JP2008203841A - 感光性組成物、ブラックマトリックス、カラーフィルタ、及び画像表示装置 - Google Patents
感光性組成物、ブラックマトリックス、カラーフィルタ、及び画像表示装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】黒色顔料、分散剤、バインダ樹脂、モノマー、光重合開始剤、界面活性剤、及び溶媒を含む感光性組成物。黒色顔料は、(2A)pH7以上10以下の黒色顔料と、(2B)pH2以上7未満の黒色顔料との混合物(黒色顔料(2A)と(2B)のpH差2.0以上)。或いは、(3A)平均一次粒径65nm以上130nm未満の黒色顔料と、(3B)平均一次粒径30nm以上65nm未満又は130nm以上400nm以下の黒色顔料との混合物(黒色顔料(3A)と(3B)の粒径差30nm以上)。
【選択図】なし
Description
まず、樹脂ブラックマトリックス(BM)を一般的なフォトリソグラフィー法にて形成する。
得られた樹脂BMに対して、ガラス基板上の親水化とBMパターンの撥液化を、化学的処理あるいは物理的処理により施す。次に、樹脂BMパターンに囲まれた着色部分に赤(R)・緑(G)・青(B)3色(以下「RGB3色」と称す場合がある。)のインクをインクジェット装置により描画し、乾燥、キュアにて着色層を完全硬化させ、所定のカラーフィルタを得る。
(1)黒色顔料が、(2A)pHが7以上10以下の黒色顔料と、(2B)pHが2以上7未満の黒色顔料とを含む少なくとも2種の黒色顔料の混合物であり、黒色顔料(2A)と黒色顔料(2B)のpHの差が2.0以上である感光性組成物。
(1)黒色顔料が、(3A)平均一次粒径が65nm以上130nm未満の黒色顔料と、(3B)平均一次粒径が30nm以上65nm未満であるか、或いは130nm以上400nm以下である黒色顔料とを含む少なくとも2種の黒色顔料の混合物であり、黒色顔料(3A)と黒色顔料(3B)の平均一次粒径の差が30nm以上である感光性組成物。
一方、インクジェット法カラーフィルタ用ブラックマトリックスに適した厚みで、かつ適切な光学濃度を示すよう、単に顔料の含有量を調節(減量)すると、組成物における固形分濃度が低くなりすぎて、相対的に樹脂の濃度が高くなるため、組成物硬化時の過度な収縮によりひずみが生じたり、感度や解像度、及び現像時の残渣発生等の問題が生じる傾向がある。
結果として、本発明の感光性組成物を用いて、工業的にブラックマトリックスを形成するに際し、各種測定機器による膜厚管理が問題なく行えるようになるため、産業上の効果は著しい。また、本発明の感光性組成物を使用することにより、インクジェット法カラーフィルタに適した形状、光学濃度などを有するブラックマトリックスを容易に得ることができ、高性能でコスト面でも優位なカラーフィルタ及び画像表示装置を提供することができる。
I:(2A)pHが7以上10以下の黒色顔料と、(2B)pHが2以上7未満の黒色顔料であり、黒色顔料(2A)とのpHの差が2.0以上である黒色顔料(2B)との少なくとも2種の黒色顔料を含む混合物。
II:(3A)平均一次粒径が65nm以上130nm未満の黒色顔料と、(3B)平均一次粒径が30nm以上65nm未満であるか、或いは130nm以上400nm以下である黒色顔料であり、黒色顔料(3A)との平均一次粒径の差が30nm以上である黒色顔料(3B)との少なくとも2種の黒色顔料を含む混合物。この場合において、黒色顔料(3A)のpHは7以上10以下であり、黒色顔料(3B)のpHは2以上7未満であることが好ましい。
以下に本発明の感光性組成物の構成材料について説明する。
本発明に用いる黒色顔料としては、単独の黒色顔料、又は赤、緑、青色などの混合による黒色顔料が使用可能である。これらの黒色顔料は、無機又は有機の顔料、染料の中から適宜選択することができ、単独使用もしくは複数種混合して使用することができる。
三菱マテリアル社製チタンブラック(チタン酸窒化物):10S、12S、13R、13M、13M−C、14M、15M等
赤穂化成製チタンブラック:Tilack Dタイプ(黒色系低次酸化チタン):M、M−50、V、UV−3、UV−6、F、S、C、X等
この場合、好ましくは、黒色顔料として(2A)pHが7以上10以下の黒色顔料の1種又は2種以上と、(2B)pHが2以上7未満の黒色顔料の1種又は2種以上との、少なくとも2種の黒色顔料の混合物を用いる。ここで、黒色顔料(2A)と黒色顔料(2B)とのpHの差は2.0以上である。より好ましくは、黒色顔料(2A)としてpHが7.5以上9.5以下のものを用い、黒色顔料(2B)としてpH4以上6以下のものを用いる。黒色顔料(2A)と黒色顔料(2B)とのpHの差は、好ましくは3.0以上である。なお、黒色顔料(2A)と黒色顔料(2B)の黒色顔料混合物のpHは4.0以上であることが好ましい。
この場合、好ましくは、黒色顔料として(3A)平均一次粒径が65nm以上130nm未満の黒色顔料と、(3B)平均一次粒径が30nm以上65nm未満であるか、或いは130nm以上400nm以下である黒色顔料の1種又は2種以上との、少なくとも2種の黒色顔料の混合物を用いる。ここで、黒色顔料(3A)と黒色顔料(3B)との平均一次粒径の差は30nm以上である。より好ましくは、黒色顔料(3A)として平均一次粒径が70nm以上110nm以下のものを用い、黒色顔料(3B)として平均一次粒径40nm以上60nm以下であるか、或いは150nm以上300nm以下であるものを用いる。黒色顔料(3A)と黒色顔料(3B)との平均一次粒径の差は、好ましくは50nm以上、より好ましくは80nm以上である。
なお、黒色顔料(3B)として、平均一次粒径が30nm以上65nm未満の黒色顔料の1種又は2種以上と、平均一次粒径が130nm以上400nm以下の黒色顔料の1種又は2種以上とを併用してもよい。
まず、顔料をクロロホルム中に超音波分散し、コロジオン膜貼り付けメッシュ上に滴下して、乾燥させ、透過電子顕微鏡(TEM)観察により、顔料の一次粒子像を得る。
次に、有機顔料及びチタンブラック顔料の場合は、個々の顔料粒子の粒径を、同じ面積となる円の直径に換算した面積円相当径として、複数個(通常200〜300個程度)の顔料粒子についてそれぞれ粒径を求めた後、下式の計算式の通り、個数平均値を計算して平均一次粒径を求める。
これらは1種を単独で用いることができるが、適宜配合して用いることもできる。これらの配合割合(重量比)としては、チタン酸窒化物:黒色系低次酸化チタン=3:1〜1:1程度、特に3:2〜1:1であることが好ましい。
本発明の感光性組成物は、チタンブラック等の黒色顔料を微細に分散させ、且つ、その分散状態を安定化させることが品質安定上重要なため、分散剤を含有する。
反応を行う際の溶媒としては、通常、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸セロソルブ等のエステル類、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘキサン等の炭化水素類、ダイアセトンアルコール、イソプロパノール、第二ブタノール、第三ブタノール等の水酸基周辺に比較的分子量の大きい置換基をもつアルコール類、例えば第一アルコール以外のアルコール類、塩化メチレン、クロロホルム等の塩化物、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル等のエーテル類、ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキサイド等の非プロトン性極性溶媒等の1種又は2種以上が用いられる。
なお、重量平均分子量は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)によってポリスチレン換算により測定される。
本発明の感光性組成物に用いられるバインダ樹脂としては、カルボキシル基を有するエポキシアクリレート樹脂を用いることが好ましい。
R3、R4はそれぞれ独立してアルキレン基を表す。
m、nはそれぞれ独立して0以上の整数を表す。)
R3、R4のアルキレン基としては、炭素数1〜10のアルキレン基が挙げられ、特にエチレン基、プロピレン基が好ましい。
本発明の感光性組成物に用いられるモノマーは、光重合性で、重合可能な低分子化合物を含むものであれば良く、特に制限はないが、官能基を有する多官能モノマーであるのが好ましく、エチレン性二重結合を少なくとも1つ有する付加重合可能な化合物(以下、「エチレン性化合物」と称す。)が更に好ましい。また、モノマーは酸基を有していても良い。
光重合開始剤は、通常、加速剤及び必要に応じて添加される増感色素等の付加剤との混合物(光重合開始剤系)として用いられる。光重合開始剤系は、光を直接吸収し、或いは光増感されて分解反応又は水素引き抜き反応を起こし、重合活性ラジカルを発生する機能を有する成分である。
2−(4−メトキシフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(4−メトキシナフチル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(4−エトキシナフチル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(4−エトキシカルボニルナフチル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン等のハロメチル化トリアジン誘導体;
ベンズアンスロン等のアンスロン誘導体;
このオキシムエステル系化合物としては、特に以下に例示する化合物を好ましく用いることができる。
界面活性剤としてはアニオン系、カチオン系、非イオン系、両性界面活性剤等各種のものの1種又は2種以上を用いることができるが、諸特性に悪影響を及ぼす可能性が低い点で、非イオン系界面活性剤を用いるのが好ましい。
(6)界面活性剤の添加量は、本発明の感光性組成物中の全固形分に対して通常0.001〜10重量%、好ましくは0.005〜1重量%、さらに好ましくは0.01〜0.5重量%、最も好ましくは0.03〜0.3重量%である。(6)界面活性剤の添加量が上記範囲よりも少ないと塗布膜の平滑性、均一性が発現できず、多いと塗布膜の平滑性、均一性が発現できない他、他の特性が悪化する場合がある。
本発明の感光性組成物は、一般に上述の固形分を溶媒に溶解ないし分散させて調製される。
溶媒は、本発明の感光性組成物において、黒色顔料、分散剤等を溶解又は分散させ、粘度を調節する機能を奏する。
このような溶媒としては、例えば、次のようなものが挙げられる。
本発明の感光性組成物は、上記成分以外に、更に、有機カルボン酸及び/又は有機カルボン酸無水物を含んでいても良い。
有機カルボン酸としては、脂肪族カルボン酸及び/又は芳香族カルボン酸が挙げられる。脂肪族カルボン酸としては、具体的には、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、ピバル酸、カプロン酸、ジエチル酢酸、エナント酸、カプリル酸、グリコール酸、アクリル酸、メタクリル酸などのモノカルボン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ブラシル酸、メチルマロン酸、エチルマロン酸、ジメチルマロン酸、メチルコハク酸、テトラメチルコハク酸、シクロヘキサンジカルボン酸、シクロヘキセンジカルボン酸、イタコン酸、シトラコン酸、マレイン酸、フマル酸などのジカルボン酸、トリカルバリル酸、アコニット酸、カンホロン酸などのトリカルボン酸などが挙げられる。また、芳香族カルボン酸としては、具体的には、安息香酸、トルイル酸、クミン酸、ヘメリト酸、メシチレン酸、フタル酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、トリメシン酸、メロファン酸、ピロメリット酸、フェニル酢酸、ヒドロアトロパ酸、ヒドロケイ皮酸、マンデル酸、フェニルコハク酸、アトロパ酸、ケイ皮酸、ケイ皮酸メチル、ケイ皮酸ベンジル、シンナミリデン酢酸、クマル酸、ウンベル酸などのフェニル基に直接カルボキシル基が結合したカルボン酸、及びフェニル基から炭素結合を介してカルボキシル基が結合したカルボン酸類等が挙げられる。
有機カルボン酸無水物としては、脂肪族カルボン酸無水物及び/又は芳香族カルボン酸無水物が挙げられ、脂肪族カルボン酸無水物としては、具体的には無水酢酸、無水トリクロロ酢酸、無水トリフルオロ酢酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水コハク酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸、無水シトラコン酸、無水グルタル酸、無水1,2−シクロヘキセンジカルボン酸、無水n−オクタデシルコハク酸、無水5−ノルボルネン−2,3−ジカルボン酸などの脂肪族カルボン酸無水物が挙げられる。芳香族カルボン酸無水物としては、具体的には無水フタル酸、トリメリット酸無水物、ピロメリット酸無水物、無水ナフタル酸などが挙げられる。
本発明の感光性組成物には、更に、必要に応じ上記成分以外の固形分を配合できる。このような成分としては、熱重合防止剤、可塑剤、染料、保存安定剤、表面保護剤、密着向上剤、現像改良剤等が挙げられる。
これら成分の添加量は、本発明の感光性組成物の全固形分に対し合計で20重量%以下であることが好ましい。
熱重合防止剤としては、例えば、ハイドロキノン、p−メトキシフェノール、ピロガロール、カテコール、2,6−t−ブチル−p−クレゾール、β−ナフトール等の1種又は2種以上が用いられる。熱重合防止剤の添加量は、本発明の感光性組成物の全固形分に対し0〜3重量%の範囲であることが好ましい。
可塑剤としては、例えば、ジオクチルフタレート、ジドデシルフタレート、トリエチレングリコールジカプリレート、ジメチルグリコールフタレート、トリクレジルホスフェート、ジオクチルアジペート、ジブチルセバケート、トリアセチルグリセリン等の1種又は2種以上が用いられる。これら可塑剤の添加量は、本発明の感光性組成物の全固形分に対し10重量%以下であることが好ましい。
本発明の感光性組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、調色等の目的で染料を含有していてもよい。使用できる染料としては、アゾ系染料、アントラキノン系染料、フタロシアニン系染料、キノンイミン系染料、キノリン系染料、ニトロ系染料、カルボニル系染料、メチン系染料等が挙げられる。
次に、本発明の感光性組成物の製造方法について説明する。
本発明においては、通常、黒色顔料は、予めペイントコンディショナー、サンドグラインダー、ボールミル、ロールミル、ストーンミル、ジェットミル、ホモジナイザー等を用いて分散処理するのが好ましい。分散処理により黒色顔料が微粒子化されるため、得られる感光性組成物の遮光能力向上及び塗布特性の向上が達成される。
次に、本発明の感光性組成物を用いたブラックマトリックス及びカラーフィルタの製造方法について説明する。
特に、耐熱性の点からガラス板、耐熱性プラスチック板が好ましく用いられる。
また、膜厚ODと膜厚(単位μm)の積で評価される遮光性についても適正値があり、この値は4.0〜5.7であることが好ましい。この遮光性の程度が4.0未満では遮光性が不足し、コントラストの低下を招く危険性があり、5.7を超えると測定機器の検出限界を超えてしまう。
また、黒色顔料等の固形分の分散状態の指標として、ブラックマトリックスの20度光沢値が100〜200であるのが有利である。
しかしながら、有機溶剤は環境汚染、人体に対する有害性、火災危険性などをもつものが多いため、このような危険性の無いアルカリ現像液を使用する方が好ましい。このようなアルカリ現像液として、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無機のアルカリ剤、或いはジエタノールアミン、トリエタノールアミン、水酸化テトラアルキルアンモニウム塩等の有機のアルカリ剤を含有した水溶液が挙げられる。アルカリ現像液には、必要に応じ、界面活性剤、水溶性の有機溶剤、水酸基又はカルボキシル基を有する低分子化合物等を含有させることもできる。特に、界面活性剤は現像性、解像性、地汚れなどに対して改良効果をもつものが多いため添加するのは好ましい。
まず、樹脂ブラックマトリックス(BM)を一般的なフォトリソグラフィー法にて形成する。得られた樹脂BMに対して、透明基板上の親水化とBMパターンの撥液化を化学的処理あるいは物理的処理により施す。次に、樹脂BMパターンに囲まれた着色部分にRGB3色をインクジェット装置により描画し、乾燥、キュアにて着色層を完全硬化させ、所定のカラーフィルタを得る。
次に、本発明の画像表示装置について液晶表示装置(パネル)を例示して説明する。
本発明の液晶表示装置は、上述の本発明のカラーフィルタを用いて、例えば、次の様にして製造される。
以下の実施例及び比較例において用いた感光性組成物調製材料は、次の通りである。
チタンブラックA及びBをそれぞれクロロホルム中に超音波分散し、コロジオン膜貼り付けメッシュ上に滴下して、乾燥させ、透過電子顕微鏡(TEM)観察により、顔料の一次粒子像を得た。
次に、個々の顔料粒子の粒径を、同じ面積となる円の直径に換算した面積円相当径として、複数個(m=200個)の顔料粒子についてそれぞれ粒径を求めた後、下式の計算式の通り、個数平均値を計算して平均一次粒径を求めた。
ビックケミー社製「Disperbyk−161」
日本化薬(株)製XD1000(ジシクロペンタジエン・フェノール重合物のポリグリシジルエーテル、重量平均分子量700、エポキシ当量252)300重量部、アクリル酸87重量部、p−メトキシフェノール0.2重量部、トリフェニルホスフィン5重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート255重量部を反応容器に仕込み、100℃で酸価が3.0mg−KOH/gになるまで撹拌した。酸価が目標に達するまで9時間を要した(酸価2.5mg−KOH/g)。次いで、更にテトラヒドロ無水フタル酸145重量部を添加し、120℃で4時間反応させて得た、酸価100mg−KOH/g、GPCで測定したポリスチレン換算の重量平均分子量2600のバインダ樹脂溶液を用いた。このバインダ樹脂溶液の全塩素濃度は280ppmであった。
エチレン性化合物であるジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)(日本化薬(株)製)
特開2006−36750号公報に記載の合成例3に従って、以下の構造式に示す光重合開始剤を合成して用いた。
ノニオン系界面活性剤(大日本インキ社製「F−475」)
プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)
3−メトキシブチルアセテート(MBA)
以下の実施例及び比較例において得られた感光性組成物及びブラックマトリックスの評価方法は次の通りである。
後述の高温乾燥後のブラックマトリックスの膜厚を触針式膜厚計(テンコール社製「α−ステップ」)で測定した。
画線部の光学濃度(OD)をマクベス反射濃度計(コルモルグン社製、グレタグマクベス)で測定し、単位膜厚1μmあたりのOD値を算出し、1.5〜2.5の範囲に入るものを○、入らないものを×とした。
(1)で算出された膜厚ODに、(2)で測定された画線部の膜厚を乗じ、この値が適性値4.0〜5.7に入るものを○、入らないものを×とした。
線幅20μmのマスクパターンを寸法通り形成できる適性露光量(mJ/cm2)をもって表示した。すなわち、露光量の少ないレジストは低露光量でも画像形成が可能であるため高感度であることを示す。
線幅20μmのマスクパターンを忠実に再現する露光量における解像可能なレジスト最小パターン寸法を5倍の倍率で顕微鏡観察した。最小パターン寸法が10μm以下を解像度○、10μmを超えるものを×とした。
樹脂BMに区画された開口部表面の現像残り(残渣)を長波長ランプで観察した。残渣が観察されなかったものを○、観察されたものを×とした。
画素部におけるインクの混色などを防ぐためにインクジェット用途の樹脂BMは撥液性を有する必要がある。これらの目的を達成するために、フッ素化合物を導入ガスとしてパターン基板にプラズマ照射することにより、前記BM上を撥液化している。しかし、樹脂BMに区画された開口部表面に現像残り(残渣)があれば、樹脂BMだけでなく残渣も撥液化されてしまい高精細な撥液パターンを形成することが困難となる。よって、インクジェット用途の樹脂BMにおいては残渣特性が良いことも要求される。
<チタンブラック分散液の調製>
チタンブラックA(三菱マテリアル社製「13M−C」)50重量部、塩基性官能基を有する高分子顔料分散剤を10重量部の割合で、かつ固形分濃度が36重量%となるようにチタンブラックA、高分子顔料分散剤及びPGMEAを加えた。これを撹拌機により十分に撹拌しプレミキシングを行った。
次に、分散機により分散処理を行った。ビーズは0.5mmφのジルコニアビーズを用い、分散液と同じ重量を加えた。分散終了後、フィルターによりビーズと分散液を分離して、チタンブラック分散液aを調製した。
チタンブラックB(赤穂化成社製「Tilack DM」)に関しても同様に分散処理を行って、チタンブラック分散液bを調製した。
チタンブラック分散液aとチタンブラック分散液bを用い、固形分として下記の配合割合となるように各成分を加え、スターラーにより撹拌、溶解、分散させて、ブラックレジスト感光液(黒色顔料の固形分濃度は60重量%)を調製した。
<ブラックレジスト感光液配合>
チタンブラックA:23g
チタンブラックB:23g
カルボキシル基を有するアクリル樹脂:11g
アクリルモノマー:0.9g
光重合開始剤:1.0g
PGMEA:17g
MBA:24g
界面活性剤:100ppm
ブラックレジスト感光液をスピンコーターにてガラス基板(旭硝子社製「AN100」)に塗布し、ホットプレートで110℃にて3分間乾燥した。次に、このサンプルをフォトマスクを通して高圧水銀灯で像露光した。温度23℃、濃度0.025重量%の水酸化カリウム水溶液を用いてスプレー現像することによりレジストパターンを得た。得られたレジストパターンをオーブン(230℃、30分)で高温乾燥させて、膜厚2.2μmのブラックマトリックスを形成した。
実施例1において、黒色顔料として使用したチタンブラックAとチタンブラックBのうち、チタンブラックAのみを単独で使用した以外は実施例1と同様の処理を行い、ブラックマトリックスパターンを得た。
実施例1において、黒色顔料として使用したチタンブラックAとチタンブラックBのうち、チタンブラックAのみを単独で使用し、OD値が適正になるようにチタンブラックAの固形分濃度を落とした以外は実施例1と同様の処理を行い、ブラックマトリックスパターンを得た。
実施例1において、黒色顔料として使用したチタンブラックAとチタンブラックBのうち、チタンブラックBのみを単独で使用した以外は実施例1と同様の処理を行い、ブラックマトリックスパターンを得た。
実施例1において、黒色顔料として使用したチタンブラックAとチタンブラックBの代わりに、被覆カーボンブラック分散インク(御国色素社製「TDBK97」)を単独で使用した以外は実施例1と同様の処理を行い、ブラックマトリックスパターンを得た。
実施例1において、黒色顔料として使用したチタンブラックAとチタンブラックBの代わりに、複合酸化物系黒色顔料(大日精化工業社製「ダイピロキサイドブラック#9550」。pH=6のCuO−Fe2O3−Mn2O3)を単独で使用した以外は実施例1と同様の処理を行ったが、ブラックマトリックスパターンが得られなかった。
実施例1及び比較例1〜5における感光性組成物及びブラックマトリックスの評価結果を表2に示す。
表2より、次のことが分かる。
樹脂ブラックマトリックスは、露光部分がより硬化する組成にするほど、膜厚方向での硬化密度差が大となるため解像度低下に繋がる。特にインクジェット用途のブラックマトリックスは厚膜となるため、前記の現象が顕著となる。
実施例1では、pHや平均一次粒径の異なる2種類の黒色顔料をブレンドすることにより、単位膜厚あたりのOD値を下げ、黒色顔料の固形分濃度が高いわりに膜厚方向の硬化密度差を小さくすることが可能となり、結果として十分な感度及び高解像性を担保することができた。この様な感光性組成物を使用することにより、通常、フォトリソグラフィー法カラーフィルタよりも厚膜であることが要求されるインクジェット法カラーフィルタにおけるブラックマトリックスを、精度よく、かつ効率よく作製することが可能となった。
Claims (10)
- (1)黒色顔料、(2)分散剤、(3)バインダ樹脂、(4)モノマー、(5)光重合開始剤、(6)界面活性剤、及び(7)溶媒を含む感光性組成物において、
(1)黒色顔料が、(2A)pHが7以上10以下の黒色顔料と、(2B)pHが2以上7未満の黒色顔料とを含む少なくとも2種の黒色顔料の混合物であり、黒色顔料(2A)と黒色顔料(2B)のpHの差が2.0以上である感光性組成物。 - (1)黒色顔料、(2)分散剤、(3)バインダ樹脂、(4)モノマー、(5)光重合開始剤、(6)界面活性剤、及び(7)溶媒を含む感光性組成物において、
(1)黒色顔料が、(3A)平均一次粒径が65nm以上130nm未満の黒色顔料と、(3B)平均一次粒径が30nm以上65nm未満であるか、或いは130nm以上400nm以下である黒色顔料とを含む少なくとも2種の黒色顔料の混合物であり、黒色顔料(3A)と黒色顔料(3B)の平均一次粒径の差が30nm以上である感光性組成物。 - 黒色顔料(3A)のpHが7以上10以下であり、黒色顔料(3B)のpHが2以上7未満である、請求項2に記載の感光性組成物。
- (1)黒色顔料の含有量が、固形分濃度で50重量%以上である、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の感光性組成物。
- (1)黒色顔料がチタンブラックである、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の感光性組成物。
- (1)黒色顔料が、チタン酸窒化物及び/又は黒色系低次酸化チタンである、請求項5に記載の感光性組成物。
- 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の感光性組成物を用いて作製されたブラックマトリックス。
- 膜厚が1.5μm以上である、請求項7に記載のブラックマトリックス。
- 請求項7又は8に記載のブラックマトリックスを有するカラーフィルタ。
- 請求項9に記載のカラーフィルタを有する画像表示装置。
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