JP2008206213A - 電気自動車用電動機構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気自動車において、車両の省スペース化及び低コスト化を実現できるようにした、電気自動車用電動機構造を提供する。
【解決手段】電気自動車用の電動機構造であって、電動機2が、車両1の駆動系6に接続され、ステータ22に設けられたコイル22Aに通電することにより回転駆動して車両1を駆動する走行駆動用ロータ23と、走行駆動用ロータ23と同軸上に設けられるとともに、車両1の補機40に接続され、コイル22Aに通電することにより回転駆動して補機11を駆動する補機駆動用ロータ25とを有して構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ハイブリッド電気自動車を含む電気自動車に搭載される電動機の構造に関する。
近年、ハイブリッド電気自動車を含め、電動機(モータともいう)により車両を駆動する電気自動車に対する注目が高まっている。
電気自動車は、車両の走行のための駆動力を得るための走行駆動用モータと、エアコンや冷却水の循環用のウォータポンプ等の補機を駆動するために走行駆動用モータよりも比較的低電圧で作動する単数あるいは複数の補機駆動用モータとをそれぞれ別個に備えている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、一般的な電気自動車の冷却系の構成を図5を用いて説明すると、この電気自動車は、走行駆動用モータ101,MCU(モータ制御装置)102,ラジエータ103,ウォータポンプ104を有しており、これらは、冷却水循環路105a〜105dにより直列に接続され、冷却水循環路105a〜105dの内部を冷却水が循環しうるように構成されている。
走行駆動用モータ101は駆動輪(図示略)に動力伝達可能に接続されている。MCU102は、インバータやコントローラ(いずれも図示略)により構成されており、走行駆動用モータ101に供給する電力を制御するようになっている。
ラジエータ103は、内部に表面積が大きな放熱用流路及び放熱フィン(いずれも図示略)を有しており、冷却水は、ラジエータ103を通る際に周囲の空気側に放熱するようになっている。これにより、熱を帯びた冷却水が冷却されるようになっている。
ウォータポンプ104は内部に図示しないポンプ駆動用モータを有しており、このポンプ駆動用モータの駆動により冷却水循環路105a〜105d内の冷却水を強制的に送出するように構成されている。そして、この冷却水により、発熱源である走行駆動用モータ101及びMCU102が冷却される。
そして、走行駆動用モータ101及びMCU102との熱交換によって熱せられた冷却水はラジエータ103により冷却される。このラジエータ103により冷却された冷却水は再びウォータポンプ104に戻り、ウォータポンプ104に戻った冷却水は再び走行駆動用モータ101側に送出される。
このように、電気自動車においては、走行駆動用モータ101とは別個に、補機駆動用モータとしてのポンプ駆動用モータを設けることにより、冷却水循環路105a〜105d内の冷却水を強制的に循環させるように構成されている。
特開2006−112519号公報
ところで、上述したように、従来の電気自動車では車両の駆動力を得るための走行駆動用モータに加えて、車両に搭載されている補機類(上述の場合はウォータポンプ)を駆動させるための補機駆動用モータが設けられている。
このように、走行駆動用モータに加えてさらに補機駆動用の電動機を設ける必要があるため、走行駆動用モータとは別に補機駆動用モータを設ける分だけコストが増大する。
また、走行駆動用モータとは別に、補機駆動用モータを車両内に搭載する必要があるため、補機駆動用モータを搭載するスペースを確保する必要があり、車両の省スペース化に対する妨げとなっている。
特に、電気自動車においては、一度の充電による航続距離を伸長させるために、走行のための電力を蓄電するバッテリを大容量にする必要があり、大容量のバッテリを搭載するために大きなスペースを確保する必要がある。このような理由から、電気自動車においては、車両に搭載する機器の省スペース化が強く求められている。
本発明はこのような課題に鑑み創案されたもので、車両の省スペース化及び低コスト化を実現できるようにした、電気自動車用電動機構造を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の電気自動車用電動機構造(請求項1)は、電気自動車用の電動機構造であって、該電動機が、車両の駆動系に接続され、ステータに設けられたコイルに通電することにより回転駆動して該車両を駆動する走行駆動用ロータと、該走行駆動用ロータと同軸上に設けられるとともに、該車両の補機に接続され、該コイルに通電することにより回転駆動して該補機を駆動する補機駆動用ロータとを有することを特徴としている。
また、該車両の走行速度を検出する車速検出手段と、該車両のドライバの運転要求に応じて該コイルに供給する電力を制御する電動機制御手段とをそなえ、該電動機制御手段は、該車速検出手段により該車両の停止が検出されると、該走行駆動用ロータが駆動せずに且つ該補機駆動用ロータのみが駆動するような電力を該コイルに供給することが好ましい(請求項2)。
また、該車両の走行速度を検出する車速検出手段と、該車両のブレーキ操作状態を検出するブレーキ操作状態検出手段と、該車両のドライバの運転要求に応じて該コイルに供給する電力を制御する電動機制御手段とをそなえ、該電動機制御手段は、該車速検出手段により該車両の停止が検出され、且つ該ブレーキ操作状態検出手段でブレーキ操作が検出されると、該走行駆動用ロータが駆動せずに且つ該補機駆動用ロータのみが駆動するような電力を該コイルに供給することが好ましい(請求項3)。
なお、ブレーキ操作状態検出手段は、通常のフットブレーキ操作のみを検出するものであっても良いし、パーキングブレーキの操作のみを検出するものであっても良い。さらにはこれら2つのブレーキ操作の両方ともを検出するように構成してもよい。
あるいは、車両の停止が検出され、ブレーキ操作が検出され、且つシフトレバーがパーキングに入力されているという条件がいずれも成立した場合に、走行駆動用ロータが駆動せずに且つ補機駆動用ロータのみが駆動するような電力をコイルに供給するようにしてもよい。この場合、ブレーキ操作が検出されるという条件は省略してもよい。
また、該車両が冷却水により該電動機を含む車両の要冷却箇所を冷却する冷却装置をそなえ、該冷却装置が、該冷却水が流れる冷却水通路と、該冷却水通路内を流れる該冷却水の熱を放射させて冷却する冷却水放熱手段と、該冷却水通路内の冷却水を循環させる該補機としてのウォータポンプとをそなえ、該補機駆動用ロータがウォータポンプに接続されていることが好ましい(請求項4)。
また、該補機駆動用ロータと該ウォータポンプとの間に該補機駆動用ロータの回転速度を減速する減速機構が介装されていることが好ましい(請求項5)。
また、該電動機が該コイルを固定するとともに該走行駆動用ロータ及び該補機駆動用ロータを収納するハウジングを有し、該ハウジングに該冷却水が流通するウォータジャケットが形成され、該ウォータジャケットに該冷却水通路が接続されていることが好ましい(請求項6)。
また、該補機として該車両に潤滑油を循環させる、あるいは、所定の機器に作動油を供給するオイルポンプが設けられ、該補機駆動用ロータが該オイルポンプに接続されていることも好ましい(請求項7)。
また、該補機として該車両に空調装置を作動させるコンプレッサが設けられ、該補機駆動用ロータが該コンプレッサに接続されていることも好ましい(請求項8)。
また、該走行駆動用ロータと該補機駆動用ロータとの間には、少なくとも該車両の前進時において、該補機駆動用ロータが該走行駆動用ロータよりも高い回転数で回転するのを許容し、且つ該補機駆動用ロータが該走行駆動用ロータよりも低い回転数で回転するのを禁止するワンウェイクラッチが介装されていることが好ましい(請求項9)。
本発明の電気自動車用電動機構造(請求項1)によれば、走行駆動用ロータにより車両を駆動するとともに、補機駆動用ロータにより補機を駆動するので、一つの電動機により車両の駆動と補機の駆動とを兼用して行うことができる。したがって、走行駆動用のモータに加えて補機駆動用モータを別個に設ける必要がなく、その分だけ車両の機器類を省スペース化することができるとともに補機駆動用モータにかかる費用を無くすことができ、コストを低減することができる。
また、本発明の電気自動車用電動機構造(請求項2)によれば、車両が停車中である場合等走行駆動用ロータが停止する状態であっても、補機駆動用ロータを停止させることなく駆動することにより補機を連続して作動させることができる。
また、本発明の電気自動車用電動機構造(請求項3)によれば、車両の停止中且つブレーキ操作が検出した状態にのみ、コイルに電力を供給するので、補機駆動用ロータを停止させることなく駆動することにより補機を連続して作動させることができるとともに、コイルに供給された電力により、ドライバの意図に反して誤って車両が走行してしまうことを防止することができることができる。
また、本発明の電気自動車用電動機構造(請求項4)によれば、ウォータポンプ駆動用の専用の電動機(モータ)を備えることなく、冷却水を循環させることができる。また、車両の停止時等、走行駆動用ロータが停止している場合であっても、補機駆動用ロータを駆動させることにより冷却水の循環を停止させることなく連続的に冷却水を循環させることができ、これにより、要冷却箇所を冷却することができる。
また、本発明の電気自動車用電動機構造(請求項5)によれば、補機駆動用ロータの回転力を冷却水の循環に最適な回転速度にして、ウォータポンプに伝達することができる。
また、本発明の電気自動車用電動機構造(請求項6)によれば、電動機のハウジング内のウォータジャケットを冷却水が循環することにより、電気自動車において最も大きな発熱源となる電動機を冷却することができる。
また、本発明の電気自動車用電動機構造(請求項7)によれば、オイルポンプ駆動用の専用の電動機を備えることなく、潤滑油を循環させたり、あるいは、所定の機器に作動油を供給することができる。また、車両の停止時等、走行駆動用ロータが停止している場合であっても、補機駆動用ロータを駆動させることによりオイルポンプを停止させることなくオイルポンプを連続的に作動させることができる。
また、本発明の電気自動車用電動機構造(請求項8)によれば、コンプレッサのための専用の電動機を備えることなく、空調装置を作動させることができる。また、車両の停止時等、走行駆動用ロータが停止している場合であっても、補機駆動用ロータを駆動させることにより空調装置を停止させることなく連続的に作動させることができる。
また、本発明の電気自動車用電動機構造(請求項9)によれば、車両の前進時において、ワンウェイクラッチにより補機駆動用ロータが走行駆動用ロータよりも低い回転数で回転するのが禁止されるので、補機の駆動負荷が大きい等の理由により補機駆動用ロータの回転速度が低くなった場合には、補助的に走行駆動用ロータの駆動トルクにより補機駆動用ロータを強制的に駆動することができ、補機の駆動負荷が大きい場合でも補機を安定して作動させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1〜図3は、いずれも本発明の一実施形態に係る電気自動車用電動機構造を説明するためのものであって、図1は電動機の構成を示す模式的な断面図、図2は電気自動車の要部の構成を模式的に示すブロック図、図3は、電子制御装置及びモータ制御装置の機能ブロック図である。
図2に示すように、車両1は電動機(モータ)2を搭載しており、電動機2の駆動力により走行する電気自動車である。
車両1は、電動機2の他にMCU(モータ制御装置,電動機制御手段)3,ECU(電子制御装置,電動機制御手段)4,バッテリ5,車両駆動系(駆動系)6,減速機(減速機構)7,シフトセンサ8,車速センサ(車速検出手段)9,ブレーキスイッチ(ブレーキ操作状態検出手段)10及び冷却装置11を有している。
MCU3は、図3に示すようにインバータ3Aと、演算装置及び記憶装置からなるコントローラ3Bとを有して構成されている。インバータ3Aはバッテリ5から供給される直流電力を三相交流に変換して電動機2に供給するように構成されている。
また、MCU3は、ECU4から入力される運転者の運転要求等の信号に基づいて電動機2に供給する電力を制御しうるように構成されている。
ECU4は、ドライバの運転要求や車両の走行状態等に応じて車両1の各装置の総合的な制御を実施する制御装置でありいずれも図示しない入出力装置、制御プログラムや制御マップ等を記憶する記憶装置、演算装置及びタイマやカウンタ類等により構成されている。
図2に示すように、ECU4には、シフトセンサ8,車速センサ9及びブレーキスイッチ10やその他の図示しないセンサ類が接続されている。そして、シフトセンサ8からは図示しないシフトレバーの位置情報(シフトレンジ)が入力されるようになっており,車速センサ9からは車両1の現在の走行速度情報が入力されるようになっている。また、ブレーキスイッチ10からは図示しないフットブレーキのオン/オフ信号が入力されるようになっている。
なお、ブレーキスイッチ10は、フットブレーキのオン/オフに加えて図示しないパーキングブレーキのオン/オフも検知するように構成し、ECU4には、パーキングブレーキのオン/オフ信号も入力されるように構成してもよい。なお、MCU3及びECU4の詳細な機能構成については後述する。
バッテリ5は、充電及び放電を繰り返し行うことができる蓄電装置であり、図示しない電力供給源からの電力を充電可能であるとともに、MCU3の要求に応じた直流電力をMCU3のインバータ3Aに供給しうるようになっている。
電動機2についての詳細な構成については後述するが、電動機2は、いわゆる三相交流式のモータであり、三相交流の電力により駆動するようになっている。
また、後述するように電動機2は、同一軸線上に一対の駆動軸(走行駆動用シャフト24,補機駆動用シャフト26)を有している。そして、走行駆動用シャフト24は、いずれも図示しないトランスミッションや駆動輪等の車両駆動系6に回転力を伝達可能に接続されるとともに、補機駆動用シャフト26は減速機7を介して車両1の冷却装置11のウォータポンプ(補機)40に動力伝達可能に接続されている。
減速機7は、補機駆動用シャフト26から入力された回転力を減速してウォーターポンプ40の駆動シャフト43に伝達しうるように構成されている。
次に、冷却装置11の構成について説明する。図1に示すように、冷却装置11は、ウォータポンプ40,各冷却水通路44A,44B,44C,44D(各冷却通路全体を示す場合には冷却水通路44ともいう),ヒートシンク45を有して構成されている。また、ウォータポンプ40は、インペラ41及びハウジング42を有している。
ハウジング42は、内部にインペラ41を収納しており、インペラ41は駆動シャフト43と一体となって回転しうるように駆動シャフト43の先端に取り付けられている。
即ち、ウォータポンプ40は、駆動シャフト43から入力される駆動力によりハウジング42内のインペラ41が回転することによって、冷却水を加圧し、冷却水通路44内の冷却水を循環させるように構成されている。
したがって、冷却水は、ウォータポンプ40から各冷却水通路44A,44B,44C,44Dを介してそれぞれ電動機2,ヒートシンク45,MCU3を順に通過し、MCU3を通過した冷却水は再びウォータポンプ40に戻るようになっている。なお、本実施形態では、電動機2とMCU3とが要冷却箇所として設定されている。
ヒートシンク45は、内部に表面積が大きな冷却水放熱用の冷却水通路及び多数の放熱フィン(いずれも図示略)を有しており、冷却水は、ヒートシンク45を通過する間に冷却水の熱が周囲の空気側に放熱されるようになっている。これにより、各要冷却箇所を通過することで熱せられた冷却水が冷却されるようになっている。
次に、本発明の最も特徴的な箇所である電動機2の詳細な構成について説明する。電動機2は、ハウジング20,ウォータジャケット21,ステータ22,走行駆動用ロータ23,走行駆動用シャフト24,補機駆動用ロータ25,補機駆動用シャフト26及び三個のベアリング(軸受け)27〜29を有して構成されている。
電動機2のハウジング20は、円柱状に電動機2の外郭をなし、内部の空間にステータ22,走行駆動用ロータ23及び補機駆動用ロータ25等が収納されている。
また、ウォータジャケット21は、ハウジング20の円筒壁部20Aの内部に冷却水が流通しうるように形成されている。このウォータジャケット21は、冷却水通路44Aと冷却水通路44Bとに連通されており、冷却水通路44Aから供給される冷却水により電動機2の温度が抑制されるとともに、電動機2から熱を奪って暖められた冷却水が冷却水通路44Bから排出されるようになっている。
ステータ22は、ハウジング20の内周面に沿って環状に形成されており、ハウジング20に固定されている。また、ステータ22は、コイル22Aを有しており、MCU3のインバータ3Aから供給される三相交流電力をコイル22Aに通電することにより、走行駆動用ロータ23及び補機駆動用ロータ25を回転させるための誘電磁界を発生させるようになっている。
また、ステータ22の内側には走行駆動用ロータ23及び補機駆動用ロータ25が配設されている。走行駆動用ロータ23及び補機駆動用ロータ25は、それぞれ離隔した別体のロータ(回転子)として形成されるとともに、図示するように同軸上に配設されている。そして、これらの各ロータ23,25はいずれも共通のコイル22Aで生じる誘電磁界により回転駆動するようになっている。
なお、走行駆動用ロータ23と補機駆動用ロータ25とは互いに回転が干渉されることはなく、それぞれコイル22Aにより発生する誘電磁界と接続された負荷に応じて独立して回転するようになっている。
また、図示するように、走行駆動用ロータ23は、その回転軸としての走行駆動用シャフト24によりハウジング20の内部に支持されており、補機駆動用ロータ25はその回転軸としての補機駆動用シャフト26によりハウジング20の内部に支持されている。
また、走行駆動用シャフト24の一端側は、ベアリング27を介してハウジング20に支持されている。また、走行駆動用シャフト24の一端側は、走行駆動系6に動力伝達可能に接続されており、走行駆動用ロータ23の駆動力により図示しない駆動輪が回転することにより車両1が走行するようになっている。
一方、走行駆動用シャフト24の他端側はベアリング28,補機駆動用シャフト26及びベアリング29を介してハウジング20に支持されている。即ち、図示するように、走行駆動用ロータ23に隣接して補機駆動用ロータ25が設けられており、この補機駆動用ロータ25の回転軸(補機駆動用シャフト)26の一端部に走行駆動用シャフト24の他端部がベアリング28を介して同軸上に且つ相対回転可能に接続されているのである。
また、補機駆動用シャフト26の他端部は、ベアリング29を介してハウジング20に支持されており、補機駆動用シャフト26の他端部は、上述したように減速機7を介してウォーターポンプ40の駆動シャフト43に回転力を伝達可能に接続されている。
また、走行駆動用ロータ23の回転軸方向の長さは、補機駆動用ロータ25の回転軸方向の長さよりも十分に長く設定されている。また、走行駆動用ロータ23と補機駆動用ロータ25とではロータの径は同一に形成されている。つまり、ステータ22のコイル22Aが通電された場合走行駆動用ロータ23の方が補機駆動用ロータ25よりも大きな駆動力が得られるように構成されている。
次に、MCU3及びECU4の機能構成について詳細に説明する。図3に示すように、MCU3は、インバータ3A及びコントローラ3Bを有して構成されている。
インバータ3Aは、上述したようにバッテリ5から供給される電力を三相交流電力に変換して電動機2に供給するようになっている。また、インバータ3Aは、電動機2のコイル22Aに供給する電力の大小を増減しうるように構成されており、電動機2に供給する電力はコントローラ3Bにより制御されるようになっている。
コントローラ3Bは、ECU4から入力される電力機出力指令信号に応じてインバータ3Aから電動機2に供給される電力値を制御するようになっている。
ECU4は、機能要素としてモータ出力演算部4A及び車両停止判定部4Bとを有している。
まず、モータ出力演算部4Aについて説明する。モータ出力演算部4Aは、ドライバの運転要求に応じて、図示しないセンサ等から入力されるアクセル開度信号等の各種センシング信号に応じて、電動機2に供給する電力(以下、モータ供給電力Eという)の値を設定し、MCU3に向けてモータ供給電力信号を出力するようになっている。
また、モータ出力演算部4Aは、後述する車両停止判定部4Bにより車両停止判定信号が入力された場合には、走行駆動用ロータ23が駆動することなく、且つ、補機駆動用ロータ25のみが十分に駆動する程度の電力値(以下、停止時モータ供給電力E0という)に上述のモータ供給電力Eを設定するようになっている。
ここで、停止時モータ供給電力E0についてさらに詳細に説明する。
即ち、車両1を駆動するための負荷と補機(ここではウォーターポンプ40)を駆動させるための負荷とでは、一般に、車両1を駆動させるための負荷の方がはるかに大きい。その一方、走行駆動用ロータ23の方が補機駆動用ロータ25よりもコイル22Aに通電する電力に対して得られる駆動力が大きくなるように設定されている。
したがって、停止時モータ供給電力E0はこれらをバランスして補機駆動用ロータ25のみが冷却装置11を十分に機能させうる程度に回転しうるような電力(電流)を実験等により予め求めておき、予めECU4に設定するようになっている。
次に、車両停止判定部4Bについて説明する。車両停止判定部4Bは、以下に示す条件(1)〜(3)の内、条件(1)と条件(2)とがいずれも成立した場合、あるいは、条件(1)と条件(3)とがいずれも成立した場合には、車両停止時であると判定し、車両停止判定信号をモータ出力演算部4Aに出力するようになっている。
条件(1):車速センサ9からの入力により車両1の車速がゼロ又は略ゼロであることが検出されること
条件(2):ブレーキスイッチ10からの入力により、ブレーキがオンとなっていることが検出されること(なお、このときのブレーキはフットブレーキのオンが検出されることでも良く、パーキングブレーキのオンが検出されることでも良い。また、その両方ともがオンと検出される場合であってもよい。)
条件(3):シフトセンサ8からの入力により、シフトレバーがパーキングであることが検出されること
なお、当然ながら、車両停止判定部4Bは、上記の各条件(1)〜(3)が全て成立した場合にも車両停止判定信号を出力するようになっている。
本発明の一実施形態にかかる電気自動車用電動機構造はこのように構成されているので、車両1の走行時(即ち、車両停止判定部4Bにより車両停止判定がなされていない状態)には、走行駆動用ロータ23及び補機駆動用ロータ25が共に回転駆動して、車両駆動系6を駆動するとともに、ウォータポンプ40を駆動することにより冷却水通路44内の冷却水を強制的に循環させ、電動機2及びMCU3を冷却する。
特に、電動機2では、コイル22Aが通電することにより大きな熱が発生するが、電動機2のウォータジャケット21がステータ22に沿って配置されて冷却水を循環するので、効率的に電動機2が冷却される。
また、電動機2を通過した冷却水はその直後にヒートシンク45により冷却されるので、電動機2から発生する熱により熱せられた冷却水はすぐに冷却され、この冷却された冷却水をインバータ3A等の発熱源を有するMCU3に供給することにより、MCU3が効果的に冷却される。
また、車両1の停止時(即ち、車両停止判定部4Bにより車両停止判定がなされた状態)には、インバータ3Aからコイル22Aに停止時供給電力E0の電力が供給され、この停止時供給電力E0により生じる誘電磁界によって、走行駆動用ロータ23を停止させたまま、補機駆動用ロータ25のみを駆動させ、これにより、ウォータポンプ40を駆動して冷却水通路44内を冷却水が強制的に循環され、電動機2及びMCU3が十分に冷却される。
このように、本発明の電気自動車用電動機構造によれば、走行駆動用ロータ23により、車両1を駆動するとともに、走行駆動用ロータ23と独立して回転可能な補機駆動用ロータ25により補機としてのウォータポンプ40を駆動するので、一つの電動機2により車両1の走行と冷却装置11の作動とを兼用して且つ独立して行うことができる。
したがって、車両1に走行用の電動機と冷却装置の駆動用の電動機とを別個に設ける必要がなく、その分だけ車両1を省スペース化することができる。
また、冷却装置11を駆動するための専用の電動機を省略できるので、それにかかる費用を無くすことができ、車両1全体としての装置コストを低減することができる。
また、走行駆動用ロータ23と補機駆動用ロータ25とが同じ回転軸で且つ互いの回転を干渉しないように各ベアリング27〜29によりそれぞれ回転自在に指示されているので、車両1が停止し、走行駆動用ロータ23回転が停止している場合であっても停止時供給電力E0をコイル22Aに供給することにより、ウォータポンプ40を十分に駆動させて、電動機2及びMCU3を十分に冷却することができる。
さらに上記の条件(1),(2)が成立した場合、及び、上記の条件(1),(3)が成立した場合、並びに、上記の条件(1)〜(3)がいずれも成立した場合にのみ、コイル22Aに停止時供給電力E0を供給するので、例えば、下り坂時等、停止時供給電力E0がコイル22Aに通電することにより、車両1がドライバの意図に反して走行してしまうことを防止することができることができる。
また、補機駆動用ロータ25と駆動シャフト43とが減速機7を介して接続されているので、補機駆動用ロータ25の回転力を冷却水の循環に最適な回転速度及び回転トルクにして、ウォータポンプ40のインペラ41に伝達することができ。過度な冷却水の循環やインペラ等のウォータポンプ40の破損等を防止することができる。
さらに、補機駆動用ロータ25の回転軸方向の長さ(厚み)が、走行駆動用ロータ23の回転軸方向の長さよりも十分に小さく形成されているので、車両1が停止している際には補機駆動用ロータ25のみを駆動することで消費電力(即ち、停止時供給電力E0)を低減することができる。
次に、本発明の変形例について図4を用いて説明する。本変形例は、一部を除いて上述の実施形態と同様に構成されている。このため、上述の実施形態と同様のものについては詳細な説明を省略し、同符号を用いて説明する。
本変形例では、走行駆動用ロータ23がベアリング28の代わりにワンウェイクラッチ50を介してハウジング20に支持されているという点が上述の実施形態のものと異なっている。
ワンウェイクラッチ50は、車両の前進時において、補機駆動用ロータ25が走行駆動用ロータ23よりも高い回転数(回転速度)で回転するのを許容するとともに、補機駆動用ロータ25が走行駆動用ロータ23よりも低い回転数(回転速度)で回転するのを禁止するように構成されている。
また、本変形例では、補機として、ウォーターポンプ40に加え、車両1の潤滑油を循環させる、あるいは、車両1の所定の機器に作動油を供給(あるいは加圧)するオイルポンプ60と、車両1の図示しない空調装置を作動させるコンプレッサ61とを有している点でも上述の実施形態のものと異なっている。
そして、オイルポンプ60及びコンプレッサ61は、減速機7から図示しない動力伝達機構を介してそれぞれオイルポンプ60及びコンプレッサ61に補機駆動用ロータ25の駆動力を伝達可能に接続されている。
このように、本変形例によれば、走行駆動用ロータ23と補機駆動用ロータ25との間にワンウェイクラッチ50を介装し、補機駆動用ロータ25が走行駆動用ロータ23よりも低い回転数で回転するのを禁止するので、補機類の駆動負荷が大きくなって、補機駆動用ロータ25の回転数が低下して走行駆動用ロータ23の回転数よりも低下しそうになると、走行駆動用ロータ23からワンウェイクラッチ50を介して補機駆動用ロータ25に駆動力が伝達されて走行駆動用ロータ23の駆動力を補助的に各補機類40,60,61の駆動に使用することができ、各補機類40,60,61の駆動負荷が大きい場合でも各補機類40,60,61を安定して駆動させることができる。
さらに、潤滑油を循環させるためのオイルポンプ専用の電動機を省略できるとともに、空調装置を作動させるコンプレッサ専用の電動機をも省略してもオイルポンプ60及びコンプレッサ61を駆動させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述の実施形態において、車両停止判定部4Bは条件(1)のみが成立した場合に車両停止判定信号を出力するようにしてもよい。即ち、車速センサ9により車両1の停止が検出されると、ブレーキ操作状態に関わらず、走行駆動用ロータ23が駆動せずに且つ補機駆動用ロータ25のみが駆動するような電力(実施形態では停止時供給電力E0)をコイル22Aに供給するようにしてもよい。
また、本発明の電気自動車の電動機構造を電動機によりエンジンの駆動力を補助して走行するパラレル式ハイブリッド電気自動車に適用しても良く、エンジンの駆動力により発電した電力を用いて電動機を駆動するシリーズ式ハイブリッド電気自動車にも適用してもよい。また、もちろん、本発明は、電源等により予めバッテリに充電した電力を用いて走行する電気自動車にも適用可能である。
また、上述の実施形態では、電動機及びMCUが要冷却箇所として設定されているが、要冷却箇所としてはこれらに限定されるものではなく、例えば、ECUを要冷却箇所に設定してもよい。この場合ECUの内部あるいは近傍に冷却水通路を設けて冷却水を循環させるようにすればよい。
また、上述の実施形態及びその変形例においては、車両の補機として冷却装置,オイルポンプ及びコンプレッサを適用した例について説明したが、車両に搭載される補機類としてはこれに限定されるものではなく、適宜選択可能である。
また、上述の実施形態では、走行駆動用ロータから図示しないトランスミッション等の駆動系に接続するように構成しているが、いわゆるインホイールモータのように各駆動輪に電動機を設けるように構成してもよい。
本発明の一実施形態に係る電気自動車用電動機構造を説明するためのものであって、電動機の構成を示す模式的な断面図である。 本発明の一実施形態に係る電気自動車用電動機構造を説明するためのものであって、電気自動車の要部の構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電気自動車用電動機構造を説明するためのものであって、電子制御装置及びモータ制御装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る電気自動車用電動機構造を説明するためのものであって、電動機の構成を示す模式的な断面図である。 従来技術として、一般的な電気自動車の冷却系の構成を模式的に示す図である。
模式的に示す図である。
符号の説明
1 車両
2 電動機
3 MCU(モータ制御装置)
4 ECU(電子制御装置)
5 バッテリ
6 車両駆動系(駆動系)
7 減速機(減速機構)
8 シフトセンサ
9 車速センサ(車速検出手段)
10 ブレーキスイッチ
11 冷却装置
20 ハウジング
20A 円筒壁部
21 ウォータジャケット
22 ステータ
22A コイル
23 走行駆動用ロータ
24 走行駆動用シャフト
25 補機駆動用ロータ
26 補機駆動用シャフト
27,28,29 ベアリング
40 ウォータポンプ(補機)
41 インペラ
42 ハウジング
43 駆動シャフト
44,44A,44B,44C,44D 冷却水通路
45 ヒートシンク
50 ワンウェイクラッチ
60 オイルポンプ(補機)
61 コンプレッサ(補機)

Claims (9)

  1. 電気自動車用の電動機構造であって、
    該電動機が、
    車両の駆動系に接続され、ステータに設けられたコイルに通電することにより回転駆動して該車両を駆動する走行駆動用ロータと、
    該走行駆動用ロータと同軸上に設けられるとともに、該車両の補機に接続され、該コイルに通電することにより回転駆動して該補機を駆動する補機駆動用ロータとを有する
    ことを特徴とする、電気自動車用電動機構造。
  2. 該車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
    該車両のドライバの運転要求に応じて該コイルに供給する電力を制御する電動機制御手段とをそなえ、
    該電動機制御手段は、該車速検出手段により該車両の停止が検出されると、該走行駆動用ロータが駆動せずに且つ該補機駆動用ロータのみが駆動するような電力を該コイルに供給する
    ことを特徴とする、請求項1記載の電気自動車用電動機構造。
  3. 該車両の走行速度を検出する車速検出手段と、
    該車両のブレーキ操作状態を検出するブレーキ操作状態検出手段と、
    該車両のドライバの運転要求に応じて該コイルに供給する電力を制御する電動機制御手段とをそなえ、
    該電動機制御手段は、該車速検出手段により該車両の停止が検出され、且つ該ブレーキ操作状態検出手段でブレーキ操作が検出されると、該走行駆動用ロータが駆動せずに且つ該補機駆動用ロータのみが駆動するような電力を該コイルに供給する
    ことを特徴とする、請求項1記載の電気自動車用電動機構造。
  4. 該車両が冷却水により該電動機を含む車両の要冷却箇所を冷却する冷却装置をそなえ、
    該冷却装置が、該冷却水が流れる冷却水通路と、該冷却水通路内を流れる該冷却水の熱を放射させて冷却する冷却水放熱手段と、該冷却水通路内の冷却水を循環させる該補機としてのウォータポンプとをそなえ、
    該補機駆動用ロータがウォータポンプに接続されている
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電気自動車用電動機構造。
  5. 該補機駆動用ロータと該ウォータポンプとの間に該補機駆動用ロータの回転速度を減速する減速機構が介装されている
    ことを特徴とする、請求項4記載の電気自動車用電動機構造。
  6. 該電動機が該コイルを固定するとともに該走行駆動用ロータ及び該補機駆動用ロータを収納するハウジングを有し、
    該ハウジングに該冷却水が流通するウォータジャケットが形成され、該ウォータジャケットに該冷却水通路が接続されている
    ことを特徴とする、請求項4又は5記載の電気自動車用電動機構造。
  7. 該補機として該車両に潤滑油を循環させる、あるいは、所定の機器に作動油を供給するオイルポンプが設けられ、
    該補機駆動用ロータが該オイルポンプに接続されている
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気自動車用電動機構造。
  8. 該補機として該車両に空調装置を作動させるコンプレッサが設けられ、
    該補機駆動用ロータが該コンプレッサに接続されている
    ことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気自動車用電動機構造。
  9. 該走行駆動用ロータと該補機駆動用ロータとの間には、少なくとも該車両の前進時において、該補機駆動用ロータが該走行駆動用ロータよりも高い回転数で回転するのを許容し、且つ該補機駆動用ロータが該走行駆動用ロータよりも低い回転数で回転するのを禁止するワンウェイクラッチが介装されている
    ことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の電気自動車用電動機構造。
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