そして、制御部250は、持主側が第1電話機110側であって、コンテンツ格納部210の領域A,B,C,D(全てのデータ保存領域)に保存されているコンテンツへ、第2電話機120がアクセスすることを許可する。
同様に、制御部250は、第1電話機110と第2電話機120との間の電話通信回数あるいはメール通信回数のうちで少ない方が例えば「5回以上且つ9回以下」である場合には、持主側が第1電話機110側であるコンテンツに対する第2電話機120のアクセス制限レベルを「レベルB」と設定する。そして、制御部250は、持主側が第1電話機110側であって、コンテンツ格納部210の領域B,C,Dのみに保存されているコンテンツへ、第2電話機120がアクセスすることを許可する。つまり、制御部250は、持主側が第1電話機110側であって、コンテンツ格納部210の領域Aに保存されているコンテンツへ、第2電話機120がアクセスすることを許可しない。
同様に、制御部250は、第1電話機110と第2電話機120との間の電話通信回数あるいはメール通信回数のうちで少ない方が例えば「3回以上且つ4回以下」である場合には、持主側が第1電話機110側であるコンテンツに対する第2電話機120のアクセス制限レベルを「レベルC」と設定する。そして、制御部250は、持主側が第1電話機110側であって、コンテンツ格納部210の領域C,Dのみに保存されているコンテンツへ、第2電話機120がアクセスすることを許可する。つまり、制御部250は、持主側が第1電話機110側であって、コンテンツ格納部210の領域A,Bに保存されているコンテンツへ、第2電話機120がアクセスすることを許可しない。
同様に、制御部250は、第1電話機110と第2電話機120との間の電話通信回数あるいはメール通信回数のうちで少ない方が例えば「1回以上且つ2回以下」である場合には、持主側が第1電話機110側であるコンテンツに対する第2電話機120のアクセス制限レベルを「レベルD」と設定する。そして、制御部250は、持主側が第1電話機110側であって、コンテンツ格納部210の領域Dのみに保存されているコンテンツへ、第2電話機120がアクセスすることを許可する。つまり、制御部250は、持主側が第1電話機110側であって、コンテンツ格納部210の領域A,B,Cに保存されているコンテンツへ、第2電話機120がアクセスすることを許可しない。
また、図示はしないが、制御部250は、第1電話機110と第2電話機120との間の電話通信回数あるいはメール通信回数のうちで何れかが例えば「0回」である場合には、持主側が第1電話機110側である全てのコンテンツへ、第2電話機120がアクセスすることを許可しない。
続いて、通信システム1において行われる動作(コンテンツ管理方法)について、図6を参照しながら説明する。図6は、通信システム1において行われる動作を示すシーケンス図である。
最初に、第2電話機120が、コンテンツ要求信号を通信ネットワーク30を通じてコンテンツ管理サーバ20に送信する(ステップS101)。
次に、コンテンツ管理サーバ20の受信部230が、ステップS101にて送信されたコンテンツ要求信号を受信して、判断部240および制御部250に出力する(ステップS102)。
次に、コンテンツ管理サーバ20の判断部240が、第2電話機120からのコンテンツ要求信号を受信部230より入力され、電話帳格納部220に格納された第1電話機110用の電話帳(例えば図4を参照)を元に、第1電話機110と第2電話機120との間の通信頻度を判断する。判断部240は、第1電話機110と第2電話機120との間の通信頻度を表す信号を、制御部250に出力する(ステップS103、判断ステップ)。
次に、コンテンツ管理サーバ20の制御部250が、第2電話機120からのコンテンツ要求信号を受信部230より入力され、且つ第1電話機110と第2電話機120との間の通信頻度を表す信号を判断部240より入力されると、当該通信頻度ごとに異なるアクセス制限レベルで、コンテンツ格納部210に格納されたコンテンツへの第2電話機120のアクセスを制御する(ステップS104、制御ステップ)。
仮に、ステップS101〜ステップS102におけるコンテンツ要求信号に、第1電話機110を特定する情報として例えば「ユーザAA」を表すユーザ名情報が含まれ、且つ第2電話機120を特定する情報として例えば「ユーザBB」を表すユーザ名情報が含まれている場合に、判断部240は、上記ステップS103にて、「ユーザAA」と「ユーザBB」との間で、「10回」の電話通信が行われており、「10回」のメール通信が行われていることを判断する(図4を参照)。そして、制御部250が、上記ステップS104にて、持主側が第1電話機110側であるコンテンツに対する電話機10Bのアクセス制限レベルを「レベルA」と設定する(図5を参照)。そして、制御部250は、持主側が第1電話機110側であって、コンテンツ格納部210の領域A,B,C,D(全てのデータ保存領域)に保存されているコンテンツへ、電話機10Bがアクセスすることを許可する。具体的に、制御部250は、電話機10Bがアクセスできるように、領域A,B,C,Dへのパスを電話機10Bの表示画面等に表示させる。
仮に、ステップS101〜ステップS102におけるコンテンツ要求信号に、第1電話機110を特定する情報として例えば「ユーザAA」を表すユーザ名情報が含まれ、且つ第2電話機120を特定する情報として例えば「ユーザGG」を表すユーザ名情報が含まれている場合に、判断部240は、上記ステップS103にて、「ユーザAA」と「ユーザGG」との間で、「2回」の電話通信が行われており、「2回」のメール通信が行われていることを判断する(図4を参照)。そして、制御部250が、上記ステップS104にて、持主側が第1電話機110側であるコンテンツに対する電話機10Gのアクセス制限レベルを「レベルD」と設定する(図5を参照)。そして、制御部250は、持主側が第1電話機110側であって、コンテンツ格納部210の領域Dに保存されているコンテンツのみへ、電話機10Gがアクセスすることを許可する。具体的に、制御部250は、電話機10Gがアクセスできるように、領域Dへのパスを電話機10Gの表示画面等に表示させ、電話機10Gがアクセスできないように領域A,B,Cへのパスを電話機10Gの表示画面等に表示させない。
仮に、ステップS101〜ステップS102におけるコンテンツ要求信号に、第1電話機110を特定する情報として例えば「ユーザAA」を表すユーザ名情報が含まれ、且つ第2電話機120を特定する情報として例えば「ユーザCC」を表すユーザ名情報が含まれている場合に、判断部240は、上記ステップS103にて、「ユーザAA」と「ユーザCC」との間で、「0回」の電話通信が行われており、「0回」のメール通信が行われていることを判断する(図4を参照)。そして、制御部250が、上記ステップS104にて、持主側が第1電話機110側であるコンテンツの全てに、電話機10Cがアクセスできないように制御する。具体的に、制御部250は、領域A,B,C,Dへの何れのパスも電話機10Cの表示画面等に表示させない。
コンテンツ格納部210のデータ保存領域へのパスが表示されると、第2電話機120は当該パスを利用して当該データ保存領域に保存されているコンテンツにアクセスすることができる。そして、当該コンテンツが例えば写真、動画、音楽、文書ファイル等の電子データである場合に、第2電話機120は、当該コンテンツをダウンロードして閲覧したり再生したりすることができる。また、当該コンテンツが例えばスケジューラ等のウェブサイトである場合に、第2電話機120は、当該コンテンツにアクセスして例えば当該コンテンツに書き込みを行うことができる。
続いて、本実施形態の作用及び効果について説明する。本実施形態によれば、電話帳格納部220には、ユーザを特定する情報のみならず、ユーザ間の親密さを判断可能な情報として、ユーザ間の通信頻度を表す情報が登録されている、電話帳が格納されている。判断部240が当該電話帳を元に第1電話機110と第2電話機120との間の通信頻度を判断すると、制御部250は、当該判断された通信頻度ごとに異なるアクセス制限レベルを適用して、第2電話機120の第1電話機110関連コンテンツへのアクセスを制御する。
以上より、本実施形態によれば、コンテンツ格納部210に格納されたコンテンツへのアクセス制御を行うに際して、通信頻度ごとに異なるアクセス制限レベルが自動的に適用されるため、コンテンツ保有側電話機のユーザがアクセス実行側電話機ごとにアクセス制限レベルをいちいち設定する必要がない。このため、アクセス制御におけるユーザの処理負担が軽減され、処理の流れが煩雑になることを防止できる。
また、本実施形態によれば、電話通信またはメール通信における通信頻度が、ユーザ間の通信頻度および親密さを表す尺度として用いられる。電話通信またはメール通信が端末間の通信として広く行われる通信態様であるからである。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
例えば、上記実施形態においては、電話帳格納部220をコンテンツ管理サーバ20内に設けていたが、これに限られることなく、電話帳格納部220をコンテンツ管理サーバ20の外部に別のノードとして設けても良い。この場合には、電話帳格納部220と判断部240との間が、例えば通信ネットワーク30で接続されていても良い。
通信システム1の構成概要図である。 コンテンツ管理サーバ20のハードウェア構成図である。 コンテンツ格納部210のコンテンツ格納方法を説明するための図である。 電話帳格納部220に格納されている電話帳の一例を示す図である。 制御部250のアクセス制御方法の一例を説明するための図である。 通信システム1において行われる動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…通信システム、10,110,120,10A,10B,10C,10D,10E,10F,10G…電話機、20…コンテンツ管理サーバ、210…コンテンツ格納部、220…電話帳格納部、230…受信部、240…判断部、250…制御部、30…通信ネットワーク。

Claims (4)

  1. 第1端末および第2端末を含む通信システムにおけるコンテンツ管理装置であって、
    前記第1端末のユーザと前記第2端末のユーザとの間の親密さを判断可能なユーザ情報データベースを格納するユーザ情報格納手段と、
    前記第2端末のアクセスの対象となる、前記第1端末のコンテンツを格納するコンテンツ格納手段と、
    前記ユーザ情報格納手段に格納された前記ユーザ情報データベースを元に、前記第1端末のユーザと前記第2端末のユーザとの間の親密さを判断する判断手段と、
    前記判断手段が判断した前記親密さごとに異なるアクセス制限レベルで、前記コンテンツ格納手段に格納された前記第1端末の前記コンテンツへの、前記第2端末のアクセスを制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ管理装置。
  2. 前記ユーザ情報格納手段が格納する前記ユーザ情報データベースには、前記第1端末のユーザのアドレス帳情報が登録されており、
    前記判断手段は、前記第1端末のユーザのアドレス帳情報への前記第2端末のユーザの登録有無を元に前記第1端末のユーザと前記第2端末のユーザとの間の親密さを判断することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ管理装置。
  3. 前記ユーザ情報格納手段が格納する前記ユーザ情報データベースには、前記ユーザ間の電話通信またはメール通信における通信頻度を表す情報が登録されており、
    前記判断手段は、前記ユーザ間の通信頻度を元に前記第1端末のユーザと前記第2端末のユーザとの間の親密さを判断することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ管理装置。
  4. 第1端末、第2端末およびコンテンツ管理装置を含む通信システムにおけるコンテンツ管理方法であって、
    前記コンテンツ管理装置のユーザ情報格納手段には、前記第1端末のユーザと前記第2端末のユーザとの間の親密さを判断可能なユーザ情報データベースが格納されており、
    前記コンテンツ管理装置のコンテンツ格納手段には、前記第2端末のアクセスの対象となる、前記第1端末のコンテンツが格納されており、
    前記コンテンツ管理装置の判断手段が、前記ユーザ情報格納手段に格納された前記ユーザ情報データベースを元に、前記第1端末のユーザと前記第2端末のユーザとの間の親密さを判断する判断ステップと、
    前記コンテンツ管理装置の制御手段が、前記判断手段が判断した前記親密さごとに異なるアクセス制限レベルで、前記コンテンツ格納手段に格納された前記第1端末の前記コンテンツへの、前記第2端末のアクセスを制御する制御ステップと、
    を備えることを特徴とするコンテンツ管理方法。
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