JP2008204330A - 電子機器および電子機器の処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザ所望のデータ出力機能を容易に選択して起動できる電子機器を実現する。
【解決手段】イヤホンプラグが接続されると、選択条件設定フラグ記憶部102eから設定フラグが「1」の選択条件に合致する状況に割り当てられた機能の機能IDを、ユーザ指定選択条件記憶部102cあるいは起動履歴記憶部102dから抽出する。複数の機能IDが抽出された場合には、それら機能IDに各々対応する機能名を画面表示したり、音声案内してユーザに選択可能な機能名を提示し、これに応じてユーザが選択した機能名の機能の起動を指示する。起動指示された機能が音声出力機能(データ出力機能)であれば、その機能の属性(機能ID、機能名など)を起動履歴記憶部102dに登録した後、起動指示された時点で別の音声出力機能が動作中ならば、その機能の動作停止の後に、起動指示された機能を起動させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数備えるデータ出力機能の中からユーザ所望のデータ出力機能を容易に選択して起動し得る電子機器および電子機器の処理プログラムに関する。
音楽再生機能を備えた携帯電話などの電子機器では、例えば特許文献1に開示される技術のように、音声出力端子にヘッドフォンが接続され、かつ記録媒体に音声データが記録されている場合に、機器の動作モードを自動的にオーディオモードに変換して音声再生出力するものが知られている。
特開2002−051243号公報
ところで、携帯電話に代表されるように、昨今の電子機器は多機能化が進み、音楽再生機能のように音声データを出力する機能のみならず、デジタルテレビ機能やデジタルラジオ機能のようにワンセグ放送と呼ばれる地上デジタル放送を受信して映像データや音声データを出力する機能、文字放送機能のように文字放送を受信して文字データを出力する機能、データ通信機能のようにアドレス帳機能やスケジュール機能などの情報データ、音声データ、映像データをデータ通信によって出力する機能、無線通信網を介してインターネット上のサイトに接続して各種コンテンツ(画像、動画、文字、音楽)データを受信出力する機能、さらには各種仕様の記録媒体が装着可能なスロットを備え、当該スロットに装着された記録媒体に記録されたコンテンツデータの再生出力機能を具備することが多い。
このような複数のデータ出力機能を備える電子機器においては、特許文献1に開示の技術を適用しても、音楽再生機能を選択して実行させるだけなので、ユーザ所望のデータ出力機能を容易に選択して起動することができない、という問題が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ユーザ所望のデータ出力機能を容易に選択して起動することができる電子機器および電子機器の処理プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、複数のデータ出力機能が搭載された電子機器において、外部へデータ出力する状態を検知する検知手段と、データ出力機能を選択する選択条件を記憶する記憶手段と、前記検知手段が外部へデータ出力する状態を検知した場合に、前記記憶手段に記憶されている選択条件で指定される状況を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された状況と前記記憶手段に記憶されている選択条件との比較結果に応じたデータ出力機能を選択する選択手段と、搭載された複数のデータ出力機能の内、前記選択手段により選択されたデータ出力機能を起動させる起動制御手段とを具備することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項2に記載の発明では、前記記憶手段は、ユーザによって任意に指定された選択条件を記憶することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項3に記載の発明では、前記記憶手段は、起動されたデータ出力機能の使用状況を表す起動履歴を、選択条件として記憶することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項4に記載の発明では、データ出力機能以外の機能が動作中か否かを判別する動作判別手段を更に備え、この動作判別手段によりデータ出力機能以外の機能が動作中と判別された場合、前記起動制御手段は、当該機能の動作を継続させる一方、前記選択手段により選択されたデータ出力機能を起動させることを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項5に記載の発明では、いずれかの機能が動作中であるか否かを判別する動作判別手段を更に備え、この動作判別手段によりいずれかの機能が動作中と判別された場合、前記起動制御手段は、当該機能の動作を停止させる一方、前記選択手段により選択されたデータ出力機能を起動させることを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項6に記載の発明では、前記記憶手段は、選択条件として時刻情報を記憶し、前記取得手段は、選択条件で指定される状況として現在時刻を取得し、前記選択手段は、前記取得手段により取得された現在時刻と前記記憶手段に記憶される時刻情報との比較結果に応じたデータ出力機能を選択することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項7に記載の発明では、前記記憶手段は、選択条件として位置情報を記憶し、前記取得手段は、選択条件で指定される状況として現在位置情報を取得し、前記選択手段は、前記取得手段により取得された現在位置情報と前記記憶手段に記憶される位置情報との比較結果に応じたデータ出力機能を選択することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項8に記載の発明では、前記記憶手段は、選択条件として機器の筺体構造に基づく使用形態を表すスタイル情報を記憶し、前記取得手段は、選択条件で指定される状況として現在のスタイル情報を取得し、前記選択手段は、前記取得手段により取得された現在のスタイル情報と前記記憶手段に記憶されるスタイル情報との比較結果に応じたデータ出力機能を選択することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項9に記載の発明では、前記記憶手段は、選択条件として、充電装置に接続されているか否かを表す充電装置情報を記憶し、前記取得手段は、選択条件で指定される状況として現在の充電装置情報を取得し、前記選択手段は、前記取得手段により取得された現在の充電装置情報と前記記憶手段に記憶される充電装置情報との比較結果に応じたデータ出力機能を選択することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項10に記載の発明では、データを受信するデータ受信手段を更に備え、前記記憶手段は、選択条件として、放送受信手段により受信されたデータを出力するデータ出力機能が出力するデータを表すデータ情報を記憶し、前記取得手段は、選択条件で指定される状況として、前記データ受信手段がデータ受信可能な状態にあるか否かを表す受信可否情報を取得し、前記選択手段は、前記取得手段により取得された受信可否情報と前記記憶手段に記憶されるデータ情報とに基づき、受信可能な状態にある前記データ受信手段が受信したデータを出力するデータ出力機能を選択することを特徴とする。
上記請求項1に従属する請求項11に記載の発明では、抽出数を指定する抽出数指定手段を更に備え、前記選択手段は、前記取得手段により取得された状況と前記記憶手段に記憶されている選択条件との比較結果に応じて、前記抽出数指定手段により指定された抽出数を超えない数のデータ出力機能を抽出し、抽出したデータ出力機能のいずれかを選択することを特徴とする。
上記請求項11に従属する請求項12に記載の発明では、前記選択手段により抽出されたデータ出力機能に関する情報を、外部へ出力する情報出力手段を更に備えることを特徴とする。
上記請求項12に従属する請求項13に記載の発明では、前記情報出力手段は、抽出された順序でデータ出力機能に関する情報を外部へ出力することを特徴とする。
請求項14に記載の発明では、複数のデータ出力機能が搭載された電子機器において、外部へデータ出力する状態を検知する検知手段と、複数のデータ出力機能に付与される優先順位を記憶する記憶手段と、前記検知手段が外部へデータ出力する状態を検知した場合に、前記記憶手段に記憶されている優先順位を参照して複数のデータ出力機能のいずれかを選択する選択手段と、搭載された複数のデータ出力機能の内、前記選択手段により選択されたデータ出力機能を起動させる起動制御手段とを具備することを特徴とする。
上記請求項14に従属する請求項15に記載の発明では、前記記憶手段は、ユーザによって複数のデータ出力機能に任意に設定付与される優先順位を記憶することを特徴とする。
上記請求項14に従属する請求項16に記載の発明では、前記記憶手段は、起動されたデータ出力機能の使用状況を表す起動履歴に応じて、複数のデータ出力機能に付与される優先順位を記憶することを特徴とする。
請求項17に記載の発明では、複数のデータ出力機能が搭載された電子機器の処理プログラムであって、外部へデータ出力する状態を検知する検知処理と、データ出力機能を選択する選択条件を記憶する記憶処理と、前記検知処理が外部へデータ出力する状態を検知した場合に、前記記憶処理により記憶されている選択条件で指定される状況を取得する取得処理と、前記取得処理により取得された状況と前記記憶処理により記憶されている選択条件との比較結果に応じたデータ出力機能を選択する選択処理と、搭載された複数のデータ出力機能の内、前記選択処理により選択されたデータ出力機能を起動させる起動制御処理とをコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項18に記載の発明では、複数のデータ出力機能が搭載された電子機器の処理プログラムであって、外部へデータ出力する状態を検知する検知処理と、複数のデータ出力機能に付与される優先順位を記憶する記憶処理と、前記検知処理が外部へデータ出力する状態を検知した場合に、前記記憶処理により記憶されている優先順位を参照して複数のデータ出力機能のいずれかを選択する選択処理と、搭載された複数のデータ出力機能の内、前記選択処理により選択されたデータ出力機能を起動させる起動制御処理とをコンピュータで実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ所望のデータ出力機能を容易に選択して起動することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
A.構成
(1)システム構成
図1は、本発明の実施形態である携帯電話10が有する機能の概要を説明する為のシステム構成図である。携帯電話10は、移動無線通信機能およびメール送受信機能を備える。移動無線通信機能を用いて通話する場合、携帯電話10は、位置登録している基地局BSを介して発信側の交換機SWに発呼する。発信側の交換機SWは、発呼に応じて、無線通信網RN中に設けられる加入者登録サーバ(不図示)から問い合せた着番号(加入者番号)および位置登録情報に基づき着信側の交換機SWを呼出す。着信側の交換機SWは、着信側の基地局BSを介して着信側の携帯電話10(不図示)を呼出し、これに応じて着信側が着呼応答すると、発信側の交換機SWと着信側の交換機SWとのリンクが確立して通話可能になる。
メール送受信機能を用いて携帯電話10から送信されるメールは、基地局BS、交換機SWおよび無線通信網RN中に設けられるゲートウェイサーバ(不図示)を経てインターネット上のメールサーバ(不図示)に伝送される。メールサーバは、上述とは逆の経路で宛先のメールアドレスを有する携帯電話10にメールを送るようになっている。
また、携帯電話10は、移動無線通信機能を用い、基地局BS、交換機SWおよび無線通信網RNを経由してインターネットITN上の配信サイト50にアクセスする。携帯電話10は、配信サイト50から各種コンテンツ(画像、動画、文字、音楽)データを受信する他、所定のコンテンツデータを再生出力するデータ出力機能を含む機能のプログラムを配信サイト50から取得する。
さらに、携帯電話10は、クレードルと呼ばれる充電装置20に載置されてバッテリ充電が行われている状態で所定の機能を起動させる機能や、USB接続可能なパーソナルコンピュータ(PC)30と有線接続して、アドレス帳機能やスケジュール機能などの情報データ、各種コンテンツデータおよび各種機能のプログラムを授受する機能も備える。
加えて、携帯電話10は、GPS衛星40からのGPS信号を受信して自端末の現在位置を表す位置情報を発生する機能および放送局60の送信アンテナANTから送信されるデジタルテレビ放送信号やデジタルラジオ放送信号を受信して出力する機能を有する。
(2)携帯電話10の構成
次に、図2を参照して携帯電話10の構成を説明する。図2において、CPU100は、操作部108(後述する)から供給されるイベントに応じて各部動作を制御する。本発明の要旨に係わるCPU100の特徴的な処理動作については追って詳述する。
ROM101は、プログラムエリアおよびデータエリアを備える。ROM101のプログラムエリアには、CPU100により実行される各種プログラムが記憶される。ここで言う各種プログラムとは、追って詳述するメインルーチン、機能起動処理、機能選択処理および予め搭載されている機能のプログラムを指す。ROM101のデータエリアには、所定のプログラムにより参照される制御データの他、例えば待受画面などを形成する各種画面データが格納される。
RAM102は、機能記憶部102a、搭載機能テーブル記憶部102b、ユーザ指定選択条件記憶部102c、起動履歴記憶部102d、選択条件設定フラグ記憶部102eおよび抽出数記憶部102fを備える。機能記憶部102aには、前述した配信サイト50もしくはパーソナルコンピュータ30からダウンロードして取得したり、外部記憶媒体を介して取得した機能のプログラムが記憶される。
搭載機能テーブル記憶部102bには、上記ROM101および機能記憶部102aに記憶される機能の内容を一覧するための搭載機能テーブルが記憶される。搭載機能テーブルは、図3に図示するように、機能ごとに、機能ID、機能名および音声出力フラグが格納される。機能IDは、ROM101および機能記憶部102aに記憶されるプログラムの機能を識別する番号である。機能名は、機能の名称を表す。音声出力フラグは、機能が音声データを出力する音声出力機能である場合に「1」、音声出力機能でない場合に「0」となるフラグである。すなわち、音声出力フラグが「1」となっている機能は、音声出力機能であることを示す。図3に図示する一例の場合、機能ID「01」の「アドレス帳」機能は音声出力をせず、機能ID「04」の「デジタルテレビ」機能は音声データを出力する音声出力機能である。
ユーザ指定選択条件記憶部102cには、機能ごとに、機能ID、機能名およびユーザ操作により指定される選択条件が記憶される。ユーザ指定選択条件記憶部102cに記憶されるユーザ指定選択条件の一例を図4に示す。この図に示する一例の場合、選択条件は、指定優先順位、指定時間帯、指定位置、指定スタイル、指定充電装置および指定データからなる。指定優先順位は、機能のプライオリティを表す。指定時間帯は、機能を起動させる時間帯を表す。なお、指定時間帯に替えて曜日指定する態様としても構わない。
指定位置は、機能を起動させる位置を表す。この位置は取得したGPS信号に基づいた位置情報や無線通信網RN、交換機SWおよび基地局BSを介して取得した位置情報である。指定スタイルは、携帯電話10が周知の折り畳み形式もしくはスライド開閉形式の筺体構造である場合に、オープンスタイル(筺体を開いた状態)又はクローズスタイル(筺体を閉じた状態)のいずれかで機能を起動させるかを指定する。指定充電装置は、充電装置20に接続された状態又は非接続状態のいずれかで機能を起動させるかを指定する。指定データは、機能が出力するデータの属性を表す。
起動履歴記憶部102dには、ROM101および機能記憶部102aに記憶される機能の起動履歴が記憶される。起動履歴は、図5に図示する一例のように、機能ごとに、機能ID、機能名、起動日時、起動位置、起動スタイルおよび起動充電装置から構成される。
なお、起動日時は、機能を起動した日時を表す。起動位置は、機能を起動した時の位置情報を表す。起動スタイルは、機能を起動した時に、携帯電話10がオープンスタイル(筺体を開いた状態)又はクローズスタイル(筺体を閉じた状態)のいずれであるかを表す。起動充電装置は、機能を起動した時に、充電装置20に接続された状態又は非接続状態のいずれかであるかを表す。
選択条件設定フラグ記憶部102eには、複数の選択条件(指定優先順位、指定時間帯、指定位置、指定スタイル、指定充電装置、指定データ、前回起動、起動頻度、起動時刻、起動位置、起動スタイルおよび起動充電装置)の中で現在採用されている選択条件を表す設定フラグを記憶する。設定フラグは、選択条件として採用されている場合に「1」、非採用時に「0」となる。例えばユーザが選択条件として「指定時間帯」を選択した場合、図6に図示するように、「指定時間帯」の設定フラグが「1」となる。抽出数記憶部102fには、抽出数(後述する)が記憶される。
無線通信送受信部103は、データ通信時にはCPU100の制御の下にアンテナANT1を介して基地局BSとデータ授受を行い、音声通話時にはアンテナANT1を介して受信復調した音声データをCPU100に出力する一方、CPU100から供給される音声データを変調して得た送信信号を高周波増幅してアンテナANT1から送出する。GPS信号受信部104は、CPU100の制御の下に、アンテナANT2を介して受信したGPS信号に基づき現在位置を表す位置情報を発生してCPU100に出力する。
テレビ放送・ラジオ放送受信部105は、CPU100から与えられる選局指示に従い、アンテナANT3を介してテレビ放送信号又はラジオ放送信号を受信復調し、これにより得られる受信信号をCPU100に出力する。また、テレビ放送・ラジオ放送受信部105は、テレビ放送・ラジオ放送の受信圏内であるか否かを表す受信可否情報を発生してCPU100に出力する。
音声信号処理部106は、スピーカSPおよびマイクMICを備え、CPU100から供給される音声データを音声信号にD/A変換してスピーカSPから発音させたり、マイクMICから出力される音声信号を音声データにA/D変換してCPU100に供給する。また、音声信号処理部106では、テレビ放送・ラジオ放送受信部105が受信動作中の場合、CPU100から供給されるテレビ音声データ又はラジオ音声データをD/A変換した後に増幅してスピーカSPから放音する。
表示部107は、カラー液晶パネルおよび表示ドライバから構成され、CPU100の制御の下に、待受画面など各種画面を表示する。また、表示部107は、テレビ放送・ラジオ放送受信部105がテレビ放送受信動作中の場合、CPU100から供給される表示制御信号に応じて映像表示する。操作部108には、パワーオンオフする電源スイッチ、通話開始/終了時に操作されるオフフック/オンフックスイッチ、ダイヤルスイッチと兼用の文字入力スイッチ等の各種操作キーの他、機能登録操作、機能削除操作および設定操作を行うための各種操作ボタン等を有し、これらキーやボタンの操作に応じたイベントを発生してCPU100に出力する。なお、機能登録操作、機能削除操作および設定操作については後述する。
RTC109は、時刻計時やタイマ割込みに用いるリアルタイムクロックを発生する。スタイル検出部110は、例えば携帯電話10の筺体が折り畳み構造もしくはスライド開閉構造である場合、その開閉操作に応じたオンオフ信号を発生してCPU100に出力する。CPU100では、スタイル検出部110から供給されるオンオフ信号に基づき、筺体が開かれた状態を「オープンスタイル」、筺体が閉じられた状態を「クローズスタイル」と認識するようになっている。
外部出力装置接続部111は、外部出力端子を備え、当該出力端子にイヤホンプラグ(あるいは外部スピーカ出力用プラグ)などの外部出力装置が接続された場合に接続検知信号を発生してCPU100に出力する。充電装置接続部112は、充電装置20(図1参照)の充電端子に電気的に接続された場合に充電装置接続検知信号を発生してCPU100に出力する一方、図示されていないバッテリを充電する。
B.動作
次に、上記構成による携帯電話10の動作について説明する。以下では、図7〜図8を参照して携帯電話10のCPU100が実行する「メインルーチン」の動作を説明した後、図9を参照してメインルーチンからコールされる「機能起動処理」の動作について説明し、続いて図10〜図13を参照してメインルーチンからコールされる「機能選択処理」の動作について説明する。
(1)メインルーチンの動作
図7〜図8は、CPU100が実行するメインルーチンの動作を示すフローチャートである。ユーザの電源オン操作により携帯電話10がパワーオンされると、CPU100は図7に図示するメインルーチンを実行してステップSA1に処理を進める。ステップSA1では、位置登録制御シーケンスを実行して網側に位置登録を行った後、待受状態に入る待受処理を実行する。
続いて、図7に図示するステップSA2〜SA5および図8に図示するステップSA6〜SA8では、「機能登録/削除操作」、「設定操作」、「機能起動操作」、「イヤホン接続検知」、「着信検知」、「電源オフ操作」および「その他操作」のイベントの有無を判断する。これらイベントが発生しなければ、上記ステップSA2〜SA8の各判断結果は「NO」になり、待受状態のまま待機する。一方、待受状態で上記イベントのいずれかが発生すると、その発生したイベントに対応した処理を実行する。以下、イベント毎の動作を説明する。
a.機能登録/削除操作
機能登録操作又は機能削除操作が行われると、ステップSA2の判断結果が「YES」になり、ステップSA9に進み、機能登録/削除処理を実行する。すなわち、機能登録操作が行われた場合には、ステップSA9にて機能登録処理が実行される。機能登録処理では、例えば配信サイト50もしくはパーソナルコンピュータ30から取得したり、あるいは外部記憶媒体を介して取得した機能のプログラムをRAM102の機能記憶部102aに格納し、新たに格納したプログラムの機能に付与される機能ID、機能名および音声出力フラグを搭載機能テーブル記憶部102bの搭載機能テーブル(図3参照)に新規登録する。機能名および音声出力フラグは、取得した機能のプログラムに付随している情報に基づいて自動で登録してもよいし、ユーザ操作によって登録してもよい。
一方、機能削除操作が行われた場合には、ステップSA9にて機能削除処理が実行される。機能削除処理では、RAM102の機能記憶部102aに格納される機能のプログラムの内から選択した機能のプログラムを当該機能記憶部102aから消去すると共に、この消去した機能のプログラムに付与される機能ID、機能名および音声出力フラグを搭載機能テーブル記憶部102bの搭載機能テーブルから削除する。そして、こうしたステップSA9の機能登録/削除処理が完了すると、CPU100は上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
b.設定操作が行われた場合
設定操作が行われると、ステップSA3の判断結果が「YES」になり、ステップSA10に進み、設定処理を実行する。設定処理では、RAM102の選択条件設定フラグ記憶部102eに記憶される設定フラグ(図6参照)を操作して選択条件を設定したり、RAM102のユーザ指定選択条件記憶部102c(図4参照)に記憶される機能ごとの選択条件の内容を設定する。また、設定処理では、RAM102の抽出数記憶部102fに格納する抽出数を設定する。そして、設定処理が完了すると、CPU100は上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
c.機能起動操作が行われた場合
例えばアドレス帳機能、デジタルテレビ機能などの機能を起動させる機能起動操作が行われると、ステップSA4の判断結果が「YES」になり、ステップSA11に進み、機能起動処理を実行する。機能起動処理では、後述するように、起動指示された機能が音声出力機能であれば、その機能の属性(機能ID、機能名、起動日時、起動位置、起動スタイルおよび起動充電装置)を、RAM102の起動履歴記憶部102d(図5参照)に登録した後、機能起動操作された時点で別の音声出力機能が動作中であったならば、その機能動作を停止させてから起動指示された機能を起動する。そして、機能起動処理が完了すると、CPU100は上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
d.イヤホン接続検知した場合
イヤホンプラグの接続を検知して外部出力装置接続部111が接続検知信号をCPU100に供給すると、ステップSA5の判断結果が「YES」になり、ステップSA12に進み、機能選択処理を実行する。機能選択処理では、後述するように、RAM102の選択条件設定フラグ記憶部102e(図6参照)から設定フラグが「1」の選択条件、すなわち現在採用されている選択条件を読み出す。
そして、読み出した選択条件に合致する状況に割り当てられた機能の機能IDを、RAM102のユーザ指定選択条件記憶部102c(図4参照)あるいは起動履歴記憶部102d(図5参照)から抽出し、該当する機能IDが1つの場合には、その機能IDに対応する機能の起動を指示し、一方、複数の機能IDが抽出された場合には、それら機能IDにそれぞれ対応する機能名を表示部107に画面表示したり、接続されたイヤホンに対して出力することで音声案内してユーザに選択可能な機能名を提示し、これに応じてユーザが選択した機能の起動を指示する。
次いで、ステップSA13に進み、機能起動処理を実行する。機能起動処理では、後述するように、上記ステップSA11において起動指示された機能が音声出力機能であれば、その機能の属性(機能ID、機能名、起動日時、起動位置、起動スタイルおよび起動充電装置)を、RAM102の起動履歴記憶部102d(図5参照)に登録した後、機能起動指示された時点で別の音声出力機能が動作中であったならば、その機能動作を停止させてから起動指示された機能を起動する。そして、機能起動処理が完了すると、CPU100は上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
e.着信検知した場合
着信を検知すると、図8に図示するステップSA6の判断結果が「YES」になり、ステップSA14に進み、着信処理を実行する。着信処理では、着信報知を行い、この着信報知中にオフフック操作されると、発呼側と回線接続して通話を開始させ、オンフック操作に応じて回線を断つ通話処理を実行した後、上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
f.電源オフ操作が行われた場合
この場合、ステップSA7の判断結果が「YES」になり、ステップSA15に進み、電源オフ処理を実行した後、本処理を完了させる。
g.その他の操作が行われた場合
上述した以外の、その他の操作がなされた場合には、ステップSA8の判断結果が「YES」となり、ステップSA16に進み、その他の処理を実行する。その他の処理とは、例えばメール作成やメール送信などの処理を指す。そして、その他の処理の実行後は、上記ステップSA2に処理を戻して待受状態に復帰する。
(2)機能起動処理の動作
図9は、CPU100が実行する機能起動処理の動作を示すフローチャートである。上述したメインルーチンのステップSA11あるいはステップSA13(図7参照)を介して本処理が実行されると、CPU100は図9に図示するステップSB1に処理を進める。ステップSB1では、起動指示された機能が音声出力機能か否かを判断する。すなわち、RAM102の搭載機能テーブル記憶部102bに記憶される搭載機能テーブル(図3参照)を参照し、起動指示された機能の音声出力フラグが「1」(音声出力機能)であるかどうかを判断する。
起動指示された機能が音声出力機能でなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSB2に進み、現在別の機能が動作中であるかどうかを判断する。別の機能が動作中でなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSB3に進み、起動指示された機能を起動して本処理を終える。一方、現在別の機能が動作中であると、上記ステップSB2の判断結果は「YES」になり、ステップSB4に進み、その現在動作中の機能の動作を停止させた後、ステップSB3に進み、起動指示された機能を起動して本処理を終える。
これに対し、起動指示された機能が音声出力機能の場合には、上記ステップSB1の判断結果が「YES」となり、ステップSB5に進む。ステップSB5では、RTC109が発生するリアルタイムクロックに基づき計時される現在の日時を含む現在時刻情報を取得する。続いて、ステップSB6では、GPS信号受信部104が発生する現在位置情報を取得する。次に、ステップSB7では、スタイル検出部110が発生するオンオフ信号に基づき現在のスタイル情報を取得する。すなわち、スタイル検出部110が発生するオンオフ信号に基づき筺体が開かれた「オープンスタイル」又は筺体が閉じられた「クローズスタイル」のいずれの状態であるかを判別する。
次いで、ステップSB8では、充電装置接続部112から供給される充電装置接続検知信号に基づき、充電装置20との接続・非接続の状態を表す現在充電装置情報を取得する。そして、ステップSB9に進み、起動指示された機能の機能ID、機能名、上記ステップSB5にて取得した現在時刻情報(起動日時)、上記ステップSB6にて取得した現在位置情報(起動位置)、上記ステップSB7にて取得した現在スタイル情報(起動スタイル)および上記ステップSB8にて取得した現在充電装置情報(起動充電装置)を、RAM102の起動履歴記憶部102d(図5参照)に登録する。
こうして起動履歴を記録すると、CPU100はステップSB10に処理を進め、現在別の機能が動作中であるか否かを判断する。別の機能が動作中でなければ、判断結果は「NO」になり、ステップSB3に進み、起動指示された機能を起動して本処理を終える。
一方、別の機能が動作中ならば、上記ステップSB10の判断結果は「YES」になり、ステップSB11に進む。ステップSB11では、動作中の機能が音声出力機能であるか否かを判断する。動作中の機能が音声出力機能ならば、判断結果は「YES」となり、ステップSB12に進み、動作中の機能の動作を停止させた後、ステップSB3に進み、起動指示された機能を起動して本処理を終える。これに対し、動作中の機能が音声出力機能でなければ、上記ステップSB11の判断結果が「NO」となり、ステップSB13に進み、動作中の機能の継続動作を指示した後、ステップSB3に進み、起動指示された機能を起動して本処理を終える。
このように、機能起動処理では、起動指示された機能が音声出力機能の場合、その起動指示された機能の属性(機能ID、機能名、起動日時、起動位置、起動スタイルおよび起動充電装置)を、RAM102の起動履歴記憶部102d(図5参照)に登録した後、現在既に音声出力機能が動作中であったならば、その機能の動作を停止させてから起動指示された機能を起動するようになっている。
(3)機能選択処理の動作
次に、図10〜図13を参照して機能選択処理の動作を説明する。図10〜図13は、CPU100が実行する機能選択処理の動作を示すフローチャートである。上述したメインルーチンのステップSA12(図7参照)を介して本処理が実行されると、CPU100は図10に図示するステップSC1に処理を進め、RAM102の抽出数記憶部102fから抽出数を読み出す。
続いて、ステップSC2では、RAM102の選択条件設定フラグ記憶部102e(図6参照)から設定フラグが「1」の選択条件、すなわち複数の選択条件(指定優先順位、指定時間帯、指定位置、指定スタイル、指定充電装置、指定データ、前回起動、起動頻度、起動時刻、起動位置、起動スタイルおよび起動充電装置)の内から現在採用されている選択条件を読み出す。
次いで、図10に図示するステップSC3〜SC6、図11に図示するステップSC7〜SC10および図12に図示するステップSC11〜SC13では、現在採用されている選択条件が「指定優先順位」、「指定時間帯」、「指定位置」、「指定スタイル」、「指定充電装置」、「指定データ」、「前回起動」、「起動頻度」、「起動時刻」、「起動位置」および「起動スタイル」のいずれであるかを判断する。以下、該当する選択条件に対応した動作を説明する。
a.指定優先順位の場合
現在採用されている選択条件が「指定優先順位」ならば、図10に図示するステップSC3の判断結果が「YES」になり、ステップSC14に進み、RAM102のユーザ指定選択条件記憶部102c(図4参照)から各機能IDの指定優先順位を読み出す。続いて、ステップSC15では、読み出した指定優先順位の内、順位が高い順から抽出数分の機能IDを抽出する。抽出数は、RAM102の抽出数記憶部102fに記憶される値である。例えば、抽出数が「3」であると、図4に図示する一例のユーザ指定選択条件記憶部102cから優先順位1位の機能ID「08」(音楽再生)、2位の機能ID「05」(デジタルラジオ)および3位の機能ID「04」(デジタルテレビ)が抽出される。
こうして、抽出数分の機能IDを抽出し終えると、CPU100は、図13に図示するステップSC16に処理を進める。ステップSC16では、抽出された機能IDが複数であるか否かを判断する。抽出された機能IDが1つならば、判断結果は「NO」になり、ステップSC17に進み、抽出された唯一の機能IDに対応する機能の起動を指示して本処理を終える。
一方、抽出された機能IDが複数であると、上記ステップSC16の判断結果が「YES」になり、ステップSC18に進む。ステップSC18では、抽出された複数の機能IDにそれぞれ対応する機能名を、RAM102の搭載機能テーブル記憶部102bから読み出して表示部107に画面表示する。次いで、ステップSC19では、例えば「音楽再生の場合は1キー、デジタルラジオの場合は2キー、デジタルテレビの場合は3キーを押してください」等の音声合成音を生成し、抽出された順に機能名を外部出力装置接続部111からイヤホンに対して出力して選択可能な機能名を音声案内する。
この後、ステップSC20に進み、ユーザの選択操作が行われるまで待機する。すなわち、上記ステップSC18により画面表示された選択可能な機能名を見てユーザが選択操作するか、あるいは上記ステップSC19で音声案内される選択可能な機能名を聴いてユーザが選択操作するまで待機する。そして、ユーザが選択操作を行うと、上記ステップSC20の判断結果が「YES」になり、ステップSC21に進み、選択された機能名の機能の起動を指示して本処理を終える。
b.指定時間帯の場合
現在採用されている選択条件が「指定時間帯」であると、図10に図示するステップSC4の判断結果が「YES」になり、ステップSC22に進み、RTC109が発生するリアルタイムクロックに基づき計時される現在の日時を含む現在時刻情報を取得する。次いで、ステップSC23では、RAM102のユーザ指定選択条件記憶部102c(図4参照)から各機能IDの指定時間帯の情報を読み出す。次に、ステップSC24では、上記ステップSC22で取得した現在時刻情報と、上記ステップSC23で読み出した各機能IDの指定時間帯の情報とを比較する。
そして、ステップSC25では、この比較に基づき現在時刻が指定時間帯に含まれる機能IDを、RAM102のユーザ指定選択条件記憶部102c(図4参照)から抽出する。抽出条件に合致する機能IDが複数存在する場合には、最大、RAM102の抽出数記憶部102fに記憶される抽出数分だけ抽出する。例えば、現在時刻が「9:00」であったとすると、図4に図示する一例のユーザ指定選択条件記憶部102cから指定時間帯が「8:00−10:00」の機能ID「05」(デジタルラジオ)が抽出される。こうして、該当する機能IDが抽出されると、CPU100は、前述したステップSC16〜SC21(図13参照)を実行する。ステップSC16〜SC21については上述したのでここでの説明は省略する。
c.指定位置の場合
現在採用されている選択条件が「指定位置」であると、図10に図示するステップSC5の判断結果が「YES」になり、ステップSC26に進み、GPS信号受信部104が発生する現在位置情報を取得する。続いて、ステップSC27では、RAM102のユーザ指定選択条件記憶部102c(図4参照)から各機能IDの指定位置の情報を読み出す。
次に、ステップSC28では、上記ステップSC26で取得した現在位置情報と、上記ステップSC27で読み出した指定位置の情報とを比較する。そして、ステップSC29では、この比較に基づき現在位置が指定位置に近い順に抽出数分の機能IDをRAM102のユーザ指定選択条件記憶部102cから抽出する。抽出数は、RAM102の抽出数記憶部102fに記憶される値である。例えば、現在位置が「自宅付近」であったとすると、図4に図示する一例のユーザ指定選択条件記憶部102cから指定位置が「自宅付近」の機能ID「07」(動画再生)が抽出される。こうして、該当する機能IDが抽出されると、CPU100は、前述したステップSC16〜SC21(図13参照)を実行する。ステップSC16〜SC21については上述したのでここでの説明は省略する。
d.指定スタイルの場合
現在採用されている選択条件が「指定スタイル」であると、図10に図示するステップSC6の判断結果が「YES」になり、ステップSC30に進み、スタイル検出部110が発生するオンオフ信号に基づき現在スタイル情報情報(「オープンスタイル」又は「クローズスタイル」)を取得する。続いて、ステップSC31では、RAM102のユーザ指定選択条件記憶部102c(図4参照)から各機能IDの指定スタイルの情報を読み出す。
次に、ステップSC32では、上記ステップSC30で取得した現在スタイル情報と、上記ステップSC31で読み出した指定スタイルの情報とを比較する。そして、ステップSC33では、この比較に基づき現在スタイルと指定スタイルとが同じ機能IDをRAM102のユーザ指定選択条件記憶部102cから抽出する。抽出条件に合致する機能IDが複数存在する場合には、最大、RAM102の抽出数記憶部102fに記憶される抽出数分だけ抽出する。例えば、現在スタイルが「オープンスタイル」であったとすると、図4に図示する一例のユーザ指定選択条件記憶部102cから指定スタイルが「オープンスタイル」の機能ID「05」(デジタルテレビ)が抽出される。こうして、該当する機能IDが抽出されると、CPU100は、前述したステップSC16〜SC21(図13参照)を実行する。ステップSC16〜SC21については上述したのでここでの説明は省略する。
e.指定充電装置の場合
現在採用されている選択条件が「指定充電装置」であると、図11に図示するステップSC7の判断結果が「YES」になり、ステップSC34に進み、充電装置接続部112から供給される充電装置接続検知信号に基づき、充電装置20との接続・非接続の状態を表す現在充電装置情報を取得する。続いて、ステップSC35では、RAM102のユーザ指定選択条件記憶部102c(図4参照)から各機能IDの指定充電装置の情報を読み出す。
次に、ステップSC36では、上記ステップSC34で取得した現在充電装置情報と、上記ステップSC35で読み出した指定充電装置の情報とを比較する。そして、ステップSC37では、この比較に基づき現在充電装置情報で指定される状態(接続・非接続)と指定充電装置の状態とが同じ機能IDをRAM102のユーザ指定選択条件記憶部102cから抽出する。抽出条件に合致する機能IDが複数存在する場合には、最大、RAM102の抽出数記憶部102fに記憶される抽出数分だけ抽出する。例えば、現在充電装置が「非接続」であったとすると、図4に図示する一例のユーザ指定選択条件記憶部102cから指定充電装置が「非接続」の機能ID「08」(音楽再生)が抽出される。こうして、該当する機能IDが抽出されると、CPU100は、前述したステップSC16〜SC21(図13参照)を実行する。ステップSC16〜SC21については上述したのでここでの説明は省略する。
f.指定データの場合
現在採用されている選択条件が「指定データ」であると、図11に図示するステップSC8の判断結果が「YES」になり、ステップSC38に進み、テレビ放送・ラジオ放送受信部105が発生する受信可否情報を取得する。続いて、ステップSC39では、RAM102のユーザ指定選択条件記憶部102c(図4参照)から各機能IDの指定データを読み出す。
次に、ステップSC40では、上記ステップSC38で取得した受信可否情報と、上記ステップSC39で読み出した指定データとを比較する。そして、ステップSC41では、この比較に基づき受信可否情報で受信可能とされたデータ(テレビ放送データ又はラジオ放送データ)と同じ指定データを出力する機能IDをRAM102のユーザ指定選択条件記憶部102cから抽出する。抽出条件に合致する機能IDが複数存在する場合には、最大、RAM102の抽出数記憶部102fに記憶される抽出数分だけ抽出する。例えば、受信可否情報で受信可能とされたデータが「ラジオ放送データ」であったとすると、図4に図示する一例のユーザ指定選択条件記憶部102cから指定データが「ラジオ放送データ」の機能ID「05」(デジタルラジオ)が抽出される。こうして、該当する機能IDが抽出されると、CPU100は、前述したステップSC16〜SC21(図13参照)を実行する。ステップSC16〜SC21については上述したのでここでの説明は省略する。
g.前回起動の場合
現在採用されている選択条件が「前回起動」であると、図11に図示するステップSC9の判断結果が「YES」になり、ステップSC42に進み、RAM102の起動履歴記憶部102d(図5参照)に記憶される起動履歴の中から起動日時を読み出す。次いで、ステップSC43では、読み出した起動日時の内から新しい順に抽出数分の機能IDを抽出する。抽出数は、RAM102の抽出数記憶部102fに記憶される値である。こうして、該当する機能IDが抽出されると、CPU100は、前述したステップSC16〜SC21(図13参照)を実行する。ステップSC16〜SC21については上述したのでここでの説明は省略する。
h.起動頻度の場合
現在採用されている選択条件が「起動頻度」であると、図11に図示するステップSC10の判断結果が「YES」になり、ステップSC44に進み、RAM102の起動履歴記憶部102d(図5参照)に記憶される起動履歴の中から起動日時を読み出す。次いで、ステップSC45では、読み出した起動日時に基づき対応する機能IDの起動頻度を求め、その中で起動頻度が高い順に抽出数分の機能IDを抽出する。抽出数は、RAM102の抽出数記憶部102fに記憶される値である。こうして、該当する機能IDが抽出されると、CPU100は、前述したステップSC16〜SC21(図13参照)を実行する。ステップSC16〜SC21については上述したのでここでの説明は省略する。
i.起動時刻の場合
現在採用されている選択条件が「起動時刻」であると、図12に図示するステップSC11の判断結果が「YES」になり、ステップSC46に進み、RTC109が発生するリアルタイムクロックに基づき計時される現在の日時を含む現在時刻情報を取得する。続いて、ステップSC47では、RAM102の起動履歴記憶部102d(図5参照)に記憶される起動履歴の中から起動日時を読み出す。
次に、ステップSC48では、上記ステップSC46で取得した現在時刻情報と、上記ステップSC47で読み出した起動日時とを比較する。そして、ステップSC49では、この比較に基づきRAM102の起動履歴記憶部102d(図5参照)に記憶される起動履歴の中から現在時刻に近い時刻順に起動された機能IDを、RAM102の抽出数記憶部102fに記憶される抽出数分だけ抽出する。こうして、該当する機能IDが抽出されると、CPU100は、前述したステップSC16〜SC21(図13参照)を実行する。ステップSC16〜SC21については上述したのでここでの説明は省略する。
j.起動位置の場合
現在採用されている選択条件が「起動位置」であると、図12に図示するステップSC12の判断結果が「YES」になり、ステップSC50に進み、GPS信号受信部104が発生する現在位置情報を取得する。続いて、ステップSC51では、RAM102の起動履歴記憶部102d(図5参照)に記憶される起動履歴の中から起動位置情報を読み出す。
次に、ステップSC52では、上記ステップSC50で取得した現在位置情報と、上記ステップSC51で読み出した起動位置情報とを比較する。そして、ステップSC53では、この比較に基づきRAM102の起動履歴記憶部102d(図5参照)に記憶される起動履歴の中から現在位置に近い位置で起動された順に機能IDを抽出する。なお、抽出する機能ID数は、RAM102の抽出数記憶部102fに記憶される抽出数に制限される。こうして、該当する機能IDが抽出されると、CPU100は、前述したステップSC16〜SC21(図13参照)を実行する。ステップSC16〜SC21については上述したのでここでの説明は省略する。
k.起動スタイルの場合
現在採用されている選択条件が「起動スタイル」であると、図12に図示するステップSC13の判断結果が「YES」になり、ステップSC54に進み、スタイル検出部110が発生するオンオフ信号に基づき現在スタイル情報(「オープンスタイル」又は「クローズスタイル」)を取得する。続いて、ステップSC55では、RAM102の起動履歴記憶部102d(図5参照)に記憶される起動履歴の中から起動スタイルの情報を読み出す。
次に、ステップSC56では、上記ステップSC54で取得した現在スタイルと、上記ステップSC55で読み出した起動スタイルとを比較する。そして、ステップSC57では、この比較に基づきRAM102の起動履歴記憶部102d(図5参照)に記憶される起動履歴の中から現在スタイルと同じスタイルで起動された機能IDを抽出する。なお、抽出する機能ID数は、RAM102の抽出数記憶部102fに記憶される抽出数に制限される。こうして、該当する機能IDが抽出されると、CPU100は、前述したステップSC16〜SC21(図13参照)を実行する。ステップSC16〜SC21については上述したのでここでの説明は省略する。
l.起動充電装置の場合
現在採用されている選択条件が「起動充電装置」であると、前述したステップSC3〜SC6(図10参照)、ステップSC7〜SC10(図11参照)およびステップSC11〜SC13(図12参照)の各判断結果が「NO」になり、ステップSC58に進む。ステップSC58では、充電装置接続部112から供給される充電装置接続検知信号に基づき、充電装置20との接続・非接続の状態を表す現在充電装置情報を取得する。続いて、ステップSC59では、RAM102の起動履歴記憶部102d(図5参照)に記憶される起動履歴の中から起動充電装置の情報を読み出す。
次に、ステップSC60では、上記ステップSC58で取得した現在充電装置情報と、上記ステップSC59で読み出した起動充電装置の情報とを比較する。そして、ステップSC61では、この比較に基づきRAM102の起動履歴記憶部102d(図5参照)に記憶される起動履歴の中から現在充電装置情報(接続又は非接続)と同じ状態の起動充電装置の情報を有する機能IDを抽出する。なお、抽出する機能ID数は、RAM102の抽出数記憶部102fに記憶される抽出数に制限される。こうして、該当する機能IDが抽出されると、CPU100は、前述したステップSC16〜SC21(図13参照)を実行する。ステップSC16〜SC21については上述したのでここでの説明は省略する。
以上のように、本実施の形態では、イヤホンプラグの接続を検知すると、RAM102の選択条件設定フラグ記憶部102e(図6参照)から設定フラグが「1」の選択条件、すなわち現在採用されている選択条件に合致する状況に割り当てられた機能の機能IDを、ユーザ指定選択条件記憶部102c(図4参照)あるいは起動履歴記憶部102d(図5参照)から抽出し、該当する機能IDが1つの場合には、その機能IDに対応する機能名の機能の起動を指示し、一方、複数の機能IDが抽出された場合には、それら機能IDにそれぞれ対応する機能名を表示部107に画面表示したり、音声案内してユーザに選択可能な機能名を提示し、これに応じてユーザが選択した機能の起動を指示する。
そして、起動指示された機能が音声出力機能(データ出力機能)であれば、その機能の属性(機能ID、機能名、起動日時、起動位置、起動スタイルおよび起動充電装置)を、RAM102の起動履歴記憶部102dに登録した後、起動指示された時点で別の音声出力機能が動作中であったならば、その機能の動作を停止させてから起動指示された機能を起動させる結果、ユーザ所望のデータ出力機能を容易に選択して起動することができる。
また、本実施の形態で得られる、より具体的な効果は、下記(a)〜(n)項に記載の通りである。
(a)ユーザの希望に基づいてデータ出力機能を選択して起動することができる。
(b)過去の使用状況に従ってデータ出力機能を選択して起動することができる。
(c)例えばメールの作成を継続しながら、音楽再生する等、現在動作中の機能の邪魔をすることなく、データ出力機能を選択して起動することができる。
(d)例えばデジタルラジオ放送の出力を中断してデジタルテレビ放送を受信して出力する等、データ出力機能を現在動作中の機能に優先して起動させることができる。
(e)現在時刻に応じて、データ出力機能を選択して起動することができる。
(f)現在位置に応じて、データ出力機能を選択して起動することができる。
(g)電子機器の筺体構造に基づく使用形態(スタイル)に応じて、データ出力機能を選択して起動することができる。
(h)充電装置20との接続・非接続に応じて、データ出力機能を選択して起動することができる。
(i)出力するデータを受信可能か否かに応じて、データ出力機能を選択して起動することができる。
(k)予め指定された数(抽出数)の候補の中からデータ出力機能を選択して起動することができる。
(l)ユーザが抽出されたデータ出力機能の内容を知ることができる。
(m)ユーザが抽出されたデータ出力機能の内容を比較結果に応じた順番で知ることができる。
(n)機器に搭載されている複数のデータ出力機能の中からユーザ所望のデータ出力機能を、優先順位に基づいて容易に選択して起動することができる。
なお、上述した実施形態では、データ出力機能を音声出力機能としたが、これに限らず、例えば、映像を出力する映像出力機能、アドレス帳機能やスケジュール機能などの情報データ、音声データ、映像データをデータ通信によって出力するデータ出力機能など、データを出力する機能であれば良い。
また、上述した実施形態では、外部へデータを出力する状態の検知として、外部出力装置であるイヤホンプラグの接続を検知するようにしたが、これに限らず、例えば、映像を出力する外部出力装置である外部モニタ、情報データを出力する外部出力装置であるデータ通信用機器との接続を検知する様態としても構わない。さらには、プラグによる有線通信の接続の検知に限らず無線通信による外部装置との接続を検知する様態としても構わない。
また、上述した実施形態では、データ放送受信手段がデータを受信可能な状態にあるか否かを、テレビ放送・ラジオ放送受信部105のテレビ放送・ラジオ放送の受信圏内か否かで判断しているが、これに限らず、無線通信送受信部103のコンテンツ(画像、動画、文字、音楽)データの受信が可能か否かで判断する様態でも構わない。
また、上述した実施形態では説明に簡略化を図る為、ユーザが設定する選択条件を1つとしたが、これに限らず、複数の選択条件に合致する機能の機能IDを検索し、検索した機能IDを更にユーザが設定する選定条件でフィルタリングすることによって、ユーザ好みのデータ出力機能を起動させる態様とすることも可能である。
本発明の実施形態による携帯電話10が有する機能の概要を説明する為のシステム構成図である。 携帯電話10の構成を示すブロック図である。 RAM102に設けられる搭載機能テーブル記憶部102bの一構成例を示す図である。 RAM102に設けられるユーザ指定選択条件記憶部102cの一構成例を示す図である。 RAM102に設けられる起動履歴記憶部102dの一構成例を示す図である。 RAM102に設けられる選択条件設定フラグ記憶部102eの一構成例を示す図である。 メインルーチンの動作を示すフローチャートである。 メインルーチンの動作を示すフローチャートである。 機能起動処理の動作を示すフローチャートである。 機能選択処理の動作を示すフローチャートである。 機能選択処理の動作を示すフローチャートである。 機能選択処理の動作を示すフローチャートである。 機能選択処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 携帯電話
20 充電装置
30 パーソナルコンピュータPC
40 GPS衛星
50 配信サイト
60 放送局
100 CPU
101 ROM
102 RAM
102a 機能記憶部
102b 搭載機能テーブル記憶部
102c ユーザ指定選択条件記憶部
102d 起動履歴記憶部
102e 選択条件設定フラグ記憶部
102f 抽出数記憶部
103 無線通信送受信部
104 GPS信号受信部
105 テレビ放送・ラジオ放送受信部
106 音声信号処理部
107 表示部
108 操作部
109 RTC
110 スタイル検出部
111 外部出力装置接続部
112 充電装置接続部

Claims (18)

  1. 複数のデータ出力機能が搭載された電子機器において、
    外部へデータ出力する状態を検知する検知手段と、
    データ出力機能を選択する選択条件を記憶する記憶手段と、
    前記検知手段が外部へデータ出力する状態を検知した場合に、前記記憶手段に記憶されている選択条件で指定される状況を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された状況と前記記憶手段に記憶されている選択条件との比較結果に応じたデータ出力機能を選択する選択手段と、
    搭載された複数のデータ出力機能の内、前記選択手段により選択されたデータ出力機能を起動させる起動制御手段と
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 前記記憶手段は、ユーザによって任意に指定された選択条件を記憶することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記記憶手段は、起動されたデータ出力機能の使用状況を表す起動履歴を、選択条件として記憶することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. データ出力機能以外の機能が動作中か否かを判別する動作判別手段を更に備え、
    この動作判別手段によりデータ出力機能以外の機能が動作中と判別された場合、前記起動制御手段は、当該機能の動作を継続させる一方、前記選択手段により選択されたデータ出力機能を起動させることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. いずれかの機能が動作中であるか否かを判別する動作判別手段を更に備え、
    この動作判別手段によりいずれかの機能が動作中と判別された場合、前記起動制御手段は、当該機能の動作を停止させる一方、前記選択手段により選択されたデータ出力機能を起動させることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  6. 前記記憶手段は、選択条件として時刻情報を記憶し、
    前記取得手段は、選択条件で指定される状況として現在時刻を取得し、
    前記選択手段は、前記取得手段により取得された現在時刻と前記記憶手段に記憶される時刻情報との比較結果に応じたデータ出力機能を選択することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  7. 前記記憶手段は、選択条件として位置情報を記憶し、
    前記取得手段は、選択条件で指定される状況として現在位置情報を取得し、
    前記選択手段は、前記取得手段により取得された現在位置情報と前記記憶手段に記憶される位置情報との比較結果に応じたデータ出力機能を選択することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  8. 前記記憶手段は、選択条件として機器の筺体構造に基づく使用形態を表すスタイル情報を記憶し、
    前記取得手段は、選択条件で指定される状況として現在のスタイル情報を取得し、
    前記選択手段は、前記取得手段により取得された現在のスタイル情報と前記記憶手段に記憶されるスタイル情報との比較結果に応じたデータ出力機能を選択することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  9. 前記記憶手段は、選択条件として、充電装置に接続されているか否かを表す充電装置情報を記憶し、
    前記取得手段は、選択条件で指定される状況として現在の充電装置情報を取得し、
    前記選択手段は、前記取得手段により取得された現在の充電装置情報と前記記憶手段に記憶される充電装置情報との比較結果に応じたデータ出力機能を選択することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  10. データを受信するデータ受信手段を更に備え、
    前記記憶手段は、選択条件として、データ出力機能が出力するデータを表すデータ情報を記憶し、
    前記取得手段は、選択条件で指定される状況として、前記データ受信手段がデータを受信可能な状態にあるか否かを表す受信可否情報を取得し、
    前記選択手段は、前記取得手段により取得された受信可否情報と前記記憶手段に記憶されるデータ情報とに基づき、受信可能な状態にある前記データ受信手段が受信したデータを出力するデータ出力機能を選択することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  11. 抽出数を指定する抽出数指定手段を更に備え、
    前記選択手段は、前記取得手段により取得された状況と前記記憶手段に記憶されている選択条件との比較結果に応じて、前記抽出数指定手段により指定された抽出数を超えない数のデータ出力機能を抽出し、抽出したデータ出力機能のいずれかを選択することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  12. 前記選択手段により抽出されたデータ出力機能に関する情報を、外部へ出力する情報出力手段を更に備えることを特徴とする請求項11記載の電子機器。
  13. 前記情報出力手段は、抽出された順序でデータ出力機能に関する情報を外部へ出力することを特徴とする請求項12記載の電子機器。
  14. 複数のデータ出力機能が搭載された電子機器において、
    外部へデータ出力する状態を検知する検知手段と、
    複数のデータ出力機能に付与される優先順位を記憶する記憶手段と、
    前記検知手段が外部へデータ出力する状態を検知した場合に、前記記憶手段に記憶されている優先順位を参照して複数のデータ出力機能のいずれかを選択する選択手段と、
    搭載された複数のデータ出力機能の内、前記選択手段により選択されたデータ出力機能を起動させる起動制御手段と
    を具備することを特徴とする電子機器。
  15. 前記記憶手段は、ユーザによって複数のデータ出力機能に任意に設定付与される優先順位を記憶することを特徴とする請求項14記載の電子機器。
  16. 前記記憶手段は、起動されたデータ出力機能の使用状況を表す起動履歴に応じて、複数のデータ出力機能に付与される優先順位を記憶することを特徴とする請求項14記載の電子機器。
  17. 複数のデータ出力機能が搭載された電子機器の処理プログラムであって、
    外部へデータ出力する状態を検知する検知処理と、
    データ出力機能を選択する選択条件を記憶する記憶処理と、
    前記検知処理が外部へデータ出力する状態を検知した場合に、前記記憶処理により記憶されている選択条件で指定される状況を取得する取得処理と、
    前記取得処理により取得された状況と前記記憶処理により記憶されている選択条件との比較結果に応じたデータ出力機能を選択する選択処理と、
    搭載された複数のデータ出力機能の内、前記選択処理により選択されたデータ出力機能を起動させる起動制御処理と
    をコンピュータで実行させることを特徴とする電子機器の処理プログラム。
  18. 複数のデータ出力機能が搭載された電子機器の処理プログラムであって、
    外部へデータ出力する状態を検知する検知処理と、
    複数のデータ出力機能に付与される優先順位を記憶する記憶処理と、
    前記検知処理が外部へデータ出力する状態を検知した場合に、前記記憶処理により記憶されている優先順位を参照して複数のデータ出力機能のいずれかを選択する選択処理と、
    搭載された複数のデータ出力機能の内、前記選択処理により選択されたデータ出力機能を起動させる起動制御処理と
    をコンピュータで実行させることを特徴とする電子機器の処理プログラム。
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