JP2008208952A - 軸継手の軸締結構造 - Google Patents

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太一 岡本
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Abstract

【課題】ハブに対する軸の連結を適正に行うことができる軸継手の軸締結構造を提供する。
【解決手段】挿入孔13aを有するハブ13の端面からハブの直径方向全長に亘るように、かつハブ13の軸方向に所定深さのすり割13dを設けてハブ13の軸方向の内側に所定肉厚の直線状薄肉部13eを形成することによりクランプ機構Kを構成する。該クランプ機構Kのすり割13dを締付けボルト18で締結し、挿入孔13a内に軸11を挿入して締め付け固定する。挿入孔13aの前記直線状薄肉部13eと対応する一部が真円状に一体に連結されているので、挿入孔13aに挿入された軸11がボルト18の締め付け時に軸と直交する方向に移動されず、ハブ13に軸11を適正に連結することができる。
【選択図】図4

Description

この発明は各種の産業機械、ロボット、OA機器等の機器類に適用される軸継手の軸締結構造に関する。
従来の軸継手として、特許文献1に開示されたものが提案されている。この軸継手は、図5に示すように、一対の軸11,12を挿入固定する挿入孔13a,14aを有する一対のハブ13,14と、両ハブ13,14にそれぞれ一体形成された各一対の軸受けアーム13b,14bをほぼ同径としている。又、両ハブ13,14の挿入孔13a,14aの内周より両側に直径方向のすり割13d,14dを設けて外周に軸方向の所定肉厚の直線状薄肉部13e,14eを形成することによりクランプ機構Kを構成している。そして、前記クランプ機構Kのすり割13d,14dを締付けボルト18で締結し、ハブ13,14を真円を保って軸11,12に密着しうるようにしている。
実開平7−18031号公報
ところが、上記従来の軸継手の軸締結構造は、図6に示すように左右二本のボルト18でハブ13のすり割13dを前後して締結する際に、例えば、左側のボルト18によりすり割13dを接近(縮小)させて締結すると、軸11がその軸線と直交する右方向に押される。このため、右側のボルト18によりすり割13dを接近させて締結しても軸11が元の位置に戻らないので、ハブ13の挿入孔13aに軸11を適正に連結することができないという問題があった。
本発明は、上記の従来の問題点を解消して、ハブに対する軸の連結を適正に行うことができる軸継手の軸締結構造を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、直列に連結される一対の軸をそれぞれ固定する挿入孔を有する一対のハブを連結機構により連結した軸継手において、前記ハブの前記連結機構と反対側の端面から該ハブの直径方向全長に亘るように、かつハブの軸方向に所定深さのすり割を設けて前記ハブの軸方向の内側に所定肉厚の直線状薄肉部を形成することによりクランプ機構を構成し、該クランプ機構のすり割を締付けボルトで締結するようにしたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記一対のハブにそれぞれ各一対の軸受けアームを設け、各軸受けアームの内側に連結体を収容し、前記各軸受けアームと前記連結体をクロスジョイントピンによりそれぞれ連結し、各クロスジョイントピンの一端を前記軸受けアームに形成された支持孔に軸受を介して回転可能に、かつ摺動可能に支持し、他端を前記連結体に形成した取付孔に挿入固定したことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記軸受は樹脂により形成されていることを要旨とする。
この発明によれば、ハブに形成したすり割がハブの軸方向に所定深さに形成され、挿入孔の一部が直線状薄肉部によって真円状に一体に連結されているので、真円状の挿入孔に軸が挿入された状態が保たれる。このため、締付けボルトによるクランプ機構の締結時に、軸が軸線と直交する方向に押されても、軸が軸線と直交する方向に移動されず、ハブのクランプ機構により挿入孔の所定位置に軸を適正に締結することができる。
以下、この発明の軸継手の軸締結構造を具体化した一実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
図1に示すように、この軸継手は、直列に連結される一対の軸11,12をそれぞれ挿入固定するための挿入孔13a, 14aを有する一対のハブ13,14を備えている。両ハブ13,14にはそれぞれ各一対の軸受けアーム13b,14bが設けられ、各軸受けアーム13b,14bに形成された支持孔13c,14cには樹脂製のオイルレスベアリング等の軸受15を介してクロスジョイントピン16が回動可能に、かつ軸方向の摺動可能に挿入されている。前記各クロスジョイントピン16は、図3に示すように前記各軸受けアーム13b,14bの内側に収容された中心孔17aを有する連結体としての円筒体17に形成された複数の取付孔17bにそれぞれ圧入固定されている。
図4に示すように前記ハブ13の軸受けアーム13bと反対側の端面には、ハブ13の直径方向全長に亘るように、かつハブ13の軸方向に所定深さのすり割13dが設けられている。このすり割13dによりハブ13の軸方向の内側に所定肉厚の直線状薄肉部13eが形成され、前記すり割13dと直線状薄肉部13eとによりクランプ機構Kが構成されている。前記ハブ13には図2に示すように前記すり割13dと直交するように、段付きの締付け孔13f及びネジ孔13gが形成されている。そして、前記締付け孔13fから締付けボルト18を前記ネジ孔13gに螺合することによりすり割13dを該ボルト18で締結し、ハブ13に軸11を固定するようにしている。前記ハブ14も前記ハブ13と同様に形成されているので、符号「14」に添え字「d,e,f,g」を付して説明を省略する。
前記ハブ13,14のすり割13d,14dの内奥に形成された直線状薄肉部13e、14eの肉厚は、前記締付けボルト18によりすり割13d,14dの隙間が小さくなる過程で弾性変形が行われるように設定されている。又、すり割13d、14dの内端は円弧面となっていて、締付けボルト18による締付け時に薄肉部13e、14eにかかる応力を分散するようになっている。この実施形態では、前記直線状薄肉部13e,14eを設けたことにより前記挿入孔13a,14aの一部が真円状に一体に連結された状態に保たれる。
次に、前記のように構成した軸継手の動作について説明する。
図1において、軸11が回転されると、ハブ13が回転され、軸受けアーム13b、二本のクロスジョイントピン16、円筒体17、他の二本のクロスジョイントピン16、軸受けアーム14b、ハブ14を介して軸12が回転される。前記軸受けアーム13b、軸受15、クロスジョイントピン16及び円筒体17等により軸11,12間に発生する偏心、偏角が吸収され、軸11,12間の回転運動の伝達が行われる。軸11の偏心運動はクロスジョイントピン16が軸受15を介して半径方向に摺動することにより吸収され、偏角運動はクロスジョイントピン16が軸受15を介して回動することにより吸収される。これにより、軸11,12の偏心、偏角はクロスジョイントピン16の軸受15を介して摺動と回動運動によって吸収され、ハブ13,14の動きに追従しながら円滑な回転が伝達される。
上記実施形態の軸継手の軸締結構造によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、前記ハブ13,14に対し、その直径方向全長に亘たるように、かつハブ13,14の軸方向に所定深さのすり割13d,14dを設けてハブ13,14の軸方向の内側に所定肉厚の直線状薄肉部13e,14eを形成することによりクランプ機構Kを構成した。そして、前記直線状薄肉部13e,14eにより前記挿入孔13a,14aの一部が真円状に一体に連結された状態に保たれるようにした。このため、図2において、左右一対のボルト18の一方のボルト18によりクランプ機構Kを先に締め付けても挿入孔13aに軸11が適正に保持されているので、軸11がその軸線と直交する方向に変位することはなく、ハブ13に対する軸11の連結を適正に行うことができる。
(2)上記実施形態では、前記ハブ13,14に直径方向に指向し、かつハブ13,14の軸方向に所定深さのすり割13d,14dを設ける構成のため、すり割13d,14d及び直線状薄肉部13e,14eの加工を容易に行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記ハブ13(14)のクランプ機構Kのすり割13d,14dを片側のみに設け、ボルト18を一本にしてもよい。又、締付けボルト18のみを一本にしてもよい。
・前記ハブ13,14の連結機構として、ユニバーサルジョイント、オルダムカップリング、フック軸継手、板ばね式軸継手等を用いてもよい。
以下、上記の各実施形態から把握される請求項以外の技術的思想について説明する。
(1)請求項1〜3のいずれか一項において、前記すり割の内端は円弧面となっていることを特徴とする軸継手の軸締結構造。
(2)請求項1〜3のいずれか一項において、前記クランプ機構のすり割及び締付けボルトは、一箇所のみに設けられていることを特徴とする軸継手の軸締結構造。
この発明の軸継手の軸締結構造を具体化した一実施形態を示す正面図。 図1の1−1線断面図。 図1の2−2線断面図。 軸継手の分解斜視図。 従来の軸継手の軸締結構造を示す一部省略斜視図。 従来の軸継手の軸締結構造を示す横断面図。
符号の説明
K…クランプ機構、11,12…軸、13,14…ハブ、13a,14a…挿入孔、13b,14b…軸受けアーム、13c,14c…支持孔、13d,14d…割、13e,14e…直線状薄肉部、15…軸受、16…クロスジョイントピン、17b…取付孔、18…締付けボルト。

Claims (3)

  1. 直列に連結される一対の軸をそれぞれ固定する挿入孔を有する一対のハブを連結機構により連結した軸継手において、
    前記ハブの前記連結機構と反対側の端面から該ハブの直径方向全長に亘るように、かつハブの軸方向に所定深さのすり割を設けて前記ハブの軸方向の内側に所定肉厚の直線状薄肉部を形成することによりクランプ機構を構成し、該クランプ機構のすり割を締付けボルトで締結するようにしたことを特徴とする軸継手の軸締結構造。
  2. 請求項1において、前記一対のハブにそれぞれ各一対の軸受けアームを設け、各軸受けアームの内側に連結体を収容し、前記各軸受けアームと前記連結体をクロスジョイントピンによりそれぞれ連結し、各クロスジョイントピンの一端を前記軸受けアームに形成された支持孔に軸受を介して回転可能に、かつ摺動可能に支持し、他端を前記連結体に形成した取付孔に挿入固定したことを特徴とする軸継手の軸締結構造。
  3. 請求項2において、前記軸受は樹脂により形成されていることを特徴とする軸継手の軸締結構造。
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DE102017220393A1 (de) 2016-11-16 2018-05-17 Mitutoyo Corporation Rotationsübertragungsvorrichtung
US10690191B2 (en) 2016-09-05 2020-06-23 Smc Corporation Elastic shaft coupling

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