JP2008202900A

JP2008202900A - ガーデニング調理器具

Info

Publication number: JP2008202900A
Application number: JP2007041619A
Authority: JP
Inventors: Hiromi Tanahashi; 博美棚橋
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2007-02-22
Filing date: 2007-02-22
Publication date: 2008-09-04

Abstract

【課題】アウトドアで簡単に調理できる調理器具を提供することを課題とする。
【解決手段】本体にドラム缶を使用することにより、製作材料費用を低くおさえた。また、ドラム缶内は、密閉状態で安定した火力で燃焼時間を長く保て、さらに余分な熱を漏らさない。また、燃焼中に吸気・排気弁閉じ吸気口めくらキャップの取り付けで、簡単に消火できるようになった。さらに、３箇所の網棚を設置することにより、下段は普通焼き調理、中段は薫製調理、上段は乾燥用と１つの調理器具で3通りの調理法ができる。
【選択図】図１

Description

この発明は、野外に設置して使用し、災害時やアウトドア用の調理器具に関する。

私の炭焼きの経験上、煙突排気入口は焚き口より２０mm低い位置が一番良い条件であることに気付いた。これも釜の中の燃焼温度の安定、つまり対流現象がおきるからよい炭が焼ける。
これを基にガーデニング調理器具の釜も七輪の天高さと煙突排気部入口の高さの位置に
決定的な隠れた技術の場所であることから考えられた。
また、大きな震災に控え「備えあれば憂い無し」という思いと、アウトドアでの調理の楽しさを多くの人に味わってもらいたいという思いから、このガーデニング調理器具が考えられた。

屋外での調理は楽しいが、単調なものでは楽しくもないので、図１に示すように、網棚下段は普通焼き調理、中段は薫製調理、上段は乾燥ができるという３通りの調理法が楽しめる調理器具を考えた。
しかしながら、ドラム缶内で煎るための加熱度合は難しく、排気、吸気、加熱温度、加熱時間、釜の構造が重要である。
また、多少の風雨でも調理ができ、使用後はガーデニング調理器具として屋外に設置したままで片付けなくても周りにマッチするということも大切である。
そこで、この発明はこれまでのアウトドア調理器具にはない構造・形に仕上げ、アウトドアで簡単に調理でき、さらに使ってみて楽しい調理器具を提供することを課題とする。

以上の課題を解決するために、第一発明は、本体と蓋の合わし目が完全密閉で製作しやすいドラム缶を使用し、電気・ガスを使用せず、炭を使用する七輪を組み合わせたことを特徴としたガーデニング調理器具である。
第二発明は、燃焼時間を長く安定させ保つ為に七輪の天高さ、排気口高さ、煙突長さ、吸気量、排気量の関係を調整したことを特徴とするガーデニング調理器具である。
第三発明は、吸気・排気弁閉じ吸気口めくらキャップを取り付けたことを特徴とするガーデニング調理器具である。
第四発明は、3箇所の網棚を特徴とするガーデニング調理器具である。

第一発明、第二発明によれば、ドラムカンを使用することにより製作材料費用を低くおさえられる。また、ドラム缶内は、密閉状態で安定した火力で燃焼時間を長く保て、さらに余分な熱を漏らさない。
第三発明によれば、燃焼中に吸気・排気弁閉じ吸気口めくらキャップ取り付けで、簡単に消火できるようになった。
第四発明によれば、３箇所の網棚を設置することにより、下段は普通焼き調理、中段は薫製調理、上段は乾燥用と１つの調理器具で３通りの調理法ができる。

この発明の一実施形態を、図１に示す。
ドラム・カンカンの本体はドラム缶であり、この本体１は４つの主要部分から構成されている。
（１）排気部２インチガス管４mバタフライ弁付き煙突支持パイプ３本
（２）吸気部２インチ管バタフライ弁付き・めくらキャップ
（３）釜本体部吸気管の取り付け・七輪・３段網棚・ジャッキボルト足３本・蓋部合わし重なり部にぐるり隙間テープ施す
（４）釜蓋部排気部接続にユニオンカップリングの取り付け・手持ち金具２か所・覗き穴２か所・本体合わし止め金具３か所

この実施形態によれば、本体にドラム缶でを使用することにより、製作材料費用を低くおさえられる。また、ドラム缶内は、密閉状態で安定した火力で燃焼時間を長く保て、さらに余分な熱を漏らさない。また、燃焼中に吸気・排気弁閉じ吸気口めくらキャップ取り付けで、簡単に消火できるようになった。さらに、３箇所の網棚を設置することにより、下段は普通焼き調理、中段は薫製調理、上段は乾燥用というように、１つの調理器具で３通りの調理法ができる。以上の点から、アウトドアで簡単に調理できる調理器具を提供することができるようになった。

図１の実施形態では、野外に設置して、災害時やアウトドア用としての調理器具であったが、他の実施形態では、温蔵庫・乾燥器他工芸釜として使用したものでも良い。

この発明の一実施形態を示す斜視図である。蓋部を示す斜視図である。

符号の説明

１本体（台部＋釜蓋部）
２吸気部
３めくらキャップ
４排気部
５煙突支持パイプ
６釜台部
７七輪
８３段網棚
９ジャッキボルト足
１０覗き穴
１１本体合わし止め金具
１２釜蓋部
１３ユニオンカップリング
１４手持ち金具

Claims

本体と蓋の合わし目が完全密閉で製作しやすいドラム缶を使用し、電気・ガスを使用せず、炭を使用する七輪を組み合わせたことを特徴とした調理器具。
前記調理器具の燃焼時間を長く安定させ保つ為に七輪の天高さ、排気口高さ、煙突長さ、吸気量、排気量の関係を調整したことを特徴とする請求項１記載の調理器具。
前記調理器具の燃焼中に吸気・排気弁閉じ吸気口めくらキャップの取り付けで消火出来ることを特徴とする請求項１記載の調理器具。
前記調理器具の3箇所の網棚では、下段は普通焼き調理、中段は薫製調理、上段は乾燥用と1つの調理器具で3通りの調理方法ができることを特徴とする請求項１記載の調理器具。